JP2011254591A - 振動発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電効率の高い発電を行うことが可能な振動発電機を提供することを目的とする。
【解決手段】固定のコイル13と可動の永久磁石12が収納された第1筐体10と、第1筐体10において発電された電力を蓄える蓄電部32が収納された第2筐体30とが、導線40により接続され、第2筐体30の外周には、導線40を収納する収納部36が設けられる振動発電機。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁石が移動されることにより発電される振動発電機に関する。
従来、永久磁石が移動され、磁束がコイルを横切ることにより、発電される振動発電機がある。永久磁石が、コイルを収納した筐体内において往復移動されると、誘導電流がコイルに発生し、コンデンサなどの蓄電部に蓄電される。振動発電機は、永久磁石の移動時のストロークの増加に伴い、発電効率が向上する。例えば、特許文献1には、1つのケーシングの内部が2つの領域に分割された簡易発電器が開示されている。この簡易発電器は、一方の領域に永久磁石及びコイルが設けられ、他方の領域に整流ユニット及びコンデンサが設けられている。
特開平7−177718号公報
しかしながら、特許文献1に記載の簡易発電器は、1つのケーシング内に、永久磁石及びコイルと、整流ユニット及びコンデンサが設けられる構成である。そのため、ケーシング内における永久磁石の可動範囲は、整流ユニット及びコンデンサが設けられた領域によって制限されてしまい、発電に用いられる永久磁石の可動領域が小さい。永久磁石の可動領域が小さいと、永久磁石のストロークが短くなるため、発電効率が悪いという問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、発電効率の高い振動発電機を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の振動発電機においては、所定の方向に往復移動可能な永久磁石を有する可動子と、前記永久磁石の磁束が交わるコイルとが収容された筒状の第1筐体と、前記第1筐体により発生された電力を蓄える蓄電部が収容された筒状の第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを電気的に接続する導線と、を備え、前記第1筐体又は前記第2筐体には、前記筐体の内部または外周に、前記導線を収納する収納部が設けられることを特徴とする。
また、請求項2記載の振動発電機においては、前記収納部は、前記第2筐体の内部または外周に設けられることを特徴とする。
また、請求項3記載の振動発電機においては、前記収納部は、前記第1筐体又は前記第2筐体の外周に前記導線を配置可能に設けられ、前記導線の径より深い凹部を有することを特徴とする。
また、請求項4記載の振動発電機においては、前記収納部が設けられる前記第1筐体又は前記第2筐体は円筒形状であり、前記収納部の前記凹部は、前記第1筐体又は前記第2筐体の外周に沿って、前記導線を巻回可能に設けられることを特徴とする。
また、請求項5記載の振動発電機においては、前記第1筐体の前記筒状に沿った少なくとも一端側には凸部もしくは平面部が形成され、前記第2筐体の前記筒状に沿った少なくとも一端側には平面部もしくは凸部が形成され、前記導線は、前記第1筐体及び前記第2筐体の一方の筐体の、凸部が形成される一端側と、前記第1筐体及び前記第2筐体の他方の筐体の、平面部が形成される一端側とからそれぞれ引き出されており、前記収納部は、前記導線が引き出された一端側近傍に設けられることを特徴とする。
請求項1記載の振動発電機においては、第1筐体に永久磁石とコイルとが収容され、第2筐体に蓄電部が収容される構成により、永久磁石の移動領域を大きく確保できるため、大きな誘導電流をコイルに発生させることができ、効率の高い発電をすることができる。また、第1筐体と第2筐体とに接続される導線は、第1筐体及び第2筐体を使用形態に応じて配置する際に長さを必要とする場合であっても、配置後は、収納部によって余剰な導線を収納することができる。よって、使用者は、導線が使用の邪魔にならない状態で、振動発電機を使用することができる。
また、請求項2記載の振動発電機においては、前記収納部が、第2筐体に設けられる構成により、第1筐体に収容される永久磁石は、可動領域を最大限に確保して第1筐体内を移動し、大きな誘導電流をコイルに発生させて発電することができ、発電効率の高い形態の振動発電機を実現することができる。
また、請求項3記載の振動発電機においては、導線の径より深い凹部が筐体の外周に設けられる構成により、筐体の外周に設けられる凹部によって、余剰な導線を筐体の外周より内側に収納することができ、振動発電機を配置させた後に、使用形態に応じて導線を収納させることができる。
