JP2011507069A - プレゼンスメッセージのサイズを縮小する方法 - Google Patents

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Abstract

通信ネットワークにおいて、情報交換サービスに関連するメッセージを配信する方法。2つのエンティティ間で配信されることになるメッセージについて、データコンテンツがすでに着信エンティティに配信されたのかどうかを判断するために、問い合わせが行われる。データコンテンツがまだ第2のエンティティに配信されていない場合、メッセージは、そのまま第2のエンティティへ送信され、他方、メッセージは修正され、その修正されたメッセージが、データコンテンツを識別するデータ識別子を含むけれどもデータコンテンツを含まないようにされる。次いで、修正されたメッセージは、着信エンティティへ送信され、データ識別子は、メッセージの送信の成功が検証(確認)された時、関連のデータコンテンツと一緒にキャッシュされる。提案するバージョニングメカニズムによって、サイズが縮小されたメッセージの送信が可能になる。

Description

本発明は、一般に、例えば、クライアントとサーバとの間で、またはその逆に通信される、例えばSIPメッセージのようなメッセージのサイズを縮小するための方法および装置に関する。
IPマルチメディアサブシステム(IMS)は、移動通信ネットワーク上でIPマルチメディアサービスを提供するために第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)によって定義された技術である。IMSは、セッション開始プロトコル(SIP)を利用して、ユーザエンティティ間の、あるいは、ユーザエンティティあるいはクライアントとサーバとの間の呼もしくはセッションをセットアップして制御する。SIPはユーザ間のプロトコルとして作成されたのだが、IMSは、オペレータ各社およびサービスプロバイダ各社が、サービスに対するユーザアクセスを制御し、それに応じてユーザに課金することを可能にする。3GPPアーキテクチャは、IMSにおいて多様なユーザエンティティにサービスを提供する、多様なタイプの呼セッション制御機能(CSCF)を定義する。
IMSクライアントAが別のIMSクライアントBに関する最新情報を保持することを望む状況は数多く存在するが、クライアントBは、そうするためのアクセス許可をクライアントAに前もって与えておく。IETF SIMPLE(SIP Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)技術に基づくPresence Service(プレゼンスサービス)は、SIPイベント通知の枠組みの上に構築された特殊なアプリケーションである。このタイプのサービスによって、ユーザは、到達可能性と、利用可能性と、別のユーザが通信を行う意思を持っているということとについて情報を得ることが可能になる。プレゼンスサービスは、多様なユーザがオンラインで接続しているか否かを、そして、オンラインユーザがアイドル状態であるかビジーであるかを示すのに用いられてもよい。またプレゼンスサービスは、通信手段の詳細と、各通信手段の各能力とを明らかにしてもよい。プレゼンス情報を提供している人は、典型的にはプレセンスエンティティまたはプレゼンティティと呼ばれる。所与のプレゼンティティは、クライアントとして動作する1つ以上のエンティティを有してもよく、それらは、典型的にはプレゼンスユーザエージェント(PUA)とも呼ばれていて、最新のプレゼンス情報、すなわち、例えばステータス、能力および/または、通信アドレスといったプレゼンティティの特性を特徴付ける属性のセットを、プレゼンスサービスを購読ユーザに提供するサーバに対して供給することができる。
図1は、先行技術によってプレゼンスサービスを提供するように構成されたSIPプレゼンスアーキテクチャの例示的なシナリオを略示する図である。IMSネットワーク100において、3つのクライアント101乃至103は、例えばIMS端末と、ラップトップと、および/またはデスクトップコンピュータとのいずれであってもよいが、各々がプレゼンティティ104についての情報の断片をローカルに記憶する。別のクライアントが、プレゼンティティ104についての別の情報を保持してもよいし、同じ情報を保持してもよい。IMS端末が、例えば、プレゼンティティ104の登録ステータスについての情報を保持し、他方、ラップトップが、プレゼンティティ104がログオンされているか否かに関する情報を保持していてもよい。加えて、例えばプレゼンティティがテレビ会議に参加できるか、および/または現時点で音声呼の受信を望むかどうかといった、より豊富なプレゼンス情報をクライアントが保持してもよい。すべてのプレゼンティティクライアント101乃至103が、それらの各々の情報の断片をプレゼンスサーバ105へ送信し、それによって、すべての情報が収集されて、プレゼンティティ104のプレゼンスの全体像が得られる。また、図1は2人のユーザ106と107とを示しているが、それらは典型的にはウォッチャーと呼ばれ、各々がそれぞれのエンティティ108および109を備えており、そしてその場合、各エンティティはそれぞれのウォッチャークライアントとして動作し、それを介してそれぞれのユーザ106および107が、リストの中で、すなわちプレゼンティティのプレゼンスリストの中で指定される特定のプレゼンティティまたは複数のプレゼンティティのプレゼンス情報を購読(subscribe)してもよい。プレゼンスサーバ105は、それぞれのプレゼンティティのプレゼンス情報に変化が生じた時、すなわち、プレゼンティティが新たなプレゼンス情報をプレゼンスサーバ105に対してSIP PUBLISH要求を介して配信した時、発行された情報をそれぞれの1人以上のウォッチャーに対してSIP NOTIFY要求のかたちで配信することによって、すべての購読するウォッチャーに通知する。
現行のSIMPLEに基づいた解決策では、プレゼンスデータに変化が生じる度に、プレゼンスサーバが、すべてのデータを含む新たな通知、またはデータの一部(すなわち部分的通知)を送信する必要がある。そのような通知は、プレゼンスデータが以前の通知の中でそれぞれのウォッチャーにすでに配信されたか否かに関らず、送信されなければならない。
プレゼンスサーバからウォッチャーへ送信される通知の多くは、例えば、あるサービスについての「開放(open)」または「閉鎖(closed)」のような、1つのデータの単なるトグリングであるため、2つのエンティティ間ですでに配信された多量のデータが、無線インタフェースで送信される。部分的通知の場合でさえ、そのサイズは相当大きい。
加えて、同じデータコンテンツを繰り返し送信するには、複雑な機能性が必要となり、通知を作成するサーバにおいても、受信した通知をそれぞれ処理し、処理したコンテンツに基づいて最終結果を作成する必要のあるウォッチャーにおいても、費用のかかる処理をさせることになる。
本発明の目的は、上で概要を述べた問題のうちの少なくとも一部に対処することである。特に、本発明の目的は、通信ネットワークにおいてクライアントとサーバとの間で、またはその逆に送信される何らかのメッセージのサイズを概して減少させることができるソリューションを提供することである。
これらの目的は、他の目的と一緒に、添付の独立請求項に従う方法およびエンティティを使用することにより達成可能である。
