JP2011523282A - 送信のために使用されるリソースの選択によって情報を送信するための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

ワイヤレスネットワークにおいてパイロット(基準信号)を送信および受信するための技法が説明される。一態様では、情報は、信号、たとえばパイロット、を送信するために使用される特定のリソースに基づいて搬送され得る。擬似ランダム関数は、そのパイロットを介して搬送する情報および場合によっては他の情報を受信し得、そのパイロットを送信するために使用するためのリソースを選択するために使用され得る擬似ランダム値を与えることができる。1つの設計では、送信機(たとえば、セクタの基地局)は、パイロットを介して搬送する第1の情報(たとえば、セクタID)を決定し得、絶対時間についての第2の情報(たとえば、パイロットサイクルインデックス)をも決定することができる。送信機は、第1および第2の情報に基づいて、また場合によっては、セクタに割り当てられる擬似乱数、PN、オフセットにさらに基づいて、パイロットを送信するために使用するためのリソース(たとえば、スロット)を決定することができる。送信機は、決定されたリソース中でパイロットを送信することができる。セクタIDは、パイロットサイクルインデックスおよび他の情報に基づいて受信機において復元され得る。

Description

本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、2008年5月21日に出願された「SYSTEM AND METHOD TO DETERMINE THE IDENTITY OF A SECTOR FROM A HIGHLY DETECTABLE PILOT RANDOM TRANSIT PATTERN」と題する米国仮出願第61/055,117号の優先権を主張する。
本開示は、概して通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信ネットワークにおいて情報を送信および受信するための技法に関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、ボイス、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。そのような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA:Frequency Division Multiple Access)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA:Orthogonal FDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA:Single-Carrier FDMA)ネットワーク、を含む。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかの端末の通信をサポートすることができるいくつかの基地局を含むことができる。各基地局は、端末がその基地局を検出できるようにするためのパイロットを送信することができる。各基地局はまた、端末がその基地局を識別できるようにするための情報を送信することができる。そのパイロットおよび情報を効率的な方法で送信することが望ましいことがある。
ワイヤレス通信ネットワークにおいて情報を送信するための技法が本明細書で説明される。一態様では、情報は、信号たとえばパイロットを送信するために使用される特定のリソースに基づいて搬送され得る。擬似ランダム関数は、その信号を送信するためにどのリソースを使用すべきかを定めるために使用され得る。擬似ランダム関数は、その信号および場合によっては他の情報を介して搬送する情報を受信し、その信号を送信するために使用するべきリソースを選択するために使用され得る擬似ランダム値を与えることができる。
1つの設計では、送信機(たとえば、基地局)は、パイロットを介して搬送する第1の情報を決定し、絶対時間についての第2の情報をも決定することができる。1つの設計では、パイロットは、共通パイロットよりも広いカバレージを有する、高度に検出可能なパイロット(HDP:highly detectable pilot)であり得る。第1の情報は、パイロットを送信するセクタのセクタ識別情報(ID)を備えることができる。パイロットは、各パイロットサイクルにおいて送信され得、第2の情報は、パイロットサイクルインデックスを備えることができる。送信機は、第1および第2の情報に基づいて、パイロットを送信するために使用するリソース(たとえば、スロット)を決定することができる。それらのリソースはまた、擬似乱数(PN)オフセット、パイロットスクランブリングコード、物理セルID(PCI)、またはセクタに割り当てられる何らかの他のパラメータ、にさらに基づいて決定され得る。送信機は、決定されたリソース中でパイロットを送信することができる。
1つの設計では、受信機(たとえば、端末)が、パイロットを送信するために利用可能なリソース(たとえば、スロット)中でのパイロットの送信を検出することができる。受信機は、パイロットの送信が検出されたリソースを識別することができる。受信機は、絶対時間(たとえば、パイロットサイクルインデックス)についての第2の情報とパイロットの送信が検出されたリソース(たとえば、スロットインデックス)についての第3の情報とに基づいて、パイロットを介して搬送された第1の情報を復元することができる。
本開示の様々な態様および特徴は、以下でさらに詳細に説明される。
図1は、ワイヤレス通信ネットワークを示す。 図2は、HDPの送信構造を示す。 図3は、1つのセクタによるHDPの送信を示す。 図4は、1つのセクタによるHDPの複数のインスタンスの送信を示す。 図5は、1つのセクタのための送信機の一部分のブロック図を示す。 図6は、2つの探索アルゴリズムを用いたHDP検出を示している。 図7は、2つの探索アルゴリズムを用いたHDP検出を示している。 図8は、情報を送信するためのプロセスを示す。 図9は、情報を送信するための装置を示す。 図10は、セクタIDを送信するためのプロセスを示す。 図11は、情報を受信するためのプロセスを示す。 図12は、情報を受信するための装置を示す。 図13は、セクタIDを復元するためのプロセスを示す。 図14は、基地局および端末のブロック図を示す。
本明細書で説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、cdma2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装し得る。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、通常、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856は、通常、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA:Wideband CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAネットワークは、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)、進化型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAはユニバーサル移動体通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)という名称の組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明される技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に使用され得る。明快のために、本技法のいくつかの態様は、以下ではHRPDに関して説明され、HRPD用語が以下の説明の大部分で使用される。
図1は、複数の基地局110をもつワイヤレス通信ネットワーク100を示す。基地局は、端末と通信する局であり得、アクセスポイント、Node B、進化型Node B(eNB)などと呼ばれることもある。各基地局110は、特定の地理的エリアに通信カバレージを与えることができる。3GPPにおいて、「セル」という用語は、この用語が使用される状況に応じて、あるカバレージエリアにサービスしている基地局および/または基地局サブシステムの、このカバレージエリアを指すことがある。3GPP2において、「セクタ」または「セルセクタ」という用語は、あるカバレージエリアにサービスしている基地局および/または基地局サブシステムの、このカバレージエリアを指すことがある。明快のために、3GPP2の概念「セクタ」が、以下の説明で使用される。基地局は、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セクタをサポートすることができる。
ワイヤレスネットワーク100は、1つのタイプの基地局、たとえば、マクロ基地局のみを含む同種ネットワークであり得る。ワイヤレスネットワーク100はまた、様々なタイプの基地局、たとえば、マクロ、ピコ、および/またはフェムト基地局を含む異種ネットワークであり得る。マクロ基地局は、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービスに加入している端末による無制限のアクセスを可能にすることができる。ピコ基地局は、比較的小さい地理的エリアをカバーすることができ、サービスに加入している端末による無制限のアクセスを可能にすることができる。フェムトまたはホーム基地局は、比較的小さい地理的エリア(たとえば、家庭)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連を有する端末(たとえば、家庭中のユーザ用の端末)による限定アクセスを可能にすることができる。ワイヤレスネットワーク100は、中継局をも含むことができる。本明細書で説明される技法は、同種ネットワークと異種ネットワークの両方に使用され得る。ネットワークコントローラ130が、基地局のセットに結合し、基地局の調整および制御を行うことができる。
