JP2011257444A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広い焦点検出領域を用いることが可能であって、かつ相関演算のための回路規模が大きくなることのない撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置1は、結像光学系19と、撮像素子11と、結像光学系19の異なる瞳領域を通過した光束をそれぞれ受光する複数の焦点検出用画素から得られる複数の焦点検出用信号の位相差に基づいて、デフォーカス量を算出するデフォーカス量算出回路15と、算出されたデフォーカス量に応じて合焦状態となるように結像光学系19を駆動するフォーカス部18と、被写体像の信号成分の解析結果に基づいて、デフォーカス量を算出するために用いられない複数の焦点検出用信号を間引く間引き回路24とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に、焦点検出機能を有する撮像装置に関する。
従来より、カメラ等の撮像装置における焦点検出方法の一つとして、位相差検出法がある。位相差検出のためのセンサを用いることによって、デジタルカメラ等の撮像装置におけるオートフォーカス(以下、AFという)機能が実現されている。
近年の撮像装置のデジタル化に伴い、被写体を撮影する撮像素子内の複数の画素を利用して位相差を検出する装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、撮像素子内に、通常の撮影用の画素に加え、焦点検出用の画素を配置させることで、撮像と焦点検出が同時に行われる。
その提案に係る撮像装置は、被写体を撮像する撮像素子の一部の画素を、位相差を検出するための複数の画素対として利用することにより、焦点検出のためのセンサを不要とするものである。その複数の画素対は、撮像素子上において交互に離散的に配置され、結像光学系における所定の2つの瞳領域を通過した光束だけを受光できるように配置される。さらに、撮像素子上には、複数の画素対の各画素に対応して、マイクロレンズあるいは遮光マスクが偏心して配置される。
このような撮像素子を用いることにより、撮影用の撮像素子とは別に、焦点位置検出用のセンサ及びそのセンサ用の光学系が不要となる。
特開2009−217252号公報
デフォーカス量が大きい場合、上記提案に係る装置では、遠近競合等による誤検出をさけるために狭い焦点検出領域が用いられているが、広い焦点検出領域を用いるのが好ましい。
しかし、デフォーカス量が大きい場合に位相差を検出するために、撮像素子上に広い焦点検出領域を設けた場合、その領域内の焦点検出用の画素数が増え、結果として、相関演算のための回路規模が大きくなるという問題が生じる。
そこで、本発明は、広い焦点検出領域を用いることが可能であって、かつ相関演算のための回路規模が大きくなることのない撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、被写体像を形成する結像光学系と、前記被写体像を光電変換する複数の画素を含む撮像素子と、前記結像光学系の異なる瞳領域を通過した光束をそれぞれ受光する複数の焦点検出用画素から得られる複数の焦点検出用信号の位相差に基づいて、デフォーカス量を算出するデフォーカス量算出部と、前記デフォーカス量算出部において算出された前記デフォーカス量に応じて合焦状態となるように前記結像光学系を駆動するフォーカス部と、前記被写体像の信号成分の解析結果に基づいて、前記デフォーカス量を算出するために用いられない前記複数の焦点検出用信号を間引く間引き部とを有する撮像装置を提供することができる。
本発明の一態様において、前記複数の焦点検出用画素は、前記撮像素子に含まれることが好ましい。
本発明の一態様において、前記解析結果は、前記焦点用検出画素から得られる前記複数の焦点検出用信号に含まれる高周波成分量であることが好ましい。
本発明の一態様において、前記解析結果は、前記撮像素子からの前記被写体像の画像信号に含まれる高周波成分量であることが好ましい。
本発明の一態様において、前記解析結果は、前記撮像素子からの前記被写体像の画像信号の平均輝度であることが好ましい。
本発明の一態様において、前記間引き部は、前記解析結果と1又は2以上の閾値とを比較して、前記複数の焦点検出用信号の間引き量を決定することが好ましい。
本発明の一態様において、前記間引き部は、前記解析結果に応じた間引き量を予め記憶する間引き量記憶テーブルに基づいて、前記複数の焦点検出用信号の間引き量を決定することが好ましい。
本発明の一態様において、前記焦点検出画素は、前記撮像素子とは別に設けられたセンサに含まれる画素であることが好ましい。
