JP2011517901A - ワイヤレス通信ネットワーク中でマルチキャストセッションに加わるための搬送波の切り替え - Google Patents

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Abstract

ワイヤレス通信ネットワーク中でマルチキャストセッションに加わるために搬送波を切り替えることに向けられている実施形態を提供する。通知されたマルチキャストセッションに登録するための要求は、アクセス端末からアクセスネットワークに送られる(520)。アクセス端末は、第1の搬送波上にトラフィックチャネルを有する。アクセスネットワークは、通知されたマルチキャストセッションが第1の搬送波上で運ばれているか否かを決定する。所定のマルチキャストセッションは第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれていると決定ステップが決定した場合に、アクセスネットワークは、第2の搬送波上のトラフィックチャネルをアクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当てメッセージを送信する(530)。したがって、アクセス端末は、第2の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られるための接続要求を送る必要がない。
【選択図】図5

Description

米国特許法第119条の優先権主張
本特許出願は、“ワイヤレス通信ネットワーク内でマルチキャストセッションに加わるために搬送波を切り替える方法”と題し、2008年4月2日に出願され、本発明の譲受人に譲渡され、ここでの参照によりここに明確にすべて組み込まれている仮出願第61/041,680号に対して優先権を主張する。
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、ワイヤレス電気通信システムにおける通信に関し、さらに詳細には、ワイヤレス通信ネットワーク内でマルチキャストセッションに加わるための搬送波の切り替えに関連している。
2.関連技術の説明
ワイヤレス通信システムは、第1世代のアナログワイヤレス電話機サービス(1G)と、(暫定的な2.5Gネットワークおよび2.75Gネットワークを含む)第2世代(2G)のデジタルワイヤレス電話機サービスと、第3世代(3G)の高速データ/インターネット対応のワイヤレスサービスとを含む、さまざまな世代にわたって発達してきた。現在では、セルラおよびパーソナル通信サービス(PCS)システムを含む多くの異なるタイプのワイヤレス通信システムが使用されている。既知のセルラシステムの例には、先進移動電話システム(AMPS)や、コード分割多元接続(CDMA)と、周波数分割多元接続(FDMA)と、時分割多元接続(TDMA)と、TDMAのグローバルシステムフォーモバイルアクセス(GSM)(登録商標)バリエーションと、TDMAおよびCDMA技術の双方を使用する、より新しいハイブリッドデジタル通信システムとに基づくデジタルセルラシステムが含まれる。
CDMA移動体通信を提供するための方法は、ここでIS−95として呼ばれる、「デュアルモードワイドバンドスペクトラム拡散セルラシステムに対する、移動局−基地局互換性標準規格」と題するTIA/EIA/IS−95−Aにおいて、米国電気通信工業会/米国電子工業会により、米国にて標準規格化された。AMPSとCDMAを組み合わせたシステムが、TIA/EIA標準規格IS−98に記述されている。他の通信システムは、IMT−2000/UM標準規格、すなわち、インターナショナルモバイルテレコミュニケーションシステム2000/ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム標準規格に記述されている。この標準規格は、ワイドバンドCDMA(WCDMA)、(例えば、CDMA2000 1xEV−DO標準規格のような)CDMA2000、または、TD−SCDMAとして呼ばれるものをカバーする。
ワイヤレス通信システムでは、基地局に隣接する特定の地理的な領域内で、または、基地局周辺の特定の地理的な領域内で、通信リンクまたはサービスをサポートする(セルサイトまたはセルとしても呼ばれる)固定位置の基地局から、移動局、ハンドセット、または、アクセス端末(AT)が信号を受信する。基地局は、アクセスネットワーク(AN)/無線アクセスネットワーク(RAN)にエントリポイントを提供する。これらのネットワークは、一般的に、サービス品質(QoS)要件に基づいてトラフィックを区別するための方法をサポートする、標準規格のインターネット技術タスクフォース(IETF)ベースのプロトコルを使用するパケットデータネットワークである。それゆえ、一般的に、基地局は、無線によるインターフェースによりATと対話し、インターネットプロトコル(IP)ネットワークデータパケットによりANと対話する。
ワイヤレス電気通信システムでは、プッシュ・ツー・トーク(PTT)能力が、サービスセクターと消費者に人気を博している。PTTは、CDMA、FDMA、TDMA、GSMなどのような、標準規格の商業ワイヤレスインフラストラクチャを通して動作する、「ディスパッチ」音声サービスをサポートできる。ディスパッチモデルでは、仮想グループ内でエンドポイント(AT)間の通信が生じ、1人の「話者」の音声が1人以上の「聴者」に送信される。このタイプの通信の1つの例は、一般にディスパッチ通話、または、単にPTT通話として呼ばれる。PTT通話は、通話の特性を規定するグループのインスタンシエーションである。グループは本質的に、グループ名またはグループ識別子のような、メンバーリストと関係情報とにより規定される。
従来、ワイヤレス通信ネットワーク内のデータパケットは、単一の宛先または単一のアクセス端末に対して送られるように構成されてきた。単一の宛先へのデータの送信は「ユニキャスト」として呼ばれる。移動体通信が増加してきたので、所定のデータを複数のアクセス端末に同時に送信するための能力が、ますます重要になってきている。したがって、複数の宛先または複数のターゲットアクセス端末への同じパケットまたは同じメッセージの同時データ送信をサポートするプロトコルが採用されるようになってきた。「ブロードキャスト」が、(例えば、所定のサービスプロバイダなどにより担当される、所定のセル内の)すべての宛先またはすべてのアクセス端末に対するデータパケットの送信に関連する一方で、「マルチキャスト」は、宛先またはアクセス端末の所定のグループへのデータパケットの送信に関連する。例として、宛先の所定のグループ、すなわち、「マルチキャストグループ」は、(所定のサービスプロバイダなどにより担当される、所定のグループ内の)1つより多く、かつ、すべてより少ない、可能性ある宛先またはアクセス端末を含んでいてもよい。しかしながら、ある状況では少なくとも、マルチキャストグループが、ユニキャストに類似して、1つのアクセス端末のみを含んでいること、または、代替的に、マルチキャストグループが、ブロードキャストに類似して、(例えば、セルまたはセクター内の)すべてのアクセス端末を含んでいることがありえる。
ブロードキャストおよび/またはマルチキャストは、ワイヤレス通信システム内で多数の方法において実行されてもよい。多数の方法は、例えば、マルチキャストグループに適応するように、複数のシーケンシャルなユニキャスト動作を実行することと、複数のデータ送信を同時に取り扱うために、一意的なブロードキャスト/マルチキャストチャネル(BCH)を割り振ることと、これらに類することとである。プッシュ・ツー・トーク通信に対してブロードキャストチャネルを使用する従来のシステムは、その内容が参照によりここにすべて組み込まれている、「CDMA 1x−EVDOセルラネットワークを使用する、プッシュ・ツー・トークグループ通話システム」と題する、2007年3月1日付けの米国特許出願公報第2007/0049314号に記述されている。公報第2007/0049314号に記述されているように、従来のシグナリング技術を使用するプッシュ・ツー・トーク通話に対して、ブロードキャストチャネルを使用することができる。ブロードキャストチャネルの使用は、従来のユニキャスト技術に比べて帯域幅要件を改善するかもしれないが、ブロードキャストチャネルの従来のシグナリングでは、依然として、結果的に、付加的なオーバーヘッドおよび/または遅延になることがあり、システム性能を劣化させるかもしれない。
第3世代パートナーシッププロジェクト2(「3GPP2」)は、CDMA2000ネットワークにおいてマルチキャスト通信をサポートするための、ブロードキャスト−マルチキャストサービス(BCMCS)仕様を規定している。したがって、「CDMA2000高レートブロードキャスト−マルチキャストパケットデータエアインターフェース仕様」と題する、2006年2月14日付けの3GPP2のBCMCS仕様のバージョンであるバージョン1.0 C.S0054−Aは、参照によりここにすべて組み込まれている。
概要
本発明の実施形態は、ワイヤレス通信ネットワーク中のマルチキャストセッションをサポートすることに向けられている。アクセス端末は、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を送る。アクセスネットワークは、アクセス端末から登録要求を受信する。ここでは、アクセス端末には既に第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られている。アクセスネットワークは、所定のマルチキャストセッションが第1の搬送波上で運ばれているか否かを決定し、所定のマルチキャストセッションは第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれていると、アクセスネットワークが決定した場合に、第2の搬送波上のトラフィックチャネルをアクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを送信する。アクセス端末は、第2の搬送波上のトラフィックチャネルをアクセス端末に割り振るTCAメッセージを受信する。
例示のためにのみ提示し、本発明を限定するものではない添付の図面に関連して考慮すると、以下の詳細な説明への参照により、同じものがより良く理解されるので、本発明の実施形態と、それに付随する多くの利点とのより完全な理解が容易に得られるだろう。
図1は、本発明の少なくとも1つの実施形態にしたがって、アクセス端末とアクセスネットワークとをサポートする、ワイヤレスネットワークアーキテクチャのダイヤグラムである。 図2は、本発明の実施形態にしたがった、キャリアネットワークを図示している。 図3は、本発明の少なくとも1つの実施形態にしたがった、アクセス端末の図示である。 図4は、従来のマルチキャストメッセージングプロセスを図示している。 図5は、本発明の実施形態にしたがった、マルチキャストメッセージングプロセスを図示している。 図6は、本発明の別の実施形態にしたがった、マルチキャストメッセージングプロセスを図示している。
詳細な説明
本発明の特定の実施形態に向けられている以下の記述と関連する図面において、本発明の側面を開示する。本発明の範囲から逸脱することなく、代替実施形態を考案してもよい。さらに、本発明のよく知られているエレメントは、本発明の関連する細部を不明瞭にしないように、詳細に記述していないか、または、省略している。
単語「例示的な」および/または「例」は、ここでは、「例、事例、または、例示として役割を果たす」ことを意味するように使用される。「例示的な」および/または「例」としてここで記述する何らかの実施形態は、必ずしも、他の実施形態より好ましい、または、他の実施形態より利点があるものとして解釈されるべきはない。同様に、用語「本発明の実施形態」は、本発明のすべての実施形態が、論じている特徴、利点、または、動作のモードを含むことを必要としていない。
さらに、例えばコンピューティングデバイスのエレメントにより実行されるアクションのシーケンスに関して、多くの実施形態を記述している。特有な回路(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC))により、1つ以上のプロセッサによって実行されるプログラム命令により、または、双方の組み合わせにより、ここで記述するさまざまなアクションを実行できることが認識されるだろう。加えて、実行の際に、関係するプロセッサにここで記述する機能性を実行させるための対応する1組のコンピュータ命令を、その中に記憶している何らかの形態のコンピュータ読取可能記憶媒体内で、ここで記述するこれらのアクションのシーケンスが完全に具現化されると考えることができる。したがって、そのすべてが、クレームされている主題事項の範囲内にあるように考えられている、多数の異なる形態において、本発明のさまざまな側面を具現化することができる。さらに、ここで記述する実施形態のそれぞれに対して、例えば、記述するアクションを実行するように「構成されている論理」として、何らかのこのような実施形態の対応する形態をここで記述している。
