JP2011259214A - 周辺機器及びプログラム - Google Patents

周辺機器及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011259214A
JP2011259214A JP2010131972A JP2010131972A JP2011259214A JP 2011259214 A JP2011259214 A JP 2011259214A JP 2010131972 A JP2010131972 A JP 2010131972A JP 2010131972 A JP2010131972 A JP 2010131972A JP 2011259214 A JP2011259214 A JP 2011259214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
peripheral device
association information
application
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010131972A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Yamamoto
規広 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010131972A priority Critical patent/JP2011259214A/ja
Publication of JP2011259214A publication Critical patent/JP2011259214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】ユーザがカスタマイズした機能設定をユーザが容易に使用開始するこができる周辺機器及びプログラムを提供する。
【解決手段】有線を使用した回線に接続するためのインターフェイス、及び無線を使用して接続するためのインターフェイスを有する周辺機器であって、周辺機器は、インターフェイスを介してデバイス機器から室内用の近距離無線通信機器によるアクセスが有るか否かを判断する判断手段と、アクセスがあると近距離無線通信機器が保持しているユーザのアソシエーション情報と組み合わせて前回利用したアプリケーションの利用履歴とオペレーションパネルの操作履歴とを保持する保持手段と、セキュア接続を行う接続手段と、セキュア接続すると同時にユーザが使用したいアプリケーションを選択できる選択手段と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、周辺機器に関し、特に無線回線に接続するためのインターフェイスを備えた周辺機器及びプログラムに関する。
近年、IC(Integrated Circuit)カードが普及し社員証や学生証、定期券やお財布携帯などにて個人を特定するID(IDentefication)カードとしてICカード等の近接無線(以下NFC(Near Field Communication)と呼ぶ)にて導入する事例が多くなってきた。このICカードを利用した機器の利用者制限機能やネットワーク機能のアソシエーションがPC(Personal Computer)で実現されてきているが、PCだけではなくコピーやファクシミリ機能を複数実装したオフィス機器の使用についてもセキュリティーを考慮した上でネットワークのアソシエーションを、NFCにて行なうことが提案されている。
ICカード等のNFCトークンの方式自体様々なものが存在するが多くは、NFCトークン内の記憶領域に機器を使用する上で必要な情報を記録しておき、その情報を読み出すことによりアソシエーション、ICカード認証を行う。この情報の記憶領域は、データアクセスの際には、NFCトークンと機器間で相互認証を行うなどする機能を実装されている場合もある。NFCトークン内の情報にはネットワーク接続するために必要な設定情報や個人を認証するために必要な情報を保持しており、機器が取得することができる。NFCトークン内の情報が保持されているエリアは使用する機能によりアクセスするエリアがことなっている。
また近年では、このNFCトークン内に無線接続を開始するために必要な設定情報を各個人毎に保持させたユースケースも考えられており、設定情報とユーザを紐付けることで、ユーザ毎にカスタマイズした機能も簡単に提供できると考えられる。これにより、ネットワーク機能のセキュリティーを保持しかつユーザが使いたい機能を簡単に提供できることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、現在、主な仕組みとして無線接続を開始するために必要なアソシエーション情報は接続機器と周辺機器装置とホスト機器に対して1つの情報を双方で保持して接続を行っている。この情報を漏洩すると不正に接続をすることができてしまうが、多くのユーザはその瞬間だけ周辺機器装置とホスト機器との接続(ad-hoc接続)を求めているケースが多い。
現状ではセキュリティーの観点から接続するためにアクセスポイント経由で基幹ネットワークへの接続設定を余儀なくされるのが実情である。
しかし、このような構成ではその都度設定や登録処理を行わなければならないため、ユーザビリティには優れていない。
