JP2011516925A - 可変焦点レンズおよびメガネ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、可変焦点レンズを提供する。
【解決手段】このレンズは、前面(122)と後面とを有するリング(120)から形成されている。前面の径方向内部(124)には、可撓性膜(140)が装着され、前面の径方向外部(126)には前部カバー(150)が装着されている。リングの後面には、好ましくはリングと一体化して後部カバーが設けられているため、可撓性膜と、リングと、後部カバーとの間には、可変容量キャビティが設けられている。リングと後部カバーとの間には、第2の可撓性膜を設けることが可能である。本発明は、可変焦点レンズを充填する方法と、レンズの焦点を変更するための調整機構とを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、可変焦点レンズおよびその可変焦点レンズを用いるメガネに関する。
流体充填可変焦点レンズは、周知のものである。これらは通常、液体充填チャンバーから構成されており、その少なくとも1面は、透明な可撓性膜によって形成されている。液体をチャンバーに流し込むか、または、そこから排出する際に、可撓性膜が変形し、それによって曲率が変化することになる。この曲率変化によって、レンズの光学的特徴および倍率が変化することになる。このように、レンズの倍率は、チャンバーにおける液体の量を変えるだけで変動可能となる。
従来の可変焦点レンズの例が、国際公開公報96/38744号に開示されている。この文書では、栓からシリンジを挿入し、そのシリンジを用いて液体を加えるか、または、引き出すことによってレンズ内の流体の量を調整する。このレンズをメガネに使用する場合には、レンズ用メガネフレームは、シリンジがレンズと接続できなければならず、このようなレンズの使用は、状況次第ではむしろ不便になり得ることがわかる。
ある型式のメガネ、例えば、老眼鏡に使用する可変焦点レンズでは、必要な補正範囲はかなり狭く、比較的少量の液体を用いて範囲全体にわたって補正を行うことができる。このような少量の液体は、比較的小さい貯水槽に保管することができる。
国際公開公報96/38744号
一提案によれば、可撓性膜を装着して液体充填キャビティの一壁面を構成するリングによってレンズを形成することができ、そのリングと一体化した中空延長部の内部に、貯水槽を設けることができる。この場合、貯水槽はリングと一体化しているため、レンズを調節するためにシリンジ等を装着したり、取り外したりする必要がない。さらに、貯水槽をレンズキャビティに連結する別個のダクトを設ける必要もない。従来、このような別個のダクトによって損傷する傾向があり、メガネを折りたたむ際に干渉しがちであった。
貯水槽の容量は、例えば、その貯水槽をシリンダーとして形成し、シリンダー内のピストンを移動させることによって変更できる。ハンドホイールの回転移動がピストンの並進移動を生じて、レンズの光学的特徴を変化させるように、ピストンに動作上連結されたハンドホイールの形態の制御手段を設けることが提案されている。
本願の第1の発明では、可変焦点レンズを提供しており、この可変焦点レンズは、前面と後面とを有し、前記前面が径方向内部と径方向外部とを有するリングと、前記前面の径方向内部に装着された可撓性膜と、前記可撓性膜より半径が大きく、前記前面の径方向外部に装着された前部カバーと、前記リングの後面上の後部カバーとを備え、前記可撓性膜と、前記リングと、前記後部カバーとの間に可変容量キャビティを設ける。
リングと後部カバーとの間に第2の可撓性膜を挿入することも可能であり、その場合には、リングの後面が、前面と同じ構造を有するのが好ましい。このように、本願の第2の発明では、可変焦点レンズを提供しており、この可変焦点レンズは、前面と後面とを有するリングを備え、前記前面および前記後面が共に径方向内部と径方向外部とを有し、さらに、前記前面の径方向内部に装着された第1の可撓性膜と、前記第1の可撓性膜の半径より大きく、前部前面の径方向外部に装着された前部カバーと,前記後面の径方向内部に装着された第2の可撓性膜と、前記可撓性膜と前記リングとの間に可変容量キャビティが設けられるように、前記第2の可撓性膜の半径より大きく、前記後面の径方向外部に装着された後部カバーとを備える。
リングの前面(場合によっては後面)の径方向内部と径方向外部とが多数の異なる形態を取れることが分かる。現在の好ましい形態では、径方向内部と径方向外部とが溝によって分離した状態で、径方向内部が径方向外部を越えて軸方向に突出する。径方向内部が径方向外部を越えて突出しているため、リングの外部プロファイルには段部が形成される。
前部カバー(場合によっては後部カバー)には、リングのプロファイルの段部に嵌合する環状突出部を形成することがさらに好ましい。この構造によって、カバーとリングとの間の継ぎ手は、より強固になる。
径方向内部と径方向外部とが、同一の軸方向突出部を有し、溝によって分離されることもまた可能である。
接着剤により、カバーをリングに装着することも可能である。ただし、レーザーまたは超音波溶接を用いてカバーをリングに装着することも可能である。これらの方法は、接着剤を供給する別の工程を設ける必要がないため好ましく、接着剤を硬化する必要がないため、生産率を増加することができる。
