JP2011527953A - 筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペン - Google Patents

筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペン Download PDF

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Abstract

本発明は、色供与性ポリマー結合型芯とポリマー結合型木材代替材料とを含む筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペンであって、この際、木材代替材料は、前記芯をその長さに沿って、少なくとも部分的に覆うかまたは取り囲み、かつ芯と木材代替材料との間に少なくとも一つの接着促進剤層が設けられており、芯及び木材代替材料は、それぞれ少なくとも一種のポリマーを有し、芯中の少なくとも一種のポリマーは、木材代替材料中の少なくとも一種の他のポリマーに対し相容せず、少なくとも一つの接着促進剤層は、一方では芯中の少なくとも一種のポリマーに、他方では木材代替材料中の少なくとも一種の他のポリマーに結合する、前記筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペンに関する。

Description

本発明は、色供与性のポリマー結合型の芯と、ポリマー結合型の木材代替材料とを含む、筆記用(Schreib)、製図用(Zeichen)、絵画用(Mal)または化粧用(Kosmetik)ペンであって、前記木材代替材料が上記芯をその長さに沿って少なくとも部分的に覆うかまたは取り囲み、かつ上記芯と上記木材代替材料との間に少なくとも一つの接着促進剤層が配置されている、前記ペンに関する。更に本発明は、このような筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペンの製造方法に関する。
冒頭に述べたタイプのペンは原則的に既知である。この際、木材代替材料は、通常、色供与性芯の保持のために企図される自然に育った木材の代わりをする。
芯が天然の木材で囲まれているかまたは外装されている木材入れ込み型のペンはかなり前から知られている。近年、木材の入手が不足していることから、品質的に高価値の木材の価格が上昇しており、このことが、ペンの製造コストに直接影響を及ぼしている。加えて、ペンの製造のために比較的大量の天然木材の資源が消費されている。
上記の理由から、天然の木材を、割安でそして天然木材の資源を節約する木材代替物で置き換える試みが既に長年行われている。
例えば、独国特許第42 30 792 C2号明細書(特許文献1)からは、ポリマー結合型の芯と、この芯を外装するための木材の代わりに、発泡ポリマーの形の木材代替材料からなる胴部を有する共押出されたペンが既に知られている。しかし、このペンでは、その木材代替材料が、通常芯が持たないような低い弾性率、それゆえ高い弾性を有することが欠点である。それによって、ペン中で芯が破壊または損傷する恐れがある。この問題を回避するために、通例は芯も同様に弾性に調節されるが、これは今度は他方で芯の筆記性のかなりの悪化を招く。
更に、発泡ポリマーからなる木材代替材料を有するペンは、使用者にとって、削る時のふるまいが自然に育った木材とは似ていないということも欠点として見なすべきである。削るときの通常の音と、自然に育った木材に特有の脆さが欠けている。
更に、ポリマー結合型の芯とポリマー結合型の木材代替材料とを有する共押出ペンも知られており、この木材代替材料は無機フィラーを有する。このようなペンでは、それの削り性が無機フィラーの故に不可と等級付けするべき点が欠点として見なすことができる。
それ故、本発明の課題は、削る時の挙動が木材に入れ込んだペンと似ており、かつ優れた筆記性を持つ芯を有する、筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペンを作り出すこと、並びにこのようなペンの製造方法を提供することである。
上記の課題は、色供与性のポリマー結合型の芯と、ポリマー結合型の木材代替材料とを含む筆記用、製図用、絵画用または化粧用のペンであって、この際、木材代替材料が、芯をその長さにわたって部分的に覆うかまたは取り囲み、かつ芯と木材代替材料との間に少なくとも一つの接着促進剤層が配置されているペンにおいて、芯及び木材代替材料が、それぞれ少なくとも一種のポリマーを有し、ここで芯中のこの少なくとも一種のポリマーが、木材代替材料中の少なくとも一つの更に別のポリマーに対し相容せず、かつ前記少なくとも一つの接着促進剤層が、一方では、芯中の少なくとも一種のポリマーに、他方では木材替材料中の少なくとも一種の更に別のポリマーに結合(ankoppeln)していることによって解消される。
