JP2011517204A - ターゲットベースの高速在圏セル変更のためのアクティベーション時間 - Google Patents

Abstract

本発明は、無線通信ネットワーク（３００）においてユーザ端末（３１０）の在圏セル（３０５）からターゲットセル（３０８）へのセル変更のアクティベーション時間を設定する、ユーザ端末（３１０）における方法に関する。ユーザ端末（３１０）は、ネットワークコントローラ（３１５）からタイミングオフセットを受信し（５０１）、タイミングオフセットに基づきセル変更アクティベーション時間を算出し（５０２）、算出したアクティベーション時間をネットワークコントローラ（３１５）に送信する（５０３）。次いで、ユーザ端末（３１０）は、ネットワークコントローラ（３１５）からセル変更の承認を受信し（５０４）、承認を受信したら、アクティベーション時間に在圏セル（３０６）からターゲットセル（３０８）へ移行する（５０５）。

Description

本発明は、通信システムの方法および装置に関し、特に、通信システムにおける在圏高速ダウンリンク共用チャネル（ＨＳ−ＤＳＣＨ）セル変更（ＨＳＣＣ）手順を同期させる方法および装置に関する。

統合移動通信システム（ＵＭＴＳ）または第３世代（３Ｇ）ネットワークは、いくつかの主要コンポーネントに分けることができる。すなわち、ユーザセッションの設定および制御を担当する１つ以上のコアネットワークと、エアインタフェースへのアクセスを制御する１つのＵＭＴＳ無線アクセスネットワーク（ＵＴＲＡＮ）とに分けられる。ＵＴＲＡＮとユーザ端末（ＵＥ）との間のインタフェースは、「ノードＢ」（２Ｇ／ＧＳＭネットワークの基地局に類似する）と呼ばれることのあるノードまたは基地局によって提供される。ノードＢは、エアインタフェース越しのデータの送受信を担当し、無線ネットワークコントローラによって制御される。ユーザデータおよび制御データは、基地局および無線ネットワークコントローラ経由で基地局とコアネットワークとの間を送られる。基地局と無線ネットワークコントローラとの間のインタフェースは、Ｉｕｂインタフェースと呼ばれる。同じネットワーク内の２つの無線ネットワークコントローラ間のインタフェースは、Ｉｕｒインタフェースと呼ばれる。Ｉｕインタフェースは、制御情報に加えてユーザトラヒック（音声またはデータなど）を伝達し、主にソフトハンドオーバのために必要である。ソフトハンドオーバは、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）標準および広帯域符号分割多元接続（ＷＣＤＭＡ）標準で使用される機能を指しており、それにより、携帯電話機などのユーザ端末が通話中に２つ以上のセル（またはセルのセクタ）に同時に接続される。アップリンク（ユーザ端末からセルのサイト）では、ソフトハンドオーバ中の通話をアクティブにサポートしているすべてのセルのサイトのセクタは、それらが受信するビットストリームを、受信ビットの品質情報と一緒に無線ネットワークコントローラに転送する。無線ネットワークコントローラは、これらすべてのビットストリームの品質を検査し、最高品質のビットストリームを動的に選択する。また、信号が急速に劣化する場合でも、ソフトハンドオーバ中の呼をサポートしている他のセルのセクタの１つで強い信号を利用できる可能性はやはり大きい。

ＵＴＲＡＮでは、高速ダウンリンク共用チャネル（ＨＳ−ＤＳＣＨ）は、個別チャネルと異なりソフトハンドオーバを使用しない。代わりに、ハードハンドオーバするために在圏ＨＳ−ＤＳＣＨセル変更（ＨＳＣＣ）と呼ばれる手順が利用される。ソフトハンドオーバは依然としてアップリンクに使用され、そしてアクティブセットは高速でないユーザ端末に対するのと同じように管理される。アクティブセットは、アップリンクのソフトハンドオーバ中にユーザ端末が接続されているすべてのアクティブセルのリストを有する。ユーザ端末は、継続的に共通パイロットチャネル（ＣＰＩＣＨ）を測定し、或る時間（トリガまでの時間）中に完了するヒステリシスを有する。セルのアクティブセットリストの更新手順が、図１に概略的に示されている。アクティブセット更新手順は、ネットワークコントローラ例えば在圏無線ネットワークコントローラＳＲＮＣに、新しいセルがアクティブセットの付加（測定報告１ａ）、削除（測定報告１ｂ）または置換（測定報告１ｃ）の基準を満たしたと通知する測定報告１ａ、１ｂまたは１ｃによってトリガされる（１０１）。測定報告１ａ、１ｂ、１ｃは、ユーザ端末からネットワークコントローラ例えば在圏無線ネットワークコントローラＳＲＮＣに送信される。在圏無線ネットワークコントローラは、特定のユーザ端末にサービスを提供する一種の無線ネットワークコントローラであり、そのユーザ端末向けの接続を管理する。ＨＳ−ＤＳＣＨの動作時は、ダウンリンクはソフトハンドオーバ中でない。代わりに、アクティブセットの中のセルの１つ（通常最強のセル）が、現在の在圏ＨＳ−ＤＳＣＨセルとして示されている。次いで、ネットワークコントローラが無線リンクの追加を実行し（１０２）、基地局と設定要求（１０３）および設定応答（１０４）を送受信することによって必要な無線リンクを設定する。ネットワークコントローラは、アクティブセット更新メッセージ（１０５）をユーザ端末に送信する。ユーザ端末は、ネットワークコントローラからアクティブセット更新を受信すると、処理の準備をする（１０６）、すなわち、メッセージを読み取り、例えば無線リンクを追加または削除して、新しい構成を適用する。ユーザ端末は、アクティブセット更新が完了したことを確証するアクティブセット更新完了メッセージ（１０７）をネットワークコントローラに送信する。アクティブセット更新手順の継続期間は、一例として、以下のように算出されてもよい。

