JP2011243693A - 積層型熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】インナーフィンとしてウェーブフィンを用いるとともに、1つの流路管内に複数段積層されたインナーフィンを有する積層型熱交換器において、簡素な構成で、複数段積層されたインナーフィンを1枚の金属板を折り曲げることにより形成しつつ、熱交換性能の向上を図る。
【解決手段】インナーフィン33として、流路管長手方向に延びる板部331と、隣り合う板部331間を繋ぐ頂部332とを有し、流路管長手方向に直交する断面形状が波状となるとともに、流路管積層方向から見た際に板部331が長手方向に波形に屈折するウェーブフィンを用い、複数段積層されたインナーフィン33を、1枚の金属板6を、当該金属板6に形成されるとともに流路管長手方向に延びる溝部7を起点に折り返すことにより形成し、ウェーブ深さD[mm]、流路幅L[mm]、フィン板厚t[mm]を、1/2L≦D≦L−tの関係を満たすように設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、熱媒体が流通する流路管と熱交換対象物とが交互に積層された積層型熱交換器に関する。
従来、半導体素子を内蔵した半導体モジュール等の発熱体の放熱を行うために、発熱体を両面から挟持するように流路管を配設して構成される積層型熱交換器が知られている。このような積層型熱交換器では、発熱体と流路管とが交互に積層された構成となっており、積層された複数の流路管は、連通部材によって連通され、冷却媒体が各流路管に流通するよう構成されている。
この種の積層型熱交換器では、連通部材から各流路管に熱媒体が分配される構成になっているため、流路管内の熱媒体の流速が遅くなる。このような流路管内の微小流量域における熱交換性能の向上を図るために、インナーフィンとして、流路管内の熱媒体の混合促進機能を有するウェーブフィンを用い、当該ウェーブフィンを流路管の厚み方向に複数段積層したものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の積層型熱交換器では、1枚の金属板を折り曲げることにより、2段積層されたウェーブフィンを形成している(特許文献1の実施例5参照)。
特開2010−10418号公報
ところで、流路管内の熱媒体の流速が遅くなる積層型熱交換器において、熱交換性能の向上を図るためには、インナーフィンによって流路管内の熱媒体を流路管積層方向(厚み方向)および流路管幅方向に積極的に移動させることが有効である。このためには、ウェーブフィンのウェーブ深さDをなるべく大きくする必要があり、具体的にはウェーブ深さDを流路幅L以上に設定するのが望ましい。
なお、ウェーブ深さDとは、インナーフィンの、流路管積層方向に直交し、かつ、細流路における流路管積層方向の中心部を通る断面における、板部の波形状の振幅方向の寸法をいい、流路幅Lとは、当該断面における隣り合う板部間の流路管幅方向の距離をいう。
しかしながら、上記特許文献1に記載の積層型熱交換器のように、2段積層されたウェーブフィンを1枚の金属板を折り曲げることにより形成する場合、1段目のウェーブフィンと2段目のウェーブフィンとの間に、折り曲げ起点となる溝部を形成する必要がある。このため、上述のように、ウェーブ深さDを流路幅L以上に設定すると、溝部を形成するためのスペースを確保できない可能性がある。この場合には、溝部を形成するための平面部を形成しなければならない。
ここで、ローラ成形では、ウェーブフィンに平面部を設けることが不可能であるため、結果的にプレス成形によりウェーブフィンを形成せざるを得なくなる。また、プレス成形によりウェーブフィンを形成する場合でも、プレス時に金属板が破れる虞があるので、ウェーブフィンを1山または2山ずつ成形するしかなく、平面部の形成時のみ材料送り速度を変更する必要がある。もしくは、プレス成形でウェーブフィンの山部を形成した後に、再度プレスして平面部を形成する方法も考えられるが、いずれにしても、1つのウェーブフィンを成形するための加工時間および加工工程が非常に多くなるという問題がある。
また、ウェーブフィンに平面部を形成すると、当該平面部と流路管の内壁面とにより形成される端部細流路が、ウェーブフィンの山部により形成される細流路よりも流路断面積が大きくなる。これにより、流路管内の熱媒体は、流路断面積の大きい端部細流路に優先的に流れるため、熱交換能力が維持できなくなるという問題もある。
