JP2011503347A - 分子の結合角を変更する方法および装置ならびにその用途 - Google Patents

分子の結合角を変更する方法および装置ならびにその用途 Download PDF

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Abstract

流体分子を液体状態から蒸気状態に変換する装置102および方法であり、この流体は人為的結合角を有する。本装置102は、抵抗−コンデンサ(RC)回路と、RC回路および流体を収容するチャンバ202と、電力をRC回路に供給するための電源210とを備える。RC回路は、アノード204、カソード206、および複数の実質的に平行な導電プレート208を備える。RC回路を通る電流は、蒸気状態の分子の結合角を変更する周波数を生成する。人為的結合角を有するこれらの分子100を点火すると、これらの分子を再び通常の結合角に戻して、有毒もしくは有害なガス、温室ガスを放出することなく、または大気と少しも相互作用することなくもしくは大気中の酸素を少しも消費することなく、数多くの異なる用途で利用され得るエネルギーの放出を伴う。例えば、人為的結合角を有する分子100は、自動車両1800に動力供給するために機関1400の中で使用され得る。

Description

本発明は、自動車両、特に、ガソリン、ディーゼル、アルコール、水素などの、従来の燃料以外のエネルギー源によって動力供給を受ける自動車に関する。
代替燃料源は、限られた実用エネルギー源および生成される危険な副産物により、長年にわたる懸案の主題であった。現在では、生成されるエネルギーの70%超が化石燃料に由来する。これらの化石燃料は、石油および天然ガスに変換される。石油および天然ガスの燃焼は、副産物として放出される二酸化炭素および他の有毒ガスを伴う電気エネルギーの生産につながる。二酸化炭素の生産は、温室効果に関与するものとされている。
空気中に放出される炭化水素、酸化窒素、一酸化炭素、二酸化炭素などの重大な有毒ガス源は、ガソリンを燃焼する自動車から来る。これらの有毒な排出物質を抑制するために、代替燃料源が研究されてきた。ガソリン依存性を低減するために、エタノールが単独で使用されたり、またはガソリンと混合されたりしてきた。しかしエネルギーの生産量は、ガソリン単独よりも低く、かつ生産に時間が掛かり得る。電気自動車は有毒な副産物を排除するが、出力馬力も低く、かつガソリン給油所と同様の充電所が必要であろう。水素動力式自動車は、開発途上であるが、水素の爆発性により危険を来す。
したがって、迅速かつ容易に生産可能であり、使用するのが容易かつ安全で、しかも経済的である、自動車両に動力供給するべき安全で再生可能な代替燃料に対する必要性が存在する。
本発明は、分子の結合角を変える方法および装置に関する。本装置は、分子の結合角を変更するのに十分であるが、分子間の共有結合を破壊するには不十分な共振周波数を生成する抵抗−コンデンサ(RC)回路を備える。RC回路は、アノードと、カソードと、2.54cm(1インチ)未満の狭い間隙によって分離された複数の平行な導電プレートとを備える。RC回路は、水などの流体を入れるチャンバの内部に収容される。RC回路および電源によって創出された複周波数が、結合角の変更に寄与する最適な周波数を生成する。結合角の変更は流体分子を蒸気状態に変換するものと考えられる。人為的結合角を有する蒸気分子は、数多くの用途で使用するために、加圧された容器の中に貯蔵される。
例えば、人為的結合角を有するこれらの蒸気分子は、自動車などの自動車両に動力供給するために使用され得る。人為的結合角を有する蒸気分子を収容する加圧された容器は、自動車の中の適宜な箇所に配置され得る。ガス管路は、車両に動力供給するために、加圧された容器を吸気システムに連結するか、または直接機関のシリンダの中へつなげることができる。
水の結合角に及ぼす可能な効果を示す、本発明の実施形態の正面図である。 本発明の別の実施形態の正面図である。 図2に示された実施形態の断面図である。 導電プレートの実施形態の斜視図である。 導電プレートの上面図を拡大した図である。 チャンバの実施形態の上部斜視図である。 チャンバの実施形態の下部斜視図である。 チャンバ内部の導電プレートの上面図である。 本発明の実施形態の正面斜視図である。 水多岐管の斜視図である。 標準燃料から人為的結合角を有する蒸気に切り換わるときに、標準自動車において時間の関数として生成された様々なガスの量を実験的に測定したグラフである。 標準燃料から人為的結合角を有する蒸気に切り換わるときに、別の自動車において時間の関数として生成された様々なガスの量を別に実験的に測定したグラフである。 標準燃料から人為的結合角を有する蒸気に切り換わるときに、標準自動車において時間の関数として生成された様々なガスの量の別の実験に関するグラフである。 人為的結合角を有する蒸気分子を使用するために改造された機関の実施形態の構成図である。 人為的結合角を有する蒸気分子を使用するために改造された機関の別の実施形態の構成図である。 人為的結合角を有する蒸気分子を使用するために改造された機関の別の実施形態の構成図である。 人為的結合角を有する蒸気分子を使用するために改造された機関の別の実施形態の構成図である。 人為的結合角を有する蒸気分子を使用するために改造された機関の別の実施形態の構成図である。 代替燃料として人為的結合角を有する蒸気分子を使用するために改造された車両の平面図である。 代替燃料として人為的結合角を有する蒸気分子を使用するために改造された車両の別の実施形態の平面図である。
以下で付属図面に関連して記載された詳細な説明は、本発明の現時点で推奨される実施形態の説明として意図されるものであり、本発明が製作または活用され得る唯一の形態を提示しようとするものではない。本説明は、例示された実施形態に関連して、本発明を製作しかつ動作させるための機能および工程の順序を説明する。しかし、同じまたは均等な機能および順序は、本発明の趣旨および範囲内に包含されることが同様に意図される異なる実施形態によっても実現され得ることが理解されるべきである。
本発明は、人為的結合角を有する加圧された蒸気分子、例えば、図1に示されたような約104.5度よりも大きい結合角を有する水分子を生成する装置102および方法に関する。これらの実施形態は流体として水で説明されるけれども、水と混合された流体および、実質的に水であるかまたは水が流体の基本成分を構成する流体を含めて、他の流体が使用されてよい。さらには、水が純化される必要もない。理論に囚われることなく本発明者は、人為的結合角を有する水分子100を自然な結合角を有する水分子に再び変換すると、エネルギーの放出がもたらされるものと考える。放出されたエネルギーは、無限の数の用途で使用され得る。さらには、人為的結合角を有する水分子100は、自然な結合角を有する水分子に勝る向上した電気特性を与える。
本製法および得られる生成物は、この生成物を生み出す際に消費されるエネルギーがより少なく、生み出された生成物、すなわち、人為的結合角を有する水分子100は、電気分解によって生成された高度に爆発性のある水素ガスよりも使用するのに安全である点で、伝統的な電気分解法に勝る利点を有する。さらには、水および添加される電解質の使用を必要とする電気分解とは異なり、本方法および装置は、水または水溶液に電解質を少しも添加する必要がない。換言すれば、純粋な水が使用可能である。
図2および3に示されるように、人為的結合角を有する水分子100を生成する装置102は、流体または水、アノード204、カソード206、およびアノード204またはカソード206に接続された複数の導電プレート208を収容するチャンバ202と、電圧源210とを備える。導電プレート208は、平行に配置されて、図4および5に示されたように接続されたプレートが、カソードに接続されたプレートに平行でありかつ隣接するように、アノードおよびカソードに交互に接続される。アノード204は、電圧源の正の端末に電気接続され、カソード206は電圧源の負の端末に電気接続されて、人為的結合角を有する水蒸気を生成するための抵抗−コンデンサ回路を効果的に創出する。
人為的結合角を有する水分子100を生成する装置102は、水蒸気分子が抜け出すのを可能にするための水蒸気出口212と、人為的結合角を有する抜け出した水分子を収容するために、水蒸気出口212に連結された圧力容器214とをさらに備える。理論に囚われることなく本発明者は、所定量の電力を電気接続されたプレート208に印加すると、共有結合を破壊することなく、プレート表面上で水分子の結合角の撹拌および変更を引き起こすものと考える。結合を撹拌して人為的な角度に変更すると、水分子相互の非共有的な相互作用を阻害して水蒸気が生じる。これらの水蒸気は液体の水から抜け出し、それによって容器内の圧力を高める。圧力の蓄積は、人為的結合角を有する水分子を蒸気状態に維持するのをさらに容易化する。この水蒸気を点火すると、結合角をそれらの自然な状態に復帰させてエネルギーを放出させる。
