JP2012015406A - 集光型太陽光発電モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】システム電位の絶縁性を確保し、発電システムのダウンを防止する信頼性の高い集光型太陽光発電モジュールを提供する。
【解決手段】集光型太陽光発電モジュール1は、太陽光を集光する集光レンズ50と、集光レンズ50によって集光された太陽光Lsを光電変換する太陽電池素子11と、太陽電池素子11が載置されたレシーバ基板10と、レシーバ基板10が取り付けられる取り付け部40と、レシーバ基板10と取り付け部40との間に配置された絶縁部12と、レシーバ基板10を取り付け部40に固定する基板固定部20とを備え、基板固定部20は、レシーバ基板10を取り付け部40の方へ押し当てる押し当て部21を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、太陽電池素子が載置されたレシーバ基板と、レシーバ基板が取り付けられる取り付け部とを備える集光型太陽光発電モジュールに関する。
太陽光発電装置としては、太陽電池素子を隙間無く敷き詰めて構成した太陽光発電モジュールを屋根の上などに設置した非集光固定型の平板式構造が一般的である。これに対し、太陽光発電装置を構成する部材(部品)の中で価格が高い太陽電池素子の使用量を減らす技術が提案されている。
つまり、光学レンズや反射鏡などを用いて太陽光を集光し、集光した太陽光を小面積の太陽電池素子に照射することで、太陽電池素子の単位面積あたりの発電電力を大きくし、太陽電池素子のコスト(つまり、太陽光発電装置のコスト)を削減することが提案されている。
一般に集光倍率を上げるほど太陽電池素子の光電変換効率は向上する。しかし、太陽電池素子の位置を固定したままでは太陽光が斜光となって入射することが多くなり、太陽光を有効に利用することができない。したがって、太陽を追尾して太陽光を常に正面で受光するように構成した高集光倍率の追尾集光型太陽光発電装置が提案されている(例えば、特許文献1ないし特許文献5参照。)。
追尾集光型太陽光発電装置に適用される集光型太陽光発電モジュールの従来例を図9A、図9Bを参照して説明する。
図9Aは、追尾集光型太陽光発電装置に適用される従来の集光型太陽光発電モジュールの概略構成を示す概略断面図である。
図9Bは、図9Aに適用されたレシーバ基板、太陽電池素子の配置状態を説明する概略断面図である。
従来の集光型太陽光発電モジュール101は、太陽光を受光して集光する集光レンズ150と、集光レンズ150により集光された太陽光Lsを光電変換する太陽電池素子111と、太陽電池素子111が載置されたレシーバ基板110とを備える。なお、集光レンズ150は、複数の集光レンズ150が配置されてアレイ状にされている。
レシーバ基板110は、モジュールプレート162に連結され、モジュールプレート162は、集光型太陽光発電モジュール101の筐体を構成する筐体フレーム160(底部フレーム160b)に連結されている。
なお、筐体フレーム160は、集光レンズ150を支持するように相互に対向して配置された側部フレーム160sと、対向する側部フレーム160sを相互に連結し、モジュールプレート162が連結された底部フレーム160bを備える。
レシーバ基板110は、モジュールプレート162を介してヒートシンク140に連結されている。つまり、レシーバ基板110の熱エネルギーは、モジュールプレート162、モジュールプレート162に連結されたヒートシンク140を介して外部へ放熱される構成としてある。
レシーバ基板110は、アルミベース110m、絶縁層であるガラスエポキシ樹脂層110b、プラス電極113p、マイナス電極113mを備える。レシーバ基板110には、モジュールプレート162に位置決めして締結するための締結穴110kが、プラス電極113p、マイナス電極113mが存在しない部分にガラスエポキシ120bおよびアルミベース110mを貫通するように形成されており、締結穴110kとモジュールプレート162の締結穴(不図示)とを位置合わせして、金属製のリベットなどの締結部材で固定している。
レシーバ基板110のプラス電極113p、マイナス電極113mは、太陽電池素子111のプラス電極(不図示)とマイナス電極(不図示)にそれぞれワイヤ113wによって接続された配線パターン対であり、配線パターン対には、それぞれ配線部材119が接続されている。配線部材119は、隣接する太陽電池素子111を相互に接続するので、集光型太陽光発電モジュール101は、複数の太陽電池素子111で発生した電力を集電して大電力を発生する構成としている。
太陽電池素子111の表面には導光部115が配置され、集光された太陽光Lsを太陽電池素子111へ導光し、太陽電池素子111の表面を保護する形態としてある。また、レシーバ基板110、導光部115の周囲には、レシーバ樹脂封止部116が形成され、レシーバ基板110の表面に存在する活電部分(配線部材119など)を保護している。
底部フレーム160bには、集光された太陽光Lsを通過させる導光用開口部180wが形成してある。したがって、集光された太陽光Lsは、導光用開口部180wを通過し、太陽電池素子111に照射される。
集光された太陽光Lsが太陽電池素子111に照射されると、太陽電池素子111が光エネルギーを電気エネルギーに変換する。得られた電気エネルギーは配線部材119を介して近隣の素子に順次送られ、集光型太陽光発電モジュール101として大電力が得られる構成にしてある。
集光型太陽光発電モジュール101として得られる電気エネルギーおよび1つの太陽電池素子111として得られる電気エネルギーは、モジュールの大きさや性能によるが、最適動作点で駆動させた場合、モジュール(太陽電池素子の直列数270個、並列数1個、全体の個数270個)で電圧が約700V、電流が約4.5A、電力が約2400W、1つの太陽電池素子で電圧が約2.6V、電流が約4.5A、電力が約9W程度である。
したがって、レシーバ基板110は接地電位0Vに対して、700V以上の耐電圧を持つ絶縁層が必要である。また、安全対策のため漏れ電流が規定値(例えば30mA)を超えると保護回路が働き発電システムがダウンする構成とされている場合、接地電位とシステム電位との絶縁性には高い耐圧および高い絶縁性および高い信頼性が必要である。例えば、ガラスエポキシ(ガラスエポキシ樹脂層110b)に求められる絶縁抵抗値は、インバータへの繋ぎこむモジュールの台数等にもよるが、200MΩ以上必要である。
また、1つのレシーバ基板110の絶縁層が湿度や高温などにより、劣化・破損した場合は、漏れ電流の値が規定値を容易に超えてしまい、発電システム全体がダウンしてしまう。発電システムを復旧するためには、劣化・破損したレシーバ基板を探し出して交換する必要があり、莫大な時間と費用を要することになる。また、1つのレシーバ基板の破損でも、インバータに繋ぎ込んだ発電システム全体が停止してしまうので、発電電気量が0になってしまい、多大な損害が発生してしまうことになる。
