JP2008118404A - 移動通信システムにおける移動局の移動管理方法および装置 - Google Patents

移動通信システムにおける移動局の移動管理方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークおよび移動局に負荷をかけることなく移動局へのサービス中断を有効に回避できる移動局の移動管理方法および装置ならびにそれを用いた移動通信システムを提供する。
【解決手段】主セルを変更するとき、移動局20は新たな主セルから隣接リストを受け取り近隣リストNL−NWに格納する。セル選択を実行するとき(ST2)、移動局20は新たな主セルC3を前の主セルC2と関連付け(C3:{C2})近隣リストNL−Aに格納する(ST3)。現在の主セルの品質劣化を検出するとき、移動局20は隣接リストNL−NWにおけるセルおよび近隣リストNL−Aにおける全ての関連セルの品質を測定する。現在の主セルよりも良好なセルを検出すると、移動局20はその検出されたより良好なセルを新たな主セルとして再選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は複数の基地局により制御される複数のセルを設けた移動通信システムに係り、特に移動局が接続すべきセルを選択するための移動管理方法および装置に関する。
一般に、複数の基地局により制御される複数のセルを有するセルラ移動通信システムにおいて、移動局は、基地局との間でデータあるいは制御信号を送受信し正常なサービスを受けるために適したセル(以下、「適切セル(suitable cell)」という。)を検出し、そのセルにキャンプ接続することができる。また、適切なセルを選択してキャンプ接続できない場合には、制限されたサービスを受けることが可能なセル(以下、「許容セル(acceptable cell)」という。)を選択し、キャンプ接続することもできる。キャンプ接続とは、アイドル状態の移動局が、後述するセル選択/セル再選択によって検出されたセルに接続することをいう。
たとえば、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)システムでは、セルにキャンプ接続した移動局は、そのセルを制御する基地局(主基地局)のブロードキャストチャネル(BCCH)から当該セルID、トラッキングエリアIDおよび後述する近隣リスト(neighboring list)を受信し、またページングチャネル(PCH)をモニタすると共に、間欠的に近隣セルのパイロットチャネル(CPICH)をモニタする。近隣リストに含まれる近隣セル情報は、典型的には、近隣セルのキャリア周波数およびその他システムパラメータを含む。したがって移動局は近隣リストを参照することで、近隣セルのキャリア周波数に合わせながらキャンプ接続すべきセルを探索し、下りブロードキャストチャネルを受信することが可能となる。
また、移動局は、近隣リストに基づいて現在キャンプ接続しているセル(以下、主セル(serving cell)という。)よりも良好なセル(通常、無線品質がより良好なセル)を検出すると、この新たに検出されたセルを主セルとしてキャンプ接続する。これを「再選択(cell reselection)」という。セル再選択はネットワークにより提供される何らかの基準に基づいて、移動局により実行される。たとえば、移動局が主セルの無線品質の劣化を検出し、その劣化状態が再選択タイマ(reselection timer)で設定された時間以上続いた場合、近隣リストの近隣セル情報を用いてセル再選択を実行する。通常、セル再選択は、近隣リストに蓄積されている近隣セル情報のキャリア周波数を順次設定しながら現在の主セルの無線品質よりも良好な無線品質を持つ近隣セルが検出されるかどうかを調べ、そのような良好な無線品質のセルが検出された場合、そのより良好な無線品質のセルを新たな主セルとして選択してキャンプ接続を行う、という手順により実行される。このように、移動局は近隣リストに蓄積されている近隣セルに絞って無線品質を検出すれば良いため、より良好な無線品質のセルを高速で選択することができる。これにより、ネットワークからのページングメッセージを良好な受信確率で受信することも可能となる。また、近隣リストは、ハンドオーバ時の近隣セルの無線品質測定にも利用される。
もし移動局がネットワークにより提供された近隣リストから適切セルを検出できなかった場合、移動局は、キャンプ接続する適切セルを発見するために、可能なキャリア周波数の各々を逐次探索するキャリア逐次探索を開始する。このキャリア逐次探索による適切セルの検出は、UMTSシステムにおいて「セル選択 (cell selection)」と呼ばれる。セル選択には、事前にキャリア周波数情報がない状態で全ての周波数帯域を逐次探索して適切セルを検出する初期セル選択(initial cell selection)と、予めキャリア周波数の情報が移動局に格納され、その情報により限定された周波数帯域におけるキャリア逐次探索により適切セルを検出する限定的セル選択(stored-information cell selection)とがある。初期セル選択は無線周波数帯域全てを探索するために、たとえば20秒程度の時間を要する。これに対して限定的セル選択は、限定された周波数帯域内でのキャリア逐次探索なので適切セルの検出を高速化できる。たとえば外国に行って移動端末の電源を入れた時のように、格納されたキャリア周波数情報が示す周波数帯域とは異なる帯域を使用するオペレータで使用する場合には初期セル選択によるキャリア逐次探索が実行される。
いずれにしても、セル選択は移動局がキャリア周波数の逐次探索を行うので、一般にセル再選択よりも長い時間を要し、その間サービスが中断する。また逐次探索は大きな電力を消費するので、通常バッテリ駆動される移動端末にとってはバッテリの消耗がはやくなる。
UMTSシステムにおけるセル選択およびセル再選択の手順については、非特許文献1〜3に記載されている。
また、セル再選択に用いられる近隣リストは、移動局がキャンプ接続した基地局から当該移動局に対して送信されるが、たとえばビルディング内にマイクロセルあるいはピコセルと呼ばれる小さなセルが局所的に多数配置される場合には、近隣リストが全てのセルを網羅していないことがあり得る。
特表2001−526016号公報には、このように近隣リスト内に含まれていないセルが存在する状況で移動局を適切セルに接続させる方法が開示されている。具体的には、近隣エリア内で使用される全ての測定チャネルを含む1つの近隣リストを当該近隣エリアの各基地局が共通に送信する。これにより、近隣エリア内の移動局は全ての測定チャネルを用いたセル再選択が可能になる(第7ページ18行〜第8ページ18行)。
特表2001−526016号公報 3GPP TS 25.304 User Equipment (mobile station) procedures in idle mode and procedures for cell reselection in connected mode 3GPP TS 25.331 Radio Resource Control (RRC); Protocol Specification (Release 6) 3GPP TS 25.133 Requirements for support of radio resource management (FDD) 3GPP TS 25.813 Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Radio interface protocol aspects (Release 7)
まず、UMTSシステムのようにセル選択およびセル再選択の手順を用意した移動通信システムでは、近隣リストに含まれないセルへ移動局が移動する場合、移動局はセル再選択で適切セルを検出できないために、セル選択を実行することになる。一般には限定的セル選択を実行し、それでも適切セルを検出できなかった場合には初期セル選択を実行する。このような近隣リストに含まれないセルが多くなればなるほど、移動局は頻繁にセル選択を実行し、その間のサービス中断および消費電力の増大という問題が生じる。以下、図面を用いて説明する。
図13(A)はセル再選択およびセル選択手順の一例を説明するための模式的なセル構成図、図13(B)はネットワーク側で保持されているセル毎の近隣リストを示す図、図13(C)はネットワーク側から提供され移動局に保持されるセル毎の近隣リストを示す図である。なお、図13(B)の近隣リストはたとえばネットワークの管理サーバなどで保持されている。また、上述したように、近隣リストは、典型的には、近隣セルのキャリア周波数その他システムパラメータを含むが、図13(B)、(C)における近隣リストにおいては、煩雑さを避けるために、各近隣セルのセルIDのみを記載し、それぞれ含まれるシステムパラメータ等の図示は割愛している。
この例では、セルC1−1、C1−2およびC1−3が比較的広いカバレッジエリア(無線エリア)を有するマクロセルであり、セルC2−1が比較的狭い無線エリアを有するマイクロセルであるとする。マイクロセルC2−1は、例えば建物内の無線エリアなどであり、ここではマクロセルC1−2内にあるビルディング内に設けられているものとする。
