JP2011502426A

JP2011502426A - 無料ディレクトリ・アシスタンス・サービスと有料ディレクトリ・アシスタンス・サービス間の自動切換方法およびそのシステム

Info

Publication number: JP2011502426A
Application number: JP2010532044A
Authority: JP
Inventors: オールダッチリチャード、ジェイ．; ペレグリノマイケル; スコットドゥワイト、イー．; デトリーロバート、シー．
Original assignee: Volt Delta Resources LLC
Current assignee: Volt Delta Resources LLC
Priority date: 2007-10-30
Filing date: 2008-10-28
Publication date: 2011-01-20
Also published as: US8233608B2; AU2008319388B2; CA2703768A1; CA2703768C; US20120257735A1; EP2215814A1; CO6280435A2; RU2010121207A; AU2008319388A1; US8515048B2; EP2215814A4; US20090136018A1; WO2009058289A1

Abstract

ディレクトリ・アシスタンス・コールの転送方法には、発信者からのディレクトリ・アシスタンス要求を受領すること、ディレクトリ・アシスタンス要求に該当する情報が利用可能か否かについて、無料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを介して判断すること、情報が存在するとの判断を受け、発信者に対して無料の情報を提供すること、および情報が利用不能であるとの判断を受け、ディレクトリ・アシスタンス・コールを有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスに転送することが含まれる。

Description

本特許出願は、2007年10月30日付で出願された米国仮出願第60/983、897の優先権を主張し、また、その開示内容の全体が引用によって本特許出願に組み込まれている。2007年9月27日付で出願された米国特許出願第11/862、995の開示内容の全体が引用によって本特許出願に組み込まれている。

本発明は、ディレクトリ・アシスタンス分野、特に無料ディレクトリ・アシスタンス・サービスと有料ディレクトリ・アシスタンス・サービス間のディレクトリ・アシスタンス・コールの自動転送に関するものである。

ディレクトリ・アシスタンスは公衆交換電話システムが開始されて以来、事実上存在している。電話回線網の複雑性が増すにつれディレクトリ・アシスタンスに対する要求が高まった結果、発信者へのリスト情報の供与に関連するコストを抑えるため、自動化が必要となった。これらのサービスの多くが、当分野において知られている自動ガイダンスおよび音声認識システムを通じて自動化・実施されている。情報を要求する発信者が声に出した人名および番号を認識するため、通常、ハードウェアおよびソフトウェアが利用されている。

例えば、米国における典型的な無料ディレクトリ・アシスタンス・コールの場合、発信者は例えば市内交換局の領域内については1-800-CALLERSなどの特定の電話番号に電話をすると、「ディレクトリ・アシスタンスです：お尋ねの市はどちらですか？」という予め録音されたガイダンスが聞こえ、市の名称を答えると「どのリストをご希望ですか？」というガイダンスがあり、ガイダンスに答えると発信者の応答に従って、音声合成されたアナウンスにより希望する電話番号が伝えられる。しかしながら、希望する電話番号がリスト上にない場合、または発信者の応答が自動ガイダンスおよび音声認識システムによって認識されない場合、ディレクトリ・アシスタンス・システムは発信者にその旨を伝える。発信者はリスト上の希望する電話番号を取得しないまま電話を切る必要があり、ディレクトリ・アシスタンスを受けるためには別の番号に電話をかけなければならない。

発信者は多くの場合、例えば発信者がディレクトリ・アシスタンス担当のオペレーターに電話をかけ、リスト上の電話番号を要求することのできるディレクトリ・アシスタンス・サービスといった、他のディレクトリ・アシスタンスの手段を利用せざるを得ない。前記ディレクトリ・アシスタンス担当のオペレーターは発信者の要求に応じて手動でリストを探しだすことになる。希望する電話番号がリスト上に載っている場合、ディレクトリ・アシスタンス担当のオペレーターはリスト上の電話番号を発信者に伝える。ディレクトリ・アシスタンス担当のオペレーターとの生のやり取りを活用するディレクトリ・アシスタンス・サービスの多くは、現在有料で氏名、住所、および電話番号の検索を実施している。これにはコストがかかり、多くの顧客がこれらのディレクトリ・アシスタンス費用は高すぎると考えている。

ディレクトリ・アシスタンス・コールを転送する方法。前記方法は、発信者からディレクトリ・アシスタンス要求を受け、無料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを通じてディレクトリ・アシスタンス要求に該当する情報が入手可能かどうかを判断し、情報が入手可能であるとの判断に答えて該当する情報を発信者に無料で提供することを含む。前記方法は、さらに、該当する情報が入手不可能との判断に答えて、前記ディレクトリ・アシスタンス・コールを有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスに転送することを含む。

ディレクトリ・アシスタンス・コールの転送に関する製品。前記製品は、コンピューターで読取可能な少なくとも1つの媒体、およびコンピューターで読取可能な少なくとも1つの媒体に収納されたプロセッサ・インストラクションを含む。前記プロセッサ・インストラクションは、少なくとも1つのプロセッサにより、前記コンピューターで読取可能な少なくとも1つの媒体からの読取が可能であるように構成されており、その結果、発信者からディレクトリ・アシスタンス要求を受け、無料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを通じて前記ディレクトリ・アシスタンス要求に該当する情報が入手可能かどうかを判断し、情報が入手可能であるとの判断に答えて該当する情報を発信者に無料で提供し、また、該当する情報が入手不可能との判断に答えて、前記ディレクトリ・アシスタンス・コールを有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスに転送するステップを実施するよう、少なくとも1つのプロセッサを動作させる。

ディレクトリ・アシスタンス・コール転送システム。前記システムは、ディレクトリ・アシスタンス要求に該当する情報が入手可能かどうかを判断し、情報が入手可能であるとの判断に答えて該当する情報を発信者に無料で提供するよう適応した無料ディレクトリ・アシスタンス・システムを含む。前記システムは、さらに、無料ディレクトリ・アシスタンス・システムと相互運用できるように接続され、該当する情報の入手が不可能であるとの無料ディレクトリ・アシスタンス・システムの判断に答えて、発信者に該当する情報を提供することに適した有料オペレーター・ディレクトリ・アシスタンス・システムを含む。

以下の詳細を添付図面と併せて参照することにより、本発明の方法およびシステムをより完全に理解することができる。

最初のディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送システムのブロック図である。２番目のディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送システムのブロック図である。無料ディレクトリ・アシスタンス・システムのブロック図である。有料オペレーター・サービス・システムのブロック図である。ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送プロセスのフローチャートである。ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送プロセスのフローチャートである。ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送プロセスのフローチャートである。ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送プロセスのフローチャートである。ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送プロセスのフローチャートである。ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送プロセスのフローチャートである。

添付の図面を参照しながら、本発明のさまざまな実施形態をより詳細に説明する。しかしながら、本発明は多くのさまざまな形態で実施することができ、本明細書において詳しく説明されている実施形態に制限されると解釈するべきではなく、むしろこれらの実施形態は、本開示が詳細かつ完全なものであり、当業者に本発明の範囲を完全に伝えるべく提供される。

図１Ａは、ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送システム100のブロック図である。公衆交換電話網(public switched telephone network: PSTN)110は、通信機器102、104、106、108と関連づけられている発信者に対して、無料ディレクトリ・アシスタンス・システム(directory - Assistance system: DAS)112および有料オペレーター・サービス・システム(operator service system: OSS)114へのアクセスを提供する。前記通信機器102、104、106、108は、例えば、有線電話、無線電話、パソコンなどである。前記PSTN110との関連において説明されているが、本発明の概念は同等に無線またはインターネット電話のディレクトリ・アシスタンスにも適用することができる。前記無料DAS112は、データリンク116を通じて前記有料OSS114に接続されている。発信者102、104、106、108は、通常、電話インタフェースを通じて前記無料DAS112に接続されている（図２参照）。