また、レシーバ基板110とモジュールプレート162の間に絶縁性のシートを挿入する場合は、絶縁層であるガラスエポキシ樹脂層110bが劣化・破損したとき、アルミベース110mがシステム電位と同電位になり、アルミベース110mに設けられたレシーバ基板110を固定するための金属製リベットやビスなどを介して、接地電位に電流が流れてしまい、漏れ電流が規定値を超える状態となり、結局発電システムがダウンするという課題があった。
特開2002−289896号公報 特開2002−289897号公報 特開2002−289898号公報 特開2006−278581号公報 特開2007−201109号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、太陽電池素子が載置されたレシーバ基板とレシーバ基板が取り付けられる取り付け部との間に配置された絶縁部と、レシーバ基板を取り付け部に固定する基板固定部とを備えることにより、レシーバ基板の絶縁性が低下した場合でもシステム電位の絶縁性を確保し、発電システムのダウンを防止する信頼性の高い集光型太陽光発電モジュールを提供することを目的とする。
本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、太陽光を集光する集光レンズと、前記集光レンズによって集光された太陽光を光電変換する太陽電池素子と、前記太陽電池素子が載置されたレシーバ基板と、前記レシーバ基板が取り付けられる取り付け部とを備える集光型太陽光発電モジュールであって、前記レシーバ基板と前記取り付け部との間に配置された絶縁部と、前記レシーバ基板を前記取り付け部に固定する基板固定部とを備え、前記基板固定部は、前記レシーバ基板を前記取り付け部の方へ押し当てる押し当て部を備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、絶縁部を介してレシーバ基板を取り付け部に固定することから、例えばレシーバ基板の絶縁層の劣化、破損などによりレシーバ基板の絶縁性が低下した場合でも絶縁部によってレシーバ基板と取り付け部との間での絶縁性を確保することができるので、接地電位に対するシステム電位の絶縁性を確保することができる。つまり、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、洩れ電流が規定値を超えることを防止して発電システムのダウンを回避し、高い信頼性を実現する。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記基板固定部は、前記レシーバ基板の外側で前記取り付け部に当てられた取り付け面を備え、前記押し当て部は、前記レシーバ基板に当てられた押し当て面を備えていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、押し当て部(押し当て面)と取り付け面とを作用させて、レシーバ基板を取り付け部に固定することができる。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記押し当て面から前記取り付け面までの厚さは、前記押し当て面の位置での前記レシーバ基板の厚さおよび前記絶縁部の厚さの合計より小さく構成されていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、基板固定部の押し当て部をバネ部材として作用させることができるので、レシーバ基板を確実に取り付け部に固定することができる。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記基板固定部に形成された突き当て部と、前記レシーバ基板に形成された突き当て部とは、互いに整合する構成としてあることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、レシーバ基板と基板固定部とを互いに突き当て部で整合させて相互の位置関係を高精度に確定できることから、レシーバ基板を基板固定部(さらには取り付け部)に対して高精度に位置決めすることができるので、集光レンズにより集光された太陽光に対して太陽電池素子の位置を高精度に合わせることができ、高い変換効率を得られる。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記基板固定部は、前記レシーバ基板の側面に当てられる端面を有することを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、端面(基板固定部)でレシーバ基板の位置を確定することから、レシーバ基板を取り付け部に対して高精度に位置決めすることができるので、集光レンズにより集光された太陽光に対して太陽電池素子の位置を高精度に合わせることができ、高い変換効率が得られる。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記絶縁部は、熱伝導シート部材で構成され、前記熱伝導シート部材は、耐圧が発電システムの仕様耐圧以上で、熱伝導率が1W/m・K以上であることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、発電システムで要求される絶縁性を確保し、レシーバ基板の絶縁性が低下した場合でも、確実にシステム電位と接地電位との間の絶縁を維持することができる。また、集光された太陽光によって高い熱量を生じた太陽電池素子の熱を取り付け部に効率的に伝導して放散させることができるので、レシーバ基板に配置された太陽電池素子、配線部材、接続に使用された半田などへの熱による影響を抑制して信頼性を向上させることができる。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記取り付け部は、ヒートシンクであることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、レシーバ基板からの熱を効率的に外部へ放散することから、信頼性、発電効率を向上させることができる。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記基板固定部は、前記集光レンズで集光された太陽光を前記太陽電池素子に導く光誘導部を保持する保持部を備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、光誘導部を外力/外部環境から保護することができるので、光誘導部の信頼性を向上しての発電効率を向上させることができる。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記基板固定部は、絶縁材料で形成されていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、基板固定部を絶縁材料で形成しているので、レシーバ基板の表面に形成された表面配線パターンに対して電気的な影響を及ぼすことが無く、また、表面配線パターンからの影響を受けないことから、確実にレシーバ基板を取り付け部に固定することができる。