JP2011251940A - 光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 (ポリ)エポキシ化合物とチオ尿素とを反応させて(ポリ)エピスルフィド化合物を製造する方法において、前記チオ尿素中のカルシウムの含有量が、0.1重量%以下である、光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物の製造方法。
【選択図】なし
Description
1)(ポリ)エポキシ化合物とチオ尿素とを反応させて(ポリ)エピスルフィド化合物を製造する方法において、前記チオ尿素中のカルシウムの含有量が、0.1重量%以下である、光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物の製造方法。
2)前記(ポリ)エピスルフィド化合物がβ−エピチオプロピル基を有する鎖状化合物、分岐化合物、脂肪族環状化合物、芳香族化合物またはヘテロ環化合物である、1)記載の光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物の製造方法。
3)前記(ポリ)エピスルフィド化合物が、ビス(β−エピチオプロピル)スルフィドまたはビス(β−エピチオプロピル)ジスルフィドである1)記載の光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物の製造方法。
4)1)〜3)のいずれかに記載の方法により製造された光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物を含む重合性組成物。
5)1)〜3)のいずれかに記載の方法により製造された光学材料用(a)(ポリ)エピスルフィド化合物と(b)(ポリ)チオール化合物とを含む重合性組成物。
6)(a)請求項1〜3のいずれかに記載の方法により製造された光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物と(b)(ポリ)チオール化合物と(c)硫黄原子および/またはセレン原子を有する無機化合物を含む重合性組成物。
7)4)〜6)のいずれかに記載の重合性組成物を硬化させて得られる樹脂。
8)7)に記載の樹脂を含む光学材料。
9)7)に記載の樹脂を含むレンズ。
本発明は、(ポリ)エポキシ化合物とチオ尿素とを反応させて光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物を製造する方法に関する。本発明で使用されるチオ尿素中のカルシウムの含有量は特定量以下である。すなわち、カルシウムの含有量が0.1重量%以下であるチオ尿素が用いられる。
カルシウムの含有量が0.1重量%以下であれば、当該チオ尿素を用いて製造された(ポリ)エピスルフィド化合物は、重合させて得られるポリエピスルフィド樹脂は、着色、白濁および耐熱性の低下が抑制され、無色透明なポリエピスルフィド系レンズとなる。
原料となる(ポリ)エポキシ化合物として、具体的には、ビス(β−エポキシプロピル)スルフィド、ビス(β−エポキシプロピル)ジスルフィド、ビス(β−エポキシプロピル)トリスルフィド、ビス(β−エポキシプロピルチオ)メタン、1,2−ビス(β−エポキシプロピルチオ)エタン、1,3−ビス(β−エポキシプロピルチオ)プロパン、1,2−ビス(β−エポキシプロピルチオ)プロパン、1−(β−エポキシプロピルチオ)−2−(β−エポキシプロピルチオメチル)プロパン、1,4−ビス(β−エポキシプロピルチオ)ブタン、1,3−ビス(β−エポキシプロピルチオ)ブタン、1−(β−エポキシプロピルチオ)−3−(βエポキシプロピルチオメチル)ブタン、1,5−ビス(β−エポキシプロピルチオ)ペンタン、1−(β−エポキシプロピルチオ)−4−(β−エポキシプロピルチオメチル)ペンタン、1,6−ビス(β−エポキシプロピルチオ)ヘキサン、1−(β−エポキシプロピルチオ)−5−(β−エポキシプロピルチオメチル)ヘキサン、1−(β−エポキシプロピルチオ)−2−〔(2−β−エポキシプロピルチオエチル)チオ〕エタン、1−(β−エポキシプロピルチオ)−2−[〔2−(2−β−エポキシプロピルチオエチル)チオエチル〕チオ]エタン、テトラキス(β−エポキシプロピルチオメチル)メタン、1,1,1−トリス(β−エポキシプロピルチオメチル)プロパン、1,5−ビス(β−エポキシプロピルチオ)−2−(β−エポキシプロピルチオメチル)−3−チアペンタン、1,5−ビス(β−エポキシプロピルチオ)−2,4−ビス(β−エポキシプロピルチオメチル)−3−チアペンタン、1−(β−エポキシプロピルチオ)−2,2−ビス(β−エポキシプロピルチオメチル)−4−チアヘキサン、1,5,6−トリス(β−エポキシプロピルチオ)−4−(β−エポキシプロピルチオメチル)