JP2012018448A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができ、ブラインドタッチで入力でき、また、タッチ操作に用いる構造についてユーザの嗜好に合った様々な形状やレイアウトとしたタッチパネルを提供する。
【解決手段】電子機器1において、押下部の背面に接触突起を備え、押下部の押し操作により接触突起が押し下げられる構造を有する押しボタン6を設け、この押しボタンの押下部をタッチパネル2周囲に取り付け可能とし、押しボタンの押下部がタッチパネル周囲に取り付けられ、押下部が押し操作された時に、押下部の背面に備えられた接触突起がタッチパネルに接触することにより予め設定された機能を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】電子機器1において、押下部の背面に接触突起を備え、押下部の押し操作により接触突起が押し下げられる構造を有する押しボタン6を設け、この押しボタンの押下部をタッチパネル2周囲に取り付け可能とし、押しボタンの押下部がタッチパネル周囲に取り付けられ、押下部が押し操作された時に、押下部の背面に備えられた接触突起がタッチパネルに接触することにより予め設定された機能を実行する。
【選択図】図1
Description
この発明は電子機器に係り、特に、手探り操作が必要となる自動車等の車載用のタッチパネルを備えた電子機器であって、タッチパネルのタッチ操作について、タッチパネルの柔軟性を生かしつつ、操作者に機械式のスイッチのような操作性、操作感を提供することができる電子機器に関する。
車載のカーナビゲーションシステム等においては、複雑なメニュー構造の実装や、それに対するボタン類の省スペース化、また見た目の分かりやすさから、タッチパネル方式の操作パネルを使った電子機器が一般に利用されている。これは、同じ画面の領域であっても、表示内容を変更して、ボタンそのものの機能を自在に設定できるという、タッチパネルの柔軟性によるものである。電子機器は、タッチパネルのタッチ操作により入力操作を受け付け、タッチ操作されたタッチパネル上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
しかしながら、これらのタッチパネルのタッチ操作は、画面を目視しての操作が前提となるため、車両に搭載されたカーナビゲーションシステム等の電子機器に利用した場合、手探りでの操作(ブラインドタッチ)が困難であり、また、クリック感やストローク感などの操作感のフィードバックがなく、操作者が確実に操作できたかどうかわかりにくいという問題がある。例えば、運転中においても、オーディオシステムのボリューム等の操作を行うことがあるが、タッチパネルの場合、ボリューム操作位置を一度目視しなければならず、運転中に使いにくいという問題がある。
しかしながら、これらのタッチパネルのタッチ操作は、画面を目視しての操作が前提となるため、車両に搭載されたカーナビゲーションシステム等の電子機器に利用した場合、手探りでの操作(ブラインドタッチ)が困難であり、また、クリック感やストローク感などの操作感のフィードバックがなく、操作者が確実に操作できたかどうかわかりにくいという問題がある。例えば、運転中においても、オーディオシステムのボリューム等の操作を行うことがあるが、タッチパネルの場合、ボリューム操作位置を一度目視しなければならず、運転中に使いにくいという問題がある。
そこで、操作者に操作感を与える構造を備えたタッチパネルが提案されている。このようなタッチ操作に用いる構造の類似技術としては、ディスプレイおよびタッチパネルからなる表示パネルの上面に透明な押しボタンシートを載置し、押しボタンシートにディスプレイのスイッチ表示位置に対応して弾性変形可能な突部を形成した構造のものがある。(特許文献1)
また、この技術の利用により、実スイッチ類を増やすと表示部の面積が小さくなる課題に対し、タッチパネルを使って、表示面積を広くすると共に、操作部を充実させる発明として、押しボタン構造のスイッチを配置した操作部をタッチパネルに対して開閉可能とした構造のものがある。(特許文献2)
また、この技術の利用により、実スイッチ類を増やすと表示部の面積が小さくなる課題に対し、タッチパネルを使って、表示面積を広くすると共に、操作部を充実させる発明として、押しボタン構造のスイッチを配置した操作部をタッチパネルに対して開閉可能とした構造のものがある。(特許文献2)
しかし、これら特許文献1及び特許文献2に開示される技術は、いずれも、タッチパネルとタッチ操作に用いるボタンなどの構造とを組み合わせるヒューマンインタフェース技術であるが、操作者に機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができず、スイッチレイアウトの自由度や操作方法の選択肢を提供するまでに至っていない。
この発明は、タッチパネル方式の電子機器において、タッチ操作に用いる構造として機械的な機構を採用することで、機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができ、ブラインドタッチで入力することができ、また、タッチ操作に用いる構造についてユーザの嗜好に合った様々な形状やレイアウトとしたタッチパネルを提供することを目的とする。
この発明の電子機器は、画像を表示するとともにタッチ操作を検出するタッチパネルを備え、タッチ操作された前記タッチパネル上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する電子機器において、押下部の背面に接触突起を備え、前記押下部の押し操作により接触突起が押し下げられる構造を有する押しボタンを設け、この押しボタンの押下部を前記タッチパネル周囲に取り付け可能とし、前記押しボタンの押下部がタッチパネル周囲に取り付けられ、前記押下部が押し操作された時に、前記押下部の背面に備えられた接触突起が前記タッチパネルに接触することにより予め設定された機能を実行することを特徴とする。
この発明の電子機器は、タッチ操作に用いる構造として機械的な機構の押しボタンを設けており、タッチパネル方式の電子機器であっても、機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができ、ブラインドタッチで入力操作することができる。
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図5は、この発明の実施例1を示すものである。図1において、1は電子機器、2はタッチパネルである。電子機器1のタッチパネル2は、図2・図3に示すように、画像を表示する液晶表示表示板などのディスプレイパネル3と、ディスプレイパネル3の上面に設置される接触を検出する透明なタッチスクリーン4とから構成され、周囲を外枠5で囲まれている。タッチパネル2は、ディスプレイパネル3で画像を表示するとともにタッチスクリーン4でタッチ操作を検出する。
