JP2011249995A - 論理番号利用方法、および、アプリケーションサーバ - Google Patents

論理番号利用方法、および、アプリケーションサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】双方の通話許容者が互いに論理番号を用いて通話可能にすること。
【解決手段】番号変換サーバ4の制御部45が、発側端末装置5aからの通話用の接続処理を行うための制御信号を受信すると、取得した通話許容者のメールアドレスを番号データ蓄積部46内の利用者のメールアドレスから検索し、検索された番号データにおいて対応づけられている物理番号が、制御信号で指定される送信元の物理番号であるときに、番号データ蓄積部46から取得した論理番号を送信元とし、番号データ蓄積部46から取得した物理番号を送信先とするように受信した制御信号の番号変換処理を行って、着側端末装置5bに送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、論理番号利用方法、および、アプリケーションサーバに関する。
迷惑電話の被害防止のための電話サービスとして、ユーザの実の電話番号(物理番号)に対応する仮電話番号(論理番号)を一時的に割当てて、特定の相手との通話(例えば通販会社との通話)にはこの番号を用いるサービスが提供されている。これにより、仮電話番号に関する情報の漏洩などがあっても、その仮電話番号の利用を停止することにより、仮電話番号に対する迷惑電話を受けずに済む。
仮電話番号の割り当ては、例えば、特許文献1に記載された以下の(1)〜(3)の手順がある。
(1)利用者が、商品を購入するためにWebクライアント端末を用いて商品販売業者のWebサーバにアクセスすると、Webサーバが、利用者の仮電話番号の登録先を示すURLと、商品販売業者の電話番号と、トランザクションの識別子とをWebクライアント端末に通知してくる。
(2)利用者のWebクライアント端末が、仮電話番号割当部にアクセスし、利用者の電話番号と、前記URLの商品販売業者の電話番号とを通知することにより、仮電話番号割当部が、仮電話番号を割り当て、割り当てた仮電話番号を商品販売業者のWebサーバに通知し、さらに仮電話番号と、利用者の電話番号と、商品販売業者の電話番号との対応を記憶するようにする。
(3)商品販売業者が商品販売業者の電話番号の電話機から利用者の仮電話番号に発信すると、通信ネットワークが受信し、受信した仮電話番号から対応する利用者の電話番号を読み出し、商品販売業者の電話と利用者の電話とをつなげるものである。
これにより、利用者は商品販売業者に物理番号を知らせないですむことから、物理番号に迷惑電話が直接かかってくることを防止することができる。
また、非特許文献1には、論理番号として050番号を用いる手法が紹介されている。
利用者は、インターネットなどを使って050番号(論理番号)を事前に取得しておき、取得していた050番号を知らせる。
商品販売業者が通知された050番号に発信すると、通信ネットワークが受信し、受信した050番号から利用者が事前に指定登録していた電話番号(固定電話あるいは携帯電話の電話番号)を読み出し、読み出した電話番号に転送することにより商品販売業者の電話と利用者の電話とをつなげる。転送せずに留守番電話として機能してもよい。
これにより、利用者は商品販売業者に物理番号を知らせないですむことから、物理番号に迷惑電話が直接かかってくることを防止することができる。
さらに、非特許文献2には、利用者は、事前にインターネットなどを使って050番号(論理番号)を取得し、2つ目の電話番号として使用できるサービスが紹介されている。
特開2009−232116号公報
NTTコミュニケーションズ、"050あんしんナンバー"、[online]、[平成22年2月8日検索]、インターネット(URL:http://506506.ntt.com/ipphone/anshin/index.html) NTTコミュニケーションズ、"OCNドットフォン"、[online]、[平成22年2月8日検索]、インターネット(URL:http://www.ocn.ne.jp/voip/phone/)
しかしながら、前記に述べた従来の技術は、お互いメールアドレスは分かっているが、物理番号による電話を行うには抵抗があるような状態において、論理番号による電話ができない。
例えば、お互いに電話をすることが、一時的なことになるか、長く続くことになるかがはっきり分からない者同士で、とりあえず論理番号により電話ができるようにすることは、電話需要の掘り起こしになるものと期待されるものである。具体的なケースとしては、メールアドレスを交換した婚活中の人同士が電話による会話を始める場合や、ネット上で商品を売り買いしようとしている人同士が電話で会話する場合などである。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、双方の通話許容者が互いに論理番号を用いて通話可能にすることを、主な目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、端末装置ごとに割り当てられた論理番号をもとに、その端末装置どうしの通話用の接続処理を行う論理番号利用システムによる論理番号利用方法であって、前記論理番号利用システムが、前記各端末装置を収容する各セッション制御サーバと、その各セッション制御サーバと接続されるアプリケーションサーバとを含めて構成され、前記アプリケーションサーバの記憶部には、前記端末装置の利用者ごとに、前記端末装置に割り当てられている物理番号と、前記端末装置の利用者のメールアドレスと、前記端末装置の利用者ごとに割り当てられている前記論理番号と、前記端末装置の利用者にとっての通話許容者のメールアドレスとが対応づけて番号データとして記憶されており、前記アプリケーションサーバの制御部が、発側の前記端末装置から送信された通話用の接続処理を行うための制御信号を、前記セッション制御サーバを介して受信すると、前記制御信号で指定される送信元の物理番号を前記記憶部の番号データから検索し、検索された前記番号データにおいて対応づけられている前記論理番号を取得し、前記制御信号で指定される送信先の前記論理番号を前記記憶部の番号データから検索し、検索された前記番号データにおいて対応づけられている前記物理番号を取得するとともに、検索された前記番号データにおいて対応づけられている前記通話許容者のメールアドレスを取得し、前記取得した通話許容者のメールアドレスを前記記憶部の番号データ内の前記利用者のメールアドレスから検索し、検索されたメールアドレスを含む前記番号データにおいて対応づけられている前記物理番号が、前記制御信号で指定される送信元の物理番号であるときに、前記取得した論理番号を送信元とし、前記取得した物理番号を送信先とするように前記受信した前記制御信号の番号変換処理を行い、前記番号変換処理した前記制御信号を前記セッション制御サーバに送信することにより、前記セッション制御サーバを介して前記制御信号を着側の前記端末装置に送信させることを特徴とする。
これにより、事前登録されたメールアドレスをもとに双方の通話許容者間での通話可否が判断されることで、双方の通話許容者が互いに論理番号を用いて通話可能にすることができる。
本発明は、前記アプリケーションサーバの制御部が、前記端末装置から自端末の物理番号と、前記自端末のメールアドレスと、前記自端末の利用者にとっての通話許容者が利用する他端末のメールアドレスとの対応情報を含む登録申告メッセージを受信すると、前記登録申告メッセージの自端末の物理番号に対して一意となる前記論理番号を割り当て、前記登録申告メッセージの対応情報と割り当てた前記論理番号とを対応づけて前記番号データとして前記記憶部に記憶するとともに、前記記憶した番号データの自端末および他端末に該当する前記端末装置に対して、前記記憶した番号データの論理番号を通知することを特徴とする。
これにより、1台の端末装置を1人のユーザが使用する場合において、通話に使用する端末装置ごとに論理番号の払い出しを受けることができる。
本発明は、前記アプリケーションサーバの制御部が、前記端末装置から自端末の物理番号と、前記自端末のメールアドレスと、前記自端末の利用者にとっての通話許容者が利用する他端末のメールアドレスとの対応情報を含む登録申告メッセージを受信すると、前記登録申告メッセージの自端末の物理番号および自端末のメールアドレスの組み合わせに対して一意となる前記論理番号を割り当て、前記登録申告メッセージの対応情報と割り当てた前記論理番号とを対応づけて前記番号データとして前記記憶部に記憶するとともに、前記記憶した番号データの自端末および他端末に該当する前記端末装置に対して、前記記憶した番号データの論理番号を通知することを特徴とする。
これにより、1台の端末装置を複数のユーザが使用する場合において、通話に使用する端末装置のメールアドレスごとに論理番号の払い出しを受けることができる。
本発明は、前記アプリケーションサーバの制御部が、前記端末装置から前記物理番号を指定した脱退申告メッセージを受信すると、前記脱退申告メッセージで指定された前記物理番号を有する前記番号データを前記記憶部から検索し、検索した前記番号データにおける前記通話許容者が利用する他端末のメールアドレスを取得し、前記他端末に該当する前記端末装置に対して、検索した前記番号データにおける前記論理番号を利用不可の番号として通知し、検索した前記番号データを前記記憶部から削除することを特徴とする。。
さらに、本発明は、前記論理番号利用システムに用いられるアプリケーションサーバである。
これにより、払い出された論理番号が使用されないときに、その論理番号を解放することで、論理番号の枯渇を防止できる。
本発明によれば、双方の通話許容者が互いに論理番号を用いて通話可能にすることができる。
本発明の一実施形態に関する論理番号利用システムを示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する図1の論理番号利用システムにおけるアプリケーションサーバを示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する通話許容者を各蓄積部に登録する処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する図3の登録処理について、論理番号利用システムの各装置間のメッセージ通信に着目したフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する登録済の通話許容者を各蓄積部から脱退させる処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する図5の脱退処理について、論理番号利用システムの各装置間のメッセージ通信に着目したフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する双方の登録済の通話許容者を論理番号を用いて接続する処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する図7の接続処理について、論理番号利用システムの各装置間のメッセージ通信に着目したフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、論理番号利用システムを示す構成図である。
