JP2011254730A - プライマー及び特定植物、特定動物の検出方法 - Google Patents
プライマー及び特定植物、特定動物の検出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011254730A JP2011254730A JP2010130420A JP2010130420A JP2011254730A JP 2011254730 A JP2011254730 A JP 2011254730A JP 2010130420 A JP2010130420 A JP 2010130420A JP 2010130420 A JP2010130420 A JP 2010130420A JP 2011254730 A JP2011254730 A JP 2011254730A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dna
- seq
- pcr
- primer
- sequence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
アレルギーを引き起こす恐れのある特定の植物中のゴマ、メロン及び特定の動物中のまぐろ、ぶり、あじ、たら、たこ、ほたてがいを検出対象とし、当該特定植物、特定動物が食品原料や製品等に含まれていた場合に、その量が微量であっても高感度で検出する。
【解決手段】
アレルギーを引き起こす恐れのある特定の植物中のゴマ、メロン及び特定の動物中のまぐろ、ぶり、あじ、たら、たこ、ほたてがいを検出対象とし、それぞれの対象物に特異的なプライマーを提供する。また、当該プライマーを用いて当該特定植物、特定動物が食品原料や製品等に含まれていた場合に、その量が微量であっても高感度で検出することを可能とする特定植物、特定動物の検出方法を提供する。
【選択図】図1
Description
アレルギーを起こす恐れのある食品原料、特にアレルギー原因動植物は、生産、流通、加工段階での意図しない微量の混入も起こり得るため、食品原料ないし製品の提供者としては、それらにアレルギー原因動植物が混入されているか否かの品質管理を行うことが重要となる。
度の向上化に寄与する。
(1) 配列表の配列番号1における塩基番号13〜27の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号2における塩基番号7〜21の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるPCRプライマーセット。
(2) 配列表の配列番号3における塩基番号9〜23の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号4における塩基番号11〜25の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット。
(3) 配列表の配列番号5における塩基番号10〜24の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号6における塩基番号7〜21の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット。
(4) 配列表の配列番号7における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号8における塩基番号9〜23の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット。
(5) 配列表の配列番号9における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号10における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号11における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(6) 配列表の配列番号12における塩基番号6〜20の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号13における塩基番号4〜18の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー。
とからなるプライマーセット
(7) 配列表の配列番号14における塩基番号11〜25の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号15における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(8) 配列表の配列番号16における塩基番号7〜21の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号17における塩基番号10〜24の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号18における塩基番号10〜24の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号19における塩基番号9〜23の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(9) 配列表の配列番号1の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号2の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(10) 配列表の配列番号3の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号4の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(11) 配列表の配列番号5の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号6の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(12) 配列表の配列番号7の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号8の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(13) 配列表の配列番号9の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号10の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号11の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(14) 配列表の配列番号12の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号13の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(15) 配列表の配列番号14の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号15の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(16) 配列表の配列番号16の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号17の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号18の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号19の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
