JP2011254052A - 基板ユニットの挿入緩衝構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板ユニットの挿入時におけるバックボードに対する突き当たり衝撃を緩和する。
【解決手段】カードレバー31(倍力挿入手段)は、ラインカード21の完挿位置よりも前でシェルフ11のフロントフレーム11aに係合して、このフロントフレーム11a上に梃子の支点を形成し、操作者がレバーアーム311に加える力を前記支点に対する作用点を介してラインカード21に伝えることによってラインカード21をその完挿位置にまで挿入する。板バネ部材41(緩衝手段)は、カードレバー31がシェルフ11のフロントフレーム11aに係合する操作開始位置よりも前でラインカード21のフロントパネル213の奥行き範囲D内においてシェルフ11のフロントフレーム11aに当接して、挿入時におけるラインカード21の衝撃を吸収する。
【選択図】 図3
【解決手段】カードレバー31(倍力挿入手段)は、ラインカード21の完挿位置よりも前でシェルフ11のフロントフレーム11aに係合して、このフロントフレーム11a上に梃子の支点を形成し、操作者がレバーアーム311に加える力を前記支点に対する作用点を介してラインカード21に伝えることによってラインカード21をその完挿位置にまで挿入する。板バネ部材41(緩衝手段)は、カードレバー31がシェルフ11のフロントフレーム11aに係合する操作開始位置よりも前でラインカード21のフロントパネル213の奥行き範囲D内においてシェルフ11のフロントフレーム11aに当接して、挿入時におけるラインカード21の衝撃を吸収する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、基板ユニットを、基板ユニット搭載用のシェルフへ挿入する際の緩衝構造に関する。
近年、電子機器においては高速且つ大容量伝送化が進んでおり、1基板当たりのコネクタピン数が増大し続けている。このピン数増大に対する方策として、近年の電子機器では、ピン接続形態が両面接触式から片面接触式に変更されている。このピン接続形態の変更に伴い、ピン数確保はなったものの1ピン当たりの接続が物理的衝撃に対して脆弱となり、コネクタピンにおける電気的接続の瞬断が発生し易い状態となっている。
このような状況のもと、電子機器においてはサービスを中断することなく保守又は機能追加を可能とする活線挿抜が求められるところである。基板ユニットがその交換又は追加に際して無理に挿入されることで、その挿入衝撃が当該基板ユニットを超えて周辺スロットの基板ユニットにまで伝わり、サービス中の基板ユニットにコネクタピンでの瞬断を生じさせる場合がある。具体的には、シェルフ型の電子機器においては挿抜操作用の部材(挿抜ハンドル又はカードレバーとして知られている。)が基板ユニット側に設けられるのが一般的であるが、操作者が基板ユニットの挿入時にこの部材を使用せず、勢いをつけて無理に挿入しようとすると、当該基板ユニットの突き当たり衝撃がシェルフのバックボードを介して周辺スロットの基板ユニットにまで伝わり、コネクタピンでの瞬断を生じさせるのである。
ディスク装置等、比較的大型の重量電子機器の収容挿入時における衝撃緩和を目的としたものであるが、電子機器における加速挿入に対する方策として、次のような技術が存在する(下記特許文献1)。装置筐体のガイドプレートに硬質ゴムからなる緩衝部材を固定しておき、ディスク装置を内部に収めたディスクユニットケースを筐体内に押し込んでいく過程で、このディスクユニットケースに取り付けた可動ピンを緩衝部材に突き当て、挿入時の勢いが減殺されるようにしたものである。
本発明は、基板ユニットの挿入時におけるバックボードに対する突き当たり衝撃を緩和し、この衝撃に起因するコネクタピンでの瞬断を防止することを目的とする。
以上の課題を考慮し、本発明は、基板ユニットと、基板ユニットを挿抜可能に収容するシェルフであって、基板ユニットが有する第1のコネクタが接続する第2のコネクタをバックボードに備えるシェルフと、を含んで構成されるシェルフ型の電子機器において、基板ユニットの挿入時における、基板ユニットのバックボードに対する突き当たり衝撃を緩和する構造を提供する。