論理番号利用システムは、電話番号を介した電話接続の経路(破線で示す)である各装置(発呼信号の送信経路順に、発側端末装置5a、発側セッション制御サーバ2a、着側セッション制御サーバ2b、着側端末装置5b)と、電話番号の管理に関する各AS(Application Server)である利用者管理サーバ3および番号変換サーバ4とを含めて構成される。なお、図1での各装置の数は、あくまで例示であり、これらの装置数に発明が限定されるものではない。
これらの論理番号利用システムの各装置は、CPU(Central Processing Unit)とメモリとハードディスク(記憶手段)とネットワークインタフェースを有するコンピュータとして構成され、このコンピュータは、CPUは、メモリ上に読み込んだプログラムを実行することにより、各処理部を動作させる。
各ASと各端末装置(発側端末装置5a、着側端末装置5b)との間は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)をサポートするIP網1を介して接続され、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)などを用いたWeb通信や、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)/POP(Post Office Protocol)を用いたメール通信が行われる。
各端末装置は、通信サービスを利用する利用者によって操作される。各端末装置は、Web通信、メール通信および電話サービスを1台で利用可能な複合端末(MFP:MultiFunction Product)として構成されているが、各単体機能を個々の装置に分散し、それらの装置の集合体として端末装置を構成してもよい。
電話接続の経路(破線で示す)である各装置間は、電話の制御信号として、IP網でのSIP(Session Initiation Protocol)信号や、PSTN(Public Switched Telephone Networks)網でのSS7(Signaling System No.7)信号などの通信が行われる。
セッション制御サーバ(発側セッション制御サーバ2a、着側セッション制御サーバ2b)は、SIPなどにより発側端末装置5aから着側端末装置5bへの呼をセッションとして制御する。
発側セッション制御サーバ2aは、発側端末装置5aを収容するとともに、着側セッション制御サーバ2bと接続する。
着側セッション制御サーバ2bは、着側端末装置5bを収容するとともに、発側セッション制御サーバ2aと接続する。
利用者管理サーバ3は、番号変換サーバ4と接続されるとともに、IP網1を介して各端末装置と通信可能である。利用者管理サーバ3は、各端末装置の利用者ごとに、その利用者に関する物理番号や論理番号やメールアドレスの情報を管理する装置である。これらの利用者に関する情報は、各端末装置からの申告(登録申告や脱退申告)により、更新される。
番号変換サーバ4は、利用者管理サーバ3から利用者に関する情報にもとづき、発呼信号の番号変換を行う装置である。番号変換とは、送信元の物理番号を論理番号に変換し、送信先の論理番号を物理番号に変換する処理である。
図2は、図1の論理番号利用システムにおけるASである、利用者管理サーバ3および番号変換サーバ4を示す構成図である。
利用者管理サーバ3は、他装置との通信を行うための通信部30(Web通信部31と、メール通信部32と、セッション制御サーバ通信部33と、番号変換サーバ通信部34)と、制御部35と、利用者データ蓄積部36とを有する。
Web通信部31は、IP網1を介して各端末装置とWeb通信を行うための通信インタフェースである。
メール通信部32は、IP網1を介して各端末装置とメール通信を行うための通信インタフェースである。
セッション制御サーバ通信部33は、各セッション制御サーバとの通信を行うための通信インタフェースである。
番号変換サーバ通信部34は、番号変換サーバ4との通信を行うための通信インタフェースである。
利用者データ蓄積部36は、利用者ごとに利用者が使用する各端末装置の物理番号、メールアドレス、論理番号および通話許容者のメールアドレスを蓄積する。
制御部35は、各通信部からの要求メッセージを受けて論理番号利用サービスの利用者管理に関する各処理(登録処理、脱退処理)を行うとともに、その各処理の結果を利用者データ蓄積部36に書き出す。
登録処理とは、利用者(通話したい人、通話を許容する人)の各端末装置からWeb通信部31を通じて通話相手のメールアドレスを含めた論理番号の申告(登録)があると論理番号を払い出し、払いだした論理番号をメール通信部32を通じて、関係する利用者(登録者およびその登録者に対する通話許容者)にメール通知する処理である。
脱退処理とは、前記の登録処理によって払い出された論理番号の使用中止の申告(脱退)があると、通話を許容していた全ての利用者に、脱退した人の論理番号の使用中止をメール通信部32を通じて通知する処理である。
さらに、制御部35は、登録処理および脱退処理によって、それぞれ利用者に関する情報が更新されると、その更新内容を自装置の利用者データ蓄積部36に反映するとともに、反映した情報を番号変換サーバ通信部34を通じて番号変換サーバ4に送信することで、番号データ蓄積部46にも反映させる。
番号変換サーバ4は、他装置との通信を行うための通信部40(セッション制御サーバ通信部43と、利用者管理サーバ通信部44)と、制御部45と、番号データ蓄積部46とを有する。
セッション制御サーバ通信部43は、各セッション制御サーバとの通信を行うための通信インタフェースである。
