JP2012010979A - 運動用楽曲情報配信システム、運動用楽曲情報再生方法 - Google Patents

運動用楽曲情報配信システム、運動用楽曲情報再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は楽曲配信装置から運動シナリオに基づいて配信される複数の運動用楽曲情報により構成され、利用者の運動履歴に合わせて運動用楽曲情報を生成、配信する運動用楽曲情報配信システム、運動用楽曲情報配信方法を提供することを課題とする。
【解決手段】
CPU21は、運動シナリオ情報選択指示、又は運動履歴情報を受信したかどうかを判断する(S300)。受信したと判断した場合(S300:YES)、分割シナリオ情報と運動履歴情報に基づいて楽曲調整処理を実行する(S306)。次に、フォーマット変換処理を実行する(S308)。そして目標移動時間算出処理を実行し(S309)、配信処理を実行する(S310)。
【選択図】図12

Description

本発明は、楽曲配信装置から運動シナリオに基づいて配信される複数の運動用楽曲情報により構成され、利用者の運動履歴に合わせて運動用楽曲情報を生成、配信する運動用楽曲情報配信システム、方法の技術分野に関する。
従来から、楽曲(音楽)を聴きながら、利用者は体操、ダンス、エアロビクスなどの運動を行うことが広く行われている。また、近年では、携帯型の楽曲再生プレーヤーが非常に小型化されたため、楽曲を聴きながら、ウォーキング、ジョギング、マラソンなどの屋外での移動運動を行うことが可能になっている。
また、利用者に生体データを検出するセンサを装着すると共に、携帯通信端末装置を持たせて、利用者の個人データ、生体データを管理装置に送信し、管理装置では、受信したデータを分析して、運動シナリオを生成し、携帯通信端末装置へ送信することで、利用者に適した運動シナリオを提示できる運動支援システムが考案されている(特許文献1)。さらに、上記運動支援システムの携帯通信端末装置では、受信した運動シナリオに対応する楽曲情報を、携帯通信端末装置に記憶されている中から選択して再生する技術も開示されている。
特開2006−263002号公報
しかしながら、上記の運動支援システムでは、管理装置で生成された運動シナリオに適合する楽曲情報を携帯通信端末装置に記憶していない場合、利用者は運動シナリオに基づいた楽曲情報を再生しながら運動することができないという課題がある。
そこで、本発明は楽曲配信装置から運動シナリオに基づいて配信される複数の運動用楽曲情報により構成され、利用者の運動履歴に合わせて運動用楽曲情報を生成、配信する運動用楽曲情報配信システム、運動用楽曲情報配信方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の運動用楽曲情報配信システムは、走行運動又は歩行運動の少なくとも何れか一方を含む利用者の移動運動に対応した運動用楽曲情報を、運動用楽曲情報配信装置から運動用楽曲情報再生装置へ配信する運動用楽曲情報配信システムにおいて、前記運動用楽曲情報配信装置は、移動運動に関する複数種類の運動シナリオ情報を記憶する運動シナリオ情報記憶手段と、前記運動シナリオ情報記憶手段に記憶されている複数種類の前記運動シナリオ情報の中から、利用者により少なくとも1つの前記運動シナリオ情報の選択を受け付ける選択手段と、前記選択手段により選択された前記運動シナリオ情報に基づく利用者の運動履歴情報を、前記運動用楽曲情報再生装置から受信する運動履歴情報受信手段と、前記運動履歴情報受信手段により前記運動履歴情報を受信した場合、受信した前記運動履歴情報に基づいて、前記選択手段により選択された前記運動シナリオ情報の内容を調整する調整手段と、前記選択手段により選択された前記運動シナリオ情報、又は前記調整手段により調整された前記運動シナリオ情報に対応した前記運動用楽曲情報を生成する運動用楽曲情報生成手段と、前記運動用楽曲情報生成手段により生成された前記運動用楽曲情報、又は前記運動用楽曲情報に対応する前記運動シナリオ情報を含む運動情報を前記運動用楽曲情報再生装置へ配信する運動情報配信手段を備え、前記運動用楽曲情報再生装置は、前記運動情報配信手段により配信された前記運動情報を受信する運動情報受信手段と、前記運動情報受信手段により受信した前記運動情報に含まれる前記運動シナリオ情報、又は前記運動用楽曲情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された前記運動用楽曲情報を再生する再生手段と、前記運動情報受信手段により受信した前記運動シナリオ情報、又は前記運動用楽曲情報に基づいて利用者が実行した運動の履歴情報を運動履歴情報として生成する運動履歴情報生成手段と、前記運動履歴情報生成手段により生成された前記運動履歴情報を前記運動用楽曲情報配信装置へ送信する運動履歴情報送信手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の運動用楽曲情報配信システムでは、請求項1に記載の構成に加え、前記運動用楽曲情報配信装置には、利用者が移動運動する経路の情報である経路情報を複数記憶する経路情報記憶手段と、前記経路情報記憶手段に記憶している複数の前記経路情報の中から、少なくとも1つの前記経路情報の選択を受け付ける経路情報選択手段と、前記経路情報選択手段により選択された前記経路情報に対して、利用者の目標移動時間を取得する目標時間取得手段をさらに備え、前記調整手段は、前記目標時間取得手段により取得した前記目標移動時間、又は前記運動履歴情報に基づいて、前記選択手段により選択された前記運動シナリオ情報の内容を調整することを特徴とする。
請求項3に記載の運動用楽曲情報配信システムでは、請求項2に記載の構成に加え、前記運動用楽曲情報配信装置は、前記運動履歴情報受信手段により受信した前記運動履歴情報に基づいて、前記目標時間取得手段により取得した前記目標移動時間を調整して推奨目標移動時間を算出して提示する推奨目標移動時間提示手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の運動用楽曲情報配信システムでは、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の構成に加え、前記運動シナリオ情報記憶手段に記憶されている前記運動シナリオ情報は、利用者の運動する期間の情報である運動期間情報が対応付けられた複数の分割シナリオ情報で構成されており、前記運動用楽曲情報配信装置の前記運動情報配信手段は、前記運動履歴情報受信手段により受信した前記運動履歴情報に基づいて、前記運動期間情報の順に前記分割シナリオ情報を前記運動用楽曲情報再生装置へ配信することを特徴とする。
請求項5に記載の運動用楽曲情報配信システムでは、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の構成に加え、前記運動用楽曲情報再生装置には、利用者が移動運動した時のテンポの情報であるテンポ情報、または移動運動を実行した日時情報を検出する運動検出手段をさらに備え、前記運動履歴情報生成手段は、前記運動検出手段により検出された前記テンポ情報、または前記日時情報を少なくとも含む前記運動履歴情報を生成することを特徴とする。
