JP2000308124A - 制御チャネル配置方法 - Google Patents

制御チャネル配置方法

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JP2000308124A
JP2000308124A JP11118010A JP11801099A JP2000308124A JP 2000308124 A JP2000308124 A JP 2000308124A JP 11118010 A JP11118010 A JP 11118010A JP 11801099 A JP11801099 A JP 11801099A JP 2000308124 A JP2000308124 A JP 2000308124A
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control channel
time slot
tdma
reception level
frame
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JP11118010A
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Hiroko Mikuni
裕子 三国
Takashi Kawabata
孝史 川端
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/10Dynamic resource partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures

Abstract

(57)【要約】 【課題】 TMDA−TDD方式を採用しかつセクタセ
ル構成の基地局が、同一周波数による干渉を回避するよ
うに制御チャネルを適切なタイムスロットに配置する制
御チャネル配置方法を提供すること。 【解決手段】 第1のセクタセルを測定対象として設定
し(S101)、基地局内のセクタセル数分のTDMA
−TDDフレームの各タイムスロットに対して受信レベ
ルを測定する(S102)。これらの処理を各セクタセ
ル毎におこなう(S103、S105)。そして、特定
のセクタセルの受信レベル測定結果にそれと対向するセ
クタセルの受信レベル測定結果を加味して制御チャネル
配置可能なタイムスロットを各セクタセル毎に抽出し
(S106〜S108)、制御チャネル配置可能なタイ
ムスロットに各セクタセルの制御チャネルが一致するよ
うにTDMA−TDDフレームを割当てる(S10
9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車電話や携
帯電話等の無線端末局を用いた無線通信システムにおい
て、その端末局と基地局との無線通信を確立するための
制御チャネルをTDMA−TDDフレーム中の最適なタ
イムスロットに配置する制御チャネル配置方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車電話や携帯電話のような移動通信
サービスを提供するためのゾーン構成技術として、複数
の基地局を設置し、各基地局を中心として複数の小さな
無線ゾーン(以下、セルと称する)を隙間無く組み合わ
せて構成されるセルラー方式が採用されている。
【0003】このセルラー方式は、同一チャネルを互い
に干渉妨害が発生しないゾーン間で繰り返し利用するこ
とにより、広い通信サービスエリアを提供する方式であ
る。ここで、基地局のアンテナが水平面内無指向性であ
るとき、地形・地物の影響を無視したとならば各基地局
のカバーするエリアの形状は円形となる。これら円形の
エリアをカバーするセルは特にオムニセルと呼ばれ、隣
接するオムニセルのオーバーラップ部分においてチャネ
ルの切り替えがおこなわれる。
【0004】このオムニセル構成のゾーンに対して、基
地局のアンテナとして指向性アンテナを使用し、各アン
テナのビーム幅が円形のカバーエリアを複数の同じ大き
さの扇形のセル(以下、セクタセルと称する)に分割す
るように設定されたセクタセル構成のゾーンが知られて
いる。
【0005】セクタセル構成のゾーンでは、指向性アン
テナを用いているため、アンテナ指向方向以外の方向か
ら到来する干渉波の影響を除去することが可能となり、
かつ逆にアンテナ指向方向以外の同一チャネルの基地局
に対して干渉電波を放射することがなくなる。これによ
り同一チャネルを割り当てる基地局間隔を近づけて空間
的なチャネル利用効率を向上させることができ、無指向
性アンテナを用いたオムニセルに比べ、全体としてチャ
ネルの利用効率が向上する。
【0006】このような理由から、自動車電話や携帯電
話等の移動通信をおこなう無線通信システムにおいて
は、利用者の増加に応じて、セル半径の小さなオムニセ
ルを用いたゾーン構成の採用から、セクタセルを用いた
ゾーン構成の採用へと変遷している。
【0007】一方、自動車電話や携帯電話において採用
されているディジタル無線アクセス方式のうち代表的な
ものとして、時分割多元接続(TDMA:Time Divisio
n Multiple Access)方式が知られている。TDMA方
式とは、所定の周波数帯域幅を持った信号を時間軸で分
割し、その分割した時間帯を一つのチャネルとして各ユ
ーザに周期的に割り当てて通信をおこなう方式である。
このTDMA方式により、各ユーザは所定の帯域幅を持
った同一の周波数で、短い周期ごとに割り当てられてく
る時間帯(タイムスロット)において通信をおこなうこ
とができる。
【0008】このTDMA方式の特徴を挙げると、以下
のようになる。第1に、1台の送受信機で複数のユーザ
が同時に通信でき、基地局を小型かつ低コストにより実
現することができる。第2に、通信時間は割り当てられ
たタイムスロットの時間のみでよいので空き時間が生
じ、このとき周辺の電波の状況が監視できる。第3に、
通信中における動作時間が間欠的であるので端末局にお
ける消費電力を低減することができる。
【0009】さらに、無線アクセス方式としてTDMA
方式を採用する場合、端末局と基地局間の送受信におい
ていずれも同一の周波数を用いて時分割でその送受信を
おこなう時分割複信(TDD:Time Division Duplex)
方式を併用することができる。TDD方式では、電波伝
搬の特性が「上り」(端末局から基地局)と「下り」
(基地局から端末局)で同一となるため、基地局側での
み電波伝搬の変動対策をおこなうことができる。
【0010】このTDMA−TDD方式を採用した送受
信のフレーム構成として、たとえば、一つのフレーム
を、上りと下りの二つのタイムスロットからなる対を4
つ配置して構成する。この場合、最初の一つの対が制御
チャネルとして使用され、残りの三つの対が通知チャネ
ルとして使用される。よって、この例では1基地局に対
して同時に通信可能な端末局の数は三つとなる。
【0011】ここで、制御チャネルは、基地局から端末
局方向の「下り制御チャネル」と端末局から基地局方向
の「上り制御チャネル」とに分けることができる。下り
制御チャネルは、所属基地局IDや周辺基地局の制御チ
ャネル周波数などの基地局固有の情報などを端末局に通
知するための報知チャネル(BCCH:Broad Cast CHa
nnel)や着信情報を送出するための一斉呼出しチャネル
(PCH:Paging CHannel)などから構成される。
【0012】また、上り制御チャネルは、発信受付や無
線チャネル指定などをおこなうためのランダムアクセス
形の共通双方向制御チャネル(SCCH:Signal Contr
ol CHannel)などから構成される。図11は、従来のT
DMA−TDD方式におけるフレーム構成を示す説明図
である。図11において、使用タイムスロットは、上記