利用者管理サーバ通信部44は、利用者管理サーバ3との通信を行うための通信インタフェースである。
番号データ蓄積部46は、利用者データ蓄積部36に蓄積されている利用者の情報のうちの電話接続における番号変換に使用されるデータ(番号変換サーバ通信部34から利用者管理サーバ通信部44を介して送信された利用者データ蓄積部36のデータ)を蓄積する。
制御部45は、セッション制御サーバから送信される呼の制御信号(発呼信号やその発呼信号に対する応答信号など)をセッション制御サーバ通信部43を通じて受信し、番号データ蓄積部46に蓄積した蓄積情報にもとづき、番号変換処理を行い、セッション制御サーバへと返信する。番号変換処理とは、呼の制御信号で指定される送信元の物理番号を論理番号に、また送信先の論理番号を物理番号に変換する処理である。
Figure 2011249995
表1は、利用者データ蓄積部36および番号データ蓄積部46に蓄積されるデータ内容を示す。この2つの蓄積部は、蓄積するデータ形式が同じであり、自端末物理番号と、自端末アドレスと、自端末論理番号と、他端末アドレスとの対応情報を、利用者ごとに保持する形式である。
自端末とは、登録対象となる利用者の端末を示し、他端末とは自端末にとって通話許容者となる利用者の端末を示す。
以下の説明では、2人の利用者A,Bを例に説明する。
利用者Aは、発側端末装置5aとして物理番号「DN1」が割り当てられている端末装置を使用し、その発側端末装置5aにおいてメールアドレス「MA1」を利用する。利用者Aは、通話許容者である利用者Bのメールアドレス「MA2」を指定しており、その利用者Bとの間で、物理番号「DN1」に払い出された論理番号「AN1」を用いて通話を行う。
利用者Bは、着側端末装置5bとして物理番号「DN2」が割り当てられている端末装置を使用し、その着側端末装置5bにおいてメールアドレス「MA2」を利用する。利用者Bは、通話許容者である利用者Aのメールアドレス「MA1」を指定しており、その利用者Aとの間で、物理番号「DN2」に払い出された論理番号「AN2」を用いて通話を行う。
そして、利用者Aが発側端末装置5aから利用者Bの論理番号「AN2」に発呼すると、発側セッション制御サーバ2aを介して番号変換サーバ4が発呼を受信する。番号変換サーバ4は、番号データ蓄積部46の蓄積情報にもとづき、発呼の番号変換処理を行い(DN1→AN1に変換、AN2→DN2に変換)、発側セッション制御サーバ2aに返答する。
発側セッション制御サーバ2aは、変換された送信先「DN2」に向かって、発呼信号を着側セッション制御サーバ2bに送信することで、着側セッション制御サーバ2bに収容される着側端末装置5bに発呼信号が到着する。
これにより、発側端末装置5aおよび着側端末装置5bは、それぞれ通話相手の物理番号(DN1,DN2)が通知されないことで、物理番号が漏洩する心配は不要となる。さらに、お互いのメールアドレスは分かっている利用者A,Bは、互いに論理番号を用いて端末装置同士で通話することができる。
なお、表1では、2つの状態(登録中、登録後)を分けて記載している。
登録中の状態では、自端末に関する情報は記載されているが、他端末のアドレスに対応する論理番号が未発行であり、この状態では、番号データ蓄積部46へは反映されず、番号変換サーバ4による番号変換処理には使用されない。
登録後の状態では、同じデータが利用者データ蓄積部36から番号データ蓄積部46へと反映される。この状態では、他端末のアドレスに対応する論理番号が発行されたことにより、通話を許容する双方で論理番号が使用可能になっている。よって、登録後の2人の利用者(DN1,DN2)の情報は、番号変換サーバ4による番号変換処理の対象になる。
図3は、通話許容者を各蓄積部(利用者データ蓄積部36、番号データ蓄積部46)に登録する処理を示すフローチャートである。この登録処理を行うことにより、通話することを許容した人との間で対等な立場で論理番号による通話を始める準備ができる。この図3のフローチャートの動作主体は、利用者管理サーバ3の制御部35である。
図4は、図3の登録処理について、論理番号利用システムの各装置間のメッセージ通信に着目したフローチャートである。なお、図4では、図3の処理のうちの装置間の通信が発生しない処理(例えば分岐処理)については、記載を省略している。
以下、図3,図4を参照しつつ、登録処理を説明する。
まず、発側の登録処理を説明する。
S101として、登録の申告として、DN1と、MA1と、MA2との組を発側端末装置5aから受信する。なお、S101で受信するDN1は、発側端末装置5aからの自己申告による物理番号なので、以下「申告DN1」と表記する。
S102として、一般電話番号(市外局番+市内局番+加入電話番号)とは異なる用途の特殊番号である特番(1)を、発側端末装置5aに通知する。
S103として、発側端末装置5aからの特番(1)の発呼が発側セッション制御サーバ2aによって転送されて、利用者管理サーバ3が受信する。
S104として、特番(1)の送信元(DN1)の電話番号と、申告DN1との電話番号とが一致するか否かを照合することにより、S101の申告内容の正しさを判断する。S104でYes(電話番号が一致)ならS106に進み、S104でNo(電話番号が不一致)なら発側セッション制御サーバ2aを介して発側端末装置5aへ、エラー通知を送信する(S105)。
S106として、物理番号(DN1)に対応する論理番号(AN1)を払い出して、メール通信部32を通じて発側端末装置5aに通知する。このとき、自端末物理番号(DN1)と、自端末アドレス(MA1)と、自端末論理番号(AN1)と、他端末アドレス(MA2:未発行)を対応づけて利用者データ蓄積部36に格納する(表1の登録中の状態を参照)。