Ｔ_asu＝Ｔｔｒｉｇ１ａ＋２*Ｔ_Uu＋２*Ｔ_lub
上式で、
Ｔｔｒｉｇ１ａ＝測定報告１ａのトリガまでの時間＝３２０ｍｓ
Ｔ_Uu＝Ｕｕ（無線インタフェース）遅延＝１００ｍｓ
Ｔ_lub＝Ｉｕｂ（無線ネットワークコントローラ〜ノードＢインタフェース）遅延＝１０ｍｓ
Ｔ_asu＝アクティブセット更新時間。

ハードハンドオーバ用の（通常の）ＨＳＣＣ手順のシグナリングシーケンスが、図２のフローおよびシグナリング複合図に概略的に示されている。ユーザ端末が、ハンドオーバを行うかどうかを決定するためにハンドオーバの評価を実行する（２００）。これは、隣接セルすなわちターゲットセルが現在のセルすなわち在圏セルより強いことによりトリガされる。セルのアクティブセットリストの中の別のセルが最も強いセルになったことを示す測定報告１ｄ（２０１）が、ユーザ端末からネットワークコントローラ例えば在圏無線ネットワークコントローラ（ＳＲＮＣ）に送信される。一例として、ターゲットセルの共通パイロットチャネル（ＣＰＩＣＨ）の測定レベルが、パラメータＴｔｒｉｇ１ｄにより決められる所与の時間（測定報告１ｄのトリガまでの時間）のヒステリシスに基づいて在圏セルより強いとき、測定報告１ｄがトリガされてユーザ端末から送信される。

ネットワークコントローラおよびユーザ端末において起こり得る処理遅延を考慮しないと、すなわちシミュレーションにおいて考慮しないと、使用されるセル変更手順Ｔ_ccの遅延は、一例として以下のように算出されてもよい。

Ｔ_cc＝Ｔｔｒｉｇ１ｄ＋Ｔ_Uu＋２*Ｔ_Iub＋Ｔ_{ActivationTime}
上式で、
Ｔ_cc＝セル変更手順の遅延
Ｔｔｒｉｇ１ｄ＝測定報告１ｄのトリガまでの時間
Ｔ_Uu＝Ｕｕ（無線インタフェース）遅延＝１００ｍｓ
Ｔ_Iub＝Ｉｕｂ（無線ネットワークコントローラ〜ノードＢインタフェース）遅延＝１０ｍｓ
Ｔ_{ActivationTime}＝アクティベーション時間。

ネットワークコントローラがこのより強いセルの存在を示す測定報告１ｄを受信すると、ネットワークは在圏セルを変更する決定をしてもよい、すなわちネットワークはハンドオーバを決定する（２０２）。セル変更がトリガされると、ネットワークコントローラは、新しい構成でソース基地局およびターゲット基地局（図２では１つの基地局だけが示されている）を構成する。ネットワークコントローラは、Ｉｕｂトランスポートベアラも構成する。ネットワークコントローラは、無線リンク再構成準備メッセージ（２０３）を基地局に送信し、再構成の準備が整うと今度は無線リンク再構成準備完了メッセージ（２０４）を受信する。両方の基地局（在圏およびターゲット）が構成について肯定応答し、新しい構成への切り替えがユーザ端末およびネットワークコントローラが同時に新しい構成に移行することを意味する同期手順である場合に、ネットワークコントローラは、新しい構成のためのアクティベーション時間を算出する（２０５）。算出したアクティベーション時間は接続フレーム番号（ＣＦＮ、Connection Frame Number）に関連している。再構成コミットメッセージ（２０６）をユーザ端末と基地局の両方に送信するために掛かる時間を相殺するために、オフセットが必要である。ネットワークコントローラは、物理チャネル再構成メッセージ（２０７）をユーザ端末に送信する。ユーザ端末は、処理の準備をする（２０８）、すなわちネットワークコントローラからのメッセージを読み取り、ハンドオーバを実行する（２０９）、すなわちハンドオーバのために無線リンクを例えば追加または削除するなどして、新しい構成を適用する。ハンドオーバが完了すると、ユーザ端末は物理チャネル再構成完了メッセージ（２１０）をネットワークコントローラに送信してもよい。

しかし、在圏セルすなわちソースセルのリンク品質がターゲットセルへのセル変更手順が完了する前に悪化することがあるので、非常に高速で移動するユーザ端末に関しては問題がある。ネットワークコントローラが物理チャネル再構成メッセージ（２０７）を首尾よく送信できる前にこれが起こる場合、ネットワークコントローラはもはやユーザ端末に連絡できず、呼は廃棄されるであろう。

このようなことから、無線プロトコル手順および構成、Ｉｕｂ／Ｉｕｒプロトコルおよびユーザ端末、基地局ならびに無線リソース管理（ＲＲＭ）性能要件に関して、在圏ＨＳ−ＤＳＣＨセル変更手順の高度化が必要である。

従って、本発明の一目的は、通信システムにおいて在圏高速ダウンリンク共用チャネル（ＨＳ−ＤＳＣＨ）セル変更（ＨＳＣＣ）手順を同期させる改善手順を提供することである。