電子機器1は、タッチパネル2を構成するディスプレイパネル3の表示位置に対応するタッチスクリーン4の位置座標に応じて、予め実行する機能を設定して登録している。電子機器1は、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
電子機器1は、タッチパネル2を構成するディスプレイパネル3の表示位置に対応するタッチスクリーン4の位置座標に応じて、予め実行する機能を設定して登録している。電子機器1は、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
前記電子機器1は、タッチパネル2のタッチ操作に用いる構造として、機械的な機構の押しボタン6を設けている。押しボタン6は、図2・図3に示すように、タッチパネル2に対して押し操作、放し操作される押下部7を備えている。
押下部7は、背面(タッチパネル2側)にタッチスクリーン4に接触される接触突起8を備えている。また、押下部7は、背面にタッチパネル2周囲の外枠5に取り付けるための取り付け軸9を備え、取り付け軸9に戻しバネ10を外嵌めしている。押しボタン6は、押下部7の押し操作により接触突起8が押し下げられる構造を有している。
前記タッチパネル2の外枠5には、図1に示すように、右側の縦枠部分の表面(タッチスクリーン4側)に押しボタン6を取り付けるための取り付け溝11を形成している。取り付け溝11は、取り付け軸9が挿入される複数の平行四辺形の挿入部12を連結することにより、鋸歯型溝形状に形成している。押しボタン6は、タッチパネル2周囲の外枠5に設けた取り付け溝11の挿入部12に取り付け軸9を挿入することで、取り付け可能としている。
押下部7は、背面(タッチパネル2側)にタッチスクリーン4に接触される接触突起8を備えている。また、押下部7は、背面にタッチパネル2周囲の外枠5に取り付けるための取り付け軸9を備え、取り付け軸9に戻しバネ10を外嵌めしている。押しボタン6は、押下部7の押し操作により接触突起8が押し下げられる構造を有している。
前記タッチパネル2の外枠5には、図1に示すように、右側の縦枠部分の表面(タッチスクリーン4側)に押しボタン6を取り付けるための取り付け溝11を形成している。取り付け溝11は、取り付け軸9が挿入される複数の平行四辺形の挿入部12を連結することにより、鋸歯型溝形状に形成している。押しボタン6は、タッチパネル2周囲の外枠5に設けた取り付け溝11の挿入部12に取り付け軸9を挿入することで、取り付け可能としている。
電子機器1は、押しボタン6の操作を登録する機能を有している。電子機器1による押しボタン6の登録は、図5に示すように、タッチパネル2に登録画面13を表示させて行う。登録の処理においては、図4に示すように、押しボタン6の登録を開始すると(101)、登録したい押しボタン6の取り付け軸9をタッチパネル2の外枠5の取り付け溝11の挿入部12に挿入して取り付けることで、登録したい押しボタン6を任意の位置に配置する(102)。外枠5の任意の位置に配置した押しボタン6の押下部7には、登録した機能の内容(「MENU」、「UP」、「DOWN」等)を示すラベル等を貼ることで、機能を明確に表示することができる。
次に、タッチパネル2上の登録画面13において、登録する押しボタン6の機能を選択する(103)。電子機器1は、登録画面13において選択された押しボタン6の機能を登録する。その後、登録したい押しボタン6を押し操作することで(104)、押しボタン6の登録を完了する(105)。タッチパネル2は、押しボタン6の押し操作で接触突起8が接触したタッチパネル2上の位置座標を検出し、電子機器1に位置座標を入力する。電子機器1は、入力したタッチパネル2上の位置座標を、前記登録画面13の選択により登録された押しボタン6の機能と関連付けて登録する。
例えば、登録画面13の「オーディオ」タブにおいて「音量大」を選択した後、「UP」の押しボタン6を押せば、この押しボタン6に「音量大」の機能が登録される。設定の手順は、押しボタン6を先に押し操作した後、押しボタン6の機能を選択して登録することもできる。
これにより、電子機器1は、登録した押しボタン6が押し操作され、接触突起8が登録されたタッチパネル2上の位置座標に接触されると、この位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
次に、タッチパネル2上の登録画面13において、登録する押しボタン6の機能を選択する(103)。電子機器1は、登録画面13において選択された押しボタン6の機能を登録する。その後、登録したい押しボタン6を押し操作することで(104)、押しボタン6の登録を完了する(105)。タッチパネル2は、押しボタン6の押し操作で接触突起8が接触したタッチパネル2上の位置座標を検出し、電子機器1に位置座標を入力する。電子機器1は、入力したタッチパネル2上の位置座標を、前記登録画面13の選択により登録された押しボタン6の機能と関連付けて登録する。
例えば、登録画面13の「オーディオ」タブにおいて「音量大」を選択した後、「UP」の押しボタン6を押せば、この押しボタン6に「音量大」の機能が登録される。設定の手順は、押しボタン6を先に押し操作した後、押しボタン6の機能を選択して登録することもできる。
これにより、電子機器1は、登録した押しボタン6が押し操作され、接触突起8が登録されたタッチパネル2上の位置座標に接触されると、この位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
この電子機器1は、図2に示すように、押しボタン6の取り付け軸9をタッチパネル2周囲の外枠5の取り付け溝11の挿入部12に挿入することで、押しボタン6の押下部7と外枠5との間に戻しバネ10を挟んだ状態で押しボタン6を取り付ける。
外枠5に取り付けられた押しボタン6は、図3に示すように、押下部7を押し操作すると、取り付け軸9が挿入部12に入り込んで戻しバネ10が撓み、接触突起8がタッチパネル2のタッチスクリーン4に接触する。電子機器1は、押しボタン6の接触突起8がタッチパネル2に接触することによって、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
押しボタン6は、押下部7を放し操作すると、図2に示すように、撓んだ戻しバネ10の反発力によって取り付け軸9が挿入部12から出て押下部7が押し戻され、接触突起8がタッチパネル2のタッチスクリーン4から離間する。
外枠5に取り付けられた押しボタン6は、図3に示すように、押下部7を押し操作すると、取り付け軸9が挿入部12に入り込んで戻しバネ10が撓み、接触突起8がタッチパネル2のタッチスクリーン4に接触する。電子機器1は、押しボタン6の接触突起8がタッチパネル2に接触することによって、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