本発明の撮像装置によれば、広い焦点検出領域を用いることが可能であって、かつ相関演算のための回路規模が大きくなることがない。
本発明の実施の形態に係わる撮像装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係わる相関演算部14の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる撮像素子11の画素配列を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態に係わる、焦点検出用の画素が撮像面11aの複数行に設けられている場合の、撮像素子11の画素配列を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態に係わる、相関演算回路26の構成を示す回路図である。 図5の回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態に係わる、デフォーカス量が小さいときの、2つの画像信号VSの様子を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる、デフォーカス量が大きい場合の、瞳領域AとBにおいて得られた2つの画像信号VSの位相差を説明するための図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る撮像装置1Aの構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態の変形例に係るセンサ44の撮像面における、焦点検出用の複数の画素対の画素配列を説明するための模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
まず、図1に基づき、本実施の形態に係わる撮像装置の構成を説明する。図1は、本実施の形態に係わる撮像装置の構成を示す構成図である。
撮像装置1は、撮像素子11、撮像素子駆動回路12、焦点検出画素分離部13、相関演算部14、デフォーカス量算出回路15、補間回路16,画像処理部17、フォーカス部18、及び被写体像を形成する結像光学系19を含んで構成されている。例えば、撮像装置1は、AF機能を有するデジタルカメラ等であり、対物光学系である結像光学系19を介して受光した被写体像が撮像素子11上で結像し、撮像素子11からの撮像信号が画像処理部17で画像処理される。そして、画像処理により生成した画像データが図示しない記録媒体等に記録される。
後述するように、撮像素子11は、被写体像を光電変換する複数の画素を含む。より具体的には、撮像素子11は、撮影用の画素と、焦点検出用の画素を含み、撮像素子駆動回路12によって駆動され、動画の映像信号である画像信号VSを出力する。
撮像素子駆動回路12は、撮像素子11に水平同期信号HDと垂直同期信号VDを出力して、撮像素子11における2次元のマトリックス状に配置された複数の画素を所定の順序で駆動する。さらに、撮像素子駆動回路12は、水平同期信号HDと垂直同期信号VDに基づいて、撮像素子12の読み出し画素の位置情報である読み出し位置情報PIを焦点検出画素分離部13に出力すると共に、相関タイミング信号TCを相関演算部14に出力する。
ここで、例えば、読み出し位置情報PIは、マトリックス状の複数の画素の位置に対応した、所定のタイミングを有するパルス信号である。例えば、撮像素子駆動回路12が出す制御信号(VD,HD,PI,TC)のそれぞれは、レリーズボタンの操作に同期して出力される。
焦点検出画素分離部13は、撮像素子駆動回路12からの読み出し位置情報PIに基づいて、撮像素子11からの画像信号VSの種類を示す画素種別信号PSを生成して、相関演算部14に出力する回路である。
画素種別信号PSは、焦点検出画素指示信号IFと瞳指示信号ABとを含む。焦点検出画素指示信号IFは、その画像信号VSが、焦点検出用の画素の信号であることを示す信号である。瞳指示信号ABは、結像光学系19の異なる瞳領域、ここでは所定の瞳領域A,B、のいずれの瞳領域に対応する画素の信号かを示す信号である。よって、相関演算部14は、瞳指示信号ABにより、入力された画像信号VSが焦点検出用の画素の信号であるときに、瞳領域A,B、のいずれの瞳領域に対応する信号であるかを識別することができる。
被写体の同一の点からの光は、2つの瞳領域A,Bからの光束として、撮像素子上の焦点検出用の複数の画素対により受光される。焦点検出用の複数の画素は、複数の画素対からなり、各画素対の一方は、瞳領域Aからの光束を受光し、他方は、瞳領域Bからの光束を受光するように、各画素に対応するマイクロレンズあるいは遮光マスクが、撮像素子11に設けられている。瞳指示信号ABは、その2つの瞳領域A,Bのいずれの瞳領域の画像の信号であるかを示す。