S107として、制御部35は、メール通信部32を介して、S101の申告内容(MA1が論理番号による通話を希望していること)を、着側端末装置5b(S101の申告内容で示されたMA2の利用者)にメール通知する。
次に、着側の登録処理を説明する。
S111として、S107のメール通信を着側端末装置5bで受信した利用者Bが通話を許容すると、S101と同様に、登録の申告として、DN2と、MA2と、MA1との組を着側端末装置5bから受信する。
S112として、S102と同様に、一般電話番号(市外局番+市内局番+加入電話番号)とは異なる用途の特殊番号である特番(2)を、着側端末装置5bに通知する。
S113として、S103と同様に、着側端末装置5bからの特番(2)の発呼が着側セッション制御サーバ2bによって転送されて、利用者管理サーバ3が受信する。
S114として、S104と同様に、特番(2)の送信元(DN2)の電話番号と、申告DN2との電話番号とが一致するか否かを照合することにより、S111の申告内容の正しさを判断する。S114でYes(電話番号が一致)ならS116に進み、S114でNo(電話番号が不一致)なら着側セッション制御サーバ2bを介して着側端末装置5bへ、エラー通知を送信する(S115)。
S116として、S105と同様に、着側端末装置5bの論理番号(AN2)が払い出し済でないときには(S116b,No)、物理番号(DN2)に対応する論理番号(AN2)を払い出し、メール通信部32を通じて着側端末装置5bに通知する。このとき、自端末物理番号(DN2)と、自端末アドレス(MA2)と、自端末論理番号(AN2)と、他端末アドレス(MA1:未発行)を対応づけて利用者データ蓄積部36に格納する(表1の登録中の状態を参照)。
そして、登録結果の通知処理について、説明する。この処理は、2人の利用者が互いに論理番号による通話が可能になったときを契機として、実行される。
この契機は、例えば、利用者データ蓄積部36から自端末論理番号(AN1)が割り当てられた所定利用者(DN1)のレコードを抽出し、そのレコードの他端末アドレス(MA2)から特定される別の利用者(DN2)における自端末論理番号(AN2)が割り当てられていることを検証することによって、抽出される。
S121として、通話可能になった2人の利用者(MA2/MA1)に関する情報を、利用者データ蓄積部36に書き出す。具体的には、S106,S116で書き出された利用者データ蓄積部36の2つのレコードについて、他端末アドレスを未発行の状態から、確定の状態へと変更する(表1の登録後の状態を参照)。
S122として、S121で変更された蓄積情報を番号変換サーバ通信部34を通じて番号変換サーバ4に送信することで、番号データ蓄積部46にも蓄積させる(図4のS122b:蓄積処理)。
S123として、発側の利用者(MA1)の発側端末装置5aに、着側の利用者(MA2)の論理番号は「AN2」であることをメール通信部32を通じてメール通知する。
S124として、着側の利用者(MA2)の着側端末装置5bに、発側の利用者(MA1)の論理番号は「AN1」であることをメール通信部32を通じてメール通知する。
図5は、登録済の通話許容者を各蓄積部(利用者データ蓄積部36、番号データ蓄積部46)から脱退させる処理を示すフローチャートである。この脱退処理を行うことにより、既に登録された通話許容者に割り当てられていた論理番号が割当解除になることで、払い出した論理番号が使われなくなると考えられる期間中に、その論理番号を新たに払い出すことができ、論理番号を有効に利用することが可能になる。この図5のフローチャートの動作主体は、利用者管理サーバ3の制御部35である。
図6は、図5の脱退処理について、論理番号利用システムの各装置間のメッセージ通信に着目したフローチャートである。なお、図6では、図5の処理のうちの装置間の通信が発生しない処理(例えば分岐処理)については、記載を省略している。
以下、図5,図6を参照しつつ、脱退処理を説明する。
まず、発側の脱退受付処理について、説明する。
S201として、脱退の申告として、申告DN1を発側端末装置5aから受信する。
S202として、特番(3)を、発側端末装置5aに通知する。
S203として、発側端末装置5aからの特番(3)の発呼が発側セッション制御サーバ2aによって転送されて、利用者管理サーバ3が受信する。
S204として、特番(3)の送信元(DN1)の電話番号と、申告DN1との電話番号とが一致するか否かを照合することにより、S201の申告内容の正しさを判断する。S204でYes(電話番号が一致)ならS206に進み、S204でNo(電話番号が不一致)なら発側セッション制御サーバ2aを介して発側端末装置5aへ、エラー通知を送信する(S205)。
次に、着側への脱退通知処理について、説明する。
S211として、利用者データ蓄積部36から利用者Aの蓄積情報のレコードをDN1から検索して、そのレコードの自端末論理番号(AN1)を取得する。
S212として、利用者データ蓄積部36からS211で検索したレコードを削除対象とし、自端末論理番号(AN1)を削除する旨を音声などで発側端末装置5aに通知する。
S213として、制御部35は、S212で検索したレコードの他端末アドレスから通話許容者のメールアドレス(MA2)を取得する。
S221として、S213で取得したメールアドレス(MA2)の着側端末装置5bに対して、自端末論理番号(AN1)が使用中止になることをメール通信部32を通じて通知する。
Figure 2011249995