本願の第3の発明では、可変焦点レンズの可変容量キャビティに液体を充填する方法を提供しており、前記方法において、前記レンズは内部キャビティとの一体化中空延長部を備え、前記内部キャビティは、前記可変容量キャビティの側壁における開口部を介して可変容量キャビティと通じており、さらに前記方法は、その光軸が水平になるようにレンズを配置し、前記可変容量キャビティの側壁の開口部が前記レンズの頂部に設ける工程と、前記キャビティ内の空気が一体化延長部の内部キャビティから変位して逃げるように、前記一体化延長部の内部キャビティを介して前記可変容量キャビティに液体を流入する工程と、前記可変容量キャビティが全体的に液体を充填し、前記一体的延長部の内部キャビティに部分的に液体を充填するまで前工程を継続する工程と、前記一体化延長部の内部キャビティの軸が垂直になるまで、その光軸を中心に前記レンズを回転する工程と、前記内部キャビティの入り口に正のメニスカスが形成されるまで、より多くの液体を前記一体化延長部の内部キャビティに流入する工程と、前記一体化延長部の内部キャビティにピストンを挿入して封止する工程と、を備えることを特徴とする。
この方法は、充填中、レンズに気泡が入らないように回避し、またレンズを封止する前に可変容量キャビティ内の空気全てを逃がすことが可能であることが分かる。
本願のさらに他の発明では、可変焦点レンズを提供しており、この可変焦点レンズは、前面と後面とを備えるリングと、前記前面に装着された可撓性膜および前部カバーと、前記リングの後面上の後部カバーとを備え、前記可撓性膜と、前記リングと、前記後面との間に可変容量キャビティが設けられ、前記リングには、一体化中空延長部が設けられており、前記延長部の中空内部は前記キャビティと通じ、前記可変容量キャビティに液体を充填する際、前記可変焦点レンズ用の貯水槽を形成し、前記レンズには、前記一体化中空延長部上に調整機構がさらに設けられ、前記調整機構は、前記貯水槽の軸に沿って移動し、前記可変容量キャビティ内に、またそこから外部に液体を移動させるように配置したピストンと、前記ピストンを前記貯水槽内に保持し、それが引き抜かれないように防止するための手段と、前記ピストンに結合されたアジャスタとを備え、前記アジャスタの回転により、前記貯水槽の軸に沿って前記ピストンを移動させることを特徴とする。
このような調整機構は、ユーザによって容認され、キャビティの容量を単に調整するのみでレンズの倍率を調整することになる。
前記ピストンが前記貯水槽内で回転しないように防止する手段を設けるのが好ましい。これによって、ピストンと貯水槽内部との封止を劣化させる危険性が低減する。この危険性によって液体の漏れをもたらす結果となるため、この点は特に重要である。
好ましい形態においては、前記ピストンが非円形断面を有する軸を備え、前記調整機構が、前記ピストンが前記貯水槽内で回転しないように防止するためのキー溝をさらに備える。
前記ピストンの軸が、前記アジャスタ内の孔部において内部ねじ山と係合する外部ねじ山を有することがさらに好ましい。これによって、アジャスタの回転移動をピストンの並進移動に変換するための特に簡素化した頑丈な機構を提供する。
リテーナが前記延長部の所定位置に前記キー溝と前記アジャスタとを保持するのが好ましい。これによって、調整機構の組立体を簡素化する。
前記アジャスタに装飾ノブを設けて、その外観を改良することも可能である。このようなノブを設けた場合には、前記アジャスタと前記ノブとの間にクラッチ機構を配置して、過度の締め付けによって前記機構が損傷を受けないように防止することが好ましい。
図1は、従来の形態の可変焦点レンズを示す分解図である。 図2は、本発明の可変焦点レンズの実施の形態を示す断面図である。 図3aから図3dは、図2におけるレンズを組み立てる段階を示す一連の断面図である。 図4aから図4cは、レーザー溶接を用いたレンズの組み立て方法を示す。 図5aおよび図5bは、超音波溶接を用いたレンズの組み立て方法を示す。 図6aおよび図6bは、レンズにおけるリングの一部の別の構成を示す。 図7aから図7hは、一体化延長部を有するレンズを充填するプロセスを示す一連の断面図である。 図8は、メガネを示す斜視図である。 図9aから図9mは、組み立てた調整機構およびその種々の部品を示す一連の図である。 図10aから図10dは、メガネフレームにレンズを取り付ける工程を示す。 図11aから図11cは、メガネフレームにレンズを取り付ける異なる方法を示す。 図12は、垂直アジャスタを有するメガネフレームを示す図である。
本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面を参照して一例としてのみ記載する。
図1は、一体化貯水槽を有する従来のレンズ10を示す。このレンズは、プラスチックリング20で形成され、このプラスチックリング20は、中空孔部24を有する一体化延長部22を備える。リング20の後部には、後部カバー60が装着されており、リングの前部には、可撓性膜40が装着されている。リング20と、後部カバー60と、可撓性膜40とは、液体を充填するキャビティを形成し、さらなる液体をキャビティに注入し、もしくは、そこから排出して可撓性膜を変形させ、それによってレンズの倍率を調整することができる。保護のために、可撓性膜には前部カバー50が装着されている。
