JP2011530891A - 無線通信システムにおけるタイマー・ベースの廃棄のための効率的なパケット取扱い - Google Patents

無線通信システムにおけるタイマー・ベースの廃棄のための効率的なパケット取扱い Download PDF

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Abstract

無線通信システムにおいてパケット(例えば、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)プロトコル・データ・ユニット(PDUs)或いはサービス・データ・ユニット(SDUs))の効率的な取り扱いを容易にする、システムと方法が本明細書で説明される。本明細書で説明されるように、廃棄タイマー期限終了事象及び/又は他の原因に起因して廃棄される連続パケットの個数がモニターされて許容される連続廃棄パケットの個数と比較されることが出来る。もし連続して廃棄されるパケットの該個数が許容される連続パケットの該個数を超えないならば、ヘッダ修正と圧縮、暗号化、或いは類似の処理のような通常の処理操作は、廃棄されるパケットの後に続くそれぞれのパケットに対して、省略されることが出来て、それによって処理オーバーヘッドを著しく軽減する。本明細書で更に説明されるように、許容される連続廃棄パケットの該個数は、ヘッダ圧縮(例えば、ロバスト・ヘッダ圧縮(RoHC))同期、暗号化同期、及び/又は他の適切な特性、を保持するように選択されることが出来る。
【選択図】 図1

Description

相互参照
本特許出願は、2008年8月7日に提出された、“METHOD AND APPARATUS FOR SERVICE DATA UNIT (SDU) DISCARD PROCEDURE IN WIRELESS NETWORKS”と題する米国特許仮出願番号第61/087,074号に優先権を主張する。該仮出願の全体は参照により本出願に組み込まれている。
本開示は一般に無線通信に係り、更に具体的には、無線通信システムにおけるパケットの管理および処理のための技術に関する。
無線通信システムは多様な通信サービスを提供するために広く配備されている。例えば、音声、画像、パケット・データ、放送、及びメッセージング・サービスがこのような無線通信システムを介して提供されることが出来る。これ等のシステムは、利用可能なシステム・リソースを共有することによって、複数の端末のための通信をサポートする能力を備える多元接続システムであることが出来る。このような多元接続システムの実例は符号分割多元接続(Code Division Multiple Access)(CDMA)システム、時分割多元接続(Time Division Multiple Access)(TDMA)システム、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access)(FDMA)システム、及び直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)(OFDMA)システムを含む。
一般に、無線多元接続通信システムは複数の無線端末に対する通信を同時にサポートすることが出来る。そのようなシステムでは、それぞれの端末は順方向リンク及び逆方向リンク上の伝送を介して一又は複数の基地局と通信することが出来る。順方向リンク(又は下り回線)は基地局から端末への通信回線を指し、そして逆方向リンク(又は上り回線)は端末から基地局への通信回線を指す。この通信回線は単一入力単一出力(single-in-single-out)(SISO)システム、多重入力単一出力(multiple-in-single-out)(MISO)システム、又は多重入力多重出力(multiple-in- multiple-out)(MIMO)システムを介して樹立されることが出来る。
種々の無線通信の実行において、データ、制御信号、若しくは同様な信号のような情報はそれぞれ対応するパケットの形式で伝送されることが出来る。無線ネットワークの内部で通信されるパケットは、例えば、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(Packet Data Convergence Protocol)(PDCP)プロトコル・データ・ユニット(Protocol Data Units)(PDUs)、サービス・データ・ユニット(Service Data Units)(SDUs)、若しくは同様なデータ・ユニットを含むことが出来る。更に、タイマー・ベースのパケット廃棄機能及び/又は他の類似の機能を備えた、種々の無線通信装置が構成されることが出来る。そのような一実例では、所与のパケットが該パケットに対して設定された廃棄タイマーの期限終了の前に伝送されない場合には、古い情報(stale information)の伝送に関連付けられている無線帯域を節約するために、該パケットが廃棄されることが出来るように、廃棄タイマーが設定され、そしてそれぞれのパケットに適用される。
従来、あるパケットに関連付けられる廃棄タイマーの期限終了と該パケットのそれに続く廃棄に際して、関連無線通信装置のPDCP層は、送信のために既に特定されそして順番を待たされているが未だ送信されてない他の全てのパケットに対して、それぞれ対応する操作(例えば、PDCPヘッダ修正、暗号化再計算、ヘッダ圧縮更新、等々)を実行するように要求されることが出来る。かくして、大量のパケットが廃棄される前に順番を待たされている場合、要求される廃棄後操作は著しく資源集約的になり得るということが認められることが出来る。このことは翻って全体的な伝送性能を劣化させることがあり得る。従って、少なくとも上記の諸欠点を緩和する無線データ・ネットワークにおけるパケット処理のための技術を実現することが望ましい。
下記は、特許請求される主題の種々の態様の簡単化された概要を、そのような態様の基本的な理解を提供するために、提示する。この概要は全ての想定される態様の広範囲の概観ではないし、そのような態様の不可欠もしくは決定的に重要な諸要素を特定することも又そのような態様の範囲を正確に概説することも意図されていない。その唯一の目的は開示される諸態様のある幾つかの概念を、後に提示される更に詳細な説明への導入部として、簡単化された形で提示することである。
一態様によれば、方法が本明細書中で説明される。該方法は、廃棄されるべき1又は複数のパケットを特定すること;廃棄されるべきパケットの個数が連続して廃棄されるパケットの個数をパケットの閾値個数よりも大とさせているかどうかを判定すること;廃棄されるべきパケットの該個数が連続して廃棄されるパケットの該個数をパケットの該閾値個数よりも大とさせているということを判定する場合、1又は複数の該パケットを廃棄してそれぞれの残りの特定されたパケットに対して少なくとも1つのパケット処理操作を実行すること;及び廃棄されるべきパケットの該個数が連続して廃棄されるパケットの個数をパケットの該閾値個数よりも大とさせていないということを判定する場合、それぞれの残りの特定されたパケットを処理せずに1又は複数の該パケットを廃棄すること、を具備することが出来る。
本明細書で説明される第2の態様は無線通信装置に係り、該無線通信装置は、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)エンティティに関するデータ及び該PDCPエンティティに関連付けられるそれぞれのパケットを記憶する、但し該それぞれのパケットは廃棄されるべき1又は複数の指定されたパケットと1又は複数の後続パケットを具備する、メモリと、
該1又は複数の指定されたパケットを廃棄するために、該1又は複数の指定されたパケットを廃棄することが連続して廃棄されるパケットの個数をパケットの閾値個数より大とさせるかどうかを判定するために、そして連続して廃棄されるパケットの該個数がパケットの該閾値個数より大になってしまったという判定の場合それぞれの後続パケットに対して少なくとも1つのパケット処理操作を実行するために構成されたプロセッサと、を具備することが出来る。
第3の態様は装置に係り、該装置は、関連する廃棄タイマーの期限終了の場合1又は複数のパケットを廃棄するための手段と、該1又は複数のパケットを廃棄する場合廃棄されるパケットの閾値個数が到達されたかどうかを判定するための手段と、該1又は複数のパケットを廃棄することにより廃棄されるパケットの閾値個数は到達されなかったと判定する場合、それぞれの後続パケットを再処理することなく先に進むための手段と、を具備することが出来る。
本明細書で説明される第4の態様はコンピュータ・プログラム製品に係り、該コンピュータ・プログラム製品は、関連する廃棄タイマーの期限終了の場合コンピュータに1又は複数のPDCPプロトコル・データ・ユニット(Protocol Data Units)(PDUs)を廃棄させるためのコードと、該1又は複数のPDUを廃棄する場合廃棄されるPDUの閾値個数が到達されたかどうかをコンピュータに判定させるためのコードと、該1又は複数のPDUを廃棄することにより廃棄されるPDUの該閾値個数は到達されなかったと判定する場合、それぞれの後続のPDUを再処理することなくコンピュータを先に進ませるためのコードと、を具備するコンピュータ可読媒体を含むことが出来る。
前述及び関係する目的の達成のために、特許請求される主題の1又は複数の態様は下記に完全に説明されそして請求項において特別に指摘される諸特徴を具備する。下記の説明と添付図は該特許請求される主題のある一定の例示的諸態様を詳細に説明する。これ等の態様は、しかしながら、特許請求される主題の諸原理が利用されることが可能な種々の方法の内の単なる数例を示すにすぎない。更に、開示される諸態様は全てのこのような態様およびそれ等の同等物を含むように意図される。
図1は種々の態様に従う無線通信システムにおけるタイマー・ベース・パケット廃棄の効率的管理のためのシステムのブロック図である。 図2はそれぞれの順番を待たされているパケットの廃棄後処理を容易にするシステムのブロック図である。 図3は種々の態様に従ってそれぞれのタイマー・ベース・パケット廃棄に関連する閾値ベースの選択処理するためのシステムのブロック図である。 図4は種々の態様に従ってパケット廃棄閾値の選択及び/又は計算を行うためのシステムのブロック図である。 図5はパケット廃棄操作に関連する効率的なパケット取扱い及び/又は処理のための方法の流れ図である。 図6はパケット廃棄操作に関連する効率的なパケット取扱い及び/又は処理のための方法の流れ図である。 図7は本明細書で説明される種々の改良されたPDU処理技術に関連して利用されるべき閾値を選択するための方法の流れ図である。 図8は無線通信システムにおけるタイマー・ベース廃棄のための効率的PDU取扱いを容易にするシステムのブロック図である。 図9は本明細書で説明される種々の態様を実現するために利用されることが出来る無線通信装置のブロック図である。 図10は本明細書で説明される種々の態様を実現するために利用されることが出来る無線通信装置のブロック図である。 図11は本明細書に記載される種々の態様に従う無線多元接続通信システムを例示する。 図12は本明細書で説明される種々の態様がそこにおいて機能する実例の無線通信システムを例示するブロック図である。
特許請求される主題の種々の態様が図面を参照して今ここに説明される。図面では同じ参照番号は全体に亘って同じ要素を参照するために使用される。下記の説明では、説明の目的のために、多くの具体的な詳細が1又は複数の態様の完全な理解を提供するために説明される。しかしながら、そのような(諸)態様はこれ等の具体的な詳細がなくても実行されることが可能であることは明らかであると云える。他の例では、周知の構成及び装置が1又は複数の態様を説明することを容易にするためにブロック図の形式で示される。
