JP2011249416A - 太陽電池モジュールの製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性の高い太陽電池モジュールの製造装置を提供する。
【解決手段】複数の太陽電池素子3を直線上に配置して電気的に直列に接続してなる複数の太陽電池ストリング4を、該太陽電池ストリング4の長手方向と直交する方向に配列し、隣接する太陽電池ストリング4の一端部4’同士または他端部4’’同士をそれぞれ配線材を介して電気的に接続する接続ユニットと、太陽電池ストリング4を前記接続ユニットに向かって前記長手方向に沿う方向に搬送する第1搬送部22を有する搬送ユニットとを備え、前記接続ユニットは、太陽電池ストリング4と前記配線材との接続部を加熱する加熱部を有し、該加熱部は、太陽電池ストリング4の搬送方向に対して非可動である。
【選択図】 図4

Description

本発明は太陽電池モジュールの製造装置に関するものである。
近年、環境保護の観点から、太陽電池モジュールの急激な普及拡大が進められている。太陽電池モジュールの製造装置には、大幅な生産量の増大に対応するために、ロボット制御による組立ラインが用いられている。また、太陽電池モジュールは、約50cm四方の小型機器搭載用から、約1.3m四方の住宅の屋根設置用、約2m四方のメガソーラー用など様々なサイズのものが求められている。上述のような市場の要求に対応しつつ、高い設備投資効率で太陽電池モジュールを生産するためには、一つの組立ラインで様々なサイズの太陽電池モジュールを生産できる混合品種組立ラインが好適である。
このように太陽電池モジュールの製造装置では、高い生産効率で多品種を生産できる組立ラインが求められていた(例えば特許文献1)。
特開2003−298095号公報
上記特許文献1に記載の太陽電池モジュール製造装置では、複数の太陽電池素子同士を接続してなる太陽電池ストリングを形成する製造方法にしか言及されていない。
また、太陽電池ストリングを相互に接続して太陽電池マトリックスを組み立てる工程では、複数の太陽電池ストリングを該太陽電池ストリングの長手方向と直交する方向に配列し、配線材を搬送して半田付けをしている。
このとき、作成する太陽電池モジュールのサイズに応じて太陽電池ストリングの長さを変更する場合、太陽電池マトリックスの組み立て装置は、三次元的に広い可動範囲をもたなくてはならず、複雑な構造になりやすい。
例えば、上述した太陽電池マトリックスの組み立て装置において、一つの汎用ロボットアームを用いた場合は、作業箇所が多いことからスループットが低くなる。また、例えば図7のように工程ごとに複数の汎用ロボットアームを設けた場合は、動作範囲が錯綜して、太陽電池モジュールの品種ごとにロボットアームの設定を変更する作業が煩雑になり生産効率が落ちるとともに、部品の取出ミスや、部品の組立ミスが生じやすくなる。
本発明は、上述した問題に鑑みて成されたものであり、その目的は簡素な構造で太陽電池モジュールのサイズが異なる複数の品種の製造できる生産性の高い太陽電池モジュールの製造装置を提供することである。
本発明の太陽電池モジュールの製造装置は、複数の太陽電池素子を直線上に配置して電気的に直列に接続してなる複数の太陽電池ストリングを、該太陽電池ストリングの長手方向と直交する方向に配列し、隣接する前記太陽電池ストリングの一端部同士または他端部同士をそれぞれ配線材を介して電気的に接続する接続ユニットを備えている。さらに、本発明の太陽電池モジュールは、前記太陽電池ストリングを前記接続ユニットに向かって前記長手方向に沿う方向に搬送する第1搬送部を有する搬送ユニットを備えている。そして、本発明の太陽電池モジュールの製造装置において、前記接続ユニットは、前記太陽電池ストリングと前記配線材との接続部を加熱する加熱部を有し、該加熱部は、前記太陽電池ストリングの搬送方向に対して非可動である。
本発明の太陽電池モジュールの製造装置によれば、太陽電池ストリングをその長手方向に沿う方向に搬送して接続ユニットに近づけることができるため、太陽電池ストリングの長さに応じて、接続ユニットを複雑に可動させることなく、太陽電池ストリング同士を接続することができる。その結果、本発明によれば、装置の動作を簡素化することができるので、部品の取出ミス等を低減するとともに、様々なサイズの太陽電池モジュールを製造しやすくなるため、生産性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置により製造される太陽電池モジュールの一例を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置により製造される太陽電池マトリックスの一例を示す平面図である。 (a)〜(d)は、本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置により製造される太陽電池マトリックスの他の例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置を示す斜視図である。 (a)〜(e)は、本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置の動作を説明する平面図である。 本発明の他の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置を示す斜視図である。 従来の太陽電池モジュールの製造装置の一例を説明する斜視図である。
