JP2011505247A - バラスト水を処理方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

バラスト水に関するIMO基準を満たすバラスト水の処理方法及び装置であって、バラスト水を収容及び排出する銅・ニッケル製のリアクタと、銅・ニッケルの存在下でバラスト水に紫外線を放射する紫外線源を含み、フリーラジカルを発生させ、バラスト水と共にリアクタに進入する生物及び微生物に殺生及び殺菌作用を及ぼす。
【選択図】図1

Description

本発明は、濾過、殺生及び殺菌作用によって固形粒子及び生物を除去し、商船に関して2004年の「船舶のバラスト水及び沈殿物の規制及び管理のための国際条約(the International Convention for the Control and Management of Ships´ Ballast Water and Sediments」(IMO条約)において規定されかつ国際海事機関によって実行されている基準を満たすためのバラスト水処理に関する。
上記条約は、環境、人間の健康、財産及び資源に損害を及ぼす有害な水生生物及び病原体の排出を規制するため、船舶からのバラスト水及び沈殿物の排出に関して基準及び規則を規定している。この条約は特に、生物多様性及び沿岸海洋生態系の保全及び持続可能な使用、並びに、これらの生態系、生息環境及び種に外来種がもたらす脅威に関する1992年の生物多様性条約の目的に留意しているものである。
規則D−2のバラスト水達成基準を含み、バラスト水処理に関した条約が定める基準は、以下の通りである。
1.この規則に従ってバラスト水管理を実施する船舶は、最小寸法50μm以上の生物については、1m3 当たり生存個体数10未満、また最小寸法10μm以上50μm未満の生物については1ml当たり生存個体数10未満の排出とし、指標微生物の排出については、第2項に記載の指定濃度を越えてはならない。
2.人間の健康基準としての指標微生物には、以下のものが含まれる。
1.産毒性コレラ菌(O1及O139):100ml当たり1コロニー形成単位(cfu)未満または動物プランクトンのサンプル1g(湿重量)当たり1cfu未満
2.大腸菌:100ml当たり250cfu未満
3.腸管腸球菌:100ml当たり100cfu未満
規則D−2(1)に記載の最小寸法50μm以上の生存生物は、40ミクロンの濾過スクリーンを備えた市販の濾過装置によって、バラスト水から1m当たり生存個体数10未満の水準にまで除去される。
市販の40ミクロンの濾過装置から排出されるバラスト水は、(i)最小寸法10μm以上50μm未満の生物を1ml当たり生存個体数10未満の水準にまで除去し、(ii)指標微生物を上記の規則D−2(2)に記載の水準にまで除去するために、更なる処理を必要とする。
水の浄化技術においては、生物及び微生物に対して紫外光が殺生及び殺菌作用を有することがよく知られていて、生物に対して所望の作用を得るためにオゾン、光触媒及びその他の物質と共に使用されることが多い。
特許文献1では、紫外線の照射によって、水中の物体への生物付着を防止する。海洋生物の付着は、水中の物体の特定の表面に紫外光を照射して、生物がこれらの表面に付着するのを防止し、除去前に生物を失神させまたは特定の表面または規定の体積にわたって生物を完全に駆除することによって回避される。特許文献1は、波長250±10nmを有し、少なくとも2フィートの距離での最低照射強度が20μW/cm2 の紫外光を使用している。慣用の紫外光源(水銀ランプ、水銀/キセノンランプ、キセノンランプ等)によって十分な紫外線出力が得られると判明している。
特許文献2は、流体の処理に関し、その酸化作用を目的としてオゾンを発生させている。周波数180nmの紫外線はオゾンを発生させることが知られていて、オゾンは、紫外線への曝露によって分解され、フリーラジカルが生成される。オゾン、酸素、ヒドロペルオキシド及び紫外線を組み合わせることによって、フリーラジカルが迅速かつ効率的に発生する。微生物は、オゾンとラジカルの酸化反応によって不活性化される。まず、ラジカルは生物の細胞膜を攻撃し、その後、細胞/ウィルス/胞子内の核物質を破壊する。
