JP2011500956A - ルミネセンス化合物 - Google Patents

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Abstract

本発明の対象は、式、Y2BaZnO5:Er3+、La2BaZnO5:Er3+、Gd2BaZnO5:Er3+、Gd2BaZnO5:Yb3+/Er3+、Gd2BaZnO5:Yb3+/Tm3+の化合物から選択された化合物である。これらの化合物は、入射光のエネルギーレベルに比べて高いエネルギーレベルを有する光に光を変換することができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、ルミネセンス材料、とくに、入射光のエネルギーに比べてより高いエネルギーを有する(より短い波長を有する)光を放射することができる「アップコンバージョン」材料と呼ばれる材料の分野に関する。
所与の波長の光を受けた場合、ほとんどの蛍光化合物は、入射光の波長よりも長い波長を有し、それゆえ入射光のエネルギーよりも低いエネルギーを有する2次光を再放射する特性を有する。
しかし、「アップコンバージョン」化合物と呼ばれ、入射光よりも高いエネルギーを有する光を放射することができる化合物が最近発見された。同一のイオンによる多光子の連続吸収によって、または異なるイオンによる吸収後の前記イオン間のエネルギー遷移によって説明されるこの現象は極めてまれである。それは、まさに少数のイオンのみ、とくに、希土類または遷移金属のイオンによって、後者は好都合な状況にあるときに、作り出される。さらに、その現象が発生する確率がそれ自体とても低いので、関連されるルミネセンス発生率は一般にとても低い。ルミネセンス発生率は、放射された光の量とその材料を励起させるのに必要な光の量との間の比率として規定される。
非常に高い発生率を得ることを可能とするこの現象は、「エネルギー遷移による光子付加」(PAET)または「エネルギー遷移アップコンバージョン」(ETU)と呼ばれている。この現象は、励起されたエネルギー準位にある(同一の、または異なる)2つのイオンを最初に利用し、そして、これらの2つのイオンの間の非輻射エネルギー遷移を利用する。
ほとんどのアップコンバージョン化合物は、ランタニドイオン(または希土類イオンと呼ばれている)がドープされた酸化物またはハロゲン化物(とくにフッ化物)タイプの結晶体である。たとえば、近赤外光の領域の光を可視光領域に変換することができるEr3+がドープされた化合物Y23が知られている。また、知られている化合物の中で、Yb3+およびEr3+イオンがドープされたフッ化イットリウムYF3(YF3:Yb3+/Er3+と表す)が知られている。
本発明の目的は、ルミネセンス発生率が高い新しいアップコンバージョン化合物を提供することである。
この目的のため、本発明の対象は、以下の化合物から選択された化合物である。Y2BaZnO5:Er3+、La2BaZnO5:Er3+、Gd2BaZnO5:Er3+、Gd2BaZnO5:Yb3+/Er3+、Gd2BaZnO5:Yb3+/Tm3+
慣例により、記号「:」は、これに続くイオンがドープイオンとして前記記号の前の化合物の構造の中に組み込まれることを示す。ドーパントの用語は、その構造の中に組み入れられたイオンの濃度が必ず非常に低いという意味として解釈されるべきでない。記号「/」は、一緒にドープされること、すなわち、いくつものイオンがドープされることを示す。テキストの残りの部分に示されているように、ドーパントの濃度は、たとえば、20モル%を超えてもよい。これらの構造では、ドーパントイオンは、Y3+、La3+またはGd3+イオンを部分的に置き換える。
波長が赤外(主として975nm)にある光を、主に緑色(約550nm)および赤色(約660nm)の領域の可視光に変換することができるという意味で、これらの化合物はアップコンバージョン現象を示す。赤色の放射は、Yb3+イオンが一緒にドープされることにより著しく促進される。また、青色の放射は、Yb3+/Tm3+が一緒にドープされることにより得ることができる。
ルミネセンス発生率は、とくに、Yb3+/Er3+がドープされたGd2BaZnO5化合物の場合、非常に高く、1%よりも大きな値に達することができる。