そこで、本発明の目的は、ユーザがカスタマイズした機能設定をユーザが容易に使用開始するこができる周辺機器及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1記載の発明は、有線を使用した回線に接続するためのインターフェイス、及び無線を使用して接続するためのインターフェイスを有する周辺機器であって、前記周辺機器は、前記インターフェイスを介してデバイス機器から室内用の近距離無線通信機器によるアクセスが有るか否かを判断する判断手段と、前記アクセスがあると前記近距離無線通信機器が保持しているユーザのアソシエーション情報と組み合わせて前回利用したアプリケーションの利用履歴とオペレーションパネルの操作履歴とを保持する保持手段と、セキュア接続を行う接続手段と、セキュア接続すると同時にユーザが使用したいアプリケーションを選択できる選択手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の周辺機器において、前記近距離無線通信機器が保持しているアソシエーション情報を共有するか否か、及び既存のアソシエーション情報にてセキュア接続をするか否かの判定をする判定手段を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の周辺機器において、ホスト機器毎に対してアソシエーション情報を双方で登録することなく、記録媒体の容量を軽減するため、前記近距離無線通信機器にアソシエーション情報を保持するようにしたことを可能とすることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の周辺機器において、前記判定手段は、前記アソシエーション情報と組み合わせる情報には、どのような機能のUSBデバイスとして使用するかの判定をする情報を保持しており、その情報を、前記アソシエーション情報を使用してセキュア接続を行なう際に同時に前記どのような機能のUSBデバイスとして使用するか否かの判定を行なうことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項記載の周辺機器において、前記アソシエーション情報と組み合わせた機能情報により使用したアプリケーションやオペレーションパネルの情報を使用完了後に前記近距離無線通信機器に書き込み保存を行なうことにより、次回以降に接続を行なった場合にワンタッチに利用開始を行なえるようにしたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の周辺機器において、前記アソシエーション情報と組み合わせた機能情報についてアクセスできるサーバに保持しているユーザ情報と紐付けることで管理でき、前記アソシエーション情報だけの共有しかできなくてもユーザに関する情報との紐付けによりワンタッチにアプリケーションの利用を開始するようにしたことを可能としたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、有線を使用したLAN回線に接続するためのインターフェイス、及び無線を使用して接続するためのインターフェイスを有する周辺機器の制御プログラムであって、コンピュータは、前記周辺機器の判断手段に、前記インターフェイスを介してデバイス機器から室内用の近距離無線通信機器によるアクセスが有るか否かを判断する手順、保持手段に、前記アクセスがあると前記近距離無線通信機器が保持しているユーザのアソシエーション情報と組み合わせて前回利用したアプリケーションの利用履歴とオペレーションパネルの操作履歴とを保持する手順、接続手段に、セキュア接続を行う手順、選択手段に、ユーザが使用したいアプリケーションを選択できる手順、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザがカスタマイズした機能設定をユーザが容易に使用開始するこができる周辺機器及びプログラムの提供を実現することができる。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置のネットワークシステム構成図について説明するための説明図である。 図1に示した画像形成装置のハードウェア構成図について説明するための説明図である。 本発明に係る画像形成装置の一実施の形態を示すソフトウェア構成図である。 NFCフレームワークに着目したソフトウェアモジュール構成図について説明するための説明図である。 図1に示した画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートの一例である。 図1に示した画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートの一例である。 NFCトークン/NFC搭載端末から情報取得時の画面表示例について説明するための説明図である。 アソシエーション情報一覧の表示例について説明するための説明図である。 ユーザ設定の一覧の表示例について説明するための説明図である。
<本発明の概要>
本発明の実施の形態について説明する。
本発明は、プリンタや複合機において暗号化処理を行なった通信に際して、以下の特徴を有する。