ここでアクセス端末(AT)として呼ばれる、高データレート(HDR)加入者局は、移動性のものまたは静的なものであってもよく、ここでモデムプールトランシーバ(MPT)または基地局(BS)として呼ばれる、1つ以上のHDR基地局と通信してもよい。アクセス端末は、モデムプール制御装置(MPC)、基地局制御装置(BSC)、および/または、パケット制御機能(PCF)として呼ばれる、HDR基地局制御装置に対して、1つ以上のモデムプールトランシーバを通して、データパケットを送受信する。モデムプールトランシーバとモデムプール制御装置は、アクセスネットワークと呼ばれるネットワークの一部である。アクセスネットワークは、複数のアクセス端末間で、データパケットを伝送する。
アクセスネットワークは、企業のイントラネットまたはインターネットのような、アクセスネットワークの外部にある付加的なネットワークにさらに接続されていてもよく、各アクセス端末とこのような外部ネットワークとの間で、データパケットを伝送してもよい。1つ以上のモデムプールトランシーバとのアクティブなトラフィックチャネル接続を確立しているアクセス端末は、アクティブなアクセス端末と呼ばれ、トラフィック状態にあると言われる。1つ以上のモデムプールトランシーバとのアクティブなトラフィックチャネル接続を確立するプロセス中にあるアクセス端末は、接続セットアップ状態にあると言われる。アクセス端末は、ワイヤレスチャネル、あるいは、例えば光ファイバケーブルまたは同軸ケーブルを使用して、ワイヤードチャネルを通して通信する、何らかのデータデバイスであってもよい。アクセス端末は、さらに、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外付けのモデムまたは内蔵のモデム、あるいは、ワイヤレス電話機またはワイヤライン電話機を含むが、これらに限定されない、多数のタイプのデバイスのうちのいずれかであってもよい。それを通してアクセス端末がモデムプールトランシーバに信号を送る通信リンクは、リバースリンクまたはリバーストラフィックチャネルと呼ばれる。それを通してモデムプールトランシーバがアクセス端末に信号を送る通信リンクは、フォワードリンクまたはフォワードトラフィックチャネルと呼ばれる。ここで使用するような用語トラフィックチャネルは、フォワードトラフィックチャネルまたはリバーストラフィックチャネルのいずれかに言及することがある。
図1は、本発明の少なくとも1つの実施形態にしたがった、ワイヤレス通信システム100の1つの例示的な実施形態のブロックダイヤグラムを図示している。システム100は、エアインターフェース104を通してアクセスネットワークまたは無線アクセスネットワーク(RAN)120と通信している、セルラ電話機102のようなアクセス端末を含むことができる。アクセスネットワークまたは無線アクセスネットワーク(RAN)120は、パケット交換データネットワーク(例えば、イントラネット、インターネット、および/または、キャリアネットワーク126)と、アクセス端末102、108、110、112との間にデータ接続性を提供するネットワーク機器に、アクセス端末102を接続することができる。ここで示すように、アクセス端末は、セルラ電話機102、パーソナルデジタルアシスタント108、ここでは双方向テキストページャとして示しているページャ110、または、ワイヤレス通信ポータルを有する独立したコンピュータプラットフォーム112とすることさえできる。したがって、ワイヤレス通信ポータルを含むアクセス端末の何らかの形態で、あるいは、ワイヤレスモデム、PCMCIAカード、パーソナルコンピュータ、電話機、または、これらの何らかの組み合わせまたは部分組み合わせを含むが、これらに限定されない、ワイヤレス通信能力を有するアクセス端末の何らかの形態で、本発明の実施形態を実現することができる。さらに、ここで使用するように、用語「アクセス端末」、「ワイヤレスデバイス」、「クライアントデバイス」、「移動体端末」、および、これらのバリエーションは、区別なく使用することができる。
図1の参照に戻ると、ワイヤレスネットワーク100のコンポーネントと、本発明の例示的な実施形態のエレメントの相互関係は、図示しているコンフィギュレーションに限定されない。システム100は、単に例示的なものに過ぎず、ワイヤレスクライアントコンピューティングデバイス102、108、110、112のような遠隔アクセス端末が、互いの間で、および/または、エアインターフェース104とRAN120とを介して接続されているコンポーネントとの間で、無線で通信することを可能にする、何らかのシステムを含むことができる。エアインターフェース104とRAN120とを介して接続されているコンポーネントは、キャリアネットワーク126、インターネット、および/または、他の遠隔サーバを含むが、これらに限定されない。
RAN120は、基地局制御装置/パケット制御機能(BSC/PCF)122に送られる(典型的にデータパケットとして送られる)メッセージを制御する。BSC/PCF122は、パケットデータサービスノード160(「PDSN」)とアクセス端末102/108/110/112との間で、ベアラチャネル(すなわち、データチャネル)を、シグナリングすることと、確立することと、ティアダウンすることとを担当している。リンクレイヤ暗号化を可能にする場合に、BSC/PCF122は、エアインターフェース104を通してコンテンツを送る前に、コンテンツも暗号化する。BSC/PCF122の機能は技術的によく知られており、簡潔にするためにこれ以上論じない。キャリアネットワーク126は、ネットワーク、インターネット、および/または、公衆電話交換ネットワーク(PSTN)により、BSC/PCF122と通信してもよい。代替的に、BSC/PCF122は、インターネットまたは外部のネットワークに直接接続してもよい。典型的に、キャリアネットワーク126とBSC/PCF122との間のネットワーク接続またはインターネット接続はデータを転送し、PSTNは音声情報を転送する。複数の基地局(BS)またはモデムプールトランシーバ(MPT)124に、BSC/PCF122を接続することができる。キャリアネットワークに対するものと類似した方法で、データ転送および/または音声情報のために、BSC/PCF122は、典型的に、ネットワーク、インターネット、ならびに/あるいは、PSTNにより、MPT/BS124に接続されている。MPT/BS124は、セルラ電話機102のようなアクセス端末に対して、データメッセージをワイヤレスにブロードキャストすることができる。MPT/BS124と、BSC/PCF122と、他のコンポーネントは、技術的に知られているように、RAN120を形成してもよい。しかしながら、代替コンフィギュレーションを使用してもよく、本発明は、図示しているコンフィギュレーションに限定されない。例えば、別の実施形態では、BSC/PCF122とMPT/BS124との双方の機能性を有する、単一の「ハイブリッド」モジュール中に、BSC/PCF122および1つ以上のMPT/BS124の機能性を圧縮してもよい。
図2は、本発明の実施形態にしたがった、キャリアネットワーク126を図示している。図2の実施形態では、キャリアネットワーク126は、パケットデータ担当ノード(PDSN)160と、ブロードキャスト担当ノード165と、アプリケーションサーバ170と、インターネット175とを含んでいる。しかしながら、代替的な実施形態において、アプリケーションサーバ170および他のコンポーネントは、キャリアネットワークの外部に位置付けられていてもよい。PDSN160は、例えば、cdma2000無線アクセスネットワーク(RAN)(例えば、図1のRAN120)を利用して、移動局(例えば、図1からの102、108、110、112のようなアクセス端末)に対して、インターネット175、イントラネット、および/または、遠隔サーバ(例えば、アプリケーションサーバ170)へのアクセスを提供する。アクセスゲートウェイとして機能するときに、PDSN160は、シンプルなIPアクセスおよびモバイルIPアクセスと、フォーリンエージェントサポートと、パケット伝送とを提供してもよい。技術的に知られているように、PDSN160は、認証認可アカウンティング(AAA)サーバと他のサポーティングインフラストラクチャとに対するクライアントとして機能することができ、IPネットワークへのゲートウェイを移動局に提供する。図2で示しているように、PDSN160は、従来のA10接続を介して、RAN120(例えば、BSC/PCF122)と通信してもよい。A10接続は、技術的によく知られており、簡潔にするためにこれ以上記述しない。
図2を参照すると、ブロードキャスト担当ノード(BSN)165は、マルチキャストおよびブロードキャストサービスをサポートするように構成されている。BSN165は、下記でさらに詳細に説明する。BSN165は、ブロードキャスト(BC)A10接続を介して、RAN120(例えば、BSC/PCF122)と通信し、インターネット175を介して、アプリケーションサーバ170と通信する。BCA10接続は、マルチキャストメッセージングおよび/またはブロードキャストメッセージングを転送するために使用される。したがって、アプリケーションサーバ170は、インターネット175を介して、PDSN160にユニキャストメッセージングを送り、インターネット175を介して、BSN165にマルチキャストメッセージングを送る。
一般的に、下記でさらに詳細に説明するように、RAN120は、BCA10接続を介してBSN165から受信したマルチキャストメッセージを、エアインターフェース104を通して、1つ以上のアクセス端末200に送信する。
図3を参照すると、元々は、キャリアネットワーク126、インターネット、ならびに/あるいは、他の遠隔のサーバおよびネットワークから到来したかもしれない、RAN120から送信された、ソフトウェアアプリケーション、データ、および/または、コマンドを受信して、実行することができるプラットフォーム202を、セルラ電話機のようなアクセス端末200(ここでは、ワイヤレスデバイス)は有する。プラットフォーム202は、特定用途向け集積回路(「ASIC」208)に動作可能に結合されているトランシーバ206、あるいは、他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路または他のデータ処理デバイスを含むことができる。ASIC208または他のプロセッサは、ワイヤレスデバイスのメモリ212中の何らかの常駐プログラムとインターフェースする、アプリケーションプログラミングインターフェース(「API」)210レイヤを実行する。メモリ212は、リードオンリーメモリまたはランダムアクセスメモリ(RAMおよびROM)、EEPROM、フラッシュカード(登録商標)、あるいは、コンピュータプラットフォームに共通の何らかのメモリから構成することができる。プラットフォーム202は、メモリ212中でアクティブに使用されていないアプリケーションを保持することができるローカルデータベース214も含むことができる。ローカルデータベース214は、典型的に、フラッシュメモリセルであるが、磁気メディア、EEPROM、光メディア、テープ、ソフトディスクまたはハードディスク、あるいは、これらに類するもののような、技術的に知られているような何らかの二次記憶デバイスとすることができる。技術的に知られているように、内部プラットフォーム202コンポーネントは、他のコンポーネントの中でも、アンテナ222と、ディスプレイ224と、プッシュ・ツー・トークボタン228と、キーパッド226とのような外部デバイスに動作可能に結合することもできる。
したがって、本発明の実施形態は、ここで記述する機能を実行するための能力を含むアクセス端末を含むことができる。当業者により理解されるように、ディスクリートエレメントにおいて、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュールにおいて、または、ここで開示する機能性を達成するためのソフトウェアとハードウェアとの何らかの組み合わせにおいて、さまざまな論理エレメントを具現化できる。例えば、ASIC208と、メモリ212と、API210と、ローカルデータベース214とをすべて協調的に使用して、ここで開示するさまざまな機能をロードし、記憶し、実行してもよく、したがって、これらの機能を実行するための論理をさまざまなエレメントにわたって分散させてもよい。代替的に、1つのディスクリートコンポーネント中に機能性を組み込むことができる。それゆえ、図3中のアクセス端末の特徴は単に例示的であると考えられ、本発明は、図示している特徴または構成に限定されない。
アクセス端末102とRAN120との間のワイヤレス通信は、異なる技術に基づくことがある。異なる技術は、コード分割多元接続(CDMA)、WCDMA、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多重(OFDM)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM)、あるいは、ワイヤレス通信ネットワーク中またはデータ通信ネットワーク中で使用される他のプロトコルなどである。データ通信は、典型的に、クライアントデバイス102と、MPT/BS124と、BSC/PCF122との間のものである。キャリアネットワーク126と、PSTNと、インターネットと、仮想プライベートネットワークと、これらに類するものとのような、複数のデータネットワークに、BSC/PCF122を接続することができ、したがって、アクセス端末102がより広い通信ネットワークにアクセスすることを可能にする。先において論じ、技術的に知られているように、さまざまなネットワークとコンフィギュレーションとを使用して、RANからアクセス端末に、音声送信および/またはデータを送信することができる。したがって、ここで提供する図示は、本発明の実施形態を限定することを意図するものではなく、単に本発明の実施形態の側面の記述を支援するものに過ぎない。