本発明は上記点に鑑みて、インナーフィンとしてウェーブフィンを用いるとともに、1つの流路管内に複数段積層されたインナーフィンを有する積層型熱交換器において、簡素な構成で、複数段積層されたインナーフィンを1枚の金属板を折り曲げることにより形成しつつ、熱交換性能の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、インナーフィン(33)は、流路管(3)の長手方向に延びる板部(331)と、隣り合う板部(331)間を繋ぐ頂部(332)とを有し、長手方向に直交する断面形状が波状となるとともに、積層方向から見た際に板部(331)が長手方向に波形に屈折するウェーブフィンであり、複数段積層されたインナーフィン(33)は、1枚の金属板(6)を、当該金属板(6)に形成されるとともに長手方向に延びる溝部(7)を起点に折り返すことにより形成されており、長手方向および積層方向に対してともに直交する方向を、流路管幅方向とし、インナーフィン(33)の、積層方向に直交し、かつ、細流路(333)における積層方向の中心部を通る断面において、板部(331)の波形状の振幅方向の寸法をウェーブ深さD[mm]、隣り合う板部(331)間の流路管幅方向における距離を流路幅L[mm]とし、板部(331)の板厚をフィン板厚t[mm]としたとき、ウェーブ深さDは、次の数式1
(数1)
1/2L≦D≦L−t
にて示される関係を満たすように設定されていることを特徴としている。
このように、ウェーブ深さDをL−t以下に設定することで、流路管幅方向に隣り合う板部(331)間に溝部(7)を設けることができるので、インナーフィン(33)を成形する際に、溝部(7)を形成するための平面部を設ける必要がなくなる。このため、簡素な構成で、複数段積層されたインナーフィン(33)を1枚の金属板(6)を折り曲げることにより形成することができる。
そして、このように形成された2段のインナーフィン(33)を流路管(3)内に配置すると、インナーフィン(33)の流路管幅方向両端部と流路管(3)の内壁面とにより形成される端部細流路(333a)の流路断面積が、他の細流路(333)の流路断面積とほぼ等しくなる。これにより、流路管(3)内の熱媒体が端部細流路(333a)に優先的に流れることがなくなるので、細流路(333)の1本当たりの熱媒体流量を増加させることができる。したがって、従来のインナーフィンを用いた場合と比較して、熱交換性能をより向上させることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の実施形態に係る積層型熱交換器1を示す正面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の実施形態における2段に積層されたインナーフィン33を形成するための金属板6を示しており、(a)が断面図、(b)が平面図である。 本発明の実施形態におけるインナーフィン33の、流路管積層方向に直交し、かつ、細流路333における流路管積層方向の中心部を通る断面を示す断面図である。 流路管3内の熱媒体の流速と熱伝達率との関係を示す特性図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の一実施形態について図1〜図5に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る積層型熱交換器1を示す正面図である。
図1に示すように、本実施形態の積層型熱交換器1は、熱交換対象物としての複数の電子部品2を両面から冷却するもので、熱媒体を流通させる熱媒体流路30(図2参照)を有する扁平形状の複数の流路管3と、複数の流路管3を連通する連通部材4とを備えている。複数の流路管3は、電子部品2を両面から挟持できるように複数個積層配置されている。
本実施形態では、電子部品2として、IGBT等の半導体素子とダイオードとを内蔵した半導体モジュールを用いている。当該半導体モジュールは、自動車用インバータ、産業機器のモータ駆動インバータ、ビル空調用のエアコンインバータ等に用いるものとすることができる。なお、電子部品2としては、上記半導体モジュール以外にも、例えば、パワートランジスタ、パワーFET、IGBT等を用いることもできる。
図2は、図1のA−A断面図である。図2に示すように、本実施形態の流路管3は、いわゆるドロンカップ構造となっている。すなわち、流路管3は、一対の外殻プレート31を有して構成されており、一対の外殻プレート31の間に熱媒体流路30が形成されている。
流路管3内には、熱媒体流路30を複数の細流路333に分割し、熱媒体と流路管3との伝熱面積を増大させるインナーフィン33が設けられている。本実施形態では、インナーフィン33は、一対の外殻プレート31間、すなわち熱媒体流路30内に、流路管3の積層方向(以下、流路管積層方向という)に2枚重ねて配置されている。このインナーフィン33の詳細については後述する。
図1に戻り、電子部品2は、流路管3の一対の外殻プレート31それぞれに対して2個ずつ設けられている。各外殻プレート31に設けられた2つの電子部品2は、それぞれ熱媒体の流れ方向に直列に配置されている。
