JP2011505652A - スパークプラグ電極のためのイリジウム合金 - Google Patents

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Abstract

スパークプラグであって、内燃機関のシリンダヘッドにネジ係合する実質的に円筒形のネジ部を備えるシェルと、前記シェル内に同軸に配置される絶縁体と、前記絶縁体内に同軸に配置される中心電極と、前記シェルに連結される第1端部および前記中心電極の端部に面する第2端部を備えるサイド接地電極とを有する。前記サイド接地電極の第2端部と前記中心電極の端部との間にスパーク放電ギャップが画定される。スパークプラグはさらに、サイド接地電極または中心電極にスパーク放電ギャップに近接して固定される電極チップ部を有しする。チップ部は、約50重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウム、約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウム、0重量パーセントから約10重量パーセントのニッケル、約3500ppmから約4500ppmのタンタル、および約100ppmから約200ppmのジルコニウムを有する合金から形成される。
【選択図】図2

Description

本発明の例示的な実施形態は、内燃機関に用いられるスパークプラグに関し、より具体的には、ニッケルベースの電極に溶接される抵抗力のある、また、高温度における酸化条件における磨耗に抵抗力があるチップ部を含む電極を備えるスパークプラグに関する。
本願は、2007年11月15日に出願された米国仮特許出願第60/988262号の利益を主張し、この特許出願の内容は参照により本願の明細書に組み込まれる。
スパークプラグは、内燃機関において燃料を点火するのに広く用いられる。スパークプラグの電極は、苛烈な熱を受け、スパークの形成および空気/燃料混合物の燃焼により形成される過度な腐食環境にさらされる。電極はスパーク時には常に放電が生じ、これは局所的な高温部を生成し、スパッタリング、溶融、スプラッシュ、および粒子侵食により磨耗を生じさせる。さらに、スパークプラグの磨耗の主要な原因は、高いスパーク電圧にともなう高い温度における酸化環境にさらされたことによる電極の機能不全である。酸化は、健全な電極の表面から進行し、また、スパーク放電は弱くなった酸化膜を電極表面から除去することがあり、磨耗を生じさせ、また、スパークプラグの寿命を有意に減少させる。
従って、電極がより熱くなると、スパーク磨耗および酸化磨耗の両方の速度が加速される。排気を低減するために燃焼エンジンをより希薄燃焼に向かわせ、また、シリンダ圧、圧縮比、および点火電圧を増加させると、スパークプラグの信頼性および寿命は、エンジン開発のさらなる進歩に対応するのに重要となる。それゆえ、耐久性および腐食耐性を提供するために、スパークプラグ電極に用いる材料は、高い融点を備えるべきであり、また、燃焼チャンバ内における空気、燃料、燃料添加剤の間の化学反応から生じる高温環境および腐食環境に耐えるような酸化に対する高い抵抗性を備えるべきである。
スパークプラグのための銅(Cu)およびニッケル(Ni)電極の製造が様々な方法でなされている。たとえば、「Method for Manufacturing a Center Electrode for a Spark Plug」との表題の米国特許第4705486号明細書(「486号特許」)は、長寿命のスパークプラグを提供する中心電極の製造を議論している。この特許文献の内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。中心電極は、ニッケルのような腐食耐性材料のジャケットで囲まれる銅のような、高い熱伝導性材料から形成される。しかし、ニッケルは、高温度における選択的な酸化に敏感であり、これは、スパークプラグの寿命を制限する。さらに、再循環ガス内での高温での動作期間の後、ニッケルベース電極内でも侵食/腐食が生じ得る。いったん侵食が生じれば、電気の流れ経路は悪化し、低い燃料効率を生じさせる。
高いスパーク電圧での高い温度における酸化条件での動作中に生じる侵食に抵抗するため、高コストな貴金属合金を有する熱耐性および磨耗耐性チップをスパークプラグ電極の放電端部に付加することができる。スパークプラグ電極チップは、電極のバランスよりもより強靭でより侵食抵抗性があり、これらは、スパーク電極間にクロスオーバーするスパークのところ、それゆえ、スパークプラグの最も決定的な作動位置に配置される。
たとえば486特許は、スパークプラグの電極を製造する方法を提供し、ここでは、プラチナ(Pt)チップが、銅コアを中心に配置されるInconel(登録商標)のようなニッケル合金で形成される本体に取り付けられる。様々な磨耗抵抗性スパークプラグ電極チップおよびこのような電極チップを含むスパークプラグに関する他の出版例は、米国特許第6597089号、第6166479号、第6094000号、第6071163号、第5998913号、第5980345号、第5793793号、第5973443号、および第5456624号、国際公開第01/18925号、米国特許出願第2004/0027042号、および第2002/0171346号に開示されており、これらの内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
