JP2011505170A - 歯科用リテーナー - Google Patents

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イン,カレン テオチェ
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Abstract

本発明は、適切な位置において使用者の歯の保持のための使用に適した、歯科用リテーナー(100)を提供しており、使用者の歯列の唇側への当接に適した湾曲した唇状弓形部材(110)を歯科用リテーナー(100)は備え、弓形部材(110)は、熱可塑性プラスチック材等の強化繊維マトリックスから成る。弓形部材(110)は、使用において第1の端部(112a)から第2の端部(112b)まで、使用者の口の小臼歯から向かい側の小臼歯まで使用者の歯の唇側に沿い延在するように形成されている。これらの前方端部(124a及びb)のそれぞれにて、唇状弓形部材の端部(112a及びb)と接続する一対の支持部材(120)を、歯科用リテーナー(100)は備える。好適には、支持部材(120)は、取り外し自在に唇側弓形部材(110)にコネクター(130)により接続される。使用上、アダムスの留め金(142)、ベースプレート(144)に接続されたクロスオーバー部材(146)、又は使用者の後側臼歯周囲でベースプレート(144)までの延在に適した輪部材(148)、搭載器具により、使用者の歯に弓形部材(110)、及び支持部材(120)が装着される。更に、使用者の犬歯に対し歯科用リテーナーを安定化するため、犬歯安定化構造部(150)を歯科用リテーナー(100)は含む。

Description

本発明は歯科用リテーナーに関する。より詳細には、但し限定するものではないが、本発明は複合材料の技術を利用した歯科用リテーナーに関するものであり、これは、予め矯正された歯が修正位置となるよう促進し、及び/又は予め矯正された歯を修正位置に保持するために使用者の口腔での使用に適するものである。
歯科用リテーナーは歯科の分野で広く知られている。歯科用リテーナーは使用者の口腔で装着され、且つ前処置により歯が矯正された後に矯正された状態で歯を保持する器具である。典型的なリテーナーのデザインは、“ホーリー”のデザインである。これは典型的に湾曲形状で作られた硬い金属ワイヤを備え、矯正された歯、特に切歯の列の前方又は唇側との接触が保たれている。この種の湾曲は唇状弓形部材と呼ばれる。当該唇状弓形部材は歯の前方を保持をしている。これは所望されない歯の動きを妨げ、且つ矯正状態から所望されない歯の変位がなされたことに応答して、歯に力を印加させる。また唇状は、その両端部において横断方向の輪部を備え、該輪部は、弓形部材から伝達される力を調整することができる。最終の位置に歯を安定させる際、横断方向の輪部による唇状弓形部材の調整が必要となる。
直接的又は間接的に硬いベースプレートに唇状弓形部材は取り付けられ、歯の舌側の口蓋部、及び/又は口腔底部での使用のために配置される。通常、メチルメタクリル樹脂等の透明な熱硬化性のプラスチック材にてベースプレートは形成される。唇状弓形部材は、通常、1つ以上の下記の接続方法により定位置にて保持される。
(a)犬歯と第1小臼歯の間の隙間において、歯の唇側から舌側のベースプレートまで延在する金属ワイヤの“クロスオーバー”部材による
(b)唇状弓形部材を“アダムズの留め金”(通常臼歯へしっかりと当接し、後方の保持のために通常使用される輪部形状の留め金)へのロウ付け、又はハンダ付けによる
(c)最奥の臼歯側の末端部周囲における唇状弓形部材の包み込み、及びベースプレートの後方域へのそれの直接接続による
唇状弓形部材へ一般に使用される材料には、現在、幾つかの付随した問題がある。最も一般に使用される材料はステンレス鋼である。高い耐変形性や高い弾性の好都合な特徴を有するため、ステンレス鋼は一般に使用される。しかしながら、この種のステンレス鋼ワイヤは高い剛性を示すため、結果として歯へ相対的に強い力が印加され、これにより、歯根で有害な影響が発生することもある。この強い力の影響により歯根は削られ、そして弱められてしまう。その上また、硬いステンレス鋼ワイヤは、歯のエナメルの摩耗原因であることも知られている。
ステンレス鋼の使用に関連した更なる問題は、ステンレス鋼の乏しい美的性質により、患者の応諾に対しネガティブな影響を有することもある。患者が、必要時にこれらのリテーナーを使用しないことにより、結果として、矯正された歯のズレが生じてしまう。当該ズレが生じた場合、非常に長い時間により、歯が再び矯正されることとなる。
代替の解決案が提案され、これまでのホーリーのリテーナーの美的価値が改善された。これらには、熱可塑性プラスチックフィラメントや平坦化したタブの採用も含まれ、ステンレスの唇状弓形部材に置き換えている。しかしながら、熱可塑性プラスチックの唇状弓形部材の使用は、他に固有な不都合がある。調整を行う前、軟化させるため、熱可塑性プラスチック材に高い温度まで熱を与える必要がある。そのうえ、ステンレス鋼と同等な弾力性が熱可塑性プラスチック材には無い。熱可塑性プラスチックの繰返しの調整により唇状弓形部材が跳ね上がり状態となる可能性があり、実施可能な調整回数は限られてしまう。更に、熱可塑性プラスチック材の剛性を増す唯一の方法は、厚い唇状弓形部材を作るために厚い幅まで材料を積み重ねることであり、患者が不快な気持ちになる。代替的な歯科用リテーナーの形態を示した他の公報として、特許文献1、特許文献2、特許文献3、及び特許文献4がある。しかしながら、高い美的な品質、柔軟性、耐破損性などの複合的な問題を解決し、そして種々の処置段階において容易に修正できるような解決策は無い。
他の提案された解決策は、美的に関する代替提案であり、半透明又は透明なプラスチックトレイの紹介であった。これらは本質的に、石膏型から形成されたトレイであり、歯全体の一組の周りに密接に当接するものである。しかし、この種のトレイは全ての状況下で使用することは出来ない。特に、この種のトレイは歯列弓を広げ、高い調整度が必要なる人や口腔衛生が悪い人に対しては適さない。仮に患者が歯肉炎を患っている場合、歯肉が膨張され、その種のトレイが処方できないケースでは、当該トレイの使用は中断する必要がある。フルーツジュース、炭酸飲料等の一般の食品で見られる酸の保有は、酸の浸出による歯質脱灰の原因となることもある。