以下、本発明の太陽電池モジュールの製造装置の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。まず、本実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置で製造される太陽電池モジュールXについて説明する。
太陽電池モジュールXは、図1に示すように、透光性基板1と、受光面側の充填材2と、複数の太陽電池素子3が連結されてなる複数の太陽電池ストリング4を接続してなる太陽電池マトリックス5と、非受光面側の充填材2’と、裏面保護材6とを順次積層してなる。また裏面保護材6には出力を外部に取り出すための端子ボックス7が接着される。
次に、太陽電池モジュールXを構成する部材について説明する。
透光性基板1としては、太陽電池素子3を外部から保護する役割を有するものである。また、透光性基板1は、太陽電池素子3へ光を入射させることができる部材であれば特に限定されないが、例えば、白板ガラス、強化ガラス、熱線反射ガラスなどのガラスやポリカーボネート樹脂などからなる光透過率の高い材料を用いるとよい。
充填材2および充填材2’は、太陽電池素子3を封止する役割を有するものであり、例えば、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)やポリビニルブチラール(PVB)を主成分とし、押出し機により厚さ0.4〜1mm程度のシート状に成形されたものが用いられる。そして、そのシート状に成形したものを所定の大きさに切断して用いる。また、充填材2および充填材2’には、架橋剤が含有されているおり、所望の位置にシート状の成形体を配置した後、熱処理を行うことで硬化させることができる。
太陽電池素子3は、入射される太陽光を電気に変換する機能を有している。太陽電池素子3は、例えば、厚み0.1〜0.4mm程度の単結晶シリコンや多結晶シリコンなどからなる。太陽電池素子3の内部にはPN接合が形成されるとともに、その受光面と裏面にはそれぞれ出力取出電極(図示なし)が設けられており、さらに受光面には反射防止膜を設けてもよい。太陽電池素子3の大きさとしては、多結晶シリコンであれば、約70〜160mm角程度である。
太陽電池ストリング4は、複数の太陽電池素子3が直線上に電気的に配列されて成る。また、太陽電池ストリング4において、各太陽電池素子3は、インナーリード8を介して直列に接続されている。
太陽電池マトリックス5は、図2に示すように、太陽電池ストリング4の長手方向Aと直交する方向(配列方向B)に複数の太陽電池ストリング4を配列し、隣接する太陽電池ストリング4同士を電気的に接続されて成る。具体的に、図2に示すような6列の太陽電池ストリング4(配列方向Bに沿って配列された第1乃至第6の太陽電池ストリング4a〜4f)を有する形態では、第1の太陽電池ストリング4aと第2の太陽電池ストリング4bの一端部4’同士、第3の太陽電池ストリング4cと第4の太陽電池ストリング4dの一端部4’同士および第5の太陽電池ストリング4eと第6の太陽電池ストリング4fの一端部4’同士が、それぞれI字状の第1配線材9で電気的に接続されている。また、第2の太陽電池ストリング4bと第3の太陽電池ストリング4cの他端部同士4’’および第4の太陽電池ストリング4dと第5の太陽電池ストリング4eの他端部同士4’’は、それぞれL字状の第2配線材10で電気的に接続されている。また、第1の太陽電池ストリング4aおよび第6の太陽電池ストリング4fは、それぞれの他端部4’’に接続された第2配線材10を介して端子ボックス7に配されている端子(図示なし)と接続されている。
なお、本実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置では、図2に示したような太陽電池素子3を6行6列に配列した太陽電池マトリクス5に限られるものではなく、様々な数の太陽電池素子を配列したものを製造できる。そのため、本実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置例えば、図3(a)に示す10行6列、図3(b)に示す9行6列、図3(c)に示す9行4列、図3(d)に示す8行6列等に太陽電池素子3が配列されて成る太陽電池マトリックス5を製造することができる。