いくつかの磨耗抵抗性スパークプラグ電極チップは、プラチナのような貴金属を含み、これらは、燃焼チャンバ環境にされされた条件下で酸化および侵食に対する合理的によい抵抗性を提供する。しかし、プラチナは、粒子間クラックおよび酸化による攻撃、また内燃機関で用いられるある種の燃料に含まれる鉛の影響を受ける。酸化の進行およびクラックの成長は、実質的な電気抵抗の増加を生じさせ、点火のための電圧をブレークダウンさせ得る。プラチナチップ部分の侵食および品質低下は、スパークギャップを広げ、スパークプラグが生成するスパークを弱くする。さらに、プラチナは他の貴金属と同様に非常に高価な原料であり、それゆえ、スパークプラグ内に用いられる貴金属の総量を厳密に制御することは有利である。
イリジウム(Ir)は、広範囲の溶融金属による攻撃に対してよい抵抗性を備える。たとえば、イリジウムは鉛による攻撃に対する耐性に関してプラチナよりも優れる。さらに、イリジウムは、狭い中心径で優れた磨耗耐性を備え、これは、改良された点火を可能にする。しかし、イリジウムの熱膨張係数はニッケルと有意に異なる。大きな熱応力下で、この差は、チップ部分および電極がスパークプラグの使用中に加熱されるときに、イリジウムベースの電極チップおよびニッケルベース電極が結合する領域を弱くし、また割れの原因となり、貴金属とベース金属との物理的分離を発生させる原因となりうる。そのため、イリジウムおよびイリジウム合金は、これまで、これらの成分の結合領域において、特に熱応力が最も厳しいサイド電極において、徐々にクラックおよび/または破壊を進行させずに、溶接に耐えまたはニッケルベースの基板合金からなる電極に固定するのは非常に困難であった。
磨耗抵抗性電極チップを備えるスパークプラグの様々な設計が知られているが、発明者らは、スパークプラグの交換の前の長い動作寿命を可能にし、高い磨耗抵抗性を備え、また高い動作温度での酸化に抵抗力がある電極構成を備えるスパークプラグへの需要を認識し、また、信頼性があるチップ部分と基板部分との間の酸化抵抗溶接を提供できる電極構成を備えるスパークプラグへの需要を認識した。
本発明の例示的な実施形態は、スパークプラグに関し、このスパークプラグは、内燃機関のシリンダヘッドに係合する、実質的に円筒形のネジ付き部を備えるシェルと、このシェル内に同軸に配置される絶縁体と、この絶縁体内に同軸に配置される中心電極と、シェルに連結される第1端部および中心電極の端部に面する第2端部を備えるサイド接地電極と、を有する。サイド接地電極の第2端部と中心電極の端部との間にスパーク放電ギャップが画定される。スパークプラグはさらに、スパーク放電ギャップに近接してサイド接地電極または中心電極に固定される電極チップ部を有する。このチップ部は、約60重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウム(Ir)、約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウム(Rh)、0重量パーセントから約10重量パーセントのニッケル(Ni)、約3500ppmから4500ppmのタンタル、約100ppmから約200ppmのジルコニウムを有する合金から形成される。
本発明の例示的な実施形態は、スパークプラグに関し、このスパークプラグは、内燃機関のシリンダヘッドに係合する、実質的に円筒形のネジ付き部を備えるシェルと、このシェル内に同軸に配置される絶縁体と、この絶縁体内に同軸に配置される中心電極と、シェルに連結される第1端部および中心電極の端部に面する第2端部を備えるサイド接地電極と、を有する。サイド接地電極の第2端部と中心電極の端部との間にスパーク放電ギャップが画定される。スパークプラグはさらに、スパーク放電ギャップに近接してサイド接地電極または中心電極に固定される電極チップ部を有する。このチップ部は、約60重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウム(Ir)、約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウム(Rh)、0重量パーセントから約10重量パーセントのニッケル(Ni)、約50ppmから100ppmのセリウムを有する合金から形成される。