−3−チアヘキサン、1,8−ビス(β−エポキシプロピルチオ)−4−(β−エポキシプロピルチオメチル)−3,6ジチアオクタン、1,8−ビス(β−エポキシプロピルチオ)−4,5ビス(β−エポキシプロピルチオメチル)−3,6−ジチアオクタン、1,8−ビス(β−エポキシプロピルチオ)−4,4−ビス(β−エポキシプロピルチオメチル)−3,6−ジチアオクタン、1,8−ビス(β−エポキシプロピルチオ)−2,4,5−トリス(β−エポキシプロピルチオメチル)−3,6−ジチアオクタン、1,8−ビス(β−エポキシプロピルチオ)−2,5−ビス(β−エポキシプロピルチオメチル)−3,6−ジチアオクタン、1,9−ビス(β−エポキシプロピルチオ)−5−(β−エポキシプロピルチオメチル)−5−〔(2−β−エポキシプロピルチオエチル)チオメチル〕−3,7−ジチアノナン、1,10−ビス(β−エポキシプロピルチオ)−5,6−ビス〔(2−β−エポキシプロピルチオエチル)チオ〕−3,6,9−トリチアデカン、1,11−ビス(β−エポキシプロピルチオ)−4,8−ビス(β−エポキシプロピルチオメチル)−3,6,9−トリチアウンデカン、1,11−ビス(β−エポキシプロピルチオ)−5,7−ビス(β−エポキシプロピルチオメチル)−3,6,9−トリチアウンデカン、1,11−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−5,7−〔(2−β−エポキシプロピルチオエチル)チオメチル〕−3,6,9−トリチアウンデカン、1,11−ビス(β−エポキシプロピルチオ)4,7−ビス(β−エポキシプロピルチオメチル)−3,6,9−トリチアウンデカン、テトラ〔2−(β−エポキシプロピルチオ)アセチルメチル〕メタン、1,1,1−トリ〔2−(β−エポキシプロピルチオ)アセチルメチル〕プロパン、テトラ〔2−(β−エポキシプロピルチオメチル)アセチルメチル〕メタン、1、1,1−トリ〔2−(β−エポキシプロピルチオメチル)アセチルメチル〕プロパン、ビス(5,6−エポキシ−3チアヘキシル)セレニド、2,3−ビス(6,7−エポキシ−1−セレナ−4−チアヘプチル)−1−(3,4−エポキシ−1−チアブチル)プロパン、1,1,3,3,−テトラキス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−2−セレナプロパン、ビス(4,5−チオエピキシ−2−チアペンチル)−3,6,9−トリセレナウンデカン1,11−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)、1,4−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−2,3−ビス(6,7−エポキシ−1−セレナ−4−チアヘプチル)ブタン、トリス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−3−セレナ−6−チアオクタン−1,8−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)、ビス(5,6−エポキシ−3−チアヘキシル)テルレド、2,3−ビス(6,7−エポキシ−1−テルラ−4−チアヘプチル)−1−(3,4−エポキシ−1−チアブチル)プロパン、1,1,3,3,−テトラキス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−2−テルラプロパン、ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−3,6,9−トリテレラウンデカン−1,11−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)、1,4−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−2,3−ビス(6,7−エポキシ−1−テルラ−4−チアヘプチル)ブタン、トリス(4,5−エポキシ2−チアペンチル)−3−テルラ−6−チアオクタン−1,8−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)、(1,3または1,4)−ビス(β−エポキシプロピルチオ)シクロヘキサン、(1,3または1,4)−ビス(β−エポキシプロピルチオメチル)シクロヘキサン、ビス〔4(β−エポキシプロピルチオ)シクロヘキシル〕メタン、 