本願で使用されるように、用語“コンポーネント”、“モジュール”、“システム”及び同様な用語は、コンピュータ関連の構成要素、即ちハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、或いは実行中のソフトウェアの何れか、を指すように意図される。例えば、コンポーネントはプロセッサ上で走る処理、集積回路、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、及び/又はコンピュータであることが出来るが、これ等に限定されない。説明のために、計算装置上で走るアプリケーションと該計算装置は両者共にコンポーネントであることが出来る。1又は複数のコンポーネントが処理及び/又は実行のスレッド内に常駐出来る、そして、あるコンポーネントは1つのコンピュータ上に局在させることが出来るし及び/又は2以上のコンピュータ間に分散させることも出来る。その上、これ等のコンポーネントは種々のデータ構造をその上に格納させた種々のコンピュータ可読媒体から実行することが出来る。該コンポーネントは、例えば1又は複数のデータ・パケットを有する信号に従って局所及び/又は遠隔プロセスによって通信することが出来る(例えば、1つのコンポーネントからのデータは、該信号によって、局所システム、分散システム内の別のコンポーネントと、及び/又はインターネットのようにネットワークを横断して他のシステムと、相互作用する)。
更に、種々の態様は本明細書中で無線端末及び/又は基地局に関連して説明される。無線端末は利用者に音声接続及び/又はデータ接続を提供する装置を指すと言うことが出来る。無線端末は、ラップトップ(laptop)コンピュータやデスクトップ(desktop)コンピュータのような、計算装置に接続されることが出来る、又はそれは携帯情報端末(personal digital assistant)(PDA)のような自己充足型装置であることが出来る。無線端末は、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、遠隔局、接続点、遠隔端末、接続端末、利用者端末、ユーザ・エージェント(user agent)、利用者装置、或いはユーザ・イクイップメント(user equipment)(UE)と呼ばれることも出来る。無線端末は加入者局、無線装置、セルラ電話、PCS電話、コードレス(cordless)電話、セッション・イニシエーション・プロトコル(Session Initiation Protocol)(SIP)電話、無線ローカル・ループ(wireless local loop)(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続能力を備えたハンドヘルド(handheld)装置、或いは無線モデム(modem)に接続されるその他の処理装置であることが出来る。基地局(例えば、アクセス・ポイント若しくはノードB)は、1又は複数のセクタを通り無線インターフェースを介して諸無線端末と通信する、アクセス・ネットワーク中の装置を指すことが出来る。基地局は、受信された無線インターフェース・フレームをIPパケットに変換することによって、無線端末とアクセス・ネットワークのその他の部分との間のルータとして働くことが出来る。該アクセス・ネットワークのその他の部分はインターネット・プロトコル(Internet Protocol)(IP)ネットワークを含むことが出来る。基地局は又該無線インターフェースに対する諸属性の管理を調整する。
その上、本明細書で説明される多様な機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれ等の任意の組合せにおいて実装されることが出来る。もしソフトウェアで実装される場合、該諸機能は、コンピュータ可読媒体上の1又は複数の命令もしくはコードとして、記憶されるか或いは伝送されることが出来る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、1つの場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの伝送に資する任意の媒体を含む、通信媒体との双方を含む。記憶媒体はコンピュータによってアクセスされることが出来る任意の利用可能な媒体であることが出来る。制限としてではなく実例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM若しくは他の光学ディスク・ストレージ(disk storage)、磁気ディスク・ストレージ若しくは他の磁気記憶装置、或いは、所望のプログラム・コードを命令もしくはデータ構造の形式で搬送もしくは記憶するために使用されることが出来る、及びコンピュータによってアクセスされることが出来る、任意の他の媒体、を含むことが出来る。又、任意の接続は適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、もしソフトウェアがウェブサイト、サーバ、又は、他の遠隔情報源から、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア(twisted pair)、デジタル加入者線(digital subscriber line)(DSL)、又は、赤外線、無線波およびマイクロ波のような無線技術を使用して、伝送されるならば、その場合該同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、又は、赤外線、無線波およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義中に含まれる。本明細書で使用される、ディスク(disk及びdisc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光学ディスク、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)・ディスク及びブルーレイ・ディスク(BD)を含み、ここにdiskは通常データを磁気的に再生し、そしてdiscはデータをレーザを用いて光学的に再生する。上記の組合せも又コンピュータ可読媒体の範囲の中に含まれるべきである。
本明細書で説明される多様な技術は、例えば、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access)(CDMA)システム、時分割多元接続(Time Division Multiple Access)(TDMA)システム、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access)(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)(OFDMA)システム、単一キャリア(Single Carrier)FDMA(SC−FDMA)システム、及び他のそのようなシステムのような、種々の無線通信システムに対して使用されることが出来る。用語“システム”と“ネットワーク”はしばしば交換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上波無線アクセス(Universal Terrestrial Radio Access)(UTRA)、CDMA2000等々のような、無線技術を実現することが出来る。UTRAは広帯域CDMA(Wideband-CDMA)(W−CDMA)及びその他のCDMAの変型を含む。更に、CDMA2000はIS−2000標準、IS−95標準、及び、IS−856標準、をカバーする。TDMAシステムはグローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global system for Mobile communications)(GSM(登録商標))のような無線技術を実現することが出来る。OFDMAシステムは、エボルブド(Evolved)UTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(Ultra Mobile Broadband)(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュ(Flash-)OFDM登録商標、等々を実現することが出来る。UTRAとE−UTRAはユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(Universal Mobile Telecommunication System)(UMTS)の一部である。E−UTRAを使用する3GPPロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)
は近々リリース予定であって、E−UTRAは下り回線にOFDMAを上り回線にSC−FDMAを利用する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE及びGSMは“第3世代パートナーシップ・プロジェクト”(“3rd Generation Partnership Project”)(3GPP)と呼ばれる組織からの資料に説明されている。更に、CDMA2000とUMBは“第3世代パートナーシップ・プロジェクト2”(“3rd Generation Partnership Project 2”)(3GPP2)と呼ばれる組織からの資料に説明されている。
種々の態様が、多数の装置、コンポーネント、モジュール、及び類似の物を含むことが出来るシステムによって提示される。該種々のシステムは追加の装置、コンポーネント、モジュール、等々を含むことが出来る、及び/又は、諸図面に関連して議論される装置、コンポーネント、モジュール、等々を必ずしも全ては含まないことも出来る、ということが理解そして認識されるべきである。これ等の手法の組合せも又使用されることが出来る。
ここで図面を参照すると、図1は本明細書記載の種々の態様に従う無線通信システムにおけるタイマー・ベースのパケット廃棄の効率的管理のためのシステム100を例示する。図1が例示するように、システム100はエボルブド・ノードB(Evolved Node B)(eNB、本明細書では基地局、アクセス・ポイント(AP)、等々とも呼ばれる)110を含むことが出来て、該eNBは1又は複数のユーザ・イクイップメント・ユニット(UEs、本明細書ではアクセス端末(access terminals)(ATs)、移動端末、等々とも呼ばれる)120と通信することが出来る。1つの実例では、eNB110はUE120との1又は複数の下り回線(DL、順方向リンク(forward link)(FL)とも呼ばれる)通信に携わることが出来る、そしてUE120はeNB110との1又は複数の上り回線(UL、逆方向リンク(reverse link)(RL)とも呼ばれる)通信に携わることが出来る。別の例では、eNB110はエボルブドUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)地上波無線アクセス・ネットワーク(Terrestrial Radio Access Network)(E−UTRAN)、或いはそれ等の一部(例えば、セル、セクタ、等々)のような、無線通信ネットワークと関連付けられることが出来る。更に、eNB110は、eNB110とUE120間の通信を調整するために、システム制御器(図示されない)或いは類似の装置のような、1又は複数の他のネットワーク・エンティティと連係して働くことが出来る。