さらなる目的および利点は以下から明らかである。

上記の目的は、本発明の第１の態様では、無線通信ネットワークにおいてユーザ端末の在圏セルからターゲットセルへのセル変更のアクティベーション時間を設定する、ユーザ端末における方法を提供することによって達成される。ネットワークコントローラからタイミングオフセットを受信後、ユーザ端末は、タイミングオフセットに基づきセル変更アクティベーション時間を算出する。次いでユーザ端末は、算出したアクティベーション時間をコントローラに送信する。次いでユーザ端末は、ネットワークコントローラからセル変更の承認を受信する。承認を受信したら、ユーザ端末は、アクティベーション時間に在圏セルからターゲットセルへ移行する。

本発明の第２の態様では、無線通信ネットワークにおいてユーザ端末の在圏セルからターゲットセルへのセル変更のアクティベーション時間を設定する、ネットワークコントローラにおける方法が提供される。ネットワークコントローラは、ユーザ端末にタイミングオフセットを送信し、ユーザ端末からアクティベーション時間を受信する。次いでネットワークコントローラは、ユーザ端末をターゲットセルに移行させることを決定する。在圏セルおよびターゲットセルは、アクティベーション時間を用いて構成される。ネットワークコントローラは、在圏セルおよびターゲットセルから構成確認を受信し、ユーザ端末にセル変更の承認を送信する。

本発明の第３の態様では、無線通信ネットワークにおけるユーザ端末内の装置が提供される。ユーザ端末は、在圏セルからターゲットセルへのセル変更のアクティベーション時間を設定できるように構成される。ユーザ端末装置は、ネットワークコントローラからインタフェースを通してタイミングオフセットを受信するように構成された受信部と、タイミングオフセットに基づきセル変更アクティベーション時間を算出するように構成されたプロセッサとを備える。装置は、インタフェースを通してネットワークコントローラにアクティベーション時間を送信するように構成された送信部をさらに備える。受信部は、インタフェースを通してセル変更の承認を受信するようにさらに構成される。承認を受信した場合、プロセッサは、アクティベーション時間に在圏セルからターゲットセルへ移行するようにさらに構成される。

本発明の第４の態様では、ネットワークコントローラ内の装置が提供される。ネットワークコントローラは、無線通信ネットワークにおいてユーザ端末の在圏セルからターゲットセルへのセル変更のアクティベーション時間を設定するように構成される。ネットワークコントローラ装置は、ユーザ端末にタイミングオフセットを送信するように構成された送信部と、ユーザ端末からアクティベーション時間を受信するように構成された受信部とを備える。装置は、ユーザ端末のターゲットセルへの移行を決定するように構成され、かつアクティベーション時間を用いて在圏セルおよびターゲットセルを構成するように構成されたプロセッサをさらに備える。受信部は、在圏セルおよびターゲットセルから構成承認を受信するようにさらに構成され、そして送信部は、ユーザ端末にセル変更の承認を送信するようにさらに構成される。

ユーザ端末は、自端末がソースセルからターゲットセルへ移行するアクティベーション時間を決定し得るので、在圏ＨＳ−ＤＳＣＨセル変更（ＨＳＣＣ）に関して同期動作を可能にする。同期動作は、セル変更コマンドがターゲット基地局からＨＳ−ＳＣＣＨを通じて伝えられるときも可能であり得る。これは、基地局とネットワークコントローラとの間の（Ｉｕｂ）インタフェースを通じたＬ１（下位物理層）終端およびユーザプレーンハンドリングを単純化する利点を提供する。さらなる利点は、アクティベーション時間を算出するために使用されるオフセットがネットワークコントローラによって制御され、それ故ネットワーク構成および遅延に基づき最適化され得ることである。これの別の利点は、ハンドオーバ中にネットワークコントローラとユーザ端末がソースセルからターゲットセルへ同時に変わることを可能にすることである。

本発明およびその実施形態のさらなる利点は、本発明の以下の詳細説明から見えてくるであろう。

言うまでもなく、本発明の上記の態様は同じ実施形態の中で組み合わされてもよい。本発明の目的は、添付の特許請求の範囲に記載のとおり達成される。

これより本発明について、本発明の実施形態を示す添付の図面を参照して、以下の詳細説明でより詳しくさらに述べる。

先行技術のアクティブセット更新手順を示すフロー図とシグナリング図の複合図である。 先行技術の在圏ＨＳ−ＤＳＣＨセル変更手順を示すフロー図とシグナリング図の複合図である。 無線通信ネットワークを示す略ブロック図である。 同期セル変更手順を示すフロー図とシグナリング図の複合図である。 ユーザ端末における方法の実施形態を示すフロー図である。 ネットワークコントローラにおける方法の実施形態を示すフロー図である。 ユーザ端末装置の実施形態を示す略ブロック図である。 ネットワークコントローラ装置の実施形態を示す略ブロック図である。

基本的に本発明は、ユーザ端末が在圏セルからターゲットセルへ移行するアクティベーション時間、すなわち接続フレーム番号をそのユーザ端末に決定させることによって、在圏ＨＳ−ＤＳＣＨセル変更（ＨＳＣＣ）の同期動作を可能にする方法および装置に関する。ユーザ端末は、セル変更をトリガする測定報告の中でこの接続フレーム番号をネットワークコントローラに報告する。ユーザ端末がその接続フレーム番号より前にターゲットセルのＨＳ−ＳＣＣＨにスケジュールされた場合、ユーザ端末は、その接続フレーム番号の時にターゲットセルに移行することが可能である。スケジュールされなかった場合、ユーザ端末はソースセルに留まる。

