JP2011514579A - 道路及びトラフィック状態感知システム - Google Patents

道路及びトラフィック状態感知システム Download PDF

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Abstract

トラフィック状態の情報を収集するトラフィック感知システムが提供される。トラフィック感知システムは、トラフィック感知サーバと、トラフィックレポートを当該トラフィック感知サーバに送信する可搬型トラフィック感知(MTS)装置と、を含む。MTS装置は、スマートフォンに組み込まれた加速計を用いて、窪みを検出し、車両が何時制動しているかを検出し、当該MTS装置が車両又は歩行者に搬送されているか否かを検出し、警笛の鳴動を検出し、並びにその他を検出することが出来る。当該MTS装置は、当該MTS装置を搬送している車両が走行している道路範囲におけるトラフィック状態の正確な評価のために、当該トラフィック感知サーバに多様な状態を報告する。

Description

多くのトラフィック監視システムが車両トラフィックをリアルタイムに監視するために開発されている。先進国よって用いられる監視技術は、車両に固定された全地球測位システム(「GPS」)装置、固定位置カメラ、道路の誘導ループ車両探知器、ドップラーレーダー等を含む場合がある。収集された情報に基づいて、これらシステムは典型的には様々な場所でのトラフィック速度及び規模を推定する。先進国では道路が典型的には良好な状態にあり、トラフィックが典型的には規則正しい形で進行するので、速度及び規模情報はトラフィックパターンのかなり有用な指標であり得る。速度及び規模情報がドライバに(例えば、ウェブサイト及び専用トラフィック報告装置を介して)報告されることによって、ドライバは彼等の行程を然るべく計画することができる。一部のドライバは、報告された情報に基づいて、彼等の予定出発時間を早めたり遅くらせたり或いは代わりのルートを選択することもできる。速度及び規模情報は、また、運輸部門に報告されて、車両がトラフィックのフローに入るレートを制御するのを助けることできる。トラフィックを監視するこれら技術のコストがかなり高いことから、典型的には道路のうちで最も混んでいる範囲だけのトラフィックが監視される。
しかし、これらの監視技術は、様々な理由のために発展途上国で有用なトラフィックパターンの予測を提供してはいない。1つの理由は、発展途上国では道路品質が非常に変動する傾向があることである。例えば、でこぼこ道路や窪み(pothole)は都心でさえありふれたものである。他の理由は、多くの異なるタイプの車両が発展途上国では使われていることである。例えば、二輪車両(例えばスクータ)、三輪車両(例えば自動人力車)、四輪車両(例えば乗用車)、及び多輪車両(例えばバス及びトラック)によって道路が渋滞しているかもしれない。各タイプの車両は、道路状態に依存して特定の速度で走行することができるだけかもしれない。例えば、二輪自動車だけが特定の狭い又はでこぼこの道を走行することができるかもしれない。他の理由は、発展途上国におけるドライバは交差点における通行ルールを遵守しない場合があり、さらには彼等の警笛を鳴動させることによって自身の通行権を確保するのを助けようとする場合があり、トラフィックの流れはより混雑したものになるかもしれないことである。かかる警笛鳴動は、多くの先進国では社会的に容認できないか又は違法であるにも関わらず、多くの発展途上国で容認され得ると共に全くありふれたものである。
道路及びトラフィック状態を検出するシステム(「感知システム」)が提供される。感知システムは、トラフィック感知サーバと、トラフィック感知サーバにトラフィックレポートを送信する可搬型トラフィック感知(「MTS」)装置とを含む。MTS装置は、加速計を用いて、窪みを検出し、何時車両が制動しているかを検出し、MTS装置が車両又は歩行者の何れに搬送されているかを検出し、又はその他を検出することが出来る。MTS装置は、制動及び重力作用よって示される走行方向に基づいて、車両に対する加速計の配向を判別する。MTS装置はまた、携帯電話のマイクロホンを用いて周囲ノイズを収集してもよく、警笛が鳴動しているか否か、並びに車両が密閉されているか又は解放されているかを判別するのを助けることができる。MTS装置はまた、無線ローカルエリアネットワーク(例えばブルートゥース)を用いて、近隣のMTS装置と通信してトラフィックレポートを互いに送受信してもよい。MTS装置は、MTS装置を搬送している車両が走行する道路範囲におけるトラフィック状態の正確な評価のために、トラフィック感知サーバに多様な状態を報告する。
本概要は、発明の詳細な説明で更に説明される概念の単純化された形式の抜粋を紹介するために提供される。本概要は特許請求の範囲に記載される重要な特徴又は基本的特徴を識別することが意図されていないのみならず、本概要は特許請求の範囲を判別する目的で用いられることが意図されていない。
幾つかの実施形態におけるトラフィック感知システムの構成要素を例示しているブロック図である。 幾つかの実施形態における可搬型トラフィック感知装置のコンポーネントを例示しているブロック図である。 幾つかの実施形態における加速計配向コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。 幾つかの実施形態における事前回転及び傾斜算出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。 幾つかの実施形態における一様加速計値取得コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。 幾つかの実施形態における事後回転算出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。 幾つかの実施形態における変動加速計値取得コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。 幾つかの実施形態における制動検出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。 