JP2012017959A - 熱交換器 - Google Patents

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範雄 谷畑
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Abstract

【課題】 伝熱面積の増大を図り、熱効率に優れるとともに、熱交換する流体の圧力損失を低減し、組立作業性、生産性に優れた熱交換器を提案する。
【解決手段】 金属板を波形成形した波板10aを筒状とし、軸方向に沿った襞壁を有する環体10を形成し、環体10の内周に内管15を接合し、環体10の外周に外管16を接合し、内管15と外管16との間に、環体10で区画された軸方向に沿った流体の流通路を形成し、内管15と環体10との間の空間で形成される流通路Aに、熱交換する一方の流体を流通させ、外管16と環体10との間の空間で形成される流通路Bに、熱交換する他方の流体を流通させ、一方の流体と他方の流体の流通方向を逆方向とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、加熱装置や冷却装置等の各種熱関連装置に用いられる熱交換器に関するものである。
2種類の流体で熱交換を行う熱交換器として、外形形状を筒形(又は柱形)に形成したものがあり、その代表的なものは二重管構造の熱交換器である。一般に、二重管構造の熱交換器は、内管と外管を備え、熱交換する一方の流体が内管内を流通し、熱交換する他方の流体が内管と外管との間隔内を流通し、熱交換を行うものである。水と高温冷媒との間で熱交換を行う熱交換器では、特許文献1に示すように、管壁を多孔材で形成して冷媒通路とした構造もある。こうした二重管構造の熱交換器は、内管の管壁を介して熱交換が行われ、伝熱面積が限られるため、熱効率に課題があった。
特開2009−150573号公報
この発明は、外形形状を筒形(又は柱形)に形成する熱交換器であって、伝熱面積の増大を図り、熱効率に優れるとともに、熱交換する流体の圧力損失を低減し、組立作業性、生産性に優れた新規構成の熱交換器を提案することを目的とするものである。
こうした目的を達成するため、この発明の熱交換器は、金属板を波形成形した波板10aを筒状とし、軸方向に沿った襞壁を有する環体10を形成し、環体10の内周に内管15を接合し、環体10の外周に外管16を接合し、内管15と外管16との間に、環体10で区画された軸方向に沿った流体の流通路を形成する。そして、内管15と環体10との間の空間で形成される流通路Aに、熱交換する一方の流体を流通させ、外管16と環体10との間の空間で形成される流通路Bに、熱交換する他方の流体を流通させ、一方の流体と他方の流体の流通方向を逆方向としたものである。
また、外管16の外側に外筒30を設け、部材を真空炉で接合することで、外管16と外筒30との間に真空層31を形成するものである。
また、このように構成した熱交換器において、一方の流体が水であり、他方の流体が燃焼排気ガスである熱交換器である。
この発明の熱交換器は、内管15と外管16との間に、環体10で区画された軸方向に沿った流体の流通路を形成し、熱交換する一方の流体が、内管15と環体10との間の空間で形成される流通路Aを流通し、熱交換する他方の流体が、外管16と環体10との間の空間で形成される流通路Bを流通し、その流通方向が逆方向で、環体10で区画された流通路を交互に流通し、環体10の襞壁を介して両流体の熱交換が行われる。このように、両流体は、極めて狭間隔の流通路を交互に流通し、伝熱面積の増大により熱効率に優れるとともに、流通路が単純であるから、熱交換する流体の圧力損失を大幅に低減することができる。
また、この発明の熱交換器は、環体10、内管15、外管16を主要部材とし、一般的なシェル&チューブ式熱交換器に比べて部品点数が大幅に削減され、組み立てが簡単で生産性に優れ、製作コストが安価である。環体10は、内管15と外管16に接合されて堅固に挟持され、耐圧性に優れて高圧流体の使用に耐えるとともに、環体10の薄板化も可能である。環体10の薄板化は、熱効率の向上にも寄与する。
また、この発明の熱交換器は、流通路Aと流通路Bの断面積は必然的に流通路Bが大となり、熱交換する流体の流量・流速・粘性等の特性に応じて、流通路Aと流通路Bを流れる流体が選択され、環体10の襞壁の高さ、襞数を、熱交換する流体の特性に適するように設定可能である。特に、流通路Aを水が流通し、流通路Bを燃焼排気ガスが流通するように設定し、多量の燃焼排気ガスと水との間で熱交換を行う熱交換器に適用して有益である。