本発明の例示的な実施形態は、スパークプラグに関し、このスパークプラグは、絶縁体内に同軸に配置される中心電極と、中心電極に対面して間にスパーク放電ギャップを画定するサイド接地電極と、スパーク放電ギャップに近接してサイド接地電極または中心電極に固定される電極チップ部と、を有する。このチップ部は、約60重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウム、約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウム、0重量パーセントから約10重量パーセントのニッケル、約3500ppmから約4500ppmのタンタル、および約100ppmから約200ppmのジルコニウムを有する合金から形成される。
本発明の例示的な実施形態は、スパークプラグに関し、このスパークプラグは、絶縁体内に同軸に配置される中心電極と、中心電極に対面して間にスパーク放電ギャップを画定するサイド接地電極と、スパーク放電ギャップに近接してサイド接地電極または中心電極に固定される電極チップ部と、を有する。このチップ部は、約60重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウム、約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウム、および約50ppmから約100ppmのセリウムを有する合金から形成される。
本発明の例示的な実施形態は、スパークプラグに固定するための耐磨耗性電極チップ部に関する。このチップ部は、約60重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウム、約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウム、0重量パーセントから約10重量パーセントのニッケル、約3500ppmから約4500ppmのタンタル、約100ppmから約200ppmのジルコニウムを有する。
本発明の例示的な実施形態は、スパークプラグに固定するための耐磨耗性電極チップ部に関する。このチップ部は、約60重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウム、約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウム、および約50ppmから約100ppmのセリウムを有する。
本発明の例示的な実施形態は、スパークプラグのための電極を形成する方法に関する。この方法は、約60重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウム、約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウム、0重量パーセントから約10重量パーセントのニッケル、約3500ppmから約4500ppmのタンタル、および約100ppmから約200ppmのジルコニウムを有する合金から電極チップを形成するステップを有する。本方法はさらに、このチップ部を溶接固定具に配置するステップを有する。本方法は、このチップ部を電極に配置するステップを有する。本方法はさらに、チップ部を電極に溶接するステップを有する。
本発明の例示的な実施形態は、スパークプラグのための電極を形成する方法に関する。この方法は、約60重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウム、約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウム、0重量パーセントから約10重量パーセントのニッケル、および約50ppmから約100ppmのセリウムを有する合金から電極チップを形成するステップを有する。本方法はさらに、このチップ部を溶接固定具に配置するステップを有する。本方法は、このチップ部を電極に配置するステップを有する。本方法はさらに、チップ部を電極に溶接するステップを有する。
本発明の例示的な実施形態によるスパークプラグの断面図である。 図1の例示的なスパークプラグの端部に関する、一部を断面で示した部分的な側面図である。 図1の例示的なスパークプラグの1つの部品である中心電極の詳細断面図である。 リベット形状の電極チップの例示的な実施形態の垂直断面図である。 球形の電極チップの例示的な実施形態の拡大図である。 抵抗溶接機の例示的な実施形態の概略図である。
図1−4を参照すると、本発明の例示的な実施形態によるスパークプラグが全体として符号10で示されている。スパークプラグ10は、シリンダヘッド(図示せず)にネジ係合する外側ネジ16が形成された円筒ベース14を備える環状金属ケーシングまたはシェル12を含む。スパークプラフシェル12の円筒ベース14は、概ね平坦な下部表面18を備える。ニッケル(Ni)またはニッケルベース合金から形成される接地電極またはサイド電極20は、ネジ付きベース14の下部表面18上に溶接される。本明細書の例示的な実施形態を通じて、「接地電極」および「サイド電極」は同一の要素を指し、これらの用語は交換可能に用いられる。