2,2−ビス〔4−(β−エポキシプロピルチオ)シクロヘキシル〕プロパン、ビス〔4−(β−エポキシプロピルチオ)シクロヘキシル〕スルフィド、2,5−ビス(β−エポキシプロピルチオメチル)1,4−ジチアン、2,5−ビス(β−エポキシプロピルチオエチルチオメチル)−1,4−ジチアン、(2,3または2,5または2,6)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1,4−ジセレナン、(2,3または2,5または2,6)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1,4−ジセレナン、(2,4または2,5または5,6)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1,3−ジセレナン、(2,4または2,5または5,6)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1,3−ジセレナン、(2,3または2,5または2,6または3,5)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1−チア−4−セレナン、(2,3または2,5または2,6または3,5)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1−チア−4−セレナン、(2,4または4,5)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1、3−ジセレノラン、(2,4または4,5)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1、3−ジセレノラン、(2,4または2,5または4,5)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1−チア−3−セレノラン、(2,4または2,5または4,5)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1−チア−3−セレノラン、2,6−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル−1,3,5−トリセレナン、ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)トリシクロセレナオクタン、ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチルジシクロセレナノナン、(2,3または2,4または2,5または3,4)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)セレノファン、(2,3または2,4または2,5または3,4)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)セレノファン、2(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−5−(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1−セレナシクロヘキサン、(2,3または2,4または2,5または2,6または3,4または3,5または4,5)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1−セレナシクロヘキサン、(2,3または2,4または2,5または2,6または3,4または3,5または4,5)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1−セレナシクロヘキサン、(2,3または2,5または2,6)−ビス(3,4エポキシ−1−チアブチル)−1,4−ジテルラン、(2,3または2,5または2,6)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1,4−ジテルラン、(2,4または2,5または5,6)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1,3−ジテルラン、(2,4または2,5または5,6)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1,3−ジテルラン、(2,3または2,5または2,6または3,5)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1−チア−4−テルラン、(2,3または2,5または2,6または3,5)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1−チア−4−テルラン、(2,4または4,5)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1、3−ジテルロラン、(2,4または4,5)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1、3−ジテルロラン、(2,4または