コード分割多元接続(CDMA)ワイヤレス通信システムのような従来のワイヤレス通信システムでは、利用可能な帯域幅の総量が異なる搬送波に分割される。例えば、(これは、必ずしもこのケースではないが)各搬送波には同量の帯域幅を割り振ることができる。一般的に、RAN120は、何らかの特定の搬送波上の過負荷状態を回避するために、搬送波のそれぞれにわたって実質上均等に負荷を分散させるように努める。
背景セクションにおいて論じたように、マルチキャストまたはマルチキャストセッションは、相対的に非常に多数の、アクセス端末またはマルチキャストグループメンバーへの、同一のメッセージまたは同一の組のメッセージの送信を可能にする。したがって、特定のセクター中で、特定のマルチキャストセッションに対するマルチキャストメッセージを1つより多い利用可能な搬送波上で運ぶことは冗長なことであり、ワイヤレス通信システム内の貴重な帯域幅を無駄にすることが理解されるだろう。そうであるので、各セクター内で、特定のマルチキャストセッションに対するマルチキャストメッセージを単一の搬送波上で送信することと、マルチキャストセッションに参加することを望むアクセス端末に、この搬送波への切り替えをさせることとが、よく知られている。“アイドル”のアクセス端末はトラフィックチャネルを有する何らかの特定の搬送波にまだ接続されていないことから、“アイドル”状態にある、または、アクティブなトラフィックチャネルを有していないアクセス端末に対しては、このプロセスは比較的効率的である。しかしながら、図4に関して下記でさらに詳細に論じているように、マルチキャストセッションがその上に存在する搬送波以外の搬送波上に現在のアクティブなトラフィックチャネルを有しているアクセス端末にとって、従来の搬送波切り替えは問題になることがある。
図4は、従来のマルチキャストメッセージングプロセスを図示している。特に、図4は、第1の搬送波上にアクティブなトラフィックチャネルを有する所定のアクセス端末が、第2の搬送波上で運ばれている、第2の搬送波上の通知されたプッシュ・ツー・トーク(PTT)セッションに加わる、従来の方法を図示している。PTTセッションを参照して図4を下記に説明しているが、類似した通話フローを、プッシュ・ツー・トランスファー(PTX)セッションまたはYugattaセッションのような、他のタイプのグループセッションに対しても構成できることが理解されるだろう。図4の説明では、搬送波AおよびBに言及している。しかしながら、ワイヤレス通信システムは任意の数の搬送波を含むことができ、図4の説明は、説明の便宜上、2つの搬送波(すなわち、AおよびB)に言及していることが理解されるだろう。
400において、所定のAT(“AT A”)は、RAN120に接続要求を送って、その上で通信するためのトラフィックチャネルを要求する。例えば、400の接続要求は、電話機通話や、eメールメッセージ送信またはダウンロードや、ビデオダウンロードなどの開始に関係していてもよい。技術的によく知られているように、405において、RAN120は、接続要求を受信して、AT Aにトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを送ることにより、所定の搬送波(“搬送波B”)上のトラフィックチャネルをAT Aに割り当てる。405においてTCAメッセージを受信した後に、AT Aは、410において、搬送波B上でのRAN120との通信セッション(例えば、音声メッセージングや、ビデオメッセージングや、テキストメッセージングなど)を始める。
415において、アプリケーションサーバ170またはプッシュ・ツー・トーク(PTT)サーバが、PTTセッションを通知する通知メッセージをRAN120に送る。RAN120は、ワイヤレス通信システム100の複数のセクター中で、および、各セクター内にターゲットATを含む各搬送波上で、通知メッセージを送信する。したがって、通知メッセージは、搬送波B上で送信され、それにより、AT Aにより受信される。
420において、AT Aは、PTTセッションに参加することに興味がある(例えば、AT Aは、通知されたPTTセッションに対するマルチキャストグループに話し掛けたい、AT Aは、通知されたPTTセッションをリッスンしたい/ウォッチしたい、など)と仮定する。したがって、420において、AT Aは、1x EV−DO標準規格により規定されているBCMSCFフロー登録メッセージのような登録メッセージをRAN120に送ることにより、通知されたPTTセッションに登録するように試みる。RAN120は、BCMSCFフロー登録メッセージをAT Aから受信し、ダウンリンク制御チャネルサイクルの1つ以上のスロットで、ダウンリンク制御チャネル上においてブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)を送り、通知されたPTTセッションをアドバタイズする。BOMは、技術的によく知られており、1x EV−DO標準規格により規定されている。BOMは、アドバタイズされたBCMCSフローにアクセス端末がどのように“同調”できるかに関する命令とともに、1つ以上のブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー識別子(ID)のリストを含む。アドバタイズされたBCMCSフローにアクセス端末がどのように同調できるかに関する命令は、その搬送波上のダウンリンクブロードキャストチャネル(BCH)に対するインターレース多重化(IM)対を含むことができ、または、マルチキャストセッションがその上で運ばれる別の搬送波の指定とともに、マルチキャストセッションのための送信フォーマットを含むことができる。
425において、通知されたPTTセッションに対するBCMCSフローIDをアドバタイズするBOMが、通知されたPTTセッションが搬送波A上で運ばれていると示していると仮定する。したがって、AT Aが、搬送波B上にアクティブなトラフィックチャネルを既に有していることから、AT Aは、通知されたPTTセッションに参加するために、搬送波Bから搬送波Aに“切り替える”(すなわち、搬送波Aに同調して、搬送波Bに同調することを止める)必要がある。例えば、AT Aが、搬送波B上のトラフィックチャネルを維持しようと試みる一方で、搬送波A上のPTTセッションにも参加する場合に、双方の通信セッション上の性能が大きく悪化することがある(例えば、ドロップされたデータパケットなど)。
430において、AT Aは、PTTセッションに加わることが搬送波切り替えを必要とするという知識に基づいて、PTTセッションに加わるか否かを決定する。1つの例では、以前に確立された搬送波Bのトラフィックチャネル上の通信セッション(例えば、電話通話、ビデオ会議など)が高い優先順位を有する場合には、AT Aは、搬送波切り替えの間のチャネル停止をこうむることなく、既存の通信セッションを保持するために、PTTセッションに参加しないことを決定する。そうであるので、プロセスは410に戻る。そうでなく、既存の通信セッションが比較的低い優先順位を有し、これにより、短いチャネル停止(例えば、数秒)が許容可能である場合には、AT Aは、搬送波切り替えを実行して、搬送波A上の通知されたPTTセッションに加わることを決定し、プロセスは435に進む。
435において、AT Aは、搬送波Bでのこのトラフィックチャネルをティアダウンまたはリリースし、したがって、RAN120が、440において、AT Aに対する搬送波B上のトラフィックチャネルをティアダウンまたはリリースするようにRAN120にシグナリングする。これは、410において開始された通信セッションを有効に“ドロップ”させる。トラフィックチャネルのティアダウンまたはリリースは、技術的によく知られており、EV−DO標準規格中に規定されているメッセージングで典型的に実行されるので、簡潔にするためにこれ以上詳細に記述しない。
トラフィックチャネルをティアダウンした後に、AT Aは、搬送波Aに同調し445、搬送波A上でBOMメッセージを受信する450。BOMメッセージは、搬送波AのBCH上のマルチキャストメッセージをデコードする方法(例えば、マルチキャストフローを運ぶ、搬送波Aのインターレース多重化(IM)対)についての命令を含む。その後、AT Aは、搬送波AのBCHの指定されたIM対に同調することにより、搬送波A上の、通知されたPTTセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードすることが可能であり、AT Aは、PTTセッションを監視する、または、PTTセッションに参加する460。
465において、AT Aは、RAN120がアクセスパラメータメッセージを送信するのを待つ。アクセスパラメータメッセージは、技術的によく知られており、各搬送波上で定期的に送信される。いったん、AT Aが、搬送波Aに対するアクセスパラメータを取得すると、AT Aは、RAN120に接続要求を送り、搬送波A上でのRAN120との接続を確立する(例えば、その上で受信および/または送信するためのトラフィックチャネルを取得する)470。475において、RAN120は、接続要求を受信し、トラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージをAT Aに送ることにより、搬送波A上のトラフィックチャネルをAT Aに割り当てる。475において、TCAメッセージを受信した後に、AT Aは、搬送波Bトラフィックチャネルをティアダウンしたときに435において保留されていた通信セッションを、再開する480。
435における搬送波Bトラフィックチャネルのティアダウンから、480における搬送波Aトラフィックチャネル上での通信再開までの間の時間期間を、“チャネル停止”として呼ぶことができる。言い換えれば、410において開始された通信フローは、この期間の間に有効に“ドロップ”される。理解されるように、チャネル停止は、著しい量の遅延や、多くの、ドロップされる、または、行方不明になるパケットを生じさせたり、AT Aおよび/または通信セッションへの他の参加者のセッション経験を低下させたりなどする。また、AT Aによりチャネル停止のリスクを負うことができない場合または許容できない場合には、通知されたPTTセッションは(例えば、少なくとも、410において開始された通信をAT Aのユーザが完了するまでは)まったく無視される430。したがって、AT Aは、410の通信セッションの性能低下(すなわち、チャネル停止)と、通知されたPTTセッションを単に無視することとの間で、選択を迫られる。
図4に関して上記で論じたように、別の搬送波上に現在のアクティブなトラフィックチャンネルを有するアクセス端末において、搬送波を切り替えて、通知されたPTTセッションに同調することは、問題になることがある。その理由は、既存の通信セッションは、通信セッションを新たな搬送波上で再開できる前に、チャネル停止として呼ばれる所定の時間期間の間にドロップされるかもしれないからである。したがって、本発明の実施形態は、搬送波切り替えの間のチャネル停止を減少させることおよび/または除外することに向けられている。
図5は、本発明の実施形態にしたがった、マルチキャストメッセージングプロセスを図示している。500において、所定のAT(“AT A”)は、RAN120に接続要求を送って、通信セッション(例えば、これは必ずしもマルチキャスト通信セッションではない)のためのトラフィックチャネルを要求する。例えば、500の接続要求は、電話機通話や、eメールメッセージ送信またはダウンロードや、ビデオダウンロードなどの開始に関係していてもよい。505において、RAN120は、接続要求を受信して、AT Aにトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを送ることにより、所定の搬送波(“搬送波B”)上のトラフィックチャネルをAT Aに割り当てる。505においてTCAメッセージを受信した後に、AT Aは、510において、搬送波B上でのRAN120との通信セッション(例えば、音声メッセージングや、ビデオメッセージングや、テキストメッセージングや、データ転送や、通話など)を始める。
515において、アプリケーションサーバ170またはプッシュ・ツー・トーク(PTT)サーバが、PTTセッションを通知する通知メッセージをRAN120に送る。RAN120は、ワイヤレス通信システム100の複数のセクター中で、および、各セクター内にターゲットATを含む各搬送波上で、通知メッセージを送信する。したがって、通知メッセージは、搬送波B上で送信され、それにより、AT Aにより受信される。PTTセッションに関してここで記述するが、他の実施形態を、PTXセッションのような他のタイプの通信セッションに向けることができることが理解されるだろう。