一態様によれば、本発明は、第1のエンティティと第2のエンティティとの間の情報交換サービスに関連するメッセージを通信ネットワークにおいて配信する方法を提供する。最初に、情報交換サービスに関連しデータコンテンツとバージョニングの要求とを含むメッセージが第1のエンティティにおいて処理される。バージョニングは選択可能なメカニズムとして定義され、メッセージのデータコンテンツの各バージョンに対して各バージョンを識別するデータ識別子を関連付けるように構成される。次に第1のエンティティは受信したメッセージに対して問い合せを行い、データコンテンツが以前の送信において第2のエンティティへ既に配信されているか否かを判定する。データコンテンツが第2のエンティティへ既に配信されていると判定された場合、メッセージは第2のエンティティへ送信される際に変更されないままである。しかしながら、データコンテンツが第2のエンティティへ既に配信されているということが分かった場合、データ識別子を含むがデータコンテンツを含まない修正されたメッセージが代わりに、第2のエンティティへ送信される。
第1の実施形態によれば、第1のエンティティはサーバであり、第2のエンティティはクライアントである。
典型的には、第1のエンティティは受信されるメッセージを実行する前に、情報交換サービスの要求を第2のエンティティから受信する。ここで、要求はバージョニングが必要とされるという指標を含む。メッセージは、クライアントからサーバへ送信されるSIP通知であってもよい。
第2の実施形態によれば、第1のエンティティは代わりにクライアントであり、第2のエンティティはサーバである。そのような実施形態では、メッセージは代わりにSIP発行であってもよい。
提案される判定ステップは、各データコンテンツが第2のエンティティへ既に配信されているか否かを判定するために、第1のエンティティのキャッシュに問い合わせるステップを含んでもよい。
一態様によれば、データ識別子は第1のエンティティにおいてメッセージに挿入される。
他の態様によれば、データ識別子は代わりに第2のエンティティから提供される。
第2のエンティティから提供されるデータ識別子は、メッセージの配信の成功を示す応答メッセージの中で第1のエンティティへ提供されてもよい。
他の態様によれば、本発明は、情報交換サービスに関連するメッセージを第1のエンティティにおいて扱う、通信ネットワークにおける方法を提供する。ここで、メッセージは第2のエンティティから第1のエンティティへ配信される。
最初に、第1のエンティティは、要求された情報交換サービスに関連するメッセージを受信する。ここで、メッセージはバージョニングの要求を含む。第1のエンティティにおいて、バージョニングを要求するメッセージがデータコンテンツを含むか否かが判定される。メッセージがデータコンテンツを含むと分かった場合、データコンテンツに関連付けられるデータ識別子が第1のエンティティによって取得され、データコンテンツはデータ識別子と共に格納される。
しかしながら、メッセージがデータコンテンツを含まない場合、メッセージから取得されるデータ識別子に関連付けられたデータコンテンツが代わりにメッセージに与えられる。各データコンテンツが取得されると、メッセージはそれに従って処理され得る。
第1の実施形態によれば、第1のエンティティはクライアントであり、第2のエンティティはサーバである。そのようなシナリオでは、メッセージはSIP通知であってもよい。
一態様によれば、上述した受信ステップの実行に先立って、情報交換サービスの要求であってバージョニングが必要とされるということを示す要求が第2のエンティティへ転送される。
第2の実施形態によれば、第1のエンティティは代わりにサーバであり、他方、第2のエンティティはクライアントである。そのような場合、メッセージは代わりにSIP発行であってもよい。
一態様によれば、データ識別子は第1のエンティティから取得される。ここで、データ識別子は、メッセージが成功裏に配信されたということを示す応答メッセージの中で第1のエンティティから第2のエンティティへ転送されてもよい。
更に他の態様によれば、データ識別子は代わりにメッセージから取得されてもよく、データメッセージは第2のエンティティにおいてメッセージに挿入される。
他の態様によれば、メッセージが第2のエンティティへ成功裏に配信されたということ、そしてデータコンテンツおよび関連付けられたデータが第2のエンティティの別のキャッシュに格納されたということを確認する応答メッセージの受信に引き続いて、データコンテンツおよび関連付けられたデータ識別子が第1のエンティティのキャッシュに格納される。
一態様によれば、最初の応答メッセージが、第2のエンティティのキャッシュの全容量の指標を含む。
他の態様によれば、各応答メッセージが代わりに、第2のエンティティのキャッシュの残り容量の指標を含んでもよい。データ識別子は、バージョン番号であってもよいし、一意のIDであってもよいし、Etagであってもよい。
他の態様によれば、情報交換サービスに関連するメッセージを第2のエンティティへ配信する第1のエンティティが提供される。処理ユニットは、データコンテンツとバージョニングの要求とを含み要求された情報交換サービスに関連するメッセージを処理するように構成される。バージョニングユニットは、データコンテンツが既にクライアントへ配信されている否かを判定するように構成される。データコンテンツがまだクライアントへ配信されていないことが分かった場合、メッセージは、通信ユニットからクライアントへ変更されずに送信されることになる。しかしながら、データコンテンツが既に第2のエンティティへ配信されていると判定された場合、データ識別子を含むがデータコンテンツを含まない修正されたメッセージが代わりにクライアントへ送信されることになる。
第1の実施形態によれば、第1のエンティティはサーバであり、他方、第2のエンティティはクライアントである。
一態様によれば、通信ユニットはまた、情報交換サービスの要求であってバージョニングが必要とされるということを示す要求を第2のエンティティから受信する受信機も含んでもよい。
更に他の態様によれば、バージョニングユニットは、キャッシュに問い合わせることにより、データコンテンツが既に第1のエンティティへ配信されているか否かを判定するように構成されてもよい。
第2の実施形態によれば、第1のエンティティは代わりにクライアントであり、他方、第2のエンティティはサーバである。
他の態様によれば、情報交換サービスに関連するメッセージを扱う第1のエンティティが提供される。ここで、メッセージは第2のエンティティから受信される。第1のエンティティは、第2のエンティティからメッセージを受信する通信ユニットを備える。ここで、メッセージはバージョニングの要求を含む。エンティティはまた、メッセージがデータコンテンツを含むか否かを判定するバージョニングユニットを備える。バージョニングユニットは、メッセージがデータコンテンツを含む場合、データコンテンツに関連付けられるデータ識別子を取得し、関連付けられるデータ識別子と共にデータコンテンツをキャッシュするように構成される。しかしながら、メッセージがデータコンテンツを含まない場合、バージョニングユニットは、関連付けられるデータ識別子をメッセージから取得した後に、格納されたデータコンテンツをメッセージに与えるように構成される。第1のエンティティはまた、メッセージを処理する処理ユニットを備える。
一実施形態によれば、第1のエンティティはサーバであり、第2のエンティティはクライアントである。
一態様によれば、第1のエンティティの通信ユニットはまた、情報交換サービスの要求であってバージョニングが必要とされるということを示す要求を第2のエンティティへ転送する送信機も含んでもよい。
更に他の態様によれば、バージョニングユニットはキャッシュに接続されている。ここで、バージョニングユニットは、メッセージの配信または受信の成功に応えて、データコンテンツおよび関連するデータ識別子をキャッシュするように構成される。
第2の実施形態によれば、第1のエンティティは代わりにクライアントであり、他方、第2のエンティティはサーバである。
次に、本発明について、例示的な実施形態を使って、添付の図面を参照しながら詳細に記述しよう。