アノード204、カソード206、および導電プレート208に印加された電流は、水分子に弱い誘電率を持たせるが、それは、固定コンデンサが可変抵抗に並列接続された抵抗−コンデンサ(RC)回路を効果的に創出して、発振または共振周波数を生成する。共振周波数は、抵抗と静電容量との積の逆数として計算され得る。抵抗は、流体の純度、流体中の不純物の性質に基づく電気抵抗率の変化、流体中に同伴された気体の量、流体の循環率、流体の表面張力、容器内の圧力、生成された蒸気量、および水の温度の関数として変化する。静電容量は、印加された電流、導電プレート208の表面積および導電プレート208の枚数、ならびにプレート208間の間隙の関数である。電源210によって生成された固有のまたは本来の周波数(共振周波数とは異なる周波数、振幅、および周期を有する)と組み合わせた共振周波数は、変更周波数と呼ばれる最適に変更された周波数をもたらすが、この変更周波数は、共有結合を破壊することなく、結合角の撹拌および変更を容易化して、人為的結合角を有する水蒸気を生じる。さらには、人為的結合角を有する水蒸気は、多様な用途で利用され得る電気特性および磁気特性を帯びる。これは、共有結合が破壊され、かつ電気または磁気特性を少しも伴うことなく二原子の水素および酸素が生成される電気分解法とは異なり得る。さらには、電気分解は、結合角の変更とは違って共有結合の破壊が必要とされるので、より高いエネルギー準位を要する。
動作ユニットから受け取られた帰還に基づいて、所定の最適周波数を生成するのに必要な適切なパラメータを自動的に計算するために、コンピュータが実装され得る。
完全には理解されていない理由のために、この複周波数刺激は、複周波数刺激の和と均等な単一の周波数刺激よりも適切な性能、すなわち、人為的結合角を有する水蒸気の適切な生成をもたらす。1つの周波数は、必要な電力特徴を流体に与え、他方で複合された周波数は、結合角の変更に必要な振動エネルギーを与えるものと理論付けされる。さらには、複周波数刺激は、単一周波数刺激よりも広い周波数域を実現する。多周波数の使用、すなわち、3つ以上の周波数は、本装置の効率を高め得るものと理論付けされる。共振周波数は、約50Hzから約40KHzでよい。共振周波数は約1KHzから約22KHzであることが好ましい。
直流電流を要する電気分解とは異なり、本発明は、交流または直流を使用してよい。したがって、標準差込口からの電気を使用して装置に電力供給することができる。
電流は、約1ボルトから約500ボルトの任意の電源210によって供給され得る。電源210は、約2ボルトから約24ボルトであることが好ましい。推奨される使用電流量は、プレート208の表面積、ならびにプレート間の間隔およびプレート間の物質の異なる抵抗の関数である。電圧および電流は、表面積929cm(1平方フィート)当たり約1ワットから表面積929cm(1平方フィート)当たり約100ワットまでを生成するように調整され得る。本装置の効率的な動作に必要であれば、この水準を超える調整が可能である。
一実施形態では、電流は、プレート208に連続的に印加される。別の実施形態では、電流は、約0.005から0.5(すなわち、0.5%から約50%)のデューティサイクルで印加され得る。例えば、電流は、2ミリ秒間流され、次いで98ミリ秒間遮断され得る。所定のデューティサイクルは、MOSFETアレイまたはSCRネットワークを使用して生成され得る。デューティサイクルは、装置から受け取られた帰還に基づいて、実時間でコンピュータによって変更され得る。一実施形態では、MOSFETアレイはDC供給源によって電力供給を受ける。推奨される実施形態では、MOSFETアレイは蓄電池によって電力供給を受ける。
いくつかの実施形態では、電力通路216は、アノード端末およびカソード端末で、それぞれアノードプレートおよびカソードプレートに電流を供給するために、電圧源210をアノード204およびカソード206に接続する。一実施形態では、2つのアノード端末および2つのカソード端末を使用して、プレートに構造的な安定性を与える。2つのアノード端末および2つのカソード端末は、これらのそれぞれの電力通路216を介して固定され得る。
いくつかの実施形態では、アノード204およびカソード206はプレートであり、それぞれが表面を備える。アノードプレート表面およびカソードプレート表面は、対向しかつ相互に平行であり得る。複数の導電プレート208は、アノードプレートおよびカソードプレートに垂直にかつこれらの間の中に位置決めされ得る。導電プレート208は、アノードに接続された第1の導電プレートが、カソードに接続された第2の導電プレートに平行であり、かつそれに隣接するように、交互配置で相互に平行に配置され得る。換言すれば、導電プレートの第1の組500は、各導電プレートの表面が相互に平行に位置合わせされた状態でアノードプレートに垂直に装着され、それによって複数の平行なアノードプレートを創出することができる。導電プレートの第2の組502は、各導電プレートの表面が相互に平行に位置合わせされた状態でカソードプレートに垂直に装着され、それによって複数の平行なカソードプレートを創出することができる。次いで、複数の平行なアノードプレートおよび複数の平行なカソードプレートは、第1および第2の組からの導電プレートが、図4および5に示されたように、交互の様態で相互に隣接して位置合わせされるように、相互に平行に位置合わせされ得る。非導電棒402が、構造的な安定性を与えるために、導電プレートの第1および第2の組500、502に挿通され得る。各導電プレートは、非導電座金404によって他の導電プレートから分離され得る。
アノードプレートおよびカソードプレートは、それぞれが複数のプレート穴を備える。ねじまたはボルトが、導電プレートを締結するためにプレート穴の中へ挿入され得る。
いくつかの実施形態では、各導電プレートは、相互に平行である導電プレートの第1および第2の組500、502をアノード204またはカソード206に装着し、他方で導電プレート間の平行な位置合わせを維持する手段を設けるために、直角屈曲部および複数の締結具用の穴を有する。各締結具用の穴は、アノードまたはカソードプレート上の対応する穴と位置合わせされ得る。
別の実施形態では、アノードプレートおよびカソードプレートは、複数のアノード電力ブロック406およびカソード電力ブロック408によって置き換えられてよい。導電プレートを相互に平行に締結または固定する手段として、導電プレートの第1の組500からの各導電プレート208は、各アノード電力ブロック406間の中にサンドイッチ状に挟まれてよく、導電プレートの第2の組502からの各導電プレート208は、各カソード電力ブロック408間の中にサンドイッチ状に挟まれてよい。電力ブロック406、408および導電プレート208は、各導電プレート208および各電力ブロックを通り抜ける棒402でさらに固定され得る。
アノード204、カソード206、および複数の導電プレート208は、銅、アルミニウム、白金、銀、ならびに他の金属および金属合金などの、任意の導電材料から製作され得る。ステンレス鋼などの、強固で非腐食性である金属が推奨される。他の実施形態は、構造的整合性を有する不規則形状の柔軟導電材料と、適切な外骨格構造体または支持体によって維持されたアノード/カソード間座を使用してよい。このような実施形態は、本装置をいくつかの用途によって必要とされ得るような不規則形状の間隙に嵌め込むことを可能にしよう。一実施形態では、導電プレート208は、小さい凹み、裂け目、尖り、縁部を創出し、それによって導電プレートの表面積を増やして流体へのエネルギー移転を向上させるために、砂吹き仕上げまたは砂播き仕上げされる。
導電プレート208は、間隙の問題、配置、および表面積によってのみ制約を受ける無限の数の形状、サイズ、および寸法を取り得る。推奨される実施形態では、導電プレート208は、相互に平行であるべきである。これは、チャンバ内部に配置される得るプレートの潜在的な枚数およびサイズを最大化する。一実施形態では、チャンバ202が、長さ30cm(1フィート)および高さ15cm(0.5フィート)を有する20枚の平行なプレート208を収容した。別の実施形態では、チャンバ202が、長さ122cm(4フィート)および高さ15cm(0.5フィート)を有する20枚の平行なプレート208を収容した。
各隣接するプレート208間の間隙は、約0.127cm(約0.05インチ)から約2.54cm(約1インチ)であり得る。各隣接するプレート208は、約0.635cm(約0.25インチ)未満の間隙を有することが好ましい。一実施形態では、隣接するプレート208間の間隙が、約0.318cm(約0.125インチ)である。