請求項6に記載の運動用楽曲情報配信方法では、走行運動又は歩行運動の少なくとも何れか一方を含む利用者の移動運動に対応した運動用楽曲情報を、運動用楽曲情報配信装置から運動用楽曲情報再生装置へ配信する運動用楽曲情報配信方法において、移動運動に関する複数種類の運動シナリオ情報を記憶する運動シナリオ情報記憶ステップと、前記運動シナリオ情報記憶ステップにより記憶されている複数種類の前記運動シナリオ情報の中から、利用者により少なくとも1つの前記運動シナリオ情報の選択を受け付ける選択ステップと、前記選択ステップにより選択された前記運動シナリオ情報に基づく利用者の運動履歴情報を受信する運動履歴情報受信ステップと、前記運動履歴情報受信ステップにより前記運動履歴情報を受信した場合、受信した前記運動履歴情報に基づいて、前記選択ステップにより選択された前記運動シナリオ情報の内容を調整する調整ステップと、前記選択ステップにより選択された前記運動シナリオ情報、又は前記調整ステップにより調整された前記運動シナリオ情報に対応した前記運動用楽曲情報を生成する運動用楽曲情報生成ステップと、前記運動用楽曲情報生成ステップにより生成された前記運動用楽曲情報、又は前記運動用楽曲情報に対応する前記運動シナリオ情報を含む運動情報を配信する運動情報配信ステップと、前記運動情報配信ステップにより配信された前記運動情報を受信する運動情報受信ステップと、前記運動情報受信ステップにより受信した前記運動情報に含まれる前記運動シナリオ情報、又は前記運動用楽曲情報を記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップにより記憶された前記運動用楽曲情報を再生する再生ステップと、前記運動情報受信ステップにより受信した前記運動シナリオ情報、又は前記運動用楽曲情報に基づいて利用者が実行した運動の履歴情報を運動履歴情報として生成する運動履歴情報生成ステップと、前記運動履歴情報生成ステップにより生成された前記運動履歴情報を送信する運動履歴情報送信ステップを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の運動用楽曲情報配信システムは、走行運動又は歩行運動の少なくとも何れか一方を含む利用者の移動運動に対応した運動用楽曲情報を、運動用楽曲情報配信装置から運動用楽曲情報再生装置へ配信する。運動用楽曲情報配信装置は、移動運動に関する複数種類の運動シナリオ情報を記憶し、複数種類の前記運動シナリオ情報の中から、利用者により少なくとも1つの前記運動シナリオ情報の選択を受け付ける。そして選択された運動シナリオ情報に基づく利用者の運動履歴情報を、前記運動用楽曲情報再生装置から受信する。そして運動履歴情報を受信した場合、受信した運動履歴情報に基づいて、選択された運動シナリオ情報の内容を調整する。また、選択された運動シナリオ情報、又は調整された運動シナリオ情報に対応した運動用楽曲情報を生成する。そして生成された運動用楽曲情報、又は運動用楽曲情報に対応する運動シナリオ情報を含む運動情報を運動用楽曲情報再生装置へ配信する。また、運動用楽曲情報再生装置は、配信された運動情報を受信する。そして受信した運動情報に含まれる運動シナリオ情報、又は運動用楽曲情報を記憶する。また記憶された運動用楽曲情報を再生する。さらに受信した運動シナリオ情報、又は運動用楽曲情報に基づいて利用者が実行した運動の履歴情報を運動履歴情報として生成する。そして生成された運動履歴情報を運動用楽曲情報配信装置へ送信する。よって、移動運動をする利用者は、所望の目的に適した運動シナリオ情報を選択し、選択した運動シナリオ情報に適した運動用楽曲情報を運動用楽曲情報再生装置で聴きながら運動することができる。また、運動用楽曲情報再生装置を携帯しながら運動することで、利用者は、選択した運動シナリオ情報に基づいて運動しかたどうかの運動履歴情報を運動用楽曲情報配信装置へ送信し、運動用楽曲情報配信装置から運動履歴情報に基づいて調整された運動シナリオ情報と運動用楽曲情報を受信することができる。したがって、利用者は、より適した運動用楽曲情報を聴きながら運動をすることができる。
請求項2に記載の運動用楽曲情報配信システムでは、請求項1に記載の効果に加え、運動用楽曲情報配信装置には、利用者が移動運動する経路の情報である経路情報を複数記憶する。そして複数の経路情報の中から、少なくとも1つの経路情報の選択を受け付ける。さらに選択された経路情報に対して、利用者の目標移動時間を取得する。そして取得した目標移動時間、又は運動履歴情報に基づいて、選択された運動シナリオ情報の内容を調整する。よって、利用者は、マラソンコース等の移動運動する予定の経路情報を選択し、さらに選択した経路の目標移動時間を入力することで、経路と目標移動時間に適した運動シナリオ情報と運動用楽曲情報を取得することができる。したがって、利用者は、所望のマラソンコース等の移動経路と、目標とする移動時間に適した運動シナリオに対応する運動用楽曲情報を聴きながら運動することができる。
請求項3に記載の運動用楽曲情報配信システムでは、請求項2に記載の効果に加え、運動用楽曲情報配信装置は、受信した運動履歴情報に基づいて、取得した目標移動時間を調整して推奨目標移動時間を算出して提示する。よって、利用者は、運動シナリオ情報に基づいて運動した運動履歴情報に基づいて、選択した移動経路の目標移動時間を、利用者に適した目標移動時間に変更して提示されるので、より適した目標移動時間を知ることができる。
請求項4に記載の運動用楽曲情報配信システムでは、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の効果に加え、運動シナリオ情報は、利用者の運動する期間の情報である運動期間情報が対応付けられた複数の分割シナリオ情報で構成されており、運動用楽曲情報配信装置は、受信した運動履歴情報に基づいて、運動期間情報の順に分割シナリオ情報を運動用楽曲情報再生装置へ配信する。よって、利用者は、運動シナリオ情報により指定された運動期間に基づいて、その期間に適した分割シナリオ情報に対応する運動用楽曲情報を聴きながら、より最適な運動をすることができる。
請求項5に記載の運動用楽曲情報配信システムでは、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の効果に加え、運動用楽曲情報再生装置には、利用者が移動運動した時のテンポの情報であるテンポ情報、または移動運動を実行した日時情報を検出する。そして検出されたテンポ情報、または日時情報を少なくとも含む運動履歴情報を生成する。よって、利用者は、運動用楽曲情報再生装置を携帯して運動をすると、運動した時のテンポ情報と、日時情報を運動履歴情報として運動用楽曲情報配信装置へ送信することができる。したがって、利用者は、運動したテンポと運動した日時情報に基づいた最適な運動シナリオ情報と運動用楽曲情報を取得することができる。