通信機器102、104、106、108と関連づけられている発信者がディレクトリ・アシスタンスを要求する電話をかけると、電話インタフェース（図２参照）が前記無料DAS112内の適切な回路に通話をルーティングする。前記ディレクトリ・アシスタンス・コールは、例えばリストを決定するための電話である。典型的な実施形態においては、前記リストは、例えば特定の有線または無線の電話番号および/または住宅または企業の住所である。前記ディレクトリ・アシスタンス・コールは、例えば、有線電話、無線（携帯）電話、VOIP（インターネット）電話、衛星電話、またはパソコンなどから受信される。例えば、前記発信者102、104、106、108は、例えば1-800-CALLERSなどの特定の電話番号に電話をかけることにより、前記無料DAS112に接続される。前記無料DAS112への接続が完了した後、前記無料DAS112は、通常、前記発信者102、104、106、108に対して例えば少なくとも1つの広告といったマーケティング情報を提供する。前記少なくとも1つの広告は、例えば、聞き取ることのできる、または目視できる収録済みのアナウンスメントである。前記発信者102、104、106、108に提供される前記少なくとも1つの広告は、多くの場合、前記無料DAS 112の広告サーバー226および228（図２参照）に保存されている複数の広告の中から任意に選択される。

通常、前記発信者102、104、106、108に対して前記少なくとも1つの広告が提供された後、前記無料DAS112は前記ディレクトリ・アシスタンス・コールから情報を集める。前記集められた情報は、例えば、リスト情報、発信者の氏名、発信者の電話番号、発信者の場所、要求されたディレクトリ・アシスタンスの種類、および前記通話または前記発信者102、104、106、108に関連するその他の情報である。典型的な実施形態においては、少なくとも集められた情報の一部は、例えば発信者のID、発信者番号の市外局番および市内局番、無線電話のエンコード地点等、さまざまな手段を通じて判断される。

ディレクトリ・アシスタンス・コールから情報を集めるため、前記無料DAS112は通常、前記発信者102、104、106、108に対して「ディレクトリ・アシスタンスです：お尋ねの市はどちらですか？」といった予め録音されたガイダンスを送信し、前記発信者102、104、106、108が市の名称を答えると、「どのリストリストをご希望ですか？」といったガイダンスを送信する。前記ガイダンスに応答すると、前記発信者102、104、106、108の応答に従って、前記無料DAS112はそのデータベース内でリスト要求のあった電話番号を検索する。希望する電話番号が前記無料DAS112によって認識されると、当該電話番号が前記無料DAS 112の音声合成されたアナウンスによって、前記発信者102、104、106、108に伝えられる。前記発信者102、104、106、108に対して当該電話番号をアナウンスする前に、前記無料DAS112は、多くの場合、前記発信者102、104、106、108に対して例えば少なくとも1つの広告といった追加マーケティング情報を提供する。前記少なくとも1つの広告は、例えば、聞き取ることのできる、または目視できる収録済みのアナウンスメントである。前記発信者102、104、106、108に提供される前記少なくとも1つの広告は、前記無料DAS112の発信者プロフィールのアセスメントを実施することにより、複数の広告の中から知的な方法により選択される。例えば、前記発信者102、104、106、108が前記無料DAS112に電話をかけ、ピザ・レストランの電話番号を入手することに興味がある場合、前記発信者の居住地におけるお勧めのピザに関する広告を流せば、ただ単に夕方のニュース中にピザ・レストランのテレビ広告を流すよりも、発信者に対してずっと大きなインパクトを与え、より大きな興味を持って受け取られる可能性がある。このような知的なマーケティングは、前記無料DAS112に保存されている前記発信者102、104、106、108のプロフィールにアクセスすることで達成される。例えば、録音済みのアナウンス、テキスト・メッセージ、電子メール・メッセージ、SMSメッセージまたはその他の適切な手段を通じて、前記広告を前記発信者102、104、106、108に提供することができる。

しかしながら、前記リスト要求に該当する希望の電話番号がリスト上にない場合、または、前記発信者の応答が前記無料DAS112の自動ガイダンスおよび音声認識システムによって認識されない場合、前記無料DAS112は発信者に対して前記リスト要求が認識されていないこと、または、前記リスト要求に該当する希望の電話番号が入手不能であることを伝える。前記無料DAS112は自動化されており、例えば、希望の電話番号がリスト上にない場合、または、前記発信者の応答が前記無料DAS112の自動ガイダンスおよび音声認識システムによって認識されない場合、ディレクトリ・アシスタンス担当のオペレーターと生でリストの処理に関するやり取りをすることは通常ない。典型的なシステムにおいては、前記発信者102、104、106、108はリスト上の希望する電話番号を取得できずに電話を切り、更なるディレクトリ・アシスタンスを受けるため別の番号に電話をかけなければならない。

典型的な実施形態では、前記無料DAS112が前記発信者102、104、106、108に対してリスト要求のあった希望の電話番号、またはその他の事前に定義されている要求情報を提供できない場合、前記無料DAS112は、例えば、「有料のディレクトリ・アシスタンス・システムへの転送を希望されますか？」といった予め録音されたガイダンスを前記発信者102、104、106、108に提供する。前記発信者の回答が否定的である場合、前記無料DAS112は電話を終了する。しかしながら、前記発信者の回答が肯定的である場合、前記無料DAS112は、例えば、前記有料オペレーター・サービス・システム(operator service system: OSS)114などの有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスに当該ディレクトリ・アシスタンス・コールを自動的に転送する。前記OSS114は、例えば、ディレクトリ・アシスタンス・オペレーターとの生のやり取りを活用したディレクトリ・アシスタンス・サービスである。典型的な実施形態では、前記ディレクトリ・アシスタンス・コールは、例えばリリース・リンク転送手段を通じて、前記無料DAS112および前記有料OSS114間で転送される。前記無料DAS112により集められた情報は、前記無料DAS112内において処理され、データリンク116を通じて前記有料OSS114に転送される。前記無料DAS112と前記有料OSS114間のデータ送信は通常、リアルタイムまたはリアルタイムに近い状態で実施される。

図１Ｂは、2番目のディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送システム100のブロック図である。本実施形態が示すように、前記有料OSS114は、前記ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送システム100の前記無料DAS112に統合されている。

図２は、前記無料ディレクトリ・アシスタンス・システム(DAS)112のブロック図である。前記無料DAS112は、そのオペレーションを制御するため、メモリ204を有する中央処理装置(CPU)202およびソフトウェア206を包含している。CPU202は、通常、例えば前記有料OSS114といったシステムとの、例えばパケット・スイッチ・ネットワークを通じた通信に関して、ネットワーク・インタフェース210と関連づけられている。前記無料DAS 112は、さらに、例えばスイッチといった電話インタフェース208を含んでいる。前記電話インタフェース208は、電話接続を通じて前記発信者102、104、106、108と対話するよう適応している。前記CPU202は、前記発信者102、104、106、108にあいさつを送り、前記発信者102、104、106、108に希望するリストおよび居住地を尋ね、前記発信者の応答を保存・転送するために必要なハードウェアおよびソフトウェアを含んでいるか、または、それらに関連付けられている。前記CPU202および前記ソフトウェア206は、前記無料DAS112内のコンポーネントと相互に通信することにより、無料ディレクトリ・アシスタンス・オペレーションを促進するように構成されている。

前記無料DAS112は、さらに、コール・スクリーニング回路(call screening circuitry: CSC)216およびボイス・フィーチャー・ノード(voice feature node: VFN)214を含んでいる。前記CSC216は、少なくとも1つのサーバー218および少なくとも1つのデータベース220を含んでいる。前記CSC216は、電話の属性を判断するよう適応している。さまざまな実施形態において、前記データベース220は、例えばOracle（登録商標）、MS Access（登録商標）データベース、MS SQL、IBM DB2などを使って実行することができる。例として、1つのサーバー218および1つのデータベース220のみが示されているが、必要に応じて前記CSC216内にサーバーおよびデータベースがいくつあってもよい。前記通話属性は、例えば、発信者の電話番号、発信者の氏名、発信者の居住地、ディレクトリ・アシスタンス・コールの通話時間などを含む。