図３は、例えばＵＴＲＡＮなどの技術を使用する無線通信ネットワーク３００を示す。無線通信ネットワーク３００は、セル３０６にサービスを提供する基地局３０５およびセル３０８にサービスを提供する基地局３０７などの、セルにサービスを提供する基地局を備える。基地局３０５および３０７は、例えば無線アクセスネットワークなどの無線基地局であり、ノードＢと呼ばれることもある。基地局３０５は、例えばエアインタフェース３１２を通じてデータの送信および受信も担当できる無線周波数送信部および受信部などを介して、ユーザ端末３１０と無線通信するように構成されている。ユーザ端末３１０は、ノードデバイスと呼ばれることもある。無線通信ネットワーク３００は、自コントローラに接続された基地局３０５、３０７および他の基地局を制御するように構成された無線ネットワークコントローラ３１５をさらに備える。無線ネットワークコントローラ３１５は、通信ネットワーク３００に対するユーザ端末３１０からのコンタクトポイントである。ネットワークコントローラ３１５は、ユーザ端末３１０にサービスを提供するコアネットワーク３１６に接続されている。

ユーザ端末３１０は、セル３０６から隣接セル３０８に向かって移動する。ユーザ端末３１０は、より強いセルを検出すると、あるセルから別のセルへ移行するために、セル変更手順を使用する。ユーザ端末３１０は、アクティベーション時間に、あるセルから別のセルへ移行する。

セル変更手順では、ユーザ端末３１０は、セルのアクティブセットリストを使用する。セルのアクティブセットリストは、ユーザ端末３１０が在圏セル３０６から移行し得るセルのリストを備える。

図４は、本発明の実施形態に従って同期するように修正されたセル変更手順の一例を示すフロー図とシグナリング図の複合図である。この例によれば、ターゲットセル３０８は、アクティブセット更新手順（図示せず）中の高速構成手順をあらかじめロードされる。この方法は、以下のステップを備える。
ステップ４００
ユーザ端末３１０が、ハンドオーバの評価を実行する。ユーザ端末３１０が、セルのアクティブセットリストの中の別のセルが最も強いセルになったと気付いたからである。
ステップ４０１
ユーザ端末３１０は、ネットワークコントローラ３１５が以前伝えたタイミングオフセットに基づき、アクティベーション時間を算出する。タイミングオフセットは、アクティブセット更新、ブロードキャストまたは呼設定時の専用シグナリングでユーザ端末３１０に伝えられてもよい。

アクティベーション時間の算出は、在圏ＨＳ−ＤＳＣＨセル変更のシグナリング手順中にユーザ端末３１０で測定報告１ｄの送信がトリガされるとき、開始されてもよい。

アクティベーション時間は、例えばユーザ端末３１０が在圏セル３０６からターゲットセル３０８へ移行する接続フレーム番号（ＣＦＮ）で表されてもよい。例えばハンドオーバ要求メッセージの測定報告１ｄなどに含まれるアクティベーション時間算出値は、ハンドオーバ決定の根拠を作るネットワークコントローラ３１５に送信される。
ステップ４０３
ネットワークコントローラ３１５は、測定報告１ｄを受信すると、ユーザ端末３１０をターゲットセル３０８に移行させるか否かのハンドオーバの決定を行う。測定報告１ｄが現在の在圏セル３０６すなわちソースセル「より強い」隣接セル３０８の存在を示す場合、および他の考慮事項に基づき、ネットワークコントローラ３１５は、ユーザ端末３１０をこの隣接セルすなわちターゲットセル３０８に移行させる決定を行ってもよい。
ステップ４０４
ネットワークコントローラ３１５は、ターゲット基地局３０７を再構成するために、セル変更を行う接続フレーム番号も通知する無線リンク再構成準備メッセージをターゲット基地局３０７に送信する。ユーザ端末３１０は、アクティベーション時間算出値を受け取るまで、ターゲットセルの高速ダウンリンク共用チャネル（ＨＳ−ＤＳＣＨ）の共用制御チャネル（ＨＳ−ＳＣＣＨ）をリッスンする。
ステップ４０５
ターゲット基地局３０７は、再構成準備を行うと、ネットワークコントローラ３１５に無線リンク再構成準備完了メッセージを送信する。
ステップ４０６
ネットワークコントローラ３１５は、在圏基地局３０５を再構成するために、セル変更を行う接続フレーム番号も通知する無線リンク再構成準備メッセージを在圏基地局３０５に送信する。
ステップ４０７
在圏基地局３０５は、再構成準備を行うと、ネットワークコントローラ３１５に無線リンク再構成準備完了メッセージを送信する。
ステップ４０８
ネットワークコントローラ３１５は、ターゲット基地局３０７に無線リンク構成コミットメッセージを送信する。
ステップ４０９
ネットワークコントローラ３１５は、在圏基地局３０５にも無線リンク構成コミットメッセージを送信する。
ステップ４１０
ターゲット基地局３０７は、無線リンク構成コミットメッセージを受信し、かつそのメッセージをアクティベーション時間算出値よりも前に受信した場合、ユーザ端末３１０をＨＳ−ＳＣＣＨにスケジュールする。ユーザ端末３１０は、このスケジューリングの指示の受信時に、セル変更が承認されたと見なす。
ステップ４１１
ネットワークコントローラ３１５は、ターゲットセル３０８を通じてハンドオーバ確認メッセージも送信してもよい。これは、ネットワークコントローラ３１５がユーザ端末３１０に物理チャネル再構成メッセージを送信することによって行われてもよい。
ステップ４１２
ユーザ端末３１０は、その接続フレーム番号の時にターゲットセル３０８に移行する。ここで留意すべきは、このことは、その接続フレーム番号より前に、ネットワークコントローラ３１５がターゲットセル３０８のＨＳ−ＳＣＣＨにユーザ端末３１０をスケジュールするとき、または在圏セル３０６内にハンドオーバコマンドを送信するときだけ可能なことである。しかし、ステップ４１０のスケジューリングメッセージがアクティベーション時間後に受信された場合、ユーザ端末３１０は在圏セル３０６に留まる、すなわちセル変更は実行されない。
ステップ４１３
ユーザ端末３１０が、ＨＳ−ＳＣＣＨコマンドの受信を確認応答する必要もあってもよい。これは、ユーザ端末３１０がネットワークコントローラ３１５に「再構成完了」メッセージを送信することで行われてもよい。

