JP2011508484A - データを送受信する方法と機器 - Google Patents

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Abstract

本発明はネットワークにおける方法と通信機器に関するものであり、第1のランダムアクセスリソースを無線フレームのアップリンクサブフレームにおける第1の周波数にマッピングして割り当てるステップ(S2)と、少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連して使用する第1のランダムアクセスリソースのマッピングを表現する表現を無線チャネルで送信するステップ(S4)とを備える。

Description

本発明はデータを送受信する方法と機器に関する。特に、本発明は無線チャネルでのデータの送受信に関する。
現代のセルラ無線システムにおいては、無線ネットワークは端末の挙動に対して厳密な制御を行う。周波数、タイミング、および電力等のアップリンク送信パラメータは、基地局から端末へのダウンリンク制御シグナリングを介して規制される。
電源投入時または長い待ち受け時間の後には、ユーザ機器(UE)はアップリンクに同期してはいない。UEはダウンリンク(制御)信号からアップリンクの周波数と電力推定値とを導出することができる。しかしながら、基地局すなわちeNodeBとUEとの間の往復伝搬遅延が不明なので、タイミング推定を行うことは困難である。従って、UEのアップリンクタイミングがダウンリンクに同期したとしても、伝搬遅延があるために、アップリンクタイミングがeNodeB受信機に到達するのは遅れてしまう可能性がある。従って、UEは、トラフィックを開始する前に、ネットワークに対してランダムアクセス(RA)手順を実行しなければならない。eNodeBは、RAの後に、UEアップリンクのタイミングのミスアライメント設定誤差を推定し、訂正メッセージを送信することができる。RAを行っている間は、タイミングや電力等のアップリンクパラメータは非常に正確であるとはいえない。これにより、どのくらいの量のRA手順を行うかに対する追加的な課題がある。
通常、UEがネットワークへのアクセスを要求するために、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)が提供される。よい自己相関特性を持つ特定の系列(シーケンス)を持つプリアンブルを含むアクセスバーストが使用される。PRACHはトラフィックチャネルに対して直交していると良い。例えば、GSMにおいては、特別のPRACHタイムスロットが定義される。複数のUEが同時にアクセスを要求することがあるので、要求しているUEの間で衝突が生ずる可能性がある。UEによる送信を相互に分離するために、競合解消方式が実装されねばならない。RA方式は通常、ランダムバックオフメカニズムを含む。PRACHスロットにおける余分に付加したガードタイムによってタイミングの不正確さが生ずる。PRACHはトラフィックチャネルに対して直交しているので、電力の不正確さは通常、あまり大きな問題にはならない。
アクセスを要求してRAを実行している異なるUEを区別するために、通常、多くの異なるRAプリアンブルが存在する。RAを実行するUEは、プールの中からランダムにプリアンブルを取り出してそれを送信する。プリアンブルは、eNodeBを介してUEがネットワークにアクセスするのをeNodeBが許可する時に使用されるランダムUE IDを表す。eNodeBの受信機は、異なるプリアンブルで実行されるRAの試みを分別することができ、対応するランダムUE IDを使用してそれぞれのUEに応答メッセージを送信することができる。アクセスを要求するUEが同時に同一のプリアンブルを使用する場合は衝突が生じ、eNodeBはこれら2つのユーザの間を区別することができないので、RAの試みは成功しない可能性が高い。
E−UTRAN(発展型UMTS陸上無線アクセスネットワーク)においては、それぞれのセルの中に64個のプリアンブルが提供される。隣接セルに割り当てられるプリアンブルは、1つのセルの中のRAが隣接セルの中のいずれのRAイベントも駆動しないことを保証するために通常は、異なっている。従って、基地局から同報されなければならない情報は、現在のセルの中のRAに対して使用することができるプリアンブルのセットである。
E−UTRANは非常に異なった動作条件(フェムトセルおよびピコセルからマクロセルまで)で動作が可能なので、RAに対しては種々の異なる要求条件が課せられる。RAに対する達成可能な信号品質は、小さいセルの中ではあまり大きな問題とはならないが、大きなセルの中では問題になる。また、十分なRAプリアンブルエネルギーが受信されることを保証するために、E−UTRANでは種々の異なるプリアンブルフォーマットが定義される。1つのセルの中では、このようなプリアンブルフォーマットの1つだけを使用することができ、従って、このパラメータはまた同報されなければならない。周波数分割複信(FDD)に対しては、4つのプリアンブルフォーマットが定義される。
同報されるさらに別のパラメータは、RAリソースの正確な時間−周波数の位置である。これはRAスロットまたはRAオポチュニティ(RA機会)とも呼ばれる。このようなRA時間リソースは、プリアンブルフォーマットに依存して、常に、周波数では1.08MHz、時間では1、2、または3msのいずれかの広がりを持つ。FDDに対しては、16通りの設定が存在し、それぞれは異なるRAの時間領域設定を定義する。
FDDシステムにおいては、現在のセルの中で使用することができる64個のプリアンブルを指示するのに必要なシグナリングに加えて、プリアンブルフォーマット(2ビット)とRAの時間領域設定(4ビット)とを指示するために、別に6ビットが必要である。
例えば、E−UTRANの時分割複信(TDD)モードにおいて、TDDモードはFDDモードと比較していくつかの特殊性がある。これらの特殊性は、例えば、TDDでは、合計5つのプリアンブルにおいてフォーマットを定義するということを含め、フォーマットをシグナリングするために4ではなくて3ビットを必要とし、単純な再使用を不可能、または実用的ではないものにしている。
FDDにおいては、RAの時間領域設定は、1つのRAリソースの第1のサブフレームを、フレームの中のサブフレーム番号で表す。FDDシステムでは、UL周波数帯域に置かれた全てのサブフレームは、いつでもULサブフレームであり、これらのサブフレームの内のそれぞれは、RAの時間領域設定に従って、RAに割り当てられる。しかしながら、TDDにおいては、全ての利用可能なサブフレームの内の1つのサブセットだけがULサブフレームであり、従って、そのサブセットだけがRAに割り当てられる。従って、TDDに対しては、単純にサブフレームに基づいてカウントするメカニズムは適用することができない。
いくつかの実施例の目的は、効率のよいランダムアクセスシグナリングを提供することである。