S222として、利用者データ蓄積部36の自端末アドレスからS213で取得したメールアドレス(MA2)を検索し、その検索したレコードの他端末アドレスから、S211で検索した削除対象レコードの自端末アドレス(MA1)の状態を未発行へと戻す(表2参照)。または、検索したレコードの他端末アドレスから、MA1を削除してもよい。
S223として、S211で検索した削除対象レコードの他端末アドレス(MA2)の全てに対してS221の通知処理が完了したか否かを判断することで、全ての通話許容者に対して通知処理が行われたことを判断する(S223,Yes)。未通知のアドレスがあれば(S223,No)、処理をS221に戻す。
S231として、S211で検索した削除対象レコード(DN1に関する蓄積情報)を、利用者データ蓄積部36から削除する(表2参照)。
S232として、更新された利用者データ蓄積部36の蓄積情報を、番号変換サーバ通信部34を通じて番号変換サーバ4に送信することで、番号データ蓄積部46にも反映させる(図6のS232b:蓄積情報の更新)。
図7は、双方の登録済の通話許容者を論理番号を用いて接続する処理を示すフローチャートである。この接続処理を行うことにより、双方が登録されている利用者であることを確実にしたうえで論理番号による通話ができる。この図7のフローチャートの動作主体は、番号変換サーバ4の制御部45である。
図8は、図7の接続処理について、論理番号利用システムの各装置間のメッセージ通信に着目したフローチャートである。なお、図8では、図7の処理のうちの装置間の通信が発生しない処理(例えば分岐処理)については、記載を省略している。
以下、図7,図8を参照しつつ、接続処理を説明する。
S301として、接続処理の前処理として、前記した登録処理、脱退処理により、利用者管理サーバ3から送信された(図3のS122、図5のS232)蓄積情報を受信して、番号データ蓄積部46に蓄積する(図4のS122b、図6のS232b)。
S302として、発側端末装置5aからの発呼信号(SIPのINVITE信号や、SS7のIAM信号など)が発側セッション制御サーバ2aから転送されると、その発呼信号をセッション制御サーバ通信部43を介して受信する。なお、発側セッション制御サーバ2aは、発呼信号の送信先(AN2)が論理番号であることにより、そのままではルーチングで転送先を特定することができないため、番号変換サーバ4に転送する。
以下、S302で受信した発呼信号に対する番号変換の可否判定処理を説明する。
S303として、番号データ蓄積部46の自端末物理番号に、送信元のDN1が存在していることを確認する。
S304として、番号データ蓄積部46の自端末論理番号に、送信先のAN2が存在していることを確認する。
S305として、S304で確認したレコードから、他端末アドレスとして通話許容者のアドレス(MA1)を取得する。
S306として、S305で取得したアドレス(MA1)を自端末アドレスとするレコードを検索し、その検索したレコードの自端末物理番号がS303で確認した「DN1」であるか否かにより、双方が通話許容者であるか否かを判定する。
または、S306の判定処理として、S305で取得したアドレス(MA1)が、S303で確認した「DN1」に対応する他端末アドレス(MA1)に含まれているか否かにより、双方が通話許容者であるか否かを判定してもよい。
S303、S304、および、S306判定を全て満たすときには、番号変換を許可することとしてS311へ進み、3つの判定のうちの1つでも満たさないときには、番号変換を不許可として処理を終了する。
以下、番号変換が許可されたときの番号変換処理について、説明する。
S311として、番号データ蓄積部46の自端末論理番号から、送信元の自端末物理番号(DN1)に対応する自端末論理番号(AN1)を取得する。
S312として、番号データ蓄積部46の自端末物理番号から、送信先の自端末論理番号(AN2)に対応する自端末物理番号(DN2)を取得する。
S313として、受信した呼の番号変換を行い(送信元をDN1からAN1に変換し、送信先をAN2からDN2に変換する)、その変換後の発呼信号をセッション制御サーバ通信部43を介して、発側セッション制御サーバ2aに返信する。そして、発側セッション制御サーバ2aは、送信先の「DN2」を参照してルーチングを行い、着側セッション制御サーバ2bを介して、着側端末装置5bに発呼信号を転送する。
これにより、着側端末装置5bは、発呼信号のAN1を参照することにより発側端末装置5aのユーザAからの発信であることを特定できるが、発側端末装置5aの物理番号(DN1)は受信しないため、発側端末装置5aのセキュリティも確保される。
以上説明したように、S302〜S313の各処理により、発側端末装置5aから着側端末装置5bへの発呼信号が送信される。同様にして、S302b〜S313bの各処理により、発側端末装置5aから着側端末装置5bへの発呼信号が送信される。
以上説明した本実施形態では、通信網内のAS(利用者管理サーバ3、番号変換サーバ4)が利用者のメールアドレスとその利用者が通話しても良い相手のメールアドレスの両方を蓄積する。
利用者管理サーバ3は、利用者の各端末装置から利用者のメールアドレスと物理番号と通話許容者が利用するメールアドレスとの申請を受け付けると、申請された物理番号に対応する論理番号を払い出し、申請された情報に対応づけて利用者データ蓄積部36に登録するとともに、番号変換サーバ4の番号データ蓄積部46にも登録させる。
番号変換サーバ4は、発側端末装置5aから通話相手に割り当てられた論理番号を指定した発呼信号を受け付けると、番号データ蓄積部46を参照して対応する通話相手が使用する物理番号を検索し、発呼信号の論理番号を物理番号へと変換してから着側端末装置5bに着信させる。