上述の方法について、これよりユーザ端末３１０の視点から見て述べる。図５は、無線通信ネットワーク３００においてユーザ端末３１０の在圏セル３０６からターゲットセル３０８へのセル変更のアクティベーション時間を設定する、ユーザ端末３１０における本方法を表すフロー図である。この方法は、ユーザ端末３１０で実行される以下のステップを備える。
ステップ５０１
ユーザ端末３１０が、ネットワークコントローラ３１５からタイミングオフセットを受信する。

いくつかの実施形態では、タイミングオフセットは、アクティブセット更新手順によってネットワークコントローラ３１５から受信されてもよい。

いくつかの実施形態によれば、タイミングオフセットは、ブロードキャストまたは呼設定時の専用シグナリングによってネットワークコントローラ３１５から受信されてもよい。

いくつかの実施形態では、ターゲットセル３０８は、高速在圏セル変更手順をあらかじめロードされてもよい。
ステップ５０２
ユーザ端末３１０は、タイミングオフセットに基づきセル変更アクティベーション時間を算出する。

いくつかの実施形態では、アクティベーション時間は、ユーザ端末がターゲットセル３０８に移行する接続フレーム番号でもよい。
ステップ５０３
ユーザ端末３１０は、ネットワークコントローラ３１５に算出したアクティベーション時間を送信する。

いくつかの実施形態では、アクティベーション時間は、測定報告の中でネットワークコントローラ３１５に送信されてもよい。
ステップ５０４
ユーザ端末３１０は、ネットワークコントローラ３１５からセル変更の承認を受信する。

いくつかの実施形態では、セル変更の承認は、ターゲットセル３０８の高速ダウンリンク制御チャネルへのユーザ端末３１０のスケジューリングを備えてもよい。

いくつかの実施形態では、ユーザ端末３１０は、アクティベーション時間が終了するまで、ターゲットセル３０８の高速ダウンリンク制御チャネルをモニタするように構成されてもよい。
ステップ５０５
ユーザ端末３１０は、承認を受信した場合、アクティベーション時間に在圏セル３０６からターゲットセル３０８へ移行する。
ステップ５０６
これはオプションのステップである。ユーザ端末３１０は、ネットワークコントローラ３１５に確認応答を送信してもよい。

上述の方法について、これよりネットワークコントローラ３１５の視点から見て述べる。図６は、無線通信ネットワーク３００においてユーザ端末３１０の在圏セル３０６からターゲットセル３０８へのセル変更のアクティベーション時間を設定する、ネットワークコントローラ３１５における本方法を表すフロー図である。この方法は、ネットワークコントローラ３１５で実行される以下のステップを備える。
ステップ６０１
ネットワークコントローラ３１５が、ユーザ端末３１０にタイミングオフセットを送信する。

いくつかの実施形態では、タイミングオフセットは、アクティブセット更新手順によってユーザ端末３１０に送信されてもよい。

いくつかの実施形態では、タイミングオフセットは、ブロードキャストまたは呼設定時の専用シグナリングによってユーザ端末３１０に送信されてもよい。

いくつかの実施形態では、ターゲットセル３０８は、修正高速在圏セル変更手順をプリロードされてもよい。
ステップ６０２
ネットワークコントローラ３１５は、ユーザ端末３１０からアクティベーション時間を受信する。

いくつかの実施形態では、アクティベーション時間は、ユーザ端末３１０から測定報告の中で受信されてもよい。

いくつかの実施形態では、アクティベーション時間は、ユーザ端末３１０がターゲットセル３０８に移行する接続フレーム番号でもよい。
ステップ６０３
ネットワークコントローラ３１５は、ユーザ端末３１０をターゲットセル３０８に移行させると決定する。
ステップ６０４
ネットワークコントローラ３１５は、アクティベーション時間を用いて在圏セル３０６およびターゲットセル３０８を構成する。
ステップ６０５
ネットワークコントローラ３１５は、在圏セル３０６およびターゲットセル３０８から構成確認を受信する。
ステップ６０６
ネットワークコントローラ３１５は、ユーザ端末３１０にセル変更の承認を送信する。

いくつかの実施形態では、セル変更の承認は、ターゲットセル３０８の高速ダウンリンク制御チャネルへのユーザ端末３１０のスケジューリングを備えてもよい。
ステップ６０７
これはオプションのステップである。ネットワークコントローラ３１５は、ユーザ端末３１０から確認応答を受信してもよい。