裏面保護材6は、充填材2’や太陽電池素子3を太陽電池モジュールXの裏面側から保護する役割を有するものである。裏面保護材6には、例えばPVF(ポリビニルフルオライド)、PET(ポリエチレンテレフタレート)PEN(ポリエチレンナフタレート)、あるいはこれらを積層したものを用いることができる。
インナーリード8、第1配線材9および第2配線材10は、例えば、銅やアルミニウムのような低抵抗の金属導体の表面に、メッキやディッピングにより20μm〜70μm程度の厚みでハンダコートしたものを用いることができる。
次に、本発明の実施形態に係る太陽電池モジュール製造装置について説明する。
まず太陽電池モジュール製造装置20の構造について図4を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、2つの太陽電池ストリング4が電気的に接続されたものをストリングペア11と称する。
本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置20は、パレット21と、搬送ユニット(第1搬送部22および第2搬送部23)と、接続ユニット(第1接続部24および第2接続部25)と、輸送ユニット26と、を備えている。
パレット21は、前工程で組み立てられた太陽電池ストリング4を収納するものである。このパレット21は、例えば、エポキシ樹脂等で構成されている。
搬送ユニットは、太陽電池ストリング4を接続ユニットに向かって搬送する役割を有している。また、本実施形態において、搬送ユニットは、第1搬送部22および第2搬送部23を有している。
第1搬送部22は、接続ユニットの第1接続部24に向かって太陽電池ストリング4を搬送する役割を有している。具体的に、第1搬送部22は、図4に示すように、太陽電池ストリング4をx−y平面においてy方向に搬送する。このとき、第1搬送部22の搬送方向は、太陽電池ストリング4の長手方向Aと同じ方向である。そのため、第1搬送部22は、該第1搬送部22上に載置された太陽電池ストリング4を長手方向Aに沿って搬送することができる。
第2搬送部23は、接続ユニットの第1接続部24で接続された2つの太陽電池ストリング(ストリングペア11)を第2接続部25に向かって搬送する役割を有している。すなわち、第2搬送部23は、太陽電池ストリング4をx−y平面においてx方向に搬送する。第2搬送部23の太陽電池ストリング4の搬送方向は、特に限定されるものではないが、図4に示すように、第1搬送部22と異なる方向とすれば、太陽電池モジュールの製造装置の設置の自由度を増すことができる。なお、第1搬送部22および第2搬送部23としては、例えば、ベルトコンベヤ、アルミニウムの基台などを有するステージ装置等を用いることができる。
なお、本実施形態において、搬送ユニットは、第1搬送部22と第2搬送部23とを有しているが、第1搬送部22のみの態様であってもよい。すなわち、このような態様の一例としては、例えば、第1搬送部22の一端側に接続ユニットの第1接続部24を配置し、第1搬送部22の他端側に第2接続部25を配置するような形態である。このような形態では、まず、第1搬送部22で4つの太陽電池ストリングを第1接続部24で接続して2つのストリングペア11を作製した後、そのストリングペア11同士を第2接続部25まで搬送して、該ストリングペアの内、隣接する太陽電池ストリング同士を第2接続部25で接続すればよい。このような形態であれば、搬送ユニットを小型化することができる。また、他の形態としては、第1搬送部22が第2搬送部23のような太陽電池ストリングの配列方向と直交する方向にも、太陽電池ストリングを搬送可能な機構を備えていてもよい。
接続ユニットは、隣接する太陽電池ストリング4の一端部同士または他端部同士と第1配線材9もしくは第2配線材10とを接続する役割を有する。具体的に、接続ユニットは、加熱部を有しており、該太陽電池ストリング4と配線材(第1配線材9もしくは第2配線材10)との接続部を上記加熱部で加熱することにより、半田等を介して太陽電池ストリング4と配線材とを接続する。また、本実施形態において、接続ユニットは、第1接続部24および第2接続部25を有している。
第1接続部24は、隣接する太陽電池ストリング4の一端部4’同士を、第1配線材9を介して接続する役割を有している。また、第1接続部24は、第1運搬部24aおよび第1加熱部24bを有している。