1つの例では、eNB110とUE120は、データ、制御信号、及び/又はその他の情報を、互いの間で及び/又はシステム100内の他のエンティティとの間で、通信することが出来るもので、その形式は、PDCP PDUs、SDUs或いは同様なデータ・ユニットのような、それぞれ対応する情報を保持するように構成出来るそれぞれ対応するパケットの形式である。例えば、eNB110及び/又はUE120におけるプロセッサ142は、独立に或いはメモリ144の助けを得て、システム100内で伝送されるべき1又は複数のパケットを生成することが出来る。その上またはそれに代わって、eNB110及び/又はUE120におけるメモリ144はそれぞれのパケット或いは対応する情報を、それぞれの伝送の前、最中、若しくは後に、記憶するために利用されることが出来る。例えば、データ源132はプロセッサ132及び/又はメモリ134によって全体的に若しくは部分的に実行されることが出来て、eNB110及び/又はUE120の種々のサブコンポーネントにそれぞれ対応するパケット及び/又は本明細書で一般的に説明されるようなその他の情報を提供する。更に、それぞれのプロセッサ142及び/又はメモリ144は、eNB110、UE120、或いは下記の説明に記載されるそれ等の任意のサブコンポーネント若しくはモジュールに関して本明細書で説明される機能性の全て若しくは一部を実行するために利用出来ることも了解されたい。
1つの態様に従うと、システム100内のそれぞれのパケットの伝送は、本明細書で説明されるように及び/又は当業者には一般に知られているように、1又は複数のPDCP層メカニズムの使用を介して達成されることが出来る。例えば、データ源132は、それぞれのPDCP SDU及び/又はPDCP層にあるその他の情報要素を、関連する送信機(図示されない)を介する後続の送信のために及び/又はパケット処理モジュール136を介する処理のために、順番待ちさせるように構成されることが出来る。
別の実例では、eNB110及び/又はUE120において、それぞれのSDUに対しタイマー・ベースのパケット廃棄機能を提供することによってシステム100内の通信の全体的な効率を向上させるために、パケット廃棄モジュール134が実装されることが出来る。更に具体的には、パケット廃棄モジュール134は、パケット廃棄がその上で構成されるそれぞれのPDCPエンティティ(例えば、無線ベアラ、通信チャネル、等々)に対応するそれぞれの廃棄タイマーを用いて、構成されることが出来る。1つの実例では、パケット廃棄モジュール134はそれぞれの廃棄タイマーを独立に計算することが出来る。その上あるいはそれに代わって、パケット廃棄モジュール134はそれぞれの廃棄タイマーに関する情報を、ローカル・プロセッサ142、ネットワーク制御器及び/又はシステム100に関連付けられる別のネットワーク・エンティティ、及び/又は任意の他の適切な情報源から、受信することが出来る。1つの実例では、PDCPエンティティに関連付けられるアプリケーションの型、PDCPエンティティに関連付けられるキューオーエス(quality of service)(QoS)若しくはレイテンシ(latency)要求及び/又はPDCPエンティティを利用するアプリケーション、或いは類似のもののような、種々の要因に基づいて、所与の無線ベアラ及び/又は他のPDCPエンティティに対して、それぞれの廃棄タイマーが設定されることが出来る。
1つの態様に従うと、所与のPDCPエンティティに対する廃棄タイマーの設定の場合、パケット廃棄モジュール134は、対応するPDCPエンティティ上の伝送のために順番を待たされている、それぞれのPDCP SDU及び/又はその他のパケットに対して、該廃棄タイマーを起動するように構成されることが出来る。これに引き続いて、もしあるPDCPエンティティに関連付けられる廃棄タイマーが、SDUの送信の前に期限終了になるならば、該廃棄タイマーは該SDUに対して起動させられているものとし、該SDUは、古いと見なされ、そして、該古いSDUの送信に関連付けられている無線帯域幅を節約するために、パケット廃棄モジュール134によって廃棄されることが出来る。同様に、もし、該廃棄されたSDUに対応するPDCP PDUが、パケット処理モジュール136及び/又はeNB110及び/又はUE120の任意の他の適切なコンポーネントに関連付けられる、1又は複数のより下位の階層(例えば、無線リンク制御(Radio Link Control)(RLC))に既に転送されてしまったと判定されるならば、該廃棄は該適切なより下位の階層に指示されることが出来る。
別の態様に従うと、あるPDCP SDUを廃棄後、パケット処理モジュール136は、SDU廃棄タイマーがそれに対して期限終了したPDCPエンティティ上で送信のために順番を待たされているが未だ送信されてはいないそれぞれのPDCP PDU(例えば、PDCP−RLCウォーターマーク・ステージ(watermark stage)と関連付けられるPDU)に対して、1又は複数の処理操作を実行するように構成されることが出来る。例えば、図2におけるダイアグラム200に示されるように、パケット処理モジュール136は、SDU廃棄がそれに対して行われたPDCPエンティティを介する送信のために順番を待たされているそれぞれのPDUに対して、種々の処理操作を実行することが出来る。これ等の操作は、(例えば、ヘッダ修正モジュール202を介する)それぞれのPDUに関連付けられるPDCPヘッダの訂正、(例えば、暗号化計算モジュール204を介する)暗号化パラメータの再計算、(例えば、ヘッダ圧縮モジュール206を介する)それぞれのPDUに関連付けられる更新されたヘッダ圧縮の実行、(例えば、インテグリティ(integrity)保護モジュール208を介する)更新されたインテグリティ保護手順の実行、及び/又は任意の他の適切な(諸)操作を含むことが出来る。
更に具体的な実例として、モジュール202〜208の操作は下記のように進行することが出来る。ヘッダ修正モジュール202に関しては、それぞれのPDUはそれ等の初期構成の際にそれぞれ対応するPDCPヘッダを含むように構成されることが出来る、ということが認められることが出来る。例えば、PDUはあらかじめ設定されたシーケンスに従って、予定された受信機に伝送されることが出来る、ということが認められることが出来る。このシーケンスは、例えば、該シーケンス中の連続するPDUに対応するPDCPヘッダ内の連続するPDCPシーケンス番号(sequence numbers)(SNs)を含むことによって、それぞれのPDU内で示されることが出来る。しかしながら、あるPDU及び/又はあるPDUに対応するSDUの廃棄は該廃棄されるPDUを含んだPDCPシーケンスを破壊させる、ということが更に認められることが出来る。従って、ヘッダ修正モジュール202は廃棄されるPDUの後に続くそれぞれの諸PDUを、該諸PDU全体に亘ってPDCPシーケンスの連続性を保持するために、再配列するために利用されることが出来る。
別の例では、暗号化計算モジュール204は、ある廃棄されるPDUの後に続くそれぞれのPDUに対応するそれぞれの暗号化パラメータ(例えば、COUNT−C)の再計算を支援することが出来る。更なる例として、種々の暗号化パラメータが所与のパケットに対して、PDCP SN及び/又は該パケットに関連付けられる他のパラメータに基づいて、予め計算されることが出来る。それ故、あるパケットが廃棄されそして後続のパケットがヘッダ修正モジュール202及び/又は任意の他の適切な手段によって再配列されるという場合、前に割り当てられたSNに基づく該後続パケットに関連付けられる暗号化パラメータはある複数の場合には無効にさせられ得る。結果として、計算モジュール204が、該後続パケットに関連付けられる暗号化パラメータを、該パケットに関連付けられる該修正されたPDCPシーケンスに基づいて、それぞれ再計算するために利用されることが出来る。
同様に、それぞれのパケットが圧縮のために構成されるという場合では、ヘッダ圧縮モジュール206が、それぞれのパケットのシーケンスの関数としてそれぞれのパケットに対し、ロバスト・ヘッダ圧縮(robust header compression)(RoHC)及び/又は他の圧縮技術を実行するために利用されることが出来る。従って、あるセットのパケットに関連付けられるPDCP SNがパケット廃棄に起因してヘッダ修正モジュール202によって変更されるという場合、該PDCP SNの修正前にそれぞれのパケットに対して実行されたヘッダ圧縮の(諸)操作はある複数の場合には無効とされる可能性があり、それによって、それ等のそれぞれの新SNの関数として、それぞれのパケットに対する圧縮を繰返すためにヘッダ圧縮モジュール206の使用を必要とする。
更なる例では、あるSDUがそれに対して廃棄された、無線ベアラ上の伝送のために指定されたPDUのあるセットに対する1又は複数のインテグリティ保護操作を繰返すために、インテグリティ保護モジュール208がオプションで利用されることが出来る。インテグリティ保護モジュール208は、例えば、シグナリング無線ベアラ(signaling radio bearer)(SRB)及び/又は認証を要求する任意の他の無線ベアラに関連して、利用されることが出来る。
図1に戻ると、多数のPDUが、送信ためにeNB110及び/又はUE120のPDCP層によって(例えば、RLC層によって)、順番を待たされていたという場合、パケット処理モジュール136によって実行されるそれぞれの操作は著しく資源集約的であり得る。更に、RoHC、暗号化、及び/又はその他の操作がソフトウェアを介して実行されるという場合、そのような操作は関連するプロセッサ142上に著しい負荷をもたらす、及び/又は、他の場合eNB110及び/又はUE120上に著しい計算及び/又は処理コストを招く可能性がある。1つの実例では、この過剰な負荷と資源の利用は全体的な伝送性能の劣化をもたらす可能性がある。
かくして、上記で説明された性能劣化を軽減するために、eNB110及び/又はUE120は、送信のために順番を待たされているそれぞれのパケットの廃棄と処理を調整するために、廃棄計数管理器138を実装することが出来る。1つの態様に従うと、廃棄計数管理器138は、パケット順番待ちに関して実行されるヘッダ圧縮、暗号化、及び/又はその他の操作の頑健性(robustness)を強化することが出来て、eNB110及び/又はUE120が、パケット廃棄の少なくとも一部に対してパケット処理モジュール136によって実行されるような、パケット処理を省略することを可能にする。更に具体的には、廃棄計数管理器138は、図2におけるモジュール202〜208に関して上記で説明されたような、パケット処理モジュール136によって実行されるそれぞれの処理ステップの省略を容易にすることが出来て、それによりeNB110及び/又はUE120の全体的な複雑性、並びに、SDU廃棄タイマーがある所与のPDCP SDU上で期限終了になる場合にeNB110及び/又はUE120によって要求されるプロセッサ集約的な操作の量、を緩和する。
次に図3に移ると、廃棄計数管理器138の実施例がダイアグラム300によって更に詳細に例示される。詳細には、ダイアグラム300は、パケット廃棄モジュール134、廃棄計数管理器138及びパケット廃棄モジュール136間で実行されることが出来る実例の相互作用を例示する。ダイアグラム300によって例示される諸技術は、利用者または端末装置(例えば、UE120);ネットワーク・エンティティ、ネットワーク・セル、或いはノードB装置(例えば,eNB110);及び/又は任意の他の適切な無線通信装置、によって実施されることが出来る、ということが認識されるべきである。その上、ダイアグラム300で例示される諸モジュールと本明細書に記載されるようなそれ等の関連機能は実行されることが出来る可能なモジュール及び/又は操作を包括することは意図されない、ということが認識されるべきである。更に、特許請求される主題は、別に明示的に述べられない限り、モジュール及び/又は操作の任意の特定のセットに限定されることを意図されない、ということが認識されるべきである。