特許文献3は、装置内で半導体光触媒(特に、二酸化チタン)及び紫外線を使用して流体を浄化、消毒することに関し、この装置では、活性化のための紫外光を実用的な広さの表面積にわたって照射しながら、浄化対象である流体を半導体表面としっかりと接触させる。
特許文献4は、水の浄化及び様々な品の衛生化において使用される滅菌システムで、紫外線(UV)の利用が知られていると開示している。紫外線及び空気中の酸素から紫外線によって生成されるオゾンが細菌及び黴菌を殺す。紫外線(UV)をその他様々な用途に利用することも知られていて、光化学反応及び分子解離の促進を伴う用途も含まれる。このようなシステムで問題となるのが、十分な励起エネルギーを紫外線源に効率的に供給し、このエネルギーを処理対象となる物質や物体に効果的に伝達させるのは困難であるということである。従って、高エネルギーで高スループットの工業用のシステムを構築するのは困難である。このため、特許文献4は、紫外線電球、この紫外線電球を励起させるためのパルスマイクロ波エネルギー源、このパルスマイクロ波エネルギー源から発生したパルスマイクロ波エネルギーを紫外線電球に誘導するための光透過性導波管を備えた紫外光源を提供している。導波管は紫外線電球全体を取り囲む。一態様において、紫外光源の主波長は240nm〜310nm、特には254nmである。このような波長が滅菌、浄化または衛生化用途に特に有用であることが判明している。
従って、生物を殺すための紫外線照射は既に知られているとはいえ、それでもなお流体において所望の浄化作用を得るためには特定のシステムにおける紫外線の利用が必要である。
Titusの米国特許第5322569号 Soremarkの米国特許第6358478号 Carmignaniの米国特許第6092653号 Morazziの米国特許第7081636号
本出願人は、船舶のバラスト水の処理において生物及び微生物を減少させることについて特に言及し、紫外線を使用したバラスト水の処理方法及び装置を提供するものである。
本発明は、大きめの生物を濾過した後のバラスト水中に残っている生物及び微生物に、紫外光を利用した殺生及び殺菌作用を働かせることによって、規則D−2の基準を達成するバラスト水処理方法及び装置に関する。
本発明は、バラスト水を収容しかつバラスト水に含まれる生物相及び細菌に、紫外線を照射するための閉鎖リアクタを提供する。リアクタ内に延びる中圧紫外線源は、リアクタ内でバラスト水流に紫外線を滞留時間1秒未満で照射する。1つのリアクタを流れるバラスト水流量は約165m3 /時間であり、並流用に複数のリアクタを配置すると、商船またはその他の遠洋航海または沿岸航海船の全バラスト水容量に十分な総流量を達成することができる。
本発明のリアクタは、エンドキャップによって両端が閉鎖された反応チャンバを画成する略円筒形のシェルを備える。紫外線ランプを格納しかつエンドキャップのある両端で支持される石英管が、シェルチャンバ内で紫外線を放射するためにリアクタシェルの中心軸に沿って延びる。リアクタには更に、好ましくはシェルの両端でバラスト水を接線方向で流入及び流出させ、好ましくはシェルの両側にあるバラスト水流入パイプ及び流出パイプが取り付けられる。本発明の重要な態様において、リアクタシェルを銅・ニッケル合金で作製することによって、一貫し再現性のある殺生及び殺菌作用が得られることを発見した。
紫外線源と協働させた銅・ニッケル製のリアクタシェルが処理対象であるバラスト水中でフリーラジカルを発生することによって、生物及び微生物に対する強い殺生及び殺菌作用が得られる。ステンレススチール製のシェルを使用した同等のリアクタの試験では、銅・ニッケル製のシェルで得られた作用を得ることと規則D−2の基準を満たすことの両方に失敗し続けた。
