JP2012006793A - 光ファイバ母材のフッ酸処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光ファイバ母材の外径を常時測定することで、繰り返し行っているエッチング、水洗浄、外径測定が1度で済み、時間短縮を図ることができる光ファイバ母材のフッ酸処理装置を提供する。
【解決手段】線引き前の光ファイバ母材2の表面層を除去すると共に光ファイバ母材2を目標の外径にエッチングするための光ファイバ母材のフッ酸処理装置1において、光ファイバ母材2を収容すると共に光ファイバ母材2の表面層をエッチングするためのフッ酸を注入するフッ酸浸漬用容器7と、フッ酸浸漬用容器7の外側に設けられ、光ファイバ母材2の外径を測定する非接触式の外径測定器8と、を備えるものである。
【選択図】図1
【解決手段】線引き前の光ファイバ母材2の表面層を除去すると共に光ファイバ母材2を目標の外径にエッチングするための光ファイバ母材のフッ酸処理装置1において、光ファイバ母材2を収容すると共に光ファイバ母材2の表面層をエッチングするためのフッ酸を注入するフッ酸浸漬用容器7と、フッ酸浸漬用容器7の外側に設けられ、光ファイバ母材2の外径を測定する非接触式の外径測定器8と、を備えるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ファイバ母材をフッ酸によりエッチングするフッ酸処理装置に関するものである。
従来、光ファイバ母材のエッチングは次のように行われていた。
例えば、図3に示すように、先ず、光ファイバ母材30をフッ酸に対する耐食性を有する材質からなるフッ酸浸漬用容器31に挿入する。その後、フッ酸32をフッ酸浸漬用容器31に注入し、光ファイバ母材30のクラッド層のエッチングを行う。このエッチングでは、光ファイバ母材30の処理前の外径と目標とする外径とを比較し、処理量を決めている。そして、求めた処理量からエッチングを行う時間を決める。処理時間が経過したら、フッ酸浸漬用容器31からフッ酸32を排出し、水により光ファイバ母材30を十分に洗浄する。
このようなエッチングを行うフッ酸処理装置として、例えば、特許文献1に示されるように、フッ酸浸漬用容器内へ光ファイバ母材を搬送する手段、フッ酸浸漬用容器内で光ファイバ母材を回転させる回転手段、フッ酸を自動供給するための自動供給手段、フッ酸の濃度を測定するための濃度センサを備えるフッ酸処理装置や、特許文献2に示されるように、径方向に光ファイバ母材を搬出可能なフッ酸処理装置等が提案されている。
前述したフッ酸処理装置は、光ファイバ母材の外径調整を処理時間管理で行っているが、通常フッ酸は繰り返し利用するためその濃度が変化し、同一の時間でも処理されるクラッド層の量は異なる場合があるため、正確な処理時間を予想するのは困難である。このため、エッチングを数回に分けて行い、その都度水洗浄、外径測定を行っており、作業に手間と時間が掛かると言う問題がある。
そこで、本発明の目的は、光ファイバ母材の外径を常時測定することで、繰り返し行っているエッチング、水洗浄、外径測定が1度で済み、時間短縮を図ることができる光ファイバ母材のフッ酸処理装置を提供することにある。
前記目的を達成するために創案された本発明は、線引き前の光ファイバ母材の表面層を除去すると共に前記光ファイバ母材を目標の外径にエッチングするための光ファイバ母材のフッ酸処理装置において、光ファイバ母材を収容すると共に前記光ファイバ母材の表面層をエッチングするためのフッ酸を注入するフッ酸浸漬用容器と、前記フッ酸浸漬用容器の外側に設けられ、前記光ファイバ母材の外径を測定する非接触式の外径測定器と、を備える光ファイバ母材のフッ酸処理装置である。
前記外径測定器の測定値が目標の外径になると、前記フッ酸浸漬用容器からフッ酸が排出されると良い。
前記外径測定器の周囲をパージしていると良い。
本発明によれば、光ファイバ母材の外径を常時測定することで、繰り返し行っているエッチング、水洗浄、外径測定が1度で済み、時間短縮を図ることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の好適な実施の形態に係る光ファイバ母材のフッ酸処理装置を示す概略断面図である。