端末120は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され得、各端末は、固定でも移動でもよい。端末は、移動局、ユーザ機器(UE)、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。端末は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。端末は、順方向および逆方向リンクを介して基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)とは、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。図1において、単一の矢印をもつ実線は、端末がサービングセクタからデータ送信を受信していることを示し、単一の矢印をもつ破線は、端末がセクタからパイロットを受信していることを示す。逆方向リンク送信は、図1に示されていない。端末はまた、基地局として、たとえば、ピコまたはフェムト基地局として動作することができる。端末はまた、基地局とともに配置されるか、または基地局に一体化され得る。
ワイヤレスネットワーク110中の各セクタは、セクタ検出、時間同期、チャネル推定などのために端末によって使用され得る共通パイロットを送信することができる。パイロットは、送信機および受信機によってアプリオリに知られている信号または送信である。パイロットは、基準信号、プリアンブルなどと呼ばれることもある。共通パイロットは、すべての端末に送信されるパイロットである。各セクタはまた、共通パイロットよりも広いカバレージおよび良好な可聴性(hearability)を有することができる、高度に検出可能なパイロット(HDP)を送信することができる。端末は、これらのセクタによって送信されるHDPに基づいて、より遠くに離れているセクタを検出することが可能であり得る。
各セクタは、PN系列を用いてその送信をスペクトルで拡散することができる。ワイヤレスネットワーク中すべてのセクタは、拡散のために同じPN系列を使用することができる。ただし、隣接セクタは、端末がこれらのセクタを区別できるようにするために、PN系列の様々なオフセットを割り当てられ得る。たとえば、HRPDにおいて、各セクタは、512の可能なPNオフセットのうちの1つを割り当てられ得、割り当てられたPNオフセットは、9ビット値によって与えられ得、PilotPN、seedPN、セクタPNなどと呼ばれることがある。ワイヤレスネットワークは、512を超えるセクタを含むことがあるので、セクタは、そのPilotPNによって一意に識別されないことがある。他のワイヤレスネットワークでは、各セクタまたはセルは、パイロットスクランブリングコード、物理セルID、または何らかの他のパラメータを割り当てられることがある。明快のために、以下の説明では、各セクタが特定のPilotPNを割り当てられると仮定する。
各セクタは、特定のPilotPNに加えて一意のセクタID(SectorID)をも割り当てられることがある。たとえば、HRPDにおいて、各セクタは、そのセクタを一意に識別することができる32ビットSectorIDを割り当てられることがある。フェムトセクタの場合、SectorIDは、セクタに割り当てられる32ビットIPv4アドレスであり得る。セクタは、そのPN系列に基づいてそのHDPを生成することができる。また、端末がセクタを検出し識別できるようにするために、HDP中でSectorIDを搬送することが望ましいことがある。
一態様では、情報(たとえば、セクタID)は、信号(たとえば、HDP)を送信するために使用される特定のリソース(たとえば、スロット)に基づいて搬送され得る。擬似ランダム関数は、その信号を送信するためにどのリソースを使用すべきかを決定するために使用され得る。擬似ランダム関数は、(i)その信号および場合によっては他の情報を介して搬送する情報を受信し、(ii)その信号を送信するために使用するリソースを選択するために使用され得る擬似ランダム値を与えることができる。
図2は、HRPDにおけるHDPの送信構造の設計を示す。順方向リンクの送信タイムラインは、それぞれ1.667ミリ秒(ms)の継続時間を有するスロット単位に分割され得る。スロットは、タイムスロット、サブフレーム、フレームなどと呼ばれることもある。この送信タイムラインはまた、連続的に増加するインデックスをもつパイロットサイクルに分割され得る。各パイロットサイクルは、インデックス0〜N−1をもつN個のスロットをカバーすることができ、ここで、Nは768、2304、または何らかの他の値に等しいものであり得る。各パイロットサイクルにおいて、インデックスt、t、…、tをもつ9つのスロットは、HDPを送信するために利用可能であることができ、HDPスロットと呼ばれることがある。9つのHDPスロットt〜tは、Nの値に依存するものであり得、基地局および端末によって知られている。
セクタは、各パイロットサイクルにおける1つのHDPスロット中でそのHDPを送信することができる。1つの設計では、セクタは、次のような擬似ランダム関数に基づいて各パイロットサイクルにおける1つのHDPスロットを選択することができる:
x = f (PilotPN, SectorID, Time) 式(1)
上式で、Timeは、絶対時間を示し、
f( )は、擬似ランダム関数を示し、
x∈{0、…、8}は、選択されたHDPスロットを決定するランダム整数である。
ランダム整数xは、擬似ランダム性質を有することができ、擬似ランダム関数に基づいて生成され得る。
1つの設計では、Timeは、パイロットサイクルインデックスs(pilot cycle index s)によって与えられ得る。その場合、式(1)は次のように表され得る:
x(s) = f (PilotPN, SectorID, Pilot Cycle Index s) 式(2)
上式で、x(s)は、パイロットサイクルsにおいて選択されたHDPスロットを決定するランダム整数である。HDPを送信するために使用されるHDPスロットのシーケンスは、HDPのランダム送信パターンと呼ばれることがある。
x(s)の9つの可能な値は、1対1のマッピングに基づいて各パイロットサイクルにおける9つの利用可能なHDPスロットにマッピングされ得る。セクタは、そのHDPを、x=0の場合はスロットt中で、x=1の場合はスロットt中で、などで、送信することができる。
一般に、この擬似ランダム関数は、HDP中で搬送する任意の情報についてのパラメータの任意のセットを受信することができる。さらに、擬似ランダム関数は、パラメータごとに任意のビット数を受信することができる。1つの設計では、擬似ランダム関数は、以下のパラメータを受信することができる:
・PilotPNの9ビット
・SectorIDの8最下位ビット(LSB)、および
・パイロットサイクルインデックスの15LSB。
擬似ランダム関数はまた、パラメータごとに、より少ないまたはより多くのビットを受信することができる。たとえば、擬似ランダム関数は、PilotPNの9ビット、SectorIDの7LSB、およびパイロットサイクルインデックスの16LSBを受信することができる。擬似ランダム関数への入力ビットの所与の総数に対して、パイロットサイクルインデックスのビット数を低減することによって、より多くのビットがSectorIDについて送信され得る。たとえば、パイロットサイクルインデックスのビット数を13に低減することによって、最高10ビットがSectorIDについて送信され得る。ただし、時間についてのビット数は擬似ランダム関数の周期性を決定するので、時間についてのビット数をそれほど低減しないことが望ましいことがある。擬似ランダム関数は、様々な方法で実装され得る。1つの設計では、N・s<T<N・(s+1)である持続時間Tの場合のランダム整数x(s)は、次のように決定され得る:
1.セクタの9ビットPilotPNにseedPNを設定し、
2.セクタのSectorIDの8LSBにseedLSBを設定し、
3.32ビットシードm=[9ビットseedPN、8ビットseedLSB、sの15ビットLSB]を計算し、
4.32ビットシードmを32ビットn=(2654435716×m)mod 232にマッピングし、
5.以下を計算する。
Figure 2011523282
ここで、
Figure 2011523282
は床演算子を示す。
擬似ランダム関数は、他の方法でも実装され得る。
図3は、1つのセクタによるHDPの送信の設計を示す。擬似ランダム関数は、式(2)に示すように、セクタのPilotPNおよびSectorID、ならびに時間についてのパイロットサイクルインデックスを受信することができる。パイロットサイクルsにおいて、擬似ランダム関数は、値x(s)を出力することができ、セクタは、スロットtx(s)中でHDPを送信することができる。次のパイロットサイクルs+1において、擬似ランダム関数は、値x(s+1)を出力することができ、セクタは、スロットtx(s+1)中でHDPを送信することができる。後続のパイロットサイクルs+2において、擬似ランダム関数は、値x(s+2)を出力することができ、セクタは、スロットtx(s+2)中でHDPを送信することができる。セクタは、各後続のパイロットサイクルにおいて同様の方法でHDPを送信することができる。
HDP中でより多くの情報および/またはより多くの情報ビットを送信することは、HDPから情報を復元するために端末によって必要とされる時間量を(および処理量をも)大幅に拡大することがある。1つの設計では、セクタは、情報を複数の部分に分割することによって、HDP中でより多くの情報を送信することができる。その場合、セクタは、HDPの別個のインスタンスを介して情報の各部分を送信することができる。