PCT特許出願の特許文献9では、強化繊維合成物を歯科矯正の器具に使用することが開示されている。この様な強化繊維合成物により、特に上記で述べたステンレス鋼や熱可塑性プラスチックの不都合を克服する材料特性が提供されている。しかし、この様な強化繊維合成物にはまた、治療と同時に調整し難いという不都合性がある。その他の歯科矯正の器具が合成材料技術の一部として提案されている。特に、特許文献10、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8の全てにおいて、この様な器具が開示されている。特に、この様な強化繊維合成材の使用は、剛性に関係なく、優れた美的品質と高い弾性を可能とする。この種の強化繊維合成材の使用に関連した問題は、これらが永久的に設置され又は矯正されてしまうことであり、更に歯科用リテーナーとして多様な処置場面でこれらの変更や補完が不可能な点である。
本明細書において、特許明細書や他の書面を含めて外部の情報ソースに言及がなされている場合には、これは、概して、本発明の特徴を議論するための状況を提供する目的のためである。他に特段の記載がない場合には、そのような情報のソースは、当該分野における一般的な知識を構成するものであること又は従来技術であるということを認めるものとして、そのような情報ソースに対する言及を司法において解釈されるべきではない。
以上の不都合性を克服し、又は少なくとも部分的な改善を提供し、もしくは少なくとも公衆に対し有用な選択内容の提供が本発明の目的である。
米国特許第6,332,774号明細書 米国特許第5,271,733号明細書 米国特許第5,376,001号明細書 米国特許第5,607,300号明細書 欧州特許第0230394 B1号明細書 米国特許第5,759,029号明細書 米国特許第5,869,178号明細書 米国特許第4,894,012号明細書 国際特許出願第WO2004/111112号明細書 国際特許出願第WO03/092987 A2号明細書
本発明は、第1の態様として、使用者の歯を適切な位置で保持するための使用に適した歯科用リテーナーにかかり、当該歯科用リテーナーは、使用者の歯列の唇側周囲での取り付けに適し、湾曲していて、強化繊維及びポリマーマトリックスを備えた唇状弓形部材と、前方−後方の形態で使用者の歯に沿って使用の際の配置に適した少なくとも1つの細長い支持部材とを備え、支持部材がその前方端部で弓形部材の端部と接続している。
好適には、強化繊維が、ガラス繊維の様なセラミック繊維、又はポリエチレン、ポリプロピレン、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、ナイロ等のポリマー繊維である。
好適には、ポリマーマトリックスが歯科矯正の適用にふさわしい高品質な美的性質を有する。
好適には、歯科用リテーナーは、各前方端部に対して対向する弓形部材の端部に接続する一対の支持部材を備える。
好適には、支持部材は取外し自在な態様で弓形部材に接続される。
好適には、弓形部材は、使用者の口腔の少なくとも小臼歯の唇側から反対側の小臼歯の唇側に作動可能に延在するように構成されている。
好適には、支持部材が唇状弓形部材に対しコネクターにより取外し自在な態様で接続可能とされている。
好適には、支持部材が繊条である。
好適には、支持部材が円形断面である。
好適には、ステンレス鋼、チタン、チタン合金、もしくは歯科矯正にて一般に使用されている他の材料等の、剛性が有り、可撓性のある材料から支持部材が形成される。
好適には、使用者の口腔内における歯の動きに合わせた調整が可能となるように支持部材を形成することができる。
好適には、弓形部材の張力と位置を利便に調節するため、支持部材が横(横断)方向の輪部を画成する。
好適には、コネクターが、弓形部材の端部を一端部で受け、且つ支持部材の前方端部を他の端部で受けるスリーブ部材である。
代替的には、コネクターが差込み部やソケット形状部である。
好適には、化学的、機械的、熱的等の適切な手段によって、ソケット形状部に差込み部が取り外し自在に固定されている。
好適には、接着、圧着、溶解、熱収縮等の適切な手段によって、差込み部が取り外し自在にソケット形状部に固定されている。
好適には、支持部材や弓形部材から選択された少なくとも一方の端部、又は両方の端部が差込み部として機能し、対向する弓形部材や支持部材がそれぞれソケット形状部を有する。
好適には、化学的、機械的、熱的等の適切な手段によって、支持部材の前方端部や弓形部材の端部、又はその両端部へソケット形状部が固定される。
好適には、接着、圧着、溶解、熱収縮等の適切な手段によって、支持部材の前方端部や該弓形部材の端部、もしくはその両端部へソケット形状部が固定される。
代替的には、コネクターが、支持部材の前方端部と弓形部材の端部の両方を受けるのに適したダブルソケット形状部である。
代替的には、コネクター部材は、化学的、機械的、熱的等の適切な手段によって、各端部に支持部材の前方端部や弓形部材の端部を受けるための複数のタブを有する間抜きスリーブ含む。
好適には、化学的、機械的、熱的等の適切な手段によって、支持部材の前方端部や弓形部材の端部、もしくはその両端部へソケット形状部が固定される。
好適には、接着、圧着、溶解、熱収縮等の適切な手段によって、支持部材の前方端部や弓形部材の端部、もしくはその両端部へソケット形状部が固定される。
好適には、コネクターが熱可塑性プラスチックから形成される。
好適には、支持部材の前方端部や弓形部材端部の周囲で、化学的、機械的、熱的等の適切な手段によって接続されることにより、コネクターは、支持部材や唇状弓形部材から選択された少なくとも一方の端部に固定される。
好適には、コネクターが金属から形成される。
好適には、コネクターがステンレス鋼から形成される。
好適には、化学的、機械的、熱的等の適切な手段によって接続されることにより、コネクターは、支持部材の前方端部や弓形部材の端部から選択された少なくとも1つの端部に固定される。
好適には、接着、圧着、溶解、熱収縮等の適切な手段によって、コネクターは、支持部材の前方端部や弓形部材の端部から選択された少なくとも1つの端部に固定される。
好適には、コネクターが伸張可能な材料から形成される。
好適には、コネクターは、支持部材の前方端部や弓形部材の端部の周囲で伸張することにより、支持部材の該前方端部や該弓形部材の端部から選択された少なくとも一方の端部に固定される。
好適には、化学的、機械的、熱的等の適切な手段によって接続されることにより、ソケット形状部は、支持部材の前方端部や弓形部材の端部、もしくはその両端部に固定される。
