JP2011524518A - 圧力ばめされた蓋を有する放射性廃棄物の容器詰め用容器 - Google Patents

圧力ばめされた蓋を有する放射性廃棄物の容器詰め用容器 Download PDF

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Abstract

本発明は、各々に閉塞部材(5、6)を設けた端縁部(3、4)を有する側壁(2)を備える容器に関し、少なくとも閉塞部材の1つが、開口部を閉鎖するために挿入される。挿入閉塞部材(6)の外側輪郭(6c)および側壁(2)に付随する端縁部(4)の内側輪郭(4a)は、少なくともそれぞれの高さの一部分に、概して相補的形状を有し、それによって挿入閉塞部材(6)は、少なくとも挿入閉塞部材の高さの一部分に側壁(2)の前記端縁部(4)によって画定される空間にはめ込むことができ、相補的形状を有する凹部(10)内に、突起(11)を適合することによって前記端縁部(4)を押圧することができる。傾斜連結壁が、容器軸に対して20°〜40°の角度内に画定される。

Description

本発明は、貯蔵または処理用に容器詰めするための容器に関し、ならびに圧力ばめされた蓋を用いてそのような容器の中に内容物を閉じ込める方法に関する。
ここで関心があるのは、一時的にまたはきわめて長い期間を通じて、危険な廃棄物の貯蔵に特に適した容器である。本発明は、より詳細には、本発明が最初に開発された固形放射性廃棄物との関連で述べられることになるが、本発明はこの分野に限定されず、容れられる廃棄物または他の内容物の性質は、通常危険なものではない。危険な内容物または任意の放射性、爆発性、有毒性などの内容物に本発明を利用すると、著しい利益があると考えられる。
原子力産業は、廃棄物を貯蔵する2つの主な方法を有する。第1では、廃棄物はドラム缶に収容され、圧縮されてもよく、次いで放射線閉じ込めを確実にするセメントベースの基材とともに、円筒状の金属製容器に注ぎ込まれる。容器の密封は、その開口部にシールを備える蓋を置くことによって保証され、次いでこの蓋はボルト締めされる。第2の方法では、やはりドラム内で圧縮された廃棄物が、繊維混入コンクリートの円筒形容器内に配置され、次に蓋を使用せずにドラムを閉鎖するために、液状の繊維混入コンクリートが容器に注入される。金属板が、投入中の廃棄物の上昇を防ぐ。
原子力産業はまた、平滑面の拘束(特許文献1)によるか、レリーフを形成した入れ子(特許文献2)によって蓋が保持される容器を有する。組立ては、非接触の、ホットプレスフィッティングによって実行される。これらの組立て方法は、安全な閉塞に加えて内容物の圧縮が要求される状況に十分に適していない。これらは、また部品を加熱または冷却するためにより大量の材料を必要とする。
欧州特許第0 061 400号明細書 欧州特許第0 101 362号明細書
この廃棄物の貯蔵および処理に要する容積を減少させることが求められている。廃棄物の予圧縮は、この結果に対して好都合な圧縮をもたらすが、これには、圧縮された廃棄物が再度膨張し応力を生じる傾向を有し、その応力は、容器および基材内でかなり大きくなりうるという欠点がある。これは放射線分解によって発生するガス放出によっていっそう悪化し、容器内に過度の圧力を加える。これらのガスのいくつかは、腐食性でもあり、長期間の貯蔵の安全性に影響を及ぼす損失をもたらす可能性がある。そのため、加圧および圧縮によってもたらされる可能性を最大限に利用することが困難であり、容器の内部応力を減少させるために容器内に大きな空容積を設ける必要がある。
本発明は、貯蔵された内容物の大きな膨張力に耐える能力を有する容器詰め用の改良型容器に関し、内容物の圧縮に続き、また同時に容易な容器詰め方法を可能にする。
この容器は、またガス放出に関連する問題を好都合に解決することができる。
一般的な形態では、本発明は、放射性廃棄物のような内容物の安定化および閉じ込めのためのドラム形状の容器に関し、容器は、各々閉塞部材を設ける下部および上部端縁部を有する側壁からなり、少なくとも前記2つの閉塞部材の1つが、挿入式(初めは容器と分離している)であり、関連端縁部によって画定される開口部を閉鎖し、前記挿入閉塞部材が、外側輪郭に接続される、1つは内側および他は外側の2面を備え、