前記VFN214は複数のサーバー222、224を含む。前記VFN 214は前記CSC216から通話属性を入手し、前記発信者102、104、106、108に対してリスト要求のガイダンスを実施する。前記VFN214は、例えば音声認識システム224を使って、前記発信者102、104、106、108からのリスト要求を認識する。前記音声認識システム224は、前記発信者102、104、106、108の話し言葉を認識・解釈する。典型的な実施形態においては、前記音声認識システム224は、マイクロソフト社のWINDOWS（登録商標） XPオペレーティング・システム、または、例えばUnix（登録商標）やLinux（登録商標）など、その他の適切なオペレーティング・システムを作動させるサーバーとして実行される。前記音声認識システム224は、音声パターンの認識の支援として、当分野において知られている特別なハードウェアも含む。前記音声認識システム224は、本発明の実施形態のさまざまな機能を実施するために設計された1つまたはそれ以上のプログラムも実施する。これらのプログラムは、例えばＣまたはC++といった標準のプログラミング言語で書かれている。

前記無料DASシステム112は、発信者プロフィール回路(caller-profile circuitry: CPC)230を含む。前記CPC230は、少なくとも1つのサーバー240および少なくとも1つのデータベース242を含んでいる。前記少なくとも1つのデータベース242は、各発信者102、104、106、108のプロフィールを保存するよう適応している。前記発信者に関連した前記プロフィールおよび履歴は、前記発信者102、104、106、108がディレクトリ・アシスタンスを要求する電話をかけるたびに更新される。前記プロフィールは、特定の発信者102、104、106、108が何に興味を持っており、また、発信者102、104、106、108に対してどのような広告を提供するかを前記無料DAS112が判断する手助けをする。特定の発信者102、104、106、108が現時点において何に興味を持っているかに関して、より良いアセスメントを実行することにより、前記ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送システム100は、広告において発信者の興味範囲をターゲットとすることができる。さまざまな実施形態において、前記データベース242は、例えばOracle（登録商標）、MS Access（登録商標）データベース、MS SQL、IBM DB2などを使って実行することができる。例として、1つのサーバー240および1つのデータベース242のみが示されているが、必要に応じてCPC230内にサーバーおよびデータベースがいくつあってもよい。

前記無料DAS112は、さらに、複数の広告サーバー226、228を含む。前記広告サーバー226、228は、前記発信者102、104、106、108に提供される可能性のある複数の広告を保存する。例えば、前記発信者102、104、106、108に提供される広告は、前記CPC230の発信者プロフィールおよび前記VFN214によって特定されたリスト要求をレビューすることにより選択される。いくつかの実施形態において、提供される広告の種類は高度に制御される。例えば、前記発信者102、104、106、108が前記無料DAS112に電話をかけ、ピザ・レストランの電話番号を入手することに興味がある場合、発信者の居住地におけるお勧めのピザに関する複数の広告が提供される。

前記無料DAS112は、さらに、前記有料OSS114との通信に適応したオペレーター・サービス・システム(operator service system: OSS) インタフェース244を含み、前記無料DAS112から例えば前記有料OSS114といった有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスにディレクトリ・アシスタンス・コールを自動的に転送する。典型的な実施形態では、前記無料DAS112が前記発信者102、104、106、108に対して前記リスト要求のあった電話番号、またはその他の事前に定義されている要求情報を提供できない場合、前記無料DAS112は、例えば、「有料のディレクトリ・アシスタンス・システムへの転送を希望されますか？」といった予め録音されたるガイダンスを前記発信者102、104、106、108に提供する。前記発信者の回答が否定的である場合、前記無料DAS112は電話を終了する。しかしながら、前記発信者の回答が肯定的である場合、前記無料DAS112は、前記OSSインタフェース244を通じて、当該ディレクトリ・アシスタンス・コールを前記有料OSS 114に自動的に転送する。典型的な実施形態では、前記ディレクトリ・アシスタンス・コールは、例えばリリース・リンク転送手段を通じて、前記無料DAS112および前記有料OSS114間で転送される。前記有料OSS114は、例えば、ディレクトリ・アシスタンス・オペレーターとの生のやり取りを活用したディレクトリ・アシスタンス・サービスである。前記無料DAS112により集められた情報は、前記無料DAS112内において処理され、データリンク116を通じて前記有料OSS114に転送される。典型的な実施形態において、前記無料DAS112と前記有料OSS114間のデータ送信は通常、リアルタイムまたはリアルタイムに近い状態で実施される。

図３は、有料のオペレーター・サービス・システム(OSS)114のブロック図である。前記有料OSS114は、例えばスイッチを含むことのできるスイッチングおよびシグナリング・コンポーネント302を含んでいる。前記スイッチングおよびシグナリング・コンポーネント302は、電話接続を通じて前記発信者102、104、106、108と対話するためにある。前記スイッチングおよびシグナリング・コンポーネント302は、さらに、例えばパケット・スイッチ・ネットワークを通じて、例えば前記無料DAS112などのシステムとの通信に適応している。前記有料OSS114は、オートメーション回路303も含む。前記オートメーション回路303は、複数のサーバー304、305を含む。前記オートメーション回路303は、転送された前記ディレクトリ・アシスタンス・コールを自動化し、前記発信者102、104、106、108に対して前記リスト要求のガイダンスを実施する。前記オートメーション回路303は、例えば音声認識システム305を使って、前記発信者102、104、106、108からの前記リスト要求を認識する。前記音声認識システム305は、前記発信者102、104、106、108の話し言葉を認識・解釈する。典型的な実施形態においては、前記音声認識システム305は、マイクロソフト社のWINDOWS（登録商標） XPオペレーティング・システム、または、例えばUnix（登録商標）やLinux（登録商標）など、その他の適切なオペレーティング・システムを作動させるサーバーとして実行される。前記音声認識システム305は、音声パターンの認識の支援として、当分野において知られている特別なハードウェアも含む。前記音声認識システム305は、本発明の実施形態のさまざまな機能を実施するために設計された1つまたはそれ以上のプログラムも実施する。これらのプログラムは、例えばＣまたはＣ＋＋といった標準のプログラミング言語で書かれている。

前記オートメーション回路303は、さらに、自動化されたディレクトリ・アシスタンスが、転送されたディレクトリ・アシスタンス・コールに適切であるかどうか、あるいは、転送されたディレクトリ・アシスタンス・コールが、ディレクトリ・アシスタンス・オペレーター306によって取り扱われるべきであるかどうかを判断するよう適応している。前記ディレクトリ・アシスタンス・オペレーター306は、通常、当該通話に割り当てられた、生でやり取りをする人間のオペレーターである。前記リスト要求に該当する電話番号が決定されると、前記ディレクトリ・アシスタンス・コールが情報送信コンポーネント308に転送される。前記情報送信コンポーネント308は、前記リスト要求に該当する電話番号を前記発信者102、104、106、108に提供するよう適応している。