幾つかの実施形態における窪み検出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。 幾つかの実施形態における歩行者検出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。 幾つかの実施形態における警笛鳴動検出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。 幾つかの実施形態における場所判別コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。 幾つかの実施形態におけるエンクロージャタイプ検出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。 幾つかの実施形態における大量旅客輸送検出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。
道路及びトラフィック状態に関する情報を収集するトラフィック感知システムが提供される。幾つかの実施形態において、感知システムは、トラフィック感知サーバと、トラフィック感知サーバにトラフィックレポートを送信する可搬型トラフィック感知(「MTS」)装置とを含む。MTS装置はスマートフォンであってもよく、スマートフォンはMTSシステムを備える3軸加速計(又は、外付け3軸加速計で機能拡張された携帯電話)を含み、MTSシステムは、MTS装置を搬送している車両(又は人)に関係するトラフィック関連情報を収集し、収集されたトラフィック関係情報の分析結果に基づいてトラフィックレポートを生成するためのソフトウェアコンポーネントを含む。MTS装置はソフトウェアコンポーネントが加えられただけの既存のスマートフォンであり得ることから、感知システムは既存の携帯電話インフラストラクチャを用いて実現され得る。MTS装置は、加速計を用いて、窪みを検出し、何時車両が制動しているかを検出し、MTS装置が車両又は歩行者の何れに搬送されているかを検出し、又はその他を検出することが出来る。MTS装置の加速計は、装置自身を搬送している車両に合った配向を有する傾向があることから、MTS装置は、制動及び重力作用よって示される走行方向に基づいて車両に対する加速計の配向を判別する。この配向によって、MTS装置は走行方向の加速度変化(例えば制動)及び垂直方向の(例えば窪みよって生じる)加速度変化を判別することができる。MTS装置はまた、携帯電話のマイクロホンを用いて周囲ノイズを収集してもよく、警笛が鳴動しているか否か、並びに車両が密閉されているか(例えば乗用車)又は解放されているか(例えばスクータ)を判別するのを助けることができる。MTS装置はまた、無線ローカルエリアネットワーク(例えばブルートゥース)を用いて、近隣のMTS装置と通信してトラフィックレポートを互いに送受信してもよい。MTS装置は、かかるトラフィックレポートを用いて、その近隣の装置との近接度に基づいて車両が大量旅客輸送車両であるか否か判別してもよい。MTS装置は、MTS装置を搬送している車両が走行する道路範囲におけるトラフィック状態の正確な評価のために、トラフィック感知サーバに多様な状態(例えば、制動、警笛鳴動、窪み検出及び走行速度)を報告してもよい。
幾つかの実施形態において、MTS装置は、スマートフォン、様々な計算、通信及び感知能力を含む統合された加速計を備える携帯電話である。計算能力としては、中央処理ユニット、メモリ及びオペレーティングシステムを含んでもよい。通信能力としては、基本的なセル方式音声通信(例えばGSM)及びセル方式塔情報を収集する無線能力、並びに近隣のMTS装置と通信するための個人エリア無線ネットワーク(例えば、無線ローカルエリアネットワーク、ブルートゥース及びWiFi)能力を含んでもよい。感知能力は、マイクロホン、GPS受信機、加速計、及びカメラを含んでもよい。スマートフォンが必ずしもこれら能力を全て備える訳ではないが、現状市場にある幾つかのスマートフォンによってこれら能力の各々が提供される。MTS装置はこれら能力の様々なサブセットを含んでもよい。特定のMTS装置が追加能力によって機能強化されてもよい。例えば、無線ローカルエリアネットワークインタフェースを備える加速計がそれらの能力を備えない特定のスマートフォンに接続され得る。
幾つかの実施形態において、MTS装置は、その加速計を車両の走行方向及び垂直方向に仮想的に配向せしめることが必要である。MTS装置は、GPSロケーションを用いた検出につれて、静止又は安定速度走行中における重力作用に基づいて及び制動事象中における加速計への作用に基づいて、この仮想的な配向を実行する。MTS装置は、重力作用を用いて加速計の垂直軸を車両の垂直軸に仮想的に配向せしめるのを助ける。MTS装置は、制動作用を用いて加速計の前方軸を車両の前方軸に仮想的に配向せしめるのを助ける。
通常、MTS装置の加速計は、車両の走行方向及び垂直方向に対して任意に配向せしめられ得る3軸加速計である。以降の説明において、加速計の軸は(x,y,z)と表され、車両の軸は(X,Y,Z)と表される。例えば、スマートフォンの加速計は、そのx軸が電話の上部方向に配向し、そのy軸が電話の右側方向に配向し、そのz軸が電話の後方向に配向しているとすると、かご状架台に垂直に置かれた電話は、そのz軸が走行方向に配置され、そのx軸が垂直軸とは逆方向に配置される。車両のx軸は走行方向にあり、車両のy軸は走行方向に対して右側にある方向であり、z軸は下方向である。MTS装置のMTSシステムは、オイラー角のZ−Y−Z公式を用いて、車両の配向に対して加速計の配向を判別する。加速計の配向は、Z軸廻りの事前回転角φpreで表され、Y軸廻りの傾斜角θtiltを経て、次いでZ軸廻りの事後回転角ψpostで表される。加速計が静止しているか又は一様運動しているとき、加速計が経験する唯一の加速度は重力に起因する。(尚、加速計は、車両のz軸に加速計が正しく配置されていると仮定され、z軸の加速度azが1gである重力場強度を報告することになると仮定されている。)傾斜操作はZ軸に対するz軸の配向を変更するだけの操作である。結果として、以下の式がzからZへの変換を示している。
Figure 2011514579
