JP2012004887A - 通信端末装置及び再送方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】伝送効率の低下を防ぐこと。
【解決手段】送信処理部111は、最大電力判定部108により指示された送信電力でE−DPDCH信号を送信する。E−HICH判定部104は、E−HICH信号を復号することにより、E−DPDCH信号の基地局における受信成功を示すACKまたは受信失敗を示すNACKを取得し、取得したACKまたはNACKに従って、E−TFCセレクション部105に初回送信を指示するか、または再送制御部106に対して再送を指示するとともに、E−DPDCH信号の送信電力に応じて、取得したACKまたはNACKを無視して初回送信または再送を指示する。再送制御部106は、E−HICH判定部104により再送の指示を受けた場合にE−DPDCHのデータを再送する。
【選択図】図2
【解決手段】送信処理部111は、最大電力判定部108により指示された送信電力でE−DPDCH信号を送信する。E−HICH判定部104は、E−HICH信号を復号することにより、E−DPDCH信号の基地局における受信成功を示すACKまたは受信失敗を示すNACKを取得し、取得したACKまたはNACKに従って、E−TFCセレクション部105に初回送信を指示するか、または再送制御部106に対して再送を指示するとともに、E−DPDCH信号の送信電力に応じて、取得したACKまたはNACKを無視して初回送信または再送を指示する。再送制御部106は、E−HICH判定部104により再送の指示を受けた場合にE−DPDCHのデータを再送する。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えばHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)を用いる通信端末装置及び再送方法に関する。
従来、HSUPAシステムにおいて、通信端末装置は、アップリンク個別チャネル(Enhanced-Dedicated CHannel)(以下「E−DCH」と記載する)データを送信し、基地局からACK(Acknowledgment)が返ってきた場合には、次のE−DCHデータを送信する。一方、通信端末装置は、E−DCHデータを送信し、基地局からNACK(Negative Acknowledgment)が返ってきた場合には、最大送信回数に達していなければ、同一のE−DCHデータを再送する(例えば、非特許文献1)。
また、従来、HSUPAシステムにおいて、E−DCH送信時に通信端末装置における送信電力が最大電力を超える場合に、最初にエンハンスト個別物理データチャネル(Enhanced Dedicated Physical Data Channel)(以下「E−DPDCH」と記載する)の送信電力(ゲインファクタ)のみを低減する(例えば、非特許文献2)。この際、DPDCHが設定(Configure)されている場合には、E−DPDCHの送信電力を0まで低減し、DPDCHが設定されていない場合には、E−DPDCHの送信電力を特定の値まで低減するように規定している。
ここで、E−DCHは、エンハンスト個別物理制御チャネル(E-DCH Dedicated Physical Control Channel)(以下「E−DPCCH」と記載する)と、E−DPDCHとを総称したものである。
図1は、従来の通信端末装置及び基地局の動作を示す図である。
図1より、通信端末装置は、初回送信として、E−TFCセレクション(E-TFC Selection)を行い、E−DPDCHのデータがある場合に、E−DCHを送信する(ステップST11)。次に、基地局は、E−DPDCH信号を復号する。また、基地局は、E−DPDCH信号の復号結果が受信失敗(CRC NG)の場合、E−HICH(Enhanced Hybrid ARQ Indicator Channel)信号により通信端末装置にNACKを送信する(ステップST12)。
次に、通信端末装置は、E−HICH信号を復号し、NACKの復号結果を得る。また、通信端末装置は、E−HICH信号の復号結果がNACKで、かつ最大送信回数に達していない場合に、再送としてE−DCHを基地局に送信する(ステップST13)。
次に、基地局は、E−DPDCH信号を復号する。また、基地局は、E−DPDCH信号の復号結果が受信失敗の場合、E−HICH信号により通信端末装置にNACKを送信する(ステップST14)。
次に、通信端末装置は、E−HICH信号を復号し、ACKの復号結果を得る。また、通信端末装置は、初回送信として、E−TFCセレクションを行い、E−DPDCHのデータがある場合に、E−DCHを送信する(ステップST15)。次に、基地局は、E−DPDCH信号を復号する。
3GPP TS 25.321
3GPP TS 25.214
しかしながら、従来のシステムにおいては、ステップST13において送信したE−DPDCH信号は受信成功(CRC OK)になっていないので、ステップST13において送信したE−DCH信号は基地局に届かない。この場合、通信端末装置は、基地局において受信失敗(CRC NG)したにも関わらず、ACKを受信したものと誤判定すると、次のE−DPDCH信号の送信を行うため、基地局におけるE−DPDCHのデータ抜けが生じ、伝送データに不整合が生じる。この結果、RLC処理により再送が発生し、伝送効率が低下するという問題がある。