特定動植物検出用PCRプライマーセット
本発明者等は、上記の目的に従い、以下の8種の特定動植物検出用PCRプライマーセットを開発した。本発明の特定動植物検出用PCRプライマーセットには、ゴマに特徴的な塩基配列を有するもの、メロンに特徴的な塩基配列を有するもの、まぐろに特徴的な塩基配列を有するもの、ブリに特徴的な塩基配列を有するもの、あじに特徴的な塩基配列を有するもの、たらに特徴的な塩基配列を有するもの、たこに特徴的な塩基配列を有するもの、及びほたてがいに特徴的な塩基配列を有するものがある。
ここで、核酸分析とは、生物分類における、個々の種、属、あるいは、グループによって特徴的な塩基配列が存在することを利用して、その特徴的な塩基配列の有無を分析することによって、その生物の種、属、あるいは、グループを把握するために有効な手段であって、特定の微生物の検出や生物種の同定などに有用に用いられる方法である。
塩基番号 123456789012345678901234567
配列番号1 (ゴマS) CGATTCTATCTCAACGAGTATTGTAAG
配列番号2 (ゴマAS) CCGTAGAAAGACGAAAATGGC
配列番号3 (メロンS) TTTCAAAAGATACGCCACTTCTT
配列番号4 (メロンAS) CCATACCACTGAAGTATTTAATCGA
配列番号5 (まぐろS) CTTCTTTTCCTTCACGAAACAGGT
配列番号6 (まぐろAS) CGAGTGCCACTAGCAGGATCA
配列番号7 (ブリS) GCTGGGCTTTGCTACCCTGCTG
配列番号8 (ブリAS) GTTACTAGGGGGTTTGCGGGGAC
配列番号9 (あじS) AACTCTAATGGCAAAnCTCCGT
(配列番号9において、nはC又はTを表す。)
但し、配列番号9のCのものと、Tのものは、ミックスプライマーとして用いる。以下、全て同様である。
配列番号10(あじAS1) GAGCAGGGAGGTCAATTAGTGA
配列番号11(あじAS2) GAGCAGGGAGGTCGATTAATGA
配列番号12(たらS) CTTAGTGATATTTACTGAAG
配列番号13(たらAS) GTTATACCGGATCAGAAA
配列番号14(たこS) GGCTAGAATGAATGGTTTGACGAnA
(配列番号14において、nはG又はAを表す。)
但し、配列番号14のGのものと、Aのものは、ミックスプライマーとして用いる。以下、全て同様である。
配列番号15(たこAS) TTATTCCTTGATCACCCCAAnC
(配列番号15において、nはC又はTを表す。)
但し、配列番号15のCのものと、Tのものは、ミックスプライマーとして用いる。以下、全て同様である。
配列番号16(ほたてがいS1) TGTGTCAGCGTTAAAGAGCAGATA
配列番号17(ほたてがいS2) CCGAATCGTTGAGGAGCACTA
配列番号18(ほたてがいAS1) TCAAGATTTTCATGTTTTGTGGG
配列番号19(ほたてがいAS2) TAATCACACCTTAATGTTTGTGGG
また、本発明が提供する30塩基のDNAからなるプライマーとしては、例えば以下の塩基配列のものを上げることができる。
配列番号20 (ゴマS) attCGATTCTATCTCAACGAGTATTGTAAG
配列番号21 (ゴマAS) agattggttCCGTAGAAAGACGAAAATGGC
配列番号22 (メロンS) attctggTTTCAAAAGATACGCCACTTCTT
配列番号23 (メロンAS) tgagtCCATACCACTGAAGTATTTAATCGA
配列番号24 (まぐろS) cttcacCTTCTTTTCCTTCACGAAACAGGT
配列番号25 (まぐろAS) ctagagaggCGAGTGCCACTAGCAGGATCA
配列番号26 (ブリS) aaggacctGCTGGGCTTTGCTACCCTGCTG
配列番号27 (ブリAS) aggcgggGTTACTAGGGGGTTTGCGGGGAC
配列番号28 (あじS) actacaagAACTCTAATGGCAAAnCTCCGT
(配列番号28において、nはC又はTを表す。)
但し、配列番号28のCのものと、Tのものは、ミックスプライマーとして用いる。以下、全て同様である。
配列番号29(あじAS1) gttcgaggGAGCAGGGAGGTCAATTAGTGA
配列番号30(あじAS2) gttcgaggGAGCAGGGAGGTCGATTAATGA
配列番号31(たらS) acagtaaaaaCTTAGTGATATTTACTGAAG
配列番号32(たらAS) gttcgttgatcgGTTATACCGGATCAGAAA
配列番号33(たこS) attagGGCTAGAATGAATGGTTTGACGAnA
(配列番号33において、nはG又はAを表す。)
但し、配列番号33のGのものと、Aのものは、ミックスプライマーとして用いる。以下、全て同様である。
配列番号34(たこAS) ttatatttTTATTCCTTGATCACCCCAAnC
(配列番号34において、nはC又はTを表す。)
但し、配列番号34のCのものと、Tのものは、ミックスプライマーとして用いる。以下、全て同様である。
配列番号35(ほたてがいS1) attgacTGTGTCAGCGTTAAAGAGCAGATA
配列番号36(ほたてがいS2) tatttgtggCCGAATCGTTGAGGAGCACTA
配列番号37(ほたてがいAS1) ctgttaaTCAAGATTTTCATGTTTTGTGGG
配列番号38(ほたてがいAS2) ttctgaTAATCACACCTTAATGTTTGTGGG
23のプライマーを例示できる。
ライマーを例示できる。
配列番号40 ゴマAS GTTCGCCTGAAAATCCTTAAC
配列番号41 メロンS GACAAAAAATCCAGTTTACTAATG
配列番号42 メロンAS GGATGTTTGTTATAATAATTAGACGAC
( Sはセンスプライマーを表し、ASはアンチセンスプライマーを表す。)
本発明の特定植物検出方法は、試料からDNAを抽出する工程と、このDNAを鋳型として、本発明のプライマーセットを用いてPCRを行う工程と、増幅されたDNAを検出することにより試料中にゴマ、メロン、まぐろ、ブリ、あじ、たら、たこ、又はほたてがいが存在しているか否かを検出する工程とを含む方法である。
本発明は、また、特定動植物検出キットに関する。当該キットは、上記本発明の特定動植物検出用PCRプライマーセットの少なくとも1セットを含んで成るものであれば、その構成は特に限定されない。
具体的には、配列番号1における塩基番号13〜27の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーと、配列番号2における塩基番号7〜21の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;