z=1gであることから、傾斜角は以下の式によって表される。
Figure 2011514579
傾斜前の事前回転は、また、x軸及びy軸についての加速度ax及びayに重力効果に起因した零ではない加速度を生む。ax及びayの値は、Z軸に沿った1gの加速度のx軸及びy軸への射影に等しい。射影を算出するために、MTSシステムは、各ax及びayをX軸及びY軸の各々に沿ったそれらの成分にそれぞれ分解する。傾斜(Y軸廻り)が適用されるとき、X軸に沿ったax及びayの成分だけが重力の作用を受けることになる。このように、事前回転及び傾斜の後では、値は以下の式よって表される。
Figure 2011514579
φpreについて解くと、以下の式が結果として得られる。
Figure 2011514579
これは以下の式になる。
Figure 2011514579
これらの式を用いてθtilt及びφpreを推定するために、MTSシステムは、MTS装置が(例えばトラフィックの信号地点で)静止しているか又は一様運動(例えばGPSを用いて速度推定される)にある期間を判別する。代替的に、装置は特定の期間にわたって収集されたax、ay及びazの平均値を用いてもよい。平均値は10秒枠にわたる中間値であってもよい。このように、短い時間枠にわたるax、ay及びazを算出することによって、MTSシステムは、継続的且つ比較的低廉にθtilt及びφpreを推定することができる(すなわち、GPS装置の如き高い電力消費装置を用いることなく)。θtilt及びφpreにおける何らかの有意な変化は、MTS装置の配向における有意な変化を示すことになる。かかる場合、MTSシステムは加速計の十全の仮想的再配向を実行し得る。
事後回転が(事前回転と同様に)Z軸廻りであることから、事後回転はZ軸に平行に作用する重力場に関して何ら影響を有しない。結果として、MTSシステムは、Z軸に平行ではない既知の配向を有する異なる重力場を用いて事後回転角を推定する。MTSシステムは車両の加速度又は制動を用いることができ、加速度又は制動の各々は、車両の運動の方向と一致している既知のX軸方向に重力場を生じる。かかる力の測定値を得るために、MTSシステムは、車両の場所をGPS装置を介して監視して、経路で大きなカーブのない(すなわち、GPS軌跡は大まかには線形である)急激な減速期間を識別する。測定された加速度(ax、ay、az)及び事前回転φpre及び傾斜θtiltの角度が与えられて、MTSシステムは、制動方向であるX軸に沿った加速度α’xの推定値(estimate)を最大にするものとして、事後回転ψpostの角度を推定する。
MTSシステムは、事前回転、傾斜及び事後回転の複数ステップを順に走らせることよってα’xを算出する。各ステップにおいて、MTSシステムは上記で説明された分解式を適用する。まさに事前回転から始めてその結果は以下の式で表される。
Figure 2011514579
傾斜が適用された後ではその結果は以下の式よって表される。
Figure 2011514579
Figure 2011514579
最後に、事後回転が適用された後ではその結果は以下の式よって表される。
Figure 2011514579
これらの式を拡張して以下の式を得る。
Figure 2011514579
急激な減速期間に対応するa’xを最大にするために、MTSシステムは、
Figure 2011514579
に関する導関数を零に、以下の式で表されるように設定し、
Figure 2011514579
この式は以下の式よって表されるψpostの推定値を与える。
Figure 2011514579
このように、事後回転角を推定するために、MTSシステムは先に事前回転及び傾斜角を推定する。MTSシステムは、次いでGPSデータを用いて急激な減速期間を識別し、この期間(例えば2秒)における平均のax、ay及びazを記録する。事前回転角及び傾斜角の推定と比較して、事後回転角の推定はより精巧且つ高費用であり、GPS装置が稼動状態にされていることを必要とする。このように、MTSシステムは、継続的に事前回転及び傾斜角を監視し、これらに有意な変化がある場合、又はMTS装置の配向が変わった(例えば、電話コールがなされたか又は他のユーザが電話に働き掛けた場合)という他の証拠がある場合のみ、MTSシステムは加速計の十全の仮想的再配向を実行する。
幾つかの実施形態において、MTSシステムは、劣悪な運転状態(例えば霧)又は酷いトラフィック渋滞を示す場合がある制動事象を検出する。GPSデータは、制動事象を検出するのに用いられ得るものの、高いエネルギ費用を招くことになる。この費用を避けるために、MTSシステムは加速計によって指示される前方向の加速度を監視する。もしスライドする特定秒数枠にわたる平均加速が加速度閾値を上回る場合、MTSシステムは制動事象を信号化する。例えば、4秒以上に亘って少なくとも1m/s2の減速が持続された場合(すなわち4秒にわたって少なくとも14.4km/hの速度減少)、MTSシステムは制動事象を信号化する。
幾つかの実施形態において、MTSシステムは異なるアルゴリズムを用いて、車両が低速度で走行しているか否かに基づいて窪みを検出する。低速度は低速度閾値(例えば25km/h)を下回る如く定義されてもよい。もし車両が低速度で走行していない場合、MTSシステムは垂直方向の加速におけるスパイク(spike)をチェックする。もし加速におけるスパイクが加速度閾値度を上回っている場合、MTSシステムは窪みが検出された旨を信号化する。もし車両が低速度で走行している場合、MTSシステムは、垂直方向の加速度における持続性ディップを見る、例えば、少なくとも20ミリ秒間にわたって対象が加速度閾値を下回っているか否かを見る(例えば、310Hzのサンプリングレートで7つのサンプル値)。大まかな車両速度だけが必要であることから、MTSシステムは、凸包(convex hull)場所アルゴリズム(後述される)を用いて、異なる時点におけるMTS装置の場所を推定し、場所上の変化から速度を導出してもよい。