本発明の目的は、規則D−2によって定められたIMO条約の基準を達成するため、バラスト水を処理するための方法及び装置を提供することである。
本発明は、銅・ニッケル製のリアクタシェル内で紫外光を利用してバラスト水に殺生及び殺菌作用を働かせるための方法及び装置を提供する。
また本発明は、船上でのバラスト水処理のための、1リアクタ当たり容量165m/時間を有するリアクタを提供し、また海洋船舶の全バラスト水容量の処理のために複数のリアクタを設置することを提供する。
本発明のその他の目的、利点及び好ましい構成は、以下に記載の好ましい実施形態または本発明を実際に使用することによって明らかとなる。
本発明の好ましい実施形態は、いかにして本発明を実施するかを当業者が速やかに理解できるように詳細に説明するために選択されたものであり、添付の図面に示されている。
本発明によるリアクタ装置の概略側面図 処理対象であるバラスト水の全容量に対応するに当たり、複数のリアクタを並行利用するためのマニホルドの一部として図1の装置を示した説明図
図において、本発明の装置10は、バラスト水を収容し処理するための反応チャンバ12dを画成するエンドキャップ12b〜cが取り付けられた円筒形のシェル12aの好ましい形態のリアクタ12を備える。流入及び流出接続パイプ14a〜bは、リアクタ内外にバラスト水を接線方向で流すために、リアクタ本体の両端に、好ましくはシェルの両側に90度で取り付けられている。リアクタの動作圧力は10〜15barであり、リアクタ内の圧力降下は60mbar未満である。リアクタ内を流れるバラスト水の船上での圧力は約2barである。リアクタは水平に設置するように設計されていて、直径150mm〜300mm、エンドキャップによって支持される取り付け部材を含めた長さ約1700mm(1.7メートル)を有する。
中圧紫外線ランプ16は石英管18に嵌入され、またリアクタで処理するバラスト水に取り込まれた生物及び微生物に殺生及び殺菌作用を働かせることを目的として紫外線を放射するために、端部取り付け部材20aから端部取り付け部材20bまでリアクタの中心軸に沿って延びている。ランプは35kWに定格され、254nmの紫外線を22%の効率(すなわち、100kWの電源入力当たり22kWの紫外線を発生する)で放射する。紫外線ランプの通常の電源入力は35kWである。
石英管18は光透過性であり、端部取り付け部材から端部取り付け部材へとリアクタの中心軸に沿って延び、試験圧力15barをとり、船舶の揺れや振動にも耐える。紫外線ランプはオゾン、その他のオキシダントまたは化学物質を発生しない。
バラスト水処理施設の検定試験のためのIMOが指定する試験用水は、典型的には、T1で紫外線透過率40%(すなわち、1cm)または吸光率0.4Abs/cmを有する。この極めて低水質の試験用水を使用したIMOの検定試験に供された本発明のバラスト水処理装置は、所望の殺生及び殺菌作用を有していた。
リアクタ1台当たりに必要な電源入力は、80Aで400v、3位相、38kWであり、電力盤及び制御盤(図示せず)から、ランプケーブル19を通して、エンドキャップフランジに取り付けられた接続箱21a〜bを経由して紫外線ランプに供給される。電力盤は入力電力を紫外線ランプが必要とする電力に変換し、ランプのバランスのとれた燃焼を維持して最大UVC出力を得る。電源の入力電圧は、各船舶の運転電気系統によって決定され、典型的には400vであり、本発明は、380v〜440vの電圧定格を有する船舶運転電気系統と共に使用され得る。