延長部22の中空孔24は貯水槽であり、少量の液体を含んでおり、この液体を用いてレンズの倍率を変化させることができる。孔内のピストンは、リングに向けて、またリングから離れるように移動して、キャビティ内に、またキャビティから外部に液体を移動させ、それによって可撓性膜を変形することができる。
補正に必要な流体の量を減じるために、前部および後部カバーをレンズとして形成することができ、その組み合わされた光学倍率によって、レンズの倍率を望ましい範囲に変更するのに必要な液体の全容積が低減する。これによってレンズがより薄くなり、貯水槽(および延長部)もさらに小さくなる。このため、レンズを収容するフレームのデザインの自由度が向上する。
倍率を組み合わせることによって、レンズのキャビティ部の倍率が正であっても(すなわち、可撓性膜がリングから外側に湾曲している場合でも)全体的には負の倍率となり得る。これによって、キャビティ内の液体の圧力が大気圧以上に維持され、レンズ内の気泡の発生をもたらす、キャビティ内の液体の脱ガスという危険性を回避するので、都合が良い。
従来のレンズでは、リング20の前面に可撓性膜40が装着され、この可撓性膜に前部カバー50を装着した。このように、可撓性膜40をリング20に装着する接着剤は、可撓性膜40および前部カバー50の重量を支えるのに十分な強さでなければならなかった。
さらに、可撓性膜40により、接着剤はその両側に塗布されなければならなかった。このように、膜を生成するための材料を制限するか、または膜の両側で処理を行って接着剤を確実に塗布する必要があった。実際には、膜は通常マイラー(Mylar)(登録商標)で形成された。これは、接着剤を塗布する前に表面処理を行うことを必要とする。
図2は、本発明の実施の形態による組み立てレンズの断面図であり、図3aから図3dは、その製造工程を示す。ここでは、後部カバーとリングとが(単一部120として)一体化して形成されていることに注目するが、これらは単独に形成され別々の工程で組み立て可能である。さらに、後部カバーおよび前部カバー150は共にレンズとして形成されることが分かる。
図3aに最も良く示されているように、径方向内部124(ここでは内段部と呼ぶ)が径方向外部126(ここでは外段部と呼ぶ)を越えて軸方向に突出しているため、リング120の前面122には段が付いている。可撓性膜140は、例えば接着剤128によって内段部124に接着されており、前部カバー150も、例えば接着剤130によって外段部126に接着されている。内段部124の大きさは、わかりやすくするために図面ではかなり誇張されており、実際のレンズにおいて、内段部124は1ミリメートルに満たない程度だけ軸方向に突出している。図6aに示すように、径方向内部124と径方向外部126との間には、溝132を配設することも可能である。
実際には、可撓性膜を装着可能な径方向内部124と前部カバーを装着可能な径方向外部126とが存在する限り、径方向内部124が径方向外部126を越えて突出する必要はない。ただし、径方向内部124と径方向外部126との間に溝132が存在することがさらに好ましい。このような構造は図6bに示されている。
レンズ製造の第一工程において、内段部124に接着剤128を塗布する。好ましい形態では、この接着剤はロクタイト(Loctite)(登録商標)3301等の紫外線硬化アクリルモノマーであるが、いずれの好適な接着剤も使用可能である。
そして、内段部124上の接着コーティング128に可撓性膜140を貼り付ける。可撓性膜は、いずれの好適な材料で形成してもよい。好ましい形態において、膜は、マイラーDL1で形成され、この膜は表面142上で前処理され、その表面142はリング120に接着され、それによって、その接着特性が改良される。
レンズの光学的特性が改良されるため、リング120への装着前に可撓性膜140にプレテンション処理を行うのが好ましい。好ましい形態においては、大型の膜シートに対してプレテンション処理を行い、それと同時に、その膜シートを多数のリングに装着する。その後、リングに装着した膜の各領域に対して別々にプレテンション処理を行うのが好ましいが、シート全体にテンション処理を行うことも可能である。
上記のように単一工程で同一の膜に数個のリングを装着するのではなく、リング120に個々の膜を装着する場合、可撓性膜140が内段部124から径方向に突出して、内段部124の全面に確実に接着するのが好ましい。可撓性膜140が内段部124と全く同じ大きさである場合には、装着工程において、極めて正確に配置する必要がある。好ましい方法においては、この要件を回避する。可撓性膜140は、装着前に粗切断してもよく、また内段部124から径方向にわずかに突出してもよい。
その後、接着剤を硬化する(好ましい形態では、紫外光に晒す)。接着剤が硬化した後、内段部124の端縁部に沿って可撓性膜140を切り取る。その結果、外段部126が露出する(図3bの矢印144で示す)。切削具は、切断用ガイドとして、内段部124の軸面または径方向内段部124、径方向外段部126間の溝132を利用することが可能である。レーザ(特にCO2レーザ)を用いて膜を切断することも可能であり、これは、先の尖っていない刃で膜を切断することによって生じる可能性がある引裂や破損等の問題を回避するため、好ましい方法である。