代替的には、ソケット形状部は、支持部材の前方端部又は弓形部材の端部において一体的に形成することができる。
好適には、ソケット形状部がステンレス鋼から形成される。
代替的には、コネクターが差込みピン式止め形態である。
代替的には、コネクターがネジ式固定形態である。
好適には、歯科用リテーナーが少なくとも1つの装着具を含み、当該装着具は支持部材に取り付けられ、使用の際に弓形部材及び支持部材をユーザーの歯に装着させる。
好適には、少なくとも1つの歯をきちんとまたぐことに適したアダムスの留め金器具を装着具が備える。
好適には、使用者の歯の舌側の使用の際の位置へ配置且つ調整されたベースプレート、及び2つの歯の間の隙間をまたぐために配置されたクロスオーバー部材を装着具が備え、少なくとも一つの支持部材とベースプレートの間で当該クロスオーバー部材が接続される。
好適には支持部材とベースプレートの間に接続された複数のクロスオーバー部材を装着具が備える。
好適には、ステンレス鋼、チタン、チタン合金、もしくは歯科矯正にて一般に使用されている材料から作られたワイヤからクロスオーバー部材は形成される。
好適には、使用者の歯の舌側の使用の際の位置へ形成且つ調整されたベースプレート、及び使用者の最終歯の背後で輪を作り、且つ当該ベースプレートへ接続される輪部材を、装着具が備える。
好適には、クロスオーバー部材、及び/又は輪部材が、ベースプレートと一体的に形成されている。
好適には、ベースプレート、クロスオーバー部材、輪部、アダムスの留め金、もしくはこれらの組合せより選ばれた1つ以上を装着具が含む。
好適には、装着具が、ロウ付けにより支持部材と接続される。
好適には、装着具が、ハンダ付けにより支持部材と接続される。
好適には、歯科用リテーナーが犬歯安定化構造部を更に備える。
好適には、犬歯安定化構造部が輪部又はタブを備える。
好適には、使用者の口腔で犬歯安定化構造部が使用される際、それは少なくとも1つの犬歯と整合するように構成される、そして犬歯安定化構造部は犬歯に支持を提供するのに適し、犬歯の位置に影響を及ぼすことなく、1つ以上の選択された切歯、小臼歯、及び臼歯に力が印加されることを許容している。
好適には、犬歯安定化構造部がロウ付けにより支持部材と接続される。
好適には、犬歯安定化構造部がハンダ付けにより支持部材と接続される。
代替的には、犬歯安定化構造部が弓形部材と接続される。
好適には、犬歯安定化構造部が弓形部材と一体的に形成される。
代替的には、犬歯安定化構造部が弓形部材に成形される。
好適には、犬歯安定化構造部が高美的品質材料から形成され、歯の前にて犬歯安定化構造部の存在を隠すのに適する。
好適には、コーティングされたステンレス鋼ワイヤ、チタンワイヤ、チタン合金ワイヤ、もしくは歯科矯正にて一般に使用されている材料のワイヤを犬歯安定化構造部が備える。
好適には、犬歯安定化構造部が、ポリマーマトリックスや強化繊維ポリマー合成物から形成される。
好適には、犬歯安定化構造部が、熱可塑性プラスチック材やアクリルから形成される。
好適には、弓形部材が、(弓形部材は平坦とすることものできるが)0.3mmから1.5mmの直径域を伴う円形断面を有するワイヤである。
好適には、強化繊維が、30%から80%の体積分率域でポリマーマトリックスに一様に分布されている。
好適には、弓形部材が、500MPaから2500MPaの範囲の剛性値を有する。
その他の態様として、本発明は、幅広く捉えれば、使用者の歯列の唇側の周囲での取り付けに適した細長い唇状弓形複合部材から成り、該弓形部材は、支持部材を弓形部材に接続するために、少なくとも1つの端部に配置されているコネクターを含む。
好適には、弓形部材は、各端部に支持部材との接続のためのコネクターを備える。
好適には、コネクターは、弓形部材を支持部材に取外し自在な態様で接続する。
本発明は、その他の態様において、使用者の歯を適切な位置に保持するための使用に適した歯科用リテーナーから成り、歯科用リテーナーは、使用者の歯列の唇側周りの取り付けに適し湾曲していて、強化繊維及びポリマーマトリックスから成る細長い唇状弓形部材と、使用者の歯に沿って前方から後方への位置あわせにおいて使用の際の配置に適した細長い支持部材とを備え、該支持部材は、その前方端部に対して対向する弓形部材の端部に接続され、歯科用リテーナーは、弓形部材と支持部材を使用者の歯に使用の際に装着するための装着具を備えている。
好適には、更に、歯科用リテーナーが使用者の口腔で使用される際、少なくとも1つの犬歯と整合をするため犬歯安定化構造部を歯科用リテーナーが備え、そして、これは犬歯の位置の影響に関係なく、犬歯より前の歯に力を印加することができる。
本発明は、その他の態様において、歯科用リテーナーの組立て用のキットから成り、該キットは、使用者の歯列の唇側周りでの取り付けに適する、湾曲した細長い唇状弓形部材を備え、該弓形部材は、強化繊維及びポリマーマトリックスから成り、また、該キットは、使用者の歯に沿って前方から後方への位置あわせにおいて使用の際の配置に適した細長い一対の支持部材と、少なくとも一対のコネクターとを備え、支持部材は、コネクターにより、その端部に対して対向する弓形部材の端部に接続可能である。
好適には、支持部材は、その前方端部に対して対向する弓形部材の端部にコネクターによって取り外し自在に接続できる。
好適には、該キットは、更に、弓形部材と支持部材を使用者の歯へ使用上装着するための装着具を備える。
好適には、装着具が支持部材に接続可能である。
好適には、装着具が弓形部材に接続可能である。
好適には、キットは、使用者の口腔にて歯科用リテーナーが使用される際、少なくとも1つの犬歯と整合するように構成されている犬歯安定化構造部を更に備え、これにより、犬歯の位置に影響なく、犬歯より前の歯に力を印加することができる。
本明細書の目的のために、用語“ポリマー”は、唇状弓形部材によって必要とされる成形性並びに可撓性を提供する全てのポリマー材を含むように定義されており、具体的には、熱可塑性プラスチック材と熱硬化性材を含むものである。
本明細書の目的のために、用語“繊維”は、無機化学材料、天然材料、合成材料から成るグループから選択される、繊維の編み糸、組み糸、粗紡糸、もしくは連続的な他の強化形態の全てを含むように定義される。
対応する図面を参照し、例示内容とする以下の記述により、本発明の他の態様が明確になる。
使用される“及び/又は”は、“及び”の意、“又は”の意、そしてその両者の意味をなす。