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記基板固定部は、前記レシーバ基板、前記絶縁部を貫通して前記取り付け部に至る位置決めピンを備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、レシーバ基板を取り付け部に対して高精度に位置決めすることができる。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記基板固定部は、金属材料で形成されていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、基板固定部を金属材料で形成しているので、基板固定部に対する加工性を向上させることができる。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記押し当て部は、前記レシーバ基板の表面配線パターンから離れた位置に配置されていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、基板固定部を金属材料で形成した場合、表面配線パターンに対する影響が生じないように基板固定部(押し当て部)を配置するので、金属材料のバネ性を活用できることから、基板固定部を絶縁材料で形成した場合に比較してレシーバ基板の取り付け部に対する固定強度を向上して、信頼性をさらに向上させることができる。
また、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールでは、前記基板固定部は、前記取り付け部が連結されたモジュールプレートを変形して形成されていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、構成部品を低減し、組み立て工程を簡略化することができるので、生産性を向上させ、低コスト化を図ることができる。
本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、太陽光を集光する集光レンズと、集光レンズによって集光された太陽光を光電変換する太陽電池素子と、太陽電池素子が載置されたレシーバ基板と、レシーバ基板が取り付けられる取り付け部とを備える集光型太陽光発電モジュールであって、レシーバ基板と取り付け部との間に配置された絶縁部と、レシーバ基板を取り付け部に固定する基板固定部とを備え、基板固定部は、レシーバ基板を取り付け部の方へ押し当てる押し当て部を備える。
したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、絶縁部を介してレシーバ基板を取り付け部に固定することから、例えばレシーバ基板の絶縁層の劣化、破損などによりレシーバ基板の絶縁性が低下した場合でも絶縁部によってレシーバ基板と取り付け部との間での絶縁性を確保することができるので、接地電位に対するシステム電位の絶縁性を確保することができる。つまり、本発明に係る集光型太陽光発電モジュールは、洩れ電流が規定値を超えることを防止して発電システムのダウンを回避し、高い信頼性を実現するという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る集光型太陽光発電モジュールの要部構成を示す要部断面図である。 図1に示した集光型太陽光発電モジュールの一部分を拡大して示す拡大断面図である。 本発明の実施の形態2に係る集光型太陽光発電モジュールのレシーバ基板、基板固定部、取り付け部の相互関係を断面縦方向で拡大して模式的に示す模式断面図である。 図3に示した集光型太陽光発電モジュールの基板固定部その他の平面配置状態を示す平面図である。 図4Aの矢符B−B方向での断面状態を示す断面図である。 図4Aの矢符C−C方向での断面状態を示す断面図である。 本実施の形態3に係る集光型太陽光発電モジュールの基板固定部その他の平面配置状態を示す平面図である。 図5Aの矢符B−B方向での断面状態を示す断面図である。 図5Aの矢符C−C方向での断面状態を示す断面図である。 本実施の形態4に係る集光型太陽光発電モジュールの基板固定部その他の平面配置状態を示す平面図である。 図6Aの矢符B−B方向での断面状態を示す断面図である。 図6Aの矢符C−C方向での断面状態を示す断面図である。 本実施の形態5に係る集光型太陽光発電モジュールの基板固定部、保持部の断面状態を示す断面図である。 実施の形態1ないし実施の形態5で説明した集光型太陽光発電モジュールを複数連系させて発電システム、発電システム群を構成する形態を説明する構成概念図である。 追尾集光型太陽光発電装置に適用される従来の集光型太陽光発電モジュールの概略構成を示す概略断面図である。 図9Aに適用されたレシーバ基板、太陽電池素子の配置状態を説明する概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
<実施の形態1>
図1、図2を参照して、本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1(基本構成)について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る集光型太陽光発電モジュール1の要部構成を示す要部断面図である。
図2は、図1に示した集光型太陽光発電モジュール1の一部分を拡大して示す拡大断面図である。
本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1は、太陽光を集光する集光レンズ50と、集光レンズ50によって集光された太陽光Lsを光電変換する太陽電池素子11と、太陽電池素子11が載置されたレシーバ基板10と、レシーバ基板10が取り付けられる取り付け部40とを備える。太陽電池素子11は、周囲を封止部15で封止され外部環境から保護される。封止部15は、例えば透光性が高く、耐湿性に優れたシリコーン樹脂で形成されている。
また、集光型太陽光発電モジュール1は、レシーバ基板10と取り付け部40との間に配置された絶縁部12と、レシーバ基板10を取り付け部40に固定する基板固定部20とを備え、基板固定部20は、レシーバ基板10を取り付け部40の方へ押し当てる押し当て部21を備える。
したがって、本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1は、絶縁部12を介してレシーバ基板10を取り付け部40に固定することから、例えばレシーバ基板10の絶縁層の劣化、破損などによりレシーバ基板10の絶縁性が低下した場合でも絶縁部12によってレシーバ基板10と取り付け部40との間での絶縁性を確保することができるので、接地電位に対するシステム電位の絶縁性を確保することができる。つまり、集光型太陽光発電モジュール1は、洩れ電流が規定値を超えることを防止して発電システムのダウンを回避し、高い信頼性を実現する。
絶縁部12は、熱伝導シート部材で構成され、熱伝導シート部材は、耐圧が発電システムの仕様耐圧以上で、熱伝導率が1W/m・K以上であることが望ましい。この構成により、本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1は、発電システムで要求される絶縁性を確保し、レシーバ基板10の絶縁性が低下した場合でも、確実にシステム電位と接地電位との間の絶縁を維持することができる。また、集光された太陽光によって高い熱量(熱エネルギー)を生じた太陽電池素子11(レシーバ基板10)からの熱を取り付け部40に効率的に伝導して放散(放熱)させることができるので、レシーバ基板10に配置された太陽電池素子11、配線部材、接続に使用された半田などへの熱による影響を抑制して信頼性を向上させることができる。