配列番号3における塩基番号9〜23の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーと、配列番号4における塩基番号11〜25の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;
配列番号5における塩基番号10〜24の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーと、配列番号6における塩基番号7〜21の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;
配列番号7における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーと、配列番号8における塩基番号9〜23の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;
配列番号9における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマー、配列番号10における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマー、及び配列番号11における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;
配列番号12における塩基番号6〜20の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーと、配列番号13における塩基番号4〜18の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;
配列番号14における塩基番号11〜25の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーと、配列番号15における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;及び
配列番号16における塩基番号7〜21の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマー、配列番号17における塩基番号10〜24の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマー、配列番号18における塩基番号10〜24の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマー、及び配列番号19における塩基番号9〜23の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセットの1セット以上を含む特定動植物検出キットが挙げられる。
配列番号3の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーと、配列番号4の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;
配列番号5の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーと、配列番号6の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;
配列番号7の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーと、配列番号8の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;
配列番号9の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマー、配列番号10の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマー、及び配列番号11の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;
配列番号12の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーと、配列番号13の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;
配列番号14の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーと、配列番号15の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセット;及び
配列番号16の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマー、配列番号17の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマー、配列番号18の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマー、配列番号19の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるプライマーとのセットの1セット以上を含む特定動植物検出キットが挙げられる。
配列番号3の塩基配列からなるプライマーと、配列番号4の塩基配列からなるプライマーとのセット;
配列番号5の塩基配列からなるプライマーと、配列番号6の塩基配列からなるプライマーとのセット;
配列番号7の塩基配列からなるプライマーと、配列番号8の塩基配列からなるプライマーとのセット;
配列番号9の塩基配列からなるプライマー、配列番号10の塩基配列からなるプライマー、及び配列番号11の塩基配列からなるプライマーとのセット;
配列番号12の塩基配列からなるプライマーと、配列番号13の塩基配列からなるプライマーとのセット;
配列番号14の塩基配列からなるプライマーと、配列番号15の塩基配列からなるプライマーとのセット;
配列番号16の塩基配列からなるプライマー、配列番号17の塩基配列からなるプライマー、配列番号18の塩基配列からなるプライマー、配列番号19の塩基配列からなるプライマーとのセットの1セット以上を含む特定動植物検出キットが挙げられる。
また、上記の各々のプライマーセット、及び当該の各々のプライマーセットで増幅されるPCR増幅産物を検出するためのプローブ等を含む特定動植物検出キットなども挙げられる。
以下に、本発明について実施例を用いて、さらに、詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定して解釈されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱することなく、適宜変更することが可能である。
各種動物、植物、真菌及び、細菌由来DNAに対する特定植物用PCRプライマーセットの検出特異性の確認
本発明の特定植物用PCRプライマーセットを使用したPCR分析法の有効性を確認するために、各種生物由来DNAに対するPCRの検出特異性を調べる実験を、下記のように実施した。
ヒト、ウシ、ブタ、ニワトリ、アフリカツメガエル、及びチョウザメの精製DNAは、セマイン社(CeMines, LLC, USA)から購入したものを使用した。