した例に従って、上りと下りからなる4つの対のタイム
スロットを一つのTDMA−TDDフレームとしてい
る。
【0013】特に、この例において上り制御チャネル
は、20フレームを一つの新たなフレームとするマルチ
フレーム構成で、下り制御チャネルは、12のマルチフ
レームを新たなフレームとするスーパーフレーム構成で
ある。
【0014】以上に説明したTDMA−TDD方式は、
携帯電話や自動車電話における無線アクセス方式として
適用されており、このTDMA−TDD方式を採用した
無線通信システムにおいて、より高品質な通信を実現す
るべく種々の制御チャネル設定方法が提案されている。
【0015】たとえば、特開平7−245780号公報
に開示の「制御チャネル設定方法」によれば、自局の下
り制御チャネルの干渉を低減させるために、親局(基地
局)が制御信号(制御チャネル)用周波数の全チャネル
の受信レベルを測定し、TDMA−TDD方式において
対をなす下り制御チャネルと上り制御チャネルの組合わ
せのうち、周辺基地局の下り制御チャネルと上り制御チ
ャネルとが重ならないように、各チャネルの受信レベル
から使用可能な組み合わせを選択して制御チャネルとし
て設定することを特徴としている。
【0016】また、チャネル割当方法には、ゾーン相互
間の干渉を考慮して各セルの使用するチャネルをあらか
じめ固定的に割り当てる固定チャネル割当法と、チャネ
ルの割当を各セルの呼の要求に応じて時間的に変化させ
るダイナミックチャネル割当法とがある。
【0017】特に、ダイナミックチャネル割当法は、基
地局が通信ごとに使用可能な全チャネルの中から特定の
チャネルを選択し、選択したチャネルについてキャリア
対干渉波電力(CI:Carrier to Interference)比を
測定することでキャリアと干渉波の受信レベルを検出し
てそのチャネルが割当て可能かどうかを判断する。
【0018】このダイナミックチャネル割当法は、呼量
の時間的な変動に対して柔軟にチャネル割当てに対応で
きるために、固定チャネル割当て法に比べて周波数の利
用効率が良い。よって、無線通信システムにおいて、ダ
イナミックチャネル割当法と上述したセクタセルのゾー
ン構成を組み合わせることで、周波数の利用効率の大幅
な向上が図られている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開平7−245780号公報に開示の「制御チャネ
ル設定方法」は、オムニセルのゾーン構成において、端
末局と複数の基地局との間の制御チャネルの干渉を低減
させるためのものであり、セクタセル構成の基地局に対
して各セクタに割り当てられた制御チャネルの干渉を低
減させることはできない。
【0020】また、上記したダイナミックチャネル割当
法を用いる場合には、割当て候補のチャネルのCI比が
所定の閾値以上であればそのチャネルを割り当てるが、
その割当てにより、周囲で同一チャネルを用いて通信を
おこなっている端末局または基地局に対して干渉妨害を
及ぼす可能性がある。さらに、セクタセル構成の基地局
においては、チャネルの割当てタイミングの違いによ
り、各セクタが受ける干渉量が異なってくるので、高品
質な通信状態を定常的に得ることができなかった。
【0021】特に、正六角形セル内で指向性が60°の
指向性アンテナを用いた場合のセクタセル構成、すなわ
ち6つのセクタセルを有する基地局においては、セクタ
セルが互いに対向しているため、1のセクタセルにより
端末局に対して送信される電波方向と、それに対向した
位置にあるセクタセルが端末局から受信する電波方向と
が一致する場合が生じ、これにより互いに干渉を及ぼす
ことがあった。
【0022】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、TMDA−TDD方式を採用し
た無線通信システムにおいて、セクタセル構成の基地局
が、同一周波数による干渉を回避するように制御チャネ
ルを適切なタイムスロットに配置することにより高品質
な無線チャネルを設定する制御チャネル配置方法を得る
ことを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、この発明にかかる制御チャネル
配置方法にあっては、複数のセクタセルそれぞれの配置
角度に応じた指向性アンテナを有する基地局と複数の端
末局とがTDMA−TDD方式で通信をおこなう無線通
信システムで、前記基地局が前記セクタセル毎に前記端
末局との通信を確立するための上りおよび下りの制御チ
ャネルをTDMA−TDDフレーム内の所定のタイムス
ロット位置に配置する制御チャネル配置方法において、
前記基地局のセクタセル数分のTDMA−TDDフレー
ムに亘る各タイムスロットの受信レベルを前記セクタセ
ル毎に測定する受信レベル測定工程と、前記セクタセル
のうち第1のセクタセルに対して測定された前記受信レ
ベル測定工程による受信レベル測定結果と、前記第1の
セクタセルと対向位置にある第2のセクタセルに対して
測定された前記受信レベル測定工程による受信レベル測
定結果と、を用いて、前記セクタセル数分のTDMA−
TDDフレームに亘るタイムスロットのうち前記制御チ
ャネルを配置することが可能なタイムスロットを抽出す
るタイムスロット抽出工程と、前記TDMA−TDDフ
レーム内のタイムスロットのうち前記制御チャネルを配
置する所定のタイムスロット位置と前記タイムスロット
抽出工程によって抽出されたタイムスロットとが一致す
るように前記TDMA−TDDフレームを前記セクタセ
ル毎に割り当てるフレーム割当て工程と、を含んだこと
を特徴とする。
【0024】この発明によれば、無線アクセス方式とし
てTDMA−TDD方式を採用し、ゾーン構成としてセ
クタセルを採用した無線通信システムにおいて、複数の
セクタセルを有する基地局が各セクタセル毎に上り制御
チャネルおよび下り制御チャネルの双方をTDMA−T
DDフレーム内の所定のタイムスロット位置に配置して
送信する際に、受信レベル測定工程によって基地局のセ
クタセル数分のTDMA−TDDフレームに亘って各タ
イムスロットの受信レベルを各セクタセル毎に測定し、
タイムスロット抽出工程によって、同一基地局内のすべ
てのセクタセルのうち第1のセクタセルに対して測定さ
れた受信レベル測定結果と第1のセクタセルと対向位置
にある第2のセクタセルに対して測定された受信レベル
測定結果とを用いて、セクタセル数分のTDMA−TD
Dフレームに亘るタイムスロットのうち制御チャネルを
配置することが可能なタイムスロットを抽出し、フレー
ム割当て工程によって、タイムスロット抽出工程により
抽出されたタイムスロットとTDMA−TDDフレーム
内のタイムスロットのうち制御チャネルを配置する所定
のタイムスロット位置とが一致するようにTDMA−T
DDフレームを各セクタセル毎に割り当てているので、
上り制御チャネルおよび下り制御チャネルの双方を同時
に最適なタイムスロット位置に配置できる。
【0025】つぎの発明にかかる制御チャネル配置方法
にあっては、複数のセクタセルそれぞれの配置角度に応
じた指向性アンテナを有する基地局と複数の端末局とが
TDMA−TDD方式で通信をおこなう無線通信システ
ムで、前記基地局が前記セクタセル毎に前記端末局との
通信を確立するための上りおよび下りの制御チャネルを
TDMA−TDDフレーム内の所定のタイムスロット位
置に配置する制御チャネル配置方法において、前記基地
局のセクタセル数分のTDMA−TDDフレームに亘る
各タイムスロットの受信レベルを前記セクタセル毎に測
定する第1の受信レベル測定工程と、前記セクタセルの
うち第1のセクタセルに対して測定された前記受信レベ
ル測定工程による受信レベル測定結果と、前記第1のセ
クタセルと対向位置にある第2のセクタセルに対して測
定された前記受信レベル測定工程による受信レベル測定