スパークプラグ10はさらに、シェル12内に同軸に配置される中空セラミック絶縁体24を含み、また、絶縁体24内に同軸に配置される中心電極26を含む。例示的な実施形態において、中心電極26は中心コア28を含み、中心コア28は銅(Cu)または銅ベース合金のような熱伝導性および電気伝導性材料から形成され、中心電極は、ニッケルベース合金から形成される外側クラッド部30を含む。例示的な実施形態において、クラッド部30は、Inconel600または601(Inconel:登録商標)、あるいはHoskins831または592(Hoskins:商標)のような市販のニッケルベース合金から形成することができる。
例示的な実施形態において、接地電極16は、接地電極の端部に固定される(たとえば鑞付、抵抗溶接、レーザー溶接、およびそれらに等価な方法により固定される)耐磨耗性電極チップ部22を備える。また、中心電極26は、中心電極の下端部34に固定される耐磨耗性電極チップ部32を備える。図1−4においてリベット形状で示される電極チップ22および32は、信頼性のあるニッケルベース合金への酸化抵抗溶接を提供できる材料からなり、以下でより詳細に説明される。
電気伝導性挿入体またはロッド36は、中心電極26の反対側で絶縁体24の上部端部38に嵌められる、耐熱性ガラス−カーボン複合材料が、挿入体36の下端部と中心電極26との間で絶縁体24内に配置され、スパークプラグ10の内部抵抗40を提供する。
図1に示されるように、スパークプラグシェル12は実質的に円筒形のスリーブを備え、このスリーブは中に中空ボア42が形成される。上述したように、スパークプラグシェル12は円筒形ベース部14を含み、これは外部表面に形成されるネジ部16を備える。スパークプラグシェル12は、シリンダヘッドに接続するためのシール表面44を含み、このシール表面の上で、シェルは、概ね六角形のボス46を備え、取り付けまたは取り外しのために、従来のスパークプラグソケットレンチでスパークプラグ10をつかみ回転さえることができるようにする。
動作中において、スパークプラグ10の使用期間にわたって、中心電極26と接地電極またはサイド電極20との間の空間またはギャップGを維持することが望ましい。
例示的な実施形態において、中心電極26の耐磨耗性チップ32は、ポスト形、リベット形、または球形に形成することができる。良好なワイヤ点火チップを用いるスパークプラグ、およびこのようなリベットチップを電極に取り付ける方法は、米国特許第5456624号、第6071162号に説明されており、これらの内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。例示的な実施形態において、図4に示されるように、耐磨耗性電極チップ32は、リベット48の形状で提供され、このリベットは連続な半球外形表面52を備える頭部50を含み、頭部の外側表面の反対側の平坦部54を含む。概ね円筒形のシャンク56が平坦部54から延び、概ね平坦なベース60で終端する。ポスト形状の耐磨耗性チップ32を備える代替例において、チップを頭部50が取り除かれたリベット48のシャンク56に似せることができる。図5に示される代替実施形態において、電極ツップ32aは、球形50aに形成される。非限定的な実施形態において、球体の直径は、有意に変更することができるが、約0.38mmから約1.14mmの範囲とすることができ、また、非限定的な例においては、この直径を約0.80mmとすることができる。
例示的な実施形態において、各耐磨耗性スパークプラグ電極チップは、イリジウム(Ir)およびロジウム(Rh)を有する合金ワイヤから形成することができる。このような電極チップはスパーク放電および酸化の両者に対する改良された抵抗性を示し、また、高温度における強い耐性を示す。具体的には、高い融点を備えるイリジウム、およびロジウムは、優れたスパーク磨耗抵抗を備え、イリジウムベース合金へのロジウムの追加により効果的にイリジウムの酸化抵抗を改善し、また、揮発性を抑える。例示的な実施形態において、電極チップは、少量または微量のタンタル(Ta)、ジルコニウム(Zr)、および/またはセリウム(Ce)を含むことができる。これらの合金付加成分は、ニッケルベース電極基板とイリジウム−ロジウムチップ部分との間の熱膨張係数の相違により生じ得る各電極チップ部分の溶接クラックに対する抵抗性を確保することを助ける。
例示的な実施形態において、電極チップの合金は、約60重量%から約70重量%の範囲のイリジウム、約30重量%から約35重量%の範囲のロジウム、および約0重量%から約10重量%の範囲のニッケルに、微小付加成分として約3500ppmから約4500ppmの範囲のタンタル、約100ppmから約200ppmの範囲のジルコニウム、および/または約50ppmから約100ppmの範囲のセリウムを有することができる。非限定的な例示的な実施形態において、電極チップ合金として、65重量%のイリジウム、35重量%のロジウム、4000+/−500ppmのタンタル、および150+/−50ppmのジルコニウムの合金を用いることができる。第2の非限定的な実施形態において、電極チップの合金として、70重量%のイリジウム、30重量%のロジウム、および75+/−25ppmのセリウムの合金を用いることができる。他の非限定的な実施形態において、電極チップの合金として、60重量%のイリジウム、30重量%のロジウム、10重量%のニッケル、4000+/−500ppmのタンタル、および150+/−50ppmのジルコニウムの合金を用いることができる。さらなる非限定的な実施形態において、電極チップ合金として、60重量%のイリジウム、30重量%のロジウム、10重量%のニッケル、および75+/−25ppmのセリウムの合金を用いることができる。