また、請求項4記載の振動発電機においては、円筒形状の筐体の外周に沿って収納部が設けられ、導線が収納部に巻回可能な構成であることにより、余剰な導線を筐体の外周に沿って収納部に巻きつけて収納させることができ、第1筐体及び第2筐体を使用形態に応じて設置した後に、筐体を回転させるのみで、導線を容易に収納させることができる。
また、請求項5記載の振動発電機においては、第1筐体または第2筐体のいずれか一方の筐体の凸部が形成される一端側と、他方の筐体の平面部が形成される一端側とが導線により接続されることにより、第1筐体と第2筐体は直列に接続される態様であり、更に、導線は、一端側の近傍に設けられた収納部に収納可能である構成により、導線を、使用される可能性の高い形態に適して合理的に配線及び収納させ、利便性の高い振動発電機を実現することができる。
本実施形態における振動発電機1の斜視図である。 振動発電機1の収納端部36aの縦断面を示す図である。 振動発電機1の凹部36bの縦断面を示す図である。 電池ボックス50における振動発電機1の配置形態を示す斜視図である。 電池ボックス50における振動発電機1の配置形態を示す斜視図である。 電池ボックス50及び振動発電機1による電気的な配線を示す概略図である。 本実施形態における振動発電機の収納部の変形例を示す発電ユニット110の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の振動発電機1の全体を示す斜視図である。振動発電機1は、発電ユニット100と、蓄電ユニット300とにより構成される。発電ユニット100と、蓄電ユニット300とは、導線40により電気接続されている。本実施形態において、振動発電機1は、図1に示すように左右方向、前後方向及び上下方向を定めて説明する。図1では、発電ユニット100及び蓄電ユニット300は、左右方向を長手方向として配置している。尚、発電ユニット100及び蓄電ユニット300は、共に乾電池として規格された単三形の電池と同じ形状且つ同じ寸法である。
発電ユニット100は、導電性材料の円筒形状の部材により形成される第1筐体10を備える。第1筐体10は、内部に非磁性材料の筒状部材11が封入されて構成される。さらに、筒状部材11の内部には、筒状部材11より外径がやや小さい円柱形状の永久磁石12が、筒状部材11の長手方向に往復移動可能に設けられる。筒状部材11には、エナメル線が外周に沿って巻回されたコイル13が形成される。コイル13には、導線40の一端が接続される。また、第1筐体10は、右端10Rに、電極端子14が設けられ、左端10Lに、電極端子15が設けられる。電極端子14は、電池の−極端子として規格化された平面形状の端子であり、電極端子15が、電池の+極端子として規格化された凸形状の端子である。さらに、第1筐体10の左端10Lには、引き出し孔10Hが設けられる。電極端子14及び15は、共に導電性の金属材料により形成される。発電ユニット100は、第1筐体10が導電性材料で形成されていることにより、電極端子14と電極端子15とが導通している。
一方の蓄電ユニット300は、樹脂等からなる円筒形状の部材により形成される第2筐体30を備え、第2筐体30の内部に、整流部31、蓄電部32及び基板33が収納されて構成される。基板33は、第2筐体30の内周に固定して設置され、基板33の両面に整流部31と蓄電部32とがそれぞれ取り付けられる。さらに、基板33には、導線40の他端が接続される。整流部31としては、例えばブリッジダイオードが用いられ、蓄電部32としては、コンデンサや二次電池等が使用される。また、第2筐体30は、右端30Rに、負極端子34が設けられ、左端30Lに、正極端子35が設けられる。負極端子34は、電池の−極端子として規格化された平面形状の端子であり、正極端子35は、電池の+極端子として規格化された凸形状の端子である。負極端子34及び正極端子35は、導電性の金属材料により形成される。第2筐体30の内部において、蓄電部32は、基板33を介して、負極端子34とリード線Rにより電気的に接続されている。さらに、蓄電部32は、基板33を介して、正極端子35とリード線Rにより電気的に接続されている。第2筐体30には、その外周に後述する収納部36が設けられ、収納部36の一部に、引き出し孔30Hが形成される。
導線40は、一端が第1筐体10内のコイル13に接続され、他端が第2筐体30内の基板33に接続され、それぞれ引き出し孔10H及び30Hから引き出されている。導線40は、振動発電機1の様々な使用形態や、様々な発電ユニット100及び蓄電ユニット300の配置形態に応じて対応可能なように、十分である長さを備える。ここで、導線40の十分である長さとは、例えば第1筐体10及び第2筐体30の左右方向の長さを指す。また、本実施形態において振動発電機1は、第1筐体10の電極端子15側と、第2筐体30の負極端子34側とが対向するように、導線40が接続されている。