また平行な配置は、導電プレート208間の中で水が移動することを容易化する。水の移動は、導電プレート208間における間隙の間の中で水が導電プレート208の表面積を横切ることを可能にし、それによって導電プレート208上に形成された水蒸気をプレートから追い出して、水蒸気を水の表面まで上昇させて液体の水から抜け出させる。いくつかの実施形態では、導電プレート208は、開放端を有する、同心入れ子配置された低減するサイズの一連の円筒形または円錐形であり得る。これらの開放端は、水の移動方向に位置合わせされ得る。
いくつかの実施形態では、水の移動は、チャンバ202を振動、揺動、傾動、動揺、または別様に撹拌することによって創出され得る。例えば、チャンバ202は、揺動または傾動機械の上に配置され得る。いくつかの実施形態では、チャンバ202は、車両の振動、跳上げ、進路変更、加速、および減速により、水の自然な撹拌に遭遇するように、車両の内部に配置され得る。他の実施形態では、水の移動は、例えば、水ポンプ110で水の流れを創出することによって生み出される。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の超音波変換器がチャンバ202の内部にまたは上に配置されるが、その効果は、蒸気の泡が形成されると、これらの泡を切り離すものとなろう。
チャンバ202は、水入口孔220をさらに備え得る。この水入口孔220は、連続的な水の流れを生み出すために、チャンバ上の任意の箇所に位置決めされ得る。図2および3に示されたように、導電プレートを横切る流量を最大化するために、水入口孔220は、この水入口孔220を介して流入する水が、間隙を通って導電プレート208と平行に流れることになるように、導電プレート208に隣接しかつそれに垂直に配置され得る。いくつかの実施形態では、チャンバ202は、第1の水入口孔220に対向する第2の水入口孔222を有し得る。水は、チャンバの一端にある第1の水入口孔220を介して、間隙を通って導電プレート208と平行な第1の方向に流れ、他方ではまた、第2の水入口孔222を介して、チャンバの他端から導電プレート208に平行な、第1の方向と対向する第2の方向に間隙の中へと流れ得る。2つの対向端から導電プレート208を通り抜けて流れる水は、導電プレートの端部および中間部において水の移動を最大化し、それによって水蒸気の生成効率を高める。枝分かれ水管を使用して、第1の水入口孔220を介して第1の方向に、かつ第2の水入口孔222を介して第1の方向と対向する第2の方向に、同時に水を供給することができる。
別の実施形態では、水入口孔220は、図6〜8に示されたように、導電プレートに平行な水の流れが間隙の中へ上向きに噴出するように、導電プレートの下方でチャンバの底に位置決めされ得る。複数の水入口孔220は、十分な水の移動がすべての表面を横切ることを保証するために、導電プレート208の下方でチャンバの底に位置決めされ得る。各水入口孔220には、配管を固定する助けとなるようにノズル700が装備され得る。
水ポンプ110を使用して、水の流れを外部給水源226から水入口孔220を介してチャンバの中へ強制することができる。いくつかの実施形態では、ポンプ基部702が、水ポンプ110を支持するためにチャンバ202の近傍にまたはそれに装着され得る。一実施形態では、水ポンプ110は、外部給水源226から管Aを介して水を引き込んで、管Bを経由して水をチャンバ202の中へ強制する。
複数の水入口孔220を備える実施形態では、水多岐管704が、チャンバ202の近傍にまたはそれに装着され得る。図10に示されたように、水多岐管702は、少なくとも1つの入口穴1000および複数の出口穴1002を備え得る。入口穴1000は、水の流れを受け入れるために水ポンプ110に装着される。複数の出口穴1002は、水を再びチャンバ202に戻して再循環するために、ノズル700を介して再び水入口孔220の中へ送出する管に連結される。
水がチャンバ202に強制的に通される実施形態では、チャンバ202は、水出口孔228をさらに備え得る。水出口孔228は、管Cを経由して再び給水源226につながり得るが、それによって蒸気に変換されなかった水が再循環されることを可能にする。したがって、水は、所望の水準までチャンバ202に追加され得る。水ポンプ110のスイッチが入れられるとき、水は、この水が複数の水入口孔220に連結された複数の管の中へ分割される水多岐管704の中へ強制され、それによって水をチャンバ202の中へ強制する。水多岐管704を備えていない実施形態では、水ポンプ110は、水を直接的に水入口孔220に注入する。水は、チャンバ202から水出口孔228の外に出されて再び水ポンプ226の中へ強制され、それによって閉ループを形成する。
図3および9に示されたように、水蒸気出口212は、導電プレートの上方に配置され得る。この水蒸気出口212は、水蒸気が、空間の中へ抜け出すために、液体の水を通って相対的に大きな距離を横切る必要がないように、導電プレート208に近接して配置されることが好ましい。いくつかの実施形態では、水蒸気出口212は、管Dを経由して圧力容器214に接続する。また管Eが、給水源226の中に閉じ込められた気体がいずれも使用のために圧力容器214に抜け出すことが許容されることを保証するために、タンク214に装着される。
帯電したプレートを横切って通された電流の量および性質は、水分子の化学結合を撹拌して人為的結合角に変更するのに十分であるが、酸素−水素共有結合を破壊するには不十分である。しかし、水分子の結合角の撹拌および変更により、隣接する水分子間の非共有結合相互作用が中断されて、導電プレートの表面を横切る水は、水蒸気に変わる。これらのプレートの表面を横切る水の流れは、導電プレートの表面上に創出された水蒸気が空中へ抜け出すことを容易化する。水蒸気の創出は、チャンバ内の圧力を高めて、人為的結合角を有する加圧された水蒸気分子を生成する。圧力の蓄積は、人為的結合角を有する水分子を維持する助けとなる。
チャンバ内部の水量は、導電プレート208を完全に浸漬するのに十分であるべきである。一実施形態では、チャンバは、導電プレートが完全に浸漬されるときであっても、水蒸気が抜け出して進入するための空間が水の上方に存在するように、十分に大きい。水蒸気出口孔212が、チャンバ202の上部に沿って位置決めされて、圧力容器112につながり得る。水出口孔228を備える実施形態では、水出口孔228は、水の水準が水蒸気出口212の下方に留まるように、チャンバ202に沿って位置決めされ得る。チャンバ内へ進入する水の流量は、導電プレート208を浸漬状態に保ち、かつ水が水蒸気出口212の中へ進入するのを防止するために一定の水の水準を維持するように、チャンバから出て行く水量にほぼ等しくなるべきである。
別の実施形態では、水蒸気トラップ108が水の上方に配置される。水蒸気トラップ108は、水蒸気が抜け出して進入できる区域を増大させるために、広い基部を有し得る。水蒸気トラップ108は、水蒸気を所望の方向に一箇所集中させるために、上部に向かって細くなり得る。水蒸気トラップ108を備える実施形態では、水蒸気出口212は、水蒸気トラップ108の上に位置決めされ得る。さらには、水蒸気トラップ108は、水を再循環のために再び給水源に向けるための水蒸気出口孔228をさらに備え得る。別の実施形態では、水蒸気トラップ108は、単に水の水準の上方にある区域でよい。
チャンバ202は、水蒸気出口212を経由して圧力容器214に連結される。圧力がチャンバ202内で蓄積すると、加圧された水蒸気分子は、水蒸気出口212を介して圧力容器214の中へ強制される。圧力容器214は、圧力蓄積の量を計測するために圧力計を備え得る。人為的結合角を有する水分子を維持するために推奨される圧力の量は、約6.896kPa(約1平方インチ当たり1ポンド(psi))から約689.6kPa(約100psi)である。しかし、より高い圧力が、いくつかの圧縮された気体用途に使用されてもよい。水分子は、この圧力で収容されると、圧力容器の品質に応じて数ヶ月間人為的結合角を維持することができる。人為的結合角を有する水分子は、多様な用途で使用するために、例えば、管Fを経由して放出され得る。
圧力蓄積により、チャンバ202、圧力容器214、水トラップ108、および給水源タンク104は、高圧で構造的な安定性を維持するのに十分に強固な材料から製作されるべきである。さらには、使用される材料は、金属、アクリル樹脂、PVC、プラスチックなどのように非腐食性であり得る。チャンバ202は、ステンレス鋼から製作されることが好ましい。
また非導電性、非透水性被覆が、エネルギー生産の効率を増大させるために、金属チャンバの内表面を被覆するために使用され得る。金属チャンバが、電気の一部を地面に分流することによって水蒸気生成の効率を低下させ得る。金属チャンバの内表面を非導電性材料で被覆することによって、生み出された電気は、導電プレートの中に留まることになる。適切な被覆は、アクリル樹脂およびガラス繊維を含む。被覆が、例えば、砂吹付け仕上げによって表面に施されてよい。
