JP2011248785A - 出席登録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】受講者が講義出席登録を行う際に、非受講者の代理となるいわゆる代返等の欺瞞行為を確実に防止し、更に受講者が出席登録手段非携行時でも、後日受講時に遡及的に過去の出席登録を可能とする出席登録システムを提供する。
【解決手段】個々の受講者が携行する通信タグと講義対応の1台の携帯型情報端末を備え、受講の際に受講者が携帯型情報端末に自携行の通信タグを近接させ、顔画像や氏名など個人属性データを携帯型情報端末に送信し、同時に受講時の自身の着席席座番号を自操作で携帯型情報端末に送信し、受講者全員が順次この手順を実行することにより、全員の個人属性データ及び着席座席番号が全て携帯型情報端末に登録され、携帯型情報端末が全受講者出席登録作業完了後に講師の手許に届けられると、講師自らが携帯型情報端末を操作し、受講者の着席状態と同一に配列された全員の顔画像や氏名などの個人属性データが単一画面に表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、単位取得に影響する大学の講義等、出欠管理を行う出席登録システムに関する。
従来の出席登録方法は、講義時間中に台帳を回覧し、それに受講者氏名・学籍番号等を自筆記入させたり、出席登録用専用シートを個々の受講者に配布し、記入後回収したり、あるいは、講義中に講師が点呼して確認する方法が一般的であった。
しかしながら、非受講者の肩代わりに相当する代返等の欺瞞行為が頻発し、その対策として近年携帯電話等のメディアを適用した運用方法が具体化されているが、その方式も確実性を欠くのが実情である。この方式の代表的な手法は、受講時に講義特定のコード番号を講師がその場の受講者全員に告げ、その後、極短時間の間に、受講者各人がそのコード番号を自身所有の携帯電話に入力し、予め準備された出席登録Webサイトに送信し、出席登録作業を行うものである。この方式は、一定の効果は期待できるものの運用上の問題も多く生じており、未だ定着しきれないのが実情である。
従来例として数年前から具体化され普及しつつある方式は、受講者個々が所有する携帯電話を活用するものである。この方式は、一定の効果は発揮しているものの運用上の問題も多く生じている。例えば受講者全員が特定のWebサイトを同時にアクセスするため渋滞が生じ通信ができない、講義室の通信環境が良好でなく通信ができない、その際、携帯電話通信業者毎でも通信可否の差異が生じ全員が確実に通信できない、携帯電話のバッテリー切れにより通信できない。また携帯電話を非携行の受講者が存在し、その際の出席登録手段は、結局自己申告による人為的作業に依存せざるを得ない等が上げられる。更に、出席登録は実現しても、受講者が多人数の場合、受講着席者と出席登録者の顔が一致しないことが講師と受講者のコミュニケーションの妨げとなっている実態は依然として解決されていない。
これまでの、講義出席管理に関しては、パソコンと可搬性の携帯型入力装置を適用したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−262278号公報
上記文献例では、携帯型入力装置を受講者の出席登録用に用い、一方、主管理装置につながるパソコンを講義現場に持ち込み、受講登録情報入力済み携帯型入力装置とパソコンを接続することにより受講登録者とその属性情報をリンクさせ、座席配置に合致した形式にて表示するよう考案されている。この場合、システム構成上、属性情報を登録したパソコン、主管理装置は不可欠でありシステム的には大掛かりなものとなる。
また、受講者個人が所持するIDカード非携行時の対応策が含まれていないため、問題解決は十分になされておらず出席登録システムとしての完成度は低いものと評価せざるを得ない。
つまり、従来の出席登録システムにおいては、システムとして大掛かりなものとなり、更に出席登録メディア非携行時の対策が盛込まれていないという問題点があった。本発明では上記問題点に鑑みて、実用的なシステムであって、非受講者の肩代わりに相当する代返等の欺瞞行為を確実に防止でき、運用に供するメディアを非携行であっても確実に遡及登録を可能とし、その際の不正行為も確実に阻止可能である出席登録システムを提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の出席登録システムは、受講者の出席登録の際に不正行為を排除し正確に登録を行うシステムであって、