絶縁性を有する熱伝導シート部材(絶縁部12)は、レシーバ基板10の絶縁層10b(図3参照)が何らかの理由で破損した場合の電気的絶縁を確保する必要があるので、システム電圧(発電システムの仕様耐圧)以上の耐電圧を有する必要がある。
最適なシステム電圧は、例えば米州、欧州などの地域により異なるが、一般的な値としては、最低500V以上の耐圧を確保する必要がある。また、絶縁性を有する熱伝導シート部材は、太陽電池素子11に入射(集光)された太陽光Lsの熱エネルギーを外部へ放熱するために、レシーバ基板10と取り付け部40との界面での熱的な接触抵抗を低減させる必要がある。
したがって、レシーバ基板10から取り付け部40に効率的に熱を伝えるために、熱伝導シート部材(絶縁部12)の熱伝導率は1W/m・K以上としておくことが望ましい。なお、このような熱伝導シート部材としては、市販されている絶縁性の熱伝導シート部材を選択して適用することができる。
集光型太陽光発電モジュール1では、基板固定部20は、レシーバ基板10の外側で取り付け部40に当てられた取り付け面23sを備え、押し当て部21は、レシーバ基板10に当てられた押し当て面21sを備えている。したがって、本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1は、押し当て部21(押し当て面21s)と取り付け面23sとを作用させて、レシーバ基板10を取り付け部40に固定することができる。
基板固定部20は、押し当て部21を支持する支持部23を備える。支持部23は、取り付け部40の表面(平面)に対して垂直方向に立ち上がるように配置され、取り付け部40に対して押し当て面21sが正対する。押し当て部21は、支持部23から取り付け部40と平行な方向にレシーバ基板10に届くように延長され取り付け面23sでレシーバ基板10を押える。つまり、押し当て部21は、片持ち梁の形態で支持部23からレシーバ基板10の一部を覆うように延長されている。
基板固定部20(支持部23)には取り付け穴20kが形成され、取り付け部40には取り付け穴40kが形成されている。基板固定部20と取り付け部40とは、取り付け穴20kおよび取り付け穴40kを貫通する締結部材(不図示。例えばアルミニウム製のリベット、ボルトナットなど)を適用することによって締結され固定される。
取り付け部40は、ヒートシンクであることが望ましい。この構成により、集光型太陽光発電モジュール1は、レシーバ基板10からの熱を効率的に外部へ放散(放熱)することから、信頼性、発電効率を向上させることができる。
上述したとおり、レシーバ基板10は、レシーバ基板10の外側に配置(レシーバ基板10の外側で取り付け部40に固定)された基板固定部20により間接的に取り付け部40に締結される。つまり、リベットやビスなどの金属締結部材をレシーバ基板10に貫通させて取り付け部40に直接的に締結するといった従来の構造とは異ならせてある。
したがって、レシーバ基板10(システム電位に対応)と取り付け部40(接地電位に対応)との間に絶縁部12を配置(挿入)することで、レシーバ基板10の絶縁が破壊した場合のシステム電位と接地電位との間での絶縁破壊を防止することができる。なお、レシーバ基板10(絶縁層10b)の絶縁破壊については、実施の形態2でさらに説明する。
集光型太陽光発電モジュール1は、太陽電池素子11および集光レンズ50を多数配置するために、筐体形状とされた筐体フレーム60を備える。筐体フレーム60は、太陽電池素子11と集光レンズ50との間の間隔を確定する側部フレーム60sを側面に備え、側部フレーム60sを支持する底部フレーム60bを底面に備える。底部フレーム60bには、太陽光Lsを太陽電池素子11に照射させるための導光用開口部60wが形成されている。
底部フレーム60bには、モジュールプレート62が対向させて配置されている。モジュールプレート62には、取り付け部40が取り付けられ、導光用開口部60wからの太陽光Lsを太陽電池素子11に照射させる構成としてある。また、レシーバ基板10は集光レンズ50の光学的中心と、レシーバ基板10に載置される太陽電池素子11の中心を正対させて配置する。なお、取り付け部40は、適宜の締結部材(不図示。結合部材、連結部材)でモジュールプレート62に連結される。
集光レンズ50(フレネルレンズ)は、アレイとなっており、例えば10個(2列×5個)のフレネルレンズが筐体フレーム60に配置されている(図1では、1列に配置された5個の集光レンズ50を示す。)。レシーバ基板10は、太陽電池素子11に対応し、太陽電池素子11は、集光レンズ50に対応させて配置されている。したがって、モジュールプレート62には、10個のレシーバ基板10(太陽電池素子11)が配置されている。
<実施の形態2>
図3ないし図4Cを参照して、本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1(実施の形態1での集光型太陽光発電モジュール1の変形例)について説明する。なお、基本的な構成は実施の形態1の集光型太陽光発電モジュール1と同様であるので、符号を適宜援用し、主に異なる事項について記載する。また、本実施の形態の内容は、他の実施の形態にもそのままの形態で適宜適用することができる。
図3は、本発明の実施の形態2に係る集光型太陽光発電モジュール1のレシーバ基板10、基板固定部20、取り付け部40の相互関係を断面縦方向で拡大して模式的に示す模式断面図である。なお、取り付け部40を基板固定部20から分離した締結前の状態で示す。
図4Aは、図3に示した集光型太陽光発電モジュール1の基板固定部20その他の平面配置状態を示す平面図である。
図4Bは、図4Aの矢符B−B方向での断面状態を示す断面図である。なお、縦方向で拡大している。
図4Cは、図4Aの矢符C−C方向での断面状態を示す断面図である。なお、縦方向で拡大している。
レシーバ基板10は、表面配線パターン13(例えば、表面銅箔層)、絶縁層10b(例えば、セラミック基板)、裏面配線パターン14(例えば、裏面銅箔層)の3層構造を基本構成としている。表面配線パターン13は、太陽電池素子11が載置され電気エネルギーを取り出すプラス配線13pと、プラス配線13pから隔離され太陽電池素子11の上面側に取り付けられる金属ワイヤー(不図示)が接続されたマイナス配線13mとを備える。
絶縁層10bは、表面配線パターン13と裏面配線パターン14とを高い信頼性で電気的に絶縁するための機能を有している。裏面配線パターン14は、表面配線パターン13によるレシーバ基板10の反りのバランスを取るために設けられる。仮に、裏面配線パターン14を備えない場合、絶縁層10bの線膨張係数と表面配線パターン13の線膨張係数とでは差があることから、加熱時または冷却時にレシーバ基板10が大きく反ってしまう可能性がある。