球形の電極チップ部分を形成する例示的なプロセス、およびそれを電極基板に溶接する例示的なプロセスは、米国特許第5980345号明細書に記載されており、この特許文献の内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。本発明によりリベット形状のチップ部を形成する例示的なプロセス、およびそれを電極基板に溶接する例示的なプロセスが以下に説明される。上述の例示的なイリジウム−ロジウム合金の1つから形成されるワイヤが所定の長さに切断される。リベットのシャンク端部が仕上げおよび形成され、従来の高速ボール形成機によりリベットの頭部が形成される。電極基板は、米国特許第4705486号に説明されるように形成することができる。
図6に概略的に例示的な抵抗溶接機が示されており、これは溶接接触される直前の配置を仮定しており、リベット形状の電極チップ148の点火チップ、および電極基板126を備え、電極基板およびリベットは、それぞれ下部溶接ヘッド162および上部溶接ヘッド164にクランプされる。このような従来の電気抵抗溶接機において、上部溶接ヘッド164は、下部溶接ヘッド162に対して移動することができる。上部溶接ヘッド164は、上部表面に形成された凹部を備え、溶接プロセス中にリベット148を保持し静止状態を維持する。電極基板126は、中心電極またはサイド電極のいずれかとすることができる。
上部溶接ヘッド164は、リベット148の外面が電極基板126の下端134に最初に点接触するまで下部溶接ヘッド162に向かって移動する。その後、500アンペアから1000アンペアの電流が部分148および126に付与され、上部溶接ヘッド164は、リベット148に向かって、電極基板126に約10ポンドから約30ポンドの力を与える。この溶接作業は、リベット148のイリジウム−ロジウム合金、および電極基板126のニッケルベース合金クラッド部の溶接界面における合金化を生成する。リベット148の外面は、下端部124内に貫入し、この貫入深さは2つの部品間の間の電流および電流の付与の間に付与される力を変更することで制御され、外面のクラッド部への埋め込み深さは、0.006インチから約0.012インチの深さであり、それにより、リベット148の頭部により変位されるクラッド部のニッケルベース材料が、リベットを捕獲するために外面の周りに流れる。このようにして、リベット148は、電極基板126に堅く固定される。平坦な電極チップが所望ならば、随意に、仕上がり電極部上でチップを平坦にすることができる。仕上がり部品は、その後、溶接機から取り除かれ、標準的な手順および部品を安定させる標準的な要素を用いて最終的なスパークプラグに組み立てられる。
例示的な実施形態において、抵抗溶接プロセスは、タンタル、ジルコニウム、および/またはセリウムの微小付加成分のニッケルへの内部拡散の結果による、イリジウム−ロジウム合金チップとニッケル合金電極との間のよりよい結合強度を達成するために用いることができる。ニッケル合金電極と、タンタル、ジルコニウム、および/またはセリウムとの間に中間相が形成され、これはイリジウム合金とニッケル合金との間の熱膨張係数のミスマッチを最小化する。このように、これらの少量の付加成分は、電極基板のチップ部分への熱膨張係数のよりよく一致させるように機能し、使用時に電極が室温から動作温度に移行するときにおけるクラックおよび応力破壊に対する耐性を確保する。

Claims (19)

  1. スパークプラグであって、前記スパークプラグは、
    内燃機関のシリンダヘッドにネジ係合する実質的に円筒形のネジ部を備えるシェルと、
    前記シェル内に同軸に配置される絶縁体と、
    前記絶縁体内に同軸に配置される中心電極と、
    前記シェルに連結される第1端部、および前記中心電極の端部に面する第2端部を備えるサイド接地電極と、を有し、前記サイド接地電極の前記第2端部と前記中心電極との間にスパーク放電ギャップが画定され、
    前記スパークプラグはさらに、前記サイド接地電極または前記中心電極に前記スパーク放電ギャップに近接して固定される電極チップ部を有し、前記チップ部は、約50重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウム、約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウム、0重量パーセントから約10重量パーセントのニッケル、約3500ppmから約4500ppmのタンタル、および約100ppmから約200ppmのジルコニウムを有する合金から形成される、スパークプラグ。
