JP2012010047A - 立体表示装置および立体表示装置の表示方法 - Google Patents

立体表示装置および立体表示装置の表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】立体映像の視差制御が行われた状態でも、OSD画像の視認性の低下を最低限に抑えることができる立体表示装置を得る。
【解決手段】入力された左眼画像および右眼画像のそれぞれに対して視差調整処理を行う視差調整部40と、視差調整部により視差が調整された左眼画像および右眼画像を表示する表示部39とを備え、視差調整部は、入力された左眼画像および右眼画像にOSD画像が重畳されている場合に、OSD画像以外の領域についてのみ視差調整処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体視表示が可能な立体表示装置、およびそのような立体表示装置の表示方法に関する。
近年、立体視表示を実現できる立体表示装置が注目を集めている。立体視表示は、互いに視差のある左眼画像と右眼画像を表示するものであり、観察者が左右の目でそれぞれを見ることにより奥行きのある立体的な映像として認識することができる。そのような立体表示装置には、例えば、左眼画像と右眼画像とを時分割的に交互に切り替えて表示し、その表示に同期して開閉するシャッタ眼鏡を用いて観察する方式や、1ライン毎に偏光方向の異なる表示装置に左眼画像と右眼画像をライン毎に交互に表示し、左右の偏光方向が異なる偏光眼鏡を用いて観察する方式がある。また、このような専用の眼鏡を必要としないものとして、レンチキュラーレンズ方式や、視差バリア(パララックスバリア)方式がある。これらの方式では、左眼画像と右眼画像を同時に表示し、表示装置と左眼および右眼との相対的な位置関係(角度)によって、左眼と右眼とで見える画像が異なるようになっている。
このような立体表示装置を用いて観察者が映像を観察する際、観察者が感じる立体感には個人差がある。そこで、表示映像の立体感を調整する視差制御技術について多くの検討がなされている。例えば、特許文献1,2には、左眼画像と右眼画像の表示位置を水平方向にずらすとともに、拡大や縮小を行うことにより、立体感の調整を図る方式が開示されている。
一方、近年、電子機器の高機能化に伴い、電子機器の設定をOSD(On-Screen Display)により行う方法が普及し、表示装置においてもこの方法が当たり前になってきている。この方法では、映像情報にメニュー画面(OSD画像)を重畳して表示させ、そのメニュー画面に従って装置の設定を行うことにより、よりわかりやすい装置設定が実現できるようになっている。
特開平4−35491号公報 特開平8−317429号公報
ところで、2次元画像であるOSD画像が立体映像に重畳された映像情報に対して、上述した視差制御を行うことにより立体感を調整する場合がある。この場合、本来立体感を調整したい立体映像の領域に対してだけでなく、2次元画像であるOSD画像の領域に対しても視差制御が行われてしまい、立体映像と合わせてOSD画像を見る際、OSD画像の視認性が低下してしまう。特に、視差制御を行う際に大きい視差量を設定した場合には、OSD画像が2重に見えてしまうおそれがある。また、専用の眼鏡を用いる立体表示装置では、眼鏡を外したときでもこのOSD画像が2重に見えてしまい、メニュー画面を用いた機器操作が困難になる。例えば、メニュー操作時に視差制御を行わないようにすれば、上記のいずれの場合でもメニュー画面の領域は見やすくなるため、メニュー画面の操作自体は可能になる。しかしながら、この場合には、立体映像の領域に対する視差制御も行われなくなってしまうため、例えば画質調整や入力切り替えなど、立体映像とメニュー画面の両方を見ながらメニュー操作を行いたい場合には、ユーザは不自由を感じてしまう。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、立体映像の視差制御が行われた状態でも、OSD画像の視認性の低下を最低限に抑えることが可能な立体表示装置および立体表示装置の表示方法を提供することにある。
本発明の立体表示装置は、視差調整部と、表示部とを備えている。視差調整部は、入力された左眼画像および右眼画像のそれぞれに対して視差調整処理を行うものである。表示部は、視差調整部により視差が調整された左眼画像および右眼画像を表示するものである。上記視差調整部は、入力された左眼画像および右眼画像にOSD画像が重畳されている場合に、OSD画像以外の領域についてのみ視差調整処理を行う機能を有している。
本発明の立体表示装置の表示方法は、入力された左眼画像および右眼画像のそれぞれに対して、入力された左眼画像および右眼画像にOSD画像が重畳されている場合に、OSD画像以外の領域についてのみ視差調整処理を行い、その視差調整処理が行われた左眼画像および右眼画像を表示するものである。
本発明の立体表示装置、および立体表示装置の表示方法では、左眼画像および右眼画像に対して視差調整処理が行われる。その際、左眼画像および右眼画像にOSD画像が重畳されていた場合には、そのOSD画像以外の領域についてのみ視差調整処理が行われる。
