JP2011527852A - 隣接リストメッセージを使用するフェムトセル配置およびフェムトセルシステム選択におけるその使用のための方法および装置 - Google Patents

Abstract

マクロセルおよびフェムトセルにリザーブされる周波数および擬似雑音オフセットを含む無線通信システムのための隣接リストメッセージが開示される。ユーザー機器がフェムトセルを発見すると、ユーザー機器は、フェムトセル識別メッセージを読み取り、その識別情報を加入者に提示することができる。この知識が無い場合、手動のフェムトセル探索が、全ての周波数および全ての擬似雑音オフセットを探索しなければならず、それは長い探索時間に帰着する。
【選択図】図2

Description

米国特許法１１９条に基づく優先権の主張

本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、2008年7月11日に出願された「隣接リストメッセージ内のフェムトセル配置およびフェムトセルシステム選択におけるその使用のための方法および装置（Apparatus and Method for Femto Cell Deployment in Neighbor List Messages and its Use in Femto Cell System Selection）」と題する米国仮出願61/080,015号の優先権を主張する。

本出願は一般に無線通信に関し、さらに詳細には、隣接リストメッセージへのフェムトセルの包含およびフェムトセルシステム選択における隣接リストメッセージの使用のための装置および方法に関する。

無線通信システムは、様々なタイプの通信（例えば、音声、データ、マルチメディアサービスなど）を複数のユーザーに提供するために広く展開されている。高速マルチメディアデータサービスに対する需要が急速に高まるにつれ、向上されたパフォーマンスを備えた効率的かつ頑強な通信システムの実現への挑戦が存在する。

一般的に、無線多元接続通信システムは、通信を複数の無線端末に対して同時にサポートすることができる。そのようなシステムにおいて、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信を介して1つ以上の基地局と通信することができる。順方向リンク（またはダウンリンク）は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク（またはアップリンク）は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力（SISO）、多重入力単一出力（MISO）、または多重入力多重出力（MIMO）システムを介して確立されうる。

現在実施されている携帯電話ネットワークに加えて、ユーザーの家に設置され、現行のブロードバンドインターネット接続を使用して屋内の無線カバレッジをモバイルユニットに提供する新しいクラスの小さい基地局が現れた。そのようなパーソナル小型基地局は、一般にアクセスポイント基地局、あるいは、代替としてホームノードB（HNB）またはフェムトセルとして知られる。フェムトセルのカバレッジエリアは比較的小さく、隣接した無線システムおよび別のフェムトセルとオーバーラップされる。フェムトセルは、また、インターネットプロトコルベースの送信システムを使用して無線通信システムに接続される。典型的に、そのような小型基地局は、DSLルータまたはケーブルモデムなどのブロードバンド固定アクセスを介して、インターネットおよびモバイルオペレータのネットワークに接続される。あるいは、フェムトセルは、HSDPAなどのモバイルブロードバンド接続を使用するために接続される。

隣接する無線通信システムは、典型的に固定基地局（マクロセルとしても知られる）を介して、を1つ以上の周波数上で、1つ以上の無線アクセステクノロジーを用いる。さらに、システムは、別のものにオーバーレイする1つの無線アクセステクノロジーを有する。例えば、GSM（登録商標）システムの一部は、WCDMA基地局でオーバーラップされ、それはいくつかのフェムトセルでオーバーラップされる。マクロセル上で通信するユーザー機器（UE）が、遊休中、または通話中のどちらにおいても、アクティブ呼を中断することなくフェムトセルシステムにハンドオフすることが望まれる。

WCDMAテクノロジーにおいて、共通周波数帯域は、ユーザー機器ユニット（UE）と複数の基地局との間の同時通信を可能にする。共通周波数帯域を占める信号は、高速擬似雑音（PN）コードの使用に基づいて、拡散スペクトルCDMA波形特性を通して、受信局で区別される。これらの高速PNコードは、基地局およびユーザー機器ユニット（UE）から送信された信号を変調するために使用される。異なるPNコード（すなわち、時間的なPNコードオフセット）を使用する送信機局は、受信局で別々に復調されうる信号を作り出す。高速PN変調は、また、受信局が、送信信号のいくつかの明確な伝播経路を組み合わせることによって、単一の送信局から受信信号を有利に生成することを可能にする。それゆえに、CDMAにおいて、ユーザー機器ユニット（UE）は、接続のハンドオーバーが1つのセルから別のセルに実施される時に周波数を切り替える必要がない。結果として、宛先セルは、発信セルが接続のサービスを継続するのと同時に、ユーザー機器ユニット（UE）への接続をサポートすることができる。ユーザー機器ユニット（UE）はハンドオーバーの間、少なくとも１つのセルを通して常に通信しているため、呼に対する中断が存在しない。

そのようなハンドオフを容易にするために、UEは、代替周波数上にある基地局および／または隣接セル上にある代替の無線アクセステクノロジーを定期的に探索しなければならない。潜在的な隣接する基地局のリストは、基地局から移動局に送信される。このリストは、一般的に、隣接リストメッセージ（neighbor list message：NLM）と呼ばれる。探索をNLM上のこれらの基地局に限定することによって、UEは、バッテリー消費に加えて、そのような探索に要求される時間量を減らすことができる。

重複カバレッジエリアは別として、フェムトセルは、専用周波数スペクトル上に配置され、または、スペクトルをマクロセルと共有する。フェムトセル配置において、擬似雑音（PN）オフセットまたはプライマリスクランブリングコード（primary scrambling code：PSC）のセットがフェムトセルに対してリザーブされる。UMTS配置において、PNオフセットは、時々、スクランブリングコードと呼ばれる。「複数のPNオフセット」および「複数のスクランブリングコード」という用語とそれらの単数形は、そうではないと述べられていない限り交換可能に使用される。しかし、探索することが代替周波数上で要求される場合、そのような探索に利用可能な時間は、アクティブ呼がセッション中の間、制限される。そのため、当技術分野において、代替周波数を走査するために利用可能な時間が最短になるように、フェムトセル隣接リストメッセージを配置する必要性がある。マクロセルとフェムトセルとの区別は、システム選択という観点においてUEを支援する。

隣接リストメッセージを使用したフェムトセル配置、およびフェムトセルシステム選択におけるその使用のための方法および装置が開示され、それは、検出の信頼性を犠牲にすることなく、探索されるべき周波数の数を減らす。

一態様において、無線通信システム内の端末において隣接リスト周波数スイッチングのための方法が開示され、その方法は：隣接リストメッセージを受信することと（その隣接リストメッセージは、フェムトセル情報およびマクロセル情報を含み、フェムトセル情報はフェムトセル周波数を含み、マクロセル情報はマクロセル周波数を含む）、マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することと、そのスイッチング周波数に切り替えることとを備える。

別の態様において、無線通信システム内の端末において隣接リスト周波数スイッチングのための方法が開示され、その方法は：マクロセル隣接リストメッセージを受信することと（そのマクロセル隣接リストメッセージはマクロセル情報を含み、マクロセル情報はマクロセル周波数を含む）、フェムトセル隣接リストメッセージを受信することと（フェムトセル隣接リストメッセージはフェムトセル情報を含み、フェムトセル情報はフェムトセル周波数を含む）、マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することと、スイッチング周波数に切り替えることとを備える。

別の態様において、無線通信装置が開示され、その装置は：隣接リストメッセージを受信し、および、受信された隣接リストメッセーからマクロセル隣接セットおよびフェムトセル隣接セットを記憶して、そこから探索結果を作り出すためのメモリと、探索結果のサブセットに関連付けられた周波数を選択するためのプロセッサとを備える。