挿入閉塞部材の外側輪郭および側壁の関連端縁部の内側輪郭が、少なくとも外側輪郭および内側輪郭のそれぞれの高さの一部分上に、概して相補的形状を有し、前記挿入閉塞部材は、少なくともその高さの一部分が側壁の前記端縁部に囲まれた空間内に収容され、前記端縁部を押圧し、挿入閉塞部材の外側輪郭は、少なくとも1つの突出突起を備え、挿入閉塞部材の円周上に延在し、突出突起は、前記内側面から前記外側面への方向で、前記閉塞部材6の中心軸から前記軸に対して20°〜40°の角度内で離れるような傾斜で前記内側面に向けられた傾斜面と、その後に続く外側面に向けられた平面部と、から形成される概して三角形状の断面を有し、
側壁の端縁部の内側輪郭は、少なくとも1つのやはり内側輪郭の円周上に延在する凹部を有し、前記側壁上への前記挿入閉塞部材のロックを確実するために前記突起を収容することができ、凹部は、内側にある前記側壁の中心軸から外側方向に向かって、前記軸に対して20°〜40°の角度内で離れるような傾斜で容器の前記外側に向けられた傾斜面と、その後に続く容器の内側に向けられた、肩部を形成する面と、を含む断面を有すること特徴とする容器である。
したがって閉鎖は、容器の主要部とその閉塞部材(蓋)との間で、はめ込み形式によって実行される。
本発明の本質的な態様は、はめ合う突起および凹部の特有な断面形状にあり、容器を閉鎖し、さらに容器側壁の開口部に蓋を容易に、すなわちより低い圧力に相当する力で挿入できるにもかかわらず、大きな内部圧力に耐えることを可能にする。さらに困難を伴わず、蓋の閉鎖と同時に単一の加圧操作による廃棄物の圧縮の実行が可能になる。例えば実際に考えられる用途において、180メートルトン(180 tonnes)の加圧力が使用でき、そのうち150メートルトンは廃棄物を圧縮するために、30メートルトンは確実に蓋を閉鎖するために使用され、閉鎖された後で、この例の容器は、廃棄物の初期内部圧力の2倍に相当する300メートルトンの蓋の引き抜き力に耐えることができる。したがって、はめ込み形状によって容器を閉鎖するために必要な力と蓋を引き抜いて開くために必要な力との大きな差は、依然として実質的な安全性に寄与しつつ廃棄物の強力な圧縮を可能にする。
この利点は、互いにはめ込まれる突起および凹部の特有な断面形状によるものであり、より詳細には断面形状の高い円錐形(20°〜40°の角度内)によるものである。この高い円錐形は、側壁と蓋との間に、広い当接面(平面部および肩部の)をもたらし、蓋を押し下げるときに過大な力をかけずに、なお弾性変形機能を保持しつつ蓋の引き抜きに抵抗する。本発明に明らかに類似した特許文献2は、1°〜2°の円錐形について記載しているが、同じ特性を有するとは見なされないことに留意されたい。容器の蓋と主要部間の連結は、先行技術のこの特許では、ホットプレスフィッティングにより提供され、これはすなわち側壁を膨張させることによって(または蓋を冷却させる同等の方法で)、いかなる固体接触無しに蓋を挿入できるような方法であることが、また強調されなくてはならない。作用力が加えられないので、この方法は一見して、廃棄物を圧縮する作用力の生成と両立しない。容器は、引き抜きに対する十分な抗力を有することが明記されているが、抗力が本発明の容器の抗力と同等であることまたは圧力ばめによる閉鎖が可能であることが確かではない。
圧力ばめは、グローブボックス内の単純な機械で容易に達成されうる。圧力ばめは、引き抜きに対する高い水準の抗力を保証する。容器部は任意の様式であるが、様式は容器の中で圧縮される廃棄物ドラムの様式と類似する。
したがって、容器が果たすべき唯一の機能は、機械的な応力に対する抗力である。前言にかかわらず、過剰とは言えないガス放出により引き抜きの危険が増大することになっても、容器が密封される必要はない。いかに容器外側へのガス放出の影響を好都合に克服できるかを次に説明しなくてはならない。しかし、容器が単純な鋼材(黒鋼板)製である場合、容器は腐食を受けるため、容器は腐食性の放出物、具体的には塩素化物を吸収することができ、したがって容器は、容器の耐久性の最小限の低下を代償として、これらの危険な内容物を保持する。
凹部および突起は、2つのきわめて非対称な面によって好都合に画定され、ここで挿入閉塞部材の突出突起の平面部を形成する面は、前記閉塞部材の軸に対して垂直な平面内に延在し、側壁の端縁部の相補的凹部の肩部を形成する面は、側壁の軸に対して垂直な平面内に延在し、その結果、蓋の引き抜きに対抗するストップが特に効果的になる。
本発明の好ましい実施形態の中で、容器は、複数の前記突起および複数の前記凹部を備えるが、突起および凹部は、閉塞部材または側壁の軸方向に重ね合わせられる。この配置が、一方では当接面の増大により、他方では小寸法のレリーフの保持により、はめ込みに対する抗力を過度に増加せずに、引き抜きに対する抵抗を増やすことを可能にし、過大な力が作用しないと変形できない。
