JP2011257064A - ショーケースの防露ヒータ通電制御システム - Google Patents

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Toshiya Shimizu
俊哉 清水
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Applied Refrigeration Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】複数台のショーケースに対して、店舗全体または温度帯などの系統単位ごとにまとめて連携制御を行うもので、防露ヒータへの通電タイミングを適宜ずらすことで、電力量の均一化ができ、電力を抑えることから契約電力を下げられる可能性があり、省エネと省マネーに期待ができる。
【解決手段】数台のショーケースに対して、店舗全体または温度帯などの系統単位ごとにまとめて連携制御を行うもので、各ショーケースの防露ヒータへの通電率をピーク電力を100パーセントとして把握し、あるショーケース防露ヒータへの通電率が一定割合になった時に、次の防露ヒータへの通電を開始し、このようにショーケースの防露ヒータへの通電タイミングを適宜ずらす。
【選択図】図1

Description

本発明は、ショーケースへの結露の発生を防止する防露ヒータを備えたショーケースが複数台あり、これら複数台のショーケースに対して、店舗全体または温度帯などの系統単位ごとにまとめて連携制御を行う場合のショーケースの防露ヒータへの通電制御システムに関するものである。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には複数台のショーケースが設置されており、陳列室内において商品を冷却しながら陳列している。
これら複数台のショーケースは、下記特許文献1にもあるように、集中管理装置を設け、この集中管理装置には、ショーケースには各庫内温度や異常を検出するショーケースコントローラが、また、冷凍機には温度・圧力・異常等を検出する冷凍機コントローラが設けられてそれぞれ信号通信線で接続され、集中管理装置は、前記の各コントローラからのデータを収集蓄積するとともに、各コントローラに出力して運転を制御する集中制御を行う。
特開2002−228325号公報
一方ショーケースは、陳列室内の冷却によって、例えばショーケースの開口縁に取り付けられたハンドレールには結露が発生する。そのため、従来より係るハンドレールやその他の結露発生箇所に対応して防露ヒータを取り付け、それらへの結露の発生を防止していた。
この防露ヒータは、従来一般的には常時通電されていたが、下記特許文献2にも示されるように、近年では消費電力を削減するために、店舗内の温度/湿度からショーケースの防露ヒータへの通電の要否を判断する防露ヒータコントローラを設置し、この防露ヒータコントローラによって防露ヒータへの通電を制御することが考えられている。
特開2010−84972号公報
下記特許文献2は単独のショーケースを対象とするものであるが、結露センサにより湿度を検知し、結露しないように防露ヒータの通電を自動制御する従来例に対して、結露センサを使わずに、消費電力低減に大きく寄与できる防露ヒータ制御装置を備えたショーケースを提供することを目的としたもので、ショーケース本体の防露対象部分を加熱する防露ヒータへの通電を、所定の通電率に制御する防露ヒータ制御装置を具備していることを特徴とする。
特開平11−304342号公報
この特許文献3によれば、防露ヒータへの通電を、防露ヒータ制御装置により常時通電よりも小さい所定の通電率に制御するので、防露ヒータを常時通電よりも小さい電力で通電することができる。このために、100%通電の常時通電よりも消費電力の低減を図ることができる。
このようにショーケースには結露防止に防露ヒータを使用しており、省エネのために季節や温湿度に応じて間欠制御などをすることはあるが、ケース1台ごとの単独制御であり、1店舗内に複数のケースがあっても単独制御の集まりのままである。
図3は前記間欠制御の例であり、ショーケースA−Eがあるとして、一律にON/OFFの通電制御が行われる。
特許文献1のように温度/湿度からショーケースの防露ヒータへの通電を制御する場合や、特許文献2のように防露ヒータへの通電を、防露ヒータ制御装置により常時通電よりも小さい所定の通電率に制御する場合でも、ケース1台ごとの単独制御である。図4はこのような個別制御の例であり、ショーケースA−Eがあるとして、ランダムにON/OFFの通電制御が行われる。
このような制御でも省エネとなり消費電力量を抑えることはできるが、ケースごとの単独制御であるためピーク電力を抑えることはできず、契約電力は定格のまま下げることはできない。
ケース1台あたりの防露ヒータ容量は冷蔵用としては小さいが冷凍用はそれなりの容量があり、店舗内の全ケースで考えるとまとまった電力量となる。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、複数台のショーケースに対して、店舗全体または温度帯などの系統単位ごとにまとめて連携制御を行うもので、防露ヒータへの通電タイミングを適宜ずらすことで、電力量の均一化ができ、電力を抑えることから契約電力を下げられる可能性があり、省エネと省マネーに期待ができるショーケースの防露ヒータ通電制御システムを提供することにある。
前記目的を達成するため請求項1記載の本発明は、複数台のショーケースに対して、店舗全体または温度帯などの系統単位ごとにまとめて連携制御を行うもので、各ショーケースの防露ヒータへの通電ピーク電力を通電率100パーセントとして把握し、あるショーケース防露ヒータへの通電率が一定割合になった時に、次のショーケースの防露ヒータへの通電を開始し、このようにショーケースの防露ヒータへの通電タイミングをショーケース毎に適宜ずらすことを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、店舗全体または温度帯などの系統単位ごとにまとめて連携制御を行う場合に、防露ヒータへの通電制御を、通電タイミングを適宜ずらすことで、電力量の均一化ができ、その結果、契約電力はピークを想定して、ピーク+αで決められており、契約電力を下げる=省マネーの効果がある。