複数の実施例では、無線チャネルでデータを送信する第2の通信機器における方法が開示される。この方法は、第1のランダムアクセスリソースを無線フレームの第1のアップリンクサブフレームにおける第1の周波数にマッピングを行って割り当てる工程と、無線チャネルで1つの表現を送信する工程とを備える。この表現は、少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連して使用する第1のランダムアクセスリソースの割り当てを表現するものである。
さらに、複数の実施例では制御ユニットを備える第2の通信機器が開示される。この制御ユニットは、第1のランダムアクセスリソースを無線フレームの第1のアップリンクサブフレームにおける第1の周波数にマッピングを行い、少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連して、第1のランダムアクセスリソースの割り当てを表現する表現を生成するよう構成される。第2の通信機器は、無線チャネルでこの表現を送信するよう適合された送信構成をさらに備える。
さらに、複数の実施例では、第1の通信機器における方法が開示される。この方法は、無線チャネルでデータを受信し、受信したデータ中の表現を読み出すことにより、ランダムアクセス処理中に使用する、無線フレームの第1のアップリンクサブフレームを決定する工程を備える。この表現は、少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連した、第1のランダムアクセスリソースの割り当てを表現するものである。
また、複数の実施例では、無線チャネルでデータを受信するよう適合された受信構成を備える第1の通信機器が開示される。第1の通信機器は、制御ユニットをさらに備え、その制御ユニットは、少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連して第1のランダムアクセスリソースの割り当てを表現する受信したデータ中の表現を読み出すことにより、ランダムアクセス処理中に使用する、無線チャネルの第1のアップリンクサブフレームを決定するよう構成される。
アップリンクサブフレームに関連してランダムアクセスリソースを表現することにより、効率のよいランダムアクセス構成設定のシグナリングが達成される。
以下、添付図面に関連して実施例をより詳細に説明する。
第2の通信機器と通信を行なう第1の通信機器の外観図である。 1つのRA時間区間の間でのULサブフレームを示す概略図である。 RAリソースがどのようにアップリンクサブフレームにマッピングされるかの例を示す概略図である。 周波数ホッピングを使用する場合の論理的周波数と物理的周波数の間のマッピングを示す概略図である。 ランダムアクセス手順の合成シグナリングおよび方法のフローチャートである。 第2の通信機器における方法のフローチャートである。 第2の通信機器の概略図である。 第1の通信機器における方法のフローチャートである。 第1の通信機器の概略図である。
以下では添付図面を参照して、本願の解決策に従う実施例をより十分に説明する。ここではその解決策のいくつかの実施例を示す。しかしながら、この解決策は多くの異なる形で実施することができ、ここで説明した実施例に限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施例は、この開示が十分でかつ完全であるように、また、当業者にこの解決策の範囲を十分に伝達するために提供するものである。この明細書を通して、同じ番号は同じ要素に言及する。
ここで使用される用語は、特定な実施例を説明する目的のみで使用しており、本発明を限定することを意図するものではない。ここで使用している単数形“1つの(a)”、“1つの(an)”、及び、“その(the)”は、その文脈が単数形であることを明確に述べている場合を除いて、複数形をも含んでいる。さらに、以下のことが理解されるであろう。即ち、用語“有する”と“有している”と“含む”と“含んでいる”との内の少なくともいずれかが、この明細書において用いられるときには、言及する特徴と数値とステップと操作と構成要素と構成素子との内の少なくともいずれかの存在を規定するものであるが、1つ以上の他の特徴と数値とステップと操作と構成要素と構成素子とそれらのグループの内の少なくともいずれかの存在や追加を排除するものではない。
ここで使用される全ての用語(技術用語と科学用語とを含む)は、特に定義をしていない限り、当業者によって共通に理解される意味と同じ意味を有する。また、以下の点がさらに理解されるであろう。即ち、ここで使用される用語は、この明細書における文脈および関連する技術の状況における意味に矛盾しない意味を持つと解釈されるべきであること、また、この明細書の中で明確に定義をしない限り、理想化した、または極度に形式的な意味を持つと解釈されてはならないことである。
次に、本発明の実施例に従う方法と装置(システム)とコンピュータプログラム製品との内の少なくともいずれかのブロック図とフローチャートとの内の少なくともいずれかを参照して、この解決策について説明する。ブロック図とフローチャートとの内の少なくともいずれかにおけるいくつかのブロックと、ブロック図とフローチャートとの内の少なくともいずれかにおけるブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実施可能であると理解される。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータと特殊用途のコンピュータと他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサとの内の少なくともいずれかに供給されて、マシーンを構築することができる。これにより、コンピュータのプロセッサと他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサとの内の少なくともいずれかを介して実行される命令は、ブロック図と1つ以上のフローチャートのブロックとの内の少なくともいずれかで規定される機能/動作を実行する手段を作り出すことができる。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ可読メモリの中に記憶することができ、これらのメモリは、ある特定な様式で機能するようにコンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置に命令することができる。これにより、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、ブロック図とフローチャート中の1つ以上のブロックとの内の少なくともいずれかで規定される機能/動作を実行する命令を含む製品を作り出すことができる。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされ、一連の動作ステップがコンピュータまたは他のプログラム可能な装置で実行されるようにして、コンピュータが実行する処理を作り出すことができる。これにより、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置で実行される命令は、ブロック図とフローチャート中の1つ以上のブロックとの内の少なくともいずれかで規定される機能/動作を実行するためのステップを提供することができる。