幾つかの実施形態において、MTSシステムは、MTS装置が歩行者によって若しくは車両によって搬送されているか、又は静止しているかを判別してもよい。ストップアンドゴーのトラフィックで走行している車両はしばしば制動することから、MTSシステムは、車両制動事象の特性を拠り所として、MTS装置を搬送している歩行者と、歩行者速度で走行しているストップアンドゴーのトラフィック下にある車両とを区別する。そして、MTS装置の速度が歩行者速度閾値を下回っている間に制動事象が検出された場合に、MTSシステムは、歩行者ではなく車両がMTS装置を搬送していることを信号化する。
幾つかの実施形態において、MTSシステムはマイクロホンをサンプリングして警笛が鳴動されているか否かを判定する。MTSシステムは、ある時間にわたる音サンプルを収集し、離散的なフーリエ変換を実行してサンプルを周波数領域に変換する。MTSシステムは、次いで、周波数スパイク、すなわち周波数の平均振幅を上回る特定の回数(例えば5〜10)と定義され得る周波数スパイクを検出する。警笛の鳴動は、2.5kHz乃至4kHzの範囲内に1本がある少なくとも2本の周波数スパイクを有するものとして定義されてもよく、2.5kHz〜4kHzの範囲は人間の最も高い耳感度の範囲と一致する特性周波数である。しかし、異なる判別基準が異なる種類の警笛による異なる音を検出するのに用いられてもよいことを当業者は認識するであろう。判別基準は、警笛音の実験的なサンプリングに基づいて判別され得る。
幾つかの実施形態において、MTSシステムは、マイクロホンからサンプリングして車両のエンクロージャを判別する。MTSシステムは、特定の期間(例えば10秒)にわたるマイクロホンをサンプリングして、それらの平均音量レベルを算出してもよい。音量レベルが最大音量レベルよりもむしろ最小音量レベルにより近い場合、システムはエンクロージャタイプを密閉タイプ(例えば車)と指定する。しかし、音量レベルが最大音量レベルにより近い場合、MTSシステムはエンクロージャタイプを解放タイプ(例えばスクータ)と指定する。MTSシステムは、解放タイプの既知の車両及び密閉タイプの既知の車両の音量レベルをサンプリングすることによって、最小音量レベル及び最大音量レベルを決めてもよい。解放タイプのかなり高い車両の周囲ノイズは混雑したトラフィックの指標であってもよい。
幾つかの実施形態において、MTSシステムは、MTS装置の場所と近隣のMTS装置の場所とを比較して車両タイプが大量旅客輸送タイプであるか否かを判定する。MTSシステムが、近隣の幾つかのMTS装置が密に近接し且つ類似したトラフィック特性(例えば、制動パターン及び車両速度)を有すると判別した場合、MTSシステムは、装置の全てが大量旅客輸送車両(例えばバス又は電車)上に在ると仮定する。密に近接しているが、同一大量旅客輸送車両上ではない多くの近隣のMTS装置の存在は、混雑したトラフィックの指標であり得る。
幾つかの実施形態において、MTSシステムは、低エネルギ消費の装置よって収集されたデータに基づいて実行されるアルゴリズムを用いて、高エネルギ消費装置よって収集されたデータに基づくアルゴリズムを何時働かせるかを決定する。例えば、セル方式塔(すなわちセル方式送信機)情報に基づくセル方式位置測定アルゴリズムは、低エネルギ消費装置であるセル方式無線通信からのデータを要求する一方で、GPSデータに基づくGPS位置測定アルゴリズムは高エネルギ消費装置であるGPS装置からのデータを要求する。MTSシステムは、セル方式位置測定アルゴリズムを用いて窪みの大まかの場所を識別する。後に、MTS装置(MTS装置又は他のMTS装置)がその窪みの大まかな場所に接近するとき、MTSシステムは、GPS位置測定アルゴリズムを働かせて、再び遭遇されるとき窪みのより正確な場所を判別してもよい。上記に説明されたように、MTSシステムは、また、制動活動及び加速計によって測定される対応する変化を用いて、加速計のGPSデータを用いた再配向が実行されるべきか否かを判定する。
図1は、幾つかの実施形態におけるトラフィック感知システムの構成要素を例示しているブロック図である。トラフィック感知システム100は通信リンク130を介して様々な可搬型トラフィック感知装置120に接続されたトラフィック感知サーバ110を含む。トラフィック感知サーバは、レポート受信コンポーネント111と、レポート記憶部112と、レポート分析コンポーネント113と、分析報告コンポーネント114とを含む。レポート受信コンポーネントは、MTS装置からトラフィックレポートを受信し、それらをレポート記憶部に記憶する。レポート分析コンポーネントは、トラフィックレポートを分析して様々な場所のトラフィック状態を識別する。例えば、レポート分析コンポーネントは、制動パターン、警笛鳴動パターン及び速度パターンに基づいて、混雑したトラフィック状態が交差点で発生していることを判別してもよい。分析報告コンポーネントは、様々なトラフィック状態をドライバ及びその他に報告してもよい。例えば、トラフィック感知サーバは、トラフィック状態を表示する地図の形でドライバが視認し得るウェブページを提供してもよく、テキストメッセージをドライバに送信してもよく、ラジオを介して状態を送信してもよく、トラフィック状態に基づいてルートを提案するナビゲーションシステムにトラフィック状態を提供してもよく、トラフィックフローを統制する輸送部門にトラフィック状態を提供してもよく、及びその他にトラフィック状態を提供してもよい。ナビゲーションシステムは、報告された道路及びトラフィック状態を用いて、ドライブ時間及び距離だけに基づいて識別されたルートよりもむしろドライバがより望ましいと判るルートを識別してもよい。例えば、ナビゲーションシステムは、窪みがある道路、雑音が多い道路、渋滞した道路(渋滞した道路を通ったドライブ時間がより短い場合であっても)その他の道路を避ける探索を行ってもよい。ナビゲーションシステムは、提案ルート、代替的な提案ルート、及び/又はドライブ時間又は距離だけで識別されたルートを示している地図を提供することができる。トラフィック感知サーバは、セル方式電話網の如き通信リンクを介してMTS装置に接続されてもよい。