上記設定の課題の達成のためには、芯及び木材代替材料を、異なるポリマー結合に基づいて構成し、それによって、一方では芯の必要な筆記性が、他方では木材代替材料の必要な剛性及び削り性が達成できるようにすることが必要であることが判明した。更に、このためには、芯中及び木材代替材料中に互いに不相容のポリマーが必要であることが判明した。これは、芯材料と木材代替材料が、互いに結合を結ばないかまたは不十分な堅固さの結合しか結ばないことを意味する。それによって、芯は使用中に十分に保持されず、筆記の際にしばしば折れる。この理由から、芯と木材代替材料との間に少なくとも一つの接着促進剤層を配置することが試みられた。驚くべきことに、一方では芯中の少なくとも一種のポリマーに、他方では木材代替材料中の少なくとも一種の他のポリマーに結合する少なくとも一つの接着促進剤層が、芯と木材代替材料と間に堅固で永続的な結合を形成することが判明した。これを用いて製造されるペンは、芯の削り性及び筆記性に関して必要な性質を有し、そして木材に入れ込まれたペンとそれと混同する程に似ている。
削りモーメントの測定のための装置の原理を示す。 3点曲げ試験を行うための測定装置を示す。 図3の上部には、不相容性のポリマー10及び20を示し、図3の下部には、接着促進剤30の存在下に、それら自体は不相容性のポリマー10及び20のドメインの間に橋掛け結合が形成されることを示す。 互いに不相容性の二つのポリマーについての例示を示す。
本発明のペンの削り性を評価するために、これらを鋭端に削った。この際、試験または削る時に、10Ncm未満の所謂“削りモーメント(Spitzmoment)”を有するペンは、低い力の消費で削ることができると見なされる。削りモーメントは、ペンの形の試験体を20秒間連続的に削ることによって、この目的のために開発された試験機で測定される。既に在るペン先端の円錐部(Spitzkegel)、すなわち既に望ましい角度に削られた円錐部を有する7.6±0.2mm径のペンを、新しい刃を有する慣用の削り器で43回転/分の回転数で連続的に削るために必要な、鋭端に削っている最中に求められた平均回転モーメント[Ncm]を、削りモーメントと称する。
削りモーメントの測定のための装置の原理を説明のために図1に示す。このためには、削り器1を、回転モーメント測定器2と接続した支持器3に固定する。ペン5を保持部(Aufnahme)4中に回転可能に準備し、そして削り器1に入れる。送り装置6を用いて削り器1の方向への回転するペン5の空圧式の送りが行われ、前記送り装置6は、ペン5の保持部4に対し20Nの送り力をもって作動する(図の右側の矢印参照)。削りモーメントを求めるために、ペン5が削られる過程で、回転モーメント測定器2によって測定された回転モーメントが記録され、そして試験期間に渡って平均化される。
ペンの芯のための外被として使用するのに望ましい木材代替材料の曲げ強さは、特に少なくとも50MPaである。弾性率は好ましくは少なくとも5000MPaである。曲げ強さ及び弾性率の測定は、DIN52186(木材検査−曲げ試験)に基づいて3点曲げ試験で行われる。
図2には、このような3点曲げ試験を行うための測定装置を示す。直径が7.6±0.2mm及び長さが180±5mmのペンの形の円筒状試験体7を使用する。試験体7は、支持幅100mm(各ロール8の中央点の間隔)を有する可動ロール8上に載せられる。力の導入は、試験押圧棒9を用いて行われる。ロール8及び試験押圧棒9は15mmの半径を有する。試験中、試験体7は、これが破断するまで均一に荷重される。次第に増加する荷重の下での試験体7の必要な破断力及び測定された撓みから、試験体7の曲げ強さ及び弾性率が測定される。
筆記用、製図用または絵画用ペンの例は、特に、鉛筆または色鉛筆である。化粧用ペンの例は、特にアイライナー及びリップライナーである。
本発明のペンの有利な形態を以下に記載する。
芯中の少なくとも一種のポリマーがポリスチレンまたはSANから形成された場合に特に有利であることが実証された。
更に、木材代替材料中の少なくとも一種の更に別のポリマーがポリオレフィンからなる群から選択された場合に有利であることが実証された。
木材代替材料中のポリオレフィンは、芯中のポリスチレンまたはSANと不相容性である。
少なくとも一つの接着促進剤層は、好ましくは、コポリマー、ブロックポリマー、グラフトポリマーまたはポリマー混合物から形成される。
木材代替材料中のポリオレフィンを芯中のポリスチレンまたはSANと結合するために、少なくとも一つの接着促進剤層が、スチレン−ブタジエン−コポリマー及び/またはスチレン/エテンブテン/スチレン−ブロックコポリマーから形成される場合に特に好ましい。