本発明の目的は、伝送効率の低下を防ぐことができる通信端末装置及び再送方法を提供することである。
本発明の通信端末装置は、所定の送信電力でデータを送信する送信手段と、前記送信手段により送信したデータの通信相手における受信成功または受信失敗を示す情報を前記通信相手から取得し、取得した前記情報に従って初回送信または再送を指示するとともに、前記送信電力に応じて前記情報を無視して前記指示を行う指示手段と、前記指示手段により再送の前記指示を受けた場合にデータを再送する再送制御手段と、を具備する構成を採る。
本発明の再送方法は、データの再送を行う通信端末装置における再送方法であって、所定の送信電力でデータを送信するステップと、送信した前記データの通信相手における受信成功または受信失敗を示す情報を前記通信相手から取得し、取得した前記情報に従って初回送信または再送を指示するとともに、前記送信電力に応じて前記情報を無視して前記指示を行うステップと、再送の前記指示を受けた場合にデータを再送するステップと、を具備するようにした。
本発明によれば、伝送効率の低下を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図2は、本発明の実施の形態1に係る通信端末装置100の構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る通信端末装置100の構成を示すブロック図である。
通信端末装置100は、アンテナ101と、送受信共用機102と、受信処理部103と、E−HICH判定部104と、E−TFCセレクション部105と、再送制御部106と、E−DPDCH電力算出部107と、最大電力判定部108と、低減判定部109と、E−DPDCH符号部110と、送信処理部111とから主に構成される。以下に、各構成について、詳細に説明する。
アンテナ101は、高周波(RF)信号を受信して送受信共用機102へ出力する。また、アンテナ101は、送受信共用機102から入力した高周波の送信信号を送信する。
送受信共用機102は、アンテナ101から入力した受信信号の受信処理部103への出力と、送信処理部111から入力した送信信号のアンテナ101への出力とを切り替える。
受信処理部103は、送受信共用機102から入力した受信信号を無線信号からベースバンド信号に変換してE−HICH判定部104へ出力する。
E−HICH判定部104は、受信処理部103から入力したベースバンド信号であるE−HICH信号を復号し、受信成功を示すACKまたは受信失敗を示すNACKの判定を行う。また、E−HICH判定部104は、ACKの判定結果を得た場合、またはNACKの判定結果を得たものの最大送信回数に達した場合に、初回送信をE−TFCセレクション部105に指示する。また、E−HICH判定部104は、NACKの判定結果を得た場合かつ最大送信回数に達していない場合に、再送を再送制御部106に指示する。また、この際、E−HICH判定部104は、E−DPDCHの送信電力が「0」(DTX(Discontinuous Transmission))である通知、またはE−DPDCHの送信電力が閾値より小さい通知が低減判定部109から入力した場合には、E−HICH信号の復号結果を無視する。ここで、E−HICH信号の復号結果を無視するとは、例えば、E−HICH信号の復号結果がACKの場合であってもE−DPDCHの送信が完了したと扱わずにNACKとみなすことを意味する。また、E−HICH判定部104は、E−HICH信号の復号結果を無視する場合において、最大送信回数に達していない場合には、再送を再送制御部106に指示する。また、E−HICH判定部104は、E−HICH信号の復号結果をNACKとみなした場合であっても、最大送信回数に達した場合には、E−HICH信号の復号結果がACKの場合と同様に、E−TFCセレクション部105に初回送信を指示する。
E−TFCセレクション部105は、E−HICH判定部104からの初回送信の指示に従って、E−TFCセレクションを行う。また、E−TFCセレクション部105は、E−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがある場合には、初回送信のE−DPDCHのデータの符号化をE−DPDCH符号部110に指示する。また、E−TFCセレクション部105は、E−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがある場合には、初回送信するE−DPDCHのデータについての情報をE−DPDCH電力算出部107へ出力する。また、E−TFCセレクション部105は、E−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがない場合には、送信データ無しをE−DPDCH電力算出部107及びE−DPDCH符号部110に通知する。