このようなセル構成において、移動局がセルC1−1からセルC1−2へ移動し、更にマイクロセルC2−1内に入ってからセルC1−2に戻ったとする。まず、移動局がセルC1−1内に位置するとき、セルC1−1は図13(B)に示すセルC1−1の隣接セル{C1−2、C1−3}に関する情報(近隣リスト)を移動局へ提供する。したがって、移動局は、セルC1−1から離れる時、この近隣リストにある隣接セルC1−2およびC1−3の無線品質を観測するだけで、移動先のセルC1−2にキャンプ接続することができる。すなわち、移動局は、近隣リストを参照することで、セル選択(キャリア逐次探索)を行うことなく、セル再選択によりセルC1−2にキャンプ接続することができる。
移動局がセルC1−2にキャンプ接続すると、セルC1−2はその近隣リストを移動局へ提供する。ここで、マイクロセルC2−1でカバーされるエリアがビルディングや家屋のような屋内エリアであるとすると、図13(B)に示すように、セルC1−2の近隣リスト{C1−1}にマイクロセルC2−1の情報が含まれない場合があり得る。セルC1−2の近隣リストでマイクロセルC2−1の情報が提供されない場合、移動局は、セルC1−2からマイクロセルC2−1へ移動する際、マイクロセルC2−1にキャンプ接続するためにキャリア逐次探索のセル選択手順を実行する必要がある。
移動局はセル選択手順によりマイクロセルC2−1にキャンプ接続するが、図13(B)に示すように、マイクロセルC2−1の隣接セルに関する情報は提供されない。したがって、移動局が現在接続しているセルC2−1の近隣リストは、図13(C)に示すように、空{}である。このように近隣リストが空の状態で、移動局がマイクロセルC2−1からセルC1−2へ戻ると、移動局はセルC1−2にキャンプ接続するために再度セル選択を実行しなければならない。
このような屋内のマイクロセルと屋外のマクロセルとの間を行き来する移動局は、そのたびにセル再選択よりも長い時間がかかるセル選択を実行しなければならない。セル選択を実行中、移動局は、呼び出されることも呼設定要求を発信することもできず、サービスを受けられない状態になってしまう。
このようなセル選択の実行を回避するためには、主セルが全ての近隣セルの情報を移動局へ提供する必要がある。しかしながら、たとえば、隣接セル数が多過ぎるとか、近隣リスト情報を送信するためのバンド幅に制限がある等の理由で、このような全ての近隣セル情報の提供が常に可能であるとは限らない。
また、特許文献1に記載された方法を適用しようとすれば、近隣エリア内の全てのセル情報を含む共通の近隣リストを当該近隣エリアの各基地局が送信する必要がある。この方法では、隣接セル数の増大に伴ってネットワーク側の負荷が大きくなるという問題がある。また、近隣リストを送信するためのバンド幅の制限がある場合には、上述したように全ての近隣セルの情報提供が可能になるとは限らない。
本発明の目的は、移動局へのサービス中断の増大を回避できる移動局の移動管理方法および装置ならびにそれを用いた移動通信システムおよび移動局を提供することにある。
本発明によれば、移動局が近隣セル情報として含まれないセルに接続した場合、少なくとも当該セルと前のセルとを無条件であるいは条件付きで関連付ける。この関連付けにより得られた近隣セル情報を利用することで、近隣セル情報として含まれないセルへの接続動作の頻度を低減することができる。すなわち、この関連付け以後、移動局は当該関連付けられたセル間を移動する場合には近隣セル情報を使用することができるので、近隣セル情報として含まれないセルへの接続動作の実行が不要となる。
本発明の一実施例によれば、関連付けの実行条件を示す関連付け基準を設けることで、関連付け基準を満たすときに関連付けを実行するように制御することもできる。新たなセルが一時的に設定されたものであったり、実際には物理的に隣接していなかったりする場合もあるからである。たとえば、移動通信システムの管理手段によって各セルに関する関連づけ許可あるいは禁止を予め定めておき、新たなセルが関連付け禁止セルである場合、移動局は当該セルと前の主セルとの関連付けを行わないことも可能である。あるいは、近隣セル情報を使用しない探索の実行時間長が所定しきい値を越えた場合に、新たなセルと前の主セルとの関連付けを行わないように制御することもできる。
本発明の更に別の実施例によれば、近隣セル情報として含まれないセルに接続した場合、当該セルおよびその近隣セルと前のセルとを関連付けることもできる。隣接セルがグループ状に構成されたマイクロセル群となっている場合に、近隣セル情報として含まれないセルへの接続動作の実行回数を更に低減させることができる。
また、移動通信システムの管理手段は、移動局の関連付け近隣リストの使用/不使用を制御することも可能である。さらに、近隣リストには、新たなセルだけでなく当該セルより前のセルの近隣セル情報を蓄積することもできる。好ましくは、近隣リストと関連付け近隣リストとの間に使用優先順位が予め設定される。
本発明の他の実施形態によれば、関連付け近隣リストに含まれる関連セルを移動通信システムのハンドオーバ制御手段に報告し、関連セルを含む候補セルからハンドオーバのターゲットセルを決定することができる。移動局により得られた関連セルはセルの隣接関係を示すものであり、それをシステムのハンドオーバ制御に利用することで中断時間をさらに短縮することができ高速ハンドオーバを実現できる。
本発明による移動局は、接続した第1セルの近隣セルの情報を示す近隣リストを蓄積する第1メモリと、近隣セル情報として含まれない第2セルに接続した場合、少なくとも前記第2セルと前記第1セルとを関連付ける制御手段と、少なくとも前記第2セルと前記第1セルとの関連づけを示す関連付け近隣リストを蓄積する第2メモリと、前記近隣リストおよび/または前記関連付け近隣リストの近隣セル情報を使用してセルを探索するセル探索手段と、を有することを特徴とする。
本発明の別の観点によれば、移動局の移動管理方法は、主セルを変更するとき、移動局は新たな主セルから近隣リストを受け取り、セル選択を実行するとき、移動局は新たな主セルを前の主セルと関連付け、現在の主セルの品質劣化を検出するとき、移動局は近隣リストにおけるセルおよび全ての関連セルの品質を測定し、現在の主セルよりも良好なセルを検出すると、移動局はその検出されたより良好なセルを再選択することを特徴とする。
本発明の更に別の観点によれば、移動局が第2セルに接続する際、接続可能なセルが複数あれば、それらのうち近隣リストに含まれないものと第1セルをと関連付けて関連付け近隣リストに蓄積してもよい。
本発明によれば、近隣セル情報として含まれないセルに接続した場合、少なくとも当該セルと前のセルとを無条件であるいは条件付きで関連付けることで、全ての近隣セルの情報が提供されない場合であっても、移動局は適切セルを高速で選択することが可能となり、サービスの中断や消費電力の増大を回避できる。すなわち、関連付け近隣リストを利用することで、近隣セル情報として含まれないセルの探索(キャリア逐次探索)の実行回数を低減することができ、全体として適切セルの選択を高速化できる。
1.実施形態
図1は本発明の一実施形態による移動通信システムの一例を示すネットワーク構成図である。ここでは、説明を簡略化するために、3つのセルC1〜C3が順次隣接しており、それぞれ基地局BTS1〜BTS3によって制御され、基地局BTS1〜BTS3はネットワーク側(ここではネットワーク10の運用保守サーバなど)により制御されるものとする。なお、1つの基地局が複数のセルを制御してもよいが、ここでは1つのセルは1つの基地局により制御されるものとする。また、セルC1およびセルC2の隣接関係はネットワーク側から提供されるが、セルC3の隣接関係は提供されないものとする。このようなセル構成において、移動局20がセルC1からセルC2へ移動し、更にセルC3へと移動する場合の移動局の移動管理について以下詳細に説明する。
1.1)セル再選択
移動局20には、後述するように、ネットワーク側から提供される近隣リストNL−NWと、関連付け(アソシエーション)により生成される近隣リストNL−Aと、を格納するメモリが設けられている。近隣リストNL−NWは、キャンプ接続するセル毎にネットワーク側から提供される当該セルの隣接セルの情報を含む。近隣リストNL−Aは、後述する関連付けにより得られた隣接関係にあるセルの情報を含む。なお、近隣リストに含まれる情報はキャンプ接続するための情報であり、たとえばBCCHのスケジューリング情報などを含む。セルを変更する際、移動局20は近隣リストNL−NWおよび/または近隣リストNL−Aを参照することで、セル選択を実行することなく、セル変更が可能となる。
まず、移動局20がセルC1内に位置するとき、セルC1の基地局BTS1はその近隣リスト{C2}を移動局20へ提供し、移動局20は近隣リストNL−NWに当該情報{C2}を保持する。以下、近隣リストの近隣セルをセルIDで表し、そのセルへのキャンプ接続のための情報(以下、セルの情報とも表現する)は{}で囲んだ{C2}のように表わすものとする。この時点で近隣リストNL−Aには前のセルC0(不図示)の情報{C0}と現在のセルC1とが関連付けられた隣接関係(C1:{C0})が格納されているものとする。