請求項6に記載の運動用楽曲情報配信方法では、走行運動又は歩行運動の少なくとも何れか一方を含む利用者の移動運動に対応した運動用楽曲情報を、運動用楽曲情報配信装置から運動楽曲情報再生装置へ配信する。運動用楽曲情報配信装置は、移動運動に関する複数種類の運動シナリオ情報を記憶し、複数種類の前記運動シナリオ情報の中から、利用者により少なくとも1つの前記運動シナリオ情報の選択を受け付ける。そして選択された運動シナリオ情報に基づく利用者の運動履歴情報を、前記運動用楽曲情報再生装置から受信する。そして運動履歴情報を受信した場合、受信した運動履歴情報に基づいて、選択された運動シナリオ情報の内容を調整する。また、選択された運動シナリオ情報、又は調整された運動シナリオ情報に対応した運動用楽曲情報を生成する。そして生成された運動用楽曲情報、又は運動用楽曲情報に対応する運動シナリオ情報を含む運動情報を運動用楽曲情報再生装置へ配信する。また、運動用楽曲情報再生装置は、配信された運動情報を受信する。そして受信した運動情報に含まれる運動シナリオ情報、又は運動用楽曲情報を記憶する。また記憶された運動用楽曲情報を再生する。さらに受信した運動シナリオ情報、又は運動用楽曲情報に基づいて利用者が実行した運動の履歴情報を運動履歴情報として生成する。そして生成された運動履歴情報を運動用楽曲情報配信装置へ送信する。よって、移動運動をする利用者は、所望の目的に適した運動シナリオ情報を選択し、選択した運動シナリオ情報に適した運動用楽曲情報を運動用楽曲情報再生装置で聴きながら運動することができる。また、運動用楽曲情報再生装置を携帯しながら運動することで、利用者は、選択した運動シナリオ情報に基づいて運動しかたどうかの運動履歴情報を運動用楽曲情報配信装置へ送信し、運動用楽曲情報配信装置から運動履歴情報に基づいて調整された運動シナリオ情報と運動用楽曲情報を受信することができる。したがって、利用者は、より適した運動用楽曲情報を聴きながら運動をすることができる。
運動用楽曲情報配信システムの概略構成図である。 運動用楽曲情報再生装置10、運動用楽曲情報配信装置20の電気的構成図である。 記憶手段25の構成説明図である。 運動用楽曲情報配信装置20で実行されるソフトウエア概略説明図である。 記憶手段25に記憶されている運動シナリオ情報データベース2521の説明図である。 分割シナリオ情報データベース2522の説明図である。 記憶手段25に記憶されている運動用楽曲情報データベース2531の説明図である。 経路情報データベース2541の説明図である。 フラッシュROM14の構成説明図である。 フラッシュROM14に記憶されている運動用楽曲情報データベース1411の説明図である。 運動履歴情報データベース1441の説明図である。 運動用楽曲情報配信装置20で実行される楽曲配信処理のフローチャート説明図である。 運動用楽曲情報再生装置10で実行される楽曲再生処理のフローチャート説明図である。 運動用楽曲情報配信装置20で実行される目標移動時間算出処理のフローチャート説明図である。 運動用楽曲情報再生装置10で実行される推奨目標移動時間提示処理のフローチャート説明図である。
以下、本発明を具体化した運動用楽曲情報配信システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、各種処理のフローチャートなどは、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
まず、図1〜図2を参照して、本実施形態の運動用楽曲情報配信システム1(以下、楽曲配信システム1と記す)の概略構成、電気的構成について、順に説明する。
図1に示すように、楽曲配信システム1は、配信装置の一例としての運動用楽曲情報配信装置20(以下、楽曲配信装置20と記す)と、端末装置の一例としての複数の運動用楽曲情報再生装置10(以下、楽曲再生装置10と記す)と、を含んで構成されている。
楽曲配信装置20と楽曲再生装置10とは、通信回線2を介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等を用いて相互にデータの送受信が可能である。なお、通信回線2は、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
このような構成の楽曲配信システム1において、楽曲配信装置20は、楽曲再生装置10からの要求等に応じ、聴取用楽曲の一例として、利用者がジョギングしている最中に聴く楽曲のデータである運動用楽曲情報を作成し、この運動用楽曲情報を楽曲再生装置10に送信する。また本実施形態では、利用者は楽曲再生装置10を介して利用者の所望する運動シナリオ情報の選択を楽曲配信装置20に対して指示し、指示された運動シナリオ情報に基づいて生成された運動用楽曲情報を楽曲配信装置20から受信して再生させることにより、運動用楽曲を聴きながらジョギング等の運動を行うことができる。
次に図2を参照して、楽曲配信システム1の楽曲再生装置10と楽曲配信装置20の電気的構成について説明する。本実施形態の楽曲再生装置10は、図2に示す様に、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュROM14と、表示モニタ15、操作入力手段16、動作検出手段17、第1通信手段18、再生手段19を備えており、これらはすべてバスで相互に接続されている。
CPU11は、楽曲再生装置10全体の制御を司る。ROM12は、楽曲再生装置10の基本的な動作に必要なプログラムや、そのための設定値等を記憶している。CPU11は、ROM12に記憶されたプログラムに従って、楽曲再生装置10の動作を制御する。RAM13は、各種データを一時的に記憶するための記憶装置である。また、フラッシュROM14は、不揮発性の半導体メモリであり、楽曲情報を記憶するための各種記憶エリアを備えている。
表示モニタ15は、例えば液晶表示装置や有機ELディスプレイなどの表示機器である。表示モニタ15は、入力信号に従って画像や文字等を表示画面に表示する機器であり、利用者が楽曲再生装置10の各種入力操作を行うためのアイコン等を表示する操作画面や、画像データ等を表示する。また、操作入力手段16は、例えば表示モニタ15に重ねて配置されるようなタッチパネル機器であり、汎用的に用いられている抵抗膜方式、静電容量方式、超音波表面弾性波方式、赤外線遮光方式などの何れかの方式で、利用者の指によるタッチ入力を検出する機器である。よって、利用者が表示モニタ15を参照しながらタッチ入力すると、操作入力手段16はタッチ入力された位置の座標情報を取得することができる。
動作検出手段17は、図示は省略するが筐体内に備えられており、楽曲再生装置10自体の姿勢が変化したかどうかを検出する機器である。具体的には、例えば汎用的なセンサとして使用されている、加速度センサ、ジャイロセンサ等を用いれば良いが、これに限るものではなく、楽曲再生装置10自体の動きを検出できる機器であれば良い。動作検出手段17は、楽曲再生装置10に加わる加速度を検出して加速度データを出力するようになっているので、利用者が楽曲再生装置10を携帯して運動を行うと、加速度データに基づいて後述する運動履歴情報の一部の運動テンポを算出する為に用いられる。
第1通信手段18は、通信回線2を介して楽曲配信装置20と各種信号や、楽曲情報を無線で通信を行う機器であり、汎用的な携帯電話機やモバイルPC等で用いられているような無線通信機器を用いれば良い。また、再生手段19は、フラッシュROM14に記憶されている楽曲情報を、運動している利用者へ聞こえるように再生する機器であり、汎用的なスピーカ機器や、イヤホンを介して楽曲情報を再生する機器である。