その後、図3cに示すように、接着層130を外段部126に設ける。好ましい形態において、この接着剤もまた、ロクタイト3301等の紫外線硬化アクリルモノマーであるが、いずれの好適な接着剤を使用してもよいことが分かる。さらに、外段部126および接着層は、比較的深い部分130として図示されるが、実際に、段部は1ミリメートルに満たない程度の深さであることが分かる。
最後に、外段部126における接着層130上に前部カバー150を位置決めし、(例えば紫外光に晒して)接着剤を硬化する。
図2および図3dに、完成した組立体を示す。図示されるように、前部カバー150が可撓性膜140の端縁部を覆い、リング120と前部カバー150との間に可撓性膜140の端縁部を挟み込むように間隔を設けてもよい。代わりに、可撓性膜140の端縁部と前部カバー150との間に間隙を設けるようにレンズ部品を配置することも可能である。
膜140および前部カバー150を装着する径方向内部124および径方向外部126の表面は平坦に示しているが、これに限定されない。接着剤を収容するように表面に窪みがあってもよい。また、径方向内部124には、前部カバー150上の対応する突出部(または溝)と係合するさらなる溝(または突出部)を形成することも可能である。この溝は、前部カバー150をレンズ上に組み付ける際に、突出部と係合し、これによって可撓性膜140を伸張して光学的特性をさらに向上させる。当然のことながら、可撓性膜を伸張する他の係合手段を採用することも可能である。
接着剤を使用する組立方法を述べたが、他の組み立て方法も使用可能である。例えば、膜および前部カバーを超音波溶接等によりリングに連結することができる。これは、上記と同様に2工程の方法で実施可能であるが、リングと、膜と、カバーとを単一工程で共に溶接することも可能である。さらに、接着剤と超音波溶接を組み合わせる方法もまた可能であり、レーザー溶接を用いてレンズを組み立てることもまた可能である。
次に、図2および図3aから図3dを参照して述べた方法に対応する、レーザー溶接を用いてレンズを組立てる方法を、図4aから図4cを参照して述べる。さらに、超音波溶接を用いる方法を図5aおよび図5bを参照して以下で述べる。
図4aで組み立てたレンズは、参照符号120aで示す一体化形成された後部カバーとリングとを備える。リング120aの前面には、リング120と同様の段部が設けられている。上記のように。可撓性膜140aが接着剤で内段部に装着される。
前部カバー150aには、環状突出部152aが設けられており、この環状突出部152aは外段部に嵌合して内段部を包囲する。前部カバー150aをリング120aに組み付けると、環状突出部152aの後面154aがリング120aの前面に接触し、レーザビーム156aがリングまたは前部カバーを介して射出した状態で、後面および前面が透過レーザー溶接によって共に溶接できる。レーザー溶接は、迅速な方法であり、特に、接着剤を使用する際に必要な硬化時間がかからなくなるため、都合良い。レーザー溶接部もまた、高品質が保証されることになる。
リングおよび前部カバーを共に透明材料から形成するので、継ぎ目に(カーボンブラック等の)不透明材料を位置決めして融解区域を配設し、十分な量のレーザー光線を吸収して溶接部を形成することが必要になる場合もある。ただし、この不透明材料は、完成したレンズにおいては透明部品を通して肉眼で見えるため、光学的に透明であり、可視スペクトル(例えば、Clearweld(登録商標)等の赤外吸収装置)の外部でレーザー光線を吸収することができる材料を用いるのが好ましい。
さらに、リング120aに可撓性膜140aを装着する工程を省略し、レーザー溶接工程の前に、組立体全体を共に固定するのみであってもよい。この場合には、例えば、膜140aと接触するリング120aおよび前部カバー150aの表面を形成することによって、熱が大量に膜に到達しないように防止する手段を設ける必要がある。この方法は、製造時間の短縮には明らかに有利となる。
また、前部カバー150a、特に環状突出部152aの特定の形状を、図2および図3aから図3dを参照して述べた2段階接着方法において都合良く採用できることに注目するべきである。環状突出部によって、接着剤がより容易にレンズの幾何学的形状周辺に拡がり、より強固な接合部に優れた審美的特徴を与えることになる。
図4bおよび図4cに、第2のレーザー溶接方法を示す。ここでは、リング120bおよび前部カバー150bは、図4bに示すリング120aおよび前部カバー150aと同様であり、特に、前部カバー150bは環状突出部152bを有する。ただし、リング120bおよび前部カバー150bは共に、その結合周辺部に切欠部が設けられており、これらは共に、レンズの側面からのレーザー158bによって溶解し、溶接部160bを形成することができる。レーザーは、その放射がレーザー材料(例えばCO2レーザ)によって吸収されるものであってもよく、また上記のように、吸収物質を用いることも可能である。