このような近隣リストNL−NWおよびNL−Aを有する移動局20がセルC1からセルC2へ近づくと、セルC1の無線品質が劣化し、所定のしきい値より劣化した状態が所定の再選択タイマの設定時間を超えると、移動局20は近隣リストNL−NWおよび/または近隣リストNL−Aを参照してセル再選択手順を開始する。この場合、近隣リストNL−NWに蓄積されている近隣セル情報、すなわち現在の主セルC1の隣接セルであるセルC0およびC2のそれぞれの情報に従って、各セルの無線品質を観測するだけで移動先のセルC2にキャンプ接続することができる(ST0)。このように、セル再選択によりキャンプ接続すべき適切セルを検出できたので、セル選択は実行されない。したがって、このセル変更では近隣リストNL−Aは更新されない。
1.2)セル選択
こうして移動局がセルC2にキャンプ接続すると、セルC2の基地局BTS2はその近隣リスト{C1}を移動局20へ提供し、移動局20は近隣リストNL−NWを更新して当該情報{C1}を保持する。近隣リストNL−Aは隣接関係(C1:{C0})を保持したままである。続いて、移動局20がセルC2からセルC3へ移動していくと、移動局20は、上述したST0の場合と同様に近隣リストNL−NWおよび/または近隣リストNL−Aを参照するが、近隣リストNL−Aには現在のセルC2と関連付けられたセルが存在しないので、近隣リストNL−NWに蓄積されているセルC1の情報に従って、そのセルの無線品質を観測してキャンプ接続すべきセルを再選択しようとする(ST1)。しかしながら、この場合セルC1を検出することはできないので、移動局20はキャリア逐次探索のセル選択手順を実行する(ST2)。これによって移動局20はセルC3の下りブロードキャストチャネルを読み取ってセルC3にキャンプ接続する。
1.3)関連付け
セル選択によりセルC3にキャンプ接続したので、移動局20はキャンプ接続したセルC3と前のセルC2の情報{C2}とを関連付け(C3:{C2})、近隣リストNL−Aに格納する(ST3)。これにより近隣リストNL−Aには、セルC1に関する隣接関係C1:{C0}と、セルC3に関する隣接関係C3:{C2}とが蓄積される。セルC3の基地局BTS3はネットワーク側の近隣リストを提供しないので、移動局20の近隣リストNL−NWは空となる。
このように、基地局BTS3から隣接関係が提供されないセルC3に対して、移動局20はセル選択の実行を契機として、当該セルC3と前のセルC2との隣接関係を近隣リストNL−Aに保持する。言い換えれば、ネットワーク側が提供しない隣接関係を移動局20が自律的に補完することができる。したがって、移動局20が再びセルC2に戻る場合、移動局20は近隣リストNL−Aにある隣接セルC2を再選択することで迅速にセルC2にキャンプ接続することができる。以後、移動局20がセルC2に出入りしても、セルC2とC3との隣接関係が近隣リストNL−Aにエントリされている限り、常に再選択によりセルC3にキャンプ接続することができる。
なお、詳しくは他の実施形態で述べるが、セル選択手順の実行を契機とした前のセルと新たなセルとの関連付けは条件付きで行うこともできる。たとえば新たなセルが一時的に設定されたものであったり、実際には物理的に隣接していなかったりする場合もあるからである。
また、移動局20が近隣リストNL−Aを用いた関連付け手順をネットワーク側が制御することも可能である。たとえば、移動局20がセル選択手順によりセルC3にキャンプ接続した時、セルC3の基地局BTS3がBCCHを通して近隣リストNL−Aの使用をオン/オフする制御信号を送信してもよい。
さらに、新たなセルと前のセルとが共に適切セルであってもよいし、少なくとも一方が許容可能セル(acceptable cell)であってもよい。許容可能セルとは、受信品質がセル選択基準を満たし限定的なサービスを受けるためにキャンプ接続可能なセルをいう。
また、上記説明では、関連付け近隣リストNL−Aに新たな関連付けを格納する際に、セル選択により新たに選択してキャンプ接続するセルの情報と前のセルの情報とを関連付けて記憶したが、関連付けるセルの情報は新たにキャンプ接続したセルだけに限定されるものではない。セル選択した際に一定の無線品質を有しているなどの基準を満たすセルが複数検出された場合には、それらの中で近隣リストNL−NWに含まれていないセルの情報と前のセルの情報との関連付けを関連付け近隣リストNL−Aに記憶するようにしてもよい。このようにすることにより、セル選択が実行される回数を抑制できるケースがある。
2.システム構成
図2は本発明の一実施例による移動通信システムの基地局を示す概略的ブロック図である。ここでは、本発明に関連する主要部分の構成のみを図示し、また一例として基地局BTSがネットワーク10上の管理サーバあるいは運用保守(O&M)サーバとユーザプレーン処理装置(UPE:User Plane Entity)とに接続されているものとする。
基地局BTSには近隣リスト101が設けられ、O&Mサーバから提供された当該基地局BTSのセルに隣接するセルの情報が格納される。近隣リスト101は、基地局BTSのO&Mサーバにより構成される。移動制御部102は、近隣リスト101の配信、例えば配信頻度などを管理する。ブロードキャストチャネル(BCH)制御部103は、近隣リストを他のブロードキャスト情報と共にブロードキャストチャネルに多重化する。ユーザデータパケットはUPEからデータポート104に到着し、データチャネル制御部105を通して送受信部106へ出力される。送受信部106は、ブロードキャストチャネルおよびデータチャネルを、例えば異なる符号あるいは周波数資源を用いて多重し送信する。なお、近隣リスト101の基地局から移動局への配信は、ブロードキャストチャネルではなく個別チャネルで行うこともできる。
図3は本発明の一実施例による移動通信システムの移動局を示す概略的ブロック図である。ここでは、本発明に関連する主要部分の構成のみを図示している。移動局の送受信部201は、例えば変調、復調などの無線関連機能を有し、基地局BTSからのブロードキャストチャネルの読み取りや基地局BTSとの間で制御信号やデータ信号の送受信を行う。また、ブロードキャストチャネルとその他のチャネルとの分離を行い、ブロードキャスト情報をBCHデコーダ202へ、データチャネルをデータチャネル制御部207へそれぞれ出力する。
BCHデコーダ202は、主セルの基地局BTSから受信した近隣リスト情報とその他ブロードキャスト情報とを分離し、近隣リスト情報を移動制御部203へ、その他ブロードキャスト情報を上位レイヤへ出力する。
移動制御部203は、ネットワーク側から受信した近隣リストNL−NWを格納する内部メモリ204と、関連付けにより生成した近隣リストNL−Aを格納する内部メモリ205とを管理し、これら内部メモリ204および/または205から読み出された近隣セルの情報をセル探索部206へ提供する。セル探索部206は、提供された近隣セルの情報を用いてセル再選択手順を実行することができる。さらに、移動制御部203は、上述したように、セル選択手順の実行を契機として前のセルと新たなセルとの関連づけを実行し、その結果、関連付けられた情報からなる近隣リストNL−Aを内部メモリ205に格納する。
セル探索部206は、セル選択あるいはセル再選択の実行に必要な無線関連手順を実行する。例えば、セル探索部206は送受信部201により受信された主セルおよび隣接セルセルからの信号に基づいて主セルおよび隣接セルの無線品質をモニタし、その結果をセル選択/セル再選択の実行に利用する。無線品質は、パイロットチャネルの信号強度、ブロードキャストチャネルのエラーレートおよび/または信号対雑音比(SNR)などを測定することにより得られる。ユーザデータパケットは上位レイヤからデータポート208に到着し、データチャネル制御部207を通して送受信部201から送信される。
なお、移動制御部203およびセル探索部206により実行される後述する移動管理機能は、プログラム制御プロセッサあるいはコンピュータ上でプログラムを実行することで実現することもできる。
3.移動管理
図4は本発明の一実施例による移動局の移動管理手順を示すフローチャートである。まず、移動局が位置している主セルの基地局BTSから近隣リストNL−NWを受け取ると、移動制御部203はそれを内部メモリ204に格納しておく。
移動局のセル探索部206は現在の主セルの無線品質をチェックし、近隣セル測定の起動条件を満たしているか否かを判断する(ST301)。具体的には、現在の主セルの無線品質が所定しきい値より劣化し、その劣化状態が再選択タイマのタイムアップまで継続したか否かを判断する。
近隣セル測定の起動条件を満たしていれば(ST301のYES)、移動制御部203は、内部メモリ204に格納された近隣リストNL−NWに含まれるセルの情報を読み出しセル探索部206へ提供する。これによってセル探索部206は、ネットワーク10から提供された近隣セルの無線品質を測定する(ST302)。
さらに、移動制御部203は、内部メモリ205に格納された近隣リストNL−Aのうち、現在の主セルと関連付けられた近隣セルがあれば、その情報を読み出しセル探索部206へ提供する。これによってセル探索部206は、関連づけにより得られた近隣セルの無線品質を測定する(ST303)。関連付けによる近隣リストNL−Aは、後述するようにセル毎に近隣セル情報を含むので、近隣リストNL−Aを参照する際、移動制御部203は現在の主セルの近隣セルの無線品質を測定するだけでよい。
なお、移動制御部203は、主セルの基地局を通してネットワーク側から近隣リストNL−Aを使用しない旨の制御信号を受信した場合には、ステップST303をスキップするように制御することも可能である。
