JP2011527151A - 高スループットmimowlanシステムのためのアンテナアレイ構成 - Google Patents

高スループットmimowlanシステムのためのアンテナアレイ構成 Download PDF

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Abstract

本開示は、多素子アンテナアレイを構成するための技術を提供する。そのようなアンテナアレイは、直交軸(例えば、x方向およびy方向)に沿ってλ/2だけ分離されたスロットペアを用いて設計され得る。1つのそのようなアレイは、クロススロットが同じ回転配向を有して形成された、4つ以上の共同設置アンテナ素子ペアを有することができる。別のそのようなアレイは、一部のクロススロットが同じ回転配向を有し、他のクロススロットが異なる回転配向を有して形成された、4つ以上の共同設置アンテナ素子ペアを有することができる。

Description

本開示は、一般に多入力多出力(MIMO)通信システムにおいて使用するためのアンテナに関し、より詳細には、高いデータスループットおよび高いスペクトル効率(容量)を達成するためのアンテナアレイ構成に関する。
多入力多出力(MIMO)通信システムは、データ伝送用の複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを採用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、NS個の独立チャネルに分解され得、NS≦min{NT,NR}が成り立つ。NS個の独立チャネルの各々は、MIMOチャネルの空間サブチャネルとも呼ばれ、1つの次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数(dimensionality)が利用される場合に、単入力単出力(SISO)通信システムの性能に勝る性能の改善(例えば、伝送容量の増加)を可能にする。
ポータブル処理デバイス(例えば、ラップトップコンピュータ)と他のコンピュータ(ラップトップ、サーバなど)、周辺機器(例えば、プリンタ、マウス、キーボードなど)、または通信デバイス(モデム、セルラ電話、スマートフォンなど)との間の無線接続性(wireless connectivity)を提供するためには、ポータブルデバイスに1つまたは複数のアンテナを装備する必要がある。例えば、複数のアンテナをデバイスの外部に配置することも、デバイス内に組み込む(埋め込む)(例えば、ディスプレイユニット中に埋め込む)こともできる。
埋込みアンテナ設計は、外部アンテナ設計に関連する欠点を克服することができる(例えば、損傷を受けにくい)が、埋込みアンテナ設計は一般に外部アンテナよりも性能が劣る。埋込みアンテナの性能を改善するために、アンテナは好ましくはデバイスの金属部品から一定の距離に配設される。例えば、デバイス設計および利用されるアンテナタイプによっては、アンテナと金属部品との間の距離を少なくとも10ミリメートル(または約0.3937インチ)にしなければならない。埋込みアンテナ設計に関連する別の欠点は、特に2つ以上のアンテナを使用するとき、アンテナ配置に適応するためにデバイスのサイズを大きくしなければならないことである。
本開示は、多素子アンテナアレイを構成するための技術を提供する。そのようなアンテナアレイは、直交軸(例えば、x方向およびy方向)に沿ってλ/2だけ分離されたスロットペアを用いて設計され得る。1つのそのようなアレイは、クロススロットが同じ回転配向(rotational orientation)を有して形成された、4つ以上の共同設置アンテナ素子ペア(co-located antenna element pairs)を有することができる。別のそのようなアレイは、一部のクロススロットが同じ回転配向を有し、他のクロススロットが異なる回転配向を有して形成された、4つ以上の共同設置アンテナ素子ペアを有することができる。
本開示の上述の特徴を詳細に理解することができるように、その一部が添付の図面に示された実施形態を参照することによって、上記で簡単に要約した、より詳細な説明を行うことができる。ただし、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な実施形態のみを示し、したがって、説明は他の等しく有効な実施形態に通じるので、その範囲を限定するものと見なすべきではないことに留意されたい。
例示的なMIMO無線通信システムを示す図。 本開示のいくつかの実施形態による、8個の二重偏波スロット放射アンテナの例示的な構成を示す図。 本開示のいくつかの実施形態に従う例示的な16素子二重偏波スロット放射アンテナを示す図。 本開示のいくつかの実施形態に従う高次チャネル測定のための例示的なスイッチング装置を示す図。 本開示のいくつかの実施形態に従う8×8チャネル測定のために使用される例示的なフレーム構造を示す図。 本開示のいくつかの実施形態に従う8素子アンテナアレイのための例示的なアンテナアレイポート番号付けを示す図。 本開示のいくつかの実施形態に従う16素子アンテナアレイのための例示的なアンテナアレイポート番号付けを示す図。 本開示のいくつかの実施形態に従うラップトップにおける例示的な8素子アンテナアレイ配向を示す図。 本開示のいくつかの実施形態に従うラップトップにおける例示的な16素子アンテナアレイ配向を示す図。 ラップトップのカバーにスロットが直接パンチされ、スロットの後ろに誘電体層がある例示的な8素子アンテナアレイの正面図。 ラップトップのカバーにスロットが直接パンチされ、スロットの後ろに誘電体層がある例示的な8素子アンテナアレイの側面図。 ラップトップのカバーにスロットが直接パンチされ、スロットの後ろに誘電体層がある例示的な8素子アンテナアレイの背面図。 本開示のいくつかの実施形態に従うタブレットコンピュータにおける例示的な8素子アンテナアレイを示す図。 本開示のいくつかの実施形態に従うタブレットコンピュータにおける例示的な16素子アンテナアレイを示す図。 本開示のいくつかの実施形態に従う携帯電話における例示的なアンテナアレイ配向を示す図。 本開示のいくつかの実施形態に従うスマートフォンにおける例示的なアンテナアレイ配向を示す図。 本開示のいくつかの実施形態に従う高精細度(HD)テレビ受像機における例示的なアンテナアレイ配向を示す図。
「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。本明細書で「例示的」と記載されたいかなる実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましいまたは有利であると解釈すべきではない。
IEEE WLAN(Institute of Electrical and Electronics Engineers Wireless Local Area Network)システムにおける主要な目的の1つは、例えば、様々なマルチメディアアプリケーションのサポートのために1Gbpsを超えるデータレートを目標として、データ帯域幅をIEEE 802.11nシステムのデータ帯域幅に対して約10倍に増加させることである。そのような高データレート通信の要求から、より高帯域のキャリア周波数、例えば60GHzあたりのキャリア周波数で動作する、より複雑な無線システムへの拡張が必要になる。しかしながら、この手法はカバレージエリアを実質的に減少させることがある。