挿入閉塞部材および側壁の相補的輪郭は、閉塞部材および側壁のそれぞれの高さの少なくとも一部分が、概して相補的テーパ形状である場合、さらにはめ込みが容易になり、閉塞部材の前記テーパ部は、内側面から外側面に向かって発散し、側壁のテーパ部は、容器の内側から外側に向かって発散し、突起は、内側面から外側面に向かって異なる増大する半径を有する外側隆起部を有し、凹部も、また容器の内側から外側に増大する異なる半径の内側輪郭によって分割され、さらにいくつかの内側輪郭の半径が、いくつかの突起の隆起部の半径より大きい場合、内側輪郭の半径および外側隆起部の半径は、平面部および肩部の幅の20%〜50%の割合で連続して増大できる。この配置は、互いの内部のはめ込み深さを次第に大きくすることにより、突起および凹部の累進的な連結を得ることを可能にし、はめ込み力を累進的に加えること、主要壁開口部の蓋をより適切に案内することを可能にし、蓋の早期クサビ割発生の危険を減少させることを可能にする。
はめ込みは、また突起が互いに隣接する場合およびまた主要壁内で凹部を分割する内側輪郭が狭い場合により簡単に行われるが、これはそのときレリーフがより小さく、はめ込み中により容易に変形できるからである。
好ましいはめ込みを可能にする他の手段は、凹部の表面硬度より高い硬度を有する突起の傾斜面を製造することであり、より変形を少なくして、より容易に傾斜面が滑動できるようになる。
本発明は、また固形放射性廃棄物(具体的には、圧縮されたケーキ(cake)の堆積物の形態にある)などの内容物を、上記で定義されたような容器内に安定させて閉じ込めるための方法に関する。この特別な方法は、以下よりなる。
− 容器の充填開口部を通して、前記固形放射性廃棄物を容器に充填するステップ
− 前記充填開口部の前面に、適合する閉塞部材を挿入するステップ
− 前記挿入閉塞部材に力を加えることで、前記内容物に圧縮力を加えるステップであって、側壁と同軸で、容器の他の閉塞部材の方向に、前記挿入閉塞部材および側壁の相補的輪郭が互いを押圧し、前記内容物を圧縮し、前記側壁への前記挿入閉塞部材の受動的ロックを、連結のための相補的輪郭のはめ込み手段によって確実にするまで圧縮力を加えるステップ
したがって、この方法は、貯蔵された内容物の簡便な方法での圧縮、同時に十分な圧縮力を加えることによる蓋の閉鎖を提供する。容器は、貯蔵された内容物の膨張の影響を懸念せずに、実質的な圧縮に耐えるための十分なサイズを有する。
力が、突起および凹部の連係を確実にするような方法で、強制はめ込みによって挿入閉塞部材に加えられ、側壁の端縁部が前記閉塞部材の位置合わせ中に変形される。
他の付加的な特徴によれば、挿入閉塞部材の位置合わせに先立って、前記挿入閉塞部材が一般的なカップ形状を有し、挿入閉塞部材のドームが挿入閉塞部材の前記内側面側に向いており、挿入された後で、この閉塞部材は、次に処理内容物によって働くスラスト力で、扁平形状への矯正、変形現象を受け、閉塞部材の外側輪郭の直径の増大をもたらし、突起、凹部間の連係を最適化する。
言及されたように、容器の脱ガスを許容するために蓋と側壁の間に存在する不完全なシールの状況から、利点が引き出されうる。側壁への閉塞部材のシールによって、この脱ガスのよりよい制御が好ましいものになりうるが、閉塞部材は、さらにガス透過性のある呼吸ペレットによって貫通されており、脱ガスは、そうすると既知の特性を有するこのペレットによって行われる。
放射線閉じ込めを強化するために、外部容器内に容器またはこれらの容器のグループを配置することが、次に提供される。外部容器は、廃棄物によって加えられる力にさらされず、内部容器が、変形の危険無しに、廃棄物の膨張力を受ける。外部容器は、ラッキングおよび積荷落下制約条件に耐える大きさを有する。内部容器は、小さい遊びを有して外部容器内に配置され、この貯蔵方法のための容積が小さくてすむという利点を保つ。いかなるガス放出に関連する過度の圧力を回避するために、外部容器はガス透過性でなくてはならない。
本発明は、可能な実施形態の以下の説明によって、さらに限定を伴わずに示され、単に例示のみを意図して提供され、添付図面に示される。
容器の上部開口部が、蓋を形成する挿入閉塞部材によって閉鎖されている、本発明による容器の縦断面図である。 容器の側壁を除いた上部端縁部の形状の断面図を拡大して示す、図1の容器の詳細図である。 拡大して示す図1の容器の他の詳細、すなわち容器の挿入閉塞部材の外側輪郭の断面図である。 上部開口部上での閉塞蓋の位置合わせおよび容器の充填のための、予想される運動の主要なステップを示す図である。 上部開口部上での閉塞蓋の位置合わせおよび容器の充填のための、予想される運動の主要なステップを示す図である。 上部開口部上での閉塞蓋の位置合わせおよび容器の充填のための、予想される運動の主要なステップを示す図である。 閉塞部材と側壁の上部端縁部の間の連結のための手段の代替構造を、詳細な拡大断面によって示す図である。 ガス透過性装置を示す図である。 外部容器使用を示す図である。