焦点検出画素分離部13は、例えば、読み出し位置情報PIのパルス信号をカウントするカウンタと、焦点検出用の画素の位置に対応する値を保持する記憶部を内蔵し、カウント値が所定値(すなわち焦点検出用の画素の位置に対応する値)になったときに、焦点検出画素指示信号IFと、瞳領域A,Bのいずれかを示す瞳指示信号ABを出力するように構成されている。
相関演算部14には、撮像素子11からの画像信号VSと、焦点検出画素分離部13からの焦点検出画素指示信号IF及び瞳指示信号ABと、撮像素子駆動回路12からの相関タイミング信号TCとが入力される。
相関演算部14は、相関タイミング信号TCに基づいて、焦点検出用の複数の画素からの画像信号VSについての所定の相関演算を行い、演算結果CSをデフォーカス量算出回路15に出力する。
デフォーカス量算出部としてのデフォーカス量算出回路15は、相関演算部14の演算結果CSを用いて、デフォーカス量DFを算出して、フォーカス部18に出力する。すなわち、結像光学系19の2つの瞳領域A,Bを通過した光束をそれぞれ受光する複数の焦点検出用画素から複数の焦点検出用信号が得られるので、この焦点検出用信号の相関演算により得られた計算結果(相関値)から位相差が算出される。そして、この算出された位相差に基づいて、デフォーカス量算出回路15はデフォーカス量を算出する。
フォーカス部18がデフォーカス量算出回路15において算出されたデフォーカス量DFに応じて合焦状態となるように結像光学系19を駆動することによって、撮像装置1のAF機能が実現される。
補間回路16は、撮像素子からの画像信号に対して補間処理を行い、その補間処理された画像信号を画像処理部17に出力する。具体的には、焦点検出用の画素は、撮影用の画素としては使用できないので、補間回路16は、焦点検出用の画素の位置の画素の画像信号を、周囲の撮像画素の信号を用いて補間して生成する。
撮像装置1は、図示しない操作部(例えば、デジタルカメラのレリーズボタン)からの操作信号に応じて、撮影処理の実行が指示され、その撮影処理の実行時に、焦点検出が行われてAF機能が実行される。
図2は、相関演算部14の構成を示すブロック図である。相関演算部14は、A瞳/B瞳分離回路21、高周波成分量検出回路22、間引き量決定回路23、間引き回路24,相関演算制御回路25、及び相関演算回路26を含んで構成されている。
A瞳/B瞳分離回路21には、画像信号VS、焦点検出画素指示信号IF及び瞳指示信号ABが入力される。A瞳/B瞳分離回路21は、焦点検出画素指示信号IFに基づいて、入力された画像信号VSが焦点検出用の画素の画像信号であることを判別する。さらに、A瞳/B瞳分離回路21は、瞳指示信号ABに基づいて、その焦点検出用の画素の画像信号VSが2つの瞳領域A,Bのいずれの瞳領域に対応する画素の画像信号であるかを判別する。よって、A瞳/B瞳分離回路21は、焦点検出画素指示信号IF及び瞳指示信号ABに基づいて、焦点検出用の画素の画像信号VSだけを、瞳領域A,B別に、高周波成分量検出回路22と間引き回路24に出力する。
高周波成分量検出回路22は、連続して入力された焦点検出用の画素の複数の画像信号VSについての高周波成分量を検出する。高周波成分量は、被写体像の信号成分の解析結果の一つである。
具体的には、A瞳領域あるいはB瞳領域の複数の画像信号VSが、高周波成分量検出回路22に連続的に入力される。高周波成分量検出回路22は、その連続的に入力された複数の画像信号VSから、高周波成分量を検出する。例えば、撮像素子11の1ライン上に焦点検出用の複数の画素が配置されている場合、そのライン上のA瞳領域の複数の画像信号VSが高周波成分量検出回路22に連続的に入力される。そして、高周波成分量検出回路22は、その連続に入力された2つの画像信号VS間の差をとり、かつその差の和をとることによって、被写体像の信号成分の解析結果としての高周波成分量を検出することができる。
瞳領域Aあるいは瞳領域Bの複数の画像信号VSは、フォーカスが比較的合っているときは、振幅値の変化が大きく、デフォーカス量が大きいときは、振幅値の変化が小さい。よって、高周波成分量は、デフォーカス量に対応する。
高周波成分量検出回路22は、検出した高周波成分の量に応じた検出信号HSを、間引き量決定回路23に出力する。すなわち、焦点検出用の複数の画素から得られる複数の焦点検出用信号に含まれる高周波成分量が、高周波成分量検出回路22から出力される。