別の態様において、無線通信システム内の端末において隣接リスト周波数スイッチングのための装置が開示され、その装置は：隣接リストメッセージを受信するための論理と（その隣接リストメッセージはフェムトセル情報およびマクロセル情報を含み、フェムトセル情報はフェムトセル周波数を含み、マクロセル情報はマクロセル周波数を含む）、マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための論理と、そのスイッチング周波数に切り替えるための論理とを備える。

別の態様において、無線通信システム内の端末において隣接リスト周波数スイッチングのための装置が開示され、その装置は：隣接リストメッセージを受信するための手段と（隣接リストメッセージはフェムトセル情報およびマクロセル情報を含み、フェムトセル情報はフェムトセル周波数を含み、マクロセル情報はマクロセル周波数を含む）、マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための手段と、そのスイッチング周波数に切り替えるための手段とを備える。

別の態様において、端末における隣接リスト周波数スイッチングのための無線通信システムのコンピュータプログラム製品が開示され、それはコンピュータ読み取り可能媒体を備え、そのコンピュータ読み取り可能媒体は：隣接リストメッセージを受信するための第1のコードのセットと（その隣接リストメッセージはフェムトセル情報およびマクロセル情報を含み、フェムトセル情報はフェムトセル周波数を含み、マクロセル情報はマクロセル周波数を含む）、マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための第2のコードのセットと、そのスイッチング周波数に切り替えるための第3のコードのセットとを備える。

図1は、一態様に従った、複数のアクセス無線通信システムの図である。 図2は、通信システムのブロック図である。 図3は、一態様に従ったフローチャート図である。 図4は、一態様に従ったフローチャート図である。 図5は、一態様に従ったフローチャート図である。 図6は、一態様に従ったフローチャート図である。 図7は、一態様に従ったフローチャート図である。 図8は、一態様に従ったフローチャート図である。 図9は、一態様に従った、例示的なシステムのブロック図である。

発明の詳細な説明

「例示的」という用語は、「実例、事例、例証として提供される」を意味するために本明細書で使用される。「例示的」として本明細書に記述されている任意の実施形態は、必ずしも他の実施形態より有利または優先されるとして解釈されるわけではない。本明細書に記述される技術は、符号分割多元接続（CDMA）ネットワーク、時分割多元接続（TDMA）ネットワーク、周波数分割多元接続（FDMA）ネットワーク、直交FDMA（OFDMA）ネットワーク、単一キャリアFDMA（SC-FDMA）ネットワークなどの様々な無線通信ネットワークに使用される。「ネットワーク」および「システム」という用語はしばしば交換可能に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス（UTRA）、cdma2000などの無線テクノロジーを実施する。UTRAは広帯域CDMA（W-CDMA）および低チップレート（Low Chip Rate：LCR）を含む。cdma2000は、IS-2000、IS-95、およびIS-856標準をカバーする。TDMAネットワークは、汎ヨーロッパデジタル移動通信システム（GSM）などの無線テクノロジーを実施する。OFDMAネットワークは、発展型UTRA（E-UTRA）、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDM（Flash-OFDM）などの無線テクノロジーを実施する。UTRA、E-UTRAおよびGSMは、万国移動通信システム（UMTS）の一部である。LTE（Long Term Evolution）は、E-UTRAを使用するUMTSの近日リリースである。UTRA、E-UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」（3GPP）という名称の団体からの文書に記述される。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」（3GPP2）という名称の団体からの文書に記述される。これらの様々な無線テクノロジーおよび標準は当技術分野において周知である。

図1は、様々な開示される実施形態および態様が実施される、多数のユーザーをサポートするように構成された例示的な無線通信システム100を示す。図1に示されるように、例として、システム100は、例えば、各セルが対応するアクセスポイント（AP）104（AP 104a〜104gなど）によってサービスされているマクロセル102a〜102gなどの複数のセル102に通信を提供する。各セルは、さらに、1つ以上のセクタに分割される。AT 106a〜106kを含む様々なアクセス端末（AT）106（交換可能にユーザー機器（UE）または移動局としても知られる）は、システム全体に分散される。各AT 106は、例えば、ATがアクティブか否か、および、それがソフトハンドオフ状態であるか否かに依存して、所与の時間に、順方向リンク（FL）および／または逆方向リンク（RL）上で1つ以上のAP 104と通信する。無線通信システム100は、大きな地理的領域にわたってサービスを提供する。例えば、マクロセル102a〜102gは、近くのいくつかのブロックをカバーする。

図2は、ネットワーク環境内で、アクセスポイント基地局の配置を可能にする例示的な通信システムを示す。図2に示されるように、システム200は、各々が例えば1つ以上のユーザーレジデンス230などの対応する小規模のネットワーク環境に設置され、関連ユーザー機器（UE）および他のユーザー機器220をサービスするように構成されている複数のアクセスポイント基地局またはホームノードBユニット（HNB）またはフェムトセル（例えば、HNB 210など）を含む。各HNB 210は、さらに、DSLルータ（図示されない）、あるいは、代替として、ケーブルモデム（図示されない）を介してインターネット240およびモバイルオペレータコアネットワーク250に結合される。

本明細書に記述される実施形態は3GPP用語を使用するが、その実施形態が、3GPP（Rel99、Rel5、Rel6、Rel7）テクノロジー、および3GPP2（1xRTT、1xEV-DO Rel0、RevA、RevB）テクノロジー、さらには他の既知の関連テクノロジーに適用されることは理解されるべきである。ここで記述されるそのような実施形態において、HNB 210のオーナーは、例えば、モバイルオペレータコアネットワーク250を通して提供される3Gモバイルサービスなどのモバイルサービスに加入し、UE 220は、マクロセルラ環境および住宅向けの小規模ネットワーク環境の両方において動作することができる。

このように、HNB 210は、任意の現行のUE 220と上位互換性がある。

さらに、マクロセルモバイルネットワーク250に加えて、UE 220は、既定の数のHNB 210（すなわち、ユーザーのレジデンス230内に存在するHNB 210）によってのみサービスされ、マクロネットワーク250とのソフトハンドオーバー状態になることはできない。UE 220は、マクロネットワーク250またはHNB 210のいずれかと通信することができるが、同時に両方とは通信できない。UE 220がHNB 210と通信する権利を有する限り、ユーザーのレジデンス内で、UE 220が関連HNB 210とのみ通信することが望まれる。

ある態様において、論理チャネルは制御チャネルおよびトラフィックチャネルに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報を同報するためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル（BCCH）を備える。ページング制御チャネル（PCCH）は、ページング情報を転送するDLチャネルである。マルチキャスト制御チャネル（MCCH）は、マルチメディアブロードキャスト／マルチキャストサービス（MBMS）スケジューリングおよび1つまたはいくつかのMTCHについての制御情報を送信するために使用されるポイント・ツー・マルチポイントDLチャネルである。一般的に、RRC接続を確立した後、このチャネルは、MBMS（注：旧MCCH+MSCH）を受信するUEによってのみ使用される。個別制御チャネル（DCCH）は、個別制御情報を送信するポイント・ツー・ポイントの双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。ある態様において、論理トラフィックチャネルは、ポイント・ツー・ポイントの双方向チャネルである個別トラフィックチャネル（DTCH）を備え、それはユーザー情報の転送のための、1つのUEに専用のチャネルである。また、マルチキャストトラフィックチャネル（MTCH）は、トラフィックデータを送信するためのポイント・ツー・マルチポイントのDLチャネルである。