こうしてセル探索部206は近隣に適切セルが検出されたか否かを判定し(ST304)、適切セルが検出されなかったならば(ST304のNO)、セル選択手順を実行する(ST305)。適切なセルが検出されると(ST304のYES)、そのセルを主セルとしてキャンプ接続する(ST311)。
なお、セル探索部206は、近隣リストNL−NWに含まれる近隣セルの無線品質を測定した結果(ST302)、適切セルを検出した場合には、関連付け近隣リストNL−Aを用いた測定ステップST303を実行せずに、検出された適切セルを主セルとしてキャンプ接続(ST311)してもよい。また、近隣リストNL−NWを用いた測定ステップST302で適切セルを検出できなかった場合には、続いて関連付け近隣リストNL−Aを用いた測定ステップST303を実行するようにしてもよい。他の実施例で後述するが、近隣リストNL−NWと関連付け近隣リストNL−Aとの間に参照順に関して優先順位を設定することもできる。
セル選択手順が完了すると、新たな主セルへのキャンプ接続のための手順(例えばシステム情報の読み取りなど)を実行し、新たな主セルから近隣リストと関連付け許可フラグとを読み取る(ST306)。ただし、近隣リストを提供されない場合もある。
移動制御部203は、セル選択(ST305)が開始されるとタイマを起動させ、所定経過時間Tmax内にセル選択手順が完了したか否かを判断する(ST307)。セル選択手順が所定経過時間Tmax内に完了し(ST307のYES)、新たな主セルの関連付け許可フラグが「許可」になっていれば(SY308のYES)、移動制御部203は新たな主セルと前の主セルとを関連付け(ST309)、関連付けにより更新された近隣リストNL−Aを内部メモリ205に格納する(ST310)。
セル選択手順が所定経過時間Tmax内に完了しなかった場合(ST307のNO)あるいは新たな主セルの関連付け許可フラグが「禁止」になっていれば(SY308のNO)、移動制御部203は、関連づけを実行せずに、検出されたセルを主セルとしてキャンプ接続する(ST311)。
なお、この実施例では、関連付けの実行条件(関連付け基準)として関連付け許可フラグとセル選択手順の実行時間とを用い、これらの条件を満たしたときに関連付け近隣リストを更新するように制御されるが、このような関連付けの実行条件の両方あるいは一方を設けないこともできる。関連付けの実行条件を設けない場合には、新たな主セルから近隣リストを読み取ると(ST306)、移動制御部203は新たな主セルと前の主セルとを関連付け(ST309)、関連付けにより更新された近隣リストNL−Aを内部メモリ205に格納する(ST310)。また、関連付けの実行条件として関連付け許可フラグを使用しない場合には、関連付け許可フラグの判定ステップST308を削除でき、関連付けの実行条件としてセル選択手順の実行時間を使用しない場合には、セル選択手順の実行時間の判定ステップST307を削除できる。
4.実施例1
図5は本発明による移動通信システムの一例を示すネットワーク構成図である。この例では、インターネット401と無線ネットワーク403とがゲートウェイ(GW)402を通して通信可能であり、複数の基地局BTSと移動局UEとで無線ネットワーク403が構成され、複数の基地局BTSはそれらの運用保守を行うO&Mサーバ404に接続されている。
ゲートウェイ402は、各基地局BTSとインターネット401の通信エンティティとが通信するためのネットワークノードである。インターネット401の通信エンティティから無線ネットワーク403の移動局へ送信されるデータパケットは、最初、ゲートウェイ402へ配信され、そこから基地局を介して宛先の移動局へ配信される。O&Mサーバ404は各基地局の運用保守を行うネットワークサーバであり、各基地局の近隣リストを構成する。
セルC1−1、C1−2およびC1−3は、それぞれ基地局BTS1−1、BTS1−2およびBTS1−3により制御され、マイクロセルC2−1は基地局BTS2−1により制御される。基地局BTS1−1〜BTS1−3およびBTS2−1を含む複数の基地局は、無線ネットワーク403を介して相互に接続され、またゲートウェイ402およびO&Mサーバ404に接続されている。ここでは、セルC1−1、C1−2およびC1−3が比較的広いカバレッジエリア(無線エリア)を有するマクロセルであり、セルC2−1が比較的狭い無線エリアを有するマイクロセルであるとする。マイクロセルC2−1は、例えば建物内の無線エリアなどであり、ここではマクロセルC1−2内にあるビルディング内に設けられているものとする。
このようなネットワーク構成において、本発明の第1実施例による移動管理方法の具体的な動作例を説明する。
4.1)動作例1
図6(A)は本発明の第1実施例による移動管理方法の第1動作例を説明するための模式的なセル構成図、図6(B)はO&Mサーバにより保持されているセル毎の近隣リストの一例を示す図、図6(C)は移動局に保持されるセル毎の近隣リストNL−NWおよびNL−Aの一例を示す図である。
図6(A)において、移動局UEが、点線501に示すように、セルC1−1からセルC1−2へ移動し、更にマイクロセルC2−1内に入ってからセルC1−2に戻ったとする。まず、移動局UEがセルC1−1内に位置するとき、セルC1−1の基地局BTS1−1は、図6(B)に示すセルC1−1の隣接セルC1−2およびC1−3に関する近隣リスト情報{C1−2、C1−3}を移動局UEへ提供し、移動局UEの移動制御部203はそれを近隣リストNL−NWとして内部メモリ204に格納する。したがって、移動局UEは、セルC1−1からセルC1−2へ移動することで近隣セル測定手順が起動すると、この近隣リストNL−NWにある隣接セルC1−2およびC1−3の無線品質を観測するだけで、移動先のセルC1−2にキャンプ接続することができる(セル再選択)。
セル再選択により移動局UEがセルC1−2にキャンプ接続すると、セルC1−2の基地局BTS1−2は図6(B)に示す近隣リスト情報{C1−1}を移動局UEへ提供し、移動局UEの移動制御部203はそれを用いて近隣リストNL−NWを更新し内部メモリ204に格納する。
続いて、移動局UEがセルC1−2からセルC2−1へ移動していくと、移動局UEは同様に近隣リストNL−NWおよび/または近隣リストNL−Aを参照するが、この時点では近隣リストNL−Aに現在のセルC1−2と関連付けられたセルが存在しないので、近隣リストNL−NWにあるセルC1−1の無線品質を観測してキャンプ接続すべきセルを再選択しようとする。しかしながら、この場合セルC1−1を検出することはできないので、移動局は全周波数探索のセル選択手順を実行する。これによって移動局UEはセルC2−1の下りブロードキャストチャネルを読み取ってセルC2−1にキャンプ接続する。
セル選択によりセルC2−1にキャンプ接続したので、移動局UEはキャンプ接続したセルC2−1と前のセルC1−2とを関連付け、その関連付け情報を近隣リストNL−Aとしてメモリ205に格納する。これにより、図6(C)に示すように、近隣リストNL−AのセルC2−1と関連してセルC1−2の情報{C1−2}が、セルC2−1と関連してセルC1−2の情報{C1−2}がそれぞれエントリされる。
このような近隣リストNL−Aを有する移動局UEがセルC2−1の無線エリアから出てセルC1−2に戻ると、セル選択手順を実行することなくセルC1−2を再選択することができる。なぜならば、移動局UEはセルC2−1へのセル選択を実行した後、当該新たなセルC2−1を前のセルC1−2と関連付けたからである。したがってセルC2−1の無線品質の劣化を検出すると、移動局UEは近隣リストNL−NWおよび近隣リストNL−Aを参照し、この例では近隣リストNL−Aに含まれる、セルC2−1に関連付けられたセルC1−2の無線品質を測定する。したがって、キャリア逐次探索によるセル選択手順を実行することなく、移動局UEはセルC1−2を再選択することができる。
4.2)動作例2
図7(A)は本発明の第1実施例による移動管理方法の第2動作例を説明するための模式的なセル構成図、図7(B)はO&Mサーバにより保持されているセル毎の近隣リストの一例を示す図、図7(C)は移動局に保持されるセル毎の近隣リストNL−NWおよびNL−Aの一例を示す図である。
図7(A)に示すように、移動局UEがセルC2−1への出入りを2回以上繰り返した場合にも、本実施例によれば、セル選択手順を実行することなく移動局UEはセルC1−2およびC2−1を再選択することができる。このシナリオは、従業員が日に何度もオフィスビルに出入りすることを考えれば、現実の生活の中で想定しうるものである。
上記動作例1で述べたように、移動局UEが最初にセルC2−1に入ると、セルC1−2はセルC2−1のセル情報を提供しないので、移動局UEはセル選択を実行してセルC2−1にキャンプ接続する。移動局UEはキャンプ接続したセルC2−1と前のセルC1−2とを関連付け、その関連付け情報を近隣リストNL−Aとしてメモリ205に格納する。これにより、図7(C)に示すように、近隣リストNL−AのセルC2−1と関連してセルC1−2の情報{C1−2}が、セルC2−1と関連してセルC1−2の情報{C1−2}がそれぞれエントリされる。このような近隣リストNL−Aを有する移動局UEがセルC2−1のエリアからセルC1−2へ移動すると、移動局UEは近隣リストNL−Aを用いてセルC1−2を再選択することができる。