レシーバ基板10が反ってしまった場合、取り付け部40とレシーバ基板10との間に大きな空隙が発生する。したがって、太陽電池素子11に入射された太陽光Lsによる熱エネルギーを取り付け部40に熱伝導させることが阻害され、太陽電池素子11の近傍が異常に加熱される。太陽電池素子11に対する異常加熱が生じると、太陽電池素子11、太陽電池素子11を湿気などから保護するための封止部15(例えば、シリコーン樹脂など)、太陽電池素子11と表面配線パターン13との間を電気的に通電するための半田(不図示)を劣化させ信頼性を著しく低下させる。
レシーバ基板10と取り付け部40の間には絶縁部12が配置されている。絶縁部12は、絶縁性を有する熱伝導シート部材であることが望ましい。絶縁部12を配置することによって、レシーバ基板10の絶縁が破壊した場合に発電システムのダウンを防止することができる。
例えは、1つのレシーバ基板10の絶縁層10bが破壊され表面配線パターン13と裏面配線パターン14が電気的に導通してしまっても、絶縁性を有する絶縁部12が電気的に接地電位(取り付け部40)とシステム電位(レシーバ基板10)とを絶縁するので、発電システムの漏れ電流が規定値を超えることは無い。
基板固定部20が有する突き当て部20dと、レシーバ基板10が有する突き当て部10dとは、互いに整合する構成としてあることが望ましい。この構成によれば、レシーバ基板10と基板固定部20とを互いに突き当て部(突き当て部10d、突き当て部20d)で整合させて相互の位置関係を高精度に確定できることから、レシーバ基板10を基板固定部20(さらには取り付け部40)に対して高精度に位置決めすることができるので、集光レンズ50により集光された太陽光Lsに対して太陽電池素子11の位置を高精度に合わせることができ、高い変換効率を得られる。
突き当て部10d、突き当て部20dは、レシーバ基板10と基板固定部20とを高精度に位置決めできるように相互に組み合わせた高精度の凹凸形状として予め形成される。例えば、レシーバ基板10の端部を厚さ方向で中心側に対して階段状に薄くして段差部(突き当て部10d)を形成し、また、突き当て部10dに整合するように押し当て部21の押し当て面21sの位置を予め調整しておく。
本実施の形態では、基板固定部20は安価で信頼性のあるアルミ合金を用いた。レシーバ基板10は、基板固定部20により取り付け部40に取り付けられる。基板固定部20は、レシーバ基板10の表面配線パターン13が無い部分、つまり表面に露出している絶縁層10b(レシーバ基板10)を、基板固定部20の先端の押し当て部21(押し当て面21s)でレシーバ基板10を取り付け部40の方向へ押し付ける。
上述したとおり、基板固定部20は、金属材料で形成することができる。この場合は、基板固定部20を金属材料で形成しているので、基板固定部20に対する加工性を向上させることができる。このとき、押し当て部21は、レシーバ基板10の表面配線パターン13から離れた位置に配置されていることが望ましい。つまり、基板固定部20を金属材料で形成した場合、表面配線パターン13に対する影響が生じないように基板固定部20(押し当て部21)を配置するので、金属材料のバネ性を活用できることから、基板固定部20を絶縁材料で形成した場合に比較してレシーバ基板10の取り付け部40に対する固定強度を向上して、信頼性をさらに向上させることができる。
なお、基板固定部20をセラミックなどの絶縁材料で構成しても構わない。この場合は、レシーバ基板10の表面配線パターン13のどの部分を押さえ付けてもよいので、レシーバ基板10のサイズ縮小や、表面配線パターン13のレイアウトを柔軟に設計するこができる。しかし、脆性材料であるセラミックなどを使用すると線膨張係数の違いによる割れやコストが割高になる可能性があることを考慮して、基板固定部20に金属材料を用いるか、セラミックなどの絶縁材料を用いるかを決定すればよい。
つまり、基板固定部20は、絶縁材料で形成することができる。この場合は、基板固定部20を絶縁材料で形成しているので、レシーバ基板10の表面に形成された表面配線パターン13に対して電気的な影響を及ぼすことが無く、また、表面配線パターン13からの影響を受けないことから、確実にレシーバ基板10を取り付け部40に固定することができる
押し当て部21の押し当て面21sから支持部23の取り付け面23sまでの厚さTaは、押し当て面21sの位置でのレシーバ基板10の厚さおよび絶縁部12の厚さの合計(厚さTb)より小さく構成されている。この構成によれば、基板固定部20の押し当て部21をバネ部材として作用させることができるので、レシーバ基板10を確実に取り付け部40に固定することができる。
厚さTaは、厚さTbに対して例えば、30μm〜200μm程度小さく設計される。このように設計することで、基板固定部20を取り付け部40に取り付けたとき、基板固定部20(押し当て部21)の弾性力により絶縁部12に規定値以上の圧力を印加することができるので、レシーバ基板10を取り付け部40に密着させて取り付けることができ、レシーバ基板20を確実に固定することができる。
基板固定部20には支持部23の中心付近に取り付け穴20kが形成され、取り付け部40には取り付け穴40kが形成されている。基板固定部20と取り付け部40とは、取り付け穴20kおよび取り付け穴40kを貫通する締結部材(不図示。例えばアルミニウム製のリベット、ボルトナットなど)を適用することによって締結され固定される。なお、取り付け部40は、適宜の締結部材(不図示。結合部材、連結部材)でモジュールプレート62に連結される。
<実施の形態3>
図5Aないし図5Cを参照して、本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1について説明する。本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1は、モジュールプレート62の一部を変形して、基板固定部20としたものであり、換言すればモジュールプレート62に基板固定部20の機能を兼用させるものである。なお、基本的な構成は実施の形態1、実施の形態2に記載した集光型太陽光発電モジュール1と同様であるので、符号を援用し、主に異なる事項について記載する。また、本実施の形態の内容は、他の実施の形態にもそのままの形態で適宜適用することができる。
図5Aは、本実施の形態3に係る集光型太陽光発電モジュール1の基板固定部20その他の平面配置状態を示す平面図である。
図5Bは、図5Aの矢符B−B方向での断面状態を示す断面図である。なお、取り付け部40を基板固定部20(モジュールプレート62)から分離した締結前の状態で示す。
図5Cは、図5Aの矢符C−C方向での断面状態を示す断面図である。なお、取り付け部40を基板固定部20(モジュールプレート62)から分離した締結前の状態で示す。
モジュールプレート62の一部(レシーバ基板10が配置される領域)は絞り金型により凸形状(基板固定部20を形成する側に飛び出した態様)に製作される。凸部分の中心付近の開口には、レシーバ基板10(太陽電池素子11)が配置され、レシーバ基板10の一部および太陽電池素子11に集光が照射されるようになっている。絞り金型による加工自体は知られているので説明を省略し、加工の結果として得られた構造物について説明する。