従って、本発明はハードウェアとソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)との内の少なくともいずれかに組み込むことができる。さらに本発明は、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読の記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形をとることができる。このコンピュータ使用可能またはコンピュータ可読な記憶媒体は、命令実行システムによってまたはそれに関連して使用するための媒体の中に組み込まれた、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読のプログラムコードを有する。この明細書の文脈では、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読な媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって、またはそれらに関連して使用するために、そのプログラムを、含む、記憶する、伝送する、伝搬する、または転送することができるどんな媒体であってよい。
コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読媒体は、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外の、または半導体のシステム、装置、デバイス、または伝搬媒体であってよい。しかしながら、これらに限定されるものではない。コンピュータ可読媒体の、さらに具体的な例(これは網羅的なリストではない)は以下を含むであろう。即ち、1つ以上の結線を有する電気的接続、可搬コンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読出専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、及び、ポータブルなコンパクトディスク読出専用メモリ(CD−ROM)である。なお、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読媒体は、プログラムをプリントすることができる紙または別の適切な媒体であってもよい。これは、プログラムを、例えば、紙または他の媒体の光学的走査によって電子的にキャプチャーすることができ、必要に応じて、コンパイル、翻訳、または他の適切な様式で処理を行い、そしてコンピュータメモリの中に記憶することができるからである。
この明細書で使用する通信機器は無線通信機器であるかもしれない。本発明の文脈では、この無線通信機器は、例えば、基地局等のようなネットワークにおけるノード、移動体電話機、PDA(携帯情報端末)、またはラップトップコンピュータ等の他の任意の型の可搬型コンピュータであるかもしれない。
通信機器の間を結ぶ無線ネットワークは、IEEE802.11タイプのWLAN、WiMAX、HiperLAN、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))LAN等の任意のネットワークであってよい。またはさらに、GPRSネットワーク、第3世代WCDMAネットワーク、またはE−UTRAN等のセルラ移動通信ネットワークであってもよい。通信における急速な展開があるので、無論のことながら、将来型の無線通信ネットワークも予想され、その中で本発明を実施することもできる。しかし、実際の設計やネットワークの機能はこの解決策の主要な関心事ではない。
図1は第2の通信機器20と通信を行なう第1の通信機器10の外観図を示す。通信はエアインタフェース等のような第1のインタフェース31を通して実行される。図示された例では、第1の通信機器10は、移動電話機やPDA等のような可搬ユニットであり、第2の通信機器20は、eNodeB、NodeB、RBS等のような基地局である。
第2の通信機器20は、第1の通信機器10がランダムアクセス処理を実行するために、ランダムアクセス(RA)構成設定をセットアップして送信する。ハンドオーバ等を行う間に、第1の通信機器10からのランダムアクセス要求は、第2の通信機器20に、または異なる基地局等の異なる通信機器に向けられる。
RA設定は、サブフレームではなくてULサブフレームによって表現され、従って、DLおよびULに対するサブフレームの割り当てに結びつけられる。端末はとにかく、DLおよびULに対するサブフレームの割り当てを知っていなければならないので、この情報に対してさらなるシグナリングは要求されない。従って、RA構成設定は、ULサブフレームの利用可能な数に従って、異なるRAリソース割り当てにマッピングされることになる。例えば、ULに非常に重い負荷のかかる割り当ての場合には、RAリソースは複数のサブフレームにわたって拡散されて、基地局での処理負荷を低減することが望ましい。しかしながら、DLに重い負荷のかかる割り当ての場合には、要求される数のRAリソースを収容するのに十分なサブフレームを得ることができない。この場合には、同じサブフレームの中に異なる周波数で、複数のRAリソースが割り当てられなければならない。
RAリソースからULサブフレームへの実際のマッピングをどのように導出するかについて系統的な方法を提供する実施例について説明する。RAリソースを時間領域において極力広く拡散し、eNodeBのRA受信機における処理ピークを回避することができる。
E−UTRANのFDDモードでは、RA機会に関して6つの異なる“密度(density)”が定義されて、PRACHの上の予想される6つの異なる負荷を収容する。これらは、システム帯域幅には依存せず10msの中で、0.5、1、2、3、5、及び、10のRA機会である。従って、出発点として、TDDに対しても同様に、これらの密度を仮定するのがよい。全体として、TDDに対して5つのプリアンブルフォーマットが存在し、それぞれのプリアンブルフォーマットに対して、最大で6つの密度が存在し、その結果30通りの異なる組み合わせが存在する。さらに、それぞれの組み合わせの異なる“バージョン”を有することが望ましい。例えば、10msごとに1つのRA機会がある場合で、プリアンブルフォーマット0(基本プリアンブル)の場合には、同じ密度であるが、RA機会は異なるサブフレームに割り当てられている、3つの異なるパターンのあることが望ましい。これにより、複数のセルにサービスを提供するeNodeBは、サービスが提供されるセルにわたって異なるRAパターンを使用することができ、それにより処理負荷を時間領域に拡散することができる。