図1に示す容器1は、より詳細には、時間の経過によって容積が増大または減少する傾向を有する廃棄物に適する。この容器1は、特に放射性廃棄物の圧縮されたケーキの堆積物の容器専用のものである。この図1で示すように、容器1は、円筒ドラムの一般的な形状を有する。容器は、円筒状の側壁2で構成され、側壁の2つの下部端縁部3および上部端縁部4が、各々円形閉塞部材5および6を備え、下部は底部材を形成し、他の上部は蓋を形成する。ここで底部材5は、例えば溶接または圧着により、取り外せないように側壁2に固定される。蓋部材6は、挿入式である。蓋部材は、外側輪郭6cに接続される1つの内側6aおよび他の外側6bの2面を備える。この蓋6は、側壁2の上縁部4によって画定される容器1の上部開口部7を閉鎖し(図2または図4で分かる)、この蓋6が所定の位置にセットされる前に、容器詰め、貯蔵される廃棄物の容器2への充填は、この上部開口部7を通して行われることを示す。容器1の種々の部品は、例えば鋼材のような金属材料で作られているが、代わりに環境上または操作上の制約に従って選択された他のいかなる材料で作ることができる。容器1のこれらの部分の大きさおよび厚みは、当業者の要望に適合できる。
連結のための特別な構造上の手段は、ここで挿入蓋6と側壁2の上縁部4の間に提供される。連結のためのこれらの手段は、特に放射性廃棄物の充填に適する。これらは、蓋6と容器1の開口部7の閉鎖を確実に可能にし、容器および蓋の2つの部材1、6は、その後大いに安全で確実な連結システムを伴って維持され、例えば数十メートルトンの大きさのスラスト力(圧縮された廃棄物ケーキは、スプリングとして働く)に耐え、これはきわめて良好な安全係数を有する。このために一方、図2および図3で示されるように、挿入閉塞部材6の外側輪郭6cおよび側壁2の上縁部4の内側輪郭4aは、概して相補的テーパ形状を有する。図1および図4で示すように、挿入閉塞部材6は、次に上縁部4の内側輪郭4a(前述のように充填開口部7を画定する)によって定義される空間に収容されはめ込まれ(ここでは、挿入閉塞部材の全高にわたって)、この内側輪郭4aを押圧する。他方、挿入閉塞部材6の外側輪郭6cおよび側壁2の上部端縁部4の内側輪郭4aは、外側輪郭および内側輪郭それぞれの外周上に延在する突出突起および相補する凹部の1組を備えている。突起/凹部の組数は、具体的には保持されるべき力に適応される。厳密に言えば連結のための構造上の手段を形成するこれらの突起および相補する凹部は、側壁2に圧入ばめされる前記閉塞部材6の凹凸ロックのためにはめ込むことができる。より正確には、図2で示すように、側壁2の上縁部4の内側輪郭4aは、環状に平行で連続する凹部10の1組、ここでは10組、の内側輪郭の高さにわたって設けられ、ともに歯部またはいわゆる「アーティラリーピッチ」(非対称のねじ山を有する)断面部を形成する。これらの環状凹部10は、一方では内側輪郭4aの全周上に、他方では側壁2の軸2’に対して垂直な平面内に各々延在する。これら環状凹部10は、各々軸2’方向内に開口し、傾斜環状面10aと、その後に続く肩部を形成する環状面10bを備える概して三角形の断面を有し、これらの2面10aおよび10bは、ここで放射状に広がる断面の環状接続面10cに接続される。傾斜環状面10aは、上方(すなわち容器の外側方向)に向けられ、底部から上部(すなわち再び内側から外側)に側壁2の軸2’から離れ、環状肩部10bは、側壁2の下縁部3(すなわち容器の内側)に向けられ、側壁2の軸2’に対して垂直な平面内に延在する。上縁部4の2つの連続環状凹部10が、ここで環状部分4a1によってこの内側輪郭4aから分割される。これらの環状部分4a1は、ここで各々側壁2の軸2’に対し垂直に延在する。凹部10および連続する環状部分4a1は、これは図2において底部から上部(すなわち再び容器の内側から外側)に、軸2’に対し外側方向にオフセットを有し、環状部分4a1は、ともに厳密に言えば概してテーパ状の内側輪郭4aを画定し、底部から上部に向かって発散している。凹部10に関して、傾斜面10は、壁2の軸2’に対して20°〜40°の角度内に延在する。肩部面10bの幅は、5mm〜10mmの間にある。環状部分4a1高さは、5mm〜10mmの間にある。