本発明の一形態では、基板ユニットに倍力挿入手段及び緩衝手段を設け、倍力挿入手段は、基板ユニットのコネクタ(第1のコネクタ)がバックボードのコネクタ(第2のコネクタ)に接続する位置(基板ユニットの完挿位置)よりも前でシェルフのフロントフレームに係合して、このフロントフレーム上に梃子の支点を形成するレバー部材を備え、操作者がこのレバー部材に加える力を前記支点に対する作用点を介して基板ユニットに伝えることによって基板ユニットをその完挿位置にまで挿入する。緩衝手段は、倍力挿入手段のレバー部材がシェルフのフロントフレームに係合する操作開始位置よりも前で基板ユニットのフロントパネルの奥行き範囲内においてシェルフのフロントフレームに当接して、挿入時における基板ユニットの衝撃を吸収する。
前記一形態に係る基板ユニットの挿入緩衝構造では、基板ユニットの挿入時において、緩衝手段が倍力挿入手段の操作開始位置よりも前でシェルフのフロントフレームに当接して、基板ユニットの衝撃を吸収することで、基板ユニットの勢いが減殺され、シェルフのバックボードに対する突き当たり衝撃が抑えられる。ここで、緩衝手段が基板ユニットのフロントパネルの奥行き範囲内でフロントフレームに当接することで、基板ユニット及びシェルフが当接に際してコネクタ及びバックボードから比較的遠い位置で衝撃を受けることになるので、緩衝動作時におけるバックボードへの衝撃の伝達が抑えられるとともに、コネクタ自体への伝達も抑制される。そして、倍力挿入手段のレバー部材が操作開始位置においてフロントフレームに係合し、梃子の原理によって基板ユニットをその完挿位置にまで挿入することで、基板ユニットの挿入が完了される。
これにより、基板ユニットの挿入時におけるバックボードに対する突き当たり衝撃を緩和し、電子機器の安全な活線挿抜を可能として、電子機器の正常動作を維持することができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る挿入緩衝構造を適用した電子機器1の構成を示しており、電子機器1全体の構成を図1の左側に、バックプレーンボード111のみを右側に示している。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る挿入緩衝構造を適用した電子機器1の構成を示しており、電子機器1全体の構成を図1の左側に、バックプレーンボード111のみを右側に示している。
本実施形態に係る電子機器1は、シェルフ型の電子機器であり、例えば、サーバーとして用いることが可能である。
電子機器1のシェルフ11は、「基板ユニット」としての複数のラインカード21(便宜上1つのみ図示する。)を上下に並べて挿抜自在に組み込むことが可能であり、ラインカード21をそれぞれの完挿位置に案内する複数のスロットsが形成されている。シェルフ11の背面には、バックプレーンボード111が取り付けられており、このバックプレーンボード111には、ラインカード21のそれぞれに対応させてバスコネクタ112が設けられている。シェルフ側のバスコネクタ112は、「第2のコネクタ」に相当する。後に述べるように、本実施形態に係るバスコネクタ112及び後に述べるラインカード側のバスコネクタ212との接続形態は、片面接触式である。
電子機器1のシェルフ11は、「基板ユニット」としての複数のラインカード21(便宜上1つのみ図示する。)を上下に並べて挿抜自在に組み込むことが可能であり、ラインカード21をそれぞれの完挿位置に案内する複数のスロットsが形成されている。シェルフ11の背面には、バックプレーンボード111が取り付けられており、このバックプレーンボード111には、ラインカード21のそれぞれに対応させてバスコネクタ112が設けられている。シェルフ側のバスコネクタ112は、「第2のコネクタ」に相当する。後に述べるように、本実施形態に係るバスコネクタ112及び後に述べるラインカード側のバスコネクタ212との接続形態は、片面接触式である。
図2は、本実施形態に係るラインカード21の構成を、(a)全体図及び(b)分解図によって示している。
ラインカード21は、電子回路部品を実装したプリント基板(プリント回路基板)211を備え、その後部(後に述べるラインカード21の挿入方向でいう前方)にバスコネクタ212が、前部(同挿入方向でいう後方)にフロントパネル213が取り付けられている。ラインカード側のバスコネクタ212は、「第1のコネクタ」に相当し、シェルフ11がそのバックプレーンボード111に備えるバスコネクタ112に対してラインカード21の完挿位置で接続する。フロントパネル213には、ラインカード21の動作状態を表示するLED表示部213aが設けられている。