第2筐体30には収納部36が、外周面に、右端30R側から前記第2筐体30の左右方向の全体の約1割程度の領域に形成される。収納部36は、右端30Rに形成される収納端部36aと、収納端部36aに隣接する領域に形成される凹部36bとからなる。凹部36bは、第2筐体30の外周に沿って一周し、導線40の径より深い溝により構成さ
れる。収納端部36aは、側面に導線40が配線可能な構成であり、凹部36bは、導線40を巻回可能な構成である。
図2Aを用いて収納端部36aを、図2Bを用いて凹部36bを、それぞれ詳細に説明する。図2Aは、図1のA−A線に従う第2筐体30の収納端部36a及び、収納端部36aの側面に配線される導線40の断面を示す図である。更に、図2Aには、第2筐体30の外径ARと、収納端部36aの外径brと、収納端部36aの側面に導線40が配線されたときにおける導線40の径CRとの寸法関係を矢印により示す。収納端部36aは、外径brが、第2筐体30の外径ARと導線40の径CRとの差より小さく形成される。特に、収納端部36aは、引き出し孔30Hに隣り合う領域において、収納端部36aの外周が、第2筐体30の外周より、導線40の径の分だけ内側となるように形成される。これは、引き出し孔Hから引き出される導線40を、収納端部36aの側面に配線させる場合に、確実に第2筐体30の外径よりはみ出さないように配線させるためである。
図2Bは、図1のB−B線に従う第2筐体30の凹部36bの断面を示し、導線40が、凹部36bの周に沿って巻回された状態を示す図である。図2Bにおいて、第2筐体30の外径ARと、凹部36bの外径drと、凹部36bに沿って導線40が巻回されたときにおける導線40の径CRとの寸法関係を矢印により示す。凹部36bは、外径drを、凹部36bの周に沿って導線40が巻回される場合に、導線40が第2筐体30の外径からはみ出さないように、第2筐体30の外径ARと、導線40の径CRの二倍との差より小さく形成する。尚、本実施形態の収納部36が、本発明の収納部の一例である。
本実施形態の振動発電機1は、使用者により、発電ユニット100の第1筐体10が振り動かされることで、発電することが可能である。第1筐体10が振り動かされると、第1筐体10内の永久磁石12が左右方向に往復移動される。このとき、永久磁石12の磁束がコイル13を横切り、コイル13に交流電流が発生される。コイル13に発生された交流電流は、導線40を介して蓄電ユニット300に伝送される。蓄電ユニット300では、導線40を介して第1筐体10から伝送された交流電流が、整流部31により直流電流に変換され、整流された電流が蓄電部32に蓄電される。
[使用例]
次に、図3A、図3B及び図4を用いて、振動発電機1の使用例を説明する。振動発電機1は、電気器具を遠隔操作する図3A及び図3Bに示すようなリモートコントロール等に用いられる。リモートコントロールは、所定の電池ボックス50を備え、2個の単三形電池を収納可能な収納領域51a及び51bを備える形状である。電池ボックス50は、通常、2個の単三形電池を、収納領域51a及び51bに設置して、直列に接続して使用される。本実施形態においては、振動発電機1の発電ユニット100及び蓄電ユニット300が、収納領域51a及び51bに収納されて使用される。図3A及び3Bは、電池ボックス50内に収納される振動発電機1の配置を示す斜視図である。図4は、振動発電機1及び電池ボックス50の電気的な配線を示す概略図である。
図3Aに示すように、電池ボックス50は、右側に収納領域51aを備え、左側に収納領域51bを備える。収納領域51aには、両端に接続端子52a及び52bが設けられ、収納領域51bには、両端に接続端子52c及び52dが設けられる。電池ボックス50は、2個の単三形電池を直列接続するために、接続端子52dと52a、及び接続端子52bと52cが、図4に示すようにそれぞれリード線で電気接続されている。さらに、接続端子52dと52aとの間には外部負荷53が設けられている。
本実施形態において、電池ボックス50の収納領域51aに、発電ユニット100が配置され、収納領域51bに蓄電ユニット300が配置されるとき、発電ユニット100は
、収納領域51aの右側の接続端子52aに電極端子14が当接し、左側の接続端子52bに電極端子15が当接する。蓄電ユニット300は、収納領域51bの右側の接続端子52cに負極端子34が当接し、左側に接続端子52dに正極端子35が当接する。発電ユニット100及び蓄電ユニット300は、接続端子51a及び51bと、接続端子51c及び51dにより、収納領域51a及び51bの左右方向の両側から挟持され、固定される。
