JP2012014370A - 通信端末、通信方法、通信プログラム、及び通信システム - Google Patents

通信端末、通信方法、通信プログラム、及び通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】画像データを提供する通信端末に負荷が集中するのを防止できる通信端末、通信方法、通信プログラム、及び通信システムを提供する。
【解決手段】通信システムでは、通信端末3〜5間で画像データを共有する。画像データの共有元である通信端末3が、通信端末4,5に画像共有開始信号を送信する(S1)。通信端末4,5は端末情報を作成し、通信端末3に送信する(S3)。通信端末3は、通信端末4,5から送信された各端末情報に基づき、画像データに対して書込み領域を各通信端末4,5に対して割り当てる(S4)。通信端末4,5は、割り当てられた書込み領域内の書込み情報を他拠点の通信端末に送信する(S7)。従って、書込み領域の管理に伴う負荷が通信端末3に影響しない。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信端末、通信方法、通信プログラム、及び通信システムに関する。
従来、同じ画面を共有しながら、その共有画面に書込みを行い、議論を可能にする会議支援システムの画面共有方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、複数のクライアントそれぞれの画面に表示したコンテンツをサーバに送信する。コンテンツを受信したサーバでは、それぞれを統合し、複数のクライアントそれぞれに送信し、それぞれのクライアントのコンテンツに重ね合わせて画面に表示している。
特開2006−31359号公報
特許文献1に記載の画面共有方法では、複数のクライアントから取得した書込み情報を、サーバで随時合成して他端末に送信するため、サーバに集中的に負荷がかかってしまうという問題点があった。また、上記システムをP2P(Peer to Peer)通信に適用した場合、他拠点から取得した書込み情報を、画像データ提供元で随時合成して他端末に送信するため、画像データ提供元の一拠点に集中的に負荷がかかってしまうという問題点があった。
本発明の目的は、画像データを提供する通信端末に負荷が集中するのを防止できる通信端末、通信方法、通信プログラム、及び通信システムを提供することにある。
本発明の第一態様に係る通信端末は、ネットワークで他の通信端末と相互に接続し、当該他の通信端末との間で共有する画像データを表示手段に表示し、かつ当該画像データへの書込みを可能とする通信端末であって、前記他の通信端末への前記画像データの送信を決定する画像データ送信決定手段と、当該画像データ送信決定手段によって前記画像データの送信が決定された場合に、前記他の通信端末に前記画像データを送信する画像データ送信手段と、前記画像データ送信決定手段によって前記画像データの送信が決定された場合に、前記通信端末の情報である端末情報を、前記他の通信端末から取得する端末情報取得手段と、当該端末情報取得手段によって取得された前記端末情報に基づき、前記画像データに書込みを行う領域である書込み領域を、少なくとも前記他の通信端末に割り当てる割り当て手段と、当該割り当て手段によって前記他の通信端末に割り当てた前記書込み領域の位置の情報である位置情報を、前記他の通信端末に送信する位置情報送信手段と、前記画像データ送信決定手段によって前記画像データの送信が決定されていない場合に、前記他の通信端末の前記位置情報送信手段によって送信された前記位置情報を受信する位置情報受信手段と、当該位置情報受信手段によって受信された自拠点に割り当てられた前記位置情報に基づいて前記画像データにおける位置が特定される前記書込み領域内に書込みがあった場合に、前記書込み領域内の書込みの情報である第1書込み情報を、前記他の通信端末に送信する第1書込み情報送信手段と、前記書込領域外に書込みがあった場合に、当該書込まれた領域を検出する書込み領域検出手段と、前記位置情報受信手段によって受信された前記位置情報に基づき、前記書込み領域検出手段によって検出された領域を、前記書込み領域として割り当てられた通信端末を特定する端末特定手段と、前記書込み領域外の書込みの情報である第2書込み情報を、前記端末特定手段によって特定された前記通信端末に送信する第2書込み情報送信手段と、前記他の通信端末の前記第2書込み情報送信手段によって送信された前記第2書込み情報を受信する第2書込み情報受信手段と、当該第2書込み情報受信手段によって前記第2書込み情報が受信された場合に、前記第1書込み情報と前記第2書込み情報とを合成した合成書込み情報を、前記他の通信端末に送信する合成書込み情報送信手段と、前記他の通信端末の前記第1書込み情報によって送信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報送信手段によって送信された前記合成書込み情報を受信する書込み情報受信手段と、当該書込み情報受信手段によって受信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報を、前記画像データに反映させて前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えている。
本発明の第一態様によれば、画像データへの書込みを管理する書込み領域を、少なくとも他の通信端末に割り当てるので、画像データを送信する通信端末の一拠点に集中的に負荷がかかるのを防止できる。これにより、通信端末の相互間の通信がスムーズになるので、他の通信端末との間で画像データを良好に共有できる通信端末を提供できる。また、書込み領域の割り当ては、端末情報に基づいて行うので、通信端末の通信状況、負荷状況等に応じて書込み領域を自由に割り当てることができる。これにより、書込み領域を、他の通信端末の状況に応じて適切に割り当てることができる。さらに、自拠点に割り当てられた書込み領域内の書込みは、第1書込み情報として他の通信端末に送信される。よって、他の通信端末において、第1書込み情報を画像データに合成して表示手段に表示できる。一方、書込み領域外の書込みは、第2書込み情報として、その書き込まれた領域を書込み領域として割り当てられた通信端末に送信される。よって、第2書込み情報を受信した通信端末では、自拠点に割り当てられた書込み領域内の書込みについて、第1書込み情報と、第2書込み情報とを合成し、合成書込み情報として他の通信端末に送信できる。よって、他の通信端末では、合成書込み情報を画像データに合成して表示手段に表示できる。このように、自拠点に割り当てられた書込み領域内の書込みについて、自拠点のみならず、他拠点からの書込みについても一括して管理できる。
また、第一態様において、前記端末情報は、前記通信端末のCPUの負荷の情報である負荷情報を含み、前記割り当て手段は、前記負荷情報に基づき、前記CPUの負荷が大きいほど、前記書込み領域を小さく割り当て、前記CPUの負荷が小さいほど、前記書込み領域を大きく割り当てるようにしてもよい。これにより、書込み領域の管理による負荷を、CPUの負荷に応じて、他の通信端末に対して適切に割り当てることができる。
また、第一態様において、前記端末情報は、前記通信端末間における通信帯域の使用率の情報である通信帯域情報を含み、前記割り当て手段は、前記通信帯域情報に基づき、前記通信帯域の使用率が高いほど、前記書込み領域を小さく割り当て、前記通信帯域の使用率が低いほど、前記書込み領域を大きく割り当てるようにしてもよい。これにより、書込み領域の管理による負荷を、通信帯域の使用率に応じて、他の通信端末に対して適切に割り当てることができる。
また、第一態様において、前記他の通信端末に前記端末情報を送信する端末情報送信手段を備え、前記他の前記端末情報送信手段によって送信された前記端末情報の変化に基づき、前記割り当て手段によって割り当てた前記書込み領域の大きさを変更する変更手段を備えるようにしてもよい。これにより、他の通信端末の端末情報の変化に応じて、適切な大きさの書込み領域を、常時割り当てることができる。