押しボタン6は、押下部7を放し操作すると、図2に示すように、撓んだ戻しバネ10の反発力によって取り付け軸9が挿入部12から出て押下部7が押し戻され、接触突起8がタッチパネル2のタッチスクリーン4から離間する。
このように、電子機器1は、押下部7の背面に接触突起8を備える押しボタン6をタッチパネル2周囲の枠体5に取り付け可能とし、押しボタン6がタッチパネル2周囲に取り付けられ、押下部5が押し操作された時に、押下部7の背面に備えられた接触突起8がタッチパネル2に接触することにより予め設定された機能を実行する。
この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造として機械的な機構の押しボタン6を設けており、タッチパネル方式の電子機器1であっても、機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができ、ブラインドタッチで入力操作することができる。また、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造についてユーザの嗜好に合った様々な形状やレイアウトとしたタッチパネル2を提供することができる。
また、電子機器1は、タッチパネル2周囲の外枠5に取り付け溝11を設け、この取り付け溝11に押しボタン6の取り付け軸9を挿入することで、押しボタン6がタッチパネル2周囲に取り付けられる。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としての押しボタン6を確実に取り付けることができる。また、この電子機器1は、押しボタン6を自由に着脱可能とすることができる。
さらに、この電子機器1は、押しボタン6が押し操作された時に実行される機能と、押しボタン6が押し操作された時に押しボタン6に備えられた接触突部8が接触するタッチパネル2上の位置座標とを設定する登録機能を有している。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としての押しボタン6について、ユーザの嗜好に合うようにその形状、操作と機能とを設定することができる。
この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造として機械的な機構の押しボタン6を設けており、タッチパネル方式の電子機器1であっても、機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができ、ブラインドタッチで入力操作することができる。また、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造についてユーザの嗜好に合った様々な形状やレイアウトとしたタッチパネル2を提供することができる。
また、電子機器1は、タッチパネル2周囲の外枠5に取り付け溝11を設け、この取り付け溝11に押しボタン6の取り付け軸9を挿入することで、押しボタン6がタッチパネル2周囲に取り付けられる。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としての押しボタン6を確実に取り付けることができる。また、この電子機器1は、押しボタン6を自由に着脱可能とすることができる。
さらに、この電子機器1は、押しボタン6が押し操作された時に実行される機能と、押しボタン6が押し操作された時に押しボタン6に備えられた接触突部8が接触するタッチパネル2上の位置座標とを設定する登録機能を有している。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としての押しボタン6について、ユーザの嗜好に合うようにその形状、操作と機能とを設定することができる。
図6〜図9は、この発明の実施例2を示すものである。実施例2の電子機器1のタッチパネル2は、前述実施例1と同様の構造を備えているので、同一符号を使用して説明する。図6〜図8に示すように、電子機器1のタッチパネル2は、画像を表示する液晶表示表示板などのディスプレイパネル3と、ディスプレイパネル3の上面に設置される接触を検出する透明なタッチスクリーン4とから構成され、周囲を外枠5で囲まれている。タッチパネル2は、ディスプレイパネル3で画像を表示するとともにタッチスクリーン4でタッチ操作を検出する。
電子機器1は、タッチパネル2を構成するディスプレイパネル3の表示位置に対応するタッチスクリーン4の位置座標に応じて、予め実行する機能を設定して登録している。電子機器1は、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
電子機器1は、タッチパネル2を構成するディスプレイパネル3の表示位置に対応するタッチスクリーン4の位置座標に応じて、予め実行する機能を設定して登録している。電子機器1は、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
前記電子機器1は、タッチパネル2のタッチ操作に用いる構造として、機械的な機構のダイヤルノブ14を設けている。ダイヤルノブ14は、図7〜図9に示すように、タッチパネル2に対して回転操作される回転部15を備え、回転部15を回転可能に支持する台座部16を備えている。
前記回転部15は、背面(タッチパネル2側)に突出する短円柱形状の支持部17を備え、支持部17を台座部16の表面(回転部15側)に当接させて回転軸18により回転可能に支持している。回転部15は、背面の支持部17外周に複数の操作突起19を備えている。操作突起19は、平面視で二等辺三角形状に形成され、支持部17外周に等間隔に配置している。
前記台座部16は、側面に支柱20を支持軸21により揺動可能に支持している。支柱20は、先端(タッチパネル2側)が三日月状の一対の接触突起22・23に形成され、後端(回転部15側)が棒状の当接軸24に形成されている。当接軸24は、前記回転部15の操作突起19により押される。また、台座部16は、背面にタッチパネル2周囲の外枠5に取り付けるための取り付け軸25を備えている。ダイヤルノブ14は、回転部15の回転操作により回転部15の背面に備えられた操作突起19が台座部16の側面に備えられた支柱20の当接軸24を押して傾けることで、接触突起22・23のいずれか一方が押し下げられる構造を有している。
前記タッチパネル2の外枠5には、図6に示すように、右側の縦枠部分の表面(タッチスクリーン4側)にダイヤルノブ14を取り付けるための取り付け溝26を形成している。取り付け溝26は、取り付け軸25が挿入される複数の平行四辺形の挿入部27を連結させることにより、鋸歯型溝形状に形成している。ダイヤルノブ14は、タッチパネル2周囲の外枠5に設けた取り付け溝26の挿入部27に取り付け軸25を挿入することで、取り付け可能としている。