従って、3つのバージョン×5個のプリアンブル×6つの密度で、全体で90通りの組み合わせの符号化を行う必要がある。しかしながら、これはFDDにおいて使用される利用可能な6ビットの数を超えてしまう。異なる組み合わせをさらに詳細に見ると、全ての組み合わせが実際に意味を持つものではないことがわかる。プリアンブルフォーマット1および3は、RA負荷が通常はそれほどには高くない、非常に大きいセルに対して設計されたものである。おそらく、これらのフォーマットに対して最も高い密度をサポートすることはそれほど重要ではないであろう。さらにプリアンブルフォーマット3は、3つのサブフレームを必要とするが、多くの共通のDL/UL分割に対しては、時間領域で重複しない3つの異なるバージョンをサポートすることは不可能である。従って、密度とバージョンの数は、フォーマット1に対しては3×4=12に、フォーマット3に対しては2×2=4に減少させることができるであろう。
フォーマット1に対してサポートされる合理的なセットは、10ms内でRA機会の0.5、1、2、及び、3となるであろう。フォーマット3に対しては、10ms内で密度0.5及び1のRA機会だけがサポートされる。この結果、フォーマット0〜3に対しては全部で、3×6+3×4+3×6+2×2=52通りの組み合わせの符号化を行うことになる。
6ビットを使用すれば64の組み合わせを符号化することができるので、フォーマット4に対しては12の組み合わせを残すことができる。このフォーマット4は特殊である。これは、フォーマット4は非常に短く、アップリンク・パイロット・タイムスロット(UpPTS)と呼ばれる特別なフィールドで生ずる可能性があるだけだからである。この短い継続時間のために、このプリアンブルのリンクバジェットは他のプリアンブルと比較して劣っている。従って、“干渉のない”スロットを生成するためには、重複のない異なったRA機会を有することが重要である。プリアンブルフォーマット4に対しては、3つの異なるバージョンをサポートし、4つの密度に対してスペースを残すことが重要である。合計で52+3×4=64通りの組み合わせが存在する。表1は種々の異なるプリアンブルに対するこれらの割り当てをまとめたものである。ここで提案した構成設定は、単なる例であって、無論のことながら、あるプリアンブルフォーマットに対してはこれ以上の数、また別のプリアンブルフォーマットに対してはこれ以下の数の組み合わせを有することが可能であり、または、バージョンの数と密度の数とは相互にトレードオフすることが可能である。
Figure 2011508484
別の可能性は、6番目の密度(10msで10のRA機会がある場合)が非常に高いと仮定する場合には、一般に、最高で5つ(6つではなくて)の密度をサポートすることである。上記と同じ議論を行って、異なるプリアンブルフォーマットに対して表2に示す密度とバージョンの数とが得られる。ここでは将来の使用のために1つの組み合わせが残しておかれる。この場合も、この組み合わせのセットは単なる例であり、プリアンブルフォーマットと密度対バージョンとの間では異なるトレードオフを行うことができる。
Figure 2011508484
以下では、プリアンブルフォーマット、密度、およびバージョンの組み合わせを拡張RA構成設定と呼ぶことにする。
DL/UL割り当てに依存して、異なるRA構成設定には異なる解釈が必要である。従って、必要とするシグナリングを低減するために、サブフレームではなくてULサブフレームによって、RAに割り当てるサブフレームを番号付けすることを提案する。
1つの可能性として、それぞれの拡張RA構成設定とそれぞれの可能なDL/UL割り当てに対して、RAに割り当てられたULサブフレームと周波数領域とを記述するパターンを定義することができる。DL/UL分割に加えて、システム帯域幅もまた影響を持つ。なぜなら、システム帯域幅が狭ければ、広い帯域幅の場合と比較して、より狭い周波数範囲しか利用できないからである。
次に、より系統的な手法について説明する。図2には、1つのRA周期の継続時間内の全てのULサブフレームが示されている。RAサブフレームは81で示され、非RAサブフレームは83で示されている。RA周期は、10msごとに1以上のRA密度の場合に対しては10msであり、10msごとに0.5のRA機会の場合に対しては20msである。RA周期内のULサブフレームの数はLで示される。各RAリソースに割り当てられるサブフレームの数はMである。そして、Nは、各RA周期内で重複しないように配置可能なRAリソースの数である。考慮する拡張RA構成設定は、RA周期内で密度DのRA機会を有する。ギャップΔ1およびΔ2はそれぞれ、2つの連続するRAリソースの間のULサブフレームの数、最後のRAサブフレームの後に残されたRAサブフレームの数である。Rは所与の拡張RA構成設定に関して存在する異なるバージョンの数を示す。
N=min([L/M],R・D)
Δ1=[(L−N・M)/N]
Δ2=L−N・M−(N−1)・Δ1
数tl,kは、所与の拡張RA構成設定のバージョンlのRA機会kが開始されるULサブフレームの番号である。ここでは、ULサブフレームおよびバージョンの番号付けは0から開始されると仮定する。1つのRA周期に十分な数のバージョンを重複なく配置できない場合には、その配置は、別の周波数で、ULサブフレーム0からから初めて開始する。さらに、数fl,kは、バージョンlのRA機会kが位置する所定の周波数に対する論理インデックスを示す(所定の周波数は互いに隣接している必要もないし、単調増加/減少の周波数に割り当てられている必要もないので論理インデックスである)。全体でNRA/BW個においてだけで、所定のRA周波数領域が存在するので、割り当てられる周波数帯域をこれらの所定の周波数に限定するためには、モジュロ演算が必要である。より狭いシステム帯域幅に対しては、十分でないRA周波数帯域NRA/BWしか存在することができず、異なるRAリソースの配置は重複することになる。
k,l=(k・D+lmodN)・(M+Δ1
k,l=[(k・D+l)/N)]・modNRA/BW
図3は、拡張RA構成設定およびそのULサブフレームへの実際のマッピングの異なる例を示す。
図3の最上部において、バージョン0のRA機会0が最初に割り当てられ、バージョン1と2、即ち、l=1と2の機会0が次に割り当てられる。次に、バージョン0のRA機会1がその時間領域に沿って割り当てられ、バージョン1と2のRA機会1が異なる周波数に割り当てられる。
図3の中央には、バージョン0のRA機会0のあとにバージョン1のRA機会0が続く。次に、バージョン2のRA機会0はバージョン0のRA機会0と同じULサブフレームに周波数多重化される。ここで、1つのRA機会は2つのULサブフレームから構成される。
図3の最下部では、それぞれのバージョンは異なる周波数で割り当てられる。
所定のRA周波数領域を定義する最も簡単な方法は、概念をFDDから拡張することである。FDDではこれらの周波数領域はアップリンク共有チャネルの周波数帯域端に配置される。複数のRAリソースがRA周期内に時間的に分布している場合(即ち、N>1)には、これらの周波数領域の位置は、所定のホッピングパターンに従ってホッピングすることができる。最も簡単な場合には、許されるホッピング位置はアップリンク共有チャネルの2つの周波数帯域端だけである。