図2は、幾つかの実施形態における可搬型トラフィック感知装置のコンポーネントを例示しているブロック図である。MTS装置130は、可搬型装置コンポーネント210と、MTSシステム220とを含む。可搬型装置コンポーネントは、セル方式電話211と、GPS装置212と、無線ローカルエリアネットワークインタフェース213とを含む。MTSシステムは、加速計221と、可搬型装置API222と、データ記憶部223と、近隣データ記憶部224とを含む。加速計は、x、y及びz軸についての加速度データを提供し、これらは加速計の配向角を用いてX、Y及びZ軸についての加速度データに変換される。可搬型装置APIは、可搬型装置によって収集されたデータへのアクセスを提供する。データ記憶部は、収集されたデータ及びMTSシステムの分析結果を記憶するのに用いられる。近隣データ記憶部は、近隣のMTS装置から受信されたトラフィックレポートを記憶する。MTSシステムは、また、加速計配向コンポーネント225と、事前回転及び傾斜算出コンポーネント226と、事後回転算出コンポーネント227とを含む。加速計配向コンポーネントは、搬送している車両に対する加速計の配向を判別するために呼び出される。加速計配向コンポーネントは、事前回転及び傾斜算出コンポーネント及び事後回転算出コンポーネントを呼び出して配向を判別する。MTSシステムは、また、制動検出コンポーネント231と、警笛鳴動検出コンポーネント232と、大量旅客輸送検出コンポーネント233と、窪み検出コンポーネント234と、場所判別コンポーネント235と、近隣データ受信コンポーネント236と、歩行者検出コンポーネント237と、エンクロージャタイプ検出コンポーネント238とを含む。これらコンポーネントの各々の詳細が後述される。
トラフィック感知システムの構成要素は、中央処理ユニット、メモリ、入力装置、出力装置及び記憶装置並びに通信ポートを含んでもよい。メモリ及び記憶装置は、トラフィック感知システムのコンポーネントを実現するコンピュータ実行可能命令でコード化がなされてもよいコンピュータ読取可能記録媒体であり、命令を含むコンピュータ読取可能記録媒体を意味する。加えて、命令、データ構造及びメッセージ構造は、通信リンク上の信号の如きデータ伝送媒体を介して記憶又は伝送されてもよい。
トラフィック感知システムのコンポーネントは、1つ以上のコンピュータ又は他の装置よって実行される、プログラムモジュールの如きコンピュータ実行可能命令の通常の文脈において説明される。通常、プログラムモジュールは、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造、及び特定タスク又は特定の抽象データ型を実現する他のものを含む。典型的には、プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態において所望の形で結合又は分散配置されてもよい。例えば、MTS装置とトラフィック感知サーバとの間の通信リンクの帯域幅に依存して、MTS装置で実行されるとして説明される機能の幾つかはトラフィック感知サーバで実行されてもよい。
図3は、幾つかの実施形態における加速計配向コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。コンポーネントが呼び出されて搬送している車両に対する加速計の配向が判別される。ブロック301において、コンポーネントは事前回転及び傾斜算出コンポーネントを呼び出す。判定ブロック302において、搬送している車両に対する加速計の配向が変わったことを事前回転角及び傾斜角が示している場合、コンポーネントはブロック303に進み、それ以外の場合コンポーネントは終了する。ブロック303において、コンポーネントは、事後回転算出コンポーネントを呼び出して、GPSデータを用いて事後回転角を算出し、次いで終了する。
図4は、幾つかの実施形態における事前回転及び傾斜算出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。コンポーネントは、事前回転角及び傾斜角を加速計への重力作用に基づいて算出する。ブロック401において、コンポーネントは、一様加速計値取得コンポーネントを呼び出し、車両が停止又は比較的一定速度で動いているとき、x、y及びz軸の加度度を検索する。ブロック402において、コンポーネントは、一様加速計値に基づいて事前回転角を算出する。ブロック403において、コンポーネントは、一様加速計値に基づいて傾斜角を算出し、次いで戻る。
図5は、幾つかの実施形態における一様加速計値取得コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。コンポーネントは、ある期間にわたる加速計値をサンプリングし、次いでその中間値を一様加速計値として用いる。ブロック501において、コンポーネントは、加速計のサンプリングを初期化する。ブロック502−505において、コンポーネントは反復処理して、期間にわたるサンプルを収集する。ブロック502において、コンポーネントは次のサンプルを収集する。ブロック503において、コンポーネントは収集されたサンプルを保存する。判定ブロック504において、十分なサンプルが収集された場合(例えば期間終了した場合)、コンポーネントはブロック506に進み、それ以外はコンポーネントはブロック505に進む。ブロック505において、コンポーネントは、次のサンプル時間を待ち、次いで次のサンプルを収集するためにブロック502に向けて反復処理する。ブロック506において、コンポーネントは、中間サンプル値を算出し、次いで戻る。
図6は、幾つかの実施形態における事後回転算出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。コンポーネントは、変動加速計値を取得し、次いで事後回転角を算出する。ブロック601において、コンポーネントは、変動加速計値取得コンポーネントを呼び出し、変動加速計値を取得する。ブロック602において、コンポーネントは、変動加速計値に基づいて事後回転角を算出し、次いで戻る。