前記有料OSS114は、発信者データ回路(caller data circuitry: CDC)310も含む。前記CDC310は、少なくとも1つのサーバー314および少なくとも1つのデータベース316を含んでいる。前記少なくとも1つのデータベース316は、各発信者102、104、106、108のプロフィールおよび個人設定を保存するよう適応している。前記発信者102、104、106、108に関連した前記プロフィールおよび個人設定は、前記発信者102、104、106、108がディレクトリ・アシスタンスを要求する電話をかけるたびに更新される。前記個人設定は、例えば、前記無料DAS 112がリスト要求を認識できない場合はいつでも前記発信者102、104、106、108の許可がなくても、前記無料DAS112と前記有料OSS114間でディレクトリ・アシスタンス・コールを自動的に転送することを前記発信者102、104、106、108が認めるという許可である。さまざまな実施形態において、前記データベース316は、例えばOracle（登録商標）、 MS Access（登録商標）データベース、MS SQL、 IBM DB2などを使って実行することができる。例として、1つのサーバー314および1つのデータベース316のみが示されているが、必要に応じてCDC310内にサーバーおよびデータベースがいくつあってもよい。いくつかの実施形態においては、各発信者102、104、106、108のプロフィールおよび個人設定は、前記無料DAS112内に保存される。前記有料OSS114は、さらに、前記無料DAS112および前記有料OSS114間の通信経路を形成するデータリンク116を含む。前記データリンク116は、前記ディレクトリ・アシスタンス・コールに関し、前記無料DAS112および前記有料OSS114間におけるデータ通信に適応している。

図４Ａ−Ｂは、ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送プロセス400のフローチャートである。例示を目的として、前記プロセス400は図１〜図３と併せて説明される。前記プロセス400はステップ402において開始する。ステップ404において、通信機器102、104、106、108の1つと関連づけられている発信者が、前記無料ディレクトリ・アシスタンス・システム(: DAS)112に情報を要求する電話をかける。例えば、前記発信者102、104、106、108は、例えば1-800-CALLERSなどの特定の電話番号に電話をかけることにより、前記無料DAS112に接続される。ステップ406において、前記発信者102、104、106、108は、前記無料DAS112に接続される。ステップ408において、マーケティング情報が前記発信者102、104、106、108に提供される。前記マーケティング情報は、例えば少なくとも1つの広告である。前記少なくとも1つの広告は、例えば、聞き取ることのできる、または目視できる収録済みのアナウンスメントである。前記発信者102、104、106、108に提供される前記少なくとも1つの広告は、多くの場合、例えば前記広告サーバー226および228に保存されている複数の広告の中から任意に選択される。

ステップ410において、ボイス・フィーチャー・ノード(voice feature node: VFN)214は、前記発信者102、104、106、108に対してリスト要求のガイダンスを実施する。いくつかの実施形態において、前記VFN214は、前記発信者102、104、106、108からの前記リスト要求を認識するために、音声認識システム224を利用する。典型的な実施形態においては、前記音声認識システム224はVFN214に統合されない。他の実施形態においては、前記音声認識システム224はVFN214に統合されてもよい。前記音声認識システム224は、前記発信者102、104、106、108の話し言葉を認識・解釈する。ステップ411において、前記発信者からの応答が受領される。ステップ412において、前記音声認識システム224が前記発信者102、104、106、108からのリスト要求を認識したかどうかが判断される。

ステップ412において、前記音声認識システム224が前記リスト要求を認識したと判断されると、前記プロセス400がステップ413へ進む。ステップ413において、前記リスト要求に該当するリストが入手可能かどうか判断される。ステップ413において、前記リスト要求に該当するリストが入手可能であると判断されると、前記プロセス400がステップ414へ進む。典型的な実施形態においては、前記リストは、例えば特定の有線または無線の電話番号および/または住宅または企業の住所である。ステップ414において、前記リスト要求に該当するリストが保存される。ステップ416において、前記VFN214は、少なくとも1つのデータベース242内に保存されている前記発信者102、104、106、108のプロフィールにアクセスすることにより、前記発信者102、104、106、108に最も関連する少なくとも1つの広告を選択するよう、前記広告サーバー226、228に対してクエリを起動する。ステップ418において、前記発信者102、104、106、108に提供するため、前記発信者102、104、106、108に最も関連する少なくとも1つの広告が選択される。前記広告サーバー226、228は、前記発信者102、104、106、108に提供される可能性のある複数の広告を保存する。広告の種類は高度に制御することができる。例えば、前記発信者102、104、106、108が前記無料DAS112に電話をかけ、ピザ・レストランの電話番号を入手することに興味がある場合、発信者の居住地におけるお勧めのピザに関する複数の広告を提供することができる。

ステップ420において、前記発信者102、104、106、108に少なくとも1つの選択された広告が前記リストと共に提供される。いくつかの実施形態においては、例えば、録音済みのアナウンス、テキスト・メッセージ、電子メール・メッセージ、またはその他の適切な手段を通じて、前記リストが前記発信者102、104、106、108に提供される。ステップ422において、前記発信者102、104、106、108が、前記発信者102、104、106、108に提供された少なくとも1つの広告を選択したかどうかが判断される。

ステップ422において、前記発信者102、104、106、108が少なくとも1つの広告から、少なくとも1つを選択しなかったと判断されると、プロセス400はステップ426へ進む。ステップ426において、前記発信者102、104、106、108は、最初に要求した番号に接続される。しかしながら、ステップ422において前記発信者102、104、106、108が提供された少なくとも1つの広告から、少なくとも1つを選択したと判断されると、前記発信者102、104、106、108はステップ424において、例えば少なくとも1つの選択された当該広告の企業に接続される。プロセス400は、ステップ424および426からステップ428に進む。ステップ428において、前記発信者のプロフィールが更新され、前記プロセスはステップ442で終了する。

ステップ412において前記音声認識システム224がリスト要求を認識できなかったと判断されると、前記プロセス400がステップ430へ進む。前記プロセス400はステップ430からステップ431に進む。ステップ413において前記リスト要求に該当するリストが入手不能であると判断されると、前記プロセス400はステップ430へ進む。ステップ430において、前記リスト要求に該当するリストは成功しなかったと判断される。典型的な実施形態において、前記リスト要求の失敗は、例えば、前記音声認識システム224が前記リスト要求を認識できなかったこと、および/または、前記リストが入手不能であることによる。

ステップ431において、前記発信者102、104、106、108は、前記リスト要求が成功しなかったことについて伝えられる。ステップ432において、前記発信者102、104、106、108は、前記発信者102、104、106、108が有料オペレーター・サービス・システム(operator service system: OSS)114に転送されることに興味があるかどうかを尋ねられる。ステップ433において、前記発信者102、104、106、108が前記有料OSS114に転送されることを選択したかどうかが判断される。ステップ433において、前記発信者102、104、106、108が前記有料OSS114に転送されることを選択しなかったと判断されると、前記プロセス400はステップ442で終了する。しかしながら、ステップ433において、前記発信者102、104、106、108が前記有料OSS114に転送されることを選択したと判断されると、前記プロセス400はステップ434に進む。

典型的な実施形態において、前記発信者102、104、106、108は、例えば、知られているDTMFの数字のシーケンスを打ち込む、キーワードを発する、ガイダンスに答える、または他の適切な手段を通じて、前記有料OSS114に転送されることを選択または選択しない。

ステップ434において、前記発信者102、104、106、108は、前記有料OSS114に接続される。ステップ436において、生でやり取りをするディレクトリ・アシスタンス・オペレーターは前記リスト要求に該当するリストを決定する。ステップ438において、前記リスト要求に該当するリストが前記発信者102、104、106、108に提供され、前記プロセス400はステップ440に進む。ステップ440において、前記発信者102、104、106、108は、前記有料OSS114の使用料を請求される。典型的な実施形態において、前記有料OSS114の使用に関する請求は、標準請求レートに基づいて通信ネットワークにより開始される。いくつかの実施形態によれば、通信ネットワークではなく前記ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送システム100が請求記録を作成するか、または、ディレクトリ・アシスタンス・コールの代金を請求するために発信者の口座の借方に記入する。

前記プロセス400はステップ440からステップ426へ進み、その時点において、前記発信者102、104、106、108は、前記リスト要求に該当する番号に接続される。前記プロセス400はステップ426からステップ428に進む。ステップ428において、前記発信者のプロフィールが更新され、前記プロセスはステップ442で終了する。