なお、高周波成分量検出回路22は、撮像素子11からの撮影用の画素の画像信号VSに含まれる高周波成分量を検出するようにしてもよい。例えば、高周波成分量検出回路22Aを、図1において点線で示すように、撮像素子11の出力側に設け、その撮影用の画素の画像信号VSに含まれる高周波成分量を、間引き量決定回路23への検出信号HSとして利用してもよい。
間引き量決定部としての間引き量決定回路23は、検出信号HSに応じた間引き量を決定して、間引き量信号TSを、間引き回路24と相関演算制御回路25に出力する。
間引き部としての間引き回路24は、間引き量信号TSに応じて、A瞳/B瞳分離回路21から出力された焦点検出用の画素の画像信号VSから、所定の画素の画像信号を間引く。言い換えれば、間引き回路24は、焦点検出用に用いる複数の画素対を選択する。
図3は、撮像素子11の画素配列を説明するための模式図である。図3に示すように、複数の画素が、撮像素子11の撮像面11aにマトリックス状に配列されている。
図3は、例として、M×N(M,Nは整数)のマトリックス状に配置された複数の画素を含む撮像素子11の画素配列の一部を示している。図3は、水平方向に46画素を有する撮像素子の例を示す。撮像素子は、行fdに、A瞳領域の光束を光電変換する焦点検出用の画素daを10個、B瞳領域の光束を光電変換する焦点検出用の画素dbを10個を有する。焦点検出用の複数の画素対da,dbは、行fd中に、複数の撮像画素の中に離散的に配置されている。なお、焦点検出用の画素da,dbは、撮影用の画素としては使用できないので、上述したように、焦点検出用の画素da,dbの位置の画素については、周囲の撮影用の画素から補間画素を生成する前処理を行って、撮影用の画像信号は生成される。
なお、図3では、焦点検出用の複数の画素対は、撮像面11aの1行にのみ設けられているが、図4に示すように、複数行に設けられていてもよい。図4は、焦点検出用の画素が撮像面11aの複数行に設けられている場合の、撮像素子11の画素配列を説明するための模式図である。
行fdにおいて、縦縞の画素daは、瞳領域Aからの光束を受光し、横縞の画素dbは、瞳領域Bからの光束を受光する。すなわち、行fd中の10個の画素daが、瞳領域Aからの光束を受光し、行fd中の10個の画素dbが、瞳領域Bからの光束を受光する。
撮影用の画素(da,db以外の画素)は、結像光学系19の状態(合焦、非合焦)に係らず、信号の位相が変化しない。しかし、焦点検出用の画素da,dbには、上述した偏心して配置されたマイクロレンズあるいは遮光マスクにより、結像光学系19の状態(合焦、非合焦)に応じて、互いに左右方向にずれた位置の光が入射する。よって、瞳領域A用の画素の画像は、撮像画素の画像よりわずかに右(あるいは左)に、瞳領域B用の画素の画像は、撮影画素の画像よりわずかに左(あるいは右)にシフトする。デフォーカス状態に応じてシフト量が大きくなり、シフト量とデフォーカス量には比例関係がある。この現象及び比例関係を利用して、検出されたデフォーカス量に応じて合焦状態となるように、結像光学系19を駆動することによって、AF機能が実現される。
ここで、焦点検出用の複数の画素対da,dbの信号中に、高周波成分量が大きいときは、一般にピントはフォーカス状態あるいはフォーカス状態に近い状態であり、高周波成分量が小さいときは、一般にピントはデフォーカス状態である。
図2に戻り、間引き量決定回路23は、検出信号HSが所定の閾値th以下であるか否かを判定し、検出信号HSが所定の閾値th以下であれば、所定の間引き量を指示する間引き量信号TSを生成して出力する。
間引き回路24は、間引き量信号TSに応じて、焦点検出用の複数の画素対から所定の数の画素を間引いて、間引かれずに残った複数の画素対の画像信号VSを、相関演算回路26に出力する。すなわち、間引き回路24は、被写体像の信号成分の解析結果の一つとしての高周波成分量に基づいて、デフォーカス量を算出するために用いられない複数の焦点検出用の画素対の画像信号VSを間引く間引き部を構成する。
例えば、瞳領域A,Bのそれぞれについてのk個の焦点検出用の画素がある場合、間引き量がmのときは、(k×m)個の焦点検出用の画素が使用される。図3の場合、間引き量が1/2とすれば、10個の焦点検出用の画素対の中から半分(すなわち5個の画素対)が間引かれて使用されず、残りの5個の画素対が相関演算回路26における相関演算に使用される。
なお、閾値を2以上設けて、各閾値に対応した間引き量が決定されるようにしてもよい。
また、ここでは、間引き量決定回路23は、高周波成分量に応じた検出信号HSと、所定の閾値thを比較して、検出信号HSが所定の閾値th以下であれば(すなわちピントが所定のデフォーカス状態以上のボケた状態にあるとき)、間引き回路24が、所定の間引き量の間引きを行っている。しかし、例えば、高周波成分量に応じた間引き量を複数予め記憶するテーブルを設け、間引き量決定回路23は、検出信号HSに基づいて、そのテーブルを参照して、間引き量を決定するようにしてもよい。