また、本発明の対象は、本発明による化合物を得るための方法である。
固相法、すなわち、粉末、主として酸化物もしくは炭酸塩の粉末を混合する工程、その混合物を粉砕する工程、それを任意選択的にプレスしてペレットを形成する工程、そして、その後、その粉末が化学的に一緒に反応するようにその混合物を加熱する工程からなる複数の工程を含む方法により、これらの化合物を得ることができる。この方法は、とくにGa2BaZnO5母材化合物に対して有利であることが示されてきている。
また、水または主に水性溶媒に前駆物質(主に、硝酸塩、酢酸塩または炭酸塩)を溶かす工程、ゲルが得られるように、錯化剤(主に、クエン酸などのα-ヒドロキシカルボン酸)と、場合よっては架橋剤(主に、エチレングリコールなどのポリヒドロキシアルコール)とを加える工程、そして、その後、通常、少なくとも1000℃の温度で、得られたゲルを加熱する工程からなる複数の工程を含むゾルゲルタイプの方法によって、本発明による化合物を得ることができる。固相法に比べて、ゾルゲル法は、より良好な均一性を一般的に得ることができる。少なくとも1000℃に加熱することにより、この方法に関する不利な点、とくに、構造欠陥を発生させる可能性をより高くする不純物(CO2、水など)のレベルがより高くなる点を克服することができる。
また、本発明の対象は、入射光のエネルギーに比べてより高いエネルギーを有する光に光を変換するための、とくに、約550nmおよび/または660nmの波長を有する光に約975nmの波長を有する光を変換するための、本発明による化合物の使用である。その光はコヒーレントであってもなくてもよい。
本発明は、以下の例を読むとよりよく理解されるであろう。
全ての例に関して、(Ar+レーザーによりポンピングされたTi:サファイアレーザーによって得られた)波長が975nmであるコヒーレント光を受けたときの化合物の放射スペクトルを、分光光度計を使用して測定することにより、アップコンバージョン現象は特徴付けられる。
また、アップコンバージョンルミネセンス現象は、ルミネセンス発生率を測定することにより特徴付けられる。
この目的のため、およそ975nmの波長を有するレーザーダイオードから来る光が試料に集光され、そして試料を透過する。その後、試料により放射された光の強度は、積分球を使用して測定され、試料により吸収されて和らいだ光の強度まで減少する。
例1:Y 2 BaZnO 5 :Er 3+
2BaZnO5の構造の中に5モル%のEr3+イオンを含んだ化合物を、ゾルゲルタイプの方法により作製した。
前駆物質であるY(NO33・6H2O、Zn(NO32・6H2O、BaNO3およびEr(NO33・5H2Oを脱イオン水に溶かした。撹拌しながら70℃に加熱して金属塩を溶かした後、金属:クエン酸のモル比が1:1となるようにクエン酸を加え、その後、7と9の間のpHが得られるように、得られたその溶液にNH4OHの溶液を加えた。その後、様々な加熱工程により水が蒸発できるようにし(120℃、その後、140℃)、次いでポリマーの残余物が蒸発できるようにした(150℃、その後170℃、250℃、そして最後に600℃で12時間)。得られた粉末を粉砕し、その後、アルミナルツボの中で、1000℃、24時間加熱した。
X線回折分析により、得られた粉末の構造がPbnm斜方晶空間群に属することが明らかになった。その格子定数は、a=0.70698nm、b=1.23368nmおよびc=0.57090nmであった。
975nmの波長を有する入射コヒーレント光を受けると、試料は、肉眼で見える、かなり強い緑色のルミネセンスを示した。主要な放射は、550nmの波長が中心であり、低い強度の放射は、525nmおよび660nmの波長が中心であった。550nmにおける放射は、たぶん、Er3+イオンの43/2準位と415/2準位との間の遷移によるものであっただろう。非常により弱い赤色の放射は、たぶん、49/2準位と415/2準位との間の遷移によるものであっただろう。
例2: La 2 BaZnO 5 :Er 3+
La2BaZnO5母材の中に5モル%および10モル%のEr3+イオンをそれぞれ含む化合物2Aおよび2Bをゾルゲル法で作製した。