先行技術によるSIPプレゼンスアーキテクチャの基本的な概要を示す図である。 一実施形態による、クライアントとサーバとの間のプレゼンス発行の概略フロー図である。 別の実施形態による、クライアントとサーバとの間のプレゼンス発行の概略フロー図である。 一実施形態による、サーバとクライアントとの間のプレゼンス通知の概略フロー図である。 一実施形態による、プレゼンスデータのキャッシングの概略図である。 一実施形態による、最新データコンテンツをサーバに提供するように構成されたクライアントの概略図である。 一実施形態による、最新データコンテンツを管理するように構成されたサーバの概略図である。 一実施形態による、受信された最新データコンテンツを処理するように構成されたクライアントの概略図である。
典型的には、例えばプレゼンスサービスのようなIMSサービスの場合、すでに以前に同じデータコンテンツを、すなわち、発行や通知のような以前の要求の中で受信した各エンティティに対して、大量のデータが配信される。本書の範囲は、以前に同じ情報がすでに送信エンティティから受信エンティティへ配信されていた場合には、送信エンティティが、データコンテンツ、例えばプレゼンス情報を、送信エンティティから受信エンティティへ送信することを回避できるようにするメカニズムを提供することである。
プレゼンスサービスを管理するプレセンスサーバから送信される多量の通知は、以前に送信された通知と同じプレゼンス情報を搬送しているのだから、どのプレゼンス情報がプレゼンティティにとって現在有効であるかをプレゼンスサーバに指摘することが可能なら、通知サイズは大幅に縮小するであろう。また、プレゼンティティとプレゼンスサーバとの間の通信についても、少なくとも発行のサイズを一部縮小することを目的とした、対応するメカニズムがあれば、望ましいであろう。
上記の諸問題に取り組むメカニズムが、例えばEtag、バージョン番号または一意の識別子を搬送するデータ識別子を、例えば通知または発行のようなSIPメッセージに含めることによって達成されてもよい。新たなメッセージが同じサーバまたはクライアントに対して送信されることになる場合であって、そして、SIPメッセージを介して転送されることになるデータコンテンツが、送信端でキャッシュに問い合わせた後で、以前のSIPメッセージの中で送信されたデータコンテンツと同一であると分かる場合にはいつでも、その新たなメッセージはデータ識別子を含んでいるだけであり、それによって、すでに配信されたデータコンテンツを再度送信することが回避される。これは、送信エンティティが、以前のメッセージの中でそのエンティティから配信されたデータコンテンツを把握すると同時に、それぞれのデータコンテンツに関連するデータ識別子についても把握する必要があることを意味する。
次に、提案するバージョニングメカニズムをもっと明確に理解することを目的として、図2乃至図4を参照しながら図解するプレゼンスサービスを実行するという文脈で、提案するバージョニングメカニズムを例示しよう。図2および図3は、プレゼンティティとして動作していて、サーバ(この場合はプレゼンティティサーバ)に最新の発行を提供しているクライアントと、サーバとの間で、バージョニングがどのように実行されうるかを、2つの別の実施形態によって図解する図である。図4は、1つ以上のクライアントに通知を提供するサーバと、ウォッチャーとして動作していて、サーバから通知を受信するクライアントとの間で実施可能な、対応するバージョニングメカニズムを実現するやり方を図解する図である。
話を簡単にするために、本書内のすべての例は、2つのエンティティ間で、すなわち、クライアントとサーバとの間で(例えばプレゼンティティとプレゼンスサーバとの間で)、あるいは、プレゼンスサーバとウォッチャーとの間で、実行されるバージョニングについて記述することに限定される。しかし、ここで理解されるべきだが、記述するバージョニングメカニズムは、バージョニングがプレゼンティティからプレゼンスサーバおよび着信ウォッチャーまでずっと適用可能であるような、サービスの実行に関与する複数のエンティティ間にも適用可能であってもよい。また、理解されるべきだが、記述するバージョニングメカニズムは、プレゼンスサービス情報の配信だけを処理することに限定されるのではなく、いかなるタイプのサービス情報の配信にも限定されない。特に、記述する実施形態のいずれかによるバージョニングは、冗長なデータコンテンツの送信を減らすために、詳細には、対話しているエンティティ間で送信される必要があるデータコンテンツの量を減らすために必要な他の実装にも適用可能であろう。
図2は、プレゼンスサービスに関連する発行の実行に関係する例示的なシグナリング、すなわち、サーバに発行を提供するプレゼンティティとして動作しているクライアント200と、プレゼンティティサーバとして動作しているサーバ201との間のシグナリングのシナリオを図解する図である。図2を参照しながら記述する実施形態は、既存のEtagを用いることによってバージョニングを提供する1つのやり方、すなわち、送信されるプレゼンス情報の多様なバージョンを識別する目的でもEtagを使用するやり方である。
関連のプレゼンス情報、すなわち、サーバ201へ配信されることになる、本書でD1と識別されるデータコンテンツを有するクライアント200がバージョニングを有効にしてもよいが、それはそのようなメカニズムが両方のエンティティによってサポートされることを条件とする。発行は、典型的には、発行要求として、すなわち、SIP PUBLISH要求として提供されるメッセージとして、エンティティ間で配信される。従って発行要求は、通常のデータコンテンツD1に加えて、バージョニングについての要求を、例えば「バージョニングが必要」として、含んでもよい。
第1のステップ2:1において、クライアント200が、発行を処理し、そして、SIP PUBLISH要求として配信された発行のデータコンテンツD1が、以前の要求の中でサーバに送信されたかどうかキャッシュに問い合わせる。しかし、データコンテンツD1がサーバ201へ送信されることになるのはこれが初めてなので、D1と同じデータコンテンツは、キャッシュの中には発見できない。従ってSIP PUBLISH要求は、次のステップ2:2でそのままサーバへ送信される。SIP PUBLISH要求に応じて、次のステップ2:3で、バージョニングをサポートしているサーバは、データコンテンツD1を識別するために用いるデータ識別子「x」を生成して割り当て、このデータおよび関連するデータ識別子「x」をキャッシュに記憶するかまたはキャッシュする。一実施形態によると、データ識別子は、既存のEtagであってもよく、それが、その従来の用途に加えて、記述するバージョニングのために用いられてもよい。ここで、サーバ201は、SIP PUBLISH要求を従来の手順に従って処理することができる。
次に、サーバ201は、バージョニングがサポートされて実行されたという指標を含めて、SIP PUBLISH要求の受信が成功したことを、例えば200OKのような応答メッセージを生成することによってクライアント200に示す。応答メッセージは、データ識別子「x」と、例えば「バージョニングが行われた(versioning done)」こととを備え、そして、次のステップ2:4でクライアントへ送信される。クライアントが200OK応答メッセージを受信した後、データ識別子「x」は、次のステップ2:5で示すように、データコンテンツD1と一緒にキャッシュされる。
その後、本書ではデータコンテンツD2と表示するプレゼンス情報を備えた新たなSIP PUBLISH要求が、プレゼンティティによってクライアント200に提供される。発行は、クライアントによって処理され、キャッシュをチェックすることによって問い合わせが行われ、この場合もまた、データコンテンツD2がサーバに対してまだ発行されていないことが、クライアント200のキャッシュをチェックすることによって判断される。この手順は、次のステップ2:7でサーバ201への要求を送信するのに先立って、ステップ2:6で実行される。