本発明は、周辺機器としての画像形成装置のUI(操作オペレーションパネル)を用いてコンテンツサイトからデータを取得して印刷等のサービスを行うさいに、ケーパビリティ情報をNFCトークなどのデバイスに持たせることで、そのケーパビリティ情報に従って画像形成装置のアプリケーションが動作する仕組みになっていることを特徴とする。
要するに、NFCトークンは主にアソシエーションやユーザ認証として使用されるが、その用途の拡張として、ユーザ認証等で使用する証明書情報を使用して、ネットワーク通信路の暗号化や電子データの正規性や改竄防止の証明や認証を、機器や機能毎の証明書データを使用するのでなく、NFCトークンなどのメモリデバイスを使用するユーザ毎の証明書を使用して、ネットワーク通信路の暗号化や電子データの正規性や改竄防止の証明や認証を行なうことを特徴とする。
<構 成>
本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置のネットワークシステム構成図について説明するための説明図である。
同図に示すネットワークシステムは、画像形成装置(無線搭載機器)101、NFCR/W102、NFCトークン103、及び外部認証サーバ(認証局(CA)サーバ)110がネットワーク112を介してアクセスポイント111に接続されている。
NFCトークン103にはアソシエーション情報104、ユーザ情報105、利用制限情報108、及び履歴情報109が格納されている。
すなわち、ネットワークシステムは、画像形成装置101、アクセスポイント111、認証局(CA)サーバ110がネットワーク112を介して通信が可能である。
画像形成装置にはNFCトークン103とインターフェイスを取ることが可能なNFCリーダライター装置(以下NFC-R/W)102が接続されている。
ユーザは、NFCトークン103またはNFC搭載モバイル端末(例えばNFC搭載携帯電話など)に保持されているネットワーク設定に必要なアソシエーション情報104と個人毎もしくはトークン毎の証明書情報が登録されているNFCトークン103を所持し、画像形成装置101の操作開始時にNFCトークン103をNFC-R/W102にかざすことにより、ネットワークアソシエーションや認証処理が行われ、認証処理が成功した場合、画像形成装置101との通信開始および認証後許可された搭載アプリケーションを開始することが可能になる。
その後、ユーザ情報と画像形成装置101のアプリケーション機能制限情報(図の利用制限情報108)や使用アプリケーション履歴(図の履歴情報109、オペレーションパネル設定情報等)を紐付けることで、使用ユーザにあわせてカスタマイズされた設定で簡単に画像形成装置の使用を開始することができる。その設定情報に付いてはリーダライターR/Wの特性からNFCトークン103に保持してユーザ毎に記録しておく機能を有する。
図2は、図1に示した画像形成装置のハードウェア構成図について説明するための説明図である。
図2に示す画像形成装置は、コントローラ200、選択手段としての操作部(オペレーションパネル)214、ファックス制御ユニット215、プロッタ218、スキャナ219、その他ハードウェアリソース220、NFCリーダライター102を有する。
コントローラ200は、判断手段及び判定手段としてのCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)201、保持手段としてのRAM(Random Access Memory)202、204、NB(Norse Bridge)203、HDD(Hard Disk Drive)205、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)206、シリアルバス207、NIC(Network Interface Card)208、WLAN(Wireless Local Area Network)209、ワイヤレスUSB(Universal Serial Bus)210、USBデバイス211、USBホスト212、メモリカードI/F(Inter/Face)213を有する。
コントローラ200にUSBケーブルで接続されるNFCリーダライター102は、ICカード221、RFID(Radio Frequency Identification:電波による個体識別)222、及びNFCリーダライター223とデータの授受が可能である。
ファックス制御ユニット215はアナログ電話回線用のファクシミリ装置G3(216)と、デジタル回線用のファクシミリ装置G4(217)とを有する。
NFCトークンのアクセスには、CPU201はNB203、PCI(Peripheral Components Interconnect) BUS(バス)、接続手段としてのUSBホスト212を介して、USBケーブルにてNFCリーダライター102と接続されており、NFCリーダライター102に対してコマンドを送信することにより制御を行い、NFCリーダライター102がNFCトークン103(図1参照)と通信を行うことにより実現される。
このUSBの通信系路にはネットワークアソシエーション情報及びユーザの認証情報や認証情報へアクセスするための鍵情報などのデータが送受信される。このためUSB BUSがモニターされることによる情報の漏洩が懸念される。このため、USB上のコマンド及びデータの送受信を暗号化している。暗号化を行う前にはNFCリーダライター102との間で認証を行い、その結果から得られた共通な鍵を生成している。共通鍵を利用し暗号/復号することでUSB BUS上をセキュアにしている。