本発明の重要な態様において、出願人は、銅・ニッケル合金、具体的には銅・ニッケル90/10合金でリアクタシェル12を作製することによって、予想外で、一貫し再現性のある殺生及び殺菌作用が得られることを見出した。所定の紫外線ランプを直径200mmのステンレススチール製のリアクタシェル内で使用して行なった性能試験では、規則D−2で定められた基準が満たされなかった。所定の紫外線ランプを直径300mmの90/10銅・ニッケル製のリアクタシェル内で使用して行なった性能試験では、直径200mmのステンレススチール製のシェルで得られたものより優れた殺生及び殺菌作用が得られた。同一のランプを直径150mmの90/10銅・ニッケル製のシェルと共に使用した性能試験では、生物及び微生物の両方に関して規則D−2の基準を満たす試験結果が得られた。
上述したように、紫外線源によってオゾンは発生しない。このため、出願人は、銅・ニッケル製のリアクタシェルは触媒として紫外線源と協働して作用することによってフリーラジカル(及び/または銅イオン)を、処理対象であるバラスト水中で発生させ、強い殺生及び殺菌作用を生物及び微生物に及ぼすものと考えている。銅の毒性のかなりの部分が、酸化状態を変化させる際に単一電子を受容及び供与するその能力からくるものであることが知られている。銅のこの能力によって、ヒドロキシルラジカル等の極めて反応性の高いラジカルイオンの生成が触媒される。1893年、スイスのK.W.Nageliは、金属イオンが生細胞、藻類、カビ、胞子、真菌、ウィルス及び微生物に対して、たとえ低濃度であっても毒性作用を及ぼすことを発見した。この抗菌作用は、水銀、銀、銅、鉄、鉛、亜鉛、ビスマス、金、アルミニウム及びその他の金属のイオンによって示される。出願人は、ヒドロキシルラジカルが、銅・ニッケルの存在下で紫外線によって発生し、極めて短命であり、またバラスト水中に存在する生物及び微生物に対して極めて厳しいものであると考えている。
IMOの規格に従った試験を、254nmの紫外線を放射する紫外線ランプを備えた銅・ニッケル製のシェルから作製される本発明のリアクタについて行なった。試験用の流入水の塩分は中程度であり、流入水中には、50μmより大きい捕獲された生物及び養殖された種の群、10〜50μmの生物の群及びヘテロトロピックな細菌を、全て以下の表1の量で放った。
Figure 2011505247
IMOの規格を満たす流入水では、濾過を含むバラスト水処理に供された後、最小寸法が50μmより大きい生存生物の数が105 〜106 から1m3 当たり生存個体数10未満にまで減少し、5日間の貯蔵後でもその減少した水準を維持する。上述したように、これらの生物は、大部分が40μmのフィルタスクリーン装置によって除去される。それでも40μmのフィルタスクリーンを通過するこの分類群サイズの生物は、上述のようにして1m3 当たり生存個体数10未満にまで減少させられる。
IMOの規格を満たす流入水では、バラスト水処理に供された後、最小寸法が10〜50μmの生存生物の数が103 〜104 /mlから生存個体数10未満/m3 にまで減少し、5日間の貯蔵後でもその減少した水準を維持する。
IMOの規格では、従属栄養細菌の数が10μlから1コロニー形成単位未満/100mlにまで減少し、5日間の貯蔵後でもその減少した水準を維持する。
表2は、バラスト水を処理するための本発明のリアクタ内に導入された流入試験用水中の規定の試験生物群内の開始時生物内容を示す。
Figure 2011505247
表3は、処理直後及び5日間の貯蔵後の処理済み試験用水及び対照用水中の最小直径が50μm以上の生存生物に関して、規則D−2の要求水準が満たされたことを示す。
Figure 2011505247
表4は、処理直後及び5日間の貯蔵後の処理済み試験用水及び対照用水中の最小寸法が10〜50μmの生存生物に関して、規則D−2の要求水準が満たされたことを示す。
Figure 2011505247
表5は、試験サイクル1及び2についての処理直後及び5日間の貯蔵後の流入水、処理済み試験用水、対照用水中の培養可能な従属栄養細菌、大腸菌型細菌、大腸菌、ビブリオ種、腸球菌及び腸管腸球菌を示し、要求水準が満たされたことを示唆している。
Figure 2011505247
表5で示されるように、試験1及び試験2の結果について、