その後のステップ2:8において、サーバは、SIP PUBLISH要求について問い合わせを行い、そして、バージョニングが必要とされていることを検証(確認)し、従って、データコンテンツD2に関連するもう1つのデータ識別子「y」がサーバによって取得される。次いでデータ識別子「y」が、関連のデータコンテンツD2と一緒にサーバ201でキャッシュされ、そして、サーバ201はSIP PUBLISH要求を従来のやり方で処理することができる。必要なバージョニングの手順の実行の成功を含めて、データコンテンツD2について実行されたSIP PUBLISH要求の受信が完了したことが、ステップ2:9で示すように、200OK応答メッセージのかたちでクライアントに対して検証される。次いで、ステップ2:5と類似しているが、データ識別子「y」とデータコンテンツD2とが、次のステップ2:10でクライアント200によってキャッシュされる。
再度、クライアント200が、プレゼンティティからプレゼンス情報を受信する。しかし、今度は、挿入されるプレゼンス情報は、すでに送信されたデータコンテンツ、すなわちデータコンテンツD1と同一であることが分かる。キャッシュでのチェック手順によって、データコンテンツD1がすでにクライアントのキャッシュ内に存在することが明らかになるので、D1に関連するデータ識別子だけを、すなわち、キャッシュから検索されたデータ識別子「x」だけを含み、データコンテンツを含まないような修正されたSIP PUBLISH要求が、サーバへ送信されるであろう。この手順は、ステップ2:11で実行され、そして、通常のSIP PUBLISH要求に比べてサイズが縮小されたSIP PUBLISH要求が、次のステップ2:12でサーバへ送信されるであろう。
次のステップ2:13で、サーバは、SIP PUBLISH要求がデータ識別子「x」だけを含むことを認識し、従って、データ識別子「x」とリンクされうるデータコンテンツが記憶されているかどうかを判断するために、キャッシュに問い合わせが行われるであろう。キャッシュ内で見つかれば、データコンテンツD1が、従来のやり方でサーバ201によって処理される前にSIP PUBLISH要求に追加される。サーバは、ステップ2:14で示すように、200OK応答メッセージをクライアントに送信することによって、クライアント200に対してバージョニングの成功を検証する。しかし、期待されたデータコンテンツがキャッシュの中に見つからない場合には、サーバ201は、代わりに、再送信を要求することによって応答するであろう。そのような再送信は、データ識別子と関連のデータコンテンツとを両方含む、完全なSIP PUBLISH要求であろうし、それは、従来の発行処理のためにプロセッサへ転送される発行の中にデータコンテンツが挿入される前に、受信した時点で適宜キャッシュすることが可能である。
上記のように、一旦プレゼンス情報がサーバ201に配信されると、かつ、適用可能である場合にバージョニングの実行が成功すると、検索されたデータコンテンツがさらにサーバ201によって処理されることができ、すなわち、データコンテンツが1人以上のウォッチャーに、従来のよく知られているプレゼンスサービス手順にすべて従って、通知として配信されることができる。
バージョニングがいつ必要なのかをサーバ201へ送信される要求の中に示すことによって、提案するバージョニングメカニズムが、要求に応じてそれぞれ有効にされたり、無効にされたりしてもよく、それによって、それぞれの情報交換サービスが、バージョニングを無効にして従来のやり方でサービスを実行させ、必要な場合だけに、またはそれよりは持続的に、バージョニングを用いてもよい。あるいは、バージョニングが、例えばプレゼンスサーバとウォッチャーとの間で有効とされ、他方、プレゼンティティとプレゼンスサーバとの間で無効とされてもよく、その逆も同様である。
別の実施形態によって、データ識別子がサーバではなくクライアントですでに生成されることを特徴とする代替のバージョニングメカニズムが導入されてもよい。ここで図3を参照しながら、そのようなメカニズムを示す例示的なシナリオについて記述しよう。
最初に、ステップ3:1で、データコンテンツD1が以前にサーバ301へ送信されたかどうかを判断することを目的として、プレゼンティティによって開始されてデータコンテンツD1として配信される、バージョニングおよびプレゼンスデータを求める要求を含むSIP PUBLISH要求が、処理されて、クライアント300のキャッシュに対してチェックされる。データコンテンツD1がサーバ301へ送信されるのはこれが初めてなので、対応するデータコンテンツは、キャッシュの中には見当たらない。結果として、クライアント300で生成され、クライアント300によって挿入されたデータ識別子「x」が、SIP PUBLISH要求に与えられる。次いでSIP PUBLISH要求は、その後のステップ3:2でサーバ301へ送信される。
サーバ301では、バージョニングが必要であるということが判断され、従って、SIP PUBLISHを受信するのに続いて、データコンテンツD1およびデータ識別子「x」がキャッシュされる。これをステップ3:3で示す。ステップ3:4で示すように、200OK応答メッセージを使って、受信とバージョニングの成功がクライアントに対して検証される。また、次のステップ3:5で、200OK応答メッセージに応じて、クライアント300のキャッシュ内でデータ識別子「x」と一緒にクライアントがデータコンテンツD1をキャッシュする。
ステップ3:6乃至3:10において、データコンテンツD2として配信されるプレゼンスデータの別の設定について、対応する手順が繰り返され、そして、対応するやり方で、データコンテンツD2に関連する別のデータ識別子「y」が導出され、D2と一緒に、SIP PUBLISH要求の中に挿入される。
別のステップ3:11において、クライアント300が、発行するための新たなプレゼンスデータを含む新たなSIP PUBLISH要求を受信して処理する。キャッシュでのチェックによって、データコンテンツD1として表される新たなプレゼンスデータは、すでに送信され、キャッシュされたプレゼンスデータのバージョンと、すなわち、ステップ3:2で送信されたデータコンテンツと同一であることが明らかになることから、SIP PUBLISH要求は修正され、そのデータコンテンツからリクエストが除去されて、データ識別子「x」がリクエストに挿入され、この場合、データ識別子「x」は、受信端で、すなわちサーバ301で、データコンテンツD1の識別子として用いられるであろう。ここで、限定されたサイズのSIP PUBLISH要求が、次のステップ3:12でサーバへ送信されるであろう。
サーバ301では、データ識別子「x」によって識別されるデータコンテンツが以前にキャッシュされたか否かがチェックされる。これは次のステップ3:13で行われる。次いで最終ステップ3:14で、SIP PUBLISH要求の受信およびバージョニングの成功が、200OK応答メッセージを使ってクライアント200に示される。
前の実施形態に類似しているが、キャッシュ内に関連のプレゼンスデータが見つからなかった場合、結果として、プレゼンスデータと関連のデータ識別子とが両方共SIP PUBLISH要求の中で送信されるような、発行要求の再送信を求める要求が行われるであろう。ここでプレゼンスデータは、キャッシュから検索されてSIP PUBLISH要求に追加されてもよく、次いで、それを、よく知られている発行処理手順に従って処理するために利用できるであろう。