図4は、1つのセクタによるHDPの複数のインスタンスの送信の設計を示す。この設計では、SectorIDは、2つの部分に分割され得る。第1の部分は、SectorIDの8LSBを含むことができ、第2の部分は、SectorIDの第9〜第16のLSBを含むことができる。SectorIDの第1の部分は、偶数のインデックスをもつパイロットサイクルにおけるHDPの第1のインスタンス中で送信され得る。SectorIDの第2の部分は、奇数のインデックスをもつパイロットサイクルにおけるHDPの第2のインスタンス中で送信され得る。偶数のインデックスをもつ各パイロットサイクルにおいて、擬似ランダム関数は、SectorIDの第1の部分、PilotPN、およびパイロットサイクルインデックスを受信し得、そのパイロットサイクルのために選択されたHDPスロットを決定するランダム整数を出力することができる。奇数のインデックスをもつ各パイロットサイクルにおいては、擬似ランダム関数は、SectorIDの第2の部分、PilotPN、およびパイロットサイクルインデックスを受信し得、そのパイロットサイクルのために選択されたHDPスロットを決定するランダム整数を出力することができる。
第1のHDPインスタンスは、偶数のインデックスをもつパイロットサイクルにおいて送信され得、SectorIDの第1の部分を搬送することができる。第2のHDPインスタンスは、奇数のインデックスをもつパイロットサイクルにおいて送信され得、SectorIDの第2の部分を搬送することができる。HDPインスタンスごとに、擬似ランダム関数は、そのHDPインスタンスを介して搬送するSectorIDの部分のみを受信することができる。それらの2つのHDPインスタンスが交互のパイロットサイクルにおいて送信されるので、図4におけるHDPのオーバーヘッドは、図3におけるHDPのオーバーヘッドと同じである。
端末は、偶数のインデックスをもつパイロットサイクルにおいて送信される第1のHDPインスタンスからSectorIDの第1の部分を復元することができる。端末は、奇数のインデックスをもつパイロットサイクルにおいて送信される第2のHDPインスタンスからSectorIDの第2の部分を復元することができる。したがって、端末は、セクタによって送信される2つのHDPインスタンスからSectorIDの第1および第2の部分を独立して復元することができる。
SectorIDを2つの部分に分割し、各部分を別個のHDPインスタンス中で送信することは、端末における検出時間と受信機処理の両方を大幅に低減することができる。たとえば、端末は、約5つのパイロットサイクルにおいてSectorIDの1つの8ビット部分を検出することが可能であり得、約10のパイロットサイクルにおいてSectorIDの両方の8ビット部分を復元することが可能であり得る。SectorIDのすべての16LSBが1つのHDPインスタンス中で送信された場合、端末は、約41のパイロットサイクルにおいてその16LSBを復元することが可能であり得る。したがって、検出時間は、SectorIDを2つの部分に分割することによって、約4分の1に低減され得る。
図4は、SectorIDの2つの部分が2つのHDPインスタンスを介して搬送される設計を示している。SectorIDはまた、2つよりも多くの部分に分割され得る。たとえば、SectorIDの32のビットは、各部分がSectorIDの8ビットを含む、4つの部分に分割され得る。SectorIDの4つの部分は、4つのHDPインスタンスを介して搬送され得る。各HDPインスタンスは、パイロットサイクルのそれぞれのセットにおいて送信され得る。SectorIDについて送信するための総ビット数は、HDPによって一意に識別されるべきセクタの総数に依存するものであり得る。次に、セクタの総数は、そのワイヤレスネットワークのサイズに、すなわち、ワイヤレスネットワークがピコおよびフェムト基地局、ならびにマクロ基地局などを含むかどうかに、依存するものであり得る。
一般に、HDPを介して搬送するための情報(たとえば、SectorID)は、K個の部分に分割され得、ここで、Kは任意の整数値であり得る。そのK個の部分は、同じまたは異なる数の情報ビットを含むことができる。そのK個の部分は、各HDPインスタンス中に1つの部分があるK個のHDPインスタンスを介して送信され得る。1つの設計では、K個のHDPインスタンスは、同じレートで送信され得る。この設計では、k∈{0、…、K−1}の場合、HDPインスタンスkは、インデックス(s mod K)=kをもつパイロットサイクルにおいて送信され得る。別の設計では、異なるHDPインスタンスが、異なるレートで送信され得る。たとえば、SectorIDの8LSBは、端末がより迅速にSectorIDの8LSBを検出できるようにするために、より頻繁に(たとえば、SectorIDの残りのビットよりも2倍以上頻繁に)送信され得る。
図5は、1つのセクタのための送信機500の一部分の設計のブロック図を示す。送信機500内で、ユニット510は、そのセクタのPilotPNおよびSectorID、ならびに時間についてのパイロットサイクルインデックスを受信することができる。ユニット510は、それらの3つの入力を擬似ランダム関数に適用し、各パイロットサイクルにおいて選択されたHDPスロットを決定することができるランダム整数x(s)を与えることができる。
HDP生成器520は、PilotPNを受信することができ、1つのHDPスロット中で送信され得るHDP送信を生成することができる。HRPDの場合、HDP送信は、ウォルシュ(Walsh)カバーを用いてあらかじめ定義されたシンボルシーケンス(たとえば、すべて0)をカバーし、得られたビットをスケーリングし、スケーリングされたビットを、PilotPNによって定義されたオフセットでPN系列を用いて拡散することによって、生成され得る。したがって、HDP送信は、PilotPNのみを搬送することができる。
時分割多重(TDM)マルチプレクサ(Mux)530は、第1の入力においてはHDP送信を受信し、第2の入力においては他の送信を受信することができる。他の送信は、共通パイロット、制御情報、データなどを含むことができる。マルチプレクサ530は、セクタの各選択されたHDPスロット中ではHDP送信を与えることができ、非HDPスロット中では他の送信を与えることができる。マルチプレクサ530はまた、各選択されなかったHDPスロット中で共通パイロットおよび制御情報(しかし、HDPまたはデータはない)を与えることができる。
端末は、各パイロットサイクルの各HDPスロット中でセクタからのHDP送信を検出することができる。端末は、所与のHDPスロット中で、0の、1つの、または複数のHDP送信を検出することができる。検出されたHDP送信ごとに、端末は、HDP送信が検出されたHDPスロット、ならびにHDP送信を生成するために使用されたPilotPNを確認することができる。端末は、(たとえば、GPSからの)正確な絶対時間または大まかな絶対時間(たとえば、インターネットを介してネットワークタイムプロトコル(NTP:Network Time Protocol)を実行することによって100ms内まで)を有することができる。HDP送信を検出した後、端末は、HDPタイミング情報とNTPの組合せに基づいて正確な絶対時間を得ることが可能であり得る。いずれの場合も、端末は、絶対時間とHDPの送信構造とについてのその知識に基づいて、検出されたHDP送信ごとにパイロットサイクルインデックスを確認することが可能であり得る。端末は、SectorIDを復元するために利用可能な情報のすべてを使用することができる。
式(1)または式(2)に示す擬似ランダム関数の場合、端末は、検出されたHDP送信ごとに、2つの入力(すなわち、PilotPNおよびパイロットサイクルインデックス)ならびにその出力(すなわち、ランダム整数x(s))についての知識を有することができる。擬似ランダム関数は多数対単数関数であるので、x(s)の単一の観測値は、SectorIDを一意に決定するものではないだろう。さらに、擬似ランダム関数は、高度に非線形な関数であり得、その逆算は、単にこの関数を実行することよりもはるかに計算的に大変(intensive)であることができる。
端末は、様々な探索アルゴリズムに基づいて、検出されたHDP送信からSectorIDを復元することを試みることができる。第1の探索アルゴリズムでは、端末は、検出されたPilotPNごとにSectorID候補のリストを維持することができる。それらのSectorID候補は、HDPを送信し得る候補セクタのSectorIDに対応することができる。端末は、そのPilotPNをもつHDP送信が検出されたときはいつでも、この候補リストを縮小することができる。
図6は、第1の探索アルゴリズムに基づくSectorID検出を示す。端末は、パイロットサイクルsにおけるHDPスロットz中の特定のPilotPNをもつHDP送信を検出することができ、ここで、z∈{t、…、t}である。次いで、端末は、各可能なSectorIDを候補リスト中に含めるべきか否かを決定するために、そのSectorIDを評価することができる。たとえば、端末は、SectorIDの8LSBがHDPを介して搬送される場合、そのSectorIDの256の可能なLSBの各々を評価することができる。
可能なSectorID iごとに、端末は、検出されたPilotPN、パイロットサイクルs、およびSectorID iを入力として用いた擬似ランダム関数を実行することができる。次いで、端末は、擬似ランダム関数からのランダム整数x(s)を、検出されたHDPスロットzと比較することができる。端末は、x(s)=zである場合はSectorID iを候補リストに入れることができ、他の場合はSectorID iを廃棄することができる。次のパイロットサイクルs+1において、端末は、HDPスロットzs+1中の同じPilotPNをもつHDP送信を検出することができる。候補リスト中のSectorID iごとに、端末は、検出されたPilotPN、パイロットサイクルs+1、およびSectorID iを入力として用いた擬似ランダム関数を実行することができる。次いで、端末は、擬似ランダム関数からのランダム整数x(s+1)を、検出されたHDPスロットzs+1と比較することができる。端末は、x(s+1)=zs+1である場合は候補リスト中のSectorID iを保持し得、他の場合はSectorID iを除去することができる。端末は、同じPilotPNをもつ後続の検出されたHDP送信ごとに、この処理を反復することができる。候補リストが1つのSectorIDに減少したとき、このSectorIDは、端末によって検出されたセクタのSectorIDとして与えられることができる。