帯域幅を増加させる別の手法は、MIMO技術を使用して、8素子または16素子アンテナアレイなど多数の送信アンテナおよび受信アンテナを両側で利用することによって、送信機および受信機の空間領域を拡大することである。高次MIMO通信システムを効率的に調べる(explore)ために、アンテナアレイの設計はシステム設計のますます重要な部分になる。一般に、デバイスのフォームファクタを制限することが望ましい。したがって、チャネル容量を犠牲にすることなしに比較的多数のアンテナを比較的小さいエリアに適合させることが設計課題になる。さらに、アンテナアレイとの間のケーブル配線の便宜のために、アンテナを処理ロジックに極めて近接した状態に保つことが望ましい。最終製品のエリアが小さいので、一般にアレイ素子間の高度な絶縁が望ましく、これにより空間相関を低減し、チャネル容量を増加させることができる。高次アンテナアレイを設計するとき、漏れ(leakage)、反射減衰量(return loss)、放射パターン、効率、指向性、機械設計など、いくつかの他のパラメータも考慮されることがある。
図1に、アクセスポイント(AP)とユーザ端末(UT)とを持つ一般的なMIMO無線システム100を示す。簡単のために、図1にはただ1つのアクセスポイント110を示してある。本明細書で使用するアクセスポイントという用語は、一般にユーザ端末と通信する固定局を指すが、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。システムコントローラ130がアクセスポイントに結合し、アクセスポイントの調整および制御を行う。ユーザ端末は、固定でも移動でもよく、移動局、無線デバイス、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。ユーザ端末はアクセスポイントと通信することができ、その場合、アクセスポイントおよびユーザ端末の役割が確立される。ユーザ端末は、また別のユーザ端末とピアツーピアに通信することができる。
MIMOシステム100は、時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムとすることができる。TDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは異なる周波数帯域を使用する。ダウンリンクはアクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンクはユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。MIMOシステム100は、またデータ送信のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用することができる。
容量およびデータスループットを増加させるために、アクセスポイントおよびユーザ端末に、異なる偏波方向を持つ8個または16個のアンテナなどの高次アンテナアレイを装備することができる。本開示のいくつかの実施形態では、ユーザ端末はポータブルコンピュータ(ラップトップ)、セルラ電話、または高精細度(HD)テレビ受像機とすることができる。いくつかの実施形態では、例えば、Qualcomm社において開発され、8×8および16×16のアンテナ構成およびチャネル測定を可能にするように拡張されたアンテナ測定プラットフォーム(AMP)4×4MIMOチャネルサウンダを用いて、チャネル測定を行うことができる。
提示される測定結果は、それぞれ80MHzのチャネル帯域幅を持つ8×8アンテナアレイおよび16×16アンテナアレイを利用することによって、45b/s/Hzおよび80b/s/Hzよりも大きいメディアン送信情報ビームフォーミング容量(median transmit information beamforming capacity)を達成することが可能であることを示す。本開示のいくつかの実施形態によれば、この特定のMIMOチャネル容量は、8×8アンテナアレイの場合は約1.8Gbpsの、16×16アンテナアレイの場合は約3.2Gbpsの平均達成可能物理レイヤ(PHY)データレートにそれぞれ対応する。
本開示で提示されるいくつかのチャネル測定は、時分割複信(TDD)無線を使用して5GHzの帯域において達成された。様々な信号対雑音比(SNR)において様々な屋内ロケーションについて測定データを収集した。本明細書で説明するように、高次アンテナアレイを持つ通信システムを設計するのに有益であり得る8×8および16×16MIMOチャネルの様々な態様を分析するために、収集されたデータを多数の異なる方法で処理することができる。
例示的なアンテナ設計
図2に、8素子二重偏波スロット放射アンテナアレイの2つの例示的な設計を示す。両方のアンテナアレイ構成は、5.18GHzのキャリア周波数に同調され得る。クロススロットは、アンテナアレイのグランドプレーン中に形成され得る。共同設置アンテナ素子ペアは、1対のリード線がクロススロットの対応する1つの先に延びて形成され得、各リード線は、対応するクロススロットのスロットとの間で信号エネルギーを転送するためのものである。
構成210では、全ての×印212(同じ回転配向を持つ)が偏波方向として使用されており、構成220では、混合偏波方向(×印222の半分が×印212の他方の半分に対して約45度回転している)が利用されている。アンテナアレイ構成210は、本明細書では「×8アレイ」構成または固定偏波構成と呼ばれることがあり、アンテナアレイ構成220は、「8アレイ」構成または混合偏波構成と称されることがある。
8アレイアンテナ構成220は、異なるクロススロット212とクロススロット222との使用によって、より高い偏波ダイバーシチを有するが、その結果、ある条件下ではより大きい達成可能システム容量を生じることがある。いずれのアンテナアレイ構成でも、共同設置(隣接)素子ペア(co-located (neighboring) element pairs)は、x方向およびy方向における送信波長の1/2だけ互いから分離され得る。達成可能であり得るフォームファクタのタイプの一例として、一実施形態では×8アレイボードのサイズをx方向において約2.875インチ(または約7.302センチメートル)、y方向において約2.3125インチ(または約5.874センチメートル)とすることができ、8アレイボードのサイズをx方向において約3.75インチ(または約9.525センチメートル)、y方向において約2.3125インチ(または約5.874センチメートル)とすることができる。
8素子アンテナアレイの設計思想は、図3に示すように2個の16素子二重偏波スロット放射アンテナアレイ構成を達成するように拡張できる。これらのアンテナアレイ構成は、また5.18GHzのキャリア周波数に同調され得る。構成310では、同じく全ての×印212が偏波方向として使用され、構成320では、×印212および×印222が混合偏波方向のために利用される。アンテナアレイ構成310を×16アレイ構成または固定偏波構成と称することがあり、アンテナアレイ構成320を16アレイ構成または混合偏波構成と称することがある。
本開示のいくつかの実施形態では、アンテナスロットは電気透過率(electrical permeability)3.55を持つ厚さ32ミルのROGERS―4003材上に印刷される。8素子アレイは、プリント回路板(PCB)の励振素子側の小さいグランドプレーンをアンテナスロットが位置する1次グランドプレーンにバイアコンタクトによって接続して設計できる。
いくつかの実施形態では、セミリジッド同軸ケーブルの外部シールドを小形グランドプレーンパッチにはんだ付けし、アンテナボードのエッジにエッジマウントサブミニチュアバージョンA(SMA)コネクタを配置することができる。短い同軸ケーブルが不整合および/または共振を起こすこと(それによりアンテナスロットが励振できなくなる)を回避するために、エッジマウントコネクタをセミリジッドケーブルなしにアンテナボードに取り付けることができるように、追加のボード材料を除去することができる。SMAアダプタの中心導体をアンテナの励振素子に直接はんだ付けすることができる。SMAアダプタのグランドをアンテナ励振素子に近接して、アンテナアレイのグランドにはんだ付けすることができる。
