JP2011501619A - 耳孔中で使用する為の技術配置,位置決め,そして音処理システム及び方法 - Google Patents

耳孔中で使用する為の技術配置,位置決め,そして音処理システム及び方法 Download PDF

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Abstract

耳内技術配置,位置決め,そして音処理システムは、使用者の耳孔中で位置決めされるよう適合された従順な適合要素の為の支持を提供し、そして、音の提供及び制御の為又はその中における医療処置の実行の為に耳孔中の選択された位置に音処理技術及び医療器具を支えるよう構成され及び配置された、本体部分を備えている。実施形態においては、鼓膜に接近して音を提供するよう適用された音チューブが提供されるとともに、装着者個人の快適レベルに従って上記システムを選択的に適合させる方法が提供される。もう1つの実施形態では、適合圧力が、上記装置に沿い自動的に適用されるか、又は耳孔中における配置と確実な適合とを容易にする適合要素により補助される為の装置及び方法が提供される。処理,音響的な変更,又は音の隙間を塞ぐ性質及び耳孔内の選択された深さでの音のために選択された材料を備えている被覆要素が開示されている。
【選択図】図1

Description

関連出願に関する相互参照
この出願は、2007年10月25日に提出された米国仮出願第60/982,712号の利益を請求しており、この米国仮出願は参照によりその全体がここに十分に明らかにされたものとしてここに組み込まれている。
この発明は、聞き取りの強化,音の隔離(sound isolation),そして騒音抑制の為、及び、音声及び音楽の伝達の為に、耳通路中に挿入されることが出来る装置に関係している。より詳細には、この発明は、補聴器,騒音抑制耳栓,イヤホン,移動電話ハンドセット(cellular telephone handset)又はヘッドセット(headset)及びアクセサリ,そして音を直接耳孔中に提供することが意図されている他の装置を使用者が、使用者の耳通路又は耳孔の独特な形状に選択的に適合させることを許容する、技術配置,位置決め,そして音処理システム及び方法に関係している。
音伝達技術における最近の進歩は、新たなそして改良された、補聴器,ヘッドセット,ミュジカルイヤーバッド(musical ear bud),音隔離イヤホン,電話ハンドセット,そして音を人の耳に伝達する為に特に設計された他の装置の開発を導いている。電話ハンドセット及びヘッドセットの如き幾つかの装置は、外耳上に適合するよう設計されていて、そして、手又はヘッドバンド又は耳フックのいずれかによって所定の位置に保持され、ハンドセット又はヘッドセットを介して情報を受け取っている間に同時にノート書き又は他の行動を行うことができるよう手を自由にする。
補聴器,ミュジカルイヤーバッド(musical ear bud),耳栓及び有線及び無線の両方の移動電話及び他の通信アクセサリの如き他の装置は、部分的に耳孔に差し込まれて外耳中に押し込まれ、そして単純な音伝達システムとして採用されている。他方で、補聴器は、音を鼓膜に伝達することによるばかりでなく、聴覚が損なわれた人々の為に音の隔離(sound isolation)を増大させることによるとともに音の周波数を選択的に抑制すること及び/又は背景又はいわゆる「白色雑音(white noise)」の振幅を変調させることによる2重の機能を提供する。耳栓及び聴覚保護ヘッドセットは、対照的に、連続的な高い騒音レベル又は突然の爆発的な騒音に長い間さらされて聴覚に永久的な損傷を与える場所である、空港,工場,建設現場,又は、土木及び農業機械,芝刈り機,自動車競技場の如き騒がしい機械の周辺、などの環境で働いている人々により通常は着用されている。これらの装置は、上述したヘッドセットの如き「耳覆い装置(ear covering device)」に対峙している如く、「耳内装置(in-the-ear device)」又は「孔内装置(in-the-canal device)」(これらの用語は、個々では相互交換可能に使用される)として集合的に引用されることが出来る。
耳内装置を使用している誰でもが知っている如く、これらの使用に関係している共通した問題は耳孔の外側部分中での適切な適合である。これらの装置の製造業者は、典型的には、それらの装置を、平均的な耳孔寸法に適合させるよう、または決定できた寸法の程度に、又は代わりに、幾つかの異なった寸法−小,中,そして大−を提供できるように構成している。しかしながら、この手法は、最も良くても、使用者に不精密で不快適な適合を提供し、そして、より重大には、特定の装置の、その伝達,強調,抑制,又は前述した組み合わせである、その意図している機能にかかわらず、性能及び有効性を減少させる。これは、連絡の明確さ及び精密さに厳しく、そして装置がしばしば長い時間に亘り、しばしば過酷な状況下で、使用されなければならない、軍隊,警察,消防,自動車競技,そして危険な仕事分野において適用を見る通信装置の場合においては、特に煩雑であり潜在的には危険である。