また、第一態様において、割り当て手段は、前記端末情報に基づき、前記書込み領域を複数の大きさの領域に分割する分割手段を備え、当該分割手段によって分割された複数の領域を、前記通信端末の状態に基づき、前記通信端末ごとにそれぞれ割り当てるようにしてもよい。これにより、書込み領域の全域を管理できる。さらに、通信端末の状態に基づき、分割された複数の領域を割り当てるので、通信端末の端末情報の変化に応じて、適切な大きさの書込み領域を割り当てることができる。
本発明の第二態様に係る通信方法は、ネットワークで他の通信端末と相互に接続し、当該他の通信端末との間で共有する画像データを表示手段に表示し、かつ当該画像データへの書込みを可能とする通信端末によって行われる通信方法であって、前記他の通信端末への前記画像データの送信を決定する画像データ送信決定ステップと、当該画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定された場合に、前記他の通信端末に前記画像データを送信する画像データ送信ステップと、前記画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定された場合に、前記通信端末の情報である端末情報を、前記他の通信端末から取得する端末情報取得ステップと、当該端末情報取得ステップにおいて取得された前記端末情報に基づき、前記画像データに書込みを行う領域である書込み領域を、少なくとも前記他の通信端末に割り当てる割り当てステップと、当該割り当てステップにおいて前記他の通信端末に割り当てた前記書込み領域の位置の情報である位置情報を、前記他の通信端末に送信する位置情報送信ステップと、前記画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定されていない場合に、前記他の通信端末の前記位置情報送信ステップにおいて送信された前記位置情報を受信する位置情報受信ステップと、当該位置情報受信ステップにおいて受信された自拠点に割り当てられた前記位置情報に基づいて前記画像データにおける位置が特定される前記書込み領域内に書込みがあった場合に、前記書込み領域内の書込みの情報である第1書込み情報を、前記他の通信端末に送信する第1書込み情報送信ステップと、前記書込領域外に書込みがあった場合に、当該書込まれた領域を検出する書込み領域検出ステップと、前記位置情報受信ステップにおいて受信された前記位置情報に基づき、前記書込み領域検出手段によって検出された領域を、前記書込み領域として割り当てられた通信端末を特定する端末特定ステップと、前記書込み領域外の書込みの情報である第2書込み情報を、前記端末特定ステップにおいて特定された前記通信端末に送信する第2書込み情報送信ステップと、前記他の通信端末の前記第2書込み情報送信ステップにおいて送信された前記第2書込み情報を受信する第2書込み情報受信ステップと、当該第2書込み情報受信ステップにおいて前記第2書込み情報が受信された場合に、前記第1書込み情報と前記第2書込み情報とを合成した合成書込み情報を、前記他の通信端末に送信する合成書込み情報送信ステップと、前記他の通信端末の前記第1書込み情報によって送信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報送信ステップにおいて送信された前記合成書込み情報を受信する書込み情報受信ステップと、当該書込み情報受信ステップにおいて受信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報を、前記画像データに反映させて前記表示手段に表示する表示制御ステップと
を備えている。
本発明の第二態様によれば、画像データへの書込みを管理する書込み領域を、少なくとも他の通信端末に割り当てるので、画像データを送信する通信端末の一拠点に集中的に負荷がかかるのを防止できる。これにより、通信端末の相互間の通信がスムーズになるので、他の通信端末との間で画像データを良好に共有できる通信端末を提供できる。また、書込み領域の割り当ては、端末情報に基づいて行うので、通信端末の通信状況、負荷状況等に応じて書込み領域を自由に割り当てることができる。これにより、書込み領域を、他の通信端末の状況に応じて適切に割り当てることができる。さらに、自拠点に割り当てられた書込み領域内の書込みは、第1書込み情報として他の通信端末に送信される。よって、他の通信端末において、第1書込み情報を画像データに合成して表示手段に表示できる。一方、書込み領域外の書込みは、第2書込み情報として、その書き込まれた領域を書込み領域として割り当てられた通信端末に送信される。よって、第2書込み情報を受信した通信端末では、自拠点に割り当てられた書込み領域内の書込みについて、第1書込み情報と、第2書込み情報とを合成し、合成書込み情報として他の通信端末に送信できる。よって、他の通信端末では、合成書込み情報を画像データに合成して表示手段に表示できる。このように、自拠点に割り当てられた書込み領域内の書込みについて、自拠点のみならず、他拠点からの書込みについても一括して管理できる。
本発明の第三態様に係る通信プログラムは、ネットワークで他の通信端末と相互に接続し、当該他の通信端末との間で共有する画像データを表示手段に表示し、かつ当該画像データへの書込みを可能とする通信端末の動作を制御する通信プログラムであって、コンピュータに、前記他の通信端末への前記画像データの送信を決定する画像データ送信決定ステップと、当該画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定された場合に、前記他の通信端末に前記画像データを送信する画像データ送信ステップと、前記画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定された場合に、前記通信端末の情報である端末情報を、前記他の通信端末から取得する端末情報取得ステップと、当該端末情報取得ステップにおいて取得された前記端末情報に基づき、前記画像データに書込みを行う領域である書込み領域を、少なくとも前記他の通信端末に割り当てる割り当てステップと、当該割り当てステップにおいて前記他の通信端末に割り当てた前記書込み領域の位置の情報である位置情報を、前記他の通信端末に送信する位置情報送信ステップと、前記画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定されていない場合に、前記他の通信端末の前記位置情報送信ステップにおいて送信された前記位置情報を受信する位置情報受信ステップと、当該位置情報受信ステップにおいて受信された自拠点に割り当てられた前記位置情報に基づいて前記画像データにおける位置が特定される前記書込み領域内に書込みがあった場合に、前記書込み領域内の書込みの情報である第1書込み情報を、前記他の通信端末に送信する第1書込み情報送信ステップと、前記書込領域外に書込みがあった場合に、当該書込まれた領域を検出する書込み領域検出ステップと、前記位置情報受信ステップにおいて受信された前記位置情報に基づき、前記書込み領域検出手段によって検出された領域を、前記書込み領域として割り当てられた通信端末を特定する端末特定ステップと、前記書込み領域外の書込みの情報である第2書込み情報を、前記端末特定ステップにおいて特定された前記通信端末に送信する第2書込み情報送信ステップと、前記他の通信端末の前記第2書込み情報送信ステップにおいて送信された前記第2書込み情報を受信する第2書込み情報受信ステップと、当該第2書込み情報受信ステップにおいて前記第2書込み情報が受信された場合に、前記第1書込み情報と前記第2書込み情報とを合成した合成書込み情報を、前記他の通信端末に送信する合成書込み情報送信ステップと、前記他の通信端末の前記第1書込み情報によって送信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報送信ステップにおいて送信された前記合成書込み情報を受信する書込み情報受信ステップと、当該書込み情報受信ステップにおいて受信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報を、前記画像データに反映させて前記表示手段に表示する表示制御ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明の第三態様によれば、本プログラムをコンピュータに実行させることによって、画像データへの書込みを管理する書込み領域を、少なくとも他の通信端末に割り当てるので、画像データを送信する通信端末の一拠点に集中的に負荷がかかるのを防止できる。