図3は、本発明に係る画像形成装置の一実施の形態を示すソフトウェア構成図である。
同図に示す画像形成装置300は、プロッタエンジン314、スキャナエンジン315、及びその他ハードウェアリソース310上にエンジン制御ボード313が構築されている。エンジン制御ボード313上にはエンジンI/F313を介してOS(Operating System)312が構築され、OS312上には、システム制御サービス305、ファクス制御サービス306、エンジン制御サービス307、メモリ制御サービス308、操作部制御サービス309、ネットワーク制御サービス310、及び認証制御サービス311が構築され、それらの上にAPI(Application Program Interface)が構築されている。APIの上にはコピーアプリケーション301、ファクスアプリケーション302、プリンタアプリケーション303、及びWebアプリケーション304が構築されている。
画像形成装置は、コピー、ファックス、プリンタ、Web等のアプリケーションが動作可能であり、これらのアプリケーションを利用するための個人認証を認証制御サービスにて実施している。ネットワークアソシエーション及び個人認証が成功して初めてこれらのアプリケーションが利用可能となる。
図4は、NFCフレームワークに着目したソフトウェアモジュール構成図について説明するための説明図である。
NFCフレームワーク1は、アプリケーション12から認証要求や機器とのアソシエーション要求を受付け、描画処理モジュール10、グラフィックドライバ11を経由してオペレーションパネルへ表示処理、NFCリソースマネージャ2より、NFCトークンからアソシエーションの為の設定情報や認証情報を取得、取得した情報を用いて、ネットワークライブラリ5の無線モジュール6から外部アクセスポイントに対して問い合わせを行う。
その後、NFCリソースマネージャ2より、NFCトークンからユーザに紐付いたアプリケーション情報を、NFCフレームワーク1を経由して、搭載アプリケーション12へデータ出力を行なう。
<動 作>
NFCフレームワーク1がアプリケーション12から認証要求や機器とのアソシエーション要求を、受付けを開始する処理から、問い合わせ途中の詳細情報や結果、ネットワーク設定や認証の成功もしくは失敗したかをアプリケーション12へ出力する処理までの内容を図5、図6のフローチャートに示す。動作の主体は何れもCPUである。
図5及び図6は、図1に示した画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートの一例である。
図5において、CPUは、NFCトークンの認識を開始すると(ステップS1)、トークンのタイプを判定し(ステップS2)、認識中画面表示を行い(ステップS3)、NFCトークン情報の取得を行う(ステップS4)。
CPUは、情報取得中表示を行い(ステップS5)、ネットワーク設定か認証かの判定を行う(ステップS6)。
CPUは、ネットワーク設定であると判定した場合(ステップS6/ネットワーク設定)、ネットワーク設定中の画面の表示を行いステップS8に進み(ステップS7)、認証であると判定した場合(ステップS6/認証)、認証画面を表示してステップS16に進む(ステップS15)。
CPUは、ステップS8にてWLANか、Bluetooth(登録商標)か、ワイヤレスUSBかを判定し、WLANであると判定した場合(ステップS8/WLAN)、WLANのアソシエーションを実施し(ステップS9)、WLANのアソシエーション完了画面を表示し(ステップS10)、認証完了のアプリ画面を表示して終了する(ステップS18)。
CPUは、ステップS8でBluetooth(登録商標)であると判定した場合、Bluetooth(登録商標)のアソシエーションを実施し(ステップS11)、Bluetooth(登録商標)のアソシエーション完了画面を表示し(ステップS12)、認証完了のアプリ画面を表示して終了する(ステップS18)。
CPUは、ステップS8でワイヤレスUSBであると判定した場合、ワイヤレスUSBのアソシエーションを実施し(ステップS13)、ワイヤレスUSBのアソシエーション完了画面を表示し(ステップS14)、認証完了のアプリ画面を表示して終了する(ステップS18)。
CPUは、ステップS16で認証OKか否かを判定し、認証OKであると判定した場合(ステップS16/YES)、認証完了のアプリ画面を表示して終了し(ステップS18)、認証OKでないと判定した場合(ステップS16/NO)、認証失敗画面の表示を行い(ステップS17)、認証完了のアプリ画面を表示して終了する(ステップS18)。
図6において、CPUは、NFCトークンまたはNFC搭載端末内の情報をスキャンし(ステップS19)、アソシエーション情報の画面表示を行い(ステップS20)、ネットワーク接続するために使用するステップS20の情報を選択する(ステップS21)。
CPUは、ステップS20とユーザの紐付け情報の取得を行い(ステップS22)、ユーザが利用可能なアプリケーション一覧を表示し(ステップS23)、ユーザ毎にカスタマイズしたオペレーションパネル設定一覧を表示する(ステップS24)。