本発明の立体表示装置では、例えば、左眼画像および右眼画像のそれぞれにOSD画像を重畳するとともに、OSD画像の領域を示すOSD領域情報を生成する重畳部をさらに備え、視差調整部は、OSD領域情報に基づいてOSD画像以外の領域を認識するようにしてもよい。また、例えば、左眼画像および右眼画像と、OSD画像の領域を示すOSD領域情報とを入力する入力部をさらに備え、視差調整部は、OSD領域情報に基づいてOSD画像以外の領域を認識するようにしてもよい。
視差調整部は、例えば、入力された左眼画像および右眼画像のそれぞれに対して画像シフト処理を行うことにより、視差調整処理を行うようにすることができる。OSD画像の隣接領域において画像シフト処理により画像が失われる場合には、例えば以下の2つの方法によりその隣接領域に対する処理を行うようにしてもよい。第1の方法では、視差調整部は、その隣接領域に接するOSD画像の境界部の表示と同じ表示を行う。第2の方法では、視差調整部は、OSD画像とOSD画像以外の画像領域との境界領域の画像を、画像シフト処理のシフト方向における位置座標によってシフト量が漸次変化するように画像シフト処理を行う。ここで、「漸次変化する」とは、なめらかに変化するものであってもよいし、段階的に変化するものであってもよい。
第2の方法を用いる場合、画像シフト処理は、例えば、あらかじめ設定された一定のシフト量と、画像シフト処理のシフト方向における位置座標が境界領域に対応する領域でのみ値が変化するシフト処理関数との積に基づいて行われるようにしてもよい。この場合、シフト処理関数は、例えば、OSD画像の画像領域のうち境界領域を除いた領域では0を示し、OSD画像以外の画像領域のうち境界領域を除いた領域では1を示すものであることが望ましい。上記第2の方法では、例えば、OSD画像は透過性であり、OSD画像の画像領域には、重畳される前の左眼画像および右眼画像が透過して表示されていてもよい。
本発明の立体表示装置および立体表示装置の表示方法によれば、OSD画像以外の領域についてのみ視差調整処理を行うようにしたので、立体映像の視差制御が行われた状態でも、OSD画像の視認性の低下を最低限に抑えることができる。
本発明の実施の形態に係る立体表示システムの一構成例を表すブロック図である。 実施の形態に係るOSDマスク信号を説明するための模式図である。 第1の実施の形態に係る視差調整部の一構成例を表すブロック図である 実施の形態に係る立体表示システムの一動作例を表す模式図である。 実施の形態に係る視差調整部の一動作例を表す説明図である。 第1の実施の形態に係る視差調整部の一動作例を表す説明図である。 第1の実施の形態に係る視差調整部の他の動作例を表す説明図である。 第2の実施の形態に係る視差調整部の一構成例を表すブロック図である 第2の実施の形態に係る乗算器の一動作例を表す波形図である 第2の実施の形態に係る視差調整部の一動作例を表す説明図である。 変形例に係る立体表示システムの一構成例を表すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
<1.第1の実施の形態>
[構成例]
(全体構成例)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る立体表示装置の一構成例を表すものである。なお、本発明の実施の形態に係る立体表示装置の表示方法は、本実施の形態により具現化されるので、併せて説明する。立体表示システム1は、シャッタ眼鏡を用いることにより立体視表示を行うことができる表示システムである。立体表示システム1は、立体表示装置10と、シャッタ眼鏡60とを備えている。
立体表示装置10は、チューナ11と、OSD生成部35と、映像信号処理部36と、視差調整部40と、表示部39と、シャッタ制御部61とを有している。
チューナ11は、アンテナ19において受信されアンテナ端子TAを介して供給された放送波から、所望の信号(ストリーム)を選択するものである。チューナ11において選択されたストリームは、デマルチプレクサ12に供給される。デマルチプレクサ12は、そのストリームから映像信号S1と音声信号S2とを抽出し、映像信号S1を映像デコーダ31に供給するとともに、音声信号S2を音声デコーダ21に供給する機能を有している。ここで、映像信号S1は、相互間に視差がある左眼画像と右眼画像とを交互に配列してなる信号である。
音声デコーダ21においてデコードされた音声信号は、音声出力する音声信号を選択するためのセレクタ22に供給される。セレクタ22は、この例では、音声デコーダ21から供給された音声信号と、外部機器(図示せず)からHDMIレシーバ13を介して供給された音声信号とのうちの一方を選択するようになっている。セレクタ22において選択された音声信号は、音声信号処理部23においてサラウンド処理などの音声信号処理が施され、音声増幅部24において増幅されたのち、スピーカ25から音声として出力されるようになっている。
映像デコーダ31においてデコードされた映像信号は、表示する映像信号を選択するためのセレクタ34に供給される。セレクタ34は、この例では、映像デコーダ31から供給された映像信号と、外部機器(図示せず)からHDMIレシーバ13を介して供給された映像信号とのうちの一方を選択するようになっている。
OSD生成部35は、立体表示装置10の設定を行うためのOSD画像Roを生成するものである。さらに、このOSD生成部35は、表示画面上におけるOSD画像Roを表示する画像領域を示すOSDマスク信号Smを生成する機能を有している。