耳片を拡大することを伴う放音装置がこの技術分野において知られている。1つのこの様な装置が、2007年5月24日に公開されたハグバーグ(Hagberg)による米国特許出願公開第2007/0116319A1中に開示されている。ハグバーグ(Hagberg)装置は、内方の耳孔の内側に適合する拡張可能耳片と拡張可能部分に連結され流体で満たされている圧縮可能要素とを備えている。この装置の使用者は、前記2つの要素間の流体移動を制御することを介して圧縮可能要素における圧縮の量を制御することにより適合を選択的に調整できる。しかしながら、この装置は、騒音抑制及び/又は消去,音質強調,そして、その他の制御の為の所望の性能を提供できない。さらに、容易な除去の為の、所定の拡張からの収縮を許容できない。
サクストンその他(Saxton et al.)に対し2008年4月22日に発行された米国特許第7,362,875号は、耳の中への装置の挿入に先立って膜を支持しているフレームを使用者が圧縮することを要求している、耳孔中での使用の為に適用された自己拡張聞き取り装置を開示している。圧縮の解除により、フレームは耳孔中に拡張し、それによって装置を所定の位置に留める。しかしながら、このシステムは、適合の選択的な調節を許容せず、使用の多くの前述した状況の下で要求されている如何なる音処理能力も提供しない。それはまた、容易な除去の為にこの拡張からの収縮を許容しない。
前述したことを見ると、使用者が彼又は彼女の個人的な快適の必要に従い適合要素の圧力を調節することを許容するばかりでなく、音処理技術を鼓膜により接近させて位置決めする為に使用者が耳孔中の装置の挿入の深さを調節することを許容する容易に調節可能な適合機構を使用者に提供する耳孔内装置を使用する為の、技術配置,位置決め,そして音処理システムの存在の必要性を見ることが出来る。
この発明の技術配置,位置決め,そして音処理システムは、個々の装着者の特定の耳孔寸法に対する孔内装置の適合を誂える新たで新規な取り組みを提供することにより、従来のシステムでは解決できなかったこれらの及び他の問題を克服する。より詳細には、この発明は、簡素で調節が容易な機構を提供し、これによって、孔内装置の装着者は、装着の快適さの所望の水準を得る為ばかりでなく、装置中に格納されている技術の効率及び性能を最大にする為に、耳孔内に位置した装置の分部の寸法及び耳孔中への挿入の深さを選択的に調節することが出来る。使用者は従って、彼又は彼女の装着の快適さの水準を最適に出来るばかりでなく、耳孔内における適合の程度を調節することにより、装着者は、耳内装置の効率を最大にするよう、耳損傷の個々の水準に比例して背景雑音抑制の量を選択的に増大又は減少できる。
詳細には、そして例示の目的のみで限定されない実施形態に従えば:耳孔中に挿入されるよう適合されていて少なくとも1つの技術単位(module)を支持する為の細長い本体部分を有している支持要素と;耳孔中に従順に適合出来る選択的に拡張可能で従順に適合する要素と;を含んでいる技術配置,位置決め,そして音処理システムが提供され、技術単位は、例示の目的でそこには限定されない、音チューブ(sound tube),レシーバ(receiver),スピーカー(speaker),マイクロホン,骨伝導装置(bone conductivity device),音量バランス制御装置(sound volume balance control device),そして騒音取り消し装置(noise cancelling device)を含む。
もう1つの実施形態においては、従順な適合要素は、耳孔内への挿入に対応して耳孔の形に従うよう自動的に変形する。
さらにもう1つの実施形態においては、システムは、従順な適合要素を半径方向圧縮位置から半径方向拡張位置へ、又は半径方向拡張位置から半径方向圧縮位置へと選択的に移動させる為の手段を含む。
またさらにもう1つの実施形態においては、耳孔内に技術システムを選択的に位置決めする為の方法が提供され、この方法は:少なくとも1つの技術単位と、耳孔中への挿入の為に構成され手配されていて前記少なくとも1つの技術単位を支持する為の細長い本体部分を含んでいる支持要素と、そして、耳孔中への従順な適合の為に適用された従順な適合要素と、を備えている技術システムを選択し;前記従順な適合要素を半径方向圧縮状態に移動させ;前記技術要素を耳孔内の選択された場所に位置決めし;前記従順な適合要素を半径方向拡張状態へと移動させて前記従順な適合要素を耳孔の形状に適合させ:前記従順な適合要素を前記半径方向圧縮状態へと移動させることにより前記技術システムを自由にさせ;そして、前記技術システムを耳孔から除去する、ことを備えている。
この発明のさらなる目的,特徴,そして利点は、添付の図面と関連させたときの以下の記載から明らかになる。