ある態様において、トランスポートチャネルはDLおよびULに分類される。DLトランスポートチャネルは、セル全体にわたって同報され、別の制御／トラフィックチャネルに使用されうるPHYリソースにマップされるブロードキャストチャネル（BCH）、ダウンリンク共有データチャネル（DL-SDCH）、およびページングチャネル（PCH）（このPCHはUE電力節約のサポート用である（DRXサイクルは、ネットワークによってUEに示される））を備える。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル（RACH）、要求チャネル（REQCH）、アップリンク共有データチャネル（UL-SDCH）、および複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルは、DLチャネルおよびULチャネルのセットを備える。

DL-PHYチャネルは以下のチャネルを備える：
共通パイロットチャネル（CPICH）
同期チャネル（SCH）
共通制御チャネル（CCCH）
共有DL制御チャネル（SDCCH）
マルチキャスト制御チャネル（MCCH）
共有UL指定チャネル（SUACH）
肯定応答チャネル（ACKCH）
DL物理共有データチャネル（DL-PSDCH）
UL電力制御チャネル（UPCCH）
ページングインジケータチャネル（PICH）
負荷インジケータチャネル（LICH）

UL PHYチャネルは以下のチャネルを備える：
物理ランダムアクセスチャネル（PRACH）
チャネル品質インジケータチャネル（CQICH）
肯定応答チャネル（ACKCH）
アンテナサブセットインジケータチャネル（ASICH）
共有要求チャネル（SREQCH）
UL物理共有データチャネル（UL-PSDCH）
ブロードキャストパイロットチャネル（BPICH）

ある態様において、単一キャリア波の低いPAR（任意の所与の時間で、そのチャネルは隣接しており、または周波数で一定に間隔をあけられる）性質を保存するチャネル構造が提供される。

この文書の目的のために、以下の略語が適用される：
AM 肯定応答モード
AMD 肯定応答モードデータ
ARQ 自動再送要求
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
C- 制御-
CCCH 共通制御チャネル
CCH 制御チャネル
CCTrCH 統合符号化トランスポートチャネル
CP サイクルプレフィックス
CRC サイクル冗長チェック
CCTCH 共通トラフィックチャネル
DCCH 個別制御チャネル
DCH 個別チャネル
DL ダウンリンク
DSCH ダウンリンク共有チャネル
DTCH 個別トラフィックチャネル
FACH 順方向リンクアクセスチャネル
FDD 周波数分割多重
L1 層1（物理層）
L2 層2（データリンク層）
L3 層3（ネットワーク層）
LI 長さインジケータ
LSB 最下位ビット
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MCCH MBMSポイント・ツー・マルチポイント制御チャネル
MRW 移動受信ウィンドウ
MSB 最高位ビット
MSCH MBMSポイント・ツー・マルチポイントスケジューリングチャネル
MTCH MBMSポイント・ツー・マルチポイントトラフィックチャネル
PCCH ページング制御チャネル
PCH ページングチャネル
PDU プロトコルデータユニット
PHY 物理層
PhyCH 物理チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
RLC 無線リンク制御
RRC 無線リソース制御
SAP サービスアクセスポイント
SDU サービスデータユニット
SHCCH 共有チャネル制御チャネル
SN シーケンス番号
SUFI スーパーフィールド
TCH トラフィックチャネル
TDD 時間分割多重
TFI トランスポートフォーマットインジケータ
TM 透過モード
TMD 透過モードデータ
TTI 送信時間インターバル
U- ユーザー-
UE ユーザー機器
UL アップリンク
UM 否定応答モード
UMD 否定応答モードデータ
UMTS 万国移動通信システム
UTRA UMTS地上波無線アクセス
UTRAN UMTS地上波無線アクセスネットワーク
MBSFN マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCE MBMS協調エンティティ
MCH マルチキャストチャネル
DL-SCH ダウンリンク共有チャネル
MSCH MBMS制御チャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル

一般的に、マクロセルアクセスを提供する通常の基地局は、オペレータによって設置および構成される。設置の一環として、マクロセル基地局は、隣接セルリスト情報などの操作パラメータと共に、手動で構成される。対照的に、フェムトセル基地局は、典型的に、ネットワークオペレータというよりはむしろエンドユーザーによって設置される。エンドユーザーは、また、無線通信システムオペレータがフェムトセル基地局の再配置を制御でき、またはそれを望むことなく、１つの場所から別の場所に地理的にフェムトセル基地局を移動することができる。エンドユーザーは、加えて、フェムトセル基地局へのアクセスが、加入者、家族のメンバー、または会社の従業員に限定されるように、加入者グループを作成する。これは、フェムトセルのエンドユーザーが、彼ら自身のフェムトセルへの外部のユーザーからのアクセスを制限することを選択するからである。これにより、個人として所有されるフェムトセルは、閉鎖的加入者グループ（Closed Subscribers Group：CSG）からの接続のみを受け付ける。あるいは、エンドユーザーは、フェムトセルと同一のモバイルネットワークオペレータからの任意の顧客が、彼のフェムトセルにアクセスすることを可能にする。そのようなアクセスは、一般的に、開放的加入者グループ（Open Subscriber Group：OSG）と呼ばれる。さらに、権限を規制する政府、またはモバイルネットワークオペレータは、フェムトセルの使用および構成を制限しようと努める。制限は、フェムトセルのための個別周波数スペクトル、マクロセルと同一の広がりをもつフェムトセルの数の制限、フェムトセルの電力消費の制限などを含むがそれに限定されない。そのような、ユーザー向けの再配置および加入状況、さらに政府の規制は、隣接セルリスト情報などの操作パラメータが動的および自動的に処理されることを要求する。

隣接リストは、遊休モード（idle mode）のユーザー機器（UE）が測定するべきであるセルのセットである。隣接セルリスト（「隣接リスト」としても知られる）は、典型的に、無線基地局から、その無線基地局によってサービスされる遊休モードのユーザー機器への同報に含まれる。アクティブモードまたは接続モードのユーザー機器に、隣接リストメッセージの形式で隣接リストが送信される（ユーザー機器ユニットへの個別シグナリング接続を通して）。隣接リストメッセージは、セルからの起こりうるハンドオーバーに関する測定のためにユーザー機器によって使用されるべき隣接セルのリストである。すなわち、基地局は、UEがどのセルにキャンプオン（camp on）するべきかを決定するために、遊休モードのユーザー機器が測定するべき隣接セルについての情報を同報する。アクティブセッションの場合、隣接リストのセルのリストは、一般に、個別シグナリング接続上でUEに送信され、どのセルに測定値報告を実行するか、および、どのセルにハンドオーバーを発生させられるかに関してUEを指揮する。本明細書に使用されるように、「隣接セルリスト」および「隣接リスト」という用語は、同報された遊休モードの隣接セルリスト、およびアクティブ／接続モードの隣接セルリストの両方に対して使用される。

一般的に、フェムトセルは、個別周波数スペクトル上に配置され、または、マクロセルとスペクトルを共有する。共有スペクトル環境において、擬似雑音（PN）オフセットのセットは、フェムトセルに対してリザーブされる。PNオフセットは、モバイル無線ネットワーク内の異なるセルと加入者とを区別できるように、拡散シーケンスとして、例えば、CDMAモバイル無線システムにおいて使用される。

フェムトセル隣接リストメッセージ（FNLM）と呼ばれる新しい隣接リストメッセージが提案される。FNLMは、フェムトセル配置において使用されるチャネルおよびPNオフセットを含むであろう。代替の態様において、FNLMをサポートしないレガシーUEをサポートするために、フェムトセル配置に使用されるスペクトルおよびPNオフセットは、CDMA2000ネットワークではNLMなどのレガシー隣接リストメッセージ、拡張隣接リストメッセージ（ENLM）、または一般隣接リストメッセージ（GNLM）、またはUMTSネットワークではSIB11に含まれる。