映像信号処理部36は、セレクタ34において選択された映像信号に対して、コントラスト強調、エッジ強調、インターレース/プログレッシブ変換などの映像信号処理を施すとともに、その映像信号処理が施された映像に対して、OSD生成部35から供給されたOSD画像Roを重畳するように処理を行い、映像信号Sdispとして出力する機能を有している。また、映像信号処理部36は、シャッタ制御部61を制御するための信号を生成し出力する機能をも有している。
図2は、表示画面上におけるOSD画像Roの表示領域とOSDマスク信号Smとの関係を表すものであり、(A)はOSD画像Roが重畳された左眼画像PLおよび右眼画像PRを示し、(B)はOSDマスク信号を表示画面上に示している。この例では、図2(A)に示したように、互いに視差がある左眼画像および右眼画像の上部にOSD画像Roが配置されている。この場合、OSDマスク信号Smは、図2(B)に示したように、OSD画像Roが配置された領域において“1”となり、それ以外の領域において“0”となっている。
視差調整部40は、映像信号処理部36から供給された映像信号Sdispに含まれる左眼画像PLおよび右眼画像PRの視差を調整し、映像信号Soutとして出力するものである。その際、視差調整部40は、後述するように、OSDマスク信号Smに基づき、OSD画像Ro以外の画像領域のみに対して視差を調整するようになっている。
図3は、視差調整部40の一構成例を表すものである。視差調整部40は、デマルチプレクサ(DEMUX)41と、視差制御処理部42L,42Rと、拡張領域処理部43L,43Rと、マルチプレクサ(MUX)44L,44R,45とを有している。
デマルチプレクサ41は、供給された映像信号Sdispから、左眼画像PLを含む映像信号と右眼画像PRを含む映像信号とを分離するものである。
視差制御処理部42Lは、CPU17(後述)から内部バス14(後述)を介して供給された視差制御信号Saに基づいて左眼画像PLを水平方向に画像シフトするものであり、視差制御処理部42Rは、視差制御信号Saに基づいて右眼画像PRを水平方向に画像シフトするものである。ここで、視差制御信号Saは、この画像シフトの量を指示するための視差量Aを含んでいる。このとき、視差制御処理部42L,42Rは、それぞれ供給された画像に対して、互いに逆方向に画像シフトを行うようになっており、これにより視差の調整を行うことができるようになっている。
拡張領域処理部43L,43Rは、後述するように、視差制御処理部42L,42Rにおいて画像シフトを行うことにより、OSD画像Roに隣接した領域の画像が失われた場合に、その領域に対して画像処理(拡張領域処理)を行うものである。
マルチプレクサ44Lは、OSDマスク信号Smに基づいて、拡張領域処理部43Lから供給される左眼画像と、デマルチプレクサ41から供給される左眼画像PLとを多重化するものである。具体的には、マルチプレクサ44Lは、OSDマスク信号が“1”を示す画像領域では、デマルチプレクサ41から供給される左眼画像PLを入力とし、一方OSDマスク信号が“0”を示す画像領域では、拡張領域処理部43Lから供給される左眼画像を入力とすることにより、左眼画像PL2を生成するようになっている。マルチプレクサ44Rは、マルチプレクサ44Lと同様に、OSDマスク信号Smに基づいて、拡張領域処理部43Rから供給される右眼画像と、デマルチプレクサ41から供給される右眼画像PRとを多重化するものである。具体的には、マルチプレクサ44Rは、OSDマスク信号が“1”を示す画像領域では、デマルチプレクサ41から供給される右眼画像PRを入力とし、一方OSDマスク信号が“0”を示す画像領域では、拡張領域処理部43Rから供給される右眼画像を入力とすることにより、右眼画像PR2を生成するようになっている。この構成により、マルチプレクサ44L,44Rには、デマルチプレクサ41からOSD画像Roが供給され、拡張領域処理部43L,43RからOSD画像Ro以外の画像が供給されるようになっている。つまり、視差調整部40では、OSD画像Ro以外の画像領域のみに対して画像シフトが行われ、OSD画像Roの画像領域に対しては画像シフトが行われないようになっている。
マルチプレクサ45は、マルチプレクサ44Lから供給された左眼画像PL2を含む映像信号と、マルチプレクサ44Rから供給された右眼画像PR2を含む映像信号とを、左眼画像PL2と右眼画像PR2とが交互に配列するように多重化し、映像信号Soutとして出力するものである。
マルチプレクサ45において多重化された映像信号は、映像処理部37においてガンマ処理やオーバードライブ処理などの所定の映像処理が施された後、表示駆動部38に供給される。表示駆動部38は、映像処理部37から供給された映像信号に基づいて表示部39を駆動するものである。表示部39は、表示駆動部38から供給された信号に基づいて、左眼画像PL2および右眼画像PR2を交互に時分割的に表示するようになっている。
シャッタ制御部61は、映像信号処理部36から供給された信号に基づいて、シャッタ眼鏡60を制御するものである。具体的には、シャッタ制御部61は、シャッタ眼鏡60に対して、例えば赤外線や電波などを用いた無線通信により、シャッタ眼鏡60を制御するためのシャッタ制御信号CTLを送信するようになっている。
