JP2012003004A - 画像取得装置および画像取得方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像取得範囲からラベルを除外して、作業者の手間を省き、迅速に画像を取得することを可能とする。
【解決手段】試料を搭載し、ラベルが付されたスライドガラス2に対して異なる複数の照明光を照射する照明部9,10と、該照明部9,10により異なる複数の照明光が照射された際の画像をそれぞれ取得する画像取得部5、該画像取得部5により取得された複数の画像を減算または除算して得られた処理画像に基づいてラベルの領域を特定し、ラベルの領域を含まない画像取得範囲を設定する画像処理部7とを備える画像取得装置1を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】試料を搭載し、ラベルが付されたスライドガラス2に対して異なる複数の照明光を照射する照明部9,10と、該照明部9,10により異なる複数の照明光が照射された際の画像をそれぞれ取得する画像取得部5、該画像取得部5により取得された複数の画像を減算または除算して得られた処理画像に基づいてラベルの領域を特定し、ラベルの領域を含まない画像取得範囲を設定する画像処理部7とを備える画像取得装置1を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は画像取得装置および画像取得方法に関するものである。
従来、複数のスライドガラスに搭載された試料のマクロ画像を取得し、取得されたマクロ画像を2値化することにより、試料を囲む矩形状の領域を、ミクロ画像を取得する際の画像取得範囲として設定する画像取得装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、実際のスライドガラス上には、画像を取得しようとする試料だけではなく、試料の種類等を特定するためのラベルが貼り付けられている。このため、マクロ画像を2値化する方法では、試料およびラベルが抽出されてしまう。また、ラベルの大きさや位置も変動するので、画像取得範囲を指定する作業は、現実的には作業者が手動で行わなければならず、煩雑であるという問題があった。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、スライドガラス上の試料の画像を取得する場合、特に、バーチャルスライドシステムに利用されるような多数枚のスライドガラス上の試料の画像を取得する場合に、画像取得範囲からラベルを除外して、作業者の手間を省き、迅速に画像を取得することを可能とする画像取得装置および画像取得方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、試料を搭載し、ラベルが付されたスライドガラスに対して異なる複数の照明光を照射する照明部と、該照明部により異なる複数の照明光が照射された際の画像をそれぞれ取得する画像取得部と、該画像取得部により取得された複数の画像を減算または除算して得られた処理画像に基づいてラベルおよび試料を特定し、試料を包含しラベルを含まない領域を画像取得範囲として設定する画像処理部とを備える画像取得装置を提供する。
本発明は、試料を搭載し、ラベルが付されたスライドガラスに対して異なる複数の照明光を照射する照明部と、該照明部により異なる複数の照明光が照射された際の画像をそれぞれ取得する画像取得部と、該画像取得部により取得された複数の画像を減算または除算して得られた処理画像に基づいてラベルおよび試料を特定し、試料を包含しラベルを含まない領域を画像取得範囲として設定する画像処理部とを備える画像取得装置を提供する。
本発明によれば、試料を搭載したスライドガラスに対して照明部から異なる複数の照明光を照射し、各照明光が照射される毎に画像取得部により画像を取得し、取得された複数の画像を画像処理部において減算または除算することにより処理画像が得られる。得られた処理画像は、試料とラベルとの特性の相違に基づいて、例えば、異なる輝度値を有する画像となる。したがって、この処理画像に基づいて簡易にラベルと試料とを判別することが可能となり、試料を包含しラベルを含まない画像取得範囲を設定することが可能となる。
すなわち、本発明によれば、試料の画像を取得するに先立って、手動によることなく、ラベルを除外した画像取得範囲を設定でき、作業者の手間を省き、かつ、画像取得に要する時間を短縮することができる。