本明細書(及び特許請求の範囲)で使用される“備える”の用語は、“少なくともその一部から成る”と言う意味をなす。この用語や、各内容においてこの用語により始められた機能を含んだ本明細書(および特許請求の範囲)の内容が解釈される際、全ての現在時制の理解が必要であり、また他の機能が存在することの理解も必要である。“備える”や“備えられた”の等の関連用語は、同様に解釈される。
仮に、前後の内容から引用される全ての応用、特許、および発行物の全ての開示があった場合、参照と考えられる。
特許請求の範囲により定められた本発明の範囲を逸脱せずに、本発明に関連する当業者は、構造に関する多様な変化、広い様態の変更、および発明の応用を提案するであろう。ここの開示内容、及び記述内容は純粋に例示目的であり、いかなる限定を目的としたものではない。
現に、参照図面と共に例示目的のみで本発明は記述されている。
コネクター、及びアダムスの留め金に差込み部やソケット形状部を有する歯科用リテーナー コネクター、及び患者の最終臼歯の背後にてベースプレートまで引き延ばした輪部に差込み部やソケット形状部を有する歯科用リテーナー コネクター、及びベースプレートに接続されたクロスオーバー部材に差込み部やソケット形状部を有する歯科用リテーナー コネクター、及びアダムスの留め金に間抜きスリーブを有する歯科用リテーナー コネクター、及び患者の後方臼歯の背後にてベースプレートまで引き延ばした輪部に間抜きスリーブを有する歯科用リテーナー コネクター、及びベースプレートに接続されたクロスオーバー部材に間抜きスリーブを有する歯科用リテーナー コネクターにスリーブを有する歯科用リテーナー コネクター、及び患者の後方臼歯の背後にてベースプレートまで引き延ばした輪部にスリーブを有する歯科用リテーナー コネクター、及びベースプレートに接続されたクロスオーバー部材にスリーブを有する歯科用リテーナー コネクター、及びアダムスの留め金にネジ込み式固定形態を有する歯科用リテーナー コネクター、及び患者の後方臼歯の背後にてベースプレートまで引き延ばした輪部にネジ込み固定を有する歯科用リテーナー コネクター、及びベースプレートに接続されたクロスオーバー部材にネジ込み式固定形態を有する歯科用リテーナー コネクター、及びアダムスの留め金に差込みピン式固定を有する歯科用リテーナー コネクター、及び患者の後方臼歯の背後にてベースプレートまで引き延ばした輪部に差込みピン式固定を有する歯科用リテーナー コネクター、及びベースプレートに接続されたクロスオーバー部材に差込みピン式固定を有する歯科用リテーナー 輪状の犬歯安定化構造部、及びアダムスの留め金を有する歯科用リテーナー 輪状の犬歯安定化構造部、及びベースプレートに接続されたクロスオーバー部材を有する歯科用リテーナー S型タブタイプの犬歯安定化構造部、及びアダムスの留め金を有する歯科用リテーナー S型タブタイプの犬歯安定化構造部、及びベースプレートに接続されたクロスオーバー部材を有する歯科用リテーナー 唇状弓形部材、及び強化繊維且つ基を示した弓形部材の断面拡大図
図面を参照し、本発明によって歯科用リテーナーは、概して、数字の100により示される。
ここで述べられている1つの態様として、歯科用リテーナー100が提供されていて、これは使用者の歯を適切な位置に保持するための使用に適し、使用者の歯列の唇側への当接に適した湾曲した唇状弓形部材110を、当該歯科用リテーナー100は備え、図20で示され且つここで参照される特許出願文献1にて開示されている強化繊維115とポリマーマトリックス117を弓形部材110は備える。弓形部材110は、その断面において平坦な形状とすることができるが、弓形部材110は円形断面とされており、且つ、使用者の口腔の少なくとも一方の小臼歯から逆側の小臼歯までの歯の唇側に沿って第1の端部112aから第2の端部112bに作動可能に延在するような形態とされサイズ決めされている。弓形部材110は、使用者の歯に対し目立たない点において高い美的価値がある。しかしながら、使用者が所望する場合には、必ずしもこのようにする必要はなく、視覚的な効果のために色を付加するようにしてもよい。好適な実施例においては、弓形部材110は、円形断面(平坦とすることも可能であるが)であって、その直径域が0.3mmから1.5mmのワイヤから成る。さらに、好適な実施例としては、強化繊維115は体積分率が30%から80%の範囲でポリマーマトリックスに一様に分布される。
強化繊維115の設計態様、及び/又は構成の設計を行うことにより弓形部材110の断面寸法を変更することなく、弓形部材110の剛性を容易に変更することができる。これは、必要な処理に従って剛性を調節することを可能としている。これまでのステンレス鋼ワイヤの様な硬さを無くし、素晴らしい弾性と耐変形性を該弓形部材110は有する。それゆえ、弓形部材110は、これまでのステンレス鋼の唇状弓形部材を使用した際に見られる歯根の損傷を著しく減らすことができる。好適には、弓形部材110が、500MPaから2500MPaの範囲の剛性値を有する。
更に、弓形部材110は高い引張強度を有し、熱可塑性プラスチックの使用時に共通に見られる様な弓形部材の折れが発生することなく、弓形部材に対し繰返して調整を行うことができる。
歯科用リテーナー100は更に、一対の支持部材120を備え、これは、その前方の端部124a及び124bにおいて、唇状弓形部材の端部112a及び112bにそれぞれ接続される。好適な実施例においては、支持部材120は弓形部材110に取り外し自在に接続される。
好適には、支持部材120は、コネクター130によって唇状弓形部材110に取外し自在な態様で接続される。支持部材120は線状であり、支持部材の前方端部124にて弓形部材110の端部112から使用者の歯の唇側に沿って使用者の口の後方に延在する。特に、支持部材120はステンレス鋼ワイヤから形成される。ステンレス鋼はこの目的のために理想的である。ステンレス鋼は、必要とされる剛性並びに弾性、そして処置の必要性に応じて、歯科矯正による調整が可能なように形成することができる。好適な実施例においては、弓形部材110の張力の調整並びに位置決めの調整を可能とさせる横断方向(側方向)の輪部122を支持部材120は画成する。使用や処置の間、使用者の口から歯科用リテーナー100は取外しが可能であり、横断方向の輪部122をプライヤーで圧搾することにより調整して弓形部材110を歯によりきつく付着させることができ、これにより、歯により強い力が作用することとなる。代替的には、横断方向の輪部122を引き離して、歯に作用する力を減少させることができる。これは、歯を矯正された状態に維持するのに貢献する。