立体表示装置10は、内部バス14により互いに接続された、メモリ15、フラッシュROM16、およびCPU17を備えている。この内部バス14は、上述した全ての回路ブロックとも接続されており、これらの回路ブロックは、この内部バス14を介して情報をやりとりできるようになっている。さらに、立体表示装置10は、リモコン受信部18を備えている。リモコン受信部18は、リモコン(図示せず)からの指示を受信し、その信号をCPU17に供給するようになっている。
シャッタ眼鏡60は、表示装置10の観察者(図示せず)が用いることにより、立体視を可能とするものである。このシャッタ眼鏡60は、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを有している。これらの左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rは、例えば液晶シャッタなどの遮光シャッタにより構成されている。これらの左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rにおける遮光状態(開状態および閉状態)は、シャッタ制御部61から供給されるシャッタ制御信号CTLにより制御されるようになっている。具体的には、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rは、表示部39に交互に時分割的に表示される左眼画像PL2および右眼画像PR2に同期したタイミングでそれぞれ開閉動作するようになっている。
ここで、OSD生成部35および映像信号処理部36は、本発明における「重畳部」の一具体例に対応する。OSDマスク信号Smは、本発明における「OSD領域情報」の一具体例に対応する。視差量Aは、本発明における「シフト量」の一具体例に対応する。
[動作および作用]
続いて、本実施の形態の立体表示システム1の動作および作用について説明する。
(全体動作概要)
チューナ11は、アンテナ19において受信した放送波から、所望の信号(ストリーム)を選択する。デマルチプレクサ12は、その選択されたストリームから映像信号S1と音声信号S2とを抽出する。
音声デコーダ21は、音声信号S2をデコードする。セレクタ22は、音声デコーダ21から供給された音声信号と、外部機器からHDMIレシーバ13を介して供給された音声信号とのうちの一方を選択する。音声信号処理部23は、セレクタ22において選択された音声信号に対して所定の音声信号処理を行う。音声増幅部24は、音声信号処理部23から供給された音声信号を増幅し、スピーカ25を駆動する。スピーカ25は、音声信号を音声として出力する。
映像デコーダ31は、映像信号S1をデコードする。セレクタ34は、映像デコーダ31から供給された映像信号と、外部機器からHDMIレシーバ13を介して供給された映像信号とを選択する。OSD生成部35は、OSD画像Roを生成するとともに、OSDマスク信号Smを生成する。映像信号処理部36は、セレクタ34において選択された映像信号に対して、所定の映像信号処理を施し、OSD生成部35から供給されたOSD画像Roを重畳して映像信号Sdispとして出力するとともに、シャッタ制御部61を制御するための信号を生成する。視差調整部40は、映像信号処理部36から供給された映像信号Sdispに含まれる左眼画像PLおよび右眼画像PRに対して、OSDマスク信号Smに基づいてOSD画像Ro以外の画像領域の視差を調整し、左眼画像PL2および右眼画像PR2として出力する。映像処理部37は、視差調整部40から供給された信号に対して所定の映像処理を行う。表示駆動部38は、映像処理部37から供給された信号に基づいて表示部39を駆動する。表示部39は、表示駆動部38から供給される信号に基づいて、左眼画像PL2と右眼画像PR2とを時分割的に交互に表示する。シャッタ制御部61は、映像信号処理部36から供給された信号に基づいて、シャッタ眼鏡60を制御する。シャッタ眼鏡60の左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rは、表示部39に表示される左眼画像PL2および右眼画像PR2に同期したタイミングでそれぞれ開閉動作する。
図4は、立体表示システム1の全体動作を模式的に表すものである。図4において、(A)は左眼画像PL2を表示したときの動作を示し、(B)は右眼画像PR2を表示したときの動作を示す。表示装置10が左眼画像PL2を表示しているとき、シャッタ眼鏡60では、図4(A)に示したように、左眼シャッタ6Lが開状態となるとともに、右眼シャッタ6Rが閉状態となる。このとき、観察者9は左眼9Lで左眼画像PL2を見る。一方、表示装置10が右眼画像PR2を表示しているとき、シャッタ眼鏡60では、図4(B)に示したように、左眼シャッタ6Lが閉状態となるとともに、右眼シャッタ6Rが開状態となる。このとき、観察者9は右眼9Rで右眼画像PR2を見る。これらの動作を交互に繰り返すと、左眼画像PL2と右眼画像PR2との間には視差があるため、観察者9は、これらの一連の画像からなる映像を奥行きのある立体的な映像として認識することができる。
(視差調整部40の動作)
まず、視差調整部40の基本動作として、画像シフトによる視差調整の例を説明する。
図5は、視差調整部40の動作を表すものであり、(A)は視差調整部40において視差調整を行わない場合における左眼画像PL2および右眼画像PR2を示し、(B)は画面が引っ込むように視差調整を行う場合の左眼画像PL2および右眼画像PR2を示す。なお、図5(A)に示した左眼画像PL2および右眼画像PR2は、視差調整部40において視差調整をおこなっていないため、視差調整部40に入力される左眼画像PLおよび右眼画像PRとそれぞれ同じものである。