CPUは、ユーザが設定変更したUI情報の履歴の書き込みを行い(ステップS25)、アプリケーション機能の使用履歴の書き込みを行い(ステップS26)、アプリケーションの終了を行って終了する(ステップS27)。
図7は、NFCトークン/NFC搭載端末から情報取得時の画面表示例について説明するための説明図である。
図7は、画像形成装置の画面表示部及び操作部(オペレーションパネル)の表示画面の一例を示している。
ユーザが個人毎に保持しているNFCトークまたはNFC搭載端末を画像形成装置と接続されているNFCリーダライターにかざすことにより、NFCトークンまたはNFC搭載端末が保持しているアソシエーション情報やユーザに紐付けた画像形成装置のアプリケーション制限情報やユーザ固有の設定情報をペアツーペアで通信をして取得している際にこの画面が表示される。
図8は、アソシエーション情報一覧の表示例について説明するための説明図である。
同図は、画像形成装置とネットワーク接続可能な端末をネットワーク接続するために、NFCトークンをNFCリーダライターにかざすことによりこの登録されている、アソシエーション情報の一覧を出力した画面表示部及び操作部(オペレーションパネル)を示す。尚、図中、MFPは多機能周辺装置(Multifunction Perpheral)を意味する。
ユーザがネットワーク接続するために選択するか使用する情報を固定しておき、NFCトークンまたはNFC搭載端末をかざすことでネットワーク接続の設定処理を容易に行なう(無線LANではこれをWPS処理で行なえる)。また、ユーザが以前に使用した当該情報の履歴についても確認することができる。新たにアソシエーション情報を登録することも出来る。
履歴情報を取得できるタイミングはNFCトークンを使用したユーザ認証・アソシエーションなどのNFCトークンにアクセスする機能全般のアプリケーションの処理が行なわれる時に取得することができる。
また、履歴情報の管理は、NFCトークンを使用して証明書を利用したアプリケーションの処理が完了後にNFCトークン内またはユーザやNFCトークンに紐付けて画像形成装置または外部サーバに記録される。
例えば、履歴情報をNFCトークンに記録した場合は、使用する画像形成装置に依存することはないというメリットがある。また、登録されている証明書情報の暗号強度と処理性能(パフォーマンス速度)により、使用する証明書の選択ができる。
図9は、ユーザ設定の一覧の表示例について説明するための説明図である。
同図に画像形成装置に搭載されている機能とNFCトークンまたはNFC搭載端末に保持されている情報から、画像形成装置の使用ユーザ毎の機能制限が表示されている。
色々な場所で設置されている画像形成装置に対して各個人毎が保持しているNFCトークンやNFC搭載端末をかざして図8で選択したアソシエーション情報を使用して当該端末と画像形成装置がアドホック接続を含むネットワーク接続を確立した後に画像形成装置やユーザ機能制限により使える機能を限定することで、セキュリティー性を保つことができる。
また、同時にユーザが既にカスタマイズした操作パネル設定・個人アドレス帳情報や今まで使用したアプリケーション使用履歴、FAXやe-mailの送信宛先履歴を履歴情報から検索ができるため、ユーザが同じ機能や同じ宛先に再度使用する際も、面倒な入力を省略することができワンタッチで容易に機能を使用することができる。
<作用効果>
本実施形態によれば、周辺機器装置とホスト機器とが無線接続して使用した場合、個人毎のネットワークセキュリティーおよび個人専用のオペレーションパネルへの切り替えによりユーザビリティを向上させることができる。
本実施形態によれば、周辺機器装置とホスト機器とが一度無線接続した際に生成した、アソシエーション情報を周辺機器装置が保持しつづけることなく、個人ごとのNFCトークンを含むメモリデバイスの個人毎に保持して使用することができる。
今までは、周辺機器装置そのものにアソシエーション情報を保持していたため、データ漏洩をすると広範囲に対してセキュリティー脅威を及ぼすが、本実施形態によれば、個人毎もしくはトークン使用者の範囲に対して局所的になる。
本実施形態によれば、アソシエーション情報を個人毎にもつことで、周辺機器が使用できるアプリケーション機能と紐付けすることができ、無線接続時にユーザが使用したい個人毎の設定を容易に選択できる。
即ち、本実施形態によれば、画像形成装置(機器)に対してネットワーク接続に必要な、アソシエーション情報した場合に、悪意のあるユーザがネットワーク経由または直接、情報を盗み取りして、成りすまされることで情報の漏洩または改竄が行なわれる可能性がある。
また、NFCトークンを含むメモリデバイスに当該情報を保持して使用することにより、上記と同等のケースが発生したとしても、使用ユーザに限定するため広範囲のセキュリティーホールとなることが防ぐことができる。
<プログラム>
以上で説明した本発明にかかる周辺機器は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。よって、一例として、プログラムにより本発明を実現する場合の説明を以下で行う。
例えば、
有線を使用したLAN回線に接続するためのインターフェイス、及び無線を使用して接続するためのインターフェイスを有する周辺機器の制御プログラムであって、
コンピュータは、