上記発明においては、前記照明部が、前記スライドガラスに対して前記画像取得部と同じ側に配置された落射照明部と、前記スライドガラスを挟んで前記画像取得部とは反対側に配置された透過照明部とを備えていてもよい。
このようにすることで、落射照明部から発せられた照明光が、スライドガラス上のラベルにおいて反射するとともに、スライドガラス上の試料において蛍光を発生する。また、透過照明部から発せられた照明光が、スライドガラス上のラベルにおいて遮断されるとともに、試料において発生した蛍光が透過方向に発せられる。
このようにすることで、落射照明部から発せられた照明光が、スライドガラス上のラベルにおいて反射するとともに、スライドガラス上の試料において蛍光を発生する。また、透過照明部から発せられた照明光が、スライドガラス上のラベルにおいて遮断されるとともに、試料において発生した蛍光が透過方向に発せられる。
すなわち、落射照明部からの照明光が発せられている際に画像取得部により取得される画像においては、スライドガラス上のラベルは照明光が反射して高い輝度を有し、標本において発生した蛍光が高い輝度を有する。一方、透過照明部からの照明光が発せられている際に画像取得部により取得される画像においては、スライドガラス上のラベルは照明光を透過せず低い輝度を有し、標本において発生した蛍光が高い輝度を有する。
したがって、一方の画像から他方の画像を減算または一方の画像で他方の画像を除算することにより、生成される処理画像は、スライド画像上におけるラベルと試料とがはっきり異なる輝度を有することとなり、簡易にラベルと試料とを判別することができる。
また、上記発明においては、前記画像処理部が、前記スライドガラスの一端側から前記処理画像の輝度値を判定し、輝度値が所定の閾値を超える領域をラベルの存在する領域として画像取得範囲から除外してもよい。
また、上記発明においては、前記画像処理部が、前記スライドガラスの両端側から前記処理画像の輝度値を判定し、輝度値が所定の閾値を超える領域をラベルの存在する領域として画像取得範囲から除外してもよい。
このようにすることで、スライドガラスの端部に配置されていることが多いラベルを迅速に判定することができる。
また、上記発明においては、前記画像処理部が、前記スライドガラスの両端側から前記処理画像の輝度値を判定し、輝度値が所定の閾値を超える領域をラベルの存在する領域として画像取得範囲から除外してもよい。
このようにすることで、スライドガラスの端部に配置されていることが多いラベルを迅速に判定することができる。
また、本発明は、試料を搭載し、ラベルが付されたスライドガラスに対して異なる複数の照明光を照射し、異なる複数の照明光が照射された際の画像をそれぞれ取得し、取得された複数の画像を減算または除算して得られた処理画像に基づいてラベルおよび試料を特定し、試料を包含しラベルを含まない領域を画像取得範囲として設定する画像取得方法を提供する。
本発明によれば、スライドガラス上の試料の画像を取得する場合、特に、バーチャルスライドシステムに利用されるような多数枚のスライドガラス上の試料の画像を取得する場合に、画像取得範囲からラベルを除外して、作業者の手間を省き、迅速に画像を取得することができるという利点がある。
以下、本発明の一実施形態に係る画像取得装置1および画像取得方法について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る画像取得装置1は、図1に示されるように、複数枚のスライドガラス2を収容するスライドガラス収容部3と、該スライドガラス収容部3に収容されているスライドガラス2を取り出して搬送する搬送部4と、搬送されたスライドガラス2のマクロ画像を取得する画像取得部としてのマクロ画像取得部5と、スライドガラス2のミクロ画像を取得するミクロ画像取得部6と、これらを制御する画像処理部としての制御部7とを備えている。
本実施形態に係る画像取得装置1は、図1に示されるように、複数枚のスライドガラス2を収容するスライドガラス収容部3と、該スライドガラス収容部3に収容されているスライドガラス2を取り出して搬送する搬送部4と、搬送されたスライドガラス2のマクロ画像を取得する画像取得部としてのマクロ画像取得部5と、スライドガラス2のミクロ画像を取得するミクロ画像取得部6と、これらを制御する画像処理部としての制御部7とを備えている。