本実施の形態に係る基板固定部20は、取り付け部40が連結されたモジュールプレート62を変形して形成されている。したがって、集光型太陽光発電モジュール1は、構成部品(例えば、個別部品として説明した実施の形態1、実施の形態2の基板固定部20)を低減し、組み立て工程を簡略化することができるので、生産性を向上させ、低コスト化を図ることができる。なお、モジュールプレート62には、レシーバ基板10の個数に対応させて複数の基板固定部20が形成されている。
モジュールプレート62の凸部分の一部には、実施の形態1、実施の形態2で説明したとおり、基板固定部20が形成されている。基板固定部20は、4隅に押し当て部21を備える。つまり、レシーバ基板10は、4隅で押し当て部21に押し当てられる。押し当て部21は、レシーバ基板10の周囲で枠状に形成された支持部23から片持ち梁の形態でレシーバ基板10の方向へ延長され、先端でレシーバ基板10の表面に当てられる。レシーバ基板10の4隅を全て押えることから、確実にレシーバ基板10を押えることができる。
基板固定部20は、レシーバ基板10の4辺の中央部での側面10sに当たってレシーバ基板10を端面25tで位置決めするように形成された枝部25(舌片状突起部)を備える。つまり、基板固定部20は、レシーバ基板10の側面10sに当てられる端面25tを有する。この構成により、端面25t(基板固定部20)でレシーバ基板10の位置を確定することから、レシーバ基板10を取り付け部40に対して高精度に位置決めすることができるので、集光レンズ50により集光された太陽光Lsに対して太陽電池素子11の位置を高精度に合わせることができ、高い変換効率が得られる。
レシーバ基板10の側面10sに枝部25(端面25t)を当てるので、集光レンズ50(フレネルレンズ)の光学的中心と太陽電池素子11を最適な位置で位置決めすることが可能となり、レシーバ基板10を取り付け部40に高精度に取り付けることができる。
枝部25(端面25t)は、側面10sに当たるように押し当て部21に比較して高さ方向で中ほどの位置から延長される。また、側面10sの全てに当たるように周囲の4辺に対応させて4個配置することが望ましい。
基板固定部20は、金属材料で形成されていることが望ましい。一般的にモジュールプレート62は、金属材料で形成される。したがって、基板固定部20を金属材料で形成しているので、基板固定部20に対する加工性を向上させることができる。
また、押し当て部21は、レシーバ基板10の表面配線パターン13から離れた位置に配置されていることが望ましい。基板固定部20を金属材料で形成した場合、表面配線パターン13に対する影響が生じないように基板固定部20(押し当て部21)を配置するので、金属材料のバネ性を活用できる。したがって、基板固定部20を絶縁材料で形成した場合に比較してレシーバ基板10の取り付け部40に対する固定強度を向上して、信頼性をさらに向上させることができる。
基板固定部20(モジュールプレート62)には取り付け穴20kが形成され、取り付け部40には取り付け穴40kが形成されている。基板固定部20(モジュールプレート62)と取り付け部40とは、取り付け穴20kおよび取り付け穴40kを貫通する締結部材(不図示。例えばアルミニウム製のリベット、ボルトナットなど)を適用することによって締結され固定される。
なお、厚さTa(押し当て部21の押し当て面21sから支持部23の取り付け面23sまでの厚さ)と厚さTb(押し当て面21sの位置でのレシーバ基板10の厚さおよび絶縁部12の厚さの合計)との関係は、実施の形態2の場合と同様であるので説明を省略する。
<実施の形態4>
図6Aないし図6Cを参照して、本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1について説明する。本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1は、基板固定部20に光誘導部30を保持する保持部28を設けたものである。なお、基本的な構成は実施の形態1、実施の形態2に記載した集光型太陽光発電モジュール1と同様であるので、符号を援用し、主に異なる事項について記載する。また、本実施の形態の内容は、他の実施の形態にもそのままの形態で適宜適用することができる。
図6Aは、本実施の形態4に係る集光型太陽光発電モジュール1の基板固定部20その他の平面配置状態を示す平面図である。
図6Bは、図6Aの矢符B−B方向での断面状態を示す断面図である。なお、取り付け部40を基板固定部20から分離した締結前の状態で示す。
図6Cは、図6Aの矢符C−C方向での断面状態を示す断面図である。なお、取り付け部40を基板固定部20から分離した締結前の状態で示す。
本発明の実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1は、太陽電池素子11と集光レンズ50の位置ズレや、光の各波長を適切に混合することで、発電効率を向上させるために光誘導部30を備える。本実施の形態では、基板固定部20は、光誘導部30を保持する保持部28を備える。
つまり、基板固定部20は、集光レンズ50で集光された太陽光Lsを太陽電池素子11に導く光誘導部30を保持する保持部28を備える。したがって、この構成によれば、光誘導部30を外力/外部環境から保護することができるので、光誘導部30の信頼性を向上しての発電効率を向上させることができる。
光誘導部30は、四角錘の頂点側を切断して平坦にした形状(四角錘台)となっており、集光された太陽光Lsは、四角錘台の底面側の入射面30sへ入射され、四角錘の側面で全反射して、四角錘台の頂面側の出射面30dから太陽電池素子11に太陽光Lsを導くように設定されている。したがって、埃、水、油分などが光誘導部材の側面に付着し、異なった屈折率を持つ層が側面に形成されると光が全反射しなくなり、発電効率が落ちてしまう。また、光誘導部30の出射面30dは、透光性樹脂で形成され太陽電池素子11を被覆する封止部15に接着されており、作業者などが誤って光誘導部30に衝撃を与えると封止部15の表面から光誘導部30が分離し、太陽電池素子11から脱落してしまう可能性がある。
したがって、上述したとおり、光誘導部30の周囲には、光誘導部30の側面部を汚れから保護し、作業者などが光誘導部30に衝撃を与えて樹脂が剥れることを防止するために、金属製の保持部28が設置される。保持部28は集光レンズ50中心と太陽電池素子11を結ぶ線上から太陽が外れたとき、太陽光による集光ビームが、保持部28に照射される可能性があるため金属やセラミックといった耐熱性に優れた材料を用いる必要がある。本実施の形態では、基板固定部20(保持部28)として、アルミ合金を用いた。したがって、基板固定部20は、保持部28を含めて一体の鋳造で製作することができた。