周辺機器の判断手段に、インターフェイスを介してデバイス機器から室内用の近距離無線通信機器によるアクセスが有るか否かを判断する手順、
保持手段に、アクセスがあると近距離無線通信機器が保持しているユーザのアソシエーション情報と組み合わせて前回利用したアプリケーションの利用履歴とオペレーションパネルの操作履歴とを保持する手順、
接続手段に、セキュア接続を行う手順、
選択手段に、ユーザが使用したいアプリケーションを選択できる手順、を実行させるプログラムが挙げられる。
これにより、プログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明にかかる周辺機器を実現することができる。
<記憶媒体>
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
ここで、記憶媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(CD Recordable)などのコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、フラッシュメモリ、RAM、ROM(Read Only Memory)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリやHDDが挙げられる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
1 NFCフレームワーク
2 NFCリソースマネージャ
3 NFC R/Wデバイスドライバ
4 USBHOSTデバイスドライバ
5 ネットワークライブラリ
6 無線ドライバ
7 アドレス帳DB
8 ファイルシステム
9 HDDドライバ
10 描画処理
11 グラフィックドライバ
12 アプリケーション
特開2008−193265号公報

Claims (7)

  1. 有線を使用した回線に接続するためのインターフェイス、及び無線を使用して接続するためのインターフェイスを有する周辺機器であって、
    前記周辺機器は、前記インターフェイスを介してデバイス機器から室内用の近距離無線通信機器によるアクセスが有るか否かを判断する判断手段と、前記アクセスがあると前記近距離無線通信機器が保持しているユーザのアソシエーション情報と組み合わせて前回利用したアプリケーションの利用履歴とオペレーションパネルの操作履歴とを保持する保持手段と、セキュア接続を行う接続手段と、セキュア接続すると同時にユーザが使用したいアプリケーションを選択できる選択手段と、を備えたことを特徴とする周辺機器。
  2. 前記近距離無線通信機器が保持しているアソシエーション情報を共有するか否か、及び既存のアソシエーション情報にてセキュア接続をするか否かの判定をする判定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の周辺機器。
  3. ホスト機器毎に対してアソシエーション情報を双方で登録することなく、記録媒体の容量を軽減するため、前記近距離無線通信機器にアソシエーション情報を保持するようにしたことを可能とすることを特徴とする請求項1記載の周辺機器。
  4. 前記判定手段は、前記アソシエーション情報と組み合わせる情報には、どのような機能のUSBデバイスとして使用するかの判定をする情報を保持しており、その情報を、前記アソシエーション情報を使用してセキュア接続を行なう際に同時に前記どのような機能のUSBデバイスとして使用するか否かの判定を行なうことを特徴とする請求項2記載の周辺機器。
  5. 前記アソシエーション情報と組み合わせた機能情報により使用したアプリケーションやオペレーションパネルの情報を使用完了後に前記近距離無線通信機器に書き込み保存を行なうことにより、次回以降に接続を行なった場合にワンタッチに利用開始を行なえるようにしたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の周辺機器。
  6. 前記アソシエーション情報と組み合わせた機能情報についてアクセスできるサーバに保持しているユーザ情報と紐付けることで管理でき、前記アソシエーション情報だけの共有しかできなくてもユーザに関する情報との紐付けによりワンタッチにアプリケーションの利用を開始するようにしたことを可能としたことを特徴とする請求項5記載の周辺機器。
  7. 有線を使用したLAN回線に接続するためのインターフェイス、及び無線を使用して接続するためのインターフェイスを有する周辺機器の制御プログラムであって、
    コンピュータは、
    前記周辺機器の判断手段に、前記インターフェイスを介してデバイス機器から室内用の近距離無線通信機器によるアクセスが有るか否かを判断する手順、
    保持手段に、前記アクセスがあると前記近距離無線通信機器が保持しているユーザのアソシエーション情報と組み合わせて前回利用したアプリケーションの利用履歴とオペレーションパネルの操作履歴とを保持する手順、
    接続手段に、セキュア接続を行う手順、
    選択手段に、ユーザが使用したいアプリケーションを選択できる手順、を実行させることを特徴とするプログラム。