再送制御部106は、E−HICH判定部104からの再送の指示に従って、再送するE−DPDCHのデータの符号化を、E−DPDCH符号部110に指示する。また、再送制御部106は、再送するE−DPDCHのデータについての情報をE−DPDCH電力算出部107へ出力する。
E−DPDCH電力算出部107は、E−TFCセレクション部105から入力した初回送信のE−DPDCHのデータについての情報に基づいて、初回送信のE−DPDCHのデータの送信電力を算出する。また、E−DPDCH電力算出部107は、再送制御部106から入力した再送するE−DPDCHのデータについての情報に基づいて、再送するE−DPDCHのデータの送信電力を算出する。また、E−DPDCH電力算出部107は、算出したE−DPDCHのデータの送信電力を最大電力判定部108へ出力する。この際、E−DPDCH電力算出部107は、E−TFCセレクション部105から送信データ無しの通知を受けた際に、E−DPDCHのデータの送信電力「0」を最大電力判定部108へ通知する。
最大電力判定部108は、E−DPDCH電力算出部107から入力したE−DPDCHのデータの送信電力などから通信端末装置100の送信電力が最大電力を超えているか否かを判定する。また、最大電力判定部108は、通信端末装置100の送信電力が最大電力を超えている場合には、E−DPDCH電力算出部107において算出したE−DPDCHの送信電力のみを低減する。この際、最大電力判定部108は、低減した送信電力でE−DPDCHのデータを送信することを送信処理部111に指示するとともに、低減後のE−DPDCHの送信電力の情報を低減判定部109へ出力する。最大電力判定部108は、例えば、3GPP TS25.214の規定に従って、通信端末装置100における最大電力との関係によりE−DPDCHの送信電力の低減量を決定する。また、最大電力判定部108は、通信端末装置100の送信電力が最大電力以下の場合には、E−DPDCH電力算出部107において算出したE−DPDCHの送信電力を変更しない。この際、最大電力判定部108は、低減しない送信電力でE−DPDCHのデータを送信することを送信処理部111に指示するとともに、低減判定部109に対しては何も出力しない。
低減判定部109は、最大電力判定部108から入力した、低減後のE−DPDCHの送信電力の情報における送信電力が「0」である場合に、E−DPDCHの送信電力が「0」(DTX)であることをE−HICH判定部104へ通知する。または、低減判定部109は、最大電力判定部108から入力した、低減後のE−DPDCHの送信電力の情報における送信電力が閾値より小さい場合に、E−DPDCHの送信電力が閾値より小さいことをE−HICH判定部104へ通知する。
E−DPDCH符号部110は、初回送信のE−DPDCHのデータの符号化をE−TFCセレクション部105から指示された場合には、初回送信のE−DPDCHのデータの符号化を行う。また、E−DPDCH符号部110は、E−TFCセレクション部105から送信データ無しの通知を受けた場合には、E−DPDCH信号の符号化を行わない。また、E−DPDCH符号部110は、再送するE−DPDCHのデータの符号化を再送制御部106から指示された場合には、再送するE−DPDCHのデータの符号化を行う。また、E−DPDCH符号部110は、符号化したE−DPDCHのデータを送信処理部111へ出力する。
送信処理部111は、E−DPDCH符号部110から入力した符号化されたE−DPDCHのデータを、最大電力判定部108により指示された送信電力で送信するための送信処理を行う。また、送信処理部111は、送信処理後のE−DPDCHのデータを含む送信信号を生成し、生成した送信信号を送受信共用機102へ出力する。
以上で、通信端末装置100の構成の説明を終える。
次に、通信端末装置100及び基地局200の動作について、図3を用いて説明する。図3は、通信端末装置100及び基地局200の動作を示す図である。
最初に、通信端末装置100のE−TFCセレクション部105は、E−TFCセレクションを行う。また、通信端末装置100は、E−TFCセレクション部105におけるE−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがある場合に、初回送信として、E−DCH信号を送信しようとするものの、送信電力が最大電力を超える。この場合、通信端末装置100の最大電力判定部108は、E−DPDCH信号の送信電力のみを「0」まで低減する。そして、通信端末装置100は、送信電力を低減したE−DPDCH信号を基地局200に送信する(ステップST301)。
次に、基地局200は、受信したE−DPDCH信号がDTXであるため、E−DPDCH信号の復号結果は受信失敗(CRC NG)になる。この場合、基地局200は、E−HICH信号によりNACKを通信端末装置100に対して送信する(ステップST302)。
次に、通信端末装置100のE−HICH判定部104は、前回の送信の際にE−DPDCH信号の送信電力を低減したので、E−HICH信号の復号結果を無視する。また、通信端末装置100は、最大送信回数に達していない場合には、再送としてE−DPDCH信号を基地局200に対して送信する(ステップST303)。この際、E−HICH判定部104は、NACKを受信したにも関わらず、受信成功であると誤判定した場合でも、E−HICH信号の復号結果を無視するので、再送制御部106に対して再送を指示する。