結果と、を用いて、前記セクタセル数分のTDMA−T
DDフレームに亘るタイムスロットのうち前記制御チャ
ネルを配置することが可能なタイムスロットを抽出する
タイムスロット抽出工程と、前記TDMA−TDDフレ
ーム内のタイムスロットのうち前記制御チャネルを配置
する所定のタイムスロット位置と前記タイムスロット抽
出工程によって抽出されたタイムスロットとが一致する
ように前記TDMA−TDDフレームを前記セクタセル
毎に割り当てるフレーム割当て工程と、前記フレーム割
当て工程によって前記制御チャネルが配置されたタイム
スロットの受信レベルを前記セクタセル毎に定期的に測
定する第2の受信レベル測定工程と、前記第2の受信レ
ベル測定工程によって測定された前記受信レベルが所定
の閾値以上を示す場合に、前記フレーム割当て工程を実
行するフレーム再割当て工程と、を含んだことを特徴と
する。
【0026】この発明によれば、無線アクセス方式とし
てTDMA−TDD方式を採用し、ゾーン構成としてセ
クタセルを採用した無線通信システムにおいて、複数の
セクタセルを有する基地局が各セクタセル毎に上り制御
チャネルおよび下り制御チャネルの双方をTDMA−T
DDフレーム内の所定のタイムスロット位置に配置して
送信する際に、第1の受信レベル測定工程によって、基
地局のセクタセル数分のTDMA−TDDフレームに亘
って各タイムスロットの受信レベルを各セクタセル毎に
測定し、タイムスロット抽出工程によって、同一基地局
内のすべてのセクタセルのうち第1のセクタセルに対し
て測定された受信レベル測定結果と第1のセクタセルと
対向位置にある第2のセクタセルに対して測定された受
信レベル測定結果とを用いてセクタセル数分のTDMA
−TDDフレームに亘るタイムスロットのうち制御チャ
ネルを配置することが可能なタイムスロットを抽出し、
フレーム割当て工程によって、タイムスロット抽出工程
により抽出されたタイムスロットとTDMA−TDDフ
レーム内のタイムスロットのうち制御チャネルを配置す
る所定のタイムスロット位置とが一致するようにTDM
A−TDDフレームを各セクタセル毎に割り当てた結果
として通信が確立している状態で、第2の受信レベル測
定工程が、制御チャネルの配置されたタイムスロットの
受信レベルをセクタセル毎に定期的に測定し、フレーム
再割当て工程が、その受信レベル測定結果が所定の閾値
以上を示す場合に、フレームの割当て工程を再度実行す
るので、通信確立中において生じた干渉妨害による通信
品質の低下を回避することができる。
【0027】つぎの発明にかかる制御チャネル配置方法
にあっては、上記の制御チャネル配置方法において、前
記フレーム再割当て工程において実行される前記フレー
ム割当て工程は、前記TDMA−TDDフレームを前ま
たは後の一つのタイムスロット分だけずれた位置に割り
当てることを特徴とする。
【0028】この発明によれば、フレーム再割当て工程
において実行される前記フレーム割当て工程が、TDM
A−TDDフレームを前または後の一つのタイムスロッ
ト分だけずれた位置に割当てるので、TDMA−TDD
フレームの再割当てを前または後に一つのタイムスロッ
ト分だけずらしてその都度通信の確立を試みることによ
り、制御チャネルを配置可能なタイムスロットを検索す
るための演算処理を省略することができるとともに、通
信確立が外れた時間を最小限に抑えることが可能とな
る。
【0029】つぎの発明にかかる制御チャネル配置方法
にあっては、上記の制御チャネル配置方法において、前
記第2の受信レベル測定工程は、前記受信レベルにより
キャリア対干渉波電力比を測定し、前記フレーム再割当
て工程は、前記第2の受信レベル測定工程によって測定
されたキャリア対干渉波電力比が所定の閾値以上を示す
場合に、前記フレーム割当て工程を実行することを特徴
とする。
【0030】この発明によれば、第2の受信レベル測定
工程において測定される受信レベルからキャリア対干渉
波電力比を取得し、フレーム再割当て工程が、そのキャ
リア対干渉波電力比に応じてフレーム割当て工程を実行
することができるので、制御チャネルが干渉妨害を受け
ているか否かの判定を正確におこなうことができる。
【0031】つぎの発明にかかる制御チャネル配置方法
にあっては、上記の制御チャネル配置方法において、前
記第2の受信レベル測定工程は、測定対象となるタイム
スロットを閉塞した状態で、前記受信レベルによりキャ
リア対干渉波電力比を測定し、前記フレーム再割当て工
程は、前記第2の受信レベル測定工程によって測定され
たキャリア対干渉波電力比が所定の閾値以上を示す場合
に、前記フレーム割当て工程することを特徴とする。
【0032】この発明によれば、第2の受信レベル測定
工程において測定対象となるタイムスロットを閉塞した
状態で測定される受信レベルからキャリア対干渉波電力
比を取得し、フレーム再割当て工程が、そのキャリア対
干渉波電力比に応じてフレーム割当て工程を実行するこ
とができるので、制御チャネルにおける受信レベルの変
動が干渉のみを原因とするものであるかを正確に判断す
ることができる。
【0033】つぎの発明にかかる制御チャネル配置方法
にあっては、上記の制御チャネル配置方法において、前
記フレーム再割当て工程は、前記第2の受信レベル測定
工程によって測定されたキャリア対干渉波電力比が所定
の閾値以上を示す状態が所定時間持続する場合に測定対
象となるタイムスロットが干渉妨害を受けているものと
判定して、前記フレーム割当て工程を実行することを特
徴とする。
【0034】この発明によれば、フレーム再割当て工程
が、測定されたキャリア対干渉波電力比が所定の閾値以
上を示す状態が所定時間持続する場合に測定対象となる
タイムスロットが干渉妨害を受けているものと判定し
て、フレーム割当て工程を実行することができるので、
受信レベルの変動が、上り制御チャネルの衝突によるも
のか干渉妨害によるものかを正確に判断することができ
る。
【0035】つぎの発明にかかる制御チャネル配置方法
にあっては、上記の制御チャネル配置方法において、前
記第2の受信レベル測定工程は、受信レベルとして上り
の制御チャネルの誤り検出率を測定し、前記フレーム再
割当て工程は、前記第2の受信レベル測定工程によって
測定された誤り検出率が所定の閾値以上を示す場合に、
前記フレーム割当て工程することを特徴とする。
【0036】この発明によれば、第2の受信レベル測定
工程において上りの制御チャネルの誤り検出率を測定
し、フレーム再割当て工程が、その誤り検出率に応じて
フレーム割当て工程を実行することができるので、制御
チャネルのタイムスロットを使用することが困難または
不可能となったかの判定をおこなうことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る制御チャ
ネル配置方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定され
るものではない。
【0038】実施の形態1.図1は、実施の形態1に係
る制御チャネル配置方法が適用される基地局のセクタセ
ル構成を示す説明図である。図1において、基地局10
は、その基地局10を中心とした円形ゾーンを6つの同
じ大きさである扇形のセクタセルC1〜C6に分割され
るように、各セクタセル内で60°の指向性を有する指
向性アンテナa1〜a6を備えている。ここで、各セク
タセルには同一の周波数が割当てられているものとす
る。
【0039】また、基地局10によって提供される無線
通信システムにおいて採用される無線アクセス方式は、
上述したTDMA−TDD方式とする。これらTDMA
−TDD方式および上記したセクタセル構成を組み合わ
せることで、有限な周波数の効率良い利用が図られる。
【0040】よって、図1に示すように、セクタセルC
1のカバーエリア内に端末局TA1が位置する場合、基