また、前部カバー150bを組み立てる前に可撓性膜140bをリング120bに接着することも可能であり、レーザー溶接工程の前に、レンズ全体を共に固定することも可能である。
図5aおよび図5bは、超音波溶接で用いるための接合部の形状を示す。これは、共に溶接するべき部分の1つにエネルギーディレクターを配設しなければならないことを除けば、レーザー溶接に用いる形状とかなり似ている。
図5aは、接着剤によってリング120cに装着した可撓性膜140cを示す。リングの外段部においては、エネルギーディレクター162cがレンズの前部に向けて突出する。エネルギーディレクターは前部カバー150cと接触し、それによって前部カバーおよびリングが共に超音波溶接を用いて溶接される。
図5bは別の構造を示しており、この構造においては、可撓性膜140dが最初はリング120dに接着されておらず、リング120dと前部カバー150dとの間に挟み込まれている。膜140dが挟み込まれているリング120dと前部カバー150dとの表面には、突出部が設けられており、この突出部は、レンズの部品が共に挟み込まれると定位置に膜を保持する。この場合、リング120dにはエネルギーディレクター162dが設けられている。このように、単一の溶接工程を用いてレンズを製造することができる。
超音波溶接は、レーザー溶接と同様、迅速なプロセスであり、接着剤を用いるよりも清潔且つ迅速に行われる。
後部カバーを、図2に示すようにリングと一体化するのではなく別個の部材として形成する場合には、リングと後部カバーとの間に第2の可撓性膜を挟むことができる。この場合、リングの後面にも段部を設けることができ、もしくは、その後面を径方向内部および径方向外部に分割することができる。第2の可撓性膜と後部カバーとを組み付けるプロセスは、可撓性膜と前部カバーとの組立体に対する上記プロセスと同様である。
可撓性膜と前部カバーとをリングに装着する前記方法が一般的には好ましいが、別の方法も利用できる。
例えば、図2に示すものと同じ態様でリングを形成できるが、凹部を形成するために径方向外部が径方向内部上に突出する。可撓性膜は、この凹部内で径方向内部に装着されている。前部カバーも凹部に収容され、その端縁部で(接着剤または溶接のいずれかにより)リングに接合される。
前部カバーをリングに装着するさらなる方法としては、多数のポートが環状チャンバーと径方向外部との間に形成された状態で径方向外部の下方に環状チャンバーと共にリングを形成する工程を備える。前部カバーを径方向外部に接触させた後、環状チャンバーに接着剤を注入し、接着剤がチャンバーおよびポートから流出して前部カバーに接触し、それによって前部カバーをリングに装着する。
一旦レンズを組み立てると、液体を充填する必要が生じる。シリコーン油の使用が好ましいが、いずれの好適な液体も使用可能である。
充填レンズに気泡が存在しないように防止することが極めて重要である。図7aから図7hには、好ましいレンズ充填方法を示す。図1に示すレンズとは対照的に、延長部がレンズの径方向に突出せずオフセットされている。
充填方法の第一工程において、光軸を水平にし、さらに延長部222が通常は上向きの状態で、レンズ210をその端縁部に位置決めする(図7a参照)。特に、延長部222の孔部と通じるリング220の壁面の穴をリング220の頂部に位置決めするようにレンズ210を配置する。さらに、延長部222は、好適な大きさと形を有する針230を延長部222の孔部を通してレンズキャビティ内に垂直に挿入できるような角度を有している。変位した空気を逃がすために、針230の外側と孔部の内側との間には間隙を残さなければならない。
その後、針230を通じてレンズ210のキャビティ内に液体240を流し込む。乱流や気泡の発生を回避するような制御方法で液体240を流し込む。図7bは、この工程の最終段階に近い状態を示しており、この時キャビティは液体がほぼ満杯の状態にある。図面から分かるように、リング220の壁面の穴をそのリングの頂部に設けるようにレンズ210を構成することによって、確実に、キャビティ内の最後の空気が貯水槽の下方に留まり、液体をレンズ内にさらに流し込み続けるとその空気が移動し、排出可能となる。
液体をレンズ内に流し込み続け、貯水槽の充填を開始する(図7c参照)。貯水槽を充填すると、針230は引き抜かれ(図7d参照)、レンズが回転して孔部の軸を垂直位置に配置する(図7e参照)。
その後、さらに液体を貯水槽に加え続け、それによって縁部は水平となる。貯水槽の縁部に正のメニスカスが存在するまで液体を加える(図7f参照、ただしメニスカスは省略している)。
その後、貯水槽にピストン250を挿入する(図7gおよび図7h参照)。ピストン250の挿入の際に、メニスカスとピストンヘッドとの接触することによって、貯水槽を介して空気がレンズ210内に入り込まないように防止する。
好ましい形態では、流体の流れとレンズ配向とを自動的に制御するためのある種の閉ループシステムを設ける(粘性流体を分配するための自動システム自体が周知のものである、例えばUS2007/0069041号参照)。充填装置は、必要に応じてレンズを保持して回転させるためのジグと、針を介して液体の大半をレンズキャビティに流し込むための大量充填ステージと、液体の最後の部分を貯水槽に流し込むための精密充填ステージと、貯水槽の縁部にメニスカスが形成された時期を検出し、精密充填を終了する精密充填ステージ上の光学フィードバック制御システムとを備える。