コネクター130は、幾つかの態様を採ることができる。第1の態様においては、コネクターはスリーブ部材132(図7、8、および9に示す)とすることができ、該スリーブ部材は、弓形部材110の端部112をスリーブの一方の端部に受け、かつ支持部材120の前方端部124をスリーブの他方の端部に受けている。コネクター130は熱可塑性プラスチックから形成することができ、コネクターは、化学的、機械的、熱的等の適切な手段によって上記端部124及び112に固定される。このプロセスは、熱収縮、圧着、樹脂や接着剤による接着等であってもよい。代替的な態様として、コネクター130は、ステンレス鋼から形成することができ、同様な化学的、機械的、熱的等の適切な手段によって、スリーブを弓形部材110の端部112と支持部材120の前方端部124に対して接続することができる。他の代替的な態様として、コネクター130は伸縮可能な材料によって形成することができ、且つ弓形部材110の端部112と支持部材120の前方端部124の周囲でスリーブを引き延ばすことにより、これらを互いに取外し自在な態様でしっかりと取り付けることができる。
その他の態様(図1、2、および3に示す)においては、コネクター130は差込み部134及びソケット形状部136からなっており、ここでは、支持部材120の前方端部124又は弓形部材110の端部112の一方に差込み部134が配置され、且つ支持部材120の他方の前方端部124又は弓形部材110の他方の端部112にソケット形状部136が配置される。ソケット形状部136は端部112、124の一部として一体的に形成したり、又は、化学的、機械的、熱的等の適切な手段によって上記端部に固定されるダブルソケット形状部136を有する別個な部材としてもよい。この態様においては、弓形部材110の端部112と支持部材120の前方端部124が、差込み部134として作用する。ステンレス鋼、熱可塑性プラスチック、もしくは適切なポリマーや合成材料にからソケット形状部136を形成することが可能である。
その他の態様においては、コネクター130は差込みピン式固定形態138(図13、図14、且つ図15に示す)とされており、弓形部材110の端部112又は支持部材120の前方端部124に固定するために別個の部材の形態とすることができ、又は、弓形部材110の端部112又は支持部材120の前方端部124の一部として一体的に形成するようにしてもよい。
更に別の態様においては、コネクター130はネジ込み式固定形態とすることができ、弓形部材110の端部112又は支持部材120の前方端部124に取り付けるための別個の部材の形態とすることができ、または、弓形部材110の端部112又は支持部材120の前方端部124の一部として一体的に形成するようにしてもよい(図10、11、および12に示す)。
その他の態様においては、コネクター130は、複数のタブを含む間抜きスリーブ部材137(図4、図5、及び図6に図示)とされており、コネクターは、その各端部で支持部材120の前方端部124と弓形部材110の端部112を受け、化学的、機械的、熱的等の適切な手段によって固定される。
弓形部材110と支持部材120は装着具上に装着され、歯科用リテーナーが形成される。 装着具は複数の実施例の1つとすることができる。第1の様態において、少なくとも1つの歯、好適には臼歯をきちんとまたぐことに適した“アダムスの留め金”器具142(図1、4、10、および13に示す)を装着具は備え、使用者の歯に弓形部材110と支持部材120を装着している。通常、ロウ付け又はハンダ付けにより支持部材120へ取り付けられる、少なくとも1つのステンレス鋼等の繊条材料の輪部をアダムスの留め金は備え、該輪部は、2つの歯の間の隙間を通して歯を横切り、且つ隣接する隙間を通って戻されるように延在している。
その他の態様として、口腔(不図示)の口蓋及び/又は口腔底において、使用者の歯の舌側の使用位置へ配置され且つ適合されるベースプレート144と、少なくとも1つの該支持部材120とベースプレート144の間に接続されていて、且つ2つの歯の間の隙間をまたぐように構成されている複数のクロスオーバー部材146(図3、6、9、12、および15に示す)を、装着具は備える。クロスオーバー部材146は通常、ステンレス鋼ワイヤから形成されており、且つ該支持部材120にロウ付け、又はハンダ付けされる。好適には、連邦基準QQ−B−645に規定される45/30/25合金等の、カドミウムを含有しない銀ロウにて、クロスオーバー部材146はロウ付される。
その他の態様として、装着具は、ベースプレート144と輪部材148(図2、5、8、11、及び14)とを備えており、該輪部材は、使用者の口腔で使用される際、使用者の最終臼歯の背後で輪を結ぶようにループ状とされていてベースプレート144に接続されている。輪部材148は、支持部材120の延長部とすることができ、または、ステンレス鋼ワイヤから形成され且つロウ付けもしくはハンダ付けにより支持部材120の後方端部へ取り付けるようにしてもよい。
強固にするために、クロスオーバー部材146及び/又は輪部材148をベースプレート144に一体的に形成されることが認識される。多くのベースプレート144、クロスオーバー部材146、輪部148、及びアダムスの留め金142を、他の多くの部材との組合せにより使用されることもできることが更に考えられる。
歯科用リテーナー100は、犬歯安定化構造部150(図16−19に示す)を更に備える。通常、歯科用リテーナー100が使用者の歯に装着される際、使用者の犬歯(不図示)の1つと整合するように構成されている輪部151(図16と17に示す)、又はタブ152(図18と19に示す)を、犬歯安定化構造部150は備える。犬歯安定化構造部150は、輪部151又はS型タブ152以外の他のいかなる形状としてもよい。犬歯安定化構造部150は犬歯を支持して、犬歯の位置に影響を及ぼすことなく、犬歯より前方の歯に力を印加させることができる。犬歯安定化構造部150は、ロウ付けやハンダ付けにより支持部材120に接続される。好適な態様として、ポリマーや強化繊維ポリマー合成物、好適なアクリルや熱可塑性プラスチック材等の、犬歯の前側にて犬歯安定化構造部150の存在を隠すことに適した高い美的品質の材料から犬歯安定化構造部150は構成されるが、これは不可欠なものではない。これはまた、コーティングされたステンレス鋼ワイヤ、チタンワイヤ、チタン合金ワイヤ、又は歯科矯正で一般に使用される他の材料により形成されることが可能である。