スライドガラス収容部3は、複数枚のスライドガラス2を間隔をあけて略平行に収容可能な複数の棚3aを有している。スライドガラス2には、図2に示されるように、観察するための試料Aが搭載されているとともに、その試料Aの種類や採取日時等の情報を記入した非透過性のラベルBが貼られている。本実施形態では、ラベルBは、スライドガラス2の長手方向の一端に貼られている。
搬送部4は、制御部7により制御されるロボットアーム等により構成され、スライドガラス収容部3に収容されているスライドガラス2を1枚ずつ取り出してマクロ画像取得部5に搬送し、ミクロ画像取得部6においてミクロ画像の取得が終了したスライドガラス2をスライドガラス収容部3の棚3aに戻すようになっている。
マクロ画像取得部5は、スライドガラス2を搭載するステージ8と、該ステージ8に搭載されたスライドガラス2に対して、上方から照明光を照射するハロゲンランプやLED等の落射照明部としての落射照明光源9と、下方から照明光を照射する透過照明部としてのハロゲンランプやLED等の透過照明光源10と、上方においてスライドガラス2のほぼ全体の広域画像を取得するマクロ撮像部11とを備えている。
落射照明光源9は、マクロ画像を取得するときに配置されるスライドガラス2に対して、マクロ画像取得部5と同じ側に配置されている。一方、透過照明光源10は、マクロ画像を取得するときに配置されるスライドガラス2を挟んで、マクロ画像取得部5とは反対側に配置されている。
マクロ撮像部11は、対物レンズ12と、CCD等の撮像素子13とを備えている。
ステージ8は、水平で且つ互いに直交する二方向に移動可能であり、対物レンズ12の光軸と後述するミクロ画像取得部6の対物レンズ20の光軸との間でスライドガラス2を移動させるとともに、ミクロ画像取得部6におけるミクロ画像の取得時に、撮影位置を切り替えるよう動作させられるようになっている。
ステージ8は、水平で且つ互いに直交する二方向に移動可能であり、対物レンズ12の光軸と後述するミクロ画像取得部6の対物レンズ20の光軸との間でスライドガラス2を移動させるとともに、ミクロ画像取得部6におけるミクロ画像の取得時に、撮影位置を切り替えるよう動作させられるようになっている。
ミクロ画像取得部6は、ステージ8に搭載されたスライドガラス2の下方から照明光を照射する透過照明光学系15と、スライドガラス2の上方においてスライドガラス2上の試料Aの部分的なミクロ画像を取得する撮像光学系16とを備えている。
透過照明光学系15は、光源17と、該光源17からの照明光を絞る視野絞り18と、該視野絞り18を通過した照明光をスライドガラス2上の試料Aに集光するコンデンサレンズ19とを備えている。
透過照明光学系15は、光源17と、該光源17からの照明光を絞る視野絞り18と、該視野絞り18を通過した照明光をスライドガラス2上の試料Aに集光するコンデンサレンズ19とを備えている。
撮像光学系16は、スライドガラス2の上方に試料Aに対向して配置される対物レンズ20と、該対物レンズ20によって集光された試料Aからの光を結像させる結像レンズ21と、CCD等の撮像素子22とを備えている。
制御部7には、該制御部7に対して観察条件や動作開始の指示等を入力するマウスおよびキーボードのような入力部23と、取得された画像等を表示する表示部としてのモニタ24とが接続されている。制御部7は、CPU(中央演算処理装置)であり、図3に示されるように、以下の処理を行うようになっている。なお、制御部7による画像処理は、GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)を用いてもよい。 入力部23から画像取得開始の指令が入力されると、制御部7は、搬送部4に指令してスライドガラス収容部3に収容されているスライドガラス2を1枚取り出してステージ8上に配置するようになっている(配置ステップS1)。
ステージ8上にスライドガラス2が配置されると、ステージ8は、まず、スライドガラス2をマクロ画像取得部5における対物レンズ12の光軸上に配置するようになっている。これにより、マクロ画像取得部5は、スライドガラス2のほぼ全域のマクロ画像を取得する。
この場合において、マクロ画像取得部5では、まず、落射照明光源9および透過照明光源10から照明光を照射して(照射ステップS2)、マクロ画像取得部5により落射・透過照明画像(双照明画像)を取得する(画像取得ステップS3)。次いで、落射照明光源9を消灯した状態で、透過照明光源10から照明光を照射して(照射ステップS4)、マクロ画像取得部5により透過照明画像を取得する(画像取得ステップS5)。ステップS2,S3とステップS4,S5とは入れ替えてもよい。