これらの部分4a1の半径は、連続して底部から上部に規則的に増大し、内側輪郭4aは円錐台の範囲を定めるように画定される。再び図2で示すように、内側輪郭4aの独立上端部4a2は、概して環状のテーパ形状を有し、底部から上部に向かって発散している。下端部4a3に配置される凹部10は、側壁2の内径を回復するために、高さが他の凹部10より大きい傾斜環状面10a’を備える。他方、図3で示すように、挿入閉塞部材6の外側輪郭6cは、挿入閉塞部材の高さにわたって、互いに平行な連続する環状突起11、ここでは11個、を備え、挿入閉塞部材の全周面上、各々挿入閉塞部材の軸6’に対して垂直な平面内に延在する。環状突起11は、外側輪郭6cの高さにわたって互いに隣接関係にある環状留め具を形成する。環状留め具は、断面が一般的なラック形状またはいわゆる「アーティラリーピッチ」断面を有する、ともに概してテーパ形状の外側断面を形成する。これらの突起11は、図2に関連して上述の凹部10と相補関係にある。突起は、このために各々内側面6a側に向けられ内側面6aから外側面6bの方向で軸6’から離れる傾斜面11aと、その後に続く外側面6b側に向けられた、平面部を形成する面11bと、から形成される概して三角形状を有し、閉塞部材6の軸6’に対して垂直に延在する。これらの突起11は、さらに各々外側隆起部11c(前述の面11aおよび11bを接続する)を備え、ここでは概して環形状であり、閉塞部材6の軸6’と平行に延在する。2つの連続突起11は、さらに環状面11dに接続され、ここで円弧または半径をもつ断面を有する。これらの環状面11は、外側輪郭6c、厳密に言えば閉塞部材6を形成し、ともに境界を画する。連続突起11は、底部から上部に外側に向かってオフセットされる、突起の環状隆起部11cは、次に概してテーパ形状の空間を画定し、内側面6aから外側面6bに向かって発散している。これらの突起11は、図2に関連して上述の凹部10の形状および大きさと、間隙を考慮した後で対応する形状および大きさを有する。傾斜面11aは、閉塞部材6の軸6’に対して20°〜40°の角度(間隙を考慮に入れた後の傾斜面10と同一の角度)内に延在し、突起の平面部11bは5mm〜10mmの間の幅を有する。さらに、各々の隆起部11cの半径は、底部から上部に、1mm〜3mmの間で連続して増大する。凹部10に関しては、突起19は、この様式の実施形態では、平面部11bまたは肩部10bの幅の20%〜50%まで増加する連続する半径の突出部(外側隆起部11cまたは内側輪郭4a)を有する。
したがって、連続突起11の隆起部11cは、ともに閉塞部材の内側面6aから閉塞部材の外側面6bに向かって発散する円錐台形状内に空間を画定する。さらに、外側輪郭6cの下端部6c2側に配置される突起11は、他の突起11の傾斜面より長い傾斜面11a’を備え、図4に関連して以下に詳述するように、側壁2上への閉塞部材6のはめ込みを容易にする。同様に、内側面6a側に配置されるこの突起11の外側隆起部11cの半径は、側壁2の内側輪郭4aの上端部4a2の半径未満であり、以下に説明するはめ込み操作中に、特に突起11と側壁2の内側輪郭4aの間の接触を限定する。ここで、はめ込み操作中に、閉塞部材6の突起11は、内側輪郭の最終受容凹部10内への突起の位置合わせ前に、通常内側輪郭4aの最大2〜4の環状部分4a1と接触することができる。閉塞部材が設置される前に、この蓋6は、例えば調質による表面処理が可能であり、側壁2の上端部4の表面硬度より大きい表面硬度を得て、以下に説明するはめ込み操作中の固着を防ぐ。
閉塞部材6の側壁2の上端部4内の所定位置へのセットは、プレス15を用いるはめ込みまたは軸方向の連結によって、図4で示される運動(A、B、C)のステップに従って好都合に実施される。該当の固定プレス15は、容器1自体が位置するベース16と、この挿入される容器1を所定位置に保持するための圧縮スカート17と、閉塞部材6を移動させることができる手段19を備えているロッド18端部のシリンダ(図示せず)とからなる。このプレス15は、さらにシリンダ(図示せず)を移動、案内するための1組の手段を備えている。実際には図4Aで示されるように、容器1は、容器の充填開口部7が上方を向いてベース16上に配置され、圧縮スカート17が、この容器1の側壁2のまわりに配置される。容器1は、プレス15内への容器の位置合わせの前、またはこのプレスの定位置に配置された後で、放射性廃棄物が充填される。同時に、閉塞部材6は、シリンダを保持するための手段19上に、すなわち容器1の開口部7に向かい合って、容器と同軸上に取り付けられる(引き続き図4Aで)。