1)前記受講者が個々に携行運用し、前記受講者本人の顔画像および氏名を少なくとも含む個人属性データを登録するデータベースを内部に有し、外部からの指令信号により、前記データベース内データを送信し得るCPU内蔵型の通信タグと、
2)少なくとも前記通信タグからのデータを受信するデータ受信手段、前記データ受信手段で受信した受信データを蓄積可能な第1記憶部、前記受講者が自身の着席座席番号を登録可能な座席番号登録手段、前記座席番号登録手段で登録した着席座席番号を蓄積可能な第2記憶部、前記第2記憶部の着席座席番号に対応する前記第1記憶部の蓄積データに含まれる前記受講者の顔画像および氏名を、現実の受講室内の受講者着席状態と同一に配列し、受講者一覧として、単一画面に表示し、その画面中の個人を特定する操作を行うことにより、特定された受講者の前記個人属性データを確認し得る携帯型情報端末と、
を備え、
受講の際に個々の受講者が前記携帯型情報端末に自携行の前記通信タグを近接させ、個人情報である顔画像および氏名を少なくとも含む前記個人属性データを前記携帯型情報端末に送信し、同時に受講時の自身の着席席座番号を自操作で前記携帯型情報端末に送信し、受講者全員が順次この手順を実行することにより、全員の前記個人属性データ及び着席座席番号が全て前記携帯型情報端末に登録され、
前記携帯型情報端末が、全受講者出席登録作業完了後に講師の手許に届けられると、講師自らが携帯型情報端末を操作することにより、受講者の着席状態と同一に配列された全員の顔画像や氏名などの前記個人属性データが単一画面表示し得ることを特徴とする。
本発明の出席登録システムによれば、講義室内の受講者の顔、着席位置と情報端末に登録されたデータ中の顔画像、着席位置とを目視照合することにより非受講者の肩代わりに相当する代返等の欺瞞行為を発見、阻止可能とする。
次に、本発明の出席登録システムは、好ましくは、上記のシステムに、講義名と期日を含む講義特定データ、および、同一講義であっても重複しないランニング番号を少なくとも含む暗号化情報をバーコードに変換し、該バーコードをシートに印字するバーコード作成・印字シート出力装置を、更に備え、
かつ、前記携帯型情報端末において、バーコード読取手段と、前記バーコード読取手段から読み込んだ読取データを蓄積可能な第3記憶部と、受講者氏名を入力可能な氏名入力手段と、前記氏名入力手段で入力された受講者氏名を蓄積可能な第4記憶部と、を更に備え、前記第2記憶部の着席座席番号に対応する前記第4記憶部の受講者氏名を、現実の受講室内の受講者着席状態と同一に配列し、受講者一覧として単一画面に表示し、
講義に臨む際、講師が前記バーコード作成・印字シート出力装置を操作し、該講義対応のランニング番号の異なる講義特定暗号化バーコード印字シートを事前準備し、前記通信タグを非携行にて講義に出席した受講者の位置には、受講者氏名が表示され、非携行受講者であることが一目で判り、講義終了時に講師が個人特定にて前記バーコード印字シートを該受講者に配布することにより、非携行受講者は後日受講時、前記携帯型情報端末に前記通信タグを近接させ出席登録を行うと共に、過日配布を受けた前記講義特定暗号化バーコード印字シート中のバーコードデータも前記携帯型情報端末に読込ませることにより、通信タグ非携行時の過去の受講に関しても遡及的に出席登録を可能とすることを特徴とする。
かかる構成によれば、一部受講者が通信タグを非携行である場合、講義特定バーコード印字シートを講師が受講者に個人特定にて手渡し、該受講者が後日遡及的に出席登録を可能とできる。これにより、講義現場にて受講者全員の顔画像や氏名などの個人属性データを採取することが可能である。
講義室に無線LAN等の通信設備の設置は不要であり、講義出席登録用の携帯型情報端末が、講師用の携帯型情報端末として運用されるためコストパフォーマンスの高いシンプルなシステム構築が可能である。