図7は、幾つかの実施形態における変動加速計値取得コンポーネントの処理手順を例示しているフロー図である。コンポーネントは、車両が制動している(例えば、変動加速計値を示している)と判別する迄、GPSデータをサンプリングし、次いで、サンプルの加速計値を収集する。ブロック701において、コンポーネントは、高エネルギ消費装置であるGPS装置を稼働状態にする。ブロック702−705において、コンポーネントは制動事象が識別される迄、GPSサンプルを収集する。ブロック702において、コンポーネントはGPSサンプルを収集する。ブロック703において、コンポーネントは収集されたサンプルを分析して、制動事象が起こったか否かを判定する。判定ブロック704において、制動事象が起こった場合、コンポーネントはブロック706に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック705に進む。ブロック705において、コンポーネントは次のサンプル時間を待ち、次いで次のGPSサンプルを収集するためにブロック702に向けて反復処理する。ブロック706において、コンポーネントは、変動加速計値としてサンプルの加速計値を収集し、次いで戻る。
図8は、幾つかの実施形態における制動検出コンポーネントの処理手順を例示しているフロー図である。コンポーネントは、加速計よって示されるような車両の加速度における変化に基づいて制動事象を検出する。ブロック801−807において、コンポーネントは反復処理し、加速計サンプルを収集し、制動事象が進行中か否か判別する。ブロック801において、コンポーネントは、X軸の次の加速計サンプルを収集する。コンポーネントは、x、y及びz軸についての加速計値を収集し、次いで配向角を用いて車両のX軸への合成された寄与を算出する。ブロック802において、コンポーネントはサンプルの加速度を保存する。判定ブロック803において、制動分析を実行するのに十分なサンプルが収集された場合、コンポーネントはブロック804に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック807に進む。ブロック804において、コンポーネントは、期間閾値内でサンプルの平均を算出する。判定ブロック805において、平均の加速度が制動加速度閾値を上回っている場合、コンポーネントはブロック806に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック807に進む。ブロック806において、コンポーネントは制動が進行中である旨を信号化し、ブロック807に進む。ブロック807において、コンポーネントは、次のサンプルを待ち、次いで次の加速計サンプルを収集するためにブロック801に向けて反復処理する。
図9は、幾つかの実施形態における窪み検出コンポーネントの処理手順を例示しているフロー図である。コンポーネントは、Z軸について加速度データをサンプリングし、速度を基礎とするアルゴリズムを適用して窪みに遭遇したか否か判別する。ブロック901において、コンポーネントはZ軸について加速度を収集する。コンポーネントは、加速計のx、y及びz軸について加速度を収集し、配向データを用いてZ軸についての加速度への寄与を算出する。ブロック902において、コンポーネントはサンプルを保存する。判定ブロック903において、窪み分析を実行するのに十分なサンプルが収集された場合、コンポーネントはブロック904に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック910に進む。ブロック904において、コンポーネントは車両の速度を取得する。判定ブロック905において、速度が低速度閾値を下回る場合、コンポーネントはブロック906に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック907に進む。ブロック906において、コンポーネントはZ軸の加速度における持続性ディップについてチェックする。ブロック907において、コンポーネントはZ軸におけるピークの加速度についてチェックする。判定ブロック908において、窪みが検出される場合、コンポーネントはブロック909に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック910に進む。ブロック909において、コンポーネントは窪みが検出された旨を信号化し、ブロック910に進む。ブロック910において、コンポーネントは次のサンプル時間を待ち、次いで次の加速計のサンプルを収集するためにブロック901に向けて反復処理する。
図10は、幾つかの実施形態における歩行者検出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。歩行者検出コンポーネントは、MTS装置が車両又は歩行者に搬送されているか否か検出する。ブロック1001において、コンポーネントはMTS装置の速度を取得する。ブロック1002において、コンポーネントは速度を保存する。判定ブロック1003において、歩行者検出分析を実行するのに十分な速度サンプルが保存された場合、コンポーネントはブロック1004に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック1009に進む。ブロック1004において、コンポーネントは特定期間にわたる平均速度を算出する。判定ブロック1005において、平均速度が歩行者閾値速度を下回る場合、コンポーネントはブロック1006に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック1007に進む。判定ブロック1006において、制動事象が検出される場合、コンポーネントはブロック1007に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック1008に進む。ブロック1007において、コンポーネントは、MTS装置が車両に搬送されている旨を信号化し、次いでブロック1009に進む。ブロック1008において、コンポーネントは、MTS装置が歩行者に搬送されている旨を信号化し、ブロック1009に進む。ブロック1009において、コンポーネントは次のサンプル時間を待ち、次いで次のサンプルを取得するためにブロック1001に向けて反復処理する。
