JP2011250270A - 電話機、自動応答システム、並びに電話機の通信制御方法及びプログラム - Google Patents

電話機、自動応答システム、並びに電話機の通信制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性及び汎用性の両者に優れた自動応答システムを提供する。
【解決手段】自動応答システム10を構成する電話機100は、電話回線20を介した応答装置200との音声通信で受信した音声を、文字列へ変換する。電話機100は、前記文字列を解析して、応答装置200が入力を要求する内容を特定する。電話機100は、自機のユーザに対して前記内容の入力を促す第1の情報を表示する。電話機100は、前記内容として入力された第2の情報を、応答装置200へ送信する。また、電話機100は、前記文字列から、前記内容の入力形式をさらに特定する。この場合、電話機100は、前記第1の情報として、前記ユーザに前記入力形式に則して前記内容を入力させるための情報を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話機、自動応答システム、並びに電話機の通信制御方法及びプログラムに関し、特にユーザに対し、電話機を使用した予約等のサービスを提供する技術に関する。
近年、電話回線を用いた自動応答システムが、種々の業界や業務で導入されている。この自動応答システムでは、ユーザが、業者側の応答装置からの音声ガイダンスに従って電話機を操作し、以て所望のサービスを受けることが可能である。
しかしながら、従来の自動応答システムには、利便性が低いという問題があった。その理由として、特に不慣れなユーザにとっては、音声ガイダンスのみに従って適切な操作を行うのが困難であり、誤入力が発生してしまうこと等が挙げられる。
この問題に対処する技術として、GUI(graphical user interface)を利用した自動応答システムが提案されている。例えば特許文献1には、応答装置が、音声ガイダンスとこれに合わせた映像データとを合成して電話機へ送信し、以て電話機に、音声ガイダンス及び映像データの両者を再生させる自動応答システムが記載されている。
特開2004−356896号公報 特開2008−205860号公報 特開2008−244508号公報
しかしながら、上記のGUIを利用した自動応答システムには、汎用性が低いという課題があった。これは、GUIの利用に際して、電話機にシステム固有のアプリケーションやブラウザ機能等を実装する必要があるためである。例えば、上記の特許文献1に記載される自動応答システムでは、電話機に、映像データの分離、デコード、及び再生等に係る各種のプロトコル機能を実装する必要がある。
なお、参考技術として、特許文献2及び3には、受信音声を文字列に変換して表示する携帯電話機が記載されている。しかしながら、これらの特許文献2及び3に記載される変換技術を自動応答システムへ単に適用するだけでは(換言すると、音声ガイダンスを文字列に変換してそのまま表示するだけでは)、十分な利便性の改善効果は得られない。
従って、本発明の目的は、利便性及び汎用性の両者に優れた自動応答システムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る電話機は、自機のユーザに情報を入力させるための操作手段と、情報を表示する表示手段と、電話回線を介して、前記ユーザが所望する相手先との音声通信を行う通信手段と、前記相手先から受信される音声を文字列へ変換する変換手段と、前記文字列を解析して、前記相手先が入力を要求する内容を特定する解析手段と、前記表示手段及び通信手段を制御する制御手段とを備える。前記制御手段は、前記表示手段に、前記ユーザに対して前記内容の入力を促す第1の情報を表示させ、前記通信手段に、前記内容として入力された第2の情報を前記相手先へ送信させる。
また、本発明の第2の態様に係る自動応答システムは、電話機と、電話回線を介して、前記電話機との音声通信を行う応答装置とを備える。前記電話機は、前記応答装置から受信した音声を文字列へ変換し、前記文字列を解析して、前記相手先が入力を要求する内容を特定し、自機のユーザに対して前記内容の入力を促す第1の情報を表示し、前記内容として入力された第2の情報を前記応答装置へ送信する。
また、本発明の第3の態様に係る通信制御方法は、電話機における通信制御方法を提供する。この通信制御方法は、電話回線を介して、前記電話機のユーザが所望する相手先との音声通信を行い、前記相手先から受信した音声を文字列へ変換し、前記文字列を解析して、前記相手先が入力を要求する内容を特定し、前記ユーザに対して前記内容の入力を促す第1の情報を表示し、前記内容として入力された第2の情報を前記相手先へ送信することを含む。