隣接リストメッセージの現在の配置は、セル同士を区別することなく、フェムトセル周波数およびPNオフセットを隣接リストメッセージに含んでいる。すなわち、隣接リストメッセージは、隣接セルがマクロセルであるかフェムトセルであるかを示さない。この配列は、現行のUEがフェムトセルを見つける助けとなるが、この現行のUEはフェムトセルとマクロセルとを区別することができない。その知識がない場合、現行のUEはマクロセルとフェムトセルとの間で不必要なハンドオーバーを実行しうる。例えば、車の速度または歩行者の速度で移動するUEは、不必要に、マクロセルからフェムトセルへのハンドオーバーを実行するであろう。

本発明は、フェムトセル配置のためにリザーブされた周波数およびＰＮオフセットを含む新しい隣接リストメッセージを提案する。あるいは、現行の隣接リストメッセージは、提案された情報を含むために、更新されることができる。

一般に、優先ユーザーゾーンリスト（preferred user zone list： PUZL）は、UEが加入したユーザーゾーンの優先度および特徴を提供する。PUZLは、フェムトセル配置に使用されるチャネルおよびPNオフセットをUEに伝達することをサポートするが、それは、例えば、異なる地理的マーケットをまたぐ異なるフェムトセル配置を説明しない。FNLMは、それによって、地理的マーケットにおけるフェムトセル配置が周波数を選択し、局所地理的マーケットに同調されたPNオフセットが局地的に利用可能である代替を提供する。この柔軟性はオペレータにとって重要である。

ある態様に従って、図3は、周波数内隣接リスト探索を実行する例示的な方法を示す。310において、UEは、隣接リストメッセージを基地局から受信する。隣接リストメッセージは、潜在的に利用可能な隣接するマクロセルおよび隣接するフェムトセルの複合リストを含む。例示的な態様において、マクロセル隣接リストは、代替周波数および代替の無線アクセステクノロジー上の隣接するマクロセルを含む。PNオフセットは、CDMA通信を実行するように構成された隣接するマクロセルに提供される。

隣接リストメッセージは、付加的に、潜在的に利用可能な隣接するフェムトセルを含む。例示的な態様において、メッセージは、代替周波数上のフェムトセルを含む。加えて、メッセージは、隣接するフェムトセルについてのPNオフセットを含む。

320において、UEは、監視するための隣接リストを作る。現在は、隣接リストは３０個のマクロセルおよびフェムトセルに限定される。隣接リストは、ユーザー機器ユニット（UE）が、ハンドオーバーのための候補セルを発見するために、測定するように要求される（UTRANなどのネットワークによって）セルの集合である。別の関連コンセプトは、アクティブセット（Active Set）と呼ばれ、それは、ユーザー機器ユニット（UE）が無線リンクを有するセルの集合である。一般に、隣接リストに含まれるべき情報は、アクティブセルのための静的に構成された隣接セルリストに基づく。すなわち、基地局は、遊休モードのユーザー機器ユニット（UE）がどのセルにそれがキャンプオンすべきかを決定するために、測定すべき隣接セルについての情報を同報する。

アクティブセッションの場合において、隣接リストのセルのリストは個別シグナリング接続上でUEに送信され、どのセルに測定値報告を実行するか、および、どのセルにRNCによって命令されたようにハンドオーバーを発生させられるかに関してUEを指揮する。

330において、UEは周波数を切り替え、または元の周波数上で通信を再開する。

周波数スイッチングのタイミングおよび動作は、本出願の範囲外である。例えば、周波数スイッチングのタイミングは、配置される無線通信システムのタイプに依存して変化する。システムの仕様は、移動局が代替周波数上で探索を実行する間の予め定められたインターバルを指示する。代替の態様において、システムの仕様は、いつUEが、アクティブ呼を中断することなく周波数を切り替えるかを示すために、シグナリングを指定する。さらに別の代替において、UEは、周波数切り替えが使える状態かについての自己決定を行う。そのような決定は、後の送信アクティビティまたはいくつかの別のメカニズムの予測に基づいて行われる。330での周波数切り替えは、代替周波数上で送信される信号を監視するために、UEが、現在のアクティブ周波数およびその周波数上での送信の監視を安全に中断する間の任意の利用可能な時間インターバルの間に実行される。

別の態様に従って、図４は、隣接リストメッセージが個別メッセージとしてユーザー機器に送信される方法論を示す。１つのメッセージは、隣接するマクロセル情報のみを含む。もう1つの後続メッセージは、隣接するフェムトセル情報のみを含む。そのようなメッセージング方式は、特に、フェムトセルにアクセスすることができないレガシーユーザー機器に対して有益である。レガシーユーザー機器は、隣接するフェムトセル情報を無視して、単に、隣接するマクロセル情報から隣接リストを作る。

410において、UEは、マクロセル隣接リストメッセージを基地局から受信する。隣接リストメッセージは、潜在的に利用可能なマクロセルについての情報を含む。例示的な実施形態において、代替周波数上のマクロセル隣接リストは、代替周波数および代替無線アクセステクノロジー上の隣接するマクロセルを含む。PNオフセットは、CDMA通信を実行するように構成された隣接するマクロセルに提供される。

420において、UEは、フェムトセル隣接リストメッセージを基地局から受信する。フェムトセル隣接リストメッセージは、潜在的に利用可能なフェムトセルについての情報を含む。例示的な実施形態において、フェムトセル隣接リストは、代替周波数および代替無線アクセステクノロジー上の隣接するマクロセルを含む。PNオフセットは、隣接するフェムトセルに提供される。

430において、UEは、監視するための隣接リストを作る。隣接リストは、ユーザー機器ユニット（UE）が、ハンドオーバーのための候補セルを発見するために、測定することを要求される（UTRANなどのネットワークによって）セルの集合である。別の関連コンセプトはアクティブセットと呼ばれ、ユーザー機器ユニット（UE）が無線リンクを有するセルの集合である。一般に、隣接リストに含まれるべき情報は、アクティブセルのための静的に構成された隣接するセルリストに基づく。すなわち、基地局は、どのセルにそれがキャンプオンすべきかをUEに決定させるために、遊休モードのユーザー機器ユニット（UE）が測定すべき隣接セルについての情報を同報する。アクティブセッションの場合において、隣接リストのセルのリストは、個別シグナリング接続上でUEに送信され、どのセルに測定値報告を実行するか、および、どのセルにRNCによって命令されたようにハンドオーバーを発生させられるかに関してUEを指揮する。

440において、UEは周波数を切り替え、または元の周波数上で通信を再開する。周波数スイッチングのタイミングは、配置されるシステムのタイプに依存して変化する。ステムの仕様は、移動局が代替周波数上で探索を実行する間の予め定められたインターバルを指定する。代替の実施形態において、システムの仕様は、アクティブ呼を中断することなく、UEがいつ周波数を切り替えるかを示すために、シグナリングを指定する。さらに別の代替において、UEは、周波数切り替えが使える状態かについての自己決定を行う。そのような決定は、後の送信アクティビティまたはいくつかの別のメカニズムの予測に基づいて行われる。ステップ440での周波数切り替えは、代替周波数上で送信される信号を監視するために、UEが、現在のアクティブ周波数およびその周波数上での送信の監視を安全に中断する間の任意の利用可能な時間インターバルの間に実行される。