図4は、どのようにして論理インデックス(LI)が物理的周波数にマッピングされるかを示す。論理インデックスは上記の公式によって与えられる。ここで、fl,kは、バージョンlのRA機会kが置かれる所定の周波数に対する論理インデックスを示す。
ここで説明された方法は、ULサブフレームのRAサブフレームに対する正確なマッピングをどのようにして算出するかの1つの例である。重要な点は、1)機会を時間領域に拡散させるようにすること、2)(1つのバージョンの全ての機会を時間領域で分離するのに十分なULサブフレームが得られない場合には)異なる周波数において、複数のRAサブフレームを同じULサブフレームへと配置することである。
上記の説明はTDDシステムの環境下で行ったが、同じ思想が半2重FDDシステムにも適用することができる。
図5には、シグナリング図の概略が示されている。シグナリング方式は、ユーザ機器UE等の第1の通信機器10とNodeB等の第2の通信機器20との間で使用されるものである。
ステップS10では、NodeB20はランダムアクセスリソースをアップリンクサブフレームへマッピングする。ランダムアクセスリソースをアップリンクサブフレームに対して相対的に表現することにより、送信する必要があるデータの量を低減することができる。例えば、10のサブフレームの内、4つのサブフレームがアップリンクサブフレームである。これは、ランダムアクセスリソースはこれらのアップリンクサブフレームの内のサブフレームであることだけでよく、ランダムアクセスリソースはこれらの4つのアップリンクサブフレームの内の数として表現されることを意味する。従って、NodeB20は、アップリンクサブフレームに関連してランダムアクセスリソースを表現する表現を生成し、アップリンクサブフレームを使用することによりRA構成設定の記述を単純化する。
複数のランダムアクセスリソースは複数のアップリンクサブフレームに割り当てることができること、また、1つのランダムアクセスリソースは複数のアップリンクサブフレームに割り当てることもできるということが理解されるべきである。
オプションのステップS15において、複数のランダムアクセスリソースを複数のアップリンクサブフレームに割り当てる場合に、処理容量を最適化するために、NodeBはランダムアクセスリソースを、最初に時間領域に割り当て次に周波数領域に割り当てる。例えば、RA構成設定に6つのランダムアクセスリソースが必要であり、サブフレーム構成が4つのアップリンクサブフレームを有する場合には、4つのランダムアクセスリソースが第1の周波数で使用され、2つのランダムアクセスリソースが第2の周波数で使用される。この結果、ピーク処理等の間に必要とするハードウェアを低減することができる。
ステップS20では、NodeB20は、例えば、同報チャネル等のチャネルの無線チャネルを通して、その表現をUEに送信する。
ステップS30では、UEはその表現を受信し、ランダムアクセスリソースに対して使用する特定のアップリンクサブフレームを指定するRA構成設定を読み出す。例えば、フレーム内の第5のサブフレームに対応する第2のアップリンクサブフレームが使用される場合には、UEは、第2のアップリンクサブフレームが使用されることを読み出し、ランダムアクセス手順の間は第5のサブフレームを使用する。
ステップS40では、UEは、アップリンクサブフレームを使用してランダムアクセスシーケンスを送信し、ネットワークにアクセスする。UEは、そのシーケンスをNodeB20に送信することができる。または、例えば、UEがハンドオーバを行う時には、UEはそのシーケンスを異なるNodeBに送信することもできる。
図6には第2の通信機器における方法のフローチャートが示されている。第2の通信機器は、無線基地局、eNodeB、NodeB、基地局を組み合わせたもの、基地局制御装置等であってよい。
オプションのステップS1において、第2の通信機器は、第2の通信機器のセルの解析を実行し、ランダムアクセスリソース、プリアンブルの長さ等、アップリンクの数等の、ランダムアクセス構成設定を決定する。
ステップS2において、第2の通信機器は、第1のランダムアクセスリソースを第1のまたは複数のアップリンクサブフレームに、または、複数のランダムアクセスリソースを複数のアップリンクサブフレームにマッピングを行って割り当てる。次に、第2の通信機器は、少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連して使用する第1のランダムアクセスリソースの割り当てを表現する表現を生成する。いくつかの実施例においては、使用する第1のランダムアクセスリソースの第1のアップリンクサブフレームは、アップリンクサブフレームの序数として表現される。例えば、第1のランダムアクセスリソースは、第3のアップリンクサブフレームに割り当てられるとして表現される。
いくつかの実施例においては、第1のランダムアクセスリソースは複数のアップリンクサブフレームにわたって存在し、その表現は、単に使用する第1のアップリンクサブフレームを表現するだけである。いくつかの代替的実施例においては、使用するランダムアクセスリソースの少なくとも1つの付加的なアップリンクサブフレームは、アップリンクサブフレームの序数として表現される。即ち、使用するアップリンクサブフレームの少なくとも2つが指示される。
マッピングを行うステップはさらに、複数のランダムアクセスリソースを複数のアップリンクサブフレームにマッピングするステップを有しても良い。ここで、複数のランダムアクセスリソースを複数のアップリンクサブフレームにわたって、最初に時間領域で最初に拡散することにより、複数のランダムアクセスリソースが割り当てられる。
ULサブフレームの数が全てのランダムアクセスリソースを保持するのに十分でない場合に、そしてその場合に限って、ランダムアクセスリソースは最初に時間領域に、次に周波数領域において、アップリンクサブフレームに割り当てられても良いことが理解されるべきである。いくつかの実施例においては、複数のランダムアクセスリソース全てをアップリンクサブフレームにマッピングするのに十分なアップリンクサブフレームが時間領域において利用可能でない場合には、使用する複数のランダムアクセスリソースのうちの少なくとも1つのランダムアクセスリソースは、異なる周波数の少なくとも1つのアップリンクサブフレームに割り当てられる。
その異なる周波数で使用される少なくとも1つのアップリンクサブフレームは、第1の周波数において使用された第1のランダムアクセスリソースに割り当てられたアップリンクサブフレームに対応したアップリンクサブフレームである。
1つの無線フレームの中には、RA密度に従って複数のRA機会がある。それぞれのRA機会は、プリアンブルフォーマットに依存して、例えば、1つ、2つ、または3つのサブフレーム等のいくつかのサブフレームからなる。従って、それぞれのPRACH構成に対するランダムアクセス機会は、時間領域多重が、特定の密度値に対して必要とされるPRACH構成の全ての機会を時間領域における重複なしに保持するのに十分でない場合に、そしてその場合に限って、最初に時間領域に、次に周波数領域に割り当てると良い。
