JP2011241171A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】基剤安定性が良好で、塗布後の肌のなめらかさ、やわらかさに優れた皮膚外用剤の提供。
【解決手段】(a)一般式(I)で示される高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン性界面活性剤を0.02〜5.0質量%と、(b)一般式(II)で示されるブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルを0.01〜10質量%と、を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
Figure 2011241171

(式中、Rは炭素数20以上の飽和分岐アルキル基、mは11〜15を、nは15〜30の数を示す。)式(II):Z−{O−[(AO)−(EO)]−R}(式中、Zは、ダイマージオールから水酸基を除いた残基、EOはオキシエチレン基、AOはオキシアルキレン基である。aおよびbは、平均付加モル数である。Rは、同一もしくは異なってもよい炭素数1〜4の炭化水素基である。)
【選択図】なし

Description

本発明は皮膚外用剤、特にその安定性及び使用感触(塗布後の肌のなめらかさ、やわらかさ)の改善に関する。
皮膚外用剤には化粧水、乳液、クリーム等様々な剤形があり、なかでも化粧水は基礎化粧料には欠かせないアイテムの一つとなっている。化粧水には水や保湿成分の水溶性物質以外に、香料、油分、油溶性薬剤等の非水溶性物質を安定配合させるために界面活性剤を用いた基剤安定技術(可溶化技術)が種々提案されている(例えば特許文献1及び2参照)。
しかし、このような従来の界面活性剤は、種類の選定、または相当量の配合によって基剤安定性の向上は望めるものの、その配合によってべたつきなどの使用感触の問題が生じていた。
このような界面活性剤によるべたつきの問題を解決する技術として、四級アンモニウム塩であるトリメチルグリシンを化粧品へ配合する方法が提案されている(例えば特許文献3参照)。しかしながらトリメチルグリシンを配合した化粧品は「べたつき感」に関しては向上するものの、その存在により「粉っぽい使用感」が生じてしまう傾向があった。これに関しては、ムコ多糖と、キサンタンガム等のガム質と、トリメチルグリシンとを組み合わせて用いることにより「べたつき感」を防止する方法も提案されているが(例えば特許文献4参照)、この方法には、保湿剤を高配合すると使用感触が悪化してしまうという問題があった。
これらの問題に対し、基剤安定性が高く、使用感触の優れた両親媒性物質であるアルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルの配合による解決が提案されている(例えば特許文献5参照)。同物質は、優れた可溶化能のみならず、特に肌へののび、べたつき感のなさ、みずみずしさ、保湿効果感といった好ましい使用感触を発揮することが明らかとなっている。
特開2001−302443号公報 特開2005−47871号公報 特開平6−293625号公報 特開平9−293625号公報 特開2009−29909号公報
しかしながら、前記アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルの配合だけでは、皮膚外用剤を使用した後の肌に十分ななめらかさ及びやわらかさを与えることはできなかった。
一般的になめらかさ及びやわらかさの使用感触を与える方法としては、保湿剤及び油分を配合する方法が知られている。しかしながらこの方法では、特に化粧水の場合、多量に配合すると基剤安定性が悪化し、それを解決するために界面活性剤などの成分を配合すると上記のようにべたつきを生じてしまう。
本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、化粧水などの皮膚外用剤において、基剤安定性が良好で、且つ使用感触、特に塗布後の肌のなめらかさ、やわらかさに優れる皮膚外用剤を提供することにある。
本発明者等が前記課題に鑑み鋭意研究した結果、高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン界面活性剤と、さらに特定構造のブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルを配合すると、基剤安定性が良好で、且つ使用感触、特に塗布後の肌のなめらかさ、やわらかさに優れる皮膚外用剤が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明にかかる皮膚外用剤は、(a)下記一般式(I)で示される高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン性界面活性剤を0.02〜5.0質量%と、
(b)下記一般式(II)で示されるブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルを0.01〜10質量%と、
を含有することを特徴とする。
Figure 2011241171
(式中、Rは炭素数20以上の脂肪族飽和分岐アルキル基、mはオキシプロピレン基の平均付加モル数で11〜15(但し、高級飽和分岐鎖アルコール母核とあわせた分子量が930以上のポリオキシプロピレン付加物を示す。)の数を示し、nはポリオキシエチレン基の平均付加モル数で15〜30の数を示す。)
(化2)
Z−{O−[(AO)−(EO)]−R} (II)

(式中、Zは、ダイマージオールから水酸基を除いた残基、EOはオキシエチレン基、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、これらの付加形態はブロック状である。aおよびbは、各々前記オキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦2×a≦150、1≦2×b≦150であり、炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は10〜99質量%である。Rは、同一もしくは異なってもよい炭素数1〜4の炭化水素基である。)
また、前記皮膚外用剤において、上記一般式(I)において、mが12〜14の数、nが18〜26の数、Rが2−デシルテトラデシル基であることが好適である。
本発明にかかる高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン界面活性剤と、さらに特定構造のブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルを配合することにより、化粧水などの皮膚外用剤において、基剤安定性が良好で、且つ使用感触、特に塗布後の肌のなめらかさ、やわらかさを付与することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について詳述する。