図11は、幾つかの実施形態における警笛鳴動検出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。コンポーネントは、セル方式電話のマイクロホンからの音サンプルを収集し、警笛が鳴動しているか否か検出する。ブロック1101において、コンポーネントは音サンプルを収集する。ブロック1102において、コンポーネントは収集された音サンプルを保存する。判定ブロック1103において、分析を実行するために十分な音サンプルが収集された場合、コンポーネントはブロック1104に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック1109に進む。判定ブロック1104において、現在が警笛鳴動を再度チェックする時である場合、コンポーネントはブロック1105に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック1109に進む。ブロック1105において、コンポーネントは収集されたサンプルに対して離散的フーリエ変換を実行しサンプルの周波数範囲を判別する。ブロック1106において、コンポーネントは周波数の振幅内で何らかのスパイクを識別する。判定ブロック1107において、識別されたスパイクが警笛音判別基準に適合する場合、コンポーネントはブロック1108に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック1109に進む。ブロック1108において、コンポーネントは警笛音が検出された旨を信号化し、次いでブロック1109に進む。ブロック1109において、コンポーネントは次のサンプル時間を待ち、次の音サンプルを収集するためにブロック1101に向けて反復処理する。
図12は、幾つかの実施形態における場所判別コンポーネントの処理手順を例示しているフロー図である。コンポーネントは、MTS装置がコンタクトしている各塔に関連する凸包に基づいてMTS装置の場所を判別する。ブロック1201において、コンポーネントは塔の信号を取得する。ブロック1202−1205において、コンポーネントは各塔毎に凸包を検索する反復処理を行う。ブロック1202において、コンポーネントは次の塔を選択する。判定ブロック1203において、全ての塔が選択された場合、コンポーネントはブロック1206に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック1204に進む。判定ブロック1204において、塔が塔情報データベースにある場合、コンポーネントはブロック1205に進み、それ以外の場合コンポーネントは次の塔を選択するためにブロック1202に向けて反復処理する。ブロック1205において、コンポーネントは塔の凸包をデータベースから検索し、次いで次の塔を選択するためにブロック1202に向けて反復処理する。ブロック1206において、コンポーネントは検索された複数の凸包の交差点をMTS装置の場所として算出し、次いで戻る。トラフィック感知システムは、ある期間にわたるGPS場所情報及び近くの塔情報を収集することによって、塔の凸包を判別してもよい。この情報から、トラフィック感知システムは様々な塔についての凸包を識別し得る。かかる凸包が実際には車両の場所に全てオーバラップしていないことから(例えば、まばらなデータ収集の理由で)、全ての凸包が交差する領域がないこともあり得る。このように、コンポーネントは、凸包の様々な組合せの交差を見つけてもよいし、最小交差の領域を車両の場所として選択してもよい。
図13は、幾つかの実施形態におけるエンクロージャタイプ検出コンポーネントの処理手順を例示しているフロー図である。コンポーネントは、車両のエンクロージャタイプが開放タイプか又は密閉タイプかを検出する。ブロック1301において、コンポーネントはマイクロホンから音サンプルを収集する。ブロック1302において、コンポーネントは収集された音サンプルを保存する。判定ブロック1303において、分析を実行するのに十分な音サンプルが収集された場合、コンポーネントはブロック1304に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック1311に進む。判定ブロック1304において、現在がエンクロージャタイプを再度検出する時間である場合、コンポーネントはブロック1305に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック1311に進む。ブロック1305において、コンポーネントはある期間にわたる平均音量レベルを算出する。判定ブロック1306において、平均音量レベルが開放閾値音量レベルを上回っている場合、コンポーネントはブロック1307に進み、それ以外の場合コンポーネントは、ブロック1308に進む。ブロック1307において、コンポーネントはエンクロージャタイプを開放タイプと設定し、ブロック1309に進む。ブロック1308において、コンポーネントはエンクロージャタイプを密閉タイプと設定し、ブロック1309に進む。判定ブロック1309において、音量レベルが近隣のMTS装置よって検出される音量レベルと整合している場合、コンポーネントはブロック1310に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック1311に進む。ブロック1310において、コンポーネントは、適切なエンクロージャタイプを信号化し、次いでブロック1311に進む。ブロック1311において、コンポーネントは次のサンプル時間を待ち、次いで次の音サンプルを収集するためにブロック1301に向けて反復処理する。
図14は、幾つかの実施形態における大量旅客輸送検出コンポーネントの処理手順を例示しているフローチャートである。コンポーネントは、車両タイプが大量旅客輸送の車両であるか又は乗用車であるかを判別する。ブロック1401において、コンポーネントはMTS装置の場所を判別する。ブロック1402−1405において、コンポーネントは近くのMTS装置が同一車両内にありそうであるか否かを判定する反復処理を行う。ブロック1402において、コンポーネントは次の近隣のMTS装置を選択する。判定ブロック1403において、全ての近隣のMTS装置が既に選択された場合、コンポーネントはブロック1406に進み、それ以外の場合コンポーネントはブロック1404に進む。判定ブロック1404において、選択された近隣のMTS装置のトラフィックレポートが、選択されたMTS装置が同一車両内の乗客によって搬送されていることを示している場合、コンポーネントはブロック1405に進み、それ以外の場合コンポーネントは次の近隣のMTS装置を選択するためにブロック1402に向けて反復処理する。ブロック1405において、コンポーネントは乗客の計数を増分し、次いで次の近隣のMTS装置を選択するためにブロック1402に向けて反復処理する。判定ブロック1406において、乗客数が乗客数閾値を上回っている場合、コンポーネントはブロック1407に進み、それ以外の場合コンポーネントは終了する。ブロック1407において、コンポーネントは、MTS装置が大量旅客輸送の車両内にある旨を信号化し、次いで終了する。