図5(B)に示したように、視差制御処理部42において、左眼画像PLを視差量Aだけ左方向に画像シフトし、右眼画像PRを視差量Aだけ右方向に画像シフトするように視差調整を行うと、シャッタ眼鏡60をかけてこれらの画像を観察する観察者9は、その視差量Aに応じて画面が引っ込んだように感じることとなる。これとは反対に、視差制御処理部42において、左眼画像PLを視差量Aだけ右方向に画像シフトし、右眼画像PRを視差量Aだけ左方向に画像シフトするように視差調整を行うと、この観察者9は、その視差量Aに応じて画面が飛び出たように感じることとなる。
次に、入力画像にOSD画像Roが重畳されている場合の視差調整の動作について、いくつかの例を用いて説明する。
まず、水平方向において、画面の端から端までの全領域におよぶ横長のOSD画像Roが入力画面に重畳された場合について説明する。
図6は、入力画像に横長のOSD画像Roが重畳されたときの左眼画像PL2、右眼画像PR2、およびそれらを単純に重ね合わせることにより合成した合成画像PB2を表すものであり、(A)は視差調整部40において視差調整を行わない場合を示し、(B)はOSD画像Ro以外の画像領域に対してのみ視差調整を行う場合を示し、(C)は比較例1として、画面全体に対して視差調整を行う場合を示す。なお、合成画像PB2は、上述したように左眼画像PL2および右眼画像PR2を単純に重ね合わせたものであり、観察者がシャッタ眼鏡60をかけずに観察した場合の画像に対応するものである。
図6(B)に示したように、視差調整部40は、OSD画像Ro以外の画像領域に対してのみ画像シフトを行い、OSD画像Roの画像領域に対しては画像シフトを行わないように動作する。具体的には、図3において、マルチプレクサ44L,44Rには、OSDマスク信号Smが“1”を示す画像領域、すなわちOSD画像Roの領域では、デマルチプレクサ41から視差調整を行う前の画像が供給され、OSDマスク信号Smが“0”を示す画像領域、すなわちOSD画像Ro以外の領域では、拡張領域処理部43L,43Rから視差調整を既に行った画像が供給される。これにより、図6(B)の合成画像PB2に示したように、OSD画像Roは視差調整が行われないため、OSD画像Roは2重に見えることはない。よって、シャッタ眼鏡60をかけた観察者9も、シャッタ眼鏡60をかけていない観察者も、OSD画像Roを明確に見ることができる。つまり、立体表示システム1では、OSD画像Ro以外の画像領域に対して視差調整をおこないつつ、OSD画像Roの高い視認性を実現することが可能となる。
一方、比較例1として図6(C)に示したように、画面全体に対して視差調整を行う場合には、OSD画像Ro以外の画像領域だけでなく、OSD画像Roの画像領域に対しても画像シフトによる視差調整が行われる。これにより、シャッタ眼鏡60をかけていない観察者にとっては、図6(C)の合成画像PB2に示したように、OSD画像Roが2重に見え、OSD画像Roの視認性が低下してしまう。また、シャッタ眼鏡60をかけている観察者9でも、例えば大きい視差量Aを設定した場合には、OSD画像Roが2重に見えてしまうおそれがある。
このように、立体表示システム1では、OSDマスク信号Smを用いて、画像シフトによる視差調整を選択的に行うようにしたので、視差調整を行いたい画像領域に対しては視差調整を行い、視差調整を行う必要がない画像領域(OSD画像Roの領域)に対しては視差調整を行わないようにすることができ、これにより、OSD画像Roの視認性を低下させることなく、視差調整を行うことができる。
次に、垂直方向において、画面の端から端までの全領域におよぶ縦長のOSD画像Roが入力画面に重畳された場合について説明する。この場合には、以下に示すように、画像シフトを行ったときにOSD画像Roに隣接した領域の画像が失われるため、その領域に対して画像処理(拡張領域処理)を行う必要がある。
図7は、入力画像に縦長のOSD画像Roが重畳されたときの左眼画像PL2、右眼画像PR2、およびそれらの合成画像PB2を表すものであり、(A)は視差調整部40において視差調整を行わない場合を示し、(B)はOSD画像Ro以外の画像領域に対する視差調整および拡張領域処理を行った場合を示し、(C)は、比較例2として、画面全体に対する視差調整のみを行った場合を示し、(D)は、比較例3として、OSD画像Ro以外の画像領域に対する視差調整のみを行った場合を示す。
図7(B)に示したように、視差調整部40は、図6(B)と同様に、OSD画像Ro以外の画像領域に対してのみ画像シフトを行い、OSD画像Roの画像領域に対しては画像シフトを行わないように動作する。これにより、図7(B)の合成画像PB2に示したように、OSD画像Roは視差調整が行われないため、OSD画像Roは2重に見えることはない。
また、視差調整部40は、OSD画像Roを広くする処理を行っている(拡張領域B)。これは、以下に比較例3において説明するように、画像シフトを行ったときにOSD画像Roに隣接した領域の画像が失われてしまうので、OSD画像Roをその領域まで拡張することにより、観察者にとって画像が不自然に見えるのを防ぐ目的で行われている。