本発明にかかる皮膚外用剤は、(a)高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる特定構造の非イオン性界面活性剤と、(b)特定構造のブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルを含有するものである。まず、各成分について説明する。
(a)高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン性界面活性剤
本発明に用いられる高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン性界面活性剤は、下記一般式(I)で表される。
Figure 2011241171
上記一般式(I)において、Rは炭素数20以上の脂肪族飽和分岐アルキル基である。炭素数が20より少ないものを使用すると、製剤安定性が不十分となる場合がある。このようなRの具体例としては、例えば、2−オクチルドデシル基、2−オクチルテトラデシル基、2−オクチルヘキサデシル基、2−オクチルオクチルデシル基、2−デシルドデシル基、2−デシルテトラデシル基、2−デシルヘキサデシル基、2−ドデシルテトラデシル基、2−ドデシルヘキサデシル基等が挙げられ、本発明においては特に2−デシルテトラデシル基が好適である。
mはオキシプロピレン基の平均付加モル数であり、11〜15、好ましくは12〜14の数を示す。mが15を超えると製剤安定性が不十分となる場合がある。
nはオキシエチレン基の平均付加モル数であり、15〜30、好ましくは18〜26の数を示す。nが15未満又は30を超えると、製剤安定性が不十分となる場合がある。
また、オキシプロピレン基は、高級飽和分岐鎖アルコール母核とあわせた分子量が930以上となるように付加されている。
上記構造を有する(a)成分は、1種又は2種以上を任意に組み合わせて配合することが可能であり、本発明においては、特に、EO(24)PO(13)デシルテトラデシルエーテルを含むことが好適である。
また、本発明にかかる皮膚外用剤における上記(a)成分の配合量は、組成物全体に対して、合計で0.02〜5.0質量%、好ましくは0.05〜3.0質量%である。前記配合量が0.02質量%未満であると製剤安定性が低下し、5.0質量%を超えると肌へのなじみが悪くなる傾向がある。
(b)ブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテル
本発明に用いられるブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルは、下記一般式(II)で表される。
(化4)
Z−{O−[(AO)−(EO)]−R} (II)

上記一般式(II)において、Zはダイマージオールから水酸基を除いた残基、EOはオキシエチレン基である。AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、例として、オキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシイソブチレン基、オキシt−ブチレン基などが挙げられる。本発明において好ましくは、オキシプロピレン基、オキシブチレン基、さらに好ましくはオキシブチレン基である。また、これらの付加形態はブロック状である。
aおよびbは、各々前記オキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦2×a≦150、1≦2×b≦150である。好ましくは2≦2×a≦70、5≦2×b≦120であり、より好ましくは2≦2×a≦50、10≦2×b≦100である。2×aが0であると使用感触に劣る傾向があり、150を超えると保湿効果感に劣る傾向がある。また2×bが0であると保湿効果や肌荒れ改善効果に劣る傾向にあり、さらに界面活性剤として機能せず、150を超えるとべたつき感が生じる傾向にある。
前記式(II)中のAOとEOの合計に対するEOの割合は10〜99質量%であり、好ましくは20〜70質量%である。10質量%より小さいと保湿効果感に劣る傾向にある。
また、オキシエチレン基と炭素数3〜4のオキシアルキレン基の付加形態はブロック状である。ランダム状であると界面活性剤として機能せず、基材安定性が不良になる。付加順序はダイマージオールに対して、AO、EOの順で結合しているのが好ましい。
Rは、炭素数1〜4の炭化水素基である。べたつきの原因となる末端の水酸基をアルキルエーテル化することで、皮膚とのなじみが向上し、良好な使用感をもたらす。炭化水素基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基およびこれらの混合基などが挙げられる。本発明においては、メチル基、エチル基であることが好ましい。炭素数が5より大きいと、保湿効果感が劣る傾向にある。
上記一般式(II)で示される特定構造のブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルにおいて、Zは、ダイマージオールから水酸基を除いた残基である。ここで、ダイマージオールとは、ダイマー酸を還元して得られるジオールである。ダイマージオールは、みずみずしさや基材の安定性を付与するのに必須な成分である。
本発明に用いられるダイマージオールの原料となるダイマー酸は、例えば、不飽和脂肪酸又はその低級アルコールエステルを重合することによって得られる二量体である。具体的にはオレイン酸、リノール酸、リノレイン酸等の不飽和脂肪酸又はこれらの低級アルコールのエステルをディールス・アルダー反応のような熱重合により反応させる方法又はその他の反応方法によって合成できる。生成したダイマー酸中に本発明の効果を損なわない範囲であれば未反応の脂肪酸が残っていても構わない。
ダイマー酸としては、炭素数12〜24の不飽和脂肪酸又はその低級アルコールエステルを二量化したものが好ましい。この場合、Zは炭素数24〜48のダイマージオール残基となる。このような不飽和脂肪酸としては、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、エライジン酸、バクセン酸、ガドレイン酸、エルカ酸、ネルボン酸、リノール酸、リノレイン酸及びこれらの炭素数1〜3の低級アルコールエステルなどが挙げられるが、好ましくは、炭素数18の不飽和脂肪酸であり、オレイン酸又はリノール酸もしくはその低級アルコールエステルが特に好ましい。また、二量化した後に、残存する不飽和二重結合を水素添加したダイマー酸を用いてもよい。
ダイマージオールは、動物油脂由来及び植物油脂由来のものが流通しており、本発明ではいずれを使用することもできるが、植物油脂由来のものがより好ましい。このようなダイマージオールとしては、コグニス・ジャパン社製Sovermol 908、ユニケマ社製PRIPOL 2033、東亞合成(株)製ペスポールHP−1000などが例示できる。