さらに、本発明の第4の態様に係る通信制御プログラムは、電話機に、電話回線を介して、前記電話機のユーザが所望する相手先との音声通信を行う処理と、前記相手先から受信した音声を文字列へ変換する処理と、前記文字列を解析して、前記相手先が入力を要求する内容を特定する処理と、前記ユーザに対して前記内容の入力を促す第1の情報を表示する処理と、前記内容として入力された第2の情報を前記相手先へ送信する処理とを実行させる。
本発明によれば、利便性及び汎用性の両者に優れた自動応答システムを提供することが可能である。利便性が改善される理由は、ユーザに業者側から入力を要求される内容を的確に視認させることができ、以て誤入力を低減できるためである。また、汎用性が改善される理由は、業者側の応答装置として音声ガイダンスを発生する一般的な応答装置を適用でき、以て電話機へのシステム固有(換言すると、業者毎)のアプリケーションやブラウザ機能等の実装が不要となるためである。
本発明の実施の形態1に係る電話機、及びこれを適用する自動応答システムの構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る電話機に用いる、文字列解析部の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る自動応答システムの動作例を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態1に係る電話機における、文字列解析処理例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態1に係る電話機における、文字列解析結果及び入力促進表示の一例を示した図である。 本発明の実施の形態1に係る電話機に用いる、分類タグテーブル及びキーワードテーブルの変形例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る電話機における、文字列解析結果及び入力促進表示の他の例を示した図である。 本発明の実施の形態2に係る電話機の動作例を示した図である。 本発明の実施の形態3に係る電話機の動作例を示した図である。
以下、本発明に係る電話機及びこれを適用する自動応答システムの実施の形態1〜3を、図1〜図9を参照して説明する。なお、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
[実施の形態1]
図1に示すように、本実施の形態に係る自動応答システム10は、電話機100と、応答装置200とを含む。
この内、応答装置200は、電話回線20を介して、電話機100との音声通信を行う。なお、応答装置200には、音声ガイダンスを発生する一般的な応答装置を適用できるため、その構成についての説明を省略する。
一方、電話機100は、操作部110と、表示部120と、音声通信部130と、音声/文字列変換部140と、文字列解析部150と、制御部160とを含む。なお、図示を省略するが、電話機100は、一般的な電話機と同様、ユーザ音声を入力するためのマイク、受信音声を鳴動するためのスピーカ、イヤホンを接続するための端子等も有する。
操作部110は、ユーザに情報を入力させるための操作手段であり、一般的な電話機と同様、少なくとも"0"〜"9"に対応する数字キー、並びに"*"及び"#"に対応する記号キーを含む。
表示部120は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイである。
音声通信部130は、一般的な電話機と同様、発呼、受話、及びダイヤルトーン(トーン信号)送出に係る機能を有している。また、図示を省略するが、音声通信部130は、ダイヤルトーン送出に際して、トーン変換テーブルを参照する。このテーブルには、大略、数字"0"〜"9"並びに記号"*"及び"#"の各々に対応する、低群周波数及び高群周波数が定義されている。
音声/文字列変換部140は、音声通信部130で受信される音声(応答装置200からの音声ガイダンス)に対して、一般的な音声認識処理を施し、以て文字列を得る。
文字列解析部150は、音声/文字列変換部140から出力される文字列を解析し、以て後述する如く、少なくとも応答装置200が入力を要求する内容(以下、"入力内容"と略称することがある)を特定する。なお、以降の説明においては、この一連の処理を"音声解析処理"と呼称する。