比較例2として図7(C)に示したように、画面全体に対する視差調整のみを行った場合には、比較例1(図6(C))の場合と同様に、OSD画像Ro以外の画像領域だけでなく、OSD画像Roの画像領域に対しても画像シフトによる視差調整が行われる。これにより、シャッタ眼鏡60をかけていない観察者にとっては、図7(C)の合成画像PB2に示したように、OSD画像Roが2重に見え、OSD画像Roの視認性が低下してしまう。また、シャッタ眼鏡60をかけている観察者9でも、例えば大きい視差量Aを設定した場合には、OSD画像Roが2重に見えてしまうおそれがある。
また、比較例3として図7(D)に示したように、OSD画像Ro以外の画像領域に対する視差調整のみを行った場合には、OSD画像Roの画像領域に対しては視差調整が行われないため、OSD画像Roは2重に見えることはない。しかしながら、OSD画像Ro以外の画像が視差量Aの分だけ画像シフトするため、この例では、左眼画像PL2において、OSD画像Roに隣接した領域の画像が失われてしまう。この領域の幅は、画像シフトの量である視差量Aに対応している。これにより、観察者は、表示画像を不自然に感じるおそれがある。すなわち、例えば、図7(D)の右眼画像PR2には、OSD画像Roに隣接した領域に人物が表示されているが、左眼画像PL2には、この領域の画像が失われているため、右眼画像PR2に表示された人物が表示されない。この場合、観察者は、右眼のみでこの人物を見ることとなり、不自然に感じるおそれがある。
一方、立体表示システム1では、OSD画像Roを、画像が失われた領域まで拡張している。具体的には、視差調整部40の拡張領域処理部43L,43Rは、視差制御信号Saに基づいて、OSD画像Roに隣接する視差量Aの幅の領域(拡張領域B)に対して、OSD画像Roを拡張する。その際、拡張領域処理部43L,43Rは、例えば、OSD画像Roのうちの拡張領域Bの近くの画素の色を抽出し、拡張領域Bに対してその色を適用するように動作する。このように、左眼画像PLおよび右眼画像PRの両方に対して拡張領域処理を行うことにより、観察者は、上述したような不自然さを感じにくくなる。
[効果]
以上のように本実施の形態では、OSDマスク信号Smを用いて、画像シフトによる視差調整を選択的に行うようにしたので、OSD画像Roの視認性を低下させることなく、視差調整を行うことができる。
また、本実施の形態では、画像シフトによりOSD画像Roに隣接した領域の画像が失われてしまった場合には、OSD画像Roをその領域まで拡張するようにしたので、観察者が不自然さを感じにくくすることができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態に係る立体表示システム2について説明する。本実施の形態は、拡張領域Bに対する処理の方法が、上記第1の実施の形態と異なるものである。すなわち、上記第1の実施の形態では、OSD画像Ro以外の画像領域に対して画像シフトを行い、これにより画像が失われた部分に対してOSD画像Roの色を適用するようにしたが、これに代えて、本実施の形態では、OSD画像RoとOSD画像Roの外側との境界領域において、視差量Aが漸次変化するように画像シフトを行うようにしている。すなわち、立体表示システム2は、拡張領域Bに対してこのような処理を行う視差調整部50を用いて構成されたものである。その他の構成は、上記第1の実施の形態(図1など)と同様である。なお、上記第1の実施の形態に係る立体表示システム1と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図8は、視差調整部50の一構成例を表すものである。視差調整部50は、乗算器51L,51Rを備えている。乗算器51L,51Rは、視差制御信号Sa(視差量A)と、画像シフト処理関数Scとの積を求め、その結果を視差制御処理部42L,42Rに視差制御信号Slとして供給するものである。画像シフト処理関数Scは、視差制御信号Saと同様に、CPU17から内部バス14を介して供給されるようになっている。また、視差調整部50では、視差調整部40と比較して、拡張領域処理部43L,43Rが省かれている。
図9は、乗算器51L,51Rの入出力信号の波形例を表すものであり、(A)は視差制御信号Saの波形を示し、(B)は画像シフト処理関数Scの波形を示し、(C)は視差制御信号Slの波形を示す。図9の横軸は、表示画面の水平位置を示している。視差制御信号Saは、図9(A)に示したように、水平位置に依らずに一定の視差量Aを有するものである。画像シフト処理関数Scは、図9(B)に示したように、OSD画像Ro以外の画像領域(この例では左側)において“1”を示し、OSD画像Roの画像領域(この例では右側)において“0”を示し、境界領域Bにおいて、線形的に“1”から“0”に変化するものである。乗算器51L,51Rは、視差制御信号Sa(図9(A))および画像シフト処理関数Sc(図9(B))の積を求め、視差制御信号Slを出力する(図9(C))。この視差制御信号Slは、図9(C)に示したように、OSD画像Ro以外の画像領域(この例では左側)において“A”を示し、OSD画像Roの画像領域(この例では右側)において“0”を示し、境界領域Bにおいて、線形的に“A”から“0”に変化するものである。ここで、画像シフト処理関数Scおよび視差制御信号Slは、拡張領域Bにおいて線形的に変化するものとしたが、漸次変化するものであればどのようなものでもよく、例えば段階的に変化してもよいし、曲線的に変化してもよい。