例示的な測定セットアップおよび方法
本明細書で提示するMIMOアンテナ構成は、多種多様な適用例および多種多様なデバイスにおいて使用できる。アンテナ構成の性能および達成可能性能を示すために、測定「キャンペーン」を行った。本明細書で提示する詳細な構成は行った例示的な測定に対応するが、多くの他の好適な測定方法を使用してアンテナ性能を測定することができることを当業者は認識されよう。
本開示の一実施形態では、高次アンテナ構成に対するチャネル測定はアンテナ測定プラットフォーム(AMP)チャネルサウンダを用いて行われ得る。AMPは、2Dモビリティプラットフォームを採用した4×4MIMOチャネルサウンディングプラットフォームである。AMPを使用して、5.17GHzのキャリア周波数において送信信号の約7つの波長にわたってMIMOチャネルの統計データサンプルを収集することができる。一実施形態では、チャネルサウンダのモビリティプラットフォームは4つのトランシーバRFシャーシとフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)ボードとおよびCコードラップトップを備える固定ロケーションチャネルサウンディングシャーシに、RS−232(Recommended Standard 232)ケーブルを用いて接続される。以下では、AMPおよび関連するチャネルサウンディングシャーシをアンテナ測定ユニット(AMU)と呼ぶ。
一実施形態では、同じRFシャーシとFPGAボードとから構成されるが、Cコードがわずかに異なり、モビリティプラットフォームがないことがあるモバイルチャネルサウンダシャーシを以下ではモバイルユニット(MU)と呼ぶ。このチャネルサウンダシャーシは、実際のモバイル機器の移動をシミュレートし、多種多様なロケーションでの測定値を与えるために、チャネル測定中に様々な屋内ロケーションに移動できる。AMUとMUとは、モビリティプラットフォームを制御するために各チャネル測定中に無線で(OTA)通信し、チャネルサウンディングを開始する。
チャネルサウンダの開始およびAMUの制御は、OTA TDDリンクを介してMU端末から行われ得る。例えば、TDD OFDMパケットがAMUとMUとの間で周期的に送信され得る。提示されたチャネル測定に利用されるTDDパケットは、継続時間が1ミリ秒であって、222個のシンボルからなり、各シンボルは、312.5kHzのサブキャリア間隔を持つ64個のトーンを含んでいる。5.17GHzの中心周波数を測定のために選択することができるが、これはこの特定周波数が、設計されたスロットアンテナの共振周波数に適合するからである。
ラップトップ干渉のないチャネル容量を測定することができるように、送信機側と受信機側の両方のアンテナアレイを自由空間中に配置する(すなわちモックアップラップトップ上に取り付けない)ことができる。アンテナアレイは、送信および受信デバイス上に取り付けられ得る。例えば、アンテナアレイはリンクのAMU側では可動プラットフォームの上に、リンクのMU側ではRFシャーシの上に配置され得る。8素子アンテナアレイおよび16素子アンテナアレイは、図7および図8に示されるようにMUサイトの一体部分としてラップトップコーナに配置され得る。高次アンテナアレイは、図9A〜図9Cに示されるようにより良い絶縁のためにスロットの後ろに誘電体層があるMUサイトにおいてラップトップのカバー上に配置され得る。
正確なチャネル測定値を得るために、AMU端末とMU端末とは同期され得る。1つの例示的なセットアップでは、MUが各測定の始めに(すなわち各ロケーションにおいて)AMUと同期し、位相ロックループ(PLL)がリンクの2つの端部をロック状態に保つ。MUとAMUとの間のタイミングは、ロックされ得るが、チャネルはゆっくりとしたペースで変化するので、フレーム毎のサンプリング時刻はサンプル期間よりも小さく変動し得る。フレームのサンプリング時刻の変動により、チャネル推定値間の位相勾配差が隣接フレームから導出されることになる。
チャネル測定値の処理中に、各測定ロケーションにおいて第1のフレームに関して、フレーム毎の非常に小さい位相勾配差が観測され、訂正され得る。タイミングがドリフトしないことがインパルス応答から観測できる。無線端末をロックすることには基準信号ケーブルを必要としないので、測定中にMU端末のモビリティを向上させるという利点がある。
本開示の一実施形態では、利用されるチャネルサウンダシャーシは4×4MIMOチャネルを測定することが可能である。4×4チャネルサウンダを使用して8×8または16×16MIMOチャネルを測定するために、受信機スイッチボックスを使用すると、例えば、以下のチャネルを利用して複数の4×4チャネル測定値から高次MIMOチャネル測定値を補間することが可能になる。
Figure 2011527151
これらの式において、
Figure 2011527151
は、間隔が密な異なる時刻に行われる4個の隣接4×4チャネル測定値から導出される4×4チャネル行列であり、
Figure 2011527151
は、間隔が密な異なる時刻に行われる16個の隣接4×4チャネル測定値から導出される4×4チャネル行列である。
図4に例示的な4対16高周波(RF)スイッチボックスを示す。本RFスイッチボックスは、高次MIMOチャネル測定を行うように設計され得、4×4チャネルサウンダと8素子アンテナアレイおよび16素子アンテナアレイとの間のインタフェースとして使用され得る。本スイッチボックスは、損失3.8dB、アイソレーション70dBおよび切替え速度100nsecに指定された、4つの1対4Chelton Control Systems SI-14-03028スイッチなど、任意の好適な部品から作られ得る。
チャネル測定キャンペーンは、AMU端末を単一ロケーションに固定しながらMU端末を様々な屋内オフィスロケーションに移動することによって行われ得る。例えば、各測定ロケーションにおいてチャネルの500個のサンプルが約20秒の継続時間にわたってキャプチャされ得る。本開示の一実施形態では、モバイルプラットフォーム(AMP)は、キャプチャ時間中にx方向およびy方向に約2cm/秒(または約0.7874インチ/秒)の速度で移動することができる。
例えば、8×8アンテナ構成の場合、図5に示されるように継続時間1ミリ秒のTDDフレームがチャネル測定のために利用され得る。例えば、各TDDフレーム500は222個のOFDMシンボルからなり得る。SISOプリアンブル510は10個のシンボルからなり、MIMOプリアンブル520は8個のシンボルからなり、FCCH/RCCH制御チャネル530は12個のシンボルから構成され、残りの192個のシンボルはデータフィールド540を表す。192個のOFDMシンボルのデータフィールド内で、各シンボルは312.5kHzだけ離れて離間した48個のデータサブキャリア(情報トーン)を含んでいる。
データフィールド540は、図5に5421,5422,5423,5424などで示される8シンボルサブフレームに区分され得る。図4に示すRFスイッチボードのスイッチングのための十分な時間を与えるために、あらゆるサブフレームの後には、図5に5441,5442,5443,5444などで示される1つのシンボルギャップが続く。各サブフレームは、単一の4×4チャネル推定値を構成する。5421,5422,5423,5424の4つのサブフレームは、図5にブロック546で示す1つのブロックを形成することができる。単一のブロックは8×8チャネル推定値を生じる。これらの特定の例示的な測定では、5つの8×8チャネル推定値(ブロック)がある。測定キャンペーン中に、単一の1ミリ秒TDDフレームにわたる最小チャネル変動のみを観測することができる。同様のTDDフレーム構造も、16×16チャネル測定のために使用され得る。