本発明に用いられる上記(b)成分としては、具体的には、例えば、POB(25)POE(34)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(25)POE(35)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(4)POE(13)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(25)POE(52)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(18)POE(41)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(15)POE(44)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(18)POE(41)ジエチルダイマージオールエーテル、POB(18)POE(41)ジプロピルダイマージオールエーテル、POB(18)POE(41)ジブチルダイマージオールエーテル、POB(11)POE(30)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(15)POE(45)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(18)POE(50)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(21)POE(56)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(12)POE(50)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(18)POE(61)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(3)POE(40)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(6)POE(82)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(40)POE(120)ジメチルダイマージオールエーテル、POB(100)POE(40)ジメチルダイマージオールエーテル、POE(35)POP(30)ジメチルダイマージオールエーテル、POE(52)POP(30)ジメチルダイマージオールエーテル等が挙げられる。
なお、上記POE、POP、POBは、それぞれポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレンの略であり、以下、このように略して記載することがある。また、上記POE、POP、POBの付加モル数は、それぞれ分子中の総付加モル数であり、すなわち、2×a、2×bの値として表記している。
上記一般式(II)で示される特定構造のブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルは、公知の方法で製造することができる。例えば、ダイマージオールに、炭素数3〜4のアルキレンオキシド、エチレンオキシドを順に付加重合した後、ハロゲン化アルキルをアルカリ触媒の存在下にエーテル反応させることによって得られる。
本発明にかかる皮膚外用剤において、上記特定構造のブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルは、通常、組成物全体に対して、0.01〜30質量%、好ましくは0.01〜10質量%配合される。0.01質量%未満では配合による効果の発現が十分ではない場合があり、また10質量%を超えると、使用後にべたつき感を生じる場合がある。
本発明の皮膚外用剤は上記必須成分(a)及び(b)の他、通常化粧品や医薬部外品に用いられる成分を適宜配合し、常法に従って製造することができる。以下に配合可能成分として、保湿剤、粉末成分、油分(液体油脂、固体油脂、ロウ類、炭化水素、高級アルコール、合成エステル油、シリコーン油)、界面活性剤(カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、親油性非イオン性界面活性剤、親水性非イオン性界面活性剤)、水溶性高分子(天然、半合成、合成)、増粘剤、紫外線吸収剤、低級アルコール、多価アルコール、単糖、オリゴ糖、有機アミン、アルキレンオキシド誘導体、金属イオン封鎖剤、酸化防止助剤、その他の成分を具体的に列挙するが、これらは単なる一例であり、本発明の配合成分を限定するものではない。
保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
粉末成分としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、チタン酸鉄等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ロウ類としては、例えば、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、オゾケライト、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
合成エステル油としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
シリコーン油としては、例えば、鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等);環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)、アクリルシリコーン類等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE−ラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE−ステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POE−アルキルエーテルカルボン酸;POE−アルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POE−アルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。