これにより、通信端末の相互間の通信がスムーズになるので、他の通信端末との間で画像データを良好に共有できる通信端末を提供できる。また、書込み領域の割り当ては、端末情報に基づいて行うので、通信端末の通信状況、負荷状況等に応じて書込み領域を自由に割り当てることができる。これにより、書込み領域を、他の通信端末の状況に応じて適切に割り当てることができる。さらに、自拠点に割り当てられた書込み領域内の書込みは、第1書込み情報として他の通信端末に送信される。よって、他の通信端末において、第1書込み情報を画像データに合成して表示手段に表示できる。一方、書込み領域外の書込みは、第2書込み情報として、その書き込まれた領域を書込み領域として割り当てられた通信端末に送信される。よって、第2書込み情報を受信した通信端末では、自拠点に割り当てられた書込み領域内の書込みについて、第1書込み情報と、第2書込み情報とを合成し、合成書込み情報として他の通信端末に送信できる。よって、他の通信端末では、合成書込み情報を画像データに合成して表示手段に表示できる。このように、自拠点に割り当てられた書込み領域内の書込みについて、自拠点のみならず、他拠点からの書込みについても一括して管理できる。
本発明の第四態様に係る通信システムは、ネットワークで相互に接続する複数の通信端末を備え、当該複数の通信端末間で共有する画像データを表示手段に表示させ、かつ当該画像データへの書込みを可能とする画像共有システムであって、前記複数の通信端末は、前記画像データの送受信に従い、前記画像データの共有元である画像共有元端末と、前記画像データの共有先である画像共有先端末とに分かれ、前記画像共有元端末は、前記他の通信端末への前記画像データの送信を決定する画像データ送信決定手段と、当該画像データ送信決定手段によって前記画像データの送信が決定された場合に、前記他の通信端末に前記画像データを送信する画像データ送信手段と、前記画像データ送信決定手段によって前記画像データの送信が決定された場合に、前記通信端末の情報である端末情報を、前記他の通信端末から取得する端末情報取得手段と、当該端末情報取得手段によって取得された前記端末情報に基づき、前記画像データに書込みを行う領域である書込み領域を、少なくとも前記他の通信端末に割り当てる割り当て手段と、当該割り当て手段によって前記他の通信端末に割り当てた前記書込み領域の位置の情報である位置情報を、前記他の通信端末に送信する位置情報送信手段とを備え、前記画像共有先端末は、前記画像共有元端末の前記位置情報送信手段によって送信された前記位置情報を受信する位置情報受信手段と、当該位置情報受信手段によって受信された自拠点に割り当てられた前記位置情報に基づいて前記画像データにおける位置が特定される前記書込み領域内に書込みがあった場合に、前記書込み領域内の書込みの情報である第1書込み情報を、前記他の通信端末に送信する第1書込み情報送信手段と、前記書込領域外に書込みがあった場合に、当該書込まれた領域を検出する書込み領域検出手段と、前記位置情報受信手段によって受信された前記位置情報に基づき、前記書込み領域検出手段によって検出された領域を、前記書込み領域として割り当てられた通信端末を特定する端末特定手段と、前記書込み領域外の書込みの情報である第2書込み情報を、前記端末特定手段によって特定された前記通信端末に送信する第2書込み情報送信手段と、前記他の通信端末の前記第2書込み情報送信手段によって送信された前記第2書込み情報を受信する第2書込み情報受信手段と、当該第2書込み情報受信手段によって前記第2書込み情報が受信された場合に、前記第1書込み情報と前記第2書込み情報とを合成した合成書込み情報を、前記他の通信端末に送信する合成書込み情報送信手段と、前記他の通信端末の前記第1書込み情報によって送信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報送信手段によって送信された前記合成書込み情報を受信する書込み情報受信手段と、当該書込み情報受信手段によって受信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報を、前記画像データに反映させて前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えている。
本発明の第四態様によれば、画像共有元端末では、画像データへの書込みを管理する書込み領域を、少なくとも他の通信端末に割り当てるので、画像データを送信する通信端末の一拠点に集中的に負荷がかかるのを防止できる。これにより、通信端末の相互間の通信がスムーズになるので、他の通信端末との間で画像データを良好に共有できる通信端末を提供できる。また、書込み領域の割り当ては、端末情報に基づいて行うので、通信端末の通信状況、負荷状況等に応じて書込み領域を自由に割り当てることができる。これにより、書込み領域を、他の通信端末の状況に応じて適切に割り当てることができる。さらに、画像共有先端末に割り当てられた書込み領域内の書込みは、第1書込み情報として他の通信端末に送信される。よって、他の通信端末において、第1書込み情報を画像データに合成して表示手段に表示できる。一方、書込み領域外の書込みは、第2書込み情報として、その書き込まれた領域を書込み領域として割り当てられた通信端末に送信される。よって、第2書込み情報を受信した通信端末では、自拠点に割り当てられた書込み領域内の書込みについて、第1書込み情報と、第2書込み情報とを合成し、合成書込み情報として他の通信端末に送信できる。よって、他の通信端末では、合成書込み情報を画像データに合成して表示手段に表示できる。このように、自拠点に割り当てられた書込み領域内の書込みについて、自拠点のみならず、他拠点からの書込みについても一括して管理できる。
通信システム1の構成、及び通信端末3の電気的構成を示すブロック図である。 画像共有通信のシーケンス図である。 画像共有通信における画像データPへの書込みを示す概念図である。 図3の続きを示す概念図である。 画像共有通信処理のフローチャートである。 画像共有送信処理のフローチャートである。 画像共有受信処理のフローチャートである。 書込み領域A1,A2を示す画像データPの概念図である。 書込み領域情報60の概念図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。記載されている装置の構成、各種処理のフローチャート等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
まず、通信システム1の構成について、図1を参照して説明する。通信システム1は、通信端末3,4,5を備えている。通信端末3〜5は、ネットワーク2に接続している。通信端末3〜5は、ネットワーク2を介して相互に通信ができる。通信端末3〜5は、通信機能を備えた情報端末であり、例えばパーソナルコンピュータを使用できる。通信端末3〜5は、他の通信端末3〜5とP2P通信を開始する。P2P通信の通信プロトコルとしては、例えば、H.323及びSIP等の通信プロトコルにおける呼制御通信、NAT越えのために一般的に行われる周知の通信等が挙げられる。通信端末3〜5間でのP2P通信によって、例えばテレビ会議が実施される。