520において、AT Aは、PTTセッションに参加することに興味がある(例えば、AT Aは、通知されたPTTセッションに対するマルチキャストグループに話し掛けたい、AT Aは、通知されたPTTセッションをリッスンしたい/ウォッチしたい、など)と仮定する。したがって、520において、AT Aは、1x EV−DO標準規格により規定されているBCMSCFフロー登録メッセージのような登録メッセージをRAN120に送ることにより、通知されたPTTセッションに登録するように試みる。
525において、搬送波A上のPTTセッションを担当することをRANが決めていたと仮定する。530において、搬送波A上のトラフィックチャネルをAT Aに割り振るトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを、RAN120は、搬送波B上でAT Aに送る。言い換えれば、RAN120は、通知されたPTTセッションに登録するための要求520を、搬送波A中のチャネル割り当てに対する暗黙の要求として解釈する。その理由は、(i)AT Aは、第1の搬送波(“搬送波B”)上に現在のトラフィックチャネルを有しているから、および、(ii)通知されたPTTセッションは別の搬送波(“搬送波A”)上で運ばれるからである。したがって、AT Aは、(例えば、搬送波B上のトラフィックチャネルから“移行”するために)新たな搬送波上のトラフィックチャネルを取得することを願っていると、RAN120は仮定し、先行的にトラフィックチャネルを割り振る。従来、搬送波切り替えを見越しての、“先行的な”チャネル割り振りのためのこのようなプロトコルは提供されていない。
535において、AT Aは、搬送波Bから搬送波Aに切り替え、それにより搬送波A上の、新たに割り振られたAT Aのトラフィックチャネルおよび/またはダウンリンク制御チャネルに“同調する”。図5内では明確に示していないが、それによりAT Aが搬送波Aに同調する、530中のプロセスは、(例えば同調の後に、または、同調の前に)AT AおよびRAN120に搬送波B上のトラフィックチャネルをティアダウンさせる、または、終わらせることを含む。したがって、搬送波A上のトラフィックチャネルを割り当てるTCAメッセージを、RAN120から既に受信している530ことから、AT Aは、搬送波A上の別のトラフィックチャネルを要求して、そのトラフィックチャネルが割り振られるのを待つ必要がなく、むしろ、540において、(例えば、510において開始された)通信セッションを単に続けることができる。したがって、図4に関して上記で記述したチャネル停止が実質的に減少して、AT Aにおける可能性ある物理的な“同調”遅延(すなわち、AT Aの受信機を搬送波Bから搬送波Aに切り替えること)だけが依然として存在する(ただ、このような遅延は、図4に関して論じたチャネル停止と比べて比較的少ない)。
545において、RAN120は、搬送波AのBCH上の(または、例えば、制御チャネルをBCHとして使用している場合には、代替として、制御チャネル自体上の)、通知されたPTTセッションに対するマルチキャストメッセージングをデコードする方法(例えば、IM対)についての命令を有する定期的なBOMを、搬送波Aのダウンリンク制御チャネル上で送る。RAN120は、BOMにしたがって、搬送波AのダウンリンクBCH上で、通知されたPTTセッションに関係するマルチキャストメッセージを送信し550、AT Aは、BOM中に含まれている命令に基づいて、PTTセッションを監視する、または、PTTセッションに参加する555。
図6は、本発明の別の実施形態にしたがった、マルチキャストメッセージングプロセスを図示している。図6の600ないし620は、図5の500ないし520にそれぞれ対応しているので、簡潔にするためにこれらのこれ以上の説明は省略している。
630において、(例えば、図4の425に関して上記に記述したように)RAN120は、通知されたPTTセッションをアドバタイズするブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)を、ダウンリンク制御チャネルの1つ以上のスロットで、ダウンリンク制御チャネル上において送る。630において、通知されたPTTセッションに対するBCMCSフローIDをアドバタイズするBOMが、通知されたPTTセッションが搬送波A上で運ばれていると示していると仮定する。図6中には明示的に図示していないが、RAN120は、搬送波B中のダウンリンク制御チャネル上で、630におけるようなBOMを定期的に(例えば、所定のBOM期間間隔において)再送して、615からの通知メッセージ、または、マルチキャストセッションの後続するBOMを見落としているかもしれないことを、搬送波Bを監視しているATに知らせる。
次に、登録するための要求を620において送った後に、AT Aは所定の時間期間を有するタイマーを開始する635。タイマーの時間期間は、“待ち”期間に対応する。ここで、AT Aは、TCH割り当てに対する接続要求を送ることなく、少なくともタイマーが満期になるまで、搬送波A上のトラフィックチャネルをAT Aに割り振るトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを待つ640。例では、タイマー期間は、システム設計者により選択されてもよく、図4に関して上記で論じた従来の搬送波切り替え方法論に関係する、予期されるチャネル停止の所定の割合または一部分であってもよい。645において、RAN120は、620におけるAT Aからの登録要求に応答して、割り当てに対して利用可能な、搬送波A上に利用可能なトラフィックチャネルが存在するか否かを決定する。搬送波A上に利用可能なトラフィックチャネルがない場合には、このようなトラフィックチャネルが利用可能になるまで、RAN120は、AT Aに対して搬送波Aトラフィックチャネルを割り振るTCAメッセージを送らない。したがって、搬送波A上のトラフィックチャネルが利用可能であると決定したときに、RAN120は、搬送波Aトラフィックチャネルを割り振るTCAメッセージをAT Aに送る650。
655において、搬送波Aトラフィックチャネルを割り振るTCAメッセージを、タイマーの満期の前に受信しなかった場合には、プロセスは図4の430に進み、従来のプロセスを実行する。従来のプロセスは、搬送波切り替えの間にチャネル停止を招くか、さもなければ、通知されたPTTセッションをまったく無視するかのいずれかを行う。そうでなく、655において、搬送波Aトラフィックチャネルを割り振るTCAメッセージを、タイマーの満期の前に受信した場合には、プロセスは660に進む。図6内で明示的に示していないが、660において、AT Aが搬送波Aに同調する前に、AT AおよびRAN120は、搬送波B上のトラフィックチャネルをティアダウンする、または、終わらせる。図6において、660、665、670、675、および680は、図5の、535、540、545、550、および555にそれぞれ対応しているので、簡潔にするためにこれ以上論じない。
本発明の別の実施形態では、上記で述べたように、図6の615において送られた通知メッセージをAT Aが見落とす可能性がある。このケースにおいて、AT Aは、630におけるように、通知メッセージ自体ではなく後続するBOMに応答する、BCMCSフロー登録メッセージを送ってもよい。この状況では、AT Aは、図6の635におけるように、BOMを受信した後で、タイマーを開始させてもよく、BOMに応答するBCMCSフロー登録メッセージをRAN120に送ってもよい。したがって、図6のこの代替実施形態は、別の搬送波におけるBCMCSフローをアドバタイズするBOMを、その搬送波に対するTCAメッセージの前に受信する何らかのシナリオを示すものであり、通知メッセージに応答する登録メッセージを最初に送る状況に限定される必要はない。
上記の記述から理解されるように、メカニズムを提供している。ここでは、要求ATが第2の搬送波上にアクティブなトラフィックチャネルを有している場合に、第1の搬送波中の通知された通信セッション(例えば、PTTセッションや、PTXセッションなど)への登録を要求する、BCMCSフロー登録メッセージのような登録要求を使用して、要求ATがTCAメッセージを明示的に要求する必要がなく、第1の搬送波上のトラフィックチャネルを要求ATに割り振る、RAN120からの先行的なTCAメッセージを促す。したがって、通知されたPTTセッションへの搬送波切り替えの間のチャネル停止が減少し、チャネル停止を回避するために、通知されたPTTセッションをまったく無視する必要はない。
さらに、本発明の上述した実施形態は、一般的に、1x EV−DOプロトコルに関係する用語を使用しているが、他の実施形態は、UMTSや、GSMや、CDMAや、W−CDMAや、LTEや、WiMAXなどのような、他の電気通信プロトコルに向けられてもよいことが理解されるだろう。
当業者は、さまざまな異なる技術および技法のうちの任意のものを使用して、情報および信号を表してもよいことを理解するだろう。例えば、上記の記述全体を通して参照されている、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気の粒子、光学界または光の粒子、あるいは、これらの何らかの組み合わせにより、表してもよい。
ここで開示した実施形態に関連して記述したさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは、双方を組み合わせたものとして実現されてもよいことを当業者はさらに理解するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの交換可能性を明確に示すために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、および、ステップを、一般的に、これらの機能性に関して上述した。このような機能性がハードウェアあるいはソフトウェアとして実現されるか否かは、特定の応用および全体的なシステムに課せられた設計の制約に依存する。当業者は、それぞれの特定の応用に対して変化する方法で、記述した機能性を実現してもよいが、このようなインプリメンテーションの決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈すべきではない。
ここで開示した実施形態に関連して記述したさまざまな例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで記述した機能を実行するように設計されているこれらの任意の組み合わせで、実現または実行されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替的に、プロセッサは、何らかの従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または、状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアを備えた1つ以上のマイクロプロセッサ、あるいは、他の何らかのこのようなコンフィギュレーションとして実現されてもよい。
さらに、本発明の実施形態の側面は、ここで記述した機能の論理的インプリメンテーションを含むことができる。したがって、本発明の実施形態が、ここで提供した例に限定されないことを当業者は理解するだろう。
ここで開示した実施形態に関連して記述した方法、シーケンスおよび/またはアルゴリズムは、ハードウェアで、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで、あるいは、2つを組み合わせたもので、直接的に具現化してもよい。ソフトウェアで実現された場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に記憶されてもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に送信されてもよい。コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する何らかの媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。例として、これらに限定されないが、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、コンピュータによりアクセスでき、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを伝送または記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含んでいてもよい。また、あらゆる接続は、コンピュータ読取可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、デジタル加入者回線(DSL)や、あるいは、赤外線、無線、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または、他の遠隔ソースから送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、DSL、あるいは、赤外線、無線、および、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、および、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。上記のものを組み合わせたものもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含められるべきである。