上に記述されたように、方法論は、フェムトセルの使用をサポートしないレガシーユーザー機器（UE）に対して異なる。図5を参照すると、それによって、隣接リストメッセージが、レガシーユーザー機器への潜在的に利用可能な隣接するマクロセルおよび隣接するフェムトセルの複合リストを含む方法論が示されている。510において、レガシーUEは、隣接リストメッセージを基地局から受信する。隣接リストメッセージは、潜在的に利用可能な隣接するマクロセルおよび隣接するフェムトセルの複合リストを含む。例示的な態様において、マクロセル隣接リストは、代替周波数および代替無線アクセステクノロジー上の隣接するマクロセルを含む。PNオフセットは、CDMA通信を実行するように構成された隣接するマクロセルに提供される。隣接リストメッセージは、加えて、潜在的に利用可能な隣接するフェムトセルを含む。例示的な態様において、メッセージは、代替周波数上のフェムトセルを含む。加えて、メッセージは、隣接するフェムトセルについてのＰＮオフセットを含む。

520において、UEは、監視するためのマクロセルの隣接リストを作る。レガシーユーザー機器は、隣接するフェムトセル情報を無視して、単に、隣接するマクロセル情報から隣接リストを作る。隣接リストは、ユーザー機器ユニット（UE）が、ハンドオーバーのための候補セルを発見するために、測定することを要求される（UTRANなどのネットワークによって）セルの集合である。一般に、隣接リストに含まれるべき情報は、アクティブセルのために、静的に構成された隣接するセルリストに基づく。すなわち、基地局は、それがどのセルにキャンプオンすべきかをUEに決定させるために、遊休モードのユーザー機器ユニット（UE）が測定すべきである隣接セルについて情報を同報する。アクティブセッションの場合において、隣接リストのセルのリストは個別シグナリング接続上でUEに送信され、どのセルに測定値報告を実行するか、および、どのセルにRNCによって命令されたようにハンドオーバーを発生させられるかに関してUEを指揮する。

530において、UEは周波数を切り替え、または元の周波数上で通信を再開する。レガシーUEが隣接リストを隣接するマクロセルだけから作ったため、UEはマクロセルスイッチング候補のリストを有する。周波数スイッチングのタイミングおよび動作は、本出願の範囲外である。例えば、周波数スイッチングのタイミングは、配置される無線通信システムのタイプに依存して変化する。システムの仕様は、移動局が代替周波数上で探索を実行する間の予め定められたインターバルを指定する。代替の態様において、システムの仕様は、アクティブ呼を中断することなくUEがいつ周波数を切り替えるかを示すために、シグナリングを指定する。さらに別の代替において、UEは、周波数切り替えが使える状態かについての自己決定を行う。そのような決定は、後の送信アクティビティ、またはいくつかの別のメカニズムの予測に基づいて行われる。ステップ330での周波数切り替えは、UEが、代替周波数上で送信される信号を監視するために、現在のアクティブ周波数、および、その周波数上での送信の監視を安全に中断する間の任意の利用可能な時間インターバルの間に実行される。

図6を参照すると、それによって、隣接リストメッセージが個別メッセージとしてレガシーユーザー機器に送信される方法論が示されている。1つのメッセージは、隣接するマクロセル情報のみを含む。もう１つの後続メッセージは、隣接するフェムトセル情報のみを含む。そのようなメッセージング方式は、特に、フェムトセルにアクセスできないレガシーユーザー機器に対して有益である。レガシーユーザー機器は、隣接するフェムトセル情報を無視して、単に、隣接リストを隣接するマクロセル情報から隣接リストを作る。

610において、レガシーUEは、マクロセル隣接リストメッセージを基地局から受信する。隣接リストメッセージは、潜在的に利用可能なマクロセルについての情報を含む。例示的な実施形態において、マクロセル隣接リストは、代替周波数および代替無線アクセステクノロジー上の隣接するマクロセルを含む。PNオフセットは、CDMA通信を実行するように構成された隣接するマクロセルに提供される。

620において、UEは、監視するためのマクロセルの隣接リストを作る。レガシーユーザー機器は、隣接するフェムトセル情報を無視して、単に、隣接するマクロセル情報から隣接リストを作る。隣接リストは、ユーザー機器ユニット（UE）が、ハンドオーバーのための候補セルを発見するために測定することを要求される（UTRANなどのネットワークによって）セルの集合である。一般に、隣接リストに含まれるべき情報は、アクティブセルのための、静的に構成された隣接するセルリストに基づく。すなわち、基地局は、それがどのセルにキャンプオンすべきかをUEに決定させるために、遊休モードのユーザー機器ユニット（UE）が測定するべきである隣接セルについての情報を同報する。アクティブセッションの場合、隣接リストのセルのリストは、個別シグナリング接続上でUEに送信され、どのセルに測定値報告を実行するか、および、どのセルにRNCによって命令されたようにハンドオーバーを発生させられるかに関してUEを指揮する。

630において、UEは周波数を切り替え、または元の周波数上で通信を再開する。レガシーUEが隣接するマクロセルからのみ隣接リストを作ったため、UEはマクロセルスイッチング候補のリストを有する。周波数スイッチングのタイミングおよび動作は、本出願の範囲外である。例えば、周波数スイッチングのタイミングは、配置される無線通信システムのタイプに依存して変化する。システムの仕様は、移動局が代替周波数上で探索を実行する間の予め定められたインターバルを指定する。代替の態様において、システムの仕様は、いつUEが、アクティブ呼を中断することなく周波数を切り替えるかを示すために、シグナリングを指定する。

さらに別の代替において、UEは、周波数切り替えが使える状態かについての自己決定を行う。そのような決定は、後の送信アクティビティまたはいくつかの別のメカニズムの予測に基づいて行われる。ステップ330の周波数切り替えは、UEが、代替周波数上で送信された信号を監視するために、現在のアクティブ周波数およびその周波数上での送信の監視を安全に中断する間の任意の利用可能な時間インターバルの間に実行される。

別の態様に従って、図7は、それによって、隣接リストメッセージがマクロセルとフェムトセル隣接リストメッセージの複合である方法論を示す。710において、UEは、隣接リストメッセージを基地局から受信する。隣接リストメッセージは、潜在的に利用可能なマクロセルについての情報を含む。例示的な実施形態において、マクロセル隣接リストは、代替周波数および代替無線アクセステクノロジー上の隣接するマクロセルを含む。PNオフセットは、CDMA通信を実行するように構成された隣接するマクロセルに提供される。

隣接リストメッセージは、加えて、潜在的に利用可能な隣接するフェムトセルを含む。例示的な態様において、メッセージは、代替周波数上のフェムトセルを含む。加えて、メッセージは、隣接するフェムトセルに対するPNオフセットを含む。代替の態様において、メッセージは、また、フェムトセルが閉鎖的加入者グループ（CSG）であるか、開放的加入者グループ（OSG）であるかを示す表示を含む。

720において、UEは、監視するための隣接リストを作る。隣接リストは、ユーザー機器ユニット（UE）が、ハンドオーバーのための候補セルを発見するために測定するように要求される（UTRANなどのネットワークによって）セルの集合である。別の関連コンセプトはアクティブセットと呼ばれ、それは、ユーザー機器ユニット（UE）が無線リンクを有するセルの集合である。一般に、隣接リストに含まれるべき情報は、アクティブ呼のための、静的に構成された隣接するセルリストに基づく。すなわち、基地局は、それがどのセルにそれがキャンプオンするかをUEに決定させるために、遊休モードのユーザー機器ユニット（UE）が測定すべきである隣接セルについての情報を同報する。アクティブセッションの場合において、隣接リストのセルのリストは個別シグナリング接続上でUEに送信され、どのセルに測定値報告を実行するか、および、どのセルにRNCによって命令されたようにハンドオーバーを発生させられるかに関してUEを指揮する。代替の態様に従って、UEは、その特定のセルを隣接リストに加える前に、UEが閉鎖的加入者グループフェムトセルの加入者であるか否かを判断するために調査する。代替の態様に従って、UEは、UEが高速モーションに従事しているか否かを判断するために調査する。その場合、UEは、隣接するマクロセルのみを備える隣接リストを作る。