これにより、実の電話番号が互いの通話相手には通知されないことにより、利用者に対して、情報漏えいの心配を与えずに済む。
本実施形態の論理番号利用システムによれば、お互いメールアドレスは分かっているが、物理番号による電話を行うには抵抗があるような状態において、抵抗なく電話しやすくなる。よって、電話需要の掘り起こしが期待できる。さらに、脱退処理を設けることにより、未使用状態の論理番号が適宜解放されるので、論理番号が有効利用される。
なお、本発明は、図1〜図8を用いて説明した形態に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、2台のAS(利用者管理サーバ3と番号変換サーバ4)は、同一筐体に収容されるサーバであってもよく、また特番を使う代わりに論理番号を使うことでもよい。
さらに、送信元の利用者を特定するための情報は、送信元の論理番号とする代わりに、他の情報(信号のデータ内容に含めた利用者IDなど)としてもよい。これにより、各端末装置にそれぞれ払い出した送信元の論理番号を、接続のつど送信先に通知する必要はなくなる。
Figure 2011249995
表3は、1台の発側端末装置5aを、2人のユーザで共用するときの利用者データ蓄積部36を示す。これにより、端末装置の利用者の人数を増やすことができる。1つの自端末物理番号(DN1)に対して、2つのメールアドレス(MA1,MA3)が対応づけられており、そのメールアドレスごとに、自端末論理番号(AN1,AN3)と、他端末アドレス(MA2,MA4)が対応づけられている。
発側端末装置5aの利用者Cは、自分のメールアドレス(MA1)に対して払い出された論理番号(AN1)を用いて、DN2(MA2に対応する端末装置)と接続することができる。
発側端末装置5aの利用者Dは、自分のメールアドレス(MA3)に対して払い出された論理番号(AN3)を用いて、DN3(MA4に対応する端末装置)と接続することができる。
よって、利用者管理サーバ3は、自端末論理番号を払い出すときには、自端末物理番号に対して一意になる番号を払い出す処理に代えて、自端末物理番号と自端末アドレスとの組み合わせに対して一意になる番号を払い出す処理を行えば、1台の端末を複数の利用者が共用できる。
1 IP網
2a 発側セッション制御サーバ
2b 着側セッション制御サーバ
3 利用者管理サーバ
4 番号変換サーバ
5a 発側端末装置
5b 着側端末装置
30 通信部
31 Web通信部
32 メール通信部
33 セッション制御サーバ通信部
34 番号変換サーバ通信部
35 制御部
36 利用者データ蓄積部
40 通信部
43 セッション制御サーバ通信部
44 利用者管理サーバ通信部
45 制御部
46 番号データ蓄積部

Claims (8)

  1. 端末装置ごとに割り当てられた論理番号をもとに、その端末装置どうしの通話用の接続処理を行う論理番号利用システムによる論理番号利用方法であって、
    前記論理番号利用システムは、前記各端末装置を収容する各セッション制御サーバと、その各セッション制御サーバと接続されるアプリケーションサーバとを含めて構成され、
    前記アプリケーションサーバの記憶部には、前記端末装置の利用者ごとに、前記端末装置に割り当てられている物理番号と、前記端末装置の利用者のメールアドレスと、前記端末装置の利用者ごとに割り当てられている前記論理番号と、前記端末装置の利用者にとっての通話許容者のメールアドレスとが対応づけて番号データとして記憶されており、
    前記アプリケーションサーバの制御部は、
    発側の前記端末装置から送信された通話用の接続処理を行うための制御信号を、前記セッション制御サーバを介して受信すると、
    前記制御信号で指定される送信元の物理番号を前記記憶部の番号データから検索し、検索された前記番号データにおいて対応づけられている前記論理番号を取得し、
    前記制御信号で指定される送信先の前記論理番号を前記記憶部の番号データから検索し、検索された前記番号データにおいて対応づけられている前記物理番号を取得するとともに、検索された前記番号データにおいて対応づけられている前記通話許容者のメールアドレスを取得し、
    前記取得した通話許容者のメールアドレスを前記記憶部の番号データ内の前記利用者のメールアドレスから検索し、検索されたメールアドレスを含む前記番号データにおいて対応づけられている前記物理番号が、前記制御信号で指定される送信元の物理番号であるときに、前記取得した論理番号を送信元とし、前記取得した物理番号を送信先とするように前記受信した前記制御信号の番号変換処理を行い、
    前記番号変換処理した前記制御信号を前記セッション制御サーバに送信することにより、前記セッション制御サーバを介して前記制御信号を着側の前記端末装置に送信させることを特徴とする
    論理番号利用方法。
  2. 前記アプリケーションサーバの制御部は、
    前記端末装置から自端末の物理番号と、前記自端末のメールアドレスと、前記自端末の利用者にとっての通話許容者が利用する他端末のメールアドレスとの対応情報を含む登録申告メッセージを受信すると、
    前記登録申告メッセージの自端末の物理番号に対して一意となる前記論理番号を割り当て、前記登録申告メッセージの対応情報と割り当てた前記論理番号とを対応づけて前記番号データとして前記記憶部に記憶するとともに、前記記憶した番号データの自端末および他端末に該当する前記端末装置に対して、前記記憶した番号データの論理番号を通知することを特徴とする
    請求項1に記載の論理番号利用方法。
  3. 前記アプリケーションサーバの制御部は、