通信システム1は、ネットワーク2を経由して、通信端末3〜5間で同一の画像データを共有できる。通信端末3〜5は、画像データを編集するアプリケーションソフト(以下、「画像編集アプリ」と呼ぶ)を備えている。画像編集アプリが起動すると、ユーザは、表示部26に表示されるペンのアイテムG(図4参照)をマウスで操作することで、画像データに書込みができる。通信システム1では、自拠点の通信端末の画像データのみならず、共有する画像データへの書込みもできる。
次に、通信端末3の電気的構成について、図1を参照して説明する。通信端末4,5の電気的構成は、通信端末3の電気的構成と同じであるので、説明を省略する。通信端末3は、通信端末3の制御を司るCPU21を備えている。CPU21は、ROM22、RAM23、HDD24、入力部25、表示部26、ドライブ装置27、及び通信部28と電気的に接続している。ROM22には、ブートプログラムやBIOSが記憶される。RAM23には、タイマやカウンタ、一時的なデータが記憶される。テレビ会議を実施する場合、カメラ、マイク、スピーカ等を入出力インタフェイス(図示外)に接続する。
HDD24には、制御プログラム、本発明の「画像共有通信プログラム」が記憶される。入力部25は、ユーザからの入力を受け付けるキーボードやマウスである。表示部26は、所望の画像を表示させるディスプレイである。ドライブ装置27は、記憶媒体271に記憶された情報を読みだすことができる。例えば、通信端末3のセットアップ時、記憶媒体271に記憶された制御プログラム及び画像共有通信プログラムはドライブ装置27によって読み出され、HDD24に記憶される。通信部28は、ネットワーク2を介して他の通信端末4,5と通信を行う場合のタイミング制御を行う。
次に、画像データPを通信端末3〜5間で共有する場合の通信シーケンスの一例について、図2、図3、図4を参照して説明する。図3は、図2のシーケンスの各ステップに対応する画像データPの書込み状態を示している。本実施例では、通信端末3が所有する画像データPを、通信端末4,5と共有する場合について説明する。画像データPは、鞄を持ったAさんが画像の右側に位置する画像である。
図2,図3に示すように、はじめに、通信端末3は、HDD24に記憶された画像データPを通信端末4,5と共有するために、通信端末4,5に対して画像共有開始信号を送信する(S1)。画像共有開始信号は、画像データPの共有開始を指示するコマンドである。続いて、通信端末3は、画像データPの送信を開始する(S2)。
通信端末4,5は、画像データPを受信する。通信端末4,5では、通信端末3が送信する画像データPが、各表示部26にそれぞれ表示される。さらに、通信端末4,5は、通信端末4,5の端末情報をそれぞれ作成する。端末情報とは、例えば、通信端末4,5のCPU21の負荷情報、又は通信帯域の使用率の情報等を含む情報である。通信端末4,5は、CPU21の負荷を測定し、又は通信帯域の使用率を測定することで、端末情報を作成する。
CPU負荷の測定は、例えば、Windows(登録商標) OSであれば、リソースキット・ツールを入手することで可能である。リソースキット・ツールによって、例えば、「Elapsed Time(経過時間)」「Process Time(処理時間)」を計測できる。「Elapsed Time」は、プログラムを起動してから終了するまでの実際の経過時間である。「Process Time」は、プログラムの実際の処理時間であり、CPU21を占有して動作していた時間の総計である。これらの情報は、実際のCPU21の時間の消費具合や、システムの負荷状況を示している。「Elapsed Time」「Process Time」をCPU21の負荷情報として利用できる。
通信帯域の使用率とは、あるネットワークにおける帯域のうち、どの位使用されているかをパーセントで表した値である。通信帯域の使用率は、例えば、ネットワークトラフィックを計測することで算出できる。トラフィックは、ネットワーク上を流れる単位時間当たりのデータ量を意味する。ネットワーク規格ごとの最大伝送速度に対するトラフィックの割合を算出することで、通信帯域の使用率を算出できる。ネットワークトラフィック監視では、基準値(ベースライン)を測定する。ベースラインは、平常状態(或いは初期状態)でのネットワークトラフィック値である。このベースラインを元に、時間単位でトラフィックの変化を比較することで、通信帯域の使用率を比較できる。そして、通信端末4,5は、このように作成した端末情報を通信端末3に送信する(S3)。
次いで、通信端末3は、通信端末4,5から送信された各端末情報に基づき、画像データPに対して書込み領域を割り当てる(S4)。書込み領域とは、画像データPにおいて書込みを管理する領域を意味する。書込み領域は、例えば、画像共有先端末である通信端末4,5に対して割り当てる。書込み領域の大きさは、通信端末4,5から送信された各端末情報に基づいて調整するのが好ましい。
ここで、書込み領域の割り当て方法について説明する。例えば、本実施例のように、送信先端末が2つある場合は、図4のS4に示すように、画像データPをサイズの異なる2つの領域(A1,A2)に分割する。通信端末4,5の各端末情報に基づき、領域A1,A2に対して通信端末4,5を割り当てる。例えば、通信端末4よりも通信端末5の方がCPU負荷が高い場合、サイズの大きいA1領域を通信端末4に割り当て、サイズの小さいA2領域を通信端末5に割り当てる。つまり、書込み領域A1を通信端末4に管理させ、書込み領域A2を通信端末5に管理させる。これにより、書込み領域A1,A2の管理の負荷を、CPU負荷の状況に応じて、各通信端末4,5において適切に分担できるので、CPU負荷が通信端末4,5において偏るのを防止できる。
また、例えば、各通信端末4,5の通信帯域の使用率を考慮し、通信端末4の使用率よりも通信端末5の使用率の方が高い場合、サイズの大きいA1領域を通信端末4に割り当て、サイズの小さいA2領域を通信端末5に割り当てる。つまり、書込み領域A1を通信端末4に管理させ、書込み領域A2を通信端末5に管理させる。これにより、書込み領域A1,A2の管理の負荷を、各通信端末4,5において適切に分担できるので、ネットワーク2の使用帯域にかかる負荷が偏るのを防止できる。
次いで、通信端末3は、通信端末4,5に対して割り当てた書込み領域A1,A2の位置情報を、書込み領域情報として、通信端末4,5に送信する(S5)。書込み領域情報を受信した通信端末4,5は、画像データPにおいて自拠点が管理すべき書込み領域A1,A2の位置を特定できる。これにより、通信端末4はA1領域の管理端末として機能し、通信端末5はA2領域の管理端末として機能する。このように、画像データPの書込みの管理を、画像共有元端末である通信端末3ではなく、画像共有先端末である通信端末4,5に分担させることができる。これにより、画像データPを送信する通信端末3に負荷が集中するのを効果的に防止できる。
そして、通信端末4では、ユーザが画像編集アプリを起動し、ペンのアイテムGを用いて、例えば、画像データPのA1領域に書込みを開始する(S6)。図4のS6に示すように、画像データPのAさんの顔の周囲を取り囲む丸「○」の書込みが始まっている。「○」の位置はA1領域内である。A1領域は、通信端末4が管理している。そこで、通信端末4は、他拠点である通信端末3、5に対して、A1領域の書込み情報の送信を開始する(S7)。すると、図4のS7に示すように、画像データPのA1領域に書き込まれた内容が、通信端末3,4,5における画像データPに反映される。通信端末3,4,5の各表示部26には、A1領域の書込みを反映した画像データPが表示される。
その後、通信端末5でも、ユーザが画像編集アプリを起動し、例えば、画像データPのA1領域に書込みを開始する(S8)。図4のS8に示すように、画像データPのAさんの顔の右隣りに「A」の文字の書込みが始まっている。ところが、A1領域は自拠点が管理する領域ではなく、通信端末4が管理する領域である。そこで、通信端末5は、A1領域を管理する通信端末4に対して、A1領域の書込み情報の送信を開始する(S9)。