したがって、本発明の実施形態は、ワイヤレス通信ネットワークにおいてマルチキャストセッションをサポートするために、コンピュータ読取可能媒体上に記憶されているコードを含むコンピュータ読取可能媒体を含むことができる。前記コードは:アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求をアクセス端末から受信するためのプログラムコードと、所定のマルチキャストセッションが第1の搬送波上で運ばれているか否かを決定するためのプログラムコードと、所定のマルチキャストセッションは第1の搬送波上で運ばれていないと決定ステップが決定した場合に、第2の搬送波上のトラフィックチャネルをアクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当てメッセージを送信するためのプログラムコードとを含む。さらに、ここで記述した機能のうちのいくつかを、付加的なコードとして、本発明のさらなる実施形態に含めることができる。
先の開示は本発明の例示的な実施形態を示していたが、添付の特許請求の範囲により規定されているような本発明の範囲から逸脱することなく、ここで、さまざまな変更および改良を行うことができることに留意すべきである。ここで記述した本発明の実施形態にしたがった、方法の機能、ステップおよび/またはアクションは、何らかの特定の順序で実行される必要はない。さらに、本発明のエレメントは、単数で記述またはクレームされているかもしれないが、単数への限定が明示的に述べられていない限り、複数が意図されている。
先の開示は本発明の例示的な実施形態を示していたが、添付の特許請求の範囲により規定されているような本発明の範囲から逸脱することなく、ここで、さまざまな変更および改良を行うことができることに留意すべきである。ここで記述した本発明の実施形態にしたがった、方法の機能、ステップおよび/またはアクションは、何らかの特定の順序で実行される必要はない。さらに、本発明のエレメントは、単数で記述またはクレームされているかもしれないが、単数への限定が明示的に述べられていない限り、複数が意図されている。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
〔1〕ワイヤレス通信ネットワーク中のマルチキャストセッションをサポートする方法において、
アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信することと、
前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれているか否かを決定することと、
前記所定のマルチキャストセッションは前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれていると前記決定ステップが決定した場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当てメッセージを送信することとを含む方法。
〔2〕前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の後に、前記第2の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信することをさらに含み、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す上記〔1〕記載の方法。
〔3〕前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションに関係するブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー識別子(ID)をリストアップすることにより前記所定のマルチキャストセッションを識別する、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)であり、前記BOMは、前記リストアップされたBCMCSフローIDに関係する、インターレース多重化(IM)対と、送信フォーマットとをさらに含む上記〔2〕記載の方法。
〔4〕少なくとも前記アクセス端末の担当セクター内で、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波上で送信することをさらに含む上記〔1〕記載の方法。
〔5〕前記所定のマルチキャストセッションを通知する、前記第1の搬送波上で以前に送られた通知メッセージに応答して、前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信する上記〔1〕記載の方法。
〔6〕前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す、前記第1の搬送波上で以前に送られたスケジューリングメッセージに応答して、前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信する上記〔1〕記載の方法。
〔7〕前記以前に送られたスケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションに関係するブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー識別子(ID)をリストアップすることにより前記所定のマルチキャストセッションを識別する、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)である上記〔6〕記載の方法。
〔8〕前記送信ステップは、前記第1の搬送波上で前記トラフィックチャネル割り当てメッセージを送信する上記〔1〕記載の方法。
〔9〕前記第2の搬送波が少なくとも1つの利用可能なトラフィックチャネルを含むか否かを決定することをさらに含む上記〔1〕記載の方法。
〔10〕前記第2の搬送波が少なくとも1つの利用可能なトラフィックチャネルを含むと前記決定ステップが決定した後にのみ、前記送信ステップが実行される上記〔9〕記載の方法。
〔11〕前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の前に、前記第1の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信することをさらに含み、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す上記〔1〕記載の方法。
〔12〕前記受信ステップは、前記スケジューリングメッセージに応答して、前記登録するための要求を受信する上記〔11〕記載の方法。
〔13〕前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれておらず、前記第2の搬送波上で運ばれていると前記決定ステップが決定した場合にのみ、前記送信ステップが実行される上記〔1〕記載の方法。
〔14〕前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求は、ブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー登録メッセージである上記〔1〕記載の方法。
〔15〕前記第2の搬送波上の前記トラフィックチャネルが割り振られるための接続要求を前記アクセス端末が送る必要がないように、前記送信ステップを実行するための要求として、前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求が解釈される上記〔1〕記載の方法。
〔16〕ワイヤレス通信ネットワーク中のマルチキャストセッションに参加するために、搬送波を切り替える方法において、
アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から送ることと、
前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれている場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを受信することとを含む方法。
〔17〕前記第2の搬送波に同調することをさらに含む上記〔16〕記載の方法。
〔18〕前記第2の搬送波上でスケジューリングメッセージを受信することをさらに含み、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す上記〔17〕記載の方法。
〔19〕前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションに関係するブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー識別子(ID)をリストアップすることにより前記所定のマルチキャストセッションを識別する、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)であり、前記BOMは、前記リストアップされたBCMCSフローIDに関係する、インターレース多重化(IM)対と、送信フォーマットとをさらに含む上記〔18〕記載の方法。
〔20〕前記第1の搬送波上の前記トラフィックチャネルを通して運ばれる前記アクセス端末における通信セッションを前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルに遷移することをさらに含み、前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルは、前記受信したTCAメッセージにより割り振られる上記〔17〕記載の方法。
〔21〕前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上で受信することと、
前記受信したスケジューリングメッセージに基づいて、前記受信したマルチキャストメッセージをデコードすることとをさらに含む上記〔18〕記載の方法。
〔22〕前記所定のマルチキャストセッションを通知する、前記第1の搬送波上で以前に受信した通知メッセージに応答して、前記送るステップが実行される上記〔16〕記載の方法。
〔23〕前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す、前記第1の搬送波上で以前に受信したスケジューリングメッセージに応答して、前記送るステップが実行される上記〔16〕記載の方法。
〔24〕前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションに関係するブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー識別子(ID)をリストアップすることにより前記所定のマルチキャストセッションを識別する、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)である上記〔23〕記載の方法。
〔25〕前記第1の搬送波上で前記TCAメッセージを受信する上記〔16〕記載の方法。
〔26〕前記TCAメッセージを受信する前に、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示すスケジューリングメッセージを、前記第1の搬送波上で受信することをさらに含む上記〔16〕記載の方法。
〔27〕前記受信したスケジューリングメッセージに応答して、前記送るステップが前記登録するための要求を送る上記〔26〕記載の方法。
〔28〕前記送るステップの後に、所定のタイマー期間を有するタイマーを開始することをさらに含む上記〔16〕記載の方法。
〔29〕前記TCAメッセージを受信する前に前記タイマーが満期になった場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを割り振るTCAメッセージを受信する前に、前記第1の搬送波上のトラフィックチャネルを解放することをさらに含む上記〔28〕記載の方法。
〔30〕前記タイマーが満期になる前に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを割り振るTCAメッセージを受信する上記〔28〕記載の方法。
〔31〕前記第2の搬送波に同調することと、
前記第1の搬送波上の前記トラフィックチャネルを通して運ばれる前記アクセス端末における通信セッションを前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルに遷移することとをさらに含む上記〔30〕記載の方法。