更に受講者が通信タグ非携行時の処置が準備されており、この処置によれば、通信タグ非携行者に対し個人特定にて講師より手渡される印字シート内バーコードが暗号化されていることにより印字シートの偽造、複製が不可能であると同時に、同一講義でも印字シート毎に固有のランニング番号が含まれており、該シートを他人に貸与したり回し使いができない。これにより、確実性の高い登録管理の実現が図られる。
上述の如く、本発明は、受講の際に個々の受講者が携帯型情報端末に自携行の通信タグを近接させ、個人情報である顔画像や氏名を少なくとも含む個人属性データを携帯型情報端末に送信し、また通信タグを非携行である場合は、携帯型情報端末に自身で氏名を登録し、同時に通信タグ携行、非携行に関わらず、受講時の自身の着席席座番号を自操作で携帯型情報端末に送信し、受講者全員が順次この手順を実行することにより、全員の顔画像や氏名などの個人属性データもしくは氏名のみのいずれか及び着席座席番号が全て携帯型情報端末に登録され、その携帯型情報端末が、全受講者出席登録作業完了後に講師の手許に届けられると、その時点において講師自らが携帯型情報端末を操作することにより受講者着席状態と同一に配列された全員の顔画像や氏名もしくは通信タグ非携行受講者であることを示す顔画像でないシンボルマークと氏名が単一画面に表示され、講師自らが携帯型情報端末の表示内容と同時に眼前の受講者着席状況、受講者の顔を目視照合することにより確実にその出席状況を確認可能であると共に、更に表示中の個人特定操作を行うことにより受講者個々の属性データも確認可能としている。
これら一連の作業は携帯型情報端末のみで実行可能である。
更に講義に臨む際、講師が該講義対応のランニング番号の異なる講義特定暗号化バーコード印字シート数枚を事前準備し、講義終了後に通信タグ非携行受講者に対し講師が個人特定配布することにより、通信タグ非携行受講者は、後日受講時、携帯型情報端末に自通信タグを近接させ出席登録し、直後に過日配布を受けた印字シート中のバーコードデータを携帯型情報端末に読込ませることにより、通信タグ非携行時の過去の受講に関しても遡及的に出席登録を可能としている。この場合、配布される印字シート内バーコードが暗号化されていることにより印字シートの偽造、複製が不可能であると同時に、同一講義でも印字シート毎に固有のランニング番号が含まれており、該シートを他人に貸与したり、回し使いができないよう考慮されている。
以上述べたように、本発明の出席登録システムは極めて完成度の高い登録管理機能を有するのである。
従って、本発明によれば、確実に不正行為を排除し、更に管理用のコンピュータシステムは一切不要で、携帯型情報端末1台と各受講対象者に通信タグを携行させるのみで完成度の高い出席登録システムが実現する。
更に難点とされる出席登録用メディアである通信タグ非携行時の対策も備わっており、出席登録の課題を一挙に解決可能としている。
本発明は、講義受講時の出席登録をその登録作業に供する通信タグの非携行時でも支障なく遡及登録可能とし、また運用面でも携帯型情報端末を持ち回るのみで従来と大きな違和感なく出席登録作業が可能であり、更に極めて小額の設備投資にてシステム化が可能であることは、従来概念を変えることが可能なシステムとして普及が可能であり、積年の共通的課題の解決に確実に貢献するものである。
出席登録システム構成図 講義室内受講者着席状況座標イメージ (1)は携帯型情報端末表示部表示イメージであり、(2)は受講者個人情報閲覧画面表示イメージ 携帯型情報端末表示部通信タグ非携行者表示イメージ バーコード印字シート情報内訳を示す図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
先ず、図1を基に出席登録システム構成に就き説明する。
出席登録用に受講者個人が携行する通信タグ101は、CPU102とデータベース103を内蔵している。携帯型情報端末104は、通信タグリーダ105とバーコードリーダ106を内蔵し、その表面に表示画面107、情報入力手段108、内部に情報記憶部109を有している。バーコード作成・印字シート出力システム111は、外部から講義特定に関わる情報を入力すると、それらを暗号化し、バーコードに変換し任意枚数プリント出力する機能を有している。プリント出力されたシートがバーコード印字シート110に相当する。運用方法であるが、講義出席者は、着席後、講師から手渡された携帯型情報端末を順次、受講者が持ち回り、すべての受講者が登録完了すれば、該講義の出席登録は完了し講師の手許に戻される。具体的には受講者が携行する自身の通信タグを携帯型情報端末の通信タグリーダ部に近接させ、自身の顔画像、氏名、属性情報を読み込ませた後、自らが現在着席している座席番号を携帯型情報端末に入力し、出席登録作業は完了する。