    前記端末装置から自端末の物理番号と、前記自端末のメールアドレスと、前記自端末の利用者にとっての通話許容者が利用する他端末のメールアドレスとの対応情報を含む登録申告メッセージを受信すると、
    前記登録申告メッセージの自端末の物理番号および自端末のメールアドレスの組み合わせに対して一意となる前記論理番号を割り当て、前記登録申告メッセージの対応情報と割り当てた前記論理番号とを対応づけて前記番号データとして前記記憶部に記憶するとともに、前記記憶した番号データの自端末および他端末に該当する前記端末装置に対して、前記記憶した番号データの論理番号を通知することを特徴とする
    請求項1に記載の論理番号利用方法。
  4. 前記アプリケーションサーバの制御部は、
    前記端末装置から前記物理番号を指定した脱退申告メッセージを受信すると、
    前記脱退申告メッセージで指定された前記物理番号を有する前記番号データを前記記憶部から検索し、検索した前記番号データにおける前記通話許容者が利用する他端末のメールアドレスを取得し、前記他端末に該当する前記端末装置に対して、検索した前記番号データにおける前記論理番号を利用不可の番号として通知し、検索した前記番号データを前記記憶部から削除することを特徴とする
    請求項2または請求項3に記載の論理番号利用方法。
  5. 端末装置ごとに割り当てられた論理番号をもとに、その端末装置どうしの通話用の接続処理を行う論理番号利用システムに用いられるアプリケーションサーバであって、
    前記論理番号利用システムは、前記各端末装置を収容する各セッション制御サーバと、その各セッション制御サーバと接続される前記アプリケーションサーバとを含めて構成され、
    前記アプリケーションサーバの記憶部には、前記端末装置の利用者ごとに、前記端末装置に割り当てられている物理番号と、前記端末装置の利用者のメールアドレスと、前記端末装置の利用者ごとに割り当てられている前記論理番号と、前記端末装置の利用者にとっての通話許容者のメールアドレスとが対応づけて番号データとして記憶されており、
    前記アプリケーションサーバの制御部は、
    発側の前記端末装置から送信された通話用の接続処理を行うための制御信号を、前記セッション制御サーバを介して受信すると、
    前記制御信号で指定される送信元の物理番号を前記記憶部の番号データから検索し、検索された前記番号データにおいて対応づけられている前記論理番号を取得し、
    前記制御信号で指定される送信先の前記論理番号を前記記憶部の番号データから検索し、検索された前記番号データにおいて対応づけられている前記物理番号を取得するとともに、検索された前記番号データにおいて対応づけられている前記通話許容者のメールアドレスを取得し、
    前記取得した通話許容者のメールアドレスを前記記憶部の番号データ内の前記利用者のメールアドレスから検索し、検索されたメールアドレスを含む前記番号データにおいて対応づけられている前記物理番号が、前記制御信号で指定される送信元の物理番号であるときに、前記取得した論理番号を送信元とし、前記取得した物理番号を送信先とするように前記受信した前記制御信号の番号変換処理を行い、
    前記番号変換処理した前記制御信号を前記セッション制御サーバに送信することにより、前記セッション制御サーバを介して前記制御信号を着側の前記端末装置に送信させることを特徴とする
    アプリケーションサーバ。
  6. 前記アプリケーションサーバの制御部は、
    前記端末装置から自端末の物理番号と、前記自端末のメールアドレスと、前記自端末の利用者にとっての通話許容者が利用する他端末のメールアドレスとの対応情報を含む登録申告メッセージを受信すると、
    前記登録申告メッセージの自端末の物理番号に対して一意となる前記論理番号を割り当て、前記登録申告メッセージの対応情報と割り当てた前記論理番号とを対応づけて前記番号データとして前記記憶部に記憶するとともに、前記記憶した番号データの自端末および他端末に該当する前記端末装置に対して、前記記憶した番号データの論理番号を通知することを特徴とする
    請求項5に記載のアプリケーションサーバ。
  7. 前記アプリケーションサーバの制御部は、
    前記端末装置から自端末の物理番号と、前記自端末のメールアドレスと、前記自端末の利用者にとっての通話許容者が利用する他端末のメールアドレスとの対応情報を含む登録申告メッセージを受信すると、
    前記登録申告メッセージの自端末の物理番号および自端末のメールアドレスの組み合わせに対して一意となる前記論理番号を割り当て、前記登録申告メッセージの対応情報と割り当てた前記論理番号とを対応づけて前記番号データとして前記記憶部に記憶するとともに、前記記憶した番号データの自端末および他端末に該当する前記端末装置に対して、前記記憶した番号データの論理番号を通知することを特徴とする
    請求項5に記載のアプリケーションサーバ。
  8. 前記アプリケーションサーバの制御部は、
    前記端末装置から前記物理番号を指定した脱退申告メッセージを受信すると、
    前記脱退申告メッセージで指定された前記物理番号を有する前記番号データを前記記憶部から検索し、検索した前記番号データにおける前記通話許容者が利用する他端末のメールアドレスを取得し、前記他端末に該当する前記端末装置に対して、検索した前記番号データにおける前記論理番号を利用不可の番号として通知し、検索した前記番号データを前記記憶部から削除することを特徴とする
    請求項6または請求項7に記載のアプリケーションサーバ。
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