本装置は、単一のチャンバまたは複数のチャンバを備えることができる。複数のチャンバを備える実施形態では、各チャンバは、このチャンバに関連する部品を必要としよう。給水源を共有し、空間を最大化し、かつ効率を高めるために、チャンバは並列で配置され得る。電源は、用途に適合し得るように直列または並列で異なるチャンバのプレートに装着され得る。さらには、給水源が、並行してチャンバの中へ流入し得る。これは、本装置が同じ電源および給水源を共有することを可能にする。合流管が、各水出口孔に連結されて、水を単一の蒸気トラップの中へ合流させることができる。蒸気トラップは、水を供給源の中へ戻して再循環するために、それ自体の水出口孔を備えることができる。また水蒸気は、水蒸気トラップの中に合流して集まり、水蒸気出口を介して圧力容器の中へ強制され得る。これは、各チャンバ内で生成された水蒸気が、単一の圧力容器の中で混ざり合うことを可能にする。
人為的結合角を有する水分子は、0.1cmを超えて100cm未満の波長を有する電磁放射に、水分子を暴露することによって創出され得ると考えられる。電磁放射は、約0.1cmから約100cmの域内の波長を有することが好ましい。電磁放射は、約1cmから50cmの波長を有することがより好ましい。別の実施形態では、電磁周波数は、約0から約5ギガヘルツ(GHz)までの間にある。一実施形態では、電磁周波数は約1.1GHzである。別の実施形態では、電磁周波数は約2.2GHzである。
電磁放射は、電流によって印加される。一実施形態では、電磁放射は、不等なパルス間隔および小さいデューティサイクルのパルス幅変調直流として印加され得る。したがって、波長のこれらの範囲はマイクロ波を包含するけれども、動作機序は、通常の電子レンジにおけるように、交流で印加されているマイクロ波の動作機序とは異なる。
本発明はまた、分子の結合角を変更する方法、例えば、人為的結合角を有する水分子を生成する方法に関し、その方法は、第1の周波数を供給するステップと、この第1の周波数とは異なる第2の周波数を供給するステップと、第1の周波数および第2の周波数を組み合わせるかまたは合計することによって変更周波数を生成するステップと、共有結合を破壊することなく人為的結合角を創出するために、分子をこの変更周波数に暴露するステップとを含む。
第1の周波数は、電源によって生成された固有のまたは本来の周波数であり得る。第2の周波数は、複数の導電プレートから生成された共振周波数であり得る。共振周波数は、約50Hzから約40KHzである。いくつかの実施形態では、共振周波数は約1KHzから約22KHzである。
各導電プレートは、表面積を備えて相互に平行に配置される。電源および導電プレートは、効果的に抵抗−コンデンサ回路を創出する。電源からの電流は、約0.005から約0.5のデューティサイクルで印加され得る。複数の導電プレートに印加された電力量は、表面積929cm(1平方フィート当たり)約10ワットから表面積929cm(1平方フィート)当たり約100ワットにわたり得る。いくつかの実施形態では、複数の導電プレートに印加された電力が、表面積929cm(1平方フィート)当たり約30ワットから表面積929cm(1平方フィート)当たり約50ワットである。
人為的結合角を有する水分子などの分子を生成する方法は、人為的結合角を維持するために、人為的結合角を有する分子を加圧するステップと、人為的結合角を有する加圧された分子を圧力容器の中に収容するステップとをさらに含む。
本発明は、人為的結合角を有する分子として水に関して説明されたけれども、本明細書に説明された装置および方法は、その電磁特性が、同様の処理の助けになる他の水性および非水性溶液に応用され得る。そのようなものとして、本発明はまた、人為的結合角を有する分子に関する。人為的結合角を有する分子は加圧されることが好ましい。人為的結合角は、その自然な状態における分子の特徴的な結合角以外の任意の結合角である。例えば、その自然な状態における水の結合角は、約104.5度である。したがって、人為的結合角を有する水分子は、104.5度以外の1つの結合角である。例えば、その結合角は、約104.5度よりも大きくてよい。いくつかの実施形態では、結合角は約109度よりも大きくてよい。いくつかの実施形態では、結合角は180度でよい。
人為的結合角を有する分子が、自然な結合角を有するその自然な状態に再び戻ると、エネルギーの放出をもたらすものと考えられる。このようなものとして、数多くの用途が以下に列挙されるように企図された。一実施例は、人為的結合角を有する分子が、代替燃料源として使用され得るものである。これは、人為的結合角を有する分子を約6.896kPa(約1psi)から約689.6kPa(約100psi)の圧力にある加圧された容器の中に供給し、次いで人為的結合角を有する分子を加圧された容器から放出して、人為的結合角を有する分子を電気放電で点火することによって実現され得る。例えば、点火プラグなどの高周波数で、高電圧の点火源が使用され得る。人為的結合角を有する分子を点火すると、人為的結合角を再び自然な結合角状態に戻してエネルギーを放出させる。エネルギーは、音波エネルギー、機械的エネルギー、熱エネルギー、および化学的エネルギーとして放出される。いくつかの実施形態では、放出されたエネルギーは、代替燃料として使用可能であり得る。この代替燃料は、自動車などの動力装置に動力供給するために、ガソリンの代用物として使用され得る。いくつかの実施形態では、放出されたエネルギーは、火炎または火を維持するために使用され得る。
実施例
人為的結合角を有する水蒸気は、各ユニット中に20枚のプレート(各プレートは3716cm(4平方フィート)の表面積を有し、かつ0.448cm(0.1765インチ)のプレート間の間隙をおいて相互に平行に配置される)を有する4つの並列チャンバを備える生成器に、5ボルトを印加することによって、241.3kPa(35psi)にある圧力容器の中で生成されかつ捕捉された。加圧された蒸気は、34.5kPa(5psi)に下方調整され、サイズ#00の切断トーチ先端を介して放出されかつ点火されて、効果的にブローランプ、切断トーチ、または溶接トーチを創出する。生成された火炎は、チタンおよびニッケルメッキ鋼の薄板を含めて、多くの様々な材料を切断するために使用された。またタングステン溶接棒が標本金属として用いられ、人為的結合角を有する水蒸気を使用して切断トーチによって溶融された。
人為的結合角を有する水蒸気は、各ユニット中に20枚のプレート(各プレートは3716cm(4平方フィート)の表面積を有し、かつ0.448cm(0.1765インチ)のプレート間の間隙をおいて相互に平行に配置される)を有する4つの並列チャンバを備える生成器に、5ボルトを印加することによって、241.3kPa(35psi)にある圧力容器の中で生成されかつ捕捉された。加圧された蒸気は、41.4kPa(6psi)に下方調整され、2つの異なる型式の単気筒内燃機関の吸気口の中へ噴射された。これら2つの型式の機関は、ガソリン機関、すなわち、ホンダGX340と、3燃料機関、すなわち、ホンダGX390であった。人為的結合角を有する水蒸気の挿入を可能にした機関に対する改造は、気化器の除去と、人為的結合角を有する水蒸気のみの進入を許容して外部空気の進入を許容しないための、吸気口上の挿入プレートとであった。この改造は、これらの機関が、外部空気または変更された水蒸気以外の余分な燃料を少しも使用することなく、始動しかつ稼働することを可能にした。
図11に要約されたように、加圧された水蒸気はまた、有毒な副産物が大幅に削減された状態で自動車を運転するために使用された。2−F直線6気筒機関トヨタFJ−40は、人為的結合角を有する加圧された水蒸気が、遮断装置および自動車用簡易連結装置として玉弁を使用して、多岐管吸気口中の別途口の中に気化器の下方に挿入されるように改造された。また、遮断装置が、ガソリンをガスタンクから機関の気化器まで完全に遮断することを可能にするために、機関の通常のガソリン管路中に取り付けられた。機関は始動され、普通の無鉛自動車用ガソリンが、原動機の稼働を維持するために使用された。後部排気管から排出されたガスの水準は、IMR2800A排ガス分析器によって10秒間隔で測定されて、その結果が図11に示されている。データ点1から71は、普通の無鉛ガソリンが使用されたときの状態を示す。空気中の酸素水準は、点火前では20%を超え、3分以内に5%未満に降下した。点火前には事実上検出不能であった炭化水素、一酸化炭素、および二酸化炭素の水準は、約10%以上に上昇した。約12分後に、燃料源が、無鉛ガソリンから本発明として説明した蒸気に切り換えられた(図11のデータ点72〜78参照)。蒸気に切り換えて約1分後に、機関は純粋な蒸気で稼働していた(図11のデータ点79〜147参照)。図示のように、空気中の酸素水準は20%を超える通常値に戻り、炭化水素、一酸化炭素、および二酸化炭素水準は再び検出不能な水準に戻った。しかし、機関は依然として稼働中である。さらに11分後に、機関が停止されて(データ点148から154)、酸素、炭化水素、一酸化炭素、および二酸化炭素の水準は、機関が蒸気で稼働していたときの水準に比べて不変のままであった。