犬歯安定化構造部150は、サポート部材120よりは弓形部材110に接続されるべきであり、犬歯安定化構造部150は、弓形部材110に成形されるか、又は、弓形部材110と一体的に形成される。
歯科用リテーナーの機能の組合せ効果は、美的価値をともなうリテーナーを創出することができる点にあり(弓形部材110が美的に好まれる材料から形成され)、また、処置の種々の段階において歯科矯正医師により、これは容易に調整されることもできる。更に、弓形部材110が支持部材120に取外し自在な態様で接続されている場合に、弓形部材110や支持部材120が損傷を受け、又は患者への治療のための特定の段階の際またはそれに対して弓形部材110や支持部材120が適さなくなった場合には、弓形部材110や支持部材120を個別に取り替えることができる。
弓形部材110は個別に販売することが可能であり、各弓形部材は、支持部材120を弓形部材110へ接続するために、各端部112a及び112bに対して配置される一対のコネクター130が含まれる。歯科矯正医師により、弓形部材110に取り付ける支持部材120の選択を行うことができる。歯科矯正医師は、更に、支持部材120を弓形部材110に取り外し可能に接続するか永続的に接続するかについて決定することができる。
歯科矯正医師による有用なアセンブリーのため、装着具140や犬歯安定化構造部150とともに、弓形部材110、支持部材120、及びコネクター130の種々の組合せをキット形式で販売することが可能であると更に考えられる。
上記した記述において、既知の等価物を有する要素や完成体について言及されている場合には、そのような等価物も、個別に述べられているが如く、ここに含まれるものである。
本発明は、例示により、また、特定の実施態様に言及して述べられているが、変更及び/又は改良は、本発明の範囲から逸脱することなく行うことができる事を了解されたい。
更に、本発明の特徴や態様がマーカッシュ・グループとして述べられている部分においては、本発明は、マーカッシュ・グループの部材のサブグループや個々の部材の観点において述べられているものであることを当業者は理解するであろう。

Claims (72)

  1. 使用者の歯を適切な位置に保持するための使用に適した歯科用リテーナーであって、該歯科用リテーナーは、使用者の歯列の唇側の周囲に取付けるのに適し湾曲した細長い唇状の弓形部材を供え、該弓形部材は、強化繊維とポリマーマトリックスを備え、該歯科用リテーナーは、使用者の歯に沿って前方から後方へ使用の際の配置に適した少なくとも1つの細長い支持部材を備え、前記支持部材はその前方端部方向において該弓形部材の端部と接続される、歯科用リテーナー。
  2. 該弓形部材の端部とそれぞれ接続されている、一対の該支持部材を備える、請求項1に記載の歯科用リテーナー。
  3. 該支持部材が取り外し自在に該弓形部材に接続されている、請求項2に記載の歯科用リテーナー。
  4. 該弓形部材は、使用者の口腔の少なくとも小臼歯の唇側から反対側の小臼歯の唇側に延在するように構成されている、請求項2又は請求項3に記載の歯科用リテーナー。
  5. 該支持部材は、コネクターによって該弓形部材に接続される、請求項2、請求項3、又は請求項4に記載の歯科用リテーナー。
  6. 該コネクターが取り外し自在に該弓形部材を該支持部材に接続している、請求項5に記載の歯科用リテーナー。
  7. 該支持部材が繊条である、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  8. 該支持部材はその断面がほぼ円形とされている、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  9. 該使用者の口腔内における歯の動きに対して該支持部材を調整することができるように該支持部材は形成可能とされている、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  10. 該支持部材が、ステンレス鋼、チタン、チタン合金、およびその他の適材の1つ以上から選択された、剛性があり且つ弾性のある材料から成る、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  11. 該支持部材は、該弓形部材の位置及び張力を都合よく調整するための横断方向の輪部を規定している、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  12. 該コネクターが、該弓形部材の端部を一方の端部で受け、支持部材の前方端部を他方の端部で受けるスリーブである、請求項5乃至請求項11のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  13. 該コネクターが、差込み部及びソケット形状部である、請求項5乃至請求項12のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  14. 該差込み部が、ソケット形状部内にて取り外し自在に取り付け可能である、請求項13に記載の歯科用リテーナー。
  15. 該支持部材及び該弓形部材、又はその両方から選ばれた少なくとも1つの端部が差込み部であり、且つ該弓形部材又は該支持部材の他端部がソケット形状部である、請求項13乃至請求項14のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  16. 該ソケット形状部が、該支持部材又は該弓形部材のいずれか1つの端部へ固定される、請求項13乃至請求項15のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  17. 該コネクターが、支持部材の端部及び弓形部材の端部の両方を受けるのに適したダブルソケット形状部である、請求項5乃至請求項12のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  18. 該コネクターが、化学的、機械的、および熱的な手段から選択された1つ以上の手段により、該支持部材又は該弓形部材のいずれか一方の端部、もしくはその両方に固定される、請求項5乃至請求項17のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  19. 接着により該支持部材又は該弓形部材のいずれか1つの端部、もしくはその両方に該コネクターが固定される、請求項5乃至請求項18のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  20. 該コネクターが熱可塑性プラスチックからなる、請求項5に記載の歯科用リテーナー。