〔32〕前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求は、ブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー登録メッセージである上記〔16〕記載の方法。
〔33〕前記第2の搬送波上の前記トラフィックチャネルが割り振られるための接続要求を前記アクセス端末が送る必要がないように、前記第1の送信ステップを実行するための要求として、前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求がアクセスネットワークにおいて解釈される上記〔16〕記載の方法。
〔34〕ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセスネットワークにおいて、
アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信する手段と、
前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれているか否かを決定する手段と、
前記所定のマルチキャストセッションは前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれていると前記決定する手段が決定した場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当てメッセージを送信する手段とを具備するアクセスネットワーク。
〔35〕前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の後に、前記第2の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信する手段をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す上記〔34〕記載のアクセスネットワーク。
〔36〕少なくとも前記アクセス端末の担当セクター内で、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波上で送信する手段をさらに具備する上記〔34〕記載のアクセスネットワーク。
〔37〕前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の前に、前記第1の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信する手段をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す上記〔34〕記載のアクセスネットワーク。
〔38〕ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセス端末において、
アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を送る手段と、
前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれている場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを受信する手段とを具備するアクセス端末。
〔39〕前記第2の搬送波に同調する手段をさらに具備する上記〔38〕記載のアクセス端末。
〔40〕前記第1の搬送波上の前記トラフィックチャネルを通して運ばれる前記アクセス端末における通信セッションを前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルに遷移する手段をさらに具備し、前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルは、前記受信したTCAメッセージにより割り振られる上記〔39〕記載のアクセス端末。
〔41〕前記第2の搬送波上でスケジューリングメッセージを受信する手段をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す上記〔39〕記載のアクセス端末。
〔42〕前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上で受信する手段と、
前記受信したスケジューリングメッセージに基づいて、前記受信したマルチキャストメッセージをデコードする手段とをさらに具備する上記〔39〕記載のアクセス端末。
〔43〕ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセスネットワークにおいて、
アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信するように構成されている論理と、
前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれているか否かを決定するように構成されている論理と、
前記所定のマルチキャストセッションは前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれていると前記決定するように構成されている論理が決定した場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当てメッセージを送信するように構成されている論理とを具備するアクセスネットワーク。
〔44〕前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の後に、前記第2の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信するように構成されている論理をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す上記〔43〕記載のアクセスネットワーク。
〔45〕少なくとも前記アクセス端末の担当セクター内で、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波上で送信するように構成されている論理をさらに具備する上記〔43〕記載のアクセスネットワーク。
〔46〕前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の前に、前記第1の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信するように構成されている論理をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す上記〔43〕記載のアクセスネットワーク。
〔47〕ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセス端末において、
前記アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を送るように構成されている論理と、
前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれている場合に、前記アクセス端末に前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを割り振るトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを受信するように構成されている論理とを具備するアクセス端末。
〔48〕前記第2の搬送波に同調するように構成されている論理をさらに具備する上記〔47〕のアクセス端末。
〔49〕前記第1の搬送波上の前記トラフィックチャネルを通して運ばれる前記アクセス端末における通信セッションを前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルに遷移するように構成されている論理をさらに具備し、前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルは、前記受信したTCAメッセージにより割り振られる上記〔48〕記載のアクセス端末。
〔50〕前記第2の搬送波上でスケジューリングメッセージを受信するように構成されている論理をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す上記〔48〕記載のアクセス端末。
〔51〕前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上で受信するように構成されている論理と、
前記受信したスケジューリングメッセージに基づいて、前記受信したマルチキャストメッセージをデコードするように構成されている論理とをさらに具備する上記〔48〕記載のアクセス端末。
〔52〕ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセスネットワークにより実行されるときに、前記アクセスネットワークに動作を実行させる命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体において、
アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、
前記命令は、
所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信するためのプログラムコードと、
前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれているか否かを決定するためのプログラムコードと、
前記所定のマルチキャストセッションは前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれていると前記決定するためのプログラムコードが決定した場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当てメッセージを送信するためのプログラムコードとを含むコンピュータ読み取り可能媒体。
〔53〕前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の後に、前記第2の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信するように構成されている論理をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す上記〔52〕記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
〔54〕少なくとも前記アクセス端末の担当セクター内で、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波上で送信するためのプログラムコードをさらに含む上記〔53〕記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
〔55〕前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の前に、前記第1の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信するためのプログラムコードをさらに含み、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す上記〔53〕記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
〔56〕ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセス端末により実行されるときに、前記アクセス端末に動作を実行させる命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体において、
前記アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、
前記命令は、
所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を送るためのプログラムコードと、
前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれている場合に、前記第2の搬送波上の前記トラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを受信するためのプログラムコードとを含むコンピュータ読み取り可能媒体。
〔57〕前記第2の搬送波に同調するためのプログラムコードをさらに含む上記〔56〕記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