前記回転部15は、背面(タッチパネル2側)に突出する短円柱形状の支持部17を備え、支持部17を台座部16の表面(回転部15側)に当接させて回転軸18により回転可能に支持している。回転部15は、背面の支持部17外周に複数の操作突起19を備えている。操作突起19は、平面視で二等辺三角形状に形成され、支持部17外周に等間隔に配置している。
前記台座部16は、側面に支柱20を支持軸21により揺動可能に支持している。支柱20は、先端(タッチパネル2側)が三日月状の一対の接触突起22・23に形成され、後端(回転部15側)が棒状の当接軸24に形成されている。当接軸24は、前記回転部15の操作突起19により押される。また、台座部16は、背面にタッチパネル2周囲の外枠5に取り付けるための取り付け軸25を備えている。ダイヤルノブ14は、回転部15の回転操作により回転部15の背面に備えられた操作突起19が台座部16の側面に備えられた支柱20の当接軸24を押して傾けることで、接触突起22・23のいずれか一方が押し下げられる構造を有している。
前記タッチパネル2の外枠5には、図6に示すように、右側の縦枠部分の表面(タッチスクリーン4側)にダイヤルノブ14を取り付けるための取り付け溝26を形成している。取り付け溝26は、取り付け軸25が挿入される複数の平行四辺形の挿入部27を連結させることにより、鋸歯型溝形状に形成している。ダイヤルノブ14は、タッチパネル2周囲の外枠5に設けた取り付け溝26の挿入部27に取り付け軸25を挿入することで、取り付け可能としている。
電子機器1は、ダイヤルノブ14の操作を登録する機能を有している。電子機器1によるダイヤルノブ14の登録は、前述実施例1の図4・図5において説明するように、タッチパネル2に登録画面13を表示させて行うので、説明は省略する。なお、実施例2においては、図4・図5においてタッチ操作に用いる構造の押しボタン6の説明を、ダイヤルノブ14に置き換える。
これにより、電子機器1は、登録したダイヤルノブ14が回転操作され、接触突起22・23が登録されたタッチパネル2上の位置座標に接触されると、この位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
これにより、電子機器1は、登録したダイヤルノブ14が回転操作され、接触突起22・23が登録されたタッチパネル2上の位置座標に接触されると、この位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
この電子機器1は、図7に示すように、ダイヤルノブ14の台座部16に設けた取り付け軸25をタッチパネル2周囲の外枠5の取り付け溝26の挿入部27に挿入することで、ダイヤルノブ14を取り付ける。外枠5に取り付けられたダイヤルノブ14は、回転部15を回転操作していない時に、一対の接触突起22・23がタッチパネル2のタッチスクリーン4から離間している。(図9(A)参照)
ダイヤルノブ14は、図8に示すように、回転部15を回転操作すると、回転部15背面の支持部17外周に備えられた操作突起19が台座部16の側面に備えられた支柱20の当接軸24を押して傾け、接触突起22・23のいずれか一方が押し下げられてタッチパネル2のタッチスクリーン4に接触する。(図9(B)および図9(C)参照)。電子機器1は、ダイヤルノブ14の接触突起22あるいは接触突起23がタッチパネル2に接触することによって、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
ダイヤルノブ14は、回転部15の回転操作をやめると、一対の接触突起22・23がタッチパネル2のタッチスクリーン4から離間する。(図9(A)参照)
ダイヤルノブ14は、図8に示すように、回転部15を回転操作すると、回転部15背面の支持部17外周に備えられた操作突起19が台座部16の側面に備えられた支柱20の当接軸24を押して傾け、接触突起22・23のいずれか一方が押し下げられてタッチパネル2のタッチスクリーン4に接触する。(図9(B)および図9(C)参照)。電子機器1は、ダイヤルノブ14の接触突起22あるいは接触突起23がタッチパネル2に接触することによって、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
ダイヤルノブ14は、回転部15の回転操作をやめると、一対の接触突起22・23がタッチパネル2のタッチスクリーン4から離間する。(図9(A)参照)
このように、電子機器1は、回転部15の背面に操作突起19を備え、台座部16に操作突起19により揺動される一対の接触突起22・23を備えるダイヤルノブ14をタッチパネル2周囲の枠体5に取り付け可能とし、ダイヤルノブ14がタッチパネル2周囲に取り付けられ、回転部15が回転操作された時に、一対の接触突起22・23のうち回転方向側の接触突起22(あるいは接触突起23)がタッチパネル2に接触することにより予め設定された機能を実行する。
この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造として機械的な機構のダイヤルノブ14を設けており、タッチパネル方式の電子機器1であっても、機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができ、ブラインドタッチで入力操作することができる。また、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造についてユーザの嗜好に合った様々な形状やレイアウトとしたタッチパネル2を提供することができる。
また、電子機器1は、タッチパネル2周囲の外枠5に取り付け溝26を設け、この取り付け溝26にダイヤルノブ14の取り付け軸25を挿入することで、ダイヤルノブ14がタッチパネル2周囲に取り付けられる。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としてのダイヤルノブ14を確実に取り付けることができる。また、この電子機器1は、ダイヤルノブ14を自由に着脱可能とすることができる。
さらに、この電子機器1は、ダイヤルノブ14が回転操作された時に実行される機能と、ダイヤルノブ14が回転操作された時にダイヤルノブ14に備えられた接触突部22・23が接触するタッチパネル2上の位置座標とを設定する登録機能を有している。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としてのダイヤルノブ14について、ユーザの嗜好に合うようにその形状、操作と機能とを設定することができる。