  21. 該コネクターは、該支持部材及び該弓形部材から選択された少なくとも1つの端部に、前記支持部材及び該唇状弓形部材の該端部の周囲に熱収縮により固定される、請求項5乃至請求項18及び請求項20のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  22. 該コネクターが金属から形成されている、請求項5乃至18のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  23. 該コネクターが、ステンレス鋼、チタン、チタン合金、もしくはその他の適する材料から選択された1つ以上の材料から形成される、請求項5乃至請求項19及び請求項22のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  24. 該支持部材及び該唇状弓形部材から選択された少なくとも一方の端部と、該端部での圧着により該コネクターが固定される、請求項5乃至請求項18、請求項22及び請求項23のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  25. 該コネクターが可撓性伸張可能な材料から形成される、請求項5乃至請求項18のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  26. 該コネクターは、該支持部材や該唇状弓形部材から選択された少なくとも一方の端部に、該支持部材及び該唇状弓形部材の端部の周囲にて弾性的に伸張させることにより固定される、請求項25に記載の歯科用リテーナー。
  27. 該コネクターは、該支持部材又は該弓形部材のいずれか1つの端部において一体的に形成されている、請求項5乃至請求項26のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  28. 該コネクターが差込みピン式固定形態を含む、請求項5乃至請求項27のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  29. 該コネクターがネジ込み式固定形態を含む、請求項5乃至請求項27のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  30. 該コネクターがスナップ嵌合式形態を含む、請求項5乃至請求項27のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  31. 支持部材の端部と弓形部材の端部を圧着するための複数のタブを各端部に含む間抜きスリーブを該コネクターが含む、請求項24に記載の歯科用リテーナー。
  32. 該弓形部材及び支持部材を使用において使用者の歯に装着するために、該支持部材に取り付けられている少なくとも1つの装着具を含む、請求項1に記載の歯科用リテーナー。
  33. 該装着具が、少なくとも1つの歯にきちんとまたぐことに適したアダムスの留め金を備える、請求項32に記載の歯科用リテーナー。
  34. 該装着具は、使用者の歯の舌側の使用位置に適合するように構成されているベースプレートと、2つの歯の隙間をまたぐように構成されているクロスオーバー部材とを備え、
    該クロスオーバー部材は、該支持部材と該ベースプレートの間に接続されている、請求項32に記載の歯科用リテーナー。
  35. 該装着具は、該支持部材と該ベースプレートとの間に接続されている複数のクロスオーバー部材を備える、請求項34に記載の歯科用リテーナー。
  36. 該クロスオーバー部材が、ステンレス鋼、チタン、チタン合金、およびその他の適した材料から選択された1つ以上の材料から形成されるワイヤである、請求項34又は請求項35に記載の歯科用リテーナー。
  37. 該クロスオーバー部材が該ベースプレートと一体的に成形されている、請求項34乃至請求項36のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  38. 該装着具は、使用者の歯の舌側の使用位置に適合するように構成されているベースプレートと、使用者の最終歯の背後で輪部を形成し且つ該ベースプレートに接続されている輪部材を備える、請求項32乃至請求項33のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  39. 該輪部材が該ベースプレートと一体的に形成されている、請求項38に記載の歯科用リテーナー。
  40. ベースプレート、クロスオーバー部材、輪部材、もしくはアダムスの留め金、又はそれらの組合せから選択された1つ以上を該装着具が含む、請求項32乃至請求項39のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  41. 該装着具がロウ付けにより該支持部材に接続されている、請求項32乃至請求項40のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  42. 該装着具がハンダ付けにより該支持部材に接続されている、請求項32乃至請求項40のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  43. 該歯科用リテーナーが犬歯安定化構造部を備える、請求項1乃至請求項42のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  44. 該犬歯安定化構造部が輪部且つタブの1つから選ばれた、請求項43に記載の歯科用リテーナー。
  45. 該犬歯安定化構造部が、使用者の口腔で使用の際、少なくとも1つの犬歯と整合するように構成されており、且つ、該犬歯安定化構造部は、該犬歯を支持し、該犬歯の位置に影響を及ぼすことなく、切歯、小臼歯及び臼歯から選択された1つ以上の歯に力を印加させることを許容する、請求項43又は請求項44に記載の歯科用リテーナー。