次に、図2に示す楽曲配信装置20は、CPU21、ROM22、RAM23、記憶手段25と、第2通信手段24を備えており、これらはすべてバスで相互に接続されている。CPU21は、楽曲配信装置20全体の制御を司る。ROM22は、楽曲配信装置20の基本的な動作に必要なプログラムやそのための設定値等を記憶している。CPU21は、ROM22に記憶されたプログラムに従って、楽曲配信装置20の動作を制御する。RAM23は、各種データを一時的に記憶するための記憶装置である。また、記憶手段25は、後述する各種楽曲情報に関連する情報や、運動シナリオ情報等が記憶されている。第2通信手段24は、通信回線2を介して楽曲再生装置10と各種信号や、楽曲情報を無線で通信を行う機器であり、汎用的な携帯電話機やモバイルPC等との間で用いられている様な無線通信機器を用いれば良い。
次に、図3を参照しながら、楽曲配信装置20の記憶手段25の構成図について説明をする。記憶手段25には、プログラム記憶エリア251、運動シナリオ情報記憶エリア252、楽曲情報記憶エリア253、経路情報記憶エリア254、運動履歴情報記憶エリア255を含む複数の記憶エリアで構成されている。プログラム記憶エリア251には、楽曲配信装置20で実行される各種プログラム情報が記憶されている。運動シナリオ情報記憶エリア252には、利用者が所望する目的別に構成された運動シナリオの情報が、後述する運動シナリオ情報データベース2521や、分割シナリオ情報データベース2522として記憶されている。また、楽曲情報記憶エリア253には、楽曲再生装置10へ配信する運動用楽曲情報を生成する為の各種楽曲パーツ情報や、生成された運動用楽曲情報が運動楽曲情報データベース2531として記憶されている。
経路情報記憶エリア254には、利用者が移動運動を行う予定の経路情報を後述する経路情報データベース2541として記憶している。ここで言う経路情報とは、例えば利用者が参加するマラソンコース等であるが、これに限るものではない。運動履歴情報記憶エリア255には、楽曲再生装置10から送信された後述する運動履歴情報が記憶される。
次に、図4を参照しながら、楽曲配信装置20の記憶手段25に記憶されるデータ及びプログラムのソフトウエア構成について説明をする。記憶手段25には、運動用楽曲情報を構成するパーツとなる楽曲本体MIDIデータ300、ドラムベースWAV(Waveform Audio Format)データ301、楽曲本体WAVパーツデータ書き出しプログラム302、楽曲本体WAVパーツデータ303が記憶されている。楽曲本体MIDIデータ300は、楽曲本体WAVパーツデータ303の原曲が記録されたMIDI(Musical Instrument Digital Interface)フォーマットのデータであり、その原曲におけるドラムベースWAVデータ301に相当するドラムベースパートを除いたパート(すなわち、ギターパート又はボーカルパート等のメロディパート)に相当するMIDIフォーマットデータである。ドラムベースWAVデータ301は、ドラムやシンバル等によるリズム音等が記録されたWAVデータであり、楽曲本体MIDIデータ300の原曲を運動用にアレンジするために用いられるデータである。
楽曲本体WAVパーツデータ303は、運動用の楽曲を構成する主要的な部分である楽曲本体のWAVデータであり、全てのデータが同一のテンポ(本実施形態においては、例えば例えば140BPM(Beats Per Minute))で記録されている。そして、楽曲本体WAVパーツデータ303は、図4に示す楽曲本体MIDIデータ300とドラムベースWAVデータ301とに基づき、楽曲本体WAVパーツデータ書き出しプログラム302を用いて、テンポが調整されて作成される。なお、楽曲本体WAVパーツデータ書き出しプログラム302は、楽曲配信装置20にインストールされて、CPU21により実行されるようにしても良いし、他の情報処理装置にインストールされて、当該装置上で実行されるようにしても良い。
更にまた、記憶手段25には、図4に示すパーツWAVデータデータベースプログラム306、サーバシステムプログラム305、WEBサイトプログラム304等が記憶されている。パーツWAVデータデータベースプログラム306は、楽曲配信装置20のCPU21がパーツWAVデータデータベースを管理するためのプログラムであり、各パーツデータの登録要求に応じて、パーツデータを当該データベースに登録したり、サーバシステムプログラム305から要求されたパーツデータを当該データベースから取得して、サーバシステムプログラム305に渡すためのプログラムである。
サーバシステムプログラム305は、楽曲配信装置20のCPU21が、パーツWAVデータデータベースから取得されたパーツデータを用いて、運動用楽曲情報を作成するためのプログラムである。WEBサイトプログラム304は、楽曲配信装置20のCPU21が、楽曲再生装置10を介して、本実施形態の様な運動シナリオ情報や、経路情報、運動用楽曲情報の選択や設定等を受け付けるためのWEBサイトを実行させるプログラムである。
次に図5、6を参照しながら、運動シナリオ情報記憶エリア252に記憶されている運動シナリオ情報データベース2521、分割シナリオ情報データベース2522について説明をする。図5に示す運動シナリオ情報データベース2521は、運動シナリオ情報を識別する情報の項目と、運動シナリオを構成する分割シナリオの項目が対応付けられて記憶されている。図5に示す様に、例えば本実施形態の運動シナリオ情報には、A、B、C、Dの種類で分類されて記憶されている。ここで言う運動シナリオ情報は、利用者が運動する目的、例えば、マラソントレーニング用、ダイエット運動用、健康維持ウォーキング用等に合うように構成された運動メニューのことを示している。また、前記の運動目的は、利用者が所定期間間隔で複数回の運動を継続して行うことにより達成できるので、図5に示す様に各運動シナリオ情報には、対応する複数の分割シナリオ情報で構成されて記憶されている。例えば、図5に示す運動シナリオAの場合は、分割シナリオ情報A1、A2、A3、A4で構成されて記憶されている。
次に、図6を参照しながら分割シナリオ情報データベース2522について説明をする。分割シナリオ情報データベース2522は、分割シナリオ情報を識別する情報の項目、テンポ情報の項目、運動時間の項目、運動間隔の項目が対応付けられて記憶されている。分割シナリオ情報を識別する情報の項目には、図5に示した運動シナリオ情報データベース2521に対応した分割シナリオ情報が記憶されている。例えば、本実施形態では図6に示すように、運動シナリオ情報Aを構成する分割シナリオ情報A1、A2、A3、A4が記憶されている。テンポ情報の項目には、分割シナリオ情報に対応させる運動用楽曲情報のテンポ情報が記憶されている。ここでのテンポ情報とは、一般的なBPM単位で表わされる情報であり、1分間に打つビート数を数値で示した情報である。例えば、分割シナリオ情報A1のテンポ情報は、160BPMと記憶されている。運動時間の項目には、利用者が運動すべき時間の情報が記憶されている。例えば、分割シナリオ情報A1には、50分の運動時間が記憶されている。運動間隔の項目には、前回の分割シナリオ情報に基づく運動が実行されてから、次の分割シナリオ情報に基づく運動をすべき時間的間隔の情報が記憶されている。例えば、本実施形態では、図6に示すように分割シナリオ情報A1は最初の運動なので、運動間隔の情報には何も記憶されていない。また、分割シナリオ情報A2の運動間隔の項目には、5日と記憶されているので、分割シナリオ情報A1が実行されてから、5日後に次の運動である分割シナリオA2を実行すべき間隔として記憶されている。また、図6では運動シナリオ情報Aに対応する分割シナリオ情報について説明をしたが、他の運動シナリオ情報B,C,Dも、図示は省略するがそれぞれに対応した分割シナリオ情報が記憶されているものとする。