ステップS4において、第2の通信機器は、セル内の無線チャネルでその表現を送信する。無線チャネルは同報チャネル等であってよい。
この方法のステップを実行するために第2の通信機器が提供される。
図7は第2の通信機器20の概略図を示す。
第2の通信ユニット20は、マイクロプロセッサや複数のプロセッサ等の制御ユニット201を備える。制御ユニット201は、RA構成設定、DL/UL分割、システム帯域幅等に基づいて、第1のランダムアクセスリソースを、無線フレームの第1のアップリンクサブフレームにおける第1の周波数にマッピングして割り当てるよう構成される。次に、ランダムアクセスリソースのアップリンクサブフレームへのマッピングは、例えば、データパケット等の表現で表現され、ランダムアクセスリソースは現在のアップリンクサブフレームに関連して表現される。従って、制御ユニット201は、少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連して使用するランダムアクセスリソースの割り当てを表現する表現データパケットを生成する。いくつかの実施例においては、使用するランダムアクセスリソースの第1のアップリンクサブフレームはアップリンクサブフレームの序数として表現される。
例えば、第1のランダムアクセスリソースとして使用する第1のアップリンクサブフレームは、第2のアップリンクサブフレームであるとして表現される。いくつかの実施例においては、この表現は、そのリソースが複数のアップリンクサブフレームにわたって存在するとしても、または、複数のランダムアクセスリソースが複数のアップリンクサブフレームにマッピングされるとしても、単にこの序数(第2のULサブフレーム)を含むだけである。いくつかの代替的実施例においては、使用するランダムアクセスリソースの少なくとも1つの付加的なアップリンクサブフレームは、アップリンクサブフレームの序数として表現される。例えば、RAリソースは第2および第3のアップリンクサブフレームであるとして表現される。
さらに、制御ユニット201は、複数のアップリンクサブフレームにわたって存在するランダムアクセスリソースを最初に時間領域に割り当てるよう構成することができ、十分なアップリンクサブフレームが時間領域において利用可能でない場合には、ランダムアクセスリソースを異なる周波数に割り当てることができる。
いくつかの実施例においては、制御ユニット201は、使用する複数のランダムアクセスリソースを複数のアップリンクサブフレームにマッピングするよう構成され、最初に時間領域で、複数のランダムアクセスリソースを複数のアップリンクサブフレームにわたって最初に拡散させることにより、複数のランダムアクセスリソースが割り当てられる。制御ユニット201はさらに、十分なアップリンクサブフレームが時間領域において利用可能でない場合には、使用する複数のランダムアクセスリソースの内の少なくとも1つのランダムアクセスリソースを、異なる周波数の少なくとも1つのアップリンクサブフレームに割り当てるよう構成されると良い。異なる周波数で使用される少なくとも1つのアップリンクサブフレームは、第1の周波数で使用される第1のランダムアクセスリソースに割り当てられたアップリンクサブフレームに対応したアップリンクサブフレームである。
制御ユニット201はさらに、ランダムアクセス構成設定、アップリンクサブフレームの数等のセルに関連したパラメータを決定するよう構成されると良い。これらは手動等でで入力することもできる。
第2の通信機器20は送信構成205をさらに備え、この構成は同報チャネル等の第2の通信機器20のセル内の無線チャネルを通して、その表現を送信するよう適合される。この表現は、例えば、アップリンクサブフレームの序数のような、割り当てられたランダムアクセスリソースのアップリンクサブフレームに対する関係を示すデータパケットを含む。
第2の通信機器は、どのサブフレームがダウンリンクサブフレームであり、どのサブフレームがアップリンクサブフレームであるかに関する情報を既に第1の通信機器に伝えてあるので、このシグナリングは非常に有効である。
第2の通信機器20はさらに受信構成203を備え、その構成は、ランダムアクセス処理を実行する時に、ランダムアクセスリソースを使用する、例えば、第1の通信機器等の異なる通信機器からのデータを受信するよう適合されると良い。
図示した例においては、第2の通信機器20はメモリユニット207を備える。メモリユニット207はそこにアプリケーションをインストールするよう構成され、制御ユニット201がこれらのアプリケーションを実行するときに、これらのアプリケーションにより制御ユニット201にこの方法のステップを実行させる。さらに、メモリユニット207はランダムアクセスに関連したデータ等のデータをそのメモリに記憶することができる。メモリユニット207は単一のユニットであってもよいし、複数のメモリユニットであってもよい。
さらに、第2の通信機器20は、ネットワークと通信を行うためのインタフェース209を備えることができる。
図8は第1の通信機器における方法のフローチャートの概略を示す。
ステップR2において、第1の通信機器は、第2の通信機器から無線チャネルでデータを受信する。この無線チャネルは同報チャネル等でよい。
ステップR4において、第1の通信機器は、受信したデータにおける表現を読み出すことにより、ランダムアクセス処理において使用する無線フレームの第1のアップリンクサブフレームを決定する。そのデータは、少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連して使用する第1のランダムアクセスリソースの割り当てを表現する表現を含む。いくつかの実施例においては、使用するランダムアクセスリソースの第1のアップリンクサブフレームは、アップリンクサブフレームの序数としての表現で表現することができる。
いくつかの実施例においては、ランダムアクセス構成設定は、複数のランダムアクセスリソースを含み、この複数のランダムアクセスリソースは、アップリンクサブフレームにわたってランダムアクセスリソースを時間領域で最初に拡散することにより割り当てられる。
さらに、複数のランダムアクセスリソースの内の少なくとも1つのランダムアクセスリソースは、複数のランダムアクセスリソース全てをアップリンクサブフレームにマッピングするのに十分なアップリンクサブフレームが時間領域において利用可能でない場合に、異なる周波数の少なくとも1つのアップリンクサブフレームに割り当てることができる。いくつかの実施例においては、異なる周波数で使用する少なくとも1つのアップリンクサブフレームは、第1のランダムアクセスリソースに割り当てられたアップリンクサブフレームに対応したアップリンクサブフレームである。
オプションのステップR6において、第1の通信機器は、ランダムアクセスリソースとして第1のアップリンクサブフレームを使用してランダムアクセス処理を実行する。
この方法の手順を実行するために、第1の通信機器が提供される。第1の通信機器は、移動体電話、PDA、無線ラップトップ等のユーザ機器であってよい。
図9には第1の通信機器10の概略図が示されている。