8×8チャネル測定値および16×16チャネル測定値の式1および式2にそれぞれ示されるように、ブロック内の4個および16個の4×4チャネル推定値は単一の8×8チャネル推定値および16×16チャネル推定値にマッピングされ得る。図6Aに、8素子アンテナアレイのために使用される相対ポート番号付けの一例を示す。送信ポートと受信機ポートの接続が送信リンクのAMU側とMU側で同じであると仮定することにより、全チャネル行列H8×8のチャネル部分行列H4×4 1-4は、次のように与えられる。
Figure 2011527151
ここで、
Figure 2011527151
はブロック内の1番目から4番目のサブフレームの4×4チャネル推定値であり、hmnはm番目の受信機ポートとn番目の送信機ポートとの間の8×8チャネル推定値の複素チャネル係数である。16素子アンテナアレイのための相対ポート番号付けの一例を図6Bに示す。8×8アンテナ構成の場合と同様のチャネル部分行列を16素子アンテナアレイ用に構成することができる。
例示的なデータ処理
MIMOチャネル推定値は、空間相関、固有値、チャネル容量、達成可能容量、達成可能PHYデータレート、およびインパルス応答を判断するために、様々な方法で処理され得る。本明細書で提示する特定の処理演算は、アンテナ性能を測定するために行われる処理演算のタイプの例にすぎない。
測定に利用される4×4チャネルサウンダは、送信信号の符号化のために時空間アダマール行列を使用する。このようにして、16個の全てのチャネル推定値が受信機において同時に得られると同時に、追加の誤り率性能利得(error-rate performance gain)を生じる。チャネル推定値を生成する際に、周波数領域I/Q加算(frequency domain I/Q addition)により、1/2のスケールファクタを最終チャネル推定値に対して適用することができる。
チャネル推定は、(単一サブフレーム内の時間内に)アダマール符号化シンボルと2つの隣接するチャネル推定値とを足し合わせることによって行われ得る。アダマールとチャネル推定値との合計は、結果としてチャネル推定値が電圧領域で8倍大きくなり、雑音電力が8倍だけ増加することになる。したがって、32μ秒の継続時間の間にチャネルの変化が非常に小さいか、またはないと仮定すると、チャネル推定からのSNRの総合利得は9dBとなり得る。
アダマールとチャネル推定値の合計から得られた利得は、雑音電力の8倍の増加を生じる。測定キャンペーンの雑音測定段階中に、他端の送信機を遮断することによって各無線フロントエンドと外部干渉とから来る受信機雑音フロアを測定することができる。送信機遮断フラグは、エアインタフェースを介して他端にシグナリングされ得る。送信機が遮断された後、雑音サンプルは収集された各トーンについて対角重み行列で乗算され得る。4つの受信機チェーンの異なる雑音指数(noise figure)および利得による雑音フロアの差を観測することができる。さらに、この測定キャンペーン中に、受信された周波数スペクトル中の有意な干渉は認められない。
例えば、全ての受信機アンテナと、48個の全ての情報トーンと、(フレーム当たり)192個の全てのシンボルと、5個の雑音測定フレームとにわたって雑音電力を平均化して、ロケーション毎に単一の平均雑音電力値を得ることによって、測定されたSNRを発見するために使用される平均雑音電力を雑音測定から導出することができる。得られた平均雑音電力は、受信機雑音フロアを表す。しかしながら、この平均雑音電力は、アダマールとチャネル推定値との合計から生じる雑音電力の増加を考慮に入れることなしに未加工の雑音測定値から計算されることがある。これを補償するために、この特定の例の場合、チャネル推定値の計算から生じる雑音電力の増加を反映するために、得られた平均雑音電力を8倍にスケールアップすることができる。
各測定ロケーションについて、フレーム(時間サンプル)にわたってトーン毎に複素空間相関を計算することができる。受信機の相関の場合、より大きいサンプルプールを生成するために各基準送信機ポートのサンプルを付加することができる。基準受信機ポートとの送信機の相関のために、この同じ手順を繰り返すことができる。8×8および16×16受信機および送信機の相関行列を生成するために、次のように複素相関の2乗振幅がトーンおよびロケーションにわたって平均化され得る。
Figure 2011527151
ここで、ρab(i j)は、i番目のトーンおよびj番目のロケーションについてのアレイ素子aとアレイ素子bとの間の複素空間相関係数であり、Ntonesは情報トーンの総数であり、Nlocsは測定ロケーションの総数であり、
Figure 2011527151
はアレイ素子aとアレイ素子bとの間のdB単位の平均化された振幅2乗相関(averaged magnitude squared correlation)である。
得られた相関行列は、8素子または16素子アンテナスロットアレイを使用する間の屋内オフィス環境における相関を表し得る。これらの相関行列の平方根を利用してシミュレート8×8および16×16独立同一分布(independent and identically distributed)(IID)チャネルサンプルを相互に関連させ、SNRに応じた相関IIDビームフォーミング容量を計算することができる。
係数HHHの固有値をサンプル毎、トーン毎、およびブロック毎に計算することができ、ここでHは8×8または16×16チャネル行列であり、HHはチャネル行列Hの共役転置(エルミート)バージョンである。得られた8個または16個の固有値を最大から最小までソートし、スケーリングして、固有値電力を正規化することができる。本スケーリングは、以下によって与えられる。
Figure 2011527151
ここで、λiはHHHの固有値であり、
Figure 2011527151
はスケーリングされた固有値であり、Nは正規化された電力(また送信アンテナの数)である。その後、スケーリングされた固有値
Figure 2011527151
を8×8および16×16MIMOチャネルにわたって(測定された受信機雑音フロアに関して)平均線形SNRによってスケールアップするか、または容量計算のために固定基準SNRによってスケールアップすることができる。
(測定された受信機雑音フロアに関して)線形SNRが乗じられたスケーリングされた固有値を使用して、送信情報ビームフォーミングチャネル容量を計算し、次のように各8×8MIMOチャネルサンプル中の64個のチャネルの全てにわたって、または各16×16MIMOチャネルサンプル中の256個のチャネルの全てにわたって平均化することができる。
Figure 2011527151
ここで、SNRavgは8×8または16×16MIMOチャネルの現在のサンプルにわたる受信機雑音フロアに関する平均線形SNRであり、Nmodeは使用される固有モードの数であり、
Figure 2011527151
は現在のチャネルサンプルの前に定義されたスケーリングされた固有値である。
前の容量計算は、送信情報ビームフォーミングチャネル容量を生じ得る。さらに、直接マッピングMMSEチャネル容量は次のように計算され得る。
Figure 2011527151
ここで、SNRi,MMSEは次のように計算される線形MMSE SNRである。
Figure 2011527151
ここで、
Figure 2011527151
は測定された受信機雑音フロアに関するN個の線形MMSE SNRのベクトルであり、Hは現在のN×N MIMOチャネルサンプルであり、σ2は測定された受信機雑音フロア電力であり、diag()は対角行列要素を示す。