図7を参照しながら、記憶手段25に記憶されている運動用楽曲情報データベース2531について説明をする。運動用楽曲情報データベース2531には、後述する楽曲配信処理で生成された運動用楽曲情報が記憶されており、楽曲識別情報の項目と、再生時間の項目と、テンポの項目が対応付けられて記憶されている。楽曲識別情報の項目には、運動用楽曲情報を識別するための情報が記憶されている。また、再生時間の項目には、楽曲の再生時間が記憶されている。また、テンポの項目には、運動用楽曲情報のテンポの情報が、BPM単位であらわす数値で記憶されている。
図8を参照しながら、経路情報データベース2541について説明をする。経路情報データベース2541は、経路情報を識別する情報の項目と、走行距離の情報が対応付けられて記憶されている。経路情報を識別する情報とは、利用者が走行する経路情報、例えばマラソンコースを識別する情報が記憶されているものとする。走行距離の項目には、経路情報の距離の情報が記憶されている。例えば、本実施形態では、経路情報X1は、42.195kmの走行距離として記憶されていることが分かる。また、経路情報データベースは、楽曲配信装置20を管理する管理者により、予め登録されているものとする。
次に、図9を参照しながら、フラッシュROM14の構成について説明する。フラッシュROM14は、楽曲情報記憶エリア141、操作入力情報記憶エリア142、運動シナリオ情報記憶エリア143、運動履歴情報記憶エリア144等を含む複数の各種記憶エリアで構成されている。楽曲情報記憶エリア141には、楽曲配信装置20から取得した運動用の楽曲情報が、後述する運動用楽曲情報データベース1411として記憶されている。操作入力情報記憶エリア142には、図示は省略するが、楽曲再生装置10にて取得する各種操作に関する設定情報等が記憶されている。運動シナリオ情報記憶エリア143には、図示は省略するが、楽曲配信装置20から送信された運動シナリオ情報や分割シナリオ情報が記憶されている。運動履歴情報記憶エリア144には、後述する運動履歴情報データベース1441が記憶されている。
図10を参照しながら、フラッシュROM14に記憶されている運動用楽曲情報データベース1411について説明をする。運動用楽曲情報データベース1411は、楽曲識別情報の項目と、再生時間の項目と、テンポの項目が対応付けられて記憶されている。楽曲識別情報の項目には、運動用楽曲情報を識別するための情報が記憶されている。また、再生時間の項目には、楽曲の再生時間が記憶されている。また、テンポの項目には、運動用楽曲情報のテンポの情報が、BPM単位であらわす数値で記憶されている。
次に、図11を参照しながら、運動履歴情報データベース1441について説明をする。運動履歴情報データベース1441は、対象分割シナリオ情報の項目と、運動テンポの項目と、運動時間の項目、運動履歴テンポの項目、運動履歴時間の項目、運動日時の項目が対応付けられて記憶されている。対象分割シナリオ情報の項目には、楽曲配信装置20から送信された分割シナリオ情報を識別する情報が記憶されている。運動テンポの項目には、分割シナリオ情報に対応した運動用楽曲情報のテンポ情報が記憶されている。運動時間の項目には、対応する分割シナリオ情報に基づいて、利用者が運動すべき運動時間が記憶されている。運動履歴テンポの項目には、対象分割シナリオ情報に基づいて、利用者が実行した運動のテンポ情報が記憶されている。具体的には、楽曲再生装置10を携帯して利用者が走行運動をすると、動作検出手段17により、走行時の平均テンポ情報が算出されて、運動履歴テンポの項目に記憶される。運動履歴時間の項目には、対象分割シナリオ情報に基づいて、利用者が実行した運動の運動時間の履歴情報が記憶されている。運動日時の情報には、利用者が対象分割シナリオ情報に対応した運動を実行した日時情報が記憶されている。具体的には、図11に示す本実施形態では、対象分割シナリオ情報A1の運動テンポ160BPM、運動時間50分に対して、運動履歴テンポが150BPM、運動履歴時間が40分、運動日時が2010年6月1日として記憶されていることが分かる。
次に、図12を参照しながら、楽曲配信装置20において実行される楽曲配信処理について説明する。図12に示す楽曲配信処理は、ROM22に記憶されたプログラムに従って、CPU21が実行する処理である。
まず初めに、CPU21は、運動シナリオ情報選択指示、又は運動履歴情報を楽曲再生装置10から受信したかどうかを判断する(S300)。具体的には、ステップS300の処理では利用者が、楽曲再生装置10を操作して、楽曲配信装置20に記憶されている運動シナリオ情報データベース2521の中の運動シナリオから、所望の運動シナリオを選択されたかどうかを判断する。例えば、楽曲再生装置10の表示画面に、各種運動シナリオの選択画面を表示させ、利用者の選択指示を受付けた場合、楽曲配信装置20へ送信し、楽曲配信装置20にて受信したことで判断する。またはステップS300の処理では、楽曲再生装置10から送信された運動履歴情報を受信したかどうかを判断する。そして、ステップS300の処理にて、CPU21は、運動シナリオ情報選択指示、又は運動履歴情報を楽曲再生装置10から受信していないと判断した場合(S300:NO)、再度ステップS300の処理が繰り返し実行される。
ステップS300の処理にて、CPU21は、運動シナリオ情報選択指示、又は運動履歴情報を楽曲再生装置10から受信したと判断した場合(S300:YES)、次に経路情報選択指示、および目標移動時間を取得したかどうかを判断する(S301)。具体的には、ステップS301では利用者が楽曲再生装置10の表示モニタ15を見ながら操作入力手段16にて操作することにより、マラソンコース等の経路情報を図8に示す経路情報データベース2541から選択して、その経路情報の目標移動時間を入力したかどうかを判断する。
ステップS301の処理にて、CPU21は、経路情報選択指示、および目標移動時間を取得したと判断した場合(S301:YES)、次に運動シナリオ情報調整処理を実行する(S302)。ここで、ステップS302の処理について、具体的に説明をする。ステップS301の処理で取得した経路情報が、例えば図8に示すX1とし、目標移動時間を4時間30分と入力されたとする。経路情報X1の走行距離は、42.195kmであるので、予め楽曲配信装置20に設定されている歩幅情報を95cmとすると、走行距離÷歩幅÷目標移動時間により、約165BPMが、目標テンポと算出される。よって、ステップS300で選択指示された運動シナリオAを、例えば図6に示す様な分割シナリオ情報データベースとして調整して記憶する(S302)。図6に示す様に、ステップS302で算出された目標テンポが165BPMなので、最終の分割シナリオ情報A4のテンポ情報が165BPMとなるように調整されている。