1つの態様に従うと、パケット廃棄モジュール134は、上記で一般的に説明されたように、対応するPDCPエンティティに対して構成されたそれぞれの廃棄タイマー312に基づいて、作動することが出来る。1つの実例では、1又は複数のSDU及び/又は他のパケットに対応する廃棄タイマー312の期限終了に基づいて、パケット廃棄モジュール134は、本明細書で説明される種々の態様に従って、該(諸)パケットの廃棄を容易にする。引き続いて、廃棄計数モジュール138は、廃棄計数更新モジュール322及び/又は他の適切な手段を利用して、該対応するPDCPエンティティに対する廃棄計数をインクリメント(increment)することが出来る。
廃棄計数更新モジュール322によって利用される廃棄計数は、例えば、パケット廃棄モジュール134によって既に廃棄された連続的(consecutive)または継続的(successive)なパケットの個数に対応することが出来る。従って、1つの実例では、廃棄計数管理器は、PDCPエンティティに対する廃棄計数によって指示されるような、所与のPDCPエンティティに関連付けられる連続的に廃棄されたパケットの現在数を、パケットを廃棄することに関する所定の廃棄計数閾値324と比較することが出来る。この比較に基づいて、その廃棄計数によって指示されるようなPDCPエンティティに対する連続的な廃棄パケットの個数が該廃棄計数閾値324を超える場合にのみ、該後続の処理が行われるように、廃棄計数管理器は残りの順番を待たされているパケットの後続の処理を選択的に調整することができる。別なように述べると、もし対応する廃棄計数によって指示されるような連続的に廃棄されるパケットの個数が該廃棄計数閾値324より大でなければ、パケット処理モジュール136によって実行される1又は複数の廃棄処理のステップはバイパスさせることが出来る。結果として、もし送信PDCPエンティティが廃棄計数閾値324によって規定された量よりも少ないSDU若しくは他のパケットを廃棄するならば、(例えば、モジュール202〜208によって実行されるような)それぞれの廃棄操作は回避されることが出来て、それによって、全体的な複雑性と1又は複数の所与のPDCP SDU及び/又は他の型のパケットに対する廃棄タイマー312の期限終了に基づく要求されたプロセッサ集約的な操作の量を軽減する。
別の態様に従うと、廃棄計数閾値324は所与の量の連続的なパケット・ドロップ(packet drops)に対する関連伝送装置のロバストネスを強化するために選択されることが出来る。図4におけるダイアグラム400によって、廃棄計数閾値324の選択の一実例が例示される。ダイアグラム400によって例示されるように、廃棄計数閾値324は、それぞれのパケット・ロス(packet losses)に対する関連暗号化エンジンのロバストネス、これは暗号化閾値402として表示されることが出来ることと;それぞれのパケット・ロスに対する関連RoHC及び/又は他の圧縮エンジンのロバストネス、これは圧縮閾値404として表示されることが出来ることと;関連ボコーダーの不連続伝送(discontinuous transmission)(DTX)サイクルの関数として選択されるボコーダー閾値406と;任意の他の適切な要因と、に基づいて選択されることが出来る。
実例として、連続的なパケットが送信中にロストされる場合に該送信装置と予定された受信機との間の同期を保護するために、送信装置に関連付けられる暗号化処理及び/又は圧縮処理内における、諸メカニズムが提供されることが出来る。かくして、1つの態様に従うと、廃棄計数閾値324は、予め設定された量の連続して廃棄されるパケットが更なる処理なしに許容されることを、可能にすることが出来る。そうすることによって、ある関連する装置がパケット廃棄を意図的パケット・ロスの一形式と見なすことを可能にされることが出来て、その結果、該装置は連続的なロスト・パケットから回復するための諸技術を利用して連続して廃棄されるパケットから追加的に回復することが出来る。
更なる態様によれば、廃棄計数閾値324は、暗号化閾値402、圧縮閾値404、ボコーダー閾値406、及び/又は任意の他の適切な閾値パラメータ若しくはそれ等の組合せに基づいて、選択されることが出来る。1つの実例では、暗号化閾値402は、関連する送信装置が予定された受信機との暗号化同期を失うことを可能性としてもたらし得る、連続SDU廃棄の最小個数に対応することが出来る。暗号化閾値402はPDCPシーケンス長さ及び/又は任意の他の適切な(諸)パラメータの関数として選択されることが出来る。
更に或いはその代わりに、圧縮閾値404は、送信装置と関連付けられる圧縮エンジン(例えば、RoHCエンジン)が予定された受信機との同期を失うこと(例えば、送信装置の圧縮器(compressor)と受信装置の解凍器(decompressor)との間の同期の消失を招くこと)を可能性としてもたらし得る、連続SDU廃棄の最小個数に対応することが出来る。圧縮閾値404は、RoHCヘッダの型(例えば、タイプ0若しくはタイプ1)、関連する装置の実装において規定されるようなパケット・ロスに対する所望の許容レベル、関連する装置によって利用されるRoHC諸設定パラメータ(例えば、解釈期間(interpretation interval)に関連付けられる諸パラメータ、等々)、又は類似のパラメータのような、諸要因に基づいて選択されることが出来る。
ダイアグラム400は、廃棄計数閾値324を選択するという状況で利用される暗号化閾値402、圧縮閾値404、及びボコーダー閾値406を例示するけれども、廃棄計数閾値324は任意の適切な諸閾値パラメータ若しくはそれ等の組合せの関数として選択されることが出来る、ということが認識されるべきである。従って、具体的な実例として、RoHC及び暗号化が双方とも関連する装置による利用のために設定されているという場合、廃棄計数閾値324は、暗号化閾値402と圧縮閾値404の最小値として、及び/又は、暗号化閾値402、圧縮閾値404及び/又はボコーダー閾値406の任意の他の適切な関数として、選択されることが出来る。それに代わって、もしRoHCが所与の装置による使用のために設定されていないならば、廃棄計数閾値324は暗号化閾値402(及び/又はボコーダー閾値406)のみの関数として選択されることが出来る。それに代わる別のものとして、パケット圧縮がダイアグラム400に関連付けられる装置によって設定されていないという場合、廃棄計数閾値324は、該装置によって利用される1又は複数のPDCP技術が連続パケット・ロスに対してロバストである程度を強化するために選択されることが出来る。一般に、しかしながら、廃棄計数閾値324は任意の適切な(諸)パラメータに基づいて選択されることが出来るということ、及び、特許請求される主題は別に明示的に述べられない限り、廃棄計数閾値324を選択するための任意の具体的な(諸)技術に限定されることを意図されないということ、が認識されるべきである。
図3に戻って、廃棄タイマー期限終了事象の状況におけるパケット処理が、本明細書で一般的に説明される1又は複数の方法で選択されるような所与の廃棄計数閾値324に対する下記の実例で説明されるように、行われることが出来る。最初に、所与のPDUに関連付けられる廃棄タイマー312の期限終了に基づいて、廃棄計数管理器138は、廃棄タイマーがそれに対して期限終了となったPDUが先に廃棄されたPDCP PDUに連続するかどうかを、判定することが出来る。もしそうならば、廃棄計数更新モジュール322は該PDUに関連付けられるPDCPエンティティに対する現在の廃棄計数をインクリメントすることが出来る。その他の場合、廃棄計数更新モジュール322は、現在のPDUは廃棄されるべき最初の連続PDUであるという事実を反映するために、廃棄計数を1に設定することが出来る。この廃棄計数更新の前、最中、若しくは後の任意の適切な時に、パケット廃棄モジュール134は更に、廃棄タイマー312がそれに対して期限終了となった、該PDUの廃棄を容易にすることが出来る。
廃棄タイマー312がそれに対して期限終了となった該PDUを廃棄し、そしてそれに応じて廃棄タイマーを更新すると、該廃棄タイマーは廃棄計数閾値324と比較されることが出来る。1つの実例では、もし該廃棄計数が廃棄計数閾値324を超えないならば、パケット処理モジュール136は後続の順番を待たされているPDUの実質的に全ての処理を省略するように構成されることが出来て、パケット廃棄モジュール134は新しい廃棄タイマー期限終了事象を待機するように構成されることが出来る。
それに代わって、もし該廃棄計数が廃棄計数閾値324を超えると判定されるならば、パケット処理モジュール136はそれぞれの後続PDUに対する、PDCPヘッダ修正、暗号化再計算、更新されたヘッダ圧縮、或いは同様な処理のような、1又は複数の処理操作を実行するように構成されることが出来る。更に、廃棄計数更新モジュール322は、該PDUがそれに対して廃棄されたPDCPエンティティに関連付けられる廃棄計数を0にリセットして、パケット処理モジュール136が該それぞれのPDUを既に処理したことを示すように、構成されることが出来る。後続のPDUの処理と廃棄計数のリセットに引き続いて、パケット廃棄モジュール134は新しい廃棄タイマー期限終了事象の検出を試みるように構成されることが出来る。
ここで図5〜7を参照すると、本明細書で説明される種々の態様に従って実行されることが出来る諸方法が例示される。説明の簡明を期するために、該諸方法は一連の動作として示されそして説明されるけれども、該諸方法は動作の順序によって限定されない、ということが理解されそして認識されるべきである、というのは、1又は複数の態様に従うと、ある複数の動作は、本明細書で示されそして説明されるのとは異なる順序で及び/又は他の動作と同時に行われることが出来るからである。例えば、当業者等は、方法は本図の代わりに、状態遷移図におけるような、一連の相互に関係づけられる状態又は事象として表わされることが出来る、ということを理解しそして認識する。その上、1又は複数の態様に従うと、方法を実行するためには、必ずしも全ての例示された動作が要求されなくても良い。
図5を参照すると、パケット廃棄操作に関連する効率的なパケット取扱い及び/又は処理のための方法500が例示される。方法500は、例えば、ノードBもしくはeNBの装置(例えば,eNB110)、端末もしくは利用者装置(例えば、UE120)、及び/又は任意の他の適切なネットワーク装置によって実行されることが出来る、ということが認識されるべきである。方法500はブロック502で開始し、ブロック502では廃棄されるべき1又は複数のパケット(例えば、PDCP PDUs若しくはSDUs)が(例えば、パケット廃棄モジュール134によって)特定される。次に、ブロック504では、廃棄されるべきパケットの個数が連続廃棄パケットの個数をパケットの閾値個数(例えば、廃棄計数閾値324)よりも大たらしめるかどうかが(例えば、廃棄計数管理器138によって)判定される。1つの実例では、ブロック504で利用される閾値は、圧縮閾値(例えば、圧縮閾値404)、暗号化閾値(例えば、暗号化閾値402)、ボコーダー閾値(例えば、ボコーダー閾値406)、及び/又は任意の他の適切な(諸)閾値、に基づくことが出来る。
ブロック504での肯定的判定に基づいて、方法500はブロック506で結論を下すことが出来て、ブロック506ではブロック502で特定された(諸)パケットは廃棄されそして少なくとも1つのパケット処理操作が(例えば、パケット処理モジュール136によって)それぞれの残りのパケット上で実行される。ブロック506で実行される諸操作は、例えば、PDCPヘッダ再構成、暗号化パラメータの再計算、パケット圧縮(例えば、RoHC)の再実行、或いは類似の処理を含むことが出来る。他の場合、方法500はブロック508で説明されるように結論を下すことが出来て、ブロック508ではブロック502で特定された(諸)パケットは、それぞれの残りのパケットを処理せずに、廃棄されることができる。