図1は、そこに耳内装置が配置されている人の耳の横断面図である。 図2は、この発明の実施形態に従っている圧縮状態での従順な適合装置を示している耳内装置の拡大された側面図である。 図3は、実施形態に従っている拡張状態での従順な適合装置を示している耳内装置の拡大された側面図である。 図4は、実施形態に従っている補聴器の拡大された部分的な断面図である。 図5は、非拡張態様でのこの発明のもう1つの実施形態の側面図である。 図6は、拡張態様でのこの発明のもう1つの実施形態の側面図である。 図7は、非拡張態様でのこの発明のさらにもう1つの実施形態の横断面図である。 図8は、拡張態様でのこの発明のさらにもう1つの実施形態の横断面図である。 図9は、従順な適合要素の展開に先立つこの発明のもう1つの実施形態の横断面図である。 図10は、従順な適合要素の展開後のこの発明のもう1つの実施形態の横断面図である。 図11は、実施形態に従った耳栓の側面図である。 図12は、従順な適合装置を圧縮された状態に選択的に位置決めする為のラチェット機構を組み込んでいる耳内装置の側面図である。 図13は、従順な適合装置を拡張された状態に選択的に位置決めする為のラチェット機構を組み込んでいる耳内装置の側面図である。 図14は、圧縮状態にある軸方向に位置決めされる構造部材を備えている従順な適合要素を有している耳内装置の側面図である。 図15は、音質を音響的に変更するよう配置された拡張可能なポリマー材料の細い撚糸を有している従順な適合要素を描いている耳内装置の側面図である。 図16は、従順な適合要素を半径方向圧縮状態と半径方向拡張状態との間で選択的に移動させる為の解除可能摺動機構を含んでいる耳内装置の斜視図である。 図17は、従順な適合要素を半径方向圧縮状態と半径方向拡張状態との間で選択的に移動させる為の解除可能釦操作機構を含んでいる耳内装置の斜視図である。 図18は、従順な適合要素を半径方向圧縮状態と半径方向拡張状態との間で選択的に移動させる為の解除可能摘み機構を含んでいる耳内装置の斜視図である。 図19は、一実施形態に従っている音隔離イヤホンの1組の斜視図である。 図20は、その上に配置されている音不浸透材料フィルム層を有している従順な適合要素の拡大された斜視図である。 図21は、一実施形態に従っているワイヤレス移動通信装置の側面図である。 図22は、一実施形態に従っている極端な聴取環境での使用の為に適合された一対の孔内通信イヤホンの側面図である。 図23は、一実施形態に従っているワイヤレス繋ぎ輪型イヤホン装置の斜視図である。 図24は、一実施形態に従っている一対の非繋ぎ輪型ワイヤレスイヤホン装置の斜視図である。 図25は、一実施形態に従っている補聴装置の斜視図である。
詳細な記載に進む前に、この教えは例示のつもりであり、限定のつもりではないことに注意すべきである。ここにおいて概念は、耳孔内装置の1つの特定の型の使用又は適用に限定されない。従って、ここに記載された器具は例示的な実施形態に関しての説明、図示,及び記載の為であるとはいうものの、ここにおける原理は孔内装置の他の型に等しく適用されることが出来る。
今度は図1に戻ると、人の耳100が断面で図示されていて、外側の耳通路又は孔104中に、技術配置,位置決め,そして音分配システム(以下、単純化の目的の為に「システム」として引用される)102の形の耳内装置が配置されている。例示の為であり、そして図示のみの為に、システムは補聴器106と組み合わされて採用されている如く示されているが、しかしながら、この発明は、移動電話(cellular telephone)アクセサリ及び通信機器,ミュジカルイヤーバッド(musical ear bud),無線及び繋ぎ輪型(tethered)
イヤホン,耳栓(ear plug),そしてこれらと同等なものを含むがこれらには限定されない他の耳内装置と組み合わされて使用されることが出来る。
図12及び13を瞬間的に見ると、補聴器106は、美容目的の為に耳の裏側に通常は着用されるとともに例示の為であってそれには限定されない音増大回路(sound enhancing circuitry),音量及びバランス制御(sound volume and balance control),電源(power source)(図示されていない)などを含むことが出来る補聴器ハウジング107を含む。補聴器は、ハウジング107に連結されている基端110とシステム102に連結されている末端112とを有しているチューブ状部材又は音チューブ(sound tube)108を含む。システムは、113によって示されていて耳孔104中への挿入の為に構成されそして配列された支持要素を含む。支持要素は、基端115と末端116とを有している細長い本体部分114を含み、この本体部分は予め選択された技術単位(module)、例示の為でありそれには限定されない音チューブ108及び他の単位(module),種々の音処理及び/又は医療機能を行なう為の単位(module)117,118,そして120、を支持する為に適用されている。図示の目的の為の、図1,12そして13の実施形態においては、技術単位は基端115と末端116との中間の種々の位置で本体部分上に支持されていることが示されている。しかしながら、再び、意図する適用及び配置された単位の形式によって、システム設計者は、その意図する機能及び技術単位空間要求に従って個々の単位の配置を異なって構成することが出来る。これらは、この発明の範囲から離れることなく、本体部分の末端,基端,両端,又はこれらの間のいずれかに配置されることが出来る。