親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリンポリグリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α'−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE−ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステアレート等);POE−グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOE−モノオレエート等);POE−脂肪酸エステル類(例えば、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POE−アルキルエーテル類(例えば、POE−ラウリルエーテル、POE−オレイルエーテル、POE−ステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP−アルキルエーテル類(例えば、POE・POP−セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等);テトラPOE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE−ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等);POE−ミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POE−ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POE−プロピレングリコール脂肪酸エステル;POE−アルキルアミン;POE−脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
天然の水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例えば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等が挙げられる。
半合成の水溶性高分子としては、例えば、デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等が挙げられる。
合成の水溶性高分子としては、例えば、ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、アラビアガム、カラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PVA、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト、ケイ酸A1Mg(ビーガム)、ラポナイト、無水ケイ酸等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、安息香酸系紫外線吸収剤(例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル等);アントラニル酸系紫外線吸収剤(例えば、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等);サリチル酸系紫外線吸収剤(例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等);桂皮酸系紫外線吸収剤(例えば、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル-ジパラメトキシシンナメート等);ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル-ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等);3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール;2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン;5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン等が挙げられる。
低級アルコールとしては、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール等が挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6−ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE−テトラハイドロフルフリルアルコール;POP−ブチルエーテル;POP・POE−ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテルリン酸;POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。
単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、D−グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等);四炭糖(例えば、D−エリトロース、D−エリトルロース、D−トレオース、エリスリトール等);五炭糖(例えば、L−アラビノース、D−キシロース、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボース、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロース等);六炭糖(例えば、D−グルコース、D−タロース、D−ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等);七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロース等);八炭糖(例えば、オクツロース等);デオキシ糖(例えば、2−デオキシ−D−リボース、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マンノース等);アミノ糖(例えば、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等);ウロン酸(例えば、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等)等が挙げられる。
オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、グンチアノース、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオースベルバスコース類等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム) 、アシルグルタミン酸塩、アシルβ−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル-1-プロパノール等が挙げられる。