図1に示すように、フッ酸処理装置1は、線引き前の光ファイバ母材2の表面層(クラッド層の表面にあるOH濃度の高い層)を除去すると共に光ファイバ母材2を目標の外径にエッチングするためのものである。
フッ酸処理装置1は、外部にフッ酸が飛散しないように密閉されると共に前面に扉3を有するチャンバー4を備えており、このチャンバー4内でフッ酸5を用いた光ファイバ母材2のエッチングを行うようにされる。
チャンバー4には、チャンバー4内部のフッ酸雰囲気を排出するため、排気ダクト6が接続されている。排気ダクト6は、例えば、フッ酸雰囲気を浄化後、大気中に放出するようになっている。
チャンバー4内には、光ファイバ母材2を収容すると共に光ファイバ母材2のクラッド層をエッチングするためのフッ酸5を注入するフッ酸浸漬用容器7と、フッ酸浸漬用容器7の外側に設けられ、光ファイバ母材2の外径を測定する非接触式の外径測定器8とが格納される。
フッ酸浸漬用容器7は、透明な材質でできた縦型・角型の容器である。フッ酸浸漬用容器7の上方には、光ファイバ母材2のエッチングを行う際のフッ酸5をチャンバー4の外部から供給するフッ酸供給手段9、光ファイバ母材2の洗浄を行う際の水をチャンバー4の外部から供給する水供給手段10が設けられる。
また、フッ酸浸漬用容器7の底部には、フッ酸浸漬用容器7内に流入したフッ酸、水をチャンバー4の外部へ排出するための排出手段11が接続される。さらに、フッ酸浸漬用容器7の上部には、フッ酸5の過剰供給を防ぐため、水位センサ12が設けられる。
このフッ酸浸漬用容器7に収容される光ファイバ母材2は、窪みを有する受け皿13、キャップ14を用いてフッ酸浸漬用容器7内に垂直に保持されるように収容される。
フッ酸浸漬用容器7は、光ファイバ母材2を挿入して収容する際にその作業を容易にするため、フッ酸浸漬用容器7の外側に設けられた軸15を中心に回転させることで、傾けることができるようになっている。
外径測定器8としては、例えば、レーザーを用いて物体の寸法を計測するものを用いる。外径測定器8は、透明な材質でできた測定器保護ケース16に収納される。測定器保護ケース16は、密閉空間を有し、この密閉空間に空気配管17が接続されており、外径測定器8の周囲をパージしてチャンバー4内のフッ酸雰囲気による腐食から保護するものである。
次に、フッ酸処理装置1の作用を説明する。
先ず、エッチング対象の光ファイバ母材2の両端を、それぞれ窪みを有する受け皿13、キャップ14に嵌め込む。そして、チャンバー4の前面に設けた扉3を開け、フッ酸浸漬用容器7を軸15を中心に回転させて傾け、受け皿13、キャップ14で保持した光ファイバ母材2を、フッ酸浸漬用容器7内に挿入し、収容する。収容後、フッ酸浸漬用容器7を垂直に戻し、扉3を閉めてチャンバー4を密閉する。
その後、フッ酸浸漬用容器7にフッ酸供給手段9よりフッ酸5を供給し、光ファイバ母材2のエッチングを行う。このとき、外径測定器8にて常時光ファイバ母材2の外径を計測する。
外径測定器8の測定値が目標の外径となる値になると、フッ酸5を排出手段11より排出する。フッ酸5の排出後、フッ酸浸漬用容器7に水供給手段10により水を供給し、光ファイバ母材2及びフッ酸浸漬用容器7を洗浄し、水を排出手段11より排出する。この洗浄動作を複数回繰り返して洗浄が終了する。
洗浄終了後、チャンバー4の扉3を開け、再びフッ酸浸漬用容器7を軸15を中心に回転させて傾け、受け皿13、キャップ14と共に光ファイバ母材2を取り出す。そして、フッ酸浸漬用容器7を垂直に戻し、チャンバー4の扉3を閉める。
最後に、受け皿13とキャップ14から光ファイバ母材2を取り外すと、一連の動作が終了する。
従来の時間管理では、エッチング、水洗浄、外径測定の一連の作業を複数回繰り返していたため、時間が掛かっていたが、本実施の形態に係るフッ酸処理装置1によれば、外径測定器8によりエッチング中の光ファイバ母材2の外径を常に把握できるため、複数回繰り返していた作業が1度で済み、時間短縮を図ることができる。
また、時間管理では、エッチングの繰り返しによるフッ酸の濃度変化などにより必要以上に処理されてしまった光ファイバ母材2は、不良品として廃棄されていたが、本実施の形態に係るフッ酸処理装置1によれば、必要以上に処理されるという虞がなく、不良品が発生しなくなるため、歩留を向上させることができる。