730において、スイッチングポリシーが適用される。スイッチングポリシーのタイミングおよび動作は本出願の範囲外である。例えば、周波数スイッチングのタイミングは、配置される無線通信システムのタイプに依存して変化する。システムの仕様は、移動局が代替周波数上で探索を実行する間の予め定められたインターバルを指定する。代替の態様において、システムの仕様は、いつUEが、アクティブ呼を中断することなく周波数を切り替えるかを示すために、シグナリングを指定する。さらに別の代替において、UEは、周波数切り替えが使える状態かについての自己決定を行う。そのような決定は、後の送信アクティビティまたはいくつかの別のメカニズムの予測に基づいて行われる。ステップ740の周波数切り替えは、UEが、代替周波数上で送信された信号を監視するために、現在のアクティブ周波数およびその周波数上の送信の監視を安全に中断する間の任意の利用可能な時間インターバルの間に実行される。740において、UEは周波数を切り替え、または元の周波数上で通信を再開する。

別の態様に従って、図8は、それによって、隣接リストメッセージが個別メッセージとしてユーザー機器に送信される方法論を示す。１つのメッセージは、隣接するマクロセル情報のみを含む。もう１つの後続メッセージは、隣接するフェムトセル情報のみを含む。

810において、レガシーUEは、マクロセル隣接リストメッセージを基地局から受信する。隣接リストメッセージは、潜在的に利用可能なマクロセルについての情報を含む。例示的な実施形態において、マクロセル隣接リストは、代替周波数および代替無線アクセステクノロジー上の隣接するマクロセルを含む。PNオフセットは、CDMA通信を実行するように構成された隣接するマクロセルに提供される。

820において、UEは、監視するためのマクロセルの隣接リストを作る。レガシーユーザー機器は、隣接するフェムトセル情報を無視して、単に、隣接するマクロセル情報から隣接リストを作る。隣接リストは、ユーザー機器ユニット（UE）がハンドオーバーのための候補セルを発見するために、測定することを要求される（UTRANなどのネットワークによって）セルの集合である。一般に、隣接リストに含まれるべき情報は、アクティブセルのための静的に構成された隣接セルリストに基づく。すなわち、基地局は、それがどのセルにキャンプオンすべきかをUEに決定させるために、遊休モードのユーザー機器ユニット（UE）が測定すべきである隣接セルについての情報を同報する。アクティブセッションの場合において、隣接リストのセルのリストは、個別シグナリング接続上でUEに送信され、どのセルに測定値報告を実行するか、および、どのセルにRNCによって命令されたようにハンドオーバーを発生させられるかに関してUEを指揮する。代替の態様に従って、UEは、その特定のセルを隣接リストに加える前に、UEが閉鎖的加入者グループフェムトセルの加入者であるか否かを判断するために調査する。代替の態様に従って、UEは、UEが高速モーションに従事しているか否かを判断するために調査する。その場合、UEは、隣接するマクロセルのみを備える隣接リストを作る。

830において、スイッチングポリシーが適用される。スイッチングポリシーのタイミングおよび動作は本出願の範囲外である。例えば、周波数スイッチングのタイミングは、配置される無線通信システムのタイプに依存して変化する。システムの仕様は、移動局が代替周波数上で探索を実行する間に、予め定められたインターバルを指定する。代替の態様において、システムの仕様は、いつUEが、アクティブ呼を中断することなく周波数を切り替えるかを示すために、シグナリングを指定する。さらに別の代替において、UEは、周波数切り替えが使える状態かについての自己決定を行う。そのような決定は、後の送信アクティビティまたはいくつかの別のメカニズムの予測に基づいて行われる。ステップ840の周波数切り替えは、UEが、代替周波数上で送信された信号を監視するために、現在のアクティブ周波数およびその周波数上の送信の監視を安全に中断する間の任意の利用可能な時間インターバルの間に実行される。840において、UEは周波数を切り替え、または元の周波数上で通信を再開する。

フェムトセルに割り当てられた周波数およびPNオフセットの知識は、システム選択においてUEを助け、以下のようないくつかの方法でスタンバイ時間を改善する。第1に、FNLMを使用して、UEは、いつそれがフェムトセルのカバレッジ内にいるかを決定し、遊休ハンドオフ（idle handoff）を遅らせるために新しいシステム選択手順を適用することができる。この遅延はピンポン登録（ping-pong registration）を回避する。第2に、FNLMは、車の速度で移動しているUEがフェムトセル探索を除去し、マクロセル探索に専念するのを助けることができる。第3に、FNLMは、任意のフェムトセルに加入していないUEがフェムトセルの選択を回避するのを助けることができる。そのような回避は、フェムトセルの大多数が、開放的な結合よりもむしろシグナリング結合をサポートする場合に有益である。第4に、フェムトセルに割り当てられる周波数およびPNオフセットの知識は、フェムトセルの効率的な手動探索に役立つ。その知識を用いて、UEは、特定の周波数およびPNオフセットのフェムトセル探索を制限することができる。

UEがフェムトセルを発見すると、UEは、フェムトセル識別メッセージを読み取り、その識別情報を加入者に表示することができる。この知識が無い場合、手動フェムトセル探索が全ての周波数および全てのPNオフセットを探索しなければならない。さらに、発見された全てのセル（マクロセルまたはフェムトセル）について、UEは、フェムトセル識別メッセージを探す間に、オーバーヘッドメッセージを読み取らなければならない。FNLMが無い場合、セルラおよびPCS配置を用いて、および30よりも多い可視のパイロットを用いて、手動の走査が相当の持続時間行われる事が予想される。現在の標準は、最大40個の隣接をレガシー隣接リストメッセージに含むことをサポートするが、いくつかの既存の実施は、隣接リストのサイズを20個の隣接くらいにまで限定する。この制限された容量は、レガシー隣接リストメッセージに含まれうる隣接フェムトセルの数を制限する。FNLMの導入は、フェムトセル加入がフェムトセルを認識および有効にするUEに限定される将来において、この制限を克服するであろう。

図9は、無線ネットワークにおいて、隣接リスト周波数スイッチングのための例示的なシステム900を示す。システム900は、モバイルデバイス内に少なくとも部分的に存在することができ、プロセッサ、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ（例えば、ファームウェア）によって実施される機能を表す機能ブロックを含むものとして表される。

個別または共同に動作することができる電気コンポーネントの論理グルーピング902がシステム900に含まれる。論理グルーピング902は、隣接リストメッセージを受信するための電気コンポーネント906を含む。隣接リストメッセージは、セルからの起こりうるハンドオーバーについての測定ために、ユーザー機器によって使用されるべき隣接セルのリストである。さらに、システム900は、スイッチング周波数を決定するための電気コンポーネント908を含む。また、選択された周波数に切り替えるための電気コンポーネント910が含まれる。

加えて、システム900は、電気コンポーネント906、908、および910または別のコンポーネントに関連付けられた機能を実行するための命令を保存するメモリ904を含むことができる。メモリ904の外側にあると示されるが、電気コンポーネントの1つ以上がメモリ904内に存在しうることは理解されるべきである。