振動発電機1が、電池ボックス50に配置されると、図4に示すように電気的に配線される。蓄電ユニット300の蓄電部32に蓄電される電力は、リード線Rを通って負極端子34及び正極端子35へ出力される。よって、正極端子35から出力された電流は、接続端子52d、外部負荷53、接続端子52a、発電ユニット100の電極端子14、第1筐体10、電極端子15、接続端子52d、接続端子52cを順に通り、負極端子34に入力される。
発電ユニット100及び蓄電ユニット300が、電池ボックス50の収納領域51a及び51bに配置されるとき、図3Aに示すように導線40は、電池ボックス50に収納されず、電池ボックス50の上方に位置した状態である。しかしながら、振動発電機1が使用されるとき、電池ボックス50には、第1筐体10及び第2筐体30を外部から保護するための蓋等(図示外)が設置される。そのため、導線40は、発電ユニット100及び蓄電ユニット300に対応して設置される蓋に干渉しないように収納させる必要がある。
そこで、本実施形態の振動発電機1は、第2筐体30の外周に形成される収納部36を備え、導線40を、収納部36の凹部36bに沿って巻回させて、電池ボックス50内に収納させることが可能な構成とした。振動発電機1が電池ボックス50に配置された時点では、発電ユニット100と蓄電ユニット300とに接続された導線40の大部分は、図3Aに示すように、電池ボックス50の上方に位置している。ここで、ユーザは、導線40を電池ボックス50の空間内に収納させるための収納動作を行う。収納動作とは、具体的には、収納部36を備える第2筐体30を、前後方向に回転させる動作である。
ユーザは、一端と他端とが固定された第2筐体30に対し、側面30aを回転させるように動かす。第2筐体30は、負極端子34及び正極端子35が支点となった状態であり、負極端子34と正極端子35と結ぶ直線を回転軸として、回転される。このとき、第2筐体30が回転されると、引き出し孔30Hの位置も回転される。導線40は、他端が基板33に固定され、引き出し孔30Hから導出されているため、第2筐体30の回転に伴い、引き出し孔30Hと発電ユニット100に接続された一端との間の長さが、第2筐体30の凹部36bに沿って巻き付けられる。さらに、導線40は、第2筐体30の回転に伴って、電池ボックス50の上方に位置する長さが次第に短くなり、接続端子52cと接続端子52bとの間の距離に相当する長さを残して、凹部36bの周囲に巻回される。このように、収納動作が行われると、導線40は、振動発電機1が電池ボックス50に配置された時点で電池ボックス50の上方に位置していた長さのうち、接続端子52cと接続端子52bとの間の距離に相当する長さ以外である余剰な長さが、第2筐体30の凹部36bに巻き取られ、収納されることできる。
本実施形態の振動発電機1は、規格化された単三形の電池の形状である発電ユニット100と蓄電ユニット300とを備え、第2筐体30の外周に収納部36が形成された構成である。振動発電機1の導線40は、前記発電ユニット100と前記蓄電ユニット300との配置関係を可変であるような十分な長さを備えているため、振動発電機1を電池ボックス50等に収納して使用する場合は、導線40の長さにより制限されることなく、発電ユニット100と蓄電ユニット300とを電池ボックス50の形状や使用形態に応じて配置することができ、配置後は、収納部36により、導線40を巻回して収納させ、第1筐
体10及び第2筐体30の外周よりはみ出して配線されることを防止できる。また、収納端部36aは、径brが、第2筐体30の外周の径ARより小さい構成により、導線40が、電池ボックス50に配置される蓋等に影響することなく収納端部36aの側面に配線することが可能であり、第1筐体10及び第2筐体30を固定することができる。
[変形例]
本実施形態の振動発電機1は上述した構成であるが、これに限らない。本実施形態の第1筐体10及び第2筐体30の形状は、長手方向に永久磁石12が往復移動可能な筒形状であればよい。詳細には、電池として規格化された形状、即ち、単一形、単二形、単三形などであればよく、円筒形状の他にも、例えば、四角筒形状や多角筒形状の部材であってもよい。また、本実施形態において、第1筐体10に封入される筒状部材11は円筒形状であったが、これに限らない。例えば、筒状部材11は、コイル13を巻回可能な筒形状であればよく、多角筒形状であってもよい。また、コイル13は、筒状部材11の一部または全体にわたって、巻回される構成であればよい。また、本実施形態において、永久磁石12は円柱形状であったが、これに限らず、多角柱形状や、筒形状であってもよい。尚、第1筐体10と、永久磁石12は、筒状且つ、同一形状であることが望ましい。
