JP2012013408A - 壁掛けエアコン暖房輻射熱変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 壁掛けエアコンでの暖房では、温風吹き出し口の方向羽根▲３▼を下向きにするなどの対策を講じていたが、隙間の多い家や断熱性能の伴わない家において、室内の上下温度差を抑制する事に限界があった。
【解決手段】 エアコン吹き出し口の下部に当該エアコンを取り付けてある壁面▲８▼との間に固定式ブラケット▲４▼を設け、温風▲１０▼を押し込むに足りる程度の間隔を開け、垂直方向にエアコンの横幅より広く、床面▲９▼近くまでの長さで、熱吸収と熱放射の出来る素材の平板▲１▼を設け、エアコン暖房の温風▲１０▼が平板▲１▼を温めて、平板▲１▼から輻射熱▲１１▼で暖房する。
【選択図】図１
【解決手段】 エアコン吹き出し口の下部に当該エアコンを取り付けてある壁面▲８▼との間に固定式ブラケット▲４▼を設け、温風▲１０▼を押し込むに足りる程度の間隔を開け、垂直方向にエアコンの横幅より広く、床面▲９▼近くまでの長さで、熱吸収と熱放射の出来る素材の平板▲１▼を設け、エアコン暖房の温風▲１０▼が平板▲１▼を温めて、平板▲１▼から輻射熱▲１１▼で暖房する。
【選択図】図１
Description
本発明は、壁掛けエアコン暖房における対流熱を快適度の高い輻射熱に変換する技術に関するものである。
壁掛けエアコンでの暖房は、その特性上、暖房する室内の上部と下部の温度差が大きくなり、住む人の頭上が暑く、足元が寒くなる傾向にある。
上記の問題を解決するため、温風吹き出し口の方向羽根▲３▼を極端に下向きにするなどの技術的な背景がある。
壁掛けエアコンでの暖房では、温風吹き出し口の方向羽根▲３▼を下向きにするなどの対策を講じていたが、隙間の多い家や断熱性能の伴わない家において、室内の上下温度差を抑制する事に限界があった。本発明はこのような課題を克服するために為されたものである。
この発明は、エアコン吹き出し口の下部に当該エアコンを取り付けてある壁面▲８▼との間に固定式ブラケット▲４▼を設け、温風▲１０▼を押し込むに足りる程度の間隔を開け、垂直方向にエアコンの横幅より広く、床面▲９▼近くまでの長さで、熱吸収と熱放射の出来る素材の平板▲１▼を設けた事を手段とする。
エアコン暖房の温風▲１０▼が平板▲１▼を温めて、平板▲１▼から輻射熱▲１１▼が放射する。
エアコン暖房モードでは吹き出し口の方向羽根▲３▼が下方を向いており、平板▲１▼に沿って床面▲９▼を温めるようになる。
頭上を撫ぜるようにして通過するエアコン暖房の温風▲１０▼を平板面▲１▼からの快適な輻射熱▲１１▼に変換が出来る。
従来の壁掛けエアコン暖房では難しかった快適暖房の基本である足熱頭冷の効果がある。
平板▲１▼の素材を変える事で遠赤外線の輻射熱量が増大して質の高い暖房を行う事が出来る。
本発明は、エアコンの下部に、壁面▲８▼との間に固定式ブラケット▲４▼で間隔を開けて設置した平板▲１▼によって成立するが、冷房時に吹き出し口の羽根▲３▼で風向を上部に切り替える。
また、当該平板▲１▼を稼働式にして暖房時は、間隔を開ける形態となる。冷房時は、壁面▲８▼に密着する事が最良の形態となる。
また、当該平板▲１▼を稼働式にして暖房時は、間隔を開ける形態となる。冷房時は、壁面▲８▼に密着する事が最良の形態となる。
平板▲１▼を石膏ボードで成形した本発明の実施例。
平板▲１▼に化粧加工を施した金属板で成形した本発明の実施例。
平板▲１▼に石粉末や珪藻土などを塗り込んだ本発明の実施例。
平板▲１▼を左右可動式ブラケット▲５▼で水平に可動出来るような形態とした本発明の実施例。
平板▲１▼を上下可動式ブラケット▲６▼で上下に可動出来るような形態とした本発明の実施例。
平板▲１▼にクロスや絵画などの化粧した形態の本発明の実施例。
本発明は、安価な施工費でエアコンの対流暖房から輻射熱暖房への切り替えが可能となる。
本発明は、エアコン本体に全く手を加える事も無く輻射熱暖房が可能となる。
本発明は、既存の住宅で既存のエアコンを設置した家にも設置が可能である。
本発明は、機械的な細工を殆ど労せずにクオリティの高いエアコン暖房空間を構築する事が可能である。
▲１▼平板
▲２▼エアコン室内機
▲３▼方向羽根
▲４▼固定式ブラケット
▲５▼左右可動式ブラケット
▲６▼上下可動式ブラケット
▲７▼天井面
▲８▼壁面
▲９▼床面
▲１０▼温風
▲１１▼輻射熱
▲２▼エアコン室内機
▲３▼方向羽根
▲４▼固定式ブラケット
▲５▼左右可動式ブラケット
▲６▼上下可動式ブラケット
▲７▼天井面
▲８▼壁面
▲９▼床面
▲１０▼温風
▲１１▼輻射熱
Claims (1)
- エアコン室内機▲２▼の吹き出し口下部に、壁面▲８▼と間隔を開けるための固定式ブラケット▲４▼を設けて垂直に、エアコンの横幅より広く、床面▲９▼近くまでの長さを持つ、熱吸収と放熱の出来る素材の平板▲１▼を設けた事を特徴とした、壁掛けエアコン暖房輻射熱変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010164324A JP2012013408A (ja) | 2010-07-01 | 2010-07-01 | 壁掛けエアコン暖房輻射熱変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010164324A JP2012013408A (ja) | 2010-07-01 | 2010-07-01 | 壁掛けエアコン暖房輻射熱変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012013408A true JP2012013408A (ja) | 2012-01-19 |
Family
ID=45600048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010164324A Pending JP2012013408A (ja) | 2010-07-01 | 2010-07-01 | 壁掛けエアコン暖房輻射熱変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012013408A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016003808A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-01-12 | 株式会社フジタ | 放射空調システム |
| JP2016196974A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | 株式会社フジタ | 放射空調システム |
-
2010
- 2010-07-01 JP JP2010164324A patent/JP2012013408A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016003808A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-01-12 | 株式会社フジタ | 放射空調システム |
| JP2016196974A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | 株式会社フジタ | 放射空調システム |
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