クロマグロ、キハダマグロ、メバチマグロ、ビンチョウマグロ、カツオ、ゴマサバ、マサバ、タイセイヨウサバ、ブリ、ヒラマサ、カンパチ、マアジ、ニュージーランドマアジ、メアジ、シマアジ、マルアジ、マアナゴ、マイワシ、マダラ、サケ(シロザケ)、ギンザケ、スチールヘッド(ニジマス)、マダコ、ミズダコ、イイダコ、ヤナギダコ、スルメイカ、ヤリイカ、カミナリイカ、ホタルイカ、ホタテガイ、アメリカイタヤガイ、アメリカヒナイタヤガイ、タイラギ、ムラサキイガイ、アサリ、エゾアワビ、トコブシ、ベニズワイガニ、タラバガニ、及びブラックタイガーエビの精製DNAは、商店から購入した各々の試料の(筋)肉質部分を凍結後、マルチビーズショッカー(安井器械、大阪)で破砕した試料からNucleon PhytoPure, plant and fungal DNA extraction kits(Amersham Biosciences Corp., USA)、DNA Extraction IsoplantII kit(Nippon Gene Co. Ltd., Japan)、またはDNeasy Blood&Tissue kit(Qiagen GmbH, Germany)を用いて調製したものを使用した。
ゴマ(白色系統、黒色系統)、シソ、エゴマ、タイム、スペアミント、バジル、オレガノ、ローズマリー、ナス、ジャガイモ、トマト、トウガラシ、クコ、サツマイモ、キウイフルーツ、ニンジン、ゴボウ、メロン(アムスメロン、アールスメロン、レッドメロン、ハネデューメロン)、フユメロン(ハミウリ)、マクワウリ、シロウリ、キュウリ、スイカ、トウガン、カボチャ、ツルレイシ、ニガウリ、ダイズ(黄色系統)、アズキ、クリ、クルミ、リンゴ(フジ)、イチゴ、ナシ(幸水)、キャベツ、ウンシュウミカン、ネギ、アスパラガスは、商店から購入し、モモ(白鳳)、イチゴ、及びイネは国内栽培農家から入手した。これらの精製DNAは、各々の試料の一部(種子、果皮部、葉部、塊茎部)を70%エタノールで洗浄し、さらに、TE緩衝液で素早く洗浄後、マルチビーズショッカー(安井器械、大阪)で破砕した試料からNucleon PhytoPure, plant and fungal DNA extraction kits、 DNeasy plant Mini kits(Qiagen GmbH, Germany)または、DNA Extraction IsoplantII kitを用いて調製したものを使用した。
なお、いずれの精製DNAもRNA分解酵素によるRNAの除去操作を実施してある。
特定動植物用PCRプライマーセットを用いたPCRの検出感度の確認
実施例1で使用した特定動植物用PCRプライマーセットを用いたPCRの検出感度を調べるために、下記のような実験を実施した。
実施例1で調製したゴマ(白色系統)、メロン(アールスメロン)、クロマグロ、ブリ、マアジ、マダラ、マダコ、及びホタテガイの各DNAを滅菌水で希釈し、1 pg/μl、10 pg/μl、100 pg/μl、1000 pg/μlのDNA溶液の希釈系列を作製し、これらの希釈した被験DNA液の1 μLを、実施例1に記載したPCR反応条件で、PCRに供した。PCR反応後、実施例1に記載したようにして、PCR増幅産物のTm値を求め、さらに、増幅産物の有無をアガロースゲル電気泳動によって確認した。
特定動植物用PCRプライマーセットを用いたPCRによる特定動食物含有食品中の特定植物由来DNAの検出
ゴマ、メロン、まぐろ、あじ、たら、たこ、あるいはほたてがいを原料として含有する市販食品等に対する本発明の特定動物用PCRプライマーセットを用いたPCR分析を下記のように行い、本発明の実用性を検討した。
Claims (26)
- 下記の(1)〜(16)のいずれかのプライマーセット。
(1) 配列表の配列番号1における塩基番号13〜27の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号2における塩基番号7〜21の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるPCRプライマーセット。
(2) 配列表の配列番号3における塩基番号9〜23の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号4における塩基番号11〜25の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット。
(3) 配列表の配列番号5における塩基番号10〜24の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号6における塩基番号7〜21の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット。
(4) 配列表の配列番号7における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号8における塩基番号9〜23の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット。
(5) 配列表の配列番号9における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号10における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号11における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(6) 配列表の配列番号12における塩基番号6〜20の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号13における塩基番号4〜18の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー。
とからなるプライマーセット
(7) 配列表の配列番号14における塩基番号11〜25の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号15における塩基番号8〜22の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(8) 配列表の配列番号16における塩基番号7〜21の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号17における塩基番号10〜24の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号18における塩基番号10〜24の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号19における塩基番号9〜23の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(9) 配列表の配列番号1の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号2の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(10) 配列表の配列番号3の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号4の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(11) 配列表の配列番号5の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号6の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(12) 配列表の配列番号7の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号8の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(13) 配列表の配列番号9の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号10の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号11の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(14) 配列表の配列番号12の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号13の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(15) 配列表の配列番号14の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号15の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