また、本実施形態の振動発電機1においては、導線40が、第1筐体10の左端10Lと、第2筐体30の右端30Rとに接続されており、発電ユニット100と蓄電ユニット300とが、電池ボックス50によって直列接続される形態に適した配線がされている。しかしながら、導線40は、必ずしも第1筐体10の左端10Lと、第2筐体30の右端30Rとを接続させる必要はなく、第1筐体10の右端10Rと、第2筐体30の右端30Rとを接続する、又は第1筐体10の左端10Lと、第2筐体30の左端30Lとを接続してもよい。また、一方の凸形状の端面と、他方の平面形状の端面とが互いに接続されていればよく、第1筐体10の左端10Lと第2筐体30の右端30Rとが、導線40により接続される構成であっても良い。
また、本実施形態において、電力を蓄え供給する蓄電部32は、第2筐体30の内部に設けられる構成である。正極端子と負極端子は、少なくとも第2筐体30に設けられる構成であればよく、第1筐体10は、導通される構造であり、収納領域51a又は51bの左右両側から挟持される構成であれば、正極と負極とを区別せず、左右方向の両端が、共に乾電池として規格された+極端子として規格化された凸形状の電極端子、又は−極端子として規格化された平面形状の電極端子が設けられる構成であってもよい。
また、本実施形態1において、収納部36は、第2筐体の外周に沿って凹部36aが設けられる構成であるが、これに限らない。例えば、図5に示すように、第1筐体10の外周に沿って設けられていてもよく、その他、第1筐体10または第2筐体30の外周に設ける構成以外にも、内側が空洞となっている第1筐体10または第2筐体30のいずれか一方の筐体の内部に、収納領域を設け、導線40を収納可能とする構成であってもよい。図5には、筐体の内部に収納領域を設けた構成の一例として、第1筐体60の内部の一部の領域に、収納領域360を設け、収納領域360に導線40が納められる発電ユニット110を示す。収納部36が第2筐体30に設けられる場合は、第1筐体10に設けられる場合に比べて、永久磁石12の可動領域が十分に確保され、発電効率の高い発電を行うことができる。
また、本実施形態のように、収納部36が、第2筐体30の外周に設けられる場合であっても、導線40を巻回させて収納する構成は必須ではない。例えば、本実施形態のような、第2筐体30の外周に沿って溝が設けられる構成の他に、筐体の外周面に、導線40を埋め込み可能な溝が形成され、導線40が収納される構成であってもよい。また、本実施形態では、第2筐体30において、端部から所定の領域に収納される構成であるが、筐
体の長手方向の中心部や、筐体の全体領域にわたって、導線40を収納可能とする収納部を設ける構成であってもよい。
1 振動発電機
10 第1筐体
10R、10L、30R、30L 端部
11 筒状部材
12 永久磁石
13 コイル
30 第2筐体
31 蓄電部
36 収納部
36a 収納端部
36b 凹部
40 導線

Claims (5)

  1. 所定の方向に往復移動可能な永久磁石を有する可動子と、前記永久磁石の磁束が交わるコイルとが収容された筒状の第1筐体と、
    前記第1筐体により発生された電力を蓄える蓄電部が収容された筒状の第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを電気的に接続する導線と、を備え、
    前記第1筐体又は前記第2筐体には、前記筐体の内部または外周に、前記導線を収納する収納部が設けられることを特徴とする振動発電機。
  2. 前記収納部は、前記第2筐体の内部または外周に設けられることを特徴とする請求項1記載の振動発電機。
  3. 前記収納部は、前記第1筐体又は前記第2筐体の外周に前記導線を配置可能に設けられ、前記導線の径より深い凹部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の振動発電機。
  4. 前記収納部が設けられる前記第1筐体又は前記第2筐体は円筒形状であり、
    前記収納部の前記凹部は、前記第1筐体又は前記第2筐体の外周に沿って、前記導線を巻回可能に設けられることを特徴とする請求項3に記載の振動発電機。
  5. 前記第1筐体の前記筒状に沿った少なくとも一端側には凸部もしくは平面部が形成され、
    前記第2筐体の前記筒状に沿った少なくとも一端側には平面部もしくは凸部が形成され、
    前記導線は、前記第1筐体及び前記第2筐体の一方の筐体の、凸部が形成される一端側と、前記第1筐体及び前記第2筐体の他方の筐体の、平面部が形成される一端側とからそれぞれ引き出されており、
    前記収納部は、前記導線が引き出された一端側近傍に設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の振動発電機。
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