さらに、点線502に示すように、移動局UEがセルC2−1のエリアに再度移動してきた場合にも、移動局UEは前のセルC1−2と新たなセルC2−1との間の関連情報がエントリされた近隣リストNL−Aを用いることで、セル選択手順を実行することなく、セルC2−1を再選択することができる。
4.3)動作例3
図8(A)は本発明の第1実施例による移動管理方法の第3動作例を説明するための模式的なセル構成図、図8(B)はO&Mサーバにより保持されているセル毎の近隣リストおよび関連付け許可フラグの一例を示す図、図8(C)は移動局に保持されるセル毎の近隣リストNL−NWおよびNL−Aの一例を示す図である。
本動作例によれば、ネットワーク側から移動局に対して関連付けの許可/禁止を制御することができ、ネットワーク側が関連付けを禁止した新たなセルに移動局がキャンプ接続する場合には、移動局は前のセルと当該新たなセルとの関連付けを行わない。すなわち、関連付け実行条件(関連付け基準)の設定に関連付け許可/禁止フラグを用いる。
図8(A)において、セルC1−1、C1−2およびC1−3の無線エリアは固定されているのに対して、セルC2−1の基地局BTS2−1は移動可能装置上に設定され、その無線エリアが移動し得るものとする。このような可動セルC2−1の実例としては、列車やバス内のホットスポットが想定されうる。ここでは、移動局UEが点線503に示すようにセルC1−1内を移動して可動セルC2−1にキャンプ接続し、可動セルC2−1にキャンプ接続したままセルC1−1からセルC1−2へ移動するものとする。
セルC2−1が移動する場合、他のセルと隣接している期間は限定される。したがって、セルC2−1を制御するO&Mサーバは、各固定セルの近隣リストに可動セルC2−1を含めない。また、各セルにおいて、関連付け許可/禁止を示すフラグを近隣リストと共に移動局UEへ送信することで、移動局UEに対してセルC2−1をセル選択した後、当該セルC2−1を他のセルと関連付けないように指示することができる。
まず、移動局UEが最初にセルC2−1に入ると、セルC1−2は近隣セルとして可動セルC2−1の情報を提供しないので、移動局UEはセル選択を実行し可動セルC2−1にキャンプ接続する。その際、可動セルC2−1の基地局BTS2−1は移動局UEに対して関連付け禁止を示すフラグを送信する。この関連づけの禁止によって、可動セルC2−1内の移動局UEは、可動セルC2−1から固定セルへ移動しても、当該固定セルと可動セルC2−1とを関連付けない。
たとえば、移動局UEが可動セルC2−1に接続したまま移動してセルC1−2の領域に入り、そこで可動セルC2−1からセルC1−2へ出た場合、移動局UEはセル選択によりセルC1−2にキャンプ接続する。この場合、セルC1−2の近隣リスト{C1−1}および関連付け許可を示すフラグが送信されるが、前のセルが関連付け禁止の可動セルC2−1であるために、移動局UEは関連付けによる近隣リストNL−Aの更新を行わない。したがって、移動局UEがセルC1−2からセルC1−1へ移動して戻る場合には、ネットワーク側から提供された近隣リストNL−NWを用いてセルC1−1を再選択することができる。
このように、移動局UEが固定セル内に位置する間は可動セルC2−1の探索を回避でき、逆に移動局UEが可動セルC2−1内に位置する間は固定セルの探索を回避することができる。こうしてセル再選択により適切セルを発見できなかったときのセル選択開始を回避できる。
4.4)動作例4
図9(A)は本発明の第1実施例による移動管理方法の第4動作例を説明するための模式的なセル構成図、図9(B)はO&Mサーバにより保持されているセル毎の近隣リストおよび関連付け許可フラグの一例を示す図、図9(C)は移動局に保持されるセル毎の近隣リストNL−NWおよびNL−Aの一例を示す図である。
本動作例によれば、移動局がセル選択を開始して所定時間以上継続した場合には、物理的な隣接関係にないと判断し、前のセルと新たなセルとの関連づけを禁止する。すなわち、関連付け実行条件(関連付け基準)の設定にセル選択の実行時間を用いる。
図9(A)に示すように、隣接していないセルC1−3とC2−1との間を連通する長いトンネル601が存在し、トンネル601内では無線エリアが存在しないものとする。具体的には山岳部あるいは都市の歩行地下道における長いトンネルが想定されうる。そのトンネル601を移動局が移動する場合、セル選択の実行期間に基づいて隣接セルの関連付けが禁止される。
たとえば、点線504に示すように、移動局UEがセルC1−3側からセルC2−1へ向けてトンネル601に入ると、移動局UEは最初セルC1−3が提供した近隣リスト情報{C1−1}に基づいてセル再選択手順を実行しようとする(ST602)。しかしながら、トンネルエリア内には無線エリアが存在しないので、移動局UEは近隣リストにある隣接セルC1−1を検出することができず、所定の再選択タイマがタイムアップした時点でセル選択手順を開始する(ST603)。そして、移動局UEはトンネル601内を移動する間、セル選択のためのキャリア逐次探索を継続する。トンネル601は、通過に例えば数分を要する程長い場合もありうる。
セル選択手順を開始して期間Tが経過したときにトンネルを出たとすると、そこで移動局UEはセルC2−1を検出する(ST604)。セル選択により新たなセルC2−1を発見したので、通常ならば、移動局UEは前の主セル(セルC1−3)と新たな主セル(セルC2−1)とを関連付けようとする。しかしながら、セル選択継続期間Tが所定しきい値Tmaxを超えている場合には、前の主セルと新たな主セルとの間には隣接関係がないと判断し、新たなセルC2−1の関連付け許可フラグが「許可」であっても、移動局UEはセルC1−3とセルC2−1との関連付けを行わない。したがって、移動局UEがセルC1−3に位置するときには、セルC2−1は隣接セルではないので再選択手順の対象とはならず、またセルC2−1に位置するときにはセルC1−3は隣接セルではないので再選択手順の対象とはならない。こうしてセル再選択により適切セルを発見できなかったときのセル選択開始を回避できる。
別の関連付け実行条件(関連付け基準)として、移動局UEの移動速度Vを考慮することもできる。たとえば、移動局UEの移動速度V×セル選択継続期間Tにより前のセルC1−3と新たなセルC2−1との間の距離を推定し、この距離が所定しきい値を超えている場合には、前の主セルと新たな主セルとの間には隣接関係がないと判断することもできる。
5.実施例2
図5に示すネットワーク構成において、本発明の第2実施例による移動管理方法の具体的な動作例を説明する。本実施例によれば、新たな主セルおよびその隣接セルを前の主セルと関連付ける。たとえば、複数の屋内基地局がビルディングエリアをカバーしているようなオフィスビルにおいて、隣接セルがグループ状に構成されたマイクロセル群が存在する場合に本実施例が適用される。
図10(A)は本発明の第2実施例による移動管理方法の動作例を説明するための模式的なセル構成図、図10(B)はO&Mサーバにより保持されているセル毎の近隣リストの一例を示す図、図10(C)は移動局に保持されるセル毎の近隣リストNL−NWおよびNL−Aの一例を示す図である。
図10(A)に示すように、ここではマクロセルC1−2の無線エリアに配置された2つの隣接するマイクロセルC2−1およびC2−2があるものとする。この場合、移動局UEがセルC1−2からセルC2−1に入ると、上述したようにセル選択を実行するが、その際、新たな主セルC2−1およびその隣接セルC2−2と前の主セルC1−2とを関連付けて近隣リストNL−Aに格納する。すなわち、図10(C)のセルC1−2に対して、近隣リストNL−Aに隣接セル情報{C2−1,C2−2}がエントリされるとともに、セルC2−1およびC2−2の各々に対して隣接セル情報{C1−2}がエントリされる。
このような近隣リストNL−Aの状態で、移動局UEがマイクロセルC2−1からC2−2のエリアにはいる場合、近隣リストNL−NWに隣接セル情報{C2−2}があるので移動局UEはセル再選択を実行する。そして、移動局UEがセルC2−2から出てマクロセルC1−2に戻るときには、近隣リストNL−AにセルC2−2に関連付けられた隣接セル情報{C1−2}が存在するので、移動局UEは、セル選択を実行することなく、マクロセルC1−2を再選択することができる。
新たな主セルの隣接セルを前の主セルに関連付けることは、新たな主セルの隣接セルが前の主セルに物理的に隣接していない場合には効率的でない。図10では、2つの隣接するマイクロセルC2−1、C2−2が、それらを包含する無線エリアを有するマクロセルC1−2内に位置する場合を示している。したがって、セルC2−1およびC2−2が共にマクロセルであれば、セルC2−2およびC1−2の間に重複する無線エリアは存在しないので、セルC2−2とセルC1−2とを関連づけないことが望ましい。これは、セルC2−1がその隣接セルの各エリアについての情報を提供することにより達成できる。言い換えれば、移動局は、セルC2−1およびC2−2の両方がマイクロセル型であることを知っている場合のみ、セルC1−2およびC2−2を関連付けることができる。このことは、O&Mサーバが近隣リスト情報の一部として近隣セルのセルタイプ情報を提供することにより実現できる。
6.その他の実施例
