JP2011529050A - フェニルピリジン単位を含む化合物 - Google Patents

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Abstract

次の式(I)を有する化合物は光電子デバイスで使用できる。式中、Rは各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基又はC〜C20脂環式基であり、aは各々独立に0〜4の範囲内の整数であり、bは0、1又は2であり、Arは直接結合或いはヘテロアリール、アリール、アルキル又はシクロアルキルであり、Arはヘテロアリール、アリール、アルキル又はシクロアルキルであり、cは1〜7の範囲内の整数であり、nは2〜4の範囲内の整数である。
【化1】
Figure 2011529050

【選択図】なし

Description

本発明は、一般的には化合物に関し、詳しくはフェニルピリジン単位を含む化合物及び同化合物を使用する光電子デバイスに関する。
電圧バイアスを受けた場合に発光する薄膜材料を使用する光電子デバイス(例えば、有機発光デバイス(OLED))は、ますますポピュラーな形態のフラットパネルディスプレイ技術になるものと予想される。これは、OLEDが携帯電話、パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA)、コンピューターディスプレイ、車両用情報ディスプレイ、テレビジョンモニター並びに一般照明用光源を含む多種多様の潜在的用途を有するからである。鮮明な色、広い視角、フルモーションビデオとの適合性、広い温度範囲、薄くてコンフォーマブルな形状因子、低い所要電力、及び低コスト製造プロセスの実現可能性を有するので、OLEDは陰極線管(CRT)及び液晶ディスプレイ(LCD)に対する未来の代替技術と見られている。また、高い視感度効率のため、OLEDはある種の用途のための白熱灯及び恐らくは蛍光灯にさえ取って代わる可能性を有すると見られている。
OLEDは、2つの対向する電極間に1以上の有機層を含んでなるサンドイッチ構造を有している。例えば、多層デバイスは、通常3以上の層、即ち正孔注入/輸送層、発光層及び電子輸送層(ETL)を含んでいる。さらに、正孔注入/輸送層は電子ブロック層として役立ち、ETLは正孔ブロック層として役立つことも好ましい。単層OLEDは、2つの対向する電極間にただ1つの材料層を含んでいる。
国際公開第2005/062676号パンフレット
一態様では、本発明は次の式Iを有する化合物に関する。
Figure 2011529050
式中、
は各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基又はC〜C20脂環式基であり、
aは各々独立に0〜4の範囲内の整数であり、
bは0、1又は2であり、
Arは直接結合或いはヘテロアリール、アリール、アルキル又はシクロアルキルであり、
Arはヘテロアリール、アリール、アルキル又はシクロアルキルであり、
cは1〜7の範囲内の整数であり、
nは2〜4の範囲内の整数である。
別の態様では、本発明は、式Iを有する1種以上の化合物を含んでなる光電子デバイス、特に該化合物が電子輸送層中に存在する光電子デバイスに関する。
式Iの化合物は光電子デバイス(例えば、有機発光デバイス(OLED))において有用な性質を有しており、特にその電子輸送層中に使用するのによく適している。
一態様では、本発明は次の式IIを有する化合物に関する。
Figure 2011529050
式I及び式IIの化合物に関しては、Arは直接結合及び以下のものから選択できる。
Figure 2011529050
式中、Rは各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基、C〜C20脂環式基、アリール基又はヘテロアリール基である。
Arとして使用できる基の例には、以下のものがある。
Figure 2011529050
式中、Rは各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基、C〜C20脂環式基、アリール基又はヘテロアリール基であり、dは0〜5の範囲内の整数である。
特定の実施形態では、Arは以下のものから選択できる。
Figure 2011529050
特定の実施形態では、Ar及びArは以下のものから独立に選択される。
Figure 2011529050
若干の実施形態では、Ar及びArは以下のものから独立に選択される。
Figure 2011529050
一態様では、式Iの化合物は以下のものである。
Figure 2011529050
式中、Rは各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基、C〜C20脂環式基、アリール基又はヘテロアリール基であり、eは0〜3の範囲内の整数であり、mは1〜7の範囲内の整数である。
別の態様では、式Iの化合物は以下のものである。
Figure 2011529050
別の態様では、式Iの化合物は以下のものである。
Figure 2011529050
特定の実施形態では、該化合物は以下のものである。
Figure 2011529050
さらに別の態様では、該化合物は以下のものである。
Figure 2011529050
化合物の例には、以下のものがある。
Figure 2011529050
特定の実施形態では、式Iの化合物は以下のものから選択される。
Figure 2011529050
式I及び式IIの化合物を含む芳香族ホウ素化合物は、空気及び/又は水の存在下で不安定になることがある。ホウ素原子に隣接した置換基を有する化合物は、これらの条件下で安定性の向上を示すことが報告されている(JACS,vol.120,page 10776(1998))。したがって、場合によっては、ホウ素原子に対する一方又は両方のオルト位に置換基を有する式I及び式IIの化合物を使用するのが望ましいことがある。オルト置換基は、任意の芳香族基、脂肪族基又は脂環式基、特にアルキル基、さらには特にメチル基であり得る。
本発明のデバイスの耐久性は、フェニルピリジル基のピリジル基がフェニル環に結合する仕方によって影響を受けることがある。場合によっては、デバイスの耐久性はピリジル基が窒素原子に対するメタ位に結合した場合に向上することがある。