一方、当日、たまたま自身の通信タグの携行を忘れた受講者は、携帯型情報端末に自身の氏名を入力した後、同時に自らが現在着席している座席番号を入力し、出席登録作業は完了する。出席登録がすべて完了した後、講師の手許に戻った携帯型情報端末を講師が、操作することに出席登録状況をビジブルに確認可能となる。
講師は、講義に臨む際に事前にバーコード作成・印字シート出力システム111により、講義特定情報を入力し、バーコード印字シート110を任意枚数準備しておく。そして、通信タグを非携行であった受講者には、個人特定にて、講義終了後このシートを手渡す。
一方、それを受取った受講者は、一旦それを保持しておき、その後、受講時に自身の通信タグを携帯型情報端末に近接させることにより、該講義の出席登録を行った後、過日受取ったバーコード印字シートを携帯型情報端末104のバーコードリーダ106に近接させ、過日受講講義に関しても遡及的に出席登録を行う。
次に、図2を基に講義室内受講者着席状況座標イメージに就き説明する。
講義室200の中、受講者座席エリア201があり、複数受講者202が着席している、その席の番号は、座席特定するために、縦、横のマトリックス状と仮定しており、特にこのように限定せずとも、座席特定が可能ならば、どのような番号体系でも問題はない。講師203は受講者と対向する形で、位置しており、講師の位置から受講者全員の配置と顔が確認できるようになっている。
次に、図3(1)を基に携帯型情報端末表示部表示イメージに就き説明する。
講師203が携帯型情報端末を操作すると表示部107に図示の如き画面表示がなされる。それは、講師203がその位置から受講者座席エリア201を眺めた場合の受講者の着席状況と全く同一に配置された受講者一覧画面であり、その中には受講者個々の顔画像301も含まれており、現実の出席者との照合確認が容易に確実に可能となっている。この画面は上下左右にスクロール可能である。
次に、図3(2)を基に受講者個人情報閲覧画面表示イメージに就き説明する。
図3(1)で表示される個人の顔画像をタッチすると図3(2)の画面に切り替わる。この場合、個人特定表示顔画像とともに、属性情報一式が表示される。
次に、図4を基に携帯型情報端末表示部通信タグ非携行者表示イメージに就き説明する。
図3(1)で解説した受講者一覧画面において、通信タグを携行した受講者に関しては、顔画像が表示されるが、非携行者に就いては、情報がないため顔画像を表示できない。その部分に就いては通信タグ非携行受講者画像表示イメージ500に示されるように、シンボルマークと氏名のみが表示される。従って、講師は、この表示と現実の着席受講者を目視照合することにより通信タグ非携行受講者であることが容易に特定可能である。
次に、図5を基にバーコード印字シート情報内訳に就き説明する。
該印字シートの回し使い、コピー使用を防止するためにランニング番号が付加され、さらに複製、偽造を防止するために暗号化し、特定のリーダのみで解読可能としている点が重要ポイントである。
さて、これまで本発明の実施の形態に就いて説明したが、本発明は既述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々異なる実施の形態に実施されてもよいものである。
以上の実施例において説明した各処理の内、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を人為作業にて行うことも可能である。またあるいは人為的に行うものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、既述文章中で示した処理手順、具体的名称に就いては、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また図示した各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