2,5または4,5)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1−チア−3−テルロラン、(2,4または2,5または4,5)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1−チア−3−テルロラン、2,6−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル−1,3,5−トリテルラン、ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチルトリシクロテルラオクタン、ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)ジシクロテルラノナン、(2,3または2,4または2,5または3,4)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)テルロファン、(2,3または2,4または2,5または3,4)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)テルロファン、2−(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−5−(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1−テルラシクロヘキサン、(2,3または2,4または2,5または2,6または3,4または3,5または4,5)−ビス(3,4−エポキシ−1−チアブチル)−1−テルラシクロヘキサン、(2,3または2,4または2,5または2,6または3,4または3,5または4,5)−ビス(4,5−エポキシ−2−チアペンチル)−1−テルラシクロヘキサン、(1,3または1,4)−ビス(β−エポキシプロピルチオ)ベンゼン、(1,3または1,4)−ビス(β−エポキシプロピルチオメチル)ベンゼン、ビス〔4−(β−エポキシプロピルチオ)フェニル〕メタン、2,2−ビス〔4−(β−エポキシプロピルチオ)フェニル〕プロパン、ビス〔4−(β−エポキシプロピルチオ)フェニル〕スルフィド、ビス〔4−(β−エポキシプロピルチオ)フェニル〕スルフォン、4,4’−ビス(βエポキシプロピルチオ)ビフェニルなどが挙げられるが、本発明はこれら例示化合物に限定されるものではない。
脱気処理は、(a)化合物、(b)化合物、(c)化合物、および各種組成成分の一部もしくは全部と反応可能な化合物、重合触媒、重合調節剤、各種添加剤の混合前、混合時あるいは混合後に、減圧下に行う。好ましくは、混合時あるいは混合後に、減圧下に行う。
チオ尿素を水に溶解させ、酸性水溶液とし、その後にICP発光分光分析法により測定した。
[(ポリ)エピスルフィド化合物の色相(APHA)]
得られた(ポリ)エピスルフィド化合物の色相を評価する分析項目としてAPHAを採用した。APHAは、JIS K 0071−1に従って測定した。具体的には、APHAは、白金およびコバルトの試薬を溶解して調製した標準液を用い、試料の色と同等の濃さの標準液稀釈液を比較により求めた。その「度数」を測定値とした。この度数は小さいほど色相が良好である。
[ポリエピスルフィド系樹脂の耐熱性測定]
サンプルを厚さ3mmに切り出し、0.5mmφのピンに10gの加重を与え、30℃から10℃/分で昇温してTMA測定(セイコーインスツルメンツ製、TMA/SS6100)を行い、軟化点を測定した。
[ポリエピスルフィド系樹脂の色相(YI)]
分光色彩計JS555(カラーテクノシステム社製)を用いて、ポリエピスルフィド系樹脂から得られるプラスチックレンズのYIを測定した。厚さ2.5mm、φ60mmのプラスチックレンズの円形平板を作成後に測定を行った。
[ポリエピスルフィド系樹脂の白濁発生率]
ポリエピスルフィド系樹脂から得られる、厚さ10.0mm、φ83mmのプラスチックレンズの円形平板100枚を高圧水銀灯下、目視で観察し、濁りが確認されたレンズは白濁があるものと判定し、白濁発生率を算出した。
[ポリエピスルフィド系樹脂の熱安定性]
ポリエピスルフィド系樹脂の熱安定性の評価は、初期、加熱後の色相(YI)と耐熱性(TMA測定による軟化点)を測定することで行った。加熱方法は、150℃で1時間とした。
チオ尿素中のカルシウム(Ca)含有量は、以下の手順により低減させた。攪拌機、ジムロート、窒素導入管、および温度計を取り付けた2リットル3つ口丸底フラスコ内に、蒸留水1250重量部、0.82重量%のCaを含む純度98.98%のチオ尿素350.0重量部を入れ、40℃に昇温し、不溶解物を熱時濾過により除去した。その後、濾液を5℃に冷却させてチオ尿素を析出させ、3時間同温度で晶析させた。濾過してチオ尿素を取り出し、40℃、700Paにて減圧乾燥させ、Caの含有量が0.09重量%、純度99.67%のチオ尿素315.5gを得た(実施例3)。