ピストン250は、調整機構の一部であり、貯水槽内に、また貯水槽から外部に移動して、液体をレンズキャビティに強制的に流し込むか、または液体をレンズキャビティから吸い上げ、それによってレンズの倍率を変更することができる。
ビストンは様々な方法で移動させることができる。ただし、軸が水平であり且つ一般にレンズ面に位置するノブ76の回転を必要とする調整プロセスにおいて、メガネをかけている人が最も快適さを感じる傾向にあることが分かっている(図8参照)。
最も基本的な形態として、調整機構は、(i)貯水槽の軸に沿って移動し、キャビティ内に液体を注入するか、またはそこから排出するように配置したピストンと、(ii)貯水槽の中央にピストンを保持し、引き抜かれないように防止するための手段と、(iii)ピストンに結合され、その回転によって貯水槽の軸に沿ってピストンを移動するためのアジャスタ手段とを備える。調整機構は、アジャスタ手段に結合されてその外観を改良する他の装飾部材を備えることも可能である。
次に、図9aから図9mを参照して調整機構の現在好ましい形態について述べる。図9aは調整機構300の側面図であり、図9bは調整機構300の断面図である。これら2つの図面において、調整機構をレンズの延長部から取り外し、使用する際には、ピストンを貯水槽内に配置することが認められる(図9mは、調整機構300を示す別の図であり、調整機構の様々な部品がいかにしてレンズ上の延長部と相互作用するかを明確にするために、該延長部を点線で示す)。図9cから図9lはそれぞれ、調整機構の様々な部品を示す端面図および断面図である。
ピストン310は、図9eおよび図9fに示しており、軸314の端部に据え付けられたピストンヘッド312を備える。ピストンヘッド312は流体と接触し、さらに貯水槽の側面に抗してシーリングするシール、例えばOリング等を収容するための周溝316を備える。当然のことながら、他の形態のシールも使用できる。
軸314自体はねじ切りされており、図9bおよび図9eから分かるように、断面が矩形である。(軸の形状は、その側面が除去されている通常のねじ切りシリンダーのように見える。)
ピストン310の軸314は、図9gおよび図9hに示すように、キー溝320内の矩形スロット322を通過する。キー溝320は、延長部に関して固定され、正常状態では回転できない。スロット322およびピストン軸314は矩形であるため、ピストンの回転も妨げられる。キー溝320は停止部でもあり、ピストン310が延長部からあまり遠くに引き抜かれないように防止する。
キー溝320を設ける必要はなく、ピストン310が引き抜かれないように停止部を設けるだけでも良い。ただし、これは好ましくない。なぜならば、ピストン310は貯水槽内で回転可能であり、それによってピストンと貯水槽との間のシールを損傷する可能性があるためである。
図示した構成では、キー溝はリテーナ330によって延長部の端部に抗して締め付けられ(図9iおよび図9jに示す)、延長部の端部に螺合される。(これによって、図1とは異なり、延長部の外部が円筒形でなければならないことが明らかである。)リテーナ330は、キャップ形状であり、その主面に円形開口部332が設けられており、この開口部からピストン軸314が突出する。
リテーナ330の主面の開口部332もまた、アジャスタ340を収容しており、このアジャスタ340は、内部ねじ山342を有する管状部材の形状である。内部ねじ山342は、ピストン軸314の外部に形成されたねじ山と係合する(図9bに最も良く示す)。アジャスタ340の本体の外径は、リテーナ330内の円形開口部332の内径よりも僅かに小さい。そのため、アジャスタ340は、リテーナ330に関して回転可能である。さらに、アジャスタは突出リップ344を備えており、その外径はリテーナ330内の円形開口部332の内径よりも僅かに大きい。この結果、リップ344はリテーナ330の背後で係合し、アジャスタ340を所定位置に保持する。
アジャスタ340は、リテーナ330の背後でリップ344が係合することによってキー溝320に接して軸方向に保持されているが、回転自在である。また、ピストン310は、貯水槽内で軸方向に移動自在であるが、キー溝320によって回転が防止されている。このように、アジャスタ340の回転によってピストン軸314がアジャスタ340のねじ切り孔部342内に螺合され、またはそこから取り外され、それによって貯水槽に沿ってピストン310を移動させてキャビティ内に、またはそこから外部に液体を移動させる。
アジャスタ340にノブ350を(図示のように)装着することも可能である。これは、例えば、組立体の装飾的外観を改良するために行っても良い。当然のことながら、アジャスタ340自体が受容できる外観である場合、装飾ノブ350を省略することも可能である。
最も簡単な形態では、装飾ノブ350は(例えば接着剤により、またはアジャスタの外部と装飾ノブの内部とに形成されたスプラインにより)アジャスタ340に直接連結され、その結果、それらは一体となって回転する。