この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造として機械的な機構のダイヤルノブ14を設けており、タッチパネル方式の電子機器1であっても、機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができ、ブラインドタッチで入力操作することができる。また、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造についてユーザの嗜好に合った様々な形状やレイアウトとしたタッチパネル2を提供することができる。
また、電子機器1は、タッチパネル2周囲の外枠5に取り付け溝26を設け、この取り付け溝26にダイヤルノブ14の取り付け軸25を挿入することで、ダイヤルノブ14がタッチパネル2周囲に取り付けられる。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としてのダイヤルノブ14を確実に取り付けることができる。また、この電子機器1は、ダイヤルノブ14を自由に着脱可能とすることができる。
さらに、この電子機器1は、ダイヤルノブ14が回転操作された時に実行される機能と、ダイヤルノブ14が回転操作された時にダイヤルノブ14に備えられた接触突部22・23が接触するタッチパネル2上の位置座標とを設定する登録機能を有している。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としてのダイヤルノブ14について、ユーザの嗜好に合うようにその形状、操作と機能とを設定することができる。
図10〜図12は、この発明の実施例3を示すものである。実施例3の電子機器1のタッチパネル2は、前述実施例1と同様の構造を備えているので、同一符号を使用して説明する。図10に示すように、電子機器1のタッチパネル2は、ディスプレイパネル3とタッチスクリーン4とから構成され、周囲を外枠5で囲まれている。タッチパネル2は、ディスプレイパネル3で画像を表示するとともにタッチスクリーン4でタッチ操作を検出する。
電子機器1は、タッチパネル2を構成するディスプレイパネル3の表示位置に対応するタッチスクリーン4の位置座標に応じて、予め実行する機能を設定して登録している。電子機器1は、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
電子機器1は、タッチパネル2を構成するディスプレイパネル3の表示位置に対応するタッチスクリーン4の位置座標に応じて、予め実行する機能を設定して登録している。電子機器1は、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
前記電子機器1は、タッチパネル2のタッチ操作に用いる構造として、機械的な機構のスライドボタン28を設けている。スライドボタン28は、図11・図12に示すように、タッチパネル2に対して押し操作、放し操作されるとともにスライド操作される操作ノブ29を備えている。
操作ノブ29は、背面(タッチパネル2側)に接触突起30を備えている。また、操作ノブ29は、背面にタッチパネル2周囲の外枠5に取り付けるための取り付け板31を備え、タッチパネル2の外枠5表面に当接される戻しバネ32を備えている。スライドボタン28は、操作ノブ29の押し操作により操作ノブ29の背面に備えられた接触突起30が押し下げられ、操作ノブ29のスライド操作により接触突起30がタッチパネル2に接触した状態でスライドする構造を有している。
前記タッチパネル2の外枠5には、右側の縦枠部分の表面にスライドボタン28を取り付けるための取り付け溝33を形成している。スライドボタン28は、タッチパネル2周囲の外枠5に設けた取り付け溝33に取り付け板31を挿入することで、スライド可能に取り付け可能としている。
操作ノブ29は、背面(タッチパネル2側)に接触突起30を備えている。また、操作ノブ29は、背面にタッチパネル2周囲の外枠5に取り付けるための取り付け板31を備え、タッチパネル2の外枠5表面に当接される戻しバネ32を備えている。スライドボタン28は、操作ノブ29の押し操作により操作ノブ29の背面に備えられた接触突起30が押し下げられ、操作ノブ29のスライド操作により接触突起30がタッチパネル2に接触した状態でスライドする構造を有している。
前記タッチパネル2の外枠5には、右側の縦枠部分の表面にスライドボタン28を取り付けるための取り付け溝33を形成している。スライドボタン28は、タッチパネル2周囲の外枠5に設けた取り付け溝33に取り付け板31を挿入することで、スライド可能に取り付け可能としている。
電子機器1は、スライドボタン28の操作を登録する機能を有している。電子機器1によるスライドボタン28の登録は、前述実施例1の図4・図5において説明するように、タッチパネル2に登録画面13を表示させて行うので、説明は省略する。なお、実施例3においては、図4・図5においてタッチ操作に用いる構造の押しボタン6の説明を、スライドボタン28に置き換える。
これにより、電子機器1は、登録したスライドボタン28が押し操作され、接触突起30が登録されたタッチパネル2上の位置座標に接触されると、この位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
これにより、電子機器1は、登録したスライドボタン28が押し操作され、接触突起30が登録されたタッチパネル2上の位置座標に接触されると、この位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
この電子機器1は、図11に示すように、スライドボタン28の操作ノブ29に設けた取り付け板31をタッチパネル2周囲の外枠5の取り付け溝33に挿入することで、スライドボタン28の操作ノブ29と外枠5との間に戻しバネ32を挟んだ状態でスライドボタン28を取り付ける。
外枠5に取り付けられたスライドボタン28は、図12に示すように、操作ノブ29を押し操作しつつスライド操作すると、押し操作により取り付け板31が取り付け溝33に入り込んで戻しバネ32が撓み、接触突起30がタッチパネル2のタッチスクリーン4に接触し、また、スライド操作により取り付け板31が取り付け溝33に沿ってスライドし、接触突起30がタッチパネル2のタッチスクリーン4に接触した状態でスライドする。電子機器1は、スライドボタン28の接触突起30がタッチパネル2に接触した状態でスライドすることによって、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
スライドボタン28は、操作ノブ29を放し操作すると、撓んだ戻しバネ32の反発力によって取り付け板31が取り付け溝33から出て操作ノブ29が押し戻され、図11に示すように、接触突起30がタッチパネル2のタッチスクリーン4から離間する。