接着促進剤の作用の仕方は以下の図に基づいてより詳しく説明する。
図3の上部には、不相容性のポリマー10及び20が示されており、これらは、それらの界面において如何なる相互の結合は無しで存在している。これに対し、図3の下部には、接着促進剤30の存在下に、それら自体は不相容性のポリマー10及び20のドメインの間に橋掛け結合が形成されることが分かる。接着促進剤によって、これらのポリマーは相容性/適合性または少なくとも部分的に相容性になる。
図4は、互いに不相容性の二つのポリマーについての例示を示す。これらは、ポリスチレン及びポリエチレンである。これらのポリマーは、相互の間で結合または橋掛けを形成しない。スチレン−ブタジエン−コポリマーの形の接着促進剤の存在下に初めて、両者が結ばれる。
以下に、共押出ペンの二つの実施例を示す。これらの例において、芯と木材代替材料との間に、それら自体は不相容性または不適合性のポリマー基を互いに結合するために、一つの接着促進剤層が設けられる。追加的に、これらのペンには、装飾層を設けることができる。
実施例1、以下のポリマー層構造を有するペン
芯 ポリスチレン(PS)
接着促進剤/芯コート スチレン−ブタジエン−コポリマー(SB)
木材代替物(WPC) ポリオレフィン(PE−HD)
装飾 TPE
実施例2、以下のポリマー層構造を有するペン
芯 (SAN)
接着促進剤/芯コート スチレン−ブタジエン−コポリマー(SB)
木材代替物(WPC) ポリオレフィン(PE)
装飾 ポリプロピレン(PP)
少なくとも一つのポリマー結合型木材代替材料が次のものからなる場合に特に有利であることが判明した。
15〜30重量%の少なくとも一種のポリオレフィン、
50〜80重量%の少なくとも一種の有機フィラー、
0〜20重量%の少なくとも一種の無機フィラー、
0.5〜5重量%の少なくとも一種の接着促進剤、
1〜30重量%の少なくとも一種のワックス、
0〜10重量%の少なくとも一種の着色顔料、及び
0〜10重量%の少なくとも一種の添加剤。
削り性のためには、木材代替材料中の少なくとも一種のワックスが、アミドワックス、脂肪酸、例えばステアリン酸及びパルミチン酸、モンタンワックス、ステアレート、脂肪酸エステル、パラフィンワックスを含むワックスの群から選択されることが有利である。
削り性のためには、木材代替材料中の少なくとも一種のワックスが、アミドワックス及び/またはステアリン酸からなると特に有利である。
削り性のためには、木材代替材料中少なくとも一種のワックスがアミドワックスとステアリン酸との組み合わせからなり、この際、アミドワックスとステアリン酸との比率が1:0.5〜1:2の範囲であると最も有利であることが判明した。
木材代替材料が木材と似た特性を有するためには、少なくとも一種の有機フィラーが、木材及び/またはセルロースからなると有利である。削り性のためには、少なくとも一種の有機フィラーが、最大で250μmの粒度、特に最大で100μmの粒度を有するフィラー粒子からなると特に有利である。
極性の表面を有する木材と、非極性の表面を有するポリオレフィンとの結合のためには、接着促進剤が必要である。ポリエチレン(PE)及びポリプロピレン(PP)用には接着促進剤は商業的に入手が可能であるので、ポリオレフィンがポリエチレン(PE)及び/またはポリプロピレン(PP)からなると有利である。
木材とPEとの結合のためには、無水マレイン酸がグラフトしたポリエチレン(PE)によって形成される接着促進剤が有利であることが判明した。
50MPaより大きな曲げ強さ及び5000MPaより大きな弾性率を達成するためには、少なくとも一種のポリオレフィンが高密度ポリエチレン(PE−HD)からなると特に有利である。
木材代替材料の色相を明るくするためには、木材代替材料が1〜3重量%の白色の着色顔料を含むことが有利であることが判明した。
色相を明るくするためには、白色着色顔料が二酸化チタン(TiO2)からなると有利であることが判明した。
所望の色相を調整するためには、木材代替材料が0.1〜5重量%の有彩着色顔料を含むと有利である。
脆弱性と削る時の滑り性を調節するためには、木材代替材料中の少なくとも一種の無機フィラーが、層状シリケート、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、窒化ホウ素、サポナイト、グラファイトを含むフィラーの群から選択されると有利である。
特定の性質を達成しそして特別な要求を満たすためには、木材代替材料中の少なくとも一種の添加剤が、滑剤、可塑剤、表面活性物質、熱安定化剤、UV安定化剤を含む添加剤の群から選択されると有利である。