ここで図6に移行すると、パケット廃棄操作に関連する効率的なパケット取扱い及び/又は処理のための別の方法600の流れ図が例示される。方法500と同様な方法で、方法600は、ノードBもしくはeNBの装置、端末もしくは利用者装置、及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティによって実行されることが出来る。方法600はブロック602で開始し、ブロック602では(例えば、所与のPDUに対する廃棄タイマー312の期限終了に対応する)廃棄タイマーの期限終了事象が識別される。次に、ブロック604では、ブロック602での該廃棄タイマー期限終了事象に対応するPDUが先に廃棄されたPDUに連続するかどうか、が判定される。もし該対応するPDUが先に廃棄されたPDUに連続するならば、方法600はブロック606に進むことが出来て、ブロック606では、該PDUに関連付けられる(例えば、該PDUの伝送に関連付けられるPDCPエンティティに対応する)予め設定された廃棄計数が(例えば、廃棄計数更新モジュール322によって)インクリメントされる。他の場合、連続するパケットの連続廃棄が起こっていなかったということが推論されることが出来て、その代わり、方法600はブロック608に進むことが出来る。ブロック608では、該PDUに関連付けられる廃棄計数は1に設定される。
ブロック606及び/又はブロック608で説明された諸動作の完了に基づいて、方法600はブロック610に進むことが出来る。ブロック610では該廃棄タイマー期限終了事象に対応するPDUが廃棄される。引き続いて、ブロック612では、(ブロック606〜608で保持されるような)連続廃棄パケットの計数がパケットの所定の閾値個数を超えるかどうか、が判定される。もしパケットの該閾値個数が未だ超えられてなかったと判定されるならば、方法600は新たな廃棄タイマー期限終了事象を検出するためにブロック602に戻る。それに代わって、もしパケットの該閾値個数が超えられてしまったならば、その代わりに、方法600はブロック614に進むことが出来て、ブロック614では、PDCPヘッダ修正、暗号化パラメータの再計算、ヘッダ圧縮の修正、及び/又はインテグリティ保護の修正のような諸操作が、(例えば、送信のために順番を待たされるために)より下位の階層に転送されるそれぞれのPDUに対して実行される。方法600は次にブロック616に進むことが出来て、ブロック616では廃棄計数は0にリセットされてブロック614で説明されたような処理が実行されてしまったことを示し、その後方法600は新たな廃棄タイマー期限終了事象を検出するためにブロック602に戻ることが出来る。
図7は、本明細書で説明される種々の改良されたPDU処理技術に関連して利用されるべき閾値(例えば、廃棄計数閾値324)を選択するための方法700を例示する。方法700は、例えば、eNB、UE、及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティによって実行されることが出来る。図7が例示するように、方法700はブロック702及び/又はブロック704によって説明されるようなそれぞれの動作を実行することによって開始することが出来る。更に詳細には、ブロック702では、パケット閾値パラメータ(例えば、圧縮閾値404)が、送信機のヘッダ圧縮エンジン(例えば、RoHCエンジン)と関連する受信機との間の同期の消失を伴わずに廃棄されることが出来る連続パケットの個数に少なくとも部分的に基づいて、決定されることが出来る。1つの実例では、パケット閾値パラメータは、関連するセットの諸パケットによって利用されるヘッダ型、方法700を実行するエンティティの、パケット・ロス若しくは同期消失に対して抵抗性のある所望の水準、及び/又は任意の他の適切な(諸)要因に基づいて、ブロック702で選択されることが出来る。
更に若しくはそれに代わって、ブロック704では、パケット閾値パラメータ(例えば、暗号化閾値402)が、予定された受信機との暗号化同期の消失を伴わずに廃棄されることが出来る連続パケットの個数に少なくとも部分的に基づいて、決定されることが出来る。パケット閾値パラメータは、例えば、パケット伝送のために利用されるPDCPシーケンス長さ、及び/又は、任意の他の適切な情報に基づいて、ブロック704で選択されることが出来る。
1つの態様に従うと、ブロック702及び/又はブロック704で説明された諸動作を完了すると、方法700はブロック706に進むことが出来て、ブロック706では、許容されるパケット廃棄の閾値個数が1又は複数の決定されたパケット閾値パラメータの関数として選択される。例えば、許容されるパケット廃棄の閾値個数は、ブロック702で決定されたような圧縮閾値パラメータ、ブロック704で決定されたような暗号化閾値パラメータ、方法700を実行するエンティティに関連付けられるボコーダーのDTXサイクルの関数として計算される閾値パラメータ(例えば、ボコーダー閾値406)の内の1つとして、ブロック702と704で決定されるそれぞれの閾値パラメータ若しくはその他のパラメータの関数(例えば、ヘッダ圧縮閾値と暗号化閾値の最小値及び/又は諸閾値パラメータの任意の他の適切な関数)及び/又はブロック702〜704若しくはその他で決定されるようなパケット閾値パラメータの任意の他の適切な組合せとして、ブロック706で選択されることが出来る。
次に図8を参照すると、無線通信システムにおけるタイマー・ベース廃棄のための効率的PDU取扱いを容易にする装置800が例示される。装置800は機能ブロックを含むように表示されていることが認められるべきであって、該機能ブロックはプロセッサ、ソフトウェア、若しくはそれ等の組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される諸機能を表す機能ブロックであることが出来る。装置800は、基地局(例えば,eNB110)、移動局(例えば、UE)、及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティによって実装されることが出来て、関連する廃棄タイマーの期限終了の場合に1又は複数のパケットを廃棄するためのモジュール802、廃棄されるパケットの閾値個数が該1又は複数のパケットを廃棄することによって到達されたかどうかを判定するためのモジュール804、及び、廃棄されるパケットの閾値個数が到達されてなかったと判定する場合それぞれの後続パケットを再処理することなく先に進むためのモジュール806、を含むことが出来る。
図9は本明細書で説明される機能性の種々の態様を実施するために利用されることが出来るシステム900のブロック図である。1つの実例では、システム900は基地局もしくはノードB902を含む。例示されるように、ノードB902は1又は複数の受信(receive)(Rx)アンテナ906を介して1又は複数のUE904から(諸)信号を受信し、1又は複数の送信(transmit)(Tx)アンテナ908を介して1又は複数のUE904に送信することが出来る。更に、ノードB902は(諸)受信アンテナ906から情報を受信する受信機910を具備することが出来る。1つの実例では、該受信機910は受信される情報を復調する復調器(demodulator)(Demod)912と機能的に関連付けられることが出来る。復調されたシンボルは次にプロセッサ914によって解析されることが出来る。プロセッサ914はメモリ916に結合されることが出来て、該メモリ916は、コード・クラスタ(code cluster)に関する情報、接続端末の割当て、それ等に関する参照表、ユニーク・スクランブル・シーケンス(unique scrambling sequence)、及び/又はその他適切な型の情報、を記憶することが出来る。更に、ノードB902は、方法500〜700及び/又はその他類似の且つ適切な方法、を実行するためにプロセッサ914を利用することが出来る。1つの実例では、ノードB902は又、(諸)送信アンテナ908を介する送信機920による送信のための信号を多重化することが出来る、変調器918を含むことも出来る。
図10は本明細書で説明される機能性の種々の態様を実施するために利用されることが出来る別のシステム1000のブロック図である。1つの実例では、システム1000は移動局1002を含む。例示されるように、移動局1002は1又は複数の基地局1004から(諸)信号を受信し、1又は複数のアンテナ1008を介して1又は複数の基地局1004に送信することが出来る。更に、移動局1002は(諸)アンテナ1008から情報を受信する受信機1010を具備することが出来る。1つの実例では、受信機1010は受信される情報を復調する復調器(Demod)1012と機能的に関連付けられることが出来る。復調されたシンボルは次にプロセッサ1014によって解析されることが出来る。プロセッサ1014はメモリ1016に結合されることが出来て、該メモリ1016はデータ及び/又は移動局1002に関するプログラム・コードを記憶することが出来る。更に、移動局1002は、方法500〜700及び/又はその他類似の且つ適切な方法、を実行するためにプロセッサ1014を利用することが出来る。移動局1002は又、(諸)送信アンテナ1008を介する送信機1020による送信のための信号を多重化することが出来る、変調器1018を含むことも出来る。
ここで図11を参照すると、無線多元接続通信システムの実例が種々の態様に従って提供される。1つの実例では、アクセス・ポイント1100(AP)は複数のアンテナ・グループを含む。図11に例示されるように、1つのアンテナ・グループはアンテナ1104と1106を含むことが出来、別のグループはアンテナ1108と1110を含むことが出来、そして別のグループはアンテナ1112と1114を含むことが出来る。図11では唯2つのアンテナのみが各アンテナ・グループに対して示されるけれども、より多くの若しくはより少ないアンテナが各アンテナ・グループに対して利用されても良いということは認識されるべきである。別の実例では、接続端末1116はアンテナ1112及び1114と通信することが出来る。ここで、アンテナ1112及び1114は順方向リンク1120を介して接続端末1116へ情報を送信し、逆方向リンク1118を介して接続端末1116から情報を受信する。更に及び/又はそれに代わって、接続端末1122はアンテナ1106及び1108と通信することが出来る。ここで、アンテナ1106及び1108は順方向リンク1126を介して接続端末1122へ情報を送信し、逆方向リンク1124を介して接続端末1122から情報を受信する。周波数分割複信システムでは、通信回線1118、1120、1124及び1126は通信のために異なる周波数を使用することが出来る。例えば、順方向リンク1120は逆方向リンク1118によって使用される周波数とは異なる周波数を利用することが出来る。
それぞれのグループの諸アンテナ及び/又は該諸アンテナが通信するように設計された領域はアクセス・ポイントのセクタと呼ばれることが出来る。1つの態様に従うと、アンテナ・グループはアクセス・ポイント1100によってカバーされる諸領域の内の一セクタ中の諸接続端末に通信するように設計されることが出来る。順方向リンク1120と1126を介する通信では、アクセス・ポイント1100の送信アンテナは異なる接続端末1111と1122に対する諸順方向リンクの信号対雑音比を向上させるためにビームフォーミングを利用することが出来る。又、その通信範囲全体にランダムに散在させられた諸接続端末に送信するためにビームフォーミングを利用するアクセス・ポイントは、その諸接続端末全てに対して単一アンテナを介して送信するアクセス・ポイントよりも、隣接セル中の諸接続端末に対しより少ない干渉をもたらす。