地局10は、指向性アンテナa1を用いて端末局TA1
との通信をおこなうことができる。さらに、TDMA−
TDD方式を採用しているため、セクタセルC1のカバ
ーエリア内に複数の端末局が位置している場合でも、T
DMA−TDDフレーム内において許されるタイムスロ
ット数だけの同時通信が可能となる。
【0041】つぎに、実施の形態1に係る制御チャネル
配置方法による処理の流れについて説明する。図2は、
実施の形態1に係る制御チャネル配置方法による処理の
流れを示すフローチャートである。図2において、ま
ず、基地局10は、立ち上げ時等の通信確立(同期確
立)可能な初期状態において、6つのセクタセルC1〜
C6のうちの一つを選択する。ここでは、まずセクタセ
ルC1を後述する受信レベルの測定対象として設定する
(ステップS101)。
【0042】また、ここで各セクタセルとそのセクタセ
ルに対向した位置にあるセクタセルとを対応関係を定め
ておく。図3は、各セクタセルと対向セクタセルとの対
応関係を示す説明図である。図1に示すように、セクタ
セルはそれぞれ、六角形を構成する6つの正三角形の一
つとして割当てられているため、基地局10を中心とし
て対称となる位置にそれぞれ互いに対向したセクタセル
が配置されている。よって、図3に示すように、セクタ
セルC1とC4、セクタセルC2とC5、セクタセルC
3とC6がそれぞれ互いに対向関係にある。
【0043】ステップS101の処理後は、全セクタセ
ル数分のTDMA−TDDフレーム内の各タイムスロッ
トに対して受信レベルの測定をおこなう(ステップS1
02)。図4は、TDMA−TDDフレームの構成例を
示す説明図である。図4に示すTDMA−TDDフレー
ムは5つのタイムスロットにより構成されており、この
場合、ステップS102の処理では、セクタセル数分の
TMDA−TDDフレーム内のタイムスロット数は、6
(全セクタセル数)×5(タイムスロット/1TDMA
−TDDフレーム)、すなわち30個となる。
【0044】このように、ステップS101において最
初に設定されたセクタセルC1、すなわち図1に示す指
向性アンテナa1によって受信された電波のレベルを、
30個の連続したタイムスロットのそれぞれについて測
定し、その測定結果を記憶しておく。この各タイムスロ
ットにおける受信レベルの変動は、主に基地局10の周
辺に配置された他の基地局のセクタセルからの干渉波の
到来に起因する。
【0045】ここで、受信レベルの測定によって上述し
たCI比を演算することができる。この場合、測定され
たCI比が所定の閾値以上となるタイムスロットを、干
渉妨害を受けているタイムスロットとみなすことがで
き、図4に示すようにこのタイムスロットを、制御チャ
ネルを配置するのに不適当なタイムスロット(受信レベ
ルの高いスロット)として登録する。
【0046】図4においては、セクタセルC1につい
て、6つのTDMA−TDDフレーム分のタイムスロッ
トのうち、タイムスロットT1、T8、T11、T21、T28
がそれぞれ×マークで表されており、この部分は制御チ
ャネルを配置するのに適当ではないことを示している。
【0047】つづいて、ステップS102の処理がすべ
てのセクタセルに対しておこなわれたか否かを判定する
(ステップS103)。ステップS103において、ス
テップS102の処理がすべてのセクタセルに対してお
こなわれていない場合は、つぎに選択すべきセクタセル
を測定対象として設定する(ステップS105)。ここ
では、セクタセルC1,C2,C3,C4,C5,C6
の順に設定されていくものとする。よって、上記したセ
クタセルC1に対するステップS102の処理後は、セ
クタセルC2に対するステップS102の処理をおこな
うことになる。
【0048】ステップS103において、ステップS1
02の処理がすべてのセクタセルに対しておこなわれた
と判定された場合、すなわち、すべてのセクタセルにつ
いて図4に示すような測定結果が得られた場合は、後述
するタイムスロット抽出処理において処理対象となるセ
クタセルをステップS101と同様に設定する(ステッ
プS104)。よって、まずセクタセルC1が処理対象
として設定される。
【0049】そして、ステップS104において設定さ
れたセクタセルに対応する受信レベル測定結果に対し
て、図3に示す対応関係に従った対向セクタセルに対応
する受信レベル測定結果を加え、新たに制御チャネルを
配置するのに不適当なタイムスロットの登録をおこな
う。
【0050】図5は、特定のセクタセルとそれに対向す
るセクタセルとの双方においてそれぞれ受信レベルの高
いタイムスロットを各セクタセル毎に登録した結果を示
す説明図である。図5において、たとえば、セクタセル
C1についての登録結果は、セクタセルC1自身のタイ
ムスロットにおいて高い受信レベルを示す位置が×マー
クとして登録されるのに加えて(図4のセクタセルC1
参照)、セクタセルC1と対向位置にあるセクタセルC
4自身のタイムスロットにおいて高い受信レベルを示す
位置T6、T27が△マークとして登録されている。
【0051】このように、同一基地局内において対向位
置にあるセクタセルでの受信レベル測定結果を加味する
理由について以下に説明する。たとえば、図1に示すよ
うに、セクタセルC4の方向に干渉局U4が位置し、か
つセクタセルC1のカバーするエリア内に端末局TA1
が位置している状態において、基地局10が干渉局U4
から指向性アンテナa4を介して信号を受信している場
合に、基地局10が指向性アンテナa1を介して端末局
TA1に向けて信号を送信すると、セクタセルC1とC
4は互いに対向した位置にあるため、信号の通信方向が
概ね一致してしまいTA1が基地局10のみならず、干
渉局U4の電波を受けてしまう可能性が高くなる。
【0052】よって、図5に示すセクタセルC1のタイ
ムスロット時系列において、×マークの登録されたタイ
ムスロットは、自局であるセクタセルC1の受信レベル
が高いために受信不可タイムスロットとみなすことがで
き、△マークの登録されたタイムスロットは、対向に位
置するセクタセルC4の受信レベルが高いためにセクタ
セルC1にとって送信不可タイムスロットとみなすこと
ができる。
【0053】特に、図5において×マークおよび△マー
クの示されたタイムスロットに、通信の同期確立をおこ
なうための上り制御チャネルおよび下り制御チャネルを
配置することは適当ではなく、高品質な通信を妨げるこ
とになる。
【0054】そこで、自局のセクタセルと対向位置にあ
るセクタセルにおいてそれぞれ受信レベルの高いタイム
スロットを除外したタイムスロット、すなわち制御チャ
ネルを配置するのに適当なタイムスロットの抽出をおこ
なう(ステップS106)。
【0055】つづいて、ステップS106の処理がすべ
てのセクタセルに対しておこなわれたか否かを判定する
(ステップS107)。ステップS107において、ス
テップS106の処理がすべてのセクタセルに対してお
こなわれていない場合は、つぎに選択すべきセクタセル
を処理対象として設定する(ステップS108)。ここ
では、ステップS105の処理と同様なセクタセルの順
に設定されていくものとする。
【0056】ステップS107において、ステップS1
06の処理がすべてのセクタセルに対しておこなわれた
と判定された場合、すなわち、すべてのセクタセルにつ
いて図5に示すような登録結果が得られた場合は、その
登録結果に基づいて、各セクタセル毎にTDMA−TD
Dフレームを最適なタイムスロットに割当てる(ステッ
プS109)。
【0057】図6は、ステップS109におけるTDM
A−TDDフレームの割当てを説明するための説明図で
ある。図6に示すTDMA−TDDフレーム構成では、
5タイムスロットから構成されるTDMA−TDDフレ
ームにおいて、第1番目のタイムスロットに下り制御チ