基板固定部20は、保持部28の役割を兼ねるように設定されている。すなわち、基板固定部20は、レシーバ基板10を押し当てる押し当て部21を備える一方、他方(光誘導部30の入射面30sの方向)では、保持部28を備える構造とされている。押し当て部21は、突起部21pとして形成され、基板固定部20(支持部23)を取り付け部40に取り付けることで、保持部28をレシーバ基板10に対して強固に固定することができる。
本実施の形態でも、押し当て部21(突起部21p)がレシーバ基板10を取り付け部40の方へ押し付ける押し付け作用により、レシーバ基板10は、絶縁部12を介して取り付け部40に強固に固定される。基板固定部20は、光誘導部30に対する保持部28としての機能を有することから、保持部28を単独で設ける場合に比べて、部品点数を減らし、発電システムを低コスト化することができる。
また、レシーバ基板10は、支持部23と押し当て部21との中間で側面10s(レシーバ基板10)に当たるように適宜設けられた端面26t(基板固定部20)によって適宜位置決めされる。端面26tは、レシーバ基板10の対向する2辺に対応させて形成される。対向する2か所で位置決めすることにより、正確に位置決めすることができる。
基板固定部20と取り付け部40との締結、固定は、取り付け穴20k、取り付け穴40kを介して行われる。詳細は、他の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
また、押し当て部21の押し当て面21sから支持部23の取り付け面23sまでの厚さTaと、押し当て面21sの位置でのレシーバ基板10の厚さおよび絶縁部12の厚さの合計(厚さTb)との相関は他の実施の形態と同様であるので、図示は省略している。
なお、取り付け部40には連結穴40cが形成され、モジュールプレート62には連結穴62cが形成されている。取り付け部40は、連結穴40c(図6A)および連結穴60c(図6A)を貫通する適宜の連結部材(不図示)を介してモジュールプレート62に連結される。
<実施の形態5>
図7を参照して、本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1について説明する。本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1は、基板固定部20に位置決めピン29を設けたものである。なお、実施の形態4に対する変形例として説明する。したがって、基本的な構成は、実施の形態4と同様であるので、符号を援用し、主に異なる事項について記載する。また、本実施の形態の内容は、基板固定部20が絶縁材料で形成される場合であれば、他の実施の形態に対してもそのまま適用することができる。
図7は、本実施の形態5に係る集光型太陽光発電モジュール1の基板固定部20、保持部28mの断面状態を示す断面図である。
本実施の形態に係る集光型太陽光発電モジュール1では、基板固定部20は、レシーバ基板10、絶縁部12を貫通して取り付け部40に至る位置決めピン29を備える。この構成によれば、レシーバ基板10を取り付け部40に対して高精度に位置決めすることができる。
位置決めピン29の位置は、押し当て部21(押し当て面21s)の領域内に配置することが望ましい。なお、位置決めピン29に対応して位置決め穴(レシーバ基板10では位置決め穴10h、絶縁部12では位置決め穴12h、取り付け部40では位置決め穴40h)が予め形成されている。位置決め穴10h、位置決め穴12h、位置決め穴40hに位置決めピン29を貫通させることによって高精度に位置決めすることができる。
この構造により、精度が出にくい外形基準である側面10s(レシーバ基板10)を利用して位置決めする場合に比較して、精度の出やすい丸穴基準で位置決めすることになるので、レシーバ基板10の位置決め精度を向上することができる。
位置決めピン29は、マイナス0.05mm〜マイナス0.1mm程度のマイナス公差で形成し、位置決め穴10h、位置決め穴12h、位置決め穴40hは、プラス0.05mm〜プラス0.1mm程度のプラス公差で形成する。
位置決めピン29を金属で製作すると、レシーバ基板10の裏面配線パターン14と位置決めピン29とが導通してしまい、所望の効果が得られない。したがって、本実施の形態では、基板固定部20は、樹脂構成とし、保持部28mは金属構成としてある。つまり、基板固定部20および保持部28mは、二色成形で製作され、保持部28mは、アルミニウム合金で、基板固定部20(押し当て部21、支持部23)は、絶縁性樹脂で製作される。
また、位置決めピン29は、絶縁性樹脂で製作されるから、他の実施の形態と同様の作用効果を得られる。したがって、1つのレシーバ基板10の絶縁層10bが破壊され、表面配線パターン13と裏面配線パターン14が電気的に導通してしまった場合でも、絶縁部12(絶縁性を有する熱伝導シート)がシステム電位と接地電位とを電気的に絶縁することから、システムの漏れ電流が規定値を超えることは無い。
<実施の形態6>
図8を参照して、実施の形態1ないし実施の形態5で説明した集光型太陽光発電モジュール1を適用した発電システム1s、発電システム群1gでの作用効果を実施の形態6として説明する。
図8は、実施の形態1ないし実施の形態5で説明した集光型太陽光発電モジュールを複数連系させて発電システム1s、発電システム群1gを構成する形態を説明する構成概念図である。
モジュールプレート62にはレシーバ基板10(太陽電池素子11)が取り付け部40を介して10個取り付けられている。1個のレシーバ基板10には、1個の集光レンズ50が対応して配置されている。したがって、モジュールプレート62(筐体フレーム60)には、10個の太陽電池素子11、10個の集光レンズ50(フレネルレンズ)がそれぞれ対応して配置されている。
モジュールプレート62を例えば27個接続して1個の発電システム1sを構成する。したがって、発電システム1sには、(10個の太陽電池素子)×27=270個の太陽電池素子11(レシーバ基板10)が配置されている。27個のモジュールプレート62は、それぞれ対応する筐体フレーム60に連結され把持されている。
発電システム1sを例えば35台接続して発電システム群1gを構成し、1つのインバータ6と連系させる。このように、発電システム群1gをインバータ6に繋ぎ込む場合、(270個の太陽電池素子11(つまり、1個の発電システム1s))×35台の発電システム1s(つまり、1群の発電システム群1g)=270×35=9450個の太陽電池素子11に対応する発電電力が取り出される。
この連系状態で、9450個の内、例えば1つのレシーバ基板10がなんらかの理由で絶縁破壊されてしまい、接地電位とシステム電位とが導通すると、インバータ6の安全装置(不図示)が作動して35台の発電システム1sがダウンし、電力が取り出されなくなってしまう。
つまり、9450個のレシーバ基板10の内で1つのレシーバ基板10が破損したことにより、残りの9449個のレシーバ基板10による発電電力が全く無駄になってしまう。また、発電システム1s(発電システム群1g)を修理するためには、破損した1つのレシーバ基板10を探さなければならず、莫大な時間と費用が必要となる。