具体的には、図2に示すように、文字列解析部150は、分類タグ付加部151と、キーワード抽出部152と、分類タグテーブル153と、キーワードテーブル154とを含む。
この内、分類タグ付加部151は、分類タグテーブル153を参照し、以て音声/文字列変換部140から出力された文字列310中の複数の語句を、操作内容、入力内容、操作区切、及びその他のいずれかに分類する。また、分類タグ付加部151は、各語句に対して、分類毎のタグ320を付加する。ここで、操作内容に対応するタグT1(以下、操作内容タグ)は、応答装置200が要求する操作の内容を示す語句に対して付加される。また、入力内容に対応するタグT2(以下、入力内容タグ)は、入力内容を直接的に示す語句に対して付加される。また、操作区切に対応するタグT3(以下、操作区切タグ)は、ユーザが操作を区切るべきタイミング(すなわち、文字列310の終端)を示す語句に対して付加される。さらに、その他に対応するタグT0(以下、その他タグ)は、操作内容、入力内容、操作区切のいずれにも該当しない語句に対して付加される。
一方、キーワード抽出部152は、キーワードテーブル154を参照し、以てその他タグT0以外のタグが付加された各語句と一致するキーワード330を抽出する。ここで、"一致する"には、前方一致、後方一致、及び完全一致の少なくとも1つが含まれる。また、キーワード抽出部152は、分類タグ320及びキーワード330を、制御部160へ出力する。
図1に戻って、制御部160は、操作部110を介したユーザ操作、及び文字列解析150による解析結果(分類タグ320及びキーワード330)に従い、表示部120及び音声通信部130を後述する如く制御する。
次に、本実施の形態の動作例を、図3〜図7を参照して詳細に説明する。
図3に示すように、電話機100内の制御部160は、操作部110を介して所定のユーザ操作(例えば、メニュー画面上での機能選択)が行われたことを検知すると、簡易入力モードを開始する(ステップS101)。ここで、簡易入力モードとは、本実施の形態に固有の入力操作(換言すると、音声ガイダンスのみに従った一般的な入力操作と異なる操作)を実施可能なモードを意味する。
次いで、操作部110を介して、応答装置200の電話番号が入力され(ステップS102)且つ発呼操作が行われると、制御部160は、音声通信部130に、発呼処理を実行させる(ステップS103)。なお、上記のステップS101及びS102の実行順序は、逆順であっても良い。
この時、制御部160は、受信音声認識モードを開始する(ステップS104)。具体的には、制御部160は、音声通信部130に対して、受信音声を音声/文字列変換部140へ出力するよう指示する。これにより、応答装置200からの受信音声は、スピーカ又はイヤホンへ出力されると共に、音声/文字列変換部140での文字列解析処理に供されることとなる。
一方、応答装置200は、電話機100からの発呼に応答して、音声ガイダンスを電話回線20へ送出する(ステップS105)。
音声/文字列変換部140は、音声通信部130により電話回線20を介して受信された音声ガイダンスを、文字列310へ変換して文字列解析部150に与える(ステップS106)。
文字列解析部150は、文字列310に対して、図4に示す如く文字列解析処理を施す(ステップS107)。
すなわち、文字列解析部150内の分類タグ付加部151は、分類タグテーブル153を参照し、文字列310に分類タグ320を付加する(ステップS201)。例えば、図5(a)に示すように、"再配達予約システムです。お荷物番号を入力して下さい"という文字列310が入力されたとする。この場合、分類タグ付加部151は、"再配達予約システム"及び"です"という語句を分類タグテーブル153から検索する。今、"再配達予約システム"及び"です"という語句が分類タグテーブル153に登録されていないとすると、分類タグ付加部151は、これらの語句にその他タグT0を付加する。また、分類タグ付加部151は、"お荷物番号を"という語句を分類タグテーブル153から検索する。今、"お荷物番号を"という語句が入力内容タグT2に対応する語句として登録されているとすると、分類タグ付加部151は、この語句に入力内容タグT2を付加する。同様にして、分類タグ付加部151は、"入力して"という語句に操作内容タグT1を付加し、"下さい"という語句に操作区切タグT3を付加する。
