JP2012018293A - プロジェクター - Google Patents
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Abstract
【課題】画質を低下させないでクロスダイクロイックプリズムの交差軸に起因するゴーストを抑制することができるプロジェクターを提供すること。
【解決手段】遮光部91g,91r,91bが、各色の光変調装置である液晶ライトバルブ60g,60r,60bからクロスダイクロイックプリズム70の光射出側までの間に設けられて、対応するプリズム部分72a,72b,72cの稜73a,73b,73cすなわち交差軸AXについて遮光を行うので、クロスダイクロイックプリズム70内部すなわち交差軸AXで発生した散乱光がゴースト像として投射されることを防止できる。この際、遮光部91g,91r,91bが液晶ライトバルブ60g,60r,60b及びその光路下流側に配置され遮光を行うので、液晶ライトバルブ60g,60r,60bよりも光路上流に光散乱素子を配置した場合に比較して、画質の低下を抑えることができる。
【選択図】図2
【解決手段】遮光部91g,91r,91bが、各色の光変調装置である液晶ライトバルブ60g,60r,60bからクロスダイクロイックプリズム70の光射出側までの間に設けられて、対応するプリズム部分72a,72b,72cの稜73a,73b,73cすなわち交差軸AXについて遮光を行うので、クロスダイクロイックプリズム70内部すなわち交差軸AXで発生した散乱光がゴースト像として投射されることを防止できる。この際、遮光部91g,91r,91bが液晶ライトバルブ60g,60r,60b及びその光路下流側に配置され遮光を行うので、液晶ライトバルブ60g,60r,60bよりも光路上流に光散乱素子を配置した場合に比較して、画質の低下を抑えることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の光変調装置によって変調された光束をクロスダイクロイックプリズムにより合成し、画像として投射するプロジェクターに関する。
プロジェクターとして、液晶パネルの視野角補償板と射出側偏光板との間に枠状の遮光部材を配置することにより、視野角補償板からクロスダイクロイックプリズムの端部に入射する光を遮断して迷光が投射されることを防止するものが知られている(特許文献1参照)。
同様のプロジェクターとして、液晶パネルの射出側偏光板とクロスダイクロイックプリズムとの間に枠状の遮光部材を配置することにより、射出側偏光板を通過しなかった光束を遮断して迷光が投射されることを防止するものも知られている(特許文献2参照)。
なお、別のプロジェクターとして、光源と液晶パネルとの間の光路上に光散乱素子を配置することによって光束に広がりを持たせ、クロスダイクロイックプリズムの中央に存在する光学的に不均一な部分に光束が集中することを防止するものも知られている(特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献1、2のように、枠状の遮光部材によってクロスダイクロイックプリズムに迷光が入射することを防止しても、クロスダイクロイックプリズムの中心に存在する交差軸で発生した散乱光がゴースト像として投射される。
なお、上記特許文献3のように、光源と液晶パネルとの間の光路上に光散乱素子を配置した場合、液晶パネルで光漏れしにくい光束を減少させることになり、投射像の画質を低下させることになる。
そこで、本発明は、画質を低下させないでクロスダイクロイックプリズムの交差軸に起因するゴーストを抑制することができるプロジェクターを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクターは、第1色光、第2色光、及び第3色光を射出する光源と、第1色光によって照明される第1光変調装置と、第2色光によって照明される第2光変調装置と、第3色光によって照明される第3光変調装置と、4つのプリズム部分を接合した接合面にダイクロイックミラーを有し、第1、第2、及び第3光変調装置によって変調された第1色光、第2色光、及び第3色光を合成するクロスダイクロイックプリズムと、クロスダイクロイックプリズムで合成された光束を投射する投射レンズと、第1、第2、及び第3光変調装置のうち少なくとも1つの光変調装置と、4つのプリズム部分の稜を合わせた交差軸の光路下流側に配置される光射出側のプリズム部分の稜との間に設けられて、当該少なくとも1つの光変調装置に対応するプリズム部分の稜について遮光を行う遮光部とを備える。