通信端末4は、通信端末5からA1領域の書込み情報を受信すると、A1領域について、自拠点で書込みがなされた自拠点の書込み情報(本発明の「第1書込み情報」に相当)と、通信端末5で書込みがなされた他拠点の書込み情報(本発明の「第2書込み情報」に相当)とを合成し、通信端末5、6に合成データ(本発明の「合成書込み情報」に相当)の送信を開始する(S10)。すると、図4に示すように、通信端末4,5でA1領域に書き込まれた各内容が、通信端末3,4,5における画像データPに反映される。つまり、画像データPにおいて、Aさんの顔の周囲を取り囲む丸「○」の書込みと、Aさんの顔の右隣りの「A」の文字の書込みとが反映される。通信端末3,4,5の各表示部26には、このようなA1領域の書込みを反映した画像データPが表示される。
そして、通信端末5において、Aさんの顔の右隣りの「A」の文字の書込みが終了する(S11)。さらに、通信端末4においても、Aさんの顔の周囲を取り囲む丸「○」の書込みが終了する(S12)。
次いで、通信端末3において、ユーザが画像共有通信を終了する操作を行う。すると、通信端末3は、通信端末4,5に対して、画像供給終了信号を送信し(S13)、画像データPの送信を終了する(S14)。画像共有終了信号を受信した通信端末4,5では、画像送信が終了するので、表示部26には画像データPは表示されない。
画像送信が終了すると、画像共有元である通信端末3では、書込み情報を画像データPに反映させる(S15)。書込み情報を反映した画像データPを、HDD24に保存する(S16)。通信端末3では、画像共有通信でなされた最終的に書き込まれた内容で、画像データPを保存できる。次回の画像共有通信では、前回書き込まれた内容で画像データPを通信端末3〜5で共有できる。
次に、上述の画像共有通信を実現するために、CPU21による画像共有通信処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。本実施例では、通信端末3が「画像共有元端末」、通信端末4,5が「画像共有先端末」として機能する場合について説明する。画像共有通信処理は、HDD31に記憶した「画像共有通信プログラム」を読み込むことによって実行される。
まず、画像共有通信を開始するか否かが判断される(S21)。ユーザが画像共有通信の開始の操作をしない場合(S21:NO)、続いて、他拠点から画像共有開始信号を受信したか否かが判断される(S22)。画像共有開始信号を受信しない場合(S22:NO)、S21に戻り、引き続き、画像共有通信の開始の指示の有無が判断される。
ユーザが画像共有通信の開始の操作を行い、画像共有通信を開始すると判断された場合(S21:YES)、その通信端末は画像共有元端末として機能するので、画像共有送信処理が実行される(S23)。一方、他拠点から画像共有開始信号を受信した場合(S22:YES)、その通信端末は画像共有先端末として機能するので、画像共有受信処理が実行される(S24)、画像共有送信処理、又は画像共有受信処理が終了すると、画像共有通信処理が終了する。
次に、画像共有送信処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。ここでは、通信端末3が画像共有元端末として機能する場合について説明する。まず、画像共有開始信号が、画像共有先端末である他拠点の通信端末4,5に送信される(S31)。次いで、通信端末4,5に向けて画像データPの送信が開始される(S32)。画像データPは、例えば、パケット方式で送信する。そして、通信端末4,5では、画像共有開始信号を受信しているので、通信端末3に対して端末情報を送信する。これら通信端末4,5からそれぞれ送信された各端末情報が受信される(S33)。
次に、書込み領域の割り当て処理が実行される(S34)。この処理では、まず、画像データPに対して書込み領域が割り当てられる。書込み領域の割り当ては、例えば、画像データPの領域を様々な大きさの領域に分割する。書込み領域の数は、画像供給先端末の数に対応させる。例えば、図8に示すように、画像データPを大きさの異なる書込み領域A1,A2に分割する。なお、分割態様については限定しない。
次いで、書込み領域A1,A2に対して通信端末4,5が割り当てられる。通信端末4,5の割り当ては、通信端末4,5の端末情報を考慮して行われる。例えば、CPU21の負荷を比較し、CPU21の負荷が小さい方の通信端末を、サイズの大きい書込み領域A1に割り当てる。CPU21の負荷が大きい方の通信端末を、サイズの小さい書込み領域A2に割り当てる。つまり、現時点でCPU21の負荷が小さい方の通信端端末に、サイズの大きい書込み領域A1を管理させ、CPU21の負荷が大きい方の通信端端末に、サイズの小さい書込み領域A2を管理させる。これにより、書込み領域A1,A2の管理の負荷を、各通信端末4,5で適切に分担できる。
次いで、書込み領域情報の作成処理が実行される(S35)。書込み領域情報は、通信端末4,5に割り当てた書込み領域A1,A2の位置情報を含む。例えば、図9に示すように、書込み領域情報60には、領域ID、端末ID、管理領域が登録されている。領域IDには、書込み領域を識別するための識別子が登録される。端末IDには、その領域IDに割り当てた通信端末の識別子が登録される。管理領域には、書込み領域の4つの頂点の座標が登録される。本実施例では、書込み領域A1の領域ID=「AREA0001」に対して、通信端末4の端末ID「002」、管理領域={100,300},{100,0},{400,0},{400,300}が登録される。書込み領域A2の領域ID=「AREA0002」に対して、通信端末5の端末ID「003」、管理領域={0,300},{0,0},{100,0},{100,300}が登録される。書込み領域情報60は、RAM23に一旦記憶される。端末IDは、通信端末を識別できるものであればよく、例えば、IPアドレス、SIPアドレス、マックアドレス等が適用可能である。
次いで、RAM23に記憶された書込み領域情報60が、通信端末4,5にそれぞれ送信される(S36)。これにより、通信端末4,5に対して、それぞれの拠点で管理すべき画像データPにおける書込み領域を通知することができる。これにより、通信端末4,5では、画像データPにおける書込み領域A1,A2の位置を特定できる。
次いで、画像共有通信を終了するか否かが判断される(S37)。ユーザが画像共有通信の終了の操作をまだしない場合(S37:NO)、各通信端末4,5の端末状況の変化を検出するべく、各通信端末4,5から端末情報が新たに受信される(S42)。次いで、書込み領域情報60を変更するか否かが判断される(S43)。新たに受信した端末情報に基づき、各通信端末4,5のCPU負荷が前回と変化していない場合は、書込み領域情報60を変更する必要はない。この場合(S43:NO)、S37に戻り、画像供給の終了の有無が判断される。
これとは逆に、例えば、前回に書込み領域情報60を作成した時点と比べて、通信端末4,5のCPU負荷が逆転した場合、書込み領域情報60を変更する必要がある。この場合(S43:YES)、S34に戻り、再度、書込み領域の割り当て処理、書込み領域情報の作成処理(S35)が実行され、新たに作成された書込み領域情報が、通信端末4,5にそれぞれ送信される(S36)。
そして、画像共有の終了の操作がなされ、画像共有を終了すると判断された場合(S37:YES)、画像共有終了信号が、通信端末4,5にそれぞれ送信される(S38)。さらに、通信端末4,5に向けての画像データPの送信が終了される(S39)。次いで、他拠点から送信された書込み情報が画像データPに反映される(S40)。さらに、書込み情報を反映した画像データPはHDD24に記憶される(S41)。これにより、最終的に書き込まれた内容で、画像データPを保存できる。こうして、画像共有処理が終了し、図5のメインフローに戻り、画像共有送信処理が終了する。