そして、キーワード抽出部152は、キーワードテーブル154を参照し、その他タグT0以外のタグが付加された"お荷物番号を"、"入力して"、及び"下さい"という語句と一致する、"荷物番号"、"入力"、及び"下さい"というキーワード330を抽出する。また、キーワード抽出部152は、分類タグ320とキーワード330とを対応付けて、制御部160へ出力する(ステップS202)。
図3に戻って、制御部160は、文字列解析部150の解析結果である分類タグ320及びキーワード330に応じて、ユーザに対して応答装置200が要求する内容の入力を促す情報340(以下、入力促進情報と呼称する)の表示パターンを決定する(ステップS108)。
具体的には、制御部160は、分類タグ320とキーワード330の組合せ毎の表示パターンを予め保持しており、当該組合せに対応する一の表示パターンを選択する。より詳細には、図5(b)に入力促進情報340の構成例を示すように、制御部160は、入力内容タグT2と"荷物番号"というキーワードの組合せに対応して、表示部120に、"荷物番号"というキーワード自体を表示させる。また、制御部160は、操作内容タグT1と"入力"というキーワードの組合せに対応して、表示部120に、荷物番号の入力欄341を表示させる。さらに、制御部160は、操作区切タグT3と"下さい"というキーワードの組合せに対応して、表示部120に、"次へ"という選択ボタン342を表示させる。
ユーザにより入力促進情報340が視認され、以て操作部110を介して荷物番号が入力されると(ステップS109)、制御部160は、荷物番号を音声通信部130へ転送する。音声通信部130は、荷物番号をダイヤルトーンへ変換して、電話回線20へ送出する(ステップS110)。
一方、応答装置200は、荷物番号を受け付けると、その旨を示す受付アナウンスを電話回線20へ送出する(ステップS111)。この受付アナウンスを聞いたユーザは、操作部110を介して所定の終了操作を行う。この終了操作を検知した制御部160は、音声通信部130に対して呼を切断するよう指示する(ステップS112)。
このように、本実施の形態においては、ユーザに応答装置から入力を要求される内容を的確に視認させ、以て誤入力を低減できる。また、応答装置として音声ガイダンスを発生する一般的な応答装置を適用し、以て電話機へのシステム固有のアプリケーションやブラウザ機能等の実装を回避できる。
従って、自動応答システムの利便性及び汎用性の両者を、従来と比較して大幅に改善できる。
また、図2に示した分類タグテーブル153及びキーワードテーブル154に代えて、図6に示す分類タグテーブル153a及びキーワードテーブル154aを用いると、自動応答システムの利便性を更に改善することができる。
具体的には、図6(a)に示すように、分類タグテーブル153aには、上記のタグT1〜T3に対応する語句に加えて、入力形式タグT4及び入力条件タグT5に対応する語句がそれぞれ登録されている。ここで、分類タグ付加部151は、入力形式タグT4を、応答装置200が要求する入力形式を示す語句に対して付加する。また、分類タグ付加部151は、入力条件タグT5を、応答装置200が要求する入力条件を示す語句に対して付加する。
例えば、図7(a)に示すように、"再配達予約システムです。8桁のお荷物番号を入力し、終わったらシャープを押して下さい"という文字列310が分類タグ付加部151へ入力されたとする。この場合、分類タグ付加部151は、"8桁の"という語句を分類タグテーブル153aから検索する。今、"8桁の"という語句が入力形式タグT4に対応する語句として登録されているとすると、分類タグ付加部151は、この語句に入力形式タグT4を付加する。また、分類タグ付加部151は、"終わったら"という語句を分類タグテーブル153aから検索する。今、"終わったら"という語句が入力条件タグT5に対応する語句として登録されているとすると、分類タグ付加部151は、この語句に入力条件タグT5を付加する。同様にして、分類タグ付加部151は、"再配達予約システム"及び"です"という語句にその他タグT0を付加し、"入力し"及び"押して"という語句に操作内容タグT1_1及びT1_2をそれぞれ付加し、"お荷物番号を"及び"シャープを"という語句に入力内容タグT2_1及びT2_2をそれぞれ付加し、"下さい"という語句に操作区切タグT3を付加する。
一方、図6(b)に示すように、キーワードテーブル154aには、上記のタグT1〜T3に対応するキーワードに加えて、入力形式タグT4及び入力条件タグT5に対応するキーワードがそれぞれ登録されている。