また、流路管3の外殻プレート31における長手方向両端部には、外側、すなわち隣り合う他の流路管3側に突出する略円筒状のフランジ部300が形成されている。そして、隣り合う流路管3のフランジ部300同士をろう付けにより接合することにより、複数の流路管3を連通する連通部材4が形成されている。
複数の流路管3のうち積層方向最外側に配置される流路管3を外側流路管3aとしたとき、2つの外側流路管3aのうち一方の外側流路管3aの長手方向両端部には、熱媒体を積層型熱交換器1に導入するための熱媒体導入口401と、熱媒体を積層型熱交換器1から排出するための熱媒体排出口402とがそれぞれ接続されている。熱媒体導入口401および熱媒体排出口402は、ろう付けにより一方の外側流路管3aに接合されている。なお、本実施形態の流路管3、連通部材4、熱媒体導入口401および熱媒体排出口402は、アルミニウム製である。
熱媒体導入口401から導入された熱媒体は、連通部材4を通って流路管3の長手方向(以下、流路管長手方向という)における一方の端部から各流路管3に流入し、それぞれの熱媒体流路30内を他方の端部に向かって流れる。そして、熱媒体は、連通部材4を通って熱媒体排出口402から排出される。このように、熱媒体が熱媒体流路30を流通する間に、電子部品2との間で熱交換を行って、電子部品2を冷却するようになっている。なお、熱媒体としては、本実施形態ではエチレングリコール系の不凍液が混入した水を用いている。
図2に示すように、1つの流路管3内に積層配置された2枚のインナーフィン33として、ウェーブフィンがそれぞれ用いられている。具体的には、インナーフィン33は、流路管長手方向に延びるとともに細流路333を分割する板部331と、隣り合う板部331間を繋ぐ頂部332とを有し、流路管長手方向に直交する断面形状が台形波状に形成されるとともに、流路管積層方向から見た際に板部331が流路管長手方向に三角波形に屈折するように形成されている。
2枚のインナーフィン33の間には、中間プレート等の他の部材が配置されておらず、互いの頂部332が直接接触している。このため、流路管3内には、一対のインナーフィン33のうち一方のインナーフィン33により形成された細流路333と、他方のインナーフィン33により形成された細流路333とが連通する部分が存在する。
図3は本実施形態における2段に積層されたインナーフィン33を形成するための金属板6を示しており、(a)が断面図、(b)が平面図である。
図3に示すように、2段に積層されたインナーフィン33は、1枚の金属板6を折り返すことにより形成されている。すなわち、1枚の金属板6を、第1領域61と第2領域62との2つの領域に分け、それぞれに、平面視において同位相の波形状となるように、凹凸を形成する。さらに、金属板6における第1領域61と第2領域62との間に、流路管長手方向に延びる溝部7を形成する。そして、第1領域61と第2領域62とを溝部7を折り曲げ起点として折り畳み(矢印S)、2段のインナーフィン33の積層体を形成する。なお、溝部7の流路管幅方向の長さ、すなわち第1領域61および第2領域62の配置方向の長さを、溝幅W[mm]とする。
図4は、本実施形態におけるインナーフィン33の、流路管積層方向に直交し、かつ、細流路333における流路管積層方向の中心部を通る断面(以下、中心断面ともいう)を示す断面図である。なお、図4中、実線矢印は熱媒体の流れを示している。
ここで、流路管長手方向および流路管積層方向に対してともに直交する方向を、流路管幅方向とする。また、インナーフィン33の中心断面において、板部331の三角波形状の振幅方向の寸法をウェーブ深さD[mm]とする。すなわち、ウェーブ深さDは、中心断面において、1つの板部331における隣り合う頂点部331a間の流路管幅方向の距離ともいえる。また、インナーフィン33の中心断面において、流路管幅方向に隣り合う板部331間の流路管幅方向における距離を流路幅L[mm]とする。また、インナーフィン33の板部331の板厚をフィン板厚t[mm]とする。
また、インナーフィン33の中心断面において、板部331の三角波形状の屈折角度をウェーブ角度α[°]とする。すなわち、ウェーブ角度αは、中心断面において、1つの板部331における流路管長手方向に隣り合う直線部分331b同士が成す角度ともいえる。また、インナーフィン33の中心断面において、板部331の波形状のピッチをウェーブピッチWP[mm]とする。
本実施形態のように、流路管3内の熱媒体流れが遅い場合においては、ウェーブフィンのウェーブ深さDを流路幅Lの1/2以上に設定しないと、中心断面において、熱媒体が板部331に衝突することなく細流路333を流れてしまい、流路管幅方向の熱媒体流れが形成され難くなるので、充分な混合促進効果が得られないことが、本発明者の実験検討により明らかとなった。
一方、ウェーブ深さDを、流路幅Lから溝幅Wを引いた値より大きくすると、流路管幅方向に隣り合う板部331間に、溝部7を設けることができなくなる。したがって、ウェーブ深さDは、流路幅Lから溝幅Wを引いた値以下に設定する必要がある。