検出されたHDP送信をもつ各HDPスロットzは、擬似ランダム関数出力x(s)の観測値と呼ばれることがある。観測値zごとに、候補リストは、zに一致しないSectorID候補を除去するために、剪定(prune)され得る。そのHDPを送信するセクタのSectorIDは、十分な数の観測値を用いて識別され得る。
端末は2つのタイプの検出エラー:
・検出失敗(Missed detection)−HDP送信が端末によって検出されなかった、
・誤警報(False alarm)−HDP送信が間違ったHDPスロット中で検出された、
に遭遇することがある。
上述の第1の探索アルゴリズムの場合、検出失敗が起こったときはいつでも、端末は(どのSectorID候補をも剪定することなしに)候補リストを単に維持することができるので、検出失敗は、検出パフォーマンスへの小さい影響を有し得る。しかしながら、誤警報は、候補リストからの正しいSectorIDの消去を生じ得る。このエラーイベントは、十分な数の観測後に候補リストが0に減少したときに検出され得る。次いで、すべての可能なSectorID候補を用いて探索が再始動され得る。
第2の探索アルゴリズムでは、端末は、特定のPilotPNをもつHDP送信が検出されたHDPスロットのリスト、すなわち、特定のPilotPNの観測値のリスト、を維持することができる。端末は、新しい観測値がPilotPNについて得られたときはいつでも、観測値のリストを更新することができる。次いで、端末は、時間的に後方に動作して、観測値のリストと対照してすべての可能なSectorID候補を評価することができる。
図7は、第2の探索アルゴリズムに基づくSectorID検出を示す。端末は、パイロットサイクルsにおけるHDPスロットz中の特定のPilotPNをもつHDP送信を検出し得、この新しい観測値を、このPilotPNの観測値のリストに追加することができる。可能なSectorID iごとに、端末は、検出されたPilotPN、パイロットサイクルs、およびSectorID iを入力として用いた擬似ランダム関数を実行することができる。端末は、擬似ランダム関数からのx(s)を観測値zと比較し、x(s)=zである場合はSectorID iを候補リストに入れ、他の場合はSectorID iを廃棄することができる。候補リストが複数のSectorID候補を含む場合、端末は、前のパイロットサイクルs−1における観測値zs−1に対して候補リストを評価することができる。候補リスト中のSectorID iごとに、端末は、検出されたPilotPN、パイロットサイクルs−1、およびSectorID iを入力として用いた擬似ランダム関数を実行することができる。端末は、擬似ランダム関数からのx(s−1)を観測値zs−1と比較し、x(s−1)=zs−1である場合は候補リスト中のSectorID iを保持し、他の場合はSectorID iを除去することができる。端末は、候補リストが、0のSectorIDまたは1つのSectorIDのいずれかを含むまで、この処理を反復することができる。候補リストが1つのSectorIDを含む場合、このSectorIDは、端末によって検出されたセクタのSectorIDとして与えられ得る。候補リストが空である場合、観測値のうちの1つまたは複数に対して誤警報が起こっている可能性がある。
第2の探索アルゴリズムは、端末が誤警報の存在下でより迅速にセクタを検出し識別することを可能にすることができる。時間的に後方に動作することによって、第2の探索アルゴリズムは、端末が誤警報後の第1の有効な観測値を用いて探索を開始することを本質的に可能にし、これは検出時間を低減することができる。したがって、端末は、一意にSectorIDを決定するのに十分な連続する観測値があるとすぐに、正しいSectorIDを検出することができる。
端末は、他の方法でもセクタを検出することができる。たとえば、端末は、連続する順序ではなく擬似ランダムに、観測値のリストから観測値zを選択することができる。一般に、所与のPilotPNをもつ検出されたHDP送信の観測値は、たとえば、上述のアルゴリズムのうちの1つまたは何らかの他のアルゴリズムを使用して、SectorID候補のリストを絞るために、使用され得る。
HDP中でSectorIDを送信することは、様々な目的のために有益であり得る。第1に、所与のセクタまたは端末は、様々なタイプの隣接セクタ、たとえば、マクロ、ピコ、およびフェムトセクタを検出し識別することが可能であり得る。セクタまたは端末は、共通パイロットよりもはるかに良好な可聴性をもつ各隣接セクタのHDPからのPilotPN、SectorID、およびタイミング情報を検出することが可能であり得る。セクタは、フェムトとフェムト、フェムトとマクロ、マクロとマクロなどの間で、隣接発見を開始するために、検出されたセクタのSectorIDを使用することができる。第2に、セクタは、検出されたセクタのHDPから得られる情報に基づいて自動構成を実行することが可能であり得る。セクタは、隣接発見後、そのPilotPN、そのSectorID、および/または他のパラメータを自動的に構成することができる。セクタ(これはフェムトセクタであり得る)は、自動構成の一部として、隣接セクタのロケーションならびに識別情報を決定することが必要なことがある。セクタは、検出された隣接セクタのSectorIDを得て、ネットワークエンティティに、たとえば、図1におけるネットワークコントローラ130に、報告することができる。ネットワークエンティティは、隣接セクタの報告されたSectorIDおよび知られているロケーションに基づいて、上記セクタのロケーション推定値を決定することが可能であり得る。セクタのロケーション推定値は、そのセクタの動作を制御するために、たとえば、そのセクタが動作することができる周波数を決定するために、使用され得る。セクタのロケーション推定値は、そのセクタと通信する端末の位置検出を容易にするためにも使用され得る。隣接セクタのHDPに基づいて得られるロケーション推定値は、(i)GPS信号が使用不能であり得る屋内に展開されたフェムト基地局と、(ii)マクロ基地局からのシステムパラメータメッセージが確実には復号されないことがある不十分なカバレージシナリオにおけるカバレージを改善するために展開されたフェムトおよびピコ基地局と中継局と、にとって特に有益であり得る。
図8は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて情報を送信するためのプロセス800の設計を示す。プロセス800は、セクタの基地局または何らかの他のエンティティであり得る送信機によって実行され得る。
送信機は、パイロットを介して搬送する第1の情報を決定することができ(ブロック812)、絶対時間についての第2の情報をも決定することができる(ブロック814)。パイロットは、同じく送信機によって送信され得る共通パイロットよりも大きいカバレージを有するHDPを備えることができる。1つの設計では、第1の情報は、パイロットを送信するセクタのセクタIDを備えることができる。1つの設計では、パイロットは、各パイロットサイクルにおいて送信され得、第2の情報は、パイロットサイクルインデックスを備えることができる。第1および第2の情報は、他のタイプの情報をも備えることができる。送信機は、第1および第2の情報に基づいて、パイロットを送信するために使用するためのリソースを決定することができる(ブロック816)。それらのリソースはまた、PNオフセット(PilotPN)、パイロットスクランブリングコード、物理セルID、またはセクタに割り当てられる何らかの他のパラメータ、および/あるいは他の情報、にさらに基づいて決定され得る。送信機は、決定されたリソース中でパイロットを送信することができる(ブロック818)。
一般に、リソースは、時間リソース(たとえば、スロット)、周波数リソース(たとえば、サブキャリア)、コードリソースなどを備えることができる。1つの設計では、リソースは、スロットを備えることができる。送信機は、たとえば、式(1)または式(2)に示すように、セクタIDと、パイロットサイクルインデックスと、PNオフセットと、の擬似ランダム関数に基づいて、各パイロットサイクルにおいてパイロットを送信するために利用可能な複数のスロット(たとえば、9つのスロット)から1つのスロットを選択することができる。次いで、送信機は、決定されたスロット中でパイロットを送信することができる。
1つの設計では、送信機は、第1の情報を複数の部分に分割することができる。次いで、送信機は、第1の情報の複数の部分に基づいて、第1の情報の各部分に対してリソースのセットが1つある、パイロットを送信するために使用するリソースの複数のセットを決定することができる。送信機は、リソースの複数のセット中でパイロットを送信することができる。1つの設計では、送信機は、セクタIDを、第1および第2の部分を含む複数の部分に分割することができる。第1の部分は、セクタIDのM個のLSB(たとえば、8LSB)を含むことができ、第2の部分は、セクタIDのM個のより上位のビット(たとえば、第9〜第16のLSB)を含むことができ、ここで、M>1である。送信機は、セクタIDの第1の部分とパイロットサイクルインデックスとに基づいて、パイロットサイクルの第1のセットにおいてパイロットを送信するために使用するためのスロットの第1のセットを決定することができる。送信機は、セクタIDの第2の部分とパイロットサイクルインデックスとに基づいて、パイロットサイクルの第2のセットにおいてパイロットを送信するために使用するためのスロットの第2のセットを決定することができる。送信機は、(i)パイロットサイクルの第1のセットにおけるスロットの第1のセット中で、および(ii)パイロットサイクルの第2のセットにおけるスロットの第2のセット中で、パイロットを送信することができる。