例えば、高周波成分量を5段階に分け、各段階に対応する間引き量をテーブルに予め記憶しておく。間引き量決定回路23は、入力された検出信号HSがどの段階に属するかを判定して、その判定された段階の間引き量信号TSを間引き回路24に出力するようにしてもよい。
なお、閾値thは、結像光学系19の光学特性すなわち結像光学特性値に応じて予め決められる。結像光学系19の光学特性は、画角、ズームレンズの特性等である。
相関演算制御回路25は、間引き量決定回路23からの間引き量信号TSと、撮像素子駆動回路12からの相関タイミング信号TCとに基づいて、相関演算回路26へ、後述するシフト信号SHA、SHB及び選択信号SELを出力する回路である。
図5は、相関演算回路26の構成を示す回路図である。相関演算回路26は、2つのシフトレジスタ31,32と、複数の差分回路33(33a、33b、33c、33d、33e)と、セレクタ34と、Σ(シグマ)演算回路35とを含んで構成されている。
シフトレジスタ31,32は、それぞれ直列に接続された複数の、ここでは5つのフリップフロップ(以下、FFという)を含む。シフトレジスタ31には、間引き回路24から焦点検出用の5つの画素daの画像信号VSが所定の順番で入力され、シフトレジスタ32には、間引き回路24から焦点検出用の5つの画素dbの画像信号VSが所定の順番で入力される。
シフトレジスタ31と32には、それぞれシフト信号SHAとSHBが入力される。シフトレジスタ31と32は、それぞれシフト信号SHAとSHBに基づいて直列に接続された5つのFF間で画像信号VSを順番にシフトする。
各差分回路33は、シフトレジスタ31と32内の対応する2つFFの画像信号VSの差分をとり、その絶対値の信号をΣ演算回路35に出力する。例えば、第1の差分回路33aは、シフトレジスタ31の第1のFFの出力信号(A1)とシフトレジスタ32の第1のFFの出力信号(B1)の差分の絶対値を出力する。第2の差分回路33bは、シフトレジスタ31の第1のFFの次にあたる第2のFFの出力信号(A2)と、シフトレジスタ32の第1のFFの次にあたる第2のFFの出力信号(B2)の、差分の絶対値を出力する。同様に、第3から第5の差分回路33aは、それぞれシフトレジスタ31の第3,第4,第5のFFとシフトレジスタ32の第3,第4,第5のFFの信号の差分の絶対値を出力する。
セレクタ34は、シフトレジスタ32に入力する信号を選択する回路である。セレクタ34は、シフトレジスタ32に所定の(ここでは5つの)画像信号VSが入力された後に、シフトレジスタ32内の画像信号VSを順番にずらしながら相関演算をするために、第5のFFの出力を第1のFFの入力に戻すように、シフトレジスタ32の入力を切り換える回路である。
選択信号SELに基づいて、セレクタ34は、シフトレジスタ32への入力を、焦点検出用の画素dbから、第5のFFに切り換える。
瞳領域Aから得られる離散的な画像信号VSをAn、瞳領域Bから得られる離散な画像信号VSをBnとしたとき、相関値はΣ|An−Bn|(nは、相関演算に用いられる画素数で、図5の場合は、1〜5)の演算を行うことにより得ることができる。相関値は、演算結果CSとして出力される。
図5の相関演算回路26は、Σ|An−Bn|の演算を高速にできるような構成になっている。すなわち、An用とBn用のそれぞれの複数のFFは、シリアルに接続されてシフトレジスタとして機能する。そして、Bn用のシフトレジスタ32は、選択信号SELによって、シフトレジスタ32内を、画像信号が巡回する。
図6は、図5の回路の動作を示すタイミングチャートである。瞳領域Aの画像信号VS(A)は、シフト信号SHAに基づいて、シフトレジスタ31内の第1のFFから第5のFFまで順番にシフトされる。5つの画像信号VSが入力された後、シフト信号SHAは入力されず、各FFの出力は、そのまま保持される。
一方、瞳領域Bの画像信号VS(B)も、シフト信号SHBに基づいて、シフトレジスタ31内の第1のFFから第5のFFまで順番にシフトされるが、5つの画像信号VSが入力された後は、選択信号SELによって、セレクタ34が切り替わり、第1のFFには、第5のFFの出力が入力される。5つの画像信号VSが入力された後も、シフト信号SHBに基づいて、シフトレジスタ32内の第1のFFから第5のFFまで順番にシフトされる。
その結果、シフトレジスタ31と32のそれぞれに5つの画像信号VSが入力された後、シフトレジスタ31の各FFの出力は変化しないが、シフトレジスタ32の各FFの出力は順番に変化していく。