図５Ａ及び図５Ｂは、ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送プロセス500のフローチャートである。例示を目的として、前記プロセス500は図１〜図３と併せて説明される。前記プロセス500はステップ502において開始する。ステップ504において、通信機器102、104、106、108の1つと関連づけられている発信者が、前記無料ディレクトリ・アシスタンス・システム(directory-assistance system: DAS) 112に情報を要求する電話をかける。例えば、前記発信者102、104、106、108は、例えば1-800- CALLERSなどの特定の電話番号に電話をかけることにより、前記無料DAS 112に接続される。ステップ506において、前記発信者102、104、106、108は、前記無料DAS 112に接続される。ステップ508において、マーケティング情報が前記発信者102、104、106、108に提供される。前記マーケティング情報は、例えば少なくとも1つの広告である。前記少なくとも1つの広告は、例えば、聞き取ることのできる、または目視できる収録済みのアナウンスメントである。前記発信者102、104、106、108に提供される前記少なくとも1つの広告は、多くの場合、前記広告サーバー226および228に保存されている複数の広告の中から任意に選択される。

ステップ510において、ボイス・フィーチャー・ノード(voice feature node: VFN) 214は、前記発信者102、104、106、108に対してリスト要求のガイダンスを実施する。いくつかの実施形態において、前記VFN 214は、前記発信者102、104、106、108からの前記リスト要求を認識するために、音声認識システム224を利用する。前記音声認識システム224は、前記発信者102、104、106、108の話し言葉を認識・解釈する。ステップ511において、前記発信者からの応答が受領される。ステップ512において、前記音声認識システム224が前記発信者102、104、106、108からのリスト要求を認識したかどうかが判断される。

ステップ512において、前記音声認識システム224が前記リスト要求を認識したと判断されると、前記プロセス500がステップ513へ進む。ステップ513において、前記リスト要求に該当するリストが入手可能かどうか判断される。ステップ513において、前記リスト要求に該当するリストが入手可能であると判断されると、前記プロセス500がステップ514へ進む。典型的な実施形態においては、前記リストは、例えば特定の有線または無線の電話番号および/または住宅または企業の住所である。ステップ514において、前記リスト要求に該当するリストが保存される。ステップ516において、前記VFN214は、少なくとも1つのデータベース242内に保存されている前記発信者102、104、106、108のプロフィールにアクセスすることにより、前記発信者102、104、106、108に最も関連する少なくとも1つの広告を選択するよう、前記広告サーバー226、228に対してクエリを起動する。ステップ518において、前記発信者102、104、106、108に提供するため、前記発信者102、104、106、108に最も関連する少なくとも1つの広告が選択される。前記広告サーバー226、228は、前記発信者102、104、106、108に提供される可能性のある複数の広告を保存する。広告の種類は高度に制御することができる。例えば、前記発信者102、104、106、108が前記無料DAS112に電話をかけ、ピザ・レストランの電話番号を入手することに興味がある場合、発信者の居住地におけるお勧めのピザに関する複数の広告を提供することができる。

ステップ520において、前記発信者102、104、106、108に少なくとも1つの選択された広告が前記リストと共に提供される。いくつかの実施形態においては、例えば、録音済みのアナウンス、テキスト・メッセージ、電子メール・メッセージ、またはその他の適切な手段を通じて、前記リストが前記発信者102、104、106、108に提供される。ステップ522において、前記発信者102、104、106、108が、前記発信者102、104、106、108に提供された少なくとも1つの広告を選択したかどうかが判断される。

ステップ522において前記発信者102、104、106、108が少なくとも1つの広告から何も選択しなかったと判断されると、プロセス500はステップ526へ進む。ステップ526において、前記発信者102、104、106、108は、最初に要求した番号に接続される。しかしながら、ステップ522において前記発信者102、104、106、108が提供された少なくとも1つの広告から、少なくとも1つを選択したと判断されると、前記発信者102、104、106、108はステップ524において、例えば少なくとも1つの選択された当該広告の企業に接続される。プロセス500は、ステップ524および526からステップ528へ進む。ステップ528において、前記発信者のプロフィールが更新され、前記プロセスはステップ546で終了する。ステップ512において前記音声認識システム224がリスト要求を認識できなかったと判断されると、前記プロセス500がステップ530へ進む。

ステップ513において前記リスト要求に該当するリストが入手不能であると判断されると、前記プロセス500はステップ530へ進む。ステップ530において、前記有料OSS114の前記CDC310内に、前記発信者102、104、106、108の将来用の個人設定が存在するかどうかが判断される。前記個人設定は、例えば、前記無料DAS112がリスト要求を認識できない場合、またはリスト要求に該当するリストが入手不能である場合はいつでも、前記発信者102、104、106、108の許可がなくても、前記無料DAS112と前記有料OSS114間でディレクトリ・アシスタンス・コールを自動的に転送することを、以前のディレクトリ・アシスタンス・コールにおける前記発信者102、104、106、108が認めるという許可である。ステップ530において、前記発信者102、104、106、108の将来用の個人設定が存在すると判断されると、プロセス500はステップ538に進む。ステップ538において、前記発信者102、104、106、108は、前記有料OSS114に接続される。ステップ540において、生でやり取りをするディレクトリ・アシスタンス・オペレーターは前記リスト要求に該当するリストを決定する。ステップ542において、前記リスト要求に該当するリストが前記発信者102、104、106、108に提供され、前記プロセス500はステップ544へ進む。ステップ544において、前記発信者は、前記有料OSS114の使用料を請求される。典型的な実施形態において、前記有料OSS114の使用に関する請求は、標準請求レートに基づいて通信ネットワークにより開始される。いくつかの実施形態によれば、通信ネットワークではなく前記ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送システム100が請求記録を作成するか、または、ディレクトリ・アシスタンス・コールの代金を請求するために発信者の口座の借方に記入する。

前記プロセス500はステップ544からステップ526へ進み、その時点において、前記発信者102、104、106、108は、前記リスト要求に該当する番号に接続される。前記プロセス500はステップ526からステップ528へ進む。ステップ528において、前記発信者のプロフィールが更新され、前記プロセスはステップ546で終了する。

しかしながら、ステップ530において、前記発信者102、104、106、108の将来用の個人設定が存在しないと判断されると、プロセス500はステップ531へ進む。ステップ531において、前記発信者102、104、106、108は、前記発信者102、104、106、108が有料オペレーター・サービス・システム(operator service system: OSS) 114に転送されることに興味があるかどうかを尋ねられる。ステップ532において、前記発信者102、104、106、108が前記有料OSS114に転送されることを選択したかどうかが判断される。ステップ532において、前記発信者102、104、106、108が前記有料OSS114に転送されることを選択しなかったと判断されると、前記プロセス500はステップ546で終了する。しかしながら、ステップ532において、前記発信者102、104、106、108が前記有料OSS114に転送されることを選択したと判断されると、前記プロセス500はステップ534へ進む。

典型的な実施形態において、前記発信者102、104、106、108は、例えば、知られているDTMFの数字のシーケンスを打ち込む、キーワードを発する、ガイダンスに答える、または他の適切な手段を通じて、前記有料OSS 114に転送されることを選択または選択しない。

ステップ534において、前記発信者102、104、106、108が将来用の個人設定を保存するよう選択したかどうかが判断される。前記個人設定は、例えば、前記無料DAS112がリスト要求を認識できない場合、またはリストが利用不能である場合はいつでも、前記発信者102、104、106、108の許可がなくても、前記無料DAS 112と前記有料OSS114間でディレクトリ・アシスタンス・コールを自動的に転送することを前記発信者102、104、106、108が認めるという許可である。ステップ534において、前記発信者102、104、106、108が今後のディレクトリ・アシスタンス・コールのため個人設定を保存する許可を出すと、プロセスはステップ536へ進む。ステップ536において、前記発信者の個人設定が今後のディレクトリ・アシスタンス・コールのために保存され、プロセス500はステップ538へ進む。しかしながら、ステップ534において、前記発信者102、104、106、108が今後のディレクトリ・アシスタンス・コールのため個人設定を保存する許可を出さない場合、プロセスはステップ538へ進む。