在圏セル３０６からターゲットセル３０８へのセル変更のアクティベーション時間を設定する図５に示される方法ステップを実行するために、ユーザ端末３１０は、図７に示されるユーザ端末装置７００を備える。ユーザ端末３１０は、在圏セル３０６からターゲットセル３０８へのセル変更のアクティベーション時間を設定できるように構成される。アクティベーション時間は、ユーザ端末３１０がターゲットセル３０８に移行する接続フレーム番号でもよい。

ユーザ端末装置７００は、ネットワークコントローラ３１５からインタフェース３１２を通してタイミングオフセットを受信するように構成された受信部７１０を備える。受信部７１０は、アクティブセット更新手順によってネットワークコントローラ３１５からタイミングオフセットを受信するようにさらに構成されてもよいし、またブロードキャストまたは呼設定時の専用シグナリングによってネットワークコントローラ３１５からタイミングオフセットを受信するようにも構成されてもよい。

装置７００は、タイミングオフセットに基づきセル変更アクティベーション時間を算出するように構成されたプロセッサ７２０と、インタフェース３１２を通してネットワークコントローラ３１５にアクティベーション時間を送信するように構成された送信部７３０とをさらに備える。送信部７３０は、ネットワークコントローラ３１５に測定報告の中でアクティベーション時間を送信するように構成されてもよい。

受信部７１０は、インタフェース３１２を通してセル変更の承認を受信するようにさらに構成され、そしてプロセッサ７２０は、その承認を受信した場合、アクティベーション時間に在圏セル３０６からターゲットセル３０８へ移行するようにさらに構成される。セル変更の承認は、ターゲットセル３０８の高速ダウンリンク制御チャネルへのユーザ端末３１０のスケジューリングを備えてもよく、そしてユーザ端末３１０は、アクティベーション時間が終了するまでターゲットセル３０８の高速ダウンリンク制御チャネルをモニタするように構成されてもよい。

送信部７３０は、インタフェース３１２を通してネットワークコントローラ３１５に確認応答を送信するようにさらに構成されてもよい。ターゲットセル３０８は、高速在圏セル変更手順をあらかじめロードされてもよい。

在圏セル３０６からターゲットセル３０８へのセル変更のアクティベーション時間を設定する図６に示される方法ステップを実行するために、ネットワークコントローラ３１５は、図８に示されるネットワークコントローラ装置８００を備える。ネットワークコントローラ３１５は、無線通信ネットワーク３００においてユーザ端末３１０の在圏セル３０６からターゲットセル３０８へのセル変更のアクティベーション時間を設定するように構成される。

ネットワークコントローラ装置８００は、ユーザ端末３１０にタイミングオフセットを送信するように構成された送信部８１０を備える。送信部８１０は、アクティブセット更新手順によってユーザ端末３１０にタイミングオフセットを送信するようにさらに構成されてもよく、そして送信部８１０は、ブロードキャストまたは呼設定時の専用シグナリングによってユーザ端末３１０にタイミングオフセットを送信するようにさらに構成されてもよい。装置８００は、ユーザ端末３１０からアクティベーション時間を受信するように構成された受信部８２０をさらに備える。アクティベーション時間は、ユーザ端末３１０がターゲットセル３０８に移行する接続フレーム番号でもよい。

ネットワークコントローラ装置８００は、ユーザ端末３１０のターゲットセル３０８への移行を決定するように構成され、かつアクティベーション時間を用いて在圏セル３０６およびターゲットセル３０８を構成するように構成されたプロセッサ８３０をさらに備える。受信部８２０は、在圏セル３０６およびターゲットセル３０８から構成確認を受信するようにさらに構成される。送信部８１０は、ユーザ端末３１０にセル変更の承認を送信するようにさらに構成されてもよい。セル変更の承認は、ターゲットセル３０８の高速ダウンリンク制御チャネルへのユーザ端末３１０のスケジューリングを備えてもよい。受信部８２０は、ユーザ端末３１０から確認応答を受信するようにさらに構成されてもよい。ターゲットセル３０８は、修正高速在圏セル変更手順をプリロードされてもよい。

無線通信ネットワーク３００において在圏セル３０６からターゲットセル３０８へのセル変更のアクティベーション時間を設定する本メカニズムは、本発明の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードとともに、図７に描かれるユーザ端末装置７００のプロセッサ７２０または図８に描かれるネットワークコントローラ装置８００のプロセッサ８３０などの、１つ以上のプロセッサによって実装されてもよい。上記のプログラムコードはまた、コンピュータプログラムとして提供されてもよい、例として、ユーザ端末３１０および／またはネットワークコントローラ３１５にロードされると本発明を実行するコンピュータプログラムコードを運ぶデータ担体の形態で提供されてもよい。そのような担体の１つは、ＣＤ−ＲＯＭディスクの形態でもよい。しかし、メモリスティックなどの他のデータ担体も可能である。さらに、コンピュータプログラムコードは、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、ユーザ端末３１０およびネットワークコントローラ３１５またはそのいずれかに遠隔ダウンロードされてもよい。

本発明の実施形態の一利点は、セル変更コマンドがターゲット基地局３０７からＨＳ−ＳＣＣＨを通じて伝えられるときも、ＨＳＣＣ手順が同期され得ることである。これは、Ｌ１終端と、Ｉｕｂを通じたユーザプレーンハンドリングとを単純化する。