現在、各プレゼンスサーバは、例えば、Least Recently Used(LRU)アルゴリズムのような、何らかのキャッシングアルゴリズムを備えていて、キャッシュ内に記憶されるデータコンテンツのバージョンの数が所定の限度を超えないことを保証していることがある。LRUアルゴリズムは、サーバが処理できるバージョン数の最大限度に達しそうになる度に、直近の利用が最も少ないバージョンを把握してそれを削除する。
上記の諸実施形態に加えて、クライアントからサーバへ情報をプッシュすることを補うものとして、記述するバージョニングメカニズムかまたはいずれかの対応するメカニズムが、情報のポーリングにも適用可能であってもよい。
プレゼンスサービスでは典型的には、一定のプレゼンティティまたはプレゼンティティのグループに関連するプレゼンス情報を購読しているウォッチャーに対して、新たな関連する発行されたデータ識別子が、プレゼンスサーバでそれが利用可能になり次第、通知されるであろう。そのような通知は、典型的には、SIP NOTIFY要求としてウォッチャーへ転送される。プレゼンスサーバからウォッチャーへ転送される通知を処理する場合にもバージョニングを導入することによって、プレゼンティティからプレゼンスサーバへ配信される発行を処理する場合よりも多くの容量が得られる。
次に、1つの実施形態によって、記述するバージョニングメカニズムを用いて、ウォッチャーとして動作するクライアントが、最新のプレゼンス情報を処理するために、プレゼンティティサーバとして動作するサーバとどのようにして対話しうるかを例示するシナリオについて、図4を参照しながら記述しよう。
特定のプレゼンティティ(図示せず)のプレゼンス情報を購読することを望むクライアント401が、第1のステップ4:1で示すようにSIP SUBSCRIBE要求をサーバ400に送信することによって、そのような購読を開始することができる。クライアント401は、バージョニングをサポートし、かつ、この機能を有効化する(アクティブにする)ことを望むのだから、例えば「バージョニングが必要」のような要求が、SIP SUBSCRIBE要求に追加される。また、サーバ400もバージョニングをサポートしており、次のステップ4:2で200OK応答メッセージをクライアント401に返信することによって応答する。
バージョニングを含めてプレゼンス情報の購読がサーバ400によって一旦有効化(アクティブ)にされると、サーバは、それぞれのプレゼンティティのプレゼンスデータに変化が生じた時、クライアント401に通知するであろう。別のステップ4:3で、サーバは、クライアントへ配信されるプレゼンスデータを備えたSIP NOTIFY要求を受信して処理する。一旦サーバが、従来のプレゼンスサービス処理を実行することによって新たなプレゼンスデータを識別すると、データコンテンツ(この場合、発行を介して配信されたもの)に対する問い合わせが行われるであろう。この場合、バージョニングが必要であり、従って、これが、それぞれの通知の中で、例えば「バージョニングが必要」と示される。データコンテンツD1に加えて、SIP NOTIFY要求も、関連のデータ識別子と共に提供されるが、そのデータ識別子は、前述したように、発行の場合に用いられたものと同じものであってもよいし、あるいは、サーバによって生成され、かつ、サーバでSIP NOTIFY要求に挿入される新たなデータ識別子であってもよい。発行の配信について述べた諸実施形態に類似しているが、データ識別子が、サーバ400またはクライアント401のいずれか一方において、通知の中に提供されてもよい。この実施形態では、データ識別子は、サーバ400で通知に提供される。ステップ4:4で、データコンテンツD1と関連のデータ識別子「x」とを含むSIP NOTIFY要求が、クライアントへ送信される。
SIP NOTIFY要求を受信すると、クライアント401は、次のステップ4:5で示すように、プレゼンスデータD1と関連のデータ識別子「x」とをキャッシュする。この段階で、クライアントは、取得されたプレゼンスデータを従来のやり方で処理することができる。
次いでクライアント401は、次のステップ4:6で200OK応答メッセージをサーバ400へ送信することによって、バージョニングの成功も含めて、受信の成功を検証する。200OK応答メッセージに応じて、サーバ400は、別のステップ4:7で、データコンテンツD1と関連のデータ識別子「x」とをキャッシュする。続きのステップ4:8乃至4:12で、対応する通知手順が、関連のデータ識別子「y」と一緒にクライアント401へ配信されるプレゼンスデータD2についても実行される。
別のステップ4:13で、プレゼンティティからの発行の受信に応じて、新たな通知がサーバ400で生成される。今回はデータコンテンツD1として識別されるプレゼンスデータを備えた新たなSIP NOTIFY要求が、ここでもやはりサーバ400で識別される。しかし、今回は、プレゼンスデータの同一バージョンがキャッシュ内で見つかったため、データコンテンツD1がサーバ400からクライアント401へすでに配信されたと判断される。結果として、クライアント401へ配信されることになるSIP NOTIFY要求は、データ識別子「x」だけを含んでいて、プレゼンスデータを含まないであろうし、従って、要求には、そのデータコンテンツD1から要求を除去して、代わりにデータ識別子「x」を要求の中に挿入するという修正が行われるであろう。次いで、減少されたサイズの通知が、次のステップ4:14でクライアントへ送信される。
クライアント401は、バージョンのみを備えたSIP NOTIFY要求を受信すると、データ識別子「x」に関連するプレゼンスデータが本当に前の段階でキャッシュされたのかどうか判断することを目的として、キャッシュに問い合わせる。これはステップ4:5で行われたのだから、それぞれのプレゼンスデータ、すなわちデータコンテンツD1が、キャッシュから検索されて通知に追加される。これを、ステップ4:15に示す。クライアント401は、次のステップ4:16で200OK応答メッセージをサーバ400に送信して、バージョニングの成功を検証し、そしてここで、クライアント401は、記憶されたデータコンテンツD1を従来のやり方で処理することができる。
あるいは、データ識別子がサーバの代わりにクライアントでSIP NOTIFYに提供されることを特徴とする、図2を参照しながら述べたのに対応する手順が、適用可能であってもよい。そのようなメカニズムは、例えばEtagを用いることに依存してもよい。
それに代わる実施形態では、クライアントが、サーバから最新の情報を受信すると、自分がどのくらいの数のデータコンテンツのバージョンを処理できるかをサーバに示してもよい。この情報は、要求に対する最初の応答メッセージの中でサーバ400に提供することができる。あるいは、サーバによって送信される各応答メッセージが、クライアントがあとどの位の数のバージョンを処理できるかに関する指標を含んでもよい。データコンテンツのバージョンの数を制御するこれら2つの選択肢のいずれも、同時にクライアントによって処理され、キャッシュの中に記憶されるのだが、それらは、LRUアルゴリズムの補完として、あるいは代替として、実装され用いられてもよい。
従って、特定のデータ識別子を示すのに実際にどの値が選択されるかは、必ずしも重要ではない。例えば、サーバは、多様なクライアントに通知する時、同じ値を選択してもよく、その場合、データ識別子は、クライアントについて一意であれば、いかなるストリング(文字列)であってもよく、例えば、含まれるデータのハッシュ値であるか、または単純にサーバとクライアントとによって保持されるデータ識別子でもよいだろう。
提案するバージョニングメカニズムでは、要求の通信に関与する諸エンティティが、どのデータコンテンツ、例えばプレゼンスデータが、どのエンティティに送信されたかを把握することが必要である。