特定のシステム構造に含まれる為の1つ又は複数の単位(module)の選択そしてシステム本体部分上のその位置は、上述した如く、特定の適用及びシステムが使用を意図されている環境の為に要求又は要望されている機能の形式を含む、多数の要因に従っている。例えば、技術単位は、音チューブ(sound tube),レシーバ(receiver),マイクロホン,スピーカー(speaker),骨伝導装置(bone conductivity device),デジタル信号処理装置(digital signal precessing device),音量バランス制御装置(volume balance control apparatus),音響測定装置(acoustic calibration device),騒音解消装置(noise cancelling device),音増幅システム(sound amplification system),医療装置(medical device),騒音又は音サンプリング装置(noise or sound sampling apparatus),フィードバック装置(feedback device),又はこれらの組み合わせの形態であることが出来る。医療適用の為に、システムは、耳孔内で処置をする為の医療装置を支持し固定する為の固定要素(図示されていない)を含むことが出来る。この様な装置は、耳孔中の見やすさを強調する為の光源,カテーテル,微小外科工具(microsurgical tool),又は画像化装置(imaging device)を含むことが出来、しかしながら、他の医療器具もこのシステムと組み合わせて採用することが出来ることを理解して下さい。
図12及び図13中に示されている如く、支持要素113は、耳孔中への挿入により変形しないのに十分な直径及び剛性(stiffness)の固い円形状部材又はワイヤー114´を備えている。図3及び4中に図示されているもう1つの実施形態においては、支持要素122は、音響信号を耳孔中に供給するよう構成され配置されているチューブ形状に示されている。支持要素は、支持要素を通って実質的に長手方向に同心的に延出している開口23を含み、そして電源(図示されていない)からシステム構造中に組み込まれることが出来る1つ又はそれ以上の技術単位へと延出している電気接続器又はワイヤーを受け入れるよう適用されている。
依然として図2及び3を参照すると、柔軟な適合部材又は要素124は、システム102の支持要素122上に位置付けされていて、そして耳孔中への挿入及び耳孔からの除去の為に従順であり、耳孔104へ柔軟に適合するよう適用されている。柔軟な適合要素は、耳中への挿入に反応して自動的に拡張するよう適用されていることが出来るか、又は、或るいは、拡張した形態で挿入されるとともに耳中への挿入により自動的に引き締まることが出来る。
図2及び3の実施形態においては、柔軟な適合要素は、図示されている如く環状ワイヤーメッシュ(wire mesh)又は編まれた材料(braided material)により形成されていることが出来る。しかしながら、以下により詳細に議論される如く、この発明の範囲から離れることなく他の材料及び形態も採用することが出来る。適合要素124は、チューブ124の回りに円周状に位置付けされていて、長手方向に沿い延出し、そしてその外表面が半径方向に圧縮された又は延ばされていない位置に静止している。音響キャップ又は片(acoustic cap or tip)126がチューブの末端116´に固定されていて、そして、システムの意図した適用に応じて、スピーカー(図示されていない)の如き音増大装置(sound enhancing device)を含むことが出来、片(tip)は耳孔104中へのシステムの挿入を容易にするよう適用されている。
ゴム又は変形可能なポリマー又はプラスチックの如き適切な材料の被覆層又はフィルム128が、快適さ及び衛生の目的のための必要であるとして適合要素に適用されることが出来る。しかしながら、材料の選択に従い、フィルム層は、耳孔へ従順に適合される時、システムにより供給される音楽の性質を音響的に変えるよう構成され配置されることが出来る。例示として、もしフィルム又は被覆材料が多孔性材料であるならば、周囲の音が鼓膜へと直接通過できる。或いは、多孔性材料は、図15中により詳細に示されている如き、音の性質を音響的に変えるよう構成され配置されていることが出来る拡張可能なポリマー材料の撚り糸(strand)129の形状であることが出来る。他方、音不浸透材料がもしフィルム又は被覆材料に適用されたならば、耳孔に従順に適合された時に、その材料は、周囲の音が鼓膜に到達することを阻止する。適合を選択的に調節することにより、システムの使用者が鼓膜に到達する音の性質を音響的に変化させることが出来ることを理解することが出来る。