式I及び式IIの化合物は、スズキクロスカップリング反応を使用することで製造できる。スズキクロスカップリング反応のための一般的手順は、塩基及びPd触媒の存在下において、適当な溶媒中でハロゲン化アリール及びホウ酸アリール(又はボロン酸)を混合することを含んでいる。反応混合物を不活性雰囲気下で一定時間加熱する。好適な溶媒には、特に限定されないが、ジオキサン、THF、EtOH、トルエン及びこれらの混合物がある。例示的な塩基には、NaCO、KCO、CsCO、リン酸カリウム及びこれらの水和物がある。塩基は、固体粉末又は水溶液として反応物に添加できる。最も普通に使用される触媒には、Pd(PPh)、或いは二次リガンドの添加を伴うPd(OAc)又はPd(dba)がある。例示的なリガンドには、下記に示す構造III〜VII(式中、Cyはシクロヘキシルである。)のようなジアルキルホスフィノビフェニルリガンドがある。
Figure 2011529050
一般に、ハロゲン化アリールを対応するホウ酸アリールに転化させるために使用できる方法は少なくとも2つ存在する。1つの方法は、BuLiを用いてリチウム−ハロゲン交換を行わせるか又はMgを用いてグリニャール試薬を生成させることでカルボアニオンを生成させ、次いでホウ酸トリメチル、ホウ酸トリエチル又はホウ酸トリ(イソプロピル)などのホウ酸エステルでカルボアニオンを奪活することを含んでいる。典型的な手順は、無水の不活性条件下においてTHF又はジエチルエーテルのような乾燥溶媒中で出発原料を合わせることを含んでいる。反応物を−100℃又は−80℃に冷却し、BuLiを滴下し、この温度で一定時間(1〜5時間)撹拌する。その後、中間体カルボアニオンを適当なホウ酸エステルで奪活する。反応混合物を室温(RT)まで放温し、RTで30分間撹拌した後、混合物を飽和NHCl溶液(0.5mL)で処理し、濃縮乾固して粗生成物を得る。
第2の方法は、Pdで触媒されるポリル化を使用する。典型的な手順は、乾燥した不活性雰囲気条件下でハロゲン化アリール、ピナコレートジボラン、無水塩基及びジアルキルホスフィノビフェニルリガンドを合わせることを含んでいる。フラスコを大気から防護し、無水溶媒を仕込む。溶液を15〜30分間脱気した後、反応混合物にPd触媒を仕込み、出発ハロゲン化アリールの消失をモニターしながら長時間還流加熱する。その後、反応混合物をRTに冷却して濾過する。濃縮すると、粗反応生成物が得られる。例示的な無水塩基には、NaHCO、KHCO及びKOAc、特にKOAcがある。例示的なリガンドには、構造III〜VIIのようなジアルキルホスフィノビフェニルリガンド及びトランス−ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)がある。
光電子デバイス(例えば、OLED)は、通例、最も簡単な場合には陽極層、対応する陰極層、及び前記陽極と前記陰極との間に配設された有機エレクトロルミネセント層を含んでいる。電極間に電圧バイアスを印加した場合、陰極からエレクトロルミネセント層中に電子が注入されると共に、エレクトロルミネセント層から陽極に電子が除去される(又は陽極からエレクトロルミネセント層中に「正孔」が「注入」される)。エレクトロルミネセント層中で正孔が電子と結合して一重項又は三重項励起子を形成する際に発光が起こると共に、一重項及び/又は三重項励起子が放射崩壊によって基底状態に戻る際にも発光が起こる。
陽極、陰極及び発光材料に加えてOLED中に存在し得る他の構成要素には、正孔注入層、電子注入層及び電子輸送層がある。電子輸送層は陰極に接触している必要はなく、多くの場合に電子輸送層は正孔が陰極に向かって移動するのを防止するための正孔ブロック層としても役立つ。有機発光デバイス中に存在し得る追加の構成要素には、正孔輸送層、正孔輸送発光層及び電子輸送発光層がある。
一実施形態では、本発明の化合物を含むOLEDは、一重項発光体を含む蛍光OLEDであり得る。別の実施形態では、本発明の化合物を含むOLEDは、1種以上の三重項発光体を含むりん光OLEDであり得る。別の実施形態では、本発明の化合物を含むOLEDは、1種以上の一重項発光体及び1種以上の三重項発光体を含んでいる。本発明の化合物を含むOLEDは、Ir、Os及びPtのような遷移金属の錯体をはじめとする、青色、黄色、オレンジ色及び赤色りん光色素の1種以上、そのいずれか1種又はその組合せを含み得る。特に、American Dye Source,Inc.(ケベック、カナダ)から供給されるもののようなエレクトロホスホレセント又はエレクトロフルオセント金属錯体が使用できる。式I及び式IIの化合物は、OLEDの発光層又は正孔輸送層又は電子輸送層又は電子注入層或いはこれらの任意の組合せの一部であり得る。
有機エレクトロルミネセント層(即ち、発光層)は、動作時に電子及び正孔の両方を実質的な濃度で含み、励起子形成及び発光のための部位を提供する有機発光デバイス中の層である。正孔注入層は、陽極に接触していて陽極からOLEDの内層への正孔注入を促進する層であり、電子注入層は、陰極に接触していて陰極からOLED中への電子注入を促進する層であり、電子輸送層は、陰極及び/又は電子注入層から電荷再結合部位への電子伝導を容易にする層である。電子輸送層を含む有機発光デバイスの動作中には、電子輸送層中に存在する電荷キャリヤー(即ち、正孔及び電子)の大部分は電子であり、発光層中に存在する正孔及び電子の再結合を通じて発光が起こり得る。正孔輸送層は、OLEDの動作時に陽極及び/又は正孔注入層から電荷再結合部位への正孔伝導を容易にすると共に、陽極に直接接触している必要はない層である。正孔輸送発光層は、OLEDの動作時に電荷再結合部位への正孔伝導を容易にすると共に、電荷キャリヤーの大部分が正孔であり、残留電子との再結合によってばかりでなくデバイス中の他の場所にある電荷再結合ゾーンからのエネルギー移行によっても発光が起こる層である。電子輸送発光層は、OLEDの動作時に電荷再結合部位への電子伝導を容易にすると共に、電荷キャリヤーの大部分が電子であり、残留正孔との再結合によってばかりでなくデバイス中の他の場所にある電荷再結合ゾーンからのエネルギー移行によっても発光が起こる層である。