ラインカード21は、電子回路部品を実装したプリント基板(プリント回路基板)211を備え、その後部(後に述べるラインカード21の挿入方向でいう前方)にバスコネクタ212が、前部(同挿入方向でいう後方)にフロントパネル213が取り付けられている。ラインカード側のバスコネクタ212は、「第1のコネクタ」に相当し、シェルフ11がそのバックプレーンボード111に備えるバスコネクタ112に対してラインカード21の完挿位置で接続する。フロントパネル213には、ラインカード21の動作状態を表示するLED表示部213aが設けられている。
本実施形態では、板バネを用いてラインカード21の挿入緩衝構造を構成している。具体的には、図2(b)に示すように、フロントパネル213下面の左右各側の端部にラインカード21の挿抜操作用のカードレバー31を夫々取り付けるとともに、フロントパネル213の側面内側に板バネ部材41及び係止ピン51を取り付けている。ここで、板バネ部材41は、導電性を有する金属からなり、図3に示すように、波形に屈曲形成されるとともに、その基端部41aでフロントパネル213の前面内側に接合されて、フロントパネル213の側面に対して内方に変位可能に片持支持されている(変位時の位置を図中符号41’によって示す)。この装着状態で、板バネ部材41は、フロントパネル213の側面を内外に貫通させて形成した開口部213b(図2(b))を介してその屈曲角部41bがフロントパネル213の側面外方に位置する一方、ラインカード21の完挿状態において、シェルフ11のフレームと接続する屈曲角部41bを介してグランド接続される。係止ピン51は、板バネ部材41を挟んでフロントパネル213の側面とは反対側に位置しており、フロントパネル213の内方へ向かう板バネ部材41の変位を規制して、その塑性変形を防止する。カードレバー31は、現在一般的なラインカードに実用されているのと同様の構成であってよく(例えば、特開2008−047746号公報、段落番号0010〜0015)、フロントパネル213に対して回動自在に取り付けられたレバーアーム311を備え、このレバーアーム311の係止爪がシェルフ11のフロントフレーム11aと噛み合ってフロントフレーム11a上に梃子の支点を形成する。そして、この支点を中心としてレバーアーム311を内側に(図3に示す矢印方向に)回動させることで、レバーアーム311の回転運動をラインカード21の前進運転に変換する。アライメントピン312は、カードレバー31の筐体と一体形成されており、フロントフレーム11aの前面に形成したアライメントホールh1に挿入されることで、挿入時におけるラインカード21の位置決めを行う。本実施形態では、板バネ部材41が「緩衝手段」を構成し、カードレバー31が「倍力挿入手段」を構成する。板バネ部材41及び係止ピン51は、フロントパネル213の右側及び左側の双方に設けることが可能であるが、いずれか一方のみに設けてもよい。「緩衝手段」は、板バネ以外の導電弾性体を用いて構成することもできる。
本実施形態に係るカードレバー31及び板バネ部材41の挿入緩衝動作は、次のようである。
既に述べたように、電子機器1の保守又は機能追加に伴うラインカード21の挿抜操作では、操作者がカードレバー31を用いずに勢いを付けて行う加速挿入が問題となる。片面接触式のピン接続形態を採用した電子機器1では、コネクタピン同士の接続が比較的脆弱であり、物理的衝撃によってコネクタピンでの瞬断が生じ易いからである。図4は、(a)片面接触式及び(b)両面接触式の各ピン接続形態の典型的な例を示している(対応する要素を、便宜上同一符号によって示す)。両面接触式のピン接続形態では、バックプレーンボード側(雌型)のコネクタピン112aに対し、先端が二股に分岐したラインカード側(雄型)のコネクタピン212aが上下両側から挟み込むようにして接続される。これに対し、片面接触式のピン接続形態では、バックプレーンボード側のコネクタピン112aに対し、ラインカード側のコネクタピン212aが斜め方向から弾性的に押し付けるようにして接続されるに過ぎない。従って、片面接触式のピン接続形態とすることによって1ピン当たりの占有空間が削減されることから、高速且つ大容量伝送化に対するピン数確保はなったものの、コネクタピン同士の接触による電気的接続の耐衝撃性が低下しているのである。図5は、ラインカード21の突き当たり衝撃によってバックプレーンボード111に振動が生じ、これに起因して隣接スロットのラインカード21’にコネクタピン(バスコネクタ212’)での瞬断が生じている様子を表している。