なお、本発明は、前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、フッ酸浸漬用容器7として、縦型の容器を用いたが、図2に示すように、横型の容器を用いるようにしても良い。また、フッ酸浸漬用容器7の材質は不透明でも良い。
また、外径測定器8を複数箇所に配置し、外径測定の精度を向上させるようにしても良い。
また、外径測定器8及びそれを収容する測定器保護ケース16は、長手方向、円周方向、若しくはその両方に移動する機構を有していても良い。
また、フッ酸浸漬用容器7にフッ酸の濃度センサを設け、エッチング中、フッ酸の濃度を一定に保つよう、常時フッ酸が循環する構成としても良い。
1 フッ酸処理装置
2 光ファイバ母材
3 扉
4 チャンバー
5 フッ酸
6 排気ダクト
7 フッ酸浸漬用容器
8 外径測定器
9 フッ酸供給手段
10 水供給手段
11 排出手段
12 水位センサ
13 受け皿
14 キャップ
15 軸
16 測定器保護ケース
17 空気配管
2 光ファイバ母材
3 扉
4 チャンバー
5 フッ酸
6 排気ダクト
7 フッ酸浸漬用容器
8 外径測定器
9 フッ酸供給手段
10 水供給手段
11 排出手段
12 水位センサ
13 受け皿
14 キャップ
15 軸
16 測定器保護ケース
17 空気配管
Claims (3)
- 線引き前の光ファイバ母材の表面層を除去すると共に前記光ファイバ母材を目標の外径にエッチングするための光ファイバ母材のフッ酸処理装置において、
光ファイバ母材を収容すると共に前記光ファイバ母材の表面層をエッチングするためのフッ酸を注入するフッ酸浸漬用容器と、
前記フッ酸浸漬用容器の外側に設けられ、前記光ファイバ母材の外径を測定する非接触式の外径測定器と、
を備えることを特徴とする光ファイバ母材のフッ酸処理装置。 - 前記外径測定器の測定値が目標の外径になると、前記フッ酸浸漬用容器からフッ酸が排出される請求項1に記載の光ファイバ母材のフッ酸処理装置。
- 前記外径測定器の周囲をパージしている請求項1又は2に記載の光ファイバ母材のフッ酸処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010144895A JP2012006793A (ja) | 2010-06-25 | 2010-06-25 | 光ファイバ母材のフッ酸処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010144895A JP2012006793A (ja) | 2010-06-25 | 2010-06-25 | 光ファイバ母材のフッ酸処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012006793A true JP2012006793A (ja) | 2012-01-12 |
Family
ID=45537794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010144895A Pending JP2012006793A (ja) | 2010-06-25 | 2010-06-25 | 光ファイバ母材のフッ酸処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012006793A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110981182A (zh) * | 2019-12-11 | 2020-04-10 | 江苏通鼎光棒有限公司 | 一种光纤预制棒酸洗设备及其酸洗方法 |
CN112479585A (zh) * | 2020-12-01 | 2021-03-12 | 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 | 一种预制棒加工系统及方法 |
-
2010
- 2010-06-25 JP JP2010144895A patent/JP2012006793A/ja active Pending
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