陽極として使用するのに適した材料には、四点プローブ技法で測定して好ましくは約1000オーム/平方のバルク抵抗率を有する材料がある。陽極としては、酸化インジウムスズ(ITO)がしばしば使用される。これは、ITOが光の透過に対して実質的に透明であり、したがって電気活性有機層から放出された光の脱出を容易にするからである。陽極層として使用できる他の材料には、酸化スズ、酸化インジウム、酸化亜鉛、酸化インジウム亜鉛、酸化亜鉛インジウムスズ、酸化アンチモン及びこれらの混合物がある。
陰極として使用するのに適した材料には、特に限定されないが、負電荷キャリヤー(電子)をOLEDの内層に注入できる金属及びITOなどの金属酸化物を含む一般導電体がある。陰極20として使用するのに適した各種の金属には、K、Li、Na、Cs、Mg、Ca、Sr、Ba、Al、Ag、Au、In、Sn、Zn、Zr、Sc、Y、ランタニド系列の元素、これらの合金及びこれらの混合物がある。陰極層として使用するのに適した合金材料には、Ag−Mg、Al−Li、In−Mg、Al−Ca及びAl−Au合金がある。層状の非合金構造体、例えばカルシウムのような金属又はLiFのような金属フッ化物の薄層をアルミニウム又は銀のような金属の厚い層で覆ったものも、陰極として使用できる。特に、陰極はただ1種の金属(とりわけ、アルミニウム金属)からなり得る。
式I及び式IIの化合物は、ポリ(9,9−ジオクチルフルオレン)、トリス(8−ヒドロキシキノラト)アルミニウム(Alq)、2,9−ジメチル−4,7−ジフェニル−1,1−フェナントロリン、4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン、2−(4−ビフェニリル)−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、3−(4−ビフェニリル)−4−フェニル−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,2,4−トリアゾール、1,3,4−オキサジアゾール含有ポリマー、1,3,4−トリアゾール含有ポリマー、キノキサリン含有ポリマー及びシアノPPVのような旧来の材料の代わりに又はそれに加えて電子輸送層中に使用できる。
正孔輸送層中に使用するのに適した材料には、1,1−ビス((ジ−4−トリルアミノ)フェニル)シクロヘキサン、N,N'−ビス(4−メチルフェニル)−N,N'−ビス(4−エチルフェニル)−(1,1'−(3,3'−ジメチル)ビフェニル)−4,4'−ジアミン、テトラキス(3−メチルフェニル)−N,N,N',N'−2,5−フェニレンジアミン、フェニル−4−N,N−ジフェニルアミノスチレン、p−(ジエチルアミノ)ベンズアルデヒドジフェニルヒドラゾン、トリフェニルアミン、1−フェニル−3−(p−(ジエチルアミノ)スチリル)−5−(p−(ジエチルアミノ)フェニル)ピラゾリン、1,2−trans−ビス(9H−カルバゾール−9−イル)シクロブタン、N,N,N',N'−テトラキス(4−メチルフェニル)−(1,1'−ビフェニル)−4,4'−ジアミン、銅フタロシアニン、ポリビニルカルバゾール、(フェニルメチル)ポリシラン、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)、ポリアニリン、ポリビニルカルバゾール、トリアリールジアミン、テトラフェニルジアミン、芳香族第三アミン、ヒドラゾン誘導体、カルバゾール誘導体、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、アミノ基を有するオキサジアゾール誘導体、及び米国特許第6,023,371号に開示されているようなポリチオフェンがある。式I及び式IIの化合物は、上述の材料に加えて及び/又はその代わりに使用できる。
発光層中に使用するのに適した材料には、ポリフルオレン、好ましくはポリ(9,9−ジオクチルフルオレン)及びそのコポリマー(例えば、ポリ(9,9’−ジオクチルフルオレン−コ−ビス−N,N’−(4−ブチルフェニル)ジフェニルアミン)(F8−TFB))、ポリ(ビニルカルバゾール)及びポリフェニレンビニレン並びにその誘導体のようなエレクトロルミネセントポリマーがある。加えて、発光層は、青色、黄色、オレンジ色、緑色又は赤色りん光色素又は金属錯体或いはこれらの組合せを含み得る。りん光色素として使用するのに適した材料には、特に限定されないが、トリス(1−フェニルイソキノリン)イリジウム(III)(赤色色素)、トリス(2−フェニルピリジン)イリジウム(緑色色素)及びイリジウム(III)ビス(2−(4,6−ジフルオロフェニル)ピリジナト−N,C2)(青色色素)がある。ADS社(American Dye Source,Inc.)から商業的に入手可能なエレクトロフルオセント及びエレクトロホスホレセント金属錯体も使用できる。ADS緑色色素には、ADS060GE、ADS061GE、ADS063GE、ADS066GE、ADS078GE及びADS090GEがある。ADS青色色素には、ADS064BE、ADS065BE及びADS070BEがある。ADS赤色色素には、ADS067RE、ADS068RE、ADS069RE、ADS075RE、ADS076RE、ADS067RE及びADS077REがある。
式I及び式IIの化合物は、電子輸送層又は電子注入層又は発光層の一部をなし得る。かくして、一態様では、本発明は式I及び式IIの化合物を含む一層効率的な光電子デバイス(例えば、OLED)に関する。かかるOLEDは、青色、黄色、オレンジ色及び赤色りん光色素の1種以上、そのいずれか1種又はその組合せを含むりん光性のものであり得る。
定義
本明細書中で使用する「芳香族基」という用語は、1以上の芳香族原子団を含む原子価1以上の原子配列をいう。1以上の芳香族原子団を含む原子価1以上の原子配列は、窒素、硫黄、セレン、ケイ素及び酸素のようなヘテロ原子を含んでいてもよく、或いは炭素及び水素のみから構成されていてもよい。本明細書中で使用する「芳香族基」という用語は、特に限定されないが、フェニル基、ピリジル基、フラニル基、チエニル基、ナフチル基、フェニレン基及びビフェニル基を包含する。上述の通り、芳香族基は1以上の芳香族原子団を含む。芳香族原子団は常に4n+2(式中、「n」は1以上の整数である。)の「非局在化」電子を有する環状構造であり、フェニル基(n=1)、チエニル基(n=1)、フラニル基(n=1)、ナフチル基(n=2)、アズレニル基(n=2)及びアントラセニル基(n=3)で例示される。芳香族基はまた、非芳香族成分を含んでいてもよい。