よって、Σ演算回路35は、5つの画像信号VSの入力があった後に、瞳領域Bの画像信号VSを巡回させて一つずつシフトさせながら入力された瞳領域Aの5つの画像信号VSと、瞳領域Bの5つの画像信号との差分値の絶対値の和を演算して求め、5つの演算結果CSとして出力する。図6において、5つの演算結果は、C1,C2,C3,C4,C5として示されている。5つの演算結果は、シフト量に応じた相関値を示す。デフォーカス量算出回路15は、入力された5つの演算結果から最小の相関値を有するシフト量に対応するズレ量すなわちデフォーカス量を算出する。
図7と図8は、瞳領域A,Bにおいて得られた2つの画像信号VSの位相差を説明するための図である。図7は、デフォーカス量が小さいときの、2つの画像信号VSの様子を示す図である。図7と図8において、瞳領域Aの画像信号はVS(A)で、瞳領域Bの画像信号はVS(B)で示されている。複数の画素対の一方の画素daの画像信号の信号パターンと、他方の画素dbの画像信号の信号パターンの位相差dsが、ここでは検出される。
図7では、デフォーカス量が小さいので、2つの画像信号VSは、高周波成分を多く含む。そのため、焦点検出用の複数の画素を含む行fdにおいては、少ない範囲の複数の画素対の画像信号だけでも位相差dsを検出することができる。図7に示すように、焦点検出用の複数の画素を含む行fdにおいて、相関演算に用いられる複数の画素対は、範囲CRsは、比較的狭い範囲でも、位相差dsの検出は可能である。
図8は、デフォーカス量が大きい場合の、瞳領域AとBにおいて得られた2つの画像信号VSの位相差を説明するための図である。デフォーカス量が大きいので、2つの画像信号VSは、高周波成分を多く含まない。そのため、焦点検出用の複数の画素を含む行fdにおいては、より広い範囲にわたる複数の画素対の画像信号を用いなければ、位相差dsの検出をすることができない。図8に示すように、焦点検出用の複数の画素を含む行fdにおいて、相関演算に用いられる複数の画素対の範囲CRwは、図7の範囲CRsよりも広い。
すなわち、相関演算に用いる焦点検出用の画素の幅、すなわち焦点検出用に用いる画素の範囲CRは、フォーカスが合っているときに比べ、デフォーカスしているときの方が広い。これは、デフォーカスによって画像自体がボケているため、特徴のない信号波形になっているからである。
このとき、デフォーカス時にも正確な相関演算ができるように、広い範囲にわたる焦点検出用の複数の画素対をそのまま使用すると、その数に応じた相関演算用の回路が必要になってしまう。
そこで、本実施の形態では、デフォーカス時には、広い範囲にわたる焦点検出用の複数の画素対を使用するが、デフォーカス量が小さいときに使用した数と同じ数の複数の画素対を選択して、使用するようにした。
具体的には、相関演算部14は、高周波成分量に基づいて、デフォーカス量が大きい場合には焦点検出用の複数の画素の間引きを行い、相関演算部14において相関演算に用いる複数の画素の数は、デフォーカス量が小さい場合と同じ数になるように、構成されている。
例えば、デフォーカス量が小さいときは、撮像面11aの中心部分における瞳領域AとBのそれぞれの5つの画素の画像信号VSが、相関演算に用いられるが、デフォーカス量が大きいときは、撮像面11aの広い範囲にわたり存在する瞳領域AとBのそれぞれの5つの画素の画像信号VSが、例えば、瞳領域AとB用のそれぞれ10個の画素の中から、一つ置きに選択された5つの画素の画像信号VSが、相関演算に用いられる。この場合、間引き量は、1/2である。
なお、間引かれる画素と相関演算に用いられる画素は、行fd内において、均等に分布するように選択される。例えば、間引き量が1/2の場合は、焦点検出用の複数の画素対が、行fd内において、1つ置きに間引かれるように選択される。
さらになお、位相差dsは、間引き量の逆数を掛けることによって、正規化することができる。例えば、間引き量が1/2の場合は、撮像素子11上で、画素対が1つ置きに間引かれているので、間引かれないときの位相差ds1に対して、1/2の逆数である2を掛けることによって、位相差dsすなわちズレ量を正規化することができる。よって、相関演算部14は、正規化したズレ量を出力するように構成される。
そして、デフォーカス量算出部としてのデフォーカス量算出回路15は、結像光学系19の異なる瞳領域を通過した光束をそれぞれ受光する複数の焦点検出画素から得られる複数の焦点検出用信号の位相差に基づいて、デフォーカス量DFを算出して、出力する。
以上のように、本実施の形態の撮像装置1の相関演算部14は、デフォーカス時には広い範囲に亘って焦点検出用の複数の画素対の画像信号を利用するが、相関演算に用いる画像信号の数は、デフォーカス量が小さいときに使用する複数の画素対の数と同じであるので、相関演算部14の回路規模は大きくならない。