〔58〕前記第1の搬送波上の前記トラフィックチャネルを通して運ばれる前記アクセス端末における通信セッションを前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルに遷移するためのプログラムコードをさらに含み、前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルは、前記受信したTCAメッセージにより割り振られる上記〔57〕記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
〔59〕前記第2の搬送波上でスケジューリングメッセージを受信するためのプログラムコードをさらに含み、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す上記〔57〕記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
〔60〕前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上で受信するためのプログラムコードと、
前記受信したスケジューリングメッセージに基づいて、前記受信したマルチキャストメッセージをデコードするためのプログラムコードとをさらに含む上記〔57〕記載のコンピュータ読み取り可能媒体。

Claims (60)

  1. ワイヤレス通信ネットワーク中のマルチキャストセッションをサポートする方法において、
    アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信することと、
    前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれているか否かを決定することと、
    前記所定のマルチキャストセッションは前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれていると前記決定ステップが決定した場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当てメッセージを送信することとを含む方法。
  2. 前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の後に、前記第2の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信することをさらに含み、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す請求項1記載の方法。
  3. 前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションに関係するブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー識別子(ID)をリストアップすることにより前記所定のマルチキャストセッションを識別する、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)であり、前記BOMは、前記リストアップされたBCMCSフローIDに関係する、インターレース多重化(IM)対と、送信フォーマットとをさらに含む請求項2記載の方法。
  4. 少なくとも前記アクセス端末の担当セクター内で、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波上で送信することをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 前記所定のマルチキャストセッションを通知する、前記第1の搬送波上で以前に送られた通知メッセージに応答して、前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信する請求項1記載の方法。
  6. 前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す、前記第1の搬送波上で以前に送られたスケジューリングメッセージに応答して、前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信する請求項1記載の方法。
  7. 前記以前に送られたスケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションに関係するブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー識別子(ID)をリストアップすることにより前記所定のマルチキャストセッションを識別する、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)である請求項6記載の方法。
  8. 前記送信ステップは、前記第1の搬送波上で前記トラフィックチャネル割り当てメッセージを送信する請求項1記載の方法。
  9. 前記第2の搬送波が少なくとも1つの利用可能なトラフィックチャネルを含むか否かを決定することをさらに含む請求項1記載の方法。
  10. 前記第2の搬送波が少なくとも1つの利用可能なトラフィックチャネルを含むと前記決定ステップが決定した後にのみ、前記送信ステップが実行される請求項9記載の方法。
  11. 前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の前に、前記第1の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信することをさらに含み、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す請求項1記載の方法。
  12. 前記受信ステップは、前記スケジューリングメッセージに応答して、前記登録するための要求を受信する請求項11記載の方法。
  13. 前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれておらず、前記第2の搬送波上で運ばれていると前記決定ステップが決定した場合にのみ、前記送信ステップが実行される請求項1記載の方法。
  14. 前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求は、ブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー登録メッセージである請求項1記載の方法。
  15. 前記第2の搬送波上の前記トラフィックチャネルが割り振られるための接続要求を前記アクセス端末が送る必要がないように、前記送信ステップを実行するための要求として、前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求が解釈される請求項1記載の方法。
  16. ワイヤレス通信ネットワーク中のマルチキャストセッションに参加するために、搬送波を切り替える方法において、
    アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から送ることと、
    前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれている場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを受信することとを含む方法。
  17. 前記第2の搬送波に同調することをさらに含む請求項16記載の方法。
  18. 前記第2の搬送波上でスケジューリングメッセージを受信することをさらに含み、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す請求項17記載の方法。
  19. 前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションに関係するブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー識別子(ID)をリストアップすることにより前記所定のマルチキャストセッションを識別する、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)であり、前記BOMは、前記リストアップされたBCMCSフローIDに関係する、インターレース多重化(IM)対と、送信フォーマットとをさらに含む請求項18記載の方法。
  20. 前記第1の搬送波上の前記トラフィックチャネルを通して運ばれる前記アクセス端末における通信セッションを前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルに遷移することをさらに含み、前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルは、前記受信したTCAメッセージにより割り振られる請求項17記載の方法。
  21. 前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上で受信することと、
    前記受信したスケジューリングメッセージに基づいて、前記受信したマルチキャストメッセージをデコードすることとをさらに含む請求項18記載の方法。
  22. 前記所定のマルチキャストセッションを通知する、前記第1の搬送波上で以前に受信した通知メッセージに応答して、前記送るステップが実行される請求項16記載の方法。
  23. 前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す、前記第1の搬送波上で以前に受信したスケジューリングメッセージに応答して、前記送るステップが実行される請求項16記載の方法。
  24. 前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションに関係するブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー識別子(ID)をリストアップすることにより前記所定のマルチキャストセッションを識別する、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)である請求項23記載の方法。
  25. 前記第1の搬送波上で前記TCAメッセージを受信する請求項16記載の方法。
  26. 前記TCAメッセージを受信する前に、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示すスケジューリングメッセージを、前記第1の搬送波上で受信することをさらに含む請求項16記載の方法。
  27. 前記受信したスケジューリングメッセージに応答して、前記送るステップが前記登録するための要求を送る請求項26記載の方法。
  28. 前記送るステップの後に、所定のタイマー期間を有するタイマーを開始することをさらに含む請求項16記載の方法。
  29. 前記TCAメッセージを受信する前に前記タイマーが満期になった場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを割り振るTCAメッセージを受信する前に、前記第1の搬送波上のトラフィックチャネルを解放することをさらに含む請求項28記載の方法。
  30. 前記タイマーが満期になる前に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを割り振るTCAメッセージを受信する請求項28記載の方法。
  31. 前記第2の搬送波に同調することと、
    前記第1の搬送波上の前記トラフィックチャネルを通して運ばれる前記アクセス端末における通信セッションを前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルに遷移することとをさらに含む請求項30記載の方法。
  32. 前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求は、ブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS)フロー登録メッセージである請求項16記載の方法。
  33. 前記第2の搬送波上の前記トラフィックチャネルが割り振られるための接続要求を前記アクセス端末が送る必要がないように、前記第1の送信ステップを実行するための要求として、前記所定のマルチキャストセッションに登録するための要求がアクセスネットワークにおいて解釈される請求項16記載の方法。
  34. ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセスネットワークにおいて、
    アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信する手段と、
    前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれているか否かを決定する手段と、
    前記所定のマルチキャストセッションは前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれていると前記決定する手段が決定した場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当てメッセージを送信する手段とを具備するアクセスネットワーク。