上述した実施例では、移動局は、主セルを変更するたびに、主セルにより提供される近隣リストを読み取る必要がある。しかしながら、移動局は、前の主セルにより提供された情報をクリアする代わりに、前の主セルの近隣リストを保持することもできる。前の主セルの近隣リストを保持することで、移動局は、新たな主セルが前の主セルの1つに属している場合、新たな主セルから近隣リストを読み取る前に隣接セルの測定を開始することが可能となる。本発明によれば、移動局が前の主セルにより提供された近隣リストを格納したとしても効果がある。なぜならば、移動局は、ネットワーク側から提供された近隣リストを格納するだけでなく、関連付けによる近隣リストを格納することも可能だからである。
また上述した実施例において、移動局は、ネットワーク側から提供された近隣リストの隣接セルの品質と、関連付けにより提供された現在の主セルの隣接セルの品質とを測定する必要がある。しかしながら、ネットワーク側から提供された近隣リストの隣接セルの品質測定を、関連付けにより提供されたそれの測定よりも優先させてもよい。この優先順位付けにより、適切なセルを発見する時間を短縮することができ、したがって、移動局はより速く、より適切なセルにキャンプ接続することができる。
さらに、上述した実施例において、移動局は、関連付けにより提供された近隣リストNL−Aを内部メモリ205に格納する。格納を完了すると、移動局は、関連付けセル情報が永久に格納されることを回避するために、各関連付けセル情報の保存期間を定義することも可能である。関連付けセル情報の除去は、電源を切った時あるいはネットワークが全ての格納した関連付け情報の除去を指令したとき(例えばセル再構成時)に実行されうる。
7.他の実施形態
上記実施形態では移動局がアイドル状態の場合を説明したが、移動局がアクティブ状態であっても本発明を適用することができる。
図11は本発明の他の実施形態による移動通信システムの動作例を説明するためのネットワーク構成図である。基本的なシステム構成は図1と同様であるから同じ参照番号および符号を付している。ここでも、セルC1およびセルC2の隣接関係はネットワーク側から提供されるが、セルC3の隣接関係は提供されないものとする。このようなセル構成において、データ通信中の移動局20がセルC1からセルC2へ移動し、更にセルC3へと移動する場合のハンドオーバ制御について説明する。
移動局20には、既に述べたように、ネットワーク側から提供される近隣リストNL−NWと、関連づけにより生成される近隣リストNL−Aと、を格納するメモリが設けられている。移動局20がセルC1内に位置するとき、セルC1の基地局BTS1はその近隣リスト{C2}を移動局20へ提供し、移動局20は近隣リストNL−NWに当該情報{C2}を保持する。また、近隣リストNL−Aには前のセルC0(不図示)の情報{C0}と現在のセルC1とが関連付けられた隣接関係(C1:{C0})が格納されているものとする。
セルC1内に位置して主BTS1を通してデータ通信を行う移動局20は、近隣リストNL−Aに格納されている関連付けられた近隣セル(以下、関連セルという。)を主BTS1あるいは現在の主無線ネットワーク制御局(serving RNC))へレポートする(ST701)。関連セル(ここではセルC0)のレポートは、定期的に実行されてもよいし、主BTS1あるいは主RNCの要求に応じてオン・デマンド実行されてもよい。また、ネットワーク側で関連セルレポートを停止するように制御することもできる。これらの制御は個別チャネルあるいはブロードキャストチャネルを通して実行可能である。
続いて、移動局20がセルC1からセルC2へハンドオーバする場合(ST702)、主BTS1あるいは主RNCは、移動局20がレポートした関連セルとデフォルトの候補セルとを合わせてハンドオーバ候補セルを生成し、このハンドオーバ候補セルの中からハンドオーバ先のターゲットセルを決定する。この例では、関連セルがセルC0であり、デフォルト候補セルが隣接セルC2であるから、主BTS1あるいは主RNCはターゲットセルをセルC2に決定し、移動局20へ通知する。こうして移動局20はデータ通信状態でセルC1からセルC2へのハンドオーバを完了することができる。
次に、セルC2内に位置して主BTS2を通してデータ通信を行う移動局20は、近隣リストNL−Aに格納されている関連セル(ここではセルC0)を主BTS2あるいは現在の主RNCへレポートする(ST703)。上述したように、関連セルのレポートは、定期的にあるいはオン・デマンドで実行されてもよいし、ネットワーク側で関連セルレポートを停止するように制御することもできる。
続いて、移動局20がセルC2からセルC3へハンドオーバする場合(ST704)、主BTS2あるいは現在の主RNCは、移動局20がレポートした関連セルとデフォルトの候補セルとを合わせてハンドオーバ候補セルを生成し、このハンドオーバ候補セルの中からハンドオーバ先のターゲットセルを決定する。この例では、関連セルがセルC0であり、デフォルト候補セルが隣接セルC1であるから、移動局20は、アイドル状態の場合と基本的に同様のセル選択手順を用いてターゲットとすべきセルを検出し、それを主BTS2あるいは現在の主RNCへレポートする。こうして移動局20はデータ通信状態でセルC2からセルC3へのハンドオーバを完了することができる。
こうしてセルC3内に位置して主BTS3を通してデータ通信を行う移動局20は、セル選択によりセルC3に接続したので、移動局20は接続したセルC3と前のセルC2の情報{C2}とを関連付け(C3:{C2})、近隣リストNL−Aに格納する。これにより近隣リストNL−Aには、セルC1に関する隣接関係C1:{C0}と、セルC3に関する隣接関係C3:{C2}とが蓄積される。セルC3の主BTS3はネットワーク側の近隣リストを提供しないので、移動局20の近隣リストNL−NWは空となる。
したがって、移動局20は、近隣リストNL−Aに格納されている関連セル、少なくとも現在位置するセルC3の関連セルC2、を主BTS3あるいは現在の主RNCへレポートする(ST705)。上述したように、関連セルのレポートは、定期的にあるいはオン・デマンドで実行されてもよいし、ネットワーク側で関連セルレポートを停止するように制御することもできる。
移動局20が再びセルC2に戻る場合、主BTS3あるいは現在の主RNCは、セルC3の関連セル(ここではセルC2)を既に知っているので、高速でターゲットセルを決定し移動局20へ通知することができる。こうして移動局20はデータ通信状態でセルC2とセルC3との間で高速ハンドオーバを実行することができる。
図12は、図11に示す移動管理方法を適用したハンドオーバ手順の一例を示すシーケンス図である。あるセル内に位置して主BTS30を通してデータ通信を行う移動局20は、ネットワーク側で関連セルレポートを停止していない限り、近隣リストNL−Aに格納されている関連セルを主BTS30(あるいは現在の主RNC)へ定期的にあるいはオン・デマンドでレポートする(ST801)。
移動局20がハンドオーバ要求を主BTS30へ送信すると(ST802)、主BTS30は、移動局20がレポートした最新の関連セルとデフォルトの候補セルとを合わせてハンドオーバ候補セルを生成し(ST803)、このハンドオーバ候補セルの中からハンドオーバ先のターゲットセルを決定する(ST804)。ターゲットセルが決定されると、主BTSはターゲットセルの情報を移動局20へ通知し(ST805)、移動局20、主BST30およびターゲットBTS31の間でハンドオーバ制御が実行される。
このように、ハンドオーバ制御の主体となる局は、デフォルト候補セルに含まれていない近隣セルが存在する場合でも、移動局20がリポートした関連セルを参照してハンドオーバ先のターゲットセルを高速決定することができる。
なお、本発明は1つの無線方式のシステムに限定されるものではなく、複数の無線方式が混在する移動通信システムであっても適用可能である。たとえば、図1において、セルC1は3G(第3世代)移動システムのセルであり、セルC2はLTE(Long Term Evolution)システムのセルであってもよい。この場合、移動局20は3GおよびLTEの両方で動作するマルチモード端末であるが、3GのセルC1からLTEのセルC2へ移動する場合、セル選択を実行し、それによって前のセルC1と後のセルC2とを関連付けて近隣リストNL−Aに保持することができる。
また、上記では、移動局は、適切セル(suitable cell)にのみキャンプ接続するとして説明したが、さらに許容セル(acceptable cell)にもキャンプ接続することがある場合においても、本発明は適用可能である。この場合において、セル選択により関連付け近隣リストNL−Aを更新する際に、新たにキャンプ接続したセルと直前にキャンプ接続していたセルとを関連付けるやり方を、
・ 新たにキャンプ接続したセルと直前にキャンプ接続していたセルとが共に適切セルの場合のみ関連付けをする、
・ 新たにキャンプ接続したセルと直前にキャンプ接続していたセルとがそれぞれ適切セルであるか許容セルであるかに関わらず関連付けをする、
・ 新たにキャンプ接続したセルと直前にキャンプ接続していたセルとが共に適切セルである場合、または共に許容セルである場合にのみ関連付けをする、
のいずれかのやり方とすることなども可能である。