上記プロジェクターによれば、遮光部が、対応するプリズム部分の稜について遮光を行うので、クロスダイクロイックプリズム内部で発生した散乱光がゴースト像として投射されることを防止できる。この際、遮光部が、少なくとも1つの光変調装置と光射出側のプリズム部分の稜との間に配置されて遮光を行うので、光変調装置よりも光路上流に光散乱素子を配置した場合に比較して、画質の低下を抑えることができ、光射出側のプリズム部分よりも光路下流に遮光体を配置した場合に比較して、散乱光の投射をより確実に抑えることができる。
本発明の別の側面では、遮光部が、少なくとも1つの光変調装置と、当該少なくとも1つの光変調装置に対応するプリズム部分の光入射面との間に設けられる。この場合、遮光部の組み込みが容易であり、遮光部を光路上から退避させることも可能になる。
本発明のさらに別の側面では、第1色光がクロスダイクロイックプリズムを直進し、第2色光及び第3色光がクロスダイクロイックプリズムに設けたダイクロイックミラーで反射されて光路を折り曲げられ、遮光部は、第1、第2、及び第3光変調装置と、第1、第2、及び第3光変調装置に対向する3つのプリズム部分の光入射面との間にそれぞれ設けられる。この場合、各色ごとにゴースト像の発生を防止でき、色ムラパターンの発生を抑制できる。
本発明のさらに別の側面では、第1、第2、及び第3光変調装置が、液晶パネルと光射出偏光板とをそれぞれ有し、遮光部が、射出偏光板よりも光路下流に設けられる。この場合、遮光部の組み込みが容易であり、液晶パネルから離すことで遮光部の影が形成されることを防止できる。
本発明のさらに別の側面では、遮光部が、前記4つのプリズム部分の稜を合わせた交差軸の位置に設けられる。この場合、散乱光の発生場所に遮光部を配置することになり、ゴースト像の投射を確実に防止しつつ像光の損失を抑えることができる。
本発明のさらに別の側面では、遮光部を光路上から後退させる切替機構を有する。遮光部を光路上から後退させた場合、光量優先の画像投射が可能になる。
本発明のさらに別の側面では、クロスダイクロイックプリズムの光射出側において投射レンズを光路に垂直な方向にスライド移動させるシフト機構と、切替機構をシフト機構に連動させる制御部とをさらに備える。例えば、投射レンズのレンズシフトによってクロスダイクロイックプリズムの交差軸を通る光束が投射像に実質的に寄与しなくなる場合、遮光部を光路上から後退させて光量優先の画像投射を行い、逆に、クロスダイクロイックプリズムの交差軸を通る光束が投射像に実質的に寄与する場合、遮光部を光路上に前進させて画質優先の画像投射を行う。
〔第1実施形態〕
以下、図1等を参照して、本発明の第1実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、図1において、X、Y、及びZは、3次元直交座標系を構成する3つの座標軸を意味する。
以下、図1等を参照して、本発明の第1実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、図1において、X、Y、及びZは、3次元直交座標系を構成する3つの座標軸を意味する。
図1に示すプロジェクター100は、照明光を射出する照明装置20と、照明装置20からの照明光を緑赤青の3つの色光に分離する色分離導光部40と、色分離導光部40から射出された3つの色光をそれぞれ変調する光変調部60と、光変調部60を経た画像光を合成するクロスダイクロイックプリズム70と、クロスダイクロイックプリズム70によって合成された画像光を投射する投射レンズ80と、ゴースト像の形成を抑制するゴースト抑制部90とを備える。なお、本プロジェクター100の場合、照明装置20から投射レンズ80までにおける光束の中心軸に相当するシステム光軸SAは、XY平面(基準面)に平行に2次元的に配置されている。
以上のプロジェクター100において、照明装置20は、光源装置10と、凹レンズ14と、第1及び第2のレンズアレイ15,16と、偏光変換装置17と、重畳レンズ18とを備える。このうち、光源装置10は、照明用の光束を射出する光源であり、例えば高圧水銀ランプ等である発光管11と、発光管11から重畳レンズ18等のある前方に射出された光束を発光管11に戻す副鏡11aと、発光管11から後方に射出された光束を回収して前方に射出させる凹面鏡12とを備える。凹レンズ14は、光源装置10からの光束を平行化する役割を有するが、例えば凹面鏡12が放物面鏡である場合には、省略することもできる。第1のレンズアレイ15は、マトリクス状に配置された複数の要素レンズ15aからなり、レンズ14から射出された光束を要素レンズ15aの区画に対応して分割する。第2のレンズアレイ16は、複数の要素レンズ15aにそれぞれ対応して配置された複数の要素レンズ16aからなり、各要素レンズ15aからの分割光束の発散状態を調整する。偏光変換装置17は、PBS等を含むプリズム素子17aからなり、レンズアレイ16から射出された分割光束を第1方向(本実施形態ではY方向)に平行な偏光面を有する直線偏光のみに変換して次段光学系に供給する偏光変換部である。重畳レンズ18は、偏光変換装置17を経た直線偏光としての照明光束ILを全体として適宜収束させることにより、被照明領域すなわち光変調部60に設けた各色の液晶ライトバルブ60g,60r,60bに対する重畳照明を可能にする。つまり、両レンズアレイ15,16と重畳レンズ18とを経た照明光束ILは、以下に詳述する色分離導光部40を通って、光変調部60に設けられた各色の液晶パネル61g,61r,61bを均一に照明する。