チャネル容量は、各測定ロケーション、フレーム、およびブロックについて個々に計算され得るが、一緒にグループ化された全てのロケーションについて、指定された固定SNRを使用して計算することもでき、それにより経路損失を効果的に除去することができ、チャネル変動のみで容量を生じる。前者の計算の場合、各サンプルについてのトーン毎の容量を平均化してサンプル毎の単一の容量値を得、次いでそれを使用して容量累積密度関数(capacity cumulative density function)(CDF)を見つけることができる。後者の計算は、異なる固定SNR値に対して行われ、容量対SNR曲線を調べることを可能にする。
表1に示すように、(ビット/シンボル/トーン単位の)単純なSNR対レートマッピングを使用して達成可能送信情報ビームフォーミング容量の推定値を計算することができる。また、各SNR対レートマッピングのための変調および符号化を参照のために行うことができる。個々の固有モードでの達成可能レートを合計し、シンボル継続時間とサブキャリア間隔とによって正規化することで、8×8および16×16MIMOチャネルの推定達成可能送信情報ビームフォーミング容量を計算することができるが、これが必要とされるのは、表1中のレートが20MHzの帯域幅と64個のサブキャリアとを持つOFDMシステムに対して定義されているからである。
Figure 2011527151
達成可能容量の推定値を利用して、何らかの指定されたチャネル帯域幅で動作する8×8および16×16MIMO−OFDMシステムの推定達成可能PHYレートを見つけることができる。例えば、それぞれIEEE 802.11n標準の規格からの108個のデータトーンを使用することによって、および提案されたVHT(Very High Throughput)標準規格からの236個のデータトーンを使用することによって、8素子アンテナアレイを用いる40MHzおよび80MHzの帯域幅の達成可能PHYレートを計算することができる。
8×8および16×16MIMOチャネル中の使用可能な固有モードの数を判断するために、達成可能PHYレートとより低い固有モードの関連する寄与とを調べる。これは、より低いモードだけで達成可能PHYレートを計算し、8個または16個の全てのモードを利用するときにチャネルによってサポートされる全PHYレートとの比を取ることによって行われ得る。徐々に大きくなるより低い固有モードの数を利用して、これらの特定の固有モードからの寄与を計算することができる。最下位固有モードを除いたときのPHYレート効率は1−xとして見いだされが、ここでxはより低い固有モードの寄与である。
全ての測定ロケーションにおける全てのチャネルサンプルについて、またはチャネルサンプルのサブセットについて、インパルス応答が計算され得る。各チャネル推定値について、インパルス応答の計算のために(ガードトーンを除いた)52個のデータトーンとパイロットトーンとを利用することができる。各パイロットトーンを2つの隣接データトーンの平均値と置き換えて、その特定のトーンにおける補間チャネル推定値を見つけることができる。52トーンチャネル推定値の52点逆高速フーリエ変換(IFFT)を適用して、初期化されたガードトーンを組み込むことにより生じるであろう電力遅延プロファイル(PDP)の整形を防ぐことができる。また、計算されたインパルス応答を使用して、システム中でタイミングドリフトが発生するかどうかを判断することができる。
例示的な測定結果
8×8および16×16アンテナアレイ構成の様々な態様を調査するために、チャネル測定から収集されたデータが様々な方法で処理され得る。8×8および16×16チャネル推定値のサンプルから、送信機および受信機空間相関が計算され得る。測定ロケーション毎に固有モードSNR CDFを計算すること、または全ての測定ロケーションにわたってスケーリングされた固有値CDFを判断することが可能である。測定された送信機および受信機相関振幅を使用することによって、8×8または16×16チャネル容量を調べ、IID容量および相関IID容量と比較することができる。
(トーンおよび測定ロケーションにわたる)平均受信機および送信機空間相関2乗振幅対相対ポート番号を計算することができる。8素子および16素子アンテナアレイの相対ポート番号付けの例をそれぞれ図6Aおよび図6Bに示す。相対スロット2との相関は共同設置(隣接または90°偏波)アンテナスロットに対する相関を示す。最小相関が、最も遠く離れたアンテナスロットのものであることがわかる。
各ロケーションにおけるあらゆるフレームおよびトーンについて、8×8チャネル推定値の固有値が計算され得る。その後、各ロケーションにおける(受信機雑音フロアに関する)固有モードSNR CDFと全てのロケーションにわたるスケーリングされた固有値のCDFとを計算することができる。前者は測定セットアップの欠陥(フラットでない周波数応答)と経路損失変動とを組み込んだチャネル容量に直接関係し、後者は全ての測定ロケーションにわたるチャネル変動のみを示す。固有値のスケーリングは、式4によって与えられるように行われ得、スケーリングされた固有値の和はN(正規化送信電力)に等しく、この特定の場合、8または16である。スケーリングが適用されると、チャネルの電力はそれ以上影響を受けなくなる。1つの測定ロケーションにおける全ての固有モードおよび単一のトーンについての時間(フレームインデックス)内のスケーリングされた固有値電力を計算することができる。1次モードは非常に安定しているが、最下位モードは大きい相対変動を有することがわかる。
単一のサンプルプールとして一緒に取り出すと、全ての測定ロケーションにわたって全てのスケーリングされた固有値のCDFを計算することができる。これは、チャネルサウンダトランシーバフィルタに起因する、チャネル経路損失と経路損失の変および送信機/受信機周波数応答がない固有値の分布を生成することができる。
「最良」および「最悪」の場合の測定ロケーションについての固有モードSNR分布を計算することができる。これらのCDFの場合、各トーンの測定された受信機雑音フロアを使用して平均チャネルSNRを計算し、トーン毎のスケーリングされた固有値に平均SNR値を乗算することができる。その後、所定の測定ロケーションについての全ての情報トーンおよび使用可能なフレームのトーン毎の固有モードSNRを単一のサンプルプールにグループ化し、そこから固有モードヒストグラムを判断することができる。したがって、得られたCDFは測定セットアップの周波数応答を組み込んだ固有モードSNRの分布を示す。
収集された測定データから、送信情報ビームフォーミングチャネル容量と、直接マッピングMMSEチャネル容量と、「最良」および「最悪」の場合のロケーションについての達成可能送信情報ビームフォーミングPHYレートと、ロケーションにわたるビームフォーミングとMMSEメディアンPHYレートとの比較とを計算することができる。
8×8および16×16MIMO送信情報ビームフォーミングチャネル容量CDFを固有モードSNRに応じて計算することができる。前に説明したように、容量をトーン毎およびサンプル毎に計算し、次いでトーンにわたって平均化して、サンプル毎の単一の容量値を得ることができる。式5によって与えられる容量計算は、送信情報ビームフォーミングチャネル容量を生じることに留意されたい。したがって、本容量は測定中に発生した経路損失の変動を含む。前に提示したように(ビット/シンボル/トーン単位の)単純なSNR対レートマッピングを使用して達成可能送信情報ビームフォーミング容量の推定値を判断することができる。達成可能容量のCDFは、測定された8×8または16×16MIMOチャネルサンプルにおける現実の達成可能容量に関して予想され得るものを表す。