次に、CPU21による画像共有受信処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。ここでは、説明の便宜上、画像共有先端末である通信端末4のCPU21が実行する処理として説明する。まず、自拠点の通信端末の端末情報が作成され、画像共有元端末である通信端末3に送信される(S51)。端末情報を受信した通信端末3では、各通信端末4,5の端末情報に基づき、書込み領域情報が作成され、通信端末4,5に送信される。よって、通信端末3から書込み領域情報が受信される(S52)。図9に示す書込み領域情報60を参照すると、通信端末4(識別ID=002)には、領域ID=AREA0001の書込み領域A1(図8参照)が割り当てられている。
そこで、自拠点の端末において、画像編集アプリが起動した状態で、画像データPに書込みがあったか否かが判断される(S53)。画像データPに書込みがあった場合(S53:YES)、その書き込まれた位置が、自拠点が管理する書込み領域内か否かが判断される(S54)。例えば、書き込まれた位置が、自拠点の通信端末4が管理する書込み領域A1内であった場合(S54:YES)、書込み領域A1へ書込みが行われ(S55)、その書込み情報が通信端末3、5にそれぞれ送信される(S56)。書込み情報を受信した通信端末3,5では、書込み情報を反映した画像データPが表示部26に表示される。そして、S53に戻り、画像データPに書込みの有無が再び判断される。
一方、画像データPに書き込まれた位置が、通信端末5が管理する書込み領域A2内であった場合(S54:NO)、書き込まれた位置を管理する通信端末5に対して、書込み情報(本発明の「第2書込み情報」に相当)が送信される(S57)。ここでは、画像データPに書き込まれた位置が検出され、通信端末3から送信された書込み領域情報に基づき、その検出された位置を書込み領域として割り当てられた通信端末5が特定される。図4に示す例では、書込み領域A2内に書込みがあったので、通信端末5が特定される。その通信端末5に対して書込み情報が送信される。そして、S53に戻り、画像データPに書込みの有無が再び判断される。
ところで、画像データPに書込みがなかった場合(S53:NO)、他拠点の端末から書込み情報を受信したか否かが判断される(S58)。他拠点から書込み情報を受信した場合(S58:YES)、その書込み情報は自拠点が管理する書込み領域A1内の書込みであるので、A1領域について、自拠点で書込みがなされた自拠点の書込み情報と、通信端末5で書込みがなされた他拠点の書込み情報とが合成される(S59)。さらに、合成データが、他拠点の通信端末5、6に対して送信される(S56)。これにより、通信端末4が管理する書込み領域A1において、他拠点から書込みがあった場合でも、通信端末4において一括して管理できる。そして、S53に戻り、画像データPに書込みの有無が再び判断される。
画像データPへの書込みもなく(S53:NO)、他拠点からの書込み情報も受信しない場合(S58:NO)、新たに書込み領域情報を受信したか否かが判断される(S60)。新たに書込み領域情報を受信した場合(S60:YES)、前回受信してRAM23に記憶した書込み領域情報と内容が異なっている。つまり、自拠点が管理する書込み領域の位置が変更されている。
例えば、画像共有通信において、通信端末4と通信端末5とでCPU負荷が途中で逆転した場合、通信端末3では、図8に示す書込み領域A1,A2に対する割り当てを逆転する変更が行われる。つまり、書込み領域A1に通信端末4、書込み領域A2に通信端末5を割り当てていたのを、書込み領域A1に通信端末5、書込み領域A2に通信端末4を割り当てる変更が行われる。このような書込み領域情報を受信した場合、前回まで管理していた書込み領域A1の書込み情報を、今回から書込み領域A1を管理する通信端末5が作成する書込み情報に反映させる必要がある。
そこで、今まで管理していた書込み領域の書込み情報が、次に書込み領域を管理する他拠点の端末に送信される(S61)。さらに、自拠点が今回から管理する書込み領域の書込み情報が、前回まで書込み領域を管理していた他拠点の端末から受信される(S62)。これにより、各端末のCPU負荷の状況に応じて、書込み領域の位置が変更した場合でも、変更前の書込み情報が今回から書込み領域を管理する端末で新たに管理できる。
なお、画像データPへの書込みもなく(S53:NO)、他拠点からの書込み情報も受信せず(S58:NO)、書込み領域情報も受信しない場合(S60:NO)、現時点での端末の状況(例えば、CPU21の負荷状況)を通信端末3に通知するべく、端末情報が新たに作成され、通信端末3に送信される(S63)。そして、画像データPへの書込みが終了したか否かが判断される(S64)。例えば、ユーザによって画像編集アプリが終了されていない場合(S64:NO)、S53に戻って、画像データPに書込みの有無が再び判断される。ユーザによって画像編集アプリが終了した場合(S64:YES)、画像共有受信処理を終了し、図5のメインフローに戻って、画像共有通信処理が終了する。
上記説明において、図6のS21の処理を実行するCPU21が本発明の「画像データ送信決定手段」に相当し、S32の処理を実行するCPU21が本発明の「画像データ送信手段」に相当し、S33の処理を実行するCPU21が本発明の「端末情報取得手段」に相当し、S34の処理を実行するCPU21が本発明の「割り当て手段」に相当し、S36の処理を実行するCPU21が本発明の「位置情報送信手段」に相当し、図7のS52,S60の処理を実行するCPU21が本発明の「位置情報受信手段」に相当し、S56の処理を実行するCPU21が本発明の「第1書込み情報送信手段」に相当し、S54の処理を実行するCPU21が本発明の「書込み領域検出手段」と「端末特定手段」に相当し、S57の処理を実行するCPU21が本発明の「第2書込み情報送信手段」に相当し、S58の処理を実行するCPU21が本発明の「第2書込み情報受信手段」に相当し、S59,S56の処理を実行するCPU21が本発明の「合成書込み情報送信手段」に相当する。
以上説明したように、本実施形態の通信システム1では、ネットワーク2を経由して、通信端末3〜5間で同一の画像データを共有できる。通信端末3〜5は、共有する画像データに書込みができる。画像データPの共有元である通信端末3が、通信端末4,5に対して画像共有開始信号を送信する。通信端末4,5は、端末の状況を示す端末情報を作成し、通信端末3に送信する。通信端末3は、通信端末4,5から送信された各端末情報に基づき、画像データPに対して書込み領域A1,A2を、各通信端末4,5に対してそれぞれ割り当てる。通信端末4は、書込み領域A1の書込みを管理する端末として機能する。通信端末5は、書込み領域A2の書込みを管理する端末として機能する。このように、画像データPの書込みの管理を、画像共有元端末である通信端末3ではなく、画像共有先端末である通信端末4,5に分担させることができる。これにより、画像データPを送信する通信端末3に負荷が集中するのを効果的に防止できる。
自拠点が管理する書込み領域内の書込みは、書込み情報として、他拠点の通信端末に送信する。これにより、通信端末3〜5において、書込み領域内の書込みが画像データに反映される。
また、上記実施形態では特に、書込み領域に対する通信端末の割り当てを、各通信端末の端末情報に基づいて行う。端末情報は、例えば、通信端末4,5のCPU21の負荷情報、又は通信帯域の使用率の情報等を含む情報である。CPU負荷を考慮した場合、CPU負荷が小さい方の通信端末に、サイズの大きい書込み領域を割り当てる。CPU負荷が大きい方の通信端末を、サイズの小さい書込み領域に割り当てる。これにより、書込み領域A1,A2の管理の負荷を、各通信端末4,5で適切に分担できるので、CPU負荷が通信端末4,5で偏るのを防止できる。通信帯域の使用率を考慮した場合は、画像データPを送信する通信端末3に負荷が集中するのを効果的に防止できる