相関演算部14では、シフトレジスタにおけるシフト量に応じた複数の相関値が得られるが、大きなデフォーカス時には使用される焦点検出用の複数の画素対の数と、小さいデフォーカス時に使用される複数の画素対の数は、同じであるので、演算時間も同じである。
以上のように、上述した本実施の形態の撮像装置によれば、デフォーカスが大きい場合に広い焦点検出領域を用いることが可能であって、かつ相関演算のための回路規模を大きくならない。さらに、上述した本実施の形態の撮像装置によれば、デフォーカスが大きい場合であっても、相関演算のための時間も長くならない。
また、本実施の形態では、撮像素子11に焦点検出用の複数の画素対が含まれるので、従来のように、焦点検出用のセンサを、撮像素子とは別に設ける必要がない。
なお、上述した実施の形態では、撮像装置としてデジタルカメラを挙げたが、監視カメラや内視鏡等でもよい。
次に変形例について説明する。
(変形例1)
上述した実施の形態の撮像装置では、焦点検出用の複数の画素対の画像信号VSに含まれる高周波成分量に基づいて、あるいは撮像素子11の撮影用の複数の画素の画像信号VSに含まれる高周波成分量に基づいて、間引き量が決定されている。
しかし、被写体像の信号成分の解析結果としての高周波成分量に代えて、撮像素子11の撮影用の複数の画素の平均輝度値を用いてもよい。
撮影用の複数の画素の値(すなわち振幅値)の積算値(すなわち振幅積算値)を、画素数で除算することによって、平均輝度値を求めることができる。デフォーカス量が大きい場合は、平均輝度値が小さくなり、デフォーカス量が小さい場合は、平均輝度値が大きくなる。
よって、相関演算部は、被写体像の信号成分の解析結果としての撮像素子の複数の画素についての平均輝度値を用いて、間引き量を決定するようにしてもよい。
(変形例2)
上述した実施の形態の撮像装置では、図3に示すように、1つの行fd上の焦点検出用の複数の画素対の画像信号に含まれる高周波成分量を検出し、その検出結果に基づいて、その行fd上の複数の画素対の中から、位相差を算出するために用いる複数の焦点検出用信号を選択している。言い換えれば、高周波成分量の検出結果に基づいて、その行fd上の複数の画素対の中から、位相差を算出するために用いられない複数の焦点検出用信号を間引いている。
しかし、図4のように、焦点検出用の複数の画素対が、複数行にわたり撮像素子11上に設けられている場合、所定の1行における焦点検出用の複数の画素対を高周波成分を検出するために用い、他の行における焦点検出用の複数の画素対を、位相差の算出のために用いるようにしてもよい。その場合、位相差を算出するために用いられる複数の焦点検出用信号の中から間引きが行われる。
上述した実施の形態及び本変形例では、フレーム内で、高周波成分量等の検出と間引きの決定がされるので、被写体が変化しているような場合にも適切に焦点検出を行うことができる。
(変形例3)
上述した実施の形態の撮像装置では、1つのフレーム内の画像信号VSに用いて、デフォーカス量を検出し、そのフレームについての位相差を検出する演算が行われている。しかし、ある1つのフレームの画像信号に基づいてデフォーカス量を検出し、その後のフレーム、例えば次のフレームにおける焦点検出用の複数の画素対の画像信号から相関演算に用いない複数の画素対の画像信号を間引いて(あるいは相関演算に用いる画素対の画像信号を選択して)、残った(あるいは選択された)複数の画素対の複数の画像信号を用いて相関演算を行うようにしてもよい。
すなわち、異なる2つのフレームの先行する一方のフレームにおいて、高周波成分量あるいは平均輝度値を検出し、他方のフレームにおいて、相関演算に用いる複数の画素対の画像信号を選択するように、間引き処理を行うようにしてもよい。この場合、複数フレームの画像信号VSを記憶するためのバッファ回路が別途設けられる。
さらに、その場合、図4に示すような複数の行に焦点検出用の複数の画素対が設けられている場合は、高周波成分等を検出するための複数の画素対と、相関演算に用いる複数の画素対を使い分けてもよい。
(変形例4)
上述した実施の形態及び各変形例の撮像装置では、高周波成分量あるいは平均輝度値は、1フレーム内の複数の画像信号VSから得ているが、画像信号VSが所定の閾値よりも小さい場合には、所定のフレーム数分の画像信号を加算し、その加算された画像信号を用いて、高周波成分量あるいは振幅積算値の検出を行うようにしてもよい。すなわち、高周波成分量あるいは平均輝度値は、フレーム間で加算した画像信号から求めるようにしてもよい。
(変形例5)