また、上記実施例では、関連付け近隣リストNL−Aに新たな関連付けを格納する際、セル選択によりキャンプ接続するセルの情報と前のセルの情報とを関連付けて記憶したが、これに限定されるものではない。たとえば、セル選択した際に一定の無線品質を有しているなどの基準を満たすセルが検出され、それが近隣リストNL−NWに含まれていないならば、そのセルの情報を前のセルの情報と関連付けて関連付け近隣リストNL−Aに記憶しても良い。このようにすることにより、セル選択が実行される回数を抑制できるケースがある。
本発明は複数の基地局により制御される複数のセルを設けた移動通信システム一般に適用可能であり、特にその移動局あるいはユーザ端末に適用できる。
本発明の一実施形態による移動通信システムの動作例を説明するためのネットワーク構成図である。 本発明の一実施例による移動通信システムの基地局を示す概略的ブロック図である。 本発明の一実施例による移動通信システムの移動局を示す概略的ブロック図である。 本発明の一実施例による移動局の移動管理手順を示すフローチャートである。 本発明による移動通信システムの一例を示すネットワーク構成図である。 (A)は本発明の第1実施例による移動管理方法の第1動作例を説明するための模式的なセル構成図、(B)はネットワークにより保持されているセル毎の近隣リストの一例を示す図、(C)は移動局に保持されるセル毎の近隣リストNL−NWおよびNL−Aの一例を示す図である。 (A)は本発明の第1実施例による移動管理方法の第2動作例を説明するための模式的なセル構成図、(B)はネットワークにより保持されているセル毎の近隣リストの一例を示す図、(C)は移動局に保持されるセル毎の近隣リストNL−NWおよびNL−Aの一例を示す図である。 (A)は本発明の第1実施例による移動管理方法の第3動作例を説明するための模式的なセル構成図、(B)はネットワークにより保持されているセル毎の近隣リストおよび関連付け許可フラグの一例を示す図、(C)は移動局に保持されるセル毎の近隣リストNL−NWおよびNL−Aの一例を示す図である。 (A)は本発明の第1実施例による移動管理方法の第4動作例を説明するための模式的なセル構成図、(B)はネットワークにより保持されているセル毎の近隣リストおよび関連付け許可フラグの一例を示す図、(C)は移動局に保持されるセル毎の近隣リストNL−NWおよびNL−Aの一例を示す図である。 (A)は本発明の第2実施例による移動管理方法の動作例を説明するための模式的なセル構成図、(B)はネットワークにより保持されているセル毎の近隣リストの一例を示す図、(C)は移動局に保持されるセル毎の近隣リストNL−NWおよびNL−Aの一例を示す図である。 本発明の他の実施形態による移動通信システムの動作例を説明するためのネットワーク構成図である。 本発明の他の実施形態による移動局の移動管理方法の一動作例を示すシーケンス図である。 (A)はセル再選択およびセル選択手順の一例を説明するための模式的なセル構成図、(B)はネットワークにより保持されているセル毎の近隣リストを示す図、(C)はネットワークから提供され移動局に保持されるセル毎の近隣リストを示す図である。
符号の説明
10 ネットワーク
20 移動局
C1、C2、C3 セル
BTS1、BTS2、BTS3 基地局
NL−NW ネットワークによる近隣リスト
NL−A 関連づけによる近隣リスト
101 近隣リスト
102 移動制御部
103 BCH制御部
104 データポート
105 データチャネル制御部
106 送受信部
201 送受信部
202 BCHデコーダ
203 移動制御部
204 内部メモリ
205 内部メモリ
206 セル探索部
207 データチャネル制御部
208 データポート
501−504 移動局の移動経路
601 トンネル

Claims (42)

  1. 移動通信システムにおける移動局の移動管理方法において、
    接続した第1のセルの近隣セルの情報を示す近隣リストを受信して蓄積し、
    近隣セル情報として含まれていない第2のセルに接続した場合、少なくとも前記第2のセルと前記第1のセルとの関連付けを示す関連付け近隣リストを蓄積し、
    前記近隣リストおよび/または前記関連付け近隣リストの近隣セル情報を使用してセルを探索する、
    ことを特徴とする移動局の移動管理方法。
  2. 前記近隣セル情報は少なくとも近隣セルのキャリア周波数の情報を含み、セルを探索する場合には前記キャリア周波数を使用することを特徴とする請求項1に記載の移動管理方法。
  3. 前記第2のセルと前記第1のセルとの関連付けの実行条件を示す関連付け基準を設け、前記関連付け基準を満たすときに前記関連付け近隣リストを更新することを特徴とする請求項1または2に記載の移動局の移動管理方法。
  4. 前記関連付け基準は、前記移動通信システムの管理手段によって与えられたセル毎の関連付け実行条件であることを特徴とする請求項3に記載の移動局の移動管理方法。
  5. 前記関連付け基準は、前記移動局が前記第2のセルへの接続に要した時間長に基づいて定めた関連付け実行条件であることを特徴とする請求項3に記載の移動局の移動管理方法。
  6. 前記第2のセルに接続した場合、前記第2のセルおよびその近隣セルと前記第1のセルとを関連付けることを特徴とする請求項1に記載の移動局の移動管理方法。
  7. 前記移動通信システムの管理手段は、前記移動局の前記関連付け近隣リストの使用/不使用を制御することを特徴とする請求項1−6のいずれか1項に記載の移動局の移動管理方法。
  8. 前記近隣リストには、前記第2のセルだけでなくそれ以前のセルの近隣セル情報も蓄積することを特徴とする請求項1に記載の移動局の移動管理方法。
  9. 前記近隣リストと前記関連付け近隣リストとの間に使用優先順位が予め設定されていることを特徴とする請求項1−8のいずれか1項に記載の移動局の移動管理方法。
  10. 前記関連付け近隣リストに含まれる関連セルを前記移動通信システムのハンドオーバ制御手段に報告し、前記関連セルを含む候補セルからハンドオーバのターゲットセルが決定されることを特徴とする請求項1に記載の移動局の移動管理方法。
  11. 移動局、複数のセルおよびこれらセルをそれぞれ制御する複数の基地局を有する移動通信ネットワークにおける移動局の移動管理方法において、
    第1セルに接続すると、移動局は当該第1セルからその近隣リストを受け取り、
    近隣セル情報として含まれない第2セルに接続すると、移動局は当該第2セルを前記第1セルと関連付け、
    前記第2セルの品質劣化を検出すると、移動局は前記近隣リストに含まれるセルおよび/または前記関連付けられたセルの品質測定を開始し、
    前記第2セルよりも良好な第3セルを検出すると移動局は当該第3セルを選択する、
    ことを特徴とする移動管理方法。
  12. 前記近隣セル情報は少なくとも近隣セルのキャリア周波数の情報を含み、セルを探索する場合には前記キャリア周波数を使用することを特徴とする請求項11に記載の移動管理方法。
  13. 前記第2セルと前記第1セルとの関連付けの実行条件を示す関連付け基準を設け、前記関連付け基準を満たすときに前記第2セルと前記第1セルとを関連付けることを特徴とする請求項11または12に記載の移動局の移動管理方法。
  14. 前記関連付け基準は、前記移動通信システムの管理手段によって与えられた各セルに関する関連づけ許可あるいは禁止を示し、前記第2セルが関連付け禁止セルである場合、前記移動局は当該第2セルと前記第1セルとの関連付けを行わないことを特徴とする請求項13に記載の移動管理方法。
  15. 前記第2セルへの接続に要した時間長が所定しきい値を越えた場合には、前記移動局は前記第2セルと前記第1セルとの関連付けを行わないことを特徴とする請求項13に記載の移動管理方法。
  16. 前記第2セルへ接続した場合、前記第2セルおよびその近隣セルと前記第1セルとを関連付けることを特徴とする請求項11−15のいずれか1項に記載の移動管理方法。
  17. 前記移動通信システムの管理手段は、前記移動局の前記関連付けられたセルの品質測定を実行するか否かを制御することを特徴とする請求項11−16のいずれか1項に記載の移動管理方法。
  18. 前記近隣リストには、前記第2セルだけでなくそれ以前のセルの近隣セル情報も蓄積することを特徴とする請求項11に記載の移動管理方法。
  19. 前記近隣リストに含まれるセルと前記関連付けられたセルとの間に使用優先順位が予め設定されていることを特徴とする請求項11−18のいずれか1項に記載の移動管理方法。
  20. 前記関連付けられたセルを前記移動通信システムのハンドオーバ制御手段に報告し、前記関連付けられたセルを含む候補セルからハンドオーバのターゲットセルが決定されることを特徴とする請求項11に記載の移動管理方法。
  21. 移動通信システムにおける移動局において、
    接続した第1セルの近隣セルの情報を示す近隣リストを蓄積する第1メモリと、
    近隣セル情報として含まれない第2セルに接続した場合、少なくとも前記第2セルと前記第1セルとを関連付ける制御手段と、
    少なくとも前記第2セルと前記第1セルとの関連づけを示す関連付け近隣リストを蓄積する第2メモリと、
    前記近隣リストおよび/または前記関連付け近隣リストの近隣セル情報を使用してセルを探索するセル探索手段と、
    を有することを特徴とする移動局。
  22. 前記近隣セル情報は少なくとも近隣セルのキャリア周波数の情報を含み、セルを探索する場合には前記キャリア周波数を使用することを特徴とする請求項21に記載の移動局。