アクセス・ポイント、例えばアクセス・ポイント1100、は諸端末と通信するために利用される固定局であることが出来て、基地局、eNB、アクセス・ネットワーク、及び/又は他の適切な用語、と呼ばれることも出来る。更に、接続端末、例えば接続端末1116若しくは1122、は移動局、利用者装置、無線通信装置、端末、無線端末、及び/又は他の適切な用語、と呼ばれることも出来る。
ここで図12を参照すると、本明細書で説明される種々の態様がそこにおいて機能することが出来る、実例の無線通信システム1200を例示するブロック図が提供される。1つの実例では、システム1200は、送信機システム1210と受信機システム1250を含む、複数入力複数出力(multiple-input multiple-output)(MIMO)システムである。しかしながら、送信機システム1210及び/又は受信機システム1250は、例えば、(例えば、基地局上の)複数の送信アンテナが1又は複数のシンボル・ストリームを単一アンテナの装置(例えば、移動局)に送信することが出来る、複数入力単一出力システムに適用することも出来る、ということが認識されるべきである。更に、本明細書記載の送信機システム1210及び/又は受信機システム1250の諸態様は単一出力から単一入力へのアンテナ・システムに関連して利用されることが出来る、ということが認識されるべきである。
1つの態様に従うと、多数のデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、送信機システム1210において、データ源1212から送信(transmit)(TX)データ・プロセッサ1214へ提供される。1つの実例では、その際、各データ・ストリームはそれぞれの送信アンテナ1224を介して送信されることが出来る。更に、TXデータ・プロセッサ1214は、符号化されたデータを供給するために、各それぞれ対応するデータ・ストリームに対して選択される特定の符号化方式に基づいて、各データ・ストリームのためのトラフィック・データをフォーマット(format)し、符号化し、そしてインターリーブ(interleave)することが出来る。1つの実例では、次に、各データ・ストリームに対する該符号化されたデータはOFDM技術を使用してパイロット・データと多重化されることが出来る。該パイロット・データは、例えば、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであることが出来る。更に該パイロット・データは受信機システム1250においてチャネル応答を推定するために使用されることが出来る。送信機システム1210に戻って、各データ・ストリームに対して多重化されたパイロット・データと符号化されたデータは、変調シンボルを供給するために各それぞれ対応するデータ・ストリームに対して選択される特定の変調方式(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、又はM−QAM)に基づいて、変調(即ち、シンボル・マッピング)されることが出来る。1つの実例では、各データ・ストリームに対するデータ転送速度、符号化、及び変調はプロセッサ1230上で実行される及び/又はプロセッサ1230によって供給される諸命令によって決定されることが出来る。
次に、全てのデータ・ストリームに対する変調シンボルはTXプロセッサ1220に供給されることが出来て、該プロセッサ1220は(例えば、OFDMのために)該変調シンボルを更に処理することが出来る。次に、TX MIMOプロセッサ1220はN個の変調シンボル・ストリームをN個のトランシーバ1222a〜1222tに供給することが出来る。1つの実例では、各トランシーバ1222はそれぞれのシンボル・ストリームを受領および処理して1又は複数のアナログ信号を供給することが出来る。次に、各トランシーバ1222は、該アナログ信号を更に調整(例えば、増幅、フィルタ処理、及びアップコンバート(upconvert))して、MIMOチャネルを介する送信にとって適切な変調信号を供給することが出来る。従って、トランシーバ1222a〜1222tからのN個の変調シンボルは、次に、N個のアンテナ1224a〜1224tからそれぞれ送信されることが出来る。
別の態様に従うと、送信された変調信号は受信機システム1250においてN個のアンテナ1252a〜1252rによって受信されることが出来る。それぞれのアンテナ1252から受信された信号は、次に、それぞれ対応するトランシーバ1254に供給されることが出来る。1つの実例では、各トランシーバ1254はそれぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、及びダウンコンバート(downconvert))し、該調整された信号をデジタル化してサンプルを供給することが出来る、そして次に、該サンプルを処理して対応する“受信された”シンボル・ストリームを供給する。次に、RX MIMO/データ・プロセッサ1260は、特定の受信機処理技術に基づいて、N個のトランシーバ1254からのN個の受信シンボル・ストリームを受領および処理して、N個の“検出された”シンボル・ストリームを供給することが出来る。1つの実例では、それぞれの検出されたシンボル・ストリームは、対応するデータ・ストリームのために伝送された変調シンボルの推定である、諸シンボルを含むことが出来る。次に、RXプロセッサ1260は、それぞれの検出されたシンボル・ストリームを復調、逆インターリーブ、及び復号することに少なくとも部分的によって、それぞれのシンボル・ストリームを処理して、対応するデータ・ストリームに対するトラフィック・データを復元することが出来る。このようにして、RXプロセッサ1260による処理は、送信機システム1210におけるTX MIMOプロセッサ1220とTXデータ・プロセッサ1216によって実行される処理に相補的であることが出来る。更に、RXプロセッサ1260は処理されたシンボル・ストリームをデータ・シンク(data sink)1264に供給することが出来る。
1つの態様に従うと、RXプロセッサ1260によって生成されるチャネル応答推定は、受信機における空間/時間処理を実行するために、電力水準を調整するために、変調率または変調方式を変更するために、及び/又は他の適切な動作のために、使用されることが出来る。加えて、RXプロセッサ1260は更に、例えば、検出されたシンボル・ストリームの信号対雑音および干渉比(signal-to-noise-and-interference ratios)(SNRs)のような、チャネル特性を推定することが出来る。次に、RXプロセッサ1260は推定されたチャネル特性をプロセッサ1270に供給することが出来る。1つの実例では、RXプロセッサ1260及び/又はプロセッサ1270は、更に、システムに対して“動作中の(operating)”SNRの推定を導出することが出来る。プロセッサ1270は、次に、チャネル状態情報(channel state information)(CSI)を提供することが出来て、該チャネル状態情報は通信回線及び/又は受信されたデータ・ストリームに関する情報を具備することが出来る。この情報は、例えば、動作中のSNRを含むことが出来る。次にCSIはTXデータ・プロセッサ1218によって処理され、変調器1280によって変調され、トランシーバ1254a〜1254rによって調整され、そして送信機システム1210に返送されることが出来る。更に、受信機システム1250におけるデータ源1216はTXデータ・プロセッサ1218によって処理されるべき追加のデータを供給することが出来る。
送信機システム1210に戻ると、受信機システム1250からの変調された信号は次にアンテナ1224によって受信され、トランシーバ1222によって調整され、復調器1240によって復調され、そしてRXデータ・プロセッサ1242によって処理されて、受信機システム1250によって報告されたCSIを復元することが出来る。1つの実例では、該報告されたCSIは次にプロセッサ1230に供給され、そして、1又は複数のデータ・ストリームに対して使用されるべき、データ転送速度並びに符号化方式および変調方式を決定するために使用されることが出来る。該決定された符号化方式および変調方式は、次に、量子化のために及び/又は受信機システム1250への後の伝送における使用のために、トランシーバ1222に供給されることが出来る。更に及び/又はこれに代わって、該報告されたCSIは、TXデータ・プロセッサ1214及びTX MIMOプロセッサ1220に対する種々の制御を生成するために、プロセッサ1230によって使用されることが出来る。別の例では、CSI及び/又はRXデータ・プロセッサ1242によって処理されるその他の情報はデータ・シンク1244に供給されることが出来る。
1つの実例では、送信機システム1210におけるプロセッサ1230と受信機システム1250におけるプロセッサ1270はそれ等のそれぞれのシステムにおける操作を命令する。加えて、送信機システム1210におけるメモリ1232と受信機システム1250におけるメモリ1272は、プロセッサ1230と1270によってそれぞれ使用される、プログラム・コードとデータのための記憶装置を提供することが出来る。更に、受信機システム1250では、種々の処理技術が、N個の受信された信号を処理するために使用されて、N個の送信されたシンボル・ストリームを検出することが出来る。これ等の受信機処理技術は空間受信機および時空間受信機処理技術を含むことが出来て、該技術は等化技術、及び/又は“連続ゼロ化/等化および干渉消去(successive nulling/equalization and interference cancellation)”受信機処理技術とも呼ばれることが出来る、該技術は又“連続干渉消去”又は“連続消去”受信機処理技術と呼ばれることも出来る。
本明細書で説明された諸態様は、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、ミドルウエア、マイクロコード又はそれ等の任意の組合せにより実装されることができる。システム及び/又は方法がソフトウエア、ファームウエア、ミドルウエア又はマイクロコードの中に実装される場合、それ等は、記憶コンポーネントのような、機械可読媒体中に記憶されることができる。コード・セグメントは、プロシージャ(procedure)、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウエア・パッケージ、クラス、又は命令、データ構造もしくはプログラム・ステートメントの任意の組合せ、を表すことが出来る。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ或いはメモリ内容を伝達及び/又は受信することにより、別のコード・セグメント又はハードウエア回路に結合されることが出来る。情報、引数、パラメータ、データ等々は、メモリ共有、メッセージ・パッシング、トークン・パッシング(token passing)、ネットワーク伝送等々を含む任意の適切な手段使用して、伝達、転送又は送信されることが可能である。