第1の通信機器10は、第2の通信機器から同報チャネル等のような無線チャネルを通してデータ等のデータを受信するよう適合された受信構成103と、受信したデータを復号化して読み出すように構成される制御ユニット101とを備える。制御ユニット101は、データで受信した表現に基づいて、どのアップリンクサブフレームをランダムアクセスリソースとして使用するかの判定を行うよう構成される。この表現は、割り当てられたアップリンクサブフレームに関連してランダムアクセスリソースの割り当てを表現する。従って、例えば、RAリソースは番号第1番目のアップリンクサブフレームであるという表現を読み出すことにより、制御ユニット101は第1番目のアップリンクサブフレームが第5番目のサブフレームであることを知り、制御ユニット101は、第5番目のサブフレームがランダムアクセスリソースとして使用されるべきであると決定する。
なお、いくつかの実施例においては、RAリソースの初めの部分が単に第1のULサブフレーム番号によって表現され、また他のいくつかの実施例においては、ランダムアクセス構成設定のそれに引き続くRAリソースも同様に、アップリンクサブフレームに関連して表現される。
制御ユニット101はさらに、ネットワークにアクセスするために、ランダムアクセス処理を実行するように構成されると良い。制御ユニット101は、ランダムアクセス処理においては、その表現に従って決定されたRAリソースを使用し、送信構成105を使用して接続要求を送信する。
いくつかの実施例においては、第1の通信機器10はさらに、単一のメモリユニットまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ構成107を含む。その制御ユニット上で実行し、この方法のステップを実行するよう構成されたアプリケーションは、ランダムアクセスリソース等のようなRA設定データと共に、メモリに記憶することができる。
通信機器における受信構成と送信構成とは、別々の機器であってもよいし、トランシーバユニット等のような統合された機器であってもよいことが理解されるべきである。
またなお、使用するランダムアクセスリソースは、アップリンクサブフレームにわたってランダムアクセスリソースを時間領域で最初に拡散することにより割り当てることができる。
使用するランダムアクセスリソースは、十分なアップリンクサブフレームが時間領域において利用可能でない場合には、異なる周波数における別のRAリソースと同じアップリンクサブフレームに割り当てることができる。
結果として、制御ユニット101は、無線フレームに複数のランダムアクセスリソースが存在する場合には、複数のランダムアクセスリソースを複数のアップリンクサブフレームにわたって最初に時間領域において拡散するよう構成することができる。複数のランダムアクセスリソース全てを保持するのに十分なアップリンクサブフレームが時間領域において利用可能でない場合には、複数のランダムアクセスリソースの内の少なくとも1つが、異なる周波数のアップリンクサブフレームに割り当てられると理解されるべきである。
いくつかの実施例においては、異なる周波数のアップリンクサブフレームは第1のアップリンクサブフレームに対応している。
極めて大きな量のDL/UL分割と帯域幅の組み合わせは多量のシグナリングを必要とするので、RA構成設定を解釈して、それに依存したDL/UL分割と帯域幅ではシグナリングを劇的に低減することができる。
図面と明細書において、本発明の代表的な実施例を開示した。しかしながら、本発明の原理から実質的に逸脱することなく、これらの実施例に対して多くの変形例と態様とが可能である。従って、特定の用語が使用されているが、それらは一般的かつ説明的な意味だけで使用されているのであって、本発明の限定を目的とするものではない。本発明の範囲は以下に続く請求の範囲によって定義される。

Claims (32)

  1. 無線チャネルでデータを送信する第2の通信機器における方法であって、
    第1のランダムアクセスリソースを無線フレームの第1のアップリンクサブフレームにおける第1の周波数にマッピング(S2)を行って割り当てる工程と、
    前記無線チャネルで少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連して使用する前記第1のランダムアクセスリソースの割り当てを表現する表現を送信する(S4)工程とを有することを特徴とする方法。
  2. 前記マッピングを行なう工程は、使用される複数のランダムアクセスリソースを複数のアクセスサブフレームにマッピングすることを含み、
    前記複数のランダムアクセスリソースは最初に前記複数のランダムアクセスリソースを前記複数のアップリンクサブフレームに時間領域に拡散することにより割当てられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数のランダムアクセスリソース全てを複数のアップリンクサブフレームへとマッピングするには十分なアップリンクサブフレームが時間領域において利用可能ではないときに、使用される前記複数のランダムアクセスリソースの内の少なくとも1つのランダムアクセスリソースが異なる周波数の少なくとも1つのアップリンクサブフレームへと割当てられることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記異なる周波数で用いられる前記少なくとも1つのアップリンクサブフレームは、前記第1の周波数で用いられる前記第1のランダムアクセスリソースに割当てられた前記アップリンクサブフレームに対応するアップリンクサブフレームであることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記マッピングを行なう工程はさらに、前記第1のランダムアクセスリソースを複数のアップリンクサブフレームにマッピングすることを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 使用されるランダムアクセスリソースの前記第1のアップリンクサブフレームは、アップリンクサブフレームの序数で表現されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 使用されるランダムアクセス構成の内の少なくとも1つの付加的なアップリンクサブフレームは、アップリンクサブフレームの序数で表現されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記無線チャネルは同報チャネルを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 第1のランダムアクセスリソースを無線フレームの第1のアップリンクサブフレームにおける第1の周波数にマッピングを行って割り当て、少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連して、前記第1のランダムアクセスリソースの割り当てを表現する表現を生成するよう構成される制御ユニット(201)と、
    前記無線チャネルで前記表現を送信するよう適合された送信構成(205)とを有することを特徴とする第2の通信機器(20)。