今度は図4を参照すると、従順な適合要素を選択的に移動させ又は調節する為の装置がより詳細に図示されている。適合の所望の快適な水準及び密着度(snugness)を獲得するために、この発明のシステムの装着者は、半径方向圧縮位置(図2)から半径方向拡張位置へと適合要素を拡大するよう移動させ、半径方向拡張位置では従順な適合要素が半径方向圧縮位置におけるその半径方向寸法と等しいか、あるいはより大きい半径方向寸法を有する。図4の実施形態においては、移動装置が、音響片(acoustic tip)132に隣接して配置され細長い本体部分114上を細長い本体部分114に沿い周方向に延出しているばね130を含んでいて、上記片(the tip)及び従順な適合要素124の反対端134に対し圧力を負荷し、それによって上記要素を本体に沿った展開されていない(undeployed)又は半径方向圧縮位置に維持している。適合要素の選択的な調節は、補聴器ハウジング107中に位置付けされている調節機構139に連結されている第1端138と、本体部分の端から延出しばねに沿ったその外表面の下方に後ずさりする少なくとも2つの第2端140と、を有したワイヤー136により達成されている。第2端140は、従順な適合部材の端においてばねの端に固定されている。ワイヤーの第1端は、装置の装着者による操作の為にそこに固定されている調整腕144を有しているラチェット(ratchet)142に連結されている。ラチェット(ratchet)は、ハウジング107中に形成されていることが出来る溝146中に摺動可能に位置付けられている。ラチェット歯(ratchet tooth)148は、解除レバー152の端に形成されていて、示されている如く、ばね154によりラチェット(ratchet)との係合に付勢されている爪(pawl)150に解除可能に係合する。装着者は、解除レバー152を押してラチェット(ratchet)を開放し、所望の適合及び圧力が得られるようチューブに対し半径方向外方又は内方に適合部材を移動させるよう溝中で一方又は他方にラチェット(ratchet)を摺動させ、その後に解除レバーを離してラチェット(ratchet)に再係合させることにより、彼又は彼女の耳孔中における装置の適合を選択的に調整出来る。
図5又は図6はこの発明のもう1つの実施形態を図示していて、ここでは、従順な適合部材が、後述する如く、耳内装置の装着者により選択的に膨張又は収縮されることが出来る風船(baloon)156を備えている。圧縮空気の源(図示されていない)から風船までチューブ状部材122内を実質的に同心的に延出している細いチューブ158を介して空気が風船に向かわされるか又は風船から排出される。風船に供給される空気の量は、快適さ及び/又は雑音抑制の所望の水準を得るよう、耳通路104に対する圧力を増加させるか又は減少させる適切な空気制御手段を介して装着者により制御されることが出来る。風船の材料の選択は変形可能なポリマー又はプラスチックであることが出来、上述した如く、多孔性,半多孔性,又は音響不透過性(acoustic impermeable)であることも出来、これによって装着者が装着者によって聞かれる音の性質を音響的に変化させることを許容する。
この発明のシステムのさらにもう1つの実施形態が、図7,8、そして14中に描かれている。この実施形態では、支持要素は、その中に形成された複数の長手方向細長溝又は開口161を有しているチューブ(tube)160の形状をしている。細長溝(slot)は、図7及び8中の横断面に示されている軸方向に位置決めされた構造部材162を形成するような寸法と数であり、ナイチノール(Nitinol)の如き適切な材料をレーザー切断,電子ビーム処理,又は同様な微小規模製造処理することにより製造されることが出来る。細長溝及び構造部材は、ワイヤー136によりそこに負荷された圧縮力に対応した半径方向外方へのチューブ壁の制御された変形を許容するよう離間されている。上述した如く、ワイヤーは一端で調節機構、例示的には図4中に図示されている機構139、に連結されている。ワイヤーの末端は、チューブ状部材164の内側に位置付けされている心棒(mandrel)又はプーリー上を延出されている少なくとも2つの端140へと分割されている。ワイヤー端140は次にチューブの内部中に下方に向かい延出し、そして、細長溝の端の近くの予め選択されていた場所167においてその内壁166に固定されている。装着者がワイヤー136を引いた時、少なくとも2つの端140を介して負荷された力は、基端115に対して本体部分の基端116を移動させ、従順な適合要素を圧縮させているチューブの壁構造を効果的に潰し、それによって、それを制御可能に付勢して耳孔104との周方向接触に向かわせる。調節機構が開放された時、チューブの弾性材料における本来の圧縮力がそれを非展開位置へと強制して戻し、これによって耳孔からの全システムの除去が許容される。