また、基地局200は、受信したE−DPDCH信号を復号し、受信成功(CRC OK)の復号結果を得る。この場合、基地局200は、E−HICH信号によりACKを通信端末装置100に対して送信する(ステップST304)。
本実施の形態では、図3に示すように、ステップST301において送信したE−DPDCH信号の受信に失敗した場合において、通信端末装置100は、E−HICH信号の復号結果に関わらず、ステップST303においてE−DPDCH信号を再送する。この結果、ステップST301において送信したE−DPDCH信号のデータ抜けが生じることを、確実に防ぐことができる。
上記のように、E−DPDCH信号の送信電力が「0」の場合には、E−DPDCH信号は基地局に全く届かないので、E−HICH判定部104はE−HICH信号の復号結果を無視する。また、E−DPDCH信号の送信電力を低減した後のE−DPDCH信号の送信電力が閾値より小さい場合には、E−DPDCH信号は基地局に届くが、基地局において受信失敗になる確率が高い。従って、E−HICH判定部104は、低減した後のE−DPDCH信号の送信電力が閾値より小さい場合には、E−HICH信号の復号結果を無視する。
また、E−DPDCH信号の送信電力と比較する閾値の値を、受信失敗または受信成功する確率に合わせて調整してもよい。この際、再送回数が増えるほどハイブリッドARQ(Hybrid-ARQ)の効果により、受信成功する確率が高くなるので、再送回数が増えるほどE−DPDCH信号の送信電力と比較する閾値の値を小さくする。また、E−DPDCH信号の送信電力と比較する閾値の値を、E−DPDCH信号の低減後の送信電力に応じて調整してもよい。
また、E−HICH判定部104におけるE−HICH信号の復号方法として、E−HICH信号の受信電力に応じて受信成功、受信失敗またはDTXを判定してもよい。この際、E−HICH信号の受信電力判定用の閾値を、E−DPDCH信号の送信電力に応じて設定するようにしてもよい。例えば、E−DPDCH信号の送信電力が「0」の場合に、E−HICH信号の受信電力判定用の閾値を最大とし、E−HICH信号をDTXと判定することによりE−HICH信号の復号結果を無視する。このように、E−DPDCH信号の送信電力が大きくなるほど、E−HICH信号の受信電力判定用の閾値を小さくし、E−HICH信号をDTXと判定し難くし、E−HICH信号の復号結果を無視しないようにする。
このように、本実施の形態によれば、E−DPDCH信号の送信電力を低減した際にE−HICH信号の復号結果を無視することにより、データ抜けが生じないので、伝送効率の低下を防ぐことができる。
なお、本実施の形態において、E−DPDCH信号の送信電力が「0」または閾値より小さい場合にE−HICH信号の復号結果を無視したが、本実施の形態はこれに限らず、上記に加えて、再送回数を考慮して復号結果を無視するか否か判定してもよい。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る通信端末装置400の構成を示すブロック図である。
図4は、本発明の実施の形態2に係る通信端末装置400の構成を示すブロック図である。
図4に示す通信端末装置400は、図2に示す実施の形態1に係る通信端末装置100に対して、低減判定部109を除き、DTX判定部401を追加し、E−HICH判定部104の代わりにE−HICH判定部402を有し、E−TFCセレクション部105の代わりにE−TFCセレクション部403を有し、最大電力判定部108の代わりに最大電力判定部404を有する。なお、図4において、図2と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
通信端末装置400は、アンテナ101と、送受信共用機102と、受信処理部103と、再送制御部106と、E−DPDCH電力算出部107と、E−DPDCH符号部110と、送信処理部111と、DTX判定部401と、E−HICH判定部402と、E−TFCセレクション部403と、最大電力判定部404とから主に構成される。以下に、上記の実施の形態1と異なる構成について、詳細に説明する。
DTX判定部401は、E−DPDCHのデータがないことを示す送信データ無しの通知をE−TFCセレクション部403から受けた際に、E−DPDCH信号の送信電力を「0」にしてE−DPDCH信号を送信しないことを示すDTXをE−HICH判定部402に通知する。
E−HICH判定部402は、受信処理部103から入力したベースバンド信号であるE−HICH信号を復号し、受信成功を示すACKまたは受信失敗を示すNACKの判定を行う。また、E−HICH判定部402は、ACKの判定結果を得た場合、またはNACKの判定結果を得たものの最大送信回数に達した場合に、初回送信をE−TFCセレクション部403に指示する。また、E−HICH判定部402は、NACKの判定結果を得た場合かつ最大送信回数に達していない場合に、再送を再送制御部106に指示する。また、この際、E−HICH判定部402は、DTX判定部401からDTXの通知を受けた場合に、E−HICH信号の復号結果を無視する。また、E−HICH判定部402は、E−HICH信号の復号結果を無視する場合において、最大送信回数に達していない場合には、再送を再送制御部106に指示する。また、E−HICH判定部402は、E−HICH信号の復号結果をNACKとみなした場合であっても、最大送信回数に達した場合には、E−HICH信号の復号結果がACKの場合と同様に、E−TFCセレクション部403に初回送信を指示する。