また、外管16の外側に外筒30を設け、部材を真空炉で接合することで、外管16と外筒30との間に真空層31を形成すれば、真空層が断熱層となって熱交換器が断熱構造となり、特別な断熱材が一切不要となる。部材を真空炉で接合するので、接合工程で真空層が同時に形成される。
この発明の最初の実施例で、波板の(A)正面図、(B)平面図。 環体の(A)正面図、(B)平面図。 熱交換器の正面図。 図3中A−A線で切断した断面図。 仕切板の平面図。 別の実施例の熱交換器の正面図。
以下に、この発明の実施形態を、図面の実施例に基づいて具体的に説明する。
図1から5は、この発明の最初の実施例で、熱交換する一方の流体が水であり、熱交換する他方の流体が燃焼排気ガスである熱交換器の適用例である。図1に示すように、金属板を波形成形した波板10aを形成し、この波板10aを丸めて側縁を接合して筒状とし、図2に示すように、軸方向に沿った襞壁を有する環体10を形成する。
熱交換器を図3、4に示す。襞壁の底部に当接し、環体10の内周に内管15が接合され、襞壁の山部に当接し、環体10の外周に外管16が接合されている。内管15と外管16との間には、環体10で区画された軸方向に沿った流体の流通路が形成されている。図4に示すように、内管15と環体10との間の空間で形成される流通路Aと、外管16と環体10との間の空間で形成される流通路Bとが、襞壁を介して交互に配置され、それぞれ多数の狭間隔の流通路が環状に並置されている。
外管16の両端部を拡管して膨出部16aが形成され、流通路Bが連通したヘッダー空間17が形成され、このヘッダー空間17に連通した流体の入口継手18、出口継手19が設けられている。環体10の両端に円輪形の仕切板20が接合され、図5に示すように、仕切板20は、流通路Bを閉塞する鋸歯片20aが内周に形成され、仕切板20を環体10の端部に接合した状態で、流通路Aが開口されている。内管15の両開口橋が遮蔽板21で閉塞され、外管16の両開口端に蓋体22が接合され、流通路Aが連通したヘッダー空間23が形成され、このヘッダー空間23に連通した流体の入口継手24、出口継手25が設けられている。
この熱交換器において、入口継手24からヘッダー空間23へ流入した水は、流通路Aを流通して他端のヘッダー空間23へ流入し、出口継手25から流出する。一方、入口継手18からヘッダー空間17へ流入した燃焼排気ガスは、流通路Bを流通して他端のヘッダー空間17へ流入し、出口継手19から流出する。このように、水と燃焼排気ガスは逆方向(クロス方向)へ流通し、狭間隔の流通路Aと流通路Bを交互に流通し、環体10の襞壁を介して両流体が熱交換するように構成されている。
図6は、この発明の別の実施例で、前例の熱交換器に外筒30を設けたものである。外筒30は、外管16と間隔を設けて外管16の外側に接合されている。この熱交換器は、部材を真空炉でろう付けして接合し、この接合工程で、外管16と外筒30との間に真空層31が同時に形成されている。この真空層が断熱層となり、熱交換器が断熱構造とされている。
10 環体
10a 波板
15 内管
16 外管
30 外筒
31 真空層
A、B 流通路

Claims (3)

  1. 金属板を波形成形した波板10aを筒状とし、軸方向に沿った襞壁を有する環体10を形成し、環体10の内周に内管15を接合し、環体10の外周に外管16を接合し、内管15と外管16との間に、環体10で区画された軸方向に沿った流体の流通路を形成し、
    内管15と環体10との間の空間で形成される流通路Aに、熱交換する一方の流体を流通させ、外管16と環体10との間の空間で形成される流通路Bに、熱交換する他方の流体を流通させ、一方の流体と他方の流体の流通方向を逆方向とした熱交換器。
  2. 外管16の外側に外筒30を設け、部材を真空炉で接合することで、外管16と外筒30との間に真空層31を形成した請求項1に記載の熱交換器。
  3. 一方の流体が水であり、他方の流体が燃焼排気ガスである請求項1又は2に記載の熱交換器。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534468U (ja) * 1991-10-03 1993-05-07 臼井国際産業株式会社 蓄熱器
JP2004037020A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Honda Motor Co Ltd 熱交換器及びそれを利用した熱交換式反応器
JP2006098035A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Shigeto Matsuo 再生熱交換器

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