例えば、ベンジル基はフェニル環(芳香族原子団)及びメチレン基(非芳香族成分)からなる芳香族基である。同様に、テトラヒドロナフチル基は芳香族原子団(C)が非芳香族成分−(CH)−に縮合してなる芳香族基である。便宜上、本明細書中での「芳香族基」という用語は、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロアルキル基、ハロ芳香族基、共役ジエニル基、アルコール基、エーテル基、アルデヒド基、ケトン基、カルボン酸基、アシル基(例えば、エステルやアミドのようなカルボン酸誘導体)、アミン基、ニトロ基などの広範囲の官能基を含むものと定義される。例えば、4−メチルフェニル基はメチル基を含むC芳香族基であり、メチル基がアルキル基である官能基である。同様に、2−ニトロフェニル基はニトロ基を含むC芳香族基であり、ニトロ基が官能基である。芳香族基は、4−トリフルオロメチルフェニル、ヘキサフルオロイソプロピリデンビス(4−フェン−1−イルオキシ)(即ち、−OPhC(CF)PhO−)、4−クロロメチルフェン−1−イル、3−トリフルオロビニル−2−チエニル、3−トリクロロメチルフェン−1−イル(即ち、3−CClPh−)、4−(3−ブロモプロプ−1−イル)フェン−1−イル(即ち、4−BrCHCHCHPh−)などのハロゲン化芳香族基を包含する。芳香族基のさらに他の例には、4−アリルオキシフェン−1−オキシ、4−アミノフェン−1−イル(即ち、4−HNPh−)、3−アミノカルボニルフェン−1−イル(即ち、NHCOPh−)、4−ベンゾイルフェン−1−イル、ジシアノメチリデンビス(4−フェン−1−イルオキシ)(即ち、−OPhC(CN)PhO−)、3−メチルフェン−1−イル、メチレンビス(4−フェン−1−イルオキシ)(即ち、−OPhCHPhO−)、2−エチルフェン−1−イル、フェニルエテニル、3−ホルミル−2−チエニル、2−ヘキシル−5−フラニル、ヘキサメチレン−1,6−ビス(4−フェン−1−イルオキシ)(即ち、−OPh(CH)PhO−)、4−ヒドロキシメチルフェン−1−イル(即ち、4−HOCHPh−)、4−メルカプトメチルフェン−1−イル(即ち、4−HSCHPh−)、4−メチルチオフェン−1−イル(即ち、4−CHSPh−)、3−メトキシフェン−1−イル、2−メトキシカルボニルフェン−1−イルオキシ(例えば、メチルサリチル)、2−ニトロメチルフェン−1−イル(即ち、2−NOCHPh)、3−トリメチルシリルフェン−1−イル、4−t−ブチルジメチルシリルフェン−1−イル、4−ビニルフェン−1−イル、ビニリデンビス(フェニル)などがある。「C〜C10芳香族基」という用語は、3以上で10以下の炭素原子を含む芳香族基を包含する。芳香族基1−イミダゾリル(C−)はC芳香族基を代表する。ベンジル基(C−)はC芳香族基を代表する。
本明細書中で使用する「脂環式基」という用語は、環状であるが芳香族でない原子配列を含む原子価1以上の基をいう。本明細書中で定義される「脂環式基」は、芳香族原子団を含まない。「脂環式基」は1以上の非環式成分を含んでいてもよい。例えば、シクロヘキシルメチル基(C11CH−)は、シクロヘキシル環(環状であるが芳香族でない原子配列)及びメチレン基(非環式成分)からなる脂環式基である。脂環式基は、窒素、硫黄、セレン、ケイ素及び酸素のようなヘテロ原子を含んでいてもよく、或いは炭素及び水素のみから構成されていてもよい。便宜上、本明細書中での「脂環式基」という用語は、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロアルキル基、共役ジエニル基、アルコール基、エーテル基、アルデヒド基、ケトン基、カルボン酸基、アシル基(例えば、エステルやアミドのようなカルボン酸誘導体)、アミン基、ニトロ基などの広範囲の官能基を含むものと定義される。例えば、4−メチルシクロペント−1−イル基はメチル基を含むC脂環式基であり、メチル基がアルキル基である官能基である。同様に、2−ニトロシクロブト−1−イル基はニトロ基を含むC脂環式基であり、ニトロ基が官能基である。脂環式基は、同一又は相異なるものであってよい1以上のハロゲン原子を含み得る。ハロゲン原子には、例えば、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素がある。1以上のハロゲン原子を含む脂環式基には、2−トリフルオロメチルシクロヘキス−1−イル、4−ブロモジフルオロメチルシクロオクト−1−イル、2−クロロジフルオロメチルシクロヘキス−1−イル、ヘキサフルオロイソプロピリデン−2,2−ビス(シクロヘキス−4−イル)(即ち、−C10C(CF)10−)、2−クロロメチルシクロヘキス−1−イル、3−ジフルオロメチレンシクロヘキス−1−イル、4−トリクロロメチルシクロヘキス−1−イルオキシ、4−ブロモジクロロメチルシクロヘキス−1−イルチオ、2−ブロモエチルシクロペント−1−イル、2−ブロモプロピルシクロヘキス−1−イルオキシ(例えば、CHCHBrCH10O−)などがある。脂環式基のさらに他の例には、4−アリルオキシシクロヘキス−1−イル、4−アミノシクロヘキス−1−イル(即ち、HNC10−)、4−アミノカルボニルシクロペント−1−イル(即ち、NHCOC−)、4−アセチルオキシシクロヘキス−1−イル、2,2−ジシアノイソプロピリデンビス(シクロヘキス−4−イルオキシ)(即ち、−OC10C(CN)10O−)、3−メチルシクロヘキス−1−イル、メチレンビス(シクロヘキス−4−イルオキシ)(即ち、−OC10CH10O−)、1−エチルシクロブト−1−イル、シクロプロピルエテニル、3−ホルミル−2−テトラヒドロフラニル、2−ヘキシル−5−テトラヒドロフラニル、ヘキサメチレン−1,6−ビス(シクロヘキス−4−イルオキシ)(即ち、−OC10(CH)10O−)、4−ヒドロキシメチルシクロヘキス−1−イル(即ち、4−HOCH10−)、4−メルカプトメチルシクロヘキス−1−イル(即ち、4−HSCH10−)、4−メチルチオシクロヘキス−1−イル(即ち、4−CHSC10−)、4−メトキシシクロヘキス−1−イル、2−メトキシカルボニルシクロヘキス−1−イルオキシ(2−CHOCOC10O−)、4−ニトロメチルシクロヘキス−1−イル(即ち、NOCH10−)、3−トリメチルシリルシクロヘキス−1−イル、2−t−ブチルジメチルシリルシクロペント−1−イル、4−トリメトキシシリルエチルシクロヘキス−1−イル(例えば、(CHO)SiCHCH10−)、4−ビニルシクロヘキセン−1−イル、ビニリデンビス(シクロヘキシル)などがある。「C〜C10脂環式基」という用語は、3以上で10以下の炭素原子を含む脂環式基を包含する。脂環式基2−テトラヒドロフラニル(CO−)はC脂環式基を代表する。シクロヘキシルメチル基(C11CH−)はC脂環式基を代表する。