E−TFCセレクション部403は、E−HICH判定部402からの初回送信の指示に従って、E−TFCセレクションを行う。また、E−TFCセレクション部403は、E−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがある場合には、初回送信のE−DPDCHのデータの符号化をE−DPDCH符号部110に指示する。また、E−TFCセレクション部403は、E−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがある場合には、初回送信するE−DPDCHのデータについての情報をE−DPDCH電力算出部107へ出力する。また、E−TFCセレクション部403は、E−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがない場合には、送信データ無しをE−DPDCH電力算出部107と、E−DPDCH符号部110と、DTX判定部401とに通知する。
再送制御部106は、E−HICH判定部402からの再送の指示に従って、再送するE−DPDCHのデータの符号化を、E−DPDCH符号部110に指示する。また、再送制御部106は、再送するE−DPDCHのデータについての情報をE−DPDCH電力算出部107へ出力する。
E−DPDCH電力算出部107は、E−TFCセレクション部403から入力した初回送信のE−DPDCHのデータについての情報に基づいて、初回送信のE−DPDCHのデータの送信電力を算出する。また、E−DPDCH電力算出部107は、再送制御部106から入力した再送するE−DPDCHのデータについての情報に基づいて、再送するE−DPDCHのデータの送信電力を算出する。また、E−DPDCH電力算出部107は、算出したE−DPDCHのデータの送信電力を最大電力判定部404へ出力する。この際、E−DPDCH電力算出部107は、E−TFCセレクション部403から送信データ無しの通知を受けた際に、E−DPDCHのデータの送信電力「0」を最大電力判定部404へ通知する。
最大電力判定部404は、E−DPDCH電力算出部107から入力したE−DPDCHのデータの送信電力などから通信端末装置400の送信電力が最大電力を超えているか否かを判定する。また、最大電力判定部404は、通信端末装置400の送信電力が最大電力を超えている場合には、E−DPDCH電力算出部107において算出したE−DPDCHの送信電力のみを低減する。この際、最大電力判定部404は、低減した送信電力でE−DPDCHのデータを送信することを送信処理部111に指示する。また、最大電力判定部404は、通信端末装置400の送信電力が最大電力以下の場合には、E−DPDCH電力算出部107において算出したE−DPDCHの送信電力を変更しない。この際、最大電力判定部404は、低減しない送信電力でE−DPDCHのデータを送信することを送信処理部111に指示する。
E−DPDCH符号部110は、初回送信のE−DPDCHのデータの符号化をE−TFCセレクション部403から指示された場合には、初回送信のE−DPDCHのデータの符号化を行う。また、E−DPDCH符号部110は、E−TFCセレクション部403から送信データ無しの通知を受けた場合には、E−DPDCH信号の符号化を行わない。また、E−DPDCH符号部110は、再送するE−DPDCHのデータの符号化を再送制御部106から指示された場合には、再送するE−DPDCHのデータの符号化を行う。また、E−DPDCH符号部110は、符号化したE−DPDCHのデータを送信処理部111へ出力する。
送信処理部111は、E−DPDCH符号部110から入力した符号化されたE−DPDCHのデータを、最大電力判定部404により指示された送信電力で送信するための送信処理を行う。また、送信処理部111は、送信処理後のE−DPDCHのデータを含む送信信号を生成し、生成した送信信号を送受信共用機102へ出力する。
以上で、通信端末装置400の構成の説明を終える。
次に、通信端末装置400及び基地局500の動作について、図5を用いて説明する。図5は、通信端末装置400及び基地局500の動作を示す図である。
最初に、通信端末装置400のE−TFCセレクション部403は、E−TFCセレクションを行う。また、通信端末装置400は、E−TFCセレクション部403におけるE−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがない場合に、基地局500に対してE−DPDCH信号を送信しない。
また、基地局500は、データがないためにE−DPDCH信号を受信せず、E−HICH信号を通信端末装置400に対して送信しない。