また、上記実施形態では特に、自拠点に割り当てられた書込み領域内に、自拠点での書込みと、他拠点での書込みとがあった場合、これらの書込み情報を合成して、他拠点の通信端末に送信できる。これにより、書込み領域内において、自拠点のみならず、他拠点からの書込みについても管理することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。上記実施形態では、書込み領域の割り当てを、送信先端末である通信端末4,5にのみ割り当てている。例えば、送信元端末である通信端末3にも書込み領域を割り当ててもよい。
また、上記実施形態では、全部の送信先端末に対して書込み領域を割り当てているが、全部の送信先端末に割り当てる必要はなく、例えば一の送信先端末にのみ割り当てるようにしてもよい。
1 通信システム
2 ネットワーク
3,4,5 通信端末
21 CPU

Claims (8)

  1. ネットワークで他の通信端末と相互に接続し、当該他の通信端末との間で共有する画像データを表示手段に表示し、かつ当該画像データへの書込みを可能とする通信端末であって、
    前記他の通信端末への前記画像データの送信を決定する画像データ送信決定手段と、
    当該画像データ送信決定手段によって前記画像データの送信が決定された場合に、前記他の通信端末に前記画像データを送信する画像データ送信手段と、
    前記画像データ送信決定手段によって前記画像データの送信が決定された場合に、前記通信端末の情報である端末情報を、前記他の通信端末から取得する端末情報取得手段と、
    当該端末情報取得手段によって取得された前記端末情報に基づき、前記画像データに書込みを行う領域である書込み領域を、少なくとも前記他の通信端末に割り当てる割り当て手段と、
    当該割り当て手段によって前記他の通信端末に割り当てた前記書込み領域の位置の情報である位置情報を、前記他の通信端末に送信する位置情報送信手段と、
    前記画像データ送信決定手段によって前記画像データの送信が決定されていない場合に、前記他の通信端末の前記位置情報送信手段によって送信された前記位置情報を受信する位置情報受信手段と、
    当該位置情報受信手段によって受信された自拠点に割り当てられた前記位置情報に基づいて前記画像データにおける位置が特定される前記書込み領域内に書込みがあった場合に、前記書込み領域内の書込みの情報である第1書込み情報を、前記他の通信端末に送信する第1書込み情報送信手段と、
    前記書込領域外に書込みがあった場合に、当該書込まれた領域を検出する書込み領域検出手段と、
    前記位置情報受信手段によって受信された前記位置情報に基づき、前記書込み領域検出手段によって検出された領域を、前記書込み領域として割り当てられた通信端末を特定する端末特定手段と、
    前記書込み領域外の書込みの情報である第2書込み情報を、前記端末特定手段によって特定された前記通信端末に送信する第2書込み情報送信手段と、
    前記他の通信端末の前記第2書込み情報送信手段によって送信された前記第2書込み情報を受信する第2書込み情報受信手段と、
    当該第2書込み情報受信手段によって前記第2書込み情報が受信された場合に、前記第1書込み情報と前記第2書込み情報とを合成した合成書込み情報を、前記他の通信端末に送信する合成書込み情報送信手段と、
    前記他の通信端末の前記第1書込み情報によって送信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報送信手段によって送信された前記合成書込み情報を受信する書込み情報受信手段と、
    当該書込み情報受信手段によって受信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報を、前記画像データに反映させて前記表示手段に表示する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする通信端末。
  2. 前記端末情報は、前記通信端末のCPUの負荷の情報である負荷情報を含み、
    前記割り当て手段は、前記負荷情報に基づき、
    前記CPUの負荷が大きいほど、前記書込み領域を小さく割り当て、
    前記CPUの負荷が小さいほど、前記書込み領域を大きく割り当てることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記端末情報は、前記通信端末間における通信帯域の使用率の情報である通信帯域情報を含み、
    前記割り当て手段は、前記通信帯域情報に基づき、
    前記通信帯域の使用率が高いほど、前記書込み領域を小さく割り当て、
    前記通信帯域の使用率が低いほど、前記書込み領域を大きく割り当てることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  4. 前記他の通信端末に前記端末情報を送信する端末情報送信手段を備え、
    前記他の前記端末情報送信手段によって送信された前記端末情報の変化に基づき、前記割り当て手段によって割り当てた前記書込み領域の大きさを変更する変更手段を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の通信端末。
  5. 前記割り当て手段は、
    前記端末情報に基づき、前記書込み領域を複数の大きさの領域に分割する分割手段を備え、
    当該分割手段によって分割された複数の領域を、前記通信端末の状態に基づき、前記通信端末ごとにそれぞれ割り当てることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の通信端末。
  6. ネットワークで他の通信端末と相互に接続し、当該他の通信端末との間で共有する画像データを表示手段に表示し、かつ当該画像データへの書込みを可能とする通信端末によって行われる通信方法であって、
    前記他の通信端末への前記画像データの送信を決定する画像データ送信決定ステップと、
    当該画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定された場合に、前記他の通信端末に前記画像データを送信する画像データ送信ステップと、
    前記画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定された場合に、前記通信端末の情報である端末情報を、前記他の通信端末から取得する端末情報取得ステップと、
    当該端末情報取得ステップにおいて取得された前記端末情報に基づき、前記画像データに書込みを行う領域である書込み領域を、少なくとも前記他の通信端末に割り当てる割り当てステップと、
    当該割り当てステップにおいて前記他の通信端末に割り当てた前記書込み領域の位置の情報である位置情報を、前記他の通信端末に送信する位置情報送信ステップと、
    前記画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定されていない場合に、前記他の通信端末の前記位置情報送信ステップにおいて送信された前記位置情報を受信する位置情報受信ステップと、
    当該位置情報受信ステップにおいて受信された自拠点に割り当てられた前記位置情報に基づいて前記画像データにおける位置が特定される前記書込み領域内に書込みがあった場合に、前記書込み領域内の書込みの情報である第1書込み情報を、前記他の通信端末に送信する第1書込み情報送信ステップと、
    前記書込領域外に書込みがあった場合に、当該書込まれた領域を検出する書込み領域検出ステップと、
    前記位置情報受信ステップにおいて受信された前記位置情報に基づき、前記書込み領域検出手段によって検出された領域を、前記書込み領域として割り当てられた通信端末を特定する端末特定ステップと、