順方向と逆方向の両方の送信リンクについて「最良」および「最悪」の場合の測定ロケーションについてチャネルおよび達成可能送信情報ビームフォーミング容量CDFを計算することができる。例えば、×8アレイおよび×16アレイの場合の全ての測定ロケーションを考慮した達成可能情報ビームフォーミングチャネル容量の平均は、それぞれ約44.4b/s/Hzおよび約80.2b/s/Hzである。送信機および受信機における8アレイ偏波アンテナの場合の達成可能情報ビームフォーミングチャネル容量の平均はより大きくなり、約45.3b/s/Hzと測定される。
また、直接マッピングMMSEチャネル容量を計算することができる。最良および最悪の場合の測定ロケーションについての測定された受信機雑音フロアを使用することによって、MMSEチャネル容量を発見するために使用されるMMSE SNRを計算することができる。送信情報ビームフォーミングチャネル容量に対する直接マッピングMMSEチャネル容量の変動がより小さいことがわかる。×8アレイおよび×16アレイ構成の場合、全ての測定ロケーションを考慮したMMSE受信機の達成可能情報チャネル容量の平均は、それぞれ約32.3b/s/Hzおよび約64b/s/Hzである。送信機および受信機における8アレイ偏波アンテナの場合のMMSE受信機の達成可能情報チャネル容量の平均は、×8アレイの場合よりもわずかに大きくなり、約32.7b/s/Hzである。
各測定ロケーションについてのメディアン送信情報ビームフォーミング容量と直接マッピングMMSE容量とを比較することができる。これら測定ロケーション毎の容量は、ソート平均SNRに応じて計算される。低いSNRではMMSEチャネル容量がビームフォーミング容量よりも大きくなり、高いSNR値の場合は逆になることがわかる。
全ての測定ロケーションから全てのスケーリングされた固有値を取り出して、固定SNR値に対する送信情報ビームフォーミング容量を調べることができる。このようにして、測定されたビームフォーミング容量をSNRに応じて計算し、(測定された空間相関振幅を使用して)8×8または16×16IIDおよび相関IIDビームフォーミングチャネル容量と比較することができる。
達成可能容量は、指定された変調および符号化方式が与えられた場合に得られるであろう送信情報ビームフォーミングチャネル容量の推定値を表す。×8アレイおよび×16アレイ構成の場合、全ての測定ロケーションを考慮した達成可能情報チャネル容量の平均は、それぞれ約24.2b/s/Hzおよび約43.3b/s/Hzである。8アレイアンテナ偏波の場合の達成可能情報チャネル容量の平均はより大きくなり、約24.7b/s/Hzである。
これらの特定の測定値から、測定されたビームフォーミング容量は、約25dBのSNRにおいてシミュレート8×8IID容量曲線を約7b/s/Hzだけ下回ることがわかる。測定された空間相関振幅を使用したシミュレート相関IIDチャネルビームフォーミング容量曲線は、測定された容量曲線に非常に近接し得る。TGnチャネルモデルB,C,DおよびEを使用した、測定された8×8または16×16送信情報ビームフォーミング容量とシミュレート8×8または16×16送信情報ビームフォーミング容量との比較を行うことができる。チャネルモデルEが、容量に関して測定されたチャネルに最もぴったり一致することがわかる。
行った測定キャンペーンの結果から、本明細書で提示する×8アレイおよび8アレイアンテナ構成を用いた40MHzの帯域幅内で動作する8×8MIMO通信システムを使用して、それぞれ平均して約816Mbpsおよび約836MbpsのPHYレートを達成することができることがわかる。×8アレイおよび8アレイ構成を用いた80MHzの帯域幅内で動作する8×8MIMO通信システムを使用して、それぞれ約1.78Gbpsおよび約1.82Mbpsの平均PHYレートを達成することができる。達成可能PHYレートのメディアン推定値をソート平均SNRに応じて計算することができる。
16×16チャネル測定キャンペーンから、実質的により高い(例えば、ほぼ2倍の)PHYデータレートを観測することができる。例えば、×16アレイアンテナ構成を用いた40MHzの帯域幅内で動作する16×16MIMO通信システムを使用して、平均して約1.46GbpsのPHYデータレートを達成することができ、80MHzのチャネル帯域幅内で動作する×16アレイ構成を用いた16×16MIMO通信システムを使用して、約3.2Gbpsの平均PHYレートを達成することができる。
MIMOチャネルの送信情報ビームフォーミング容量および達成可能送信情報ビームフォーミングPHYレートを評価する際に、使用可能な固有モードの数を見いだすことが有利であることがある。これは、8×8または16×16アンテナ構成中でそれぞれ8個または16個の全ての固有モードを利用するとき、全達成可能PHYレートに対するより低い固有モードでの達成可能PHYレートの比を計算することによって行われ得る。PHYレート効率を固有モードの寄与から判断し、平均値をソート平均SNRに応じて計算することができる。
平均SNRが高い場合でも、×8アレイ偏波アンテナを用いた8×8アンテナ構成の場合、2個の最下位固有モードが全達成可能PHYレートに対して約5%しか寄与しないことがわかる。×16アレイアンテナを用いた16×16アンテナ構成の場合、13個の最上位固有モードのみを使用して推定PHYレート効率の90%を得ることができる。
最下位固有モードの寄与対ソート平均SNRを計算することができる。また、最良の場合の測定ロケーションについてのPHYレート効率のCDFも計算することができる。例えば、8×8アンテナ構成の場合、効率の10〜20%の広がりが観測されることがある。アクティブ固有モードの変動する数は、効率分布の分散に対して著しい影響を及ぼすとは思われない。
チャネル推定値のインパルス応答を計算して、電力遅延プロファイル(PDP)を観測し、タイミングドリフトが存在するかどうかを判断することができる。任意の測定ロケーションについて時間(フレームインデックス)内のあらゆる単一チャネルの正規化PDP振幅を判断することができる。
屋内オフィス環境における様々な測定ロケーションについて、(測定受信機雑音フロアに関する)平均測定SNRとポート毎の平均受信信号強度(RSS)とともに、測定送信情報ビームフォーミングチャネル容量を計算することができる。各測定ロケーションにおける平均受信信号強度(RSS)と平均SNRとを計算することができる。×8アレイ、8アレイおよび×16アレイについて、それぞれ約−63.83dBm、約−62.19dBmおよび約−65.15dBmの平均RSSが計算される。メディアンSNRは、例えば、×8アレイ、8アレイおよび×16アレイアンテナ構成について、それぞれ約26.44dB、約25.85dB、および約23.54dBに等しい。
(図8に示すように)16素子アンテナアレイがラップトップのコーナに取り付けられた状態で、8素子アンテナアレイが自由空間中に配置された場合について、前に提示した全ての測定結果が得られた。アンテナアレイがラップトップ上に取り付けられた場合、アンテナ効率損失により平均達成可能容量とPHYデータスループットとがわずかに減少することがある。例えば、×8アレイがMUサイトにおいてラップトップのコーナに取り付けられたとき、提示された測定について80MHzのチャネル帯域幅の場合の平均PHYデータスループットが約12%だけ減少することがある。80MHzの帯域幅の場合の測定ロケーションにわたるピークおよび平均PHYデータスループットは、それぞれ約2.4Gbpsおよび約1.57Gbpsである。
8アレイスロットがラップトップのコーナに取り付けられたとき、提示された測定について80MHzのチャネル帯域幅の場合の平均PHYデータスループットが約4%だけ減少する。80MHzの帯域幅の場合の測定ロケーションにわたるピークおよび平均PHYデータスループットは、それぞれ約2.27Gbpsおよび約1.75Gbpsである。