また、通信端末装置400のE−HICH判定部402は、DTX判定部401よりデータ無しの通知を受けるので、E−HICH信号の受信の有無に関わらず、E−HICH信号の復号結果を無視する。
また、通信端末装置400のE−TFCセレクション部403は、E−TFCセレクションを行う。また、通信端末装置400は、E−TFCセレクション部403におけるE−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがある場合に、初回送信として、E−DPDCH信号を送信する(ステップST501)。
このように、本実施の形態によれば、E−DPDCHのデータがない場合にE−HICH信号の復号結果を無視することにより、データ抜けが生じないので、伝送効率の低下を防ぐことができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3に係る通信端末装置600の構成を示すブロック図である。
図6は、本発明の実施の形態3に係る通信端末装置600の構成を示すブロック図である。
図6に示す通信端末装置600は、図2に示す実施の形態1に係る通信端末装置100に対して、低減判定部109を除き、コンプレストモードギャップ制御部601を追加し、E−HICH判定部104の代わりにE−HICH判定部602を有し、E−TFCセレクション部105の代わりにE−TFCセレクション部603を有し、再送制御部106の代わりに再送制御部604を有し、最大電力判定部108の代わりに最大電力判定部605を有し、送信処理部111の代わりに送信処理部606を有する。なお、図6において、図2と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
通信端末装置600は、アンテナ101と、送受信共用機102と、受信処理部103と、E−DPDCH電力算出部107と、E−DPDCH符号部110と、コンプレストモードギャップ制御部601と、E−HICH判定部602と、E−TFCセレクション部603と、再送制御部604と、最大電力判定部605と、送信処理部606とから主に構成される。以下に、上記の実施の形態1と異なる構成について詳細に説明する。
コンプレストモードギャップ制御部601は、送信時間間隔(以下「TTI」と記載する)が2msecであるE−DCH信号の送信において、各TTIがアップリンクにおけるコンプレストモードのギャップ区間と一部または全部が重なるか否かを判定する。また、コンプレストモードギャップ制御部601は、E−DCH信号の送信タイミングとアップリンクにおけるコンプレストモードのギャップ区間とが重なる判定結果を得た場合には、E−DPDCH信号の送信電力を「0」にしてE−DPDCH信号を送信しないことを示すDTXを、E−HICH判定部602と、E−TFCセレクション部603と、再送制御部604とに通知する。また、コンプレストモードギャップ制御部601は、アップリンクにおけるコンプレストモードのギャップ区間のタイミングを送信処理部606に通知する。ここで、コンプレストモードとは、ハンドオーバする通信端末装置において、送信を一時的に停止するギャップ区間を間欠的に設ける方式である。
受信処理部103は、送受信共用機102から入力した受信信号を無線信号からベースバンド信号に変換してE−HICH判定部602へ出力する。
E−HICH判定部602は、受信処理部103から入力したベースバンド信号であるE−HICH信号を復号し、受信成功を示すACKまたは受信失敗を示すNACKの判定を行う。また、E−HICH判定部602は、ACKの判定結果を得た場合、またはNACKの判定結果を得たものの最大送信回数に達した場合に、初回送信をE−TFCセレクション部603に指示する。また、E−HICH判定部602は、NACKの判定結果を得た場合かつ最大送信回数に達していない場合に、再送を再送制御部604に指示する。また、この際、E−HICH判定部602は、DTXの通知がコンプレストモードギャップ制御部601から入力した場合には、E−HICH信号の復号結果を無視する。また、E−HICH判定部602は、E−HICH信号の復号結果を無視する場合において、最大送信回数に達していない場合には、再送を再送制御部604に指示する。また、E−HICH判定部602は、E−HICH信号の復号結果をNACKとみなした場合であっても、最大送信回数に達した場合には、E−HICH信号の復号結果がACKの場合と同様に、E−TFCセレクション部603に初回送信を指示する。
E−TFCセレクション部603は、E−HICH判定部602からの初回送信の指示に従って、E−TFCセレクションを行う。また、E−TFCセレクション部603は、E−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがある場合には、初回送信のE−DPDCHのデータの符号化をE−DPDCH符号部110に指示する。また、E−TFCセレクション部603は、E−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがある場合には、初回送信するE−DPDCHのデータについての情報をE−DPDCH電力算出部107へ出力する。また、E−TFCセレクション部603は、E−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがない場合には、送信データ無しをE−DPDCH電力算出部107及びE−DPDCH符号部110に通知する。また、E−TFCセレクション部603は、DTXの通知をコンプレストモードギャップ制御部601から受けた場合には、E−HICH判定部602からの初回送信の指示を無視して、送信データ無しをE−DPDCH電力算出部107及びE−DPDCH符号部110に通知する。
再送制御部604は、コンプレストモードギャップ制御部601からDTXの通知を受けない場合には、E−HICH判定部602からの再送の指示に従って、再送するE−DPDCHのデータの符号化を、E−DPDCH符号部110に指示する。また、再送制御部604は、再送するE−DPDCHのデータについての情報をE−DPDCH電力算出部107へ出力する。また、再送制御部604は、コンプレストモードギャップ制御部601からDTXの通知を受けた場合には、E−HICH判定部602からの再送の指示を無視して、送信データ無しをE−DPDCH符号部110に通知する。
E−DPDCH電力算出部107は、E−TFCセレクション部603から入力した初回送信のE−DPDCHのデータについての情報に基づいて、初回送信のE−DPDCHのデータの送信電力を算出する。また、E−DPDCH電力算出部107は、再送制御部604から入力した再送するE−DPDCHのデータについての情報に基づいて、再送するE−DPDCHのデータの送信電力を算出する。また、E−DPDCH電力算出部107は、算出したE−DPDCHのデータの送信電力を最大電力判定部605へ出力する。この際、E−DPDCH電力算出部107は、E−TFCセレクション部603から送信データ無しの通知を受けた際に、E−DPDCHのデータの送信電力「0」を最大電力判定部605へ通知する。
最大電力判定部605は、E−DPDCH電力算出部107から入力したE−DPDCHのデータの送信電力などから通信端末装置600の送信電力が最大電力を超えているか否かを判定する。また、最大電力判定部605は、通信端末装置600の送信電力が最大電力を超えている場合には、E−DPDCH電力算出部107において算出したE−DPDCHの送信電力のみを低減する。この際、最大電力判定部605は、低減した送信電力でE−DPDCHのデータを送信することを送信処理部606に指示する。また、最大電力判定部605は、通信端末装置600の送信電力が最大電力以下の場合には、E−DPDCH電力算出部107において算出したE−DPDCHの送信電力を変更しない。この際、最大電力判定部605は、低減しない送信電力でE−DPDCHのデータを送信することを送信処理部606に指示する。
E−DPDCH符号部110は、初回送信のE−DPDCHのデータの符号化をE−TFCセレクション部603から指示された場合には、初回送信のE−DPDCHのデータの符号化を行う。また、E−DPDCH符号部110は、E−TFCセレクション部603から送信データ無しの通知を受けた場合には、E−DPDCH信号の符号化を行わない。また、E−DPDCH符号部110は、再送するE−DPDCHのデータの符号化を再送制御部604から指示された場合には、再送するE−DPDCHのデータの符号化を行う。また、E−DPDCH符号部110は、再送制御部604から送信データ無しの通知を受けた場合には、E−DPDCH信号の符号化を行わない。また、E−DPDCH符号部110は、符号化したE−DPDCHのデータを送信処理部606へ出力する。
送信処理部606は、コンプレストモードギャップ制御部601から、アップリンクにおけるコンプレストモードのギャップ区間のタイミングの通知がない場合には、E−DPDCH符号部110から入力した符号化されたE−DPDCHのデータを、最大電力判定部605により指示された送信電力で送信するための送信処理を行う。また、送信処理部606は、送信処理後のE−DPDCHのデータを含む送信信号を生成し、生成した送信信号を送受信共用機102へ出力する。また、送信処理部606は、コンプレストモードギャップ制御部601からアップリンクにおけるコンプレストモードのギャップ区間のタイミングの通知を受けた場合には、通知されたギャップ区間のタイミングで送信しないように制御する。
以上で、通信端末装置600の構成の説明を終える。
次に、通信端末装置600及び基地局700の動作について、図7を用いて説明する。図7は、通信端末装置600及び基地局700の動作を示す図である。
最初に、通信端末装置600のE−TFCセレクション部603は、E−TFCセレクションを行う。また、通信端末装置600は、E−TFCセレクション部603におけるE−TFCセレクションの結果、E−DPDCHのデータがある場合に、基地局700に対してE−DCH信号を送信する(ステップST701)。
次に、基地局700は、受信したE−DPDCH信号を復号する。また、基地局700は、E−DPDCH信号の復号結果が受信失敗(CRC NG)の場合、E−HICH信号により通信端末装置600に対してNACKを送信する(ステップST702)。