図9は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて情報を送信するための装置900の設計を示す。装置900は、パイロットを介して搬送する第1の情報を決定するためのモジュール912と、絶対時間についての第2の情報を決定するためのモジュール914と、第1および第2の情報に基づいて、パイロットを送信するために使用するためのリソースを決定するためのモジュール916と、決定されたリソース中でパイロットを送信するためのモジュール918と、を含む。
図10は、セクタIDを送信するためのプロセス1000の設計を示す。プロセス1000は、セクタの基地局または何らかの他のエンティティによって実行され得る。基地局は、セクタのセクタIDと、セクタに割り当てられるPNオフセット(PilotPN)と、各パイロットサイクルのインデックスと、に基づいて、各パイロットサイクルにおいてパイロットを送信するために使用するスロットを決定することができる(ブロック1012)。基地局は、各パイロットサイクルにおいて、決定されたスロット中でパイロットを送信することができる(ブロック1014)。
図11は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて情報を受信するためのプロセス1100の設計を示す。プロセス1100は、端末または何らかの他のエンティティであり得る受信機によって実行され得る。
受信機は、パイロットを送信するために利用可能なリソース中でのパイロットの送信を検出することができる(ブロック1112)。パイロットは、共通パイロットよりも広いカバレージを有するHDPを備えることができる。受信機は、パイロットの送信が検出されたリソースを識別することができる(ブロック1114)。受信機は、絶対時間についての第2の情報と、パイロットの送信が検出されたリソースについての第3の情報と、に基づいて、パイロットを介して搬送された第1の情報を復元することができる(ブロック1116)。
1つの設計では、第1の情報は、セクタIDを備えることができる。1つの設計では、パイロットの送信は、各パイロットサイクルにおいてセクタによって送信され得、第2の情報は、パイロットサイクルインデックスを備えることができる。受信機は、衛星からの信号、ワイヤレスネットワーク中の基地局からの信号、NTP、および/または他の手段、に基づいて、絶対時間の推定値を得ることができる。1つの設計では、それらのリソースは、スロットを備えることができる。受信機は、パイロットの送信が検出されたスロットを決定し得、これらのスロットに基づいて第1の情報を復元することができる。
ブロック1116の1つの設計では、受信機は、潜在的にパイロットを送信する候補セクタのリスト(すなわち、SectorID候補のリスト)を決定することができる。受信機は、各候補セクタのセクタIDに基づいて、その候補セクタによってパイロットを送信するために使用されるリソースを決定することができる。受信機は、パイロットの送信が検出されたリソースと一致しないリソースを使用する候補セクタを除去することができる。受信機は、パイロットの送信が検出されたリソースと一致するリソースを使用する候補セクタを、パイロットを送信する検出されたセクタとして与えることができる。
1つの設計では、受信機は、各候補セクタによって使用されるリソースを決定し得、各パイロットサイクルにおいて候補セクタを除去することができる。1つの設計では、受信機は、たとえば、図6に示すように、特定のパイロットサイクルから開始することができ、検出されたセクタが決定されるか、または候補セクタのリストが空になるまで、各後続のパイロットサイクルに対して時間的に前方に続くことができる。別の設計では、受信機は、たとえば、図7に示すように、特定のパイロットサイクルから開始することができ、検出されたセクタが決定されるか、または候補セクタのリストが空になるまで、各前のパイロットサイクルに対して時間的に後方に続くことができる。
1つの設計では、受信機は、パイロットの各検出された送信のPNオフセットを決定することができる。受信機は、パイロットの少なくとも1つの送信が検出されたPNオフセットごとに、上記の処理を実行する(すなわち、候補セクタのリストを決定し、各候補セクタによって使用されるリソースを決定し、候補セクタを除去し、候補セクタを与える)ことができる。
1つの設計では、受信機は、(たとえば、パイロットサイクルの第1のセットにおいて)パイロットの送信が検出されたリソースの第1のセット(たとえば、スロットの第1のセット)を識別することができる。受信機は、(たとえば、パイロットサイクルの第2のセットにおいて)同じくパイロットの送信が検出されたリソースの第2のセット(たとえば、スロットの第2のセット)を識別することができる。受信機は、パイロットの送信が検出されたリソースの第1のセットに基づいて、第1の情報の第1の部分(たとえば、セクタIDの第1の部分)を決定することができる。受信機は、パイロットの送信が検出されたリソースの第2のセットに基づいて、第1の情報の第2の部分(たとえば、セクタIDの第2の部分)をも決定することができる。
一般に、情報ブロックは、パイロットを介して送信され得る。パイロットを介して潜在的に送信される候補情報ブロックのリストは、決定され得る。候補情報ブロックごとにパイロットを送信するために使用されるリソースは、決定され得る。パイロットの送信が検出されたリソースと一致しないリソースを使用する候補情報ブロックは、除去され得る。パイロットの送信が検出されたリソースと一致するリソースを使用する候補情報ブロックは、パイロットを介して送信される検出された情報ブロックとして与えられ得る。
図12は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて情報を受信するための装置1200の設計を示す。装置1200は、パイロットを送信するために利用可能なリソース中でのパイロットの送信を検出するためのモジュール1212と、パイロットの送信が検出されたリソースを識別するためのモジュール1214と、絶対時間についての第2の情報と、パイロットの送信が検出されたリソースについての第3の情報と、に基づいて、パイロットを介して搬送された第1の情報を復元するためのモジュール1216と、を含む。
図13は、セクタIDを決定するためのプロセス1300の設計を示す。プロセス1300は、端末または何らかの他のエンティティによって実行され得る。端末は、パイロットを送信するために利用可能なスロット中でのパイロット(たとえば、HDP)の送信を検出することができる(ブロック1312)。端末は、パイロットの送信が検出されたスロットを識別することができる(ブロック1314)。端末は、パイロットの各検出された送信のPNオフセットを決定することができる(ブロック1316)。パイロットの少なくとも1つの送信が検出されたPNオフセットごとに、端末は、(i)PNオフセットと、(ii)パイロットの送信が検出されたスロットと、(iii)これらのスロットをカバーするパイロットサイクルのインデックスと、に基づいて、このPNオフセットをもつパイロットの送信を送信する各セクタのセクタIDを復元することができる(ブロック1318)。
図9および図12のモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子コンポーネント、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを備えることができる。
図14は、図1の基地局の1つであり得る基地局110と、図1の端末の1つであり得る端末120との設計のブロック図を示す。基地局110は、1つまたは複数のセクタをサポートすることができる。基地局110は、T個のアンテナ1434a〜1434tを装備され得、端末120は、R個のアンテナ1452a〜1452rを装備され得、ここで、一般にT≧1およびR≧1である。
基地局110において、送信プロセッサ1420は、データソース1412から1つまたは複数の端末についてのデータを受信し、端末ごとにそのデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、およびシンボルマッピング)し、データシンボルをすべての端末に供給することができる。送信プロセッサ1420はまた、コントローラ/プロセッサ1440からの制御情報を処理し、制御シンボルを与えることができる。送信プロセッサ1420はまた、セクタごとにHDP、共通パイロット、および/または他のパイロットのためのパイロットシンボルあるいは基準信号を生成し得、図5における送信機500を実装することができる。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ1430は、適用可能な場合は、データシンボル、制御シンボル、および/またはパイロットシンボルに対してプリコーディングを実行することができる。プロセッサ1430は、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)1432a〜1432tに供給することができる。各変調器1432は、出力サンプルストリームを得るために、それぞれの(たとえば、CDMA、OFDMなどの)出力シンボルストリームを処理することができる。各変調器1432は、順方向リンク信号を得るために、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)することができる。変調器1432a〜1432tからのT個の順方向リンク信号は、それぞれT個のアンテナ1434a〜1434tを介して送信され得る。