本明細書中で使用する「脂肪族基」という用語は、環状でない線状又は枝分れ原子配列からなる原子価1以上の有機基をいう。脂肪族基は1以上の炭素原子を含むものと定義される。脂肪族基をなす原子配列は、窒素、硫黄、ケイ素、セレン及び酸素のようなヘテロ原子を含んでいてもよく、或いは炭素及び水素のみから構成されていてもよい。便宜上、本明細書中での「脂肪族基」という用語は、「環状でない線状又は枝分れ原子配列」の一部として、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロアルキル基、共役ジエニル基、アルコール基、エーテル基、アルデヒド基、ケトン基、カルボン酸基、アシル基(例えば、エステルやアミドのようなカルボン酸誘導体)、アミン基、ニトロ基などの広範囲の官能基で置換された有機基を含むものと定義される。例えば、4−メチルペント−1−イル基はメチル基を含むC脂肪族基であり、メチル基がアルキル基である官能基である。同様に、4−ニトロブト−1−イル基はニトロ基を含むC脂肪族基であり、ニトロ基が官能基である。脂肪族基は、同一又は相異なるものであってよい1以上のハロゲン原子を含むハロアルキル基であり得る。ハロゲン原子には、例えば、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素がある。1以上のハロゲン原子を含む脂肪族基には、ハロゲン化アルキルであるトリフルオロメチル、ブロモジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、ヘキサフルオロイソプロピリデン、クロロメチル、ジフルオロビニリデン、トリクロロメチル、ブロモジクロロメチル、ブロモエチル、2−ブロモトリメチレン(例えば、−CHCHBrCH−)などがある。脂肪族基のさらに他の例には、アリル、アミノカルボニル(即ち、−CONH)、カルボニル、2,2−ジシアノイソプロピリデン(即ち、−CHC(CN)CH−)、メチル(即ち、−CH)、メチレン(即ち、−CH−)、エチル、エチレン、ホルミル(即ち、−CHO)、ヘキシル、ヘキサメチレン、ヒドロキシメチル(即ち、−CHOH)、メルカプトメチル(即ち、−CHSH)、メチルチオ(即ち、−SCH)、メチルチオメチル(即ち、−CHSCH)、メトキシ、メトキシカルボニル(即ち、CHOCO−)、ニトロメチル(即ち、−CHNO)、チオカルボニル、トリメチルシリル(即ち、(CH)Si−)、t−ブチルジメチルシリル、3−トリメトキシシリルプロピル(即ち、(CHO)SiCHCHCH−)、ビニル、ビニリデンなどがある。さらに他の例としては、C〜C10脂肪族基は1以上で10以下の炭素原子を含む。メチル基(即ち、CH−)はC脂肪族基の例である。デシル基(即ち、CH(CH)−)はC10脂肪族基の例である。
本明細書中で使用する「ヘテロアリール」という用語は、芳香環の1以上の炭素原子が窒素、酸素、ホウ素、セレン、リン、ケイ素又は硫黄のようなヘテロ原子で置き換えられた芳香環又は不飽和環をいう。ヘテロアリールは、単一の芳香環、複数の芳香環、又は1以上の非芳香環と結合した1以上の芳香環であり得る構造をいう。複数の環を有する構造では、環は互いに縮合していてもよく、共有結合していてもよく、或いはエーテル部分、メチレン部分又はエチレン部分のような共通の基に結合していてもよい。共通の結合基はまた、フェニルピリジルケトンの場合のようにカルボニルであってもよい。本明細書中で使用する場合、チオフェン、ピリジン、イソキサゾール、ピラゾール、ピロール、フランなどの環又はこれらの環のベンゾ縮合類似体は、「ヘテロアリール」という用語によって定義される。
本明細書中で使用する「アリール」という用語は、単一の芳香環又は複数の芳香環であり得る芳香族置換基をいう。複数の芳香環は互いに縮合しているか、共有結合しているか、或いはエーテル部分、メチレン部分又はエチレン部分のような共通の基に結合している。芳香環としては、特にフェニル、ナフチル、アントラセニル及びビフェニルが挙げられる。特定の実施形態では、アリールは1〜200の炭素原子、1〜50の炭素原子、又は1〜20の炭素原子を有する。
本明細書中で使用する「アルキル」という用語は、枝分れ又は枝なしで飽和又は不飽和の非環状炭化水素基である。好適なアルキル基には、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、2−プロペニル(又はアリル)、ビニル、n−ブチル、t−ブチル、イソブチル(又は2−メチルプロピル)などがある。特定の実施形態では、アルキルは1〜200の炭素原子、1〜50の炭素原子、又は1〜20の炭素原子を有する。
本明細書中で使用する「シクロアルキル」という用語は、単一の環又は複数の縮合環を有する飽和又は不飽和の環状非芳香族炭化水素基である。好適なシクロアルキル基には、例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロオクテニル、ビシクロオクチルなどがある。特定の実施形態では、シクロアルキルは3〜200の炭素原子、3〜50の炭素原子、又は3〜20の炭素原子を有する。
本明細書中に記載される任意の数値は、低い値と高い値との間に少なくとも2単位のひらきがあれば、低い値から高い値まで1単位ずつ大きくなる値をすべて含む。例えば、成分の量又はプロセス変量(例えば、温度、圧力、時間など)の値が1〜90、好ましくは20〜80、さらに好ましくは30〜70であると述べられた場合、本明細書中には15〜85、22〜68、43〜51、30〜32などの値が明記されたものと想定されている。1より小さい値については、1単位は場合に応じて0.0001、0.001、0.01または0.1であると考えられる。これらは明確に意図しているものの例示に過ぎず、記載された最低値と最高値の間の数値の可能な組合せはすべて、本願において同様に明記されていると考えるべきである。