既に述べたように、電子機器1の保守又は機能追加に伴うラインカード21の挿抜操作では、操作者がカードレバー31を用いずに勢いを付けて行う加速挿入が問題となる。片面接触式のピン接続形態を採用した電子機器1では、コネクタピン同士の接続が比較的脆弱であり、物理的衝撃によってコネクタピンでの瞬断が生じ易いからである。図4は、(a)片面接触式及び(b)両面接触式の各ピン接続形態の典型的な例を示している(対応する要素を、便宜上同一符号によって示す)。両面接触式のピン接続形態では、バックプレーンボード側(雌型)のコネクタピン112aに対し、先端が二股に分岐したラインカード側(雄型)のコネクタピン212aが上下両側から挟み込むようにして接続される。これに対し、片面接触式のピン接続形態では、バックプレーンボード側のコネクタピン112aに対し、ラインカード側のコネクタピン212aが斜め方向から弾性的に押し付けるようにして接続されるに過ぎない。従って、片面接触式のピン接続形態とすることによって1ピン当たりの占有空間が削減されることから、高速且つ大容量伝送化に対するピン数確保はなったものの、コネクタピン同士の接触による電気的接続の耐衝撃性が低下しているのである。図5は、ラインカード21の突き当たり衝撃によってバックプレーンボード111に振動が生じ、これに起因して隣接スロットのラインカード21’にコネクタピン(バスコネクタ212’)での瞬断が生じている様子を表している。
本実施形態では、操作者がこのような加速挿入をしようとした場合に、図3に示すように、レバーアーム311の係止爪がフロントフレーム11aと噛み合うカードレバー31の操作開始位置よりも前で板バネ部材41(特にその屈曲角部41b)がフロントフレーム11aの内側隅部に当接して、ラインカード21の衝撃をその弾性によって吸収する。ここで、ラインカード21の衝撃加速度は、板バネ部材41との接触によって5G以下に抑えられるのが好ましい。発明者等が行った実験によれば、5G以下の衝撃加速度であれば、シェルフ11のバックプレーンボード111に対してコネクタピンでの瞬断を生じさせるほどの衝撃の伝達はないことが確認されている。しかし、この実験結果に基づく設定は板バネ部材41(乃至弾性体)の緩衝機能を限定することを意図したものではなく、コネクタピンの接続強度によってはそれ以外の設定を採用してもよい。ラインカード21の衝撃が吸収され、その勢いが減殺されることで、バックプレーンボード111に対する突き当たり衝撃が抑えられ、コネクタピンでの瞬断が防止される。ここで、本実施形態では、板バネ部材41をフロントパネル213の側面内側で支持し、その屈曲角部41bがフロントパネル213の奥行き範囲D(図3)内でフロントフレーム11aに当接するようにしたことで、ラインカード21及びシェルフ11の双方が当接に際してバスコネクタ212及びバックプレーンボード111から比較的遠い位置で衝撃を受けることになり、シェルフ11のフレームを介するバックプレーンボード111への衝撃の伝達が抑えられるとともに、プリント基板211を介するコネクタピン自体への伝達も抑制される。そして、ラインカード21がカードレバー31の操作開始位置にまで進むと、レバーアーム311の係止爪がフロントフレーム11aに噛み合い、操作者がこの係止爪を梃子の支点としてレバーアーム311を内側に回動させることで、ラインカード21が更に前進し、その完挿位置にまで挿入される。
以上のように、本実施形態によれば、ラインカード21の挿入時において、カードレバー31の操作開始位置よりも前で板バネ部材41によってラインカード21の勢いが減殺されるので、操作者に対してカードレバー31を用いた挿入を促すとともに、加速挿入が行われた場合のコネクタピンでの瞬断を防止することができ、電子機器1の安全な活線挿抜を促進して、電子機器1の正常動作を維持することができる。
特に本実施形態によれば、ラインカード21の挿入緩衝用に導電性の板バネ部材41を採用し、これをフロントパネル213の側面に配置したことで、ラインカード21がその完挿位置にある状態で板バネ部材41の屈曲角部41bがシェルフ11のフレームに接続し、板バネ部材41自体によって電磁波シールドラインの一部を形成することができるので、ラインカード21の耐電磁波シールドを少ない部品点数で実現することが可能となる。図6は、本実施形態に係る耐電磁波シールドの構成を示している。本実施形態では、フロントパネル213の側面に板バネ部材41を配置することに加え、ラインカード21のフロントパネル213とフロントフレーム11aとの間と、上下に隣接するフロントパネル213,213同士の間とにシールド形成用のガスケット61を介在させている。板バネ以外の他の導電弾性体を用いてラインカード21の挿入緩衝を行うことも可能であり、フロントパネル213の側面外方にその少なくとも一部を位置させ、ラインカード21の完挿状態でフロントパネル213とシェルフ11のフレームとをこの弾性体を介して接続させることで、ラインカード21の挿入緩衝機能と耐電磁波シールド機能とを1つの弾性体によって実現することができる。
本発明の他の実施形態について、各実施形態の特徴を中心として以下に説明する。
図7は、第2の実施形態に係る挿入緩衝構造を適用した電子機器の構成を示しており、第1の実施形態の構造と対応する要素及び部分については図1におけるのと同一符号を付している。
図7は、第2の実施形態に係る挿入緩衝構造を適用した電子機器の構成を示しており、第1の実施形態の構造と対応する要素及び部分については図1におけるのと同一符号を付している。
本実施形態では、「緩衝手段」に直線動作型のダンパユニット71を採用する。カードレバー31をフロントパネル213下面の左右各側に配置する一方、ダンパユニット71は、ラインカード21の挿入方向に関する右側のみに配置している。ダンパユニット71は、ラインカード21の緩衝を抑える機能を奏するとともに、後に述べるようにその可動部(712)によってラインカード21のアライメント手段を兼ねるので、必要に応じて左右各側に設けてもよい。
図8は、ダンパユニット71を、ラインカード21のフロントパネル213に取り付けた状態で示し、図9は、ダンパユニット71(及びカードレバー31)を分解した状態で示している。本実施形態では、図8に示すように、ダンパユニット71をカードレバー31と一体に構成している。レバーアーム311を収めるカードレバー31の筐体313にダンパユニット71のシリンダ部711を収容可能なシリンダホルダ313aを形成し、シリンダ部711をこのシリンダホルダ313aに収めることで、カードレバー31と一体のダンパユニット71を構成している。ここで、図10に示すように、ダンパユニット71は、ラインカード21の挿入方向に伸びるピンロッド712を可動部先端に備え、このピンロッド712がラインカード21の挿入時にフロントフレーム11a前面のアライメントホールh1に嵌合することで、ラインカード21の位置決めを行う。そして、ピンロッド712後端のサラ揉み形状部又は拡径部712aがアライメントホールh1周辺のフロントフレーム部分に突き当たることで、シリンダ部711が減衰部としての機能を発揮し、ラインカード21の衝撃を吸収する。
このように、本実施形態によれば、ダンパユニット71によってラインカード21の勢いを減殺することで、コネクタピンでの瞬断を防止し、電子機器1の正常動作を維持するとともに、ダンパユニット71をカードレバー31と一体に構成し、その可動ロッド712によってラインカード21のアライメント手段を兼ねることで、部品点数を削減し、フロントパネル213周辺の空間の効率的な活用が可能となる。
図11は、第3の実施形態に係る挿入緩衝構造を適用した電子機器1の構成を示しており、第1の実施形態の構造と対応する要素及び部分を図1におけるのと同一符号によって示している。
本実施形態では、以上の「緩衝手段」に代わる「規制手段」によってラインカード21の衝撃を抑制することとし、「規制手段」に回転摩擦ダンパ(以下「キーダンパ」という。)81を採用する。図11は、ラインカード21の挿入方向に関する右側に設けられたキーダンパ81のみを示しているが、キーダンパ81は、フロントパネル213の左右両側又はいずれか一側に設けることが可能である。