本発明の種々の実施形態／変更形態についてこれまで述べてきたが、それらが例証として提示されているだけであり、限定としてではないことが理解されるべきである。従って、本発明の広がりおよび範囲は、上記の例示の実施形態のいずれによっても限定されるべきでない。また、記述がない限り、上記の実施形態のどれも相互に排他的でない。従って、本発明は、種々の実施形態の特徴のどんな結合または統合を含んでもよい。

また、上記のプロセスは一連のステップとして示されているが、これは、説明のためだけに行われた。それ故、いくつかのステップが付加されてもよく、いくつかのステップが省略されてもよく、そしてステップの順序が再配置されてもよいことを意図している。

Claims (34)

1. 無線通信ネットワーク（３００）においてユーザ端末（３１０）の在圏セル（３０５）からターゲットセル（３０８）へのセル変更のアクティベーション時間を設定する前記ユーザ端末（３１０）における方法であって、
   ネットワークコントローラ（３１５）からタイミングオフセットを受信する工程（５０１）と、
   前記タイミングオフセットに基づきセル変更アクティベーション時間を算出する工程（５０２）と、
   前記算出したアクティベーション時間を前記ネットワークコントローラ（３１５）に送信する工程（５０３）と、
   前記ネットワークコントローラ（３１５）から前記セル変更の承認を受信する工程（５０４）と、
   前記承認を受信した場合、前記アクティベーション時間に前記在圏セル（３０６）から前記ターゲットセル（３０８）へ移行する工程（５０５）と
   を有することを特徴とする方法。
2. 前記ネットワークコントローラ（３１５）に確認応答を送信する工程（５０６）をさらに有することを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記アクティベーション時間は、前記ユーザ端末（３１０）が前記ターゲットセル（３０８）に移行する接続フレーム番号であることを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記タイミングオフセットを、アクティブセット更新手順によって前記ネットワークコントローラ（３１５）から受信することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一項に記載の方法。
5. 前記タイミングオフセットを、ブロードキャストまたは呼設定時の専用シグナリングによって前記ネットワークコントローラ（３１５）から受信することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一項に記載の方法。
6. 前記セル変更の前記承認は、前記ターゲットセル（３０８）の高速ダウンリンク制御チャネルへの前記ユーザ端末（３１０）のスケジューリングを含むことを特徴とする請求項１乃至５のいずれか一項に記載の方法。
7. 前記ユーザ端末（３１０）は、前記アクティベーション時間が終了するまで、ターゲットセル（３０８）高速ダウンリンク制御チャネルをモニタするように構成されることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか一項に記載の方法。
8. 前記ネットワークコントローラ（３１５）に測定報告の中で前記アクティベーション時間を送信する工程（５０３）をさらに有することを特徴とする請求項１乃至７のいずれか一項に記載の方法。
9. 前記ターゲットセル（３０７）は、高速在圏セル変更手順をあらかじめロードされることを特徴とする請求項１乃至８のいずれか一項に記載の方法。
10. 無線通信ネットワーク（３００）においてユーザ端末（３１０）の在圏セル（３０６）からターゲットセル（３０８）へのセル変更のアクティベーション時間を設定するネットワークコントローラ（３１５）における方法であって、
    前記ユーザ端末（３１０）にタイミングオフセットを送信する工程（６０１）と、
    前記ユーザ端末（３１０）からアクティベーション時間を受信する工程（６０２）と、
    前記ユーザ端末（３１０）の前記ターゲットセル（３０８）への移行を決定する工程（６０３）と、
    前記アクティベーション時間を用いて前記在圏セル（３０６）および前記ターゲットセル（３０８）を構成する工程（６０４）と、
    前記在圏セル（３０６）および前記ターゲットセル（３０８）から構成確認を受信する工程（６０５）と、
    前記ユーザ端末（３１０）に前記セル変更の承認を送信する工程（６０６）と
    を有することを特徴とする方法。
11. 前記ユーザ端末（３１０）から確認応答を受信する工程（６０７）をさらに有することを特徴とする請求項１０に記載の方法。
12. 前記アクティベーション時間は、前記ユーザ端末（３１０）が前記ターゲットセル（３０８）に移行する接続フレーム番号であることを特徴とする請求項１０又は１１に記載の方法。
13. 前記タイミングオフセットを、アクティブセット更新手順によって前記ユーザ端末（３１０）に送信することを特徴とする請求項１０乃至１２のいずれか一項に記載の方法。
14. 前記タイミングオフセットを、ブロードキャストまたは呼設定時の専用シグナリングによって前記ユーザ端末（３１０）に送信することを特徴とする請求項１０乃至１３のいずれか一項に記載の方法。
15. 前記セル変更の前記承認は、前記ターゲットセル（３０８）の高速ダウンリンク制御チャネルへの前記ユーザ端末（３１０）のスケジューリングを含むことを特徴とする請求項１０乃至１４のいずれか一項に記載の方法。
16. 前記ユーザ端末（３１０）から測定報告の中で前記アクティベーション時間を受信する工程（６０２）をさらに有することを特徴とする請求項１０乃至１５のいずれか一項に記載の方法。
17. 前記ターゲットセル（３０８）は、修正高速在圏セル変更手順をあらかじめロードされることを特徴とする請求項１０乃至１６のいずれか一項に記載の方法。
18. 無線通信ネットワーク（３００）におけるユーザ端末（３１０）内の装置（７００）であって、前記ユーザ端末（３１０）は在圏セル（３０６）からターゲットセル（３０８）へのセル変更のアクティベーション時間を設定できるように構成され、