色分離導光部40は、クロスダイクロイックミラー21と、ダイクロイックミラー22と、折曲ミラー23a,23bと、第1レンズ31a,31bと、第2レンズ32g,32r,32bとを備える。ここで、クロスダイクロイックミラー21は、第1ダイクロイックミラー21aと、第2ダイクロイックミラー21bとを備える。第1及び第2ダイクロイックミラー21a,21bは互いに直交しており、それらの交差軸21cはZ方向に延びている。第1ダイクロイックミラー21aは、照明光束ILに含まれる例えば緑(G)色及び赤(R)色を反射し、残りの青(B)色を透過させる。第2ダイクロイックミラー21bは、青(B)色を反射し、緑(G)色及び赤(R)色を透過させる。ダイクロイックミラー22は、入射した緑赤(GR)色のうちの例えば緑(G)色を反射し、残りの赤(R)色を透過させる。これにより、照明装置20から射出された照明光束ILを構成する互いに波長帯域の異なる緑光Gp、赤光Rp、及び青光Bpは、第1、第2、及び第3光路OP1,OP2,OP3にそれぞれ導かれ、異なる照明対象にそれぞれ入射する。詳細に説明すると、照明装置20からの照明光束ILは、クロスダイクロイックミラー21に入射する。照明光束ILのうちの第1色光、すなわちクロスダイクロイックミラー21の第1ダイクロイックミラー21aで反射・分岐され、折曲ミラー23a等を経て、ダイクロイックミラー22でさらに反射・分岐された緑光Gpは、液晶ライトバルブ60gの偏光ビームスプリッター52gに入射する。第2色光、すなわちクロスダイクロイックミラー21の第1ダイクロイックミラー21aで反射・分岐され、ダイクロイックミラー22の通過によって分岐された赤光Rpは、液晶ライトバルブ60rの偏光ビームスプリッター52rに入射する。第3色光、すなわちクロスダイクロイックミラー21の第2ダイクロイックミラー21bで反射・分岐された青光Bpは、折曲ミラー23b等を経て、液晶ライトバルブ60bの偏光ビームスプリッター52bに入射する。
なお、第1光路OP1上に配された第1レンズ31aと第2レンズ32gとは、液晶パネル61gに入射する緑光Gpの角度状態を調整するために設けられている。また、第2光路OP2上に配された第1レンズ31aと第2レンズ32rとは、液晶パネル61rに入射する赤光Rpの角度状態を調整するために設けられている。第3光路OP3上に配された第1レンズ31bと第2レンズ32bとは、液晶パネル61bに入射する青光Bpの角度状態を調整するために設けられている。
光変調部60は、上記した各色用の3つの光路OP1,OP2,OP3に対応して、3つの液晶ライトバルブ60g,60r,60bを備える。各液晶ライトバルブ60g,60r,60bは、入射した照明光の強度の空間分布を変調する非発光型の光変調装置である。
ここで、第1光路OP1に配置されたG色用の液晶ライトバルブ60gは、第1光変調装置であり、緑光Gpによって照明される液晶パネル61gと、液晶ライトバルブ60gでの緑光の入出射を管理する偏光ビームスプリッター52gと、これらの光入射側に配置される入射偏光板51gと、これらの光射出側に配置される射出偏光板55gとを備える。このうち、液晶パネル61gは、背面側に反射板を備え、照明光が入射した面から変調された光が射出される反射型液晶素子であり、偏光ビームスプリッター52g等を通過した緑光Gpによって均一な照度で照明される。液晶パネル61gは、図示による説明を省略するが、透明電極等を有する光透過性基板と、反射画素電極等を有する駆動基板と、光透過性基板及び駆動基板間に密閉封入される液晶層とを備える。液晶パネル61gは、これに入射した緑光Gpの偏光状態を画像信号に応じて変換し、これを偏光ビームスプリッター52gに向けて反射する。偏光ビームスプリッター52gは、反射型偏光素子であり、液晶パネル61gで反射された光のうち、第1方向に対して垂直な第2方向(この場合Z方向)の直線偏光成分のみを選択的に反射する。つまり、略S偏光状態の緑光Gsが、偏光ビームスプリッター52gから射出される。