しかしながら、ある形態のクラッチ機構をアジャスタ340と装飾ノブ350との間に配置するのが好ましい。このようなクラッチ機構は、過度の締め付け等によって調整機構に損傷を与える状態では都合良い。
簡単な形態としては、アジャスタ340および装飾ノブ350の一方またはその両方と一体化した部品としてクラッチを形成することも可能である。例えば、アジャスタ340は外歯スプラインを備えることが可能であり、装飾ノブ350には内部に突出する可撓性フィンガを形成することが可能である。装飾ノブ350の回転によって、フィンガをスプラインに押し付け、これによってアジャスタ340を正常回転させる。ただし、ピストン310の移動が終了し、それによってアジャスタ340のそれ以上の回転が防止されると、フィンガがスプラインを変形し、その上に跨ってその機構が損傷を受けないように防止する。当然のことながら、摩擦プレート等、他の形態のスリップ機構も使用可能である。
より複雑な形態では、アジャスタ340と装飾ノブ350との間に別のクラッチ部材を配置することも可能である。上記のように、この別のクラッチは、過度の力伝達を防止する部分または摩擦プレート等のスリッピング機構やバネによってソケット内に押入れられた玉軸受けの弾性変形を利用することができる。
予め設定された調整間隔で可聴音や触覚を生じる調整機構内に、ある形態のラチェット構造を設けることができる。例えば、ラチェットは、1/4ジオプタだけ倍率を変更するためにクリック止めするような構造であってもよい。
図9aおよび図9bに示す調整機構に装飾ノブ350が装着されるが、実際には、レンズがフレームに嵌合するまで該機構に装飾ノブ350は装着されない。図10aから図10dには、レンズをフレームに挿入する状態を示す。
特に、図10aおよび図10bから分かるように、フレームにはレンズを収容するための凹部と延長部のための貫通孔が形成されている。図10aに矢印で示すように、延長部は貫通孔を通じて送られ、その後(図10bに示すように)レンズが凹部に押入れられる。レンズには、凹部の反対側にラグが設けられており、このラグはフレーム内の凹部に嵌合して、レンズを所定位置に保持する。
レンズを一旦所定位置に固定すると、図10cに示すように装飾ノブがアジャスタに嵌合され、図10dに示すようなフレーム、レンズおよびノブの組立体が完成する。
図11aから図11cには、フレーム内にレンズを据え付けるための他の方法が示されている。この構造の調整機構は、別個のキー溝が設けられていないため、前述の実施の形態とはわずかに異なる。代わりに、フレーム400の部品410は、キー溝としてピストン軸の回転を妨げる。
図11bおよび図11cに最も良く示すように、フレームの各々の側には、2個の後方突出部材412が設けられている。これらの部材間には溝が設けられており、ピストン軸414が、この溝内で係合する。レンズをフレームに据え付けるまで、調整機構は完全には組立られない。実際には、ピストンを貯水槽に挿入した後、しかもアジャスタの他の部品を組み立てる前にレンズを据え付ける。
その後、調整機構の残りの部品をフレームの周囲に組み付ける。アジャスタを、ピストン軸上に螺合し、リテーナをアジャスタ上で嵌合し所定位置に保持する。図11aおよび図11bから分かるように、リテーナをフレームに嵌合する。装飾ノブをフレーム上に嵌合し、その後サイドアームをフレームに装着する。
製造プロセスを助成するが、レンズをフレーム内に組み入れる前に取り外される様々な防食用構造のリングを成形することが可能である。例えば、充填プロセスにおいて、より容易に保持、回転させる構造のリングを成形することが可能であり、これらの構造は、レンズを充填後、その時点ではもはや必要ではないため、(例えば、機械加工によって)リングから取り外すことが可能である。
さらに、延長部の特定の構造のみを図示したが、その延長部はいずれの好適な形態であってもよいことが認められる。特に延長部は、その長軸が望ましい角度でリングに接近するようにリングに装着することができる。さらに、延長部はいずれの望ましい断面形状であってもよく、ピストンヘッドおよびリテーナは、この形状に適合するように製造可能である。
さらに他の形態では、調整機構を水平ではなく垂直に位置決めすることが可能である。図12は、このような垂直アジャスタを有するメガネフレームを示す図である。

Claims (15)

  1. 可変焦点レンズであって、
    前面と後面とを有し、前記前面が径方向内部と径方向外部とを有するリングと、
    前記前面の径方向内部に装着された可撓性膜と、
    前記可撓性膜よりも半径が大きく、前記前面の径方向外部に装着された前部カバーと、
    前記リングの後面上の後部カバーとを備え、
    前記可撓性膜と、前記リングと、前記後部カバーとによって可変容量キャビティが設けられていることを特徴とする可変焦点レンズ。
  2. 前記径方向内部が前記径方向外部を越えて軸方向に突出することで、前記リングの外部プロファイルに段部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の可変焦点レンズ。