ャネルB(Broad cast)を配置し、第2番目のタイムス
ロットに上り制御チャネルR(Randam)を配置するもの
とする。そして、残りの三つのタイムスロットは通信チ
ャネルとして用いられ、この例では同時に三つの端末局
との通信が可能となる。
【0058】さらに、本発明に係る制御チャネル方法で
は、図2のステップS106において抽出された、制御
チャネル配置可能なタイムスロットを参照することで、
最適なTDMA−TDDフレームの割当てをおこなうこ
とができる。
【0059】具体的には、図6に示すように、下り制御
チャネルBおよび上り制御チャネルRが、制御チャネル
配置不可のタイムスロットを示す×マークおよび△マー
クを避けた位置に配置されるように、TDMA−TDD
フレームを割当てる。この場合、セクタセルC1のTD
MA−TDDフレームを割当てた結果、他のセクタセル
C2〜C6のそれぞれのTDMA−TDDフレームおけ
る下り制御チャネルBおよび上り制御チャネルRの配置
位置が×マークまたは△マークと重ならないように、最
適なTDMA−TDDフレームの割当て位置を選択する
必要がある。
【0060】また、上述したように、図5または図6に
おいて示される×マークは受信不可タイムスロットとみ
なすことができるため、上り制御チャネルRがこの×マ
ークのタイムスロットからできるだけ遠ざけて配置され
ることが好ましく、一方、△マークは送信不可タイムス
ロットとみなすことができるため、下り制御チャネルB
がこの△マークのタイムスロットからできるだけ遠ざけ
て配置されることが好ましい。
【0061】以上を考慮して、図6においては、セクタ
セルC1の制御チャネルが送信されるTDMA−TDD
フレーム21をタイムスロットT2から割当て、セクタ
セルC2の制御チャネルが送信されるTDMA−TDD
フレーム22をタイムスロットT7から割当てている。
同様に、セクタセルC3、C4、C5およびC6につい
てもそれぞれ、TDMA−TDDフレーム23をタイム
スロットT12から、TDMA−TDDフレーム24をタ
イムスロットT17から、TDMA−TDDフレーム25
をタイムスロットT22から、TDMA−TDDフレーム
26をタイムスロットT27から割当てている。
【0062】なお、図6においては、理解を容易にする
ため、制御チャネルの送信周期分、すなわち6つのTD
MA−TDDフレーム分のタイムスロットT1〜T30
みを示しており、特にセクタセルC6についてTDMA
−TDDフレーム26内の最後尾のタイムスロットはタ
イムスロットT1として示しているが、実際にはタイム
スロットT30に時系列的に連続するタイムスロットとな
る。よって、ここでは符号T1〜T30は、単に図示され
たタイムスロットを特定して説明するために用いられる
にすぎない。また、各図中において制御チャネルが配置
されているTDMA−TDDフレームのみを太枠で示し
ているが、実際には同サイズのTDMA−TDDフレー
ムがこれに連続している。以降の説明においても同様で
ある。
【0063】以上の実施の形態1の説明においては、下
り制御チャネルBおよび上り制御チャネルRがともに同
一のTDMA−TDDフレーム内に配置されるものとし
たが、これら異なったTDMA−TDDフレームにそれ
ぞれ配置する場合にも、本発明を適用することができ
る。
【0064】図7は、この場合におけるTDMA−TD
Dフレームの割当ての他の例を説明するための説明図で
ある。図7においては、制御チャネルの送信周期である
6つのTDMA−TDDフレームのうち、第1番目のT
DMA−TDDフレームに上り制御チャネルRが配置さ
れ、第2番目のTDMA−TDDフレームに下り制御チ
ャネルRが配置されている。
【0065】特に、図7では、上り制御チャネルRをT
DMA−TDDフレーム内の第3番目のタイムスロット
に配置し、下り制御チャネルBをTDMA−TDDフレ
ーム内の第1番目のタイムスロットに配置している。そ
して、このように制御チャネルが配置された二つのTD
MA−TDDフレームについても上述したフレーム割当
て処理と同様に、上り制御チャネルRおよび下り制御チ
ャネルBが、制御チャネル配置不可のタイムスロットを
示す×マークおよび△マークを避けた位置に配置される
ようにそれぞれ割当てられる。
【0066】図7においては、セクタセルC1の上り制
御チャネルRが送信されるTDMA−TDDフレームを
タイムスロットT2から割当て、下り制御チャネルBが
送信されるTDMA−TDDフレームをタイムスロット
7から割当てている。そして、セクタセルC1の上り
制御チャネルRが送信されるTDMA−TDDフレーム
からTDMA−TDDフレームが一つ分ずれたタイムス
ロットT7から、セクタセルC2の上り制御チャネルR
が送信されるTDMA−TDDフレームが割当てられ、
これにつづいてセクタセルC2の下り制御チャネルBが
送信されるTDMA−TDDフレームが割当てられる。
以下、セクタセルC2〜C6についても同様にして、T
DMA−TDDフレームが割当てられる。
【0067】以上に説明したとおり、実施の形態1に係
る制御チャネル配置方法によれば、複数のセクタセルを
有する基地局が各セクタセル毎に上り制御チャネルおよ
び下り制御チャネルの双方をTDMA−TDDフレーム
内の所定のタイムスロット位置に配置して送信する際
に、基地局のセクタセル数分のTDMA−TDDフレー
ムに亘って、各タイムスロットの受信レベルを各セクタ
セル毎に測定し、同一基地局内のすべてのセクタセルの
うち第1のセクタセルに対して測定された受信レベル測
定結果と第1のセクタセルと対向位置にある第2のセク
タセルに対して測定された受信レベル測定結果とを用い
て、セクタセル数分のTDMA−TDDフレームに亘る
タイムスロットのうち制御チャネルを配置することが可
能なタイムスロットを抽出し、抽出したタイムスロット
とTDMA−TDDフレーム内のタイムスロットのうち
制御チャネルを配置する所定のタイムスロット位置(上
述した例では、TDMA−TDDフレーム内の第1番目
および第2番目のタイムスロット)とが一致するように
TDMA−TDDフレームを各セクタセル毎に割り当て
ているので、上り制御チャネルと下り制御チャネルを同
時に最適なタイムスロット位置に配置できる。これによ
り、無線通信システムにおいて高品質かつ安定した無線
チャネルの通信確立をおこなうことが可能となる。
【0068】実施の形態2.つぎに、実施の形態2に係
る制御チャネル配置方法について説明する。実施の形態
2に係る制御チャネル配置方法は、上述した実施の形態
1に係る制御チャネル配置方法によって制御チャネルの
配置がおこなわれ、無線通信を確立している状態におい
て、その制御チャネルの受信レベルを測定し、その測定
結果に基づいて上述したタイムスロットの抽出処理およ
びTDMA−TDDフレーム割当て処理を再度実行する
ことで、制御チャネルの再配置をおこなうものである。
【0069】基地局のセクタセル構成や無線アクセス方
式については、実施の形態1と同様であるため、ここで
はそれらの説明を省略し、実施の形態1に係る制御チャ
ネル配置方法による制御チャネルの配置によって無線通
信が確立された後の処理について説明する。
【0070】図8は、実施の形態2に係る制御チャネル
配置方法による処理の流れを示すフローチャートであ
る。図8において、まず、基地局10は、各セクタセル
に対して、図2のステップS106において制御チャネ
ル配置可能なタイムスロット(×マークおよび△マー
ク)を避けるように配置されている制御チャネルのタイ
ムスロットに対して受信レベルの測定をおこなう(ステ
ップS201)。
【0071】図9は、TDMA−TDDフレームの構成
例を示す説明図である。図9に示すTDMA−TDDフ
レームは、実施の形態1と同様に5つのタイムスロット
により構成され、6つのTDMA−TDDフレームを1
