JP2011245259A - 野球用木製バットの製法およびそのバット - Google Patents
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Abstract
【課題】 野球用木製バットにおいて、その木目の剥離を防ぎ、ボールに対する打球部の強化をはかる製法とその製品を得ることを目的とする。
【解決手段】 野球用木製バットの打球部となる部分に多数の穿孔を開け、その中に合成樹脂材を注入、含浸硬化させることにより、素材の木目の剥離を防ぎ、打球にあたりボールの打球に対する打球部の強化を図ることを特徴とする野球用木製バットの製法と、その野球用木製バット、打球部に施した多数の穿孔を打球の際の指標、目印に形成したことを特徴とする前記記載の野球用木製バット、および穿孔を模様状に施したことを特徴とする前記記載の野球用木製バット。
【選択図】図1
【解決手段】 野球用木製バットの打球部となる部分に多数の穿孔を開け、その中に合成樹脂材を注入、含浸硬化させることにより、素材の木目の剥離を防ぎ、打球にあたりボールの打球に対する打球部の強化を図ることを特徴とする野球用木製バットの製法と、その野球用木製バット、打球部に施した多数の穿孔を打球の際の指標、目印に形成したことを特徴とする前記記載の野球用木製バット、および穿孔を模様状に施したことを特徴とする前記記載の野球用木製バット。
【選択図】図1
Description
この発明は、野球用木製バットの製法およびそのバットに関するものである。
近年、野球用として木製バットは良質の木材の資材難のために、次第にそれは金属製バット、強化プラスチック製バットなどに代用されてきたが、野球本来の球趣・実感を伴う用具として、木製のバット用具が重要な価値を保有していることは疑いない事実である。このような事情を反映して、従来において野球用木製バットにおいて、その打球部に合成樹脂材を圧入固化することにより、打球による折損に備え、強度を得るようにした用具があるが、その製法においては、合成樹脂材を木材中に圧入するにあたり、相当の設備と技術を必要とし、そのため製品を廉価で簡易に得ることは難しかった。
野球用木製バットにおいて、その木目の剥離を防ぎ、ボールに対する打球部の強化を図る製法とその製品を得ることを目的とするものである。
野球用木製バットの打球部となる部分に多数の穿孔を開け、その中に合成樹脂材を注入、含浸硬化させることにより、素材の木目の剥離を防ぎ、打球にあたりボールの打球に対する打球部の強化を図ることを特徴とする野球用木製バットの製法、および野球用木製バットの打球部となる部分に多数の穿孔を開け、その中に合成樹脂材を注入、含浸硬化させることにより、木目の剥離を防ぎ、打球にあたりボールの打球に対する打球部の強化を図ることを特徴とする野球用木製バット、打球部に施した穿孔を打球の際の指標、目印に形成したことを特徴とする前記記載の野球用木製バット、穿孔を模様状に施したことを特徴とする前記記載の野球用木製バットの構成とする。
この発明の野球用木製バットは、硬式野球、軟式野球、ソフトボールなどの野球競技に広く使用されるもので、野球用木製バットにおいて、その打球部となる部分に多数の穿孔を開け、その中に合成樹脂材を注入、含浸硬化させることにより、素材の木目の剥離を防ぎ、打球にあたり、ボールの打球に対する打球部の強化を図ることができる野球用木製バットの製法と、それによる野球用木製バットとなるもので、製法が簡易で効率よく行われ、その素材の木目の剥離を防ぎ、ボールに対する打球部の強化を図る製法と製品を得ることができ、これによって資材難の木製バットの打球部の保護強化に役立つこととなる。なお打球部に設ける穿孔の存在は、プレイヤーが打球に際し、打球部位の位置を知らせることとなって、その指標の役目を果たし、またバット全体に対してはデザイン性を付与することにもなる。
野球用木製バットの打球部となる部分に多数の穿孔を開け、その中に合成樹脂材を注入、含浸硬化させることを特徴とする野球用木製バットの製法、および野球用木製バットの打球部となる部分に多数の穿孔を開け、その中に合成樹脂材を注入、含浸硬化させることを特徴とする野球用木製バットの構成とする。
この発明の野球用木製バット[一本の無垢材よりなるもの、あるいは合板製のものを含む](A)は、図1において示すように、バット本体(1)の打球部(2)において、多数の穿孔(3)が設けられている。この穿孔(3)の数、大きさ、配列、深さなどは自由であるが、それらは使用する木材の材質、構成などを加味して、打球部の強度を保つに差し支えなく好適な程度で、適宜、選択する。また穿孔(3)を施す打球部の長さも自由である。図示の例としては、打球部(2)の周囲に縦方向に沿って、間隔を置いて数列が設けられている状態である。