(ビス(β−エピチオプロピル)スルフィドの合成)
攪拌器、温度計、窒素導入管、滴下ロ−トを装着したフラスコに、ビス(β−エポキシプロピル)スルフィド120gと予め再結晶して得たカルシウムの含有量が0.008重量%、純度99.90%のチオ尿素250gと無水酢酸10gと、さらに溶媒としてトルエン500mlおよびメタノール700mlを仕込み、20℃で10時間反応した。反応後トルエン1200mlを添加し、10%硫酸240mlで洗浄し、続いて150mlの水で4回水洗を行った。溶媒を留去したのち、蒸留精製しビス(β−エピチオプロピル)スルフィド124gを得た。得られたビス(β−エピチオプロピル)スルフィドのAPHAは4であり、濁りはなかった。
上記で得られたビス(β−エピチオプロピル)スルフィド100重量部に硬化触媒としてテトラ−n−ブチルホスホニウムブロマイド0.1重量部、紫外線吸収剤として2−(2−ヒドロキシ−5−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール1重量部を20℃にて混合溶解させた。この均一液を1000Paにて30分間、20℃で脱気処理を行った。その後、得られた光学材料用組成物を1.0μmのPTFE製のメンブランフィルターでろ過し、2枚のガラスモールドとテープから構成されるモールド型に注入し、30℃から100℃まで20時間かけて徐々に昇温させ、最後に100℃で1時間加熱し、重合硬化させた。室温まで放冷した後、モールドから離型し、硬化した樹脂を得た。得られた樹脂をさらに110℃で15分間アニールを行った。得られた樹脂のYIは2.1であり、耐熱性はTMA測定で沈込みが測定されなかった、白濁発生率は1%であった。さらに熱安定性評価を行った結果、加熱後のYIは3.9、耐熱性はTMA測定で沈込みが測定されなかった。評価結果を、表1に示す。
実施例1で用いたチオ尿素に代えて、予め再結晶して得たカルシウムの含有量が0.04重量%、純度99.81%のチオ尿素を用いた他は、実施例1と同様にビス(β−エピチオプロピル)スルフィドを合成した。得られたビス(β−エピチオプロピル)スルフィドのAPHAは7であり、濁りはなかった。このジエピスルフィドを用いて、実施例1と同様にプラスチックレンズを製造して評価した。得られたプラスチックレンズの評価結果を、表1に示す。
実施例1で用いたチオ尿素に代えて、予め再結晶して得たカルシウムの含有量が0.09重量%、純度99.67%のチオ尿素を用いた他は、実施例1と同様にビス(β−エピチオプロピル)スルフィドを合成した。得られたビス(β−エピチオプロピル)スルフィドのAPHAは12であり、濁りはなかった。このジエピスルフィドを用いて、実施例1と同様にプラスチックレンズを製造して評価した。得られたプラスチックレンズの評価結果を、表1に示す。
(プラスチックレンズの製造)
ビス(2−メルカプトエチル)スルフィド10重量部、硬化触媒としてテトラ−n−ブチルホスホニウムブロマイド0.1重量部、紫外線吸収剤として2−(2−ヒドロキシ−5−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール1重量部を、20℃にて混合溶解させた。混合溶解を確認した後、引き続きこの混合溶解した液へ、予め再結晶して得たカルシウムの含有量が0.008重量%、純度99.90%のチオ尿素を用いて実施例1と同様に合成したビス(β−エピチオプロピル)スルフィド90重量部を添加混合し、混合均一液とした。この均一液を1000Paにて30分間、20℃で脱気処理を行った。その後、得られた光学材料用組成物を1.0μmのPTFE製のメンブランフィルターでろ過し、2枚のガラスモールドとテープから構成されるモールド型に注入し、30℃から100℃まで20時間かけて徐々に昇温させ、最後に100℃で1時間加熱し、重合硬化させた。室温まで放冷した後、モールドから離型し、硬化した樹脂を得た。得られた樹脂をさらに110℃で1時間アニールを行った。得られた樹脂のYIは0.7であり、耐熱性は106℃、白濁発生率は1%であった。さらに熱安定性評価を行った結果、加熱後のYIは1.2、耐熱性は106℃であった。評価結果を、表1に示す。
表1に示した種々のカルシウム含有量のチオ尿素を用いて実施例1と同様に合成したビス(β−エピチオプロピル)スルフィドを用いて、実施例4と同様にプラスチックレンズを製造して評価した。得られたプラスチックレンズの評価結果を、表1に示す。
(プラスチックレンズの製造)