第1運搬部24aは、第1配線材9が収納されているボックス等から第1配線材9を取り出して太陽電池ストリング4の一端部側4’の所望の位置に第1配線材9を配置するものである。このような第1運搬部24aは、例えば、搬送アームの先端に第1配線材9を吸着する吸着パットを設けた機構を有する装置などで構成されている。第1加熱部24bは、太陽電池モジュール4と第1配線材9とを接続する部位の近傍を加熱し、第1配線材9を被覆した半田を溶かして、太陽電池モジュール4と第1配線材9とを接続する役割を有する。そして、この第1加熱部24bは、第1搬送部22の搬送方向には実質的に非可動となるように設定されている。ここで、実質的に非可動とは、第1搬送部22で搬送された太陽電池ストリング4と第1加熱部24bとの距離に微小な範囲でズレが生じた場合、該距離を最適化すべく、第1搬送部22の搬送方向に数cmほど第1加熱部24bが可動する場合があることを含んでいる。このような第1加熱部24bとしては、例えば、半田鏝を用いることができる。
第2接続部25は、隣接する太陽電池モジュール4の一端部4’同士を、第1配線材9を介して接続する役割を有している。また、第2接続部25は、第2運搬部25aおよび第2加熱部25bを有している。第2運搬部25aは、第2配線材10が収納されているボックス等から第2配線材10を取り出して太陽電池ストリング4の他端部側4’’の所望の位置に第2配線材10を配置するものである。このような第2運搬部25aは、例えば、第1運搬部24aと同様の装置で構成される。第2加熱部25bは、太陽電池モジュール4と第2配線材10とを接続する部位の近傍を加熱し、第2配線材10を被覆した半田を溶かして、太陽電池モジュール4と第2配線材10とを接続する役割を有する。このような、第2加熱部25bとしては、例えば、半田鏝を用いることができる。
輸送ユニット26は、パレット21から第1搬送部22に太陽電池ストリング4を供給する役割を有している。このような輸送ユニット26としては、例えば、太陽電池ストリング4を持ち上げる吸着部を有している搬送アームを備えた装置等を用いることができる。また、本実施形態において、輸送ユニット2は、太陽電池ストリング4を2つずつ順次供給しているが、第1搬送部22および第1接続部24の大きさに応じて、供給数を適宜変更できる。一方で、本実施形態のように、第1搬送部22に太陽電池ストリング4を2つずつ順次供給する機構であれば、効率良くストリングペア11を作製することができる。なお、輸送ユニット26は、第1接続部24で接続されたストリングペア11を吸着部で持ち上げて、第2搬送部23に輸送する機構を有していてもよい。このような形態であれば、本実施形態のように、第1搬送部22と第2搬送部23とに分けた搬送ユニットを利用する場合に、太陽電池ストリング4の輸送が容易になる。
次に、太陽電池モジュール製造装置20を用いた、太陽電池マトリックス5の製造方法の実施形態について図4および図5を参照しつつ説明する。
まず、図5(a)に示すように、パレット21より取り出した第1太陽電池ストリング4aと第2太陽電池ストリング4bを第1搬送部22上に並列に配列する。次いで、第1搬送部22を可動させて、第1太陽電池ストリング4aおよび第2太陽電池ストリング4bの一端部4’が第1接続部24に到達するように、第1太陽電池ストリング4aおよび第2太陽電池ストリング4bをy軸の正方向(太陽電池ストリングの長手方向A)へ移動させる。次に、図5(b)に示すように、第1太陽電池ストリング4aと第2太陽電池ストリング4bの一端部同士と第1配線材9とを半田付けして電気的に直列接続し、ストリングペア11を形成する。
次いで、図5(c)に示すように、第1搬送部22をy軸の負方向へ駆動し、後述の第2搬送部23をx軸の正方向へ駆動したときに、ストリングペア11の他端部4’’が第2接続部25の位置にくるようにする。次に、ストリングペア11を輸送ユニット26で第2搬送部23へ輸送する。
上述の工程を繰り返し、図5(d)に示すように、第2搬送部23上に複数のストリングペア11を並列に配列する。そして第2搬送部23をx軸の正方向へ可動させて、他端部4’’が第2接続部25に到達するまでストリングペア11を搬送する。次いで、図5(e)に示すように、第2接続部25でストリングペア11の他端部4’’同士(例えば、第2太陽電池ストリング4bと第3太陽電池ストリング4cの他端部同士)と第2配線材10とを半田付けして電気的に直列接続する。以上の工程により、並列に整列した太陽電池ストリング4(例えば、図5(e)において第1太陽電池ストリング4aと第2太陽電池ストリング4bと第3太陽電池ストリング4c)が電気的に一体化されて太陽電池マトリックス5を組み立てることができる。