前駆物質であるLa(NO33、Ba(NO33、Zn(NO32およびEr(NO33・5H2Oを水に溶かした。撹拌しながら70℃に加熱した後、金属:クエン酸:エチレングリコールのモル比が1:1:2になるように、クエン酸およびエチレングリコールを加えた。125℃で水を蒸発させた後,得られた泡状物質を、有機成分が分解するように、400℃で数時間、加熱した。得られた粉末を粉砕し、そして約1100℃に加熱した。
得られた粉末の構造はI4/mcm正方晶空間群に属していた。試料2Aの格子定数は、a=0.68987nmおよびc=1.15884nmであり、一方、試料2Bの格子定数は、a=0.68835nmおよびc=1.15760nmであった。
波長975nmのコヒーレント光でその試料を励起したとき、その試料は、緑色の強い放射を示した。550nmの放射がとくに、非常に強く、一方、赤色(660nm)の非常に弱い放射は、Er3+イオンの濃度に応じて増加した。
ルミネセンス発生率は、試料2Aの場合、0.06%であり、試料2Bの場合、0.10%であった。既知の化合物Y23:Er3+の発生率は、0.08%にオーダーであった。
例3:固体法によるGd 2 BaZnO 5 :Er 3+
Gd2BaZnO5の構造の中に3モル%、5モル%および10モル%のEr3+イオンをそれぞれ含む化合物3A、3Bおよび3Cを固相法で作製した。
出発生産物(Gd23、ZnO、BaCO3、Er23)を混合し、その後、めのう乳鉢の中で一緒に細かく粉砕した。その後、得られた混合物をアルミナルツボの中で大気中、1200℃、5時間、加熱した。もう一度粉砕した後、同様の熱処理を再び適用した。
その構造は、Pbnm斜方晶空間群に属した。試料3Aの格子定数は、a=0.71568nm、b=1.24913nmおよびc=0.57724nmであった。試料3Bの場合、a=0.71561nm、b=1.24903nmおよびc=0.57721nm。試料3Cの場合、a=0.71540nm、b=1.24871nmおよびc=0.57705nm。したがって、Gd3+イオンをEr3+イオンに置き換えた場合、格子がわずかに収縮するのを観察した。
975nmの波長を有するコヒーレント光を試料に照射したとき、緑色放射を観察した。550nmおよび525nmにおける放射強度は、Er3+ドーパントの濃度を関数として非常に少ししか変わらなかった。一方、660nmの放射は、この濃度に応じて非常に増加した。
例4:固体法によるGd 2 BaZnO 5 :Yb 3+ /Er 3+
例3と同一の方法で、1モル%のEr3+イオンと、それぞれ5モル%、10モル%および20モル%のYb3+イオンとを含む化合物4A、4Bおよび4Cを固相法で得た。Yb3+イオンの前駆物質はYb23であった。
その構造は、Pbnm斜方晶空間群に属した。試料4Aの格子定数は、a=0.71501nm、b=1.24831nmおよびc=0.5695nmであった。試料4Bの場合、a=0.71420nm、b=1.24696nmおよびc=0.57636nm。試料4Cの場合、a=0.71248nm、b=1.24411nmおよびc=0.57509nm。
975nmの波長のコヒーレント光の下、Yb3+イオンが、最初の27/2の状態から25/2の準位に励起し、その後、そのエネルギーをEr3+イオンに伝達した。Yb3+イオンの濃度が増加した結果、660nmの放射が非常に著しく増加し、それは525〜550nmの放射をはるかに超える。そして、3光子を含み、準位29/2から準位415/2への遷移を生じさせる現象によるおよそ410nmの青色の非常に弱い放射が現れた。試料4Aは、肉眼に対して緑色の蛍光を示したが、試料4Bは、オレンジ色で全般的に放射し、試料4Cは赤色で放射した。したがって、Yb3+イオンの存在は、緑色での放射を損なわせ、赤色での放射を非常に著しく促進する効果がある。それは、たぶん、49/2準位を満たすことができるエネルギー遷移によるものであろう。緑色の放射強度に対する赤色の放射強度の比率は、試料4Aと試料4Cとの間で、実際には、2よりも大きい値から約14まで変わった。しかし、人間の目の感度は、緑色で非常に高くなるので、試料4Aにより放射される光は、肉眼には、全体としてほぼ緑色に見えた。