図9及び10はこの発明のもう1つの実施形態を図示しており、ここにおいては、適切な構造の従順な(compliant)発泡体材料により形成されている閉塞(plug)部材170が、耳通路104中にシステムを適合させる為の従順な適合要素として採用されている。この実施形態においては、チューブの末端174の縁172が、ワイヤー176を介して装着者により行なわれた調節に対応してチューブの端の外へ発泡体閉塞部材を強制的に摺動させるよう放射状に開かれている。発泡体閉塞部材がチューブの外へ強制されることにより、装着者により望まれている適合圧力及び/又は音の抑制の程度を達成する為にそれを拡張させて耳孔104を充たす。一般的にいえば、チューブの端の外に強制された発泡体の量が大きくなれば、耳通路に対し負荷された圧力の量が増大し、そして音の抑制の水準が増大する。発泡体は次に、耳孔からの装置の除去の為にチューブ本体中へと引き戻されることが出来る。
図11は、背景騒音の連続的な高水準からの又は激しい爆発的な形式の騒音からの聴覚の保護を提供する為にこの発明に従って構成されている簡素な耳栓178を図示している。示されている図において、従順な適合部材は、前述した如く、適合の快適性及び音の抑制の所望の水準を獲得する為に装着者により選択的に拡張されることが出来る、半径方向に拡張可能なワイヤーメッシュ(wire mesh)180の形状である。前述した実施形態のいずれも、この発明の範囲から離れることなく調節可能な適合の同じ水準を獲得するために耳栓中に組み込まれることが出来ることを理解すべきである。
今度は図16乃至18を見ると、従順な適合要素を選択的に移動させ調節する為の種々の形状の装置を有しているこの発明のシステムの代わりの実施形態が描かれている。図16は、上述した如き方法により従順な適合部材に動作可能に連結された解放可能摺動機構181を採用しているシステムを図示している。解放要素182を押すことにより、使用者は矢印の方向に摺動部材183を移動させることが出来、それによって、耳孔内に装置を従順に適合させるよう従順な適合要素を半径方向圧縮状態から半径方向拡張状態へと移動させる。
図17は、解放可能釦操作機構184を備えているもう1つの実施形態を図示しており、ここにおいては釦185が従順な適合要素を移動させる為に矢印の方向に押されるか又は解放される。図18は、さらなるもう1つの実施形態を描いていて、ここにおいては、従順な適合要素124を展開(deploy)させる為の機構が、耳孔に対し従順な適合要素124を係合又は解放させるために矢印の方向に摘み187を回転させることにより使用されることが出来る可変回転摘み機構186の形状をしている。
今度は図19〜25を参照すると、この発明に従って構成されている種々の音響装置が示されている。図19は一対の音分離イヤホン(sound isolation earphone)190を図示していて、右及び左イヤホン192,194の夫々が、そこに固定され、そして装着者の右及び左耳孔中に除去可能に挿入されるよう適合されている、この発明に従って構成されている従順な適合要素196を有している。
図20は、半径方向拡張位置にあるこの発明に従って構成された従順な適合要素198の拡大図を示している。図21は、図20の適合要素と組み合わされている、例えはブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)装置のような、ワイヤレス移動通信装置(wireless cellular communication device)200を描いている。図22は、一実施形態に従っている、図20の適合要素が装備された過激なサービス環境において使用される為の一対の孔内通信イヤホン202を描いている。図23及び24は、夫々に図20の適合要素が適用されている繋ぎ輪型(tethered)又は非繋ぎ輪型(untethered)ワイヤレスイヤホン204,206を示している。そして図25は、この発明の従順な適合装置がまた装備されている歩調装置を図示している。
適用においては、如何なる前述した装置の装着者も:システム構造の為の所望の技術単位と、耳孔中への挿入の為に構成され手配されていて前記選択された技術単位を支持する為の細長い本体部分を含んでいる支持要素と、そして、耳孔中への挿入及び耳孔からの除去の為に変形可能である従順な適合要素と、を有している技術システムを選択し;
前記従順な適合要素を半径方向圧縮状態に位置づけ;
前記技術システムを耳孔内の選択された場所に位置決めし;
前記従順な位置決め要素を半径方向圧縮状態から半径方向拡張状態へと移動させて前記従順な適合要素を装着者の耳孔の形状に選択的に適合させる:
ことにより、彼又は彼女の耳孔内にこの発明の技術配置,位置決め,そして音処理システムを便利に位置付けることが出来る。
この技術システムを耳孔から除去するためには、装着者は従順な適合要素を半径方向に拡張された状態から半径方向に圧縮された状態へと移動させ、そしてぞのシステムを耳項から除去することだけが単に必要である。
この範囲から離れることなく上述した方法,システム,そして構造において変更を行うことが出来る。従って、上述した記載中に含まれている及び/又は添付の図面中に示されている事項は説明として解釈すべきであって限定する意図ではないことに注目すべきである。以下の特許請求の範囲はここに記載された一般的なそして特定の構造の全てを含むことを意図しているとともに、この方法,システム,そして構造の範囲の全ての記載は、言葉として、そこに落ち込むということが出来る。