JP2010131972A 2010-06-09 2010-06-09 周辺機器及びプログラム Pending JP2011259214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010131972A JP2011259214A (ja) 2010-06-09 2010-06-09 周辺機器及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010131972A JP2011259214A (ja) 2010-06-09 2010-06-09 周辺機器及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011259214A true JP2011259214A (ja) 2011-12-22

Family

ID=45474901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010131972A Pending JP2011259214A (ja) 2010-06-09 2010-06-09 周辺機器及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011259214A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013182072A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Daiichikosho Co Ltd カラオケ演奏モード設定システム
US10686727B2 (en) 2015-12-24 2020-06-16 Ricoh Company, Ltd. Operation device and method for managing use right of communication channel

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06113152A (ja) * 1992-09-28 1994-04-22 Canon Inc カラー画像処理装置、複写装置、カラー画像読み取り装置、及びカラー画像形成装置
JP2005267031A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd カードリーダおよび決済端末および決済処理システム
JP2006345256A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Ricoh Co Ltd 可搬型ユーザインタフェース提供装置、画像形成装置、管理装置およびユーザインタフェース表示方法
JP2008005286A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Canon Inc 情報処理システム、情報処理方法及びそのプログラム、記憶媒体
JP2008085730A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP2008104143A (ja) * 2006-09-19 2008-05-01 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、方法、及びプログラム
JP2009147896A (ja) * 2007-09-12 2009-07-02 Ricoh Co Ltd 情報処理システム、情報処理装置、情報通信方法、および情報処理装置で実行されるプログラム。
JP2009163625A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Kyocera Mita Corp 表示入力装置および画像形成装置
JP2009182671A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体
JP2009213010A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Ricoh Co Ltd 通信端末装置、通信確立制御方法、通信確立制御プログラム及び記録媒体

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06113152A (ja) * 1992-09-28 1994-04-22 Canon Inc カラー画像処理装置、複写装置、カラー画像読み取り装置、及びカラー画像形成装置
JP2005267031A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd カードリーダおよび決済端末および決済処理システム
JP2006345256A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Ricoh Co Ltd 可搬型ユーザインタフェース提供装置、画像形成装置、管理装置およびユーザインタフェース表示方法
JP2008005286A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Canon Inc 情報処理システム、情報処理方法及びそのプログラム、記憶媒体