外枠5に取り付けられたスライドボタン28は、図12に示すように、操作ノブ29を押し操作しつつスライド操作すると、押し操作により取り付け板31が取り付け溝33に入り込んで戻しバネ32が撓み、接触突起30がタッチパネル2のタッチスクリーン4に接触し、また、スライド操作により取り付け板31が取り付け溝33に沿ってスライドし、接触突起30がタッチパネル2のタッチスクリーン4に接触した状態でスライドする。電子機器1は、スライドボタン28の接触突起30がタッチパネル2に接触した状態でスライドすることによって、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
スライドボタン28は、操作ノブ29を放し操作すると、撓んだ戻しバネ32の反発力によって取り付け板31が取り付け溝33から出て操作ノブ29が押し戻され、図11に示すように、接触突起30がタッチパネル2のタッチスクリーン4から離間する。
このように、電子機器1は、操作ノブ29の背面に接触突起30を備えるスライドボタン28をタッチパネル2周囲の枠体5にスライド可能に取り付け可能とし、スライドボタン28がタッチパネル2周囲に取り付けられ、操作ノブ29が押し操作されつつスライド操作された時に、操作ノブ29の背面に備えられた接触突起30がタッチパネル2に接触した状態でスライドすることにより予め設定された機能を実行する。
この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造として機械的な機構のスライドボタン28を設けており、タッチパネル方式の電子機器1であっても、機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができ、ブラインドタッチで入力操作することができる。また、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造についてユーザの嗜好に合った様々な形状やレイアウトとしたタッチパネル2を提供することができる。
また、電子機器1は、タッチパネル2周囲の外枠5に取り付け溝33を設け、この取り付け溝33にスライドボタン28の取り付け板31を挿入することで、スライドボタン28がタッチパネル2周囲に取り付けられる。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としてのスライドボタン28を確実に取り付けることができる。また、この電子機器1は、スライドボタン28を自由に着脱可能とすることができる。
さらに、この電子機器1は、スライドボタン28が押し操作かつスライド操作された時に実行される機能と、スライドボタン28が押し操作かつスライド操作された時にスライドボタン28に備えられた接触突部32が接触するタッチパネル2上の位置座標とを設定する登録機能を有している。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としてのスライドボタン28について、ユーザの嗜好に合うようにその形状、操作と機能とを設定することができる。
この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造として機械的な機構のスライドボタン28を設けており、タッチパネル方式の電子機器1であっても、機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができ、ブラインドタッチで入力操作することができる。また、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造についてユーザの嗜好に合った様々な形状やレイアウトとしたタッチパネル2を提供することができる。
また、電子機器1は、タッチパネル2周囲の外枠5に取り付け溝33を設け、この取り付け溝33にスライドボタン28の取り付け板31を挿入することで、スライドボタン28がタッチパネル2周囲に取り付けられる。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としてのスライドボタン28を確実に取り付けることができる。また、この電子機器1は、スライドボタン28を自由に着脱可能とすることができる。
さらに、この電子機器1は、スライドボタン28が押し操作かつスライド操作された時に実行される機能と、スライドボタン28が押し操作かつスライド操作された時にスライドボタン28に備えられた接触突部32が接触するタッチパネル2上の位置座標とを設定する登録機能を有している。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としてのスライドボタン28について、ユーザの嗜好に合うようにその形状、操作と機能とを設定することができる。
図13〜図15は、この発明の実施例4を示すものである。実施例4の電子機器1のタッチパネル2は、前述実施例1と同様の構造を備えているので、同一符号を使用して説明する。図13に示すように、電子機器1のタッチパネル2は、ディスプレイパネル3とタッチスクリーン4とから構成され、周囲を外枠5で囲まれている。タッチパネル2は、ディスプレイパネル3で画像を表示するとともにタッチスクリーン4でタッチ操作を検出する。
電子機器1は、タッチパネル2を構成するディスプレイパネル3の表示位置に対応するタッチスクリーン4の位置座標に応じて予め実行する機能を設定して登録し、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
電子機器1は、タッチパネル2を構成するディスプレイパネル3の表示位置に対応するタッチスクリーン4の位置座標に応じて予め実行する機能を設定して登録し、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
電子機器1は、タッチパネル2のタッチ操作に用いる構造として、機械的な機構の押しボタン34を設けている。押しボタン34は、図14・図15に示すように、タッチパネル2に対して押し操作、放し操作される押下部35を備え、押下部35を回動可能に支持する台座部36を備えている。
前記押下部35は、長手方向一端側の背面(タッチパネル2側)にタッチスクリーン4に接触される接触突起37を備え、長手方向中間の背面にタッチパネル2の外枠5表面に当接される戻しバネ38を備え、長手方向他端側を台座部36の長手方向一端に回動軸39により回動可能に支持している。前記台座部36は、長手方向他端側の側面(タッチパネル2側)にタッチパネル2周囲の外枠5に取り付けるための断面が四角形状の取り付け軸40を備えている。押しボタン34は、押下部35の押し操作により接触突起37が押し下げられる構造を有している。
前記タッチパネル2の外枠5には、右側の縦枠部分の外側面に押しボタン34を取り付けるための複数の四角形状の取り付け穴41を形成している。押しボタン34は、タッチパネル2周囲の外枠5に設けた取り付け穴41に取り付け軸40を挿入することで、取り付け可能としている。
前記押下部35は、長手方向一端側の背面(タッチパネル2側)にタッチスクリーン4に接触される接触突起37を備え、長手方向中間の背面にタッチパネル2の外枠5表面に当接される戻しバネ38を備え、長手方向他端側を台座部36の長手方向一端に回動軸39により回動可能に支持している。前記台座部36は、長手方向他端側の側面(タッチパネル2側)にタッチパネル2周囲の外枠5に取り付けるための断面が四角形状の取り付け軸40を備えている。押しボタン34は、押下部35の押し操作により接触突起37が押し下げられる構造を有している。
前記タッチパネル2の外枠5には、右側の縦枠部分の外側面に押しボタン34を取り付けるための複数の四角形状の取り付け穴41を形成している。押しボタン34は、タッチパネル2周囲の外枠5に設けた取り付け穴41に取り付け軸40を挿入することで、取り付け可能としている。
電子機器1は、押しボタン34の操作を登録する機能を有している。電子機器1による押しボタン34の登録は、前述実施例1の図4・図5において説明するように、タッチパネル2に登録画面13を表示させて行うので、説明は省略する。なお、実施例4においては、図4・図5においてタッチ操作に用いる構造の押しボタン6の説明を、押しボタン34に置き換える。
これにより、電子機器1は、登録した押しボタン34が押し操作され、接触突起37が登録されたタッチパネル2上の位置座標に接触されると、この位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
これにより、電子機器1は、登録した押しボタン34が押し操作され、接触突起37が登録されたタッチパネル2上の位置座標に接触されると、この位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
この電子機器1は、図14に示すように、押しボタン34の台座部36に設けた取り付け軸40をタッチパネル2周囲の外枠5の取り付け穴41に挿入することで、押しボタン34の押下部35と外枠5との間に戻しバネ38を挟んだ状態で押しボタン34を取り付ける。
外枠5に取り付けられた押しボタン34は、図15に示すように、押下部35の長手方向一端側を押し操作すると、押下部35の長手方向一端側が長手方向他端側の回動軸39を中心にタッチパネル2側に回転して戻しバネ38が撓み、接触突起37がタッチパネル2のタッチスクリーン4に接触する。電子機器1は、押しボタン34の接触突起37がタッチパネル2に接触することによって、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
押しボタン34は、押下部35を放し操作すると、撓んだ戻しバネ38の反発力によって押下部35の長手方向一端側が長手方向他端側の回転軸39を中心にタッチパネル2から離れる側に回転し、図14に示すように、接触突起37がタッチパネル2のタッチスクリーン4から離間する。
外枠5に取り付けられた押しボタン34は、図15に示すように、押下部35の長手方向一端側を押し操作すると、押下部35の長手方向一端側が長手方向他端側の回動軸39を中心にタッチパネル2側に回転して戻しバネ38が撓み、接触突起37がタッチパネル2のタッチスクリーン4に接触する。電子機器1は、押しボタン34の接触突起37がタッチパネル2に接触することによって、タッチ操作されたタッチパネル2上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する。
押しボタン34は、押下部35を放し操作すると、撓んだ戻しバネ38の反発力によって押下部35の長手方向一端側が長手方向他端側の回転軸39を中心にタッチパネル2から離れる側に回転し、図14に示すように、接触突起37がタッチパネル2のタッチスクリーン4から離間する。
このように、電子機器1は、タッチ操作に用いる構造として機械的な機構の押しボタン34を設けており、タッチパネル方式の電子機器1であっても、機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができ、ブラインドタッチで入力操作することができる。また、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造についてユーザの嗜好に合った様々な形状やレイアウトとしたタッチパネル2を提供することができる。
また、電子機器1は、タッチパネル2周囲の外枠5の外側面に取り付け穴41を設け、この取り付け穴41に押しボタン34の取り付け軸40を挿入することで、押しボタン34がタッチパネル2周囲に取り付けられる。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としての押しボタン34を確実に取り付けることができる。また、この電子機器1は、押しボタン34を自由に着脱可能とすることができる。
さらに、この電子機器1は、押しボタン34が押し操作された時に実行される機能と、押しボタン34が押し操作された時に押しボタン34に備えられた接触突部37が接触するタッチパネル2上の位置座標とを設定する登録機能を有している。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としての押しボタン34について、ユーザの嗜好に合うようにその形状、操作と機能とを設定することができる。
また、電子機器1は、タッチパネル2周囲の外枠5の外側面に取り付け穴41を設け、この取り付け穴41に押しボタン34の取り付け軸40を挿入することで、押しボタン34がタッチパネル2周囲に取り付けられる。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としての押しボタン34を確実に取り付けることができる。また、この電子機器1は、押しボタン34を自由に着脱可能とすることができる。
さらに、この電子機器1は、押しボタン34が押し操作された時に実行される機能と、押しボタン34が押し操作された時に押しボタン34に備えられた接触突部37が接触するタッチパネル2上の位置座標とを設定する登録機能を有している。これにより、この電子機器1は、タッチ操作に用いる構造としての押しボタン34について、ユーザの嗜好に合うようにその形状、操作と機能とを設定することができる。
なお、上述実施例においては、押しボタン6等をタッチパネル2の外枠5に取り付け軸9により取り付けたが、粘着テープ等を設けて、タッチパネル2の外枠5に貼りつけることもできる。これにより、操作者が押しボタン6等をタッチパネル2に自由にレイアウトすることが可能となる。また、上述実施例においては、押しボタン6等をタッチパネル2の右側の縦枠部分に取り付けたが、他の枠部分にも取り付けることができる。
この発明は、タッチ操作に用いる構造として機械的な機構を採用することで、機械式のスイッチのような操作性と操作感を提供することができるものであり、車載用に限らず家庭用の電子機器にも適用できる。
1 電子機器
2 タッチパネル
3 ディスプレイパネル
4 タッチスクリーン
5 外枠
6 押しボタン
7 押下部
8 接触突起
9 取り付け軸
10 戻しバネ
11 取り付け溝
12 挿入部
13 登録画面
2 タッチパネル
3 ディスプレイパネル
4 タッチスクリーン
5 外枠
6 押しボタン
7 押下部
8 接触突起
9 取り付け軸
10 戻しバネ
11 取り付け溝
12 挿入部
13 登録画面
Claims (5)
- 画像を表示するとともにタッチ操作を検出するタッチパネルを備え、
タッチ操作された前記タッチパネル上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する電子機器において、
押下部の背面に接触突起を備え、前記押下部の押し操作により接触突起が押し下げられる構造を有する押しボタンを設け、
この押しボタンの押下部を前記タッチパネル周囲に取り付け可能とし、
前記押しボタンの押下部がタッチパネル周囲に取り付けられ、前記押下部が押し操作された時に、前記押下部の背面に備えられた接触突起が前記タッチパネルに接触することにより予め設定された機能を実行することを特徴とする電子機器。 - 画像を表示するとともにタッチ操作を検出するタッチパネルを備え、
タッチ操作された前記タッチパネル上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する電子機器において、
回転部の背面に複数の操作突起を備え、前記回転部を回転可能に支持する台座部の側面に先端が三日月状の一対の接触突起に形成された支柱を備え、前記回転部の回転操作により前記回転部の背面に備えられた操作突起が前記台座部の側面に備えられた支柱を押して傾ける構造を有するダイヤルノブを設け、
このダイヤルノブの台座部を前記タッチパネル周囲に取り付け可能とし、
前記ダイヤルノブの台座部がタッチパネル周囲に取り付けられ、前記回転部が回転操作された時に、前記支柱先端の三日月状の一対の接触突起のうち回転方向側の接触突起が前記タッチパネルに接触することにより予め設定された機能を実行することを特徴とする電子機器。 - 画像を表示するとともにタッチ操作を検出するタッチパネルを備え、
タッチ操作された前記タッチパネル上の位置座標に応じて予め設定された機能を実行する電子機器において、
スライド可能な操作ノブの背面に接触突起を備え、前記操作ノブの押し操作およびスライド操作により前記操作ノブの背面に備えられた接触突起が押し下げられてスライドする構造を有するスライドボタンを設け、
このスライドボタンを前記タッチパネル周囲にスライド可能に取り付け可能とし、
前記スライドボタンがタッチパネル周囲に取り付けられ、前記操作ノブが押し操作しつつスライド操作された時に、スライド操作につれて前記操作ノブの背面に備えられた接触突起が前記タッチパネルに接触した状態でスライドすることにより予め設定された機能を実行することを特徴とする電子機器。 - 前記タッチパネル周囲の外枠に溝又は穴を設け、
この溝又は穴に前記押しボタン、ダイヤルノブ又はスライドボタンの取り付け軸又は取り付け板を挿入することで、前記押しボタン、ダイヤルノブ又はスライドボタンが前記タッチパネル周囲に取り付けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電子機器。 - 前記押しボタン、ダイヤルノブ又はスライドボタンが操作された時に実行される機能と前記押しボタン、ダイヤルノブ又はスライドボタンが操作された時に前記押しボタン、ダイヤルノブ又はスライドボタンに設けられた接触突部が接触する前記タッチパネル上の位置座標とを設定する登録機能を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010153740A JP2012018448A (ja) | 2010-07-06 | 2010-07-06 | 電子機器 |
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JP2010153740A JP2012018448A (ja) | 2010-07-06 | 2010-07-06 | 電子機器 |
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Family Applications (1)
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JP2010153740A Pending JP2012018448A (ja) | 2010-07-06 | 2010-07-06 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012018448A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016206764A (ja) * | 2015-04-17 | 2016-12-08 | 日本電気通信システム株式会社 | タッチパネル操作器具及びタッチパネル装置 |
JP2020509509A (ja) * | 2017-01-03 | 2020-03-26 | ブリリアント ホーム テクノロジー, インコーポレイテッドBrilliant Home Technology, Inc. | タッチ制御溝を備えた家庭用装置コントローラ |
WO2020179785A1 (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | 日本精機株式会社 | 車両用表示装置 |
-
2010
- 2010-07-06 JP JP2010153740A patent/JP2012018448A/ja active Pending
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JP7128840B2 (ja) | 2017-01-03 | 2022-08-31 | ブリリアント ホーム テクノロジー,インコーポレイテッド | タッチ制御溝を備えた家庭用装置コントローラ |
WO2020179785A1 (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | 日本精機株式会社 | 車両用表示装置 |
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