また、既存店の省エネの手段として、後付けで防露ヒータ制御を行う場合にも契約電力を下げられる可能性があり、省エネと省マネーに期待ができる。
請求項2記載の本発明は、防露ヒータへの通電率が一定割合になった場合の一定割合は、季節により変化させることを要旨とするものである。
請求項2記載の本発明によれば、夏、冬、春、秋と季節により、あるショーケース防露ヒータへの通電率が一定割合になった時に、次の防露ヒータへの通電を開始するタイミングを変えることで、より適切な制御が可能となる。
以上述べたように本発明のショーケースの防露ヒータ通電制御システムは、複数台のショーケースに対して、店舗全体または温度帯などの系統単位ごとにまとめて連携制御を行うもので、防露ヒータへの通電タイミングを適宜ずらすことで、電力量の均一化ができ、電力を抑えることから契約電力を下げられる可能性があり、省エネと省マネーに期待ができるものである。
以下、図面について本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明のショーケースの防露ヒータ通電制御システムの1実施形態を示す模式図、図2はシステムの概念図である。
ショーケースへの結露の発生を防止する防露ヒータを備えた冷凍冷蔵ショーケース1が複数台(ケースA−E)の群があり、これら複数台のショーケースに対して、店舗全体または温度帯などの系統単位ごとにまとめて群ごとに連携制御を行う場合で、図中2は集中管理装置である。
前記防露ヒータは、冷凍冷蔵ショーケースにおいて、庫内と庫外との温度差が原因でショーケース本体の内部に結露が発生することを防止するもので、ショーケース1内部の柱や枠などの温度を直接上昇させてこれらの部分が結露しないようにしている。
ガラス扉を有するクローズ型のショーケースの場合は、曇り防止としてガラス扉に防露ヒータを設けることもある。
ショーケース1には庫内温度や異常を検出するショーケースコントローラ(図示せず)が、また、冷凍機には温度・圧力・異常等を検出する冷凍機コントローラがそれぞれ接続されるが、集中管理装置2は、各コントローラからのデータを収集蓄積するとともに、各コントローラに出力して運転を制御するもので、信号通信線で各コントローラに接続されている。
集中管理装置2と各コントローラの接続は無線による場合もある。また、集中管理装置2を置かずに親機でこれに代えることも可能である。
集中管理装置2または親機で系統内の接続台数や間欠通電時間などの情報を収集する。
本発明は図1に示すように、各ショーケース1の防露ヒータへの通電ピーク電力を通電率100パーセントとして把握し、あるショーケースの防露ヒータへの通電率が一定割合になった時に、次の防露ヒータへの通電を開始し、このようにショーケースの防露ヒータへの通電タイミングを適宜ずらすようにした。
図示の例ではショーケース1はケースA−Eがあり、ケースAの防露ヒータへの通電率が60%になった時に、次のケースBの防露ヒータへの通電を開始し、
以下同様にケースBとケースC、ケースCとケースD、ケースDとケースE、ケースEとケースAというように、順次、ショーケースの防露ヒータへの通電タイミングを適宜ずらす。
なお、収集した情報を元に制御そのものも行うやり方や制御を直接するものでなく通電タイミングをずらす指示を出し、間欠制御自体はショーケース個々で行う方式もある。
情報収集は電流計等のより定期的に行い、ケースの設定などが変更になってもほとんど遅延することなく、状況変化に追従できるものである。
本発明において、制御は手動ではなく自動とするが、難しい演算をするのではなく、各ケースの間欠のOFF時間をずらすというシンプルなものであるが、接続台数やケースに関わらす簡単かつ確実な平準化が期待できる。
また、前記防露ヒータへの通電率が一定割合になった場合の一定割合は、季節により変化させることができ、例えば、夏期では80%、春では70%、冬では50%という具合である。
さらに、この割合は季節のみならず、湿度等の環境によって変化させることもでき、季節の場合はタイマー、環境の場合は湿度センサや温度センサが利用でき 全体の状況を把握するためケース間は通信しており、集中管理装置または親機を設けて情報管理を行い指示を出す仕組みとする。
本発明のショーケースの防露ヒータ通電制御システムの1実施形態を示す模式図である。 本発明のショーケースの防露ヒータ通電制御システムの概念図である。 従来例を示す模式図である。 他の従来例を示す模式図である。
1…ショーケース 2…集中管理装置

Claims (2)

  1. 複数台のショーケースに対して、店舗全体または温度帯などの系統単位ごとにまとめて連携制御を行うもので、各ショーケースの防露ヒータへの通電ピーク電力を通電率100パーセントとして把握し、あるショーケース防露ヒータへの通電率が一定割合になった時に、次のショーケースの防露ヒータへの通電を開始し、このようにショーケースの防露ヒータへの通電タイミングをショーケース毎に適宜ずらすことを特徴とするショーケースの防露ヒータ通電制御システム。
  2. 防露ヒータへの通電率が一定割合になった場合の一定割合は、季節により変化させる請求項1記載のショーケースの防露ヒータ通電制御システム。
JP2010131944A 2010-06-09 2010-06-09 ショーケースの防露ヒータ通電制御システム Pending JP2011257064A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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