実施例1〜11は、本発明の化合物及びこれらを製造する際に使用した中間体の合成法を記載している。すべての試薬は、特記しない限り、Aldrich Chemical Co.(ミルウォーキー、米国ウィスコンシン州)及びAcros Organics社から購入し、それ以上精製せずに使用した。すべての化合物はH−NMRによって特性決定し、示された構造に対応することが判明した。
実施例1:化合物1の合成
Figure 2011529050
50mLの三つ口丸底フラスコに、0.6g(1mmol)の化合物5(正確な質量:600.23)、0.2511g(0.4998mmol、純度97%)の9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ビス(トリメチレン−ボレート)(正確な質量:502.34)、10.2mg(0.045mmol)のPd(OAc)、66mg(0.16mmol)の2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル(使用前にアセトンから再結晶した)、11.1g(15mmol)のテトラエチルアンモニウムヒドロキシド(20wt%水溶液)及び35mLのトルエンを仕込んだ。混合物を脱気し、Arで3回パージした。フラスコをAr雰囲気下に保ちながら、撹拌及び加熱を開始し、75℃で48時間継続した。次いで、溶液を室温に放冷し、水(20mL)を添加した。有機層を分離し、水性相を廃棄した。有機相を水(30mL×2)及びブライン(30mL×1)で洗浄し、NaSO上で乾燥した。次いで、溶液を濃縮し、40gのシリカゲルカラム及び酢酸エチル/ヘキサン80〜100%溶離溶媒を使用するTeledyne Isco COMBIFLASH(登録商標)液体クロマトグラフィーシステムによって精製した。このプロセスを3回繰り返して最終生成物(正確な質量:1374.88)を得た。H NMR(CDCl):8.57(ブロード二重線,4H)、8.35(m,4H)、7.71(ブロード三重線,2H)、7.48及び7.37(ブロード多重線,8H)、6.95(ブロード多重線,10H)、1.98(多重線,58H)、1.0(ブロード,12H)、0.76(t,2H)、0.66(ブロード多重線,8H)。Maldi(M+=1375.7616)。
実施例2:化合物5の合成
Figure 2011529050
フラスコ内において、トリス(ブロモメシチル)ボラン(6)(11.1g、18.4mmol)及び7.57gの3−ピリジルボロン酸ピナコールエステル(36.9mmol)を20mLのNaCO溶液(2N)と共に50mLのジオキサンに添加した。フラスコを排気し、アルゴンで3回パージした。次いで、160mgのPd(PPh)を添加し、フラスコを排気し、アルゴンで3回パージした。反応混合物を90℃で48時間加熱した。反応物を室温に冷却した後、回転蒸発によってジオキサンを除去した。残留物をCHCl(50mL)に再溶解し、水(50mL×2)及びブライン(50mL)で抽出し、無水MgSO上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をさらに、EtOAc/Hex(0〜100%)を溶離溶媒として使用しながらシリカゲル上で精製した。35%、60%及び100%EtOAcで、それぞれモノ付加物、ジ付加物及びトリ付加物を集めた。二置換生成物に関するH NMR:H(CDCl,RT)8.56(m,2H)、8.34(m,2H)、7.45(m,2H)、7.34(m,2H)、6.90(m,3H)、2.4−1.62(複数の多重線,27H)。
実施例3:化合物6の合成
Figure 2011529050
乾燥EtO(400mL)中の2,4−ジブロモメシチレン(13.9g、50mmol)溶液に、n−BuLiのヘキサン溶液(1.6M、31.25mL、50mmol)を−78℃で滴下した。反応混合物を0℃まで放温し、20分間撹拌した。混合物にBF・OEt(2.0mL、15.8mmol)を−78℃で添加した。反応混合物を1時間かけて室温まで温め、一晩撹拌した。水の添加後、混合物をEtOで抽出した。抽出液をブラインで洗浄し、無水MgSO上で乾燥し、減圧下で濃縮することで、黄色がかった油状物を得た。残留物をEtOに溶解し、MeOHを添加した。一晩にわたり、溶媒を蒸発させ、結晶を生成させた。白色の結晶を吸引濾過によって集め、MeOHで洗浄して化合物6(4.53g、収率47.7%)を得た。H(テトラクロロエタン−d,120℃)6.9(s,3H)、1.8(s,9H)、1.5(s,9H)、1.3(s,9H)。H(テトラクロロエタン−d,30℃)、6.9(bs+s,3H)、1.8(s,9H)、1.59(d,4.5H)、1.48(d,4.5H)、1.35(d,4.5H)、1.15(d,4.5H)。13C(テトラクロロエタン−d,120℃)146.2、139.8、139.7、138.9、131.0、126.9、24.4、24.3、24.4。
実施例4:化合物2の合成
Figure 2011529050
ジブロモ−p−キシレンを使用前にトルエンから再結晶した。化合物7(0.2g、0.26mmol)を15mLのトルエンに溶解し、共沸的に乾燥した。次いで、0.0316g(0.12mmol)のジブロモ−p−キシレンを一つまみのテトラブチルアンモニウムヨージドと共に添加した。反応物を一晩還流した。2日目、冷却後にトルエンを10mLの水で抽出し、NaSO上で乾燥した。回転蒸発後に粗生成物を得た。12gのシリカゲルカラム及びTHF/ヘキサン30〜100%溶離溶媒を使用するTeledyne Isco COMBIFLASH(登録商標)液体クロマトグラフィーシステムによって粗生成物を精製することで、化合物2(正確な質量:1566.90)を得た。H(CDCl)δ 8.54(dd,4H)、8.39−8.24(m,4H)、7.51−7.41(ブロードm,4H)、7.41−7.30(ブロードm,6H)、7.25−7.13(m,4H)、7.09(t,4H)、6.78(t,4H)、6.99−6.81(10H)、5.06(ブロードd,4H)、2.16−1.90(m,42H)、1.86−1.61(m,24H)、Maldi(M=1568.7839)。
実施例5:化合物7の合成
Figure 2011529050