次に、通信端末装置600は、受信したE−HICH信号を復号し、NACKの復号結果を得る。また、通信端末装置600は、E−HICH信号の復号結果がNACKで、かつ最大送信回数に達していない場合に、再送としてE−DCHを基地局700に送信しようとするものの、E−DCH信号の送信がアップリンクにおけるコンプレストモードのギャップ区間と重なっているのでE−DCH信号を送信しない。
また、基地局700は、DTXのためにE−DPDCH信号を受信せず、E−HICH信号を通信端末装置600に対して送信しない。
また、通信端末装置600のE−HICH判定部602は、コンプレストモードギャップ制御部601からアップリンクにおけるコンプレストモードのギャップ区間の通知を受けるので、E−HICH信号の受信の有無に関わらず、E−HICH信号の復号結果を無視する。
また、通信端末装置600は、再送制御部604においてコンプレストモードギャップ制御部601からアップリンクにおけるコンプレストモードのギャップ区間の通知を受けないので、再送としてE−DCH信号を送信する(ステップST703)。
次に、基地局700は、受信した再送のE−DPDCH信号を復号し、受信成功(CRC OK)の復号結果を得る。また、基地局700は、E−HICH信号により通信端末装置600に対してACKを送信する(ステップST704)。
このように、本実施の形態によれば、E−DPDCH信号の送信とアップリンクにおけるコンプレストモードのギャップ区間とが重なった際に、E−HICH信号の復号結果を無視することにより、データ抜けが生じないので、伝送効率の低下を防ぐことができる。
本発明にかかる通信端末装置及び再送方法は、例えばHSUPAを用いるのに好適である。
100 通信端末装置
101 アンテナ
102 送受信共用機
103 受信処理部
104 E−HICH判定部
105 E−TFCセレクション部
106 再送制御部
107 E−DPDCH電力算出部
108 最大電力判定部
109 低減判定部
110 E−DPDCH符号部
111 送信処理部
101 アンテナ
102 送受信共用機
103 受信処理部
104 E−HICH判定部
105 E−TFCセレクション部
106 再送制御部
107 E−DPDCH電力算出部
108 最大電力判定部
109 低減判定部
110 E−DPDCH符号部
111 送信処理部
Claims (10)
- 所定の送信電力でデータを送信する送信手段と、
前記送信手段により送信したデータの通信相手における受信成功または受信失敗を示す情報を前記通信相手から取得し、取得した前記情報に従って初回送信または再送を指示するとともに、前記送信電力に応じて前記情報を無視して前記指示を行う指示手段と、
前記指示手段により再送の前記指示を受けた場合にデータを再送する再送制御手段と、
を具備する通信端末装置。 - データチャネルを含む複数のチャネルのデータを送信する際の前記送信電力が最大値を超えているか否かを判定する最大電力判定手段と、
前記最大電力判定手段により前記送信電力が前記最大値を超えている前記判定の結果が得られた場合に、前記データチャネルの送信電力を低減するゲイン削減手段とをさらに具備し、
前記送信手段は、前記ゲイン削減手段により送信電力を低減した前記データチャネルのデータを送信し、
前記指示手段は、前記ゲイン削減手段により送信電力を低減した前記データチャネルのデータの前記情報を無視して前記指示を行う請求項1記載の通信端末装置。 - 前記ゲイン削減手段は、前記データチャネルの送信電力を「0」まで低減し、
前記指示手段は、前記ゲイン削減手段により前記データチャネルの送信電力を「0」まで低減した場合に、前記情報を無視して前記指示を行う請求項2記載の通信端末装置。 - 前記指示手段は、前記ゲイン削減手段により低減した前記データチャネルの送信電力が閾値より小さい場合に、前記情報を無視して前記指示を行う請求項2記載の通信端末装置。
- 前記指示手段は、前記ゲイン削減手段により低減した前記データチャネルの送信電力に応じて前記閾値を変更する請求項4記載の通信端末装置。
- 前記指示手段は、データチャネルにおける送信するデータが無いことにより前記送信電力が「0」になる場合に、前記情報を無視して前記指示を行う請求項1記載の通信端末装置。
- 前記指示手段は、間欠的な送信停止期間において前記送信電力が「0」になる場合に、前記情報を無視して前記指示を行う請求項1記載の通信端末装置。
- 前記指示手段は、前記受信成功を示す前記情報を無視して再送の前記指示を行う請求項1記載の通信端末装置。
- 前記指示手段は、前記再送制御手段により再送中の場合に、前記情報を無視して再送を継続する前記指示を行う請求項1記載の通信端末装置。
- データの再送を行う通信端末装置における再送方法であって、
所定の送信電力でデータを送信するステップと、
送信した前記データの通信相手における受信成功または受信失敗を示す情報を前記通信相手から取得し、取得した前記情報に従って初回送信または再送を指示するとともに、前記送信電力に応じて前記情報を無視して前記指示を行うステップと、
再送の前記指示を受けた場合にデータを再送するステップと、
を具備する再送方法。
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