また、ステップS301の処理で、CPU21は、経路情報選択指示、および目標移動時間を取得していないと判断した場合(S301:NO)、ステップS303の処理へ移行する。
次に、CPU21は、分割シナリオ情報を1つ選択する処理を実行する(S303)。具体的には、図6に示すような、分割シナリオ情報データベース2522の中から、今までに楽曲配信装置10へ配信されていない分割シナリオ情報が順番に1つ選択される。例えば、最初の場合は、分割シナリオA1が選択される。
次に、CPU21は、配信する楽曲情報を選択する処理を実行する(S304)。具体的には、図示は省略するが、配信する楽曲のジャンルや、歌手名等の楽曲種別が、予め利用者により指定されているものとして、指定されている楽曲種別の中から配信する候補を複数選択する処理を実行する。
そして、CPU21は、運動履歴情報を受信したかどうかを判断する(S305)。ステップS305の処理では、ステップS300の処理で運動履歴情報の受信が有ったかどうかを判断する。そして、ステップS305の処理で、CPU21は運動履歴情報の受信が無かったと判断した場合(S305:NO)、分割シナリオ情報に基づいて楽曲調整処理を実行する(S307)。具体的には、ステップS305の処理では、ステップS303の処理で選択された分割シナリオ情報のテンポ情報と、運動時間に対応するように、ステップS304で選択された楽曲情報から運動用楽曲情報を生成し、図7に示す様な運動用楽曲情報データベース2531として記憶する。ここでの運動用楽曲情報の生成方法は、前述で図4を用いて説明した通り、楽曲配信装置20にて、分割シナリオ情報に対応したテンポ情報の運動用楽曲情報が、運動時間に相当する曲数分生成されるようになっている。
また、ステップS305の処理にて、CPU21は、運動履歴情報の受信が有ったと判断した場合(S305:YES)、分割シナリオ情報と運動履歴情報に基づいて楽曲調整処理を実行する(S306)。
ここで、ステップS306の処理について、詳細に説明をする。運動履歴情報とは、楽曲再生装置10によって生成された図11に示す運動履歴情報データベース1441であり、ステップS300によって運動履歴情報を受信した場合、運動履歴情報記憶エリア255に、図11に示す情報と同じ情報が記憶されている。そして、例えば対象となる分割シナリオ情報A1に対応した運動用楽曲情報に基づいて、利用者が運動した履歴情報が、運動テンポが150BPM、運動時間が40分で記憶されたとする。楽曲配信装置20から配信された分割シナリオ情報A1の運動テンポは160BPMであり、運動時間は50分なので、運動履歴情報のテンポが分割シナリオ情報のテンポより低いと判断され、次の分割シナリオ情報A2の運動テンポを、図6に示す160BPMから5BPM減算し、155BPMと調整する処理が行われる。本実施形態では、運動履歴情報のテンポが分割シナリオ情報のテンポより低くなった場合、テンポの調整方法を5BPM減算するとしたが、これに限るものではない。
また、運動時間についても、分割シナリオ情報A1の運動時間が50分に対して、運動履歴時間が図11に示す様に40分だったとすると、ステップS306の処理では、次の分割シナリオ情報A2の運動時間を、図6に示す60分から0.8倍して48分に調整するように処理が行われる。本実施形態では、運動履歴情報の運動時間が分割シナリオ情報の運動時間より低くなった場合、運動時間の調整方法を20%減算するとしたが、これに限るものではない。
また、ステップS306の処理にて、運動履歴情報が対象の分割シナリオ情報A2の場合について説明をする。図11に示すように分割シナリオ情報A2の運動テンポ155BPM、運動時間48分に対して、運動履歴テンポが158BPM、運動履歴時間が55分であったと記憶されているとする。よって、分割シナリオ情報A2の運動テンポより、運動履歴テンポの方が大きいと判断されるので、ステップS306の処理では、次の分割シナリオ情報A3の運動テンポを図6に示す170BPMから、5BPM加算して175BPMに調整処理が実行される。また、分割シナリオ情報A2の運動時間より、運動履歴時間の方が大きいと判断される場合は、ステップS306の処理では、次の分割シナリオ情報A3の運動時間を変更する調整処理は行われないようになっているものとする。
また、対象となる分割シナリオ情報A2の運動日時の情報については、図6に示す運動間隔5日に対して、図11の運動日時は、分割シナリオ情報A1からA2まで4日間の経過であり5日以内であることが分かるので、分割シナリオ情報A3について変更する調整を行わない。
また、ステップS306の処理にて、運動履歴情報が対象の分割シナリオA3の場合について説明をする。図11に示すように分割シナリオ情報A3の運動テンポ175BPM、運動時間70分に対して、運動履歴テンポが178BPM、運動履歴時間が72分であったと記憶されているとする。よって、分割シナリオ情報A3の運動テンポより、運動履歴テンポの方が大きいと判断されるので、ステップS306の処理では、次の分割シナリオ情報A4の運動テンポを図6に示す165BPMから、5BPM加算して170BPMになるよう調整処理が実行される。また、分割シナリオ情報A3の運動時間より、運動履歴時間の方が大きいと判断される場合は、ステップS306の処理では、次の分割シナリオ情報A4の運動時間を変更する調整処理は行われないようになっているものとする。
また、対象となる分割シナリオ情報A3の運動日時の情報については、図6に示す運動間隔5日に対して、図11の運動日時は、分割シナリオ情報A2からA3まで9日間経過していることが分かるので、分割シナリオ情報A4の運動時間について、図6に示す運動時間の60分から20%減算して48分となるように変更する調整を行う。
そして、CPU21は、ステップS306またはステップS307で調整された分割シナリオ情報に対応する運動用楽曲情報のフォーマット変換処理を実行する(S308)。ステップS308の処理では、具体的には、図4に示すサーバシステムプログラム305によって、楽曲本体WAVデータ303を、例えばMP3フォーマット等に変換する処理を実行する。
そして、CPU21は、目標移動時間算出処理を実行する(S309)。ステップS309の処理で実行する目標移動時間算出については、後述する。次に、CPU21は、配信処理を実行する(S310)。ステップS310の処理では、具体的には、ステップS306、S307、S308の処理で生成された分割シナリオ情報と、対応する運動用楽曲情報を、対応する楽曲再生装置10へ配信する処理が実行され、本処理を終了する。
次に、図13を参照しながら、楽曲再生装置10において実行される楽曲再生処理について説明する。図13に示す楽曲再生処理は、ROM12に記憶されたアプリのプログラムに従って、CPU11が実行する処理である。
まず初めに、楽曲再生装置10のアプリが起動させられると、CPU11は、楽曲配信装置20から分割シナリオ情報を受信したかどうかを判断する(S401)。ステップS401の処理にて、CPU11は、分割シナリオ情報を受信していないと判断した場合(S401:NO)、運動シナリオ情報の選択指示があったかどうかを判断する(S402)。具体的には、利用者が、楽曲再生装置10を操作して、楽曲配信装置20に記憶されている運動シナリオ情報データベース2521の中の運動シナリオから、所望の運動シナリオを選択指示したかどうかを判断する。例えば、楽曲再生装置10の表示画面に、各種運動シナリオの選択画面を表示させ、利用者の選択指示を受付けたかどうかを判断する。