化合物8(0.53g、0.7236mmol)をメタノールに溶解し、メタノール中のナトリウムメトキシド(0.48〜0.52M)1.39mLを添加した。室温で1時間撹拌した後、試料を採取し、回転蒸発を用いてメタノールを除去した後にDMSO中での1Hによって分析した。ナトリウムメトキシドのメタノール溶液0.18μLを添加した。さらに1時間撹拌した後、溶液を蒸発させ、次の段階のためにNでパージしたグローブボックス内で貯蔵した。H(DMSO)δ 8.53(ブロード二重線,2H)、8.24(ブロードm,2H)、7.46(m,4H)、7.21(m,2H)、6.41(m,7H)、6.65(t,2H)、1.97(m,21H)、1.68(m,12H)。
実施例6:化合物8の合成
Figure 2011529050
50mLの三つ口丸底フラスコに、3.08g(4.97mmol)の化合物5、1.84gのBPAボロンエステル(5.4mmol)、8.4mg(0.037mmol)のPd(OAc)、54.56mg(0.13mmol)の2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル(使用前にアセトンから再結晶した)、9.17g(12.5mmol)のテトラエチルアンモニウムヒドロキシド(20wt%水溶液)、9.17gの水及び50mLのトルエンを仕込んだ。混合物を脱気し、Arで3回パージした。フラスコをAr雰囲気下に保ちながら、撹拌及び加熱を開始し、75℃で20時間継続した。次いで、溶液を室温に放冷し、水(20mL)を添加した。有機層を分離し、水性相を廃棄した。有機相を水(50mL×2)及びブライン(50mL×1)で洗浄し、NaSO上で乾燥した。次いで、溶液を濃縮し、120g(×2)のシリカゲルカラム及び酢酸エチル/ヘキサン0〜100%溶離溶媒を使用するTeledyne Isco COMBIFLASH(登録商標)液体クロマトグラフィーシステムによって精製した。H(DMSO)δ 9.20(s,1H,OH)、8.53(ブロード二重線,2H)、8.24(ブロードm,2H)、7.46(m,4H)、7.21(m,2H)、6.41(m,7H)、6.65(t,2H)、1.97(m,21H)、1.68(m,12H)。
実施例7:化合物3の合成
Figure 2011529050
化合物8(0.5208g、0.7099mmol)を0.02gのNaH(0.83mmol)と共に20mLのTHFに添加した。室温で1時間撹拌した後、0.078g(0.21mmol)のトリブロモメシチレンを添加した。反応物を窒素下で一晩還流した。濃縮後、12gのシリカゲルカラム及びTHF/ヘキサン30〜100%溶離溶媒を使用するTeledyne Isco COMBIFLASH(登録商標)液体クロマトグラフィーシステムによって粗生成物を精製した。H(CDCl)δ 8.52(d,6H)、8.30(m,6H)、7.49−7.37(ブロードm,6H)、7.36−7.26(ブロードm,6H)、7.26−7.09(ブロードm,9H)、7.06(t,3H)、6.86(ブロードm,17.63H)、6.70(t,2H)、5.03(ブロードs,6H)、2.16−1.90(m,63H)、1.86−1.61(m,36H)。Maldi(M=2312.5358)。
実施例8:化合物9の合成
Figure 2011529050
2g(16.6mmol)のメシチレン、9g(0.05mol)のNBS、0.088gの過酸化ベンゾイル(BPO)及び50mLのベンゼンを含む溶液を加熱還流して反応を開始させた。次いで、反応物を一晩還流し、室温に放冷した。濾過後、濾液を水で洗浄し、NaSO上で乾燥した。濃縮によって無色の結晶を得た。この粗生成物をエタノール/ヘキサン(1:1)から2回再結晶し、0.85gの生成物を得た。H(CDCl)δ 7.38(s,3H)、4.47(s,6H)。
実施例9:化合物4の合成
Figure 2011529050
三つ口丸底フラスコ内において、化合物10(0.80g、1.30mmol、6.9eqv.)及び0.1185g(0.1883mmol、1.0eqv.)のシリレートテトラフェノールを室温で合わせた。このフラスコに、10mLの無水DMF及び3mLの無水トルエンを添加した。フラスコをアルゴン流下で130℃に加熱した。トルエンの除去後、極めて少量の無水CsF(0.1g)を添加した。温度を140℃に上昇させた。反応をシリカゲルTLC(THF/Hex=1/1〜3/1)によってモニターした。そして、反応物を2週間加熱撹拌した。反応混合物を室温に冷却した後、それを10mLの水中に投下した。塩化メチレン(5mL)を用いて固体を抽出した。有機層を5mL(×2)の水及び5mL(×1)のブラインで洗浄し、MgSO上で乾燥した。ロトエバポレーターによって溶媒を除去した。粗生成物を、THF/Hex(1/1〜6/1)を溶離剤として使用するシリカゲルカラムによって分離した。約0.25gの茶色がかった固体を得た。この生成物を分取TLCによって複数回精製し、わずかにベージュ色の固体(20mg)を得た(正確な質量:2729.49)。H NMR(CDCl):8.56(ブロードs,8H)、8.36(ブロードs,8H)、7.78(ブロードs,4H)、7.57−7.03(ブロードm,21H)、6.99−6.54(ブロードs,1H)、3.93(ブロードs,4H)、2.42(ブロードs,4H)、2.37(s,12H)、2.23−1.55(ブロードm,92H)、1.5−1.31(ブロードm,16H)。Maldi(M=2729.5730)。
実施例10:化合物10の合成
Figure 2011529050
ブロモメシチル−ビス(3−ピリジルメシチル)ボラン(化合物5)(0.6g、1.0mmol)及び0.2899g(1.3mmol)の2−フルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンを2mLのNaCO溶液(2N)と共に5mLのジオキサンに合わせた。反応器を排気し、アルゴンで3回パージした。Pd(PPh)(3〜5mg)を溶液中に添加し、脱気し、再びアルゴンで満たした。反応物をアルゴン下90℃で48時間還流した。回転蒸発によってジオキサンを除去し、得られた混合物をCHCl(20mL)に再溶解し、水(20mL×2)及びブライン(20mL)で抽出し、NaSO上で乾燥した。濃縮後、ヘキサン/酢酸エチルを溶離溶媒として使用しながら、Teledyne Isco COMBIFLASH(登録商標)液体クロマトグラフィーシステムを用いて80gのアルミナカラムで精製することで、0.46gの生成物を得た。H NMR(CDCl):8.58(d,2H)、8.36(d,2H)、8.01−7.86(m,1H)、7.62−7.30(m,5H)、7.05−6.74(t,t,d,4H)、2.17−1.91(m,18H)、1.88−1.68(m,9H)。