この場合、キーワード抽出部152は、キーワードテーブル154aを参照し、その他タグT0以外のタグが付加された"8桁の"、"お荷物番号を"、"入力し"、"終わったら"、"シャープを"、"押して"、及び"下さい"という語句と一致する、"8桁"、"荷物番号"、"入力"、"終わったら"、"シャープ"、"押下"、及び"下さい"というキーワード330を抽出する。また、キーワード抽出部152は、分類タグ320とキーワード330とを対応付けて、制御部160へ出力する。
図7(b)に入力促進情報340の構成例を示すように、制御部160は、入力内容タグT2_1と"荷物番号"というキーワードの組合せに対応して、表示部120に、"荷物番号"というキーワード自体を表示させる。また、制御部160は、操作区切タグT3と"下さい"というキーワードの組合せに対応して、表示部120に、"次へ"という選択ボタン342を表示させる。
また、制御部160は、操作内容タグT1_1と"入力"というキーワードの組合せ、及び入力形式タグT4と"8桁"というキーワードの組合せに対応して、表示部120に8個の入力欄341を表示させ、以てユーザに、8桁の荷物番号を1桁ずつ入力させる。
これにより、ユーザは、応答装置200から要求される荷物番号を、桁数を誤ること無く正確に入力できる。
さらに、制御部160は、入力条件タグT5に対応するキーワード"終わったら"と、入力内容タグT2_2に対応するキーワード"シャープ"とが所定の組合せ("終わったら"の直後に"シャープ"が登場する組合せ)で特定された場合、表示部120に、入力欄341の後段に#記号343を表示させる。また、制御部160は、操作部110を介して8桁の荷物番号が入力された場合、音声通信部130に対して、この荷物番号と記号"#"とをダイヤルトーンへ変換するよう指示する。
これにより、ユーザは、応答装置200から要求される#記号を入力する必要が無い。
[実施の形態2]
本実施の形態に係る電話機及び自動応答システムは、図1と同様に構成できる。また、本実施の形態に係る電話機には、図6に示した分類タグテーブル153a及びキーワードテーブル154aを用いることができる。但し、制御部160が、図8(b)に示す如く入力促進情報340の表示パターンを決定する点で、上記の実施の形態1と異なる。
具体的には、図8(a)に示すように、"今日以降の1か月以内で、予約したい日付を4桁で入力して下さい"という文字列310が文字列解析部150へ入力されたとする。また、文字列解析部150による解析の結果、"今日以降の"及び"1か月以内で"という語句に対して入力条件タグT5_1及びT5_2がそれぞれ付加され、"予約したい"という語句に対してその他タグT0が付加され、"日付を"という語句に対して入力内容タグT2が付加され、"4桁で"という語句に対して入力形式タグT4が付加され、"入力して"という語句に対して操作内容タグT1が付加され、"下さい"という語句に対して操作区切タグT3が付加されたとする。さらに、文字列解析部150により、"今日以降の"、"1か月以内で"、"日付を"、"4桁で"、"入力して"、及び"下さい"という語句と一致する、"今日以降"、"1か月以内"、"日付"、"4桁"、"入力"、及び"下さい"というキーワードがそれぞれ抽出されたとする。
この場合、図8(b)に示すように、制御部160は、4桁の日付を入力するための入力欄341を表示し、"次へ"という選択ボタン342を表示する。
また、制御部160は、ユーザに、応答装置200が要求する内容をその入力条件に則して入力させるための情報344(入力補助情報と呼称する)を表示する。図示の例では、制御部160は、入力内容タグT2に対応するキーワード"日付"と、入力条件タグT5_1及びT5_2にそれぞれ対応するキーワード"今日以降"及び"1か月以内"との組合せに応じて、入力条件に合致する日付(図示の例では、1月5日〜2月5日)付近のカレンダーを表示し、以てユーザが、少ない操作で簡易に4桁の日付を選択入力できるようにしている。また、制御部160は、図中に網掛けで示す如く、入力条件に合致しない日付をグレイアウト(graying out)し、以てユーザが、これらの日付を選択できない状態としている。ここで、制御部160は、電話機100内に予め格納されるカレンダーデータを転用する。さらに、制御部160は、ユーザに、日付を直接入力させるための選択ボタン345を表示している。この選択ボタン345に対するユーザ操作が行われると、制御部160は、操作部110を介して入力される数字を入力欄341へ反映する。
このように、本実施の形態においては、自動応答システムの利便性を、上記の実施の形態1と比較して更に向上させることができる。