(16) 配列表の配列番号16の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号17の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号18の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマーと、
配列表の配列番号19の塩基配列を3´末端側に含む最大30塩基のDNAからなるPCRプライマー
とからなるプライマーセット
- 請求項1の(1)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(2)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(3)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(4)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(5)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(6)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(7)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(8)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(9)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(10)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(11)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(12)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(13)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(14)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(15)に記載のプライマーセット。
- 請求項1の(16)に記載のプライマーセット。
- 試料からDNAを抽出する工程と、このDNAを鋳型として、請求項2〜15のいずれかに記載のプライマーセットを用いてPCRを行う工程と、増幅されたDNAを検出することにより試料中に特定動物、特定植物が存在しているか否かを検出する工程とを含む特定動物、特定植物の検出方法。
- 試料からDNAを抽出する工程と、このDNAを鋳型として、請求項2又は10記載のプライマーセットを用いてPCRを行う工程と、増幅されたDNAを検出することにより試料中にゴマが存在しているか否かを検出する工程とを含む特定植物の検出方法。
- 試料からDNAを抽出する工程と、このDNAを鋳型として、請求項3又は11記載のプライマーセットを用いてPCRを行う工程と、増幅されたDNAを検出することにより試料中にメロンが存在しているか否かを検出する工程とを含む特定植物の検出方法。
- 試料からDNAを抽出する工程と、このDNAを鋳型として、請求項4又は12記載のプライマーセットを用いてPCRを行う工程と、増幅されたDNAを検出することにより試料中にまぐろが存在しているか否かを検出する工程とを含む特定動物の検出方法。
- 試料からDNAを抽出する工程と、このDNAを鋳型として、請求項5又は13記載のプライマーセットを用いてPCRを行う工程と、増幅されたDNAを検出することにより試料中にブリが存在しているか否かを検出する工程とを含む特定動物の検出方法。
- 試料からDNAを抽出する工程と、このDNAを鋳型として、請求項6又は14記載のプライマーセットを用いてPCRを行う工程と、増幅されたDNAを検出することにより試料中にあじが存在しているか否かを検出する工程とを含む特定動物の検出方法。
- 試料からDNAを抽出する工程と、このDNAを鋳型として、請求項7又は15記載のプライマーセットを用いてPCRを行う工程と、増幅されたDNAを検出することにより試料中にたらが存在しているか否かを検出する工程とを含む特定動物の検出方法。
- 試料からDNAを抽出する工程と、このDNAを鋳型として、請求項8又は16記載のプライマーセットを用いてPCRを行う工程と、増幅されたDNAを検出することにより試料中にたこが存在しているか否かを検出する工程とを含む特定動物の検出方法。
- 試料からDNAを抽出する工程と、このDNAを鋳型として、請求項9又は17記載のプライマーセットを用いてPCRを行う工程と、増幅されたDNAを検出することにより試料中にほたてがいが存在しているか否かを検出する工程とを含む特定動物の検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010130420A JP5366887B2 (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | プライマー及び特定植物、特定動物の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010130420A JP5366887B2 (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | プライマー及び特定植物、特定動物の検出方法 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013167927A Division JP5700592B2 (ja) | 2013-08-12 | 2013-08-12 | プライマー及び特定動物の検出方法 |
JP2013167929A Division JP5662530B2 (ja) | 2013-08-12 | 2013-08-12 | プライマー及び特定動物の検出方法 |
JP2013167928A Division JP5662529B2 (ja) | 2013-08-12 | 2013-08-12 | プライマー及び特定植物の検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011254730A true JP2011254730A (ja) | 2011-12-22 |