  23. 前記制御手段は、前記第2セルが関連付け禁止セルである場合、当該セルと前記第1セルとの関連付けを行わないことを特徴とする請求項21または22に記載の移動局。
  24. 前記制御手段は、前記第2セルへの接続に要した時間長が所定しきい値を越えた場合には、前記第2セルと前記第1セルとの関連付けを行わないことを特徴とする請求項21に記載の移動局。
  25. 前記制御手段は、前記第2セルに接続した場合、前記第2セルおよびその近隣セルと前記第1セルとを関連付けることを特徴とする請求項21に記載の移動局。
  26. 前記セル探索手段による前記関連付け近隣リストの使用/不使用は、前記移動通信システムの管理手段により制御されることを特徴とする請求項21−25のいずれか1項に記載の移動局。
  27. 前記第1メモリの近隣リストには、前記第2セルだけでなくそれ以前のセルの近隣セル情報も蓄積することを特徴とする請求項21に記載の移動局。
  28. 前記セル探索手段は、前記近隣リストと前記関連付け近隣リストとの間に使用優先順位を予め設定していることを特徴とする請求項21−27のいずれか1項に記載の移動局。
  29. 前記制御手段は、前記関連付け近隣リストに含まれる関連セルを前記移動通信システムのハンドオーバ制御手段に報告し、前記関連セルを含む候補セルからハンドオーバのターゲットセルが決定されることを特徴とする請求項21に記載の移動局。
  30. 前記セル探索手段は、前記第2セルの品質劣化を検出すると、前記近隣リストに含まれるセルおよび/または前記関連付け近隣リストに含まれるセルの品質を測定し、前記第2セルよりも良好な第3セルを検出すると当該第3セルを選択することを特徴とする請求項21に記載の移動局。
  31. 移動局と、複数のセルと、それらセルをそれぞれ制御する複数の基地局と、複数の基地局を制御する制御局とを有する移動通信システムにおいて、
    各基地局は、
    前記制御局により構成され、当該基地局が制御するセルの近隣セル情報を示す近隣リストを格納する近隣リストメモリと、
    自己のセル内に位置する移動局に前記近隣リストを送信する送信手段と、
    を有し、
    前記移動局は、
    接続した第1セルの近隣セルの情報を示す近隣リストを蓄積する第1メモリと、
    近隣セル情報として含まれない第2セルに接続した場合、少なくとも前記第2セルと前記第1セルとを関連付ける制御手段と、
    少なくとも前記第2セルと前記第1セルとの関連づけを示す関連付け近隣リストを蓄積する第2メモリと、
    前記近隣リストおよび/または前記関連付け近隣リストの近隣セル情報を使用してセルを探索するセル探索手段と、
    を有することを特徴とする移動通信システム。
  32. 前記制御局は各セルに関する関連づけ許可あるいは禁止を予め定め、それぞれ対応する基地局へ送信し、各基地局は前記近隣セル情報とともに前記関連付け許可あるいは禁止を示す信号を前記移動局へ送信することを特徴とする請求項31に記載の移動通信システム。
  33. 前記制御局は前記移動局の前記関連付け近隣リストの使用/不使用を制御することを特徴とする請求項31または32に記載の移動通信システム。
  34. 前記移動局は、前記関連付け近隣リストに含まれる関連セルをハンドオーバ制御局に報告し、前記ハンドオーバ制御局は、前記関連セルを含む候補セルからハンドオーバのターゲットセルを決定することを特徴とする請求項31に記載の移動通信システム。
  35. 前記ハンドオーバ制御局は、前記移動局が接続している基地局であることを特徴とする請求項34に記載の移動通信システム。
  36. 移動通信システムにおける移動局の移動管理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    接続した第1のセルの近隣セルの情報を示す近隣リストを受信して蓄積するステップと、
    近隣セル情報として含まれていない第2のセルに接続した場合、少なくとも前記第2のセルと前記第1のセルとの関連付けを示す関連付け近隣リストを蓄積するステップと、
    前記近隣リストおよび/または前記関連付け近隣リストの近隣セル情報を使用してセルを探索するステップと、
    を有することを特徴とするプログラム。
  37. 移動通信システムにおける移動局の移動管理装置において、
    接続した第1セルの近隣セルの情報を示す近隣リストを蓄積する第1メモリと、
    近隣セル情報として含まれない第2セルに接続した場合、少なくとも前記第2セルと前記第1セルとを関連付ける制御手段と、
    少なくとも前記第2セルと前記第1セルとの関連づけを示す関連付け近隣リストを蓄積する第2メモリと、
    前記近隣リストおよび/または前記関連付け近隣リストの近隣セル情報を使用してセルを探索するセル探索手段と、
    を有することを特徴とする移動局の移動管理装置。
  38. 移動通信システムにおける移動局の移動管理方法において、
    接続した第1セルの近隣セル情報を示す近隣リストを受信して蓄積し、
    セルのキャリア周波数情報に依存しない第1探索動作によって少なくとも1つの接続可能な近隣セルを検出し、
    前記接続可能な近隣セルのうち前記近隣リストに含まれていないセルと前記第1セルとの関連付けを示す関連付け近隣リストを蓄積し、
    前記近隣リストおよび/または前記関連付け近隣リストを用いて、セルのキャリア周波数情報に依存する第2探索動作により接続すべきセルを検出する、
    ことを特徴とする移動局の移動管理方法。
  39. 移動通信システムにおける移動局の移動管理装置において、
    接続した第1セルの近隣セルの情報を示す近隣リストを蓄積する第1メモリと、
    セルのキャリア周波数情報に依存しない第1探索動作によって少なくとも1つの接続可能な近隣セルを検出するセル探索手段と、
    前記接続可能な近隣セルのうち前記近隣リストに含まれていないセルと前記第1セルとの関連付ける制御手段と、
    前記接続可能な近隣セルのうち前記近隣リストに含まれていないセルと前記第1セルとの関連付けを示す関連付け近隣リストを蓄積する第2メモリと、
    を有し、
    前記セル探索手段は、さらに、前記近隣リストおよび/または前記関連付け近隣リストを用いてセルのキャリア周波数情報に依存する第2探索動作により接続すべきセルを検出することを特徴とする移動局の移動管理装置。
  40. 移動通信システムにおける移動局において、
    接続した第1セルの近隣セルの情報を示す近隣リストを蓄積する第1メモリと、
    セルのキャリア周波数情報に依存しない第1探索動作によって少なくとも1つの接続可能な近隣セルを検出するセル探索手段と、
    前記接続可能な近隣セルのうち前記近隣リストに含まれていないセルと前記第1セルとの関連付ける制御手段と、
    前記接続可能な近隣セルのうち前記近隣リストに含まれていないセルと前記第1セルとの関連付けを示す関連付け近隣リストを蓄積する第2メモリと、
    を有し、
    前記セル探索手段は、さらに、前記近隣リストおよび/または前記関連付け近隣リストを用いてセルのキャリア周波数情報に依存する第2探索動作により接続すべきセルを検出することを特徴とする移動局。
  41. 移動局と、複数のセルと、それらセルをそれぞれ制御する複数の基地局と、複数の基地局を制御する制御局とを有する移動通信システムにおいて、
    各基地局は、
    前記制御局により構成され、当該基地局が制御するセルの近隣セル情報を示す近隣リストを格納する近隣リストメモリと、
    自己のセル内に位置する移動局に前記近隣リストを送信する送信手段と、
    を有し、
    前記移動局は、
    接続した第1セルの近隣セルの情報を示す近隣リストを蓄積する第1メモリと、
    セルのキャリア周波数情報に依存しない第1探索動作によって少なくとも1つの接続可能な近隣セルを検出するセル探索手段と、
    前記接続可能な近隣セルのうち前記近隣リストに含まれていないセルと前記第1セルとの関連付ける制御手段と、
    前記接続可能な近隣セルのうち前記近隣リストに含まれていないセルと前記第1セルとの関連付けを示す関連付け近隣リストを蓄積する第2メモリと、
    を有し、前記セル探索手段は、さらに、前記近隣リストおよび/または前記関連付け近隣リストを用いてセルのキャリア周波数情報に依存する第2探索動作により接続すべきセルを検出する、ことを特徴とする移動通信システム。
  42. 移動通信システムにおける移動局の移動管理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    接続した第1セルの近隣セル情報を示す近隣リストを受信して蓄積するステップと、
    セルのキャリア周波数情報に依存しない第1探索動作によって少なくとも1つの接続可能な近隣セルを検出するステップと、
    前記接続可能な近隣セルのうち前記近隣リストに含まれていないセルと前記第1セルとの関連付けを示す関連付け近隣リストを蓄積するステップと、
    前記近隣リストおよび/または前記関連付け近隣リストを用いて、セルのキャリア周波数情報に依存する第2探索動作により接続すべきセルを検出するステップと、
    を有することを特徴とするプログラム。
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