ステップ538において、前記発信者102、104、106、108は、前記有料OSS114に接続される。ステップ540において、生でやり取りをするディレクトリ・アシスタンス・オペレーターは前記リスト要求に該当するリストを決定する。ステップ542において、前記リスト要求に該当するリストが前記発信者102、104、106、108に提供され、前記プロセス500はステップ544へ進む。ステップ544において、前記発信者は、前記有料OSS 114の使用料を請求される。典型的な実施形態において、前記有料OSS114の使用に関する請求は、標準請求レートに基づいて通信ネットワークにより開始される。いくつかの実施形態によれば、通信ネットワークではなく前記ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送システム100が請求記録を作成するか、または、ディレクトリ・アシスタンス・コールの代金を請求するために発信者の口座の借方に記入する。

図６Ａ及び図６Ｂは、ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送プロセス600のフローチャートである。例示を目的として、前記プロセス600は図１〜図３と併せて説明される。前記プロセス600はステップ602において開始する。ステップ604において、通信機器102、104、106、108の1つと関連づけられている発信者が、前記無料ディレクトリ・アシスタンス・システム(directory-assistance system: DAS)112に情報を要求する電話をかける。例えば、前記発信者102、104、106、108は、例えば1-800-CALLERS等の特定の電話番号に電話をかけることにより、前記無料DAS 112に接続される。ステップ606において、前記発信者102、104、106、108は、前記無料DAS112に接続される。ステップ608において、マーケティング情報が前記発信者102、104、106、108に提供される。前記マーケティング情報は、例えば少なくとも1つの広告である。前記少なくとも1つの広告は、例えば、聞き取ることのできる、または目視できる収録済みのアナウンスメントである。前記発信者102、104、106、108に提供される前記少なくとも1つの広告は、多くの場合、前記広告サーバー226および228に保存されている複数の広告の中から任意に選択される。

ステップ610において、ボイス・フィーチャー・ノード(voice feature node: VFN)214は、前記発信者102、104、106、108に対してリスト要求のガイダンスを実施する。いくつかの実施形態において、前記VFN 214は、前記発信者102、104、106、108からの前記リスト要求を認識するため、音声認識システム224を利用する。前記音声認識システム224は、前記発信者102、104、106、108の話し言葉を認識・解釈する。ステップ611において、前記発信者からの応答が受領される。ステップ612において、前記音声認識システム224が前記発信者102、104、106、108からのリスト要求を認識したかどうかが判断される。

ステップ612において前記音声認識システム224が前記リスト要求を認識したと判断されると、前記プロセス600がステップ613へ進む。ステップ613において、前記リスト要求に該当するリストが入手可能かどうか判断される。ステップ613において前記リスト要求に該当するリストが入手可能であると判断されると、前記プロセス600がステップ614へ進む。典型的な実施形態においては、前記リストは、例えば特定の有線または無線の電話番号および/または住宅または企業の住所である。ステップ614において、前記リスト要求に該当するリストが保存される。ステップ616において、前記VFN214は、少なくとも1つのデータベース242内に保存されている前記発信者102、104、106、108のプロフィールにアクセスすることにより、前記発信者102、104、106、108に最も関連する少なくとも1つの広告を選択するよう、前記広告サーバー226、228に対してクエリを起動する。ステップ618において、前記発信者102、104、106、108に提供するため、前記発信者102、104、106、108に最も関連する少なくとも1つの広告が選択される。前記広告サーバー226、228は、前記発信者102、104、106、108に提供される可能性のある複数の広告を保存する。広告の種類は高度に制御することができる。例えば、前記発信者102、104、106、108が前記無料DAS112に電話をかけ、ピザ・レストランの電話番号を入手することに興味がある場合、発信者の居住地におけるお勧めのピザに関する複数の広告を提供することができる。

ステップ620において、前記発信者102、104、106、108に少なくとも1つの選択された広告が前記リストとともに提供される。いくつかの実施形態においては、例えば、録音済みのアナウンス、テキスト・メッセージ、電子メール・メッセージ、またはその他の適切な手段を通じて、前記リストが前記発信者102、104、106、108に提供される。ステップ622において、前記発信者102、104、106、108が、前記発信者102、104、106、108に提供された少なくとも1つの広告を選択したかどうかが判断される。

ステップ622において前記発信者102、104、106、108が少なくとも1つの広告から何も選択しなかったと判断されると、プロセス600はステップ626へ進む。ステップ626において、前記発信者102、104、106、108は、リスト要求に該当する番号に接続される。しかしながら、ステップ622において前記発信者102、104、106、108が提供された少なくとも1つの広告から、少なくとも1つを選択したと判断されると、前記発信者102、104、106、108はステップ624において、例えば少なくとも1つの選択された当該広告の企業に接続される。プロセス600は、ステップ624および626からステップ628へ進む。ステップ628において、前記発信者のプロフィールが更新され、前記プロセスはステップ652で終了する。

ステップ612において前記音声認識システム224がリスト要求を認識できなかったと判断されると、前記プロセス600がステップ630へ進む。ステップ613において前記リスト要求に該当するリストが入手不能であると判断されると、前記プロセス600はステップ630へ進む。ステップ630において、前記有料OSS114の前記CDC310内に、前記発信者102、104、106、108の将来用の個人設定が存在するかどうかが判断される。前記個人設定は、例えば、前記無料DAS112がリスト要求を認識できない場合、またはリスト要求に該当するリストが入手不能である場合はいつでも、前記発信者102、104、106、108の許可がなくても、前記無料DAS112と前記有料OSS114間でディレクトリ・アシスタンス・コールを自動的に転送することを、以前のディレクトリ・アシスタンス・コールにおける前記発信者102、104、106、108が認めるという許可である。ステップ630において、前記発信者102、104、106、108の将来用の個人設定が存在すると判断されると、プロセス600はステップ638へ進む。ステップ638において、前記発信者102、104、106、108は、前記有料OSS114に接続される。ステップ640において、前記有料OSS 114のオートメーション回路303は無料DAS112のVFN214と通信して、VFN214が提供するリスト要求情報を取得する。

ステップ642において、VFN214から取得したリスト要求を認識できるかが判断される。ステップ642において、VFN214から取得したリスト要求を認識できないと判断されると、前記プロセス600がステップ643へ進む。ステップ643において、前記有料OSS114のオートメーション回路303によって、前記発信者のリスト要求への収録済み反応が利用可能かどうか判断される。ステップ643において、前記発信者の収録済み応答が利用不能と判断されると、プロセス600がステップ644へ進む。ステップ644において、前記有料OSS114のオートメーション回路303が、前記発信者102、104、106、108に対してリスト要求のガイダンスを実施し、プロセス600がステップ646へ進む。ステップ643において、VFN214から取得した前記発信者の収録済み応答が利用可能と判断されると、前記プロセス600がステップ646へ進む。ステップ646において、生でやり取りをするディレクトリ・アシスタンス・オペレーターが前記リスト要求に該当するリストを決定し、プロセス600がステップ648へ進む。

しかしながら、ステップ642においてVFN214から取得したリスト情報を認識できる判断されると、前記プロセス600がステップ646へ進む。ステップ646において、生でやり取りをするディレクトリ・アシスタンス・オペレーターが前記要求を決定し、プロセス600がステップ648へ進む。ステップ648において、前記リスト要求に該当するリストが前記発信者102、104、106、108に提供され、前記プロセス600はステップ650へ進む。ステップ650において、前記発信者は、前記有料OSS114の使用料を請求される。典型的な実施形態において、前記有料OSS114の使用に関する請求は、標準請求レートに基づいて通信ネットワークにより開始される。いくつかの実施形態によれば、通信ネットワークではなく前記ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送システム100が請求記録を作成するか、または、ディレクトリ・アシスタンス・コールの代金を請求するために発信者の口座の借方に記入する。