この特定の設計に対する変形および変更は実行されうる。これは本発明の範囲内である。また、明快さのために、周波数探索設計の様々な態様は、TIA-1121（UMB）システムについて特に記述されている。しかし、本明細書に記述される周波数探索設定は、また、cdma2000およびW-CDAMシステムなどの別のCDMAシステム、および別の無線通信システムにも使用される。

上に述べられたように、前述の原理／方法は、また、別の無線テクノロジーに適用される。そのテクノロジーは、前に記述され、便利に記述されたシステムおよびシナリオに特に関係するが、別の事例および別のネットワークにも適用されうる。

本明細書に開示された実施形態と関連して記述される様々な実例となる論理、論理ブロック、モジュール、回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（DSP）、特定用途向けIC（ASIC）、書替え可能ゲートアレイ（FPGA）または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、もしくは本明細書に記述された機能を実行するよう設計されたこれらの任意の組み合わせと一緒に実行または実施される。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであるが、代替で、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサは、また、例えば、DSPとマクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに結合した１つ以上のマイクロプロセッサ、その他の上記構成の組み合わせといった計算デバイスの組み合わせとしても実施される。加えて、少なくとも1つのプロセッサは、上に記述されたステップおよび／または動作の1つ以上を実行するように機能する1つ以上のモジュールを備える。

さらに、本明細書に開示された態様に関して記述された方法またはアルゴリズムのステップおよび／または動作は、直接的にハードウェアに、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールに、またはそれら二つの組み合わせに組み込まれうる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD-ROM、または本技術分野において周知の記憶媒体の他の形態に存在しうる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替において、記憶媒体はプロセッサに一体化される。さらに、いくつかの態様において、プロセッサと記憶媒体はASICに存在しうる。加えて、ASICはユーザー端末に存在しうる。代替において、プロセッサおよび記憶媒体は、個別コンポーネントとして、ユーザー端末に存在しうる。加えて、いくつかの態様において、方法またはアルゴリズムのステップおよび／または動作は、1つまたは任意の組み合わせとして、または、コンピュータプログラム製品に組み込まれる機械読み取り可能媒体および／またはコンピュータ読み取り可能媒体上のコードおよび／または命令のセットとして存在する。

１つ以上の態様において、記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせにおいて実施される。ソフトウェアに実施された場合、その機能はコンピュータ読み取り可能媒体上の1つ以上の命令またはコードとして記憶または送信される。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある箇所から別の箇所へのコンピュータプログラム移送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体はコンピュータによりアクセスされることができる任意の利用可能な媒体である。それに制限されない例として、そのようなコンピュータ読み取り可能媒体はRAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、もしくはコンピュータによってアクセスされることができ、命令やデータ構造形で所望のプログラムコードを運んだり記憶したりするために使用されうる任意の別媒体を備える。また、任意の接続は適切にコンピュータ読み取り可能媒体と呼ばれる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、デジタル加入者回線（DSL）、または赤外線、無線、マイクロ波などの無線テクノロジーを使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースからソフトウェアが送信されると、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、DSL、または赤外線、無線、マイクロ無線などの無線テクノロジーは媒体の定義に含まれる。ディスク（disk）とディスク（disc）は、本明細書で使用されているように、コンパクトディスク（CD）、レーザディスク、光ディスク、デジタルビデオディスク（DVD）、フロッピー（登録商標）ディスク、ブルーレイ（登録商標）ディスクを含む。ディスク（disk）は通常磁気作用によってデータを再生し、ディスク（disc）はレーザーで光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもコンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれるべきである。

前述の開示が例示的な態様および／または実施形態を議論するが、様々な変更、および修正が、添付の請求項によって定義されるような記述された態様および／または実施形態の範囲から逸脱することなく、本明細書において行われることに注意されたい。さらに、記述された態様および／または実施形態のエレメントが単数形で記述または主張されるが、単数形への限定が明白に示されない限り、複数形が企図される。加えて、任意の態様および／または実施形態の全部または一部は、そうではないと示されない限り任意の別の態様および／または実施形態の全部または一部で利用される。

Claims (77)

