JP2012017822A - 自動変速機及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ATCU50は、ワンウェイクラッチOWCのロック不良が発生する作動油温TMPの温度領域で、ATCU50は、エンジンEngのイグニッションスイッチ56がOFFからONに操作されたタイミングでロー&リバースブレーキL&R/Bの締結を開始し、自動変速機ATのレンジがP、NレンジからDレンジに切り換えられたタイミングでロークラッチL/Cの締結を開始する。
【選択図】図7
Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動変速機を搭載した車両の全体構成を示している。変速機ATは、前進4速後進1速のFF車用自動変速機である。変速機ATは、図1に示すように、コンバータハウジング1と、トルクコンバータ2と、トランスアクスルケース3と、変速機入力軸4と、変速機出力ギヤ5と、変速機構6と、減速ギヤ軸7と、減速ギヤ機構8と、差動ギヤ機構9と、駆動軸10、11と、を備える。
(a) ワンウェイクラッチOWCのロックが必要でない目標変速段ntGPに変速するタイミング
(b) 作動油温TMPが下限温度TMPLLIMを超えたタイミング
(c) 非走行レンジから前進レンジに操作されてからの経過時間が所定時間を超えたタイミング
のうち最も早いタイミングでロー&リバースブレーキL&R/Bが解放され、低温時制御が終了することになる。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。
(a) ワンウェイクラッチOWCのロックが必要でない目標変速段ntGPに変速するタイミング
でのみロー&リバースブレーキL&R/Bを解放し、低温時制御を終了する(S22→S25)。
(b) 作動油温TMPが下限温度TMPLLIMを超えたタイミング
(c) 非走行レンジから前進レンジに操作されてからの経過時間が所定時間を超えたタイミング
では低温時制御を終了させないようにする。
また、上記実施形態では、変速機ATの作動油温を、油温センサ54を用いて直接検出しているが、エンジンEngの冷却水温、外気温度等から推定するようにしてもよい。なお、エンジンEngの冷却水温と変速機ATの作動油温の間にはある程度の相関が認められることから、変速機ATの作動油温に代えてエンジンEngの冷却水温に基づき上記制御を行うようにしてもよい。
AT 自動変速機
41 セレクトレバー
53 変速機コントロールユニット(ATCU)
54 油温センサ(油温取得手段)
55 インヒビタスイッチ
56 イグニッションスイッチ
L&R/B ロー&リバースブレーキ(第1摩擦締結要素)
OWC ワンウェイクラッチ
L/C ロークラッチ(第2摩擦締結要素)
Claims (10)
- 第1摩擦締結要素、第2摩擦締結要素及びワンウェイクラッチを有し、前記第1摩擦締結要素が解放され、前記第2摩擦締結要素が締結され、かつ、前記ワンウェイクラッチがロックされる第1締結状態、及び、前記第1摩擦締結要素と前記第2摩擦締結要素とが共に締結される第2締結状態、いずれの締結状態であっても発進用変速段が実現され、動力源から入力される回転を変速して出力する自動変速機であって、
前記ワンウェイクラッチのロック不良が発生する作動油温の温度領域で、前記動力源に対して始動操作が行われたタイミング以降、かつ、前記自動変速機のレンジが非走行レンジから前進レンジに切り換えられたタイミングよりも早いタイミングで前記第1摩擦締結要素の締結を開始し、前記自動変速機のレンジが前記非走行レンジから前記前進レンジに切り換えられたタイミング又はそれよりも早いタイミングで前記第2摩擦締結要素の締結を開始する低温時制御を行う低温時制御手段を備えたことを特徴とする自動変速機。 - 請求項1に記載の自動変速機であって、
前記低温時制御手段は、前記作動油温が、前記ワンウェイクラッチのロック不良が発生し始める温度以下であるときに前記低温時制御を行う、
ことを特徴とする自動変速機。 - 請求項1または2に記載の自動変速機であって、
前記低温時制御手段は、前記第1摩擦締結要素と前記第2摩擦締結要素とを異なるタイミングで締結する、
ことを特徴とする自動変速機。 - 請求項1から3のいずれか一つに記載の自動変速機であって、
前記動力源はエンジンを含む動力源であり、
前記低温時制御手段は、前記エンジンのイグニッションスイッチがOFFからONに操作されたタイミングで前記第1摩擦締結要素の締結を開始する、
ことを特徴とする自動変速機。 - 請求項1から3のいずれか一つに記載の自動変速機であって、
前記動力源はモータを含む動力源であり、
前記低温時制御手段は、前記モータの電源スイッチがOFFからONに操作されたタイミングで前記第1摩擦締結要素の締結を開始する、
ことを特徴とする自動変速機。 - 請求項1から3のいずれか一つに記載の自動変速機であって、
前記動力源はエンジンを含む動力源であり、
前記低温時制御手段は、前記エンジンが完爆したタイミングで前記第1摩擦締結要素の締結を開始する、
ことを特徴とする自動変速機。 - 請求項1から6のいずれか一つに記載の自動変速機であって、
前記低温時制御手段は、前記自動変速機のレンジが前記非走行レンジから前記前進レンジに切り換えられたタイミングで前記第2摩擦締結要素の締結を開始する、
ことを特徴とする自動変速機。 - 請求項1から7のいずれか一つに記載の自動変速機であって、
前記低温時制御手段は、前記第1摩擦締結要素を締結した後、前記作動油温が前記下限温度を超えたタイミング、又は、前記発進用変速段から前記ワンウェイクラッチのロックが不要な別の変速段に変速するタイミングで、前記第1摩擦締結要素を解放する、
ことを特徴とする自動変速機。 - 請求項1から7のいずれか一つに記載の自動変速機であって、
前記低温時制御手段は、前記第1摩擦締結要素を締結した後、前記作動油温が前記下限温度を超えても前記第1摩擦締結要素の締結を継続し、前記発進用変速段から前記ワンウェイクラッチのロックが不要な別の変速段に変速するタイミングで前記第1摩擦締結要素を解放する、
ことを特徴とする自動変速機。 - 第1摩擦締結要素、第2摩擦締結要素及びワンウェイクラッチを有し、前記第1摩擦締結要素が解放され、前記第2摩擦締結要素が締結され、かつ、前記ワンウェイクラッチがロックされる第1締結状態、及び、前記第1摩擦締結要素と前記第2摩擦締結要素とが共に締結される第2締結状態、いずれの締結状態であっても発進用変速段が実現され、動力源から入力される回転を変速して出力する自動変速機の制御方法であって、
前記ワンウェイクラッチのロック不良が発生する作動油温の温度領域で、前記動力源に対して始動操作が行われたタイミング以降、かつ、前記自動変速機のレンジが非走行レンジから前進レンジに切り換えられたタイミングよりも早いタイミングで前記第1摩擦締結要素の締結を開始し、前記自動変速機のレンジが前記非走行レンジから前記前進レンジに切り換えられたタイミング又はそれよりも早いタイミングで前記第2摩擦締結要素の締結を開始する低温時制御を行う手順を含むことを特徴とする自動変速機の制御方法。
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JP2010107037A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-05-13 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の制御装置 |
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