この実験はさらに2回反復され、その結果が、同様の結果を有する図12および13に再表示された。図12に示されたように、機関が無鉛ガソリンで始動されたとき、空気中の酸素水準は、20%超から5%未満に降下し(データ点1〜35)、有毒ガス水準は、検出不能水準から5%超(一酸化炭素)および15%超(二酸化炭素)まで上昇した。燃料が無鉛ガソリンから蒸気に切り換えられたとき、酸素水準は再び約20%に上昇し、他方で有毒ガス水準は再び1%未満に降下した(データ点43〜87)。機関が停止されたとき、酸素水準は不変のままであり、有毒ガス水準は検出不能水準まで減少した。
図13は、酸素水準が、機関が停止されたときの20%超から、無鉛ガソリンを使用して機関が始動されたときの5%未満に降下する第3の実験を示す。一酸化炭素および二酸化炭素は、機関が停止されたときの検出不能水準から、無鉛ガソリンで機関が稼働していたときの5%および15%をそれぞれ超過する水準まで上昇した(図13におけるデータ点1〜36)。燃料が無鉛ガソリンから本明細書で説明された蒸気に切り換えられた後では、酸素水準が再び約20%まで上昇し、有毒ガスが検出不能水準まで降下した(図13におけるデータ点51〜129)。機関が停止された後では、ガス水準は、機関が蒸気で稼働していたときに比べて不変であった(図13におけるデータ点130〜150)。
用途
人為的結合角を有する蒸気分子(「蒸気分子」)100の1つの用途は、動力を燃料に依存する、機関用および自動車などの自動車両用ばかりでなく、他の動力自動装置用の代替燃料源としてのものである。例えば、ガソリン、ディーゼル、天然ガス、プロパンなどの、内燃機関で使用される従来の燃料は、全部または一部が蒸気分子100と置き換えられ得る。蒸気分子100は、従来の燃料の約0%から約100%までを置き換えることができる。蒸気分子100を使用すると、ガソリンおよび他の燃料の燃焼に関連する有毒排出物を削減する。
通常の燃料を蒸気分子100と置き換えることは、機関の型式に応じて多様な方法によって実現され得る。例えば、図14〜18に示されたように、内燃機関1400では、蒸気分子100は、吸気多岐管1416の中へ自由に流入するか、シリンダ1404の中へ直接噴射されるか、またはシリンダ1404への送出前に、空気および/もしくは燃料と混合されかつ計量され得る。
例示にすぎないが、蒸気分子100は、標準的な内燃機関1400において燃料1402と併用してまたはその代用物として使用され得る。内燃機関1400は、自動車両1800に動力供給するために、ガソリンなどの燃料1402をシリンダ1404の内部で燃焼してピストン1406を駆動する。標準的な4行程内燃機関1400では、燃料1402および空気1408は、第1の行程、すなわち、吸気行程の間に、ピストン1406がシリンダ1404の下部まで移動すると、吸気弁1410を介してシリンダ1404の中へ引き込まれる。燃料1402および空気1408は、第2の行程、すなわち、圧縮行程の間に、ピストン1406がシリンダ1404の上部に向かって移動すると、圧縮される。シリンダ1404の内部の燃料1402および空気1408は、第3の行程、すなわち、燃焼行程において、点火プラグ1412によって点火されて燃焼し、それによってピストン1406をシリンダ1404の下部に向かって駆動する。ピストン1406は、第4の行程、すなわち、排気行程において再び上昇し、排気は、排気弁1414を介して排除される。
蒸気分子100も、作動されるときにエネルギーを放出できるので、シリンダ1404の内部で蒸気分子100を点火すると、燃料1402および空気1408の混合気の点火と同様の効果を有することになる。機関1400は、蒸気分子100をシリンダ1404の中へ送出するため改造され得る。様々な技法を用いて、吸気行程の間に蒸気分子100をシリンダ1404の中へ送り出すことができる。いくつかの技法および方法は、限定されるものではないが、吸気多岐管1416の中への蒸気分子100の自由流入、適切な比率における蒸気分子100および空気1408の計量流、ならびにシリンダ1404の中への蒸気分子100の直接噴射を含む。蒸気分子100は、一旦シリンダ1404に流入すると、例えば、点火プラグ1412、ディーゼル機関中のディーゼル燃料の燃焼、または他の任意の火花または火炎源によって点火され得る。テスト実験では、60:40および70:30までもの蒸気分子100対ディーゼル燃料比は、蒸気分子を作動させてエネルギーを放出させるために、依然としてディーゼル燃料が、圧縮時に燃焼することを可能にした。
いくつかの実施形態では、蒸気分子100が吸気多岐管1416を経由してシリンダ1404の中へ自由に流入することができる。気化器1418を使用する車両では、気化器1418は燃料入口1420を有するが、この入口を介して燃料が吸気多岐管1416の中へ引き込まれ、空気1408と混合されて、シリンダ1404の中へ導入される。代替燃料すなわち蒸気分子の入口1422が創出され得るが、この入口を介して蒸気分子1422は燃料/空気混合気に導入され得る。この蒸気分子入口1422は、燃料1402および蒸気分子100が気化器1418のベンチュリ管1424の中へ引き込まれるように、燃料入口1420に対して位置合わせされるか、隣接するか、または対向し得る。したがって、気化器1418の絞り弁(図示せず)が開かれるとき、空気1408、燃料1402、および蒸気分子100は、シリンダ1404の中へ分配されるように多岐管1416の中へ吸い込まれる。
いくつかの実施形態では、気化器1418を通る空気流1408および/または吸気多岐管1416への蒸気分子100の導入が、図15および17で示されたように、質量流量制御装置1500、弁、燃料噴射器などを使用して制御または計量され得る。これらは、車両のコンピュータシステム1426と共に動作することができる。
気化器1418が燃料噴射器1428と置き換えられた実施形態では、第2の燃料噴射器1428bを用いて、蒸気分子100を吸気システム1416に噴射するか、またはシリンダ1404の中へ直接噴射することができる。コンピュータシステム1426が、吸気システム1416および/またはシリンダ1404の中へ噴射するために、燃料1402、空気1408、および蒸気分子100の適切な混合を同期化および計算することができる。
いくつかの実施形態では、気化器1418は、燃料噴射器1428と併用され得る。例えば、燃料1402は、燃料噴射器1428を経由してシリンダ1404の中へ導入され、他方で蒸気分子100は、空気と混合後に気化器を経由してシリンダ1404の中へ導入される。別法として、蒸気分子100は、燃料噴射器1428を経由してシリンダ1404の中へ直接導入され、他方で燃料は、空気と混合された後で気化器1424を経由して導入される。さらには、燃料1402をシリンダの中へ導入することを完全に遮断して、蒸気分子100に完全に依存するために、随意選択部品が設けられてもよい。
例示にすぎないが、気化器1418および燃料噴射器1428の両方を使用し、燃料1402が燃料噴射器1428を介してシリンダ1404に進入し、かつ蒸気分子100が気化器を経由してシリンダ1404に進入する実施形態では、燃料がもはや所望されなければ、車両が蒸気分子100のみによって動力供給を受けるように、スイッチが燃料噴射器1428を遮断することができる。
したがって、蒸気分子および/または燃料をシリンダの中へ導入するために、多様な異なる組合せが使用され得る。使用される厳密な方策は、燃料節減または動力に応じ得る。したがって、蒸気分子100および/または燃料1402は、シリンダ1404の中へ直接噴射されるか、または既存の吸気システム1416を介して導入され得る。既存の吸気システム1416を使用する際に、蒸気分子100の流れは、制御されるかまたは自由流動であり得る。さらには、蒸気分子100、燃料1402、および空気1408は、シリンダ1404に進入する前に混合されるか、または電気式噴射器、機械式噴射器、電磁弁などを経由して、並行噴射によってシリンダ1404の内部で混合されるか、またはシリンダ1404に導入前にもしくは導入時に任意の組合せで混合され得る。
図19に示されたように、蒸気分子100は、車両1800内で貯蔵容器1802の中に貯蔵され得る。例えば、貯蔵容器1802は、車両1800のトランクの中にまたはその近傍に配置された、蒸気分子100収容用の加圧された容器214であり得る。高圧ホースまたは管路1804が、蒸気分子100を適切な時点にかつ適切な量で送出するために、貯蔵容器1802を吸気システム1416に連結するか、または直接シリンダの中へ送出することができる。したがって、燃料タンク1806および貯蔵容器1802は、並行して動作し得る。