第2光路OP2に配置されたR色用の液晶ライトバルブ60rは、第2光変調装置であり、赤光Rpによって照明される液晶パネル61rと、液晶ライトバルブ60rでの赤光の入出射を管理する偏光ビームスプリッター52rと、これらの光入射側に配置される入射偏光板51rと、これらの光射出側に配置される射出偏光板55rとを備える。このうち、液晶パネル61rは、背面側に反射板を備え、照明光が入射した面から変調された光が射出される反射型液晶素子であり、偏光ビームスプリッター52r等を通過した赤光Rpによって均一な照度で照明される。液晶パネル61rは、詳細な説明を省略するが、緑色用の液晶パネル61gと同様の構造を有する。液晶パネル61rは、これに入射した赤光Rpの偏光状態を画像信号に応じて変換し、これを偏光ビームスプリッター52rに向けて反射する。偏光ビームスプリッター52rは、反射型偏光素子であり、液晶パネル61rで反射された光のうち、第2方向(この場合Z方向)の直線偏光成分のみを選択的に反射する。つまり、略S偏光状態の赤光Rsが、偏光ビームスプリッター52rから射出される。
第3光路OP3に配置されたB色用の液晶ライトバルブ60bは、第3光変調装置であり、青光Bpによって照明される液晶パネル61bと、液晶ライトバルブ60bでの青光の入出射を管理する偏光ビームスプリッター52bと、これらの光入射側に配置される入射偏光板51bと、これらの光射出側に配置される射出偏光板55bとを備える。このうち、液晶パネル61bは、背面側に反射板を備え、照明光が入射した面から変調された光が射出される反射型液晶素子であり、第2ダイクロイックミラー21bで反射されて、偏光ビームスプリッター52bを通過した青光Bpによって均一な照度で照明される。液晶パネル61bは、詳細な説明を省略するが、緑色用の液晶パネル61gと同様の構造を有する。液晶パネル61bは、これに入射した青光Bpの偏光状態を画像信号に応じて変換し、これを偏光ビームスプリッター52bに向けて反射する。偏光ビームスプリッター52bは、反射型偏光素子であり、液晶パネル61bを経て変調された光のうち、第2方向(この場合Z方向)の直線偏光成分のみを選択的に反射する。つまり、略S偏光状態の青光Bsが、偏光ビームスプリッター52bから射出される。
なお、以上の光変調部60において、射出偏光板55g,55r,55bは、変調光である各色光Gs,Rs,Bsを不要光の吸収によって特定方向の偏光状態にする吸収型偏光素子であり、液晶ライトバルブ60g,60r,60bから射出される各色光Gs,Rs,Bsの偏光度即ち消光比をさらに高めることができ、投射像のコントラストを極めて高くすることができる。
クロスダイクロイックプリズム70は、X字状に交差する一対のダイクロイックミラー71a,71bを内蔵する光合成部である。両ダイクロイックミラー71a,71bは、特性が異なる誘電体多層膜で形成されている。すなわち、一方の第1ダイクロイックミラー71aは赤光Rsを反射し、他方の第1ダイクロイックミラー71bは青光Bsを反射する。このクロスダイクロイックプリズム70は、液晶ライトバルブ60gからの変調後の緑光Gpすなわち像光LGを第1及び第2ダイクロイックミラー71a,71bを透過させることによりX方向に直進させ、液晶ライトバルブ60rからの変調後の赤光Rsすなわち像光LRを第1ダイクロイックミラー71aで反射して光路を折り曲げることによりX方向に射出させ、液晶ライトバルブ60bからの変調後の青光Bsすなわち像光LBを第2ダイクロイックミラー71bで反射して光路を折り曲げることによりX方向に射出させる。クロスダイクロイックプリズム70の光射出側では、各色の像光LG,LR,LBが重ね合わされて色合成が行われる。なお、クロスダイクロイックプリズム70とG色用の液晶パネル61gとの間に配置された1/2波長板56は、緑色の像光LGをP偏光状態でダイクロイックミラー71a,71bに入射させるためのものであり、光合成効率を高めるとともに色ムラの発生を防止する。
図2に示すように、クロスダイクロイックプリズム70は、直角2等辺三角形の断面を有する4つのプリズム部分72a,72b,72c,72dをこれらの稜73a,73b,73c,73dを交差軸AXにおいて合致させるように貼り合わせることで作製され、平面視略正方形状をなしている。クロスダイクロイックプリズム70の外観を構成する4つの側面のうち、各色の像光LG,LR,LBを入射させる第1、第2及び第3の光入射面70g,70r,70bは、システム光軸SAと直交する状態に配置されている。また、合成された画像光を射出させる光射出面70eも、システム光軸SAと直交する状態に配置されている。