周期として先頭のTDMA−TDDフレーム内の第1番
目および第2番目のタイムスロットにそれぞれ下り制御
チャネルBおよび上り制御チャネルRが配置されて送受
信されている。
【0072】図9においては、この実施の形態に係る制
御チャネル配置方法が実行される前、すなわちTDMA
−TDDフレームが再割当てされる前の状態では、上記
した制御チャネルが配置されたTDMA−TDDフレー
ムは、タイムスロットT11から割当てられている。この
状態において、ステップS201の処理がおこなわれ
る。
【0073】そして、ステップS201の処理において
測定された受信レベルに基づいて、測定対象となったタ
イムスロットが干渉妨害を受けているか否かの判定がお
こなわれる(ステップS202)。なお、ステップS2
01の処理において、受信レベルの測定により上述した
CI比を演算することができ、この場合、ステップS2
02の判定は、測定されたCI比が所定の閾値以上とな
った場合に、その制御チャネルのタイムスロットを、干
渉妨害を受けているタイムスロットとみなす。
【0074】また、制御チャネルのタイムスロットから
一時的に制御チャネルを解放し、通信確立を閉ざした状
態、すなわち閉塞した状態において、上記したCI比の
測定をおこなうこともできる。これにより、受信レベル
の変動が干渉のみを原因とするものであるかを正確に判
断することができる。
【0075】さらに、CI比の測定では、上り制御チャ
ネルがランダムアクセス形のチャネルであるために衝突
が起こる可能性があり、この場合、特に受信レベルの変
動が衝突によるものか干渉妨害によるものか不明確にな
ってしまう。そこで、CI比が所定の閾値以上を示す状
態が所定時間持続する場合に、これを干渉妨害によるも
のと判定するようにしてもよい。
【0076】CI比以外にも基地局10が端末局から受
信した上り制御チャネルや通信チャネルの誤り検出率を
演算して、その結果、制御チャネルのタイムスロットが
干渉妨害を受けているか否かを判定することもできる。
【0077】ステップS202において干渉妨害を受け
ていると判定されない場合は、この処理を終了し、再
び、所定時間経過後にステップS201の処理をおこな
う。一方、ステップS202において干渉妨害を受けて
いると判定された場合は、図2のステップS109の処
理と同様に、制御チャネルを配置することができないタ
イムスロットを避けて、あらためてTDMA−TDDフ
レームの割当てをおこない、上り制御チャネルおよび下
り制御チャネルを設定する。すなわち、このステップS
109の処理により、TDMA−TDDフレームの再割
当てが達成される。
【0078】図9においては、上記したステップS20
2の処理により、上り制御チャネルRのタイムスロット
12が干渉妨害を受けていると判定された場合におい
て、制御チャネルが配置されたTDMA−TDDフレー
ムをタイムスロットT9から割当てられるようにTDM
A−TDDフレームの再割当てをおこなっている。
【0079】なお、このTDMA−TDDフレームの再
割当ては、新たに干渉妨害を受けているタイムスロット
(上記した例ではタイムスロットT12)と図2のステッ
プS106の処理におけるタイムスロット抽出結果とを
用いて、割当て位置を決定する。
【0080】また、新たに干渉妨害を受けているタイム
スロットを受信レベルの高いタイムスロットとして登録
するとともに図2のステップS106の処理のように、
あらためて全セクタセル数分のTDMA−TDDフレー
ムに亘る各タイムスロット(対向位置にあるセクタセル
のタイムスロットを含む)に対して受信レベルの測定を
おこない、制御チャネルを配置することが可能なタイム
スロットを抽出した後、この抽出結果を用いてTDMA
−TDDフレームの割当て位置を決定するようにしてよ
い。
【0081】以上の実施の形態2の説明においては、T
DMA−TDDフレームの再割当て位置を、全セクタセ
ル数分のTDMA−TDDフレームに亘る各タイムスロ
ット全体を参照して、制御チャネルを配置することが可
能なタイムスロットに制御チャネル配置位置を一致させ
るようにTDMA−TDDフレームの割当て位置を決定
するとしたが、制御チャネルが干渉を受けていると判定
された場合に、その制御チャネルが配置されているTD
MA−TDDフレームを前または後に一つのタイムスロ
ット分だけずらして一度通信の確立を試みるようにする
こともできる。
【0082】この場合、所定時間経過後にさらに図8の
ステップS201と同様に受信レベルの測定がおこなわ
れ、その測定結果に応じて上記した一つのタイムスロッ
ト分のTDMA−TDDフレームの配置移動が繰り返さ
れて、最終的に干渉を受けていないタイムスロットに制
御チャネルが配置される。
【0083】図10は、この場合におけるTDMA−T
DDフレームの割当ての例を説明するための説明図であ
る。図10においては、セクタセルC1に注目し、この
実施の形態に係る制御チャネル配置方法が実行される
前、すなわちTDMA−TDDフレームが再割当てされ
る前の状態で、タイムスロットT11から割当てられたT
DMA−TDDフレーム31内において上り制御チャネ
ルRのタイムスロットT 12および通信チャネルのタイム
スロットT13が干渉を受けている状態を示している。
【0084】ここで、上記したステップS201および
ステップS202と同様の処理により、上り制御チャネ
ルRのタイムスロットT12が干渉を受けていると判定さ
れると、前方向に一つのタイムスロット分だけTDMA
−TDDフレーム31をずらした再割当てがおこなわれ
る(1段階後)。
【0085】この1段階後の再割当てによって、TDM
A−TDDフレーム31内の下り制御チャネルBはタイ
ムスロットT10に配置されることになるが、このタイム
スロットT10は図2のステップS106により対向セク
タセルC4の受信レベルが高いタイムスロットとして登
録されているため(図中△マーク)、所定時間経過後に
さらに図8のステップS201と同様に受信レベルの測
定がおこなわれることで、再度、TDMA−TDDフレ
ーム31の再割当てをおこなう必要が生じる。
【0086】そこで、さらに上記した前方向に一つのタ
イムスロット分だけTDMA−TDDフレーム31をず
らした再割当てがおこなわれる(2段階後)。この結
果、TDMA−TDDフレーム31内の下り制御チャネ
ルBはタイムスロットT9に配置されてタイムスロット
10の干渉から免れることができるが、上り制御チャネ
ルRがタイムスロットT10の干渉を受けることになる。
よって、この状態においても、所定時間経過後にさらに
図8のステップS201と同様に受信レベルが測定され
ることで、再度、上記同様にTDMA−TDDフレーム
31の再割当てがおこなわれる(3段階後)。
【0087】この3段階後の再割当て結果においては、
下り制御チャネルBおよび上り制御チャネルRはともに
干渉から回避しているので、最終的な制御チャネル配置
位置として高品質な通信をおこなうことができる。な
お、この際、他のセクタセルについてのTDMA−TD
Dフレームの割当ても変更されることになるため、実際
には、再割当て後の全セクタセルについての制御チャネ
ルの受信レベル状態により最終的な配置位置を決定する
必要がある。
【0088】また、後方向に一つのタイムスロット分だ
けTDMA−TDDフレーム31をずらして再割当てを
おこなうことも可能であるが、上記した例では、再割当
て前の状態において上り制御チャネルRのタイムスロッ
トT12とその後のタイムスロットT13においても干渉を
受けているため、これを考慮した段数だけの再割当てを
繰り返すことになる。
【0089】このように、TDMA−TDDフレームの
再割当てを前または後に一つのタイムスロット分だけず
らしてその都度通信の確立を試みることにより、制御チ