いくつかの実施形態では、貯蔵容器1802は、車両1800内に配置された蒸気分子生成器102であり得る。水は、蒸気分子100を生成するために、流体の1つとして使用され得るので、使用者は、車両1800を「燃料補充する」ためには給水源を見つけるだけで済む。さらには、流体は純粋なまたは濾過された形態である必要がないので、使用者は、殆どどこにでも停止して、見つけられ得る殆ど任意の種類の流体または水を使用することができよう。
図20に示されたように、蒸気分子100はまた、現在の代替燃料輸送機関と組み合わせて使用され得る。例えば、蒸気分子100は、電気車両1800の燃料電池1900に電力供給するために、燃料電池1900の中へ供給され得る。次いで燃料電池1900は、動力を機関1400に供給するために、または他の電気装置の電力供給用に使用するための電力を供給するために、蓄電池または発電機1902に電力供給することができる。いくつかの実施形態では、蒸気分子100を使用して、任意の電気式または電気機械式装置に電力を供給するために発電機に直接動力供給することができる。蒸気分子100は、加圧された容器214からのものであってもよいし、または蒸気分子生成器102によって車両内で生成されてもよい。
したがって、本明細書で説明されたように、本発明はまた、人為的結合角を有する蒸気分子(「蒸気分子」)100を機関1400の中へ導入するステップおよび運動エネルギーを創出するために蒸気分子100を作動させるステップを含む、自動車両の機関などの機関1400に動力供給する方法である。蒸気分子100は、約104.5度よりも大きい人為的結合角を有する水分子であることが好ましい。
特に、機関1400に動力供給する方法は、蒸気分子100を機関1400のシリンダ1404の中へ導入するステップと、ピストン1406を駆動するために蒸気分子100を作動させるステップとを含む。本方法は、蒸気分子100を貯蔵容器1802からシリンダ1404の中へ送出するステップをさらに含む。いくつかの実施形態では、貯蔵容器1802は、加圧された容器214であり得る。いくつかの実施形態では、貯蔵容器1802は、蒸気分子100を生成する。したがって、貯蔵容器1802は、蒸気分子生成器102であり得る。
蒸気分子100は、吸気弁1410を介してシリンダ1404の中へ導入されるか、シリンダ1404の中へ直接噴射されるか、または質量流量制御装置1500によって吸気多岐管1416の中へ計量され得る。さらには、蒸気分子100は、燃料1402と混合され得る。いくつかの実施形態では、蒸気分子100および燃料1402は、シリンダ1404の中へ導入される前に混合される。いくつかの実施形態では、蒸気分子100および燃料1402は、シリンダ1404の中で混合される。
いくつかの実施形態では、機関1400は内燃機関でよく、この内燃機関に動力供給する方法は、自動車両1800の内部の貯蔵容器1802の中で、人為的結合角を有する蒸気分子100を生成するステップと、第1の質量流量制御装置1500aで蒸気分子100を機関1400の中へ計量するステップと、第2の質量流量制御装置1500bで空気流を機関の中へ計量するステップと、気化器1418、吸気多岐管1416、またはシリンダ1404などの、機関の区画室の中で蒸気分子、空気、および燃料を混合するステップと、ピストン1406を駆動して仕事量を創出するために、蒸気分子100をシリンダ1404の内部で作動させるステップとを含む。
本方法を車両に組み込むと、機関1400を備える代替燃料輸送機関1800となり、この機関1400は、シリンダ1404と、このシリンダの内部に収納されたピストン1406と、人為的結合角を有する蒸気分子100を含む代替燃料とを備えて、この代替燃料100は、機関1400のシリンダ1404の中へ導入され、シリンダ1404内部のピストン1406を駆動するためにエネルギーを放出するように作動される。
代替燃料輸送機関1800は、代替燃料100をシリンダ1404の中へ導入する手段をさらに備える。例えば、代替燃料輸送機関1800は、燃料1402をシリンダ1404の中へ噴射するための第1の燃料噴射器1428aと、代替燃料100をシリンダ1404の中へ噴射するための第2の燃料噴射器1428bとを有し得る。第2の燃料噴射器1428bは、第1の燃料噴射器1428aと同様の様態でシリンダの上に位置決めされ得る。いくつかの実施形態では、この代替燃料輸送機関1800は、標準的な気化器1418を有し得るが、この気化器1418は、第1の端部および第2の端部を有する絞り弁本体と、この絞り弁本体の内部にあって第1の端部から第2の端部に延びる、壁を有するチャンネルと、このチャンネルの内部で回転可能である、第2の端部に位置決めされた絞り弁プレートと、燃料を気化器の中へ導入するために、チャンネルの壁の内部にある燃料入口1420と、代替燃料を気化器の中へ導入して燃料と混合するために、チャンネルの壁の内部にある代替燃料入口1422とを有し得る。
いくつかの実施形態では、代替燃料輸送機関1800は、ある一定量の代替燃料100をシリンダ1404の中へ計量するために、質量流量制御装置1500をさらに備える。
代替燃料輸送機関1800はまた、貯蔵容器1802と、この貯蔵容器1802を機関1400に連結する管路1804とを有し得る。いくつかの実施形態では、貯蔵容器1802は、加圧された容器214である。いくつかの実施形態では、貯蔵容器1802は、人為的結合角を有する蒸気分子100を生成する。換言すれば、貯蔵容器1802は、蒸気分子生成器102である。
他の用途
数多くの他の用途が本発明者によって企図された。以下は、可能な用途の限定的な列挙ではなく、潜在的な用途の実例を提示するための様々な分野におけるいくつかの実施例である。

調理用/商業用の水処理システム−食塩水/汽水
注射可能物質用の水−医療関係
半導体製造水
水からの有用または貴重物質の再生
鉱山排水処理
食料製品水
工業排水および内容物の再生
農業、娯楽用雑排水の再生
エネルギー(電気関係)
石炭を含む汚染物質捕捉による既存施設用の空気品質向上
炭化水素燃料要件の軽減/排除
温室ガス排出物の削減/除去
電気エネルギー生産における水/重力式システムの利用
電気エネルギー生産における荷電ガスシステムの利用
密閉施設の稼働−空気品質要件に適合可能
個人輸送
新規燃料用に既存内燃機関を改修する
炭素を基本とする排出物質を捕捉するために既存内燃機関を改修する
酸化窒素、亜硫酸ガス、微粒子排出物の除去用に改修する
新規燃料を最適使用するための新規機関の設計
内燃および外燃機関
大量輸送
炭化水素使用および排出を削減するためにバスなどを改修する
炭化水素および排出物を削減するために列車の改修をする
内燃および外燃機関用に環境、効率、安全を最適化するための新規の機関
商業輸送
炭化水素の使用を削減するために路上用トラック全般を改修する
排出物質、騒音の削減
新規の内燃および外燃機関
収穫、貯蔵、配送上の過剰エネルギー
海運関係
炭化水素の使用および排出を削減するために船舶用機関を改修する
港湾地域内にある間の排出削減
船上用新鮮水の供給
魚介類貨物冷却用の氷を運搬する必要性を低減する
海上における有効時間の増大
船舶電力の船上発電のための費用、炭化水素、排出物質の削減
炭化水素の使用、貨物からの海上汚染物質削減
有効運行範囲の増大
有効貨物船積載力の向上
「プルプッシュ」スクリュー自由低喫水推進および操舵システム
エネルギー(炭化水素)
石炭動力源施設からの排出物を捕捉および活用して二酸化炭素を除去する
化石燃料および天然ガスの使用を削減/排除して二酸化炭素を除去する
油母頁岩および砂から炭化水素生産を可能にする
プラスチック、医薬品、化学品などを生産する際の過剰な炭化水素を活用する
エネルギー(原子力関係)
既存原子炉中の核燃料棒の置換え、原子炉冷却水の放射性廃棄物処理の削減
化学
高純度ガス
無機/有機化学合成
長期間にわたる真空中の高温化学作用
無炭素の金属(アルミニウムなど)還元精製
真空または大気中の多周波酸化還元反応化学作用
極限条件下の化学反応
物理学
真空および近真空条件下の持続的プラズマ反応
電子豊富条件−熱−真空下の反応
分光学
時空現象
深宇宙用のイオン/プラズマ推進システム
実時間の元素分析
材料試験
高温合成結晶成長
冶金関係
高温試金および試験
真空中での高温生産および精錬
加熱操作からの炭素排出の削減
危険ガスの貯蔵の排除
電気エネルギー削減
高温冶金処理の実時間監視および制御
電場および磁場の発生を伴わない高温操作
暖房、冷却、冷蔵
住居および商業暖房−炭素燃料の削減/排除
空気調和
大規模冷蔵
電気消費量削減
空気品質維持
公共安全
航空機酸素システム
消防士呼吸装置
携帯酸素装置
非破壊性スタン榴弾
防火管理/消火
精密金属切削装置、小型、携帯式、簡易
除染、解毒システム
大規模抗菌システム
群衆管理
娯楽
無タンク水中呼吸装置
特殊効果
個人用船/ATVの推進
軽航空機
娯楽関係用の小規模な水、電気、廃棄物システム
軍事(専守)
潜水艦用の「キャタピラ駆動装置」
水推力表面推進システム
遠隔観測推進
軽航空機
地雷除去
方向感覚喪失装置
トンネルおよび堤防破壊
隠密軍艦破壊