上記のように、これは、データコンテンツと関連のデータ識別子とを、送信エンティティと受信エンティティとの両方でキャッシングすることによって達成されてもよい。
図5は、一実施形態によって、そのようなキャッシングメカニズムが、どのようにして系統化されうるかを略示する図である。図は、1人のプレゼンティティ500と2人のウォッチャー501、502についてキャッシングがどのようにして構成されうるかを図解する図であり、それらはすべて、上記の実施形態のいずれかによるバージョニングを有効にするように構成される。クライアント500乃至502は、これもバージョニングを有効にするように構成されたプレゼンスサーバ503からの多様な情報交換サービスにアクセスしてもよい。ここで理解されるべきだが、図では、簡略化するために、それぞれのエンティティでの関連サービスの実行に必要な追加の機能性は省略されている。
プレゼンティティ500は、プレゼンティティ500によってサーバ503へ無事に送信されたデータコンテンツおよび関連のデータ識別子をキャッシングするためのキャッシュ504を備える。発行をサーバ503へ送信する時にキャッシングのために用いられるサブセクションを、505で表す。ウォッチャー501および502では、キャッシュ505および506のサブセクションを、それぞれ507、508で表す。サーバ503から通信を受信するウォッチャーが、受信したプレゼンスデータをそれぞれのデータ識別子と一緒にキャッシュして、データ識別子だけを含んでいる通知が受信された時には、それぞれのデータコンテンツを検索することを目的として、キャッシュに問い合わせを行う。サーバは、着信する要求をキャッシュするための、すなわち、クライアントから受信したプレゼンスデータコンテンツおよび発行に関連するデータ識別子をキャッシュするための、1つのキャッシュ509を備える。またサーバは、発信する要求をキャッシュするための、すなわち、着信クライアントへ送信されたプレゼンスデータコンテンツおよび発行に関連するデータ識別子をキャッシュするための、1つのキャッシュ510を備える。キャッシュ509のサブセクション511を用いて、プレゼンティティ500から受信する情報が記憶され、他方、キャッシュ510は、対応するサブセクション512および513を有し、ここに、ウォッチャー501および502に関連するプレゼンスデータとデータ識別子とが、それぞれ記憶される。
次に、サーバおよびクライアントにおける記述する実施形態のいずれかによるバージョニングメカニズムを実行するための機能性を記述する例示的な実施形態について、図6乃至8を参照しながら記述しよう。ここで理解されるべきだが、以下のセクションで記述される構成は、純粋に論理的であり、そして、関連の機能性をノードで提供する記述されたユニットは、別の代替のやり方で実装することができる。加えて理解されるべきだが、簡略化するために、提案するバージョニング機能の実装の背後にあるメカニズムの理解に必要でない機能性は省略されている。
図6は、一実施形態によるクライアント600、例えばプレゼンティティ、を描いているが、これはサーバ(図示せず)、例えばプレゼンスサーバに対してデータコンテンツ、例えばプレゼンス情報を配信するように構成される。クライアント600は、従来の処理ユニット601を、典型的には追加の処理ユニットと共に備えていて、要求された情報交換サービスに関連する要求を処理するように構成される。
バージョニングが必要でありうる要求が従来の通信ユニット602を介して関連のサーバへ転送される前に、バージョニングユニット603によって要求への問い合わせが行われ、他方、バージョニングが不要な要求は、周知の手順によって処理されるであろう(すなわち、通信ユニット602へ直接転送され、次いで通信ユニット602が、要求をそれぞれのサーバへ従来のやり方で転送する)。バージョニングユニット603は、キャッシュ604に接続され、そこでデータコンテンツの完全バージョンと関連のデータ識別子とが、データコンテンツがサーバへ送信されて始めて、記憶される。一実施形態では、バージョニングユニットはまた、それぞれのデータコンテンツと関連することになるデータ識別子を提供するようにも構成される。代わりにサーバによってデータ識別子が提供される別の実施形態では、バージョニングユニットは、バージョニング手順実行の成功を含めて要求の受信の成功を検証する応答メッセージ、すなわち200OK応答を受信するのに応じて、データコンテンツをキャッシュするように構成される。
サーバでのバージョニングを有効にするためには、サーバも適宜構成される必要がある。従って、次に、図7を参照しながら、サーバ、例えば上記の実施形態のいずれかによってバージョニングを提供するように構成されたプレゼンスサーバについて提示しよう。
図7のサーバ700は、例えばプレゼンティティのようなクライアント(図示せず)と通信するための少なくとも1つの従来の通信ユニット701を備えており、例えば発行のようなメッセージとして転送される要求を介してサービス関連のデータコンテンツをサーバに提供する。また、サーバはウォッチャーと通信するように構成され、ウォッチャーは、別のタイプのメッセージ、例えば通知が、所定の規則および制約に従って、サーバから配信されることを予期してもよい。通信ユニット701は、クライアントから受信したメッセージ、例えば発行を、バージョニングユニット702に転送するように構成される。メッセージの中でバージョニングが要求されなかった場合、メッセージは従来の処理ユニット703に直接転送され、そこで、従来のやり方で処理されてもよい。発行を受信するのに応じて、1つ以上の通知が、サーバ700に管理される関連の購読にすべて従って例えば生成されてもよい。バージョニングがサーバ700によってサポートされる場合、バージョニングを求める要求を含むけれどもデータ識別子は含まない受信メッセージは、データ識別子を与えられるであろうし、それはメッセージに追加されて開始側のクライアントへ転送される。
データ識別子が代わりにクライアントで提供される場合、バージョニングを求める要求とデータ識別子とを関連のデータコンテンツと一緒に含むメッセージが、代わりにバージョニングユニット702によって識別されるであろう。次いで、メッセージを処理ユニット703で処理して関連のメッセージ(例えば通知)を通信ユニット701へ配信するのに先立って、データコンテンツとデータ識別子とが、サーバの受信側専用の第1のキャッシュ704でキャッシュされる。バージョニングが必要であってデータ識別子が存在するが関連のデータが存在しない場合、すなわち、このデータコンテンツが以前にサーバに配信されていた場合、バージョニングユニット702は、代わりに、データ識別子に関連するデータコンテンツが実際に第1のキャッシュ704に記憶されているかどうか判断するために第1のキャッシュ704に問い合わせるように構成される。
例えば通知としてサーバからクライアントへ配信されることになるメッセージが、処理ユニット703からバージョニングユニット702に提供される。バージョニングを求める要求と、データ識別子と関連のデータコンテンツとを含んでいるメッセージは、バージョニングユニット702によってチェックされるであろうが、バージョニングユニット702は、サーバ700の送信端専用の第2のキャッシュ705に問い合わせを行っている。各々のデータ識別子によって連結されるデータコンテンツが、第2のキャッシュ705の中で発見された場合、これは、現在のデータコンテンツが以前に各々のクライアントへ送信されたということを意味する。次いでバージョニングユニットが、メッセージのサイズを制限することを目的として、データコンテンツを除去することによってメッセージを修正する。しかし対応するデータコンテンツが、第2のキャッシュ705の中で発見できなかった場合、データコンテンツがクライアントへ送信されることになるのはこれが初めてであると判断され、従って、メッセージは、そのままで維持され、着信クライアントへ送信される時には、データコンテンツとバージョンとを両方搬送する。