本発明が構造上の特徴及び/又は方法上の行為に固有な言語で説明されたにも関わらず、添付の特許請求の範囲で定義される本発明が上記説明された特定の特徴又は行為に必ずしも限定されるものではないことが理解されるべきである。むしろ、上記説明された特定の特徴及び行為は、請求項の構成を実現する例として開示されている。従って、添付の特許請求の範囲による制限以外によって本発明が制限されることはない。

Claims (15)

  1. トラフィック状態情報を収集するトラフィック感知システムであって、
    可搬型トラフィック感知装置からトラフィックレポートを受信し、当該受信されたトラフィックレポートから集成トラフィックレポートを提供するトラフィック感知サーバ(110)と、
    前記装置近くのトラフィック関連情報を感知して前記トラフィック感知サーバにトラフィックレポートを送信する複数の可搬型トラフィック感知装置(120)であって、加速計及びセル方式通信装置、前記加速計の配向を判別するコンポーネント、前記加速計をサンプリングするコンポーネント、並びに当該加速計のサンプルからトラフィック関連情報を導出するコンポーネントを含む可搬型トラフィック感知装置(120)と
    を含むことを特徴とするシステム。
  2. 前記配向を判別するコンポーネントは、重力及び制動力を用いて判別することを特徴とする請求項1に記載のトラフィック感知システム。
  3. 前記配向を判別するコンポーネントは、事前回転角と、傾斜角と、前記重力及び制動力に基づいた事後回転角とを算出することを特徴とする請求項2に記載のトラフィック感知システム。
  4. 前記加速計は、基準方向Xが可搬型トラフィック感知装置を搬送している車両の前方向に沿い、Yが前記車両の側方向に沿い、Zが垂直下方向であるように、仮想的に再配向されることを特徴とする請求項3に記載のトラフィック感知システム。
  5. 前記制動力は、可搬型トラフィック感知装置を搬送している車両の動きの結果として生成されることを特徴とする請求項2に記載のトラフィック感知システム。
  6. 可搬型トラフィック感知装置は、当該装置自身を搬送している車両が現在制動中であるか否かについて検出するコンポーネントを含むことを特徴とする請求項1に記載のトラフィック感知システム。
  7. 可搬型トラフィック感知装置は、当該可搬型トラフィック感知装置を搬送している車両が制動しているか否かを、加速計読み取り上の変化に基づいて検出することを特徴とする請求項6に記載のトラフィック感知システム。
  8. 可搬型トラフィック感知装置は、当該装置近くの周囲音をサンプリングするマイクロホンと、前記周囲音のサンプリングに基づいて警笛が鳴動しているか否かを検出するコンポーネントとを含むことを特徴とする請求項1に記載のトラフィック感知システム。
  9. 前記警笛が鳴動しているか否かを検出するコンポーネントは、前記周囲音のサンプルの周波数スペクトルを生成し、警笛鳴動に関連する特性周波数内に1つのピークを含む複数のピークを検出することに基づいて、検出することを特徴とする請求項8に記載のトラフィック感知システム。
  10. 可搬型トラフィック感知装置は、当該装置を搬送している車両が窪みに遭遇したか否かを検出するコンポーネントを含むことを特徴とする請求項1に記載のトラフィック感知システム。
  11. 前記車両が窪みに遭遇したか否かを検出するコンポーネントは、前記車両が低速度閾値より速く走行しているときに、加速計サンプルの垂直方向におけるスパイクをチェックすることよって、並びに、前記車両が前記低速度閾値より遅く走行しているときに、前記加速計サンプルの持続性ディップをチェックすることによって、当該遭遇したか否かを検出することを特徴とする請求項10に記載のトラフィック感知システム。
  12. 可搬型トラフィック感知装置は、車両又は歩行者に当該装置が搬送されているか否かを検出するコンポーネントを含むことを特徴とする請求項1に記載のトラフィック感知システム。
  13. 前記車両又は歩行者に前記装置が搬送されているか否かを検出するコンポーネントは、加速計サンプルの変化に基づいて制動が検出されるか否か判別することよって、当該搬送されているか否かを検出することを特徴とする請求項12に記載のトラフィック感知システム。
  14. 可搬型トラフィック感知装置は、セル送信機から前記装置に受信される信号と、それらセル方式送信機の伝送範囲を各々が表す複数の凸包間の交差とに基づいて前記装置の場所を判別するコンポーネントを含むことを特徴とする請求項1に記載のトラフィック感知システム。
  15. トラフィック状態情報を収集するトラフィック感知システムであって、
    可搬型トラフィック感知装置からトラフィックレポートを受信し、当該受信されたトラフィックレポートから生成される集成トラフィックレポートを提供するトラフィック感知サーバ(110)と、
    複数の可搬型トラフィック感知装置(120)であって、
    セル方式電話、
    全地球測位システム装置、
    加速計、並びに
    トラフィックレポートを生成且つ送信するコンポーネント群であり、前記加速計を配向せしめるコンポーネントと、前記加速計及び前記全地球測位システム装置をサンプリングするコンポーネントと、前記加速計及び前記全地球測位システム装置のサンプルからトラフィック関連情報を導出するコンポーネントとからなるコンポーネント群
    を含む可搬型トラフィック感知装置(120)と
    を含むことを特徴とするトラフィック感知システム。
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