大気圏外動力、水、光、酸素システム、水または氷からの推進システム
ロケット燃料−非爆発性
車両燃料−非燃焼性
無炭化水素の魚雷推進
燃料輸送、配送危険、および時間の削減
食品処理
細胞膜破裂による有害有機体の削減/排除
容器サイズの急速冷凍/冷蔵
大規模抗菌システム真空包装システム
工業関係
同種および異種材料の溶接および切削
振動および衝撃試験
真空中における持続的加熱
真空を基本とする焼付けシステム
長距離にわたる簡素化された液体ポンプシステム
大規模真空ポンプ
環境関係
生産物合成に関する大気汚染物質の再生
全般的な炭素影響範囲の低減
環境プログラムに資金拠出するための炭素債権の創出
炭素を基本とする汚染物質による環境破壊の低減
木を伐採し、熱帯雨林を焼き払う必要性を低減する
大気中の酸素富化
農業関係
大気中の窒素固定
可動部分が少ない低費用ポンプシステム
現場肥料生産
食物/餌の保存
害虫駆除
炭化水素燃料使用−炭素排出の削減/排除
潅漑残留物によって汚染された土壌の再生
潅漑流亡水からの肥料の再生−再循環
廃棄物管理
人糞尿の管理
産業廃棄物の管理
医療廃棄物の管理
有毒廃棄物の管理
下水処理
大規模廃棄物処分
携帯式ゴミおよび廃棄物管理機器
廃棄物再循環/再生システム
液体燃料、溶剤、工業製品に対するメタン合成
流亡水処理
石油産業
石油生産を再生するための貯留層の再加圧−新規掘削の回避
坑口装置における石油/水混合物からの水の再生
エタノール合成に関する二酸化炭素の再生
石油製品のダウンホール水素処理
掘削泥水の再生
含油頁岩および砂から炭化水素生産を可能にする
その他諸々
地質構造分析用の音響探知法
極端深部水測定
極端深部における海底地図作成
ガス輸送危険排除−使用時点生成
本発明の推奨される実施形態の以上の説明は、例示および説明目的のために提示されたものである。限定的であることまたは開示された厳密な形態に本発明を限定することは意図されていない。以上の教示に照らせば、多くの変更および変形が可能である。本発明の範囲はこの詳細な説明によって限定されるものではなく、本明細書に添付された特許請求の範囲および特許請求の範囲の均等物によって限定されることが意図されている。
本発明は、代替燃料源を生成するための、特に、水を変換して内燃機関などの機関で使用するための存続可能な代替燃料源にする装置および方法に産業上利用され得るものである。

Claims (54)

  1. 人為的結合角を有する水蒸気分子を生成する装置であって、
    a.固有の周波数を創出するために電流を供給する約1ボルトから約500ボルトの電圧源と、
    b.複数のアノードプレートおよび複数のカソードプレートであって、約0.127cm(約0.05インチ)から約2.54cm(約1インチ)の間隙が、隣接するアノードプレートおよびカソードプレート間に存在するように交互配置にあり、各アノードプレートおよびカソードプレートは、約1KHzから約22KHzの共振周波数を創出するために、水の流れが、各隣接するアノードプレートおよびカソードプレート間の中を通過することを可能にするように配向された、複数のアノードプレートおよび複数のカソードプレートと、
    c.電流を前記複数のアノードプレートおよび前記複数のカソードプレートに供給するために、前記電圧源を前記複数のアノードプレートおよび前記複数のカソードプレートと接続する電力通路と、
    d.前記複数のアノードプレートおよび前記複数のカソードプレートを横切る前記水の前記流れを供給するための給水源と、
    e.前記複数のアノードプレート、前記複数のカソードプレート、および前記水を収容するチャンバであって、
    i.第1の水入口孔と、
    ii.前記第1の水入口孔に対向する第2の水入口孔とを有するチャンバと、
    f.水ポンプであって、水の前記流れを前記給水源から前記第1の水入口孔を介して第1の方向に、かつ前記第2の水入口孔を介して前記第1の方向と対向する第2の方向に前記チャンバの中へ強制して、前記水が帯電プレートを横切って流れると、前記チャンバ内の圧力を高める、水ポンプと、
    g.前記水の上方に配置された水蒸気トラップであって、前記給水源に戻るように向け直されるべき溢流水のために、前記水蒸気トラップに位置決めされた水出口孔を備える水蒸気トラップと、
    h.前記人為的結合角を有する前記水蒸気分子が、前記水蒸気トラップから抜け出すことを可能にするために、前記水蒸気トラップに位置決めされた水蒸気出口と、
    i.前記人為的結合角を有する前記水蒸気分子を収容するために、前記水蒸気出口に連結された圧力容器とを備え、前記固有の周波数と、前記複数のカソードプレートと前記複数のアノードプレートとの間で創出された前記共振周波数とを組み合わせると、前記水分子を、燃料源として使用するための人為的結合角を有する前記水蒸気分子に変換する装置。
  2. 人為的結合角を有する蒸気分子を生成する装置であって、
    a.電流を供給するための電圧源と、
    b.抵抗−コンデンサ回路であって、
    i.前記電圧源の負の端子に電気接続されたアノードと、
    ii.前記アノードに対向し、前記電圧源の正の端子に電気接続されたカソードと、
    iii.前記アノードと前記カソードとの間の中にあり、それぞれ表面積を備えて、間隙によって分離されている複数の導電プレートとを備える抵抗−コンデンサ回路と、
    c.前記アノード、前記カソード、前記複数の導電プレート、および流体を収容するチャンバとを備え、前記電流を前記カソードと前記アノードとの間に通すと、変更周波数を生成しかつ前記チャンバ内の圧力を高め、それによって人為的結合角を有する前記蒸気分子を生成する装置。
  3. a.前記抵抗−コンデンサ回路に印加された前記電圧は、固有の周波数を含み、
    b.前記複数の導電プレートは、前記抵抗−コンデンサ回路内で約50Hzから約40KHzの共振周波数を生成し、前記固有の周波数および前記共振周波数は、前記蒸気分子の結合角を人為的状態に変更するのに十分な前記変更周波数を生成するために合計される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記導電プレートは、実質的に相互に平行である、請求項3に記載の装置。
  5. 前記間隙は、約0.127cm(約0.05インチ)から約2.54cm(約1インチ)である、請求項4に記載の装置。
  6. 前記間隙は、約0.127cm(約0.05インチ)から約0.635cm(約0.25インチ)である、請求項4に記載の装置。
  7. 前記人為的結合角を有する前記蒸気分子を生成する効率を高めるために、前記流体を前記導電プレートに沿って実質的に平行に流動させる手段をさらに備える、請求項4に記載の装置。
  8. 前記チャンバは第1の流体入口孔を備え、前記流体入口孔を介して前記流体は、前記チャンバの中へ流入しかつ前記複数の導電プレートに沿って流動できる、請求項7に記載の装置。
  9. a.流体供給源と、
    b.前記第1の流体入口孔を介して前記流体の前記流れを前記複数の導電プレートに沿って強制するための流体ポンプと、
    c.前記複数の導電プレートを横切って流動する流体の一定の動きを可能にするように、前記流体を前記流体供給源に戻して再循環させることを前記流体に可能にするための流体出口孔とをさらに備える、請求項8に記載の装置。
  10. 第2の流体入口孔であって、前記流体ポンプが、前記第1の流体入口孔を介して前記流体を第1の方向に強制し、他方では、前記導電プレートを横切る流量を最大化するために、前記流体が、少なくとも2つの異なる方向から前記複数の導電プレートを横切って流動するように、前記第2の流体入口孔を介して前記流体を前記第1の方向と対向する第2の方向に同時に強制するように、前記第1の流体入口孔に対向して位置決めされた第2の流体入口孔をさらに備える、請求項9に記載の装置。
  11. a.水蒸気出口と、
    b.使用するまで貯蔵するために、人為的結合角を有する前記蒸気分子を収容するために前記水蒸気出口に連結された圧力容器とをさらに備える、請求項9に記載の装置。
  12. 分子の結合角を変更する方法であって、
    a.第1の周波数を供給するステップと、
    b.前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を供給するステップと、
    c.前記第1の周波数および前記第2の周波数を組み合わせることによって、変更周波数を生成するステップと、
    d.人為的結合角を創出するために、前記分子を前記変更周波数に暴露するステップとを含む方法。
  13. a.少なくとも1つの追加的な周波数を供給するステップと、
    b.前記変更周波数を生成するために、前記少なくとも1つの追加的な周波数を前記第1および第2の周波数と組み合わせるステップとをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. a.前記第1の周波数は、電源によって生成された固有の周波数であり、