以下に、押出に有効であることが実証された木材代替材料のための二つの処方例を記載する。
処方例 木材代替材料1
高密度ポリエチレン(PE−HD) 25.0重量%
木粉 65.0重量%
無水マレイン酸がグラフトしたポリエチレン 2.0重量%
アミドワックス 3.0重量%
ステアリン酸 3.0重量%
二酸化チタン 2.0重量%
処方例 木材代替材料2
ポリプロピレン(PP) 20.0重量%
木粉 70.0重量%
無水マレイン酸がグラフトしたポリプロピレン 1.0重量%
アミドワックス 3.0重量%
ステアリン酸 1.0重量%
窒化ホウ素 5.0重量%
上記の木材代替材料との組み合わせで、
10〜30重量%のポリスチレンまたはスチレン−アクリルニトリル(SAN)
2〜25重量%のワックス
0.1〜5重量%のパーム油
残部の一種またはそれ以上のフィラー
からなるポリマー結合型芯が有用であることが分かった。
上記の芯組成は良好に押出可能である。驚くべきことに、芯構成分としてのパーム油の的確な使用によって、内部潤滑剤が処方に付与され、それによって押出機中での押出圧がかなり低下することが判明した。芯組成へのパーム油の添加は、押出の際に、特に、押出機のノズル及びヘッドの所でのプレスまたは押出圧のかなりの低下をもたらす。この際、パーム油の添加量が多くなるほど圧力が低下し、この際、従来の押出可能な芯組成に対して、少なくとも30%、特に少なくとも50%の圧力の低下が達成される。
他の天然もしくは合成油も、確かに、押出機中の圧力を同様に低下させるが、しかしこれらは、押出された芯の強度を不釣り合いに大きく損なわせることが分かった。驚くべきことに、パーム油を添加した場合にはこのようなことは起きない。というのも、押出機中の圧力は低く、それにも係わらず必要な程度の芯の強度が存在するからである。
パーム油の典型的な脂肪酸分布は、以下のような組成である(重量%):
C12:ラウリン酸 0〜1%
C14:ミリスチン酸 0〜3%
C16:パルミチン酸 36〜47%
C18:ステアリン酸 2〜8%
C18:オレイン酸 36〜42%
C18:リノール酸 7〜12%
C18:リノレン酸 0〜1%
その他: 最大1%
加えて、パーム油は、芯の筆跡のより強い色効果をもたらし、そして筆記の際の滑り挙動を改善する。鉛筆の場合は、黒化度の高い濃い筆跡が生じ、他方、色鉛筆の場合には、筆跡の濃い色鮮やかな強い色相が生じる。
芯組成におけるパーム油の割合は、0.1〜5重量%の範囲、特に0.5〜2.5重量%の範囲である。パーム油の含有率が前述の5重量%の限度を超えると、パーム油を使用しても芯の強度が不釣り合いに低下する。そうして芯が、使用中に、ぼろぼろに砕けるかまたは折れやすくなる。
芯中に使用されるワックスは20℃で混練可能であり、固形乃至脆い硬質のものであり、粗大乃至微細結晶性構造を有し、有色の透光性乃至不透明であり、しかしガラス様ではなく、そして40℃を超える温度で分解せずに溶融する。これらは、融点を僅かに超えると、易流動性であり、強い温度依存性のコンシステンシー及び溶解性を有する。
ポリマー結合型芯とは、更に熱処理または含浸することなく使用可能な、焼成してない芯のことである。
ポリマー結合型芯が、
15〜25重量%のポリスチレンまたはSAN
4〜20重量%のワックス
0.5〜2.5重量%のパーム油、及び
残部のフィラー、
を有する場合に、特に好ましい。
更に、芯中の少なくとも一種のワックスが、ステアレート、モンタンワックス、アミドワックス、パラフィンを含む群からの少なくとも一種である場合に有利であることが判明した。二種またはそれ以上のワックスの混合物も芯中に使用することができる。
この際、芯中の少なくとも一種のワックスがステアリン酸カルシウムからなるかまたはステアリン酸カルシウムを含む場合に特に好ましい。
芯中の少なくとも一種のフィラーが、グラファイト、カーボンブラック、六方晶窒化ホウ素、層状シリケート、チョーク、バライト、有彩顔料、非有彩顔料を含む群の少なくとも一種のフィラーからなることが有利である。
この際、鉛筆の芯用には、特に、グラファイトかまたはグラファイトとカーボンブラックとの組み合わせが、色供与性フィラーとして好ましい。色鉛筆の芯用には、白色または無色のフィラー、例えば六方晶窒化ホウ素、層状シリケートなどと、色供与性顔料、例えばアゾ顔料、フタロシアニン類、ジオキサジン類、キナクリドン類、酸化鉄類、カーボンブラック、グラファイト、ウルトラマリン、鉄―シアン錯体との組み合わせが有利であることが判明した。
鉛筆の芯用の好ましい組成の一つは、
15〜25重量%のポリスチレンまたはスチレン−アクリルニトリル
4〜12重量%のワックス
0.5〜2重量%のパーム油、及び