実施例11:化合物11の合成
Figure 2011529050
スピロビスインダンテトラフェノール(化合物12、3.4g、10mmol、正確な質量:340.17)を4g(24.8mmol)のヘキサメチルジシラザン(化合物13、分子量:161.39)に添加し、120〜125℃で一晩還流した。最初は懸濁液であったが、約1時間後には透明な溶液に変わった。過剰量のヘキサメチルジシラザンを蒸留により除去して最終生成物を得た。H NMR(CDCl):6.6(s,2H)、6.2(s,2H)、2.2(dd,4H)、1.34(s,6H)、1,30(s,6H)、0.24(s,18H)、0.18(s,18H)。
以上、本明細書中には本発明の若干の特徴のみを例示し説明してきたが、当業者には数多くの修正及び変更が想起されるであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は本発明の真の技術思想に含まれるこのような修正及び変更のすべてを包含することを理解すべきである。

Claims (23)

  1. 次の式Iを有する化合物。
    Figure 2011529050
    式中、
    は各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基又はC〜C20脂環式基であり、
    aは各々独立に0〜4の範囲内の整数であり、
    bは0、1又は2であり、
    Arは直接結合或いはヘテロアリール、アリール、アルキル又はシクロアルキルであり、
    Arはヘテロアリール、アリール、アルキル又はシクロアルキルであり、
    cは1〜7の範囲内の整数であり、
    nは2〜4の範囲内の整数である。
  2. 次の式を有する、請求項1記載の化合物。
    Figure 2011529050
  3. Arが直接結合である、請求項1記載の化合物。
  4. Arが以下のものから選択される、請求項1記載の化合物。
    Figure 2011529050
    (式中、Rは各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基、C〜C20脂環式基、アリール基又はヘテロアリール基である。)
  5. Arが以下のものから選択される、請求項1記載の化合物。
    Figure 2011529050
    (式中、Rは各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基、C〜C20脂環式基、アリール基又はヘテロアリール基であり、dは0〜5の範囲内の整数である。)
  6. Arが以下のものから選択される、請求項1記載の化合物。
    Figure 2011529050
  7. Ar及びArが以下のものから独立に選択される、請求項1記載の化合物。
    Figure 2011529050
  8. Ar及びArが以下のものから独立に選択される、請求項1記載の化合物。
    Figure 2011529050
  9. 以下のものから選択される、請求項1記載の化合物。
    Figure 2011529050
    Figure 2011529050
  10. 次の式を有する化合物。
    Figure 2011529050
    式中、
    は各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基又はC〜C20脂環式基であり、
    aは各々独立に0〜4の範囲内の整数であり、
    は各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基、C〜C20脂環式基、アルキル基、アリール基又はヘテロアリール基であり、
    は各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基、C〜C20脂環式基、アリール基又はヘテロアリール基であり、
    eは0〜3の範囲内の整数であり、
    mは1〜7の範囲内の整数である。
  11. がアリール又はアルキルである、請求項10記載の化合物。
  12. がC13又はC17である、請求項10記載の化合物。
  13. 次の式を有する、請求項10記載の化合物。
    Figure 2011529050
  14. 次の式を有する、請求項10記載の化合物。
    Figure 2011529050
  15. 次の式を有する、請求項10記載の化合物。
    Figure 2011529050
  16. 次の式を有する、請求項10記載の化合物。
    Figure 2011529050
  17. 次の式Iを有する1種以上の化合物を含んでなる光電子デバイス。
    Figure 2011529050
    式中、
    は各々独立にC〜C20脂肪族基、C〜C20芳香族基又はC〜C20脂環式基であり、
    aは各々独立に0〜4の範囲内の整数であり、
    bは0、1又は2であり、
    Arは直接結合或いはヘテロアリール、アリール、アルキル又はシクロアルキルであり、
    Arはヘテロアリール、アリール、アルキル又はシクロアルキルであり、
    cは1〜7の範囲内の整数であり、
    nは2〜4の範囲内の整数である。
  18. 1種以上の化合物が次の式を有する、請求項17記載の光電子デバイス。
    Figure 2011529050
  19. 有機発光デバイスである、請求項17記載の光電子デバイス。
  20. 式Iを有する1種以上の化合物を含む電子輸送層を有する、請求項19記載の光電子デバイス。
  21. 式Iを有する1種以上の化合物を含む正孔輸送層を有する、請求項19記載の光電子デバイス。
  22. 式Iを有する1種以上の化合物を含む発光層を有する、請求項19記載の光電子デバイス。
  23. さらに青色、黄色、オレンジ色、緑色及び赤色りん光色素の1種以上又はこれらの組合せを含む、請求項20記載の光電子デバイス。
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