圧縮され押し固められた廃棄物が示されている。これは、廃棄物がばらで注入されたドラム缶の予圧縮および扁平化で得られたケーキ20であってもよい。圧縮スカート17は、前記側壁2の外側で、ケーキ20の堆積物の頂部を収納するための十分な高さを有する。次にシリンダロッド18は、容器1の底部材5方向に軸方向に移動され、その結果、閉塞部材6が容器1の上縁部4によって画定される空間に配置されてはめ込まれる(図4Bに示すように)。
シリンダ18は、ケーキ20の堆積物を同時に圧縮し、ケーキの優れた充填率を確保することで、ケーキを完全に容器1に収容する。
閉塞部材6は、容器上部のシリンダの挙動に対応する機械的停止装置によって、好都合に定義される最終位置まで移動され、実際にはこの最終位置は、一方では側壁2の輪郭4aと閉塞部材6の輪郭6cの間の関係に、他方では、すべての凹部10/突起11の連係に対応する。すべての凹部10/突起11の特有の形状は、容器1への蓋6のはめ込みによる、この位置合わせの最適化に関係する。蓋の軸方向移動の間に、閉塞部材6が、容器1に投入された内容物をプレスし圧縮するために用いることができる。「冷間」または「強制」と称されるはめ込み機構において、側壁2の上縁部4は、側壁2の凹部10内への突起11の保持を最後には確実にする蓋6の位置合わせを通じて、弾性変形を受ける。この場合、側壁2の上縁部4と突起11との摩擦および焼付きが、これらの突起11の傾斜面11aによって制限される。閉塞部材6が適切にはめ込まれた後で(図4Bに示すように)、保持手段19を閉塞部材6から解除でき、圧縮スカート17は引き上げ可能で、閉鎖された容器1は解放され、充填された内容物は圧縮状態で保持される。挿入閉塞部材6は、凹部10の肩部10bに対する突起11の平面部11bの接触によって、側壁2の上縁部4上の所定位置に保持される。他の実施例の側壁2の4aおよび閉塞部材6の6cに対し概説するアウトラインが、図5に示される。これらの輪郭4a、6cは、図1〜図3に関係して上述されたものときわめて類似しており、輪郭は概して円筒状の相補的形状(図1〜図3の実施形態の相補的テーパ形状の代わり)を有するという事実によってのみ区別される。側壁2と閉塞部材6との間を連結させるこの手段の形状は、具体的には固定プレスを案内する手段が比較的大きい場合に、容器1上での閉塞部材6の中心合わせを可能にする利点を有する。なお代替方法を完全にするために、概して円筒状またはテーパ形状の閉塞部材6の外側輪郭6cは、閉塞部材の高さにわたって概して螺旋形状の突起を設けることができ、外側隆起部は、また概して円筒またはテーパ形状の空間内に延在する。この場合、この螺旋状突起は、側壁2の上部端縁部4に配置されるやはり螺旋状の付加された凹部と連係する。螺旋状突起を有するこの様式の蓋6は、図4に関係して上述したように、処理内容物に最適な加圧力を加えるような方法で、軸方向の移動によって所定位置にセットされる。なおこの状況で、閉塞部材6および側壁2は、閉塞部材と側壁の間で正確な角度位置合わせを可能にするためのマーキングが好都合に設けられ、それによって側壁の受容凹部内への螺旋状突起の正確で完全な位置合わせが提供される。一般的にすべての場合、凹部および突起の数および大きさは、閉塞部材6が受ける応力、具体的には充填された内容物によって働くスラスト力の強さに適合する。さらに一般的には、底部材5は、図3に関係して上述した底部材と同一または類似の構造を有することができる。側壁2の下縁部3はそのとき、図2に関係して上述した上縁部4と類似または同一になるだろう。反応性または液状の内容物の場合、閉塞部材6の外側輪郭の下端部6c2には、容器のシールを確実にし突起/凹部ユニットを保護するために、さらにゴムOリングシールを設けることができる。さらに一般的に、閉塞部材6は、それが取り付けられる前に、一般的なカップまたはドーム形状を有することができ、このドームはその内側面6a側に向くようにされている。容器1に挿入された後で、この閉塞部材6は、充填された内容物によって働くスラスト力で、扁平形状への矯正および変形現象を受け、閉塞部材の外側輪郭6cの直径の増大をもたらし、突起11/凹部10の連係を最適化する。
ここで図6に関して説明する。閉塞部材6は側面2に、閉塞部材および側面の接続部で、裏当金21により溶接することができる。さらに、多孔質材料を介した貫通部から構成されうる呼吸ペレット22を、閉塞部材6(または側面2)に装着する。これらの配置は、容器1の放射線分解による脱ガスが測定またはその他の方法で検査されなければならない場合に用いることができるが、これはそのとき脱ガスがペレット22の位置に集中し、そのため制御が容易になるからである。