  10. 前記制御ユニット(201)は、使用される複数のランダムアクセスリソースを複数のアクセスサブフレームにマッピングするよう構成され、
    前記複数のランダムアクセスリソースは最初に前記複数のランダムアクセスリソースを前記複数のアップリンクサブフレームにわたり時間領域において拡散することにより割当てられることを特徴とする請求項9に記載の第2の通信機器(20)。
  11. 前記制御ユニット(201)は、十分なアップリンクサブフレームが時間領域において利用可能ではないときに、使用される前記複数のランダムアクセスリソースの内の少なくとも1つのランダムアクセスリソースを異なる周波数の少なくとも1つのアップリンクサブフレームへ割当てるよう構成されていることを特徴とする請求項10に記載の第2の通信機器(20)。
  12. 前記異なる周波数で用いられる前記少なくとも1つのアップリンクサブフレームは、前記第1の周波数で用いられる前記第1のランダムアクセスリソースに割当てられた前記第1のアップリンクサブフレームに対応するアップリンクサブフレームであることを特徴とする請求項11に記載の第2の通信機器(20)。
  13. 使用される前記第1のランダムアクセスリソースの前記第1のアップリンクサブフレームは、アップリンクサブフレームの序数で表現されることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の第2の通信機器(20)。
  14. 使用されるランダムアクセス構成の内の少なくとも1つの付加的なアップリンクサブフレームは、アップリンクサブフレームの序数で表現されることを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載の第2の通信機器(20)。
  15. 前記制御ユニット(201)は同報チャネルで送信を行なうように構成されることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の第2の通信機器(20)。
  16. 前記第2の通信機器は基地局を含むことを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の第2の通信機器(20)。
  17. 前記第1のランダムアクセスリソースは複数のアップリンクサブフレームに割当てられることを特徴とする請求項9乃至16のいずれか1項に記載の第2の通信機器(20)。
  18. 第1の通信機器(10)における方法であって、
    無線チャネルでデータを受信する(R2)工程と、
    前記受信したデータにおいて、少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連して使用する第1のランダムアクセスリソースの割り当てを表現する表現を読み出すことにより、ランダムアクセス処理において使用する無線フレームにおける第1のアップリンクサブフレームを決定する(R4)工程とを有することを特徴とする方法。
  19. ランダムアクセス処理の間に前記決定されたランダムアクセスリソースを使用する(R6)工程をさらに有することを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 使用されるランダムアクセスリソースの前記第1のアップリンクサブフレームは、アップリンクサブフレームの序数として表現されることを特徴とする請求項18又は19に記載の方法。
  21. ランダムアクセス構成設定は、複数のランダムアクセスリソースを含み、
    前記複数のランダムアクセスリソースは最初に前記複数のランダムアクセスリソースを複数のアップリンクサブフレームに時間領域において拡散することにより割当てられることを特徴とする請求項18乃至20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記複数のランダムアクセスリソース全てを複数のアップリンクサブフレームへとマッピングするには十分なアップリンクサブフレームが時間領域において利用可能ではないときに、前記複数のランダムアクセスリソースの内の少なくとも1つのランダムアクセスリソースが異なる周波数の少なくとも1つのアップリンクサブフレームへと割当てられることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 少なくとも1つの異なる周波数で用いられる前記少なくとも1つのアップリンクサブフレームは、前記第1のランダムアクセスリソースに割当てられた前記アップリンクサブフレームに対応するアップリンクサブフレームであることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1のランダムアクセスリソースは複数のアップリンクサブフレームに割当てられることを特徴とする請求項18乃至23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記無線チャネルは同報チャネルであることを特徴とする請求項18乃至24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 無線チャネルでデータを受信するよう適合された受信構成(203)と、
    前記受信したデータにおいて、少なくとも1つのアップリンクサブフレームに関連して第1のランダムアクセスリソースの割り当てを表現する表現を読み出すことにより、ランダムアクセス処理で使用する無線チャネルにおける第1のアップリンクサブフレームを決定するよう構成される制御ユニット(201)とを有することを特徴する第1の通信機器(10)。
  27. 前記制御ユニット(101)はさらに、ランダムアクセス処理の間は、前記第1のランダムアクセスリソースを用いるように構成されていることを特徴とする請求項26に記載の第1の通信機器(10)。
  28. 前記ランダムアクセス処理の間は、前記表現に従って前記第1のランダムアクセスリソースにおけるランダムアクセス要求を送信するように構成された送信構成(105)をさらに有することを特徴とする請求項27に記載の第1の通信機器(10)。
  29. 前記第1の通信機器は、ユーザ機器を含むことを特徴とする請求項26乃至28のいずれか1項に記載の第1の通信機器(10)。
  30. 前記受信構成(103)は、同報チャネルでデータを受信するよう構成されることを特徴とする請求項26乃至29のいずれか1項に記載の第1の通信機器(10)。
  31. 使用されるランダムアクセスリソースの前記第1のアップリンクサブフレームはアップリンクサブフレームの序数で表現されることを特徴とする請求項26乃至30のいずれか1項に記載の第1の通信機器(10)。
  32. 前記第1のランダムアクセスリソースは、複数のアップリンクサブフレームに割当てられることを特徴とする請求項26乃至31のいずれか1項に記載の第1の通信機器(10)。
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