上述した実施の形態及び各変形例では、焦点検出用の複数の画素対は、被写体を撮影すする撮像素子上に設けられているが、そのような撮像素子とは別に設けるようにしてもよい。
図9は、本変形例に撮像装置1Aの構成を説明するための図である。図9において図1と同じ構成要素については、同じ符号を付して説明は省略する。図9に示すように、デジタルカメラである撮像装置1Aは結像光学系19からの光は、ハーフミラーを有するミラー41に設けられたサブミラー42に当たり反射する。サブミラー42からの反射光は、さらにサブミラー43において反射され、焦点検出用の複数の画素対及び相関演算部を含むセンサ44に入射する。センサ44は、検出した位相差に応じてデフォーカス量DFを出力する。
被写体の撮影時は、ミラー41がアップして、シャッタ45が駆動されて、撮像素子11Aに被写体からの光が入射する。撮像素子11Aは、焦点検出用の複数の画素対を含まない。撮像素子11Aからの画像信号VSは、画像処理部46に入力され、図示しない記録媒体に記録され、さらに、例えば電子ビューファインダー(EVF)47に出力されて、撮影された被写体像が表示される。
図10は、センサ44の撮像面における、焦点検出用の複数の画素対の画素配列を説明するための模式図である。図10に示すように、複数の画素対が撮像面44aに複数行に(ここでは3行に)配置されて、マトリックス状に配列されている。
このような構成の撮像装置1Aによっても、上述した第1の実施の形態と同様に、相関演算部の回路規模が大きくなく、演算時間も長くならずに相関演算を行うことができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1、1A 撮像装置、11、11A 撮像素子、11a、44a 撮像面、12 撮像素子駆動回路、13 焦点検出画素分離部、14 相関演算部、15 デフォーカス量算出部、16 補間回路、17 画像処理部、18 フォーカス部、21 A瞳/B瞳分離回路、22、22A 高周波成分量検出回路、23 間引き量決定回路、24 間引き回路、25 相関演算制御部、26 相関演算回路、31,32 シフトレジスタ、33a〜33e 差分回路、34 セレクタ、35 Σ演算回路、41 ミラー、42,43 サブミラー、45 シャッタ、46 画像処理回路、47 EVF

Claims (8)

  1. 被写体像を形成する結像光学系と、
    前記被写体像を光電変換する複数の画素を含む撮像素子と、
    前記結像光学系の異なる瞳領域を通過した光束をそれぞれ受光する複数の焦点検出用画素から得られる複数の焦点検出用信号の位相差に基づいて、デフォーカス量を算出するデフォーカス量算出部と、
    前記デフォーカス量算出部において算出された前記デフォーカス量に応じて合焦状態となるように前記結像光学系を駆動するフォーカス部と、
    前記被写体像の信号成分の解析結果に基づいて、前記デフォーカス量を算出するために用いられない前記複数の焦点検出用信号を間引く間引き部と、
    を有する撮像装置。
  2. 前記複数の焦点検出用画素は、前記撮像素子に含まれることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記解析結果は、前記焦点用検出画素から得られる前記複数の焦点検出用信号に含まれる高周波成分量であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記解析結果は、前記撮像素子からの前記被写体像の画像信号に含まれる高周波成分量であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  5. 前記解析結果は、前記撮像素子からの前記被写体像の画像信号の平均輝度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  6. 前記間引き部は、前記解析結果と1又は2以上の閾値とを比較して、前記複数の焦点検出用信号の間引き量を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  7. 前記間引き部は、前記解析結果に応じた間引き量を予め記憶する間引き量記憶テーブルに基づいて、前記複数の焦点検出用信号の間引き量を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  8. 前記焦点検出画素は、前記撮像素子とは別に設けられたセンサに含まれる画素であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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