  3. 前記前部カバーに、前記リングのプロファイルに形成される段部に嵌合する環状突出部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の可変焦点レンズ。
  4. 前記径方向内部および前記径方向外部が溝によって分離されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の可変焦点レンズ。
  5. 前記前部カバーがレーザー溶接によって前記リングに装着されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の可変焦点レンズ。
  6. 前記前部カバーが超音波溶接によって前記リングに装着されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の可変焦点レンズ。
  7. 可変焦点レンズであって、
    前面と後面とを有し、前記前面および前記後面が共に径方向内部と径方向外部とを有するリングと、
    前記前面の径方向内部に装着された第1の可撓性膜と、
    前記第1の可撓性膜よりも半径が大きく、前記前面の径方向外部に装着された前部カバーと、
    前記後面の径方向内部に装着された第2の可撓性膜と、
    前記第2の可撓性膜よりも半径が大きく、前記後面の径方向外部に装着された後部カバーとを備え、
    前記第1の可撓性膜と、前記第2の可撓性膜と、前記リングとによって可変容量キャビティが設けられていることを特徴とする可変焦点レンズ。
  8. 可変焦点レンズの可変容量キャビティに液体を充填する方法であって、
    前記レンズは内部キャビティと一体化した一体化中空延長部を備え、
    前記内部キャビティは、前記可変容量キャビティの壁面における開口部を介して前記可変容量キャビティと通じるように構成されており、
    光軸が水平になるようにレンズを配置し、前記下辺容量キャビティの壁面における開口部が前記レンズの頂部に設けられる工程と、
    前記キャビティ内の空気が前記一体化延長部の内部キャビティから移動して逃げるように、前記一体化延長部の内部キャビティを介して前記可変容量キャビティに液体を流入する工程と、
    前記可変容量キャビティ全体に液体を充填し、前記一体化延長部の内部キャビティが部分的に液体を充填するまで前工程を継続する工程と、
    前記一体化延長部の内部キャビティの軸が垂直になるまで、その光軸を中心に前記レンズを回転する工程と、
    前記内部キャビティの入口に正のメニスカスが形成されるまで、前記一体化延長部の内部キャビティに、さらなる液体を流入する工程と、
    前記一体化延長部の内部キャビティにピストンを挿入して封止する工程と、
    を備えることを特徴とする充填方法。
  9. 前面と後面とを備えるリングと、前記前面に装着された可撓性膜および前部カバーと、前記リングの後面上の後部カバーとを備え、前記可撓性膜と、前記リングと、前記後部カバーとによって可変容量キャビティが設けられている可変焦点レンズであって、
    前記リングに、一体化中空延長部が設けられており、前記延長部の中空内部は前記キャビティと通じており、前記可変容量キャビティに液体を充填すると、前記可変焦点レンズ用の液体貯水槽を形成し、
    前記レンズには、前記一体化中空延長部上に調整機構がさらに設けられており、
    前記調整機構は、
    前記貯水槽の軸に沿って移動し、前記可変容量キャビティ内に、もしくは、可変容量キャビティから外部に液体を移動させるように配置されるピストンと、
    前記ピストンを前記貯水槽内に保持し、該ピストンが引き抜かれないように防止するための手段と、
    前記ピストンに結合されたアジャスタとを備え、
    前記アジャスタの回転により、前記貯水槽の軸に沿って前記ピストンを移動させられるように構成されていることを特徴とする可変焦点レンズ。
  10. 前記ピストンが、前記貯水槽内で回転しないように防止する手段が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の可変焦点レンズ。
  11. 前記ピストンが、非円形断面を有する軸を備え、
    前記調整機構が、前記ピストンが前記貯水槽内で回転しないように防止するためのキー溝をさらに備えることを特徴とする請求項9または10に記載の可変焦点レンズ。
  12. 前記ピストンの軸が、前記アジャスタ内の孔部において内部ねじ山と係合する外部ねじ山を有することを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の可変焦点レンズ。
  13. リテーナが、前記延長部の所定位置に前記キー溝と前記アジャスタとを保持することを特徴とする請求項9から12のいずれかに記載の可変焦点レンズ。
  14. 前記アジャスタに装飾ノブを設けて、その外観を改良することを特徴とする請求項9から13のいずれかに記載の可変焦点レンズ。
  15. 前記アジャスタと前記ノブとの間にクラッチ機構を配置して、適度の締め付けによって前記機構が損傷を受けないように防止することを特徴する請求項14に記載の可変焦点レンズ。
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