(i)処理済みの水の中のヘテロトロピックな細菌は、試験1後に1.4±0.7x104 コロニー形成単位/ml(cfu/ml)に、試験2後に1.1±0.5x103 cfu/mlに減少し、
(ii)処理済みの水の中のコレラ菌は試験1後に0cfu/100ml、試験1及び2後に1.1±0.5x103 cfu/mlに減少し、規則D−2の1cfu未満/100mlの要件を満たし、
(iii)処理済みの水の中の大腸菌は試験1及び2後に0cfu/100mlに減少し、規則D−2の250cfu未満/100mlの要件を満たし、
(iv)処理済みの水の中の大腸菌型細菌は、試験1後に30±4cfu/100mlに、試験2後に1±1cfu/100mlに低下し、規則D−2の100cfu未満/100mlの要件を満たした。
船舶への設置において、図2に示されるように、本発明のリアクタ10には、流入水流22及び排出水流24のためのバラスト水ライン間で並行して動作する複数のユニット10nを設置してもよい。1つのリアクタは、約165m3 /時間でバラスト水を処理し、複数のリアクタを設置することにより、船舶の全バラスト水容量を処理してもよい。リアクタを90/10銅・ニッケル、70/30銅・ニッケル、同じくその他のグレードの市販の銅・ニッケルから作製してもよい。
本発明において、バラスト水を処理するための方法は、
(a)生物及び微生物を含有するバラスト水の連続流を収容及び排出するための閉鎖チャンバを構築し、
(b)バラスト水流を銅・ニッケルに曝露し、バラスト水流を254nmの紫外線に曝露して、バラスト水中の生物及び微生物に殺生及び殺菌作用を働かせることによって、
(i)排出水中の生物を、最小寸法が50μm以上の生物に関しては生存個体数10未満/m3 、最小寸法が10μmより大きく50μm未満の生物に関しては生存個体数10未満/mにまで減少させ、
(ii)指標微生物に関しては、
1. 産毒性コレラ菌(O1及びO139)が100ml当たり1コロニー形成単位(cfu)未満または動物プランクトンのサンプル1g(湿重量)当たり1cfu未満、
2. 大腸菌が250cfu未満/100ml、
3. 腸管腸球菌100cfu未満/100ml
を越えないように減少させる工程を含む。
本発明の趣旨を具体化した機器配列には様々な変更を加えてもよい。上記の実施形態は説明のためのものであって、発明を限定することを意図したものではなく、本発明の範囲は請求項によって特定される。

Claims (16)

  1. バラスト水を処理する方法であって、
    (a)閉鎖チャンバを構築し、
    (b)生物及び微生物を含有するバラスト水の連続流に、そのチャンバを通過させ、
    (c)そのバラスト水流を、銅・ニッケルに曝露し、
    (d)銅・ニッケルの存在下でそのバラスト水流を254nmの紫外線に曝露して、バラスト水中の生物及び微生物に殺生及び殺菌作用を働かせることによって、
    (i)排出水中の生物を、最小寸法が50μm以上の生物に関しては生存個体数10未満/m3 、最小寸法が10μmより大きく50μm未満の生物に関しては生存個体数10未満/m3 にまで減少させ、
    (ii)指標微生物に関しては、
    1.産毒性コレラ菌(O1及びO139)を100ml当たり1コロニー形成単位(cfu)未満、または、動物プランクトンのサンプル1g(湿重量)当たり1cfu未満、
    2.大腸菌を100ml当たり250cfu未満、
    3.腸管腸球菌を100ml当たり100cfu未満、にまで減少させる工程を含む
    ことを特徴とするバラスト水処理方法。
  2. バラスト水流にチャンバを通過させる前に、バラスト水を濾過することによって、最小寸法が50μm以上の生物を除去する工程を含む
    請求項1に記載のバラスト水処理方法。
  3. バラスト水を処理する装置であって、