次いで、データコンテンツと対応するデータ識別子とが、通信ユニット701へ転送され、そこから通知がそれぞれのクライアントへ送信され、そして、メッセージの受信およびバージョニングの成功を示す200OK応答メッセージをクライアントから受信するのに応じて、データコンテンツと関連のデータ識別子とが、キャッシュ705でキャッシュされる。
前のステップ(すなわち発行の間)において、発行のバージョニングが必要であるのにバージョニングが実行されていないことをバージョニングユニットが発見した場合、あるいは、別のバージョニング手順が別のサーバ端で実行されることになっている場合、バージョニングユニットは、メッセージをクライアントに配信する前にメッセージにデータ識別子を与えるように構成される。データ識別子を搬送するがデータコンテンツは搬送していないメッセージに対して着信クライアントが否定応答で応答する場合、バージョニングユニット702は、新たなデータ識別子と、キャッシュ705から検索された関連のデータコンテンツとをどちらも備えた新たなメッセージを生成するように構成される。次いで、バージョニングユニット702は、新たなメッセージを、クライアントに送信するために通信ユニット701に転送する。
受信されたメッセージ、例えばサーバからの通知についてのバージョニングを有効にするように構成された、例えばウォッチャーのようなクライアントについては、すでに述べた。今度は、そのような修正されたクライアントについて、図8を参照しながら記述しよう。上述したもののようなサーバ(図示せず)によって配信されたメッセージが、クライアント800の通信ユニット801によって受信され、バージョニングユニット802によって問い合わせが行われる。バージョニングを求める要求を含むけれどもデータ識別子は含まないメッセージを受信すると、バージョニングユニット802は、例えばEtagのようなデータ識別子を提供するように構成され、次いでデータ識別子は、関連するデータコンテンツと一緒にキャッシュ803でキャッシュされる。また、バージョニングユニット802は、データ識別子を含む応答メッセージをサーバに提供するように構成される。
しかし、メッセージがデータ識別子を含むけれどもデータコンテンツを含まない場合、バージョニングユニット802は、代わりに、それぞれのデータ識別子と一緒に記憶されたデータコンテンツについてキャッシュ803をチェックして、メッセージを従来通り処理する目的でメッセージが処理ユニット804へ転送される前に、メッセージにそれぞれの識別されたデータコンテンツを与えるように構成される。データ識別子と関連するデータコンテンツとを含むメッセージが、バージョニングユニット802によって適宜処理され、そして、データ識別子と関連するデータコンテンツとが、メッセージの受信およびバージョニングの成功に応じてキャッシュ803に記憶される。配信されたコンテンツがキャッシュされると、メッセージは処理ユニット804へ転送され、データコンテンツが処理される。
上記の実施形態のいずれかによるデータ処理に関与するノードが、標準の機能性に対する代替案として(すなわち、環境に応じて必要になった場合に)、または、標準の送信機能性と並行して、記述するバージョニングメカニズムのいずれか、または対応する解決策を用いるように構成されてもよい。
本発明について、特定の例示的な実施形態を参照しながら記述してきたが、本記述は一般に、発明の概念を例証することだけを意図しており、本発明の範囲を限定していると解釈されるべきではなく、本発明の範囲は、添付の請求項によって定義される。

Claims (33)

  1. 第1のエンティティ(200,300,400)と第2のエンティティ(201,301,401)との間の情報交換サービスに関連するメッセージを通信ネットワークにおいて配信する方法であって、
    前記方法は、前記第1のエンティティが、情報交換サービスに関連するメッセージを処理するステップ(2:1,3:1,4:3)を備え、当該メッセージはデータコンテンツとバージョニングの要求とを含み、バージョニングはメッセージのデータコンテンツの各バージョンに対して当該バージョンを識別するデータ識別子を関連付けることを含み、
    前記方法は、
    前記第1のエンティティが、前記データコンテンツが前記第2のエンティティへ既に配信されているか否かを判定するステップと、
    前記データコンテンツが前記第2のエンティティへまだ配信されていない場合に、前記第1のエンティティが、前記メッセージを変更せずに前記第2のエンティティへ送信するステップ(2:2,3:2,4:4)と、
    前記データコンテンツが前記第2のエンティティへ既に配信されている場合に、前記第1のエンティティが、データ識別子を含むがデータコンテンツを含まない修正されたメッセージを前記第2のエンティティへ送信するステップ(2:12,3:12,4:14)と、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記第1のエンティティはサーバであり、前記第2のエンティティはクライアントである
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記メッセージはSIP通知である
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記処理するステップに先立って、情報交換サービスの要求であってバージョニングが必要とされるということを示す要求を前記第2のエンティティから受信するステップ(4:1)
    を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のエンティティはクライアントであり、前記第2のエンティティはサーバである
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記メッセージはSIP発行である
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記判定するステップは、キャッシュに問い合わせるステップを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記第1のエンティティにおいて前記データ識別子が前記メッセージに挿入される
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記データ識別子が前記第2のエンティティから提供される
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記データ識別子が、前記メッセージの配信の成功を示す応答メッセージの中で前記第1のエンティティへ提供される
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 情報交換サービスに関連するメッセージを第1のエンティティ(201,301,401)において扱う、通信ネットワークにおける方法であって、
    前記メッセージは第2のエンティティ(200,300,400)から前記第1のエンティティへ配信され、
    前記方法は、要求された情報交換サービスに関連するメッセージを受信するステップ(2:2,3:2,4:4)を備え、当該メッセージはバージョニングの要求を含み、バージョニングはメッセージのデータコンテンツの各バージョンに対して当該バージョンを識別するデータ識別子を関連付けることを含み、
    前記方法は、
    前記メッセージがデータコンテンツを含むか否かを判定するステップ(2:3,3:3,4:5)と、