第1ダイクロイックミラー71aは、プリズム部分72a,72bの側面である接合面74b,74cに挟まれた部分と、プリズム部分72c,72dの側面である接合面74f,74hに挟まれた部分とからなり、中央の交差軸AXにおいて不連続となっている。一方、第2ダイクロイックミラー71bは、プリズム部分72a,72cの側面である接合面74a,74eに挟まれた部分と、プリズム部分72b,72dの側面である接合面74d,74gに挟まれた部分とからなり、中央の交差軸AXにおいて不連続となっている。交差軸AXは、プリズム部分72a,72b,72c,72dの稜73a,73b,73c,73dが突き合わされた部分であり、プリズム部分72a,72b,72c,72dと略同一の屈折率を有する接着剤で充填されている。しかしながら、交差軸AXは、不連続な部分であり、入射光すなわち各色の像光LG,LR,LBを不規則に散乱させる傾向を有する。このような散乱を防止するため、光入射側の3つのプリズム部分72a,72b,72cの光入射面70g,70r,70b上に、後述する線状のマスクである遮光部91g,91r,91bを設けている。
図1に戻って、投射レンズ80は、クロスダイクロイックプリズム70で合成されたカラーの画像光を、所望の倍率でスクリーン(不図示)上に投射する。つまり、各液晶パネル61g,61r,61bに入力された駆動信号或いは画像信号に対応する所望の倍率のカラー動画やカラー静止画がスクリーン上に投射される。なお、投射レンズ80の光軸PXは、システム光軸SAよりも例えば+Y側に若干平行シフトしている。
図2に示すように、ゴースト抑制部90は、G色用の遮光部91gと、R色用の遮光部91rと、B色用の遮光部91bとを有する。ここで、G色用の遮光部91gは、図3等に示すように、細長い吸光性のテープ状又は層状の部材であり、クロスダイクロイックプリズム70のうち対応するG色用のプリズム部分72aの光入射面70g上に、システム光軸SAが通る中央から±Z方向に延びる状態で貼り付けられて固定されている。R色用の遮光部91rも、細長い吸光性のテープ状又は層状の部材であり、クロスダイクロイックプリズム70のうち対応するR色用のプリズム部分72bの光入射面70r上に、システム光軸SAが通る中央から±Z方向に延びる状態で貼り付けられて固定されている。B色用の遮光部91bも、細長い吸光性のテープ状又は層状の部材であり、クロスダイクロイックプリズム70のうち対応するB色用のプリズム部分72cの光入射面70b上に、システム光軸SAが通る中央から±Z方向に延びる状態で貼り付けられて固定されている。
G色用の遮光部91gの形状について具体的に説明すると、遮光部91gの高さHは、クロスダイクロイックプリズム70の有効領域AAをカバーするようになっており、プリズム部分72aの軸方向の長さに略一致している。また、遮光部91gの幅Wは、交差軸AXにおいて左右に対向するプリズム部分72b,72cの稜73b,73cの間隔(ギャップ幅)をdとし、プリズム部分72aの奥行きをTとし、交差軸AXに入射する光線角度をθとして、以下の式
W≧2T×tanθ+d
で与えられる。ここで、光線角度θは、図1に示す液晶パネル61gから射出される光束のうち強度が比較的強い中心部分の角度範囲に相当するものとなっている。つまり、遮光部91gの幅Wは、液晶パネル61gの各画素から射出される高輝度の光束が交差軸AXに入射することを防止するようなものとなっている。なお、遮光部91gの幅Wは、散乱光を防止する観点では上限を有しないが、過剰な遮光によって影が形成されることを防止する観点では一定の上限以下とすることが望ましい。このような遮光部91gを設けることにより、G色の像光LGが交差軸AXに高輝度で入射することを防止でき、交差軸AXで無視できない散乱光が発生することを防止できる。交差軸AXで発生した散乱光は、ゴースト像の原因となる。例えば高輝度の領域を一部に有する画像を投射する場合、交差軸AXに起因する散乱光が投射された高輝度領域の周辺にフレアーを形成することになる。
W≧2T×tanθ+d
で与えられる。ここで、光線角度θは、図1に示す液晶パネル61gから射出される光束のうち強度が比較的強い中心部分の角度範囲に相当するものとなっている。つまり、遮光部91gの幅Wは、液晶パネル61gの各画素から射出される高輝度の光束が交差軸AXに入射することを防止するようなものとなっている。なお、遮光部91gの幅Wは、散乱光を防止する観点では上限を有しないが、過剰な遮光によって影が形成されることを防止する観点では一定の上限以下とすることが望ましい。このような遮光部91gを設けることにより、G色の像光LGが交差軸AXに高輝度で入射することを防止でき、交差軸AXで無視できない散乱光が発生することを防止できる。交差軸AXで発生した散乱光は、ゴースト像の原因となる。例えば高輝度の領域を一部に有する画像を投射する場合、交差軸AXに起因する散乱光が投射された高輝度領域の周辺にフレアーを形成することになる。