    銅・ニッケル製の閉鎖水密リアクタと、そのリアクタ内外にバラスト水を流入及び排出させる手段と、リアクタ内に延びリアクタ内を流れるバラスト水に紫外線を照射する紫外線ランプと、リアクタ内で紫外線を放射させるランプの電源とを備え、
    銅・ニッケルの存在下でフリーラジカルを発生させ、リアクタ内に進入するバラスト水中の生物及び微生物の数がIMO条約の規則D−2のバラスト水達成基準によって規定された水準にまで減少させる
    ことを特徴とするバラスト水処理装置。
  4. バラスト水を処理する装置であって、
    水密なリアクタチャンバを画成し、端部が閉鎖された中空シリンダの形態の銅・ニッケル製リアクタと、そのリアクタ内外にバラスト水を流入及び排出させる手段と、リアクタチャンバ内に延びバラスト水中に紫外線Cを放射する中圧紫外線ランプと、そのランプを活性化させて銅・ニッケルの存在下で紫外線を放射させる電源とを備え、
    バラスト水と共にリアクタ内に進入する生物及び微生物に対する殺生及び殺菌作用を有するフリーラジカルを発生させる
    ことを特徴とするバラスト水処理装置。
  5. 生物及び微生物が、IMO条約の規則D−2のバラスト水達成基準によって規定された水準にまで減少可能である
    請求項4に記載のバラスト水処理装置。
  6. バラスト水を処理する装置であって、
    中空シリンダの形態のリアクタと、縦軸を有する水密リアクタチャンバを画成し、シリンダを閉鎖するエンドキャップとを備え、
    そのリアクタは、銅・ニッケル製で試験圧力15barを有し、リアクタ内外にバラスト水を流入及び排出させるため、リアクタの両端に位置決め手段を有し、
    各エンドキャップは、その軸に沿って延びかつリアクタチャンバ内に延び、紫外線Cをバラスト水中に放射する中圧紫外線ランプを格納する光透過性の石英管の端部を支持する取り付け部材を有し、エンドキャップ取り付け部材と協働しランプを活性化させて銅・ニッケルの存在下で紫外線を放射させる電源とを有し、
    バラスト水と共にリアクタ内に進入する生物及び微生物に対する殺生及び殺菌作用を有するフリーラジカルを発生させて、生物及び微生物の数がIMO条約の規則D−2のバラスト水達成基準によって規定された水準にまで減少可能である
    ことを特徴とするバラスト水処理装置。
  7. 電源が、380〜440v、3位相、38kW及び80Aで電力を供給し、紫外線源が254nmで紫外線を放射する
    請求項6に記載のバラスト水処理装置。
  8. シリンダが、直径150mm及び長さ約1700mmである
    請求項6に記載のバラスト水処理装置。
  9. シリンダが、直径200mm及び長さ約1700mmである
    請求項6に記載のバラスト水処理装置。
  10. シリンダが、直径300mm及び長さ約1700mmである
    請求項6に記載のバラスト水処理装置。
  11. リアクタが、90/10銅・ニッケル製である
    請求項6に記載のバラスト水処理装置。
  12. リアクタが、70/30銅・ニッケル作製である
    請求項6に記載のバラスト水処理装置。
  13. バラスト水が、リアクタにおいて滞留時間0.4秒を有する
    請求項6に記載のバラスト水処理装置。
  14. リアクタへの進入に先立ってバラスト水から生物を除去するための40ミクロンのフィルタを有する
    請求項6に記載のバラスト水処理装置。
  15. バラスト水流体積330m3 /時間から最高で船舶の全バラスト水容量を処理するために、バラスト水流入ラインと排出ラインとの間に平行に複数配置された
    請求項6に記載のバラスト水処理装置。
  16. バラスト水流体積330〜1650m3 /時間を処理するために、バラスト水流入ラインと排出ラインとの間に平行に複数配置された
    請求項6に記載のバラスト水処理装置。
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