[実施の形態3]
本実施の形態に係る電話機及び自動応答システムは、図1と同様に構成できる。また、本実施の形態に係る電話機には、図6に示した分類タグテーブル153a及びキーワードテーブル154aを用いることができる。但し、制御部160が、図9(b)に示す如く入力促進情報340の表示パターンを決定する点で、上記の実施の形態1と異なる。
具体的には、図9(a)に示すように、"お客様の電話番号を市外局番から入力して下さい"という文字列310が文字列解析部150へ入力されたとする。また、文字列解析部150による解析の結果、"お客様の"という語句に対してその他タグT0が付加され、"電話番号を"という語句に対して入力内容タグT2が付加され、"市外局番から"という語句に対して入力条件タグT5が付加され、"入力して"という語句に対して操作内容タグT1が付加され、"下さい"という語句に対して操作区切タグT3が付加されたとする。さらに、文字列解析部150により、"電話番号を"、"市外局番か"、"入力して"、及び"下さい"という語句と一致する、"電話番号"、"市外局番"、"入力"、及び"下さい"というキーワードがそれぞれ抽出されたとする。
この場合、図9(b)に示すように、制御部160は、"電話番号"というキーワード自体を表示し、"次へ"という選択ボタン342を表示する。
また、制御部160は、ユーザに、応答装置200へ送信する内容を確認させるための情報346(確認情報と呼称する)を表示する。図示の例では、制御部160は、入力条件タグT5に対応するキーワード"市外局番"と、入力内容タグT2に対応するキーワード"電話番号"とが所定の組合せ("市外局番"及び"電話番号"の両者が登場する組合せ)で特定されたため、上記の入力欄341に代えて、電話機100内に予め格納される自局番号を転用表示する。
これにより、ユーザは、応答装置200から要求される電話番号を入力する必要が無い。
なお、制御部160は、ユーザに、電話番号を変更させるための選択ボタン347を表示している。この選択ボタン347に対するユーザ操作が行われると、制御部160は、操作部110を介して入力される数字を、確認情報346に代えて表示する。
このように、本実施の形態においては、自動応答システムの利便性を、上記の実施の形態1と比較して更に向上させることができる。
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
例えば、上記の実施の形態に示した電話機10の各処理を、コンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することもできる。この場合、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。ここで、非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されても良い。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
本発明は、電話機、自動応答システム、並びに電話機の通信制御方法及びプログラムに適用され、特にユーザに対し、電話機を使用した種々のサービスを提供する用途に適用される。
例えば、本発明は、上記の実施の形態に示した用途に加え、下記(A)及び(B)に示す用途にも適用可能である。
(A)通信販売、通信教育、資格試験に関するサービス:電話機に、ダイヤルトーンの暗号化等のセキュリティ機能、及び個人認証機能を設けることで、クレジットカード決済や試験回答といった個人情報の簡易入力が可能となる。
(B)通訳、翻訳に関するサービス:電話機内に設けた辞書機能、及び読上機能との連携により、ユーザの母国語を用いたGUIで、多言語の簡易入力が可能となる。
10 自動応答システム
20 電話回線
100 電話機
110 操作部
120 表示部
130 音声通信部
140 音声/文字列変換部
150 文字列解析部
151 分類タグ付加部
152 キーワード抽出部
153, 153a 分類タグテーブル
154, 154a キーワードテーブル
160 制御部
200 応答装置
310 文字列
320 分類タグ
330 キーワード
340 入力促進表示
341 入力欄
342, 345, 347 選択ボタン
343 #記号
344 入力補助情報
346 確認情報
T0 その他タグ
T1 操作内容タグ
T2 入力内容タグ
T3 操作区切タグ
T4 入力形式タグ
T5 入力条件タグ