  2. 請求項1に記載のスパークプラグであって、前記合金は、約65重量パーセントのイリジウム、約35重量パーセントのロジウムを有する、スパークプラグ。
  3. 請求項1に記載のスパークプラグであって、前記合金は本質的に、65重量パーセントのイリジウム、35重量パーセントのロジウム、4000ppmのタンタル、および200ppmのジルコニウムからなる、スパークプラグ。
  4. 請求項1に記載のスパークプラグであって、前記合金は、約60重量パーセントのイリジウムと、約30重量パーセントのロジウムと、約10パーセントのニッケルと、を有する、スパークプラグ。
  5. スパークプラグであって、前記スパークプラグは、
    内燃機関のシリンダヘッドにネジ係合する実質的に円筒形のネジ部を備えるシェルと、
    前記シェル内に同軸に配置される絶縁体と、
    前記絶縁体内に同軸に配置される中心電極と、
    前記シェルに連結される第1端部、および前記中心電極の端部に面する第2端部を備えるサイド接地電極と、を有し、前記サイド接地電極の前記第2端部と前記中心電極との間にスパーク放電ギャップが画定され、
    前記スパークプラグはさらに、前記サイド接地電極または前記中心電極に前記スパーク放電ギャップに近接して固定される電極チップ部を有し、前記チップ部は、約60重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウムと、約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウムと、0重量パーセントから約10重量パーセントのニッケルと、約50ppmから約100ppmのセリウムと、を有する合金から形成される、スパークプラグ。
  6. 請求項5に記載のスパークプラグであって、前記合金は、約70重量パーセントのイリジウムと、約30重量パーセントのロジウムと、を有する、スパークプラグ。
  7. 請求項5に記載のスパークプラグであって、前記合金は、約60重量パーセントのイリジウムと、約30重量パーセントのロジウムと、約10重量パーセントのニッケルと、を有する、スパークプラグ。
  8. 請求項5に記載のスパークプラグであって、前記合金は本質的に、70重量パーセントのイリジウムと、30重量パーセントのロジウムと、100ppmのセリウムからなる、スパークプラグ。
  9. 請求項5に記載のスパークプラグであって、前記合金は本質的に、60重量パーセントのイリジウムと、30重量パーセントのロジウムと、10重量パーセントのニッケルと、100ppmのセリウムからなる、スパークプラグ。
  10. 請求項1に記載のスパークプラグであって、前記チップ部は前記サイド接地電極に固定される、スパークプラグ。
  11. 請求項1に記載のスパークプラグであって、前記チップ部は前記中心電極に固定される、スパークプラグ。
  12. 請求項1に記載のスパークプラグであって、前記チップ部は前記サイド接地電極に固定され、第2電極チップが前記中心電極に固定される、スパークプラグ。
  13. 請求項1に記載のスパークプラグであって、前記チップ部は前記サイド接地電極または前記中心電極に、抵抗溶接またはレーザー溶接により固定される、スパークプラグ。
  14. 請求項12に記載のスパークプラグであって、前記第2電極チップは、前記中心電極に抵抗溶接またはレーザー溶接により固定される、スパークプラグ。
  15. 請求項1に記載のスパークプラグであって、前記中心電極の前記端部は、前記絶縁体から突き出している、スパークプラグ。
  16. スパークプラグ電極に固定するための耐磨耗性電極チップ部であって、前記チップ部は、
    約60重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウムと、
    約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウムと、
    0重量パーセントから約10重量パーセントのニッケルと、
    約3500ppmから約4500ppmのタンタルと、
    約100ppmから約200ppmのジルコニウムと、を有する、チップ部。
  17. スパークプラグ電極に固定するための耐磨耗性電極チップ部であって、前記チップ部は、
    約60重量パーセントから約70重量パーセントのイリジウムと、
    約30重量パーセントから約35重量パーセントのロジウムと、
    0重量パーセントから約10重量パーセントのニッケルと、
    約50ppmから約100ppmのセリウムと、を有する、チップ部。
  18. 請求項16に記載のチップ部であって、前記チップ部はリベット形状である、チップ部。
  19. 請求項16に記載のチップ部であって、前記チップ部は実質的に球形である、チップ部。
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