ここで、溝幅Wはフィン板厚t以下に設定されるので、ウェーブ深さDは、以下の数式1にて示される関係を満たすように設定されている。
(数1)
1/2L≦D≦L−t
ウェーブ深さDの最大値をL−tと設定することで、細流路333の1本当たりの混合促進効果が小さくなる。しかしながら、インナーフィン33のウェーブピッチWPを小さくすることにより、ウェーブ角度αが小さくなることを抑制できるため、ウェーブ深さDが最小値である流路幅Lの1/2以上に設定されていれば、混合促進効果の低減を抑制することができる。
さらに、ウェーブ深さDをL−t以下に設定することで、流路管幅方向に隣り合う板部331間に溝部7を設けることができるので、インナーフィン33を成形する際に、溝部7を形成するための平面部を設ける必要がなくなる。このため、簡素な構成で、2段積層されたインナーフィン33を1枚の金属板6を折り曲げることにより形成することができる。その結果、インナーフィン33を、量産性に優れたローラ成形法によって成形することが可能となる。
図5は、流路管3内の熱媒体の流速と熱伝達率との関係を示す特性図である。図5中、実線aは本実施形態のインナーフィン33、すなわちD=L−tに設定したものの測定結果を示している。また、図5中、破線bは従来のインナーフィン、すなわちD=Lに設定するとともに、溝部を形成するための平面部を設けたものの測定結果を示している。
インナーフィン33のウェーブ深さD=L−tに設定し、流路管幅方向に隣り合う板部331間に溝部7を形成することで、2段積層されたインナーフィン33を、1枚の金属板を当該溝部7を起点に折り返すことにより形成することができる。このように形成された2段のインナーフィン33を流路管3内に配置すると、インナーフィン33の流路管幅方向両端部と流路管3の内壁面とにより形成される細流路333(以下、端部細流路333aという)の流路断面積が、他の細流路333の流路断面積とほぼ等しくなる。これにより、流路管3内の熱媒体が端部細流路333aに優先的に流れることがなくなるので、細流路333の1本当たりの熱媒体流量を増加させることができる。
したがって、図4に示すように、本実施形態のインナーフィン33を用いることで、従来のインナーフィンを用いた場合と比較して、熱交換性能をより向上させることが可能となる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、1つの流路管3内にインナーフィン33を2段積層配置した例について説明したが、これに限らず、1つの流路管3内にインナーフィン33を3段以上積層配置してもよい。
2 電子部品(熱交換対象物)
3 流路管
4 連通部材
6 金属板
7 溝部
30 熱媒体流路
33 インナーフィン
331 板部
332 頂部
333 細流路

Claims (1)

  1. 熱媒体が流通する熱媒体流路(30)を有する複数の流路管(3)と、
    前記複数の流路管(3)を連通する連通部材(4)とを備え、
    前記複数の流路管(3)は、前記流路管(3)と交互に配置される熱交換対象物(2)を両面から挟持できるように積層配置されており、
    前記流路管(3)内に、前記熱媒体流路(30)を複数の細流路(333)に分割するとともに、前記熱媒体と前記流路管(3)との伝熱面積を増大させるインナーフィン(33)が、前記流路管(3)の積層方向に複数段積層されている積層型熱交換器であって、
    前記インナーフィン(33)は、前記流路管(3)の長手方向に延びる板部(331)と、隣り合う前記板部(331)間を繋ぐ頂部(332)とを有し、前記長手方向に直交する断面形状が波状となるとともに、前記積層方向から見た際に前記板部(331)が前記長手方向に波形に屈折するウェーブフィンであり、
    複数段積層された前記インナーフィン(33)は、1枚の金属板(6)を、当該金属板(6)に形成されるとともに前記長手方向に延びる溝部(7)を起点に折り返すことにより形成されており、
    前記長手方向および前記積層方向に対してともに直交する方向を、流路管幅方向とし、
    前記インナーフィン(33)の、前記積層方向に直交し、かつ、前記細流路(333)における前記積層方向の中心部を通る断面において、前記板部(331)の波形状の振幅方向の寸法をウェーブ深さD[mm]、隣り合う前記板部(331)間の前記流路管幅方向における距離を流路幅L[mm]とし、前記板部(331)の板厚をフィン板厚t[mm]としたとき、前記ウェーブ深さDは、次の数式1
    (数1)
    1/2L≦D≦L−t
    にて示される関係を満たすように設定されていることを特徴とする積層型熱交換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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