ソフトウェアの実装に関しては、本明細書中で説明された諸技術は、本明細書中で説明された諸機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ(procedures)、関数、等々)を用いて実装されることが出来る。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニットの中に記憶され、そして、プロセッサにより実行されることが出来る。メモリ・ユニットは、プロセッサの内部又はプロセッサの外部に実装されることが出来る、後者の場合、メモリ・ユニットは当業者に公知の各種の手段を介してプロセッサに通信上で結合されることが出来る。
上述で説明されてきた内容は1又は複数の態様の具体例を含む。無論、前述の諸態様を説明する目的のために、コンポーネント又は方法の全ての考え得る組合せを説明することは不可能である。しかし、当業者は種々の態様の多くの更なる組合せと置き換えが可能であることを認識することが出来る。従って、説明された諸態様は添付された請求項の精神と範囲の中に入る全てのその様な改変、修正および変型を含むと意図される。更に、用語“含む(include)”が詳細な説明或いは請求項で使用される範囲では、その用語は、“具備する(comprising)”が請求項中で移行語として使用されるときに解釈される場合の、用語“具備する(comprising)”と同様な意味において包含することを意図される。更に、詳細な説明或いは請求項で使用される、用語“or(又は、或いは、若しくは)”は“nonexclusive or(非排他的or)”であると意味される。
1つの例では、eNB110とUE120は、データ、制御信号、及び/又はその他の情報を、互いの間で及び/又はシステム100内の他のエンティティとの間で、通信することが出来るもので、その形式は、PDCP PDUs、SDUs或いは同様なデータ・ユニットのような、それぞれ対応する情報を保持するように構成出来るそれぞれ対応するパケットの形式である。例えば、eNB110及び/又はUE120におけるプロセッサ142は、独立に或いはメモリ144の助けを得て、システム100内で伝送されるべき1又は複数のパケットを生成することが出来る。その上またはそれに代わって、eNB110及び/又はUE120におけるメモリ144はそれぞれのパケット或いは対応する情報を、それぞれの伝送の前、最中、若しくは後に、記憶するために利用されることが出来る。例えば、データ源132はプロセッサ142及び/又はメモリ144によって全体的に若しくは部分的に実行されることが出来て、eNB110及び/又はUE120の種々のサブコンポーネントにそれぞれ対応するパケット及び/又は本明細書で一般的に説明されるようなその他の情報を提供する。更に、それぞれのプロセッサ142及び/又はメモリ144は、eNB110、UE120、或いは下記の説明に記載されるそれ等の任意のサブコンポーネント若しくはモジュールに関して本明細書で説明される機能性の全て若しくは一部を実行するために利用出来ることも了解されたい。
次に図3に移ると、廃棄計数管理器138の実施例がダイアグラム300によって更に詳細に例示される。詳細には、ダイアグラム300は、パケット廃棄モジュール134、廃棄計数管理器138及びパケット処理モジュール136間で実行されることが出来る実例の相互作用を例示する。ダイアグラム300によって例示される諸技術は、利用者または端末装置(例えば、UE120);ネットワーク・エンティティ、ネットワーク・セル、或いはノードB装置(例えば,eNB110);及び/又は任意の他の適切な無線通信装置、によって実施されることが出来る、ということが認識されるべきである。その上、ダイアグラム300で例示される諸モジュールと本明細書に記載されるようなそれ等の関連機能は実行されることが出来る可能なモジュール及び/又は操作を包括することは意図されない、ということが認識されるべきである。更に、特許請求される主題は、別に明示的に述べられない限り、モジュール及び/又は操作の任意の特定のセットに限定されることを意図されない、ということが認識されるべきである。
1つの態様に従うと、多数のデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、送信機システム1210において、データ源1212から送信(transmit)(TX)データ・プロセッサ1214へ提供される。1つの実例では、その際、各データ・ストリームはそれぞれの送信アンテナ1224を介して送信されることが出来る。更に、TXデータ・プロセッサ1214は、符号化されたデータを供給するために、各それぞれ対応するデータ・ストリームに対して選択される特定の符号化方式に基づいて、各データ・ストリームのためのトラフィック・データをフォーマット(format)し、符号化し、そしてインターリーブ(interleave)することが出来る。1つの実例では、次に、各データ・ストリームに対する該符号化されたデータはOFDM技術を使用してパイロット・データと多重化されることが出来る。該パイロット・データは、例えば、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであることが出来る。更に該パイロット・データは受信機システム1250においてチャネル応答を推定するために使用されることが出来る。送信機システム1210に戻って、各データ・ストリームに対して多重化されたパイロット・データと符号化されたデータは、変調シンボルを供給するために各それぞれ対応するデータ・ストリームに対して選択される特定の変調方式(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、又はM−QAM)に基づいて、変調(即ち、シンボル・マッピング)されることが出来る。1つの実例では、各データ・ストリームに対するデータ転送速度、符号化、及び変調はプロセッサ1230上で実行される及び/又はプロセッサ1230によって供給される諸命令によって決定されることが出来る。
別の態様に従うと、送信された変調信号は受信機システム1250においてN個のアンテナ1252a〜1252rによって受信されることが出来る。それぞれのアンテナ1252から受信された信号は、次に、それぞれ対応するトランシーバ1254に供給されることが出来る。1つの実例では、各トランシーバ1254はそれぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、及びダウンコンバート(downconvert))し、該調整された信号をデジタル化してサンプルを供給することが出来る、そして次に、該サンプルを処理して対応する“受信された”シンボル・ストリームを供給する。次に、RX MIMO/データ・プロセッサ1260は、特定の受信機処理技術に基づいて、N個のトランシーバ1254からのN個の受信シンボル・ストリームを受領および処理して、N個の“検出された”シンボル・ストリームを供給することが出来る。1つの実例では、それぞれの検出されたシンボル・ストリームは、対応するデータ・ストリームのために伝送された変調シンボルの推定である、諸シンボルを含むことが出来る。次に、RXプロセッサ1260は、それぞれの検出されたシンボル・ストリームを復調、逆インターリーブ、及び復号することに少なくとも部分的によって、それぞれのシンボル・ストリームを処理して、対応するデータ・ストリームに対するトラフィック・データを復元することが出来る。このようにして、RXプロセッサ1260による処理は、送信機システム1210におけるTX MIMOプロセッサ1220とTXデータ・プロセッサ1214によって実行される処理に相補的であることが出来る。更に、RXプロセッサ1260は処理されたシンボル・ストリームをデータ・シンク(data sink)1264に供給することが出来る。

Claims (45)

  1. 廃棄されるべき1又は複数のパケットを特定すること、
    廃棄されるべきパケットの個数が連続して廃棄されるパケットの個数をパケットの閾値個数よりも大とさせているかどうかを判定すること、
    廃棄されるべきパケットの該個数が連続して廃棄されるパケットの該個数をパケットの該閾値個数よりも大とさせているということを判定する場合、該1又は複数のパケットを廃棄すること、及び、それぞれの残りの特定されたパケットに対して少なくとも1つのパケット処理操作を実行すること、及び
    廃棄されるべきパケットの該個数が連続して廃棄されるパケットの該個数をパケットの該閾値個数よりも大とさせていないということを判定する場合、それぞれの残りの特定されたパケットを処理せずに該1又は複数のパケットを廃棄すること
    を具備する方法。
  2. 該少なくとも1つのパケット処理操作は、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(Packet Data Convergence Protocol)(PDCP)ヘッダ再構成、暗号化パラメータの再計算、若しくはロバスト・ヘッダ圧縮(robust header compression)(RoHC)の再実行、の内の1又は複数を具備する、請求項1の方法。
  3. 廃棄されるべき該パケットはPDCPプロトコル・データ・ユニット(Protocol Data Unit)(PDU)を具備する、請求項1の方法。
  4. 該特定することは対応する廃棄タイマーがそれに対して期限終了になってしまった1又は複数のパケットを特定することを具備する、請求項1の方法。
  5. あるセットのパケットに関連付けられる送信機RoHCエンジンと該セットのパケットの予定された受信機との間の同期の消失を伴わずに廃棄されることが出来る連続するパケットの個数に基づいて、パケットの該閾値個数を選択することを更に具備する、請求項1の方法。
  6. 該選択することは該セットのパケットによって利用されるヘッダの型に基づいてパケットの該閾値個数を選択することを具備する、請求項5の方法。
  7. 該選択することはパケット・ロス若しくは同期消失に対して抵抗性のある所望の水準に基づいてパケットの該閾値個数を選択することを具備する、請求項5の方法。
  8. 該セットのパケットの伝送のために利用される関連ボコーダーの不連続伝送(discontinuous transmission)(DTX)サイクルの関数としてパケットの該閾値個数を選択することを更に具備する、請求項1の方法。
  9. 予定されたパケット受信機との暗号化同期の消失を伴わずに廃棄されることが出来る連続パケットの個数に基づいてパケットの該閾値個数を選択することを更に具備する、請求項1の方法。
  10. 該選択することはパケット伝送のために利用されるPDCPシーケンス長さに基づいてパケットの該閾値個数を選択することを具備する、請求項9の方法。
  11. ヘッダ圧縮閾値、ボコーダー閾値、若しくは暗号化閾値の内の少なくとも1つの関数としてパケットの該閾値個数を選択することを更に具備する、請求項1の方法。
  12. 該選択することはヘッダ圧縮閾値、ボコーダー閾値、若しくは暗号化閾値の内の2つ以上の内の最小値としてパケットの該閾値個数を選択することを具備する、請求項11の方法。
  13. 該方法は連続して廃棄されるパケットの計数を初期化すること、及び、廃棄されるべき一パケットを特定することに基づいて連続して廃棄されるパケットの該計数をインクリメントすること、を更に具備し、
    該判定することは連続して廃棄されるパケットの該計数がパケットの該閾値個数を超えるかどうかを判定することを具備し、そして
    該少なくとも1つのパケット処理操作は連続して廃棄されるパケットの該計数をリセットすることを具備する、
    請求項1の方法。
  14. 無線通信装置であって、
    パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(Packet Data Convergence Protocol)(PDCP)エンティティに関するデータ及び該PDCPエンティティに関連付けられるそれぞれのパケットを記憶する、但し該それぞれのパケットは廃棄されるべき1又は複数の指定されたパケットと1又は複数の後続パケットを具備する、メモリと、