試料4Aおよび4Cの場合、ルミネセンス発生率が約0.6〜0.7%であり、試料4Bの場合の場合、ルミネセンス発生率が1.35%であったので、ルミネセンス発生率は、とくに高かった。
例5:ゾルゲル法によるGd 2 BaZnO 5 :Er 3+
Gd2BaZnO5構造の中に1モル%、5モル%および10モル%のEr3+イオンをそれぞれ含む化合物5A、5Bおよび5Cをゾルゲル法で作製した。
採用された方法は例2に関して記載されたものと同様であり、Gdの前駆物質はGd(NO33・6H2Oであった。
その構造は、Pbnm斜方晶空間群に属した。試料5Aの格子定数は、a=0.71555nm、b=1.24919nmおよびc=0.57732nmであった。試料5Bの場合、a=0.71520nm、b=1.24855nmおよびc=0.57702nmであった。試料5Cの場合、a=0.71457nm、b=1.24772nmおよびc=0.57661nmであった。
固体法により得られた試料の場合(例3)に得られたアップコンバージョンルミネセンスに比べて、これらの試料のアップコンバージョンルミネセンスは、肉眼ではさらに強かった。
その3つの試料について、ルミネセンス発生率は、0.02%〜0.03%のオーダーであった。
例6:ゾルゲル法によるGd 2 BaZnO 5 :Yb 3+ /Er 3+
Gd2BaZnO5母材の中に1モル%のEr3+イオンとそれぞれ5モル%、10モル%および20モル%のEr3+イオンとを含む化合物6A、6Bおよび6Cをゾルゲル法で作製した。
採用された方法は、例2に関して記載された方法と同様であり、Gdの前駆物質はGd(NO33・6H2Oであった。
その構造は、Pbnm斜方晶空間群に属した。試料6Aの格子定数は、a=0.71504nm、b=1.24813nmおよびc=0.57684nmであった。試料6Bの場合、a=0.71406nm、b=1.24667nmおよびc=0.57619nmであった。試料6Cの場合、a=0.71287nm、b=1.24485nmおよびc=0.57539nmであった。
ルミネセンス発生率は、試料により約0.2%から約0.5%に変わり、試料6Bがもっとも高い効率を示した。
例4はどうかと言えば、Yb3+イオンの存在が、赤色(660nm)における放射強度を非常に顕著に増進して緑色(525-550nm)における放射強度を弱める効果を有していた。緑色の放射強度に対する赤色の放射強度の比率は、試料4Aと試料4Cとの間で2から9に変わった。

Claims (5)

  1. 式、La2BaZnO5:Er3+、Gd2BaZnO5:Er3+、Gd2BaZnO5:Yb3+/Er3+、Gd2BaZnO5:Yb3+/Tm3+の化合物から選択された化合物。
  2. Yb3+/Er3+がドープされた式Gd2BaZnO5の請求項1に記載の化合物。
  3. 粉末を混合する工程、
    その混合物を粉砕する工程、および
    その後、前記粉末を化学的に一緒に反応させるように前記混合物を加熱する工程を含む、請求項1または2に記載の化合物を得るための方法。
  4. 前駆物質、とくに、硝酸塩、酢酸塩または炭酸塩を、水または主に水性溶媒に溶かす工程、
    ゲルが得られるように、錯化剤、とくに、クエン酸などのα−ヒドロキシカルボン酸と、場合によっては、架橋剤、とくに、エチレングリコールなどのポリヒドロキシアルコールを加える工程、および
    その後、得られた前記ゲルを少なくとも1000℃の温度で加熱する工程を含む、請求項1または2に記載の化合物を得るための方法。
  5. 入射光のエネルギーレベルに比べて高いエネルギーレベルを有する光に光を変換するための、とくに、約975nmの波長を有する光を約550nmおよび/または660nmの波長を有する光に変換するための、Y2BaZnO5:Er3+、La2BaZnO5:Er3+、Gd2BaZnO5:Er3+、Gd2BaZnO5:Yb3+/Er3+、Gd2BaZnO5:Yb3+/Tm3+から選択される化合物の使用。
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