    前記メッセージがデータコンテンツを含む場合に、前記データコンテンツに関連付けられるデータ識別子を取得し、当該データ識別子と共に当該データコンテンツを格納するステップと、
    前記メッセージがデータコンテンツを含まない場合に、当該メッセージから取得されたデータ識別子に関連付けられて格納されているデータコンテンツを当該メッセージに与るステップと、
    前記メッセージを処理するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  12. 前記第1のエンティティはクライアントであり、前記第2のエンティティはサーバである
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記メッセージはSIP通知である
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記受信するステップに先立って、情報交換サービスの要求であってバージョニングが必要とされるということを示す要求を前記第2のエンティティへ転送するステップ(4:1)
    を更に備えることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のエンティティはサーバであり、前記第2のエンティティはクライアントである
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 前記メッセージはSIP発行である
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記取得するステップは、前記第1のエンティティから前記データ識別子を取得するステップを含む
    ことを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記データ識別子が、前記メッセージの配信の成功を示す応答メッセージ(2:4)の中で前記第1のエンティティから前記第2のエンティティへ転送される
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記取得するステップは、前記第2のエンティティにおいて前記メッセージに挿入された前記データ識別子を当該メッセージから取得するステップを含む
    ことを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記メッセージの前記第2のエンティティへの配信が成功し前記メッセージが前記第2のエンティティのキャッシュに格納された(2:3)ということを確認する応答メッセージの受信に引き続いて、前記データコンテンツと前記関連付けられるデータ識別子とがキャッシュに格納される(2:5)
    ことを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 最初の応答メッセージが、前記第2のエンティティの前記キャッシュの全容量の指標を含む
    ことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 各応答メッセージが、前記第2のエンティティの前記キャッシュの残り容量の指標を含む
    ことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  23. 前記データ識別子は、バージョン番号または一意のIDである
    ことを特徴とする請求項1乃至22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記データ識別子は、Etagである
    ことを特徴とする請求項1乃至22のいずれか1項に記載の方法。
  25. 情報交換サービスに関連するメッセージを第2のエンティティへ配信する第1のエンティティ(600,700)であって、
    要求された情報交換サービスに関連するメッセージを処理する処理ユニット(601,703)を備え、当該メッセージはデータコンテンツとバージョニングの要求とを含み、バージョニングはメッセージのデータコンテンツの各バージョンに対して当該バージョンを識別するデータ識別子を関連付けることを含み、
    前記第1のエンティティは、
    前記データコンテンツが前記第2のエンティティへ既に配信されているか否かを判定するバージョニングユニット(603,702)と、
    前記データコンテンツが前記第2のエンティティへまだ配信されていない場合に、前記メッセージを変更せずに前記第2のエンティティへ送信し、前記データコンテンツが前記第2のエンティティへ既に配信されている場合に、データ識別子を含むがデータコンテンツを含まない修正されたメッセージを前記第2のエンティティへ送信する通信ユニット(602,701)と、
    を備えることを特徴とする第1のエンティティ。
  26. 前記第1のエンティティはサーバであり、前記第2のエンティティはクライアントである
    ことを特徴とする請求項25に記載の第1のエンティティ。
  27. 情報交換サービスの要求であってバージョニングが必要とされるということを示す要求を前記第2のエンティティから受信する受信機
    を更に備えることを特徴とする請求項26に記載の第1のエンティティ。
  28. 前記バージョニングユニットは、前記データコンテンツが前記第2のエンティティへ既に配信されているか否かを判定するためにキャッシュ(604,704)に問い合わせるように構成される
    ことを特徴とする請求項26または27に記載の第1のエンティティ。
  29. 前記第1のエンティティはクライアントであり、前記第2のエンティティはサーバである
    ことを特徴とする請求項25に記載の第1のエンティティ。
  30. 情報交換サービスに関連するメッセージを扱う第1のエンティティ(700,800)であって、
    前記メッセージは第2のエンティティから受信され、
    前記第1のエンティティは、前記第2のエンティティからメッセージを受信する通信ユニット(701,801)を備え、当該メッセージはバージョニングの要求を含み、バージョニングはメッセージのデータコンテンツの各バージョンに対して当該バージョンを識別するデータ識別子を関連付けることを含み、
    前記第1のエンティティは、前記メッセージがデータコンテンツを含むか否かを判定するバージョニングユニット(702,802)を備え、
    前記バージョニングユニットは、前記メッセージがデータコンテンツを含む場合に、前記データコンテンツに関連付けられるデータ識別子を取得して当該データ識別子と共に当該データコンテンツをキャッシュし、前記メッセージがデータコンテンツを含まない場合に、前記メッセージからデータ識別子を取得した後に当該データ識別子に関連付けられて格納されているデータコンテンツを前記メッセージに与えるように構成され、
    前記第1のエンティティは、前記メッセージを処理する処理ユニット(703,804)を備える
    ことを特徴とする第1のエンティティ。
  31. 前記バージョニングユニットはキャッシュ(705,803)に接続されており、
    前記バージョニングユニットは、メッセージの配信または受信の成功に応えて、データコンテンツおよび関連するデータ識別子をキャッシュするように構成される
    ことを特徴とする請求項30に記載の第1のエンティティ。
  32. 前記第1のエンティティはサーバであり、前記第2のエンティティはクライアントである
    ことを特徴とする請求項30または31に記載の第1のエンティティ。
  33. 前記第1のエンティティはクライアントであり、前記第2のエンティティはサーバである
    ことを特徴とする請求項30または31に記載の第1のエンティティ。
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