硫黄16重量部、予め再結晶して得たカルシウムの含有量が0.008重量%、純度99.90%のチオ尿素を用いて実施例1と同様に合成したビス(β−エピチオプロピル)スルフィド84重量部の合計100重量部に、紫外線吸収剤として2−(2−ヒドロキシ−5−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール1重量部を加え、60℃でよく混合し均一とした。次いで、2−メルカプト−1−メチルイミダゾール0.5重量部を加え、硫黄が20℃において析出しなくなるまで60℃で予備重合反応させた。その後、得られた組成物を20℃に冷却した。そこへ、m−キシリレンジチオール7重量部、重合触媒としてトリエチルベンジルアンモニウムクロライド0.035重量部、重合調節剤としてジ−n−ブチルスズジクロライド0.22重量部を加えよく混合し均一な組成物とし、4000Pa、20分間、20℃の条件下で脱気処理した。得られた光学材料用組成物を1.0μmのPTFE製のメンブランフィルターでろ過し、2枚のガラスモールドとテープから構成されるモールド型に注入し、30℃で10時間加熱し、その後30℃から100℃まで10時間かけて昇温させ、最後に100℃で1時間加熱し、重合硬化させた。室温まで放冷した後、モールドから離型し、硬化した樹脂を得た。得られた樹脂をさらに120℃で15分間アニールを行った。得られた樹脂のYIは3.1であり、耐熱性は72℃、白濁発生率は1%であった。さらに熱安定性評価を行った結果、加熱後のYIは3.8、耐熱性は72℃であった。評価結果を、表1に示す。
表1に示した種々のカルシウム含有量のチオ尿素を用いて実施例1と同様に合成したビス(β−エピチオプロピル)スルフィドを用いて、実施例7と同様にプラスチックレンズを製造して評価した。得られたプラスチックレンズの評価結果を、表1に示す。
(プラスチックレンズの製造)
予め再結晶して得たカルシウムの含有量が0.008重量%、純度99.90%のチオ尿素を用いて実施例1と同様に合成したビス( β − エピチオプロピル) スルフィド5 9重量部、m − キシリレンジイソシアネート15重量部、ビス( 2 − メルカプトエチル) スルフィド20重量部、硫黄6重量部の合計100重量部に触媒としてテトラ−n−ブチルホスホニウムブロマイド0. 1 重量部、重合調節剤としてジ−n−ブチルスズジクロライド0.05重量部、紫外線吸収剤として2 − ( 2 − ヒドロキシ− 5− t e r t − オクチルフェニル) ベンゾトリアゾール0.1重量部、抗酸化剤として2 ,6 − ジ− t e r t − ブチル− 4 − メチルフェノール0 .1重量部を混合し、室温で攪拌し均一液とした。ついで組成物を3000Pa、30分間、25℃の条件下で脱気処理した。得られた光学材料用組成物を1.0μmのPTFE製のメンブランフィルターでろ過し、2枚のガラスモールドとテープから構成されるモールド型に注入し、10℃から120℃ まで22時間かけて昇温して重合硬化させた。室温まで放冷した後、モールドから離型し、硬化した樹脂を得た。得られた樹脂をさらに110℃で1時間アニールを行った。得られた樹脂のYIは1.2であり、耐熱性は75℃、白濁発生率は2%であった。さらに熱安定性評価を行った結果、加熱後のYIは2.0、耐熱性は75℃であった。評価結果を、表1に示す。
表1に示した種々のカルシウム含有量のチオ尿素を用いて実施例1と同様に合成したビス(β−エピチオプロピル)スルフィドを用いて、実施例10と同様にプラスチックレンズを製造して評価した。得られたプラスチックレンズの評価結果を、表1に示す。
(ビス(β−エピチオプロピル)ジスルフィドの合成とプラスチックレンズの評価)
攪拌器、温度計、窒素導入管、コンデンサーを装着したフラスコに、ビス(β−エポキシプロピル)ジスルフィド100gと、予め再結晶して得た表1に示した種々のカルシウム含有量のチオ尿素100gと酢酸2gと、さらに溶媒としてトルエン250mlおよびメタノール200mlを仕込み、15℃で16時間反応した。反応後トルエン150mlを添加し、1%硫酸50mlで洗浄し、続いて50mlの水で4回水洗を行った。溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製を行い、ビス(β−エピチオプロピル)ジスルフィド59gを得た。種々のカルシウム含有量のチオ尿素を用いて得られたビス(β−エピチオプロピル)ジスルフィドのAPHAは表1に示した通りであり、いずれも濁りはなかった。合成したジエピスルフィドを用いて、実施例4と同様にプラスチックレンズを製造して評価した。得られたジエピスルフィドとプラスチックレンズの評価結果を、表1に示す。
(1,2−ビス[(2−β−エピチオプロピルチオエチル)チオ]−3−(β−エピチオプロピルチオ)プロパンの合成とプラスチックレンズの評価)