以上は、G色用の遮光部91gの形状についての説明であったが、R色用の遮光部91rやB色用の遮光部91bも、G色用の遮光部91gと同様の形状を有する。かかるR色用の遮光部91rやB色用の遮光部91bによっても、R色やB色の像光LGが交差軸AXに高輝度で入射することを防止でき、交差軸AXで無視できない散乱光が発生することを防止できる。
図4は、図2等に示すゴースト抑制部90の変形例を示す。この変形例の場合、ゴースト抑制部90を構成する遮光部91g,91r,91bがクロスダイクロイックプリズム70ではなく射出偏光板55g,55r,55bに取り付けられている。なお、射出偏光板55g,55r,55bは、液晶パネル61g,61r,61bから十分離れており、遮光部91g,91r,91bの影が投影されることを確実に防止できる。
以上説明した第1実施形態のプロジェクター100によれば、遮光部91g,91r,91bが、対応するプリズム部分72a,72b,72cの稜73a,73b,73cすなわち交差軸AXについて遮光を行うので、クロスダイクロイックプリズム70内部すなわち交差軸AXで発生した散乱光がゴースト像として投射されることを防止できる。この際、遮光部91g,91r,91bが、各色の光変調装置である液晶ライトバルブ60g,60r,60bと、クロスダイクロイックプリズム70の光射出側のプリズム部分72dの稜73bとの間に配置されて遮光を行うので、液晶ライトバルブ60g,60r,60bよりも光路上流に光散乱素子を配置した場合に比較して、画質の低下を抑えることができ、光射出側のプリズム部分72dよりも光路下流に遮光体を配置した場合に比較して、散乱光の投射をより確実に抑えることができる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、本実施形態に係るプロジェクターは、図1等に示す第1実施形態のプロジェクター100の変形例であり、特に説明のないものは第1実施形態と同様である。
以下、第2実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、本実施形態に係るプロジェクターは、図1等に示す第1実施形態のプロジェクター100の変形例であり、特に説明のないものは第1実施形態と同様である。
図5(A)は、クロスダイクロイックプリズム270等の平面図であり、図5(B)は、クロスダイクロイックプリズム270の中心部の一部拡大図である。この場合、クロスダイクロイックプリズム270の交差軸AXの位置にゴースト抑制部290を設けている。具体的には、光射出側のプリズム部分72dの稜73dの小平面上に遮光部291を形成している。
第2実施形態のプロジェクター100においても、遮光部191が、液晶ライトバルブ60g,60r,60bからクロスダイクロイックプリズム70の光射出側までの間に設けられて、プリズム部分72a,72b,72cの稜73a,73b,73cが対向する交差軸AXについて遮光を行うことになるので、交差軸AXで発生した散乱光がゴースト像として投射されることを防止できる。
なお、遮光部291は、プリズム部分72d以外の他のプリズム部分72a,72b,72cの稜73a,73b,73cの小平面上に形成することもでき、稜73a,73b,73c,73dに挟まれた交差軸AXの空間全体を遮光性の材料で充填することも可能である。さらに、遮光部291は、クロスダイクロイックプリズム270の製造工程上の都合を考慮して、接合面74a〜74hに平行な形状等とすることもできる。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、本実施形態に係るプロジェクターは、図1等に示す第1実施形態のプロジェクター100の変形例であり、特に説明のないものは第1実施形態と同様である。
以下、第3実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、本実施形態に係るプロジェクターは、図1等に示す第1実施形態のプロジェクター100の変形例であり、特に説明のないものは第1実施形態と同様である。
図6に示すように、プロジェクター100は、投射レンズ80をシステム光軸SAに垂直なY方向にスライド移動させるシフト機構101と、可動型のゴースト抑制部390と、ゴースト抑制部390を光路上に進退させる切替機構102と、これらの動作を制御する制御部104とを備える。