端末120において、アンテナ1452a〜1452rは、基地局110から順方向リンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)1454a〜1454rに供給することができる。各復調器1454は、入力サンプルを得るために、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)することができる。各復調器1454は、受信シンボルを得るために、(たとえば、CDMA、OFDMなどの)入力サンプルをさらに処理することができる。MIMO検出器1456は、受信シンボルをすべてのR個の復調器1454a〜1454rから得て、適用可能な場合は受信シンボルに対して受信機空間処理(receiver spatial processing)を実行し、検出されたシンボルを与えることができる。受信プロセッサ1458は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、端末120のための復号されたデータをデータシンク1460に供給し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ1480に供給することができる。プロセッサ1458はまた、パイロット(たとえば、HDP)を介して搬送された情報(たとえば、セクタID)を検出することができる。
逆方向リンク上で、端末120において、送信プロセッサ1464は、データソース1462からのデータを受信および処理し得、コントローラ/プロセッサ1480からの情報を制御することができる。送信プロセッサ1464はまた、パイロットシンボルを生成することができる。送信プロセッサ1464からのそれらのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ1466によってプリコードされ、変調器1454a〜1454rによってさらに処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、端末120からの逆方向リンク信号は、端末120によって送信された復号データおよび制御データを得るために、アンテナ1434によって受信され、復調器1432によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器1436によって検出され、受信プロセッサ1438によってさらに処理され得る。
コントローラ/プロセッサ1440および1480はそれぞれ、基地局110および端末120における動作を指示することができる。基地局110におけるプロセッサ1420ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、図8のプロセス800、図10のプロセス1000、および/または本明細書で説明される技法の他のプロセスを実行するか、または指示することができる。端末120におけるプロセッサ1458ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、図11のプロセス1100、図13のプロセス1300、および/または本明細書で説明される技法の他のプロセスを実行するか、または指示することができる。メモリ1442および1482はそれぞれ、基地局110および端末120のためのデータおよびプログラムコードを記憶することができる。スケジューラ1444は、順方向リンクおよび/または逆方向リンク上のデータ送信について端末をスケジュールすることができ、スケジュールされた端末にリソース許可を与えることができる。
当業者は、情報および信号が様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
当業者は、さらに、本明細書での開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、上記では概してそれらの機能に関して説明されている。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じると解釈されるべきではない。
本明細書での開示に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明された機能を実行するために設計されたそれらの任意の組合せ、を用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成、として実装され得る。
本明細書での開示に関して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている他の形態の記憶媒体、に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体は、プロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに常駐し得る。ASICは、ユーザ端末に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、個別コンポーネントとしてユーザ端末に常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装し得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために提供されるものである。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般的原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (51)

  1. ワイヤレス通信ネットワークにおいて情報を送信する方法であって、
    パイロットを介して搬送するための第1の情報を決定することと、
    絶対時間についての第2の情報を決定することと、
    前記第1および第2の情報に基づいて、前記パイロットを送信するために使用するためのリソースを決定することと、
    前記決定されたリソース中で前記パイロットを送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記パイロットを送信するために使用するための前記リソースを前記決定することは、前記パイロットを送信するために使用するためのスロットを決定することを備え、前記パイロットを前記送信することは、前記決定されたスロット中で前記パイロットを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の情報は、前記パイロットを送信するセクタのセクタ識別情報(ID)を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記パイロットは、各パイロットサイクルにおいて送信され、前記第2の情報は、パイロットサイクルインデックスを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記パイロットを送信するために使用するための前記リソースは、前記パイロットを送信するセクタに割り当てられる擬似乱数(PN)オフセットにさらに基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記パイロットを送信するために使用するための前記リソースを前記決定することは、前記セクタIDと、前記パイロットサイクルインデックスと、前記パイロットを送信する前記セクタに割り当てられる擬似乱数(PN)オフセットと、の擬似ランダム関数に基づいて、各パイロットサイクルにおいて前記パイロットを送信するために利用可能な複数のスロットから1つのスロットを選択することを備える、請求項4に記載の方法。
  7. 前記第1の情報を複数の部分に分割することをさらに備え、
    前記パイロットを送信するために使用するための前記リソースを前記決定することは、前記第1の情報の前記複数の部分に基づいて、前記パイロットを送信するために使用するためのリソースの複数のセットを決定することを備え、前記第1の情報の各部分に対してリソースのセットが1つあり、前記パイロットを前記送信することは、リソースの前記複数のセット中で前記パイロットを送信することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1の情報は、前記パイロットを送信するセクタのセクタ識別情報(ID)を備え、前記第1の情報の各部分は、前記セクタIDの異なる部分を備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記セクタIDを、第1の部分と第2の部分とを備える複数の部分に分割することをさらに備え、前記第1の部分は、前記セクタIDのM個の最下位ビット(LSB)を備え、前記第2の部分は、前記セクタIDのM個のより上位のビットを備え、Mが1よりも大きい整数であり、
    前記パイロットを送信するために使用するための前記リソースを前記決定することは、
    前記セクタIDの前記第1の部分と前記パイロットサイクルインデックスとに基づいて、パイロットサイクルの第1のセットにおいて前記パイロットを送信するために使用するためのスロットの第1のセットを決定することと、
    前記セクタIDの前記第2の部分と前記パイロットサイクルインデックスとに基づいて、パイロットサイクルの第2のセットにおいて前記パイロットを送信するために使用するためのスロットの第2のセットを決定することと、
    を備え、
    前記パイロットを前記送信することは、
    パイロットサイクルの前記第1のセットにおけるスロットの前記第1のセット中で前記パイロットを送信することと、
    パイロットサイクルの前記第2のセットにおけるスロットの前記第2のセット中で前記パイロットを送信することと、
    を備える、請求項4に記載の方法。
  10. 前記パイロットは、高度に検出可能なパイロット(HDP)を備え、前記方法は、
    前記HDPよりも小さいカバレージを有する共通パイロットを送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. ワイヤレス通信のための装置であって、
    パイロットを介して搬送するための第1の情報を決定するための手段と、
    絶対時間についての第2の情報を決定するための手段と、
    前記第1および第2の情報に基づいて、前記パイロットを送信するために使用するためのリソースを決定するための手段と、
    前記決定されたリソース中で前記パイロットを送信するための手段と、
    を備える装置。