攪拌器、温度計、窒素導入管、滴下ロ−トを装着したフラスコに、1,2−ビス[(2−β−エポキシプロピルチオエチル)チオ]−3−(β−エポキシプロピルチオ)プロパン85.7gと予め再結晶して得た表1に示した種々のカルシウム含有量のチオ尿素91.3gと無水酢酸2.5gと、さらに溶媒としてトルエン120mlおよびメタノール170mlを仕込み、20℃で12時間反応した。反応後トルエン300mlを添加し、10%硫酸80mlで洗浄し、続いて50mlの水で4回水洗を行った。溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製を行い、1,2−ビス[(2−β−エピチオプロピルチオエチル)チオ]−3−(β−エピチオプロピルチオ)プロパン56.3gを得た。種々のカルシウム含有量のチオ尿素を用いて得られた1,2−ビス[(2−β−エピチオプロピルチオエチル)チオ]−3−(β−エピチオプロピルチオ)プロパンのAPHAは表1に示した通りであり、いずれも濁りはなかった。合成したトリエピスルフィドを用いて、実施例4と同様にプラスチックレンズを製造して評価した。得られたトリエピスルフィドとプラスチックレンズの評価結果を、表1に示す。
実施例1で用いたチオ尿素に代えて、カルシウムの含有量が0.12重量%、純度99.60%のチオ尿素を用いた他は、実施例1と同様にビス(β−エピチオプロピル)スルフィドを合成した。得られたジエピスルフィドのAPHAは15であり、僅かに濁りが見られた。このジエピスルフィドを用いて、実施例1、4、7、10と同様にプラスチックレンズを製造して評価した。得られたプラスチックレンズの評価結果を、表1に示す。
実施例1で用いたチオ尿素に代えて、カルシウムの含有量が0.20重量%、純度99.32%のチオ尿素を用いた他は、実施例1と同様にビス(β−エピチオプロピル)スルフィドを合成した。得られたジエピスルフィドのAPHAは20であり、僅かに濁りが見られた。このジエピスルフィドを用いて、実施例1、4と同様にプラスチックレンズを製造して評価した。得られたプラスチックレンズの評価結果を、表1に示す。
実施例13、14で用いたチオ尿素に代えて、カルシウムの含有量が0.12重量%、純度99.60%のチオ尿素を用いた他は、実施例13、14と同様にビス(β−エピチオプロピル)ジスルフィドを合成した。得られたジエピスルフィドのAPHAは18であり、僅かに濁りが見られた。このジエピスルフィドを用いて、実施例4と同様にプラスチックレンズを製造して評価した。得られたプラスチックレンズの評価結果を、表1に示す。
実施例15、16で用いたチオ尿素に代えて、カルシウムの含有量が0.12重量%、純度99.60%のチオ尿素を用いた他は、実施例15、16と同様に1,2−ビス[(2−β−エピチオプロピルチオエチル)チオ]−3−(β−エピチオプロピルチオ)プロパンを合成した。得られたトリエピスルフィドのAPHAは20であり、僅かに濁りが見られた。このトリエピスルフィドを用いて、実施例4と同様にプラスチックレンズを製造して評価した。得られたプラスチックレンズの評価結果を、表1に示す。
Claims (9)
- (ポリ)エポキシ化合物とチオ尿素とを反応させて(ポリ)エピスルフィド化合物を製造する方法において、前記チオ尿素中のカルシウムの含有量が、0.1重量%以下である、光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物の製造方法。
- 前記(ポリ)エピスルフィド化合物がβ−エピチオプロピル基を有する鎖状化合物、分岐化合物、脂肪族環状化合物、芳香族化合物またはヘテロ環化合物である、請求項1記載の光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物の製造方法。
- 前記(ポリ)エピスルフィド化合物が、ビス(β−エピチオプロピル)スルフィドまたはビス(β−エピチオプロピル)ジスルフィドである請求項1記載の光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の方法により製造された光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物を含む重合性組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の方法により製造された光学材料用(a)(ポリ)エピスルフィド化合物と(b)(ポリ)チオール化合物とを含む重合性組成物。
- (a)請求項1〜3のいずれかに記載の方法により製造された光学材料用(ポリ)エピスルフィド化合物と(b)(ポリ)チオール化合物と(c)硫黄原子および/またはセレン原子を有する無機化合物を含む重合性組成物。
- 請求項4〜6のいずれかに記載の重合性組成物を硬化させて得られる樹脂。
- 請求項7に記載の樹脂を含む光学材料。
- 請求項7に記載の樹脂を含むレンズ。
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