    前記ユーザ端末内の装置（７００）は、
    ネットワークコントローラ（３１５）からインタフェース（３１２）を通してタイミングオフセットを受信するように構成された受信部（７１０）と、
    前記タイミングオフセットに基づきセル変更アクティベーション時間を算出するように構成されたプロセッサ（７２０）と、
    前記インタフェース（３１２）を通して前記ネットワークコントローラ（３１５）に前記算出したアクティベーション時間を送信するように構成された送信部（７３０）と
    を備え、
    前記受信部（７１０）は、前記インタフェース（３１２）を通して前記セル変更の承認を受信するようにさらに構成され、
    前記プロセッサ（７２０）は、前記承認を受信した場合、前記アクティベーション時間に前記在圏セル（３０６）から前記ターゲットセル（３０８）へ移行するようにさらに構成されることを特徴とする装置（７００）。
19. 前記送信部（７３０）は、前記インタフェース（３１２）を通して前記ネットワークコントローラ（３１５）に確認応答を送信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項１８に記載の装置（７００）。
20. 前記アクティベーション時間は、前記ユーザ端末（３１０）が前記ターゲットセル（３０８）に移行する接続フレーム番号であることを特徴とする請求項１８又は１９に記載の装置（７００）。
21. 前記受信部（７１０）は、アクティブセット更新手順によって前記ネットワークコントローラ（３１５）から前記タイミングオフセットを受信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項１８乃至２０のいずれか一項に記載の装置（７００）。
22. 前記受信部（７１０）は、ブロードキャストまたは呼設定時の専用シグナリングによって前記ネットワークコントローラ（３１５）から前記タイミングオフセットを受信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項１８乃至２１のいずれか一項に記載の装置（７００）。
23. 前記セル変更の前記承認は、前記ターゲットセル（３０８）の高速ダウンリンク制御チャネルへの前記ユーザ端末（３１０）のスケジューリングを含むことを特徴とする請求項１８乃至２２のいずれか一項に記載の装置（７００）。
24. 前記ユーザ端末（３１０）は、前記アクティベーション時間が終了するまで、ターゲットセル（３０８）高速ダウンリンク制御チャネルをモニタするように構成されることを特徴とする請求項１８乃至２３のいずれか一項に記載の装置（７００）。
25. 前記送信部（７３０）は、前記ネットワークコントローラ（３１５）に測定報告の中で前記アクティベーション時間を送信するように構成されることを特徴とする請求項１８乃至２４のいずれか一項に記載の装置（７００）。
26. 前記ターゲットセル（３０７）は、高速在圏セル変更手順をあらかじめロードされることを特徴とする請求項１８乃至２５のいずれか一項に記載の装置（７００）。
27. ネットワークコントローラ（３１５）内の装置（８００）であって、前記ネットワークコントローラ（３１５）は、無線通信ネットワーク（３００）において在圏セル（３０６）からターゲットセル（３０８）へのユーザ端末（３１０）のセル変更のアクティベーション時間を設定するように構成され、
    前記ネットワークコントローラ内の装置（８００）は、
    前記ユーザ端末（３１０）にタイミングオフセットを送信するように構成された送信部（８１０）と、
    前記ユーザ端末（３１０）からアクティベーション時間を受信するように構成された受信部（８２０）と、
    前記ユーザ端末（３１０）の前記ターゲットセル（３０８）への移行を決定するように構成され、かつ前記アクティベーション時間を用いて前記在圏セル（３０６）および前記ターゲットセル（３０８）を構成するように構成されたプロセッサ（８３０）と
    を備え、
    前記受信部（８２０）は、前記在圏セル（３０６）および前記ターゲットセル（３０８）から構成確認を受信するようにさらに構成され、
    前記送信部（８１０）は、前記ユーザ端末（３１０）に前記セル変更の承認を送信するようにさらに構成されることを特徴とする装置（８００）。
28. 前記受信部（８２０）は、前記ユーザ端末（３１０）から確認応答を受信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項２７に記載の装置（８００）。
29. 前記アクティベーション時間は、前記ユーザ端末（３１０）が前記ターゲットセル（３０８）に移行する接続フレーム番号であることを特徴とする請求項２７又は２８に記載の装置（８００）。
30. 前記送信部（８１０）は、アクティブセット更新手順によって前記ユーザ端末（３１０）に前記タイミングオフセットを送信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項２７乃至２９のいずれか一項に記載の装置（８００）。
31. 前記送信部（８１０）は、ブロードキャストまたは呼設定時の専用シグナリングによって前記ユーザ端末（３１０）に前記タイミングオフセットを送信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項２７乃至３０のいずれか一項に記載の装置（８００）。
32. 前記セル変更の前記承認は、前記ターゲットセル（３０８）の高速ダウンリンク制御チャネルへの前記ユーザ端末（３１０）のスケジューリングを備えることを特徴とする請求項２７乃至３１のいずれか一項に記載の装置（８００）。
33. 前記受信部（８２０）は、前記ユーザ端末（３１０）から測定報告の中で前記アクティベーション時間を受信するように構成されることを特徴とする請求項２７乃至３２のいずれか一項に記載の装置（８００）。
34. 前記ターゲットセル（３０８）は、修正高速在圏セル変更手順をプリロードされることを特徴とする請求項２７乃至３３のいずれか一項に記載の装置（８００）。

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