シフト機構101は、制御部104の制御下で動作しており、投射レンズ80をシステム光軸SAに垂直なY方向にスライド移動させる。例えば、投射レンズ80の光軸PXを+Y方向に移動させると、光変調部60の液晶ライトバルブ60g,60r,60bで形成された画像光を、投射レンズ80のシフト量に応じた距離だけ+Y方向にずらした位置に投射することができる。これにより、歪みの少ない斜め投射が可能なる。なお、投射レンズ80のシフト量が一定以上になると、投射レンズ80を通過する結像に寄与する主な画像光がクロスダイクロイックプリズム70の交差軸AXをほとんど通過しなくなる。このため、投射レンズ80のレンズシフトが極端になると、交差軸AXでの散乱を考慮する必要がなくなるので、ゴースト抑制部390を機能させる必要がなくなる。
図7に示すように、ゴースト抑制部390は、各色の遮光部91g,91r,91bと、これら遮光部91g,91r,91bを支持するフレーム395とを備えている。この場合、フレーム395は、遮光部91g,91r,91bの両端を支持することで遮光部91g,91r,91bの姿勢を維持しているが、遮光部91g,91r,91bの裏面を支持することで遮光部91g,91r,91bの姿勢を維持することもできる。遮光部91g,91r,91bは、光路上に前進した図示の状態において、図2等に示すゴースト抑制部90の場合と同様にシステム光軸SAと交差するように配置される。一方、ゴースト抑制部390を構成する遮光部91g,91r,91bは、光路上から後退した不図示の状態において、各色の像光LG,LR,LBを遮らない光路外の位置に配置される。
図6に戻って、切替機構102は、制御部104の制御下で動作するガイド装置とアクチュエーターとを有しており、ゴースト抑制部390をシステム光軸SAに垂直なZ方向にスライド移動させる。つまり、切替機構102は、ゴースト抑制部390を光路上に配置する動作状態と、ゴースト抑制部390を光路上から退避させる非動作状態との切替を可能にしている。例えば、投射レンズ80の光軸PXがシステム光軸SAと一致する場合又はこれに近い状態の場合、クロスダイクロイックプリズム70の交差軸AXでの画像光の散乱を抑制することが望ましく、切替機構102を動作させてゴースト抑制部390を光路上に配置する。つまり、遮光部91g,91r,91bによって各色の像光LG,LR,LBが交差軸AXに入射するのを阻止する。一方、投射レンズ80の光軸PXがシステム光軸SAから大きくシフトしている場合、クロスダイクロイックプリズム70の交差軸AXでの画像光の散乱を抑制する必要がなく、むしろ画像を明るくすることが望ましい。よって、切替機構102を動作させてゴースト抑制部390を光路上から退避させる。この際、制御部104がシフト機構101と切替機構102とを連動させており、調和した動作が達成される。
なお、ゴースト抑制部390は、切替機構102によって自動的に光路に進退させるものに限らず、主動で光路に進退させるものとできる。
第3実施形態のプロジェクター100によれば、切替機構102によってゴースト抑制部390を光路上に配置することができ、この場合、遮光部91g,91r,91bが、液晶ライトバルブ60g,60r,60bと光射出側のプリズム部分72dの稜73bとの間に設けられて、クロスダイクロイックプリズム70の交差軸AXについて遮光を行うので、交差軸AXで発生した散乱光がゴースト像として投射されることを防止できる。さらに、投射レンズ80のレンズシフトによってクロスダイクロイックプリズム70の交差軸AXを通る光束が投射像に実質的に寄与しなくなる場合、ゴースト抑制部390すなわち遮光部91g,91r,91bを光路上から後退させて光量又は輝度優先の画像投射を行うこともできる。
〔その他〕
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
〔その他〕
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記第1、3実施形態では、各色の光路に遮光部91g,91r,91bを設けているが、特定色の光路(例えばG色の光路)にのみ遮光部を設けることもできる。
上記第1実施形態では、遮光部91g,91r,91bを射出偏光板55g,55r,55bの光路下流側に設けているが、遮光部91g,91r,91bを射出偏光板55g,55r,55bの光路上流側に設けることもできる。
上記実施形態では、遮光部91g,91r,91bや遮光部191が殆どの光束を吸収するものとしたが、遮光部91g,91r,91bや遮光部191は、半透過性とすることもできる。
上記実施形態では、遮光部91g,91r,91bがテープ状であるとしたが、遮光部91g,91r,91bを塗料の塗布によって形成することもできる。
上記第3実施形態では、遮光部91g,91r,91bをフレーム395を固定して一体的に進退駆動しているが、遮光部91g,91r,91bを個別に進退動作させることができる。さらに、遮光部91g,91r,91bを長手方向の軸まわりに回転させることで遮光面積を増減させることもできる。