  46. 該犬歯安定化構造部がロウ付けにより該支持部材に接続されている、請求項43乃至請求項45のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  47. 該犬歯安定化構造部がハンダ付けにより該支持部材に接続されている、請求項43乃至請求項45のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  48. 該犬歯安定化構造部が該弓形部材に接続されている、請求項43乃至請求項46のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  49. 該犬歯安定化構造部が該弓形部材と一体的に形成されている、請求項48に記載の歯科用リテーナー。
  50. 該犬歯安定化構造部が該弓形部材に形成されている、請求項48に記載の歯科用リテーナー。
  51. 該犬歯安定化構造部が高い美的品質素材を備え、歯の前にて犬歯安定化構造部の存在を隠すことに適している、請求項43乃至請求項50のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  52. 該犬歯安定化構造部が、ステンレス鋼、チタン、チタン合金、及びその他の適した材料から選択された材料から形成されている、請求項43乃至請求項50のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  53. 該犬歯安定化構造部が熱可塑性プラスチックから形成されている、請求項43乃至請求項51のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  54. 該犬歯安定化構造部がアクリルから形成されている、請求項43乃至請求項51のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  55. 使用者の口から都合よく取外し自在である、請求項1乃至請求項54のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  56. 該強化繊維が、ガラス繊維等のセラミック繊維である、請求項1乃至請求項55のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  57. 該強化繊維が、ガラス繊維等のセラミック繊維、及びポリエチレン、ポリプロピレン、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、ナイロン等のポリマー繊維の1つ以上から選択された材料から形成されている、請求項1乃至請求項56のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  58. 該ポリマーマトリックスが、歯科矯正用途に適する高い美的性質である、請求項1乃至請求項57のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  59. 該唇状弓形部材が0.3mmから1.5mmの直径域を有する円形断面の繊条から成る、請求項1乃至請求項58のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  60. 強該化繊維が、30%から80%の体積分率域で該ポリマーマトリックスに一様に分布されている、請求項1乃至請求項59のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  61. 該唇状弓形部材が500MPaから2500MPaの範囲の剛性値を有する、請求項1乃至請求項60のいずれかに記載の歯科用リテーナー。
  62. 使用者の歯列の唇側周囲への装着に適した細長い唇状弓形部材であって、
    支持部材を該弓形部材に接続するために、少なくとも1つの端部の方に配置されるコネクターを含む、唇状弓形部材。
  63. 支持部材を接続するために各端部にコネクターを備える、請求項62に記載の唇状弓形部材。
  64. 該支持部材が、取り外し自在に該弓形部材に接続可能とされている、請求項62又は請求項63に記載の唇状弓形部材。
  65. 使用者の歯を適切な位置にて保持するための使用に適した歯科用リテーナーであって、前記歯科用リテーナーは、使用者の歯列の唇側の周囲への装着に適し、強化繊維及びポリマーマトリックスを備えた、湾曲した細長い唇状弓形部材を備え、
    前記歯科用リテーナーは、前方から後方への整合において使用者の歯に沿う使用上の配置に適する一対の細長い支持部材を備え、該支持部材は、その前方端部に対して対向する該弓形部材の端部に接続されており、
    前記歯科用リテーナーは、該弓形部材及び該支持部材を使用者の歯に使用するために装着する装着具を備える、歯科用リテーナー。
  66. 使用者の口腔で使用の際、少なくとも1つの犬歯と整合するように構成されている犬歯安定化構造部を更に備え、該犬歯安定化構造部は、該犬歯の位置に影響を及ぼすことなく、該犬歯より前方の歯に力を印加させることを許容する、請求項65に記載の歯科用リテーナー。
  67. 歯科用リテーナーを組立てるためのキットであって、前記キットは、
    使用者の歯列の唇側の周囲への装着に適し、強化繊維及びポリマーマトリックスを備える湾曲した細長い唇状弓形部材と、
    前方から後方への整合において使用者の歯に沿って使用上の配置に適する一対の細長い支持部材と、
    少なくとも1対のコネクターとを備え、
    該支持部材は、該コネクターにより、その前方端部に対して対向する該弓形部材の端部に接続可能とされている、キット。
  68. 該支持部材は、該コネクターにより、その前方端部に対して対向する該弓形部材の端部に取り外し自在に接続可能とされている、請求項67に記載のキット。
  69. 該弓形部材及び該支持部材を使用において使用者の歯に装着するための装着具を更に備える、請求項67又は請求項68に記載のキット。
  70. 該装着具が該支持部材に接続可能である、請求項69に記載のキット。
  71. 該装着具が該弓形部材に接続可能である、請求項69又は請求項70に記載のキット。
  72. 該歯科用リテーナーが使用者の口腔にて使用されている際、少なくとも1つの犬歯と整合するように構成されている犬歯安定化構造部を更に備え、該犬歯安定化構造部は、該犬歯の位置に影響を及ぼすことなく、該犬歯より前方の歯に力を印加させることを許容する、請求項67乃至請求項71のいずれかに記載のキット。
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