前記プロセス600はステップ650からステップ626へ進み、その時点において、前記発信者102、104、106、108は、前記リスト要求に該当する番号に接続される。前記プロセス600はステップ626からステップ628へ進む。ステップ628において、前記発信者のプロフィールが更新され、前記プロセスはステップ652で終了する。

しかしながら、ステップ630において、前記発信者102、104、106、108の将来用の個人設定が存在しないと判断されると、プロセス600はステップ631へ進む。ステップ631において、前記発信者102、104、106、108は、前記発信者102、104、106、108が有料オペレーター・サービス・システム(operator service system: OSS)114に転送されることに興味があるかどうかを尋ねられる。ステップ632において、前記発信者102、104、106、108が前記有料OSS114に転送されることを選択したかどうかが判断される。ステップ632において、前記発信者102、104、106、108が前記有料OSS114に転送されることを選択しなかったと判断されると、前記プロセス600はステップ652で終了する。しかしながら、ステップ632において、前記発信者102、104、106、108が前記有料OSS114に転送されることを選択したと判断されると、前記プロセス600はステップ634へ進む。

ステップ634において、前記発信者102、104、106、108が将来用に個人設定を保存するよう選択したかどうかが判断される。前記個人設定は、例えば、前記無料DAS112がリスト要求を認識できない場合、またはリストが利用不能である場合はいつでも、前記発信者102、104、106、108の許可がなくても、前記無料DAS112と前記有料OSS114間でディレクトリ・アシスタンス・コールを自動的に転送することを前記発信者102、104、106、108が認めるという許可である。ステップ634において、前記発信者102、104、106、108が今後のディレクトリ・アシスタンス・コールのため個人設定を保存する許可を出すと、プロセスはステップ636へ進む。ステップ636において、前記発信者の個人設定が今後のディレクトリ・アシスタンス・コールのために保存され、プロセス600はステップ638へ進む。しかしながら、ステップ634において、前記発信者102、104、106、108が今後のディレクトリ・アシスタンス・コールのため個人設定を保存する許可を出さない場合、プロセスはステップ638へ進む。

ステップ638において、前記発信者102、104、106、108は、前記有料OSS114に接続される。ステップ640において、前記有料OSS 114のオートメーション回路303は無料DAS112のVFN214と通信して、VFN214が提供するリスト要求情報を取得する。ステップ642において、VFN214から取得したリスト要求を認識できるかが判断される。ステップ642において、VFN 214から取得したリスト要求を認識できないと判断されると、前記プロセス600がステップ643へ進む。ステップ643において、有料OSS114のオートメーション回路303によって、前記発信者のリスト要求への収録済み反応が利用可能かどうか判断される。ステップ643において、前記発信者の収録済み応答が利用不能と判断されると、プロセス600がステップ644へ進む。ステップ644において、前記有料OSS114のオートメーション回路303が、前記発信者102、104、106、108に対してリスト要求のガイダンスを実施し、プロセス600がステップ646へ進む。ステップ643において、VFN214から取得した前記発信者の収録済み応答が利用可能と判断されると、前記プロセス600がステップ646へ進む。ステップ646において、生でやり取りをするディレクトリ・アシスタンス・オペレーターが前記リスト要求に該当するリストを決定し、プロセス600がステップ648へ進む。

しかしながら、ステップ642においてVFN214から取得したリスト要求を認識できる判断されると、前記プロセス600がステップ646へ進む。ステップ646において、生でやり取りをするディレクトリ・アシスタンス・オペレーターが前記要求を決定し、プロセス600がステップ648へ進む。ステップ648において、前記リスト要求に該当するリストが前記発信者102、104、106、108に提供され、前記プロセス600はステップ650へ進む。ステップ650において、前記発信者は、前記有料OSS114の使用料を請求される。典型的な実施形態において、前記有料OSS114の使用に関する請求は、標準請求レートに基づいて通信ネットワークにより開始される。いくつかの実施形態によれば、通信ネットワークではなく前記ディレクトリ・アシスタンスをベースとする転送システム100が請求記録を作成するか、または、ディレクトリ・アシスタンス・コールの代金を請求するために発信者の口座の借方に記入する。

「ディレクトリ・アシスタンス」とは、特定の有線または無線電話番号、および/または住宅または企業の住所を調べるために使用する電話サービスを指す。「ディレクトリ・アシスタンス・コール」といは、特定の有線または無線電話番号、および/または住宅または企業の従者に向けた通話を指す。ディレクトリ・アシスタンス・コールとは、有線電話、無線（携帯）電話、VOIP（インターネット）電話、衛星電話、またはパソコン等から受信される。「リスト」とは、特定の有線または無線電話番号、および/または住宅または企業の住所を指す。

この分野に精通した技術者であれば、ここで説明される手法および装置はディレクトリ・アシスタンス・コールに限られたものではなく、例えば上映中の映画のリスト、映画上映時間、保険情報など、発信者が要求するその他の情報にも適用できることを理解できるであろう。本発明の原理は、発信者が情報を入手するためのあらゆる自動システムに適用可能である。

本発明の手法および装置に関するさまざまな実施形態がここに図示・詳述されているが、本発明はここに開示される実施形態に限定されるものではなく、本書に記される発明の精神から逸脱することなく、さまざまな用途に合わせて修正、変更、および代用することが可能であると理解されるものとする。