このように本実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置20では、太陽電池ストリング4をその長手方向Aに沿う方向に搬送する搬送ユニット(第1搬送部22)を用いて接続ユニット(第1接続部24)に近づけることができるため、太陽電池ストリングの長さに応じて、接続ユニット、具体的には第1接続部24の第1加熱部24bを複雑に可動させることなく、太陽電池ストリング4同士を接続することができる。すなわち、本実施形態において、第1加熱部24bは、図4中のy方向には実質的に可動せず、z方向にのみ動くような機構であってもよいため、接続工程を簡素化することができる。それゆえ、本実施形態によれば、接続ユニットの動作を簡素化することができるので、部品の取出ミスや接続部の位置ズレ等を低減できる。
また、本実施形態では、第1搬送部22が太陽電池ストリング4の長手方向Aに可動する機構であるため、例えば、太陽電池ストリング4を構成する太陽電池素子の個数を変更して、太陽電池ストリング4の長さを変えたとしても、第1搬送部22の設定を変更するだけで異なるサイズの太陽電池マトリクス5、ひいては太陽電池モジュールXを容易に製造できる。そのゆえ、本実施形態では、接続ユニットを複雑に可動させることによって生じる不具合を低減できるため、生産性を向上させることができる。
なお、本発明の太陽電池モジュールの製造装置は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更してもよい。例えば、図6に示すように、第1搬送部22上に並列した第1ストリングの配列方向の間隔を調整するために、第1搬送部22にステージを用いてy方向へ微小に可動するような機構を設けてもよい。また、第2加熱部25bは、太陽電池ストリング4の長手方向Aや配列方向Bには、実質的に非可動としてもよい。
X:太陽電池モジュール
1:透光性基板
2、2’:充填材
3:太陽電池素子
4:太陽電池ストリング
4a:第1太陽電池ストリング
4b:第2太陽電池ストリング
4c:第3太陽電池ストリング
4d:第4太陽電池ストリング
4e:第5太陽電池ストリング
4f:第6太陽電池ストリング
5:太陽電池マトリックス
6:裏面保護材
7:端子ボックス
8:インナーリード
9:第1配線材
10:第2配線材
11:ストリングペア
20:太陽電池モジュール製造装置
21:パレット
22:第1搬送部
23:第2搬送部
24:第1接続部
24a:第1運搬部
24b:第1加熱部
25:第2接続部
25a:第2運搬部
25b:第2加熱部
26:輸送ユニット

Claims (6)

  1. 複数の太陽電池素子を直線上に配置して電気的に直列に接続してなる複数の太陽電池ストリングを、該太陽電池ストリングの長手方向と直交する方向に配列し、隣接する前記太陽電池ストリングの一端部同士または他端部同士をそれぞれ配線材を介して電気的に接続する接続ユニットと、
    前記太陽電池ストリングを前記接続ユニットに向かって前記長手方向に沿う方向に搬送する第1搬送部を有する搬送ユニットとを備え、
    前記接続ユニットは、前記太陽電池ストリングと前記配線材との接続部を加熱する加熱部を有し、該加熱部は、前記太陽電池ストリングの搬送方向に対して非可動であることを特徴とする太陽電池モジュールの製造装置。
  2. 前記接続ユニットは、第1の前記太陽電池ストリングおよび第2の前記太陽電池ストリングの前記一端部同士を接続するとともに、第3の前記太陽電池ストリングおよび第4の前記太陽電池ストリングの前記一端部同士を接続する第1接続部と、前記第2の太陽電池ストリングおよび前記第3の太陽電池ストリングの前記他端部同士を接続する第2接続部とを有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの製造装置。
  3. 前記搬送ユニットは、前記第1接続部で接続された複数の前記太陽電池ストリングを前記第2接続部に向かって前記太陽電池ストリングの配列方向に搬送する第2搬送部をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュールの製造装置。
  4. 前記搬送ユニットの前記第1搬送部に複数の前記太陽電池ストリングを供給する輸送ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の太陽電池モジュールの製造装置。
  5. 前記輸送ユニットは、前記第1搬送部に前記太陽電池ストリングを2つずつ順次供給することを特徴とする請求項4に記載の太陽電池モジュールの製造装置。
  6. 前記第1搬送部は、複数の前記太陽電池ストリングの配列方向の間隔を調整する機構をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の太陽電池モジュールの製造装置。
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