そして、ステップS402の処理で、CPU11は運動シナリオ情報の選択指示が無いと判断した場合(S402:NO)、ステップS410へ移行する。または、ステップS402の処理で、CPU11は、運動シナリオ情報の選択指示が有ったと判断した場合(S402:YES)、次に、楽曲配信装置20から分割シナリオ情報を受信する(S403)。ステップS403で受信する分割シナリオ情報は、ステップS402で選択された運動シナリオ情報に対応した最初の分割シナリオ情報が楽曲配信装置20から配信されるので、分割シナリオ情報を受信することになる。また、ステップS403の処理では、分割シナリオ情報に対応した運動用楽曲情報も同時に、図10に示すような運動用楽曲情報データベース1411として受信するようになっている。
次に、CPU11は、利用者が楽曲再生装置10を携帯して運動を開始したかどうかを判断する(S404)。具体的には、楽曲再生装置10の動作検出手段17により検出されるデータにより、利用者が運動を開始したかどうかを判断する。ステップS404の処理で、CPU11は運動を開始していないと判断した場合(S404:NO)、ステップS410へ移行する。また、ステップS404の処理で、CPU11は、運動開始したと判断した場合(S404:YES)、楽曲情報再生処理を実行する(S405)。ここでは、図10に示すような運動用楽曲情報データベース1411から順番に楽曲を選択して再生する処理を実行する。
そして、CPU11は、テンポ情報、日時情報の取得処理を実行する(S406)。具体的には、利用者が運動したテンポと日時情報をRAM13に一時記憶する。そして、CPU11は、運動が終了したかどうかを判断する(S407)。ステップS407の処理で、CPU11は運動を終了していないと判断した場合(S407:NO)、再度ステップS405の処理へ戻る。また、ステップS407の処理で、CPU11は、運動を終了したと判断した場合(S407:YES)、運動履歴情報を生成して記憶する(S408)。具体的には、図11に示すような運動履歴情報データベース1441に、運動履歴テンポ、運動履歴時間、運動日時の情報を記憶する。
次に、CPU11は、運動履歴情報を楽曲配信装置20へ送信する(S409)。そして、CPU11は、本アプリを終了する指示があるかどうかを判断する(S410)。ステップS410の処理で、アプリ終了の指示が無いと判断した場合(S410:NO)、再度ステップS401の処理へ戻り繰り返し以下の処理を実行する。また、ステップS410の処理で利用者の操作によりアプリ終了の指示が有った場合(S410:YES)、本処理を終了する。
次に、図14を参照にしながら目標移動時間算出処理について説明をする。本処理は、楽曲配信装置20にて実行される図12のステップS309の処理に該当する処理である。まず、初めにCPU21は経路情報選択指示が有ったかどうかを判断する(S500)。具体的には、図12のステップS301の処理にて、経路情報の選択指示が有ったかどうかを判断する。そして、CPU21は、経路情報の選択指示が無かったと判断した場合(S500:NO)、本処理を終了する。
ステップS500の処理で、経路情報の選択指示が有ったと判断した場合(S500:YES)、次に目標移動時間の取得処理を行う(S501)。具体的には、ステップS500の処理で選択された経路情報に対して、利用者により入力された目標移動時間を取得する。
そして、CPU21は、運動履歴情報を抽出する(S502)。ここでは、運動履歴情報記憶エリア255に記憶されている、例えば図11に示すような運動履歴情報を抽出する。次に、CPU11は、目標移動時間修正処理を実行する(S503)。ステップS503の処理では、具体的には、経路情報が、例えば図8に示すX1とし、目標移動時間を4時間30分と入力されたとする。経路情報X1の走行距離は、42.195kmであるので、予め楽曲配信装置20に設定されている歩幅情報を95cmとすると、走行距離÷歩幅÷目標移動時間により、約165BPMが、目標テンポと算出される。それに対し、ステップS502で抽出した運動履歴情報の運動履歴テンポが、例えば複数回の平均の運動履歴テンポを算出して158BPMだったとする。そうすると、走行距離÷歩幅÷運動履歴テンポより、目標移動時間が2時間41分という推奨目標移動時間として算出する。
そして、CPU21は、推奨目標移動時間を楽曲再生装置10へ送信し(S504)、本処理を終了する。
次に、図15を参照にしながら、推奨目標移動時間提示処理について説明をする。本処理は、楽曲再生装置10のCPU11によって実行される処理である。
まず初めに、CPU11は、推奨目標移動時間を楽曲配信装置20から受信したかどうかを判断する(S600)。具体的には、図14のステップS504の処理で送信された推奨目標移動時間を受信したかどうかを判断する。ステップS600の処理で、CPU11は、推奨目標移動時間を受信していないと判断した場合(S600:NO)、本処理を終了する。また、ステップS600の処理で、CPU11は、推奨目標移動時間を受信したと判断した場合(S600:YES)、推奨目標移動時間を表示する処理を実行し(S601)、本処理を終了する。具体的には、楽曲再生装置10の表示モニタ15に、ステップS600で受信した推奨目標移動時間を表示するようになる。
したがって、上述した本実施形態により、移動運動をする利用者は、選択した運動シナリオ情報に基づいて運動しかたどうかの運動履歴情報を運動用楽曲情報配信装置へ送信し、運動用楽曲情報配信装置から運動履歴情報に基づいて調整された運動シナリオ情報と運動用楽曲情報を受信することができる。したがって、利用者は、より適した運動用楽曲情報を聴きながら運動をすることができる。また、利用者は、マラソンコース等の移動運動する予定の経路情報を選択し、さらに選択した経路の目標移動時間を入力することで、経路と目標移動時間に適した運動シナリオ情報と運動用楽曲情報を取得することができる。したがって、利用者は、所望のマラソンコース等の移動経路と、目標とする移動時間に適した運動シナリオに対応する運動用楽曲情報を聴きながら運動することができる。またさらに、利用者は、運動シナリオ情報に基づいて運動した運動履歴情報に基づいて、選択した移動経路の目標移動時間を、利用者に適した目標移動時間に変更して提示されるので、より適した目標移動時間を知ることができる。また、運動シナリオ情報により指定された運動期間に基づいて、その期間に適した分割シナリオ情報に対応する運動用楽曲情報を聴きながら、より最適な運動をすることができる。また、運動したテンポと運動した日時情報に基づいた最適な運動シナリオ情報と運動用楽曲情報を取得することができる。
なお、上述で説明した本実施形態に示される構成や処理は例示であり、各種の変形が可能なことは言うまでもない。例えば、本実施形態では、図12のステップS306の処理で、運動履歴情報に基づいて、次に配信する分割シナリオ情報の調整を上述のようにしたが、これに限るものではない。例えば、各運動シナリオ情報の目的や、運動シナリオ情報を分割する分割シナリオ情報の分割数に合わせて、適宜、楽曲配信装置20の管理者が運動テンポや運動時間、運動間隔等の調整量を設定できるようになっている。