Claims (10)

  1. 自機のユーザに情報を入力させるための操作手段と、
    情報を表示する表示手段と、
    電話回線を介して、前記ユーザが所望する相手先との音声通信を行う通信手段と、
    前記相手先から受信される音声を文字列へ変換する変換手段と、
    前記文字列を解析して、前記相手先が入力を要求する内容を特定する解析手段と、
    前記表示手段及び通信手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記表示手段に、前記ユーザに対して前記内容の入力を促す第1の情報を表示させ、
    前記通信手段に、前記内容として入力された第2の情報を前記相手先へ送信させる、
    電話機。
  2. 請求項1において、
    前記解析手段は、前記文字列から、前記内容の入力形式をさらに特定し、
    前記制御手段は、前記表示手段に、前記第1の情報として、前記ユーザに前記入力形式に則して前記内容を入力させるための情報を表示させる、
    ことを特徴とした電話機。
  3. 請求項1又は2において、
    前記解析手段は、前記文字列から、前記内容の入力条件をさらに特定し、
    前記制御手段は、前記表示手段に、前記ユーザに前記入力条件に則して前記内容を入力させるための第3の情報を表示させる、
    ことを特徴とした電話機。
  4. 請求項3において、
    前記制御手段が、自機で予め保持される情報の内、前記内容と前記入力条件の組合せに応じた情報を、前記第3の情報として転用することを特徴とした電話機。
  5. 請求項1において、
    前記解析手段は、前記文字列から、前記内容の入力条件をさらに特定し、
    前記制御手段は、前記内容及び入力条件が予め定めた組合せで特定された場合、自機で予め保持される情報の内で前記組合せに応じた情報を、前記第1の情報として転用する、
    ことを特徴とした電話機。
  6. 請求項1において、
    前記解析手段は、前記文字列から、前記内容の入力条件をさらに特定し、
    前記制御手段は、前記内容及び入力条件が予め定めた組合せで特定された場合、前記表示手段に、前記第1の情報として、前記内容に対応する情報を表示させる、
    ことを特徴とした電話機。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、
    前記通信手段が、前記第2の情報をトーン信号に変換して、前記電話回線へ送出することを特徴とした電話機。
  8. 電話機と、
    電話回線を介して、前記電話機との音声通信を行う応答装置と、を備え、
    前記電話機は、
    前記応答装置から受信した音声を文字列へ変換し、
    前記文字列を解析して、前記応答装置が入力を要求する内容を特定し、
    自機のユーザに対して前記内容の入力を促す第1の情報を表示し、
    前記内容として入力された第2の情報を前記応答装置へ送信する、
    自動応答システム。
  9. 電話機における通信制御方法であって、
    電話回線を介して、前記電話機のユーザが所望する相手先との音声通信を行い、
    前記相手先から受信した音声を文字列へ変換し、
    前記文字列を解析して、前記相手先が入力を要求する内容を特定し、
    前記ユーザに対して前記内容の入力を促す第1の情報を表示し、
    前記内容として入力された第2の情報を前記相手先へ送信する、
    ことを含む通信制御方法。
  10. 電話機に、
    電話回線を介して、前記電話機のユーザが所望する相手先との音声通信を行う処理と、
    前記相手先から受信した音声を文字列へ変換する処理と、
    前記文字列を解析して、前記相手先が入力を要求する内容を特定する処理と、
    前記ユーザに対して前記内容の入力を促す第1の情報を表示する処理と、
    前記内容として入力された第2の情報を前記相手先へ送信する処理と、
    を実行させるための通信制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101425091B1 (ko) 2012-11-16 2014-08-01 김성호 모바일 형태의 텍스트 자동응답 메시지 서비스 제공 시스템 및 방법
JP2018129562A (ja) * 2017-02-06 2018-08-16 京セラ株式会社 携帯電話

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