  12. 前記パイロットを送信するために使用するための前記リソースを決定するための前記手段は、前記パイロットを送信するために使用するためのスロットを決定するための手段を備え、前記パイロットを送信するための前記手段は、前記決定されたスロット中で前記パイロットを送信するための手段を備える、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第1の情報は、前記パイロットを送信するセクタのセクタ識別情報(ID)を備え、前記パイロットは、各パイロットサイクルにおいて送信され、前記第2の情報は、パイロットサイクルインデックスを備える、請求項11に記載の装置。
  14. 前記パイロットを送信するために使用するための前記リソースを決定するための前記手段は、前記セクタIDと、前記パイロットサイクルインデックスと、前記パイロットを送信する前記セクタに割り当てられる擬似乱数(PN)オフセットと、の擬似ランダム関数に基づいて、各パイロットサイクルにおいて前記パイロットを送信するために利用可能な複数のスロットから1つのスロットを選択するための手段を備える、請求項13に記載の装置。
  15. 前記第1の情報を複数の部分に分割するための手段をさらに備え、
    前記パイロットを送信するために使用するための前記リソースを決定するための前記手段は、前記第1の情報の前記複数の部分に基づいて、前記パイロットを送信するために使用するリソースの複数のセットを決定するための手段を備え、前記第1の情報の各部分に対してリソースのセットが1つあり、
    前記パイロットを送信するための前記手段は、リソースの前記複数のセット中で前記パイロットを送信するための手段を備える、
    請求項11に記載の装置。
  16. ワイヤレス通信のための装置であって、
    パイロットを介して搬送するための第1の情報を決定することと、絶対時間についての第2の情報を決定することと、前記第1および第2の情報に基づいて、前記パイロットを送信するために使用するためのリソースを決定することと、前記決定されたリソース中で前記パイロットを送信することと、を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ、
    を備える装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記パイロットを送信するために使用するためのスロットを決定することと、前記決定されたスロット中で前記パイロットを送信することと、を行うように構成される、請求項16記載の装置。
  18. 前記第1の情報は、前記パイロットを送信するセクタのセクタ識別情報(ID)を備え、前記パイロットは、各パイロットサイクルにおいて送信され、前記第2の情報は、パイロットサイクルインデックスを備える、請求項16に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記セクタIDと、前記パイロットサイクルインデックスと、前記パイロットを送信する前記セクタに割り当てられる擬似乱数(PN)オフセットと、の擬似ランダム関数に基づいて、各パイロットサイクルにおいて前記パイロットを送信するために利用可能な複数のスロットから1つのスロットを選択するように構成される、請求項18に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の情報を複数の部分に分割することと、前記第1の情報の前記複数の部分に基づいて、前記第1の情報の各部分に対してリソースのセットが1つある前記パイロットを送信するために使用するためのリソースの複数のセットを決定することと、リソースの前記複数のセット中で前記パイロットを送信することと、を行うように構成される、請求項16に記載の装置。
  21. パイロットを介して搬送するための第1の情報を決定することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    絶対時間についての第2の情報を決定することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記第1および第2の情報に基づいて、前記パイロットを送信するために使用するためのリソースを決定することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記決定されたリソース中で前記パイロットを送信することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    を備えるコンピュータ可読媒体、
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  22. ワイヤレス通信ネットワークにおいて情報を送信する方法であって、
    セクタのセクタ識別情報(ID)と、前記セクタに割り当てられる擬似乱数(PN)オフセットと、各パイロットサイクルのインデックスと、に基づいて、各パイロットサイクルにおいてパイロットを送信するために使用するためのスロットを決定することと、
    各パイロットサイクルにおける前記決定されたスロット中で前記パイロットを送信することと、
    を備える方法。
  23. 前記セクタIDを、各部分が前記セクタIDの異なる部分を備える、複数の部分に分割することをさらに備え、
    各パイロットサイクルにおいて前記パイロットを送信するために使用するための前記スロットを前記決定することは、前記セクタIDの前記複数の部分に基づいて、パイロットサイクルの複数のセットにおいて前記パイロットを送信するために使用するためのスロットの複数のセットを決定することを備え、前記セクタIDの各部分に対してパイロットサイクルの1つセットにおけるスロットのセットが1つあり、
    前記パイロットを前記送信することは、スロットの前記複数のセット中で前記パイロットを送信することを備える、
    請求項22に記載の方法。
  24. ワイヤレス通信ネットワークにおいて情報を受信する方法であって、
    パイロットを送信するために利用可能なリソース中での前記パイロットの送信を検出することと、
    前記パイロットの送信が検出されたリソースを識別することと、
    絶対時間についての第2の情報と、前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースについての第3の情報と、に基づいて、前記パイロットを介して搬送された第1の情報を復元することと、
    を備える方法。
  25. 前記リソースを前記識別することは、前記パイロットの前記送信が検出されたスロットを識別することを備え、前記第1の情報を前記復元することは、前記パイロットの前記送信が検出された前記スロットに基づいて前記第1の情報を復元することを備える、請求項24に記載の方法。
  26. 前記第1の情報は、セクタ識別情報(ID)を備える、請求項24に記載の方法。
  27. 前記パイロットの送信は、各パイロットサイクルにおいてセクタによって送信され、前記第2の情報は、パイロットサイクルインデックスを備える、請求項26に記載の方法。
  28. 衛星からの信号、またはワイヤレスネットワーク中の基地局からの信号、またはネットワークタイムプロトコル(NTP)、に基づいて絶対時間の推定値を得ることをさらに備える、
    請求項24に記載の方法。
  29. 前記パイロットの前記検出された送信に基づいて、セクタに割り当てられる擬似乱数(PN)オフセットを決定することをさらに備え、
    前記第1の情報を前記復元することは、前記PNオフセットにさらに基づいて前記第1の情報を復元することを備える
    請求項24に記載の方法。
  30. 前記第1の情報を前記復元することは、
    潜在的に前記パイロットを送信する候補セクタのリストを決定することと、
    各候補セクタのセクタIDに基づいて、各候補セクタによって前記パイロットを送信するために使用されるためのリソースを決定することと、
    前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースと一致しないリソースを使用する候補セクタを除去することと、
    前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースと一致するリソースを使用する候補セクタを、前記パイロットを送信する検出されたセクタとして与えることと、
    を備える、請求項26に記載の方法。
  31. 前記ワイヤレスネットワーク中の各セクタは、前記パイロットの送信を生成するために使用される特定の擬似乱数(PN)オフセットを割り当てられ、前記第1の情報を前記復元することは、
    前記パイロットの各検出された送信のPNオフセットを決定することと、
    前記パイロットの少なくとも1つの送信が検出されたPNオフセットごとに、候補セクタのリストを前記決定すること、各候補セクタによって使用されるリソースを前記決定すること、候補セクタを前記除去すること、および候補セクタを前記与えることと、を実行することと、
    をさらに備える、請求項30に記載の方法。
  32. 前記パイロットの送信は、各パイロットサイクルにおいてセクタによって送信され、各候補セクタによって使用される前記リソースを前記決定することおよび候補セクタを前記除去することは、各パイロットサイクルにおいて実行され、特定のパイロットサイクルから開始し、前記検出されたセクタが決定されるか、または候補セクタの前記リストが空になるまで、各後続のパイロットサイクルに対して時間的に前方に続く、請求項30に記載の方法。
  33. 前記パイロットの送信は、各パイロットサイクルにおいてセクタによって送信され、各候補セクタによって使用される前記リソースを前記決定することおよび候補セクタを前記除去することは、各パイロットサイクルにおいて実行され、特定のパイロットサイクルから開始し、前記検出されたセクタが決定されるか、または候補セクタの前記リストが空になるまで、各前のパイロットサイクルに対して時間的に後方に続く、請求項30に記載の方法。
  34. 前記第1の情報を前記復元することは、
    前記パイロットを介して潜在的に送信される候補情報ブロックのリストを決定することと、