10 運動用楽曲情報再生装置
1411 運動用楽曲情報データベース
1441 運動履歴情報データベース
2 通信回線
20 運動用楽曲情報配信装置
2521 運動シナリオ情報データベース
2522 分割シナリオ情報データベース
2531 運動用楽曲情報データベース
2541 経路情報データベース

Claims (6)

  1. 走行運動又は歩行運動の少なくとも何れか一方を含む利用者の移動運動に対応した運動用楽曲情報を、運動用楽曲情報配信装置から運動用楽曲情報再生装置へ配信する運動用楽曲情報配信システムにおいて、
    前記運動用楽曲情報配信装置は、
    移動運動に関する複数種類の運動シナリオ情報を記憶する運動シナリオ情報記憶手段と、
    前記運動シナリオ情報記憶手段に記憶されている複数種類の前記運動シナリオ情報の中から、利用者により少なくとも1つの前記運動シナリオ情報の選択を受け付ける選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記運動シナリオ情報に基づく利用者の運動履歴情報を、前記運動用楽曲情報再生装置から受信する運動履歴情報受信手段と、
    前記運動履歴情報受信手段により前記運動履歴情報を受信した場合、受信した前記運動履歴情報に基づいて、前記選択手段により選択された前記運動シナリオ情報の内容を調整する調整手段と、
    前記選択手段により選択された前記運動シナリオ情報、又は前記調整手段により調整された前記運動シナリオ情報に対応した前記運動用楽曲情報を生成する運動用楽曲情報生成手段と、
    前記運動用楽曲情報生成手段により生成された前記運動用楽曲情報、又は前記運動用楽曲情報に対応する前記運動シナリオ情報を含む運動情報を前記運動用楽曲情報再生装置へ配信する運動情報配信手段と、
    を備え、
    前記運動用楽曲情報再生装置は、
    前記運動情報配信手段により配信された前記運動情報を受信する運動情報受信手段と、
    前記運動情報受信手段により受信した前記運動情報に含まれる前記運動シナリオ情報、又は前記運動用楽曲情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記運動用楽曲情報を再生する再生手段と、
    前記運動情報受信手段により受信した前記運動シナリオ情報、又は前記運動用楽曲情報に基づいて利用者が実行した運動の履歴情報を運動履歴情報として生成する運動履歴情報生成手段と、
    前記運動履歴情報生成手段により生成された前記運動履歴情報を前記運動用楽曲情報配信装置へ送信する運動履歴情報送信手段と、
    を備えたことを特徴とする運動用楽曲情報配信システム。
  2. 前記運動用楽曲情報配信装置には、利用者が移動運動する経路の情報である経路情報を複数記憶する経路情報記憶手段と、
    前記経路情報記憶手段に記憶している複数の前記経路情報の中から、少なくとも1つの前記経路情報の選択を受け付ける経路情報選択手段と、
    前記経路情報選択手段により選択された前記経路情報に対して、利用者の目標移動時間を取得する目標時間取得手段と、
    をさらに備え、
    前記調整手段は、前記目標時間取得手段により取得した前記目標移動時間、又は前記運動履歴情報に基づいて、前記選択手段により選択された前記運動シナリオ情報の内容を調整することを特徴とする請求項1に記載の運動用楽曲情報配信システム。
  3. 前記運動用楽曲情報配信装置は、前記運動履歴情報受信手段により受信した前記運動履歴情報に基づいて、前記目標時間取得手段により取得した前記目標移動時間を調整して推奨目標移動時間を算出して提示する推奨目標移動時間提示手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の運動用楽曲情報配信システム。
  4. 前記運動シナリオ情報記憶手段に記憶されている前記運動シナリオ情報は、利用者の運動する期間の情報である運動期間情報が対応付けられた複数の分割シナリオ情報で構成されており、
    前記運動用楽曲情報配信装置の前記運動情報配信手段は、前記運動履歴情報受信手段により受信した前記運動履歴情報に基づいて、前記運動期間情報の順に前記分割シナリオ情報を前記運動用楽曲情報再生装置へ配信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の運動用楽曲情報配信システム。
  5. 前記運動用楽曲情報再生装置には、利用者が移動運動した時のテンポの情報であるテンポ情報、または移動運動を実行した日時情報を検出する運動検出手段をさらに備え、
    前記運動履歴情報生成手段は、前記運動検出手段により検出された前記テンポ情報、または前記日時情報を少なくとも含む前記運動履歴情報を生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の運動用楽曲情報配信システム。
  6. 走行運動又は歩行運動の少なくとも何れか一方を含む利用者の移動運動に対応した運動用楽曲情報を、運動用楽曲情報配信装置から運動用楽曲情報再生装置へ配信する運動用楽曲情報配信方法において、
    移動運動に関する複数種類の運動シナリオ情報を記憶する運動シナリオ情報記憶ステップと、
    前記運動シナリオ情報記憶ステップにより記憶されている複数種類の前記運動シナリオ情報の中から、利用者により少なくとも1つの前記運動シナリオ情報の選択を受け付ける選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択された前記運動シナリオ情報に基づく利用者の運動履歴情報を受信する運動履歴情報受信ステップと、
    前記運動履歴情報受信ステップにより前記運動履歴情報を受信した場合、受信した前記運動履歴情報に基づいて、前記選択ステップにより選択された前記運動シナリオ情報の内容を調整する調整ステップと、
    前記選択ステップにより選択された前記運動シナリオ情報、又は前記調整ステップにより調整された前記運動シナリオ情報に対応した前記運動用楽曲情報を生成する運動用楽曲情報生成ステップと、
    前記運動用楽曲情報生成ステップにより生成された前記運動用楽曲情報、又は前記運動用楽曲情報に対応する前記運動シナリオ情報を含む運動情報を配信する運動情報配信ステップと、
    前記運動情報配信ステップにより配信された前記運動情報を受信する運動情報受信ステップと、
    前記運動情報受信ステップにより受信した前記運動情報に含まれる前記運動シナリオ情報、又は前記運動用楽曲情報を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップにより記憶された前記運動用楽曲情報を再生する再生ステップと、
    前記運動情報受信ステップにより受信した前記運動シナリオ情報、又は前記運動用楽曲情報に基づいて利用者が実行した運動の履歴情報を運動履歴情報として生成する運動履歴情報生成ステップと、
    前記運動履歴情報生成ステップにより生成された前記運動履歴情報を送信する運動履歴情報送信ステップと、
    を備えたことを特徴とする運動用楽曲情報配信方法。
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