なお、マクロ画像取得部5によって取得するマクロ画像は、カラー画像であっても、モノクロ画像であってもよい。ここで、マクロ画像がカラーの場合は、モノクロ画像に変換する。すなわち、カラーのマクロ画像は、赤(R)、緑(G)、青(B)画素に対して、NTSC系加重平均法を用いてグレースケール変換する。
スライドガラス2に貼り付けられたラベルBは光を透過しないので、落射照明および透過照明の併用時には、図2(a)に示されるように、照明光のラベルBにおける反射光が撮影されて、ラベルBの輝度が高いマクロ画像が取得される。一方、透過照明時には、ラベルBにおいて照明光が遮断されることにより、図2(b)に示されるように、ラベルBの輝度が低いマクロ画像が取得される。
これに対して、スライドガラス2上の試料Aは、光を透過する材質なので、図2(a),(b)に示されるように、落射照明および透過照明の併用時においても透過照明時においても、ほぼ同等の輝度を有するマクロ画像が取得される。
制御部7は、取得された落射照明および透過照明の併用時のマクロ画像から透過照明時のマクロ画像を減算して、図2(c)に示されるような差分画像(処理画像)を取得するようになっている(減算ステップS6)。
制御部7は、取得された落射照明および透過照明の併用時のマクロ画像から透過照明時のマクロ画像を減算して、図2(c)に示されるような差分画像(処理画像)を取得するようになっている(減算ステップS6)。
そして、制御部7は、取得された差分画像をスライドガラス2の一端部から順次画素列ごとに走査して、その輝度値が所定の閾値を超えるか否かを判定し、閾値を超えている領域をラベルBの存在する領域として設定すると共に、ラベルBの領域を含まない領域を画像取得範囲として設定するようになっている(画像取得範囲設定ステップS7)。
この画像取得範囲には、試料Aの画像が含まれている。
この画像取得範囲には、試料Aの画像が含まれている。
次いで、制御部7は、スライドガラス2のマクロ画像中の、ラベルBの領域を除外した残りの画像取得範囲において、試料Aの存在する領域の抽出を行う(試料抽出ステップS8)。試料Aの抽出は輪郭抽出等の既知の手法を用いて行う。
そして、制御部7は、特定された試料Aの存在する領域を複数の小領域に分割し、ステージ8を駆動して、各小領域をミクロ画像取得部6の対物レンズ20の光軸上に順次配置しつつ、ミクロ画像を取得する(ミクロ画像取得ステップS9)。
試料A上の所望の小領域のミクロ画像が取得された後には、搬送部4がステージ8上からミクロ画像取得済みのスライドガラス2を取り出して搬送し、スライドガラス収容部3の空いている棚3aに戻す(搬送ステップS10)。
これらの処理を必要なスライドガラス2について繰り返すことにより、多数枚のスライドガラス2について、ミクロ画像を取得することができる。
試料A上の所望の小領域のミクロ画像が取得された後には、搬送部4がステージ8上からミクロ画像取得済みのスライドガラス2を取り出して搬送し、スライドガラス収容部3の空いている棚3aに戻す(搬送ステップS10)。
これらの処理を必要なスライドガラス2について繰り返すことにより、多数枚のスライドガラス2について、ミクロ画像を取得することができる。
このように構成された本実施形態に係る画像取得装置1によれば、落射照明と透過照明の2種類の照明におけるマクロ画像中のラベルBの輝度の相違に基づいて、スライドガラス2上のラベルBの領域を容易に特定することができ、試料Aのミクロ画像を取得する際に、ラベルBの領域における画像取得を行わずに済むという利点がある。その結果、試料Aの領域を目視によってその都度特定する作業者の手間を省き、迅速にミクロ画像を取得することができる。
なお、本実施形態においては、落射照明および透過照明の併用時のマクロ画像から透過照明時のマクロ画像を減算することによりラベルBの領域を検出することとしたが、これに代えて、透過照明時のマクロ画像から落射照明および透過照明の併用時のマクロ画像を減算してもよいし、一方のマクロ画像を他方のマクロ画像によって除算することにしてもよい。
また、本実施形態では、図2(a)のマクロ画像を、落射照明および透過照明の併用で取得したが、これに限らず、例えばスライドガラス2を反射しやすい白色の台座上に載置して落射照明のみで取得してもよい。