図12は、ラインカード21のフロントパネル213に対するキーダンパ81の取付構造を示し、図13は、キーダンパ81全体の構成を示している。図13に示すように、キーダンパ81は、ピン状キー811と、これを回転させるための摘み部812とを備え、ピン状キー811は、軸対称の位置に形成されたキー面811aを有している。キーダンパ81は、フロントパネル213の前面に対してネジ止めによって固定される(図12)。ここで、フロントフレーム11aの前面には、ピン状キー811と対応する位置にキー穴h2が設けられており(図11)、このキー穴h2は、ピン状キー811の断面形状と回転対称な形状を有している。従って、ラインカード21の挿入時において、カードレバー31の操作開始位置よりも前でピン状キー811がキー面811aの不整合によってキー穴h2周辺のフロントフレーム11a縁部に突き当たり、操作開始位置から先のラインカード21の前進が阻害される。そして、操作者が摘み部812を操作してピン状キー811を回転させることで、ピン状キー811及びキー穴h2のキー面同士が整合し、操作開始位置から先の前進が許容される。操作者は、キー面同士を整合させた状態でラインカード21をその操作開始位置にまで前進させ、既に述べたのと同様の方法でレバーアーム311を操作し、ラインカード21の挿入を完了させることができる。
このように、本実施形態によれば、カードレバー311の操作開始位置に達するまでにキーダンパ81の規制解除操作が必要とされるので、ラインカード21を無理に押し込んで行う加速挿入自体を回避することができる。仮に加速挿入が行われたとしても、ピン状キー811がフロントフレーム11aの前面に突き当たるので、ラインカード21の前進を停止させることができる。ここで、ラインカード21の衝撃がフロントフレーム11aに分散され、その衝撃がプリント基板211又はシェルフ11のフレームを介してバスコネクタ212及びバックプレーンボード111に伝わることが懸念されるが、バスコネクタ212等から比較的遠い位置での衝突であるため、コネクタピンでの瞬断を生じさせるほどの衝撃の伝達は回避される。
本発明は、サーバーのほか、ルーター及びディスクアレイ装置等、活線挿抜が求められる基板ユニットとバックボードとのプラグイン構造を有する電子機器全般に適用することが可能である。
1…サーバー、11…シェルフ、11a…フロントフレーム、111…バックプレーンボード、112…バスコネクタ、21…ラインカード、211…プリント基板、212…バスコネクタ、213…フロントパネル、31…カードレバー、311…レバーアーム、312…アライメントピン、313…カードレバーの筐体、313a…筐体のシリンダホルダ、41…板バネ部材、51…係止ピン、71…ダンパユニット、711…シリンダ部、712…可動ロッド、81…回転摩擦ダンパ、811…ピン状キー、811a…キー面、812…摘み部、h1…アライメントホール、h2…キー穴。
Claims (8)
- 基板ユニットと、
前記基板ユニットを挿抜可能に収容するシェルフであって、前記基板ユニットが有する第1のコネクタが接続する第2のコネクタをバックボードに備えるシェルフと、
を含んで構成されるシェルフ型の電子機器において、
前記基板ユニットの挿入時における、前記基板ユニットの前記バックボードに対する突き当り衝撃を緩和する構造であって、
前記基板ユニットに設けられた倍力挿入手段及び緩衝手段を含み、
前記倍力挿入手段は、前記第1のコネクタが前記第2のコネクタに接続する前記基板ユニットの完挿位置よりも前で前記シェルフのフロントフレームに係合して、このフロントフレーム上に梃子の支点を形成するレバー部材を備え、操作者がこのレバー部材に加える力を前記支点に対する作用点を介して前記基板ユニットに伝えることによって前記基板ユニットを前記完挿位置にまで挿入し、
前記緩衝手段は、前記倍力挿入手段のレバー部材が前記シェルフのフロントフレームに係合する操作開始位置よりも前で前記基板ユニットのフロントパネルの奥行き範囲内において前記シェルフのフロントフレームに当接して、挿入時における前記基板ユニットの衝撃を吸収する、
基板ユニットの挿入緩衝構造。 - 前記緩衝手段は、前記フロントパネルの側面に対して内方に変位可能に支持された導電性の弾性体を備え、
前記弾性体は、前記基板ユニットの挿入時にその少なくとも一部が前記フロントパネルの側面外方に位置して前記シェルフのフロントフレームに当接する、