Claims (59)

  1. 少なくとも1つの技術単位と;
    耳孔中への挿入の為に構成され手配されていて、前記少なくとも1つの技術単位を支持する為であり基端と末端とを有している細長い本体部分を含んでいる支持要素と;そして、
    前記支持要素上に位置決めされていて、耳孔中への挿入及び耳孔からの除去の為に変形可能であり、耳孔に対し選択的に従順に適合されるよう適用された、従順な適合要素と、
    を備えている、耳孔中の如何なる場所にも選択的に位置決め可能な技術配置,位置決め,そして音処理システム。
  2. 前記少なくとも1つの技術単位が、耳孔への可聴信号の提供の為に構成されているとともに手配されているチューブ部材を含んでいる、請求項1のシステム。
  3. 前記少なくとも1つの技術単位が、前記支持要素の前記本体部分の前記基端と前記末端との中間に位置決めされている、請求項1のシステム。
  4. 前記支持要素を通って実質的に長手方向に同軸に延出していて、前記少なくとも1つの技術単位との連結の為の電導体を受け入れるよう適用されている開口をさらに含んでいる、請求項3のシステム。
  5. 前記少なくとも1つの技術単位が、レシーバーを含んでいる、請求項1のシステム。
  6. 前記少なくとも1つの技術単位が、スピーカーを含んでいる、請求項1のシステム。
  7. 前記少なくとも1つの技術単位が、マイクロホンを含んでいる、請求項1のシステム。
  8. 前記少なくとも1つの技術単位が、骨伝導装置を含んでいる、請求項1のシステム。
  9. 前記少なくとも1つの技術単位が、デジタル信号処理装置を含んでいる、請求項1のシステム。
  10. 前記少なくとも1つの技術単位が、音量バランス制御装置を含んでいる、請求項1のシステム。
  11. 前記音量バランス制御装置が、少なくとも2つの出力装置間の音量を選択的に制御する為の音響測定装置を含む、請求項10のシステム。
  12. 前記少なくとも1つの技術単位が、騒音解消装置を含んでいる、請求項1のシステム。
  13. 前記支持要素が前記本体部分の前記末端に固定された音響ポリマー先端部を含んでおり、前記先端部は前記耳孔中への前記システムの挿入を容易にするよう適用されている、請求項1のシステム。
  14. 前記支持要素がワイヤーを備えている、請求項1のシステム。
  15. 前記支持要素が固体円筒部材を備えている、請求項1のシステム。
  16. 前記支持要素がチューブ状部材を備えている、請求項1のシステム。
  17. 前記支持要素が補助医療装置を固定する為の固定要素を備えている、請求項1のシステム。
  18. 前記補助医療装置がカテーテルを備えている、請求項17のシステム。
  19. 前記補助医療装置が画像形成装置を備えている、請求項17のシステム。
  20. 前記補助医療装置が光発生装置を備えている、請求項17のシステム。
  21. 前記従順な適合要素が、半径方向圧縮位置と半径方向拡張位置との間を選択的に徐々に移動可能であり、前記従順な適合要素が、いかなる半径方向拡張位置においても半径方向圧縮位置におけるその半径寸法と等しいかそれよりも大きい半径方向寸法を有している、請求項1のシステム。
  22. 前記従順な適合要素を選択的に徐々に移動させる為の手段をさらに含んでいる、請求項21のシステム。
  23. 前記移動手段がラチェットを備えている、請求項22のシステム。
  24. 前記移動手段が解除可能摺動機構を備えている、請求項22のシステム。
  25. 前記移動手段が解除可能釦操作機構を備えている、請求項22のシステム。
  26. 前記移動手段が可変回転摘み機構を備えている、請求項22のシステム。
  27. 前記従順な適合要素が、耳孔中への挿入により耳孔の形状に対応して自動的に変形する、請求項1のシステム。
  28. 前記従順な適合要素が、耳孔中への挿入により半径方向拡張状態から半径方向圧縮状態へと自動的に変形する、請求項27のシステム。
  29. 前記従順な適合要素が、環状に編まれた要素を備えている、請求項1のシステム。
  30. 前記従順な適合要素が、変形可能なポリマー材料を備えている、請求項1のシステム。
  31. 前記ポリマー材料が合成樹脂である、請求項30のシステム。
  32. 前記従順な適合要素が、それらの間に開口を規定している軸方向に位置決めされた複数の構造部材を含む、請求項1のシステム。
  33. 前記従順な適合要素が、変形可能な風船を備えている、請求項1のシステム。
  34. 前記従順な適合要素が、変形可能な気泡部材を備えている、請求項1のシステム。
  35. 前記従順な適合要素が、レーザー切断材料を備えている、請求項1のシステム。
  36. 前記レーザー切断材料が、ナイチノールを備えている、請求項35のシステム。
  37. 前記従順な適合要素が、耳孔に従順に適合された時に周囲の音が鼓膜に向かい直接通過することを許容するよう構成され配置された実質的な多孔性材料を備えている、請求項1のシステム。