次に、垂直方向において、画面の端から端までの全領域におよぶ縦長のOSD画像Roが入力画面に重畳された場合を例に、立体表示システム2の動作について説明する。この例では、OSD画像Roがαブレンディングされている。つまり、透明なOSD画像Roが重畳されることにより、OSD画像Roの画像領域に、このOSD画像Roが重畳される前の画像が透過して表示されている。
図10は、入力画像に縦長のOSD画像Roが重畳されたときの左眼画像PL2、右眼画像PR2、およびそれらの合成画像PB2を表すものであり、(A)は視差調整部50において視差調整を行わない場合を示し、(B)は視差調整を行った場合を示し、(C)は(B)の視差調整を行った場合に用いる視差制御信号Sl,Sl2を示す。
図10(B)に示したように、視差調整部50は、上記第1の実施の形態の場合と同様に、OSD画像Ro以外の画像領域に対してのみ画像シフトを行い、OSD画像Roの画像領域に対しては画像シフトを行わないように動作する。これにより、図10(B)の合成画像PB2に示したように、OSD画像Roの画像領域に対しては視差調整が行われないため、OSD画像Roは2重に見えることはない。
また、視差調整部50は、OSD画像Roの画像領域とそれ以外の画像領域との境界領域に対しては、視差量Aが線形的に変化するように画像シフトを行う。この動作は、図10(C)に示した視差制御信号Sl,Sl2により制御されている。すなわち、左眼画像PL2では、視差制御信号Slは、OSD画像Ro以外の画像領域において“A”になっており、OSD画像Roの画像領域において“0”になっている。これは、視差調整部50が、OSD画像Ro以外の画像領域では左方向に視差量Aの分だけ画像シフトを行うが、OSD画像Roの画像領域では画像シフトを行わないことを意味している。また、視差制御信号Slは、拡張領域Bにおいて“A”から“0”に線形的に変化している。これは、視差調整部50が、拡張領域Bにおいて、視差量Aが線形的に変化するように画像シフトを行うことを意味している。これにより、拡張領域Bの画像は、水平方向に拡大して表示されることとなる。同様に、右眼画像PR2では、視差制御信号Sl2は、OSD画像Ro以外の画像領域において“−A”になっており、OSD画像Roの画像領域において“0”になっている。これは、視差調整部50が、OSD画像Ro以外の画像領域では右方向に視差量Aの分だけ画像シフトを行うが、OSD画像Roの画像領域では画像シフトを行わないことを意味している。また、視差制御信号Sl2は、拡張領域Bにおいて“−A”から“0”に線形的に変化している。これは、視差調整部50が、拡張領域Bにおいて、視差量Aが線形的に変化するように画像シフトを行うことを意味している。これにより、拡張領域Bの画像は、水平方向に縮小して表示されることとなる。なお、視差制御信号Sl2は、図10(C)に示したように、視差制御信号Slを反転したものである。すなわち、視差制御処理部42Rは、供給された視差制御信号Slに基づいて視差制御信号Sl2を生成し、これを用いて上述した画像シフトを行っている。
このように、立体表示システム2では、OSD画像Roの画像領域とそれ以外の画像領域との境界領域に対しては、視差量Aが線形的に変化するように画像シフトを行う。これは、特にOSD画像Roがαブレンディングされているときに効果を発揮する。すなわち、OSD画像Roに背景の画像が透過して表示されている場合には、上記第1の実施の形態に係る立体表示システム1のように、例えばOSD画像Roのある一点の色を拡張領域Bに適用すると、拡張領域Bは一様な色により生成され、透過表示される画像が存在しないため、観察者は表示画像を不自然に感じるおそれがある。一方、立体表示システム2では、OSD画像Roの画像領域とそれ以外の画像領域との境界領域に対して段階的に画像シフトを行うことにより拡張領域Bに対する処理を行うため、拡張領域Bには透過表示される画像が存在し、観察者が不自然さを感じにくくなる。
以上のように本実施の形態では、OSD画像Roの領域とそれ以外の領域との境界領域に対して視差量が漸次変化するように画像シフトを行うようにしたので、透明なOSD画像Roを重畳した場合でも、観察者が不自然さを感じにくくすることができる。その他の効果は、上記第1の実施の形態の場合と同様である。
以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記の各実施の形態では、立体表示システムはシャッタ眼鏡を用いるものとしたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、偏光眼鏡を用いるものであってもよい。
また、例えば、上記の各実施の形態では、立体表示システムは専用の眼鏡を用いるものとしたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、レンチキュラーレンズ方式や、視差バリア(パララックスバリア)方式のような、専用の眼鏡を用いないものであってもよい。
また、例えば、上記の各実施の形態では、OSD画像は、水平方向もしくは垂直方向において、画面の端から端までの全領域におよぶ横長もしくは縦長のものとしたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、画面のどの端にも達することなく、表示画面の中央部付近に配置されるものであってもよい。