残部のグラファイト、またはグラファイトとカーボンブラック、
を含む。
特に、鉛筆用の芯は、
15〜25重量%のポリスチレン(PS)またはスチレン−アクリルニトリル
4〜12重量%のステアリン酸カルシウム
0.5〜2重量%のパーム油、及び
残部のグラファイト、またはグラファイトとカーボンブラック、
を有する。
鉛筆の芯用の例示的に挙げられる処方1は、
ポリスチレン(PS) 21重量%
ステアリン酸カルシウム 6重量%
パーム油 1.0重量%
グラファイト 残部
を含む。
鉛筆の芯用の例示的な処方2は、
スチレン−アクリルニトリル(SAN) 15重量%
ステアリン酸アルミニウム 10重量%
パーム油 2重量%
グラファイト 残部
を含む。
色鉛筆用の芯の好ましい組成の一つは、
15〜25重量%のポリスチレンまたはSAN
4〜12重量%のワックス
0.5〜2重量%のパーム油、及び
残部の一種またはそれ以上の層状シリケート及び/または六方晶窒化ホウ素、並びに少なくとも一種の有彩顔料及び/または非有彩顔料
を含む。
特に、色鉛筆用の芯は、
15〜25重量%のポリスチレン(PS)
4〜12重量%のモンタンワックス
0.5〜2重量%のパーム油、及び
残部の滑石及び/または六方晶窒化ホウ素、並びに少なくとも一種の有彩顔料及び/または非有彩顔料
を有する。
本発明の筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペンでは、芯とは反対側の木材代替材料の面上に少なくとも一つの装飾層が設けられていると特に有利であることが分かった。これは、従来のコーティング層を置き換え、そして特に色を付けて形成されるか及び/または製造業者特有のエンボス加工が施される。
この際、少なくとも一つの装飾層が、ポリマー結合型の装飾層であり、これが、木材代替材料中の少なくとも一つの別のポリマーに対して相容性であると特に有利であることが分かった。
またその代わりに、少なくとも一つの装飾層がポリマー結合型装飾層であり、これが、木材代替材料中の少なくとも一種の別のポリマーと不相容性であり、かつ木材代替材料と少なくとも一つの装飾層との間に、少なくとも一つの更なる接着促進剤層が設けられ、この際、少なくとも一つの更なる接着促進剤層が、一方では、木材代替材料中の少なくとも一種の他のポリマーと結合し、そして他方では、少なくとも一つの装飾層中のポリマーと結合しているということも可能である。
上記の課題は、筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペンを製造するための方法関して、芯、少なくとも一つの接着促進剤層及び木材代替材料を共押出することによって解消される。
上記課題は、更に、筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペンを製造するための方法に関して、芯、少なくとも一つの接着促進剤層、木材代替材料、場合により少なくとも一つの更に別の接着促進剤層、及び少なくとも一つの装飾層を共押出することによって解消される。
ペンの共押出の際には、異なる構成要素(芯、接着促進剤、木材代替材料及び装飾)をそれぞれ押出機中で溶融し、そして粘性の溶融物を共通の工具に導く。この工具において、個々の構成要素が幾何形状的に予成形され、一本にされそして一緒に吐出される。工具を離れた後、こうして押出された連続ストランドは冷却されそしてその時の形状に固められる。この連続ストランドは、冷却の後に、切り離し、その部分断片を、装飾(フィルムエンボス加工)及び後加工(鋭端削り)のための後続のユニットに供給する。
上記の製造方法及び芯と木材代替材料との間に形成される優れた接着の故に、非常に様々なデザインで木材代替材料を作り上げることができる。例えば、木材代替材料は、断面で見て閉じた環として芯を取り囲むか、円切片として形成されるか、または芯に沿ってスパイラル状に延在することがきる。

Claims (12)

  1. 色供与性ポリマー結合型芯とポリマー結合型木材代替材料とを含み、この際、木材代替材料が、芯をその長さに沿って少なくとも部分的に覆うかまたは取り囲みかつ芯と木材代替材料との間に少なくとも一つの接着促進剤層が設けられている、筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペンであって、芯と木材代替材料がそれぞれ少なくとも一種のポリマーを有し、その際、芯中の少なくとも一種のポリマーは、木材代替材料中の少なくとも一種の他のポリマーと相容せず、かつ少なくとも一つの接着促進剤層が、一方では芯中の少なくとも一種のポリマーに、他方では木材代替材料中の少なくとも一種の他のポリマーに結合することを特徴とする、上記ペン。