アルキレンオキシド誘導体としては、例えば、POE(9)POP(2)ジメチルエーテル、POE(14)POP(7)ジメチルエーテル、POE(10)POP(10)ジメチルエーテル、POE(6)POP(14)ジメチルエーテル、POE(15)POP(5)ジメチルエーテル、POE(25)POP(25)ジメチルエーテル、POE(7)POP(12)ジメチルエーテル、POE(22)POP(40)ジメチルエーテル、POE(35)POP(40)ジメチルエーテル、POE(50)POP(40)ジメチルエーテル、POE(55)POP(30)ジメチルエーテル、POE(30)POP(34)ジメチルエーテル、POE(25)POP(30)ジメチルエーテル、POE(27)POP(14)ジメチルエーテル、POE(55)POP(28)ジメチルエーテル、POE(36)POP(41)ジメチルエーテル、POE(7)POP(12)ジメチルエーテル、POE(17)POP(4)ジメチルエーテル等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
その他の配合可能成分としては、例えば、防腐剤(エチルパラベン、ブチルパラベン等);美白剤(例えば、胎盤抽出物、ユキノシタ抽出物、アルブチン等);血行促進剤(ニコチン酸、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸トコフェロール、ニコチン酸β−ブトキシエステル、ミノキシジル又はその類縁体、ビタミンE類、γ−オリザノール、アルコキシカルボニルピリジンN−オキシド、塩化カルプロニウム、及びアセチルコリン又はその誘導体等);各種抽出物(例えば、ショウガ、オウバク、オウレン、シコン、バーチ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキョウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、ボタン、海藻等)、賦活剤(例えば、パンテニールエチルエーテル、ニコチン酸アミド、ビオチン、パントテン酸、ローヤルゼリー、コレステロール誘導体等);抗脂漏剤(例えば、ピリドキシン類、チアントール等)等が挙げられる。
また、本発明の皮膚外用剤の剤形は任意であり、溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、水−油二層系、水−油−粉末三層系、ローション、ジェル、ミスト、スプレー、ムース、ロールオン、スティック等、どのような剤形でも構わない。
以下に実施例をあげて本発明を更に具体的に説明する。なお、本発明はこれによって限定されるものではない。配合量については特に断りのない限り質量%を示す。
最初に、本発明に用いた評価方法について説明する。
評価(1):基剤安定性
各試験例の皮膚外用剤(化粧水)について、製造直後透明ガラス瓶に充填し50℃で4週間放置後、以下の基準に基づいて、目視観察により基剤安定性の評価を行なった。
<評価基準>
○:無色透明
△:微濁
×:白濁または分離
評価(2):使用後の肌のなめらかさ
使用後の肌のなめらかさについて、専門パネル10名により各々の試験例の実使用試験を実施した。評価基準は以下の通りである。
◎…パネル8名以上が、使用後肌になめらかさがあると認めた。
○…パネル6名以上8名未満が、使用後肌になめらかさがあると認めた。
△…パネル3名以上6名未満が、使用後肌になめらかさがあると認めた。
×…パネル3名未満が、使用後肌になめらかさがあると認めた。
評価(3):使用後の肌のやわらかさ
使用後の肌のやわらかさについて、専門パネル10名により各々の試験例の実使用試験を実施した。評価基準は以下の通りである。
◎…パネル8名以上が、使用後肌がやわらかいと認めた。
○…パネル6名以上8名未満が、使用後肌がやわらかいと認めた。
△…パネル3名以上6名未満が、使用後肌がやわらかいと認めた。
×…パネル3名未満が、使用後肌がやわらかいと認めた。
つづいて、本実施例に用いたアルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルの合成方法を示す。なお、オキシアルキレン基及びオキシエチレン基の付加モル数については、それぞれ2×a,2×bの値として表記する。
化合物1:POB(18モル)POE(41モル)ジメチルダイマージオールエーテル
Z−{O−[(AO)−(EO)]−R}2
(Z;炭素数36のダイマージオール(リノール酸由来)残基、AO;オキシブチレン基、2×a=18、2×b=41、R=メチル基、EO/(AO+EO)=58.2質量%)
ダイマージオール270g(0.50モル、商品名:コグニス・ジャパン(株)製Sovermol 908、リノール酸由来のダイマージオール)と水酸化カリウム6.0gをオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら140℃にて触媒を完全に溶解させた。引き続き、120℃、0.2〜0.5MPa(ゲージ圧)にて、滴下装置よりブチレンオキシド650gを滴下させ、3時間撹拌した。続いて120℃、0.2〜0.5MPa(ゲージ圧)にて滴下装置よりオキシエチレン905gを滴下させ、2時間攪拌した。次に、水酸化カリウム100gを仕込み、系内を乾燥窒素で置換した後、塩化メチル60gを温度80〜130℃、0.3MPa(ゲージ圧)にて圧入し6時間反応させた。その後オートクレーブより反応物を取り出し、塩酸で中和してpH6〜7とし、含有する水分を100℃で1時間処理することで除去した。さらに処理後生成した塩を除去するためにろ過を行い、化合物1を得た。
以上の合成例に準じて、本発明者らは下記表1に示す化合物1〜5,及び比較化合物1〜6を製造した。
Figure 2011241171
下記表2に記載の配合組成からなる各実施例及び比較例の皮膚外用剤(化粧水)を常法により製造し、上記評価(1)〜(3)について評価試験を行った。
Figure 2011241171
表2に示されるように、高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン性界面活性剤を配合した実施例1−1は、基剤安定性及び使用感(なめらかさ、やわらかさ)のいずれの評価も優れたものであった。
一方、前記成分に代えて、なめらかさややわらかさを付与するために従来用いられてきた他の成分(保湿剤及び油分)を配合した比較例1−1〜1〜3では、使用感が実施例1−1に比べて不十分であった。またこれらの成分を配合しなかった比較例1−4においても、使用後になめらかさややわらかさは感じられなかった。
したがって、本発明においては、特定構造の高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン性界面活性剤の配合が好適である。
また、下記表3に記載の配合組成からなる各実施例及び比較例の皮膚外用剤(化粧水)を常法により製造し、上記評価(1)〜(3)について評価試験を行った。
Figure 2011241171
表3に示されるように、高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン性界面活性剤を用いた実施例2−1に比べ、他のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン型、又はポリオキシエチレン型の非イオン性界面活性剤(あるいは両親媒性物質)を用いた比較例2−1〜2−4は、基剤安定性は同様に良好であったが、なめらかさ及びやわらかさの点では劣っていた。
したがって、本発明においては、特定構造の高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン性界面活性剤の配合が好適である。
つづいて、本発明者らは、前述のように製造した化合物1〜6、及び比較化合物1〜6を用い、下記表4及び表5に記載の配合組成からなる各実施例及び比較例の皮膚外用剤(化粧水)を常法により製造し、上記の評価(1)〜(3)について評価試験を行なった。
Figure 2011241171
Figure 2011241171
表4に示されるように、高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン界面活性剤、及び特定構造のブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテル(化合物1〜5)を配合した実施例1〜5は、(1)〜(3)のいずれの評価においても優れているものであった。
これに対して表5に示されるように、高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン界面活性剤と、オキシエチレン基のみ(比較化合物1)、またはオキシブチレン基のみ(比較化合物2)、および両末端が水素の化合物(比較化合物3)を用いた比較例2〜4では、使用後のなめらかさ、やわらかさが十分ではない。両末端が炭素数6の炭化水素基の化合物(比較化合物4)を用いた比較例5では、使用後のなめらかさが十分でなかった。また、アルキレンオキシド/エチレンオキシドの結合形態がランダム型の化合物(比較化合物5)を用いた比較例6では、基剤安定性が十分ではなく、ダイマージオール骨格を有さない化合物(比較化合物6)を用いた比較例7では、特に使用後のなめらかさが十分ではなかった。高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン界面活性剤を配合せず、比較化合物2のみ配合した比較例8では、基剤安定性、使用後のなめらかさ、やわらかさ、いずれも十分ではなかった。
また、特定構造の高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン界面活性剤を配合しなかった比較例1と、特定構造のブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルを配合しなかった比較例9の結果に対する実施例1の結果の検討から、前記成分のどちらかでは使用感(なめらかさ、やわらかさ)を付与することができず、両者の配合によってはじめて顕著な使用感を達成できることが明らかである。
以下に本発明の皮膚外用剤の処方例を挙げるが、本発明の技術範囲はこれらにより限定されるものではない。得られた皮膚外用剤は、基剤安定性が良好で、且つ使用感触、特に塗布後の肌のなめらかさ、やわらかさに優れる皮膚外用剤が得られるものであった。
処方例1 乳液
スクワラン 5.0 質量%
オレイルオレート 2.0
ワセリン 2.0
EO(24)PO(13)デシルテトラデシルエーテル 5.0
POB(15)POE(44)ジメチルダイマージオールエーテル 0.01
(炭素数36ダイマージオール)
月見草油 0.1
香料 0.05
防腐剤 0.3
1,3ブチレングリコール 2.5
POE(14)POP(7)ジメチルエーテル
(ランダムポリマー) 1.5
エタノール 5.0
カルボキシビニルポリマー 0.3
水酸化カリウム 0.1
L−アルギニンL−アスパラギン酸塩 0.01
エデト酸塩 0.05
精製水 残 余
処方例2 ローションマスク
エタノール 3.0 質量%
EO(24)PO(13)デシルテトラデシルエーテル 0.02
POE(52)POP(30)ジメチルダイマージオールエーテル 10.0
(炭素数36ダイマージオール)
乳酸メンチル 0.002
防腐剤 適 量
香料 0.2
バーチ抽出液 0.5
苛性カリ 適 量
精製水 残 余

Claims (2)

  1. (a)下記一般式(I)で示される高級飽和分岐鎖アルコールのポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレン付加物よりなる非イオン性界面活性剤を0.02〜5.0質量%と、
    (b)下記一般式(II)で示されるブロック型アルキレンオキシド/エチレンオキシド−ダイマージオールエーテルを0.01〜10質量%と、
    を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
    Figure 2011241171
    (式中、Rは炭素数20以上の脂肪族飽和分岐アルキル基、mはオキシプロピレン基の平均付加モル数で11〜15(但し、高級飽和分岐鎖アルコール母核とあわせた分子量が930以上のポリオキシプロピレン付加物を示す。)の数を示し、nはポリオキシエチレン基の平均付加モル数で15〜30の数を示す。)
    (化2)
    Z−{O−[(AO)−(EO)]−R} (II)

    (式中、Zは、ダイマージオールから水酸基を除いた残基、EOはオキシエチレン基、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、これらの付加形態はブロック状である。aおよびbは、各々前記オキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦2×a≦150、1≦2×b≦150であり、炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は10〜99質量%である。Rは、同一もしくは異なってもよい炭素数1〜4の炭化水素基である。)
  2. 上記一般式(I)において、mが12〜14の数、nが18〜26の数、Rが2−デシルテトラデシル基であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019055918A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 日油株式会社 油性メイクアップ化粧料

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