上記実施形態では、反射型のプロジェクターに本発明を適用した場合の例について説明したが、本発明は、透過型プロジェクターにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、液晶パネル等を含む液晶ライトバルブが光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、液晶ライトバルブが光を反射するタイプであることを意味している。
上記実施形態では、照明装置20において、第1及び第2のレンズアレイ15,16と、偏光変換装置17と、重畳レンズ18とを備える構成としたが、これらについては省略することができる。さらに、第1及び第2のレンズアレイ15,16をロッドインテグレータに置き換えることもできる。
10…光源装置、 12…凹面鏡、 15,16…レンズアレイ、 17…偏光変換装置、 18…重畳レンズ、 20…照明装置、 21…クロスダイクロイックミラー、 21a,21b…ダイクロイックミラー、 51b,51g,51r…入射偏光板、 52b,52g,52r…偏光ビームスプリッター、 55g,55r,55b…射出偏光板、 60…光変調部、 60g,60r,60b…液晶ライトバルブ、 61g,61r,61b…液晶パネル、 70,270…クロスダイクロイックプリズム、 70g,70r,70b…光入射面、 70e…光射出面、 71a,71b…ダイクロイックミラー、 72a,72b,72c,72d…プリズム部分、 73a,73b,73c,73d…稜、 80…投射レンズ、 90,290,390…ゴースト抑制部、 91g,91r,91b,191…遮光部、 100…プロジェクター、 AX…交差軸、 Gs,Rs,Bs…色光、 IL…照明光束、 LG,LR,LB…像光、 OP1,OP2,OP3…光路、 PX…光軸、 SA…システム光軸
Claims (7)
- 第1色光、第2色光、及び第3色光を射出する光源と、
前記第1色光によって照明される第1光変調装置と、
前記第2色光によって照明される第2光変調装置と、
前記第3色光によって照明される第3光変調装置と、
4つのプリズム部分を接合した接合面にダイクロイックミラーを有し、前記第1、第2、及び第3光変調装置によって変調された前記第1色光、前記第2色光、及び前記第3色光を合成するクロスダイクロイックプリズムと、
前記クロスダイクロイックプリズムで合成された光束を投射する投射レンズと、
前記第1、第2、及び第3光変調装置のうち少なくとも1つの光変調装置と、前記4つのプリズム部分の稜を合わせた交差軸の光路下流側に配置される光射出側の前記プリズム部分の稜との間に設けられて、前記少なくとも1つの光変調装置に対応する前記プリズム部分の稜について遮光を行う遮光部と、
を備えるプロジェクター。 - 前記遮光部は、前記少なくとも1つの光変調装置と、前記少なくとも1つの光変調装置に対応する前記プリズム部分の光入射面との間に設けられる、請求項1に記載のプロジェクター。
- 前記第1色光は、前記クロスダイクロイックプリズムを直進し、前記第2色光及び前記第3色光は、前記クロスダイクロイックプリズムに設けた前記ダイクロイックミラーで反射されて光路を折り曲げられ、
前記遮光部は、前記第1、第2、及び第3光変調装置と、前記第1、第2、及び第3光変調装置に対向する3つの前記プリズム部分の光入射面との間にそれぞれ設けられる、請求項2に記載のプロジェクター。 - 前記第1、第2、及び第3光変調装置は、液晶パネルと射出偏光板とをそれぞれ有し、
前記遮光部は、前記射出偏光板よりも光路下流に設けられる、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のプロジェクター。 - 前記遮光部は、前記4つのプリズム部分の稜を合わせた交差軸の位置に設けられる、請求項1に記載のプロジェクター。
- 前記遮光部を光路上から後退させる切替機構を有する、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のプロジェクター。
- 前記クロスダイクロイックプリズムの光射出側において前記投射レンズを光路に垂直な方向にスライド移動させるシフト機構と、
前記切替機構を前記シフト機構に連動させる制御部とをさらに備える、請求項6に記載のプロジェクター。
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JPWO2019103052A1 (ja) * | 2017-11-27 | 2021-01-28 | パナソニック株式会社 | 投影装置 |
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