ここで図7が説明される。ケーキ20が充填され閉鎖された容器1は、一時的または最終的に、貯蔵パッケージなど外部容器23内に配置することができる。外部容器23は、金属シェル27および放射線閉じ込めコンクリート層28を有してもよく、例えば主空洞部24および蓋25から構成されてよい。外部容器は気密密閉されていないが、一方ケーキ20から発生し容器1を透過したガスを排出させることができる。ガスは、主要部24または蓋25のいずれかに設けられ、さらに例えば呼吸ペレット、多孔質部分またはラビリンス穿孔部を備える特別配置部分26を通過できる。容器1は、空容積が小さくなるように、小さい遊びを有する外部容器23の空洞に収容することができるが、これは容器の大きさが完全に既知であり変化しないためである。容器1が所定の位置へセットされた後で、蓋25は、蓋および主要部の接続部29で主要部24に溶接される。
1 容器
2 側壁
2’ 軸
3 下部端縁部
4 上部端縁部
4a 内側輪郭、輪郭、テーパ部、相補的輪郭
4a1 環状部分、部分
4a2 独立上端部、上端部
4a3 下端部
5 円形閉塞部材、底部材、閉塞部材
6 閉塞部材、蓋部材、蓋、挿入蓋、挿入閉塞部材
6’ 軸、中心軸
6a 内側面、
6b 外側面
6c 外側輪郭、輪郭、相補的輪郭、テーパ部
6c2 下端部
7 上部開口部、開口部
10 連続凹部、環状凹部、連続環状凹部、凹部、傾斜面、最終受容凹部
10a 傾斜環状面、傾斜面、面
10a’ 傾斜環状面
10b 環状面、面、環状肩部、肩部面、肩部
10c 環状接続面
11 環状突起、突起、環状面、連続突起、突出突起
11a 傾斜面
11a’ 傾斜面
11b 平面部
11c 外側隆起部、環状隆起部、隆起部
11d 環状面
15 プレス、固定プレス
16 ベース
17 圧縮スカート
18 ロッド、シリンダロッド、シリンダ
19 突起、手段、保持手段
20 ケーキ
21 裏当金
22 呼吸ペレット、ペレット
23 外部容器
24 主空洞部、主要部
25 蓋
26 特別配置部分
27 金属シェル
28 放射線閉じ込めコンクリート層
29 接続部

Claims (15)

  1. 固形廃棄物を安定させて閉じ込めるためのドラム形状の容器であって、各々閉塞部材(5、6)を設けた下部(3)および上部(4)端縁部を有する側壁(2)を備え、少なくとも前記2つの閉塞部材(6)の1つが、前記関連端縁部(4)によって画定される開口部(7)を閉鎖するために挿入式であり、前記挿入閉塞部材(6)が、外側輪郭(6c)に接続される内側(6a)および他の外側(6b)の2面を備え、
    前記挿入閉塞部材(6)の前記外側輪郭(6c)および前記側壁(2)の前記関連端縁部(4)の内側輪郭(4a)は、少なくとも前記外側および内側輪郭のそれぞれの高さの一部分上に、概して相補的形状を有し、前記挿入閉塞部材(6)が、少なくとも前記側壁(2)の前記端縁部(4)に囲まれた空間内の前記端縁部の高さの一部分に収容され、前記端縁部(4)を押圧するような容器において、
    前記挿入閉塞部材(6)の前記外側輪郭(6c)は、少なくとも1つの突出突起(11)を備え、前記挿入閉塞部材の円周上に延在し、前記突出突起は、前記内側面(6a)から前記外側面(6b)への方向で、前記閉塞部材(6)の中心軸(6’)から前記軸(6’)に対して20°〜40°の角度内で離れるような傾斜で前記内側面(6a)に向けられた傾斜面(11a)と、その後に続く前記外側面(6b)に向けられた平面部(11b)と、から形成される概して三角形状の断面を有し、
    前記側壁(2)の前記端縁部(4)の前記内側輪郭(4a)は、少なくとも1つのやはり前記端縁部の円周上に延在する凹部(10)を有し、前記側壁(2)への前記挿入閉塞部材(6)のロックを確実にするために前記突出突起(11)を収容することができ、前記凹部(10)は、内側にある前記側壁(2)の中心軸(2’)から外側方向に向かって、前記軸(2’)に対して20°〜40°の角度内で離れるような傾斜で前記容器の前記外側に向けられた傾斜面(10a)と、その後に続く前記容器の前記内側に向けられた、肩部を形成する面(10b)と、を含む断面を有することを特徴とする容器。
  2. 前記挿入閉塞部材(6)の前記突出突起(11)の前記平面部を形成する面(11b)は、前記閉塞部材(6)の前記軸(6’)に対して垂直な平面内に延在し、前記側壁(2)の前記端縁部(4)の前記相補的凹部(10)の前記肩部を形成する前記面(10b)は、前記側壁(2)の前記軸(2’)に対して垂直な平面内に延在することを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 前記容器が、前記複数の突出突起(11)および前記複数の凹部(10)を備え、前記突出突起(11)および前記凹部(10)が、前記閉塞部材の前記軸(6’)または前記側壁(2)の前記軸(2’)の方向に重ね合わせられていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の容器。