Claims

発信者からディレクトリ・アシスタンス要求を受け、
無料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを介して、前記ディレクトリ・アシスタンス要求に該当する情報が利用可能であるかを判断し、
前記情報が利用可能であることの判断を受けて、前記発信者に無料で前記情報を提供し、
前記情報が利用可能でないという判断に応じ、ディレクトリ・アシスタンス・コールを有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスに転送することから構成されることを特徴とするディレクトリ・アシスタンス・コールを転送するための方法。
請求項１に記載の方法において、
前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを利用する前記発信者に対して料金請求を行うことを特徴とする方法。
請求項２に記載の方法において、
前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを介して、前記情報を前記発信者に提供することを特徴とする方法。
請求項１に記載の方法において、
前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを介して前記情報を前記発信者に提供する前に、前記ディレクトリ・アシスタンス要求の少なくとも一部を前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスに送ることを特徴とする方法。
請求項３に記載の方法において、
前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを介して前記情報を前記発信者に提示する前に、前記有料ディレクトリ・アシスタンスが前記ディレクトリ・アシスタンス要求を提供するよう発信者に求めることを特徴とする方法。
請求項１に記載の方法において、
前記情報が利用可能でないという判断に応じ、前記発信者に対して前記ディレクトリ・アシスタンス・コールを前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスに転送するオプションを承認または却下できることを提示し、
承認が得られた場合は転送を行うことを特徴とする方法。
請求項６に記載の方法において、
転送を却下した前記発信者の要求に応じて、前記ディレクトリ・アシスタンス・コールを終了することを特徴とする方法。
請求項１に記載の方法において、
前記ディレクトリ・アシスタンス要求は、リスト要求から構成されていることを特徴とする方法。
請求項８に記載の方法において、
前記リストは、無線電話用のリストであることを特徴とする方法。
請求項１に記載の方法において、
前記発信者に無料で前記情報を提示するステップの前に、少なくとも1つの広告を前記発信者に提示することを特徴とする方法。
勢急行１０に記載の方法において、
前記発信者に広告を少なくとも１つ提示するステップは、
前記ディレクトリ・アシスタンス・コールの通話属性を特定し、
少なくとも通話属性（前記発信者のプロフィール）の一部にアクセスして、それを利用し、
たとえ一部でもプロフィールに基づいて少なくとも1つの広告を選択し、
前記発信者に対して少なくとも１つの選択した広告を流すことから構成されることを特徴とする方法。
少なくとも1つのコンピューター可読媒体と、
前記少なくとも１つのコンピューター可読媒体に含まれ、少なくとも１つのプロセッサによって、前記少なくとも１つのコンピューター可読媒体から読み取ることができるよう構成されるプロセッサ・インストラクションと、からなり、
前記少なくとも１つのプロセッサは、
発信者からディレクトリ・アシスタンス要求を受け、
無料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを介して、ディレクトリ・アシスタンス要求に該当する情報が利用可能であるかを判断し、
前記情報が利用可能であることの判断を受けて、前記発信者に無料の情報を提供し、
前記情報が利用可能でないという判断に応じ、ディレクトリ・アシスタンス・コールを有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスに転送するステップを行うために作動することを特徴とするディレクトリ・アシスタンス・コールの転送用製品。
請求項１２に記載の製品において、
前記少なくとも1つのプロセッサがオペレーターにより前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを利用する発信者に対して料金請求を行うように、前記プロセッサ・インストラクションが設定される
ことを特徴とする製品。
請求項１３に記載の製品において、
前記少なくとも１つのプロセッサが前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを介して前記情報を発信者に提供するように、前記プロセッサ・インストラクションが設定されることを特徴とする製品。
請求項１２に記載の製品において、
前記少なくとも１つのプロセッサが前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを介して前記情報を発信者に提供する前に、前記ディレクトリ・アシスタンス要求の少なくとも一部を前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスに送るように、前記プロセッサ・インストラクションが設定されることを特徴とする製品。
請求項１４に記載の製品において、
前記少なくとも１つのプロセッサが前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスを介して前記情報を前記発信者に提供する前に前記ディレクトリ・アシスタンス要求を提供するよう前記発信者に要求するように、前記プロセッサ・インストラクションが設定されることを特徴とする製品。
請求項１２に記載の製品において、
前記少なくとも1つのプロセッサが前記情報が利用可能でないという判断に応じ、前記発信者に対して前記ディレクトリ・アシスタンス通信を前記有料ディレクトリ・アシスタンス・サービスに転送するオプションを承認または却下できることを提示し、前記承認が得られた場合は転送を行うように、前記プロセッサ・インストラクションが設定されることを特徴とする製品。
請求項１７に記載の製品であって、
前記少なくとも1つのプロセッサが前記転送を却下するという前記発信者の要求に応じて前記ディレクトリ・アシスタンス・コールを終了するように、前記プロセッサ・インストラクションが設定されることを特徴とする製品。
請求項１２に記載の製品において、
前記ディレクトリ・アシスタンス要求は、リスト要求からなることを特徴とする製品。
請求項１９に記載の製品において、
前記リストは、無線電話用のリストであることを特徴とする製品。
請求項１２に記載の製品において、
前記少なくとも１つのプロセッサが前記発信者に無料で情報を提示する前に少なくとも１つの広告を提示するように、前記プロセッサ・インストラクションが設定されることを特徴とする製品。
請求項２１に記載の製品において、
前記発信者に少なくとも１つの広告を提示するステップは、
前記ディレクトリ・アシスタンス・コールの通話属性を特定し、
少なくとも前記通話属性（前記発信者のプロフィール）の一部にアクセスして、それを利用し、
たとえ一部でも前記プロフィールに基づいて少なくとも1つの広告を選択し、
また発信者に対して少なくとも１つの選択された広告を流すことから構成されたことを特徴とする製品。
情報が利用可能であるとの判断を受けて、ディレクトリ・アシスタンス要求に該当する前記情報が利用可能であるかどうか判断し、前記情報が利用可能であるとの判断を受けて、発信者に無料の情報を提供するよう適応した無料ディレクトリ・アシスタンス・システムと、
前記無料ディレクトリ・アシスタンス・システムと相互運用できるよう接続されており、また、前記無料ディレクトリ・アシスタンス・システムでは前記情報が利用不能であるとの判断を受けて、該当する情報を前記発信者に提供するよう適応した、有料オペレーター・ディレクトリ・アシスタンス・システムと、から構成されることを特徴とするディレクトリ・アシスタンス・コール転送システム。
請求項２３に記載のシステムにおいて、
前記無料ディレクトリ・アシスタンス・システムは、
ネットワーク・インタフェースを持つ中央処理装置(CPU)と、
前記発信者と対話するよう適応した電話インタフェースと、
前記発信者にリストを要求するためのボイス・フィーチャー・ノード(VFN)と、
発信者プロフィールを保存するための発信者プロフィール回路と、
通話属性を特定するための通話スクリーニング回路(CSC)と、
複数の広告を保存するための複数の広告サーバーと、
から構成されたことを特徴とするシステム。
請求項２４に記載のシステムにおいて、
前記通話属性は、発信者名、発信者番号、発信者の場所、およびディレクトリ・アシスタンス・コールの通話時間によって構成されることを特徴とするシステム。
請求項２３に記載のシステムにおいて、
前記無料ディレクトリ・アシスタンス・システムは、前記情報が利用可能でないとの判断を受け、前記ディレクトリ・アシスタンス・コールを前記有料ディレクトリ・アシスタンス・コールに転送するオプションを承認または却下できることを、提示し、
前記無料ディレクトリ・アシスタンス・システムは、前記転送が承認された場合に、前記ディレクトリ・アシスタンス・コールを前記有料オペレータ・ディレクトリ・アシスタンス・システムへと転送するように設定されることを特徴とするシステム。
請求項２６に記載のシステムにおいて、
前記無料ディレクトリ・アシスタンス・システムは、前記転送が前記発信者によって却下された場合に、前記ディレクトリ・アシスタンス・コールを終了するように設定されることを特徴とするシステム。
請求項２３に記載のシステムにおいて、
前記ディレクトリ・アシスタンス要求は、リスト要求から構成されていることを特徴とするシステム。
請求項２８に記載のシステムにおいて、
前記リストは、無線電話用のリストであることを特徴とするシステム。
請求項２３に記載のシステムにおいて、
前記有料オペレーター・ディレクトリ・アシスタンス・システムは、
前記発信者と通信を図るためのスイッチングおよびシグナリング・コンポーネントと、
転送したディレクトリ・アシスタンス・コールを自動化し、前記発信者にリストを要求するよう適応したオートメーション回路と、
前記発信者の個人設定を保存するための通信データ回路（ＣＤＣ）と、
少なくとも1人のディレクトリ・アシスタンス・オペレーターと、
前記無料ディレクトリ・アシスタンス・システムと前記有料オペレーター・ディレクトリ・アシスタンス・システム間の通信経路を形成するデータリンクと、
から構成されることを特徴とするシステム。
請求項３０に記載のシステムにおいて、
発信者の個人設定を保存することで新たに発信者の許可を得ることなく、無料ディレクトリ・アシスタンス・システムと有料オペレータ・ディレクトリ・アシスタンス・システム間で自動的にディレクトリ・アシスタンス・コールを転送できることを特徴とするシステム。
請求項３０に記載のシステムにおいて、
前記オートメーション回路は、自動ディレクトリ・アシスタンスが適切であるかどうか、または前記ディレクトリ・アシスタンスが少なくとも１人のディレクトリ・アシスタンス・オペレーターによって処理されるべきかどうかを判断するように設定されることを特徴とするシステム。
請求項２３に記載のシステムにおいて、
前記有料オペレーター・ディレクトリ・アシスタンス・システムは、前記有料オペレーター・ディレクトリ・アシスタンス・システムを利用する発信者に対して請求を行うよう適応されることを特徴とするシステム。