×8アレイおよび8アレイアンテナ構成がラップトップ上に取り付けられた場合の全ての測定ロケーションを考慮した達成可能情報ビームフォーミングチャネル容量の平均は、それぞれ約39.61b/s/Hzおよび約43.25b/s/Hzである。×8アレイおよび8アレイアンテナ構成がラップトップ上に取り付けられた場合の全ての測定ロケーションについて考慮したMMSE受信機の達成可能情報チャネル容量の平均は、それぞれ約31.19b/s/Hzおよび約32.39b/s/Hzである。×8アレイおよび8アレイアンテナ構成がラップトップ上に取り付けられた場合の全ての測定ロケーションについて考慮した達成可能情報チャネル容量の平均は、それぞれ約21.39b/s/Hzおよび約23.74b/s/Hzである。
アンテナアレイがラップトップ上に取り付けられたときの測定キャンペーンから、×8アレイおよび8アレイ設計について、それぞれ約−62.19dBmおよび約−61.17dBmの平均RSSが計算される。対応するメディアンSNRは、×8アレイおよび8アレイについて、それぞれ約23.84dBおよび約23.99dBである。これらの値は、アンテナアレイが自由空間中にある場合よりもいくぶん低くなることがわかる。
例示的な測定キャンペーンから、混合偏波を持つアレイスロットは固定偏波を持つアンテナアレイスロットよりも達成可能チャネル容量が大きくなり、データスループットが高くなることがわかる。さらに、アンテナアレイがラップトップ上に取り付けられた場合、混合偏波を持つアンテナアレイの場合の達成可能チャネル容量およびデータスループットは、固定偏波を持つアンテナアレイに対するチャネル容量およびデータスループットほど減少しない。これは、混合偏波方向を持つアンテナアレイによって与えられるより高い偏波ダイバーシチ利得に起因することがある。
例示的なアンテナアレイ配向
様々なタイプの普及している無線デバイスおよび適用例のためにアンテナアレイの様々な配向を利用することができる。以下の説明では、本明細書で提示する固定偏波および混合偏波を有する8素子および16素子のアンテナアレイなどの高次アンテナアレイを利用すると仮定する。ただし、異なる高次アンテナアレイを使用することもできることを当業者なら理解されよう。
図7に、シャーシ710に一体化された1つまたは複数の8素子アンテナアレイ702を持つラップトップコンピュータ700を示す。追加または代替として、アンテナアレイ704をPCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カード720に一体化することもできる。ラップトップコンピュータ700上の例示的なアンテナアレイ配向は固定8素子アレイ702のペアを示すが、PCMCIAカード720上の8素子アンテナアレイ構成は、アンテナ配向の格納ならびに手動調整を可能にする固定および折り畳み可能アンテナを示す。
図8に、1つまたは複数の16素子アンテナアレイ802がシャーシ810内とPCMCIAカード720上とに一体化されたラップトップコンピュータ800を示す。本例は、固定16素子アレイ802のペアを示す。
図9Aに、ラップトップ902のカバーにスロット904が直接パンチされた例示的な8素子アンテナアレイの正面図を示す。図9Bに示すように、スロットの後ろに誘電体層912を配置することができる。このようにして、アンテナフィード914とRF回路924とがラップトップカバー902から絶縁される。図9Cに、8素子アンテナアレイ構成の背面図を示す。伝送線路926はRF回路924に直接接続される。ケーブル922は、RF回路とベースバンドプロセッサとの間のインタフェースを与える。
図10Aに、タブレットコンピュータ1000上の8素子アンテナアレイの例示的な構成を示す。図示のように、このアレイは両方とも可動である「ラビットイヤー」アレイ1002および/または固定アレイ1004のペアの形態をとることができる。図10Bに示すように、タブレットコンピュータ1010は、また固定アレイ914および/または「ラビットイヤー」アンテナ1012として16素子アンテナアレイを組み込むことができる。場合によっては、ユニットの厚さに応じてタブレットコンピュータ中のスロットアンテナアレイの配向をデバイスの裏面上でフラットにする必要がある。
セルラ電話およびスマートフォンなどのモバイルおよびポータブルハンドヘルドデバイスへの高次アンテナアレイの取付けは、それらのサイズのために難しい作業となることがある。しかしながら、本明細書で提示した技術では、そのようなデバイス上で動作するアプリケーションのデータスループットを増加させるために、そのようなデバイスに組み込まれるアレイをコンパクトにすることが可能である。図11Aおよび図11Bに、それぞれセルラ電話1100およびスマートフォン1110のために使用される特定のアンテナアレイ1102および1112を示す。セルラ電話上に示された「ラビットイヤー」アンテナアレイ1102は、例えば、より良好な受信が必要であるとき、またはより高いデータレートが望まれるときに、反転され得る。
高精細(HD)ビデオ信号の送信のために超高データレート無線通信システムを利用することができる。ワイドスクリーンHDテレビ受像機などのHDデバイスのサイズを利用することによって、(例えば、8または16素子の)1つまたは複数の高次アンテナアレイをそのようなデバイスに組み込み、それに応じて離間させて空間ダイバーシチを改善し、アンテナペア間の相関を低減することができる。例えば、図12に示すように、複数のアレイ1202をHDテレビ受像機に組み込むことができ、それによりデータスループットの著しい増加が可能になる。
本開示に関連して説明した様々な例示的なロジックブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブルロジックデバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行できる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができるが、代替としてプロセッサは任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたは状態機械とされ得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としても実装され得る。
本開示に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接、ハードウェアか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールか、またはそれら2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、当技術分野で知られている任意の形式の記憶媒体中に存在し得る。使用できる記憶媒体のいくつかの例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどがある。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令を備えることができ、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって分散できる。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができ、その記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合できる。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。