ャネルを配置可能なタイムスロットを検索するための演
算処理を省略することができるとともに、通信確立が外
れた時間を最小限に抑えることが可能となり、迅速な通
信の復帰を達成することができる。
【0090】以上に説明したとおり、実施の形態2に係
る制御チャネル配置方法によれば、複数のセクタセルを
有する基地局が各セクタセル毎に上り制御チャネルおよ
び下り制御チャネルの双方をTDMA−TDDフレーム
内の所定のタイムスロット位置に配置して送信する際
に、基地局のセクタセル数分のTDMA−TDDフレー
ムに亘って、各タイムスロットの受信レベルを各セクタ
セル毎に測定し、同一基地局内のすべてのセクタセルの
うち第1のセクタセルに対して測定された受信レベル測
定結果と第1のセクタセルと対向位置にある第2のセク
タセルに対して測定された受信レベル測定結果とを用い
て、セクタセル数分のTDMA−TDDフレームに亘る
タイムスロットのうち制御チャネルを配置することが可
能なタイムスロットを抽出し、抽出したタイムスロット
とTDMA−TDDフレーム内のタイムスロットのうち
制御チャネルを配置する所定のタイムスロット位置とが
一致するようにTDMA−TDDフレームを各セクタセ
ル毎に割り当てた結果として通信が確立している状態
で、制御チャネルが配置されたタイムスロットの受信レ
ベルをセクタセル毎に所定時間経過毎に測定し、その受
信レベル測定結果が所定の閾値以上を示す場合に、上記
したTDMA−TDDフレームの割当てを再度実行する
ので、通信確立中において生じた干渉妨害による通信品
質の低下を回避することができ、無線通信システムにお
いて高品質かつ安定した通信を提供することが可能とな
る。
【0091】
【発明の効果】以上、説明したとおり、この発明によれ
ば、複数のセクタセルを有する基地局が各セクタセル毎
に上り制御チャネルおよび下り制御チャネルの双方をT
DMA−TDDフレーム内の所定のタイムスロット位置
に配置して送信する際に、基地局のセクタセル数分のT
DMA−TDDフレームに亘って各タイムスロットの受
信レベルを各セクタセル毎に測定し、同一基地局内のす
べてのセクタセルのうち第1のセクタセルに対して測定
された受信レベル測定結果と第1のセクタセルと対向位
置にある第2のセクタセルに対して測定された受信レベ
ル測定結果とを用いて、セクタセル数分のTDMA−T
DDフレームに亘るタイムスロットのうち制御チャネル
を配置することが可能なタイムスロットを抽出し、抽出
したタイムスロットとTDMA−TDDフレーム内のタ
イムスロットのうち制御チャネルを配置する所定のタイ
ムスロット位置とが一致するようにTDMA−TDDフ
レームを各セクタセル毎に割り当てているので、上り制
御チャネルおよび下り制御チャネルの双方を同時に最適
なタイムスロット位置に配置できる。これにより、無線
通信システムにおいて高品質かつ安定した無線チャネル
の通信確立をおこなうことが可能となるという効果を奏
する。
【0092】つぎの発明によれば、複数のセクタセルを
有する基地局が各セクタセル毎に上り制御チャネルおよ
び下り制御チャネルの双方をTDMA−TDDフレーム
内の所定のタイムスロット位置に配置して送信する際
に、基地局のセクタセル数分のTDMA−TDDフレー
ムに亘って各タイムスロットの受信レベルを各セクタセ
ル毎に測定し、同一基地局内のすべてのセクタセルのう
ち第1のセクタセルに対して測定された受信レベル測定
結果と第1のセクタセルと対向位置にある第2のセクタ
セルに対して測定された受信レベル測定結果とを用いて
セクタセル数分のTDMA−TDDフレームに亘るタイ
ムスロットのうち制御チャネルを配置することが可能な
タイムスロットを抽出し、抽出したタイムスロットとT
DMA−TDDフレーム内のタイムスロットのうち制御
チャネルを配置する所定のタイムスロット位置とが一致
するようにTDMA−TDDフレームを各セクタセル毎
に割り当てた結果として通信が確立している状態で、制
御チャネルの配置されたタイムスロットの受信レベルを
セクタセル毎に定期的に測定し、その受信レベル測定結
果が所定の閾値以上を示す場合に、上記したTDMA−
TDDフレームの割当てを再度実行するので、通信確立
中において生じた干渉妨害による通信品質の低下を回避
することができ、これにより、無線通信システムにおい
て高品質かつ安定した無線チャネルの通信確立をおこな
うことが可能となるという効果を奏する。
【0093】つぎの発明によれば、再度実行されるTD
MA−TDDフレームの割当てが、TDMA−TDDフ
レームを前または後の一つのタイムスロット分だけずれ
た位置への割当てとなるので、TDMA−TDDフレー
ムを前または後に一つのタイムスロット分だけずらして
その都度通信の確立を試みることにより、制御チャネル
を配置可能なタイムスロットを検索するための演算処理
を省略することができるとともに、通信確立が外れた時
間を最小限に抑えることが可能となるという効果を奏す
る。
【0094】つぎの発明によれば、制御チャネルの配置
されたタイムスロットについて測定される受信レベルか
らキャリア対干渉波電力比を取得し、そのキャリア対干
渉波電力比に応じてTDMA−TDDフレームの再割当
てを実行することができるので、制御チャネルが干渉妨
害を受けているか否かの判定を正確におこなうことがで
きるという効果を奏する。
【0095】つぎの発明によれば、測定対象となる制御
チャネルの配置されたタイムスロットを閉塞した状態で
測定される受信レベルからキャリア対干渉波電力比を取
得し、そのキャリア対干渉波電力比に応じてTDMA−
TDDフレームの再割当てを実行することができるの
で、制御チャネルにおける受信レベルの変動が干渉のみ
を原因とするものであるかを正確に判断することができ
るという効果を奏する。
【0096】つぎの発明によれば、制御チャネルの配置
されたタイムスロットについて測定されたキャリア対干
渉波電力比が所定の閾値以上を示す状態が所定時間持続
する場合に測定対象となるタイムスロットが干渉妨害を
受けているものと判定して、TDMA−TDDフレーム
の再割当てを実行することができるので、受信レベルの
変動が、上り制御チャネルの衝突によるものか干渉妨害
によるものかを正確に判断することができるという効果
を奏する。
【0097】つぎの発明によれば、上りの制御チャネル
の誤り検出率を測定し、その誤り検出率に応じてTDM
A−TDDフレームの再割当てを実行することができる
ので、制御チャネルのタイムスロットを使用することが
困難または不可能となったかの判定をおこなうことがで
きるという効果を奏する。
【0098】つぎの発明によれば、セクタセル数分のT
DMA−TDDフレームを一周期として制御チャネルを
配置するとともに、各セクタセルのTDMA−TDDフ
レームが互いに重ならないようにTDMA−TDDフレ
ームを各セクタセル毎に割り当てるので、特定のセクタ
セルにおいてTDMA−TDDフレーム内の制御チャネ
ル配置可能位置であって制御チャネルが割当てられない
タイムスロットが生じ、他のセクタセルにおいてこの空
きタイムスロットに対応したタイムスロットに制御チャ
ネルを配置することで、同一基地局内のセクタセル間に
おける制御チャネルどうしの干渉を防止することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る制御チャネル配置方法が
適用される基地局のセクタセル構成を示す説明図であ
る。
【図2】 実施の形態1に係る制御チャネル配置方法に
よる処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】 実施の形態1に係る制御チャネル配置方法に
おいて、各セクタセルと対向セクタセルとの対応関係を
示す説明図である。
【図4】 実施の形態1に係る制御チャネル配置方法に