  35. 前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の後に、前記第2の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信する手段をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す請求項34記載のアクセスネットワーク。
  36. 少なくとも前記アクセス端末の担当セクター内で、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波上で送信する手段をさらに具備する請求項34記載のアクセスネットワーク。
  37. 前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の前に、前記第1の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信する手段をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す請求項34記載のアクセスネットワーク。
  38. ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセス端末において、
    アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を送る手段と、
    前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれている場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを受信する手段とを具備するアクセス端末。
  39. 前記第2の搬送波に同調する手段をさらに具備する請求項38記載のアクセス端末。
  40. 前記第1の搬送波上の前記トラフィックチャネルを通して運ばれる前記アクセス端末における通信セッションを前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルに遷移する手段をさらに具備し、前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルは、前記受信したTCAメッセージにより割り振られる請求項39記載のアクセス端末。
  41. 前記第2の搬送波上でスケジューリングメッセージを受信する手段をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す請求項39記載のアクセス端末。
  42. 前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上で受信する手段と、
    前記受信したスケジューリングメッセージに基づいて、前記受信したマルチキャストメッセージをデコードする手段とをさらに具備する請求項39記載のアクセス端末。
  43. ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセスネットワークにおいて、
    アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信するように構成されている論理と、
    前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれているか否かを決定するように構成されている論理と、
    前記所定のマルチキャストセッションは前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれていると前記決定するように構成されている論理が決定した場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当てメッセージを送信するように構成されている論理とを具備するアクセスネットワーク。
  44. 前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の後に、前記第2の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信するように構成されている論理をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す請求項43記載のアクセスネットワーク。
  45. 少なくとも前記アクセス端末の担当セクター内で、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波上で送信するように構成されている論理をさらに具備する請求項43記載のアクセスネットワーク。
  46. 前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の前に、前記第1の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信するように構成されている論理をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す請求項43記載のアクセスネットワーク。
  47. ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセス端末において、
    前記アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を送るように構成されている論理と、
    前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれている場合に、前記アクセス端末に前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを割り振るトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを受信するように構成されている論理とを具備するアクセス端末。
  48. 前記第2の搬送波に同調するように構成されている論理をさらに具備する請求項47記載のアクセス端末。
  49. 前記第1の搬送波上の前記トラフィックチャネルを通して運ばれる前記アクセス端末における通信セッションを前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルに遷移するように構成されている論理をさらに具備し、前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルは、前記受信したTCAメッセージにより割り振られる請求項48記載のアクセス端末。
  50. 前記第2の搬送波上でスケジューリングメッセージを受信するように構成されている論理をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す請求項48記載のアクセス端末。
  51. 前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上で受信するように構成されている論理と、
    前記受信したスケジューリングメッセージに基づいて、前記受信したマルチキャストメッセージをデコードするように構成されている論理とをさらに具備する請求項48記載のアクセス端末。
  52. ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセスネットワークにより実行されるときに、前記アクセスネットワークに動作を実行させる命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体において、
    アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、
    前記命令は、
    所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を前記アクセス端末から受信するためのプログラムコードと、
    前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれているか否かを決定するためのプログラムコードと、
    前記所定のマルチキャストセッションは前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれていると前記決定するためのプログラムコードが決定した場合に、前記第2の搬送波上のトラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当てメッセージを送信するためのプログラムコードとを含むコンピュータ読み取り可能媒体。
  53. 前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の後に、前記第2の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信するように構成されている論理をさらに具備し、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す請求項52記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
  54. 少なくとも前記アクセス端末の担当セクター内で、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波上で送信するためのプログラムコードをさらに含む請求項53記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
  55. 前記トラフィックチャネル割り当てメッセージの前記送信の前に、前記第1の搬送波上で前記アクセス端末にスケジューリングメッセージを送信するためのプログラムコードをさらに含み、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記所定のマルチキャストセッションが前記第2の搬送波上で運ばれていることを示す請求項53記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
  56. ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセス端末により実行されるときに、前記アクセス端末に動作を実行させる命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体において、
    前記アクセス端末には第1の搬送波上のトラフィックチャネルが割り振られており、
    前記命令は、
    所定のマルチキャストセッションに登録するための要求を送るためのプログラムコードと、
    前記所定のマルチキャストセッションが前記第1の搬送波上で運ばれておらず、第2の搬送波上で運ばれている場合に、前記第2の搬送波上の前記トラフィックチャネルを前記アクセス端末に割り振るトラフィックチャネル割り当て(TCA)メッセージを受信するためのプログラムコードとを含むコンピュータ読み取り可能媒体。
  57. 前記第2の搬送波に同調するためのプログラムコードをさらに含む請求項56記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
  58. 前記第1の搬送波上の前記トラフィックチャネルを通して運ばれる前記アクセス端末における通信セッションを前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルに遷移するためのプログラムコードをさらに含み、前記第2のチャネル上の前記トラフィックチャネルは、前記受信したTCAメッセージにより割り振られる請求項57記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
  59. 前記第2の搬送波上でスケジューリングメッセージを受信するためのプログラムコードをさらに含み、前記スケジューリングメッセージは、前記所定のマルチキャストセッションを識別し、前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上の、前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージをデコードできる方法を示す請求項57記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
  60. 前記所定のマルチキャストセッションに関係するマルチキャストメッセージを前記第2の搬送波のダウンリンクチャネル上で受信するためのプログラムコードと、
    前記受信したスケジューリングメッセージに基づいて、前記受信したマルチキャストメッセージをデコードするためのプログラムコードとをさらに含む請求項57記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
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