JP5366887B2 JP5366887B2 (ja) | 2013-12-11 |
Family
ID=45471652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010130420A Active JP5366887B2 (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | プライマー及び特定植物、特定動物の検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5366887B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106947817A (zh) * | 2017-04-11 | 2017-07-14 | 中国海洋大学 | 一种用于蛸科物种鉴定的dna条形码 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3086300A1 (fr) * | 2018-09-26 | 2020-03-27 | Bionov Sarl | Amorces universelles et leur utilisation pour la detection et/ou l'identification d'une plante du genre cucumis |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006333729A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Nissin Food Prod Co Ltd | プライマー及び特定植物の検出方法 |
-
2010
- 2010-06-07 JP JP2010130420A patent/JP5366887B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006333729A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Nissin Food Prod Co Ltd | プライマー及び特定植物の検出方法 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
JPN6013029357; Bremer B et al: Molecular Phylogenetics and Evolution Vol.24, p.274-301,2002 * |
JPN6013029359; 三宅健,三宅千代美: 小児科臨床 Vol.54,No.5, p.903-908,2001 * |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106947817A (zh) * | 2017-04-11 | 2017-07-14 | 中国海洋大学 | 一种用于蛸科物种鉴定的dna条形码 |
CN106947817B (zh) * | 2017-04-11 | 2020-10-02 | 中国海洋大学 | 一种用于蛸科物种鉴定的dna条形码 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5366887B2 (ja) | 2013-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4439426B2 (ja) | プライマー及び特定動物の検出方法 | |
Jordan et al. | Listeria monocytogenes in foods | |
Mafra et al. | Food authentication by PCR-based methods | |
JP4385262B2 (ja) | プライマー及び特定植物の検出方法 | |
Rasmussen et al. | Application of DNA‐based methods to identify fish and seafood substitution on the commercial market | |
JP4436438B2 (ja) | プライマー及び特定動物の検出方法 | |
JP2022160499A (ja) | プライマー及び木の実の検出方法 | |
Levin et al. | DNA-based technique: polymerase chain reaction (PCR) | |
JP5662530B2 (ja) | プライマー及び特定動物の検出方法 | |
JP5662529B2 (ja) | プライマー及び特定植物の検出方法 | |
Modaresi et al. | Prevalence of Listeria spp. in fish obtained from Urmia fish markets | |
JP5366887B2 (ja) | プライマー及び特定植物、特定動物の検出方法 | |
JP7253947B2 (ja) | プライマー及びマンゴーの検出方法 | |
JP6570288B2 (ja) | プライマー及び木の実の検出方法 | |
JP5483173B2 (ja) | エビ類検出用プライマーセット | |
JP5700592B2 (ja) | プライマー及び特定動物の検出方法 | |
Chau et al. | Group B streptococcus in retail food–beyond ST283 and raw fish | |
JP4357541B2 (ja) | 動物群dnaの検出方法 | |
JP6660505B2 (ja) | プライマー及び木の実の検出方法 | |
JP6660503B2 (ja) | プライマー及び木の実の検出方法 | |
AL-Jobori et al. | Detection of E. coli, Salmonella spp. and Listeria monocytogenes in retail chicken meat and chicken giblets samples using multiplex PCR in Baghdad City | |
Saleh et al. | Prevalence, antibiotic resistance, and phylogenetic analysis of Listeria monocytogenes isolated from various sources in Egypt: Fish, vegetables, and humans | |
JP4937306B2 (ja) | プライマー及び特定植物の検出方法 | |
JP5611510B2 (ja) | アレルギー物質の検出方法及びアレルギー物質の検出に用いるプライマー | |
JP5366900B2 (ja) | ネギ群検出プライマー及び検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130618 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130812 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130910 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5366887 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |