JP2011248878A - 流体構造連成シミュレーション方法、装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流体構造連成シミュレーションにおいて、メッシュで表される流体と構造の夫々について計算領域を離散化した節点間のグラフ情報を構成し、物理現象をシミュレートする主要時間発展ループをコンピュータにより実行し、主要時間発展ループは、構造の境界上に構造の変位に伴って移動する相互作用仲介要素を配置し、相互作用仲介要素内に、流体の圧力と速度及び構造の変位と相互作用する、流体の圧力及び速度の補正函数を定義し、補正函数に基づいて流体と構造でメッシュが不整合の状態でシミュレーションを実行するように構成する。
【選択図】図12
Description
(k1)メッシュの破綻によってシミュレーションが止まることがない。つまり、構造が流体領域のメッシュ範囲を飛び出す運動をしない限り、メッシュが問題になることはない。
(k2)構造同士が接触するような問題にも適用可能である。
(k3)ALE法と比べてメッシュ制御のための自由度が必要無くなるので、演算処理に必要となるメモリ領域を減少させることができる。厳密には、自由境界上での補正函数を表現するための自由度が必要になるが、3次元から2次元に定義域の次元が下がるため、ALE法と比べてその自由度は著しく小さくできる。
(k4)メッシュ制御として、弾性体問題を求解する必要がないので、その分処理の高速化が図れる。
(k5)流体メッシュの作成が、ALE法と比べてデリケートではないため、メッシュ作成に要する人的、経験的リソースを削減できる。
(k6)IT型の手法であれば、メッシュの整合性のために、構造が複雑な幾何形状であれば流体部のメッシュも細かくなるが、本実施例では流体のシミュレーションが円滑に進むメッシュを準備するだけで良い。
(k7)既存の流体コードに相互作用ルーチンを付け足すことで、流体構造連成シミュレーションを行なうことができる。その際、既存の流体コードとしては、有限要素法に限らず、差分法、有限体積法等任意の数値シミュレーション手法を用いることができ、流体の圧力と速度が与えられる離散点以外の任意の点での、それら物理量の補間方法が確立されていれば良い。
(付記1)
メッシュで表される流体と構造の夫々について計算領域を離散化した節点間のグラフ情報を構成するグラフ情報構成処理と、
物理現象をシミュレートする主要時間発展ループ処理
をコンピュータにより実行し、
前記主要時間発展ループ処理は、
前記構造の境界上に前記構造の変位に伴って移動する相互作用仲介要素を配置し、
前記相互作用仲介要素内に、前記流体の圧力と速度及び前記構造の変位と相互作用する、前記流体の圧力及び速度の補正函数を定義し、
前記補正函数に基づいて、前記流体と前記構造でメッシュが不整合の状態でシミュレーションを実行する、
流体構造連成シミュレーション方法。
(付記2)
前記主要時間発展ループ処理は、
前記相互作用仲介要素の移動に伴う前記流体の持つ自由度との相互作用ペアの変化に基づいて、前記相互作用仲介要素と重なりを持つバックグラウンドの流体要素をサーチし、
前記流体要素のメンバである流体節点を相互作用ペアとして決定し、
前記相互作用ペアに基づいて前記シミュレーションを実行する、
付記1記載の流体構造連成シミュレーション方法。
(付記3)
前記補正函数は、グリーンの定理に基づいた、前記流体と前記構造の境界付近での前記流体の非圧縮条件及びニュートン流体の粘性作用素の満たす関係を制約条件とするラグランジュ未定乗数である、付記1又は2記載の流体構造連成シミュレーション方法。
(付記4)
前記主要時間発展ループ処理は、
時間の離散化手法に対応して前記構造及び前記流体の夫々の要素毎のマトリクス及び等価節点力を構成する第1の処理と、
前記相互作用仲介要素毎に速度、圧力と補正函数の相互作用を表すマトリクスを構成する第2の処理と、
前記要素毎のマトリクス及び前記相互作用を表すマトリクスに基づいて、要素毎の行列からの寄与を再構成して全自由度に対する行列方程式を作成する第3の処理と、
前記主要時間発展ループ処理においてニュートン・ラフソンループを実行する毎に流体と構造の圧力、速度及び変位を含む従属変数の変化量を求解して評価する第4の処理と、
前記従属変数の変化量とその評価を出力する第5の処理を含む、
付記1乃至3のいずれか1項記載の流体構造連成シミュレーション方法。
(付記5)
前記第2の処理は、
前記圧力の前記補正函数と前記流体の速度の相互作用マトリクスを計算し、
前記速度の前記補正函数と前記流体の速度の相互作用マトリクスを計算し、
前記圧力の前記補正函数と前記構造の変位速度の相互作用マトリクスを計算し、
前記速度の前記補正函数と前記構造の変位速度の相互作用マトリクスを計算する、
付記4記載の流体構造連成シミュレーション方法。
(付記6)
前記補正函数は、前記相互作用仲介要素内でのみ非零の値を持ち、
前記主要時間発展ループ処理は、前記補正函数が、前記流体と構造の相互作用を仲介しながら圧力と速度勾配の不連続性を表現するように、値を持つ領域、前記構造上での函数値、微分値、要素境界の函数値、微分値について夫々に条件を課す、付記1乃至5のいずれか1項記載の流体構造連成シミュレーション方法。
(付記7)
メッシュで表される流体と構造の夫々について計算領域を離散化した節点間のグラフ情報を構成するグラフ情報構成部と、
物理現象をシミュレートする主要時間発展ループ部を備え、
前記主要時間発展ループ部は、
前記構造の境界上に前記構造の変位に伴って移動する相互作用仲介要素を配置し、
前記相互作用仲介要素内に、前記流体の圧力と速度及び前記構造の変位と相互作用する、前記流体の圧力及び速度の補正函数を定義し、
前記補正函数に基づいて、前記流体と前記構造でメッシュが不整合の状態でシミュレーションを実行する、
体構造連成シミュレーション装置。
(付記8)
前記主要時間発展ループ部は、
前記相互作用仲介要素の移動に伴う前記流体の持つ自由度との相互作用ペアの変化に基づいて、前記相互作用仲介要素と重なりを持つバックグラウンドの流体要素をサーチし、
前記流体要素のメンバである流体節点を相互作用ペアとして決定し、前記相互作用ペアに基づいて前記シミュレーションを実行する、
付記7記載の流体構造連成シミュレーション装置。
(付記9)
前記補正函数は、グリーンの定理に基づいた、前記流体と前記構造の境界付近での前記流体の非圧縮条件及びニュートン流体の粘性作用素の満たす関係を制約条件とするラグランジュ未定乗数である、付記7又は8記載の流体構造連成シミュレーション装置。
(付記10)
前記主要時間発展ループ部は、
時間の離散化手法に対応して前記構造及び前記流体の夫々の要素毎のマトリクス及び等価節点力を構成する第1の部分と、
前記相互作用仲介要素毎に速度、圧力と補正函数の相互作用を表すマトリクスを構成する第2の部分と、
前記要素毎のマトリクス及び前記相互作用を表すマトリクスに基づいて、要素毎の行列からの寄与を再構成して全自由度に対する行列方程式を作成するマトリクスアセンブラと、
前記主要時間発展ループ処理においてニュートン・ラフソンループを実行する毎に流体と構造の圧力、速度及び変位を含む従属変数の変化量を求解して評価するソルバと、
前記従属変数の変化量とその評価を出力する出力部を有する、
付記7乃至9のいずれか1項記載の流体構造連成シミュレーション装置。
(付記11)
前記第2の部分は、
前記圧力の前記補正函数と前記流体の速度の相互作用マトリクスを計算する第1のサブパートと、
前記速度の前記補正函数と前記流体の速度の相互作用マトリクスを計算する第2のサブパートと、
前記圧力の前記補正函数と前記構造の変位速度の相互作用マトリクスを計算する第3のサブパートと、
前記速度の前記補正函数と前記構造の変位速度の相互作用マトリクスを計算する第4のサブパートを有する、
付記10記載の流体構造連成シミュレーション装置。
(付記12)
前記補正函数は、前記相互作用仲介要素内でのみ非零の値を持ち、前記主要時間発展ループ処理は、前記補正函数が、前記流体と構造の相互作用を仲介しながら圧力と速度勾配の不連続性を表現するように、値を持つ領域、前記構造上での函数値、微分値、要素境界の函数値、微分値について夫々に条件を課す、付記7乃至11のいずれか1項記載の流体構造連成シミュレーション装置。
(付記13)
コンピュータに流体構造連成シミュレーションを実行させるプログラムであって、
メッシュで表される流体と構造の夫々について計算領域を離散化した節点間のグラフ情報を構成するグラフ情報構成手順と、
物理現象をシミュレートする主要時間発展ループ手順
を前記コンピュータにより実行させ、
前記主要時間発展ループ手順は、
前記構造の境界上に前記構造の変位に伴って移動する相互作用仲介要素を配置し、
前記相互作用仲介要素内に、前記流体の圧力と速度及び前記構造の変位と相互作用する、前記流体の圧力及び速度の補正函数を定義し、
前記補正函数に基づいて、前記流体と前記構造でメッシュが不整合の状態でシミュレーションを実行する、
プログラム。
(付記14)
前記主要時間発展ループ手順は、
前記相互作用仲介要素の移動に伴う前記流体の持つ自由度との相互作用ペアの変化に基づいて、前記相互作用仲介要素と重なりを持つバックグラウンドの流体要素をサーチし、
前記流体要素のメンバである流体節点を相互作用ペアとして決定し、
前記相互作用ペアに基づいて前記シミュレーションを実行する、
付記13記載のプログラム。
(付記15)
前記補正函数は、グリーンの定理に基づいた、前記流体と前記構造の境界付近での前記流体の非圧縮条件及びニュートン流体の粘性作用素の満たす関係を制約条件とするラグランジュ未定乗数である、付記13又は14記載のプログラム。
(付記16)
前記主要時間発展ループ手順は、
時間の離散化手法に対応して前記構造及び前記流体の夫々の要素毎のマトリクス及び等価節点力を構成する第1の処理と、
前記相互作用仲介要素毎に速度、圧力と補正函数の相互作用を表すマトリクスを構成する第2の処理と、
前記要素毎のマトリクス及び前記相互作用を表すマトリクスに基づいて、要素毎の行列からの寄与を再構成して全自由度に対する行列方程式を作成する第3の処理と、
前記主要時間発展ループ処理においてニュートン・ラフソンループを実行する毎に流体と構造の圧力、速度及び変位を含む従属変数の変化量を求解して評価する第4の処理と、
前記従属変数の変化量とその評価を出力する第5の処理
を実行する、
付記13乃至15のいずれか1項記載のプログラム。
(付記17)
前記第2の処理は、
前記圧力の前記補正函数と前記流体の速度の相互作用マトリクスを計算し、
前記速度の前記補正函数と前記流体の速度の相互作用マトリクスを計算し、
前記圧力の前記補正函数と前記構造の変位速度の相互作用マトリクスを計算し、
前記速度の前記補正函数と前記構造の変位速度の相互作用マトリクスを計算する、
付記16記載のプログラム。
(付記18)
前記補正函数は、前記相互作用仲介要素内でのみ非零の値を持ち、前記主要時間発展ループ処理は、前記補正函数が、前記流体と構造の相互作用を仲介しながら圧力と速度勾配の不連続性を表現するように、値を持つ領域、前記構造上での函数値、微分値、要素境界の函数値、微分値について夫々に条件を課す、付記13乃至17のいずれか1項記載のプログラム。
21 CPU
22 I/F
23 記憶装置
24 入力装置
25 表示装置
26 バス
30 連成処理
31 流体
32 構造
33 IME
49 主要時間発展ループ
61〜64 サブパート
Claims (8)
- メッシュで表される流体と構造の夫々について計算領域を離散化した節点間のグラフ情報を構成するグラフ情報構成処理と、
物理現象をシミュレートする主要時間発展ループ処理
をコンピュータにより実行し、
前記主要時間発展ループ処理は、
前記構造の境界上に前記構造の変位に伴って移動する相互作用仲介要素を配置し、
前記相互作用仲介要素内に、前記流体の圧力と速度及び前記構造の変位と相互作用する、前記流体の圧力及び速度の補正函数を定義し、
前記補正函数に基づいて、前記流体と前記構造でメッシュが不整合の状態でシミュレーションを実行する、
流体構造連成シミュレーション方法。 - コンピュータに流体構造連成シミュレーションを実行させるプログラムであって、
メッシュで表される流体と構造の夫々について計算領域を離散化した節点間のグラフ情報を構成するグラフ情報構成手順と、
物理現象をシミュレートする主要時間発展ループ手順
を前記コンピュータにより実行させ、
前記主要時間発展ループ手順は、
前記構造の境界上に前記構造の変位に伴って移動する相互作用仲介要素を配置し、
前記相互作用仲介要素内に、前記流体の圧力と速度及び前記構造の変位と相互作用する、前記流体の圧力及び速度の補正函数を定義し、
前記補正函数に基づいて、前記流体と前記構造でメッシュが不整合の状態でシミュレーションを実行する、
プログラム。 - 前記主要時間発展ループ手順は、
前記相互作用仲介要素の移動に伴う前記流体の持つ自由度との相互作用ペアの変化に基づいて、前記相互作用仲介要素と重なりを持つバックグラウンドの流体要素をサーチし、
前記流体要素のメンバである流体節点を相互作用ペアとして決定し、前記相互作用ペアに基づいて前記シミュレーションを実行する、
請求項2記載のプログラム。 - 前記補正函数は、グリーンの定理に基づいた、前記流体と前記構造の境界付近での前記流体の非圧縮条件及びニュートン流体の粘性作用素の満たす関係を制約条件とするラグランジュ未定乗数である、請求項2又は3記載のプログラム。
- 前記主要時間発展ループ手順は、
時間の離散化手法に対応して前記構造及び前記流体の夫々の要素毎のマトリクス及び等価節点力を構成する第1の処理と、
前記相互作用仲介要素毎に速度、圧力と補正函数の相互作用を表すマトリクスを構成する第2の処理と、
前記要素毎のマトリクス及び前記相互作用を表すマトリクスに基づいて、要素毎の行列からの寄与を再構成して全自由度に対する行列方程式を作成する第3の処理と、
前記主要時間発展ループ処理においてニュートン・ラフソンループを実行する毎に流体と構造の圧力、速度及び変位を含む従属変数の変化量を求解して評価する第4の処理と、
前記従属変数の変化量とその評価を出力する第5の処理
を実行する、
請求項2乃至4のいずれか1項記載のプログラム。 - 前記第2の処理は、
前記圧力の前記補正函数と前記流体の速度の相互作用マトリクスを計算し、
前記速度の前記補正函数と前記流体の速度の相互作用マトリクスを計算し、
前記圧力の前記補正函数と前記構造の変位速度の相互作用マトリクスを計算し、
前記速度の前記補正函数と前記構造の変位速度の相互作用マトリクスを計算する、
請求項5記載のプログラム。 - 前記補正函数は、前記相互作用仲介要素内でのみ非零の値を持ち、
前記主要時間発展ループ処理は、前記補正函数が、前記流体と構造の相互作用を仲介しながら圧力と速度勾配の不連続性を表現するように、値を持つ領域、前記構造上での函数値、微分値、要素境界の函数値、微分値について夫々に条件を課す、請求項2乃至6のいずれか1項記載のプログラム。 - メッシュで表される流体と構造の夫々について計算領域を離散化した節点間のグラフ情報を構成するグラフ情報構成部と、
物理現象をシミュレートする主要時間発展ループ部を備え、
前記主要時間発展ループ部は、
前記構造の境界上に前記構造の変位に伴って移動する相互作用仲介要素を配置し、
前記相互作用仲介要素内に、前記流体の圧力と速度及び前記構造の変位と相互作用する、前記流体の圧力及び速度の補正函数を定義し、
前記補正函数に基づいて、前記流体と前記構造でメッシュが不整合の状態でシミュレーションを実行する、
流体構造連成シミュレーション装置。
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