  38. 前記多孔性材料が前記従順な適合要素を覆っているフィルム層を備えていて、前記フィルム層が音質を音響的に変更させるよう構成され配置されている、請求項37のシステム。
  39. 前記多孔性材料が、音質を音響的に変更させるよう構成され配置されている、拡張可能なポリマーの細い撚糸を備えている、請求項37のシステム。
  40. 前記従順な適合要素が、耳孔に従順に適合された時に音が鼓膜に向かい通過することを阻止するよう構成され配置された実質的な音−不浸透材料を備えている、請求項1のシステム。
  41. 前記音−不浸透材料が、前記従順な適合要素を覆っているフィルム層を備えていて、前記フィルム層が音質を音響的に変更させるよう構成され配置されている、請求項40のシステム。
  42. 前記音−不浸透材料が、音質を音響的に変更させるよう構成され配置されている拡張可能なポリマーの細い撚糸を備えている、請求項40のシステム。
  43. 少なくとも1つの技術単位と;耳孔中への挿入の為に構成され手配されていて、前記少なくとも1つの技術単位を支持する為であり基端と末端とを有している細長い本体部分を含んでいる支持要素と;そして、前記支持要素上に位置決めされていて、耳孔中への挿入及び耳孔からの除去の為に変形可能であり、耳孔に対し選択的に従順に適合されるよう適用された、従順な適合要素と;を備えている技術システムを選択し;
    前記従順な適合要素を半径方向圧縮状態に移動させ;
    前記技術システムを耳孔内の選択された場所に位置決めし;
    前記従順な適合要素を半径方向圧縮状態から半径方向拡張状態へと移動させて前記従順な適合要素を耳孔の形状に選択的に適合させ:
    前記従順な適合要素を前記半径方向拡張状態から前記半径方向圧縮状態へと移動させることにより前記技術システムを自由にさせ;そして、
    前記技術システムを耳孔から除去する、
    耳孔内で技術システムを選択的に位置決めする為の方法。
  44. 前記従順な適合要素を軸方向に圧縮することにより、前記従順な適合要素が前記半径方向圧縮状態から前記半径方向拡張状態へと移動される、請求項43の方法。
  45. 前記細長い本体部分の前記末端が前記細長い本体部分の前記基端に対して軸方向に移動され、そして、前記軸方向圧縮の工程が、前記末端を前記基端に向かい軸方向に移動させることを含んでいる、請求項44の方法。
  46. 前記軸方向圧縮の工程が、前記従順な適合要素に動作可能に連結されたラチェットを選択的に位置決めすることを含む、請求項44の方法。
  47. 前記軸方向圧縮の工程が、前記従順な適合要素に動作可能に連結された解除可能摺動機構を選択的に位置決めすることを含む、請求項44の方法。
  48. 前記軸方向圧縮の工程が、前記従順な適合要素に動作可能に連結された解除可能釦操作機構を操作することを含む、請求項44の方法。
  49. 前記軸方向圧縮の工程が、前記従順な適合要素に動作可能に連結された回転可能摘み機構を操作することを含む、請求項44の方法。
  50. 前記従順な適合要素が風船を備えていて、前記従順な適合要素を半径方向圧縮状態から半径方向拡張状態へと移動させる前記工程が前記風船を膨らませることを備えている、請求項43の方法。
  51. 前記従順な適合要素が変形可能気泡部材を備えていて、前記従順な適合要素を半径方向圧縮状態から半径方向拡張状態へと移動させる前記工程が前記変形可能気泡部材を膨らませることを備えている、請求項43の方法。
  52. 前記従順な適合要素を半径方向圧縮状態から半径方向拡張状態へと移動させる前記工程が、耳孔内の選択された位置に前記技術システムを位置決めすることに対応して自動的に行なわれる、請求項43の方法。
  53. 耳孔中の如何なる位置にも選択的に位置決め可能である、技術配置,位置決め,そして音処理システムを備えていて、前記システムが:
    少なくとも1つの技術単位と;
    耳孔中への挿入の為に構成され手配されていて、前記少なくとも1つの技術単位を支持する為であり基端と末端とを有している細長い本体部分を含んでいる支持要素と;そして、
    前記支持要素上に位置決めされていて、耳孔中への挿入及び耳孔からの除去の為に変形可能であり、耳孔に対し選択的に従順に適合されるよう適用された、従順な適合要素と;
    を含んでいる、
    耳内オーディオ装置。
  54. 前記オーディオ装置が音分離ヘッドホンの1組を備えている、請求項53のオーディオ装置。
  55. 前記オーディオ装置がワイヤレス移動通信装置を備えている、請求項53のオーディオ装置。
  56. 前記オーディオ装置が耳孔内通信イヤホンの1組を備えている、請求項53のオーディオ装置。
  57. 前記オーディオ装置が繋ぎ輪型ワイヤレスイヤホン装置を備えている、請求項53のオーディオ装置。
  58. 前記オーディオ装置が非繋ぎ輪型イヤホン装置を備えている、請求項53のオーディオ装置。
  59. 前記オーディオ装置が補聴器を備えている、請求項53のオーディオ装置。
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