    候補情報ブロックごとに前記パイロットを送信するために使用されるリソースを決定することと、
    前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースと一致しないリソースを使用する候補情報ブロックを除去することと、
    前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースと一致するリソースを使用する候補情報ブロックを、前記パイロットを介して送信される検出された情報ブロックとして与えることと、
    を備える、請求項24に記載の方法。
  35. 前記リソースを前記識別することは、
    前記パイロットの送信が検出されたリソースの第1のセットを識別することと、
    前記パイロットの送信が検出されたリソースの第2のセットを識別することと、
    を備え、
    前記第1の情報を前記復元することは、
    前記パイロットの前記送信が検出されたリソースの前記第1のセットに基づいて前記第1の情報の第1の部分を決定することと、
    前記パイロットの前記送信が検出されたリソースの前記第2のセットに基づいて前記第1の情報の第2の部分を決定することと、
    を備える、請求項24に記載の方法。
  36. 前記第1の情報は、セクタ識別情報(ID)を備え、前記第1の情報の各部分は、前記セクタIDの異なる部分を備える、請求項35に記載の方法。
  37. 前記リソースを前記識別することは、
    パイロットサイクルの第1のセットにおいて前記パイロットの送信が検出されたスロットの第1のセットを識別することと、
    パイロットサイクルの第2のセットにおいて前記パイロットの送信が検出されたスロットの第2のセットを識別することと、
    を備え、
    前記第1の情報を前記復元することが、
    前記パイロットの前記送信が検出されたスロットの前記第1のセットに基づいて前記セクタIDの第1の部分を決定することと、
    前記パイロットの前記送信が検出されたスロットの前記第2のセットに基づいて前記セクタIDの第2の部分を決定することと、
    を備える、請求項27に記載の方法。
  38. 前記パイロットは、共通パイロットよりも広いカバレージを有する、高度に検出可能なパイロット(HDP)を備える、請求項24に記載の方法。
  39. ワイヤレス通信のための装置であって、
    パイロットを送信するために利用可能なリソース中での前記パイロットの送信を検出するための手段と、
    前記パイロットの送信が検出されたリソースを識別するための手段と、
    絶対時間についての第2の情報と、前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースについての第3の情報と、に基づいて、前記パイロットを介して搬送された第1の情報を復元するための手段と、
    を備える装置。
  40. 前記リソースを識別するための前記手段は、前記パイロットの前記送信が検出されたスロットを識別するための手段を備え、前記第1の情報を復元するための前記手段は、前記パイロットの前記送信が検出された前記スロットに基づいて前記第1の情報を復元するための手段を備える、請求項39に記載の装置。
  41. 前記第1の情報は、セクタ識別情報(ID)を備え、前記パイロットの送信は、各パイロットサイクルにおいてセクタによって送信され、前記第2の情報は、パイロットサイクルインデックスを備える、請求項39に記載の装置。
  42. 前記第1の情報を復元するための前記手段は、
    潜在的に前記パイロットを送信する候補セクタのリストを決定するための手段と、
    各候補セクタのセクタ識別情報(ID)に基づいて、前記候補セクタによって前記パイロットを送信するために使用されるリソースを決定するための手段と、
    前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースと一致しないリソースを使用する候補セクタを除去するための手段と、
    前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースと一致するリソースを使用する候補セクタを、前記パイロットを送信する検出されたセクタとして与えるための手段と、
    を備える、請求項39に記載の装置。
  43. 前記リソースを識別するための前記手段は、
    前記パイロットの送信が検出されたリソースの第1のセットを識別するための手段と、
    前記パイロットの送信が検出されたリソースの第2のセットを識別するための手段と、
    を備え、
    前記第1の情報を復元するための前記手段は、
    前記パイロットの前記送信が検出されたリソースの前記第1のセットに基づいて前記第1の情報の第1の部分を決定するための手段と、
    前記パイロットの前記送信が検出されたリソースの前記第2のセットに基づいて前記第1の情報の第2の部分を決定するための手段と、
    を備える、請求項39に記載の装置。
  44. ワイヤレス通信のための装置であって、
    パイロットを送信するために利用可能なリソース中での前記パイロットの送信を検出することと、前記パイロットの送信が検出されたリソースを識別することと、絶対時間についての第2の情報と、前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースについての第3の情報と、に基づいて、前記パイロットを介して搬送された第1の情報を復元することと、を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ、
    を備える装置。
  45. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記パイロットの前記送信が検出されたスロットを識別することと、前記パイロットの前記送信が検出された前記スロットに基づいて前記第1の情報を復元することと、を行うように構成される、請求項44に記載の装置。
  46. 前記第1の情報は、セクタ識別情報(ID)を備え、前記パイロットの送信は、各パイロットサイクルにおいてセクタによって送信され、前記第2の情報は、パイロットサイクルインデックスを備える、請求項44に記載の装置。
  47. 前記少なくとも1つのプロセッサは、潜在的に前記パイロットを送信する候補セクタのリストを決定することと、各候補セクタのセクタ識別情報(ID)に基づいて、前記候補セクタによって前記パイロットを送信するために使用されるリソースを決定することと、前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースと一致しないリソースを使用する候補セクタを除去することと、前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースと一致するリソースを使用する候補セクタを、前記パイロットを送信する検出されたセクタとして与えることと、を行うように構成される、請求項44に記載の装置。
  48. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記パイロットの送信が検出されたリソースの第1のセットを識別することと、前記パイロットの送信が検出されたリソースの第2のセットを識別することと、前記パイロットの前記送信が検出されたリソースの前記第1のセットに基づいて前記第1の情報の第1の部分を決定することと、前記パイロットの前記送信が検出されたリソースの前記第2のセットに基づいて前記第1の情報の第2の部分を決定することと、を行うように構成される、請求項44に記載の装置。
  49. パイロットを送信するために利用可能なリソース中での前記パイロットの送信を検出することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記パイロットの送信が検出されたリソースを識別することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    絶対時間についての第2の情報と、前記パイロットの前記送信が検出された前記リソースについての第3の情報と、に基づいて、前記パイロットを介して搬送された第1の情報を復元することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体、
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  50. ワイヤレス通信ネットワークにおいて情報を受信する方法であって、
    パイロットを送信するために利用可能なスロット中での前記パイロットの送信を検出することと、
    前記パイロットの送信が検出されたスロットを識別することと、
    前記パイロットの各検出された送信の擬似乱数(PN)オフセットを決定することと、
    前記パイロットの少なくとも1つの送信が検出されたPNオフセットごとに、前記PNオフセットと、前記パイロットの送信が検出された前記スロットと、前記スロットをカバーするパイロットサイクルのインデックスと、に基づいて、前記パイロットの前記送信を送信する各セクタのセクタ識別情報(ID)を復元することと、
    を備える方法。
  51. 前記セクタIDを前記復元することは、
    前記PNオフセットと、前記パイロットの前記送信が検出されたスロットの第1のセットと、スロットの前記第1のセットをカバーするパイロットサイクルの第1のセットのインデックスと、に基づいて、前記セクタIDの第1の部分を復元することと、
    前記PNオフセットと、前記パイロットの前記送信が検出されたスロットの第2のセットと、スロットの前記第2のセットをカバーするパイロットサイクルの第2のセットのインデックスと、に基づいて、前記セクタIDの第2の部分を復元することと、
    を備える、請求項50に記載の方法。
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