実施の形態1ないし実施の形態5に係る集光型太陽光発電モジュール1によれば、発電システム群1g(9450個のレシーバ基板10)の内、例え1つのレシーバ基板10が破損したとしてもレシーバ基板10と取り付け部40との間の絶縁を絶縁部12によって確保することから、レシーバ基板10の破損による影響を防止することができるので、発電システム群1gは安定に稼動し、出力を取り出すことができる。したがって、本発明に係る集光型太陽光発電モジュール1によれば、高い信頼性を有した発電システム群1g(発電システム1s、集光型太陽光発電モジュール1)を提供できる。
なお、例えば1つのレシーバ基板10が破損したとした場合、レシーバ基板10のプラス電極(プラス配線13p)とマイナス電極(マイナス配線13m)が電気的に短絡するだけであることから、取り出される発電電力量は、数W分の電力の低下に留まる。つまり、例えば35個の発電システム1sを接続した発電システム群1g(例えば9450個の太陽電池素子11)では、約85000Wの電力が得られるので、それと比較すると非常に軽微な電力低下に過ぎず、発電システム群1g(発電システム1s)を安定して稼動することができる。
1 集光型太陽光発電モジュール
1s 発電システム
1g 発電システム群
6 インバータ
10 レシーバ基板
10b 絶縁層
10d 突き当て部
10s 側面
10h 位置決め穴
11 太陽電池素子
12 絶縁部(熱伝導シート部材)
12h 位置決め穴
13 表面配線パターン
13p プラス配線パターン
13m マイナス配線パターン
14 裏面配線パターン
15 封止部
20 基板固定部
20d 突き当て部
20k 取り付け穴
21 押し当て部
21p 突起部
21s 押し当て面
23 支持部
23s 取り付け面
25 枝部
25t 端面
26t 端面
28 保持部
28m 保持部
29 位置決めピン
30 光誘導部
30s 入射面
30d 出射面
40 取り付け部(ヒートシンク)
40c 連結穴
40h 位置決め穴
40k 取り付け穴
50 集光レンズ
60 筐体フレーム
60s 側部フレーム
60b 底部フレーム
60w 導光用開口部
62 モジュールプレート
62c 連結穴
Ls 太陽光
Ta 厚さ
Tb 厚さ

Claims (13)

  1. 太陽光を集光する集光レンズと、前記集光レンズによって集光された太陽光を光電変換する太陽電池素子と、前記太陽電池素子が載置されたレシーバ基板と、前記レシーバ基板が取り付けられる取り付け部とを備える集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記レシーバ基板と前記取り付け部との間に配置された絶縁部と、
    前記レシーバ基板を前記取り付け部に固定する基板固定部とを備え、
    前記基板固定部は、前記レシーバ基板を前記取り付け部の方へ押し当てる押し当て部を備えること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  2. 請求項1に記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記基板固定部は、前記レシーバ基板の外側で前記取り付け部に当てられた取り付け面を備え、前記押し当て部は、前記レシーバ基板に当てられた押し当て面を備えていること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  3. 請求項2に記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記押し当て面から前記取り付け面までの厚さは、前記押し当て面の位置での前記レシーバ基板の厚さおよび前記絶縁部の厚さの合計より小さく構成されていること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一つに記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記基板固定部に形成された突き当て部と、前記レシーバ基板に形成された突き当て部とは、互いに整合する構成としてあること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記基板固定部は、前記レシーバ基板の側面に当てられる端面を有すること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一つに記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記絶縁部は、熱伝導シート部材で構成され、前記熱伝導シート部材は、耐圧が発電システムの仕様耐圧以上で、熱伝導率が1W/m・K以上であること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一つに記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記取り付け部は、ヒートシンクであること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一つに記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記基板固定部は、前記集光レンズで集光された太陽光を前記太陽電池素子に導く光誘導部を保持する保持部を備えること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一つに記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記基板固定部は、絶縁材料で形成されていること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  10. 請求項9に記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記基板固定部は、前記レシーバ基板、前記絶縁部を貫通して前記取り付け部に至る位置決めピンを備えること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  11. 請求項1から請求項8までのいずれか一つに記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記基板固定部は、金属材料で形成されていること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  12. 請求項11に記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記押し当て部は、前記レシーバ基板の表面配線パターンから離れた位置に配置されていること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
  13. 請求項11または請求項12に記載の集光型太陽光発電モジュールであって、
    前記基板固定部は、前記取り付け部が連結されたモジュールプレートを変形して形成されていること
    を特徴とする集光型太陽光発電モジュール。
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