1. 無線通信システム内の端末における隣接リスト周波数スイッチングのための方法であって：
   隣接リストメッセージを受信することと、なお、前記隣接リストメッセージは、フェムトセル情報およびマクロセル情報を含み、前記フェムトセル情報はフェムトセル周波数を含み、前記マクロセル情報はマクロセル周波数を含む；
   前記マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することと；
   前記スイッチング周波数に切り替えることと；
   を備える方法。
2. 前記フェムトセル情報は、フェムトセル擬似雑音（PN）オフセットをさらに含む、請求項1の方法。
3. 前記マクロセル情報は、マクロセルPNオフセットをさらに含む、請求項1の方法。
4. 前記隣接リストメッセージから隣接リストを作ることをさらに備える、請求項1の方法。
5. 前記端末はサービングセル上でキャンプオンされ、前記隣接リストは、前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項４の方法。
6. 前記端末はサービングセル上でアクティブであり、前記隣接リストは、前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項4の方法。
7. 前記フェムトセル情報は、前記フェムトセルの閉鎖的または開放的加入者状態をさらに含む、請求項1の方法。
8. 前記フェムトセルの前記加入者状態は閉鎖的である、請求項7の方法。
9. 前記端末が前記閉鎖的加入者フェムトセルの加入者である場合、前記マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項8の方法。
10. 前記端末が前記閉鎖的加入者フェムトセルの加入者でない場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項9の方法。
11. 前記フェムトセルの前記加入者状態は開放的である、請求項7の方法。
12. 前記端末が移動中の場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項1の方法。
13. 前記端末がフェムトセルにアクセスするように構成されていない場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項1の方法。
14. 無線通信システムの端末における隣接リスト周波数スイッチングのための方法であって：
    マクロセル隣接リストメッセージを受信することと、なお、前記マクロセル隣接リストメッセージはマクロセル情報を含み、前記マクロセル情報はマクロセル周波数を含む；
    フェムトセル隣接リストメッセージを受信することと、なお、前記フェムトセル隣接リストメッセージはフェムトセル情報を含み、前記フェムトセル情報はフェムトセル周波数を含む；
    前記マクロセル周波数および前記フェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することと；
    前記スイッチング周波数に切り替えることと；
    を備える方法。
15. 前記フェムトセル情報は、フェムトセル擬似雑音（PN）オフセットをさらに含む、請求項14の方法。
16. 前記マクロセル情報は、マクロセルPNオフセットをさらに含む、請求項14の方法。
17. 前記マクロセル隣接リストメッセージおよび前記フェムトセル隣接リストメッセージから隣接リストを作ることをさらに備える、請求項14の方法。
18. 前記端末はサービングセルにキャンプオンされ、前記隣接リストは、前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項17の方法。
19. 前記端末はサービングセル上でアクティブであり、前記隣接リストは、前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項17の方法。
20. 前記フェムトセル情報は、前記フェムトセルの閉鎖的または開放的な加入者状態をさらに含む、請求項14の方法。
21. 前記フェムトセルの前記加入者状態は閉鎖的である、請求項20の方法。
22. 前記端末が前記閉鎖的な加入者フェムトセルの加入者である場合、前記マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項21の方法。
23. 前記端末が前記閉鎖的な加入者フェムトセルの加入者ではない場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項22の方法。
24. 前記フェムトセルの前記加入者状態は開放的である、請求項20の方法。
25. 前記端末が移動中の場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項14の方法。
26. 前記端末がフェムトセルにアクセスするように構成されない場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項14の方法。
27. 隣接リストメッセージを受信するため、および、受信された隣接リストメッセージからの隣接マクロセルのセットと隣接フェムトセルのセットとを記憶し、そこから探索結果を作り出すためのメモリと；
    前記探索結果のサブセットに関連付けられた周波数を選択するためのプロセッサと；
    を備える無線通信装置。
28. 前記隣接リストメッセージはフェムトセル情報およびマクロセル情報を含み、前記フェムトセル情報はフェムトセル周波数を含み、前記マクロセル情報はマクロセル周波数を含む、請求項27の装置。
29. 前記フェムトセル情報は、フェムトセル擬似雑音（PN）オフセットをさらに含む、請求項28の装置。
30. 前記マクロセル情報は、マクロセルPNオフセットをさらに含む、請求項28の装置。
31. 前記隣接リストメッセージから隣接リストを作ることをさらに備える、請求項28の装置。
32. 前記端末はサービングセルにキャンプオンされ、前記隣接リストは、前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項31の装置。
33. 前記端末はサービングセル上でアクティブであり、前記隣接リストは前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項31の装置。
34. 前記フェムトセル情報は、前記フェムトセルの閉鎖的または開放的な加入者状態をさらに含む、請求項28の装置。
35. 前記フェムトセルの前記加入者状態は閉鎖的である、請求項34の装置。
36. 前記装置が前記閉鎖的な加入者フェムトセルの加入者である場合、前記マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項35の装置。
37. 前記装置が前記閉鎖的な加入者フェムトセルの加入者でない場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項36の装置。
38. 前記フェムトセルの前記加入者状態が開放的である、請求項35の装置。
39. 前記装置が移動中の場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項28の装置。
40. 前記装置がフェムトセルにアクセスするように構成されていない場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定することをさらに備える、請求項28の装置。
41. 無線通信システムの端末における隣接リスト周波数スイッチングのための装置であって：
    隣接リストメッセージを受信するための論理と、なお、前記隣接リストメッセージはフェムトセル情報およびマクロセル情報を含み、前記フェムトセル情報はフェムトセル周波数を含み、前記マクロセル情報はマクロセル周波数を含む；
    前記マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための論理と；
    前記スイッチング周波数に切り替えるための論理と：
    を備える装置。
42. 前記フェムトセル情報は、フェムトセル擬似雑音（PN）オフセットをさらに含む、請求項41の装置。
43. 前記マクロセル情報はマクロセルPNオフセットをさらに含む、請求項41の装置。
44. 前記隣接リストメッセージから隣接リストを作るための論理をさらに備える、請求項41装置。
45. 前記端末はサービングセル上でキャンプオンされ、前記隣接リストは、前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項44の装置。
46. 前記端末はサービングセル上でアクティブであり、前記隣接リストは、前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項44の装置。
47. 前記フェムトセル情報は、前記フェムトセルの閉鎖的または開放的な加入者状態をさらに含む、請求項41の装置。
48. 前記フェムトセルの前記加入者状態は閉鎖的である、請求項47の装置。
49. 前記端末が前記閉鎖的な加入者フェムトセルの加入者である場合、前記マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための論理をさらに備える、請求項48の装置。
50. 前記端末が前記閉鎖的な加入者フェムトセルの加入者でない場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための論理をさらに備える、請求項49の装置。
51. 前記フェムトセルの前記加入者状態は開放的である、請求項47の装置。
52. 前記端末が移動中の場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための論理をさらに備える、請求項41の装置。
53. 前記端末がフェムトセルにアクセスするように構成されない場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための論理をさらに備える、請求項41の装置。
54. 無線通信システムの端末における隣接リスト周波数スイッチングのための装置であって：
    隣接リストメッセージを受信するための手段と、なお、前記隣接リストメッセージはフェムトセル情報およびマクロセル情報を含み、前記フェムトセル情報はフェムトセル周波数を含み、前記マクロセル情報はマクロセル周波数を含む；
    前記マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための手段と；
    前記スイッチング周波数に切り替えるための手段と；
    を備える装置。
55. 前記フェムトセル情報は、フェムトセル擬似雑音（PN）オフセットをさらに含む、請求項54の装置。
56. 前記マクロセル情報はマクロセルPNオフセットをさらに含む、請求項54の装置。
57. 前記隣接リストメッセージから隣接リストを作るための論理をさらに備える、請求項54の装置。
58. 前記端末はサービングセル上でキャンプオンされ、前記隣接リストは前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項57の装置。
59. 前記端末はサービングセル上でアクティブであり、前記隣接リストは前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項57の装置。
60. 前記フェムトセル情報は、前記フェムトセルの閉鎖的または開放的な加入者状態をさらに含む、請求項54の装置。
61. 前記フェムトセルの前記加入者状態は閉鎖的である、請求項60の装置。
62. 前記端末が前記閉鎖的な加入者フェムトセルの加入者である場合、前記マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための論理をさらに備える、請求項61の装置。
63. 前記端末が前記閉鎖的な加入者フェムトセルの加入者でない場合に、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための論理をさらに備える、請求項62の装置。
64. 前記フェムトセルの前記加入者状態が開放的である、請求項60の装置。
65. 前記端末が移動中の場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための論理をさらに備える、請求項54の装置。
66. 端末内の隣接リスト周波数スイッチングのための無線通信システムにおけるコンピュータプログラム製品であって：
    コンピュータ読み取り可能媒体を備え、前記コンピュータ読み取り可能媒体は：
    隣接リストメッセージを受信するための第1のコードのセットと、なお、前記隣接リストメッセージはフェムトセル情報およびマクロセル情報を含み、前記フェムトセル情報はフェムトセル周波数を含み、前記マクロセル情報はマクロセル周波数を含む；
    前記マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための第2のコードのセットと；
    前記スイッチング周波数に切り替えるための第3のコードセットと；
    を備える、コンピュータプログラム製品。
67. 前記フェムトセル情報は、フェムトセル擬似雑音（PN）オフセットをさらに含む、請求項66のコンピュータプログラム製品。
68. 前記マクロセル情報はマクロセルPNオフセットをさらに含む、請求項66のコンピュータプログラム製品。
69. 前記隣接リストメッセージから隣接リストを作るための第4のコードのセットをさらに備える、請求項66のコンピュータプログラム製品。
70. 前記端末はサービングセル上でキャンプオンされ、前記隣接リストは前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項69のコンピュータプログラム製品。
71. 前記端末はサービングセル上でアクティブであり、前記隣接リストは前記サービングセルからの起こりうるハンドオーバーのために前記端末によって使用される、請求項69のコンピュータプログラム製品。
72. 前記フェムトセル情報は、前記フェムトセルの閉鎖的または開放的な加入者状態をさらに含む、請求項66のコンピュータプログラム製品。
73. 前記フェムトセルの前記加入者状態は閉鎖的である、請求項72のコンピュータプログラム製品。
74. 前記端末が前記閉鎖的な加入者フェムトセル加入者である場合、前記マクロセル周波数およびフェムトセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための第5のコードのセットをさらに備える、請求項73のコンピュータプログラム製品。
75. 前記端末が前記閉鎖的な加入者フェムトセルの加入者でない場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための第６のコードのセットをさらに備える、請求項74のコンピュータプログラム製品。
76. 前記フェムトセルの前記加入者状態が開放的である、請求項72のコンピュータプログラム製品。
77. 前記端末が移動中の場合、前記マクロセル周波数の中からスイッチング周波数を決定するための第7のコードのセットをさらに備える、請求項66のコンピュータプログラム製品。

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