    前記書込み領域外の書込みの情報である第2書込み情報を、前記端末特定ステップにおいて特定された前記通信端末に送信する第2書込み情報送信ステップと、
    前記他の通信端末の前記第2書込み情報送信ステップにおいて送信された前記第2書込み情報を受信する第2書込み情報受信ステップと、
    当該第2書込み情報受信ステップにおいて前記第2書込み情報が受信された場合に、前記第1書込み情報と前記第2書込み情報とを合成した合成書込み情報を、前記他の通信端末に送信する合成書込み情報送信ステップと、
    前記他の通信端末の前記第1書込み情報によって送信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報送信ステップにおいて送信された前記合成書込み情報を受信する書込み情報受信ステップと、
    当該書込み情報受信ステップにおいて受信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報を、前記画像データに反映させて前記表示手段に表示する表示制御ステップと
    を備えたことを特徴とする通信方法。
  7. ネットワークで他の通信端末と相互に接続し、当該他の通信端末との間で共有する画像データを表示手段に表示し、かつ当該画像データへの書込みを可能とする通信端末の動作を制御する通信プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記他の通信端末への前記画像データの送信を決定する画像データ送信決定ステップと、
    当該画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定された場合に、前記他の通信端末に前記画像データを送信する画像データ送信ステップと、
    前記画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定された場合に、前記通信端末の情報である端末情報を、前記他の通信端末から取得する端末情報取得ステップと、
    当該端末情報取得ステップにおいて取得された前記端末情報に基づき、前記画像データに書込みを行う領域である書込み領域を、少なくとも前記他の通信端末に割り当てる割り当てステップと、
    当該割り当てステップにおいて前記他の通信端末に割り当てた前記書込み領域の位置の情報である位置情報を、前記他の通信端末に送信する位置情報送信ステップと、
    前記画像データ送信決定ステップにおいて前記画像データの送信が決定されていない場合に、前記他の通信端末の前記位置情報送信ステップにおいて送信された前記位置情報を受信する位置情報受信ステップと、
    当該位置情報受信ステップにおいて受信された自拠点に割り当てられた前記位置情報に基づいて前記画像データにおける位置が特定される前記書込み領域内に書込みがあった場合に、前記書込み領域内の書込みの情報である第1書込み情報を、前記他の通信端末に送信する第1書込み情報送信ステップと、
    前記書込領域外に書込みがあった場合に、当該書込まれた領域を検出する書込み領域検出ステップと、
    前記位置情報受信ステップにおいて受信された前記位置情報に基づき、前記書込み領域検出手段によって検出された領域を、前記書込み領域として割り当てられた通信端末を特定する端末特定ステップと、
    前記書込み領域外の書込みの情報である第2書込み情報を、前記端末特定ステップにおいて特定された前記通信端末に送信する第2書込み情報送信ステップと、
    前記他の通信端末の前記第2書込み情報送信ステップにおいて送信された前記第2書込み情報を受信する第2書込み情報受信ステップと、
    当該第2書込み情報受信ステップにおいて前記第2書込み情報が受信された場合に、前記第1書込み情報と前記第2書込み情報とを合成した合成書込み情報を、前記他の通信端末に送信する合成書込み情報送信ステップと、
    前記他の通信端末の前記第1書込み情報によって送信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報送信ステップにおいて送信された前記合成書込み情報を受信する書込み情報受信ステップと、
    当該書込み情報受信ステップにおいて受信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報を、前記画像データに反映させて前記表示手段に表示する表示制御ステップと
    を実行させることを特徴とする通信プログラム。
  8. ネットワークで相互に接続する複数の通信端末を備え、当該複数の通信端末間で共有する画像データを表示手段に表示させ、かつ当該画像データへの書込みを可能とする画像共有システムであって、
    前記複数の通信端末は、前記画像データの送受信に従い、
    前記画像データの共有元である画像共有元端末と、
    前記画像データの共有先である画像共有先端末と
    に分かれ、
    前記画像共有元端末は、
    前記他の通信端末への前記画像データの送信を決定する画像データ送信決定手段と、
    当該画像データ送信決定手段によって前記画像データの送信が決定された場合に、前記他の通信端末に前記画像データを送信する画像データ送信手段と、
    前記画像データ送信決定手段によって前記画像データの送信が決定された場合に、前記通信端末の情報である端末情報を、前記他の通信端末から取得する端末情報取得手段と、
    当該端末情報取得手段によって取得された前記端末情報に基づき、前記画像データに書込みを行う領域である書込み領域を、少なくとも前記他の通信端末に割り当てる割り当て手段と、
    当該割り当て手段によって前記他の通信端末に割り当てた前記書込み領域の位置の情報である位置情報を、前記他の通信端末に送信する位置情報送信手段と
    を備え、
    前記画像共有先端末は、
    前記画像共有元端末の前記位置情報送信手段によって送信された前記位置情報を受信する位置情報受信手段と、
    当該位置情報受信手段によって受信された自拠点に割り当てられた前記位置情報に基づいて前記画像データにおける位置が特定される前記書込み領域内に書込みがあった場合に、前記書込み領域内の書込みの情報である第1書込み情報を、前記他の通信端末に送信する第1書込み情報送信手段と、
    前記書込領域外に書込みがあった場合に、当該書込まれた領域を検出する書込み領域検出手段と、
    前記位置情報受信手段によって受信された前記位置情報に基づき、前記書込み領域検出手段によって検出された領域を、前記書込み領域として割り当てられた通信端末を特定する端末特定手段と、
    前記書込み領域外の書込みの情報である第2書込み情報を、前記端末特定手段によって特定された前記通信端末に送信する第2書込み情報送信手段と、
    前記他の通信端末の前記第2書込み情報送信手段によって送信された前記第2書込み情報を受信する第2書込み情報受信手段と、
    当該第2書込み情報受信手段によって前記第2書込み情報が受信された場合に、前記第1書込み情報と前記第2書込み情報とを合成した合成書込み情報を、前記他の通信端末に送信する合成書込み情報送信手段と、
    前記他の通信端末の前記第1書込み情報によって送信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報送信手段によって送信された前記合成書込み情報を受信する書込み情報受信手段と、
    当該書込み情報受信手段によって受信された前記第1書込み情報、又は前記合成書込み情報を、前記画像データに反映させて前記表示手段に表示する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする通信システム。
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