JP2008104143A (ja) * 2006-09-19 2008-05-01 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、方法、及びプログラム
JP2008085730A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP2009147896A (ja) * 2007-09-12 2009-07-02 Ricoh Co Ltd 情報処理システム、情報処理装置、情報通信方法、および情報処理装置で実行されるプログラム。
JP2009163625A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Kyocera Mita Corp 表示入力装置および画像形成装置
JP2009182671A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体
JP2009213010A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Ricoh Co Ltd 通信端末装置、通信確立制御方法、通信確立制御プログラム及び記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013182072A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Daiichikosho Co Ltd カラオケ演奏モード設定システム
US10686727B2 (en) 2015-12-24 2020-06-16 Ricoh Company, Ltd. Operation device and method for managing use right of communication channel

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5521577B2 (ja) 周辺機器、ネットワークシステム、通信処理方法、及び通信処理制御プログラム
US10750049B2 (en) Non-transitory computer-readable information recording medium, information processing apparatus, and communications system
US10735935B2 (en) Information processing program product, information processing apparatus, and information processing system
KR102039522B1 (ko) 근거리 무선 통신(nfc)을 이용한 nfc 태그의 기록방법 및 장치
KR102064500B1 (ko) 화상형성장치의 서비스 제공 제어 방법 및 서비스 제공을 제어하는 화상형성장치
US8739263B2 (en) Communication apparatus, wireless communication system, and method of setting association information
JP5216810B2 (ja) 遠隔画面共有を実行する方法、ユーザ端末、プログラム及びシステム
JP4733167B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システム
JP5995431B2 (ja) 画像形成装置、その制御方法、およびプログラム
US10143026B2 (en) Communication device
JP5531506B2 (ja) 周辺機器、ネットワークシステム、通信処理方法、及び通信処理制御プログラム
JP2010136016A (ja) 周辺機器、ネットワークシステム、周辺機器の通信処理方法、コンピュータプログラム、及び記録媒体
US9451128B2 (en) Mobile data processing having secured association with multifunction device
JP2017212694A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP5229149B2 (ja) 通信機器および通信制御方式
JP2011259214A (ja) 周辺機器及びプログラム
JP6160479B2 (ja) 無線接続装置、無線通信の設定を行う方法
CN113452779B (zh) 文件处理装置、文件处理系统及其数据处理方法
CN110784308B (zh) 信息处理方法、信息处理系统和通信装置
JP2014209342A (ja) 近距離無線通信用機器、ネットワークシステム、近距離無線通信処理制御方法、及び近距離無線通信処理制御プログラム
JP2023158555A (ja) 通信装置、制御方法およびプログラム
JP2013205910A (ja) コンテンツデータ転送システム、コンテンツデータ転送方法、情報処理装置、及びプログラム
JP2010212880A (ja) ネットワーク利用方法、ネットワーク利用システム及びそのプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140325