  2. 芯中の少なくとも一種のポリマーがポリスチレンまたはSANから形成されることを特徴とする、請求項1の筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペン。
  3. 木材代替材料中の少なくとも一種の他のポリマーが、ポリオレフィンの群から選択されることを特徴とする、請求項1または2の筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペン。
  4. 少なくとも一つの接着促進剤層が、コポリマー、ブロックコポリマー、グラフトポリマーまたはポリマー混合物から形成されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つの筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペン。
  5. 少なくとも一つの接着促進剤層が、スチレン−ブタジエン−コポリマー及び/またはスチレン/エテンブテン/スチレンブロックコポリマーから形成されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つの筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペン。
  6. 少なくとも一つのポリマー結合型木材代替材料が、
    15〜30重量%の少なくとも一種のポリオレフィン、
    50〜80重量%の少なくとも一種の有機フィラー、
    0〜20重量%の少なくとも一種の無機フィラー、
    0.5〜5重量%の少なくとも一種の接着促進剤、
    1〜30重量%の少なくとも一種のワックス、
    0〜10重量%の少なくとも一種の着色顔料、及び
    0〜10重量%の少なくとも一種の添加剤、
    からなることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つの筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペン。
  7. ポリマー結合型芯が、
    10〜30重量%のポリスチレンまたはスチレン−アクリルニトリル
    2〜25重量%のワックス
    0.1〜5重量%のパーム油
    残部の一種またはそれ以上のフィラー
    からなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つの筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペン。
  8. 木材代替材料の芯とは反対側の面上に少なくとも一つの装飾層が設けられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つの筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペン。
  9. 少なくとも一つの装飾層が、ポリマー結合型装飾層であり、これが、木材代替材料中の少なくとも一種の他のポリマーに対して相容性であることを特徴とする、請求項8の筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペン。
  10. 少なくとも一つの装飾層が、ポリマー結合型の装飾層であり、これが、木材代替材料中の少なくとも一種の他のポリマーと相容せず、かつ木材代替材料と少なくとも一つの装飾層との間に少なくとも一つの更なる接着促進剤層が設けられており、この際、この少なくとも一つの更なる接着促進剤層は、一方では、木材代替材料中の少なくとも一種の他のポリマーに、他方では少なくとも一つの装飾層中のポリマーに結合することを特徴とする、請求項8の筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペン。
  11. 芯、少なくとも一つの接着促進剤層及び木材代替材料を共押出することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一つの筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペンの製造方法。
  12. 芯、少なくとも一つの接着促進剤層、木材代替材料、場合により少なくとも一つの更なる接着促進剤層、及び少なくとも一つの装飾層を共押出することを特徴とする、請求項8〜10のいずれか一つの筆記用、製図用、絵画用または化粧用ペンの製造方法。
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