おいて、TDMA−TDDフレームの構成例を示す説明
図である。
【図5】 実施の形態1に係る制御チャネル配置方法に
おいて、特定のセクタセルとそれに対向するセクタセル
との双方においてそれぞれ受信レベルの高いタイムスロ
ットを各セクタセル毎に登録した結果を示す説明図であ
る。
【図6】 実施の形態1に係る制御チャネル配置方法に
おいて、TDMA−TDDフレームの割当てを説明する
ための説明図である。
【図7】 実施の形態1に係る制御チャネル配置方法に
おいて、TDMA−TDDフレームの割当ての他の例を
説明するための説明図である。
【図8】 実施の形態2に係る制御チャネル配置方法に
よる処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】 実施の形態2に係る制御チャネル配置方法に
おいて、TDMA−TDDフレームの構成例を示す説明
図である。
【図10】 実施の形態2に係る制御チャネル配置方法
において、TDMA−TDDフレームの割当ての例を説
明するための説明図である。
【図11】 従来のTDMA−TDD方式におけるフレ
ーム構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 基地局、C1〜C6 セクタセル、TA1,TA
4 端末局、a1〜a4 指向性アンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 BB06 CC05 DD01 DD02 HH00 5K067 AA03 AA23 BB03 BB04 CC06 EE02 EE10 EE46 EE63 EE64 EE71 HH22 JJ02 JJ13 KK02 KK03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセクタセルそれぞれの配置角度に
    応じた指向性アンテナを有する基地局と複数の端末局と
    がTDMA−TDD方式で通信をおこなう無線通信シス
    テムで、前記基地局が前記セクタセル毎に前記端末局と
    の通信を確立するための上りおよび下りの制御チャネル
    をTDMA−TDDフレーム内の所定のタイムスロット
    位置に配置する制御チャネル配置方法において、 前記基地局のセクタセル数分のTDMA−TDDフレー
    ムに亘る各タイムスロットの受信レベルを前記セクタセ
    ル毎に測定する受信レベル測定工程と、 前記セクタセルのうち第1のセクタセルに対して測定さ
    れた前記受信レベル測定工程による受信レベル測定結果
    と、前記第1のセクタセルと対向位置にある第2のセク
    タセルに対して測定された前記受信レベル測定工程によ
    る受信レベル測定結果と、を用いて、前記セクタセル数
    分のTDMA−TDDフレームに亘るタイムスロットの
    うち前記制御チャネルを配置することが可能なタイムス
    ロットを抽出するタイムスロット抽出工程と、 前記TDMA−TDDフレーム内のタイムスロットのう
    ち前記制御チャネルを配置する所定のタイムスロット位
    置と前記タイムスロット抽出工程によって抽出されたタ
    イムスロットとが一致するように前記TDMA−TDD
    フレームを前記セクタセル毎に割り当てるフレーム割当
    て工程と、 を含んだことを特徴とする制御チャネル配置方法。
  2. 【請求項2】 複数のセクタセルそれぞれの配置角度に
    応じた指向性アンテナを有する基地局と複数の端末局と
    がTDMA−TDD方式で通信をおこなう無線通信シス
    テムで、前記基地局が前記セクタセル毎に前記端末局と
    の通信を確立するための上りおよび下りの制御チャネル
    をTDMA−TDDフレーム内の所定のタイムスロット
    位置に配置する制御チャネル配置方法において、 前記基地局のセクタセル数分のTDMA−TDDフレー
    ムに亘る各タイムスロットの受信レベルを前記セクタセ
    ル毎に測定する第1の受信レベル測定工程と、 前記セクタセルのうち第1のセクタセルに対して測定さ
    れた前記受信レベル測定工程による受信レベル測定結果
    と、前記第1のセクタセルと対向位置にある第2のセク
    タセルに対して測定された前記受信レベル測定工程によ
    る受信レベル測定結果と、を用いて、前記セクタセル数
    分のTDMA−TDDフレームに亘るタイムスロットの
    うち前記制御チャネルを配置することが可能なタイムス
    ロットを抽出するタイムスロット抽出工程と、 前記TDMA−TDDフレーム内のタイムスロットのう
    ち前記制御チャネルを配置する所定のタイムスロット位
    置と前記タイムスロット抽出工程によって抽出されたタ
    イムスロットとが一致するように前記TDMA−TDD
    フレームを前記セクタセル毎に割り当てるフレーム割当
    て工程と、 前記フレーム割当て工程によって前記制御チャネルが配
    置されたタイムスロットの受信レベルを前記セクタセル
    毎に定期的に測定する第2の受信レベル測定工程と、 前記第2の受信レベル測定工程によって測定された前記
    受信レベルが所定の閾値以上を示す場合に、前記フレー
    ム割当て工程を実行するフレーム再割当て工程と、 を含んだことを特徴とする制御チャネル配置方法。
  3. 【請求項3】 前記フレーム再割当て工程において実行
    される前記フレーム割当て工程は、前記TDMA−TD
    Dフレームを前または後の一つのタイムスロット分だけ
    ずれた位置に割り当てることを特徴とする請求項2に記
    載の制御チャネル配置方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の受信レベル測定工程は、前記
    受信レベルによりキャリア対干渉波電力比を測定し、前
    記フレーム再割当て工程は、前記第2の受信レベル測定
    工程によって測定されたキャリア対干渉波電力比が所定
    の閾値以上を示す場合に、前記フレーム割当て工程を実
    行することを特徴とする請求項2または3に記載の制御
    チャネル配置方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の受信レベル測定工程は、測定
    対象となるタイムスロットを閉塞した状態で、前記受信
    レベルによりキャリア対干渉波電力比を測定し、前記フ
    レーム再割当て工程は、前記第2の受信レベル測定工程
    によって測定されたキャリア対干渉波電力比が所定の閾
    値以上を示す場合に、前記フレーム割当て工程すること
    を特徴とする請求項2または3に記載の制御チャネル配
    置方法。
  6. 【請求項6】 前記フレーム再割当て工程は、前記第2
    の受信レベル測定工程によって測定されたキャリア対干
    渉波電力比が所定の閾値以上を示す状態が所定時間持続
    する場合に測定対象となるタイムスロットが干渉妨害を
    受けているものと判定して、前記フレーム割当て工程を
    実行することを特徴とする請求項4または5に記載の制
    御チャネル配置方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の受信レベル測定工程は、受信
    レベルとして上りの制御チャネルの誤り検出率を測定
    し、前記フレーム再割当て工程は、前記第2の受信レベ
    ル測定工程によって測定された誤り検出率が所定の閾値
    以上を示す場合に、前記フレーム割当て工程することを
    特徴とする請求項2または3に記載の制御チャネル配置
    方法。
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