請求項1に記載の基板ユニットの挿入緩衝構造。 - 前記弾性体は、前記フロントパネルの側面に対して内方に変位可能に片持支持された板バネ部材であり、
前記板バネ部材は、前記シェルフのフロントフレームに垂直な面内で波形を形成し、前記基板ユニットの挿入時に前記波形の少なくとも1つの屈曲角部が前記フロントパネルの側面外方に位置する、
請求項2に記載の基板ユニットの挿入緩衝構造。 - 前記弾性体の前記フロントパネル内方へ向かう変位を規制する係止ピンを更に備える、請求項2又は3に記載の基板ユニットの挿入緩衝構造。
- 前記緩衝手段は、ダンパユニットを備え、
前記ダンパユニットは、前記基板ユニットの挿入方向に伸びる可動ロッドを備え、前記基板ユニットの挿入時にこの可動ロッドが前記フロントパネルの側面外方に位置して前記シェルフのフロントフレームに当接するとともに、前記基板ユニットのアライメント手段を兼ねる、
請求項1に記載の基板ユニットの挿入緩衝構造。 - 基板ユニットと、
前記基板ユニットを挿抜可能に収容するシェルフであって、前記基板ユニットが有する第1のコネクタが接続する第2のコネクタをバックボードに備えるシェルフと、
を含んで構成されるシェルフ型の電子機器において、
前記基板ユニットの挿入時における、前記基板ユニットの前記バックボードに対する突き当り衝撃を緩和する構造であって、
前記基板ユニットに設けられた倍力挿入手段及び規制手段を含み、
前記倍力挿入手段は、前記第1のコネクタが前記第2のコネクタに接続する前記基板ユニットの完挿位置よりも前で前記シェルフのフロントフレームに係合して、このフロントフレーム上に梃子の支点を形成するレバー部材を備え、操作者がこのレバー部材に加える力を前記支点に対する作用点を介して前記基板ユニットに伝えることによって前記基板ユニットを前記完挿位置にまで挿入し、
前記規制手段は、前記倍力挿入手段のレバー部材が前記シェルフのフロントフレームに係合する操作開始位置よりも前で前記シェルフのフロントフレームに当接して前記操作開始位置から先の前記基板ユニットの前進を阻害する第1の動作状態と、前記操作開始位置から先の前進を許容する第2の動作状態とを、操作者が行う所定の規制解除操作によって切換可能である、
基板ユニットの挿入緩衝構造。 - 電子機器の基板収容シェルフに挿入設置される基板ユニットであって、
プリント基板と、
前記プリント基板に配線接続されたコネクタと、
前記プリント基板において、前記シェルフの前面側に設けられたフロントパネルと、
前記コネクタが前記シェルフ側のコネクタに接続する完挿位置よりも前で前記シェルフのフロントフレームに係合して、前記フロントフレーム上に梃子の支点を形成可能に構成されたレバー部材を備え、操作者が前記レバー部材に加える力を前記支点に対する作用点を介して前記フロントパネルに伝えることによってこの基板ユニットを前記完挿位置にまで挿入する倍力挿入手段と、
前記倍力挿入手段のレバー部材が前記シェルフのフロントフレームに係合する操作開始位置よりも前で前記フロントパネルの奥行き範囲内において前記シェルフのフロントフレームに当接して、挿入時におけるこの基板ユニットの衝撃を吸収する緩衝手段と、
を含んで構成される基板ユニット。 - 電子機器の基板収容シェルフに挿入設置される基板ユニットであって、
プリント基板と、
前記プリント基板に配線接続されたコネクタと、
前記プリント基板において、前記シェルフの前面側に設けられたフロントパネルと、
前記コネクタが前記シェルフ側のコネクタに接続する完挿位置よりも前で前記シェルフのフロントフレームに係合して、前記フロントフレーム上に梃子の支点を形成可能に構成されたレバー部材を備え、操作者が前記レバー部材に加える力を前記支点に対する作用点を介して前記フロントパネルに伝えることによってこの基板ユニットを前記完挿位置にまで挿入する倍力挿入手段と、
前記倍力挿入手段のレバー部材が前記シェルフのフロントフレームに係合する操作開始位置よりも前で前記シェルフのフロントフレームに当接して前記操作開始位置から先のこの基板ユニットの前進を阻害する第1の動作状態と、前記操作開始位置から先の前進を許容する第2の動作状態とを、操作者が行う所定の規制解除操作によって切換可能である規制手段と、
を含んで構成される基板ユニット。
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