本明細書で開示した方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。本方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく互いに交換できる。言い換えれば、ステップまたは動作の特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は特許請求の範囲から逸脱することなく変更できる。
説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装できる。ソフトウェアで実装した場合、機能は1つまたは複数の命令としてコンピュータ可読媒体上に記憶できる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶デバイスまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを担持または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、この場合、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)はデータをレーザで光学的に再生する。
ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体を介して送信できる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術は、送信媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書に記載の方法および技術を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードおよび/または他の方法で取得できることを諒解されたい。例えば、そのようなデバイスは、本明細書で説明する方法を実行するための手段の転送を可能にするために、サーバに結合できる。代替的に、本明細書で説明される様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局がストレージ手段をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を得ることができるように、ストレージ手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなど物理記憶媒体など)によって提供できる。さらに、本明細書で説明した技術および方法をデバイスに提供するための任意の他の好適な技術を利用することができる。
特許請求の範囲は、上記の正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記の方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形を行うことができる。

Claims (18)

  1. 多入力多出力(MIMO)通信において使用するための高次アンテナアレイであって、
    グランドプレーンの2つの直交軸について対称的に配置された少なくとも4つのクロススロットがその中に形成されたグランドプレーンと、
    各ペアはリード線のペアが前記クロススロットのうちの対応する1つの先に延びて形成され、各リード線は前記対応するクロススロットのスロットとの間で信号エネルギーを転送するためのものである少なくとも4つの共同設置二重偏波スロット放射アンテナペアと、
    を備える高次アンテナアレイ。
  2. 前記少なくとも4つのクロススロットの各々の回転配向が実質的に同じである請求項1に記載のアンテナアレイ。
  3. 前記4つのクロススロットのうちの少なくとも2つの回転配向が、前記少なくとも4つのクロススロットのうちの他の少なくとも2つの回転配向と実質的に異なる請求項1に記載のアンテナアレイ。
  4. 前記4つのクロススロットのうちの前記少なくとも2つの回転配向が、前記少なくとも4つのクロススロットのうちの前記他の少なくとも2つの回転配向と約45度だけ異なる請求項3に記載のアンテナアレイ。
  5. 前記グランドプレーン中に少なくとも8つのクロススロットが形成されており、
    前記アンテナアレイは少なくとも8つの共同設置二重偏波スロット放射アンテナペアを備え、各ペアはリード線のペアが前記クロススロットのうちの対応する1つの先に延びて形成され、各リード線は前記対応するクロススロットのスロットとの間で信号エネルギーを転送するためのものである請求項1に記載のアンテナアレイ。
  6. 前記少なくとも8つのクロススロットの各々の回転配向が実質的に同じである請求項5に記載のアンテナアレイ。
  7. 前記8つのクロススロットのうちの少なくとも4つの回転配向が、前記少なくとも8つのクロススロットのうちの他の少なくとも4つの回転配向と実質的に異なる請求項5に記載のアンテナアレイ。
  8. 前記8つのクロススロットのうちの前記少なくとも4つの回転配向が、前記少なくとも8つのクロススロットのうちの前記他の少なくとも4つの回転配向と約45度だけ異なる請求項7に記載のアンテナアレイ。
  9. 前記アンテナアレイは、対応する波長λを有するキャリア周波数に同調され、
    共同設置アンテナペアのアンテナ素子は、前記直交軸に沿ってλ/2だけ互いから分離された請求項1に記載のアンテナアレイ。
  10. 少なくとも4つの共同設置二重偏波スロット放射アンテナペアを有し、各ペアはリード線のペアが前記クロススロットのうちの対応する1つの先に延びて形成され、各リード線は前記対応するクロススロットのスロットとの間で信号エネルギーを転送するためのものであり、前記少なくとも4つのクロススロットがグランドプレーンの2つの直交軸について対称的に配置されたアンテナアレイと、
    前記アンテナアレイを介して多入力多出力(MIMO)信号を送信および受信するためのロジックと、
    を備える無線通信デバイス。
  11. 前記4つのクロススロットのうちの前記少なくとも2つの回転配向が、前記少なくとも4つのクロススロットのうちの前記他の少なくとも2つの回転配向と約45度だけ異なる請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記アンテナアレイの前記グランドプレーン中に少なくとも8つのクロススロットが形成されており、
    前記アンテナアレイは、少なくとも8つの共同設置二重偏波スロット放射アンテナペアを備え、各ペアはリード線のペアが前記クロススロットのうちの対応する1つの先に延びて形成された請求項10に記載のデバイス。
  13. 前記アンテナアレイは、対応する波長λを有するキャリア周波数に同調され、
    共同設置アンテナペアのアンテナ素子は、前記直交軸に沿ってλ/2だけ互いから分離された請求項10に記載のデバイス。
  14. 前記デバイスは、ラップトップコンピュータを備える請求項10に記載のデバイス。
  15. 前記アンテナアレイは、前記ラップトップコンピュータのシャーシに一体化された請求項10に記載のデバイス。
  16. 前記アンテナアレイは、ラップトップのカバーに一体化され、前記アンテナスロットの後ろに誘電体層がある請求項10に記載のデバイス。
  17. 前記デバイスは、電話機を備える請求項10に記載のデバイス。
  18. 前記デバイスは、高精細度(HD)テレビジョンを備える請求項10に記載のデバイス。
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