さらに、画像取得範囲設定ステップS7で用いる閾値は、操作者が入力部23から入力して設定してもよい。
さらに、画像取得範囲設定ステップS7で用いる閾値は、操作者が入力部23から入力して設定してもよい。
制御部7は、取得された差分画像をスライドガラス2の一端部から順次画素列ごとに走査していく中で、その画素の輝度値が一度閾値を超えた後に閾値以下となった時点で、上記走査を停止させるような制御をしてもよい。
また、制御部7は、上記走査を、操作者が入力部23から入力して設定した位置例えばスライドガラス2の中心部分で停止させるような制御をしてもよい。
また、制御部7は、上記走査を、操作者が入力部23から入力して設定した位置例えばスライドガラス2の中心部分で停止させるような制御をしてもよい。
このような制御をすることよって、ラベルBの領域を効率よく抽出することができる。
また、本実施形態では、スライドガラス2の一端部からラベルBの存在する領域を順次判定していくこととしたが、両端から判定していくことにしてもよい。
このような制御をすることよって、ラベルBがスライドガラス2の長手方向の両端に貼られていても、2つのラベルBの領域を効率よく抽出することができる。
さらに、落射照明光源10は、スポット光源として、ラベルBの部分に照射するようにしてもよい。
また、本実施形態では、スライドガラス2の一端部からラベルBの存在する領域を順次判定していくこととしたが、両端から判定していくことにしてもよい。
このような制御をすることよって、ラベルBがスライドガラス2の長手方向の両端に貼られていても、2つのラベルBの領域を効率よく抽出することができる。
さらに、落射照明光源10は、スポット光源として、ラベルBの部分に照射するようにしてもよい。
A 試料
B ラベル
1 画像取得装置
2 スライドガラス
5 マクロ画像取得部(画像取得部)
7 制御部(画像処理部)
9 落射照明光源(照明部:落射照明部)
10 透過照明光源(照明部:透過照明部)
S2,S4 照射ステップ(照明光照射ステップ)
S3,S5 画像取得ステップ(マクロ画像取得ステップ)
S7 画像取得範囲設定ステップ
B ラベル
1 画像取得装置
2 スライドガラス
5 マクロ画像取得部(画像取得部)
7 制御部(画像処理部)
9 落射照明光源(照明部:落射照明部)
10 透過照明光源(照明部:透過照明部)
S2,S4 照射ステップ(照明光照射ステップ)
S3,S5 画像取得ステップ(マクロ画像取得ステップ)
S7 画像取得範囲設定ステップ
Claims (5)
- 試料を搭載し、ラベルが付されたスライドガラスに対して異なる複数の照明光を照射する照明部と、
該照明部により異なる複数の照明光が照射された際の画像をそれぞれ取得する画像取得部と、
該画像取得部により取得された複数の画像を減算または除算して得られた処理画像に基づいて前記ラベルの領域を特定し、該ラベルの領域を含まない画像取得範囲を設定する画像処理部とを備える画像取得装置。 - 前記照明部が、前記スライドガラスに対して前記画像取得部と同じ側に配置された落射照明部と、前記スライドガラスを挟んで前記画像取得部とは反対側に配置された透過照明部とを備える請求項1に記載の画像取得装置。
- 前記画像処理部が、前記スライドガラスの一端側から前記処理画像の輝度値を判定し、輝度値が所定の閾値を超える領域をラベルの存在する領域として画像取得範囲から除外する請求項1または請求項2に記載の画像取得装置。
- 前記画像処理部が、前記スライドガラスの両端側から前記処理画像の輝度値を判定し、輝度値が所定の閾値を超える領域をラベルの存在する領域として画像取得範囲から除外する請求項1または請求項2に記載の画像取得装置。
- 試料を搭載し、ラベルが付されたスライドガラスに対して異なる複数の照明光を照射し、
異なる複数の照明光が照射された際の画像をそれぞれ取得し、
取得された複数の画像を減算または除算して得られた処理画像に基づいて前記ラベルの領域を特定し、該ラベルの領域を含まない画像取得範囲を設定する画像取得方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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2010
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