  4. 前記突出突起および前記凹部が、すべて環状で平行であることを特徴とする請求項3に記載の容器。
  5. 前記突出突起(11)が、連続する螺旋状突起の尖頭であり、前記凹部(10)が、連続する螺旋状凹部の尖頭であることを特徴とする請求項3に記載の容器。
  6. 前記挿入閉塞部材(6)および前記側壁(2)の前記相補的輪郭(6c、4a)は、前記相補的輪郭のそれぞれの高さの少なくとも一部分にわたって概して相補的テーパ形状を有し、前記閉塞部材の前記テーパ部(6c)が、前記内側面(6a)から前記外側面(6b)に向かって発散し、前記側壁(2)の前記テーパ部(4a)が、前記容器の前記内側から前記外側に向かって発散し、前記突出突起(11)が、前記内側面から前記外側面に向かって異なる増大する半径を有し、前記凹部(10)が、前記容器の前記外側から増大するやはり異なる半径の前記内側輪郭(4a)によって分割されることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の容器。
  7. いくつかの前記内側輪郭(4a)の前記半径が、前記突出突起(11)のいくつかの前記隆起部(11c)の前記半径より大きいことを特徴とする請求項6に記載の容器。
  8. 前記内側輪郭(4a)および前記外側隆起部(11c)の前記半径が、前記平面部または前記肩部の幅の20%〜50%の割合で連続して増大することを特徴とする請求項6または7のいずれかに記載の容器。
  9. 前記突出突起が、互いに隣接関係にあり、前記平面部を形成する前記面(11b)が、前記傾斜面(11a)と直接交互に並ぶことを特徴とする請求項3に記載の容器。
  10. 前記突出突起の前記傾斜面が、前記凹部の前記傾斜面より硬いことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の容器。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の容器(1)内に放射性廃棄物のような内容物を安定させて閉じ込める方法において、
    前記容器の前記充填開口部(7)を通して、前記容器(1)に前記内容物を充填するステップと、
    前記充填開口部(7)に向かい合って、適合する前記閉塞部材(6)を挿入するステップと、
    前記側壁(2)と同軸で、前記容器の前記他の閉塞部材(5)の方向に、前記挿入閉塞部材(6)および前記側壁(2)の前記相補的輪郭(6c、4a)が互いを押圧するまで、前記挿入閉塞部材(6)に力をかけることによって前記内容物に圧縮力を加えるステップであって、前記内容物を圧縮し、前記凹部内への前記突起のはめ込みによって、前記側壁(2)への前記挿入閉塞部材(6)のロックを確実にするようなステップとで構成されることを特徴とする方法。
  12. 前記挿入閉塞部材の位置合わせに先立って、前記挿入閉塞部材(6)が一般的なカップ形状を有し、前記挿入閉塞部材のドームが前記挿入閉塞部材の前記内側面(6a)側に向いており、挿入された後で、前記閉塞部材(6)は、前記内容物によって働くスラスト力で扁平形状への矯正、変形現象を受け、前記閉塞部材の前記外側輪郭(6c)の直径の増大をもたらし、前記凹部内への前記突起のはめ込みを強化することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記側壁に前記閉塞部材を溶接するステップを備え、前記容器がガス透過性の呼吸ペレット(22)によって貫通されていることを特徴とする請求項11または12に記載の方法。
  14. 金属で作られている前記容器を、放射線閉じ込めシェルを有する外部容器内に納めるステップを備えることを特徴とする請求項11から13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記外部容器が、主要部および蓋ならびに呼吸部分を備えており、前記蓋(25)は前記主要部(24)に溶接(29)されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
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