    該1又は複数の指定されたパケットを廃棄するために、該1又は複数の指定されたパケットを廃棄することが連続して廃棄されるパケットの個数をパケットの閾値個数より大とさせるかどうかを判定するために、そして連続して廃棄されるパケットの該個数がパケットの該閾値個数より大になったという判定の場合それぞれの後続パケットに対して少なくとも1つのパケット処理操作を実行するために、構成されるプロセッサと、
    を具備する装置。
  15. 該少なくとも1つのパケット処理操作は、PDCPヘッダ再構成、暗号化パラメータの再計算、若しくはロバスト・ヘッダ圧縮(robust header compression)(RoHC)の再実行、の内の1又は複数を具備する、請求項14の無線通信装置。
  16. 該それぞれのパケットはPDCPプロトコル・データ・ユニット(Protocol Data Unit)(PDU)である、請求項14の無線通信装置。
  17. 該メモリは該PDCPエンティティに関連付けられる廃棄タイマーに関するデータを更に記憶する、及び該プロセッサは該廃棄タイマーがそれに対して期限終了となったそれぞれのパケットを特定することに少なくとも部分的によって廃棄されるべき該1又は複数のパケットを特定するために更に構成される、請求項14の無線通信装置。
  18. 該プロセッサは該無線通信装置によって利用される送信機RoHCエンジンと予定された受信装置との間の同期の消失を伴わずに廃棄されることが出来る連続パケットの個数に基づいてパケットの該閾値個数を選択するために更に構成される、請求項14の無線通信装置。
  19. 該プロセッサは該PDCPエンティティに関連付けられる該それぞれのパケットによって利用されるヘッダ型に基づいてパケットの該閾値個数を選択するために更に構成される、請求項18の無線通信装置。
  20. 該プロセッサはパケット・ロス若しくは同期消失に対する該無線通信装置の抵抗性の所望の水準に基づいてパケットの該閾値個数を選択するために更に構成される、請求項18の無線通信装置。
  21. 該プロセッサは該無線通信装置に関連付けられるボコーダーによって利用される不連続伝送(discontinuous transmission)(DTX)サイクルの関数としてパケットの該閾値個数を選択するために更に構成される、請求項14の無線通信装置。
  22. 該プロセッサは受信装置との暗号化同期の消失を伴わずに該無線通信装置によって廃棄されることが出来る連続パケットの個数に基づいてパケットの該閾値個数を選択するために更に構成される、請求項14の無線通信装置。
  23. 該プロセッサは該無線通信装置による伝送のために利用されるPDCPシーケンス長さに基づいてパケットの該閾値個数を選択するために更に構成される、請求項22の無線通信装置。
  24. 該プロセッサはヘッダ圧縮閾値、暗号化閾値、若しくはボコーダー閾値の内の少なくとも1つの関数としてパケットの該閾値個数を選択するために更に構成される、請求項14の無線通信装置。
  25. 該メモリは連続して廃棄されるパケットの計数に関するデータを記憶する、及び該プロセッサは、該1又は複数の指定されたパケットを廃棄する場合連続して廃棄されるパケットの該計数をインクリメントするために、連続して廃棄されるパケットの該計数が該1又は複数の指定されたパケットを廃棄する場合パケットの該閾値個数を超えるかどうかを判定するために、そして連続して廃棄されるパケットの該計数がパケットの該閾値個数を超えると判定する場合連続して廃棄されるパケットの該計数をリセットするために更に構成される、請求項14の無線通信装置。
  26. 関連する廃棄タイマーの期限終了の場合1又は複数のパケットを廃棄するための手段と、
    該1又は複数のパケットを廃棄する場合廃棄されるパケットの閾値個数が到達されたかどうかを判定するための手段と、
    該1又は複数のパケットを廃棄することに基づいて廃棄されるパケットの該閾値個数は到達されなかったと判定する場合、それぞれの後続パケットを再処理することなく先に進むための手段と
    を具備する装置。
  27. 該1又は複数のパケットを廃棄することに基づいて廃棄されるパケットの該閾値個数が到達されたと判定する場合、それぞれの後続パケットに対して少なくとも1つの処理操作を実行するための手段を更に具備し、該少なくとも1つの処理操作は、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(Packet Data Convergence Protocol)(PDCP)ヘッダ再構成、暗号化パラメータの再計算、若しくはロバスト・ヘッダ圧縮(robust header compression)(RoHC)の再実行、の内の1又は複数を具備する、請求項26の装置。
  28. 廃棄のための該手段によって廃棄される該1又は複数のパケットと該それぞれの後続パケットはPDCPプロトコル・データ・ユニット(Protocol Data Unit)(PDU)を具備する、請求項26の装置。
  29. 該装置に関連付けられる送信機RoHCエンジンと予定された受信装置との間の同期の消失を伴わずに廃棄されることが出来る連続パケットの個数に基づいて、廃棄されるパケットの該閾値個数を選択するための手段を更に具備する、請求項26の装置。
  30. 選択するための該手段は、該装置によって通信されるそれぞれのパケットによって利用されるヘッダの型またはパケット・ロス若しくは同期消失に対する該装置の抵抗性の所望の水準の内の少なくとも1つに基づいて、廃棄されるパケットの該閾値個数を選択するための手段を具備する、請求項29の装置。
  31. 該装置に関連付けられるボコーダーの不連続伝送(discontinuous transmission)(DTX)サイクルの関数として、廃棄されるパケットの該閾値個数を選択するための手段を更に具備する、請求項26の装置。
  32. 該装置と予定された受信装置との間の暗号化同期の消失を伴わずに廃棄されることが出来る連続パケットの個数に基づいて、廃棄されるパケットの該閾値個数を選択するための手段を更に具備する、請求項26の装置。
  33. 選択するための該手段は、該装置による伝送のために利用されるPDCPシーケンス長さに基づいて、廃棄されるパケットの該閾値個数を選択するための手段を具備する、請求項32の装置。
  34. ヘッダ圧縮閾値、暗号化閾値、若しくはボコーダー閾値の内の少なくとも1つの関数として、廃棄されるパケットの該閾値個数を選択するための手段を更に具備する、請求項26の装置。
  35. 該装置は、連続して廃棄されるパケットの計数を初期化するための手段と、1又は複数のパケットを廃棄する場合連続して廃棄されるパケットの該計数をインクリメントするための手段、を更に具備し、そして
    判定するための該手段は、連続して廃棄されるパケットの該計数が廃棄されるパケットの該閾値個数を超えるかどうかを判定するための手段と、連続して廃棄されるパケットの該計数が廃棄されるパケットの該閾値個数を超えると判定する場合、連続して廃棄されるパケットの該計数をリセットするための手段と、を具備する、
    請求項26の装置。
  36. コンピュータ・プログラム製品であって、
    関連する廃棄タイマーの期限終了の場合コンピュータに1又は複数のパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(Packet Data Convergence Protocol)(PDCP)プロトコル・データ・ユニット(Protocol Data Units)(PDUs)を廃棄させるためのコード、
    該1又は複数のPDUを廃棄する場合廃棄されるPDUの閾値個数が到達されたかどうかをコンピュータに判定させるためのコード、及び
    該1又は複数のPDUを廃棄することに基づいて、廃棄されるPDUの該閾値個数は到達されなかったと判定する場合、それぞれの後続のPDUを再処理することなくコンピュータを先に進ませるためのコード
    を具備するコンピュータ可読媒体を具備する、コンピュータ・プログラム製品。
  37. 該コンピュータ可読媒体は、廃棄されるPDUの該閾値個数が到達されたと判定する場合それぞれの後続PDUに対して、少なくとも1つの処理操作をコンピュータに実行させるためのコードを更に具備し、該少なくとも1つの処理操作は、PDCPヘッダ再構成、暗号化パラメータの再計算、若しくはロバスト・ヘッダ圧縮(robust header compression)(RoHC)の再実行、の内の1又は複数を具備する、請求項36のコンピュータ・プログラム製品。
  38. 該コンピュータ可読媒体は、関連する送信機RoHCエンジンと予定された受信装置との間の同期の消失を伴わずに廃棄されることが出来る連続するPDUの個数に基づいて、廃棄されるPDUの該閾値個数をコンピュータに選択させるためのコードを更に具備する、請求項36のコンピュータ・プログラム製品。
  39. 廃棄されるPDUの該閾値個数をコンピュータに選択させるための該コードは、伝送のために指定されるそれぞれのPDUによって利用されるヘッダ型に基づいて、廃棄されるPDUの該閾値個数をコンピュータに選択させるためのコードを具備する、請求項38のコンピュータ・プログラム製品。
  40. 廃棄されるPDUの該閾値個数をコンピュータに選択させるための該コードは、PDUロス若しくは同期消失に対して抵抗性のある所望の水準に基づいて、廃棄されるPDUの該閾値個数をコンピュータに選択させるためのコードを具備する、請求項38のコンピュータ・プログラム製品。
  41. 該コンピュータ可読媒体は、関連するボコーダーの不連続伝送(discontinuous transmission)(DTX)サイクルの関数として、廃棄されるPDUの該閾値個数をコンピュータに選択させるためのコードを更に具備する、請求項36のコンピュータ・プログラム製品。
  42. 該コンピュータ可読媒体は、予定された受信装置との暗号化同期の消失を伴わずに廃棄されることが出来る連続PDUの個数に基づいて、廃棄されるPDUの該閾値個数をコンピュータに選択させるためのコードを更に具備する、請求項36のコンピュータ・プログラム製品。
  43. 廃棄されるPDUの該閾値個数をコンピュータに選択させるための該コードは、伝送のために利用されるPDCPシーケンス長さに基づいて、廃棄されるPDUの該閾値個数をコンピュータに選択させるためのコードを具備する、請求項42のコンピュータ・プログラム製品。
  44. 該コンピュータ可読媒体は、ヘッダ圧縮閾値パラメータ、暗号化閾値パラメータ、若しくはボコーダー閾値パラメータの内の少なくとも1つの関数として、廃棄されるPDUの該閾値個数をコンピュータに選択させるためのコードを更に具備する、請求項36のコンピュータ・プログラム製品。
  45. 該コンピュータ可読媒体は、連続して廃棄されるPDUの計数をコンピュータに初期化させるためのコードと1又は複数のPDUを廃棄する場合に連続して廃棄されるPDUの該計数をコンピュータにインクリメントさせるためのコード、を更に具備し、そして
    コンピュータに判定させるための該コードは、連続して廃棄されるPDUの該計数が廃棄されるPDUの該閾値個数を超えるかどうかをコンピュータに判定させるためのコードと、連続して廃棄されるPDUの該計数が廃棄されるPDUの該閾値個数を超えると判定する場合、連続して廃棄されるPDUの該計数をコンピュータにリセットさせるためのコード、を具備する
    請求項36のコンピュータ・プログラム製品。
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