本発明は、種々の受講者の出席登録システムに利用できる。
101 通信タグ
102 CPU
103 データベース
104 携帯型情報端末
105 RFIDリーダ
106 バーコードリーダ
107 表示部
108 情報入力手段
109 記憶部
110 バーコード印字シート
111 バーコード作成・印字シート出力システム
200 講義室
201 受講者座席エリア
202 受講者
203 講師
301 顔画像
401 個人特定表示顔画像
500 通信タグ非携行受講者画像表示イメージ

Claims (2)

  1. 受講者の出席登録の際に不正行為を排除し正確に登録を行うシステムであって、
    1)前記受講者が個々に携行運用し、前記受講者本人の顔画像および氏名を少なくとも含む個人属性データを登録するデータベースを内部に有し、外部からの指令信号により、前記データベース内データを送信し得るCPU内蔵型の通信タグと、
    2)少なくとも前記通信タグからのデータを受信するデータ受信手段、前記データ受信手段で受信した受信データを蓄積可能な第1記憶部、前記受講者が自身の着席座席番号を登録可能な座席番号登録手段、前記座席番号登録手段で登録した着席座席番号を蓄積可能な第2記憶部、前記第2記憶部の着席座席番号に対応する前記第1記憶部の蓄積データに含まれる前記受講者の顔画像および氏名を、現実の受講室内の受講者着席状態と同一に配列し、受講者一覧として単一画面に表示し、その画面中の個人を特定する操作を行うことにより、特定された受講者の前記個人属性データを確認し得る携帯型情報端末と、
    を備え、
    受講の際に個々の受講者が前記携帯型情報端末に自携行の前記通信タグを近接させ、個人情報である顔画像および氏名を少なくとも含む前記個人属性データを前記携帯型情報端末に送信し、同時に受講時の自身の着席席座番号を自操作で前記携帯型情報端末に送信し、受講者全員が順次この手順を実行することにより、全員の前記個人属性データ及び着席座席番号が全て前記携帯型情報端末に登録され、
    前記携帯型情報端末が、全受講者出席登録作業完了後に講師の手許に届けられると、講師自らが携帯型情報端末を操作することにより、受講者の着席状態と同一に配列された全員の顔画像や氏名などの前記個人属性データが単一画面表示し得ることを特徴とする出席登録システム。
  2. 講義名と期日を含む講義特定データ、および、同一講義であっても重複しないランニング番号を少なくとも含む暗号化情報をバーコードに変換し、該バーコードをシートに印字するバーコード作成・印字シート出力装置を、更に備え、
    かつ、
    前記携帯型情報端末において、バーコード読取手段と、前記バーコード読取手段から読み込んだ読取データを蓄積可能な第3記憶部と、受講者氏名を入力可能な氏名入力手段と、前記氏名入力手段で入力された受講者氏名を蓄積可能な第4記憶部と、を更に備え、前記第2記憶部の着席座席番号に対応する前記第4記憶部の受講者氏名を、現実の受講室内の受講者着席状態と同一に配列し、受講者一覧として単一画面に表示し、
    講義に臨む際、講師が前記バーコード作成・印字シート出力装置を操作し、該講義対応のランニング番号の異なる講義特定暗号化バーコード印字シートを事前準備し、前記通信タグを非携行にて講義に出席した受講者の位置には、受講者氏名が表示され、非携行受講者であることが一目で判り、講義終了時に講師が個人特定にて前記バーコード印字シートを該受講者に配布することにより、非携行受講者は後日受講時、前記携帯型情報端末に前記通信タグを近接させ出席登録を行うと共に、過日配布を受けた前記講義特定暗号化バーコード印字シート中のバーコードデータも前記携帯型情報端末に読込ませることにより、通信タグ非携行時の過去の受講に関しても遡及的に出席登録を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の出席登録システム。
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Cited By (5)

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