JP2011517584A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 人間の手の動きを認識する方法において、
   夫々の時間フレームで複数の送信信号を送信するステップと、
   複数の受信信号を受信するステップであって、上記受信信号のうち少なくとも一部は上記手から反射されたものである、ステップと、
   上記送信信号と上記受信信号を利用して、複数のチャネルインパルス応答を判定するステップと、
   近接する時間フレームに対するインパルス応答を相互に近接させて、インパルス応答のマトリクスを規定するステップと、
   上記手の動きに対応するパターンに対する上記マトリクスを分析するステップと
   を含む方法。
2. インパルス応答マトリクスから、目的物の複数の反射ポイント若しくは部分のための動作情報を判別するステップを更に含む、請求項１に記載の方法。
3. しきい値以上の、チャネルインパルス応答、若しくはそのうちの所定の部位における、集合的変化を検出することにより、目的物の動作を判別するステップを、更に含む請求項１又は２に記載の方法。
4. 曲線フィルタ、ラインフィルタ、直線フィルタ、正弦曲線フィルタ、エッジフィルタ、アップサンプリングフィルタ、ダウンサンプリングフィルタ、リサンプリングフィルタ、ハフ変換、ウエーブレット変換、ランダム変換、ピタウ（ｐｉ−ｔａｕ）変換、フーリエ変換、非整数次フーリエ変換、コラム−シフト、コラムの移動平均、ローリング平均、無限インパルス応答フィルタ、及びサブバンドコーディングに基づくフィルタからなるグループから選択された一つ若しくはそれ以上の関数を、上記マトリクス若しくは上記マトリクスの一部に適用するステップを、含む請求項１乃至３のうちのいずれか一に記載の方法。
5. 非水平平均フィルタを、上記マトリクス若しくは上記マトリクスの一部に適用するステップを、含む請求項１乃至４のうちのいずれか一に記載の方法。
6. 複数のフィルタを上記マトリクスに適用するステップと、
   上記マトリクスの所与の領域の全体において、若しくは上記マトリクスの所与の領域の範囲内で、最も強い結果を与えるフィルタを判別するために、上記複数のフィルタのアウトプットを比較するステップと
   を含む請求項１乃至５のうちのいずれか一に記載の方法。
7. 上記マトリクスのサブブロックを基本ブロックのセットに適合する、若しくは、上記マトリクスのサブブロックを基本ブロックのセットにスライドするステップを、含む請求項１乃至６のうちのいずれか一に記載の方法。
8. パターンに対する上記マトリクスを分析する上記のステップは、上記マトリクスの夫々の部位に整合されたフィルタのシーケンスを記録するステップと、上記マトリクス内の特徴パターンを特定するために上記シーケンスを一つ若しくはそれ以上の所与のシーケンスと比較するステップを、含む請求項１乃至７のうちのいずれか一に記載の方法。
9. 上記特徴パターンは、特定のジェスチャに対応する、請求項８に記載の方法。
10. 上記所定のシーケンスが、フィルタのセットのシーケンスを含み、的確な上記セットからのどのフィルタもシーケンスを満足し得る、請求項８又は９に記載の方法。
11. フィルタの上記シーケンスが、所定の角度におけるラインフィルタのシーケンスから成る、請求項８乃至１０のうちのいずれか一に記載の方法。
12. 複数の受信手段の各々において、複数の受信信号を受信するステップと、個々の受信手段に対するインパルス応答のマトリクスを規定するステップと、フィルタを上記マトリクスの各々に適用するステップを含み、ここで個々のマトリクスに適用されるフィルタは、上記手、又は、上記一つ若しくはそれ以上の目的物に対する共通速度推測から適合される、請求項１乃至１１のうちのいずれか一に記載の方法。
13. 上記信号が超音波信号である、請求項１乃至１２のうちのいずれか一に記載の方法。
14. 請求項１乃至１３のうちのいずれか一に記載の方法を用いるステップを含む、電子装置の少なくとも一つの操作を制御する方法。
15. 人間の手の動作を認識するための装置において、
    夫々の時間フレームで複数の送信信号を送信するように構成された送信手段と、
    上記手から反射された上記受信信号のうち少なくとも一部にて、複数の受信信号を受信するように構成された受信手段と、
    上記送信信号と上記受信信号を利用して、複数のチャネルインパルス応答を判定し、近接する時間フレームに対するインパルス応答を相互に近接させて、インパルス応答のマトリクスを規定し、更に、上記手の動きに対応するパターンに対する上記マトリクスを分析するように、構成された処理手段と
    を含む装置。
16. 更に、請求項２乃至１４のうちのいずれか一に記載の方法を実施するように構成された請求項１５に記載の装置。
17. コンピュータ上で稼動する際、人間の手の動作を認識するように構成されたコンピュータソフトウエアプロダクトにおいて、
    ソフトウエアは、
    夫々の時間フレーム内の複数の送信信号と、複数の受信信号とに対するインプットを有し、
    更に、
    上記送信信号と上記受信信号を利用して、複数のチャネルインパルス応答を判定し、近接する時間フレームに対するインパルス応答を相互に近接させて、インパルス応答のマトリクスを規定し、更に、上記手の動きに対応するパターンに対する上記マトリクスを分析するように、構成されたロジックを含む、
    コンピュータソフトウエアプロダクト。
18. 超音波送信器及び分離／統合超音波受信器を含むモバイルデバイスであって、
    請求項１乃至１４のうちのいずれか一に記載の方法に従って、ユーザのテーブルトップの動作を判別することによって、少なくとも一つの操作が制御されるように構成されている、モバイルデバイス。