そして製法としては、これらの穿孔(3)内に合成樹脂材を注入する。その方法としては、浸漬法によるのが合理的である。この合成樹脂材の注入に当たってこれらの穿孔(3)の存在することにより、合成樹脂材はその中に入り、木材内部組織内に浸入し易くなることが特徴となる。そして合成樹脂材が木材中に含浸し固化することにより、木材質を保護強化して、木目が剥がれることを防ぐ。これによって打球部(2)の保護強化に役立つこととなる。なおこれらの穿孔(3)を後述の目印、指標に形成することにより、その存在は、プレイヤーが打球に際し、打球部位の位置を知らせ確認できることなり、そのための目印、指標の役目を果たし、またバット全体に対してはこれらの穿孔(3)を、各種の模様風に施すことにより、野球用木製バットに興趣あるデザイン性を付与することもできる。
この発明の野球用木製バットは、硬式野球、軟式野球、ソフトボールなどの野球競技に広く使用されるもので、野球用木製バットにおいて、その打球部となる部分に多数の穿孔を開け、その中に合成樹脂材を注入、含浸硬化させることにより、素材の木目の剥離を防ぎ、打球にあたり、ボールの打球に対する打球部の強化を図ることができる野球用木製バットの製法を提供し、またそれによる野球用木製バットを得るものでありその、製法が簡易で効率よく行われ、その素材の木目の剥離を防ぎ、ボールに対する打球部の強化をはかる製法となり、その製品を得ることができる。これによって資材難の野球用木製バットの折損を防止して有効な活用を促し、野球用木製バットの打球部の保護強化に役立つこととなる。なお打球部に設ける穿孔の存在は、プレイヤーが打球に際し、打球部位の位置を知らせ確認できることとなって、その指標、目印の役目を果たし、またバット全体としては穿孔による模様を施すことにより、野球用木製バットに興趣あるデザイン性を付与することとなる。
(A) 野球用木製バット
(1) バット本体
(2) 打球部
(3) 穿孔
(1) バット本体
(2) 打球部
(3) 穿孔
Claims (4)
- 野球用木製バットの打球部となる部分に多数の穿孔を開け、その中に合成樹脂材を注入、含浸硬化させることにより、素材の木目の剥離を防ぎ、打球にあたりボールの打球に対する打球部の強化を図ることを特徴とする野球用木製バットの製法。
- 野球用木製バットの打球部となる部分に多数の穿孔を開け、その中に合成樹脂材を注入、含浸硬化させることにより、木目の剥離を防ぎ、打球にあたりボールの打球に対する打球部の強化を図ることを特徴とする野球用木製バット。
- 打球部に施した穿孔を打球の際の指標、目印に形成したことを特徴とする請求項2記載の野球用木製バット。
- 穿孔を模様状に施したことを特徴とする請求項2記載の野球用木製バット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010136572A JP2011245259A (ja) | 2010-05-28 | 2010-05-28 | 野球用木製バットの製法およびそのバット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010136572A JP2011245259A (ja) | 2010-05-28 | 2010-05-28 | 野球用木製バットの製法およびそのバット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011245259A true JP2011245259A (ja) | 2011-12-08 |
Family
ID=45411232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010136572A Pending JP2011245259A (ja) | 2010-05-28 | 2010-05-28 | 野球用木製バットの製法およびそのバット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011245259A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023120064A (ja) * | 2022-02-17 | 2023-08-29 | 正彦 岸 | 打撃練習具 |
-
2010
- 2010-05-28 JP JP2010136572A patent/JP2011245259A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2023120064A (ja) * | 2022-02-17 | 2023-08-29 | 正彦 岸 | 打撃練習具 |
JP7367094B2 (ja) | 2022-02-17 | 2023-10-23 | 正彦 岸 | 打撃練習具 |
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