また、例えば、上記各実施の形態では、OSD画像は四角形としたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば三角形や円形などでもよく、もしくは文字のみからなるものであってもよい。
また、例えば、上記各実施の形態では、立体表示装置の内部において、映像信号SdispとOSDマスク信号Smを生成するようにしたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えばBDプレーヤなど、外部の録画再生機器が映像信号およびOSDマスク信号を供給するようにしてもよい。図11は、HDMI信号を用いて、映像信号および音声信号とともにOSDマスク信号を外部機器から供給する場合を示す。ここで、HDMIレシーバ13Bは、本発明における「入力部」の一具体例に対応する。また、HDMI信号とは別にOSDマスク信号を外部機器から供給するようにしてもよい。
また、例えば、地震速報などの緊急放送を放送波として受信し、それと同時にOSDマスク信号が供給された場合において、上記各実施の形態と同様に、緊急放送の表示部分に対して視差調整を行わないようにしてもよい。
1,2…立体表示システム、6L…左眼シャッタ、6R…右眼シャッタ、10…立体表示装置、11…チューナ、12,41…デマルチプレクサ、13…HDMIレシーバ、14…内部バス、15…メモリ、16…フラッシュROM、17…CPU、18…リモコン受信部、21…音声デコーダ、22,34…セレクタ、23…音声信号処理部、24…音声増幅部、25…スピーカ、31…映像デコーダ、35…OSD生成部、36…映像信号処理部、37…映像処理部、38…表示駆動部、39…表示部、40,50…視差調整部、42L,42R…視差制御処理部、43L,43R…拡張領域処理部、44L,44R,45…マルチプレクサ、51L,51R…乗算器、60…シャッタ眼鏡、61…シャッタ制御部、A…視差量、B…拡張領域、CTL…シャッタ制御信号、PB2…合成画像、PL,PL2…左眼画像、PR,PR2…右眼画像、Ro…OSD画像、Sa,Sl…視差制御信号、Sc…画像シフト処理関数、Sdisp…映像信号、Sm…OSDマスク信号、TA…アンテナ端子、TH…HDMI端子。

Claims (10)

  1. 入力された左眼画像および右眼画像のそれぞれに対して視差調整処理を行う視差調整部と、
    前記視差調整部により視差が調整された左眼画像および右眼画像を表示する表示部と
    を備え、
    前記視差調整部は、前記入力された左眼画像および右眼画像にOSD画像が重畳されている場合に、前記OSD画像以外の領域についてのみ前記視差調整処理を行う
    立体表示装置。
  2. 左眼画像および右眼画像のそれぞれに前記OSD画像を重畳するとともに、前記OSD画像の領域を示すOSD領域情報を生成する重畳部をさらに備え、
    前記視差調整部は、前記OSD領域情報に基づいて前記OSD画像以外の領域を認識する
    請求項1に記載の立体表示装置。
  3. 前記左眼画像および右眼画像と、前記OSD画像の領域を示すOSD領域情報とを入力する入力部をさらに備え、
    前記視差調整部は、前記OSD領域情報に基づいて前記OSD画像以外の領域を認識する
    請求項1に記載の立体表示装置。
  4. 前記視差調整部は、前記入力された左眼画像および右眼画像のそれぞれに対して画像シフト処理を行うことにより、前記視差調整処理を行う
    請求項1に記載の立体表示装置。
  5. 前記視差調整部は、前記OSD画像の隣接領域において前記画像シフト処理により画像が失われる場合に、その隣接領域に接する前記OSD画像の境界部の表示と同じ表示を行う
    請求項4に記載の立体表示装置。
  6. 前記視差調整部は、前記OSD画像の隣接領域において前記画像シフト処理により画像が失われる場合に、前記OSD画像と前記OSD画像以外の画像領域との境界領域の画像を、前記画像シフト処理のシフト方向における位置座標によってシフト量が漸次変化するように前記画像シフト処理を行う
    請求項4に記載の立体表示装置。
  7. 前記画像シフト処理は、あらかじめ設定された一定のシフト量と、前記画像シフト処理のシフト方向における位置座標が前記境界領域に対応する領域でのみ値が変化するシフト処理関数との積に基づいて行われる
    請求項6に記載の立体表示装置。
  8. 前記シフト処理関数は、前記OSD画像の画像領域のうち前記境界領域を除いた領域では0を示し、前記OSD画像以外の画像領域のうち前記境界領域を除いた領域では1を示す
    請求項7に記載の立体表示装置。
  9. 前記OSD画像は透過性であり、
    前記OSD画像の画像領域には、重畳される前の左眼画像および右眼画像が透過して表示されている
    請求項6に記載の立体表示装置。
  10. 入力された左眼画像および右眼画像のそれぞれに対して、前記入力された左眼画像および右眼画像にOSD画像が重畳されている場合に、前記OSD画像以外の領域についてのみ視差調整処理を行い、その視差調整処理が行われた左眼画像および右眼画像を表示する
    立体表示装置の表示方法。

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