    b.前記第2の周波数は、複数の導電プレートから生成された共振周波数であり、各導電プレートは、表面積を有して相互に平行に配置され、
    c.前記電源および前記導電プレートは、抵抗−コンデンサ回路を創出する、請求項12に記載の方法。
  15. a.前記人為的結合角を維持するために、前記人為的結合角を有する前記分子を加圧するステップと、
    b.前記人為的結合角を有する前記加圧された分子を圧力容器の中に収容するステップとをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記共振周波数は、約50Hzから約40KHzである、請求項14に記載の方法。
  17. 前記共振周波数は、約1KHzから約22KHzである、請求項14に記載の方法。
  18. 約0.005から約0.50のデューティサイクルを有する前記電源から電流を印加するステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  19. 前記複数の導電プレートに印加された前記電源は、表面積929cm(1平方フィート)当たり少なくとも約10ワットの電力を創出する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記複数の導電プレートに印加された前記電源は、表面積929cm(1平方フィート)当たり約10ワットから表面積929cm(1平方フィート)当たり約100ワットの電力を創出する、請求項19に記載の方法。
  21. 前記複数の導電プレートに印加された前記電力は、表面積929cm(1平方フィート)当たり約30ワットから表面積929cm(1平方フィート)当たり約50ワットである、請求項20に記載の方法。
  22. 前記分子は水である、請求項12に記載の方法。
  23. 人為的結合角を備えて、前記人為的結合角を自然な結合角状態に戻すと、エネルギーを放出する分子。
  24. 前記人為的結合角を有する前記分子は加圧される、請求項23に記載の分子。
  25. 前記分子は水である、請求項24に記載の分子。
  26. 前記人為的結合角は、約104.5度よりも大きい、請求項25に記載の分子。
  27. 前記人為的結合角は、約109度よりも大きい、請求項26に記載の分子。
  28. 人為的結合角を有する分子をエネルギー源として使用する方法であって、
    a.前記人為的結合角を有する前記分子を約6.896kPa(約1psi)から約689.6kPa(約100psi)の圧力にある加圧された容器の中に供給するステップと、
    b.前記人為的結合角を有する前記分子を前記加圧された容器から放出するステップと、
    c.前記人為的結合角を有する前記分子を点火するステップとを含み、
    d.前記人為的結合角を有する前記分子を点火するステップは、前記人為的結合角を再び自然な結合角状態に戻してエネルギーを放出させる方法。
  29. 前記エネルギーを代替燃料源として使用するステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記代替燃料は、動力装置に動力供給するために、ガソリンの代用物として使用される、請求項29に記載の方法。
  31. 前記代替燃料は、火炎を維持するために使用される、請求項30に記載の方法。
  32. 自動車両に動力供給する方法であって、
    a.人為的結合角を有する蒸気分子(「蒸気分子」)を自動車両の内部の貯蔵容器の中で生成するステップと、
    b.蒸気分子を第1の質量流量制御装置で機関の中へ計量するステップと、
    c.空気流を第2の質量流量制御装置で前記機関の中へ計量するステップと、
    d.前記蒸気分子、空気、および燃料を、気化器、吸気多岐管、およびシリンダから成る群から選択された、前記機関の区画室の中で混合するステップと、
    e.ピストンを駆動して仕事量を創出するために、前記蒸気分子をシリンダの内部で作動させるステップとを含む方法。
  33. 機関に動力供給する方法であって、
    a.人為的結合角を有する蒸気分子(「蒸気分子」)を機関のシリンダの中へ導入するステップと、
    b.ピストンを駆動するために、前記蒸気分子を作動させるステップとを含む方法。
  34. 前記蒸気分子を貯蔵容器から前記シリンダの中へ送出するステップをさらに含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記貯蔵容器は、加圧された容器である、請求項34に記載の方法。
  36. 前記貯蔵容器は、前記蒸気分子を生成する、請求項34に記載の方法。
  37. 前記蒸気分子は、吸気弁を介して前記シリンダの中へ導入される、請求項34に記載の方法。
  38. 前記蒸気分子は、前記シリンダの中へ直接噴射される、請求項34に記載の方法。
  39. 前記蒸気分子は、質量流量制御装置によって吸気多岐管の中へ計量される、請求項34に記載の方法。
  40. 前記蒸気分子を燃料と混合するステップをさらに含む、請求項33に記載の方法。
  41. 前記蒸気分子および前記燃料は、前記シリンダの中へ導入する前に混合される、請求項40に記載の方法。
  42. 前記蒸気分子および前記燃料は、前記シリンダの中で混合される、請求項40に記載の方法。
  43. a.機関であって、
    i.シリンダと、
    ii.前記シリンダの内部に収納されたピストンとを備える機関と、
    b.エネルギーを前記機関に供給するために、人為的結合角を有する蒸気分子を有する代替燃料であって、前記ピストンを前記シリンダの内部で駆動して仕事量を創出するためのエネルギーを生成するために、作動用に前記機関の前記シリンダの中へ導入される代替燃料と、
    c.前記代替燃料を前記シリンダの中へ導入する手段であって、受動的な流動装置、計量装置、および噴射装置から成る群から選択された手段と、
    d.前記代替燃料を生成しかつ前記代替燃料を圧縮された状態で収容するために、前記車両に担持された代替燃料生成器と、
    e.前記代替燃料を前記機関に送出するために、前記代替燃料生成器を前記機関に連結する管路とを備える、代替燃料輸送機関。
  44. a.機関であって、
    i.シリンダと、
    ii.前記シリンダの内部に収納されたピストンとを備える機関と、
    b.人為的結合角を有する蒸気分子を含む代替燃料とを備え、前記代替燃料は、前記機関の前記シリンダの中へ導入されて、前記ピストンを前記シリンダの内部で駆動するためのエネルギーを放出するために作動される、代替燃料輸送機関。
  45. 前記機関は、前記代替燃料を前記シリンダの中へ導入する手段を備える、請求項44に記載の代替燃料輸送機関。
  46. a.燃料を前記シリンダの中へ噴射するための第1の燃料噴射器と、
    b.前記代替燃料を前記シリンダの中へ噴射するための第2の燃料噴射器とをさらに備える、請求項45に記載の代替燃料輸送機関。
  47. 気化器をさらに備え、前記気化器は、
    a.第1の端部および第2の端部を有する絞り弁本体と、
    b.前記絞り弁本体の内部で前記第1の端部から前記第2の端部に延びる、壁を有するチャンネルと、
    c.前記チャンネルの内部で回転可能である、前記第2の端部に位置決めされた絞り弁プレートと、
    d.前記燃料を前記気化器の中へ導入するために、前記チャンネルの前記壁の内部にある燃料入口と、
    e.前記代替燃料を前記気化器の中へ導入して前記燃料と混合するために、前記チャンネルの前記壁の内部にある代替燃料入口とを備える、請求項45に記載の代替燃料輸送機関。
  48. ある一定量の前記代替燃料を前記シリンダの中へ計量するために、質量流量制御装置をさらに備える、請求項44に記載の代替燃料輸送機関。
  49. a.貯蔵容器と、
    b.前記代替燃料を前記機関に送出するために、前記貯蔵容器を前記機関に連結する管路とをさらに備える、請求項44に記載の代替燃料輸送機関。
  50. 前記貯蔵容器は、加圧された容器である、請求項49に記載の代替燃料輸送機関。
  51. 前記貯蔵容器は、人為的結合角を有する前記蒸気分子を生成する、請求項49に記載の代替燃料輸送機関。
  52. 機関に動力供給する方法であって、
    a.人為的結合角を有する蒸気分子(「蒸気分子」)を機関の中へ導入するステップと、
    b.運動エネルギーを創出するために、前記蒸気分子を作動させるステップと備える方法。
  53. 前記蒸気分子は、約104.5度よりも大きい人為的結合角を有する水分子である、請求項52に記載の方法。
  54. 前記機関は内燃機関である、請求項52に記載の方法。
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